睡眠か、成績か、友達か。2つしか選べないとしたら何を選びますか?睡眠は健康のために欠かせない要素であることを考えると、睡眠は外せませんね。時間は有限ですので、その中で何ができるのか考えていきましょう。健康を維持するためには睡眠を1日は24時間しかありません。その限られた時間をどのように使っていますか?睡眠時間は何時間で、残りの時間でどのくらい勉強をして、遊んでいますか?普段あまり考えることはないかもしれませんが、ぜひ日常生活を振り返ってみてください。ハーバード大学に行った学生は、先輩に「睡眠、友達、成績のうち2つしか得られない」と告げられたそうです。これは、睡眠をとりながら遊びも勉強も充実させるのは難しいということでしょうが、できればすべて充実させたいですよね。睡眠時間を削って頑張る若者たち若い人の中には、睡眠時間を削って遊びも勉強にも取り組んでいる人もいます。海外ですと24時間開いている図書館があり、時間を問わず学べる環境が整っているようです。ですが、睡眠時間を削るのは健康面にも影響が出やすいので、無理をしてはいけません。仕事や学校生活がルーティンになるほどに、何かに取り組む機会もなく日常が過ぎていってしまっているかもしれません。自分の体力をしっかりと認識し、どれほどの睡眠時間が必要で他の時間を何に当てるべきなのか考えていきましょう。睡眠時間を管理して女子力を磨く睡眠時間の管理は、女子力アップにもつながります。美しくなるための具体的な施策として、睡眠時間の管理、食生活の管理が挙げられます。睡眠時間を管理できるようになると、1日の流れを計画的に組むことができ、自分磨きの時間もしっかりと確保できます。また、健康で精神的にも安定した日々を過ごせると言われています。計画していた予定が寝坊などで崩れるとテンションが下がりますよね。時間の管理を1つのテーマとしてぜひ考えてみてください。Photo by CollegeDegrees360
2015年02月10日モテたいと思う人のなかには、ヘアケアに力を入れようとしている人もいるはず。健やかな髪の毛を作りたいと考えているのであれば、実は睡眠の時間帯が大切なのだとか。でも、どうして眠りと健やかな髪の毛が関係しているのでしょう?髪の毛は加齢や生活習慣で不健康になる美しい髪の毛をキープしたいと思っている人はたくさんいますよね。でも、パーマやカラーリングを続けていると、そのダメージで髪の毛はボロボロになってしまいがちです。ケアをしないで放っておくと、次第にハリやコシがなくなり、パサパサした髪の毛になってしまいます。でも、高価なシャンプーやコンディショナー、それに自宅でのマッサージやヘッドスパを加えて……となると、手間や費用もかかって長く続かないかもしれません。ただ、ぐっすり眠ることがヘアケアの一環になることもあるんです。そこで、今回は髪の毛と睡眠のメカニズムをご紹介します。規則正しい睡眠がよい髪の毛を作る睡眠によって髪の毛が回復するメカニズムは、頭皮に血がめぐることから始まります。血液を通じて栄養が行き渡ると、寝ている間に免疫細胞や成長ホルモンが活性化し、髪の毛が健やかに成長するんです。でも、夜更かしをしてしまうと、成長ホルモンが効率よく分泌されません。頭皮の修復は、臓器のダメージ回復よりも後回しにされがち。ぐっすり眠れなかった場合、生えてくる髪の毛は、次第に元気がないものになってしまいます。寝不足や不規則な睡眠サイクルが続くと、いつの間にかハリやコシのない髪の毛になっていたということも。だから、ぐっすり眠ることが大切なんです。ピークタイムに眠って健やかな髪の毛をいろいろなヘアケアにチャレンジしているけど、夜更かししていたというアナタ。ぐっすり眠ることは、健康な髪の毛づくりに大きな影響を与えます。成長ホルモンの分泌が活発になるピークタイムは、午後10時から午前2時頃。眠ってから1時間から3時間は成長ホルモンが出やすい時間帯なので、午後10時に寝ると頭皮の修復をスムーズに促されるようです。ぐっすり眠って、ツヤのある美しいモテ髪を作りましょう!Photo by mark sebastian
2015年02月09日眠らない街、東京。東京の睡眠環境は、他国と比較しても最低レベルであることがわかりました。どこを改善していくべきなのか、他国と比較しながら学びましょう。東京の睡眠環境にフォーカスを当ててご紹介します。東京の睡眠環境の悪さ東京は眠らない街と言われているように、夜でも街は明るいですし、車の通りも少なくはありません。その分、東京の睡眠環境はあまり良くないようです。ロンドン、ストックホルム、ニューヨーク、パリ、東京の5都市において睡眠に関する調査をしたところ、東京に住んでいる人の約半数が睡眠に関して何らかの不満や悩みを持っていることがわかりました。他国と比較すると、満足度が低かったようです。そして睡眠満足度が低いのと比例して、健康面やコミュニケーション面でも不満を抱えている人が多いんです。睡眠不足が与える影響東京の人々は他国と比較しても睡眠時間が短いと言われています。睡眠不足による影響は大きく、経済にも響いているようです。その「睡眠不足による経済損失額」は年間4757億円にも及ぶのだとか。睡眠時間も関係なく働いてはいるものの、一方で損失額が大きいのも確かなようです。遅刻や欠席は少ないそうですが、睡眠不足によるトラブルは多く、作業効率も低下しています。「眠るより仕事!」と考えている人が多すぎることが睡眠満足度の低い原因の一つと言えます。睡眠環境を整え、自己管理を徹底睡眠満足度を高めるために、自分自身で睡眠環境を整えていく必要があります。夜遅くまで働いたり、飲み歩いたりするのは当然、睡眠を削ることになってしまいます。そうならないためにも東京の波に飲み込まれずに、自分のペースを作っていくことが大切なのです。一方で、東京離れも少しずつ進んでいるようです。田舎でゆっくりと暮らしたいと考える若者も多いようで、自分のペースをつかんで暮らしているようです。ただし、暮らしの拠点を変えるのは大変なこと。毎日遅くまで仕事をすることが慢性化している場合は、いったん手を止めて自分の生活を振り返ってみましょう。Photo by Loïc Lagarde
2015年02月09日“おひとりさま”と聞くと少し寂しいようなイメージがありますが、メリットももちろんたくさんあるんです。たとえば、誰にも睡眠を邪魔されないので、睡眠環境が安定しているといえます。今回は睡眠環境について言及します。睡眠環境が変わるだけでストレスが?睡眠環境が変わるだけでストレスが増えることがあります。特に、ずっと一人で寝ていた人が誰かと一緒の寝室で寝るようになると、ストレスを感じるというケースが多く見られます。また、季節によって掛け布団を変えずに、ずっと同じものを使う場合もストレスを感じやすいと言えます。温度の変化が睡眠の邪魔になる可能性があるからです。このように、睡眠環境を整えることで、自分のペースで睡眠を作ることができます。ストレスのない睡眠環境はおひとりさまの特権結婚して家庭をもつと、どうしても睡眠環境に変化があります。寝る部屋が変わることで大きな変化があるだけでなく、自分以外の人と一緒に寝る必要があるため、今まで感じることのなかったストレスを知らない間に感じている可能性があるのです。一方、一人暮らしの場合、睡眠は誰にも邪魔されません。そのためストレスを感じずに眠ることができます。これはおひとりさまの特権といえるのではないでしょうか。睡眠環境だけでなく、時間を気にせずバスタイムを満喫できたり、誰かに縛られることのない生活は一人暮らしでしか楽しめないものです。おひとりさま向け宿泊プラン今ではホテルでもあえて“おひとりさま”向けのプランがあるようです。ひとりだからこそ贅沢を!と考える女性も多いようですね。美味しいものを食べて、エステやスパを楽しみ、広くてふわふわのベッドで寝る。なんて贅沢なんでしょう。こういった楽しみがあるだけで日常を頑張ろうと思えますね。このように日ごろ頑張っているいる自分を褒める時間も大切です。働く女性だけでなく、ぜひ主婦の方にもこういったご褒美の時間を作ってみませんか?Photo by lisbokt
2015年02月08日「原因はわからないが夜寝付けない日がある」、そんな睡眠ストレスを抱えている方は少なくないようです。自分で不眠の原因を特定できないということが眠れないストレスにプラスして、さらなる精神的負荷にのしかかっている人も多いようです。そうした方にうってつけなのが睡眠日記。その効果と運用法について紹介します。睡眠日記ってなに?不眠解消に効果があるそのメカニズムに迫る睡眠日記は、その名の通り1日の行動を日記的に記録していきます。そして、普通の日記と異なる点は、夜の「ぐっすり眠っていた」「ちょこちょこ目が覚めてしまった」などや、昼間の「居眠りをしてしまった」「眠くて全く頭が働かなかった」なども、その時刻がわかるように記録していくことです。行動、睡眠状況の他に、食事の時間や内容、体調なども記入していくとより多面的なデータにしていくことができます。これを2ヶ月ほど続けると自分の睡眠の特徴が見えてきます。たとえば、「夜22時まで仕事をしていた日は布団に入る時間は同じでもなかなか寝付けていない」「月末になると眠りが浅く、昼間もウトウトしてしまう……あ!生理の時期と重なっている」など、生活と睡眠の因果関係が少しずつ明らかになっていくのです。睡眠日記のより効果的な運用方法の使い方睡眠日記は必ず紙に記録するようにしましょう。日中忙しく働いている人は、帰宅して夕食後などに睡眠日記の記入を始める方も多いはず。21時や22時にパソコンに向かって作業をすることになると、それだけで睡眠の質を下げてしまう可能性があるのです。記録をつけるにあたってポイントなのは、細かく時計を見る習慣をつけるようになるということです。「ウトウトしてしまった時間」や「途中で目覚めてしまった時間」にいちいち何時かを確認はしないでしょう。そのため、慣れるまでは何時にしたことか忘れてしまうケースもあると思います。そんなときは、おおらかな気持ちでだいたいの時間を記入していくとよいでしょう。負担のかけ過ぎに注意して長続きさせよう!睡眠日記をつける際には、いくつか注意するべきことがあります。【睡眠日記運用の注意点】●完璧を求めない。記録をつけることを目的にしない後で見返して自分がわかればOK!くらいの気持ちで記入しましょう。そうしないと三日坊主になってしまいます。●「また何時に起きてしまった」「居眠りばっかりしてしまう……」などと落ち込まない。反省しつつ学ぶこともありますが、ここで必要なのはあくまで客観的な情報です。●「これが原因かも……」と思ったらすぐに改善。改善策は1カ月続けてみる睡眠はどんな影響を受けて変化しているかは人によって異なります。そのため、自分で探し求めていくことが大切です。注意点を踏まえつつ、自分が続けやすい形で睡眠日記を始めてみてはいかがでしょうか。Photo by karin and the camera
