ヒップホップユニット・Creepy NutsのDJ松永さん。最近はソロでバラエティ番組に出演すること多数。その憎めない、というより愛すべきキャラの魅力を深掘り!「え、俺っすか」みたいな気持ちで毎回新鮮にビックリしています。Creepy Nutsが初めてananに登場したのは‘19年夏。セックス特集号の音楽コーナーだったが、その後DJ松永さんは、世界一のDJを決める大会でチャンピオンとなるなど、あれよあれよと大注目の存在に。最近は、バラエティ番組での活躍が目覚ましい。いい意味で空気を読まない瞬発力あるトークが持ち味だけれど、言葉の端々ににじみ出るひたむきさと人柄の良さ。売れっ子の自覚のないプライベートの話など、じっくりと。――この頃ますますご活躍ですね。年末年始の特番にもたくさん出演されていました。DJ松永:本当にありがたいことですよね。『CD(カウントダウン)TV』で年越しの瞬間を任されたのは、だいぶビックリしましたけど。俺らでいいの?攻めすぎでしょって。あと『さんタク』もビックリしました。共演がさんまさんとジャニーズと俺らって。ああいうところに出るなんて、思ってもみなかったですからね。ヒップホップの活動の延長線上には、本来ないじゃないですか。不思議な気持ちでした。――anan的には、昨年末に放送された『「任意同行」願えますか?』のドッキリ企画が気になりましたが…。テレビや雑誌の事前アンケートと偽って用意されていた3媒体のうち、ananだけやたらと未回答が多かったという。DJ松永:あははははは!いやあれ、おかしいと思ったんですよ。雑誌のアンケートって聞いたことがなかったから。ananは何回か出させてもらっていますけど、事前アンケートとかしたことないし、変だなって思ったんです。――そうだったんですね。現在松永さんの衣装を担当されているスタイリストさんとの出会いもananの撮影だったと思いますし、勝手ながらご縁を感じていたので。DJ松永:そうですよね。あの撮影(昨年夏頃)以前は白いTシャツしか着ないっていう謎の決意を決め込んでいたんですけど、白いTシャツは全部捨てました(笑)。今はすべての格好が、ananの延長線上になっています。――(笑)。最近は一人でテレビに出られることも多いですが、松永さんが求められている理由は何だと思いますか?DJ松永:全然わからないですね。自己分析みたいなのが基本的にあんまり得意じゃないんです。毎回、「え、俺っすか」みたいな気持ちですし、毎回新鮮にビックリしています。――でも、お声掛けいただいたら、積極的に出たい?DJ松永:そうですね。必要としていただけるなら。なかなか願っても出られるようなところではないじゃないですか。一人の限られた人生の中で、こういう機会ってそうないので、トライしてみようかなっていう気持ちです。実際に自分に返ってくるものもたくさんありますし、人生経験にもなる。そもそもヒップホップって音楽に興味のある人にしかリーチできないですけど、テレビだとまったく無関係の人に知ってもらえるから、そういう機会は本当にありがたいですね。――時に失礼にもなりかねない素直な発言が的を射ていておもしろいのですが、“良く見られたい”みたいなことは考えないですか?DJ松永:いーや、それを意識できるほど器用じゃないです。ただ、気にはしているんですよね。「嫌われること言っちゃったかな」とかあとから気にして、わーっと落ち込んだりするんですけど、その都度考えて行動できないので。脊髄反射でしゃべるから。ゆっくり考えて言葉を精査して、配慮しながら角を立てずに…っていうしゃべりが、基本的に苦手なんです。だから、制作側から「こういうスタンスでお願いします」って言われてもマジで無理。できませんって説明します。それぐらい苦手で。興味のない話題の時とか、めちゃめちゃ天井見ています。――以前ラジオで、テレビに出るのは本業じゃないから、出るたびに落ち込むと話していましたが、それは緩和されてきましたか?DJ松永:ちょっとずつ慣れてきましたね。最初は自分に期待しすぎて、うまくできなかった事実を深く考え込んでしまうこともあったけど、やればやるほど結局ミュージシャンなんだなって思うようになったので。ずっと音楽をやりたくて、がんばってきて、音楽で一定の成果が出たからスポットライトがあたるようになって。それで離れた世界の人たちが、おもしろそうだなって拾い上げてくれたんだと思うんです。それに実際にバラエティの現場にお邪魔させていただくと、その現場にいるタレントさんや芸人さんは、その世界で一から積み上げて、切磋琢磨してそこに立っている人たちだから、そもそも太刀打ちしようと思うのがおこがましいわけで。去年の秋ぐらいからかな。そう徐々に切り替え始めたら、収録中に天井を見ることに負い目を感じなくなりました(笑)。