天海祐希がサザエさんを演じる実写版「サザエさん」SPドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」に、松井玲奈が20年後の早川(31歳)役で出演することが分かった。今年10月にTVアニメ放送50周年を迎え、いつの時代も日曜の日本を笑顔にし続けてきた磯野家。本ドラマでは、豪華俳優陣を迎え、アニメの世界から“20年後”を舞台にオリジナルストーリーで描かれる。このほど出演が決定した松井さんが演じるのは、かもめ第三小学校でカツオのクラスメートであり、花子とかおりと仲良しの早川。20年後もあの頃の絆は変わらず。いまなお早川は、洋食店でシェフをしているカツオ(濱田岳)や、おしとやかで献身的な女性となった花子(森矢カンナ)、読者モデルをしながら夢を追いかけるかおり(黒川智花)と仲が良く、たまにカツオの洋食店に集まっては親交を深めている。また、彼女はみんなより一足早く結婚し、いまは幸せいっぱいの専業主婦に。花子やかおりがカツオの料理をつまみに酒を飲んで盛り上がる中、相変わらず優しい早川は、ソフトドリンクを飲みながら周りの悩みに耳を傾け、そして遅くなる前に夫に夕飯を作るべく、しとやかに帰って行く――。そんな松井さんについて、企画・プロデュース担当者は「多彩な文化的素養をお持ちの松井さんに重なる部分が多くあると感じました」「どことなく面長な顔立ちに、早川さんの面影を感じました」とオファー理由を回答。一方、演じる松井さんも「“20年後?”と驚きが大きかったですが、面長の顔立ちはどこか似ているところがあるのかなとも思いました」とコメント。撮影については「かおりちゃんに翻弄(ほんろう)されながらの撮影でした。3人の意外な一面が見られるシーンができ上がっているのでは、と思います」と見どころを語っている。フジテレビ開局60周年記念アニメ「サザエさん」放送50周年記念スペシャルドラマ企画「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」は11月24日(日)20時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年11月05日開催中の「第32回東京国際映画祭」で4日、映画『帰郷』の舞台挨拶が行われ、主演の仲代達矢をはじめ、常盤貴子、北村一輝、田中美里、杉田成道監督が登壇した。同作は、フランス・カンヌMIPCOMでアジアの作品として初めてワールドプレミアに選出された史上初の8K時代劇。作家・藤沢周平が一人の老渡世人の姿を描いた傑作短編を、仲代達矢をはじめとする豪華キャストで映像化した。舞台挨拶では、国内外を含めた映画界への貢献が目覚ましい人に贈られる同映画祭の特別功労賞に選出された仲代の授賞式も行われ、トロフィーを受け取った仲代は「こんな素敵な立派な賞をいただき、長い間70年近く役者をやっていて本当によかったと思います」と喜び、「ありがとうございます」と感謝した。そして、この日の『帰郷』の上映を客席で見ていたという仲代は「自分が出ていながら感動を覚えました。長い間、何十本となく時代劇はやってきましたが、出演した私が感動を覚えたということは、今までやったことがない時代劇だと思います。杉田監督、スタッフ、共演者のみなさんの素晴らしい力だと思っています」と太鼓判。また、「ヤクザの晩年を描いた作品です。私もそろそろ役者の晩年を通りすぎ、そういう状況です。それゆえに共感を持ったと思います。ちょっと涙がこぼれました」と打ち明けた。仲代の娘役を演じた常盤は「圧倒的な存在感でいらっしゃるので、それはそれは震える思いというか、最初は怖くて『どうしよう』って久々に…初めてくらい震えました」と振り返り、「でも仲代さんが優しくしてくださって、温かいまなざし包み込んでくださったので、ドンといかないと逆に失礼だと思って、私のできる限り、頑張って頑張って飛び込んでいかせていただきました」と語った。仲代の若き日を演じた北村は、「以前、親子の役を演じる幸せに恵まれて、今回また若かりし頃をさせていただく、こんな役者冥利なことはありません」と仲代との再共演に感激。「プレッシャーもすごかったんです。仲代さんの昔の映画を観て、どういう風にしゃべればいいんだろうとか」と打ち明けつつ、「こういう幸せな機会をいただいたこと、そしてここに立っているということを幸せに感じています」としみじみと語った。
2019年11月04日NGT48の早川麻依子支配人がTwitterで第三者委員会の報告書と食い違うような内容のツイートを投稿したことで再び物議を醸し、ファンの不信感をあおってる。問題とされている早川氏のツイートは、山口真帆(23)の暴行事件が発覚した際に浮上したメンバーとファンとの“つながり”についてのもの。5月26日、早川氏は《報告書に出ている、具体的に名前が挙がった12人》について「人から聞いた」「つながっていると思う」といったものだとし、《曖昧な話ばかり》と投稿。さらに《処分しようにも全く証拠がありません》とメンバーの潔白を主張した。ところが同ツイートには疑問の声が上がった。というのも3月21日にNGT48の公式ホームページにアップされた「第三者委員会調査報告書」の冒頭部でAKSは“つながりがあった”と認め、こう反省している。《責任を問われるべきなのは、組織運営に問題があり、スタッフ及びメンバーに対して、事前に明確な基準を示して適切な指導ができていなかった当社であることから、今までのNGT48内での私的領域におけるファンとのつながりを含め、風紀の乱れ全般は、今回は不問に致します》さらに同書の21ページでは“つながり”について《本件調査の中で,「噂」レベルではなく,具体的な事実として垣間見ることができた》と明かされている。例えば被疑者の1人と思われる男性と他メンバーの行動に関する内容を話すメンバーがいたり、もう1人の被疑者に山口の家に行くことについて相談していたメンバーがいたことなどを列挙していた。そのためTwitterでは、困惑する声が上がっている。《第三者委員会で繋がりは認められていましたよね?》《もう『第三者委員会』の調査自体信用に値しないという事を言っているのと同じなんですけど》《第三者委員会と食い違う発言は信憑性ゼロの火に油》早川氏はTwitter始動当初、《メンバーを預かる支配人として、違うことは違うと、NGT48のメンバーのために発信していきたいと思います》とツイートしていた。しかし投稿のたびに厳しい声が上がっている。
2019年05月28日NGT48劇場支配人・早川麻依子氏が25日、ツイッターを通じ、「12/8に起こった暴行事件に加担したメンバーはおりません」と報告した。24日に個人名義のツイッターを開設した早川氏。暴行被害を受けた山口真帆の名前は出さなかったものの、「被害を受けたにも関わらずしっかりとケアをしてあげられなかったメンバー、そして辛い思いのまま卒業してしまったメンバーには本当に申し訳ないと思っています」と謝罪の気持ちを示し、「メンバーを預かる支配人として、違うことは違うと、NGT48のメンバーのために発信していきたいと思います」「『あくまで噂は噂であって、真実ではない』ということを少しでもご理解して頂ける場になればと思っています」とツイッターの開設理由を明かしていた。その後、24日から25日にかけての深夜には、以下を投稿。「違うことは違うと直接説明したがっていたメンバーの話を3人に聞いてもらう機会をつくることは叶いませんでした。私がちゃんと話をする場を設けてることができていたなら、違う結果になっていたかもしれない。。。自分の力不足を痛感しています」「私が3人のメンバーにできたことは、本人達が望む形にできる限り近い卒業公演の舞台を準備したことだけでした。そんな自分が情けないです。。。」「後悔や無念もたくさんありますが、これからのNGT48のためにメンバーやスタッフと共に進んでいきたいと思います!!」さらに、「12/8に起こった暴行事件に加担したメンバーはおりません」と断言し、「警察で事情聴取を受けたメンバーは、捜査協力のため事情聴取を任意で受け、自ら携帯を提出しましたが、関与はなかったと認められています」「被害届を本人の意思に反して会社が取り下げることは法律上できません。またそれを指示した事実もありません。なぜ不起訴になったかは、被害者かその家族でなければ検察からは教えてもらえません」と主張している。
2019年05月25日常盤貴子主演の日曜劇場「グッドワイフ」もいよいよ終盤。3月10日放送の第9話は、壮一郎を陥れた“真犯人”が明かされたかと思えば、杏子に対する壮一郎の“裏切り”、そして“復讐”と怒涛の展開が続くなか、常盤さんの迫真の演技に賞賛が集まっている。東京地検特捜部長の夫・壮一郎(唐沢寿明)が汚職で逮捕、不倫スキャンダルも発覚、杏子の司法修習生時代の同期で彼女に想いを寄せ続ける神山多田法律事務所の代表・多田征大(小泉孝太郎)の計らいで16年ぶりに弁護士に復帰した蓮見杏子(常盤さん)が、新人弁護士・朝飛光太郎(北村匠海)と1つの採用枠を争いながら、パラリーガルで壮一郎の元・部下だった円香みちる(水原希子)らに支えられ数々の案件を解決してきた本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。壮一郎の逮捕の裏に官房副長官の南原次郎(三遊亭円楽)がいることを突き止めた杏子たちだが、前回“内通者”がいることが発覚。今回の冒頭でその内通者が壮一郎の部下・佐々木達也(滝藤賢一)だったことがわかる。壮一郎に「見せてください。あなたが作る強い検察を」と言い残し飛び降りる佐々木、佐々木の死によって南原の汚職も発覚。壮一郎は検事正として復帰するが、一方特捜部長・脇坂博道(吉田鋼太郎)は杏子のもとを訪れ、みちると壮一郎の過去の不倫を暴露。夫と“親友”に裏切られた杏子は怒りに燃え壮一郎に離婚を切り出す。すると壮一郎は過去の多田の案件を徹底的に調べ、脇坂を使い多田の逮捕に踏み切る。この逮捕に採用枠争いで杏子に負けた光太郎も関わっていた…というのが今回のストーリー。冒頭から「唐沢寿明さんと滝藤賢一の演技が素晴らしいな…。見応えありすぎる」「のっけから滝藤さんと一緒に泣いた」など冒頭の滝藤さん演じる佐々木の最期に涙する視聴者多数。壮一郎との関係を暴かれたみちると杏子が対峙するシーンには「水原希子と常盤貴子の向き合うシーンすごい」「常盤貴子の涙堪えた時の演技のうまさ」「顔が見えてるギリギリまで涙をこぼさなかった常盤貴子が本当にすごい」「泣きの演技、涙を見せるための演技じゃなくてほんとに泣いてるみたいで凄かった」などの感想も殺到。「女性が主人公のドラマの最高傑作」「尻上がりにおもろくなってく」など次回の最終回に向け本作を絶賛する声がタイムラインに溢れかえっている。(笠緒)
