3月27日に東京オペラシティ コンサートホールで開催される作曲家・湯山昭のトリビュートコンサート『湯山昭の音楽』に向け、坂本龍一、岩井俊二(映画監督)、沼尻竜典(指揮者)からレコメンド・コメントが到着した。湯山昭は「おはなしゆびさん」「あめふりくまのこ」、「お菓子の世界(153重版を誇るピアノ曲集)」といった童謡から器楽曲「マリンバとアルト・サクソフォーンのためのディヴェルティルメント」、「ゆうやけの歌(伝説の男声合唱曲)」「葡萄の歌」などの合唱曲などで知られる、日本のクラシック音楽史上、最も大衆に愛されたと言える作曲家。コンサートには湯山昭ファンを公言してはばからない新垣隆(ピアノ)、林正子(ソプラノ)、上野耕平(サクソフォーン)、池上英樹(マリンバ)、福田廉之介(ヴァイオリン)、ロー磨秀(ピアノ)、THE LEGEND(男声オペラユニット)ら総勢7組の鬼才、俊才プレイヤーたちが結集。湯山昭が書いてきた作品群をトリビュートを込めて演奏する。コンサートの選曲・プロデュースは、“世界中でいちばん湯山昭の音楽を聴いている!”という娘の湯山玲子が担う。チケットは3月17日23時59分まで発売中。■坂本龍一 コメント湯山昭の音楽は、フォーレ、ラヴェル、プーランクの音楽を正統に継承したものだ。しかも常に明確なメロディーとウィットに富んだ変奏があり、器楽曲さえもとても親しみやすい音楽になっている。■岩井俊二(映画監督) コメント昔から僕の中で雨とは好ましい天気で、鬱とは好ましい精神状態だなのだが、その起源を辿るとなぜか頭の中で湯山昭の童謡「あめふりくまのこ」が流れてくる。幼少期に与えられたこのメランコリックな情緒。僕はいまだに雨の中、見えない魚を待ってるかのような気分になる。■沼尻竜典(指揮者) コメント小学校時代に憧れた作曲家はモーツァルトでもベートーヴェンでもなく、湯山昭だった。在籍していた湯山夫人主宰の「こどもの国合唱団」で歌った「四国の子ども歌」「鮎の歌」「駿河の歌」などは、ピアノパートも必死に練習した。「湯山先生のような曲が書きたい!」と作曲の真似事を始めたのもこの頃だ。「マリンバとアルト・サクソフォーンのためのディヴェルティメント」のレコーディングを、父と一緒に特別に見学させていただいた事は忘れ難い。ディレクター、作曲家、奏者の間の火花の散るようなやり取り、休憩時間に交わされる彼らの雑談…何もかもが子供心に大きな刺激となった。これらの経験が、現在の私の音楽活動の礎となったことは間違いない。今もって久我山に足を向けては寝られないでいる。<公演情報>爆クラpresents 湯山昭の音楽 What The World Needs Akira Yuyama3月27日(日) 東京・東京オペラシティ コンサートホール開場 14:15 / 開演 15:00出演:新垣隆(ピアノ) / 林正子(ソプラノ) / 上野耕平(アルトサクソフォーン) / 池上英樹(マリンバ) / 福田廉之介(ヴァイオリン) / ロー磨秀(ピアノ) / THE LEGEND(男声オペラユニット)ナビゲーター:湯山玲子【演奏予定曲 / 演奏者】ピアノ曲集『お菓子の世界』より「序曲・お菓子のベルトコンベアー」他 / 新垣隆歌曲集『子供のために』より「鳴子を弾いても」他歌曲集『カレンダー』より「七月/夏のレセプション」他 / 林正子「愛の主題による三章」「電話」 / THE LEGENDメンバー「マリンバとアルトサクソフォーンのためのディヴェルティメント」 / 上野耕平、池上英樹「ヴァイオリンとピアノのための小奏鳴曲」 / 福田廉之介、ロー磨秀男声合唱曲「ゆうやけの歌」(男声8声編曲版) / THE LEGEND※曲目、演奏者は変更になる可能性があります。【チケット情報】S席:8,800円(税込)A席:7,700円(税込)※全席指定※3歳未満のお子様は入場をお断りさせていただきます。チケット購入リンク:『湯山昭の音楽』ティザー映像『湯山昭の音楽』湯山玲子&新垣隆 コメント映像イベント公式サイト:
2022年02月24日平凡なイチ社員・高梨雛子(高畑充希)が子会社の社長に任命され奮闘する姿を描いたドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』。今作で松岡広大さんが演じているのは、雛子が手がけるレストラン『プチボナール』の見習いシェフ・萩尾慧。第3話では実家が和菓子屋で、パティシエ志望なことも明らかに。「この作品の面白さって、社長を任された雛子が仕事に対してどんどん前向き…というか上昇志向になっていくところだと思うんです。光を与えられた人間がどうやって成長していくのか…。僕が演じる萩尾も、これまでは重圧から逃げる人生を送ってきたけれど、雛子の言葉で立ち向かう勇気を持つ。僕自身、これまで逃げ出したいと思うような苦しいときもあって、紆余曲折しながらも今自分の足で立って仕事をしているので、共感する部分は多いです」ただ、自身は大役や難役を目の前にすると燃えるタイプなようで…。「お話をいただいてコンマ数秒はどうしようってなりますけど、そこへの躊躇はないですね。選んでいただいた以上、僕がこれまで培ってきたものがあって、達成できると思ってもらえたということ。長ゼリフや説明ゼリフのような大変なものほど、どうやって演じるか考える過程が楽しいし、その時間が愛おしくて」今は映像での魅せ方を絶賛研究中。「その日の撮影スケジュールによっては、最後のシーンを撮って、その後に最初のシーンを撮るっていうこともあるわけです。だからその場面での萩尾の感情や背景をちゃんと理解して演じないと、お芝居が繋がらなくなってしまう。そういう意味で、ある程度の計算が必要だし、感情の機微をいかに100%に近い形で瞬発的に出せるかが重要。そこが難しいと思うぶん面白いですよね」ここ数年、身体表現を重視したコンテンポラリー的作品や、かと思えばセリフで紡いだ深淵な二人芝居など、新たなジャンルに挑戦している。「自分の技量をあらためて試したかったというのが大きいです。これまでのイメージも一回壊して、ここからいろんなものに飛び込んで、ひとつに括れないいろんな顔を持った俳優になりたいんです」『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』平凡なイチ社員・雛子(高畑充希)は、ある日、社長の浅海(松田翔太)から新しく立ち上げる子会社の社長に任命される。突然のムチャブリに戸惑いながらも奮闘していくが…。毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送中。提供:日本テレビまつおか・こうだい1997年8月9日生まれ、東京都出身。近年の出演作に、ライブ・スペクタクル『NARUTO‐ナルト‐』、ミュージカル『スリル・ミー』『ニュージーズ』、ドラマ『西荻窪 三ツ星洋酒堂』『ボイスII』など。※『anan』2022年2月23日号より。写真・土佐麻理子スタイリスト・カワサキタカフミヘア&メイク・RYOインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年02月19日『スポーツ界の熱い男』と聞くと、元プロテニスプレーヤーである松岡修造さんを多くの人が思い浮かべることでしょう。持ち前の明るさと熱い性格で、現役引退後はスポーツ解説者やタレントとして活躍していている、松岡さん。そんな彼の人柄が伝わる新たなエピソードが、ネットで話題になっています。号泣する織田信成に、松岡修造がかけた『ひと言』その発言があったのは、2022年2月17日に放送された、『北京オリンピック スピードスケート女子1000m、フィギュア女子フリー』(テレビ朝日系)の中継。同番組では、メインキャスターとして松岡さん、そしてキャスターとして元フィギュアスケート選手の織田信成さんが出演し、解説を務めました。松岡さんにも負けないほど熱い性格の持ち主である織田さんは、選手による迫真の演技を映像で振り返りながら、感極まって号泣。すると、中継越しに織田さんの姿を見た松岡さんは、優しくこのように声をかけたのです。織田さんの映像も見てます。織田さん、ごめんなさい。泣いている中、そばにいれずに…ごめんね!北京オリンピック スピードスケート女子1000m、フィギュア女子フリーーより引用織田さんが涙を流す姿を見て、松岡さんは「そばにいてあげられなくて、ごめん」と斜め上の謝罪!直接元気付けることができないモニター越しの状況に、松岡さんはもどかしさを感じたのかもしれません。また、熱くなって泣くことが多い織田さんを「またか」と流さず、真剣に寄り添う点も、優しい人柄を感じさせます。中継を見ていた人たちは、2人のやり取りに胸が熱くなったり、笑ったり、驚かされたりしたようです!・めちゃくちゃ優しいんだけど、「恋人かよ!」って突っ込んだわ!・斜め上の言葉で爆笑した。松岡さん、さすがです。・こうやってすぐに寄り添える人が、本当の『優しい人』だよなあ。『熱い男』でありながら優しさも持ち合わせ、むやみやたらに根性論を振りかざさない松岡さん。そんな性格が、スポーツファンや選手以外からも好かれる理由なのでしょう。松岡さんの何気ないひと言は、織田さんだけでなく多くの人を笑顔にしてくれました![文・構成/grape編集部]
2022年02月18日俳優の松岡広大が25日、東京・渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAでカレンダー『松岡広大 2022年カレンダー』(発売中 3,000円税込 発売元:アミューズ)の発売記念イベントを行った。2022年にデビュー10周年を迎える松岡広大が初めてセルフプロデュースしたカレンダーをリリース。「共感」をテーマに"過去""現在""未来"を自身の言葉で表現したいという想いから自身が書き記した文章が盛り込まれたストーリー仕立ての構成で、文章はもちろん写真も多く掲載されるなど、松岡の魅力が詰まったカレンダーとなっている。カレンダーについて松岡は「2年前にコロナが日本に上陸した時、1人でずっと悶々としていたものを考える機会があって。それをどうにか写真と文字にできないかなと思って作りました」と制作までの経緯を説明し、「ずっと書き溜めていたモノをまとめて、なおかつ物語調にすることをこだわりました。文章のところも是非読んでいただけたら幸いです」とアピール。カレンダーにしては写真もかなり数が掲載されており、「僕だけど僕じゃないモノを演じたので、枚数が必要でした。多いところはこだわりましたね」と振り返り、「初プロデュースということで自信を持って世に送り出せる作品になりました。是非買っていただけたら幸いです」と胸を張った。また、「すっと一緒に仕事をしていた演出家さんと演劇でご一緒できたりドラマで猟奇的な役をやらせていただいたり念願だったブロードウエーもできました。やりたいと思ったことが叶えられた年になりましたね」と今年を振り返り、「長期で映画の撮影に入りたいですね。何カ月かけたり年単位で1シーン1カットを大事にして映像作品に臨みたいです」と来年の抱負を語った。来年はデビュー10周年を迎える。「すごく濃い10年でした。10代の頃に海外公演で演劇ができたり、他の10代の俳優さんができなかったことをさせてもらえたので、そこは大きな武器になっていると思います」とこれまでの経験が糧になったといい、「脚本にも興味はありますし、文章だけで勝負したいという思いはあります。純文学とか好きなので書いてみたいですし、1冊の本にまとめるなどそういったモノを作れたらとは個人的に思っています」と意欲を見せていた。
