松坂桃李が、『貞子VS伽椰子』の白石晃士監督のもと主演を果たす人気コミックの実写化『不能犯』。本作で松坂さんが演じる殺しを請け負う主人公・宇相吹正を追いつめる刑事役に、沢尻エリカが決定。初めての刑事役でアクションに挑んでいる。都会のど真ん中で、次々と起きる変死事件。現場では、必ず黒スーツの男の姿が目撃される。男の名は宇相吹正。彼こそがSNSでうわさの謎の男。“ある電話ボックスに殺してほしい理由と連絡先を書いた紙を貼ると、必ず引き受けてくれる”という殺し屋だった。ターゲットは確実に死に至るが、その死因は病死や自殺に事故──そう、宇相吹の犯行は、すべて“不能犯”。警察の上層部もさじを投げる中、ただ1人、立ち上がったのが、女刑事・多田友子。しかも、何度か宇相吹と“対決”するうちに、多田だけは宇相吹に心を操られないことがわかっていく――。不能犯とは、“呪い”や“洗脳”によって殺人を実行するなど、目的は犯罪だが、常識的に考えて実証が不可能な行為のこと。そのため、たとえ相手が死んでも罪には問われない。本作の主人公・宇相吹正は、赤く光る妖しい瞳から放つ不気味な能力で、人の心を操る不能犯。ドラマ「視覚探偵 日暮旅人」では、研ぎ澄まされた視覚のみを駆使して事件を解決する探偵を演じている松坂さんが、本作では、妖艶かつ不気味な不能犯・宇相吹に扮している。そして今回、宇相吹がコントロールできない唯一の存在となる女刑事・多田友子役に、沢尻さんが決定。原作では男性だが、宇相吹役が松坂さんに決まったことから、彼の妖艶な魅力を引き立たせるために、女性へと変更された。沢尻さんが初の刑事役に挑む多田友子とは、誰もが振り返る署内一の美女だが、うそと曲がったことが大嫌い、正義感にあふれ、口は悪いが、部下や改心した前科者の面倒見もよく、人望厚い姐御肌の“デキる”刑事。さらに、多田刑事は宇相吹の赤く光る眼と対峙しても、その術が効かない唯一の存在。彼女を演じる女優に最も必要なのは“眼力の強さ”ということで、芝居の熱さと吸い込まれそうな眼力を誇る沢尻さんにオファー。沢尻さんも「いつかアクションをやりたかった」と快諾し、かつてないヒロインが誕生した。沢尻さんは、原作との違いについて「キャラクターのイメージは男性そのままで、正義感や意思が強く、内に秘めた熱いものを持った男っぽい女刑事になっています」とコメント。さらに「松坂さんは、本当に漫画から出てきたんじゃないかと思うほどイメージ通りのミステリアスな宇相吹」と絶賛を贈っている。この美しき刑事VS謎の殺し屋の対決は、新感覚サスペンス・エンターテインメントの大きな見どころとなりそうだ。『不能犯』は2018年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月24日じっと見つめられると、憂いをたたえた瞳の奥に吸いこまれそうになる。若手俳優からスターダムへの道をかけあがり、押しも押されもせぬ人気俳優になった松坂桃李。最新出演作は、10周年を迎えた人気ボーカルグループ「GReeeeN」の名曲「キセキ」誕生までのストーリーを描いた映画『キセキ -あの日のソビト-』で、プロデューサーのジンを演じた。役の上で松坂さんが感じたという孤独について話を進めていくと、胸に宿した熱い信念に行きついた。思えば、2016年は『秘密 THE TOP SECRET』で特別捜査機関の熱血漢メンバーを、ドラマ「ゆとりですがなにか」では童貞かつ内気な生真面目教師を、と思えば、舞台「娼年」では一糸まとわぬ姿で愛を表現する男娼を演じ、キャリアを重ねると同時に役の幅を広げ続けている。そんな松坂さんの2017年劇場公開作1本目が、『キセキ -あの日のソビト-』のジン役だ。メタルバンド「ハイスピード」のボーカリスト、ジンを作り上げるため、タトゥーを施し、髪を緑色に染め上げ、ピアスで飾った。冒頭、挑発するような態度で、1曲丸々メタルを歌い上げる激しいライブハウスのシーンから、すでにジンが息づいていることを感じさせられる。完成披露イベントなどでは、松坂さんの歌唱シーンについて、弟・ヒデ役の菅田将暉が「エロい」とも表現していた。色気に関して、本人は「えっ、本当かよ(笑)、っていう気持ちです、ありがたいですけど」としきりに照れながらも、「ライブでは、これからライブするという空気が流れるんですよ。音を鳴らして練習すると、『さあいよいよだ』みたいな。芝居の本番とは、またちょっと違った緊張感のようなものが、気持ちを作る上で手助けになってくれました。あと、客席の熱気も勇気の後押しになるんです。『このままいけるぞ、イエーイ!』って」と充実感をにじませ、楽し気に話す。こうして、当初「GReeeeN」よりも先にメジャーデビューの切符を手にしていたのはジンだった。華々しい未来が確約されたと夢を見るも、レコード会社が求める路線とのギャップやメンバーとの確執に苦しみ、「ハイスピード」は解散に追い込まれる。そんな折、弟のヒデらが趣味で作ったデモテープを聞き、才能を見出したジンは彼らをメジャーへと導くべく、プロデュース業に徹することになる。つまり、この物語では「GReeeeN」の前身「グリーンボーイズ」の飛躍する様子が描かれる一方で、彼らの夢をかなえるために、ときに複雑な思いを持ちながらも応援し、影で奔走するジンの姿が映し出される。そんなジンの思いを、松坂さんはこう表現した。「自分が歌い手ではなく裏方に回ったのは、正解だと思うんです。そういった意味で、ある種、『グリーンボーイズ』がもうひとつのジンの新しい道を示してくれたところもあるのかな、と。『ハイスピード』を結成していたときは楽しかったはずなのに、デビューとなったときに、やっぱり自分たちの好き勝手にやっていることだけでは壁ができてしまって。うまくかみ合わなくなり、楽しかった感じが、いつの間にか違う色に変わっていってしまう。そんな中、『グリーンボーイズ』が誕生して、楽しい瞬間を目の当たりにしていると、懐かしさと悲しさと羨ましさが…。すごくキラキラしている感じを見ていると、本当にいろいろな感情が入り混じって、僕も何とも言えない気持ちになっていました」。だからか、撮影を終えたときの感想は「孤独だった」という言葉だった。「クランクアップのときにJINさんが来てくださって、『お疲れさまでした、やってどうだった?』って聞かれたので、『孤独でした。JINさんって孤独だったんですね』とポロッと感想を言ったんです。そうしたら、『本当にそんなことを言われたのは、俺を理解している親友の中でも2人だけだ。そこまで理解してくれて本当にありがとう』という感じのことをすごく言われました」。JINからもらった言葉が、松坂さんの胸にしみわたる。「僕自身も、この仕事はどれが正解かは分からないですし、ましてや実在して、現役で活躍されていて、ここまで奇跡的なことをやり遂げた方を体現するのは難しかったので、不安のほうが大きかったりもしたんです。ホッとしました」。メジャーやプロで活躍することは夢を叶えると同時に、信念を曲げることを選択させられる局面に立つこともある。劇中、ジンがメンバーのトシオ(奥野瑛太)に向かい、「ヒットさせなきゃ、やりたいこともできないだろう」と発する言葉が胸を打つ。同じような経験が俳優でもあるかと問うと、松坂さんは、「その台詞は、すごく刺さりました。リンクしますね。俳優も、ときには、好き勝手にできる仕事ではないですから。そういう意味で言えば、自分の中では本意ではないところで動かなければいけない瞬間もありますけど、きっとその先に…それらをやった上で、自分の伝えたかったこと、やりたかったことに行きつくと僕は思っているので。肝に銘じてあります」と、キッパリと言い切った。「きついなってこともあるけど、『自分がこれだけ大変な思いをしたんだよ、こんなにきつい思いをしたんだよ』とかは言う必要がない。特にこういう仕事をしている上では、表に出て形になったものがよければいいと思うんです」とも表現した松坂さんからは、作品や役に対する確固たる責任や信念が伝わる。内に秘めた自分だけが抱える気持ちを孤独と表現するならば、劇中で演じたひとりで思い悩むジンの姿にも重なる。インタビューの最後、松坂さんは「20代最後の2017年は、いろいろチャレンジしていきたいんです」と意気込んだ。まずは『キセキ -あの日のソビト-』で、その雄姿を拝もう。(text/photo:Kyoko Akayama)■関連作品:キセキ -あの日のソビト- 2017年1月28日より全国東宝系にて公開(C) 2017「キセキ -あの日のソビト-」製作委員会