――今や売れっ子と認めざるを得ない状況だと思いますが。DJ松永:全然なんですけど。――何か環境は変わりましたか?モテるようになったとか。DJ松永:どうなんですかね。人間関係増えていないですし。テレビの仕事も、カメラが回っていないところで親交を深めるとか基本的にないから。LINE交換してください、みたいなことも全然ないっすね。――以前「好きになった人の全部を好きになる」と言っていたのを聞いたことがありますが、ではどんな人を好きになるのでしょう。DJ松永:俺、好きなタイプって聞かれた時に、ポンと出せる答えがなくていつも困っているんです。自分の経験が豊富なわけじゃないから、こういう人が好きとか苦手とか、蓄積されていないんです。うーん…。かわいらしい人もいいなって思うし、大人っぽい人にもその良さがあるし…。選べないよって。――困らせてしまってすみません。DJ松永:恋愛に関しては、マジ小学生なんですよ。そこから成長していなくて。でもほんとに、好きなタイプって聞かれた時に、答えられるようにしたほうがいいですね。ミニアルバム『かつて天才だった俺たちへ』が発売中。表題曲のMVは1100万回再生以上。毎週火曜深夜に放送されている『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)も人気。バラエティ番組では『イグナッツ!!』(テレビ朝日系)にレギュラー出演中。ゲスト出演も多数なので、HPをチェック。ディージェイまつなが1990年8月23日生まれ、新潟県出身。中学2年生の時にヒップホップと出合う。2013年、ラッパーのR-指定さんとCreepy Nutsの活動を開始。‘17年、メジャーデビュー。おもな楽曲は「よふかしのうた」「かつて天才だった俺たちへ」など。‘19年、「DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS 2019」で優勝。世界一のDJとなる。ジャケット¥45,000パンツ¥29,000(共にタクタク/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)シャツ¥10,000(スリック/ブライト TEL:03・5843・0411)シューズ¥23,000(トス/HEMT PR TEL:03・6721・0882)ソックスはスタイリスト私物※『anan』2021年2月24日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・藤井陽子インタビュー、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2021年02月20日2021年1月26日、演歌歌手の松永ひとみさんが亡くなったことが明らかになりました。53歳でした。松永さんは『おんな笠』や『ねぶた風恋歌』などで知られ、美しい歌声で人気を博していました。サンケイスポーツによると、浴室で転倒したことが原因とみられています。関係者によると、松永さんは独身で1人暮らし。連絡が取れないのを心配した親族が今月21日、マンションの管理人と警察の立ち合いのもと、チェーンロックのかかっている玄関から室内に入り、浴室で倒れているところを発見された。検視の結果、頭部に裂傷をともなう脳挫傷の後があり、転倒した際に頭部を強く打って出血多量などで亡くなったとみられる。死亡推定時刻は19日午後2時から午後3時頃。前日18日に所属レコード会社の社員が電話で2月上旬に予定する仕事の打ち合わせをしたときは、元気な様子だったという。サンケイスポーツーより引用ネットからは、松永さんの旅立ちを惜しむ声が上がっています。・53歳って…早すぎます。足が滑ったのか、体調が悪かったのか。残念でなりません。・一人暮らしだと、浴室での転倒は怖いです。ご冥福をお祈りします。・突然のことで驚きました。同じ青森出身の者として応援していました。残念です。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2021年01月26日お笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉が、自身の公式YouTubeチャンネル「児嶋だよ!」で昨年12月31日に公開した動画で、相方の渡部建が昨年12月3日に開いた会見について言及した。「壮絶だった児嶋の2020年を振り返るよッ」と題して公開された動画で、児嶋は、昨年6月、雑誌の撮影終了後にマネージャーから渡部の不倫報道について聞かされたと述懐。「撮影終わりに、マネージャーから『渡部さんの記事が出ます』って聞いて」と振り返った。また、YouTubeのスタッフから「児嶋さんは会見見たんですか」と聞かれると、「見た、見た。全部見た」と答えた児嶋。そして、「どこまで言って良いかわからないけど、なんか回りくどいなと思った。もっとパキッと端的に謝れよって思った。もちろん反省はしてるんだろうけど、言えないこともいろいろあるからしょうがないけど、長かったよね(笑)。みんな言ってることだけど、『これこれこうで、すみませんでした』と、ストレートな言い方をして欲しかったなというのはありましたね」と感想を述べていた。