2015年02月06日いま人気の睡眠家電って何?ということで、ヤマダ電機渋谷店を訪ねてみました。そもそも睡眠家電とは?どういった基準で選ぶべきなのか?ヤマダ電機渋谷店の各フロアの担当販売員さんたちに聞いてみました。まず訪れたのは、照明器具フロア。フロア担当の松田駿汰さんによると、いまはLED照明が主流になっているとのこと。自然な眠りと目覚めにこだわった照明が人気松田氏「照度(明るさと暗さ)と色温度(白色系と暖色系)が調光できて、かつ、睡眠のリズムに従って自然な調光ができるシーリングライトが人気です。」―人気の睡眠家電、どのような基準で選べばいいのでしょうか?松田氏「例えば、パナソニックLC-640Aにはくつろぎの明かりに加えて、お休みタイマーで徐々に部屋を暗く、暖色系の明かりに変えていく機能があります。しかも、急激に暗くするのではなく、太陽が沈むときのように時間をかけてゆっくりと暗くなるというものです。目覚めの明かりにも力を入れていて、まるで、寝室に太陽が昇るときのように序々に明るくなるのが特長です。快晴の青空と同様の光で、スッキリと目覚められるようになっています。」松田氏「日立のLEDシーリング LEC-AHS1810CCは4段階の照度と色温度の調整が可能、NECのCrossFeelは6段階で明るさと色を変えられ、さらに、朝は小鳥のさえずり、夜は虫の音が搭載のスピーカーから聞こえるという機能へのこだわりようです。」子どもの勉強や睡眠に関心の高い層に人気―入眠に工夫を凝らすだけではなく、目覚めにも着目したシーリングライトはユニークですね。どのような人たちが購入するのでしょうか。松田氏「睡眠に良くて、勉強にも良いということで、お子様がいらっしゃる家庭の人たちが、お求めになっていきます」松田氏「特に、パナソニックのライトは、文字が読みやすい6200K(ケルビン)の明かりにできることから、日本PTA全国協議会の推薦を受けています。勉強の明かりに適しています」省エネ対応で睡眠中も運転するエアコン次に、エアコン、空気清浄機売場担当の三浦光喜さんに話を伺いました。三浦氏「これまでは、睡眠中に暖房や冷房はタイマーでスイッチを切っていました。冬場に室温が暑くなりすぎたり、夏場に涼しくなりすぎたりした場合は、運転を止めていました。いまは睡眠中も運転を続けるエアコンが主流です。つけっぱなしでも、省エネ対応で、電気代もかからなくなってきています」就寝前、就寝中、起床時の寝室の温度を適正に―具体的には、どのような仕組みなのでしょうか。三浦氏「三菱の霧ヶ峰には、みまもり快眠と名付けられた機能が備わっています。温めすぎない、冷やしすぎない温度を保ちながら、睡眠を邪魔しない運転ができます。」三浦氏「さらに踏み込んでいるのがパナソニックのエアコンの“おやすみナビ”という機能です。スマートフォンを使って、就寝前から就寝中、起床時の温度設定をカスタマイズできます。スマートフォンには、寝返り状況や室温変化をグラフ化して記録できます。1週間のログも表示できます。過去のデータを見て、さらに自分に適した睡眠環境になるように、エアコンの運転をカスタマイズできる仕組みです」冬に起きるときには、部屋の暖かさを適正にして、夏は、冷えすぎを抑えるそうです。夏の室温が高くなって、無意識のうちに熟睡できなくなる問題も解消され、しかも、省エネ設計のため、電気代も抑えられるそうです。寝室モード付の空気清浄機―引き続き、空気清浄機について三浦光喜さんにお話を伺いました。三浦氏「加湿器がついた空気清浄機が主流になっています。シャープ、ダイキン、東芝、日立……。各メーカーとも加湿器付きの空気清浄機を出しています。パナソニックの加湿空気清浄機F-VXK55には寝室モードがついています。睡眠環境を整える空気清浄機ですね」―寝室モードとはどんなものでしょうか。三浦氏「就寝前に約15分間のスイング洗浄をして、徹底的に空気清浄をします。眠っている間は、汚れに応じて静かに29dB(デシベル)の運転を続けます。ユニークなのは起床時です。朝に照明がつくと、それを感知して5分間のお目覚め洗浄をするんです」―眠っている間も、空気洗浄は必要なのでしょうか。三浦氏「就寝前の15分のスイング洗浄は、空気を対流させて集塵します。花粉やハウスダストは一年中、室内に舞っています。花粉でお悩みの人はもちろん、症状のない人でも、花粉やハウスダストを吸い込むことで、無意識のうちに熟睡を妨げられるんですよ。自覚のない方がほとんどですけれどね」“床上30センチ”の空気をクリーンに―就寝時、起床時の空気洗浄には意味があるのでしょうか。三浦氏「じつは花粉やハウスダストは床上30センチに密集しているんです。床や畳や絨毯の上を人が歩くと、床に落ちている花粉やハウスダストが舞い上がります。就寝時や起床時に布団を跳ね上げるだけでも落ちていた花粉やハウスダストは舞い上がります。まして活動を始めると、室内には花粉やハウスダストが床上30センチに舞い上がり続けます。だから就寝時、起床時に、いっきに空気清浄をすることで、活動が始まった朝の室内の花粉やハウスダストを集塵することで、健康を守るわけです」―どのような人たちに売れているのでしょうか。「パナソニックの空気清浄機は、床上30センチの花粉やハウスダストを清浄するので、背の低い幼児から小学生のお子さんのいる家庭に売れています。睡眠に意識の高いお客様もお求めになります」空気をきれいにして、快眠を心がけたいものです。睡眠時にこそ活躍する家電次に、睡眠時にこそ活躍する家電があるということです。お話ししてくれたのは美容家電担当の橋本知香さんです。橋本氏「パナソニックのナイトスチーマーEH-SA46は、一見すると加湿器のようですが、睡眠とエステの家電です。入眠と睡眠に効果があり、眠っている間に肌と髪のエステができます」―入眠に効果的なのは、どういう仕組みなのでしょうか。橋本氏「給水タンクに水を入れ、アロマカートリッジにアロマを入れてスイッチオンします。ろうそくの炎のような、ほのかな明かりが、徐々に暗くなっていきますので、暗さに誘われるように眠くなります。アロマの香りが心をリラックスさせ、寝つきやすくするんです」ナノイーが、肌と髪をうるおす―眠っている間に肌と髪のエステができるとは、どういうことなのでしょうか。橋本氏「潤風スチームが出ます。加湿と異なるのは、帯電させた水の微粒子が出ることです。微粒子はナノイーと呼ばれています。ナノイーは、皮膚膜が親水性を持つように肌を潤すんです。髪のキューティクルを引き締めて、ツヤのある髪へと整えてくれます」入眠効果があり、熟睡している間に肌と髪を美しくする睡眠家電とのことです。橋本氏「女性のお客様が購入するケースの他に、男性が女性へのプレゼントとしてご購入されるケースも多いですね」家電は、これまで起きている時間帯に使うものでしたが、睡眠中にも使うものへと進化した家電。睡眠そのものに良い効果がある家電や、睡眠中に健康を守る家電、そして睡眠中にエステができる家電など、今年、睡眠家電ブームが拡大する見込み。
2015年02月05日看護師のように12時間や16時間などの長時間にわたる夜勤などがある職業の場合、仕事中の仮眠は特に重要だと言われています。しかし、この仮眠を何時間とるのがいいのかについてはいろいろな説があります。中でも、一般的に多くの看護師が夜勤中にとるという「2時間」の睡眠時間について、深い意味があることをご紹介します。看護師の夜勤中の仮眠その2時間には深い理由が!一般的に、多くの看護師は夜勤中に2時間の仮眠時間が確保されていることが多いといわれています。『リンパを流すと健康になる』の著者、大橋俊夫さんによれば、この2時間には深い意味があるのだそうです。看護師が取る休憩時間の2時間のうち、休憩に入ってから眠るまでの時間や、休憩から現場に戻るまでの準備の時間を30分程度とすれば、およそ1時間半は仮眠時間として確保できるものです。この1時間半という時間は、睡眠のサイクルと照らし合わせると、実に理にかなっているのだといいます。1時間半のサイクルがポイントにその理由は、睡眠の深さに関係しているのだそうです。まず、人は健康であれば、眠ってから徐々に眠りが深くなっていき、やがて50~60分ほどの間じゅう、ノンレム睡眠に入り、その後、浅い眠りのレム睡眠に変わります。このノンレム睡眠とレム睡眠の1ユニットのことを「アンカー睡眠」と呼び、1時間半がちょうどいい1つのサイクルになります。つまり、身体にとって最適な睡眠のリズムが1時間半だというわけです。看護師さんにとっては、休憩時間の2時間は貴重なもの。この間に、きっちり仮眠をとりたいものですね。夜勤勤務者の睡眠の取り方看護師の夜勤においては、夜勤中の休憩だけでなく、勤務を終えてから次の勤務までの時間が十分にとれないことも問題視されています。たとえば、8:30~17:00までの日勤の後、7時間ほどで、0:00~9:00というシフトの深夜勤に入るという場合です。勤務と勤務の間は、最低12時間は確保するべきだという見解もあり、夜勤そのものだけでなく、シフトの組み方にも工夫が必要です。睡眠の状況によって、健康が危ぶまれるだけでなく、業務中のヒヤリ・ハットにも影響があるという夜勤勤務者。ぜひ2時間休憩はしっかりと仮眠をとって過ごしたいものですね。