2017年01月27日松坂桃李&菅田将暉のW主演で描く青春物語『キセキ ーあの日のソビトー』。この度、松坂さん演じるジンの歌唱シーンを収めた場面写真が初解禁された。誰もが知る「GReeeeN」の名曲「キセキ」。人々の心を掴んで離さないこの曲の誕生の裏には何があったのか。本作は、 名曲誕生にまつわる本当にあったキセキの物語。松坂さん演じるジンと菅田さん演じるヒデの2人の兄弟を中心に、家族と仲間との間で起こる様々な迷いと衝突の中で、自分の進むべき道を切り開いていく姿を描き出した青春ストーリー。劇中でヒデ役の菅田さん、ナビ役の横浜流星、クニ役の成田凌、ソウ役の杉野遥亮4人が組む音楽ユニット「グリーンボーイズ」が、CDデビューを果たすことでも話題となっている本作だが、今回到着したのは、松坂さん演じるジンがメタルバンド「ハイスピード」のボーカルとしてライブで歌う場面写真。松坂さんは緑髪に口ひげ、タトゥーにピアスのスタイルで夢と現実の間で闘うミュージシャンを見事に体現しており、劇中での歌唱は松坂さんのキャリア史上初めてとなる。歌に苦手意識があり、いままでずっと避けてきたと言う松坂さんは、「初めはプロデューサーの役と聞いていたのですが、台本みたら最初のシーンから歌ってて…騙されました(笑)。CDは出しません」とコメント。しかし、弟・ヒデ役を演じた菅田さんはそんな松坂さんのシーンを見て、「マイクを持つ手がエロい!このシーンは注目です!」と太鼓判を押している。厳しい父の反対を押し切り家を飛び出したミュージシャンの兄・ジンは、メタルバンド「ハイスピード」としてメジャーデビューを果たすも、音楽性の違いで仲間と衝突、バンドは解散状態。一方、「グリーンボーイズ」はキラキラと輝き、どんどん前進。劇中ではそんな対比が残酷なまでに描かれており、映画監督の西川美和は「弟たちが初めて立ったステージを観ると、『そりゃこっちが受けるわ』と哀しいほどに納得をした。自分の信じることに対して懸命な者が時代を掴めるとは限らない。爽やかなパッケージだが、才能というものをめぐる残酷さを逃さずに描いている作品だった」と感想を述べている。しかし、それでもジンは音楽を辞めようとはせず、弟たちの才能に夢を託し、プロデューサーを買って出る。複雑な思いを背負ったジンを見事演じきった松坂さんは、「勇気づけられる作品で、いま自分がやっていること、またこれからやること、自分で選択したからこそ、それが正解だと後押しされる気持ちになった」と語る。また本作を鑑賞した是枝裕和監督は、「自分では諦めた夢を弟に託したジン。彼の哀しみ、喜び、そして覚悟を目だけで表現してみせる松坂桃李。色っぽかった」と称賛の声を寄せている。クランクインの約2か月前からボイストレーニングに励んだという松坂さん。ライブシーンの撮影は緊張したと話すも、それと同時にバンドメンバーの心強さも同じぐらい感じたと言う松坂さんは、「かっこよすぎる3人がバックで演奏してくれているので、彼らの音楽が鳴った瞬間に、心配はなくなりました」とふり返った。CDデビューや「Mステ」出演といま何かと話題の「グリーンボーイズ」はもちろん、松坂さんの渾身の熱唱も必見だ。『キセキ ーあの日のソビトー』は1月28日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年01月18日松坂桃李&菅田将暉によるダブル主演映画『キセキ ーあの日のソビトー』の完成披露舞台あいさつが12月6日(火)、丸の内TOEIにて行われ、松坂さんと菅田さんのほかキャスト陣が登壇した。劇中で歌を披露した松坂さんについて、菅田さんは「手がエロイいっす。歌うときのマイクを持つ手がエロイ!」と繰り返した。意外なところを突っ込まれた松坂さんは、長い指をもてあましながら、「そんなんじゃないから」と苦笑していた。『キセキ ーあの日のソビトー』は、2007年にメジャーデビューした顔出しをしない男性4人組のボーカルグループ「GReeeeN」の結成秘話や、名曲誕生までの歩み、さらには兄弟やその家族までも描いた物語。4人が選択した“歯医者と歌手”という異色のふたつの夢を、全力で追いかける様を描き出す。菅田さん演じるHIDEが組んだグループの才能を見出し、プロデューサーとして売り込む兄のJIN役を演じた松坂さんは、もともとメタルバンド「ハイスピード」のボーカルという設定。松坂さんは、「“歌とホラー作品はちょっと”と言っていて、“プロデューサー役なので大丈夫ですよ”と言われていたのに、台本を見たら1ページ目から歌っていて(笑)。本当にダマされたなって」と言いながらも、色っぽい美声を披露した。菅田さんの「手がエロイ」発言を受けると、兼重淳監督まで「エロイです」と太鼓判を押し、場内の女性ファンをざわつかせていた。作品タイトルにかけ「2016年に起こったキセキ」を尋ねられた登壇陣。菅田さんは、「今ここにいる事」と書いたフリップを掲げた。「16歳のときに東映に来て、『仮面ライダーW』のオーディションを受けて、受かったんです」と、業界デビューについてふり返った菅田さんは、「そのとき(仮面ライダーシリーズを)やっていたのが桃李くんで、その二人の初主演映画がここ(東映)で公開なのが激アツだなって」と熱っぽく話すと、周りも素敵な軌跡に「いい話」としみじみしていた。完成披露舞台あいさつには、そのほか、忽那汐里、横浜流星、成田凌、杉野遥亮が登壇した。(cinamacafe.net)
2016年12月06日女優・松坂慶子が28日、都内で行われた映画『空海―KU-KAI―』(2018年公開)の製作報告会見に登壇した。会見には他に中華人民共和国駐日本国特命全権大使 程永華、内閣官房副長官 萩生田光一、KADOKAWA 取締役会長 角川歴彦、東宝 代表取締役 島谷能成、原作の夢枕獏が出席した。同作は作家・夢枕獏の『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』(角川文庫/徳間文庫)を原作に、陳凱歌監督がメガホンを取る。構想5年、総制作費は150億円となり、これまでにない規模の日中共同製作映画として注目を受けていた。7世紀の唐を舞台に、遣唐使として送られた空海(染谷将太)が、詩人・白楽天(黄軒)とともに歴史の謎と対峙する。松坂は日本から唐に渡った女性・白玲を演じ、空海&白楽天が追い求める「楊貴妃の謎」を解く秘密を知る重要な人物となる。長年憧れていたという陳監督作品出演を「夢のよう」と語る松坂は、「オファーを頂いたのが4月1日で、エイプリルフールですし、夢なら醒めないでと思いました」と振り返った。また、主演の染谷については「お若いのに落ち着いていて、天才と言われた空海の若き時代に本当にぴったりだなと思いました」と絶賛。「撮影中も細やかにアドバイスしてくださったり、『”用意スタートは”この言葉でかかりますよ』とか、大変頼りがいがありました」と、異国での撮影で大女優をリードする染谷の姿を伝えた。撮影中の染谷はビデオメッセージで登場。すでに3カ月間中国で撮影を進めているが、陳監督が「6年間かけた」という広大なセットに「毎日ここで撮影しているだけでワクワクします」と興奮を表す。「早くみなさまのところへ届けたいです。大唐の街でお待ちしています」とメッセージを送った。
2016年10月28日俳優の松坂桃李(28)が、映画『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)で死神・ベポの声優を務めていることが26日、発表された。一瞬ではあるが、すでに予告編でその姿を現していたベポ。暗闇の中からうっすらと金色の体が浮かび上がり、開いた左手の指は6本。三島創(東出昌大)率いるデスノート対策本部特別チームとICPOから送り込まれた世界的名探偵・竜崎(池松壮亮)は1冊のノートを入手し、その持ち主であるベポは人間界に6冊のデスノートが存在することを告げる。その声を演じ終えた松坂は、「突然ですがデスノートの世界に参加してきました」と報告し、「原作が元々好きだったので、佐藤信介監督からお話をいただいた時は、嬉しかったです。束の間ながら、あの世界に入れたのはワクワクもしました」とコメント。「死神です。僕の声だと気づかない方もいらっしゃると思います。あまり先入観を抱かずに、楽しんで頂けたら本望です」と呼びかけている。松坂はこれまで、佐藤監督がメガホンをとった『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』(14年)、『図書館戦争 THE LAST MISSION』(15年)に出演。今年4月に公開された『アイアムアヒーロー』ではZQN役を熱望していたが、佐藤監督は本気と知らずに「まさか」と冗談と思ってしまい、その"お返し"として今回の役をオファーしたという。
2016年10月26日伝説的コミック「デスノート」を原作に描く最新作『デスノート Light up the NEW world』。この度、本作にて登場する新たな死神の声優を、俳優の松坂桃李が担当していることが明らかになった。犯罪のない社会を目指し、デスノートで世界を変えようとしたキラこと夜神月。暴走する彼を阻止しようとした世界的名探偵L。天才VS天才の対決から10年経ったある日、世界中のネット回線がジャックされ、キラによるメッセージが発信された「デスノートを手に入れろ――」。死神により地上にもたらされた6冊のデスノート。同時多発的に発生する大量の殺人事件。そんな中、三島(東出昌大)が率いるデスノート対策本部に、Lの後継者・竜崎(池松壮亮)が加わり、無差別殺人事件の現場で1冊のデスノートを手に入れる。一方、その現場には、キラの信奉者・紫苑(菅田将暉)の姿が。いま、それぞれの譲れない“正義”を懸けた、3人の壮絶な頭脳戦が始まる──!伝説となった映画『デスノート』誕生から10年目となる今年、“正統な続編”として放たれる本作。東出昌大、池松壮亮、菅田将暉らメインキャストのほか、死神・リューク役は中村獅童が前作から続投し、死神・アーマ役には「ルパン三世」の峰不二子役などを担当する大人気声優の沢城みゆきがすでに決定しているが、今回新たに死神・ベポの声優として松坂さんが出演していることが判明!今回松坂さんが演じるベポは、金色に6本の指、身長189cmの東出さんも見下ろす巨大な死神。