2021年12月26日TOKIOの松岡昌宏が出演する、スクウェア・エニックス「WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争」の新CM「人生の選択 松岡昌宏」編が、22日(15:00〜)より放送される。新CMのテーマは「人生の選択」。「人生は、選択の連続だ」から始める松岡の言葉とともに、気持ちを揺るがす様々な選択が映し出される。そして、強い覚悟でそれらを振り払い、最終的に自分で決めた「第3の選択」をするというストーリーが描かれ、「その人生と向き合う覚悟はあるか」と語る松岡の声で締めくくられる。なお、CM放送に合わせて、スクウェア・エニックスの公式YouTubeチャンネルでは、メイキングとインタビュー動画も公開される。CM撮影を終えた松岡に当日の感想を聞くと、「このセット、よくビルの中でお作りになったなと思うととても贅沢な空間。みなさん一人ひとりの方がプロフェッショナルでいらっしゃるから、そこにすごく感動いたしました」と制作チームに敬意を示す。またCMの見どころについて、「空気感と世界観じゃないですか。監督の頭にあったであろうプロットと、スタッフ一人ひとりがそれぞれのカットに時間をかけて撮っていましたから、プロフェッショナルの塊みたいなものがこの幻想的な世界観を作ったと思うので、その空気感はすごいことになったと思いますよ」と語った。ゲームのストーリーに関して印象を尋ねると、「忙しい合間にゲームの世界観に入れる作品だと思う。どうなっていくか引き込まれる魅力があるのでとても楽しみ」と回答。作品のテーマである「人生の選択」については、「後悔した選択もあるのでしょうが、ないことにしています。失敗なくして今の人生はない。失敗が人生の良いエキスになると信じているので後悔はしていない」と述べた。また自身における最高の「人生の選択」は「1989年10月26日にこの世界に入ったとき」と即答。「先代の社長から『来てくれ』と電話で言われたとき、すべての人生が変わった」と振り返った。さらに自分が決断した一番大きな「人生の選択」も同じく「この世界に入ろうとしたこと」とし、「小学校のときかな。この世界に入ろうと考えてすぐに送りました。その決断が今ここに座っている自分を作っている」 と話した。続けて、もしもゲームの主人公のように一国の国王になったら、平和でのどかな国か、戦闘的で領土拡大を狙う国かのどちらにしたいかを尋ねると、「その日のぼくの気分で決めます」と無邪気に自身の政策方針を宣言。「今日は国民で飲みましょう。今日はみんな寝ましょう。今日はそろそろ働きましょう」と、型にとらわれない松岡らしい第3の選択肢を選んだ。そして最後に、自身のファンとゲームのファンに向け、「このシリーズ、松岡がやらせてもらう新しい扉を開けることになると思いますので両方楽しんでいただけたらと思います」とメッセージを送った。
2021年12月21日TOKIOの城島茂、国分太一、松岡昌宏が、「SUITS OF THE YEAR 2021(スーツオブザイヤー)」のアート&カルチャー部門に選出され9日、都内で行われた授賞式に出席。互いのスーツ姿を褒め合った。同アワードは、日本経済新聞社デジタル事業メディアビジネスユニット「NIKKEI STYLE Men’s Fashion」と世界文化社「MEN’S EX」が共催する、「ビジネスや自分のフィールドで情熱を持ってチャレンジし、時代を変えていく才能や志を持つ人」を表彰するもの。芸術・文化、エンターテインメントを通して世の中に感動を与えた人物を表彰するアート&カルチャー部門にTOKIOが輝いた。3人はスーツ姿で授賞式に登場。会場に敷かれたレッドカーペットを並んで歩き、ステージへ。城島は「素敵な賞をいただきありがとうございます。本当に光栄でございます。これからも3人でますます頑張っていかなきゃなと思わされました。本当にありがとうございます」とあいさつした。松岡は、城島のスーツ姿を「素敵ですよ。大人な感じもしますし、社長としての風格も出てきたんじゃないかなと思います」と称えた上で、「スーツを着て緊張しているんでしょう、噛み癖がとんでもないことになっています」といじって笑いを誘い、国分は「そういうところも含めて素敵です」と笑顔で話した。城島も2人のスーツ姿を称賛。「2人ともお似合い。それぞれイメージに合っている。改めて惚れ直しました」と述べると、松岡は「惚れ直した?」と笑って聞き返していた。TOKIOのほか、ビジネス部門はロッテホールディングス代表取締役社長の玉塚元一氏とユーグレナ代表取締役社長の出雲充氏、イノベーション部門はDOYA代表取締役社長の銅冶勇人氏、スポーツ部門は東京五輪で銀メダルを獲得した女子バスケットボール日本代表でキャプテンを務めた高田真希選手が受賞。リモートで参加した高田選手が「TOKIOというチームとして関係性を築いていく上で気をつけていること」を尋ねる場面も。この質問に、城島は「チームワークは大事だなというのはありますね。起業して会社を立ち上げて、より一層チームワークが大事なんだな、コミュニケーションが大事だということは気づかされています」と答えた。また、国分は「5人でやっているときから個性を尊重するというのは変わっていない。個性をリスペクトすることが……ここまで続いているのかなと。3人になっていますけど、形は変化してもそこは変わらず大切にしていきたいなと思います」と語った。
2021年11月09日女優の松岡茉優と歌手で俳優の渡辺大知の楽曲制作に密着するドキュメンタリー『TSUMUGU(ツムグ)』が、22日よりLINE NEWSの動画プロジェクト「VISION」にて配信される。同作品は、実力派女優として幅広く活躍している松岡と、ミュージシャンとしてだけでなく、俳優としても高い評価を得る渡辺が、二人でひとつの楽曲をつむいでいくプロセスを収録した音楽ドキュメンタリー。渡辺が松岡のために作ったメロディーに松岡が歌詞を乗せ、オリジナル曲が生み出されていく様子に密着し、心のうちを生々しくさらけ出していく2人を描いている。クライマックスには魂を揺さぶるアコースティックライブを行う。松岡と渡辺は、松岡が日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した映画『勝手にふるえてろ』(17)で共演し、渡辺が書き下ろした主題歌「ベイビーユー」も話題となった。また、松岡は渡辺が作る楽曲のファンを公言しており、「TSUMUGU(ツムグ)」の企画段階からパートナーとして渡辺を指名したことで本タッグが実現した。本人コメントは以下の通り。■松岡茉優「俳優が書いた歌詞で、曲を作りたい」というオファーをいただき、私には務まらないだろうから、と思った時に渡辺大知くんの顔が思い浮かびました。繊細で、優しくて、笑顔が素敵で、でも曲がらないものを持っている大知くん。もしも大知くんが曲を作ってくれたなら、私はこう感じたよ、どうかな? と交換日記のように言葉を交わしてみたい。でも失礼だよなあ、と思いながら伺ってもらったところ、快諾を頂きました。お芝居をご一緒した時や、対談をした時とはまた違う距離感でお仕事ができて、改めて渡辺大知さんの魅力に惹きつけられました。縦型の新鮮な映像のもと、普段は話さない本音をこぼしたり、悩んだりしている私たちを見てもらえたらと思います。■渡辺大知今回、僕に声をかけてくれたことを光栄に思います。自分の思いを言葉にすることに真摯な松岡さんなので、とにかく松岡さんの歌詞を待つ時間が楽しみで、ずっとドキドキしていました。そして、持ってきてくれたものを二人であーだこーだ言いながらカタチにしていく作業はかけがえのないものでした。僕は人となにかを作ることが好きなんだ、と改めて確かめさせてもらえました。ひとに思いを伝える。歌を作る。ってどういうことなんだろう? と考えるきっかけになったら嬉しいです。素敵な歌が出来たので、ぜひ、お楽しみに。
2021年10月20日音楽家の坂本龍一とアーティストの高谷史郎、山口情報芸術センター[YCAM]による展覧会『ART–ENVIRONMENT–LIFE 2021』が、10月8日より山口情報芸術センター[YCAM]にて開催される。山口市をはじめとする山口県央連携都市圏域で開催する「山口ゆめ回廊博覧会」の一環として開催される同展。2013年にYCAMの開館10周年記念イベントの一環として開催した坂本龍一の展覧会『ART–ENVIRONMENT–LIFE』の展示作品3作品を一部改訂して再度展示で、いずれもアーティストの高谷史郎と共同で制作。自然と人間社会の境界で長い時間をかけて発展してきた「庭」という文化の形式に、多くのインスピレーションを受けて制作されたインスタレーション作品だ。水滴と波紋、樹々の生命活動の痕跡がもたらす揺らぎ、霧と移ろう映像、そしてそれらを包み込むサウンド。不定形で、刻々と変化する作品たちは、画一的な意味に収まることなく、鑑賞者を社会や日常生活の外にある、自然や環境のリズムや諧調へとシンクロさせていく。会場はYCAMだけに留まらずに、駅通りにオープンしたYCAMの分館に当たるサテライトA、そして雪舟庭で知られる常栄寺の3カ所。景観とともに、作品を鑑賞することで、大きな時間の流れをより深く感じることができるだろう。坂本龍一+高谷史郎《LIFE ―fluid, invisible, inaudible... 》撮影:丸尾隆一(YCAM)提供:山口情報芸術センター[YCAM]坂本龍一+YCAM InterLab 撮影:山中慎太郎(Qsyum!)提供:山口情報芸術センター[YCAM]【開催概要】坂本龍一+高谷史郎+YCAM『ART–ENVIRONMENT–LIFE 2021』会期:2021年10月8日(金)〜2022年1月30日(日)時間:10:00〜18:00※常栄寺は16:30まで休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)料金:無料(常栄寺雪舟庭入場料は別途必要)会場1 山口情報芸術センター[YCAM]スタジオA会場2 山口情報芸術センター[YCAM]サテライトA会場3 常栄寺(山口県山口市宮野下2001)※会期中の土日祝日は各会場をつなぐシャトルバスを運行※ギャラリーツアーあり(定員制、要事前申込)※2021年10月23日(土)、 24日(日)はYCAMスタジオBにて小泉明郎『縛られたプロメテウス』を上演(要チケット購入)