2019年03月11日常盤貴子主演、唐沢寿明、小泉孝太郎、吉田鋼太郎、滝藤賢一、水原希子、北村匠海、賀来千香子ら豪華キャストでおくるTBS日曜劇場「グッドワイフ」の5話が2月10日放送。2つの離婚訴訟が並行して進むというストーリーと常盤さんの美しさがSNSで賞賛されている。人気海外ドラマ「グッド・ワイフ 彼女の評決」を原作に日本版としてアレンジした本作。常盤さん演じる蓮見杏子が東京地検特捜部長だった夫・壮一郎(唐沢さん)の汚職逮捕と不倫スキャンダルによって、家庭を支えるために16年ぶりに弁護士に復帰。司法修習生時代の同期で神山多田法律事務所の代表・多田征大(小泉さん)らと共に様々な事案を担当していく…という物語。杏子が弁護士に復帰する一方で壮一郎の逮捕には裏がある模様。壮一郎の後任となる脇坂博道(吉田さん)、両者のはざまに揺れる部下・佐々木達也(滝藤さん)の駆け引きも並行して進んでいく。また杏子と採用枠をめぐって争いながら共に働く新人弁護士・朝飛光太郎(北村さん)や、パラリーガルの円香みちる(水原希子)といった若き法律家たちの人間模様も描かれていく。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は資産20億のロックスター・東城数矢(宇崎竜童)と妻・ちなみの離婚訴訟を杏子が担当することに。数矢は売れない時代を支えてきたちなみを捨て、若い恋人の唯奈(松本まりか)と結婚するという。しかも数矢側の弁護士は多田(小泉孝太郎)の元彼女・栗山美咲(芦名星)だった。一方、脇坂の妻・怜子(峯村リエ)も、夫・脇坂との離婚協議の弁護を杏子に依頼してくる。怜子は脇坂のパソコンの中身を盗み見、杏子の自宅に盗聴器が仕掛けられていることを知っていた。林(博多華丸)経由でそのことを聞いた壮一郎は脇坂を脅し保釈を認めさせる…というのが今回のお話。宇崎竜童、芦名星、松本まりかと豪華なゲストが続々登場、冒頭からテンポ良く進むストーリーに「序盤から飛ばし過ぎじゃない?」「最初の15分で、今期1番のドラマになった」などの声が続々と寄せられているほか、主演の常盤さんにも多くの視聴者から「圧倒的凛々しさと美しさ」「驚き若いし綺麗すぎる」「美しいのにカワイイ!とても憧れ!」「常盤貴子すっごく綺麗!回増す毎に綺麗になってる」など最大級の賛辞が送られている。壮一郎が保釈され帰ってくることになる次回、夫への想いを新たにした杏子に対し多田がどんなアプローチを見せるのかにも注目したいところ。次回も見逃せない「グッドワイフ」は毎週日曜21時~TBS系で放送中。(笠緒)
2019年02月11日常盤貴子が主演を務め、唐沢寿明、小泉孝太郎、吉田鋼太郎、滝藤賢一、水原希子、北村匠海、賀来千香子ら豪華キャストが顔が揃えたTBS日曜劇場「グッドワイフ」が好評だ。その原作は2009年から7年間、アメリカで放送された大ヒットドラマ「グッド・ワイフ 彼女の評決」。日本では2014年のシーズン4以降、長らく続編がDVDリリースされていなかったが、今年1月から7月にかけ、シーズン5からファイナルのシーズン7までを一挙リリースすることが決定!今回、シーズン1からファイナル・シーズンまでを約2分でチェックできる特別映像が公開された。●2分でわかる!海ドラ「グッド・ワイフ」の見どころ紹介ハリウッドの巨匠リドリー・スコットが製作総指揮を務め、テレビ版のアカデミー賞と呼ばれるエミー賞やゴールデン・グローブ賞を多数受賞してきた本作。この度到着したのは、これまでのシーズンの見どころをふり返る映像とシーズン6&ファイナル・シーズンの予告編だ。出産を機に弁護士を辞め家族を支えてきた専業主婦が、検事の夫が汚職・不倫スキャンダルで失職したことから、子どもたちを守るために16年ぶりに弁護士として復帰する――。主人公像の設定は原作と同じだが、日本版では、解決する事件や背景は現在の時代に即した独自の内容になっている様子。一方、原作は家族を最優先に生きてきた主人公アリシア(ジュリアナ・マルグリーズ)が、次々と迫り来る人生の厳しく難しい選択に迫られたとき、力強く、時にしたたかに“母として、妻として、女として”生き抜くために下す決断が大きな共感を呼び、とりわけ女性視聴者のハートをわし掴みにしてきた。特にシーズン5からファイナルにかけては、アリシアも真面目な“清廉潔白”な人間ではなく、自身のステップアップ、また野望のため事務所の独立、政界進出など“攻め”の展開を次々と仕掛けていき、ときには不倫も…。●主人公アリシアの心境を反映するファッションにも注目!また、守りから攻めの姿勢に移るに連れ、アリシアのファッションがゴージャスになっていく見た目の変化も見どころのひとつ。専業主婦時代の夫を引き立てる華やかで保守的な装いから、弁護士として社会復帰直後はダークなテーラードスーツ、そして社会的な地位を得ていくにつれ、自身の魅力を最大限表現するかのように、フェミニンで洗練されたスーツにシフトしていく。ファイナル・シーズンでは、子どもたちが成長し、独立のときを迎える。これまで夫への愛情が一切なくなっても、子どものために離婚せずに家族を支え続けたアリシアは“良き妻”のままフィナーレを迎えるのか!?それとも真に愛する男性と人生を新しく歩むのか!?彼女の決断を最後まで見届けてほしい。「グッド・ワイフ 彼女の評決」はシーズン5 DVD-BOX1とvol.1~6がリリース中。2月6日(水)よりDVD-BOX2、vol.7~11がリリース。さらにシーズン6、ファイナル・シーズンが順次リリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッド・ワイフ 彼女の評決 [海外TVドラマ]
2019年01月20日「“連ドラの女王”常盤貴子さんが17年ぶりにドラマの主演を務めます。ちょうどクランクインしたばかりです」(TBS関係者)常盤貴子(46)が来年1月放送の『グッドワイフ』(TBS系)でドラマ復帰する。「18年前に彼女が木村拓哉さん(46)とW主演し、民放連ドラ歴代5位の最終回視聴率41.3%を記録した『ビューティフルライフ』と同じ日曜劇場枠。今作は米国の大ヒットドラマのリメイク版で“家族のため一度は辞めたものの16年ぶりに復帰する女性弁護士”役。“返り咲き”のイメージが重なり、彼女に白羽の矢が立ったそうです」(前出・TBS関係者)そんな常盤は放送開始と同時期に、プライベートでも夫・長塚圭史(43)とともに“新生活”をスタートさせるという。「常盤さんは現在、都内の高級住宅街に新居を建築中です。約200平米の敷地内に地上3階、地下1階の豪邸。今年3月に着工しましたが、工事はそろそろ後半戦を迎える状態です」(夫妻の知人)芸能プロ関係者はこう語る。「常盤さんは新居の費用を夫に頼らず、すべて自分で出したそうです。土地を購入した2年前は違う家が建っていましたが、解体費用も彼女が支払ったそうです。本来なら年内完成予定でしたが、彼女がこだわり抜いて建てているため、完成は来春になる見込みです」近くの不動産会社によると、土地だけで約2億円以上。「天井の高さは3メートルもあり、贅沢なつくり。二世帯住宅にもなる間取りですね。3階部分と屋上は木造になりそうで、総建築費も約2億円。合計4億円ほどの豪邸になります」常盤は将来的には自分の両親をこの新居に呼び寄せることも考えているという。「常盤さんのご両親は現在70代。今後を見据えてバリアフリー設計にしているそうです」(前出・知人)前出・芸能プロ関係者は言う。「もともと、俳優だけではなく、脚本も演出もこなす彼の才能に惚れ、結婚を迫ったのは常盤さんのほうだと聞いています。お金にはならなくとも、自分の経歴や成果につながる仕事だけに集中してほしいと願い、妻として常にそれを心がけているそうです。夫婦間で決めているのは、“自分の時間を大切にして意見をハッキリ言う”こと。フランス・ソルボンヌ大を卒業した義父・長塚京三さん(73)の教えでもあるとか。常盤さんも『それが自分を守ることになる』と話しています」結婚10年目、今回の豪邸建築が常盤の“フランス流”良妻スタイルなのだろう。
2018年11月14日常盤貴子が2019年1月期の日曜劇場「グッドワイフ」にて主演を務めることが決定。アメリカの人気海外ドラマの日本版となり、2000年に社会現象を巻き起こした「Beautiful Life ~ふたりでいた日々~」以来、実に19年ぶりのTBS日曜劇場主演となる。■エリート検事の夫がスキャンダルで失墜…16年ぶりに復帰する弁護士に常磐貴子が演じるのは、16年ぶりに弁護士に復帰することになった蓮見杏子。出産を機に弁護士の仕事を辞め、専業主婦としてエリート検事である夫を支え、子どもを育ててきたが、ある日突然、東京地検特捜部長である夫が汚職の容疑で逮捕、さらに女性スキャンダルまで発覚し、家族に尽くしてきた杏子の人生は一変する――。夫のスキャンダルの真相も明らかにならない中、子どもたちを守るために杏子は復職を決意。そして司法修習生時代の同期の助けで、その同期が経営する法律事務所に仮採用され、16年ぶりに弁護士として復帰する。とはいえ、スキャンダルの渦中の妻として世間から向けられる好奇の目、さらに16年ものブランクは計り知れず、悪戦苦闘する日々。それでも杏子は強い信念を持ち、“自分をあきらめずに”、自分の弱みも逆手にとって強く生き抜いていく中で、弁護士として、人として成長していく。久しぶりの仕事の雰囲気に戸惑いながらも、任された事件と向き合い、依頼人に寄り添いながら解決していく杏子の姿は清々しいもの。近年、映画や大型ドラマでその存在感を見せてきた常盤さんが、信念とプライドで“運命を切り拓いていく”女性をどう演じるのか、期待がかかる。19年ぶりの日曜劇場に「新人女優として頑張ります! という清々しい気持ち」「自分では19年も経った気がしない」と話す常盤さんは、「元々私はTBSに育てていただいたようなものなので、『ただいま』と帰ってきた感じがあります」とコメント、「これからが楽しみでもあり、また新人女優として頑張ります! という清々しい気持ちでもあります」と心境を語る。「杏子同様、私も久しぶりにこの日曜劇場に主演で帰って来て、やる気に燃えています。しかも個性豊かな素敵な俳優さんたちとの共演は、楽しみで仕方ありません」と、熱い決意を明かしている。■小泉孝太郎が手を差し伸べる弁護士に!吉田鋼太郎&滝藤賢一は天敵!?苦境の杏子に手を差し伸べる、同期の弁護士・多田征大を演じるのは小泉孝太郎。