東武鉄道の6050型車両のうち4両(2両2編成)をリニューアルした展望列車「スカイツリートレイン」が10月27日にデビューする。同列車の車両形式は634型となる。同車両は東京スカイツリーや日光・鬼怒川などの東武線沿線の観光スポットや車窓風景を堪能できるよう座席を高床とし、展望窓を設けたのが特徴。その他、前面展望スペースやサロンも設置された。座席はさまざまな旅行形態に対応すべく、「ペアスイート」「シングル」「ツイン」の席種を用意。外観については、白地に青空をイメージしたデザインの編成と、白地に朝焼けをイメージしたデザインの編成の2種類が存在する。デビュー直後はおもに団体専用列車として、浅草~東武日光間を1日1往復する。この区間での運転予定日は10月27日と、11月4・11・17・18・23・24日。11月29・30日は、浅草~鬼怒川温泉間を1往復する臨時特急列車として運転される。12月1日以降については詳細が決まり次第告知するとのことだが、土休日を中心に、臨時特急列車として両毛地区や大宮から東京スカイツリータウンへ向かう列車を設定する計画もあるという。ちなみに、「スカイツリートレイン」の車両形式となった「634(むさし)」は、東京スカイツリーの高さ(634m)と同じ数値。東武鉄道は同列車について、「東京スカイツリータウン観光と鬼怒川温泉宿泊の両方を楽しめる時間に運転することで、『スカイツリーから日光・鬼怒川へ』のコンセプトを実現させます」と発表している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月29日東武鉄道は東京スカイツリーが開業100日を迎えたのに合わせ、29日より8000系8111号編成をリバイバル塗装し、イベント列車として運行開始した。東武野田線大宮駅から東武スカイツリーラインとうきょうスカイツリー駅への直通列車で、春日部駅より東武スカイツリーランに乗り入れ 、とうきょスカイツリー駅まで乗換えなしで運行する。運行期間は8月29日より9月2日までの5日間。東武トラベル主催のツアー列車として運行されるため、乗車できるのはツアー参加者のみ。運行に使用される8000系車両は、1963年のデビュー以来、約20年間で民鉄史上最多の712両が製造され、東武鉄道の主力車両として活躍した。中でも8111号編成はデビュー当初の面影を残しており、鉄道ファンからは「丸目」の愛称で親しまれてきた。同編成は昨年6月に引退したが、今回のイベント列車で運行した後、リバイバルカラーのまま東武博物館で動態保存されるという。なお、29日より8111号編成の動態保存を記念した記念乗車券も発売されている。とうきょうスカイツリー駅から450円区間、大宮駅から300円区間、春日部駅から250円区間(小児)の3種類の硬券のセットで、発売額は1,000円。3,000セット限定で、東武博物館、とうきょうスカイツリー駅、春日部駅、大宮駅にて取り扱う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月30日東武動物公園は2日、マレーバクの赤ちゃんが誕生したことを発表した。赤ちゃんはオスで、体重は約5,000g。飼育係による授乳で、すくすく成長しているという。同園では、繁殖のため平成19年10月に、オスのマレーバク「トム」を迎え入れ、メスの「シンディー」とともにペアで飼育を行っていた。二世誕生を期待するも、なかなか妊娠の兆候がみられなかったが、平成24年にメスの「シンディー」の体に変化が現れた。シンディーを刺激しないように2頭を別々の展示場に移し、いつ産まれてもいいように寝部屋にはワラを用意するなど、出産に備えて万全の準備を整えてきたという。赤ちゃんバクの姿が確認できたのは、2日の9時頃。しかし、母親のシンディーは、人工哺育で育ったためか、赤ちゃんへの授乳方法がわからないことがわかった。そこで同園では、このままでは赤ちゃんがうまく育たないと判断し、シンディー同様飼育係が育てることに決定。現在赤ちゃんは、人工保育で順調に成長している。赤ちゃんバクの名前は「ヒコ」。同園によると、一般公開はもう少し先になるとのこと。同園は現在、動物たちに氷をプレゼントする暑さ対策イベントも開催中。8月中は休園日なしで営業する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日東京スカイツリーの高さ634mは「ムサシ」にちなんだというエピソードで知られるように、かつて関東地方は「武蔵の国」と呼ばれた。