2015年01月31日子供の頃って、10時間ぐらいは平気で寝ていませんでしたか?でも、いわゆる現代っ子たちの何割かは、ネットゲームのせいか、日中に外で遊ばないからなのか、睡眠不足に悩んでいるのだそうです。一体子供たちの体にどのようなことが起こっているのでしょうか?子供の睡眠障害が増えている現代は、睡眠に悩みを持つ子供が増えているそうです。これまで、子供の睡眠障害は不登校と直結しているもので、「心の問題」だと考えられていました。しかし最近では、睡眠リズムに問題があるため朝起きることができないという説があります。実際に、不登校や睡眠に悩みを抱える子供の脳を調べたところ、脳機能のバランスが乱れた状態だったという報告もあるそうです。そのため、質の良い睡眠をとることができず、睡眠不足も慢性化してしまうという悪循環に陥ると考えられています。不登校と睡眠障害の関係睡眠不足が慢性化して睡眠障害になってしまうと、当然学校へ行くことが困難になります。すると、欠席する回数に比例するように学校の授業についていけなくなってしまい、自分だけが取り残されたような気持ちになります。そうやって学校に行くこと自体が楽しくなくなってしまうと、不登校になってしまうこともあるかもしれません。最近の研究で、慢性疲労症候群と睡眠不足に関わりがあるということが分かっています。慢性疲労症候群とは、半年以上、疲労状態が続き、頭痛がしたり、起きることができなくなる原因不明の病気です。今後は、子供の睡眠障害を解消するために脳科学分野からの新たなアプローチに期待が集まっているそうです。科学の発達によって、これまでは解消不可能だったことが可能になる日も近いかもしれませんね。今はスマホにパソコンにネットゲームにと、24時間遊べるものがなんでもあるので、子供が睡眠障害に陥るのも無理はないのかもしれません。大人のサポートが必須な時代になってきているようです。Photo by Jessica Lucia
2015年01月31日「睡眠に関してはいろいろ悩みはあるものの、自分で調べる時間もないし、その気力もない……」。そんなとき、あなたにぴったりの方法を提案してくれる人がいたらいいと思いませんか?今回は、睡眠改善インストラクターについてご紹介します。睡眠改善インストラクターって?まだあまり聞きなれないこの名称。睡眠改善インストラクターとはどんな人なのでしょうか?睡眠改善インストラクターは、心と体の健康、脳機能に密接に関係する睡眠に悩む方々に対して、適正な知識を用いて睡眠改善支援が実践でき、普及に貢献できる人材として日本睡眠改善協議会によって認定される資格です。睡眠改善学総論をはじめ、睡眠中の生命現象や、睡眠と生体リズム、睡眠環境、睡眠改善技術など、睡眠をさまざまな角度から学んでいるそう。日本人のかなりの割合が睡眠に関する悩みを抱えている時代。これからの活躍を大いに期待したいものですよね。この資格はどうやったら取れるの?この資格に興味があるという方は、実際に資格を取ってみるのもいいかもしれませんね。この資格は、3日間の睡眠改善インストラクター育成講座を受講し、最終日の認定試験にパスすれば取得できます。講師は睡眠に関する日本トップレベルの先生方が担当されるそう。受講料は2015年1月時点で12万円。さらに認定料が1万円となっています。ヘルスケアや寝具メーカー、美容・食品業界、ドラッグストアのみならず、インテリア、ホテル、旅行関係の会社も注目しているこの資格は、就職に有利に働くこともあるようです。また、自力で睡眠改善したいという方も、この際考えてみてはいかがでしょうか?あきらめないで!方法は一つじゃない「いやいや、そこまでは……」とお考えの方、もちろん資格取得だけがあなたの睡眠を改善してくれるわけではありませんので、ご安心ください。資格を取らなくてもあなたに合った改善法はきっと見つかるはず。それに、睡眠に関する知識をたくさん持っていても、それを活用しなければなんの結果も得られません。相変わらず眠れずに困っているみなさん、睡眠に関するたくさんの情報が載っている「ネムジム」がみなさんのお役に立てば幸いです!Photo by amanda tipton
2015年01月30日睡眠のメカニズムというと難しく聞こえますが、簡単にいうと眠くなるにはそれなりの理由がある、ということです。メカニズムを知ることは、不眠の原因やその対策を考えるうえで大切なこと。答えは身近なところにあるのかもしれません。運動するとよく眠れる?週末の休みの日に、サッカーや野球などの運動をすると、夜はとてもよく眠れるということがありますよね。特に、平日デスクワーク中心の人は、通勤ぐらいしか身体を動かすことがないので、たまに運動をすると効果テキメンとばかりに、家に帰ったらバタンキュー状態ではないでしょうか。でも、意外なことに運動が不眠を招くということもあるのだそうです。それは一体どのような場合に起こるのでしょうか?そのポイントは、「時間帯」と「運動の質」にあるようです。実際に、運動をしたことで不眠に陥ったという例をひとつご紹介します。そこから原因を探っていきましょう。仕事中に居眠りを……A子さんは仕事が忙しく、なかなか運動をする機会がないので、健康のため平日の仕事帰りにエアロビクスの教室に通うことにしました。朝から20時ごろまで仕事をして、週に3日ほど、21時から1時間エアロビクスをして帰宅するという生活です。始めてしばらくの間は、体も軽く、夜もぐっすり眠れて、エアロビクスを始めた当初の目的通り、健康的な生活を送っていました。しかし、数週間後、異変が起こり始めました。なぜか日中に眠くなってしまい、仕事中に居眠りをするようになってしまったのです。睡眠のメカニズムを考えるさて、なぜこのようなことが起こったのでしょうか?それをひも解くためには、睡眠のメカニズムについて学ぶ必要があります。私たちの睡眠は「体温の変化」と深く結びついているのです。朝起きた時が一番低く、それから上昇していき、夕方5時くらいから就寝時間までに最高値を迎えるのが一般的です。そこから体温が下降していき、眠りへと入っていきます。つまり、体温の低下が眠りの入り口になっているのです。しかし、A子さんのように夜に激しい運動をすると、交感神経が刺激されて体温がなかなか低下せずに、眠りにつくまでに時間がかかるようになってしまうのです。運動は健康に欠かせないものですが、時間帯と質の2点には注意するようにしましょう!Photo by Edson Hong
2015年01月25日疲れていないときに「疲れてる?」と聞かれたことはありませんか?それは「お疲れ顔」になっている証拠です。肌をしっかり休めるためにも、睡眠習慣を改善して、美しく元気のある顔を作っていきましょう。8割以上の女性が肌の疲れを感じている目覚めの良い朝であっても、なんだか肌が疲れている、と感じたことはありませんか?株式会社コーセーの働く女性の肌に関する調査によると、85%以上の女性が朝の肌疲れを実感しているとのことです。十分な睡眠がとれていなかったり、食生活が乱れていることで、朝から顔に疲れが出てしまいます。せっかく仕事を頑張っているのに、顔に疲れが出てしまうのは朝からテンションが下がりますよね。何よりも睡眠を十分にとることが大切ですが、時間がとれないときは、メイクでお疲れ肌を隠しましょう。ツヤを出すことで、一気に明るいイメージになります。疲れた肌で損をしている?恋愛も上手くいかなくなる負のスパイラル肌が疲れていると、仕事や恋愛にも悪影響を与えます。せっかくの魅力が肌の表情により半減し、ネガティブなイメージを与えることになってしまいます。この負のスパイラルから脱するためにも、肌の調子を整えましょう。人の年齢は肌で判断されると言われるように、若く見られるか老けて見られるかは肌で決まる部分が大きいようです。疲れていないのに疲れている顔に見られてしまう『朝出社した時、または夕方に、それほど疲れているわけではないのに周囲から顔を見て「疲れている?」などと聞かれた経験はありますか?』という質問に対して、約50%の方が経験しているとのことです。疲れていないときにこう言われると悲しいですよね。ましてや、やる気があるときにこう言われてしまうとやる気が半減してしまいますし、働く意欲も減ってしまいますよね。睡眠前に少しマッサージをしたり、メイクを工夫するだけでも印象が変わってきます。朝の印象はその日一日を左右するので、できるだけ明るい印象を作り出せるように、できることから努力しましょう。Photo by Nicola Albertini
2015年01月24日「60代になってから、睡眠時間がどんどん短くなっている……」。こんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?実際、高齢者の3人に1人が不眠に悩んでいるそうです。睡眠時間が年齢とともに短くなるのは、不自然なことなのでしょうか?加齢とライフスタイルの変化で、睡眠時間が短くなる!高齢者の睡眠時間がだんだん短くなるのは自然なことだといわれています。実際、加齢とともに睡眠時間は、どんどん短くなるそうです。60代~70代の平均は6時間、80代になると睡眠時間が6時間を下回ったという研究結果もあります。では、なぜ高齢になるほど、睡眠時間が短くなるのでしょうか?人間は基礎代謝が高いほど、よく眠る傾向があるそうです。高齢者は基礎代謝が下がるので、自然に睡眠時間も少なくなるといわれています。また、高齢になるほど、外出の機会が減って、太陽光を浴びないことも関係しているようです。定年後、朝起きて出勤するということがなくなった途端、睡眠時間が短くなる人たちがいます。これは浴びる太陽光の量が減ったことによって、眠りを誘うメラトニンの分泌が少なくなったせいだそうです。つまり、加齢やライフスタイルの変化によって、睡眠時間が減るのは自然なことだといえます。翌日に睡眠不足が気にならないなら、『8時間』でなくてもOK!しかし、「理想の睡眠時間=7~8時間」ということを聞いたことがある人もいるのでは?確かにアメリカの調査では、7時間台の睡眠を取っている人がもっとも長生きしていることがあきらかになっています。先ほどの調査では、平均して7時間台の睡眠を取っているグループが、もっとも生活習慣病にかかっている割合が少なかったことを示しています。ただし、ある特定の集団の平均値なので、「高齢者はどのぐらい眠ったらいいのか」という睡眠指標を示すものではないそうです。むしろ、「8時間寝なければ」と気にし過ぎてしまうことで、熟睡感が得られないことの方が問題だといわれています。「なかなか寝付けない」とお悩みの方は、睡眠時間にこだわるのではなく、「眠くなったら、寝よう」とおおらかに構えることも大切なんだそうです。年齢を重ねても、ぐっすり眠るには?高齢になると、睡眠時間が短くなるのが自然だということはわかりました。しかし、なかなか寝付けなかったり、夜中にトイレで起きてしまったりといった悩みはどうやって解決したらいいのでしょうか?寝付きを良くするホルモンであるメラトニンを、しっかりと分泌させることが大切です。まず起きたら、太陽の光をたくさん浴びましょう。メラトニンは光を網膜が感知することで、分泌されるそうです。カーテンを真っ先に開けるのも、効果的でしょう。1日を部屋のなかで過ごすのではなく、毎日少しでも外出する習慣をつけることをおすすめします。狂いがちになっていた体内時計(ボディクロック)が太陽光によってリセットされ、夜にぐっすりと眠れるようになるでしょう。photo by Alex