多田は司法修習生時代に、密かに杏子に想いを寄せていたが、今回、夫に裏切られた杏子の姿を目の当たりにして、再び杏子への想いに火がつく。杏子の優秀さも認めており、共同経営する神山多田法律事務所に、弁護士としてブランクのある杏子を雇い入れる。多田本人は依頼人の利益を最優先し、あらゆる手法で勝訴してきたビジネスライクに仕事をこなす敏腕弁護士。しかし、依頼人と真摯に向き合う杏子の姿を見ているうちに、弁護士としての姿勢が揺らぎ始める…。また、夫に代わって東京地検特捜部長の席に座る、最大の敵・脇坂博道役には吉田鋼太郎。杏子の夫のライバルとして、また検察内部での出世のために夫を尋問して汚職事件を暴く。杏子の夫の部下だった特捜部員・佐々木達也役には滝藤賢一。果たして、汚職事件の真相はどこにあるのか?この事件を巡る攻防も大きな見どころとなる。■水原希子&北村匠海が同僚に!賀来千香子は厳しい上司そして毎回、やっかいな案件をチームで追い、真相に迫っていく神山多田法律事務所の様子も見どころの1つとなる。事務所の優秀なパラリーガル・円香みちる役には水原希子。豊富な交友関係を駆使して重要な情報や証言を手に入れる、弁護士たちの右腕となっているミステリアスな女性だが、杏子に対しては好意的ではなさそうで…。そんな円香が抱える事情にも注目。一方、新人弁護士・朝飛光太郎役には北村匠海。上司にズバズバと意見するが、抑えるべきところは抑える愛されキャラ。杏子と同じく仮採用だが、実は事務所の雇用枠は1つ。杏子と朝飛はそのたった1席を巡って争うことになり、朝飛は常に杏子の動向を気にする。さらに神山多田法律事務所で多田と共同代表を務める神山佳恵役に賀来千香子。やり手の弁護士で仕事に全てを捧げてきたため、普通の主婦から16年ぶりに弁護士に復帰した杏子には厳しい態度を見せる。表現の自由、過重労働、集団訴訟など、彼らが取り扱うのは“いつ、誰が巻き込まれてもおかしくない”」事件。どんな糸口を見つけて解決していくのかにも、毎回目が離せない。■原作はリドリー・スコット製作総指揮の全米大ヒットドラマ!原作となるのは、リドリー・スコットが製作総指揮を務め、「ER緊急救命室」の実力派ジュリアナ・マルグリーズが主演と製作を務めた「グッドワイフ 彼女の評決」。2009年から7年間アメリカで放送され、テレビ版のアカデミー賞と呼ばれるエミー賞やゴールデン・グローブ賞を多数受賞。法廷ドラマを中心にしながら、政治と家庭の両面を鋭く描き、そのリアリティーと劇的な展開から全米で大人気を博した。韓国でもリメイクされており、ロシアでも2019年のリメイクが決定。今回の日本版では、夫の事件に隠された真相を、原作とは違うオリジナルの展開で描くという。プロデュースは「99.9-刑事専門弁護士-」でリーガルドラマを大ヒットさせた瀬戸口克陽と東仲恵吾。脚本を担当するのは、社会派をテーマにした作品に定評がある篠崎絵里子。演出は、「アンナチュラル」「リバース」などを手がけ、『コーヒーが冷めないうちに』では映画初監督も務めた塚原あゆ子が担当。人生が一変した杏子を筆頭に、岐路に立たされた登場人物たちが信念やプライドを武器に運命を切り拓いていく、痛快なリーガルヒューマンエンターテインメントを楽しみにしていて。日曜劇場「グッドワイフ」は2019年1月、TBS系にてスタート。(text:cinemacafe.net)
2018年11月05日俳優・いしだ壱成(43)の妻で女優の飯村貴子が28日、自身のインスタグラムを更新し、第1子となる女児を出産したことを報告した。飯村は、ベッドで撮影した自身の写真をアップし、「無事産まれました!」と報告。「女の子でさっちゃんってよんであげてください」と呼びかけた。いしだは、2003年に元タレントの女性と結婚し、2006年1月に離婚。2014年に一般女性と再婚したが、昨年8月に離婚した。その後、舞台で共演した飯村と交際をスタートさせ、今年4月に行われたイベントで、いしだが再々婚と飯村の妊娠を発表した。
2018年09月28日新進気鋭の写真家、早川雄大と高橋草元の2人による初の写真展が、表参道ロケット(ROCKET)にて11月24日から29日まで開催される。なんとなく入った写真サークルでカメラを持ち始めてから写真を撮ることに夢中になり、見たものを撮り続けている早川雄大と、大学の合格祝いとして手に入れたカメラをきっかけに写真サークルへ入り、毎日カメラを持たない日はないという高橋草元。若干21歳という若さながら、いまSNSで注目を集める。「誰かの100%は、他の誰かの10%にも満たないかもしれない。そんな曖昧さ、不分明さ、仄かさ、それはきっと憂いほど美しい。」というコンセプトをもとにつけられたタイトル、「%(percent)」を掲げ、それぞれがこれまで撮りおろしてきた写真作品を展示・販売する。大学1年生の時に写真サークルで出会ってから、毎日一緒に過ごしているという仲の良い若手写真家2人の、どこか抽象的でノスタルジックな作品群に注目が集まる。【展覧会情報】早川雄大・高橋草元 写真展 「%(percent)」会期:11月24日~11月29日会場:表参道 ROCKET住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3F時間:11:00~21:00(11月26日は20:00まで、 11月29日は18:00まで)休館日:会期中無休入場料無料
2017年11月13日女優の常盤貴子が28日、東京・六本木で開催中の第30回東京国際映画祭で行われた映画『花筐』(12月16日公開)の舞台挨拶に、大林宣彦監督、主演の窪塚俊介らと出席した。大林宣彦監督がデビュー作『HOUSE/ハウス』(77)より以前に書き上げていた幻の脚本を40年の時を経て映画化した『花筐』。檀一雄の純文学『花筐』を原作に、戦争の足音が迫る時代を懸命に生きる若者たちの友情や恋を赤裸々に描き出す。窪塚演じる主人公・榊山俊彦の叔母役を演じる常盤は、「大林宣彦監督の脳内のフィルターを通ると純文学ってここまで行間が広がるんだ、純文学って幅広いなと思った」と、原作と撮影台本を読んだときの驚きを告白。「さらに完成した映画を見たときに、なんてやんちゃな監督なんだと。こんなに自由に広げてくる監督って世界に今までいたのかなと思うくらい」と続け、「映画を知り尽くしているからだと思うんですけど、それにしてもまあ、自由にやんちゃに好き放題。すごく感激しました。映画の可能性を広げていただけた気がする」と感動したという。また、自身が出演した大林監督作品『野のなななのか』(2014年)を最近見た際に、「当時は何も考えなかった部分が、時間がたって今、すごく涙が出たシーンがあった」と言い、「この映画もきっと、来年、5年後10年後とどんどん変わってくると思うので、その都度その都度、みなさんの人生の中で見ていただけたらと思います」と観客に呼びかけた。舞台挨拶には、常盤、大林監督、窪塚のほか、長塚圭史、矢作穂香、山崎紘菜、村田雄浩、岡本太陽が出席した。
2017年10月28日石坂浩二主演の中高齢の視聴者向けの新たな帯ドラマ「やすらぎの郷」。この度、新たなキャストとして常盤貴子、草刈民代、松岡茉優らの出演が明らかになった。菊村栄(石坂浩二)は単身、海を臨む山の斜面にひっそりと建つ、「やすらぎの郷La Strada」を訪れた。ここは大手芸能プロダクション“加納グループ”の総帥・加納英吉がグループを突如解散した後、私財を投じて作ったテレビに功績があった者だけが入れる無料の老人ホーム。しかし、加納本人は姿を見せることがなく、施設を仕切るのは、加納の長女・名倉みどり(草刈民代)と、みどりの夫で元大学病院院長の名倉修平(名高達男)だった。会員になるにはただひとつ資格が必要で、それは全盛期の映画・テレビを真剣に支えた役者、監督、ミュージシャン、アーティストであること、というものだった。菊村もある時代、一世を風靡したシナリオライターだった。実は、認知症の元女優の妻・律子(風吹ジュン)の介護にほとほと疲れ果てたとき、みどりから、突然の誘いを受けたのだ。みどりとは面識がなかったが、“加納英吉の娘”という言葉を信じた。何よりも「やすらぎの郷La Strada」という名称は、芸能界に長く籍を置く者なら一度は聞いたことがあるうわさだった。費用は無料で、万端の設備で老夫婦を迎え入れると言われ、入所を決意した矢先、その妻は亡くなってしまった。その部屋でひとり暮らすことを決意し、足を踏み入れた菊村。そこで見たのは、もはや記憶から消えかけていた昔の全盛期のテレビの人たちだった。夢か幻を見ているような呆然たる菊村に笑みを向けてきたのは、往年の大女優、大俳優たち。こうして、菊村の新たな生活がはじまって…!?本ドラマは、中高齢の視聴者に向けてテレビ朝日が新設する帯ドラマ枠=“シルバータイムドラマ枠”で放送する作品の第1弾。かつて一世を風靡したシナリオライター・菊村栄を中心にホームに入居した往年の大スターたちの姿を描き、家族、財産(遺産)、過去への想い、恋、死への恐怖、芸術への心残りなど多岐に渡るテーマをユーモラスに描いていく。キャストには、主演の石坂さんを始め、浅丘ルリ子、有馬稲子、加賀まりこ、五月みどり、野際陽子、藤竜也、ミッキー・カーチス、八千草薫、山本圭ら名だたる名優たちが出演しているのも注目だ。そんなベテラン勢に加え、新キャストが決定!数々の作品で確かな存在感を放ってきた常盤さんは、「やすらぎの郷La Strada」のコンシェルジュ・松岡伸子役で出演。倉本聰作品初参加となる常盤さんは、「私がこの作品に惹かれたいちばんの理由は、そうそうたる大スターの皆さまとご一緒できるということ。何をおいても絶対に参加したいと思いました」と大先輩たちとの共演に胸を躍らせている様子。とにかく脚本が楽しいと話す常盤さんは「 『このシーン、面白いよね』などと皆さんで話しながら撮影を重ねられるのは、幸せなことだなと思います」と楽しんで撮影が行われているようだ。そんな常盤さんに対して主演の石坂さんは、「常盤さんたち若い世代の方々は、僕らと違って物心ついたときにはすでにテレビが存在してドラマも放送されていたこともあって、立派に堂々とお芝居なさるのが本当にスゴイと思います。…若い俳優さんたちに向けてのエールですか?いえいえ、“年寄りたち、頑張れ!”って逆にエールを送ってもらいたいぐらいです(笑)」とコメントを寄せている。また、施設内のバー「カサブランカ」で働く明るいバーテンダー・財前ゆかり役には、若手注目女優の松岡さんが抜擢。いつも笑顔で周囲を和ませるゆかりは、入居者から“ハッピーちゃん”というあだ名が付けられているという役柄だ。