とある事件から、東出さん演じる三島創率いるデスノート対策本部特別チームと、ICPOから送り込まれた世界的名探偵・竜崎は、1冊のデスノートを入手。ベポはそのデスノートの元持ち主で、人間界に6冊のノートがもたらされていることを明らかにする。本作でメガホンをとった佐藤信介監督作品には、これまで『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』『図書館戦争 THE LAST MISSION』に出演してきた松坂さん。今年4月に公開された『アイアムアヒーロー』で、松坂さんは劇中に登場する“ZQN”役を熱望しつつも、佐藤監督に「まさか松坂桃李が出てくれるはずがない!」と思われスルーされてしまったそう。松坂さんが本気だったということを伝え聞いた佐藤監督は、それならば今回こそとお返しの熱烈オファーし、今回の出演が実現した。原作が元々好きだったという松坂さんは「佐藤信介監督からお話をいただいたときは、嬉しかったです。束の間ながら、あの世界に入れたのはワクワクもしました」と喜びを露わに。また、「僕の声だと気づかない方もいらっしゃると思います。あまり先入観を抱かずに、楽しんで頂けたら本望です」とコメントを寄せた。『デスノート Light up the NEW world』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月26日一昨年のセックス特集で、女性モデルとの美しくも濃厚なヌードを披露してくれた松坂桃李さん。「あれがなかったら、こういうオファーは来なかったと思います(笑)」と話すのは舞台『娼年』のこと。石田衣良さんの小説が原作で、ボーイズクラブで働く主人公・領が松坂さんの役。「これまで触れてこなかったテイストの作品だけに、興味を惹かれたんです。ある程度先が読めるものじゃ、いつまでたっても自分の壁は越えられないと思うので。どうなるのか想像もつかないものに挑戦することで、また違った見え方が生まれるのを期待しているんですよ」それにしても、よくぞ決心したと思う。領は、娼夫としてさまざまな女性たちの相手を務めていく。体を介して彼女たちの欲望とともに心までも解放してゆく過程は、原作ではかなり赤裸々に描かれている。「観る方によっては最初はかなり衝撃を受けるかもしれません。ただ、石田さんの書くセリフや描写はキレイでイヤらしさを感じさせないんですね。脚本も、そういう原作の世界観そのままという印象で。性的なシーンは何度もありますが、演出の三浦大輔さんがおっしゃっていたのは、性描写に対して感覚が麻痺した先に何を見せられるかということ。この作品の登場人物は皆、愛情に溢れた人ばかりなんですよ。それぞれが自分のなかに弱さやコンプレックスを抱えているんだけれど、体と体で向き合った時に、すごく純粋なところに身を置いて影の感情の部分に明かりを照らすことができて、心を解(ほど)いていく。そういう瞬間を描こうとしているのかなと思います。ただ、その過程が重要なぶん、舞台の上でどこまでやるのか、どう見せるのか気にはなりますけど(笑)」言葉は、時に自分を飾り嘘もつく。しかし体は、人間の本能に直結しているぶんだけ正直だ。「言葉で表現できずに伝わらないことも、接することで感覚的にわかるということってあるんです。一昨年のアンアンの撮影は相手のモデルさんが外国の方でしたけど、言葉が通じないぶん、すごくお互いの感覚的な部分を大事にしていた気がします。そのうち、ふっと言葉じゃない何かが湧き上がって噛み合う瞬間というのが何度もありましたから」穏やかな口調で淡々と話してはいるが、「自分でも、本当にやるんだって思ってますよ」と本音もチラリ。「一人じゃ壁は登らないですけど、周りの人の手を借りながらだったら乗り越えられる気がするんですよ」◇まつざか・とおり1988年生まれ、神奈川県出身。8月に『秘密 THE TOP SECRET』、9月に『真田十勇士』、10月に『湯を沸かすほどの熱い愛』と、出演映画公開が相次ぐ。◇生きる目的を見いだせずにいた領(松坂桃李)はボーイズクラブのオーナー・静香(高岡早紀)と出会い、娼夫として働き始める。次第に仕事にやり甲斐を見つけていくが…。8月26日(金)~9月4日(日)池袋・東京芸術劇場プレイハウス原作/石田衣良脚本・演出/三浦大輔出演/松坂桃李、高岡早紀、佐津川愛美、村岡希美、安藤聖、樋井明日香、良田麻美、遠藤留奈、猪塚健太、米村亮太朗、古澤裕介、須藤理彩、江波杏子全席指定9800円(税込み)ホリプロチケットセンターTEL:03・3490・4949www.shonen.jp/大阪、久留米公演あり。◇シャツ¥20,000(トローヴTEL:03・3476・0787)Tシャツ¥7,500(ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿TEL:03・3470・6760)パンツ¥18,000(イルク・アダム エ ロペ/ジュンカスタマーセンターTEL:0120・298・133)※『anan』2016年8月17・24日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・伊藤省吾(sitor)ヘア&メイク・竹井 温(&‘s management)インタビュー、文・望月リサ
2016年08月17日松坂桃李と菅田将暉がW主演で贈る『キセキ ーあの日のソビトー』。この度、松坂さん演じるジンの姿が公開された。歯科医師とアーティストを両立し、顔出し一切なしの異色ボーカル・グループ「GReeeeN」。本作で描かれるのは、彼らの名曲「キセキ」誕生のバックボーンとなる、ある兄弟の物語。家族との衝突を経ながら、仲間と共に自分のやりたいこと、進むべき道を見つけ出し、前へと進んでいく姿を描き出す。「キセキ」を含む「GReeeeN」の楽曲の全てのプロデュースを手掛けるJINとリーダー・HIDE。「GReeeeN」の中核をなすこの2人の青春期の物語。今回初披露となったのは、リーダー・ヒデの兄でもあるジンに扮する松坂さんのグリーンの髪と口髭、ピアス、タトゥーをしたバンド時代の姿。父親との衝突を繰り返し、世の中への反発心さえ感じさせる表情が印象的。なんと髪の色は、松坂さん自らの提案で染められ、劇中ではメタルバンド「ハイスピード」のボーカルとして、松坂さん自身が歌うシーンもあるという。松坂さんは映画化にあたり実際にJINさんと対面。その際の印象について、「人を惹きつけ、運気を上げてくれそうな“パワースポット”のようなJINさん」と魅力を明かしており、「そんな魅力的で、かつ実態が明かされていない実在の人物を演じることに責任を感じます」と重圧を語っていた。本作には、JIN(ジン)を演じる松坂さん、JINの実の弟で「GReeeeN」のリーダー・HIDE(ヒデ)役菅田さんのダブル主演ほか、ヒデの恋人役・理香に忽那汐里、ジンとヒデの両親に小林薫と麻生祐未、そして誠一の患者役に平祐奈。さらに早織、奥野瑛太、野間口徹ら、実力派俳優陣が名を連ねている。『キセキ ーあの日のソビトー』は2017年新春、全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月29日GReeeeNの代表曲『キセキ』が誕生するまでの軌跡を描く映画『キセキ ーあの日のソビトー』が、松坂桃李と菅田将暉のW主演で製作されることが決定した。初の兄弟役を演じるふたりは「これはきっと面白い物語になる」(松坂)、「僕にとって異色の経験になる」(菅田)とコメントを寄せた。その他の情報GReeeeNは、メンバー全員が歯科医師免許を持ち、医療との両立を考え顔を伏せて活動している4人組みのボーカル・グループ。映画は実話を基に、楽曲のプロデュースを手がけるJIN(ジン)と、リーダーのHIDE(ヒデ)の兄弟が、家族、そして仲間との衝突を経て、自分の進むべき道を切り開いていく姿が描かれる。松坂は「最初この映画は名曲『キセキ』に関わる人たち、兄弟や家族・仲間の物語だと伺い、どう映画化するのか上手くイメージができませんでした。ですが、実際にJINさんHIDEさんにお会いしてみたらものすごく魅力的で、おふたりから出てくるエピソードのどれもが本当に興味深くて、感動もあり、なるほどこれはきっと面白い物語になるだろうと理解しました」と話し、自身が演じる兄・JINについて「人を惹きつけ、運気を上げてくれそうな“パワースポット”のよう」と明かす。菅田は「僕と(松坂)桃李君が演じることによって、GReeeeNさんの学生時代や結成当時の様子を世の中に伝える役目を担えるというワクワク感があります」と言い、「この時代に歯医者とミュージシャンを両立させるなんて、本当にあり得るのかなと思っていましたが、なぜ、どうやってその形になっていったのか、そこにはどんな家族や仲間がいて、どんな“キセキ”があって今こうなっているのかという経緯がすごく面白かったので、それを映画で表現するのが楽しみです」とコメント。劇中に登場する歌唱シーンについてふたりは「JINさんはGReeeeNのプロデューサーですが、彼の昔のバンド時代も描かれているので、僕にも歌うシーンがあります。役としてしっかり歌うのは初めてで苦戦していますが、JINさんからも『楽しんでやってください』と言っていただいて、心強く思っています」(松坂)、「GReeeeNさんの曲は決して単純ではないのに歌詞はストレートだったり、かなり入り組んだ構造になっているので歌うのはすごく難しいですが、理論的なところから音楽を勉強させていただき役作りをしています」(菅田)と明かしている。監督は、『海街diary』『そして父になる』など多くの是枝裕和監督作品の助監督を務めた兼重淳が担当する。『キセキ ーあの日のソビトー』2017年新春公開