2021年09月21日ジョニー・デップが写真家ユージン・スミス氏を演じる『MINAMATA―ミナマタ―』。この度、音楽を手掛けた坂本龍一から「決して過去のことではないという気持ちで音楽を担当しました」とのコメントと、新場面写真が到着した。本作の音楽を手掛けたのは、これまでに『戦場のメリークリスマス』(83)や『ラストエンペラー』(87)など、映画史に残る名作の音楽を多数担当してきた坂本龍一。「本作の作曲家にと、私たち製作陣が夢見ていた人だ。元々私の理想の作曲家だが、特に本作においては完璧だ。彼は産業公害に強い関心を持っているし、音楽で世界を癒している」と語るアンドリュー・レヴィタス監督の熱烈なオファーのもと今回、坂本さんの参加が実現した。「この物語の人々と、すべての人間に秘められた美しさを音楽に反映したかった」という監督の想いを引き受け、演奏に使用する楽器の年代にまでこだわり完成させたという音楽は、映画に優しく寄り添い、物語を鮮やかに彩っている。「ミナマタに悲劇をもたらしたことと同じことが、その後も世界中で起きていると思います。その意味でミナマタは決して過去のことではないという気持ちで音楽を担当しました」とその想いを語る坂本さん。音楽にはさらに「LIFE」の副編集長ミリーを演じた世界的メゾプラノ歌手、キャサリン・ジェンキンスも参加。彼女の声と坂本さんの伴奏は公害で苦しむ地球に“声”を与えている。併せて解禁された新場面写真は、ジョニー扮する写真家のユージン・スミスと美波演じる妻のアイリーンが大量の煙を吐き出す工場を背景に、視線を交わすシーンや、2人が水俣病患者の元を訪れ、話を聞く姿、群衆の中で険しい表情を浮かべながらたたずむ真田広之演じるヤマザキ・ミツオ。「LIFE」紙に掲載されたユージンの写真を静かに見つめる國村隼演じるノジマ・ジュンイチの姿、そしてビル・ナイ演じる「LIFE」編集長に真剣な視線を向ける副編集長のキャサリン・ジェンキンスといった、物語の鍵となるシーンが次々に写し出されている。『MINAMATA―ミナマタ―』は9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年09月08日松岡昌宏主演ドラマ「密告はうたう 警視庁監察ファイル」より、「国を守る使命感を持ってやっている」「考えさせられるテーマ」などと本作について語る出演者インタビューも盛り込んだ特別ガイド映像と、物語の行方に期待が高まる場面写真が公開された。本作は、警視庁職員の不正を取り締まる「警察の中の警察」、警視庁人事一課(通称:ジンイチ)監察係にフォーカスした警察ミステリー。今回到着した映像は、“密告はうたう 完全解剖ファイルI テーマ編”と題され、ジンイチとは一体何者なのか、初出し本編映像と共に、主人公・佐良正輝役の松岡さん、上司・能馬慶一郎役の仲村トオル、殉死した後輩刑事・斎藤康太役の戸塚祥太(A.B.C-Z)、そして内片輝監督のインタビューも織り交ぜながら、その知られざる職務に迫っていく。また、佐良とバディを組む監察係長・須賀(池田鉄洋)がナビゲーター役を務める本映像。一通の密告文が届いたことから、その真相に迫っていくというストーリー仕立てになっている。なお、同映像は3部構成。「密告はうたう 完全解剖ファイルII 制作舞台裏編・前編」は8月22日(日)第1話放送終了直後、「密告はうたう 完全解剖ファイルIII 制作舞台裏編・後編」は、8月29日(日)第2話放送終了直後に番組サイトにて公開予定だ。さらに、佐良と斎藤が捜査をともにする中、不可解な事実に辿り着く様子、能馬が誰かと電話をしている様子。密告文を発端に機密情報漏洩の疑いで監察対象となる皆口(泉里香)や、須賀と警察OBの石黒(木村祐一)の何やら良くない雰囲気ただよう写真も公開された。連続ドラマW「密告はうたう 警視庁監察ファイル」は8月22日より毎週日曜日22時~WOWOWにて放送・配信(全6話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2021年08月13日松岡茉優が新たなる刺客として、WOWOWオリジナル「がんばれ!TEAM NACS」に出演することが分かった。「TEAM NACS」の出身地・北海道を盛り上げる応援企画でもあり、彼らの結成25周年とWOWOW開局30周年を記念した「がんばれ!TEAM NACS」。メンバーがあの名作映画をオマージュしたヒーローに扮した「バック・トゥ・ザ・戦隊・フューチャーズ」を皮切りに、国民的グループを目指して楽曲制作、「NACS 新メンバーオーディション」の開催など、気になるプロジェクトが満載。毎週、放送を終える度に、「何これ」「分からないけど面白い」「爆笑!」と、SNSを賑わせている本作。そんな中、ついにラストスパートを迎える今週末放送のepisode7に、松岡さんが参加しているという。最近では、「TEAM NACS」のメンバー・大泉洋との共演も話題となり、音尾琢真とはプライベートでも交流があるという松岡さん。NACSメンバーも「何でこの人がこのシーンで!?」と驚愕と困惑の様子。松岡さんが一体どんなシーンで登場するのか、詳細は放送を観てのお楽しみだという。WOWOWオリジナル「がんばれ!TEAM NACS」は毎週日曜日23時~WOWOWにて放送・配信中。(cinemacafe.net)
2021年07月29日「実は“教授”こと坂本龍一さんが昨年末から音楽界で史上初の試みを始めていて、業界内で話題になっているんです」(音楽関係者)『ラストエンペラー』で’88年、日本人初のアカデミー賞作曲賞を受賞した坂本龍一(69)。絶えず時代の先端を走り続ける坂本だが、今年1月、公式HPで、昨年直腸がんが見つかり手術を受けたことを発表した。《大いに落胆しましたが、すばらしい先生方との出会いもあり、無事手術を終えて現在は治療に励んでいます。長距離の移動がともなう仕事は困難になりますが、治療を受けながら出来る範囲で仕事を続けていくつもりです》《これからは「がんと生きる」ことになります。もう少しだけ音楽を作りたいと思っていますので、みなさまに見守っていただけたら幸です》「坂本さんは’14年にも中咽頭がんを患い、寛解しています。今回の手術は都内で行われました。当面は治療を優先して仕事を調整していくとのことです」(前出・音楽関係者)そんな坂本が現在取り組んでいる音楽界史上初の試みとは――。坂本は昨年12月12日、生演奏とCGをリアルタイムで合成したピアノコンサートをオンラインで配信している。「全14作品の演奏曲は、’80年代から’20年までの教授のキャリアを網羅した、いわば“ベスト盤”というようなものでした。YMO時代の楽曲もありました。実はこのコンサートを含め、坂本さんの演奏を立体的にモーション・キャプチャして後世に残すプロジェクトが進んでいるのです。もともとは以前からオファーされていた計画なのですが、コロナ禍で何度か延期になっていて、ようやく昨年12月に3日間、坂本さんのデータ収集が行われたのです」(前出・音楽関係者)■フィギュア羽生も卒論で使った“モーション・キャプチャ”モーション・キャプチャとは、指先まで体中に数十本のセンサーをつけ、動きを3Dで記録して分析する技術のこと。手の指から足の動きまですべてをデータ化するため、全方位から撮影したという。「羽生結弦選手の大学の卒業論文が『フィギュアスケートにおけるモーション・キャプチャ技術の活用と将来展望』でした。彼は“今後のフィギュア界の公正な採点に生かしてほしい”と、自らを実験台に、その技術を使ったのです」(スポーツライター)実は坂本の今回の新プロジェクトの目玉は、モーション・キャプチャ技術だけではなかった。「VR(ヴァーチャル・リアリティ)からさらに一歩進んだMR(複合現実)技術を使っているというのです。MRは一言でいえば、現実世界の中に3DCGを実寸大で表示できる最先端の技術です」(前出・音楽関係者)『GQ』のサイト「教授動静第28回」(’20年12月2日付)で、坂本は今回のプロジェクトの意義について、こう語っている。《MRのコンテンツというのはまだほとんどないに等しいんだけど、(略)この技術のいいところは、いまモーション・キャプチャーでぼくの演奏を収録しておけば、ぼくが死んだ後でも現実のMIDIピアノを演奏させる、仮想的なコンサートが開けること。実際のコンサート会場のステージにMIDIピアノを置いて、ヴァーチャルなぼくがそれを弾くということができる。100年後でもみんながゴーグルの中で演奏するぼくが立体的に見える》■教授が70前にしてMRライブに挑戦した理由坂本の意図を、音楽制作情報ウェブサイト「DTMステーション」を運営する藤本健氏がわかりやすく解説してくれた。「MIDIピアノは、ホテルのラウンジなどにある、弾き手がいないのに鍵盤が勝手に動いているピアノのことです。これは外部から演奏させることができるだけでなく、弾いた演奏データを記録できるんです。つまり教授がそれを演奏すれば、後で弾いたとおりの演奏が生演奏として再現できるのです」坂本は’90年代からMIDIピアノをライブで使っているという。「今回は、そこにモーション・キャプチャを合わせ技で使ったということです。羽生選手が使ったように、スケートのジャンプも記録できますし、ピアノの演奏であれば、指の動きも記録できます。MIDIピアノと合体すれば、演奏だけでなく記録された指の動きや体の動きと合わせて映像で立体的に再現できます。MIDIピアノに3D映像を重ねれば、教授が実際にピアノを演奏しているような状態になります。コンサート会場で観客がゴーグルをしてステージを見れば、音はその会場での生演奏と同じで、教授がそこで演奏している本物のライブと同じように見えるのです。MRでは、本当のライブそのものを再現できるのです」(藤本氏)MRに取り組んでいるほかのミュージシャンはいるのだろうか。「教授以外には今のところ海外でも聞いたことがないです。後世に残す、後々の財産になると考えたのかもしれませんね」(藤本氏)坂本は以前から、自らの演奏データを後世に残したいと考えていたようだ。’86年、彼は82歳で来日した名ピアニスト、ホロヴィッツのコンサートに足を運んでいる。「世界的な名ピアニストとはいえ、相当ミスタッチがあったようで、“記録を残すなら元気なうちに”と強く思ったそうです。だから、昨年末に決行したのだと思います」(前出・音楽関係者)好奇心旺盛な坂本は闘病中ながら、常に前向きだという。「コロナ禍ですが、有観客ライブ以外の仕事のオファーは絶えません。体調と相談しながら、吟味しているといいます。坂本さんには世界中のファンだけでなく、愛する奥さまとお子さんたちがいらっしゃいます。まだ、完成までかなり時間はかかるようですが、今回の計画で“永遠の命”が実現するとしたらファンにとってもご家族にとってもうれしいことでしょう」(前出・音楽関係者)坂本の挑戦は70代も続く――。「女性自身」2021年6月1日号 掲載
2021年05月20日坂本龍一が音楽を担当した『約束の宇宙』のオリジナルサウンドトラックが4月14日(水)に配信リリースされることが決定した。映画『約束の宇宙』は、かつてない斬新な視点で女性宇宙飛行士の葛藤と親子の絆を描いたヒューマンドラマ。主演は、『007/カジノ・ロワイヤル』で注目を浴び、実写映画『ダンボ』で、子供から大人まで世界中の観客を魅了したエヴァ・グリーン。監督は、村の因習に苦しめられるトルコの5人姉妹の青春を描いた『裸足の季節』の脚本が絶賛されたアリス・ウィンクールが務めている。ウィンクール監督は、坂本龍一が音楽を担当することについて、「ドキュメンタリー作品『Ryuichi Sakamoto: CODA』の音楽が印象に強く残っていました。自然の音を捉えた繊細なトーンが本作のイメージと重なり、シナリオを送りました。……サカモトから引き受ける、という返事をもらった時は本当にうれしかった!」と振り返っている。宇宙へいくという長年の夢と、子供にとっては唯一無二な存在の母親であることの狭間で揺れ動きながら、ともに成長してゆくふたりの姿に寄り添ったやさしく美しい旋律が、母と娘の物語を包み込んでいる。同作に坂本龍一が寄せたコメントは以下の通り。ーーーアメリカのエージェントからこのような映画があるが、興味があるかと聞かれ、なかなか面白そうだと思った。監督が女性であること、主演も女性であり、内容は母と娘の話なので、主要な部分は全て女性だ。#metoo運動以降多く取り上げられるようになったとはいえ、まだまだ女性による映画は少ないので、サポートしたいと思った。エヴァ・グリーン演ずる女性宇宙飛行士についての映画だが、内容はSF的なものではなく、母親と小さな娘の関係が中心だ。働く母親と子の複雑な関係は世界的な問題で、悩みを抱えた母親は多いので多くの女性たちの共感を得られるだろう。そのような内容なので、音楽は僕のなかでは特に女性的な優しさを強調したもので、珍しく実際の人による合唱も使った。ーーーまた、サウンドトラックにも収録されている楽曲「Embarkment」を使用した特別映像も公開されている。映画『約束の宇宙』特報 │ 音楽:坂本龍一『約束の宇宙』4月16日(金)公開『約束の宇宙』(原題:Proxima)オリジナルサウンドトラック2021年4月14日(水)配信リリース配信リンク: ※4月14日0時以降有効・ Launch・ Stella・ Exhibition Room・ Travel・ Gravitation Test・ VR・ Rescue in the Water・ Training・ Reunion・ Looking for Stella・ Iceskating・ Unconscious・ Escape・ Rocket・ Embarkment