2015年01月24日私たちが生きていくうえで欠かせない営みである睡眠。「どれだけ寝るか」「どのように寝るか」は、それぞれのライフスタイルにおいて異なってくる。皆が自分に見合った睡眠をとっているはずだが、果たしてその睡眠時間は人と比べて多いのだろうか。それとも少ないのだろうか。そこで、マイナビニュース会員に「自分の睡眠時間」に関するアンケートを実施。平日の平均睡眠時間に併せて、自分の睡眠時間に関してどのように考えているのかも聞いたので、紹介する。Q.あなたは平日に平均で睡眠を何時間をとっていますか1位 6時間以上~6時間30分未満(22.7%)2位 7時間以上~7時間30分未満(19.0%)3位 5時間30分以上~6時間未満(15.3%)4位 6時間30分以上~7時間未満(11.7%)5位 5時間以上~5時間30分未満(9.0%)■6時間以上~6時間30分未満・「もっと寝たい。23時寝7時起きが理想だけどバイトが夜遅くまである」(22歳女性/その他/その他)・「ネット中毒で夜遅くまでアニメをみてしまう」(22歳男性/学校・教育関連/専門職)・「8時間くらい寝たいけど、最近は夜更かししてしまうのと、朝方起きて寝られなくなってしまうこともあってぐっすり寝てない」(26歳女性/小売店/販売職・サービス系)・「仕事がなければ8時間は寝たい」(27歳男性/警備・メンテナンス/技術職)■7時間以上~7時間30分未満・「翌日の用事を考慮して、『遅くとも何時に寝ないといけないか』、もしくは『何時には起きないといけないか』を考えています」(27歳男性/ソフトウェア/技術職)・「睡眠時間よりも眠りの質を改善したい」(50歳以上男性/電機/事務系専門職)・「眠たいが、寝すぎると逆にしんどくなるので、これくらいがちょうどいい」(25歳男性/団体・公益法人・官公庁/経営・コンサルタント系)■5時間30分以上~6時間未満・「もっと寝たいけど朝の通勤ラッシュを少しでも避けるために早起き」(27歳女性/ソフトウェア/技術職)・「本当はもう1時間寝たいけど、なかなか時間が作れない」(32歳男性/小売店/事務系専門職)・「時間はちょうどよいと思うが、寝起きがすっきりしない」(28歳女性/ソフトウェア/技術職)■6時間30分以上~7時間未満・「毎朝二度寝する。顔も洗わずご飯も食べず、着替えだけして出掛けている。いつもだるい」(32歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「もっと寝ないと夕方に頭痛になってしまうので困っている」(22歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「もっと寝たいけど、子どもが早起きなので」(27歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)■5時間以上~5時間30分未満・「ちょっと短いけど、会社で昼寝できるのでこれくらいです。犬の早朝散歩があるので仕方ないです」(44歳男性/情報・IT/技術職)・「少なくとも4時間はとりたいと考えています」(31歳女性/小売店/秘書・アシスタント職)■総評最も多い人が回答した平日の睡眠時間は「6時間以上~6時間30分未満」だった。全体で見ると、7時間以上の睡眠をとっているのは33.4%にとどまり、3人に2人は7時間未満の睡眠で平日の日々を過ごしていることがわかった。ちなみに、最も少ない睡眠時間は1時間30分以上~2時間未満(1人)で、9時間以上の睡眠をとっている人も1人いた。また、自身の睡眠時間を「ちょうどよい」「適切」などと満足している人は85人だったのに対し、「もっと寝たい」「睡眠不足」などと不満気味な人は2倍近い153人にものぼった。調査対象者の半分以上が「朝は眠くて死にそうになる」(36歳男性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)など、もっと自分の睡眠時間を確保したいと願っている計算になる。ただ、睡眠不足の理由は実にさまざまだ。「仕事が忙しいから無理」などと、短い睡眠時間を余儀なくされている人もいれば、「深夜のバラエティー番組が面白くて、ついつい0時を過ぎてしまう」「もっと寝たいのだが、いろいろと無駄なことをしてしまっているので」などと、睡眠よりも自分の欲望を優先して寝不足に陥っている人もいるようだ。厚生労働省の「国民健康・栄養調査」(平成24年)によると、「30~39歳の男性」「40~49歳の男性と女性」のおよそ4人に1人が睡眠不足を感じているという(睡眠をあまりとれていない、もしくはまったくとれていないと回答した割合に基づく)。たとえ短い睡眠時間だとしても、その睡眠サイクルやライフスタイルに慣れてしまうと、なんとなく日々の仕事や生活をこなせてしまう。だが、体が何らかの不調のサインを発したときは、無理をせずにしっかり静養するなど、自分の体調に応じた睡眠時間を確保するのがいいだろう。写真と本文は関係ありません調査時期: 2015年1月15日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性112名 女性188名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年01月21日日ごろ睡眠不足に悩んでいる人は、少しでも寝る時間を確保したいと思うもの。であれば、いくら身体にいいといっても、運動するための時間を作るのは気休め程度にしかならないのでしょうか?脱ネガティブのカギは運動!現代人は、座りっぱなしで仕事をする人も少なくないでしょう。あなたもそのおひとりですか?もしそうなら、運動不足は他人事ではありません。運動しない人はどんな傾向に陥りやすいのでしょうか?運動の習慣のない人は、不眠症になる確率が高まることがわかっています。また、抑うつや怒り、疑い深さや持続的な疲労感の自覚も高まるとされています。ここに挙げたものだけを見ても、こんなネガティブな状態になりたいなどと誰も思いませんよね。また、もしこれに心当たりがあるとしても、一日も早くその状況から脱したいと思っておられるに違いありません。そんな人にオススメなのが、ズバリ運動なのです!ほぐしたいのは心!でも運動なのはなぜ?運動がなぜそんなにいいのか、最近の研究で少しずつ分かってきました。運動は、適度な筋肉の疲労を引き起こし、身体が休息を求めることでリラックスと睡眠をうながすという良い循環があるのですが、改善されるのはそれだけではないようです。それは、脳の海馬という部分にも影響が及ぶとのこと。不眠につきものなのがうつ病のリスクですが、うつ病患者の多くがこの部分の体積が少ない傾向があるとされています。ところが運動は、抗うつ剤や電気けいれん療法などと並んで、海馬の神経新生を促進させ、体積を増やすのだそうです。ただ、これはまだ研究段階に過ぎないのですが、もしこれが事実だとすれば、運動が薬そのものにもなるということかもしれません。20分でもOK!あなたなりの運動でぐっすり睡眠を「ただでさえ睡眠不足できついのに、このうえ運動のための時間を作るなんて……」と思いますか?忙しい毎日をおくる人にとって、そんな暇はないように思われるかもしれませんね。でも、週に少なくとも20分の活動があると、心理的な苦痛リスクは低減できるそうです。20分間なら、仕事の行き帰りの時間、ちょっとした小走り気味で歩いたりすれば、普通に歩くより運動になりますよね。他にも、家の中で思いっきり手足を動かして体操したり、その場でランニングみたいなこともできます。ちょっとした工夫で、あなたの心もリフレッシュして、ぐっすり眠れるようになるかもしれません。ぜひ、運動を生活のなかに取り入れてみてくださいね。Photo by Paul Falardeau