2016年06月03日ドラマ「ゆとりですがなにか」に出演中の松坂桃李が、ロッテアイス「クーリッシュ」の新CMキャラクターに起用され、最新CMでは「ゴクゴク」「キンキン」「シャキーン」という擬音語を体で表現。コミカルかつクールな表情とポージング、そしてトランポリンを使った大ジャンプを見せている。5月11日(水)よりオンエアされる本CMは、コミカルなリズムとは対照的に、クールな表情と動きをみせる松坂さんのポージングが見どころ。真っ青の背景の前で、「クーリッシュ」を手に持って立つ松坂さん。そこに、アップテンポなリズムに合わせて「マ・ツ・ザ・カ」と松坂さんを呼ぶ声が。その声につられて正面を向く松坂さんは、続く「ゴクゴク」「キンキン」を体で表現。クールな表情で(ときにお茶目に)キレキレのポーズを決めていく。さらに、「シャキーン」という声の後には大ジャンプ、全身を使って冷涼感を感じさせる擬音語を表現している。また、このCMでもう1つの注目のポイントが、コミカルなのにどこか冷涼感を感じさせる音楽。サウンドヒーリングプロデューサーである喜田圭一郎氏が監修して共同で作曲。“体感温度が下がる”音楽を取り入れているという。撮影現場では、真っ白のスーツで、元気よく「よろしくお願いします!」と挨拶をしながらスタジオ入りした松坂さん。まず、「ゴクゴク」や「キンキン」という擬音語を表現する7種類のポーズを撮影。松坂さんは、1つ1つのポーズの撮影ごとに振付師からレクチャーを受けるとすぐにマスター。これには振付師も、「簡単に見えて実は難しいポーズなのに、少し見せただけですぐに覚えて、ポーズをビシッと決めてくるから、本当にすごい!」と太鼓判を押した。特に、“えび反り”になるポーズでは、「もうちょっと後ろまで倒してください」という監督からの要望に、「も、もうちょっとですか?(笑)」と少し苦しそうに笑いながらもすぐに応じて、披露。しかし片足立ちになるポーズではバランスを崩してしまう場面も!すぐにモニターを確認して「これキープするの難しいなぁ(笑)」と言いながらも、撮影の合間に自ら片足立ちの練習を行うなど、プロ意識の高さを垣間見せていたという。次第に、ポーズを決める動きがスムーズになっていく松坂さん。最後にはなんと「キレが良すぎて、カメラが追えていなかったのでもう一度お願いします!」と予想外のNGが出てしまうほどだった。その後は、大きなトランポリンを使って大の字でジャンプをしながら「シャキーン」を全身で表現する撮影に。大きなトランポリンを見た松坂さんは、「ここまで大きいトランポリンは初めてですね!」と驚いた様子。実際にトランポリンの上でジャンプをすると、「お~!!高い! すごいですね!(笑)」と楽しそうに何度も飛び跳ね、ジャンプの練習を行っていた。跳んだときの空中での演技にも、「もっと手を上げてジャンプしたほうがいいですよね?」など積極的に監督とコミュニケーションをとり、モニターで商品を持つ角度などを確認しながら、細かい要望にすぐに応じていた松坂さん。撮影の合間もずっとトランポリンの上でジャンプをしていたため、トランポリンを降りて固い地面を歩いたとき、「うわっ! すごい…! 揺れない…!(笑)」と、まるで宇宙飛行士のように地上の感触を忘れてしまっていたようだ。撮影を無事終え、「足がパンパンです。(笑)でも楽しかったですね」と充実感を見せる松坂さん。「これがどんな感じに仕上がるのか楽しみですね」と感想を明かしてくれた。お気に入りは「肩を“ヒュッ”と上げるポーズ」という松坂さんの、変幻自在のポージングを、ぜひチェックしてみて。ロッテ「クーリッシュ」新CM「クーリズム」篇は5月11日(水)より全国にてオンエア。(text:cinemacafe.net)
2016年05月10日俳優の松阪桃李が3日、都内書店で行われた、写真集『妄想・松坂桃李』(発売中 2,200円税込 ワニブックス刊)の発売記念握手会に登場した。同書は、松坂が2011年から雑誌『プラスアクトミニ』、『プラスアクト』で連載している内容をまとめたもので、松坂が妄想した映画企画のフェイクフライヤーが集まった写真集。1作1作に実在の俳優を当てはめた「妄想キャスティング」、松坂のロングインタビューも掲載されている。握手会には、10,000通の応募が集まり、大阪300人、東京300人の計600人が、抽選により参加した。姉・妹に囲まれ、男子が1人であったため、昔から「妄想」という一人遊びが好きだったという松坂。最近は「朝起きて、(明石家)さんまさんになっていたら」という妄想をしていることを明かした。また、妄想に絡めて「恋愛・結婚の妄想は?」という質問には、「仕事がやっぱり大事だと思うので、30を過ぎてから」と前置きつつ、「まだ27歳なので、36歳くらいになったら、そういう妄想も出てくるんじゃなかろうかと」と回答した。さらに"お友達"と会う時間は取れますか? と、恋愛を匂わせる質問をされると「妄想質問が飛んできた」と苦笑。「この仕事ってたまに、妄想が一人歩きすることもあるんだな」と、タジタジになりながらもかわした。また、実際の芸能界のお友達としては、濱田岳、岡田将生、柳楽優弥の名前を挙げた。今回の写真集で松坂自身が気に入っているページについて、金髪に赤い口紅のロッカーという設定で作った「ブラザー、インTHEロック」と、アフロ姿で撮影に挑んだ「金太、もうすぐ時間ですけど。」の2点をピックアップ。もし本当に映画化、ドラマ化となった場合を妄想し「プロデューサーが『いやでも、桃李くんじゃないと思うんだよね』となる場合もあると思うので、その時は(主役が)僕じゃなくてもいいんで、最後のクレジットで『企画:松坂桃李』としてもらえれば」と、企画方面に対しても意欲を見せた。
2016年04月03日息をデザインするガム「ロッテガム『ACUO(アクオ)』新CM/トーリロボ お披露目会」が3月28日(月)、都内で行われ、出演する松坂桃李が登場。イベントでは、松坂さんが息を使った本気の挑戦として“吹き矢”にチャレンジする演出もあり、初挑戦ながら爽やかな息で見事風船を割ることに成功させ、大きな笑顔を振りまいた。この日先行上映された新CMのテーマは「息に本気だ」。映像では、カップルが談笑している中、松坂さんが松坂さんにそっくりな顔をした先端技術のニオイを識別するセンサーを持つロボット「トーリロボ」を両手で握りしめ、背後から怪しげなリズムとともに登場する。そして、ロボットと二人三脚で息をチェックし爽やかな息に変えるという、一風変わった仕上がりになった。トーリロボとともに登壇し、しげしげと眺めた松坂さんは「ほくろの位置まですごく細かく作っていただいて」と、とにかく似ていると感無量の表情。CM撮影中のエピソードとして、「ヘアメイクさんがいつも(自分に)直しにきてくれるんですけど、撮影のときはロボを直しにくるんです(笑)。僕はいつもこんな感じなんだなって客観的に思いました」と、そっくりのロボットに奇妙な連帯感も覚えたようだ。さらに、3月29日(火)からは、トーリロボで息がチェックできるキャンペーンカー・トーリロボカーが全国8大都市をめぐる。会場に現れた実寸のキャンペーンカーに驚きを見せた松坂さんだったが、「このロボット…何台いるんですか?」とふと気づき、20台いるとスタッフから知らされると絶句の後、爆笑!「ちょっと恥ずかしい思いと(笑)、AQUOさんの本気具合がすごいうかがえます。トーリロボは量産されているんですね…」と語り、たくさんの人の息チェックをお願いしたいと、心を込めていた。「ACUO」新CMは4月5日(火)より全国で放送開始。(cinamacafe.net)
2016年03月28日俳優の松坂桃李が、世界中で旋風を巻き起こす映画『パディントン』で洋画吹き替えに初挑戦し、紳士的なクマのパディントンを演じている。「“彼”が紳士だなと思うのは、言葉や行動にいやみがないところですね。どんな相手にも純粋に向き合うことで、自分の気持ちを伝える。それが無意識にできるのが紳士だと思います。パディントンの場合は、あまりに可愛くて、ちょっとズルイですけどね」と本作で学んだ“紳士道”を語る。その他の写真全世界3500万部以上の売り上げを誇るロングセラー児童小説を、『ハリー・ポッター』シリーズや『ゼロ・グラビティ』を手がけたプロデューサーのデイヴィッド・ハイマンが実写化。ペルーのジャングルからロンドンにやってきたパディントンが、初めての都会暮らしに戸惑いながら、成長する姿をコミカルに心温まるタッチで描き、すでに世界興収が320億円を超えている。「ベースにあるのは、純粋な気持ち。パディントンにとって、ロンドンで目にするものは何もかもが新しいんです。まるで上京したての男の子みたいに(笑)、好奇心を発揮する姿がいつの間にか、周囲の人々の心もほぐしてくれる。もちろん、紳士的な礼儀を忘れずに…ですね」パディントンが魅力的なキャラクターなのは間違いないが、演じる上で“クマ”ゆえの難しさもあったという。「口元が毛で覆われていますから、動きや形が分かりづらい場面もあるんですよ。引きの映像だと『今、しゃべっている?』みたいな(笑)。ニュアンスを変えたり、アドリブでセリフを追加したり、吹き替えならではの試行錯誤がありました。パディントンが何か食べていれば、僕もパンを口に入れてみたり」とアフレコの舞台裏を明かす。「パディントンと同じくらい、彼を迎え入れるブラウン一家が魅力的。みんな本当に個性的で、活き活きしたキャラクターなんです。何より、パディントンとの出会いを通して、家族のきずなが深まるドラマにグッときてしまう。それにロンドンの街並みがポップで可愛いし、あのスパイ映画(笑)を思い出させるシーンもあって、作り手の遊び心が詰まっていますね」『パディントン』1月15日(金) 全国ロードショー取材・文・写真:内田涼