2021年04月12日坂本龍一の2020年に発表した楽曲をアナログレコードにまとめたコンプリートアートボックス『2020S』が本日3月30日に発売日を迎え、坂本と今作でアートディレクターを務める緒方慎一郎との対談記事が特設サイトで公開された。対談の中では、約1年の制作期間を振り返ると共に、忘れられない1年になった2020年という年について語られている。新型コロナウイルスのパンデミックにより人々の活動が制限されたことに関して、坂本は「ぼくたちはそんな小さいやつらに、こんなにも影響されてしまう。でもそれが自然なのです。そのことを忘れて、近代以降は制御的なやり方を取っては自然と敵対してきてしまった。コロナは“そのままではいられない“という疑問をつきつけてくれているのだと思います」と話した。『2020S』には、2020年に発表した楽曲と限定曲「fragments, time」が収録されたアナログレコード、「fragments, time」の制作のため陶芸家の岡晋吾が製作した陶器の皿に坂本が絵付けをして割った破片である「陶片のオブジェ」、生物学者・福岡伸一との対話や、坂本の2020年の日記と行動記録を元に構成された日誌がまとめられたブックレットが、坂本が代表を務めるmore treesの森がある宮崎県諸塚村産の木材を使った木箱に収まっている。本作品を手に取る購入者に向けて、ふたりは「ただ楽しんでほしい」とコメント。「音楽も同じで、誰かに聞いてもらわないと完成しないと思っています。一人ひとり受け取り方が違うにきまっていて、聴いた人の数だけ違うものが生まれる。どう受け取るかは手に取ってくれた人にお任せします。ぼくたちも楽しんで作ったので、そういうエネルギーが伝われば嬉しいですね」と話を結んだ。対談の全文は下記特設サイトにて掲載中。なお、『2020S』は限定300点での販売となっているので早めの購入を検討してほしい。■BEHIND THE SCENE VOL.7 坂本龍一×緒方慎一郎 対談【リリース情報】Ryuichi Sakamoto | Art Box Project 2020『2020S』発売日:2021年3月30日(火)
2021年03月30日女優の松岡茉優が、福島県の「ふくしま 知らなかった大使」に任命されたことが19日、分かった。あわせて、松岡が出演する動画「テスト」編、「任命式」編が特設サイトで公開された。松岡は、福島を知らない人たちの代表として「ふくしまの今」や「復興のあゆみ」を学び、広く伝えていく任務を担う。今回公開された「テスト」編では、福島県についてのテストに苦戦しながらも一生懸命に解答する姿が描かれ、「任命式」編では、リモートで出演した内堀雅雄県知事から任命される様子や、大使としての意気込みを収めた。今後は、意外と知らない「ふくしまの今」を松岡とともに学べる動画を公開予定。松岡はまず「先日の大きな地震で被害に遭われた皆様へ、心よりお見舞い申し上げます」と述べ、「福島県知事である内堀雅雄様とリモートでお話しさせていただいて、その時知事が仰った『風評被害もあるけれど、風化も大きな問題』という言葉。私も今の福島をほとんど知りませんでした」と語った。そして「震災から10年経った今、新しい気持ちで福島を見つめたい。応援したい。私の体験を通して、今の福島をお届けできるよう精一杯努めます」と決意を込める。福島県のクリエイティブディレクターを務める箭内道彦氏も、「2月13日夜に福島県と宮城県で発生した最大震度6強の地震による被害に遭われた皆様に、心よりお見舞いを申し上げます」とコメント。「世には様々な大使が活躍していますが『知らなかった大使』の誕生は、世界で初めてかも知れません」と話し、松岡を「2021年の福島に、とても心強い存在」と太鼓判を押した。
2021年02月19日坂本龍一が12月12日(土)にオンラインコンサート「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 12122020」を、Rhizomatiksのライブ演出のもと、配信サービス「MUSIC/SLASH」で開催することを発表した。坂本は、日本で緊急事態宣言が発令される前の4月2日、新型コロナウイルス感染拡大により外出自粛の傾向が強まる事態の中「音楽で少しでも緊張から解放されたら……」との思いから、いち早くライブ配信を行った。そんな坂本が「2020年」という誰もが忘れることのできなくなったこの年の締めくくりに、通常のソロピアノ公演とは違い、都内スタジオからのピアノコンサートを生配信で届ける。年末に開催される日本でのライブは2013年以来、7年ぶり。ライブの演出はアナログとデジタル、リアルとバーチャルの関係性、境界線に着目し、デザイン、アートやエンタテインメントの領域で活動するアーティスト・真鍋大度が率いるRhizomatiks。撮影監督はニューヨークを拠点として活躍する新進気鋭のアーティスト・Zakkubalanが担当する。また、この配信は世界8つの国と地域に同時配信される。配信プラットフォームとして選ばれたのは、サービスのこけら落としとして山下達郎が「キャリア45年で初」というライブ映像の配信を行った、業界史上最高レベルの音質を実現する動画配信サービス「MUSIC/SLASH」。本配信はMUSIC/SLASHによる世界独占配信となる(一部地域を除く)。また、本配信のために更なる高音質を追求した最大96kHz/24bitのハイレゾ音質でストリーミングできる「MUSIC/SLASH Premium(iOS、Androidアプリケーション)」が日本国内向けにローンチされる予定だ。<坂本龍一:コメント>少し前から考えられない高音質でストリーム配信できるようになったそう。その新しいテクノロジーを使った、僕の初めてのソロライブです。どこまで繊細な音が皆さんの耳に届くのか、今からワクワクしています。「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 12122020」12月12日(土)19:30(JST)開始予定配信先:日本、アメリカ、台湾、タイ、韓国、シンガポール、カナダ、オーストラリアチケット販売期間:10月23日(金)0:00~12月7日(月)23:59(JST)チケット価格:MUSIC/SLASH5,000円(税別)※世界配信(一部地域を除く)MUSIC/SLASH Premium9,500円(税別)※日本国内向けのみ配信会社:MUSIC/SLASHチケット販売:イープラス特設サイト: HP: Twitter: Instagram: Facebook: Pinterest:
2020年10月23日松岡茉優主演「おカネの切れ目が恋のはじまり」の最終回が10月6日オンエア。松岡さん演じる玲子のそばに寄り添ったロボット「猿彦」に三浦春馬演じる慶太を“感じた”視聴者からの感動の声が続出。キャストとスタッフにも感謝の言葉が送られ続けている。1円まで清く正しく美しく。モノや恋に一途で、すべて計算通りの清貧女”・九鬼玲子を松岡さんが演じ、そんな玲子がお金を使うことになんの迷いもなく、予定は未定な“浪費男”の猿渡慶太を出会うことから始まるひと夏の恋物語を描いた本作。慶太には三浦春馬、玲子の初恋相手・早乙女健に三浦翔平、慶太の同僚で“ドケチ節約男子”板垣純に北村匠海、慶太の父で2代目社長の富彦に草刈正雄、母の菜々子にキムラ緑子、玲子の母・サチに南果歩。星蘭ひとみ、大友花恋、ファーストサマーウイカらも共演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回は慶太が民宿から姿を消し、慶太に突然キスされ動揺する玲子は家で、自分宛に送られ続けていた現金が入った封筒を発見。送り主が自分の父・父(石丸幹二)だと確信した玲子は、父に会いに伊豆へと向かう。実は玲子もかつては“浪費女”で、玲子のために父は会社の金を横領、逮捕されていた…という展開。父を探しに伊豆に向かう玲子に同行するのが、おもちゃのロボット「猿彦」。SNSには「猿彦さんがもう慶太くんそのもの」「自然と春馬の面影が見えてくる」「猿渡さん出てないのに、すごく猿渡さんを感じてしまう」と、猿彦に慶太=三浦さんを感じた視聴者からの投稿が続出。ラストで玲子が猿彦を見つめながら「会いたい…」とつぶやき、そっと抱きしめるシーンにも「みんなの気持ちをちゃんと伝えてくれてる」「松岡茉優さんが「会いたい」って言ったセリフは絶対みんなの気持ちを表している」という反応多数。主演の松岡さんにも「松岡茉優さんの芯の通った演技のおかげで、泣きながらでも最後まで笑って観られました。ありがとう」「最後まで演じ切ってくれたこと本当に感謝しています」「クライマックスの松岡茉優、ただただスゴ過ぎ」と絶賛の声が集まる。そして最後に「春馬くんずっと大好きだよキャストスタッフ一同」というテロップが映し出されると、「本当にありがとうございますスタッフ、キャストの皆さん」「全スタッフさん&キャストさん達の愛に泣けてくる」と、SNS上でもキャスト、スタッフに対する感謝の言葉が送られ続けている。(笠緒)
2020年10月07日女優の松岡茉優(まつおか・まゆ)さんが、2020年9月22日にインスタグラムを更新。メガネにマスクの完全防備姿が「かわいすぎる」と話題になっています。松岡茉優のオフショットに「何してもかわいい…」2020年9月現在、ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)に出演している松岡茉優さん。「カメラが回っていない時はこんな格好でした」とつづり、撮影オフショットを公開しています。 この投稿をInstagramで見る カメラが回っていないときは こんな格好でした。 本日22時より 「おカネの切れ目が恋のはじまり」 第二話放送になります。 コメントありがとうございました。 大切に読みました。 みなさまもどうか、日々無理せず 食べたいものを食べて 寝たいだけ寝て 楽しいことがありますように。 今日の夜、お会いできる方は 後ほど☺︎ 松岡茉優 /Mayu Matsuoka (@mayu_matsuoka_koushiki)がシェアした投稿 - 2020年 9月月21日午後11時11分PDT松岡茉優さんが小顔すぎるせいか、マスクやメガネがかなり大きく見えますね。この写真を見たファンは「かわいい」「癒されました」とメロメロに。「顔がほとんど隠れていても美人」とそのビジュアルを絶賛しています。・おまゆに癒されました!ありがとう!!・本当にかわいい…。ドラマを毎週楽しみにしています。・顔が見えてないけど、伝わる美女感…。さすがです!同作には2020年7月18日に急逝した、俳優の三浦春馬(みうら・はるま)さんもメインキャストで出演しています。そのため、前回の投稿にはファンから応援や労りのメッセージが殺到。これを受け、松岡茉優さんは感謝の言葉とともに「みなさまもどうか、日々無理せず食べたいものを食べて寝たいだけ寝て、楽しいことがありますように」とコメントしています。いろいろな意味で話題の同作。最終話まで見届けたいですね!松岡茉優に「かわいすぎる!」の声が殺到佐藤健や松坂桃李との共演作品は?松岡茉優の腹筋に「何をしたらこうなるの?」多くの人が知りたがったトレーニング方法がコチラ[文・構成/grape編集部]