2021年01月06日2021年1月4日、お笑いコンビ『アンジャッシュ』の児嶋一哉さんが自身のYouTubeチャンネルを更新。投稿後、1日経たずに20万回以上再生された動画が「すごすぎる」と反響を呼んでいます。児嶋一哉「俺だって分からない…」これまで、『地雷系メイク』や『中国風美女メイク』などの、女性向けのメイク動画に挑戦してきた児嶋さん。今回は、韓国の男性ヒップホップグループ『BTS(防弾少年団)』のような、K-POPメンズメイクに初挑戦しました。冒頭では、「本当にイケメンになれるのか」と不安をもらしつつも、アドバイスを受けながら化粧を施した姿がこちら!明るい肌色や特徴的なアイメイクは、まるで韓国の男性アイドルのよう。ヘアアレンジやアイテムも駆使し、印象が大きく変わっていますね。ネット上では、普段の顔立ちとのギャップにこのようなコメントが寄せられました。・かっこよすぎます…!自分でメイクをしているのに、この完成度はすごすぎる。・一瞬誰だか分かりませんでした!これで48歳とは思えない…。・イケメンすぎる。このメイク、参考にさせていただきます!驚きの仕上がりに、児嶋さんは「これで町を歩いていても、俺だと分からないかも」とコメント。メイクをした児嶋さんへ韓国アイドルだと思って声をかけ、「児嶋だよッ!」とツッコミがとんでくる光景が目に浮かびますね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月05日2020年11月25日、お笑いコンビ『アンジャッシュ』の児嶋一哉さんは自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿。不倫騒動を起こした相方・渡部健さんの復帰の仕方について、お笑いタレントの陣内智則さんにアドバイスを求めました。陣内智則「芸能界の底を見た」陣内さんはかつて、藤原紀香さんと離婚後に、婚姻関係中の浮気を報じられたことがあります。児嶋さんはそんな陣内さんに「大物女優と結婚したらみんな浮気するの?」と直球質問。渡部さんが再び芸能界で仕事をしていくためにどうすればいいのか聞きました。当時、週刊誌に離婚を報じられた後、浮気報道も出てしまった陣内さん。レギュラー番組が終了し、CMの話もなくなるなど、一気に仕事が減り「芸能界の底を見た」といいます。離婚の記者会見では「すべて自分の責任」だと謝りましたが「誘惑に負けてしまいました」というひと言が、世間からバッシングを受けたそうです。しかし騒動直後に仕事現場で起こった『奇跡的な偶然』のおかげで、芸能界で再び活躍するきっかけをつかんだと話します。これが俺がついてたのがね、警視庁のイベントがあって、これだけは外せなくて絶対に行ってほしいっていわれたの。「飲酒撲滅キャンペーン」で、いろいろな仕事がなくなったけど、これだけは国の仕事だから出てくださいと。その次の日に警視庁に行ったら『ミヤネ屋』が密着してんねん。あの陣内が初仕事だと。(当日)生放送でカメラの取り巻きをかき分けながら、「どうして浮気したんですか」とかいわれながら警視庁のステージに行くのよ。ほんならそこに『神さま』がおって、飲酒のイベントやから「誘惑に負けるな」というポスターがどーんと貼ってあんの。ミヤネ屋がその様子をずっと生放送してくれてんの。ガダルカナルタカさんが「すごいね!こんなことあります?」っていじってくれて。そんなところからいじられるようになった。児嶋だよ!ーより引用奇跡的なチャンスに恵まれ、お笑いの先輩たちにスキャンダルをいじってもらうことで、騒動を乗り越えた陣内さん。渡部さんに対し「俺がいえることは、会見せなあかんと思うよ。ボロボロに叩かれるしかないと思う」「負け芸をできるかどうかだと思う」とアドバイスしました。児嶋さんは陣内さんの話を「本当にそう」「まさにサンプルだと思う」と横で真剣に聞いており、動画を見た人たちからも、さまざまな声が寄せられました。・ボロボロに叩かれる勇気があって陣内さんの今があるんだなぁ。すごい。・会見で叩かれた後の奇跡。失敗しても正々堂々勝負していると、神さまはきっかけをくれるんだな。・何でも悪気なく聞いちゃう児嶋さんと、答えてくれる陣内さん。面白い動画でした。・児嶋さんが心から相方を想っているのが伝わるから応援したい。児島さんがいい人なので、いい方向に行ってほしい。