同じく倉本作品初参加となる松岡さんは、「私では到底思い及ばない、様々考えが盛り込まれた脚本で、1冊1冊に感動しています。また、いつかは共演してみたいと夢見ていた方々が集結する中に参加できることは、とても光栄に思います」とひとつひとつが刺激になっていると語った。さらに、「やすらぎの郷La Strada」創設者の娘で施設の理事を務める名倉みどり役を草刈さん、主人公・菊村の亡き妻・律子役を風吹ジュン、名倉みどりの夫で、「やすらぎの郷La Strada」の理事長を務める名倉修平役を名高達男が務める。「やすらぎの郷」は2017年春、テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年12月22日女優の常盤貴子が、倉本聰脚本・石坂浩二主演で、テレビ朝日が来年春から新設する帯ドラマ『やすらぎの郷』(放送時間調整中)に出演することが22日、明らかになった。物語の舞台は、"テレビ人専用の老人ホーム"。俳優や作家、ミュージシャン、アーティストたちといった、かつての大スター集団によって繰り広げられる喜劇作品だが、家族、財産(遺産)、過去への思い、恋、死への恐怖、芸術への心残りなど、さまざまなテーマを描いていく。常盤が演じるのは、老人ホームのコンシェルジュ・松岡伸子。倉本作品初出演となる常盤は「私がこの作品に惹かれたいちばんの理由は、そうそうたる大スターの皆さまとご一緒できるということ。何をおいても絶対に参加したいと思いました」と意欲的で、石坂は「堂々とお芝居なさっているのが本当にすごい! 僕の方が、逆にエールを送ってもらいたいぐらいです(笑)」と、常盤の演技を称賛している。ほかにも、松岡茉優が、施設内のバーで働くバーテンダー・財前ゆかり役を演じることも決定。施設の理事を務める名倉みどり役を草刈民代。理事長・名倉修平役を名高達男。風吹ジュンが、石坂演じる主人公の亡き妻・律子役で出演する。物語は、石坂演じるシナリオライター・菊村栄を、石坂の前妻である浅丘ルリ子のほか、有馬稲子、加賀まりこ、五月みどり、野際陽子、八千草薫らが演じるかつての大女優たちが惑わせていく。
2016年12月22日アキラナカ(AKIRA NAKA)のクリエイティブディレクター中章が追求するファッション性と、アトリエ Manoaのテクニカルニットデザイナー早川靖子の高い技術が組み合わさり、アキラナカのニットは新たなフェーズへと導かれた。それは、文字にして記せば簡単に成立してしまうが、服として提示することは至極困難な作業である、”纏うだけで女性性に磨きを掛ける”という唯一無二のアイテムを生み出すこと。この秋冬には、世界に一着しかないニットがアキラナカから販売される。中が、膨大な時間と根気が必要とされるため敬遠してきたと語る、ニット地で構築したワンピースだ。編み幅も編み柄も異なる生地を、文字通りの匠の技でリンキングさせた、パッと見で手の込みようがわかるド迫力。ファッションに興味のない人が手に取ったとしても「どうやって作ってるの」と嘆息してしまうだろう。ファッション好きであれば思わず「Wow!」だ。「生地量が多くなれば、ニットはその重みでダレてしまう。でもローゲージだからこそ、圧倒的な迫力が得られる。そこは妥協したくありませんでした」と中は振り返る。まず、彼が起こしたデザイン画を元に、早川がニットワンピースを構築するパーツを試作することとなった。ニットワンピースを構築するパーツの施策から、中は“やんちゃ”な編地を選んだと早川は笑う「この編地を中さんが選んだ段階で『これはアートだ』と思いました。普通のデザイナーは、この柄は選ばないだろうと。これ、けっこうやんちゃな編地なんですよ(笑)。ニット教本を見てカーディガンを作ろうとか思ってる人も、まず選ばない編地ですね。やっぱりデザイナーと作り手、再現する側の視点が違うっていうのは、こういうことなんですよね。デザイナーのイメージは自由で、力強いものです。私たちみたいに“できるかな…”という技術的なことが脳裏にあって、妥協することは選ばないんです」早川は、中のイメージに沿うように幾つかのパーツを作り、いかにしてそれを繋ぎ合わせるか…。物理的な重さやシルエットバランスを二人で擦り合わせ、方眼紙に編み方と細かな指示をいくつも入れた”設計図”が作られた。編み方と細かな指示を方眼紙に書き込んでいく。これがニットのいわば“設計図”だ「早川さんのチームは、それぞれの編み方の技術者、プロフェッショナルがいらっしゃいます。なので、『じゃあここはリブ編みで。リブの次はかぎ針の職人さんにバトンタッチ。途中から棒針の方が引き継ぎます』なんてことができてしまう。それをすべて、早川さんが網羅するという…。改めて、すごい技術なんですよね。普通だったら生産性が悪いとか、やめましょうとか言われるんですけど、早川さんの場合は、最初から無理とは絶対に言わないんです」そうやって生まれたワンピース。その一着には、本当に様々な人々の想いが詰まっている。世界でたった一着、圧倒的な存在感のニットワンピースが生まれた「自慢でもなんでもないんですけど、この一着に出会った人のファッションに対する気持ち、熱量って、絶対変わると思うんです。これに出会って、気に入って、買っていただいて。そして身につけて街に出たら、いつもとは違う光景が広がっているはずです。手に取っていただければ、この迫力に感動していただけると思います」これは紛れもない職人仕業の賜物だ。中は、日本のモノづくりに宿る精神性を絶やしてしまってはいけないと続ける。「日本にも、早川さんみたいに編んでは解いて、解いては編んで、一個一個丁寧に作る職人さんは存在します。誇れる部分はいっぱいあるんです。だからそういった細かな手仕事にフォーカスし、魅力を感じる若い人たちが流れ込んできたら、もっと面白くなるなと思いますね」「ハンドニットに対する興味が、世の中から徐々に薄れていっている」と早川も危惧する。だからこそ、中は早川と手を組み、若い世代を育てていく構想も視野に入れている。「僕としては、お世話になりっぱなしで、まだ早川さんに恩返しができていないんです。今後、さらに自分たちのブランドが大きくなったら、このハンドニットの文化を伝承するような仕組みを作っていきたい。自分たちのブランドがベースとなって、ニット職人への教育の仕組みを作っていきたいんです」「ハンドならではの、このズシっとするクチュール感。アキラナカとしては、こういうところにラグジュアリーを求めていきたいと思っています。早川さんと僕が出会って、イノベーションが起こった。この流れを途絶えさせるのはすごくもったいないですからね」モノづくり国家ーー。日本がそう形容されるのには、理由がある。中の発想と早川の技術が出会い、大きなエネルギーが生まれたように、異なる才能をもった人と人とが同じベクトルを目指すとき、価値観は更新される。ファッションは待っている。新たな才能が衝突し合い、未来に向かう新たなエネルギーが生まれることを。【イベント情報】タイトル:ART KNIT会期:9月14日から26日場所:伊勢丹新宿店本館3階=リ・スタイル前編に戻る。
2016年09月12日常盤貴子と池松壮亮を迎え描く映画『だれかの木琴』。公開を間近に控えた本作から、池松さんのメイキング写真が到着した。夫と娘と郊外に引っ越したごく普通の主婦の小夜子(常盤貴子)は、新しく見つけた美容院で少し髪を切る。海斗(池松壮亮)と名乗った若い美容師からその日のうちにお礼の営業メールが届き、それに返信したことから小夜子の日常は一変する。自分でも訳がわからない衝動に駆られ、何度もメールを送っては頻繁に店を訪れ海斗を指名する小夜子。ついには海斗のアパートを探し当て、呼び鈴を押してしまう…。海斗へのストーカー行為がエスカレートするほどに、小夜子は生き生きと輝き美しくなっていく。やがて、家族や海斗の恋人(佐津川愛美)を巻き込んで、2人がたどり着いた思わぬ結末とは――?『もう頬づえはつかない』『絵の中のぼくの村』『わたしのグランパ』などを手掛け、「ベルリン国際映画祭銀熊賞」を始め世界中で多くの映画賞を受賞している名匠・東陽一が、監督・脚本・編集を手掛ける本作。直木賞受賞作家の井上荒野氏の同名小説を原作とし、ふとした心の隙間に入って来た美容師の男に、常軌を逸した強い“執着”を感じるごく普通の主婦と、そんな女の飢餓感を見つめる男の“想い”が重なり合いねじれていく、男と女の関係をスリリングに描いた大人のサスペンスだ。このほど到着したのは、美容院で常磐さん演じる小夜子が池松さん演じる海斗に髪を切られるシーンのメイキング写真。この美容室のシーンは、全て吹き替えなしで実際に池松さんが常盤さんの髪をカットするということで、入念なリハーサルを重ねて多くのスタッフが大緊張で見守る中、撮影が行われた。実際撮影では、周りのスタッフが緊張しすぎて逆にあまり緊張はしなかったという池松さん。そんな池松さんの度胸と、うっとりとも見える表情で髪を切られる常盤さんの役者魂が垣間見える写真となっている。物語冒頭、海斗が働く美容院に偶然小夜子が訪れたことから、足繁く通うことになる小夜子と思いを押し殺して髪の毛に触れる海斗は、美容室でどのような物語を繰り広げるのか…。ますます公開が待ち遠しい。『だれかの木琴』は9月10日(土)より有楽町スバル座、シネマート新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月06日NHK Eテレで10月にスタートする語学番組の新シリーズ『旅するユーロ』の発表会見が行われ、別所哲也、東儀秀樹、常盤貴子、平岳大が出席した。NHK Eテレでは、ヨーロッパ4言語(ドイツ語、イタリア語、フランス語、スペイン語)の語学番組を『旅する○語』と題して10月からスタート。『旅するドイツ語』(10月3日~ 毎週月曜日 23:25~)には別所哲也、『旅するイタリア語』(10月3日~ 毎週月曜日 24:00~)には東儀秀樹、『旅するフランス語』(10月4日~ 毎週火曜日 24:00~)には常盤貴子、そして『旅するスペイン語』(10月4日~ 毎週火曜日 24:25~)には平岳大が登場し、それぞれが欧州各国を旅しながら各国の言葉を学習するというものとなっている。フランスのパリとアルザスを旅したという常盤は「とにかく街が美しかったです。ファッションや雑貨もそうだし、ビルや文化も素敵で、女性にとってパリは魅力的な街ですね。いつもの旅とは違うフランスの文化を見ることができた旅でした」と満足げ。常盤が訪れたパリでは昨今、同時多発テロ事件が起こるなど、不安要素が多い街だが「私はパリが大好きだし、パリには今も生活をしている方がいるので、今のパリを見てもらおうと半ば強引にお願いしました。だから今のパリを見ていただけると思います」と振り返り、「本当に自分の好きなことにまつわることは、興味が深まっていくと思います。何かやってみたいと思ったならば、試してみるのは人として豊かになると思うし、皆さんにも体験していただけたらと思います」とアピールした。スペイン語を担当した平は、『テレビでスペイン語』(2013年4月~2014年)に続く語学番組2回目の出演。今回は実際にスペイン・バスク地方を訪れたが、「単語のスペルを覚えるとかではなく、実際に体感して出てくる言葉の方が早く身につくような気がしますね」と生のスペイン語を肌で感じた様子。その平は7月に一般女性との結婚を発表したばかりだが、「プロポーズはスペイン語?」という報道陣の質問に「アモーレです(笑)」と笑顔で答えていた。