2020年09月24日女優として活躍している松岡茉優(まつおか・まゆ)さん。そのかわいらしさと高い演技力で、多くの人から支持されています。そんな松岡茉優さんが「かわいい!」と話題になった映画やドラマ、また、そのかわいさが分かる画像をご紹介します!松岡茉優が「かわいい!」と話題になった映画やドラマは?『真田丸』『ウチの夫は仕事ができない』が人気!女優として、数多くの映画やドラマに出演している松岡茉優さん。その中でも、松岡茉優さんが「かわいい!」と話題になった作品をいくつかご紹介します!『真田丸』2016年1~12月にかけて放送された大河ドラマ『真田丸』(NHK)。同作で、松岡茉優さんは堺雅人さん演じる真田信繁の正室・春役を演じました。ランキングサイト『gooランキング』が2018年に行った『平成大河ドラマ史上最も美しかったお姫様役ランキング』では、春役を演じた松岡茉優さんが1位を獲得。1位は「松岡茉優」!戦国時代最後の名将・真田信繁(真田幸村)の生涯を描いた作品『真田丸』。この作品で松岡茉優は堺雅人が演じた信繁の正室・春を熱演。ピンクの着物に花束を抱え、ほがらかな笑顔で微笑む初登場シーンを見て「美しい」と感じた人が多数!親しみやすい表情と透明感、女性らしさが多くの人のハートをわしづかみにしました。しかしこの作品の脚本は三谷幸喜。ただかわいいだけで終わらせてはくれません。実は心に闇を抱えているというホラーな一面も持っており、それがまた面白いと話題になりました。gooランキングーより引用また、ネットでも松岡茉優さんに対し、絶賛の声が多く上がっています。・『真田丸』、史上最高に松岡茉優ちゃんがかわいい。・『真田丸』を毎回見てて思うのは、松岡茉優がとにかくかわいい!・この役、松岡茉優ちゃんにすごく合ってる。『ウチの夫は仕事ができない』2017年7~9月にかけて放送されたドラマ『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)。松岡茉優さんが同作で演じたのは、主演の錦戸亮さん演じる小林司の妻・小林沙也加役です。 この投稿をInstagramで見る 【公式】ウチの夫は仕事ができない(@uchinootto_ntv)がシェアした投稿 - 2017年 9月月15日午後9時56分PDT『ウチの夫は仕事ができない』 第1話 ストーリー大手イベント会社に勤める小林司(錦戸亮)は、見た目・学歴・収入ともに申し分ない理想の夫だが、実は仕事ができず会社でもミスを繰り返すお荷物社員。自分を尊敬する年下の新妻・沙也加(松岡茉優)にだけは知られたくないと思っていたが、沙也加はふとしたことから司の「仕事ができない」噂を聞いてしまう。新しい異動先である花形の第一制作部に出勤した司は、仕事命のチームリーダー・土方(佐藤隆太)のもとで働くことになった。そんな中、生意気な後輩・田所(薮宏太)が過去の司の失敗を調べ上げ、司のお荷物社員ぶりは初日から部内全員の知るところに。部内での風当たりに耐えながら納期の迫ったチラシの打ち合わせに力を入れる司だったが、その出来にデキる女上司・黒川(壇蜜)から意外な高評価を受ける。生き生きと働く夫の姿に、司が仕事ができないなんて何かの間違いだと思う沙也加。そんな矢先、小林家に居座っていた司の図々しい姉・みどり(江口のりこ)が沙也加の異変に気づき妊娠が発覚する。産婦人科で出会った妊婦のあかり(イモトアヤコ)と早速マタ友(=マタニティー友達)になった沙也加は、喜びと興奮を感じていた。しかし、その頃司はクライアントからの突然のデザイン変更に対応できず、判断ミスから退職を迫られるほどの大ピンチに立たされていた!妊娠の報告をしようと司を待ちわびる沙也加だったが、司は会社を辞める決意をして…。ウチの夫は仕事ができないーより引用同作での松岡茉優さんの演技はもちろん、たびたび披露したダンスも「かわいい!」と話題になりました。 この投稿をInstagramで見る あさって土曜夜10時放送の7話…妄想ミュージカルがとんでもないことになってる…‼️つかポン&サーヤに加え、あの人も…踊りまくります✨✨ #ウチの夫 #錦戸亮 #松岡茉優 #つかポン #サーヤ 【公式】ウチの夫は仕事ができない (@uchinootto_ntv)がシェアした投稿 - 2017年 8月月17日午前1時17分PDT同作の公式インスタグラムでも、松岡茉優さんのかわいい姿を見ることができるので、気になる人はチェックしてみてください。 この投稿をInstagramで見る 【公式】ウチの夫は仕事ができない(@uchinootto_ntv)がシェアした投稿 - 2017年 9月月15日午前8時13分PDT この投稿をInstagramで見る 【公式】ウチの夫は仕事ができない(@uchinootto_ntv)がシェアした投稿 - 2017年 9月月9日午前3時06分PDT この投稿をInstagramで見る 【公式】ウチの夫は仕事ができない(@uchinootto_ntv)がシェアした投稿 - 2017年 8月月12日午前4時40分PDT『勝手にふるえてろ』2017年に公開された映画『勝手にふるえてろ』。同作は、綿矢りささんの小説『勝手にふるえてろ』が原作で、松岡茉優さんは主人公・江藤良香役を演じ、映画初主演を務めました。『勝手にふるえてろ』予告編同作で、24歳まで恋愛経験ゼロのOLを演じた松岡茉優さんは、その演技が高く評価され、『第27回日本映画プロフェッショナル大賞』主演女優賞、『第42回日本アカデミー賞』優秀主演女優賞など、数多くの賞を受賞しました。松岡茉優のかわいい画像を集めてみた!松岡茉優さんはインスタグラムを定期的に更新しており、魅力的な写真を多く投稿しています。 この投稿をInstagramで見る 松岡茉優 /Mayu Matsuoka(@mayu_matsuoka_koushiki)がシェアした投稿 - 2020年 6月月6日午前7時00分PDT この投稿をInstagramで見る 松岡茉優 /Mayu Matsuoka(@mayu_matsuoka_koushiki)がシェアした投稿 - 2020年 2月月17日午前2時39分PST この投稿をInstagramで見る 松岡茉優 /Mayu Matsuoka(@mayu_matsuoka_koushiki)がシェアした投稿 - 2020年 2月月3日午前3時19分PST この投稿をInstagramで見る 松岡茉優 /Mayu Matsuoka(@mayu_matsuoka_koushiki)がシェアした投稿 - 2019年10月月4日午前4時46分PDT この投稿をInstagramで見る 松岡茉優 /Mayu Matsuoka(@mayu_matsuoka_koushiki)がシェアした投稿 - 2019年 9月月19日午前12時03分PDT2019年9月19日に更新したインスタグラムでは、自身の幼少期の頃の写真を公開。 この投稿をInstagramで見る 仕事で幼少の写真を使うから 何枚か送ってと言ったら 父が大量に写真持ってきてくれて ピアノを弾いてる写真が入っていました。 発表会、なにを弾いたか覚えていないけれど 緊張や、お友達がくれた花束や 弾き終わって袖に戻ったときの 先生の優しいお顔を覚えています。 #一丁前にスタインウェイ弾いてる #蜜蜂と遠雷 #劇中にはなんと #YAMAHA #KAWAI #STEINWAY #最強ピアノブランドがズラリ #亜夜はKAWAI #塵と明石はYAMAHA #マサルはSTEINWAY #弾いてるピアノの違いも楽しい 松岡茉優 /Mayu Matsuoka (@mayu_matsuoka_koushiki)がシェアした投稿 - 2019年 9月月19日午前3時15分PDT白いドレスに身を包み、真剣な表情でピアノを弾いてる姿に、ファンからは次のようなコメントが寄せられました。・かわいい!面影がある。・幼い頃の茉優ちゃんもかわいすぎる!松岡茉優さんのこれからの活躍も応援しています!松岡茉優 プロフィール生年月日:1995年2月16日出身地:東京都血液型:B型身長:158cm所属事務所: ヒラタインターナショナル2008年にバラエティ番組『おはスタ』(テレビ東京系)で、アシスタントである『おはガール』に就任し、芸能活動をスタート。2013年放送の連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK)で入間しおり役を演じ、一躍注目を集めた。以降、数多くの映画やドラマに出演している。松岡茉優が理想のプロポーズを告白!高校時代の意外な生活ぶりに「分かる」[文・構成/grape編集部]
2020年09月04日ロックバンド・SOPHIA、MICHAELのボーカルで俳優の松岡充が23日、公式サイトを通じ、都内の路上で愛車・コルベットが炎上したことを報告した。松岡は、「この度は、私の所有する車のトラブルにより、近隣住民の皆様、ご通行中の皆様、並びに長年応援して下さっているファンの皆様、関係者の皆様に、多大なる御迷惑と心配をおかけしたことを心よりお詫び致します」と謝罪。「私の現在活動しているバンド、MICHAEL(ミカエル)の東京公演1日目の朝の出来事でした。乗っていたのは、シボレーコルベットC3 1968年型で、15年以上所有しており、ファンの方々にも幾度も披露させて頂いている私自身の代名詞でもある車です。毎年、全国ツアーの最終日の東京公演に乗っていくのが私のこの車の楽しみでもあり、この日は専門店で数ヶ月かけての入念な整備から車が帰ってきた翌日の出来事でした」と説明し、「事務所から一人で乗車、運転をし始めてすぐに異臭に気が付き、なるべく住宅密集地を避けて停車し、エンジンを停止させ、エンジンルームを確認し、まだ火の手は上がっていない状態でしたが、不安を感じ、関係各所に電話連絡の後、消防への通報を致しました」。また、「消防車が到着するまでの数分の間に、白煙が黒煙に変わり、あっという間に炎上しました」と振り返り、「そんな状況でしたが、鎮火後のエンジンルームの状況は全くと言って良いほど無傷であり、もちろんですが、車内でタバコなどの火の原因になるものも無い状態でしたので、未だ出火の原因はわかっておらず、現在も専門家を通し原因究明中でございます」と引き続き調査中であることも明かした。「整備メカニックチームと長年、これでもかと手をかけてきた愛車で、毎回、新車以上の整備を施して頂いて来ただけに、私を含めこの車の維持のために携わってきた関係者にも大変ショックな出来事でした」と吐露する松岡。「ですが、何より公道での事故でしたので、近隣住民の皆様や、ご通行の皆様に被害が及ばなかった事が私にとってせめてもの救いです」と気を取り直し、「そして心配をかけてしまったファンの皆様、関係者の皆様にこの場を借りて謝罪させて頂きたいと思います。今後は、担当して下さっている専門スタッフの皆さんと協力し、二度とこのような事態にならないよう、更なる整備改善をしていく所存でございます。この度は誠に申し訳ございませんでした」と結んでいる。