2015年01月18日少ない時間でいかに勉強の効率を上げるか、それは受験生や資格試験の勉強をしている社会人にとって大きな課題ですよね。今回は、睡眠のとり方や勉強時間と睡眠時間のバランスを考えていきます。眠気と戦う徹夜は勉強に効果はある?一睡もせずに、覚えたての単語やら文法やらを呟きながら、そのままテストに臨み、吐き出すように鉛筆を走らせた記憶があるという方も多いのではないでしょうか?人は就寝すると、ノンレム睡眠のときに、単純な記憶や手順の定着などを図ります。また、ノンレム睡眠は、記憶と記憶を結びつけて脳に定着させる睡眠です。似た問題や課題に直面したときに、応用的な思考力で判断できるようになるのもこの睡眠のおかげといえるでしょう。つまり、睡眠時間がゼロだと、これらの記憶の定着の機会を失ってしまうことになります。また、応用問題についても、記憶と記憶が結びついていない状態なので、解くのには苦労します。さらに徹夜や睡眠不足の場合には、判断力や応用力が著しく減少することがわかっています。英語の長文問題や数学の応用問題に徹夜で太刀打ちできないのはそのためなのですね。就寝時間と勉強時間の適切なタイミングとは?睡眠が記憶の定着や応用的な思考に深く関わっているということが分かりました。それでは、睡眠を軸に学習時間割を立ててみてはいかがでしょうか。例えば、就寝前1~2時間は暗記を中心にしていくと効果的です。学校の勉強でいうと社会科の暗記の内容、英単語などをこの時間にあてるとよいでしょう。論理的な思考が必要となる学習は頭を冴えさせてしまいますので避けるのが無難です。また、起きたばかりは脳も目覚め切っていないことが多いので、数学の計算問題のような単純作業をしていくとよいでしょう。目が覚めてきた午前中の時間には、最も頭を使う勉強をすると吉。教科でいうと、数学の応用問題や国語・英語の読解問題などです。人間の体内リズムとして太陽を浴びて目覚めた午前中は集中力も高まり、頭の回転も高まります。昼食後は、眠気に見舞われることが多いので、深く考えなければ解けないような勉強には身が入らない可能性があります。そこで、比較的単純な勉強をするとよいかもしれません。また、どうしても眠い場合は、10分~15分程度の昼寝をするのも効果的です。そして、夕食前にかけてまた頭がすっきりしてくるので、徐々に思考力の問われる勉強にシフトしていきましょう。ここに挙げた学習スケジュールは一例です。睡眠を軸にして、あなたなりの学習スケジュールを立ててみてください。今日からできる!勉強への機動力を付ける睡眠の取り方について睡眠と勉強が密接に関わっていることがわかりましたね。しかし、その睡眠も良質のものでないと効果が半減してしまいます。レム睡眠、ノンレム睡眠の時間をバランスよく、脳の疲れもすっきり取れるような睡眠を取るには、どんなことを心がけたらよいのでしょうか。【睡眠の質を高める3つのポイント】●ポイント1:三食欠かさず、食事のタイミングを崩さない毎日決まった時間に食事を摂ることで、眠る時間・目覚める時間なども固定されていきます。身体に睡眠スケジュールを刻み、質の高い睡眠を得ていきましょう。●ポイント2:太陽の力を借りよう太陽の光は食事と同様、身体のリズムを整えることに有効です。朝、目覚めたらまず太陽の光を浴びましょう。日光を浴びることで、体内リズムが整い、夜になるときちんと眠くなるようになります。●ポイント3:眠る前にPCやスマホを利用しないパソコンやスマートフォンは神経を覚醒するブルーライトを放っています。そこで、就寝1時間前にはこれらの機器には触れないようにしましょう。以上の3つのポイントを守り、勉強に効果的で良質な睡眠を確保していってくださいね。Photo by Robert Couse-Baker
2015年01月18日猫の睡眠時間は1日10~15時間あり、最大20時間にものぼります。つまり猫は人生の2/3を寝て過ごします。猫の名前の由来は「寝る子」から「ねこ」と変化したという説もあるぐらい猫はよく寝ます。英語では「catnap」はうたた寝を意味し、世界中で猫=寝るというイメージが持たれていることがわかりますね。○人間は寝なさすぎ?睡眠時間は動物によって実に様々。もっとも長いナマケモノやコアラは約20時間、もっとも短いキリンは約2時間です。人間の平均睡眠時間は8時間なので、動物界では睡眠時間が短い方になります。猫以外にも「寝ている時間>起きている時間」の動物は沢山います。○睡眠時間は肉食>草食動物を食生活で分類すると、肉食動物のほうが、睡眠時間が長い傾向にあります。草食動物の食事である草は低カロリーなのでたくさんの量を食べる必要があるんですね。必然的に食べるために時間がかかるので、寝ている時間が少なくなってしまうからです。また、肉食動物に襲われる危険性があるので長時間深い眠りにつくわけにもいきません。牛の睡眠時間は4時間ほど、キリンは2時間しか睡眠時間をとりません。例外としてコアラとナマケモノの睡眠時間は20時間以上と非常に長く、それは消費エネルギーを極限まで減らすという戦略をとって進化してきたからです。猫はもちろん肉食動物なので高カロリーの肉を食べ、食事にそれほど時間を使いません。また肉食動物は狩りをする時間は決まっており、それ以外の時間はエネルギーを温存するため寝ます。ライオンやトラなどネコ科動物は総じて睡眠時間が長い傾向にあります。○猫はまとめて寝ない猫の睡眠時間のサイクルを調べた研究では、26分の覚醒と79分の睡眠を繰り返していることがわかりました。深い睡眠であるレム睡眠に入るまで時間がかかります。猫の場合、20~30分後にレム睡眠が6~7分続き、その周期を繰り返します。トータルの睡眠時間は長いですが、短時間の睡眠を繰り返すので深い睡眠に入っている時間はそれほど長くありません。○実は犬も結構寝ているが……ある複数の調査のまとめると猫の睡眠時間が12.1時間なのに対して犬は10.6時間で、その差は1.5時間しかありませんでした。しかし一般的には犬と猫を比較した時、圧倒的に猫のほうが寝ている時間が長い印象を持たれています。それは猫の活動時間と人の活動時間がずれているからではないでしょうか。猫は夜行性ですが正確には薄明薄暮性動物(はくめいはくぼせいどうぶつ)です。薄暗い夕方や夜明けに活動性が増す動物のことです。猫の目は暗いところで真価を発揮しますが、完全な暗闇では流石に見えません。獲物の動物には見え辛いが、猫には十分な光が残っている薄暗い時間帯が猫本来の行動時間です。猫がやたらと朝が早く、夜明け頃に「ごはんくれー」と起こしてくるのはこのためです。AM4時に飼い主を起こし、飼い主が身支度を終わらせ家を出る頃にはもう寝ている。このような人間との生活スタイルの食い違いが、実際の睡眠時間以上に猫が寝ている印象を与えているのではないでしょうか。○安心だにゃ!上記の研究の報告では猫の睡眠時間は12.1時間という結果でしたが、家で飼われている猫は明らかにもっと長い時間寝ていますよね。その理由として考えられるのは狩りや、パトロールする必要がないから。つまり安心しきっているのでしょう。お皿の前でニャーと鳴けば食事が手に入り、滅多にテリトリーが侵されることがない家猫は睡眠時間がより長くなります。○まとめ自然界で起きている時間よりも寝ている時間が長い動物は猫以外にもいますが、猫の睡眠時間は長い部類には入ります。睡眠時間が長い理由として、肉食であること、薄明薄暮性動物であること、睡眠が散発的であることなどが考えられます。また室内飼いの猫はストレスが少ないことから、睡眠時間が長い傾向にあります。その他には雨の日は睡眠時間が伸びることも。また歳をとるとさらに睡眠時間が長くなり、20歳を超える高齢猫ではナマケモノなみに眠ることもあります。1日の大半を寝て過ごす猫は、睡眠時間が不足がちな現代社会人からすると羨ましい限りです。留守番をしている日中も寝て、夜も飼い主と一緒に寝て、よくそんなに寝られるものだなあと感心させられます。1日でも良いので代わってもらいたいものです。(画像と本文は関係ありません)■著者プロフィール山本宗伸獣医師。Syu Syu CAT Clinicで副院長を務め、現在マンハッタン猫専門病院で研修中。2016年春、猫の病院 Tokyo Cat Specialistsを開院予定。猫に関する謎を掘り下げるブログnekopediaも時々更新。
2015年01月14日冬になると、家でだらだらしがちな生活になりやすくなってしまいます。朝と夜の時間を無駄にせず、寒い日でも活発に動き、かつ睡眠をしっかりとることが重要です。自分に合った睡眠サイクルを見つけていきましょう。睡眠サイクルを整えるには?睡眠サイクルを整えていくうえで、朝・日中・夜と時間を分けて考えていきましょう。どの時間も貪欲に有効活用したい!と思い詰め過ぎると、無茶をしてしまって十分な睡眠時間がとれなくなってしまいます。どこに注力するか、自分のスタミナをどこに使うかを考えてみましょう。ほとんどの方は日中の時間に仕事をしているでしょう。そういう方が自由に使えるのは朝か夜の時間。仕事の性質によると思いますが、あなたは朝活派ですか?夜活派ですか?最近では、朝活で交流会をするなど活発に行動している社会人の方も多いようですね。朝活の多様化!近年では、朝活ブームと呼べるほど朝活に力を入れている人が増えています。朝活派の人々は、木ゴンが早寝早起きの規則正しい睡眠サイクルで生活しています。森永製菓株式会社の調査によると、60%以上の女性が朝活に興味を持っているようです。また、以前より朝型になったと答えている人が40%以上を占めており、朝型にシフトしている人が多くいることがうかがえます。朝の時間で交流会もできる朝活のひとつに、自己啓発を目的とした活動があるそうです。朝活@富山という富山市の活動で、出社前の1時間で自己啓発活動をするのが目的だそうです。ここで出会った人たちで、さらに分科会として英会話や読書などの朝活もはじまっていったそうです。年齢は10代から70代までと幅広く、世代を超えて学ぶ場としても素晴らしい取り組みですね。睡眠サイクルによっては夜型の人もいるでしょう。夜活も朝活とは違った楽しみがあります。お酒を交えて交流したり、夜活のために仕事を早く終わらせようという考え方もできます。自分に合ったやり方で、生活を充実させていきましょう。Photo by Étienne Ljóni Poisson