2016年08月19日女優の常盤貴子(44)が、17日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『TOKIOカケル』(毎週水曜23:00~23:30)にゲスト出演し、40代になってからの変化を明かした。常盤は、TOKIOの山口達也から「40代はどう? 20代、30代、40代と違いましたか?」と聞かれると、「違いますね。すごく変わった気がします」と答え、「どんどん不真面目になっていくし、どんどんできないってはっきり言えるようになる。まったく頑張らない傾向になってきている」と明かした。そして、20代はできないことでも「やります」と頑張り、30代は「頑張ってはみるけどできないかもしれない。そのときはごめんなさい」というスタンスだったと説明。その上で、「40代になったらもうやらない」と話し、「無理をしてやるほどのことか…休むことも次にいい仕事をするためには必要な時間。休むことの大事さを覚えた」と語った。40代になってからオフの考え方も変わったという常盤。国分太一から「オフが日曜にあるってわかってたら、そこに向けて日曜日大事にしようとか考えるようになってないですか?」と聞かれると、「その時点でレベルが全然違う。1日の休みじゃないですもん。1週間、1カ月、3カ月…」と長期の休みをとるようになったことを明かした。山口が「戻れなくないですか?」と言うと、「戻れるようになる」と答え、「20代は1週間どう使えばいいかわからないと思っていたけど、30代、40代になるにつれて、1カ月休んでも3カ月休んでも『まだまだ足りない休みが!』ってなるの」と説明。「ダメ人間になるのはあっという間」と加えると、TOKIOのメンバーは爆笑し、国分は「名言出ましたね!」とツッコんでいた。
2016年08月18日男と女のサスペンスを描いた『だれかの木琴』の完成披露プレミア試写会が8月16日(火)、スペースFS汐留にて行われ、出演する常盤貴子、池松壮亮、勝村政信、佐津川愛美、東陽一監督が登壇した。常盤さんと初共演となった池松さんは、印象について「どこにも寄りかからず二本足で立っているというか。すごく孤独にも強くも見えましたし、こうなりたいなと思いました」と、そのたたずまいを絶賛し、常盤さんを照れさせていた。『だれかの木琴』は、直木賞受賞作家の井上荒野氏の同名小説をもとに、『もう頬づえはつかない』(1979)、『わたしのグランパ』(2003)を手掛けた名匠・東陽一監督が映画化した作品。東京郊外に家族と引っ越してきた主婦の小夜子(常盤さん)が、初めて行った美容院で美容師の海斗(池松さん)と出会い、抑えきれない執着を持ちストーカーへと化していく物語だ。キャスト陣が口々に東監督との仕事を熱望していたことを明かす。中でも気持ちがこもっていたのが常盤さんの発言だった。常盤さんは、東監督に初めて会ったときに「役作りをしないでください」と言われたことに感銘を受けたと言い、「本当に信用できる監督じゃないと任せられないっていうか。自分のキャリアとかを横に置いてチャレンジすることだと思ったので、怖いことではありました。でも、すごくいいチャレンジだったと思っています」と、作品の出来に胸を張った。ストーカーする側、される側という役柄上、あえて「今回、現場であまり話をしないようにしてた」という常盤さんは、「寡黙にいようとしていました。池松さんは理解してくださっていました」と話した。すると、佐津川さんが「あえてしゃべらないようにしてたんだな、って初めて分かって…」と表情をゆるめる。実は現場でのコミュニケーションのなさを気にしていたようで、「平気なふりをしていましたが、実は緊張してて」と先輩女優に緊張していたと吐露。そんな佐津川さんの話を聞いていた常盤さんは、「やっぱり感じ悪かったんだなと思って(笑)、本当にすみません」と謝れば、佐津川さんは「すみません、私がちょっとびびってただけで。今日いっぱいしゃべってくださって安心しました。すごくうれしかったです」と満面の笑みを見せていた。『だれかの木琴』は9月10日(土)有楽町スバル座、シネマート新宿ほかにて全国公開。(cinamacafe.net)
2016年08月16日常盤貴子と池松壮亮が初競演で、ふとした心の隙間に入ってきた美容師の男に心が囚われていく主婦の危険な執着を描く『だれかの木琴』。このほど、思わずドキリとするシーンが連続する、スリリングな予告編映像が解禁となった。夫と娘と郊外に引っ越した小夜子は、新しく見つけた美容院で少し髪を切る。海斗と名乗った若い美容師からはその日のうちにお礼の営業メールが届き、それに返信したことから小夜子の日常は一変。自分でも訳がわからない衝動に駆られ、何度もメールを送っては頻繁に店を訪れ、海斗を指名する小夜子。ついには海斗のアパートを探し当て、呼び鈴を押し…。海斗へのストーカー行為がエスカレートするほどに、小夜子は生き生きと輝き、美しくなっていく――。心の隙間に入ってきた美容師への抑えきれない強い執着と、そんな女の飢餓感を見つめる男の想いが重なり合いねじれていく、スリリングな大人のサスペンスとなる本作。直木賞作家・井上荒野による同名小説を、名匠・東陽一監督が自ら脚色し、映画化した。解禁された予告編では、小夜子と海斗が単なる客と美容師として出会ったときの、彼に髪に触れられ、カットされていくシーンが最高に官能的に描かれている。だが、それをきっかけに少しずつ変貌していく小夜子は、探り当てた海斗の自宅のドアノブへ“買いすぎた”という苺を吊るし、夫婦のベッドの写真を海斗へ送りつける。やがて、その行動はエスカレートしていき、ついには海斗の家の呼び鈴を押してしまうのだ。井上陽水の名曲「最後のニュース」に乗せて描かれるのは、そんな常盤さん演じる小夜子と池松さん演じる海斗が鏡越しに見つめあうシーン、「誘ってんだよ、それ」と最初はクールに受けとめていた海斗の恋人(佐津川愛美)の嫉妬にかられた叫び、小夜子の“異変”に気づき、ただ小夜子を求める夫(勝村政信)の姿など、思わずドキリとしてしまう映像が重ねられていく。小夜子と海斗、2人の危険な関係は周囲を巻き込んでいくが、海斗への執着を募らせ、少しずつ道を踏み外していく小夜子を体現する常磐さんの演技には戦慄を覚えずにいられない。そのあまりにもリアルな予告編を、まずはこちらから確かめてみて。『だれかの木琴』は9月10日(土)より有楽町スバル座、シネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月09日直木賞作家・井上荒野の原作を、常盤貴子と池松壮亮を迎え映像化する『だれかの木琴』。普通の主婦が1通のメールをきっかけに、美容師への執着を抑えきれなくなるという、危うい男女の関係を描いた本作の公開日が9月10日(土)に決定。併せてビジュアルと場面写真が解禁された。夫と娘と郊外に引っ越したごく普通の主婦の小夜子(常盤貴子)。新しく見つけた美容院で海斗(池松壮亮)と名乗る美容師に担当され、彼から届いたお礼の営業メールに返信したことを機に、小夜子の日常は一変する。自分でも訳が分からない衝動に駆られ、何度もメールを送っては頻繁に店を訪れ海斗を指名したり、ついには海斗のアパートを探し当て、呼び鈴を押してしまう小夜子。海斗へのストーカー行為がエスカレートするほどに、小夜子は生き生きと輝き美しくなっていく。やがて、夫(勝村政信)や海斗の恋人(佐津川愛美)を巻き込み、2人がたどり着いた思わぬ結末とは…。『もう頬づえはつかない』『絵の中のぼくの村』『わたしのグランパ』などを手掛け、ベルリン国際映画祭銀熊賞を始め世界中で多くの映画賞を受賞している名匠・東陽一監督により、井上荒野の同名原作小説を映像化した本作。ふとした心の隙間に入ってきた美容師の男に、どうしようもなく心が囚われていく、ごく普通の主婦の常軌を逸した強い“執着”と、そんな女の飢餓感を見つめる男の“想い”が重なり合いねじれていく、大人のサスペンスだ。このほど解禁されたビジュアルは、ポスターとチラシの2パターン。どちらも、池松さん演じる美容師の海斗の指が、常盤さん演じる小夜子の髪に触れると同時に、“心”にも触れてしまった“決定的瞬間”のシーンが起用されている。またポスターは、小夜子がモラルのボーダーを越えていこうとするかのような踏切前のカットを合わせ、よりサスペンス色を効かせている。スマホやSNSの普及により、気軽かつ容易に他人とつながり、その動向を知ることができる現代。どこにでもいる主婦の小夜子に、本当は何があったのか…。小夜子の身に起こった変化は誰に起きても不思議ではないのではないか…。愛と呼ぶにはあまりに危険で切ない、男と女のサスペンスから目が離せそうにない。『だれかの木琴』は9月10日(土)より有楽町スバル座、シネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月02日女優の常盤貴子(43)と俳優・池松壮亮(25)が、世界の40以上の映画賞を受賞してきた東陽一監督がメガホンを取る映画『だれかの木琴』(9月公開)で初共演することが21日、発表された。原作は、直木賞作家・井上荒野氏の同名小説。娘と共に東京郊外の家に引っ越してきた平凡な主婦・親海小夜子(常盤)が、担当の美容師・山田海斗(池松)から"営業メール"が届いたことをきっかけに、徐々にストーカーと化していく姿が描かれる。2人のほか、小夜子の夫役の勝村政信、海斗の恋人・唯役の佐津川愛美らも出演する。常盤は、「あの! 東陽一監督の映画に参加させていただけるなんて。『ザ・レイプ』『もう頬杖はつかない』にあこがれ、興奮していた女優を始めた頃の私に教えてあげたいです!」と大感激。小夜子役については、「監督から、『役作りはしないでください』と強く何度も言われていた」と振り返り、「『役作りをしない』役作りに挑戦」したと明かす。また、池松を「東陽一監督作品の一部であろうとする姿が、同じ志を抱いていた私にとっては最高の理解者であり、最強のパートナー」と表現している。一方の池松も、「東監督の作品に出演できるなんて、うそじゃないかと思いました。また1つ大きな夢がかなってしまった気分」と誇らしげ。海斗役も常盤同様に「はっきり言ってほとんど東さんに預けていました。僕がやるべきことは、用意してもらった世界を信じることくらい」と回顧する。常盤については「現場で何も言わず真摯にやってのける姿がとても印象に残っています」とした上で、「その強さは美しく小夜子という1人の女性に深みと迫力を感じました」と称賛する。そんな2人から尊敬の念を受ける東監督は、本作の映像化のきっかけを「題名が魅力的な『謎』を含んでいること」「映画化にあたって、いろいろな要素を書き加えたり、人物を増やしても、全体の構造が壊れない小説だと考えたから」と告白。また、常盤は「熟成した演技力の、その深い底の方に、ただ『そこに居る』だけで、女の微妙な心の動きを表現できる人」、池松は「類型的な若者像でなく、もっと自由で繊細な青年の心情を表現できる若手のホープ」と感じたからと2人のキャスティングの理由も打ち明ける。さらに、観客へ向けて「女と男の間に揺れ動くエロス感覚を、サスペンスフルに、また大胆に描いた映画です。じっくりと楽しみながら見てください」と呼びかけている。(C)2016『だれかの木琴』製作委員会