東武鉄道の社名の由来は、「武蔵の国の東」の鉄道だから。同様に西武鉄道の前身となる会社のひとつ、西武軌道も、武蔵の国の西をめざしたことからこの社名になった。南武鉄道という会社は現在はないが、JR東日本に南武線があり、その前身が南武鉄道だった。同社は五日市鉄道を買収するなど路線網を広げたけれど、戦時下の1944(昭和19)年に国有化され、南武線・五日市線という路線名が残った。ちなみに、南武鉄道の不動産部門は存続しており、太平洋不動産という会社名で新宿パークホテルを運営している。これで東西南北の「東」「西」「南」の鉄道路線がそろった。しかし「北」がない。武蔵の国の北に北武鉄道はなかったのだろうか? 関東平野の北へ建設された鉄道といえば、東北本線の前身、日本鉄道があった。他に鉄道会社が設立される余地はなかったか……。いや、「北武鉄道」は確かに存在した。現在の秩父鉄道の一部区間が、旧北武鉄道だったという。しかし南武線のように路線名が残っていない。ちょっと残念である。北武鉄道の設立は1920(大正9)年。翌年4月、熊谷駅から行田駅までを結ぶ路線を開業させた。しかし1922年9月に秩父鉄道と合併している。合併直前の8月には行田駅から羽生駅まで延伸している。熊谷~行田間が北武鉄道だった時期はたった1年5カ月。行田~羽生間にいたっては、わずか1カ月だけだった。秩父鉄道は1899(明治32)年、上武鉄道として設立された。1891年に熊谷~寄居間を開業し、さらに西へ線路を伸ばした。1911年には現在の長瀞駅まで、1914年には秩父駅まで開業した。1916年に社名を秩父鉄道へ変更し、その後、影森駅まで到達。北武鉄道と合併した後、1930年に三峰口駅まで到達して、現在の路線図が完成した。ところで、一地域名である「秩父」よりも、「北武」「上武」のほうが広範囲を指すし、鉄道会社の名前にふさわしい気がする。秩父鉄道の名が残った背景には、武甲山の石灰石(セメントの原料)が関係しているようだ。同社は1923年設立の秩父セメント(現太平洋セメント)にも関わっており、後に秩父セメントは大成功して主従関係が逆転する。北武鉄道がわずかな期間で合併されたのも、そうした当時の事情が関係したかもしれない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月07日東武鉄道は20日、東京スカイツリーのライティングをイメージした「東京スカイツリー扇子」を発売する。東京スカイツリーと隅田川、および東武東上線で活躍するTJライナーの50090型車両をデザインした図柄で、背景色で東京スカイツリーのライティングをイメージ。水色の「粋バージョン」と紫色の「雅バージョン」の2種類を用意した。各バージョン2,500本の限定で、8月19日まで東上線の15駅にて販売される。価格は両バージョンとも1本500円。在庫がなくなり次第、販売を終了する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月05日東武鉄道はこのほど、リニューアル工事を進めてきた浅草駅の外観の改修が完了したことを発表した。約80年前の建設当時、日本のアール・デコ建築のひとつにうたわれたネオ・ルネサンス様式の外観を再現し、当時の浅草駅ビルのシンボルだった大時計も復活した。浅草駅ビルは1931(昭和6)年、関東では初となる本格的な百貨店併設のターミナルビルとして開業。地上1階から7階まで松屋浅草支店(現在の松屋浅草店)が入り、ビルの地上2階に東武伊勢崎線が直接乗り入れるなど、日本の新名所となる画期的な駅ビルだった。当時の駅名は「浅草雷門」で、1945(昭和20)年10月に浅草駅に改称されている。リニューアル工事は昨年着工。過去の改修工事で設置されたカバー材(アルミルーバー)を全面的に撤去し、外壁面を改修して建設当時の姿に近づけた。また、かつて駅ビルのシンボルだった大時計を復元し、正面(南面)、西面、東面の3方向に設置。夜には時計塔のライトアップも行われる。今後は耐震補強工事とともに、ビルの4階から上層部分の内装工事も進められ、11月以降に新たな商業施設としてリニューアルオープン予定。