「できるのかな」と心配する気持ちを漏らした児嶋さんに、陣内さんは「『児嶋だよ』が、一番渡部くんを救う」と優しい言葉をかけていました。どうしようもなく大きな失敗をした後も、人生は続いていきます。批判にさらされる中、失敗をばねにチャンスをつかんだ人のアドバイスは、心に響くものがありますね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月27日お笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉が11日、YouTube公式チャンネル「児嶋だよ!」で、動画「壮絶!アンジャッシュ児嶋の芸人人生」を公開。相方の渡部建が、情報バラエティ番組『王様のブランチ』(TBS系)のMCに決まったときの裏話を明かした。2017年4月から活動自粛を発表した今年6月まで、土曜の“お昼の顔”としてMCを務めた渡部。MCのオファーを聞いたときは、児嶋も同席していたそうで、「『ああ、そう』みたいな感じで格好つけてたんですよね。絶対、俺がいなかったら、『え!? ブランチのMC!?』ってなるはずでしょ(笑)? あれは俺がいたから、格好つけてテンション上げてなかった」と苦笑しながら振り返った。そうは言いつつも、児嶋も同じ状況だった場合、「気持ちは分かる。『ああ、そう。どうしよっかな?』みたいな。なんだろうね。あの照れ」と共感する気持ちもある様子。前MCだった俳優の谷原章介と同い年の渡部は、「谷原さんと同い年じゃん。俺みたいなおじさんじゃなくて、若いヤツじゃなくていいの?」とつぶやいていたそうで、「気持ちはめちゃくちゃ分かるんだけど、『うわ、コイツ格好つけてるな』って思ったのはすごい覚えてる」と話していた。
2020年10月15日お笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉が8日、YouTube公式チャンネル「児嶋だよ!」に投稿した動画「【100の質問】アンジャッシュのすれ違いコントは出会った頃から始まっていた」で、俳優としてのオファーが増えたきっかけを明かした。100の質問の中で、「思い出に残っている映画は?」に対し、児嶋は「『トウキョウソナタ』(08)という映画です」と回答。「僕が初めて映画に出させてもらったんですけど。その『トウキョウソナタ』がカンヌの賞を獲ったんですよ。それを獲ったから、多くの方が見てくださって、『児嶋って演技とかやるんだ。こういう仕事やるんだ』とそこから仕事が増えていった」と振り返った。一方で、「ただ、最近知ったんだけど」と切り出し、「俺に直接オファーが来てたのかと思ったら、鈴木拓にもともとオファーがいってたらしいの」と思わぬ事実が判明した様子。「拓がスケジュールが合わなくて、俺に来たっていうのを最近知った」と告白し、「そこはちょっと腑に落ちないけど」と吐露していた。今回の動画では、約16分にわたって100の質問に連続回答。急上昇にランクインし、再生数を伸ばしている。
2020年07月10日・不器用だけど、本当に誠実な人なんだな、と感じました。・瞬時に判断して、自分の間違いを訂正できるのはすごい。・人にいじられる痛みを知っているからこそなのかな…。ネット上で、お笑いコンビ『アンジャッシュ』の児嶋一哉さんの人柄に、そんな絶賛のコメントが寄せられています。2020年6月10日、渡部建さんが不倫問題で活動自粛をしたことで、これまで以上に世間の注目を浴びるようになった児嶋さん。同月12日には、渡部さんの代打として出演したラジオ番組内で相方の不倫問題を謝罪し、その真摯な姿勢や発言は、視聴者の涙を誘いました。アンジャッシュ児嶋、渡部の不祥事を涙ながらに謝罪「相方から見ても気持ち悪い」そして今回、話題になっているのは、カジサックさんのYouTubeチャンネルに児嶋さんが出演した動画『【神回】アンジャッシュ児嶋さんがオモシロすぎた』での発言。動画自体は2019年に公開されたものですが、渡部さんの不倫問題を受け、当時の動画内での発言に再び注目が寄せられています。児嶋一哉、「児嶋だよ」のネタに訂正動画内で、児嶋さんの父親の話題になった時のこと。カジサックさんからは「お父さんも『児嶋さん』でよろしいですか?」とのボケが。児嶋さんの鉄板ネタの1つである、名前を間違えられて「児嶋だよ!」とつっこむやり取りを引き出すためにいったのでしょう。しかし、児嶋さんからは「当たり前だよ!」とのツッコミが。すると児嶋さんは、即座に自らそのツッコミを否定。ツッコミを訂正した理由は、視聴者の心を打つものでした。当たり前ってことはないけど、いろんな人がいるから。ややこしい!「当たり前だよ」っていうのは、ちょっとおかしい。