くらし情報『なぜ猫は起きている時間よりも寝ている時間のほうが長いのか』

2015年1月14日 10:46

なぜ猫は起きている時間よりも寝ている時間のほうが長いのか

なぜ猫は起きている時間よりも寝ている時間のほうが長いのか
猫の睡眠時間は1日10~15時間あり、最大20時間にものぼります。つまり猫は人生の2/3を寝て過ごします。猫の名前の由来は「寝る子」から「ねこ」と変化したという説もあるぐらい猫はよく寝ます。英語では「catnap」はうたた寝を意味し、世界中で猫=寝るというイメージが持たれていることがわかりますね。

○人間は寝なさすぎ?

睡眠時間は動物によって実に様々。もっとも長いナマケモノやコアラは約20時間、もっとも短いキリンは約2時間です。人間の平均睡眠時間は8時間なので、動物界では睡眠時間が短い方になります。猫以外にも「寝ている時間>起きている時間」の動物は沢山います。


○睡眠時間は肉食>草食

動物を食生活で分類すると、肉食動物のほうが、睡眠時間が長い傾向にあります。草食動物の食事である草は低カロリーなのでたくさんの量を食べる必要があるんですね。必然的に食べるために時間がかかるので、寝ている時間が少なくなってしまうからです。

また、肉食動物に襲われる危険性があるので長時間深い眠りにつくわけにもいきません。牛の睡眠時間は4時間ほど、キリンは2時間しか睡眠時間をとりません。例外としてコアラとナマケモノの睡眠時間は20時間以上と非常に長く、それは消費エネルギーを極限まで減らすという戦略をとって進化してきたからです。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.