2016年01月12日映画『パディントン』の日本語吹替版完成披露試写会が12月17日に都内で開催され、日本語版ボイスキャストの松坂桃李、三戸なつめ、そしてパディントンが登壇し、観客にひと足早いクリスマスプレゼントを配った。英国の児童文学を『ハリー・ポッター』シリーズのプロデューサーが実写映画化。森からロンドンへとやって来て、人間と共に暮らすことになった紳士的なクマのパディントンが巻き起こす騒動を描き出す。松坂は過去に声優経験はあるものの、洋画の吹替は初挑戦。しかもクマの役ということで「僕ですか?と何度も確認しました(笑)」と明かすが「ビックリしたけど、映像を見るとかわいくてしょうがない!アフレコせずにずっと見ていたいくらいかわいい」と満面の笑みを浮かべる。三戸は正真正銘、声優初挑戦だが「小さいころからパディントンが大好き!母親がパディントンのトートバッグを持ってて、一緒に使ってました。携われてすごく幸せでした」と嬉しそうに明かす。もしも、映画のように駅でパディントンに会ったら?という質問には「はじめはビックリするでしょうけど『連れて帰ってくれませんか?』と言われたら喜んで連れて帰ります」と語り、松坂も「ドジをしても魅力的で許しちゃいます」とデレデレだった。さらにパディントンとのクリスマスデートのプランを考えてもらうと、松坂は「大きなショッピングモールに連れて行く」とまずはお買い物。さらに「遊園地で絶叫マシーンに乗せてやりたいし、お化け屋敷でどういうリアクションをするのか?」と思案。三戸は松坂とは正反対に「まったりと自分ちでデート!一緒にケーキを作ったり、鍋を囲みたい」と語る。マーマレードが大好きなパディントンでは「全部マーマレード味になりそう(笑)」と松坂が指摘すると「マーマレード鍋…?挑戦してみたい!」とチャレンジ精神を見せ会場は笑いに包まれた。『パディントン』2016年1月15日(金) 全国ロードショー
2015年12月17日松坂桃李を主演に迎え、毎回様々な展開をみせる「サイレーン刑事×彼女×完全悪女」。今夜放送の第6話では、松坂さん演じる刑事・里見が菜々緒演じる美しき殺人鬼・橘カラをベッドに押し倒すシーンが放送されることが明らかとなった。先週放送の第5話では、カラの罠にまんまとハマってしまった里見とその相棒で恋人でもある猪熊(木村文乃)の仲はさらに雲行きが怪しくなってしまい、念願の捜査一課への内示を受けたにも関わらず「どちらかが捜査一課へ行ったら結婚しよう」という里見との約束が頭から離れず複雑な心境の猪熊。一方の里見はアイ(佐野ひなこ)とレナ(入山杏奈)に協力を依頼し、カラの家を見つけて潜入する。そこで見つけたのは、警察や犯罪捜査に関する本や手錠。さらにレナからの情報で、8年前に自分が担当していた未解決事件の被害者がカラの恋人だっとという事を突き止める。ところが、同じ頃その事件の当時の被害者の家に聞き込みに行った猪熊は、被害者とカラが一緒に写った写真を発見してしまう。“カラも事件の被害者だと考える猪熊”と“カラこそが犯罪者と考える里見”とで真っ向から対立し再びケンカ別れをしてしまう…。そして今夜放送の6話では、ついに物語に新展開が起こる。猪熊に拒絶された里見は、速水(北山宏光)から猪熊が捜査一課へ異動することを聞かされる。そのうえ、猪熊が返事を保留していると知り、自分との結婚を躊躇しているのではとショックを受ける。その頃、里見に自分の情報をリークしたのがレナだと気付いたカラは、それを逆手にとり、あることを企てる。さらに、渡(光石研)には警察官にストーカーされていると訴え、里見の写真を見せると、渡はカラの思惑通り、街で偶然見かけた里見を尾行する…。一方、里見は居酒屋に猪熊を呼び出し、結婚の意思を確認しようとするが、再び言い争いになってしまう。怒った猪熊が店を出て行くと、そこへ、レナから呼び出しのメールが。猪熊のことを気にしながらも、指定されたホテルへと急ぐ里見。しかし、指定されたホテルの部屋に入ると、突然何者かが襲いかかってくる。そしてついに猪熊にもカラの魔の手が忍び寄る…。里見がカラをベッドに押し倒した理由とは…?カラの“計画”がついに実行される第6話に期待したい。「サイレーン刑事×彼女×完全悪女」は毎週火曜22時よりフジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2015年11月24日俳優の松坂桃李が10月26日(月)、都内で英映画『パディントン』の公開アフレコを行った。洋画吹き替え初挑戦の松坂さんが演じるのは、主人公の“紳士クマ”パディントン。「クマ役だと聞いて、(テッド役の)有吉さんじゃないの!?って思いました」と笑いを誘った。世界40か国以上で翻訳された児童文学を、『ハリー・ポッター』のプロデューサーが実写化した本作。ペルーからやって来た礼儀正しいクマが、ロンドンで出会った親切なブラウンさん一家に“パディントン”と名づけられ、慣れない都会暮らしでドタバタを繰り広げる冒険ファンタジーで、すでに世界興収で321億円を超えている。本国では『007』のQ役で人気の俳優ベン・ウィショーが声優を担当しているパディントン。日本語吹き替えでは、パディントンのように礼儀正しく、好青年でありながら、チャーミングな印象がぴったりという理由から松坂さんが担当するが決まった。「声のキーが高いので、長時間ずっとの収録は難しくて…。1日4時間までと決めて、こまめにアフレコをしました」と松坂さん。パディントンがセロハンテープでぐるぐる巻きになるシーンでは、自ら口元を手で押さえつけて、声の出し方を調整するなど、さすがの役者魂を披露していた。役作りで大切にしたのは、「パディントンの好奇心」だと言い、「彼にとってはお風呂や歯ブラシ、ドライヤーなど人間の暮らしにまつわるすべてが目新しい。『うわー、なんだこれ?』という新鮮な気持ちを意識した」と話していた。この日はパディントン本人(!?)が、陣中見舞いに訪れ、松坂さんは「とにかくかわいい!」とメロメロ。「ご家族、友人、恋人同士、そして友だち…あっ、2回言っちゃいましたが、ぜひ映画をご覧になって、笑顔になってもらえれば」とパディントンに負けない、生真面目さで映画をアピールしていた。『パディントン』は2016年1月15日(金)全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月26日俳優の松坂桃李が10月26日に、都内で英映画『パディントン』の日本語版アフレコを行った。松坂は主人公のクマ“パディントン”の声で、洋画吹き替えに初挑戦し、「最初はクマ役だと聞いて、不安もありました。クマといえば(テッド役の)有吉さんじゃないのって思いましたし」。この日はパディントンと対面を果たし、「とにかくかわいい」と大はしゃぎだった。その他の写真全世界3500万部以上の売り上げを誇るロングセラー児童小説を、『ハリー・ポッター』シリーズや『ゼロ・グラビティ』を手がけたプロデューサーのデイヴィッド・ハイマンが実写化した冒険ファンタジー。ペルーのジャングルからイギリスの首都ロンドンにやってきたパディントンが、初めての都会暮らしに戸惑いながら、成長する姿をコミカルに心温まるタッチで描く。すでに世界興収が320億円を超える大ヒットを記録している。役作りで大切にしたのは、「パディントンの好奇心」だといい、「彼にとってはお風呂も歯ブラシもドライヤーも、『うわー、これって何?』と目新しく、新鮮な気持ちで接している」と松坂。普段の声に比べて「パディントンはキーが高い」そうで、「なかなか長時間アフレコを続けるのが難しく、日程を何度かに分けました。一気に収録できないもどかしさはありましたね」と苦労を語った。お気に入りは「勘違いでスリの男を追いかけて、捕まえてしまうシーン」で、「パディントンの真面目さがよく出ているから」(松坂)。「年明けに見るにはピッタリの映画。ぜひ、ご家族、お友だち、恋人同士でご覧になって、ほっこり笑顔になってもらえれば」とアピールした。『パディントン』2016年1月15日(金) 全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年10月26日全世界40か国で翻訳されている児童書を実写映画化した『パディントン』の日本語版で、松坂桃李が主人公のクマ“パディントン”の声を演じることが決定した。その他の写真本作の主人公パディントンは、ペルーのジャングルからイギリスの首都ロンドンにやってきた紳士なクマで、オリジナル版では『007』シリーズのベン・ウィショーが声を演じている。映画にはニコール・キッドマンや、ジム・ブロードベント、ドラマ『ダウントン・アビー』のヒュー・ボネヴィルらが出演。『ハリー・ポッター』シリーズや『ゼロ・グラビティ』を手がけたデイヴィッド・ハイマンが製作を担当している。松坂は「最初にこのお話をいただいた時、『え?クマってどんな声?』と困惑しました。でも本編を拝見し、愛らしく、繊細な心のひだをもつパディントンにすっかり魅了されてしまいました。単にクマを演じるのではなく、パディントンを演じること。洋画の吹き替えは初めてなので、不安もあります。その分、新鮮な刺激にワクワクしてもいます。一つ一つの言葉を大切にパディントンの魅力が伝わるように演じられたらと思っています」とコメント。愛らしく、とにかく礼儀正しくて紳士なパディントンの声を松坂がどう演じるのか楽しみだ。『パディントン』2016年1月15日(金) 全国ロードショー(C)2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear(TM). Paddington(TM) AND PB(TM) are trademarks of Paddington and Company Limited