カジサック KAJISACーより引用苗字が違うけれど親同然の人、血がつながっていないけれど戸籍上は家族の人、父親や母親がいない人…家族の在り方はさまざまです。それを児嶋さんは理解しているからこそ、自身のツッコミに対して「当たり前ってことはない」と否定したのでしょう。また、なぜ自らツッコミを否定したのかを理解し「今のは僕が悪かったですね」と謝るカジサックさんに対し、児嶋さんはすかさず「難しいね」とフォロー。児嶋さんの配慮や思慮深さに心を打たれる人が多くいたからこそ、その人柄を絶賛する声が多く寄せられていたのでした。渡部さんの活動自粛を受け、応援の声が多く寄せられている児嶋さん。今回の児嶋さんの人柄がよく伝わるエピソードを受け、その応援の声はより一層高まるかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年06月14日池袋自動車暴走事故から1年。被害者遺族・松永拓也さん(33)の、最愛の妻と娘とのかけがえのない日常は、突然奪われた。遺された夫が、悲しみと苦しみのなかでもがきながら、踏み出せた“一歩”とは――。『起きて「お父さんお仕事お休みがいい~」と何度も言っていた。公園で1h近くずっとぶらんこに乗っていた』真菜(まな・当時31歳)は、莉子(りこ・当時3歳)が生まれた日から1日も欠かさず育児日記をつけていて、これは、事故の起きる3日前の16日の日記です。几帳面な文字とぎっしりの書き込みを見ただけで、彼女の人柄がわかると思います。当時、莉子は、毎日のように、僕に「仕事を休んでほしい」と言っていました。それから、「おかあさんが焼いたパン、公園で一緒に食べようね」。ずっと母親べったりだったのが、やっと3歳ごろから、お父さんっ子になってきてた。ですが、この先も莉子の成長がつづられるはずの日記は、いきなり中断させられました。日記帳の最後に記された『たく(拓也)帰ってきてたくさんあそんだ。』という青いインク文字をいとおしげになぞるようにしながら、松永さんが言う。松永さんは、2019年4月19日に豊島区で起きた「池袋自動車暴走事故」の被害者遺族だ。妻の真菜さんと一人娘の莉子ちゃんの命を、瞬時に奪い去ったあの忌まわしい事故から1年が過ぎた――。壁のカレンダーも、’19年4月のままです。6月にはディズニーランドに行く予定で、3人とも楽しみにしていました。初めて「イッツ・ア・スモールワールド」に乗ったときの、莉子の目のキラキラが忘れられなくて。カレンダーをめくっちゃうと、自分の時だけが進んでしまう気がするんです。2人の時間は止まったままなのに……。かつて一緒に暮らしたこの部屋にいると、扉の陰からひょっこり2人が顔を出すんじゃないかと思ったり、3人の暮らしが夢だったような錯覚に襲われるのがつらすぎて、僕は事故以来、ずっと近所にある実家に身を寄せています。僕自身、自殺も考えた事故当初の時期を経て、この1年間、多くの転機となる出来事がありました。被害者の会への参加、署名活動、ブログやツイッターでの交通事故防止へ向けての発信など。自分でも精神医学などの本で勉強して試みましたが、なにより多くの出会いや支えもあり、ようやく年明けくらいから気持ちをコントロールできつつあります。とはいえ、正直、まだ無理くりですが……。事故防止に向けて、精力的な活動を続けていた松永さんだが、今回のインタビューのなかで印象的だったのは、終始抑制された加害者の飯塚幸三被告(88)への感情だった。率直に「憎しみはありませんか」と尋ねた――。いえ、絶対、ありますよ。人間ですから、それは否定しません。でも、憎しみを抱いている間は、相手だけにとらわれてしまい、それでは自分がしんどいです。それだったら、生前の2人の顔を思い浮かべて、愛と感謝を思っていたほうが心も安定します。苦肉の策ですが、それが僕なりのやり方。そうして憎しみと処罰感情を分けて考えるように、1年をかけてマインドチェンジしていくことができたという感じです。たぶん、真菜も莉子も、生前に僕の怒っているところは見たことがないはず。だから、2人にそんな姿を見せたくないという思いも、正直ありました。実は、事故の朝、こんなことがあったんです。前日の帰宅が遅くて、寝坊していました。そしたら、キッチンで莉子にご飯を食べさせていた真菜がすごい勢いで僕のもとに駆け寄って、おなかの辺りにギュッとしがみついてきたんですよ。「どうしたの!」「ううん、なんでもない」あのときのことを思い出すと不思議な気持ちになりますし、あの重みは生涯忘れません。僕の中に残っている真菜や莉子の温もりや肌の感触が、今、事故防止の活動でも、日々の生活でも、僕が前に進もうとするときに、そっと背中を押してくれるんです。「女性自身」2020年5月5日号 掲載