2020年08月23日2020年7月18日に急逝した、俳優の三浦春馬さん。亡くなる前日まで、同年9月から放送される予定の連続ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)の撮影に挑んでいたといいます。ドラマは、三浦さんの代役は立てずに、収録途中だった4話までで完結するように台本を作り直す形で放送されることが決定。三浦春馬出演のドラマ、放送決定スタッフの『英断』に称賛の声生前に三浦さんが遺した、最後の演技が放送されることに、ネット上では喜びの声が上がっています。松岡茉優「つらくて見られない方は無理しないで」同ドラマで、三浦さんと共演していた俳優の松岡茉優さんが、同年8月2日に放送されたラジオ番組『松岡茉優 マチネのまえに』(TBSラジオ)に出演。松岡さんは、番組の冒頭で「何もなかったかのように振る舞うのは難しい」と告白し、次のように語りました。もう2週間とちょっと経ちますが、とても悲しいことがありました。発表にもありましたが、『おカネの切れ目が恋のはじまり』というドラマが9月から放送予定だったのですが、撮影が済んでいるものはそのままに、そしてこれからのところは1部変更して放送することが決まりました。この判断、決断については、まっさらな正解というのはないだろうなと思います。でも、私のとても個人的な気持ちとして、1か月と少し、近くで相手役としてお芝居を受けていた身として、あの素晴らしい猿渡慶太という人物をみなさまに見てほしいと思いました。松岡茉優 マチネのまえにーより引用松岡さんは、三浦さんの演技について「猿渡慶太(三浦さんの役名)は彼しかいない。本当に素晴らしいお芝居を見てほしい」と絶賛。その上で、松岡さんは視聴者に対し、こういった声かけもしました。ただ、もう1つ強く願っているのが、これ以上みなさまを悲しませたり、つらくさせたりするのは、避けたいです。ですので、私たちはこの物語を全力で作っていますが、もし受け取れないかもしれない、つらくて見られないかもしれないという方は、どうかご無理なさらないでください。私は1か月前から1つ変わらない思いがあります。この『おカネの切れ目が恋のはじまり』というドラマをみなさまに楽しんでもらいたいという気持ちです。大変な状況の中で、学校や会社がある中で、火曜日は「カネコイだ」と楽しみにしてもらいたいという気持ちが変わっていません。松岡茉優 マチネのまえにーより引用松岡さんは、三浦さんの訃報を受け止めきれず、つらい思いをしている人の心情を労わり、「無理はしないでほしい」と呼びかけました。ネット上では、松岡さんの呼びかけについて、さまざまな反響が寄せられています。・優しい気遣いをありがとうございます。まだ見られそうにないので、録画したいです。・主演としていろいろな気持ちがある中で、こんな風に周りのことを考えて発言するのはすごいと思う。・松岡さんのコメントに救われました。自分はまだ受け止められず、画像や動画を見るのがつらいので…。三浦さんの生前に撮影された映像作品の放送について、感謝の声が多く上がる中で、一部では「悲しくてまだ見ることができない」といった人もいるでしょう。自分の心と相談したうえで無理をせず、受け止められる心境になった時に作品と向き合い、三浦さんをしのぶのがよさそうです。[文・構成/grape編集部]
2020年08月04日城島茂(49)、国分太一(45)、松岡昌宏(43)は、退所の決断をした長瀬智也(41)とどのような話をしたのだろうか。3人は真摯に答えてくれた。松岡「まあ、数年前からそうした話は出てはいたんですけど、グループっていうのは節目節目にいろいろなことが起きるんですね。5人もいますんで。ただ、その中で、彼も40歳を超え、自分は自分なりにやりたい道、自分がどこまでやれるのかというチャレンジ、それをやっぱり彼自身の中で突き詰めていきたい、というのが、今年の頭です。そこで我々は止めることもなく。なぜなら年も年ですし、彼の性格も27年間知っていますから。わかった、もうそれは逆に頑張ってくれ、ということで。これはお互い、ポジティブにとらえましょう、ということでじゃあ、我々はこうします、ということで話し合いました」国分「けっして山口(達也)がきっかけで、こういうような考えになった訳ではないです。長瀬の考えというのは」松岡「多分5人でもあったであろう話だと思います」どれくらい、話し合いを重ねたのだろうか。国分「楽屋とかで番組やってますから、細かいことを入れてくるとどれくらいやりましたかね……?」松岡「相当、やりましたね」城島「基本、なかなか全員集まらない。集まるときはアルバムのレコーディングどうするとか。集まるときは何らかの話はしていました」国分「なかなか伝わりにくいと思いますが、節目節目にいろいろとあると。その都度、節目になると話し合って。そこに全速力でエネルギー100%注いでいくので。それが終わったらまたちょっと変な節目があったり。それを繰り返してここに至った感じで。新しい道に関しては僕らも送り出していきたい気持ちが強いので。決して喧嘩して別れたとか、そういうことでは全然ないし。これから半年間も、とにかく俺は長瀬と一緒に26年間走り続けた思い出とともに、ゴールテープは切りたいな、という気持ちなんで」長瀬は来春から、どんな活動をするのだろうか。松岡「これはですね、我々の口からなんともなんですけど、本人いわく、さきほども言っていたんですけども、ナニナニをするということではなく、その、今までジャニーズ事務所にいて、それといろんな番組に出て教わってきたこと、携わってきてこと、勉強になったことを彼なりの表現で伝えていきたいと。それがなんなのかはまだ今のところ彼の中では決まっていないそうです。そして、それが発表なのか、動いているんだ、ということがわかってもらえた時に。後出しじゃんけんじゃないんですけど、あー、長瀬、これがやりたかったんだ、ということがわかってもらえるはずだって長瀬は言ってました。演者になるわけでも、別のプロダクションに行くわけでもない。音楽、バンドに行くっていうわけでもない。ただ、今までやってきたものを、クリエーターとしてやっていきたいということは我々に教えてくれました」国分「言葉よりもたぶん、先に形であらわすんだと思います。それを見て、やりたいことはこういうことなんだ、ってわかってもらいたいって」今回の4人の決断について、元メンバー・山口達也さんにも報告をしたのだろうか。松岡「昨日も僕、30分しゃべってます。本人もすごく、応援したいって言ってますし、彼は彼なりにこれから頑張っていく、と言ってましたし、今何を頑張ればいいのか、というのは具体的にたぶん彼自身が決めていくことだと思うんですけど、とても元気にしてます」国分「5人で始まっているので、僕らの心の中では今は4人で活動していますけど、その5人の絆っていうのは形が変わっても変わっていないので。こういう大きなことがあれば(山口に)報告はします」松岡「節目節目にね」今後、株式会社TOKIOに山口さんが何らかの形で関わることは?城島「今の時点では僕たちのなかでその考えはなくて、来年に向けて、3人でまずどうするか、それが大事です。それまでは(長瀬と)4人で突っ走っていこうと。会社に関しては3人でやっていこう」松岡「彼も新しいカテゴリーで頑張っていくでしょうし、長瀬も新しいカテゴリーで、我々も違う形で頑張っていく形がリアル(現実)ですね」それぞれ違う道を歩むことになっても「5人の絆」は今も、デビュー当時と変わることはない――。
2020年07月23日坂本龍一をはじめとするアーティストたちがエイベックスグループと設立したプロジェクト“commmons”は、外出自粛期間の長期化を受け、3月27日(金)から4週連続で公開していた坂本龍一の過去のライブ映像に加えて、新たに坂本龍一のオーケストラ公演やYMOの貴重なライブ映像を追加で公開する。公開期間はいずれも公開から4週間、YouTubeの「commmonsチャンネル」からプレミア公開。坂本龍一は「外出自粛が長期になりそうですよね。緊張をほぐして音楽でも聴いてください。STAY HOME STAY SAFE!」とコメントしている。公開されるライブ映像『Ryuichi Sakamoto | Playing the Orchestra 2014』Photo by zakkubalan ©2017 Kab Inc.配信期間 : 4月24日 (金) 21時~5月22日 (金)配信URL()坂本龍一とオーケストラとの共演。教授の指揮とピアノ、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏により数々の名曲が蘇る。2013年、日本国内で16年ぶりにフルオーケストラとの共演で話題を呼んだ「Playing the Orchestra」。その音楽性豊かな企画が2014年も実現。2014年4月に行われた東京公演を待望の作品化。自身の代表曲、YMOの楽曲、映画音楽、多彩な楽曲が演奏されるプレミアムな公演。世界を魅了した坂本サウンドがフルオーケスレーションで蘇る。『POSTYMO ~Yellow Magic Orchestra Live in London 2008 +~』配信期間 : 5月1日 (金) 21時~5月29日 (金)配信URL()坂本龍一+高橋幸宏+細野晴臣による“Yellow Magic Orchestra”名義にて2008年6月15日に行われたMassive Attackキュレーターによる「MELTDOWN FESTIVAL」に出演した際の、ロンドン・ロイヤルフェスティバルホールでのライヴ盤DVD。実に28年振りのロンドン公演。Yellow Magic Orchestra時代の名曲やHASYMOとしての新曲を満載。高田漣、権藤知彦、坂本龍一との共作『cendre』でも知られるChristian Fenneszという3名によるサポートを得て6人編成で行われた、生バンドとしての強烈なグルーヴ感を体感できる作品。commmonsについて坂本龍一をはじめとするアーティストたちが音楽の新たな可能性を模索すべく、エイベックスグループとともに設立したプロジェクト。「think global, act local」を合い言葉に、エコロジカルな視点を持ち、社会・文化貢献を目指す新しい音楽コミュニティーとして、アーティスト/クリエイター、音楽産業、ユーザー/リスナーのよりよい関係を作るための「共有地<commons>」となることを目的としています。共有地<commons>の中心に音楽<music>が存在し続けることを願って、3つの「m」の「commmons」と名付けられた。YouTube「commmons チャンネル」()commmonsオフィシャルサイト()commmons公式Twitter()commmons公式Facebook()commmons公式Instagram()