2015年10月07日映画『エイプリルフールズ』の公開を前に3月26日(木)に、主演の戸田恵梨香と共演の松坂桃李が揃って舞台挨拶に出席し、互いの恋愛観にまで踏み込んだトークを繰り広げた。月9ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」や映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの人気脚本家・古沢良太をはじめ、フジテレビのドラマ「リーガルハイ」制作陣が手がける本作。7つの嘘を軸に27人もの登場人物たちのドタバタ劇が展開する。松坂さんはセックス依存症の医師を、戸田さんは彼との一度きりの関係で妊娠したと主張する対人恐怖症の妊婦を演じている。共にメインキャストとして約1か月にわたって、プロモーション活動に従事し、一緒の時間を過ごしてきたが、戸田さんは「松坂桃李は嘘をつくのが上手だと分かった」と語る。爽やかな青年役のイメージが強い松坂さんだが、今回のセックス依存症の天才医師役は戸田さん曰く「多分、松坂さんは素でやってた」と分析し、松坂さんは「僕のことはいいから(苦笑)!」と大慌て。会場は笑いに包まれる。ちなみに、松坂さんは劇中で全裸姿を披露し、激しいベッドシーンも見せているが、戸田さんは松坂さんの裸体について「ビューティフル!まさかそこまで出しちゃうんだ(笑)」と絶賛。松坂さんは「前貼りがバレないか気になってしょうがなかった(笑)」とふり返るが、戸田さんは「絡んでる時、すごく嬉しそうで生き生きとしてた」と語り、松坂さんは「いやいや、そうやってくれと言われたので!」となぜか再び釈明に追われていた。この日は、事前に観客から集められた質問に2人が答えたが「2人が付き合うとしたら上手くいくと思うか?」という鋭い質問も!戸田さんは松坂さんをオタク気質でインドア派と断じ「デートに誘っても『デートって何?』『おウチでよくない?ウチでゆっくり漫画読みたい』とか言いそう」と指摘。松坂さんは「デートくらいは分かります」と反論しつつも、インドア派であることは概ね認め「(家で漫画を読んで過ごすのは)悪くないですね」とうなずく。共に喋らずに無言でいることは苦痛ではないそうで「漫喫(=漫画喫茶)、付き合うよ!」(戸田さん)、「いいとこ教えます」(松坂さん)と意外なところで意気投合していた。また、互いに質問を促されると松坂さんは戸田さんに「お付き合いしている相手がいるとして、ものすごくクサいオナラとうるさいイビキ、どっちが我慢できるか?」と質問。戸田さんは「オナラ。オナラは愛嬌ですから。めっちゃクサいのが楽しかったりする。(オナラを)我慢しない男のヒト、全然好きです!」と意外な一面を見せる。一方、戸田さんは「巨乳と貧乳、どっちが好き?」と問い、松坂さんは少し考えて「貧乳」と回答。これをきっかけに戸田さんは「何してる時が一番楽しい?」「友達はいる?どういう話で盛り上がるの?」など興味津々で質問攻めにしていた。ちなみにこのトークの様子を、2人には黙って心理学者が客席から観察しており、2人が正直者か?それとも嘘つきなのかを診断するというサプライズ企画も実施!心理学の先生によると、戸田さんは「質問に対して黒目が上を向くのは率直で正直」「答えが早いのも、深く考えずにしゃべっている」「鼻をこするのは飾らない性格」と概ね、正直者であると分析する。一方、松坂さんに関しては「頭をかくのは『どうしようか?』と考えており、本心を見破られたくないから」「戸田さんの(松坂さんへの)言葉に対して、防衛行動が見られる。何を言われるか?大丈夫か?と警戒してる」、さらに「矛盾行動も見られる。『困ったな』という表情を見せつつも、口角が上がっていてまんざらでもない」と行動に見られる様々な嘘つきの傾向を喝破!思わぬところでの“嘘つき”認定に松坂さんもタジタジで苦笑を浮かべていた。『エイプリルフールズ』は4月1日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月26日映画『エイプリルフールズ』完成披露試写会が3月3日に開催。戸田恵梨香に松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、窪田正孝、木南晴夏、富司純子、石川淳一監督という豪華総勢15名が舞台挨拶に登壇した。完成披露の模様人気ドラマ『リーガル・ハイ』を生んだ名脚本家・古沢良太と石川監督のコンビによるオリジナル作品となる本作。27名もの俳優陣が7つの“嘘”を巡って運命を交差させていくさまをコミカルに描き出していく。“嘘”がテーマの映画とあって、舞台あいさつでひとり、嘘をまき散らしていたのがユースケ。本作について「本当は『リーガル・ハイ THE MOVIE』だったんですが、堺雅人くんが突然、降板しまして…。これじゃ撮れないということで、間を取って『エイプリルフールズ』になりました」と意味不明な論理展開で笑いを誘う。さらにその後、さもこちらは真実とばかりに「真面目な話、今回初めて製作に関わりまして。脚本にも参加してます、古沢さんと半々で。ノーギャラで」としれっと嘘をつき、共演陣さえも笑いの渦に包みこんだ。松坂は、チャラ男でセックス依存症の医師というこれまでにない役柄に挑んだが「ぼく史上初、ありえない、セックス依存症の天才外科医ということで…ゲスな男です。ゲスの極みと思ってやってました」と語る。そして、今回初めて“前貼り(※ベッドシーンで局部を隠すためにテープなどを貼って処理を施すこと)”にも挑戦しているが、加えて石川監督は「毛剃りもお願いしました」と明かす。松坂は「なかなか前貼りは手強かったです!角度によって(貼っていることが)バレるので、ポジションを…。ベストな前貼りを探しました」と苦労を口にした。ここでユースケが、また割って入り「(松坂の)ヘアを剃ったのは僕です。得意なので。新しい桃李像ができたと思います。後輩の成長が見られて嬉しい」と先輩ヅラで豪語し、会場は再び笑いに包まれた。ユースケ節は最後の最後まで止むことを知らず。石川監督の「みなさんが観終わって『もうちょっと観たかった』『お別れするのがさびしい』と思っていただければ成功だと思います」という言葉にかぶせるようにユースケは「この映画、ノンフィクションです。実話を基にしています!」と感動の押し売り。ここまで来るともはや、共演陣も司会者もツッコむ者さえもいない状況に…。最後に戸田は、豪華俳優陣が織りなすアンサンブルに触れ「人の個性がどれだけ愛おしく、美しいかを教えてくれる作品です」とアピールし、これから映画を鑑賞する客席からは期待を込めた温かい拍手がわき起こった。『エイプリルフールズ』4月1日(水)全国東宝系にてロードショー
2015年03月03日映画『マエストロ!』が1月31日に公開を迎え、主演の松坂桃李、miwa、西田敏行、古舘寛治、大石吾朗、河井青葉、池田鉄洋、モロ師岡、村杉蝉之介、小林且弥、中村倫也、嶋田久作、小林聖太郎監督、そして原作者である漫画家のさそうあきら、総勢14名が登壇しての盛大な舞台あいさつが行われた。『マエストロ!』舞台挨拶その他の写真かつては名門だったが、解散してしまったオーケストラが、謎めいた指揮者の下で復活を遂げていくさまをひとりひとりの人間模様と共に描き出していく。キャスト陣、監督は劇中のコンサートの時と同じ正装で登壇。全くの楽器未経験からバイオリンの練習を重ねてコンサートマスターの役を演じた松坂は、映画の公開に「巣立つ雛を見守る母鳥のような心境で、嬉しい反面、さみしくもあります」と心境を明かす。miwaは演技初挑戦および映画初出演となったが「5年前にシンガーとしてデビューした時、初めてCDショップを回った時にデビューを実感しましたが、今日、映画館に来て『あ、私、映画に出たんだな…』と実感しています」と満面の笑みを浮かべ、喜びをかみしめた。以前、別作品で初日公開のサプライズで“瓦割り”を急遽、披露させられたり、本作の舞台あいさつでも超高額のストラディヴァリウスの演奏をさせられるなど、最近、“ムチャぶり”慣れしつつある松坂は、この日も正装で「演奏させられるのでは?」とヒヤヒヤしていたが、そんな松坂に嬉しいサプライズが! 原作者のさそうが駆けつけ、松坂がバイオリンを演奏する姿を描いたイラストをプレゼントした。さらに、指揮者の西田からはサプライズで松坂に対し「この映画のコンマスは松坂桃李でした。素晴らしい努力、情熱、集中力で、片時もバイオリンを離さずに練習する姿に胸が締め付けられました。いま26歳ですが、人間の気力と体力のピークは37歳と言われてますからあと10年あります。キャリアを積んで、日本映画を牽引するビッグな俳優として成長を続けてほしい」という労いの言葉とエールが送られた。大先輩の言葉に松坂は感激しきり。「サプライズと聞いて楽器が出てきて弾くかと思ったら(笑)、まさか西田さんの言葉を…。ビックリしましたし嬉しいです。頑張ります」と力強く語った。『マエストロ!』公開中