2020年04月27日妻・真菜さん(まな・当時31歳)と娘・莉子ちゃん(りこ・当時3歳)の命を奪った池袋自動車暴走事故から1年。被害者遺族の夫・松永拓也さん(33)の、初の実名告白160分。松永さんの心の支えは、今でも、肌に残った妻と娘の温もりだという。1年前、“いつも通りの日々”を送るはずだった、あの日の家族の様子を語ってくれた――。事故当日の19日は、いつもどおり、朝7時10分くらいに家を出ました。莉子はそのころ、彼女のブームだった“おしりバイバイ”で見送ってくれました。お昼休みの、スマホを使ってのテレビ電話も、いつもと同じ。あの日、2人は、自宅から10分ほどの南池袋公園にいました。「お父さん、今日は定時?お仕事、がんばってね」「あれ、珍しく今日は自転車なんだ。気をつけて帰るんだよ」「じゃあね」それが、最後の会話となりました。僕のスマホに、突如、警察から、「奥さんと娘さんが交通事故に遭いました」という電話がかかってきたのは、午後2時ごろ。パニックになりながらも電車に飛び乗って、病院に着くと、医師が「即死でした」と。もう、泣き叫ぶしかなかった。対面した2人の遺体には、顔に布がかぶせられていました。まず真菜の顔をめくったらズタズタなんです、もう、傷だらけで。次に莉子を見ようとしたら、看護師さんが、「娘さんは、見ないほうがいいと思います」。親族からも、「将来、莉子ちゃんの顔を思い浮かべるときに、あのかわいい顔を思い出せなくなるよ」。そうか、と思って。莉子は、その後、業者の方から、遺体を修復するエンバーミングに「顔だけで3日かかります」と言われたほどのひどい損傷でした。後日、遺体が自宅に戻ったとき、やっぱり、どうしても最後に莉子に会いたくて、顔の布を0.5ミリだけでも下げようとして、これはダメだとわかりました。あれ以上、動かしてたら、僕の心は一生壊れていたでしょう。松永さんが、1つ年下の真菜さんと出会ったのは、13年夏だった。わが妻ながら、僕は真菜を人間として尊敬していました。人の悪口や愚痴を言うのを聞いたことは一度もありません。結婚当時、僕はまだ若くて、家計的にも豊かではありませんでした家族を幸せにできるか不安で、つい彼女の前で弱音を吐きました。すると、「私も5人きょうだいで、けっして裕福じゃなかったけど、幸せというのは、お金だけじゃないんだよ。私、今、すごい幸せだよ」。そんなやさしくて気丈な真菜を絶対幸せにする、と胸に誓いました。莉子が生まれたのは、16年1月11日でした。出産は、僕も立ち会いました。生まれた瞬間には、2人同時に「かわいい!」で、うれし泣きでしたね。つくづく、あの場にいられてよかったと思うんです。命の重みというか、一つの生命が生まれるというのはこんなに大変で、神秘的なことなんだと知りました。大変ながらも充実した子育ての日々が、ずっと続くものだと信じていました。事故からおよそ1カ月後には職場にも復帰し、事故防止に向けても精力的な活動を続けていた松永さん。今でも、原動力は、天国で見守っている家族の存在だという。年明けに、こんな夢を見ました。少し背の伸びた莉子が、お風呂から1人で出てきたから驚いて、「えっ、莉子ちゃん。1人でお風呂に入れるの?」「そうだよ、すごいでしょ!お父さん」「すごいね!」そう言いながら抱きしめてたら、横から真菜がいつのも笑顔で、「たく!気持ちはわかるんだけど、体が心配だから、お酒は飲みすぎないでね。飲むんだったら、コレにして」と、ポンと炭酸水を手渡されたところで、目が覚めました。最近、苦手なお酒が増えてるのをわかってたんだなぁ、それにしても炭酸水かぁと、ほんとに久しぶりに笑っている自分に気づいて。僕はもう取り戻せないけど、これ以上、ほかの人たちの、かけがえのない日常が失われてほしくない。いつか自分の寿命が尽きたとき、天国で真菜と莉子が出迎えてくれて、僕は1人でも2人でも「命を救うお手伝いができたよ」と報告できたらそれでいいのかなと、そう思うんです。「女性自身」2020年5月5日号 掲載
2020年04月27日池袋自動車暴走事故から1年。被害者遺族・松永拓也さん(33)の、最愛の妻・真菜さん(まな・当時31歳)と娘・莉子ちゃん(りこ・当時3歳)とのかけがえのない日常は、突然奪われた。遺された夫が、悲しみと苦しみのなかでもがきながら、踏み出せた“一歩”とは――。2人のお通夜の日、僕は葬儀場に泊まって、一晩中、真菜と莉子の棺桶を交互に開けていました。真菜の手を握りながら、「真菜。ありがとう、愛してるよ」。莉子のほうに行ったら、大好きだった『ノンタン』の絵本を読み聞かせて、「莉子ちゃん、ありがとうね。お父さん、莉子ちゃん、大好きよ」。告別式でも、供花の間も、もうこれで2人の体にふれられるのは最後とわかってたから、僕は棺桶の蓋を閉められたくなくて、取り乱してしまった。それから花で埋まって少しだけ見えていた真菜と莉子のおでこにキスして……。最後は親族から、「もうそろそろ」と促されて。