2015年01月11日睡眠不足や質の悪い睡眠しかとれていないと、頭皮に影響が出るということを知っていますか?頭皮と睡眠の関係なんて考えたことがない!という方も少なくないと思います。どんな関係性があるのか、そして頭皮のためにどんなケアができるのかを考えていきましょう。頭皮ってどんな役割があるの?近年では、ヘッドスパの流行や頭皮まできちんと洗うためのグッズなども登場してきていますが、頭皮がどんな役割を果たしているのか、厳密に理解している人は少ないようです。きれいな頭皮の重要性について、改めて確認してみましょう。・抜け毛を防ぐ・頭皮の臭いを防ぐ・脂っぽい不快感を防ぐ頭皮の毛穴が詰まっていると、酸素循環がきちんと行われず、抜け毛の原因となります。また、頭皮にある細胞や髪のもととなる毛母細胞が修復されず、新しく髪が生えてこなくなってしまいます。さらに、頭皮が清潔に保たれていないと頭皮から臭いが発生したり、見た目が脂っぽくベタベタした印象になってしまいます。頭皮の状態は見た目にも大きく関わってくるのですね。頭皮の悩みは睡眠から!「お肌のターンオーバー」という言葉を聞いたことがあるかと思います。頭皮も肌の一つですから、睡眠時間が短いと頭皮に角質がたまり、頭皮環境が悪化します。肌の細胞を再生する成長ホルモンが分泌されるのは、ノンレム睡眠の時間だといわれています。したがって、最低6時間は睡眠時間を確保しなければノンレム睡眠の時間を十分に確保できません。成長ホルモンの分泌が十分に行われず、頭皮のターンオーバーがスムーズに行われなくなってしまうのです。また、睡眠の質が良くないと、浅い眠り(レム睡眠)ばかり続いて深い睡眠であるノンレム睡眠にまで至りません。深い睡眠に入るには、睡眠環境を整え、心身をリラックスさせる必要があります。質の良い睡眠をとったら正しい頭皮のケアも!睡眠が頭皮の健康によいということはわかりましたね。では、その睡眠の効果にプラスして、どんなことを行えば相乗効果を得られるか見ていきましょう。まずは、適度な運動をすることで新陳代謝が活発化します。これにより、頭皮に角質がたまりにくくなります。激しい運動ではなく軽いものでOK。ウォーキングやテレビを見ながらのストレッチなどでもよいでしょう。また、ストレスも頭皮の健康には良くありません。ストレスは肌に不調を来すのと同様に、頭皮にも悪影響を及ぼすのです。ストレスをため込まずに、自宅に返ったら仕事モードから頭を切り替えることが大切です。アロマを焚いたりお風呂にゆったり浸かったりするのも効果的です。さらに、食事も重要です。緑黄色野菜を中心にバランスの良い食事を三食とり、辛いラーメンなどの脂っこいものばかりを食べるのは避けましょう。いかがでしたか?頭皮の健康は、質の良い睡眠をとるだけでも、直接頭皮をケアするだけでも得られません。頭皮の健康が気になる……という方は、ぜひ今回ご紹介した方法を実践してみてくださいね。Photo by d.aniela
2015年01月10日テレビや雑誌などで「睡眠障害」という言葉を目にしたり、聞いたりしたことはないでしょうか?睡眠障害とは、その名称の通り、睡眠に関する何らかの障害のことで、日中に眠たくて仕方がなかったり(過眠症)、眠っているときに無意識に体が活動してしまったり(睡眠時随伴症)、呼吸が止まってしまう(睡眠時無呼吸症候群)などの総称として用いられます。なかでも、眠ることができなったり、睡眠の途中で目をさましてしまったりする「不眠症」は、日本国民の5人に1人がかかっているといわれており、よく知られています。国民病といわれている睡眠障害「不眠症」の4つのタイプ眠ろうと思ってもなかなか寝つくことができない「不眠症」には、大きく分けて「入眠障害」「熟眠障害」「中途覚醒」「早朝覚醒」の4タイプに分類することができます。入眠障害不眠症の中で、もっとも多いといわれているのが「入眠障害」です。ベッドや布団などに入ったものの、なかなか寝つくことができない状態が続く症状のことをいい、個人差はありますが、睡眠にはいるまでに30分から1時間近くかかる人もいます。「日常的にストレスを抱えている」「直前までテレビやパソコンなどの光を見ていた」「体内時計が乱れている」などの原因があると考えられています。熟眠障害入眠障害とは対照的に、十分な睡眠時間をとっているにもかかわらず、満足感を得ることができない症状を「熟眠障害」です。睡眠には、体が休眠していながら脳は活発に動いている「レム睡眠」、脳も体の機能も深く休眠している「ノンレム睡眠」の2つの種類があるといわれています。「熟眠障害」は、この「ノンレム睡眠」の量が少なくなってしまうことをいい、長期化すると、体調不良の原因になったり、自動車を運転している時に無意識に寝てしまったりといった、重大な事態に陥ってしまうことも考えられます。中途覚醒心理的理由、環境的理由などが原因で、睡眠の途中で目が覚めてしまう症状のこと。この状態が数日間続くと「一過性不眠」、1~3週間ほど持続すると「短期不眠」、1か月以上継続すると「長期不眠」といいます。とくに「長期不眠」の場合には、喘息、心不全、神経症などの重大な病気が背後に隠れている場合があるので、長期化している場合には、少しでも早く専門医師に相談することをオススメします。早朝覚醒会社や約束ごとで起床しようと目覚ましをセットしていても、いつもその時間よりも早く目覚めてしまう症状。日本人の8%は、この「早朝覚醒」を体験しているといわれています。とくに高齢者に多く見られる症状だと思われていますが、近年では、比較的若い世代においても目立ってきている症状です。日頃の生活で可能な対処法とは?日常生活でできる対処法としては、生活習慣を改めることです。夜更かしや寝坊、昼寝のしすぎを控えて「就寝や起床時間を一定にする」ように心がけたり、体内時計を調整するために「太陽光を積極的に浴びる」ようにつとめたりするだけでも効果的です。その他にもさまざまな日常生活の改善点があるので、簡単に紹介しておきましょう。・睡眠時間にこだわらない・自己流のストレス解消法をみつける・就寝前にはリラックスできる時間をつくる・寝酒を控える・眠りやすい環境づくりを心がける自分で「不眠症かな?」と実感できたら以上のことを実践してみるといいでしょう。ですが「不眠症」の裏には複数の原因が隠れている場合があるので、それぞれの原因に合わせた対処法が必要になってきます。他の睡眠障害でもある「睡眠時無呼吸症候群」「睡眠時随伴症」などが原因で、何らかの不眠症を併発している場合もあります。医師の診断や治療、専門施設での検査や診断が必要になってきます。自分ですべてを解決しようとは考えず、医師の判断を仰ぐようにしてください。参考:厚生労働省e-ヘルスネット
2015年01月08日最新の保湿機は、快適な睡眠をもたらすことを考えて作られています。今回は、冬の睡眠時の悩みを解消してくれる保湿機をご紹介します。快適な睡眠のために保湿が重要?だんだんと本格的に寒くなってきて、もう冬本番ですね。朝起きると、きりっとした寒さと乾燥した空気を感じますが、乾燥している空気の中では風邪の細菌が繁殖しやすいため、睡眠時もしっかりと保湿しておく必要があります。そんな時は、高機能保湿機に頼りましょう。睡眠中、乾燥した空気を潤して、快適な睡眠をもたらしてくれます。睡眠中の喉・鼻・肌の潤いを保ってくれる保湿機があります。睡眠時の乾燥について調べた調査によると、朝起きると喉や鼻の乾燥が気になっているという人が半数以上いたそうです。また、次いでお肌の乾燥を気にしている方も多いようです。乾燥の影響で朝すっきり起きられない人が多いことがわかります。低音スチームで顔周りの保湿今、睡眠中に顔周りを保湿してくれる保湿機が人気を集めているようです。睡眠時は、部屋全体ではなく、顔周りを保湿してくれれば十分でしょう。低音のスチームで顔周りだけを保湿させ、喉・鼻・肌の乾燥を防ぎます。通常の保湿機をつけると、窓や壁の結露が気になりますよね。顔周りのみを保湿するものを使えば、そういった結露も発生しません。また最近では、音の設計もよくできていて、ささやき声よりも静かな音で気にならないものも多いです。さらに、ベッドサイドにおけるコンパクトサイズのものも多く出ているので邪魔にもなりませんね。デザイン性も良くなっており、従来の保湿機のイメージとは変わってきています。快適な睡眠のためのアイテム保湿機以外にも、快適な睡眠のために有効なアイテムがあります。この寒い冬にオススメなのが、目もとを温めること。蒸しタオルなどを使うと、気持ちよくてそのまま眠ってしまいそうになるほどです。また、目もとを温める専用のホットアイマスクや、目もと温め専用のゴーグルは、その場で簡単に使えるのでオススメです。パナソニック社の「目もとエステ」という商品は、ゴーグル型のもので目もとを温めます。目もとを保湿し、振動を与えることでリラックス効果が得られます。普段、PCの画面をずっと見ていて目を酷使しているという方は、快適な睡眠のために、目もとのケアをしてみてはいかがでしょうか。Photo by Patrick
2015年01月07日「不眠を解消するためにいろんなことを試してはみたものの、どれもこれといった効果がない……」と感じている人、いませんか?毎日同じ時間に起きるのがとても大変だったり、音が時時間には眠れないという人は、もしかしたらこんな病気が潜んでいるかもしれません。非24時間睡眠覚醒症候群ってどんな病気?非24時間睡眠覚醒症候群という病気を聞いたことがありますか?厚生労働省によると、この病気は「通常の外部環境のもとで、約25時間の睡眠・覚醒周期を示す障害」とされています。そこで、この「約25時間」という部分にご注目!地球は一日24時間周期で自転していますよね。でも、人間の体内時計(ボディクロック)は一日の周期が25時間に設定されています。人はこのギャップを、光を浴びることによってリセットし、24時間に合わせているのですが、この障害のある人は、このギャップをリセットすることができません。それで、一定の時刻に入眠したり起床することができなくなるのです。非24時間睡眠覚醒症候群の特徴とは?実際、この病気にはどんな特徴があるのでしょうか?体内時計(ボディクロック)が24時間周期にリセットできないため、睡眠の時間帯が毎日30~60分遅れていきます。そのため、一定の時刻に寝起きすることはおろか、昼夜が逆転して昼間に眠ってしまうということさえあります。さらに、この時期が周期的に現れるため、夜は眠れないし、昼は過度の眠気や全身の倦怠感に襲われることになり、社会生活も極めて困難になるのが特徴です。「これまでいろんなことをしてみたけど、何をやってもダメ」と感じている人は、この病気を疑ってみる必要があるかもしれませんね。どんな人がなりやすい?この病気は全盲の方や高度の視覚障碍者に多いとされていますが、視覚障害のない方にも発症するとされています。後者の場合、原因は今のところ定かではないようですが、夜の早い時間帯に光の影響を受けやすいためという説や、体内時計の周期が長いためといった説があります。また、性別では男性のほうが多く、思春期から青年期に発症しやすいようです。「もしかして……」と思われた方、ぜひ専門のお医者さんに診てもらうのはいかがでしょうか?メラトニン投与や朝の高照度療法など、あなたに合った治療を受けることで、今よりも元気に生活できるようになるかもしれません。Photo by Chris