2020年04月17日「博多華丸・大吉」とNHKアナウンサー・近江友里恵が司会を担当するNHKの朝の情報番組「あさイチ」。その4月3日放送回に女優の松岡茉優がゲスト出演。松岡さんの“モー娘。愛”や“本好き”など「オタクぶり」に多くの視聴者から共感の声が届いている。番組では「おはスタ」で共演した山寺宏一がVTR出演。番組のスタッフ会議で松岡さんと初対面したという山寺さんは「おっさんばっかり」の会議室に入ってきて、自己紹介がてらショートコントをやった松岡さんを「コメディセンスがすごかった」と振り返り、番組では「なんでも対応できる」松岡さんを頼りにしていたと語った。また大のモーニング娘。ファンとして知られる松岡さん。モー娘。のコンサートを見に行った山寺さんが松岡さんと一緒になった際、コンサート終了後、メンバーに挨拶に行って元メンバーの鞘師里保を見かけた松岡さんが、「近づけない!」と普通のファンのように振る舞っていたことを明かすと、松岡さんはその時、大ファンの鞘師さんを前に「号泣」、山寺さんだけでなくモーニング娘。メンバーもひかせていたことを告白。モーニング娘。への思いを「ファンっていうか恋」と語る松岡さんの姿に「めっっっちゃわかるぅうっっ!!!!!ってなった」「松岡さん、完全に行動が完全にオタクで面白い」「モー娘。愛を語る松岡茉優ちゃんにあーわかるなぁと同じ匂いを感じる」「本当に好きなものについて語る人を見るとこっちも幸せな気持ちになる」といった共感の声が寄せられる。また松岡さんの映画最新作『劇場』でも共演している女優の伊藤沙莉もVTRで登場。伊藤さんによれば松岡さんは“俳優以外だと本のソムリエに向いてる”そうで、常に今の自分に適格な本を勧めてくるという。いまでは「茉優からもらった本で本棚ができるぐらい」読書をするようになったとか。番組では母の影響で読書好きになったという松岡さんオススメの3冊を紹介。そのなかの1冊、「こっちむいて!みい子」というマンガを紹介した際には、サプライズで原作者・おのえりこ氏直筆の色紙がプレゼントされる場面も。その後もおすすめの書籍について解説する松岡さんの姿を見ていた視聴者からは「松岡茉優ちゃん、本の番組をやってほしい…!」「きみは本についての番組をやるべきだ…!」などの感想も続々。「茉優ちゃんの対応力の高さよ。次々提案する」「これがおはガールの底力」など、演技のみならずトーク力にも絶賛の声が集まっている。(笠緒)
2020年04月03日4月の深夜に放送されるミニドラマ「きょうの猫村さん」の主題歌が決定。主演・松重豊が歌を担当、坂本龍一が書き下ろすことが分かった。同時に1分トレーラー(主題歌 Ver.)も公開された。本作はほしよりこの同名漫画を、松重さんが主人公の猫の家政婦・猫村ねこ役を務め実写化。ほかにも、濱田岳、石田ひかり、市川実日子、染谷将太、安藤サクラら豪華キャストが出演し、深夜に2分30秒のミニドラマとして放送する。そんな本作の主題歌は、日本を代表する音楽家・坂本さんが書き下ろし、タブラ奏者のユザーンが作詞を担当する「猫村さんのうた」に決定。その主題歌で猫役に続き、歌にも初挑戦する松重さんは「坂本龍一さんの偉大なディスコグラフィの、小さなバグのひとつとして僕の名前が残る奇跡に感謝します」とコメント。坂本さんは「『これはやらねば』と思いました。もちろん、原作が『きょうの猫村さん』だということも大きいですが、松重豊さんが演じると聞いて、この奇抜な企画は、参加するみなが真剣に悪ノリをすることに意義があるんだと思いました」とオファーをふり返り、「僕は歌の曲を作るのは苦手なんですが、今回は自分で下手なりに歌いながら、試行錯誤して作りました。覚えやすく、ドラマを見た人も口ずさめるようにと意識しましたが、でも単にホンワカしたものではなく、ひねりもほしい。歌の途中で、Queenのように唐突な転調をして、すぐに何事もなかったのようにパッと戻る。どこか唐突に変なことをしてしまう猫村さんのようじゃないかな」と今回の作曲について明かしている。なお、音楽は坂本さんと、日本アカデミー賞・優秀音楽賞を受賞した篠田大介が担当する。そして今回、初公開となる場面写真が到着。村田家政婦紹介所のメンバー、池田エライザ扮する尾仁子の部屋での一コマ、そして、ネコムライスのビジュアルが公開された。ミニドラマ「きょうの猫村さん」は4月8日より毎週水曜日深夜0時52分~テレビ東京系にて放送(全24回)。主題歌「猫村さんのうた」は4月8日(水)深夜0時~各音楽ストリーミングサービスおよびダウンロードサイトで配信開始。(cinemacafe.net)
2020年03月30日俳優の松岡広大が29日、東京・渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAでカレンダー『松岡広大 2020年カレンダー』(発売中 3,000円税込 販売元:アスマート)の発売記念イベントを行った。2019年は舞台『Boss&Police~ガケデカ後藤誠一郎~』の出演を皮切りに、舞台『恐るべき子供たち』、そしてライブスペクタクル『「NARUTO-ナルト-」~暁の調べ~』の再演で前作に引き続いて主演のうずまきナルト役を演じるなど、舞台や映画などで活躍した松岡広大。そんな彼がカレンダーを発売し、ロケ地となったアメリカ・ニューヨークで貴重な私服やノーメイク姿となって撮影した意欲作となっている。カレンダーについて松岡は「今回のコンセプトは素の自分をお見せすることでした。1枚1枚自分の個性がにじみ出ていると思います」と説明し、「固くならず、笑いたかったら笑えば良いし、キリッとした表情がしたかったらすれば良いという感じで、気張らず肩の力を入れないところがこだわったところですね」と自然体で撮影に臨んだという。撮影地のニューヨークは、20歳の時に訪れ、「22歳になってどう感じるのか、自分の新しいエンタテインメントの感覚を培えればと思ってニューヨークにしました。ニューヨークの街は何を撮ってもアートになります。地下鉄で撮ったカットがあるんですけど、運転手さんがピースをしてくれました」と振り返った。また、今年1年を振り返り「今年は映画や舞台もありましたし、中国に行かせてもらったりと止まることがありませんでした。継続的にやっていたので、駆け抜けた年だなと思います。仕事をしている時間が充実していて、たくさんの人にも恵まれて良い環境でやらせていただきました。自分としても一皮むけた年だと感じています」と充実した表情で、「破竹の勢いの横浜流星さんとお仕事できて感化されましたね」と映画『いなくなれ、群青』で共演した横浜に刺激を受けたという。2020年は2月から舞台『ねじまき鳥クロニクル』をはじめ、5月にはブロードウエイミュージカル『NEWSIES』も控えており、「自分がやりたいと思っていたブロードウエイの作品をできるのは非常にうれしいですね。ニューヨークで得た感覚を日本の方にも伝えたいし、そういう舞台にしたいです。今年走った分、来年は地に足をつけて挑戦できればと思います」と意欲を見せていた。
2019年12月29日ヴァイオリンの川久保賜紀、チェロの遠藤真理、ピアノの三浦友理枝という、素敵な3人のソリストによるトリオが結成10周年を迎える。プログラムには坂本龍一とショスタコーヴィチが並ぶ理由として、「坂本龍一こそが、ショスタコーヴィチ以来、最も重要なピアノ・トリオの作曲家だから」という彼女たちの言葉が新鮮だ。時代もスタイルも異なる日本とロシアの作曲家2人の作品を続けて聴くことによって見えてくるものとはいったいなんだろう。その答えがクリスマスに紀尾井ホールで開催される「10周年記念コンサート」の中にある。結成から10年を経て、深化に進化を重ねた3人組は、見ても聴いても楽しいこと請け合い。さらにはコンサートに合わせて制作されたアルバムも要チェック!●公演概要12月25日(水)紀尾井ホール<曲目>坂本龍一:ラストエンペラー、レイン、美貌の青空、シェルタリング・スカイ、M.A.Y. in The Backyard、メリークリスマス・ミスター・ローレンスショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番 ハ短調 Op.8、ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 Op.67●CD情報『ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番、第2番』2019年12月18日発売AVCL-84101定価:¥3,000(本体価格)+税『ピアノ三重奏 坂本龍一曲集』2019年12月18日発売AVCL-84102定価:¥2,000(本体価格)+税●川久保賜紀(ヴァイオリン)2001年サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクール優勝、2002年チャイコフスキー国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門最高位受賞以来、主要な北米オーケストラと共演し、豊富なステージ経験を積む。日本では1997年、チョン・ミョンフン指揮アジア・フィルのソリストとしてデビュー。以後、国内外の様々なオーケストラと共演を重ね、高度な技術と作品の品位を尊ぶ深い音楽性に高い評価を得ている。近年は自ら企画するコンサートを行うなど、コンサート・プロデューサーとしての才能も発揮。2018年より桐朋学園大学院大学(富山校)教授に就任。●遠藤真理(チェロ)第72回日本音楽コンクール第1位、2006年「プラハの春」国際コンクール第3位(1位なし)、2008年エンリコ・マイナルディ国際コンクール第2位。ジャン=ピエール・ヴァレーズ、山田和樹など国際的に活躍する指揮者やウィーン室内管、プラハ響と共演するなど国内外で高い評価を得ている。ソリストとしてだけでなく読売日響のソロ・チェロ奏者も務める。NHK大河ドラマ「龍馬伝」の龍馬伝紀行Ⅲの演奏、NHK-FM「きらクラ!」(毎週日曜日/全国放送)ではパーソナリティを務めるなど幅広く活躍している。●三浦友理枝(ピアノ)東京生まれ。2005年、英国王立音楽院大学課程を首席で卒業。2007年、同音楽院・修士課程を首席で修了。2001年「第47回マリア・カナルス国際音楽コンクール」ピアノ部門第1位、および金メダル、最年少ファイナリスト賞、カルロス・セブロ特別メダル賞受賞。2006年「第15回リーズ国際ピアノ・コンクール」特別賞受賞。2005年、エイベックス・クラシックスよりCDデビュー。2018年、6枚目のソロアルバム「ショパン:バラード&スケルツォ」をリリース、「レコード芸術」特選盤に選ばれる。2016年、第26回新日鉄住金音楽賞〈フレッシュアーティスト賞〉を受賞。
2019年12月20日女優の松岡茉優が20日、東京・渋谷の文化村通りで行われたファッションイベント「SHIBUYA RUNWAY」に出席した。ファッションを通じて 自分スタイルを具現できる街、渋谷の魅力を伝える共同キャンペーン「第12回 渋谷ファッションウイーク」。そのメインイベントでもある同イベントに、公開中の映画『蜜蜂と遠雷』で主演を務めた女優の松岡茉優がアンバサダーとして登場し、普段は車が通る文化村通りで路上ファッションショーを行った。映画『蜜蜂と遠雷』の撮影に協力したスタンドアップオーケストラの生演奏をバックに、華麗にランウェイを闊歩した松岡は「東京出身なので、渋谷という街は学生時代からの遊び場ですね。映画や舞台を見たりするなど文化的な時間を過ごさせてもらっています。そんな街にズドンとレッドカーペットを敷いて、そこを舞台にしてしまうという潔さに感動しました」と感想を。その松岡が歩いた文化村通りは、普段は車が通るストリートだが、「この景色自体が初めてです。ここは普段車が走っていて歩けませんから、この景色自体がかなりレアだと思います」と笑顔を見せた。ファッションショーで着用した自身のファションについては「今回は素材をたくさん使ったジャケットにパンツの上にシュールスカートを重ねています。渋谷らしいものを自分なりに考えて自由な感じて、自分の好きな服を自分の好きなタイミンで着るという、渋谷の自由っぽさを表現しました」と解説した。また、今後チャレンジしてみたいことについて「こういうファッションイベントに出させていただく機会はあまりなくて、今日初めて『渋谷ファッションウイーク』にお邪魔しました。皆さまが沿道で思い思いの服を着て応援してくださったこともうれしかったですし、ランウェイを歩いているモデルさんも自分のスタイルを持っていらっしゃる方が多くて、ファッションというものに自分も楽しんで進んでいけたらなと思いました」と答えていた。