2016年02月21日NHK連続テレビ小説「まれ」でヒロイン(土屋太鳳)の母親を好演し、5月には舞台「8月の家族たちAugast:Osage County」も控える常盤貴子と、『シェル・コレクター』『無伴奏』『セトウツミ』など今年も話題作が続く池松壮亮が初共演。ベルリン国際映画祭「銀熊賞」受賞の名匠、東陽一監督のもと、直木賞作家・井上荒野による小説の映画化『だれかの木琴』に出演することが明らかとなった。娘と夫と共に、東京郊外の家に引っ越してきた平凡な主婦・小夜子(常盤さん)。ある日、小夜子は、新しく見つけた美容院で、髪を少し切る。帰宅してすぐ、小夜子を担当した美容師・海斗(池松さん)から1本の“営業メール”が届く。「またのご来店をお待ちしております」――そのメールに何気なく返信したときから、小夜子は自分でも理解できない感情にとりつかれる。やがて、一方的にその若い美容師に執着しはじめた小夜子は、次第に常軌を逸した行動で“ストーカー”と化していく――。本作の監督・脚本を務めるのは、『絵の中のぼくの村』(’96)でベルリン国際映画祭「銀熊賞」、『わたしのグランパ』(’03)でモントリオール世界映画祭「最優秀アジア映画賞」を受賞したほか、『もう頬づえはつかない』(’79)、『橋のない川』(’92)、『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』(’10)などで数々の映画賞を受賞している東監督。これまで桃井かおり、原田美枝子、永作博美、石原さとみなどを起用し、“女優演出の名手”としても知られる東監督が、今回タッグを組むのは常盤さん。平凡な主婦のはずが、1通のメールがきっかけでストーカーと化していく主婦・小夜子を演じる。また、小夜子の執着の対象となる美容師・海斗には、数多くの映画賞を受賞し、日本映画界を担う若手俳優の中でも一歩抜きんでた実力派とされる池松さん。小夜子の行動にとまどいながらも、ある種の冷酷さで対峙していく、これまでにないキャラクターというから見逃せない。そのほか、小夜子の夫・光太郎役に勝村政信、海斗の恋人・唯役に佐津川愛美が出演する。ほんの些細なきっかけから、少しずつストーカーと化していく主婦に挑む常盤さんは、「あの! 東陽一監督の映画に参加させていただけるなんて。『ザ・レイプ』『もう頬杖はつかない』に憧れ、興奮していた女優を始めたころの私に教えてあげたいです!」と、本作出演への喜びを語る。主人公・小夜子役を演じるにあたり、「監督から、『役作りはしないでください』と強く何度も言われていたので、“役作りをしない”役作りに挑戦してみました」と興味深いコメント。初共演の池松さんに対しては、「東陽一監督作品の一部であろうとする姿が、同じ志を抱いていた私にとっては最高の理解者であり、最強のパートナーでした」とそのタッグに自信を覗かせた。一方の池松さんは、「東監督の作品に出演できるなんて、うそじゃないかと思いました。また1つ大きな夢が叶ってしまった気分でした。でも、そうも言ってられないので、平気なふりして現場にいこうと思いました」とコメント。役作りも「はっきり言って、殆ど東さんに預けていました。僕がやるべきことは、用意してもらった世界を信じることくらいでした」と東監督に全幅の信頼を寄せる。常盤さんとの共演には、「殆ど話す機会はありませんでしたが、現場で何も言わず真摯にやってのける姿がとても印象に残っています。その強さは美しく、小夜子という1人の女性に深みと迫力を感じました」と明かした。東監督は、そんな2人のキャスティングについて、「常盤貴子さんは、熟成した演技力の、その深い底の方に、ただ“そこに居る”だけで、女の微妙な心の動きを表現できる人、だと思っていたし、池松壮亮さんは、類型的な若者像でなく、もっと自由で繊細な青年の心情を表現できる、若手のホープであるから」とコメント。完成を待つファンに、「女と男の間に揺れ動くエロス感覚を、サスペンスフルに、また大胆に描いた映画です。じっくりと楽しみながら観てください」とメッセージを贈る。原作の井上さんは、映画化オファーを受け、「まず、東陽一監督に撮っていただけるということにびっくりしました。『絵の中のぼくの村』は、私にとって邦画ベスト3に入る作品で、ちょうど1週間くらい前に久しぶりに観返したところだったからです」と「不思議な縁」を明かす。そして「この小説は、ストーカーになっていく主人公の捉え方によって、どんな映画になるかも決まると思うのですが、その点でも、東監督の人間に対する視線を信頼しています」と語った。さらに、2人については「常盤貴子さんは、いくつになってもイノセントな魅力がある女優さんだと思います。そこが私にとっての小夜子のイメージにぴったりなんです。大きな、きれいな瞳も印象的ですが、そこに小夜子の静かな狂気が宿るところを見たいです。池松壮亮さんが演じる海斗は基本的にはやさしい男で、でも無責任で、ある種の冷酷さも併せ持っている青年です。そういうキャラクターを、池松さんは年齢的に、肌で理解できるところがあるのではないかと思います。甘さの中の毒、あるいはつめたさの中のわずかな熱のようなものを、彼がどんなふうに見せてくださるのか楽しみです」と、期待を込めている。人間同士のつながりが希薄となった現代で、女たちの精神的な飢餓感や疎外感をテーマに据え、それに対峙せざるを得ない男たちの姿を描く物語。日常で誰もが抑え込んでいるエロスをすくい取り、解放させていく、名匠の手腕には要注目だ。『だれかの木琴』は9月、有楽町スバル座、シネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月21日ラーメン女子博実行委員会は2月4日、横浜赤レンガ倉庫イベント広場(神奈川県横浜市)にて3月17日~21日に開催される「ラーメン女子博’16 -Ramen girls Festival-」の出店店舗を発表。出店ラーメン店を総入れ替えし、前回とは異なるバリエーション豊かな12店舗が登場する。同イベントはラーメン大好き女子のため、女性に特化したラーメンイベントで、2015年3月開催された第1回では、売り切れ続出の2日間で2万9,675人の来場者数を記録。特に、元グラビアアイドル・早川貴子さんが提供していたおっぱいをイメージさせる「愛カップ(ハート)クリームヌードル」の前には、常に長蛇の列ができていた。第2回の開催となる今回は、前回とは異なるバリエーション豊かな12店舗が登場する。また、そのうち1店舖は日替わりで店舗が変わるスペシャルブースとなり、合計15店舗が"ラーメン女子に捧げるラーメン"をコンセプトにアレンジしたメニューを提供する。同イベントプロデューサーの森本聡子氏が選りすぐった店舗は、ミシュランガイド掲載の「黄金の塩らぁ麺 ドゥエイタリアン」(市ヶ谷)はじめ、フカヒレ専門中華料理店「蔭山樓」(恵比寿)、森本氏自身が"ラーメン女子"になるきっかけとなったラーメンイベント初出店の「元祖タンメン屋」(岐阜)、"美人すぎるラーメン店主"友紀乃店主が作る「汁なし担々麺」が看板の「自家製麺 ほうきぼし」(赤羽)、鶏の卵巣「きんかん」独特のしっとりした手もみ麺が売りの「新旬屋 麺」(山形)、カルト的な人気を誇る高級ラーメン店「中華そば すずらん」(恵比寿)など。他にも、ジャパニーズアートな内観や女性スタッフの浴衣が海外の方にも人気の「チラナイサクラ」(御徒町)や、和の味噌とエスニックなカレーを融合させ野菜たっぷりの美を追求した一杯が人気の「Miso Noodle Spot 角栄 (KAKU-A)」(代々木)、日本各地のラーメンイベントで売上杯数1位を獲得してきた塩ラーメンを提供する「麺屋宗」(高田馬場)や、ハワイアンカフェをイメージした店内で独創的なメニューが魅力の「麺屋 Hulu-lu」(池袋)、"ガッツリ系"を欲する女子へ捧げる優しい店主が作るこだわりの体育会系ラーメン「ラーメン神豚」(横須賀)もそろう。また、今回初の試みとなる女子博スペシャル企画「日替わりブース」も展開する。「らーめん香月」(六本木)(17日出店)、「地球の中華そば」(横浜)(18日出店)、「麺屋 翔」(新宿)(19日・20日出店)、「ラーメンダイニングJingu」(原宿)(21日出店)という名店が、会期中入れ代わり立ち代わり出現する。会場には人目を気にせずラーメンを食べられる女性限定の飲食スペースを設置し、ブランケットやレンゲ、ヘアゴム等女性に嬉しいホスピタリティも用意。さらに、美を意識したドリンクや美容コンテンツ、女子たちの心も温める"IKE麺(イケメン)"がやさしくおもてなしをしてくれる。また、累計50万部を突破したラーメングラフィティ『ラーメン大好き小泉さん』(鳴見なる著・竹書房出版)とのコラボレーションも予定している。「ラーメン女子博’16 -Ramen girls Festival-」は3月17日~21日の11:00~21:00(L.O 20:30、21日のみ20:00終了/L.O19:30)。場所は横浜赤レンガ倉庫イベント広場で、飲食券については後日発表される。なお、2015年実施時はラーメンはどれも1杯900円に設定されていた。入場は無料で男性も入場できる。