2015年01月31日「撮影の始まる1年前に、ヴァイオリンを受け取って練習を始めていました」と明かす松坂桃李主演の『マエストロ!』。寄せ集めのオーケストラが謎の指揮者と再起にかける本作で、ヴァイオリニストかつ若きコンサートマスターの香坂に扮した松坂と、演技初挑戦にして、松坂や、指揮者役の西田敏行らに囲まれて天真爛漫なフルート奏者あまねを演じた、シンガーソングライターmiwaが「1800円でぜひコンサートに」とPRする同作で互いを称えた。その他の画像さそうあきらの同名コミックを映画化した本作。人間ドラマも深く描かれるが、やはり見どころは演奏シーン。キャスト陣はみな、吹き替えナシで楽器演奏に挑んだ。だからこそ撮れた映像があると松坂は胸を張る。「カメラのついたラジコンヘリを飛ばして引きの画から始めて、そこからクレーン撮影に繋げて、ひとりひとりの演奏が指元までわかる寄りの画を順に撮って、滑らかにまた全体の画に戻る。まるでジェットコースターに乗っているかのような、音楽に合わせてのあの疾走感は、本作だから可能になった画だと思います」。miwaにとってもフルートは初めての楽器。天真爛漫なあまねは「自分に近かった」というが、あまねには阪神淡路大震災で両親を亡くした過去があり、そのことを思い出し涙しながら独奏するシーンも。「小林(聖太郎)監督から阪神淡路大震災の本をたくさんいただいたり、子役の子が演じた5歳のあまねのリハーサルを見せていただいたりして臨みました」と話すmiwaに「とても初めての演技とは思えなかった」と絶賛の松坂。加えて「音楽を奏でることによって発揮される求心力があって、ミュージシャンならではなのかなと思いましたね」と感想を伝えた。照れていたmiwaも「松坂さんが病院でヴァイオリンを弾くシーンがあるんですが、指使いがすごく難しい場面なんです。集中力の高さと、そこにプラスして表情だけで感情を表現されている姿に『すっご~い!』と感動しちゃって、完全に観客になってました(笑)」と告白して松坂を笑わせた。『マエストロ!』1月31日(土)全国公開※取材・文・写真:望月ふみ
2015年01月29日松坂桃李くんと言えば、ファンという女性も多いイケメン俳優のひとり。そんな彼が白衣を着て登場している謎のCMを目にしたことのある人も多いのでは? 白衣姿の松坂くんのいつもとはまた違うカッコよさにドキドキしてしまいますよね。実は、これはキリンの研究員をイメージし、「プラズマ乳酸菌」の研究成果を通じて、人々の笑顔をまもりたい、そんなキリンの想いを込めてつくられたものなんだとか。 CMは こちら キリンと言えば、ビールなどのお酒やさまざまな飲料を作っている印象が強いですが、乳酸菌の研究もしていたんですね。CM中、研究員の松坂くんが見つけ出した「プラズマ乳酸菌」はこれまでの乳酸菌とは異なる「免疫メカニズム」で、免疫の根本を強くするらしい。インフルエンザや風邪がますます流行るこれからの季節、覚えておいて決して損はしないはず。 一般的な乳酸菌はNK細胞(ナチュラルキラー細胞)など特定の免疫細胞のみを活性化することで免疫力を高めているのだそう。けれども、体の中にはさまざまな免疫細胞があります。 「プラズマ乳酸菌」は、免疫細胞の中でも、pDC(プラズマサイトイド樹状細胞)と呼ばれる、免疫細胞の司令塔に働きかけるのが最大のポイント。このpDCは、いくつもの役割をもつ複数の免疫細胞を一斉に活性化させるため、総合的にウイルス感染防御システムがパワーアップするようです。このような能力を持つ乳酸菌が発見されたのは、なんと世界初とのこと。 キリンと東海大学が共同で実施したヒト試験では、「プラズマ乳酸菌」を摂取した人は摂取していない人と比べ、「のどの痛み」「せき」などの自覚症状が軽くなり、なかでも重い症状が大幅に減少していることがわかったようです。 免疫力を高めるために乳酸菌を摂るように意識するなら、機能を比べて選ぶのが賢い選択ですよね。 「プラズマ乳酸菌」が含まれた食品や飲料などは、コンビニやスーパーなどで購入できるというから、ぜひどんな乳酸菌が含まれているかチェックしてから購入するのがオススメです。 人混みや乾燥した空気にさらされがちで、インフルエンザや風邪の対策をしっかりとりたいこの季節、「プラズマ乳酸菌」を活用して免疫力を高めて、賢く健康的に過ごしましょう。 ・プラズマ乳酸菌研究レポート 参考サイト
2015年01月16日女優の綾瀬はるか(29)が15日、都内で行われた『SK-II誕生35周年』キックオフセレモニーに出席。俳優・松坂桃李(26)との熱愛報道後、初めて公の場に登場した綾瀬は、去り際に報道陣から「松坂さんとの交際は事実ですか?」と質問が飛ぶと、立ち止まり「ただの友達です」と否定した。【劇中カット】お友達…松坂桃李とパリ撮影を堪能綾瀬と松坂は、昨年公開の映画『万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-』で共演。熱愛報道後、一部報道で所属事務所が交際を否定をしたなど、さまざまな情報が飛び交っている。イベントには、同社のCMで共演している桃井かおりも出席し、美肌トークを展開。綾瀬は「肌のコンディションがいいと、日々の気持ちが上がるし、自信が持てる。きょうも潤ってるなというのは気分が変わる」と笑顔を見せ、世の女性たちに向けて「お手入れはしたらした分だけ、返ってくる。40、50代と長い目で見て、ちり積も(ちりも積もれば山となる)だと思うので、毎日きちんとやるのが大事」と呼びかけていた。途中、司会から「それだけ肌がいいと男性からもモテますよね?」と恋愛に絡めた話題があがる一幕もあり、綾瀬が返答に詰まると、桃井は「それに触れます?」と横入りし「肌の調子がいいと、仕方なしにモテますよね」と代わりに答えていた。
2015年01月15日インタビュールームに入ってきた有村架純が、松坂桃李の元に近づき「はじめまして、有村架純です」と挨拶し、松坂さんも少し緊張した面持ちで「松坂です。よろしくお願いします」と返す。実は2人はこの日が初対面。共に映画『くるみ割り人形』の声優を務めているが、収録は別々に行われており、また過去に唯一共演したドラマ「チキンレース」(WOWOW)でも同じ出演シーンはなく、これまで直接顔を合わせる機会はなかったという。当代一の人気俳優2人が初対面の緊張と興奮の中で、改めて『くるみ割り人形』での声優体験、作品の魅力について語ってくれた。35年前の1979年に公開された人形アニメーションに、新たに製作した映像を加え、いわば手作りの人形アニメと最新のデジタル技術のハイブリッドとして誕生した本作。少女・クララが、ネズミに奪われた大切なくるみ割人形を取り戻すべく繰り広げる冒険を描き出す。クララの声を務めた有村さんは「最初は人形アニメーションというところがピンと来なかった」と明かすが、実際に35年前の作品――人形を少しずつ動かして撮影していくため、1日の作業でわずか3秒分の映像しか撮れず、完成まで5年の歳月を費やしたという『くるみ割り人形』を目にし、魅了されたという。「単純な言葉ですが本当にすごくかわいくて。女の子が心奪われるようなたくさんのかわいい人形が動いていて、普通のアニメーションとはまた違った魅力を感じる実写映像でした。人形が動いているかのような温かみ、作り手の愛情が伝わってきました」。松坂さんは古き良き手作りの人形アニメーションと最新デジタル技術の融合という企画自体に大きく心を動かされた。「すでにある作品が、こうやって現代技術で甦るというのはすごくいいことだなと思い、テンションが上がりました。当時は1カットごとにものすごい時間と手間をかけて、人の手で人形を動かしていた。そうしたアナログな温かい世界が、最新の技術で現代にお客さんを包み込む。それは革命的なことだと思います」。35年前に10代前半で『くるみ割り人形』を観ていたとしたら、いまは40代半ば。松坂さんは「昔、劇場でこの作品を観た方がいまはお母さんになっていて、当時の自分と同じ年頃の娘さんを連れて、当時を思い出しながらまた劇場に足を運んでくれるかもしれない。それがまた娘さんの忘れられない記憶になって…」とひとつの作品が世代を繋ぎ、受け継がれていくことを想像し、目を輝かせる。ちなみに、2人が子どもの頃に観たそんな、忘れられない思い出となっている作品は?有村さんは「何度も観た」というあの大作を挙げてくれた。「『アルマゲドン』です。中学生の時に観て、初めて好きになった映画です。あと、TVでは戦隊ヒーローが大好きで子どもの頃は『五星戦隊ダイレンジャー』ばかり繰り返し見てました。うちは姉がいるんですが、姉は『セーラームーン』やお人形遊びが好きなんですが、なぜか私は戦隊ヒーローが好きで(笑)。当時、流行っていたドラマの影響を受けてなのか、すごく内容が深いんです!そこが面白かったんだと思います」。松坂さんは公開当時、日本でも大きな話題を呼んだ大迫力の恐竜映画に衝撃を受けたという。