それで、なんとか喪主の挨拶を終えると、やがて棺桶も閉じられて。それが、2人との本当のお別れでした。事故以来、最初の1週間はほとんど食べられなかったし、眠れなかった。本気で死ぬことも考えました。初めての記者会見は、事故から5日後だった。松永さんは、真菜さんと莉子ちゃんの写真とともにのぞんだ。時には嗚咽を漏らしながら心情を吐露する姿は、日本中に、高齢者ドライバーの運転についての議論を巻き起こした。実況見分後、加害者の飯塚幸三被告(88歳・旧通産省工業技術院元院長)は、8月にも逮捕されるだろうとの大方の予想を裏切り、任意の取調べが続き、世間やマスコミでは“上級国民”なる言葉が話題となる事態に――。ちょうど事故から1カ月が過ぎたころですが、1通の手紙が届きました。「関東交通犯罪遺族の会(あいの会)」代表の小沢さんからで、「どうか1人で悩まないで」という手紙と一緒に、被害者と遺族の道標となる「被害者ノート」も同封されていました。交通事故防止に向けて社会に訴えていこうとしている思いを知り、自分もともに活動したいと、事故後に初めて希望を感じました。この後、松永さんは7月に署名活動を開始。約39万筆の署名を集めて東京地検に提出した。署名活動と同時に、家族ビデオも公開しました。内容は、事故前年のわが家の父の日の様子です。玄関先で、真菜と莉子が僕をサプライズで迎えてくれる、いわば家族の日常。何げない日常がある日突然奪われるのが交通事故なんだと、実際に奪われてしまったんだと、それを伝えたかった。9月には、自転車や血まみれの真菜の衣服など遺品が戻ってきました。あの頑丈な自転車が真っ二つになっているのを目の当たりにしたときはショックでした。いちばんきつかったのは、莉子が使っていたチャイルドシートの足元が割れていたこと。せめて痛みを感じていなければ、と願うしかなかったです。年が明けて20年2月6日、飯塚被告を東京地検が過失運転致死傷罪で在宅起訴。ようやく、あとは裁判の開始を待つところまできた。それを受けての記者会見。「この10カ月、悲しみと苦しみのなかでもがきながら、ようやく一歩が踏み出せます」。そう、松永さんは語った。2人の命が戻らないのはわかっていますが、真実を明らかにしたい。そうでなければ、再発防止のタネに使えないじゃないですか。加害者には命の尊さを知ってほしいし、犯した罪に相応の処罰を受けることが、今後の事故防止にもつながると思います。そのためには、僕も被害者参加制度を使って、公判では自分なりに真実を追求したい。正直、事故から1年たったというのは、遺族の僕にとっては、ただの日付に過ぎない。この先も日々、2人の死と向き合っていくのは変わりません。たとえ裁判が終わっても、あいの会の活動を通じて、交通事故防止に向けて取り組んでいくことも同じです。「女性自身」2020年5月5日号 掲載
2020年04月27日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の松永有紗さんです。大舞台のヒロインを演じる運動神経抜群のアクティブガール!8月から公演の舞台『四月は君の嘘』で主演する松永さん。今の心境は?「舞台にも挑戦したいと思っていたとき、原作を読んでいた作品の主演が決まって本当に嬉しいです。大きな舞台は初めてなので緊張しますが、ワクワクしています!」。アイドル、モデルを経験し、現在女優として活躍している松永さんの今後の目標は?「石原さとみさんみたいに、いろんな役にハマる女優になりたいです。具体的には、青春モノの学園ドラマで、特技のバトントワリングが活かせる役を演じられたらいいな~!」派手な小物を集めるのが好き。イヤリング、サングラス、ネックレスなど。古着屋さんでよく購入します。見た目の可愛さで気分が上がるリップ。鮮やかなピンク、オレンジ、赤が多め。今は、ランコムが一番好きです♪空を眺めると、癒されるんです。一駅前で降りて、空を眺めながら歩くのが至福のとき。無心になれます。まつなが・ありさ1998年生まれ。女優の他、アイドルグループ「リンクSTAR‘s」でも活動中。主演する舞台『四月は君の嘘』は8月24日から東京で、9月7日から大阪で公演が始まる。※『anan』2017年8月9日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2017年08月07日高橋陽一の人気サッカーマンガを舞台化する「超体感ステージ『キャプテン翼』」。8月18日(金)の開幕を約3週間後に控えた稽古場を訪れると、総合演出を手がけるEBIKEN(蛯名健一)のもと、主人公・大空翼を演じる元木聖也らキャスト一同がアクロバティックな稽古を繰り広げていた。超体感ステージ『キャプテン翼』チケット情報翼率いる全日本ジュニアユース(以下、全日本)が、世界中から集ったU-20の選手によるクラブチーム・RED STORMと戦うオリジナルストーリーが展開される本作。