「近未来的建造物である5月22日開業の東京スカイツリーとともに、地域の伝統と文化を未来へつなげる役割を担い、東武スカイツリーラインの玄関口にふさわしい駅として生まれ変わります」と東武鉄道は発表している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月14日東武鉄道はこのほど、東武東上線池袋~小川町間にて、東京スカイツリータウン開業PRヘッドマークを掲出した「11634(イイムサシ)号列車」を22日より運行開始すると発表した。東武鉄道に在籍する車両の中で、東京スカイツリーの高さと同じ「634」の数字が唯一車両番号に含まれる車両編成(10000系)を用い、車体には東京スカイツリータウンや東武百貨店池袋店の広告を掲出する。運行期間は6月21日まで。運行初日の22日には、11634号の池袋駅到着にあわせて粗品やチラシの配布を行うほか、東武百貨店池袋店でも東京スカイツリータウン・オープニングセレモニーを実施する。東武鉄道ではこのほか、東京スカイツリータウンの開業および東武百貨店池袋店の開店50周年を記念し、「お買物クーポン付き硬券乗車券」を発売するほか、東武百貨店および東武カードビジネスと合同で「TJライナー着席整理券プレゼントキャンペーン」を実施する。「お買物クーポン付き硬券乗車券」は、池袋駅から500円区間の硬券乗車券1枚と、1万500円以上の買い物や飲食で500円券として利用できる東武百貨店池袋のクーポン券1枚のセットで、売価500円。4,000セット限定で、東上線18駅にて24日より発売する。「TJライナー着席整理券プレゼントキャンペーン」では、5月12日から6月3日までの土日に、東武百貨店池袋店にて東武カードのクレジット払いで5,250円以上買い物や飲食した人に、1人2枚までTJライナー着席整理券をプレゼント。対象はTJライナー1号、2号、3号、4号の各列車で、整理券の配布は先着順で1列車40席までとなる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月13日埼玉県の東武動物公園で5月4日、飼育するカバのオスのズ―くん、メスのマイちゃんとの間に、赤ちゃんが誕生した。カバの赤ちゃんの誕生は同園では14年ぶりとのこと。性別は不明、名前はまだ決まっておらず、一般公募予定だという。2頭は夫婦で、メスのマイちゃんは今までにオスを1頭出産した。しかし、カバは体重が3tにもなる大型動物のため、飼育できるスペースがないことから、同園では繁殖から遠ざかっていたという。オスのズーくんが37歳という高齢になり、世代交代の時期が近づいてきたため、2011年の8月から2頭を同じスペースで飼育開始。まもなくマイちゃんの妊娠が判明した。長い妊娠期間を終え、5月4日19時10分、カバの赤ちゃんが誕生。現在は、多少神経質になっている母親のマイちゃんを刺激しないよう親子で寝部屋にて飼育している。一般公開は、発育が安定する5月19日頃に予定しているという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月10日東武カードは、「東京スカイツリー 東武カードPASMO」会員向けに、5月22日に開業する東京スカイツリーの完成を記念して開かれている特別展「ザ・タワー都市と塔のものがたり」が特別料金で観覧できるサービスを実施している。「ザ・タワー都市と塔のものがたり」とは、東京・両国の東京都江戸東京博物館で5月22日に開業する東京スカイツリーの完成を記念して開催されている展覧会で、19世紀から20世紀にかけて、3つの都市、パリ・東京・大阪に生まれた塔を中心に、様々な「都市と塔のものがたり」を、江戸東京博物館とオルセー美術館をはじめとするフランス国内のエッフェル塔関連の資料などにより紹介している。展覧会は5月6日まで。この展覧会の当日券に限り、「東京スカイツリー 東武カードPASMO」の所持会員および同伴者1人まで、通常料金から100円割り引かれる。ちなみに、通常の特別展当日券は一般で1,300円、大学生や専門学校生は1,040円、小中高生・65歳以上は650円となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日ヨックモックでは現在、東武百貨店池袋店&船橋店限定で5月下旬までの期間、季節のフルーツ、苺を使用した「苺のエクレア」を発売中だ。「苺のエクレア」 ¥294甘酸っぱい果肉たっぷりの苺クリームをつめ、華やかな苺色のチョコレートでコーティングした「苺のエクレア」。