「父に『ジュラシック・パーク』を見に連れて行ってもらったんですが、すごかったです。僕は恐竜が大好きで、それもあって父が連れて行ってくれたんですが、姉も一緒だったんです。僕は『こんなデカい恐竜がいたのか!』って大興奮でしたが、ティラノサウルスが出てきたところであまりの迫力に姉が『ギャーッ!』と号泣しながら劇場を飛び出し、父が慌ててそれを追いかけていったのを覚えてます(笑)」。この日が「はじめまして」だったとはいえ、本作を含め互いの演技、そして活躍は当然、認識している。松坂さんは有村さんの印象をこう語る。「映像でも演技を拝見してて、ぜひ一度ご一緒したいなとずっと思ってました。これまで、すごくかわいらしい部分を持ちつつも、どこか一本、芯の通ったしっかりした女性という印象を持っていましたが、出来上がった映画の中で有村さんが声を入れたクララを見て、同じことを感じました。今度はぜひ、生身の芝居でご一緒したいです」。有村さんは、すでに松坂さん演じる王子・フランツの声が入った状態でアフレコに臨んだが「すごくカッコよかったです。王子様って感じでした」と微笑む。そして松坂さんの言葉に力強くうなずき、続ける。「映画雑誌などで松坂さんのインタビューを拝見して、仕事に対して真摯に向き合われている方だなと思っていました。表情や声にも優しい人柄が出ていると思います(笑)。私もぜひご一緒したいです!」。と、ここまで、2人の話を書いてはきたが映画を観ると、良い意味で、誰がクララやフランツを演じているのかなど気にならないくらい、2人の声は見事に作品の世界観、役柄にフィットしていることが分かる。まずは何も考えず、目の前に広がる色彩豊かな映像と、可憐なヒロイン、優しく勇敢な王子たちが繰り広げる冒険に身を委ねてほしい。(text:cinemacafe.net)■関連作品:くるみ割り人形 2014年11月29日より全国にて公開(C) 1979,2014 SANRIO CO.,LTD.TOKYO,JAPAN
2014年11月27日女優の有村架純と俳優の松坂桃李らが29日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた映画『くるみ割り人形』のワールド・プレミア・イベントに登場した。松坂は、「メイド喫茶に行った」高校時代の思い出を語った。本作の内容にちなんで、「これまでにした冒険」を聞かれた松坂は、「高校時代、男友達と2人でメイド喫茶に意を決して行きました」と告白。そこで松坂は、「『ちょっと背伸びしたいお年頃』っていうコーヒー味の飲み物」を頼んだという。しかし、「キャンペーンで妹カフェのツンデレバージョンだったようで、コーヒー豆が詰まったカップがドンっておかれた」と驚きの体験をした。そして、「どうリアクションとったらいいかわからなくて、冒険したって感じました」と笑顔で当時を振り返った。一方の有村は、冒険した体験を「ノルウェーに行って人生で初めてオーロラを見た時」をあげた。仕事で訪れたというが、「地元の人と慣れない英語で話したり」とたくさんの経験を積んだことを明かした。本作は、チャイコフスキー作曲による世界三大バレエのひとつである「くるみ割り人形」を原作として、サンリオが1979年に製作・公開した人形アニメーションをリ・クリエイトしたミュージカルファンタジー映画。世界を席巻している“Kawaiiカルチャー”の火付け役で第一人者である、アーティストの増田セバスチャンが初監督を務める。最先端のデジタル映像技術を使い、これまでにない極彩色の映像世界が広がる。また、この日の登壇者のほか、広末涼子や吉田鋼太郎、由紀さおりなどの豪華なキャストが声優を担当したことでも話題になった。スタジオジブリの『思い出のマーニー』に続いて、本作で主演のクララの声を務める有村は、アフレコ時を「演じるにあたって悩んでいたので、監督が隣にいて一緒にやってくれるのは心強かった。幼くて甘えん坊な感じを意識した」と明かす。そして、「色鮮やかな色彩や細やかな演出がたくさん詰まっている作品なので、そこも楽しんでもらえたらいいなと思います」とPRした。映画『くるみ割り人形』は、11月29日より全国公開。
2014年10月30日松坂桃李、西田敏行、miwaが共演する映画『マエストロ!』の本予告映像とポスタービジュアルが解禁された。本映像では、楽器演奏と指揮に本格的に挑戦した松坂と西田が、miwaらキャスト全員と挑んだ圧巻の演奏シーンも登場する。『マエストロ!』本予告映像本作は、さそうあきらの人気同名コミックを実写化したオーケストラ・エンタテインメント。解散した名門オーケストラの“負け組”楽団員たちが、突然、現れた経歴も素性もわからない謎の指揮者、天道によって再び集められ、復活コンサートを目指す姿が描かれる。松坂は、若きヴァイオリニストの香坂を演じ、miwaはフルート奏者のあまねを演じる。本予告映像は、再就職先が決まらない“負け組”名門オーケストラの楽団員たちが、西田演じるとても指揮者に見えない天道によって集められる場面から始まる。彼らは、交響曲『運命』と『未完成』を奏でる復活コンサートを目指し、廃工場で練習を重ねるが、破天荒な天道の指揮にとまどい、特に香坂は反発を強める。そして、復活コンサート当日、楽団員たちは天道が仕掛けたある“秘密”を知ることになる。ポスタービジュアルは、観客エキストラ含め800人が参加して撮影が行われた復活コンサートのワンシーンを捉えたもので、予告映像では、約1年に渡ってヴァイオリンの特訓をしたという松坂や、日本を代表するマエストロ佐渡裕に指揮指導を受けたという西田らキャストが挑んだ復活コンサートの場面も登場する。そのほか、ピアニストの辻井伸行が、本作のエンディングに提供した書き下ろし楽曲の一部も初披露されている。『マエストロ!』2015年1月31日(土)全国公開
2014年10月24日俳優の松坂桃李が、多部未華子主演の映画『ピース オブ ケイク』(2015年秋公開)で初のオネエキャラを演じることが13日、明らかになった。本作は、漫画家・ジョージ朝倉の同名作品を原作に、田口トモロヲ監督が映画化。言い寄られたら簡単に付き合ってしまう主人公・志乃を多部、志乃が思いを寄せる隣人でバイト先の店長・京志郎を綾野剛が演じ、現代女性の切ない恋や仕事におけるリアルな心情を描いた。松坂が演じるのは、志乃の学生時代からの親友でバイト仲間"おかまの天ちゃん"。時には冷たく時には優しく見守り、主人公の心の支えとなる重要な役どころとなっている。田口組に初めて参加する松坂は「台本を手にした時は何だかワクワクしました」と当時の心境を振り返り、「"おかまの天ちゃん"原作に負けないくらい愛すべきキャラクターに作り上げていけるよう、丁寧に楽しんで演じていきたいと思います」と意気込みを語った。また、同じく学生時代からの親友・ナナコ役に木村文乃、京志郎の同棲相手で志乃のライバルとなるあかり役に光宗薫、志乃に言い寄るバイト先の同僚・川谷役に菅田将暉、志乃の元彼・正樹役に柄本佑。中村倫也、安藤玉恵、森岡龍のほか、宮藤官九郎や監督・廣木隆一が俳優として友情出演することも決まっている。撮影は10月中旬でクランクアップし、来年の完成を予定している。(C)2015 ジョージ朝倉/祥伝社/「ピース オブ ケイク」製作委員会
2014年10月13日映画『ガッチャマン』のプレミア試写会にて行われた花火イベントで先日、肺炎による入院から仕事復帰を果たした松坂桃李が改めて完全復活を宣言。「ご心配おかけしました」と集まったファンや共演陣への感謝の思いを口にした。松坂さんは肺炎のために8月6日から12日まで入院しており、予定されていた『ガッチャマン』の地方での舞台挨拶を欠席。つい先日、仕事への復帰を果たしていた。この日の舞台挨拶の後に行なわれた屋外での花火イベントに、共演の綾野剛、剛力彩芽、濱田龍臣、鈴木亮平と共に出席した松坂さんは、この夏の猛暑に触れ、集まったファンの体調を気遣いつつ自身に関して「ご心配おかけしました」とペコリ。「無事、退院して健康そのものです。つくづく健康が第一だと思いました」と復調をアピールした。綾野さんが「ホントに心配したよ」と声をかけると、松坂さんは「『ガッチャマン』メンバーには何でもおごります」とお詫びの印に食事に連れていくことを約束。綾野さんと濱田さんは「お寿司」、剛力さんは「野菜が食べたいです」、本作出演後に再び別作品のために肉体作りのトレーニングに入ったという鈴木さんは「鶏肉」を希望。全員まとめて1回ではなく、それぞれの希望に合わせて計4回の食事会を開くことを約束させられていた。花火イベントでは5人の後ろで花火300発が盛大に打ち上げられ、仕掛け花火によって『ガッチャマン』の“G”の字が華麗に浮かび上がったが、5人はマスコミ用の写真に納まるために前を向いていなくてはならず、ほとんど花火を見られず…。能天気な司会者の「いかがでしたか?」という質問に、松坂さんは「『いかがでしたか?』っていう質問をしますか…?」と寂しそうに語り、剛力さんも「キレイだったけどもっと見たかった」とポツリ。激しい音と煙だけはたっぷりと味わえたようで、鈴木さんは「ウナギ屋の横で白米を食うような感じですね」と秀逸なコメントで笑いを誘っていた。『ガッチャマン』は8月24日(土)より全国東宝系にて公開。(黒豆直樹(cinema名義))■関連作品:ガッチャマン 2013年8月24日より全国東宝系にて公開(C) タツノコプロ/2013「ガッチャマン」製作委員会
2013年08月19日