2015年01月07日近年、オンラインゲームにはまってしまって睡眠不足が続いている人が増えているようです。自分には関係ないと思われる人も要注意です!ゲームが及ぼす睡眠への影響をご紹介します。1日5時間以上インターネット今の高校生は1日どのくらいインターネットを使っていると思いますか?なんと、高校生の約4割が、5時間以上も毎日インターネットに接続できる端末を使っているそうです。インターネットに接続しているかは別としても、パソコンやスマートフォン、ゲーム機、携帯音楽プレーヤーなどの端末を1日に5時間以上も使っているとのことです。学生である高校生は、自由時間のほとんどを端末と共に過ごしているということでしょうか。また、朝食を食べなかったり、睡眠時間が短くて睡眠不足など生活習慣が乱れているという声もあります。特に、アプリやオンラインなどのゲームに没頭している学生が多いようです。睡眠不足とオンラインの関係インターネットに接続できる端末を長時間使っているユーザーの方が、朝食をとっていない傾向にあるようです。夜更かししてしまい睡眠不足で、朝なかなか起きられないというのも理由にあるのでしょう。生活リズムが乱れている証拠です。またネットの危険性についても、若者は個人情報の流出や友人とのトラブルの可能性を認識しているようです。ネットや端末の利用に関して、なかなか親子で話し合うといった機会はありませんが、逃げずにそういった機会を作るべきです。学生だけでなく、大人も自分の行動を見直してみましょう。オンラインゲームがもたらす睡眠不足以外の影響アプリやオンラインでゲームをしたことはありますか?ほとんどの人が遊んだことがあるのではないでしょうか?しかし、オンラインゲームには様々な悪影響があるようです。もちろんストレス発散になるなどのメリットもあるでしょう。ただ、はまってしまい長時間プレイし続けてしまったり、多額を課金してしまったり。睡眠不足になるほど時間を忘れて遊んでしまい、最後には引きこもりになってしまうというケースもあるようです。普段の生活に大きな影響を与えてしまう可能性のあるゲームには注意しなければなりません。はまって抜け出せなくなる前に、自分でコントロールしていく必要があるのです。Photo by Blake Patterson
2015年01月04日睡眠に悩みを抱えている方はたくさんいらっしゃると思います。でも、「自分の睡眠障害・病気はなんという名前ですか?」という質問に対してすぐに答えられる人は多くないと思います。今回は、「昼間の眠気」が生じるタイプの睡眠障害を解説したいと思います。眠気のタイプや症状からわかる睡眠障害「睡眠障害」というと、イコール「不眠」と捉えがちですが、じつはさまざまな種類が存在します。眠気のタイプや症状を見ることは、どのような睡眠障害なのかを判別する材料にもなるのです。たとえば、夜にちゃんと寝ているのに、昼間やたらと眠くなる--これはただの怠け癖か、それとも季節のせいか。このような症状の場合は、とかく睡眠障害以外が原因と自己判断・解決をしてしまうこともあるのではないでしょうか。でも、これも立派な睡眠障害のひとつなのです。「春眠暁を覚えず」だからしょうがない、コーヒーやガムでなんとか我慢して乗り越えようなんて考えていた方、ぜひこの記事を最後まで読んでください。2つの睡眠障害の可能性が?睡眠時間をしっかりとっているのに、昼間に強烈な睡魔に襲われる場合は、2つの睡眠障害の可能性が考えられます。(1)睡眠時無呼吸症候群(2)ナルコレプシーそれぞれ、どのような睡眠障害なのか解説していきたいと思います。(1)睡眠時無呼吸症候群これは睡眠中に呼吸が一時的に止まってしまうため、酸欠状態になって深い睡眠をとることができず、睡眠不足になってしまう病気です。たとえ8時間の睡眠時間をとっても、睡眠の質が著しく低下しているため疲れがとれません。よって昼間の眠気が発生します。ナルコレプシーってなに?(2)過眠を引き起こす病気のうち「脳の中の睡眠を調節する機構がうまく働かず、日中に強い眠気が出現するもの」の代表的な睡眠障害がナルコレプシーです。具体的には、脳内でヒポクレチンまたはオレキシンと呼ばれるたんぱく質(これらは覚醒状態を続ける働きをする)をつくりだすことができなくなって起こる病気と考えられています。どちらにせよ、「自分はナルコレプシーかも……」などの勝手な自己判断は禁物です。当てはまる症状や昼間の眠気がある場合は、一度お医者さんに相談してみましょう。Photo by ChRiS Lu
2015年01月01日寝るときは、何を着て寝ますか?リラックスできる格好で、睡眠の質をできるだけ高めていきたいですね。睡眠の質を上げるためには、就寝時の格好はとても大事です。今回は、睡眠時に着る服についてご紹介します。何来て寝てる?睡眠の質を高めるパジャマとは?睡眠の質を高めるために、パジャマは重要な役割を果たしています。まず、パジャマを着ると眠る態勢に入るため、寝るモードの脳内スイッチが押されます。切り替えのスイッチになっているというわけです。最近では、パジャマを持たない(私服や部屋着と混合している)方も増えているようですが、切り替えスイッチとしても、パジャマは重要な役割を果たしているのです。実際、パジャマは通常の服より長く多く着ることになりますから、着心地や素材を重視したいところです。最近では、質にこだわっているルームウェア専門店などもあるので、質の高い睡眠のためにも、パジャマにお金をかけてみてもいいのではないでしょうか?侮れない!パジャマの睡眠効果普段パジャマを着ない人が、パジャマを着るようになるとどうなると思いますか?なんら変化はないように思うかもしれませんが、実際に、夜中目覚める回数が減り、睡眠効率が上がったそうです。パジャマだけでそんな効果があるとは驚きですよね。この服をパジャマにする、と決めることで、その服を着ることで、リラックスでき、睡眠の質が高まるのです。あなたも、お気に入りのパジャマを見つけて、質の高い睡眠が手に入るような生活をつくっていきましょう。リラックスできている?ストレスを抱えすぎないためにもリラックスする時間があると感じている方は約6割で、残りの約4割の方はストレスを抱えて日々過ごしていることになります。リラックスしている時間帯は、平日の夜や休日の夜中が多いようです。誰かと一緒にではなく、一人でいる方がリラックスできると考えている方も多く、一人の時間を大切にしたいと考えている方が増えています。一人でお茶を飲んだり、ダラダラしたり、好きな音楽を聞いたり。就寝前は一人の時間を作りやすい時間です。就寝前の時間を使ってリラックスタイムを作り出してみてはいかがでしょうか?Photo by Robert McDonald
2014年12月30日睡眠時間は十分に長くとったはずなのに寝起きが悪いと感じたことはありませんか?今回は、寝起きの悪さを改善するためにはどうしたらいいかをご紹介します。睡眠時間は長いのにすっきりしない長時間睡眠をとったけれども、疲れがとれない、すっきりしない、と感じたことはありませんか?寝起きに関する調査では、90%以上の人が寝起きに不満を持っていることが分かっています。寝起きが悪いことで、寝坊をしてしまったり遅刻をしてしまったり。すっきり起きられないことで、その後の予定にも影響が出てしまい、その日一日が上手くいかなくなってしまいます。睡眠時間が長いのにもかかわらず、寝起きがすっきりしないのは、睡眠の環境に問題があると考えられます。マットレスなどの寝具を変えることで睡眠の質が変わったと実感している人も多いようです。寝起きが悪いのはストレスのせい?前述の調査のなかで、寝起きがだるいと感じている人は約50%もいました。身体が痛い、頭がぼーっとするなど、それぞれ悩みを持っているようです。また、多くの人を悩ませているのが二度寝。睡眠の質が悪く、睡眠が浅いため、二度寝をしてしまうと考えられます。多くの人が悩みを抱えているのにもかかわらず、ほとんどの人は何の対策もとっていません。これは睡眠の質を高めようということに意識が向いていない、また気づかないところで大きなストレスを抱えている可能性があります。その場合、いくら睡眠環境を整えても睡眠の質は改善されません。朝から動く習慣をつける二度寝をしないためにも朝活の習慣をつけてみてはいかがでしょうか?近年の朝活ブームは今も続いており、企業でも朝方の生活にシフトするよう促しているところや、朝食を安く提供している大学があります。乱れがちな大学生の生活リズムを正してくれると、学生から好評のようです。朝の時間を有意義に過ごせたら素敵ですね。朝に予定が入っていると二度寝する暇もなく動かなければならないので、一日を無駄にすることなく過ごすことができておすすめです。Photo by lauren rushing
2014年12月29日なんでも効率よくこなす時短術を意識して生活しているあなた。短時間の睡眠でもスッキリ目覚めるショートスリーパーに憧れることはありませんか?でも、睡眠時間を決める体質は遺伝で決まってしまうと考える人もいるでしょう。今回は、どうやったらショートスリーパーになれるのか、探ってみたいと思います。ショートスリーパーになるのは難しいあなたは、仕事や勉強、あるいは趣味の時間をたっぷり確保したいと思いませんか?たとえば、あの有名なナポレオンは、1日約3時間ほどしか寝なかったという逸話があるショートスリーパーだったとか。彼のように、短時間の睡眠でも健康に過ごすことができる体質になりたいという人もいるでしょう。日本経済新聞の特集によると、睡眠は体温調節や退社など身体を休ませる要素と、環境によって変化する部分があるといいます。前者は個々の体質によって決まってしまうため、ナポレオンのようなショートスリーパーになるのは難しいようです。でも、環境的な要因を見直せば、睡眠時間を短くすることができるといいます。その根拠はどんなところにあるのでしょうか?遺伝だけでは決まらない睡眠時間実は、世界中のさまざまな国と人種の双子を対象として、遺伝に関する研究が行われています。その結果、睡眠時間に対する遺伝率は、およそ50%ではないかということが明らかになりました。体重や身長、知能の遺伝率が80%というデータと比較すると、睡眠時間は遺伝よりも環境い左右されやすいことが分かると思います。つまり、本物のショートスリーパーになれなくても、今までよりは短時間の睡眠で大丈夫な身体になれる可能性があります。そのためには、食事や運動習慣、快眠できる寝室など、自分の生活や身の回りの環境を見直すことが必要かもしれません。時短術の前に、眠りの質を見直そう睡眠時間を短くして仕事や勉強を頑張りたいというあなた。もし、ショートスリーパーになれれば、睡眠時間をたっぷり確保する必要がなくなりますよね。残念ながら、体質自体を変えることは難しいですが、環境によって左右される部分は努力次第でコントロールすることができます。深酒をしてしまったり、休日にゴロゴロしてしまったりすると、眠りの質が悪くなります。すると、ショートスリーパーの夢が遠のいてしまうかもしれません。あなたは、ぐっすり眠れる生活習慣を心がけていますか?睡眠時間の短縮で時短術を図るなら、一度自分の眠りを見直してみましょう。Photo by Donnie Ray Jones