苺の爽やかな酸味と甘みが特徴だ。この他にもヨックモックには、ドゥーブルクレーム 「ストロベリー」や「いちごのミル・クレープ」といった苺を使ったスイーツが揃っている。バターの風味豊かなサブレで苺の酸味が爽やかな果肉入りジュレと苺バタークリームをサンドした、ドゥーブルクレーム 「いちご」。ドゥーブルクレーム 「いちご」 ¥210より一層クリームのなめらかさが引き立つ、冷蔵庫で冷やしてほんの少し常温に戻すという食べ方がおすすめ。※販売店舗:東急百貨店のれん街 、髙島屋新宿店、丸井(北千住店・海老名店)、東武百貨店(池袋店・船橋店)、小田急百貨店(本館・町田店)/8月末まで販売を予定薄く焼いたクレープ生地になめらかな苺クリームを塗り何層にも重ねた「いちごのミル・クレープ」。「いちごのミル・クレープ」 カット¥294、ホール¥840食べた瞬間に爽やかな苺の風味がお口いっぱいに広がる。※販売店舗:東急百貨店のれん街 、髙島屋新宿店、東武百貨店(池袋店・船橋店)、小田急百貨店(本館・町田店)、丸井北千住店(カットのみ)、丸井海老名店/7月5日まで販売を予定春のティータイムに欠かせない苺のスイーツ、おひとついかが?お問い合わせ:ヨックモックお客様相談窓口 tel.0120-033-340
2012年03月19日東武鉄道は3月17日より、伊勢崎線浅草・押上~東武動物公園間の愛称を「東武スカイツリーライン」とし、東武線全線で駅ナンバリングを導入する。同社は「東武スカイツリーライン」の愛称の導入について、「東京スカイツリータウンと、世界遺産や温泉地を抱える日光・鬼怒川地区等との結びつきをより深めるとともに、当社沿線や首都圏のみなさまに東京スカイツリータウンをより身近に感じていただくため」としている。この愛称は、業平橋駅を「とうきょうスカイツリー駅」へ改称し、伊勢崎線と日光線で一部ダイヤ改正が行われる3月17日より導入予定。今後は東京スカイツリータウンへつながる路線として、駅案内表示や広報活動などを通じ、この愛称を広く使用する予定だという。これに合わせて、東武線全線で駅ナンバリングも導入。「東武スカイツリーライン」の愛称が使われる伊勢崎線浅草・押上~東武動物公園間と、亀戸線(曳舟~亀戸間)、大師線(西新井~大師前間)の頭文字は「TS」となり、浅草駅は「TS-01」、とうきょうスカイツリー駅(現在の業平橋駅)は「TS-02」に。亀戸線小村井駅は「TS-41」、亀戸駅は「TS-44」、大師線大師前駅は「TS-51」となる。その他、伊勢崎線の東武動物公園駅以北と佐野線、小泉線、桐生線の頭文字は「TI」、日光線と宇都宮線、鬼怒川線の頭文字は「TN」、野田線の頭文字は「TD」、東上線と越生線の頭文字は「TJ」に。エリアごとに体系化されたナンバリングと色づかいを使用することで、世界各国から訪れる利用者にもわかりやすい案内になるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月10日全く新しいスタイルの“枕のオーダーショップ” 「PILLOWY Café(ピローウィー カフェ)」初の常設店が、8月27日(土)、東武百貨店 池袋店にオープン。「PILLOWY Café」は、自分だけのオリジナル枕がその場で簡単に作れる新感覚の枕のオーダーショップだ。枕の素材は「もちもちマシュマロ」、「ふわふわスフレ」、「しっとりマフィン」など、スイーツをイメージしたユニークなネーミング。好みの素材やカラーをセレクトし、カモミール、ラベンダーなどリラックス効果のある香りを好みに応じてトッピング。自分好みの枕がその場ですぐに完成する。その組み合わせは1,000種類以上というから驚きだ。さらに眠りの専門家がひとりひとりの要望や睡眠に対する悩みを聞き、最適な高さに微調整してくれるので、自分にぴったりフィットした枕を作ることが可能。オープン記念として、眠りや寝具に詳しいスリープアドバイザーが眠りについての相談に答える「スペシャルコンサルティングウィーク」を9月1日(木)~6日(火)の期間、開催される。(事前にご予約いただいた方のみ対象)枕にこだわって、元気ときれいのために大切な眠りを手に入れてみては。「PILLOWY Café」東武百貨店 池袋店 3F東京都豊島区西池袋1-1-25営業時間:10:00~21:00(日曜日は10:00~20:00)電話番号:03-3981-2211 取材/おうちスタイル編集部
2011年08月29日