2016年02月04日NHKでクリスマスイブの夜に放送されるドラマ「ビューティフル・スロー・ライフ」の完成披露試写会が12月22日(火)に開催され、主演の常盤貴子、北村一輝が登壇した。4K技術を使用して撮影された本作。ある劇団のサエない美術係の男“彼”と看板女優の“彼女”がともに人生を歩んでいく過程を時代の移り変わりとともに4つの章で描き出す。常盤さんは舞台女優の役を演じるということについて「プレッシャーがありました」と述懐。「本当のことを言うと、日本中の演劇関係者の方には見てほしくない(苦笑)」と語るが、完成した作品を見て、その仕上がりに驚いたとも。「メイクさんや衣裳、照明の力で、時代が変わっていくさまを撮っていただきました。49分という短い時間でこんな風に作れるのかという驚きがあり、みんなに頼って大丈夫なんだという発見がありました」と振り返る。常盤さんと北村さんは、大河ドラマ「天地人」でも共演しているが、常盤さんは「私にとっては北村さんは完全に“殿”なんです(笑)。TVで北村さんを見ても『殿、頑張ってらっしゃるな』という感じで位が違う人間と刷り込まれてて、変えようがないんです」と大河ドラマでの関係性を引きずってると明かす。今回、夫婦役を演じたが「緊張しました!私も殿と夫婦をやれるようになったんだ…と嬉しかったですし久々にお会いして、笑顔がかわいくて、優しくて、幸せな時間でした」と満面の笑みを浮かべて喜びを語った。一方、北村さんは、大河ドラマでは、“殿”でありながら常盤さんと添い遂げることができず「家臣(=妻夫木聡)にとられてしまい、失恋したので(苦笑)、夢がかなってやっとカップルになれました」とニッコリ。ちなみに北村さんにとって本作は「実は(メインキャストとして)初めての恋愛ドラマ。(NHKの)『スタジオパーク』で『(恋愛ドラマを)やったことない』と言ったら話が来ました(笑)。しかも、常盤さんと!数々の恋愛ドラマの女王ですから、殿どころではなく、胸を借りるつもりでした。普段は普通に話せるけど、カメラの前でニコっとされるとドキッとするんですよ」と笑顔で明かした。「ビューティフル・スロー・ライフ」は12月24日(木)22時より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月24日総合法令出版は11月20日、『結婚したい女子のための ハンティング・レッスン』(川崎貴子 著/税込1,404円)を発売した。○結婚したい女子の悩みに"女のプロ"が答える著者はのべ一万人以上の女性の生き方相談に乗ってきた、女社長の川崎貴子さん。「女のプロ」との異名をとり、著書『愛は技術 何度失敗しても女は幸せになれる』(ベストセラーズ)などで説く恋愛・結婚の心得も話題を呼んでいる。「ご自身の願望を知り、それに合ったマーケティングをして、"正しい狩り"をすれば、必ずあなたにピッタリの殿方は見つかります」(同書「はじめに」より)同書では、「なんで私には彼氏ができないの? 結婚まで行きつく相手がいないの?」「なんで普通の相手でいいのに、普通の男は結婚しちゃってるの?」「やっぱり女性らしくしなきゃ、ダメですか?」「どうしてヘンな男しか寄ってこないの?」「どうしたら短い時間で確実に合う男性を見つけられますか?」といった女性の悩みに、川崎さんが喝を入れるという。「ステキな殿方に出会うための準備運動」「こんな恋愛をしてはいけません」「殿方を射止める! ハンティング・レッスン」「彼氏⇒結婚相手へ! 関係の育み方」「こじらせお嬢様の座談会」の5部構成。「『普通の殿方』と結婚することほど難しいものはございません」「迷った分だけ婚期は遅れます」「女子会はそろそろご遠慮を」「女子の"オス化"は悪いことではございません」「『えー! すごいですね』禁止令」「その女子力、本当に必要でしょうか?」「『浮気してもいいよ』といいオンナぶることはムダです」「殿方と口で戦うべからず。勝つことに意味はございません」などなど、結婚したい女子にとって気になるトピックが多数収録されている。
2015年11月26日のべ一万人以上の女性の生き方相談に乗ってきた、女社長の川崎貴子さん。「女のプロ」との異名をとり、著書『愛は技術何度失敗しても女は幸せになれる』(ベストセラーズ)などで説く恋愛・結婚の心得も話題を呼んでいます。「男たちにも言いたいことは山ほどある」と言う川崎さんが、恋愛や結婚で路頭に迷うアラサー男性の相談に愛を込めて答えていきます。* * * * *Q: 恋愛が面倒くさいです。特に、先の予定を決めるのが苦手です付き合うとどうしてもデートなどで先の予定を決めなければならないのが苦手です。会いたいときに会う、連絡したいときに連絡する、という考え方を認めてくれる女の子は見たことがありません。先のほうまで予定を埋めてしまうと、例えば直前に行きたい集まりに誘われても断らざるを得なく、機会損失をしているような気がしてなりません。恋愛ってコスパ悪いですよね?(30歳・出版)○恋愛の優先順位が低い多忙な女性と付き合おう予定を決めずにふらっと会う……それって彼女ではなく、ただの男友達ですね。相談者さんにとって、恋愛とか彼女の存在の優先順位が低いのはしょうがいないと思います。ただ、約束をしたいという女心(通常男性もそうですが)は理解してますよね?もし、理解不能という事であれば、心から好きな女性で、本当に忙しい女性と付き合うことをお勧めします。仕事も忙しくて友達も多くて、「ごめん、三週間後まで空いてないの」という女性。そうしたら、会いたいがためにお互いの予定を押さえざるを得なくなり、約束したがる女の子たちの気持ちが分かるんじゃないかな。世の中には、恋愛の優先順位が低い女性もいっぱいますよ。私はかつて、この相談者さんの言っている「予定押さえられたくない!」の女版だったことがあって、当時お付き合いしていた独身男性に、「キミみたいな女性は、僕に奥さんや他の彼女がいるくらいが、きっとちょうどいいんだよね」ってよく言われました。「いやいや、そんなことないよ」と答えながら内心で「ああ、当たってるなぁ」と……。どうして治ったかと言えば、次にお付き合いした人が超のつく多忙な男性で。多忙な彼と多忙な彼女がもし何の約束もしなかったら、デートが実現しないので必要に駆られてです。それでも当日キャンセルなど多発し、私は自分の過去を振り返って、前の彼に悪い事をしたものだと思ったものです。○一生家庭を作らなくてもOKかどうか仕事に、新しい世界に、趣味に、と、夢中になっている時期ってありますから、難しい事もわかります。ただ、帰りたいときに帰る、自分が会いたいときだけ会う、という恋愛の仕方をしていたら、いざ結婚したい女性を見つけたときにちゃんと方向転換できるかどうか心配です。それこそ、家庭を持ったら、自分のペースでだけ生きているわけにはいきません。恋愛期間って、愛情の見せ方とか、思いやりの持ち方とか、いつか家庭を持つときの練習をしていたんだなぁ、と感じる側面も多いもので。ですから、一生家庭を作りたくない、という意志のもとに生きているならそのままでOK。でも、これから先少しでも結婚する可能性があるのなら、練習しないと。最悪ですから、妻や子供と約束できない夫や父親って。○いつか欲する幸せのために必要なスキルを磨く私は、飽きっぽくて自己愛の強い傲慢な恋愛ばかりしてきたから、一回目の結婚で失敗しました。まさに、相手と一緒にいることの優先順位が低かったから、相手のことを思いやりながら話し合うスキルを本当に持っていなかった。男女、年齢を問わず、幸せにパートナーと暮らしていける人たちとは、相手に対するコミットをちゃんとしているんですよ。「私はあなたの妻です」「僕はあなたの彼氏です」というところから逃げない。相手を不安にさせたり、自分の都合ばかりを押し付けたりしない。要は、「私はあなたの夫です」ということに責任を持っているんですね。そして、そのコミットができる人はどんな人かと言えば、「自分で自分に約束できる人」なんですよ。だから、信頼関係が生まれる。小さな社会ですからね、家庭は。信用がものをいうんですよ。男性を見ていてよく思うのは、仕事で成功すれば、女たちは勝手についてくると思っている節がある、ということです。確かに、ついてくるかもしれません。でも、ついてきたとしても、それまでに人をちゃんと愛する練習してきていないと、コミットする意志や力が無いと、簡単に破たんしてしまいます。「好きな人といつまでも幸せに暮らす」って、誰もが当たり前にできることではなく、スキルが必要なんですよ。川崎貴子(かわさき・たかこ)人材コンサルティング会社 ジョヤンテ代表取締役。女性誌での連載、執筆多数。主に恋愛論を書いているブログ「酒と泪と女と女」が話題となり、『愛は技術何度失敗しても女は幸せになれる』(ベストセラーズ)として2015年3月に書籍化された。20代のときにベンチャー経営者同士で結婚するも離婚し、2008年に8歳年下のダンサーと再婚した。2人の娘がいる。自身の離婚、再婚、子育て経験を通した説得力のあるアドバイスに、ファンも多い。11月20日には、最新刊『結婚したい女子のための ハンティング・レッスン』(総合法令出版)が出版される。