2014年12月28日「睡眠不足で勉強できない!」と悩んでいる人もいるはず。寝てスッキリしたいと思いませんか?実は最近、寝ることで頭がシャキッとするメカニズムが明らかになりました。睡眠は脳内の老廃物を掃除していた!?人はどうして眠ると頭がスッキリするのでしょう?実は2013年になるまで、その具体的な答えが分かっていませんでしたが、ついに解明されたのです。米国はロチェスター大学の研究チームが、睡眠は脳内の老廃物を除去する効果があることを証明しました。でも、脳内の老廃物といっても、あまりピンとこないかもしれませんね。私たち現代人の脳は、勉強や仕事が原因で、過度に酷使されており、脳細胞に毒素が溜まっていることが指摘されています。しかし、睡眠が脳内をデトックスする掃除人のような役割を果たすことによって、その毒素が除去されているということが同研究によって明らかになったのです。睡眠でスッキリすると良いことがたくさん!寝ることは、脳の病気を予防できるという説も。たとえば、アルツハイマー型認知症の予防にも効果が期待できるそうです。寝ているときは、認知症の原因のひとつとされているタンパク質アミロイドベータの除去作用が、起きているときの2倍になると言われています。さらに、ぐっすり寝た後は勉強する力や判断能力を発揮できるようです。この理由は、脳から老廃物がなくなってクリアな状態になっているから。体液がスムーズに流れている方が、全身の循環が活発になって頭の中もスッキリします。だから、きちんと寝た方が良いということなんです。脳のデトックスをしよう睡眠不足が続くと、頭がぼーっとしてしまいますよね。記憶力や判断力も落ちてしまうので、同じ時間勉強をしていても効率が悪くなってしまいます。そこで、一度頭をスッキリさせるには少し寝ることがオススメ。寝不足で脳の中に溜まってしまった老廃物をデトックスすることで、テストや資格のために勉強したことを忘れずに済むでしょう。美容や健康分野で注目を集めるデトックス。実は、脳の中でも行われていることなので、いたわってあげるとよさそうです。少し眠いと思ったら、それは睡眠をとるべきサインかも。無理をせずに寝たほうが、効率もよくなりますよ。【参考】朝日新聞『睡眠が脳の老廃物を掃除』Photo by Roberta
2014年12月26日時間をとってリラックスしたいときや仕事が忙しく仮眠をとりたいときに、ゆっくりとスパで体を休ませてはいかがでしょうか?最近のスパでは、質の良い睡眠を提供しているようです。今回は、最近のスパ事情をお伝えします。スパとは?質の良い睡眠を手に入れるそもそもスパとは何でしょうか?スパには、3つの定義があります。(1)「温泉、温泉地」、(2)「温泉、鉱泉を利用した治療を提供する保養施設」、(3)「スパ・ムーブメント」というものです。(1)(2)は言葉の通りの意味ですが、(3)はよくわかりませんね。今回注目するのは、(3)「スパ・ムーブメント」です。スパ・ムーブメントとは、心、身体、霊性を回復させるための運動です。様々なサービスを通じて健康を促進します。ですから、温泉でなく、ただのお風呂でもスパと呼ぶことができます。岩盤浴やヨガなどもスパの一種です。質の良い睡眠を手に入れるためにもスパは注目されています。定期的にスパに通い、心身をリラックスさせることで、深い睡眠を手に入れることができると考えられています。スパへのニーズの変化スパへのニーズは、近年変わってきているようです。もともとは、レジャーや非日常の体験ができる場として考えられてきましたが、最近では、健康やストレス発散のために定期的に利用する方が増えているようです。非日常ではなく、日常になくてはならないサービスとして存在するようになりました。東池袋にある「Times SPA RESTA」では、快眠のためのプログラムを取り入れているそうです。快眠セラピストや睡眠環境プランナーの方々が協力し、眠りにつきやすい環境を整えているとのことです。スパで質の良い睡眠をとりたいというユーザーの声を叶えたものになっています。ウェルネスという考え方ウェルネスという言葉を聞いたことはありますか?ウェルネスとは、健康で輝くように生き生きしている状態のことをいうそうです。健康状態を整えるだけでなく、自分自身に合った生活スタイルを確立し、豊かで幸福な人生を得ていこうという考えのもとに成り立っています。ウェルネスとスパは非常に近い考えのもとに成り立っていて、両方とも心身の健康を第一に考えています。その中で、質の良い睡眠も欠かせない要素となっています。質の良い睡眠のためにも、生活のリズムを整えることが重要ですし、逆に生活のリズムを整えるためにも質の良い睡眠が求められているのです。Photo by Sofitel So Bangkok
2014年12月25日いくつになっても綺麗でいたいし、働いていたい。さらに、高収入を目指しているキャリアウーマンは年々増えているのではないでしょうか?元気に働くためには睡眠は非常に重要です。そこで今回は、睡眠と年収の関係についてご紹介します。睡眠時間が短い日本人日本人の睡眠時間は、他国と比べると短いと言われていますが、それにもかかわらず労働時間が長いのが現状です。睡眠時間を削ってまで仕事をしている日本人。特に女性は、睡眠時間が少ないと肌や体調にも影響が出てきてしまいます。肌荒れが気になって、仕事に集中できない。やる気が出ない、といった悩みを持ったことはありませんか?仕事に集中するためにも、しっかりと睡眠をとって体を休めることが大切です。とある調査では、7時間以上の睡眠をとっている人の方が年収が高いということがわかっています。かつ朝の時間を有意義に過ごしているかどうかで、その人の年収も変わってきます。朝型で7時間睡眠がベスト?朝方・夜型の平均年収を比較した調査結果によると、女性の場合「1,000万円以上」と答えた方は全員、朝型の生活を送っていました。また、そのうち4割の方が7時間以上の睡眠をとっているようです。つまり、朝型で7時間睡眠が、年収を高めるために良い習慣だということがわかりました。高年収の方々は、寝ずに仕事をしているようなイメージもありますが、実際は生活リズムがしっかりと整っているのです。ビジネス的に考えても、朝の時間を有意義に過ごせる方が上手くいくと考えられます。寒い時期は朝起き上がるのもつらいですが、早寝早起きを心がけ、朝活を始めてみてはいかがでしょうか?労働時間を減らす運動が増えている日本は他国と比べても、労働時間が長いことが問題視されています。そんな中で労働時間を減らそうとする運動も増えているようです。労働時間にかかわらず、短時間で成果を出すことを評価する仕組み作りが重要だと考えられます。日本では、長く働いているほど頑張っていると評価される職場が多い傾向があるのは事実ですが、この考え方を変えていかないと、働き方も簡単には変えられません。これを機に、自分の職場環境についても考えてみてはいかがでしょうか。Photo by Sascha Kohlmann
2014年12月22日インフルエンザと闘うには睡眠が必須よい睡眠は心身の疲労回復ができるだけでなく、インフルエンザと闘うための免疫力をつけられると考えられています。でも、どうして睡眠が必要なのでしょうか。それは、病気になったときに発熱する理由を考えると分かります。白血球やリンパ球は、感染症にかかったときに数を増やして病原菌やウィルスに対抗しようとします。これらは身体の免疫システムのひとつで、菌の増殖を食い止めるためです。一方、睡眠不足になると病気と闘う免疫システムそのものが低下します。そのため、インフルエンザと睡眠が関係しているのです。インフルエンザ予防に効果的なグッズ免疫がもっとも活発化するのはノンレム睡眠のタイミングで、インターロイキン1βなどの免疫物質が増えるからだと考えられています。では、インフルエンザを予防しながらぐっすり眠りたいとき、どんなものを使えばいいでしょうか。免疫力アップにおすすめの睡眠グッズはインスタントカイロ。実は、体温が1度下がると免疫力が30%下がるという説があります。夜寝る前の身体の冷えは、インフルエンザが侵入しやすい状況かもしれません。特に冷えやすい手足や首元を中心に身体を暖めれば、スムーズな眠りが期待できそうです。免疫力をアップさせる上にぐっすり眠れる一石二鳥のアイテムと言えるでしょう。睡眠の質を良くしてインフルエンザを予防しよう昔から、「風邪を引いたら温かくして寝ること」と言いますよね。実は、睡眠や身体を暖める行為には、医学的な根拠があったんです。インフルエンザになってしまうと身体の自由が利かなくなるし、外出も禁止されてしまいます。当然、職場や学校に出勤・登校するのもNG!大事な仕事やテストがあったとしても休まなければなりません。かかってしまう前に予防をするのが一番です。毎年、冬になると大流行するインフルエンザ。インスタントカイロでの予防対策なら、睡眠の質も良くなって相乗効果が期待できるはずです。手軽にできる方法なのでぜひとも試してみましょう!Photo by Eneas De Troya
2014年12月22日