この日報道陣には、全日本のメンバーがドバイの旧市街でサッカーを始めるシーン、RED STORMのレオン(松永一哉)が全日本のメンバーをダンスで挑発するシーン、そして全日本とRED STORMによる試合シーンの3場面が公開された。キャストの身体能力が最大限に発揮され、見せ場となるラストの試合シーンでは、日向小次郎(松井勇歩)による“雷獣シュート”、RED STORMのシュナイダー(北村悠)とサンターナ(AKI)による“ツインシュート”が炸裂。原作ファンおなじみの必殺技が次々と披露された。また日本では数人しかできない“ダブルコークスクリュー”(アクロバットの空中技)の使い手である元木が、約3mのセットから宙返りで飛び降り、見事に着地するシーンも。あまりの身軽さに、スタッフや報道陣から小さく声が漏れるひと幕もあった。本番ではこれらのアクションに、マジックやフライング、映像演出が加わるという。どのような試合シーンが完成するかは、ぜひ劇場で確かめてほしい。また本作では、特注のウェアを装着した観客が、ステージ上で起こったシュートの衝撃やキックの感触をリアルな振動で体感できるハプティクス技術を採用。フレグランス演出システムも搭載され、空間に漂う香りでもストーリーの情景を深めていくことができる。これらを楽しめるプレミアム体感シートは、毎公演87席が用意される。稽古後の囲み取材では、キャスト15人とEBIKENが登壇。元木は「マンガと同様に舞台版もすごいと思ってもらえるよう、命を懸けて、燃やしてがんばるので期待してください」と意気込みを語り、若林源三を演じる中村龍介も「マンガの名に負けないようがんばりたい」と続いた。EBIKENは「役者たちの身体能力の高さを改めて実感しました」と笑顔。「映像などの効果がなくても大変迫力がありました。そこにいろんな要素を加えて、より面白くします」とアピールした。公演は8月18日(金)から9月3日(日)まで、東京・Zeppブルーシアター六本木にて。チケット発売中。取材・文:岡山朋代
2017年07月26日手塚治虫が死の縁まで綴っていた日記の一節を原案に映画化をした『トイレのピエタ』。公開を前日に控えた5日(金)、タワーレコード渋谷店にて松永大司監督と杉咲花さんがトークショーを行った。実は今回が初対談ということで、監督から「二人だと嫌だって言われると怖いな」というと、杉咲さんからすかさず「これ、楽屋でも言われたんですけど、本当にやめて欲しいな、って思っています」と突っ込みが。すると監督は監督で、「泣かされたって杉咲が色々なところで言っていますけど、虚像ですよ、虚像!」と報道を否定。それを聞き、不服そうな杉咲さんの可愛らしい姿に、会場は温かい笑いで包まれた。本作では、パワフルな役を演じた杉咲さんだったが、オーディションでの初対面では、びっくりするほど声が小さく「この子はないだろうな」って思ったと監督が激白。とはいえ、芝居をした瞬間からのパワーがものすごく、そのギャップに惚れ込み、1年間オーディションを行ったとはいうものの、即決だったそうだ。一方で、監督との思い出はやっぱり泣かされたことですか?とMCから尋ねられた杉咲さんは「そうですね。泣かされたことですね」と応答。「監督の第一印象は、すごく大きくて、前髪が斜めだな、って…」というと会場からは笑いと拍手が起こり、「おいおい、拍手が起こっているじゃないかお前!」と監督が苦笑。お互い信頼関係を持ちながら、すっかり打ち解けている様子だった。完成作品を観た杉咲さんは「監督からの最高のプレゼントだなと思いました。凄いものに出逢ってしまったからこそ、ピエタを超えるものを創らないといけいと思いました」と絶賛。また本作は、「RADWIMPS」の野田洋次郎さんが映画初主演を務めるということでも話題を集めている。杉咲さんは、野田さんについて「ずっと宏(本作での役名)でした。とにかく冷静で繊細で気がついたらみんなが宏を見ているような素晴らしい方でした」と魅力を話した。小説としても楽しめるこの作品について、監督は「理想は、映画を観て、本を読んで、また映画を観てもらいたいです。杉咲花という少女のようなあどけない時から、女の子に変わっていく貴重な過程を収めさせてもらったので、ドキュメンタリーとしても是非味わって欲しいです」とPRをした。『トイレのピエタ』は6月6日(土)より 新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トイレのピエタ 2015年6月6日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015「トイレのピエタ」製作委員会
2015年06月05日