2019年10月21日松岡茉優の勢いが留まるところを知らない。2017年公開の初主演映画『勝手にふるえてろ』、そして昨年の是枝裕和監督によるカンヌのパルムドール受賞作『万引き家族』で、それぞれ第42回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、優秀助演女優賞を獲得するなど高い評価を得た。とはいえ、まだまだ世間は松岡茉優という女優を過小評価しているのではないか――?そう思わせるほど、まもなく公開の主演映画『蜜蜂と遠雷』では、これまで見たことのない表情を見せ、“圧倒的”という言葉がぴったりの凄まじいまでの存在感を発揮している。傑作を2時間の枠におさめる難しさ史上初となる直木賞と本屋大賞のW受賞を果たした恩田陸のベストセラー小説を映画化した本作。4人の才能あふれる天才ピアニストを軸に、ある国際ピアノコンクールの始まりから終わりまでが描かれる。松岡さんが演じたのは、かつては天才少女と呼ばれ、将来を嘱望されるも、母の死が原因でピアノを離れ今回、7年ぶりに表舞台へと復帰した亜夜。全体を通じて、セリフは決して多くはなく、心情や私生活、復帰に至った経緯や背景などもハッキリとした言葉で説明されることもない。ピアノに向き合う姿勢やちょっとした表情でその内面が浮き彫りになっていくという難しい役柄だが、松岡さんは役作りについて、こともなげに「原作に全て答えがありました」と語る。「恩田先生の小説の中に亜夜が生きて存在していて、そういう意味で問題はなかったです。ただ、500ページ2段組の小説を2時間の映画にするという部分に関してはプレッシャーや難しさは感じました。どうしても原作から連れてくることができなかった登場人物、抜き出すことができなかった描写もあります。亜夜の気持ちをどう理解するか?という部分以上に、『ここは(原作にある描写が)映画にはないから、どうしたらいいか?』と足し算や引き算を考える部分は多かったですね」。“心に傷を負った元・天才少女”。そんな安易な言葉で集約されるような、薄っぺらい役にはしたくなかった。「石川(慶)監督に言われたのは『腫れ物に触るような人にはしないでほしい。周りが気を遣うような人じゃないと思う』ということで、私も同じ意見でした。7年前、なぜ彼女はピアノから逃げたのか?なぜそこから表舞台に戻ってこられなかったのか?そこにあるのは決して自分勝手な理由でもないし、彼女は決して“かわいそうな人”でもない。そのために彼女の強さと気高さ、才能をきちんと見せないといけないと思っていました」。自分とは違う周りの評価「すごく力をもらいました」間違いなく松岡さんに対して、大きな称賛の声が贈られることになるであろう本作だが、松岡さん自身は、最初に完成した映画を観たとき「自分ができると思っていた期待値をあまりに大きく下回っていて、『こんなにできないか…』と落ち込んだ」という。しかし、このリアクション自体は、本人にとっても周囲にとっても決して珍しいことではないようで「最初に完成した作品を観る初号試写は、いつも人生で一番落ち込む瞬間」であり「毎回、『やめよう』『やめちまえ!』って思います」とのこと。いつもと違ったのは一緒に映画を観たスタッフや共演者の反応、そして思わぬところから届いたある“言葉”だった。「観終わったら、石川監督やプロデューサー、スタッフのみなさんがすごく褒めてくださったんです。嬉しかったのは、試写室を出て、私自身は罪人みたいな気持ちで階段を下りて行ったんですが、その先で(共演の)斉藤由貴さん、臼田あさ美さん、片桐はいりさんが並んで待っていてくださって『本当によかったよ』とおっしゃってくださったんです。その言葉にすごく力をもらいました」。「とはいえ、自分の中では悶々とした気持ちを抱えて、その後の日々を過ごしていたんですが、ある日、予告編の映像が届いたんです。それを午前中の11時ごろに自宅のベッドの中で見たんですけど、途中で恩田先生の『映画化は無謀、そう思っていました。「参りました」を通り越して「やってくれました!」の一言です。』という言葉が目に入ってきて…、布団の中で泣いてしまいました」。いまの自分は才能が集結した世代のおかげ「同じ時期に集ってしまった天才たちの苦悩と葛藤の物語」――。松岡さんはこの物語をそんな言葉で捉えている。「同時代に生まれた天才たちがひとつのコンクールでぶつかってしまう。それは悲劇でもあり、大衆にとっては奇跡のようなことかもしれない。出会わなければ、それぞれが天才として生きていけたかもしれないと思いがちだけど、ただ、このコンクールでぶつかったことで、実は彼らは才能を伸ばしていくことができたんじゃないかと思うんです」。「亜夜もそうですが『ここまでかな…』と自分で思っていた天井を別の天才がぶち破ってくれて『まだ先があったのか!』と思わせられる。葛藤もあるけど、天才たちが出会ったことによる化学反応も確実にある」。「このあいだ、テレビで世界柔道を見ていたんですが、同じ階級に才能あふれる選手が何人もいるのに、オリンピックで代表になれるのは一人なんですよね。少し前のフィギュアスケートの浅田真央さんとキム・ヨナさんもそうですけど、なぜか天才たちって同じ時期に集ってしまうもので、でもそのことによって爆発的に成長していくものなんですね」。そういう意味では、松岡さんが生きる俳優の世界もまた、時に同じ世代の俳優とひとつの役を争い、時に同じ作品の中で切磋琢磨していく仕事である。松岡さんにとって、同世代の存在とは?「私たちの年は、ありがたいことに『充実している』と言っていただけることも多いですし、前後1~2年の同世代も入れたら、すごい人たちがそろっていると思います。もし、そういう存在が周りにいなかったら、いま私がこうしてこの作品で主演をすることもなかったと思うし、この原作の映像化自体、されなかったんじゃないかなと思いますね。いま、私がコンスタントに仕事をいただけているのは、同世代の層が厚かったからにほかならないです」。同世代のライバルがいない方が、自分に役が巡ってくる確率が上がってラッキーだとは思わないのだろうか?「10代の頃は、オーディションを受けては落ちての繰り返しで、もう思い出したくないくらいの嫉妬の塊だったし、自分と周りを比べることしかしていなくて、心が腐ってましたよ(苦笑)」と明かしつつ、こう続ける。「でも、そもそも、同世代の層が薄かったら、作品に恵まれなかったでしょうね。等身大の役ではなく、少し年上、もしくは年下の役を演じなくてはいけないことが多くて、苦しんだと思います。もちろん、周りがいい仕事をしていたら悔しいですよ。最近だと、親友の伊藤沙莉が『全裸監督』(NETFLIX)に出ていて、本当にいい役を演じていて、うらやましかったです」。「でも、それがあるから、私も同じように伊藤に『悔しい』って思わせるような演技をしたいなって思います。ライバルという言葉は色が着いていて、嫌なイメージもあるかもしれないけど、私にとってはありがたいものであり『これからも生き残りをかけて戦いましょうね(笑)』という存在です」。堂々と“素”の自分をさらす「イメージなんて問題ない」そんな中で、女優・松岡茉優がこれだけ多くの作品で求められるのはなぜか?彼女の武器は何なのか?“演技力の高さ”と言ってしまえば簡単だが、どんなタイプの役であっても、過去の作品のイメージを引きずることなく自然に演じ分けてしまうところではないか?本作や『ちはやふる』シリーズで演じたような天才タイプから、『勝手にふるえてろ』で演じたような初恋をこじらせた暴走気味の女子まで、ひとつのイメージに固定されることなく役柄ごとに見事に演じきる。「私はバラエティ番組の『おはスタ』への出演がほぼデビューだったんですが、それもあってかいまでも、バラエティ番組に出るのはすごく好きなんです。でもある時期、周りから『あんまりバラエティに出過ぎない方がいいよ』と言われたことがあって」。「それは女優の仕事で使うのとは違う筋肉を使わなくてはいけないので、心身の健康を心配してでもあったと思うんですが、一方で『バラエティに出過ぎてイメージが付いちゃうと、役に影響するよ』という指摘もありました。でも、その意見はちょっと受け入れられなくて、女優の仕事で、その役として超越した存在でいられれば、イメージなんて問題ないはずでしょと。そこは私の責任なのでチャレンジさせてほしい――すごくカッコつけた言い方ですが、切り拓いていきたいと思ったんです」。バラエティやトーク番組で“素”の自分をさらすことで、逆に作品ごとの役柄に対する責任を背負い込む。その覚悟が彼女を支えている。「パターンを背負う必要もないし、“誰か”っぽくなりたいわけでもないから『○○っぽいと思われるからやめた方がいいかも』なんて考える必要もない。心配してくださった方たちに納得していただいて、『全然大丈夫だね』と思ってもらいたいという思いは根底にあるかもしれませんね。『真面目だね』と『ストイックだね』なんて言われることもあるんですけど、全然そんなもんじゃなくて、そもそも怠け癖があるから、そうやって自分を律してないといけないんです(笑)」。女優としてやりたいことは「心が腐りかけてた10代の頃も含めて(笑)、変わってない」とも。「生きづらさを感じてる人が明日、生きるのがちょっと楽になる――そんな作品を届けたい。忙しさに追われて、目の前のことばかりに躍起になって空回りしていた時期もあったけど、いまは少し落ち着いて、女優として健康的に物事が進んでるなと感じています。自分のペースで変わらずにやっていけたらと思います」。(text:Naoki Kurozu/photo:You Ishii)■関連作品:蜜蜂と遠雷 2019年10月4日より全国にて公開(C)2019 映画「蜜蜂と遠雷」製作委員会
2019年10月03日恩田陸の新たな代表作を松岡茉優が主演をつとめ、松坂桃李、森崎ウィン、そして新星・鈴鹿央士の共演で描く映画『蜜蜂と遠雷』。この度、松岡さんと鈴鹿さんが月光の下でまるで会話を交わすかのように奏でる連弾シーンが解禁された。この度解禁となったのは、ピアノ連弾シーンの本編映像。松岡さん演じる“元神童”・栄伝亜夜と、鈴鹿さん演じる“ピアノの神”が遺した異端児・風間塵がピアノ工場で、月明かりが差し込む中、2人きりでピアノの連弾を楽しむシーン。塵がドビュッシーの「月の光」を弾きはじめると、促されるように亜夜も楽しげに音を重ねてくる。そのまま、H・アーレンの「IT’S ONLY A PAPER MOON」で盛り上がりを見せた後は、弾き始めとは反対に亜夜のリードで、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第14番「月光」とタイトルに「月」が出てくる楽曲を使用し、“ムーンメドレー”を締めくくる。セリフがなく、ピアノの音色と楽しげな2人の表情だけの演技は、まるでピアノで会話を交わしているかのようで亜夜と塵の感情が伝わってくるシーンだ。原作者の恩田陸はこのシーンを「劇中のお気に入りのシーンの1つ」と挙げ、映像・音楽の美しさを絶賛しており、松岡さんも「亜夜が音楽の楽しさを思い出す、重要なシーンで撮影も印象深かった」と語るなど、劇中でも重要なシーンとなっている。劇中では亜夜と塵だけでなく、亜夜とマサル(森崎さん)の連弾シーン、各キャストごとのキャラクターに寄り添った楽曲が聴きどころ。劇中の演奏曲には、ショパン、バッハ、ブラームス、モーツァルト、プロコフィエフなど一度は耳にしたことのある作曲家の代表曲を、日本最高峰のピアニスト(河村尚子、福間洸太朗、金子三勇士、藤田真央)が、それぞれのキャラクターに沿った演奏で作り上げている。『蜜蜂と遠雷』は10月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:蜜蜂と遠雷 2019年10月4日より全国にて公開(C)2019 映画「蜜蜂と遠雷」製作委員会
2019年09月03日