2015年11月11日のべ一万人以上の女性の生き方相談に乗ってきた、女社長の川崎貴子さん。「女のプロ」との異名をとり、著書『愛は技術何度失敗しても女は幸せになれる』(ベストセラーズ)などで説く恋愛・結婚の心得も話題を呼んでいます。「男たちにも言いたいことは山ほどある」と言う川崎さんが、恋愛や結婚で路頭に迷うアラサー男性の相談に愛を込めて答えていきます。* * * * *Q: 付き合っても一年くらいで気持ちが醒めてしまいますお付き合いが一年以上続いたことがありません。いつも自然消滅してしまいます。付き合い始めの盛り上がりを過ぎると、義務感で会ったり連絡取ったりし続けているような気がしてしまい、途中でフェードアウト。結婚願望がないわけではないので、この癖を直したいです(27歳・SE)○もっと高嶺の花を狙え二つ可能性があると思っていて、一つはあんまり好きじゃない人とホイホイ付き合ってしまっているパターン。自分の好みを深く考えずに、ちょっと可愛いな、好きだと言ってくれたから、という程度で付き合ってしまっているのではないでしょうか。彼のようなケースの場合、「この人めちゃくちゃタイプ!こんな女性と付き合えるなんて!」という、高嶺の花を自分からアプローチして彼女にした方がいいでしょう。「長く付き合いたい」「結婚したい」と男性側が意思表示する心理の中には、愛だの恋だの惰性だのだけじゃなく、「他の男に盗られるのはいやだ」という単純明快な理由があったり致します。たいして執着がない人と付き合ってもすぐ別れるんだから、適当なところで手を打つべからず。○ドキドキ欲求を恋愛以外のもので消化せよまたは、飽き性で恋愛体質、という可能性もあります。最初の盛り上がりの、獲得するまでの狩りの時期に出る興奮ホルモンだけが生きがいで、安定してから出る幸せホルモンに興味がないタイプ。私も若いときそうだったんですよね。だから、結婚も全く興味がありませんでした。結婚なんてしたらもう恋愛が、あの恋愛初期のドキドキがなくなってしまう、と思っていたので。でも、起業したら毎日がジェットコースターみたいだったので、恋愛に刺激を求めなくなりました。「もうどきどきは十分だ!」と言わんばかりに、私みたいに仕事に転移することで落ち着く人は多いです。それが仕事じゃなくて、趣味でもいい。ギャンブルとか、ゲームとか、バンジージャンプとか、身を持ち崩さない程度にスリルのある趣味を始めたらいいんじゃないでしょうか。○育たぬ恋愛スキルただ、この「義務感になってしまう」という気持ちは非常によく分かります。なんで日曜日に会わなきゃいけないの、寝てたいのに、と思ったり。だから、そういう人って短いスパンでどんどん渡り歩くしかないんですよ。ただそうすると、次のステージには行けないんです。永遠に。2年、3年と付き合って、信頼し合って、乗り越えて、というステージにいけない。そのフェーズに入らないままコロコロお相手だけ変わっていくから人数だけ重なっていき、関係性の構築に必要な恋愛スキルは低いまま。○相手の表層しか見ていないから飽きる昔の私含め、飽きっぽい人は、お相手の表層しか見ていないんですよ。対極の例だと、私の友人男性は、奥さんと30年一緒に過ごしていてなお、「いまだに奥さんの知らない面があると思っている。奥さんが何を考えてるのかなーと興味がある」と言ってます。「うちの妻のことなんて、もう十分知っている。」なんてそんなことは絶対になくて、それが解るのが残念ながら離婚するときなんですよ。妻の中にこんな恐ろしい鬼が住んでいたのか、と(笑)カウンセラーが一番解りやすいけれど、見る側や聞く側のスキルが高いと、対象者の色々な人格や思いが表に出るじゃないですか。解ったつもりにならないで、深掘りしたり、違う角度から見てみると、近くにいる人ほど一番解らない、謎めいた存在かもしれませんよ。○経験に勝る知識なしドキドキを求める欲求を恋愛ではないものに転移させること、長く付き合っても解ったつもりにならないこと。そうすれば、いつも山の二合目しか登れないところを、七合目、八合目、と見たことのない景色を見られるようになります。独身男性より、離婚経験男性の方が結婚(再婚)に対してアグレッシブなのは、この8合目の景色の美しさを知っているからだと私は思うのです。そして今度こそ、頂上からの景色をパートナーと見たいと思うからではないでしょうか?経験に勝る知識なし。つべこべ言ってないで、一度強引に山を駆け上ってご覧あそばせ。大好きな女性と助け合い、励まし合いながら。川崎貴子(かわさき・たかこ)人材コンサルティング会社 ジョヤンテ代表取締役。女性誌での連載、執筆多数。主に恋愛論を書いているブログ「酒と泪と女と女」が話題となり、『愛は技術何度失敗しても女は幸せになれる』(ベストセラーズ)として2015年3月に書籍化された。20代のときにベンチャー経営者同士で結婚するも離婚し、2008年に8歳年下のダンサーと再婚した。2人の娘がいる。自身の離婚、再婚、子育て経験を通した説得力のあるアドバイスに、ファンも多い。
2015年10月28日映画『向日葵の丘 1983年・夏』の完成披露試写会が7日、都内で行われ、キャストの常盤貴子、田中美里、藤田朋子、芳根京子、藤井武美、百川晴香が涼やかな浴衣姿で出席した。太田隆文監督が手掛けた本作は、バブル直前の1983年をテーマに描く青春ノスタルジー作品。田舎町で青春時代を過ごす女子高生3人組は、町を巻き込んで8ミリ映画を制作する。その後、離れ離れになるも、30年後に故郷で再会し――というストーリーで、22日から全国順次公開予定。主演を務めた常盤は、「若い3人の時代が本当に素晴らしい。今より不便だったかもしれないけど、心はとても豊かだったと思う。キラキラした青春を見て欲しい」と胸を張ってアピール。一方、常盤の高校生時代を演じた芳根は、藤井、百川と過ごした合宿のような撮影を振り返り、「食べるのも寝るのも一緒で、ものすごく仲良くなりました。今も、3人でご飯を食べたり、ディズニーランドに行ったりしてます」と笑顔を見せた。また、撮影中のエピソードを聞かれ、「ここで言うことでもないんですけど、電車とか車とか大きな"鉄"が好き。大井川鉄道の景色が素晴らしくて、写真を撮りに行きました。興奮しすぎて鼻血が出そうだった」と意外な趣味を告白した常盤。隣に立つ芳根に対し、「今は違う顔になっちゃったけど、我ながらソックリだった。失礼かしら?」と茶目っ気たっぷりの笑顔で顔を覗き込むと、芳根は、「いえいえいえ!」と照れ笑いで恐縮していた。
2015年08月08日ラーメンを愛してやまない女子のために、おいしいだけじゃない・美しいだけじゃないラーメンを"厳選""限定"で提供する。現在、横浜赤レンガ倉庫(神奈川県横浜市)にて開催中の「ラーメン女子博15’ -Ramen girls Festival-」では何が起こっているのか、おなかを空かせて訪れてみた。○ラーメン女子に捧げる限定ラーメン同イベントは3月7,8日の2日間開催で、会場では同イベントプロデューサーの森本聡子さんが女子的視点で厳選した8店舗が並んでいる。それぞれは女子に楽しんでもらえることをコンセプトに、健康、ビジュアル、味を創意工夫した、ラーメン女子博のための限定メニューとなっている。「女子だけか……」と思った男子諸君、大丈夫! 男子もウェルカムなのだ。ラーメンはどれも1杯900円。「少しずつ食べ比べてみたい! 」というニーズに応え、ハーフサイズも1杯600円で用意している。なお、会場で購入できる当日飲食券は1,500円分を一口として販売している。○8店舗の限定ラーメンを一挙に紹介!今回、8店舗全12品のラーメンが展開されており、各店はラーメン女子博のために新しいメニューを開発した。会場でしか味わえないその味を紹介していこう。"ラーメンクリエイター"という異名を持つ庄野智治氏の「麺や 庄の」からは「プレミアム豆乳海老白湯」を提供。豚や鶏ではなく海老やキノコからダシをとることで、ハイカロリーになりがちなラーメンを食べる罪悪感を感じさせない一品に仕上げた。豆乳ゆえんのまろやかさと海老の風味がベストマッチしている。森本さんが「2014年に一番訪れたお店じゃないかな」と言っていたのが、この「ラーメン愉悦処 似星」だ。同店では割烹の技法を学んだ阿部ポール氏がこだわりの煮干しを用いたメニューを展開しており、今回のラーメンはその名もどストレートな「煮干しラーメン」。煮干しの豊かな香りと深いコク、ちょっと固めの細麺は、ラーメンの奥深さを感じさせてくれる和な味に仕上げられている。「スタッフが全員イケメン」と森本さんも太鼓判を押す湘南を代表するラーメンダイニング「麺や Bar 渦」からは、ちょっと辛みのある豆乳ベースの「まろ辛ベジ豆乳らーめん」を用意。レモングラスのほか日本では手に入りにくいスパイスを配合し、最後にはパクチーを散らすなど、南国・アジアンを思わせる味に仕上げた。「パクチーが苦手な人は野菜にチェンジすることもできるので、オーダーする時に一声かけてみよう。グリーンの麺が印象的な「麺屋 六感堂」の「グリーン麺ゆずみつば和えそば」は、麺にビタミンやミネラルが豊富なユーグレナ(和名: ミドリムシ)を練り込んだ一品。今回の特別メニューは和えそばにアレンジすることで、もちもちとした自家製麺をよりダイレクトに味わえるようになっている。「ミシュラン東京2015」にも掲載された 「ソラノイロ」は"ベジラーメンのパイオニア"的な存在の店。今回提供する「ベジの和えソバ」は、4,5回混ぜてから食べるのがポイントだという。麺の上には柚子胡椒やバジルが添えられているので、ちょっと加えて味の変化を楽しんでみるのもいいだろう。「おっぱいラーメン×SOBAHOUSE 金色不如帰×ストライク軒」の3店がコラボレーションしたブースでは、おっぱいラーメンの元グラビアアイドル・早川貴子さんの胸元につい目がいってしまうが、クリーミーで濃厚な「愛カップ(ハート)クリームヌードル」にも注目していただきたい。「おっぱい」をイメージさせるクリームのトップには、ピリッとしたピンクペッパーを添えている。「女を甘く見ちゃだめですよ! 」というメッセージも込められているんだとか。クリームのほか、チャーシューやハマグリなど「あれもこれも試したい」というよくばり女子の希望を形にしたラーメンだ。ラーメンとともに肉も愛する女子にぴったりなのが、「牛骨らぁ麺マタドール」の「香る!牛塩らぁ麺」。同店は通常、どっしりとした濃厚さを生かしたラーメンを展開しているが、野外でおいしいラーメンを意識して新メニューを開発。香りが立つ爽やかさが特長で、肉汁あふれる自家製ローストビーフ(400円)もぜひトッピングしていただきたい。元エステティシャンでもある店主の強い想いから、"ラーメン"と"美容"をテーマに掲げてエステも併設している「Bum Bun BLau Cafe with BeeHive」も、オープンからわずか半年で「ミシュラン2015」に仲間入りした。今回提供する「青森地鶏塩ラーメン」は、麺にスーパーフードのスピルリナを練り込み、チャーシューにはアンチエイジング効果も期待できるアグー豚を使用。調味料から一つひとつ手作りされた、身体にやさしい一杯となっている。○"IKE 麺(イケメン)"男性が腕を振るう会場には女性限定エリアも設置されているため、人目を気にせずラーメンをじっくり食べることができるようになっている。さらに、"美"を意識したスムージー等の飲み物やかき氷、おいしいラーメンを愛情込めて作る"IKE 麺(イケメン)"なる男子も登場し、ラーメン女子たちをもてなしていた。同イベントの予定開催時間は11:00~21:00(ラストオーダー20:30)で、入場は無料。会場には男子の姿も見受けられたが、全体的には女子の方が多いようで、いまだかつてこれだけ多くの女子たちでにぎわうラーメンイベントがあっただろうかと思うほど。どの店舗も今回のために開発された限定ラーメンをそろえているので、ラーメン女子はもちろんのこと、ラーメンを愛する全ての人に至極の一杯に出合っていただければと思う。※価格は全て税込
2015年03月07日