先日開催された「AnimeJapan 2017」にて、松田凌が金木研役で出演することが発表された舞台「東京喰種トーキョーグール」。この度、松田さんが扮する金木研のキャラクタービジュアルが公開された。東京に潜む「絶望」。それは、人々に「死」以上の恐怖を与える怪人――“喰種”(グール)。彼らはヒトに紛れ、ヒトを狩り、その死肉を喰らう。食物連鎖の頂点に君臨する“喰種”に怯えながら、人間たちはこの「間違った世界」を生きていた。読書好きの大学生・金木研(カネキ)は、行きつけの喫茶店「あんていく」にて、リゼという少女に出会う。年齢や境遇、読書の趣味も同じということで、急接近する2人だが…。僕は小説の主人公でも何でもない…だけど…もし仮に僕を主役にひとつ作品を書くとすれば ――それはきっと、“悲劇”だ。「赫子」(かぐね)と呼ばれる捕食器官を用いて人間を襲い、その殺傷能力の高さから「化け物」と恐れられる“喰種”だが、彼らが生きる方法は、ヒトを喰う以外に存在しない。カネキは、この歪んだ世界に疑問と葛藤を抱きながら、逃れようのない負の連鎖に巻き込まれていく…。原作「東京喰種トーキョーグール」は、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にて2011年から2014年まで連載され、続編にあたる「東京喰種トーキョーグール:re」が2014年10月より連載中の石田スイによるダーク・ファンタジー作品。コミックスの累計発行部数は2,200万部を突破、2014年、2015年にはアニメ化。2017年夏には窪田正孝を主演に迎えて実写映画化もされるなど、幅広い年代で圧倒的な支持を受けている。2015年7月に東京・京都にて上演された舞台版は、小越勇輝が金木研役を務め、その世界観の再現度が高く評価された。そして今回は、オーディションにより、金木研役を「仮面ライダー鎧武/ガイム」「男水!」の松田さんが務めることが決定。そのほか、西尾錦役の鈴木勝吾、ウタ役の村田充、四方蓮示役の吉田友一が続投する。舞台「東京喰種トーキョーグール」は6月29日(木)~7月4日(火)シアター1010(東京)、7月8日(土)~9日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪)にて上演。(cinemacafe.net)
2017年03月30日誰でも簡単にオシャレが楽しめるヘア&メイク術で人気のヘアメイクアップアーティスト、草場妙子さん。今回は、 草場さん愛用のセルフケアアイテム に引き続き、30代ママがもっとキレイに輝いて見える、春の大人ネイルを教えてもらいました。草場妙子さんといえば、コスメ好きが高じて始めたというInstagramも大人気。今回はとくべつに、Instagram風なおすすめネイル写真も撮り下ろしていただきました!■自分の女性力を高めたいときはCHANELで決まり「地元の熊本から出てきてヘアメイクアシスタントになったばかりの頃、CHANEL ヴェルニ『#18ルージュ・ヌワール』の吸い込まれるように深い赤を見て、こんなネイルが似合う大人の女性になりたい、そう思うようになりました。いまでも、自分の女性力を高めるために、ときどき身に付けるようにしています。大人の女性をイメージするネイルと言われたら、迷わずこれを思い浮かべますね。大人な女性のみなさんに、ぜひ一度は試していただきたいネイルです。とはいえ、かなりハッキリとした発色なので、爪が長い人は目立ちすぎるのが気になると思うんです。そんなときは、爪の左右と甘皮辺りを外して塗るのがポイント。目立ち度がほどよく軽減しますよ」■見たことがない色と質感! やわらかな個性を主張「shiroの亜麻ネイルのニュアンスカラーは、その名前のとおりさり気ない変化を楽しませてくれる色がそろっているので好きです。とくに、グレイッシュブルーにアクセントのゴールドがポイントになっている『7B03』は、見たことがない色と質感にとても感動したことを、いまでも覚えています。ゴールドが苦手な方は、これのゴールドレスタイプとして『7B04』もおすすめです。また、この春に誰でも新しい気分でつけられると思うニュアンスカラーは『7B05』! モヘアみたいなテクスチャーで、はじめて見たときは、その斬新な存在感に衝撃を受けました。私はコレを、フレンチネイルのように爪の先端だけにつけるのが好きです。もともと凹凸があるため、普通のネイルカラーに比べると、不器用さんでも比較的キレイに塗れると思います。どれも重ね塗りするたびにニュアンスが変化していくのですが、私は1度~2度塗りのやわらかい感じが好き。保湿成分のアマニ油を配合していて、爪のケアにもなるんですよ」■自爪にもスーパーフード! 一押しベース&トップコート「自分のネイルケアだけでなく、モデルさんたちのネイル撮影現場でも、ベースコートは必ずおこなうようにしています。短時間に何度も塗ったり取ったりを繰り返し、爪にかなりの負担をかけるので、なるべく爪にやさしいものを探していたところ、NAILS INC『ネイルケール スーパーフード ベースコート』にたどり着きました。スーパーフードとして人気のケールがうるおいを与えてくれ、割れることのない、強くてしなやかな爪へと導いてくれます。さらに、“人気No.1、わずか45秒で乾く超速乾トップコート”と聞いてさっそく試したのがNAILS INC『トリートメント&アクセサリー 45セカンド トップコート ウィズ ケンジントン キャビア』。本当に速乾で、念のため90秒待つようにしていますが、たぶん45秒程度で乾いていると思います。トップコートを塗る、塗らないで、発色や質感、持ちがまったく違ってきます。45秒で乾くなら、トップコートを塗るのが面倒というストレスも減り、ネイルを塗る時間をもっと楽しめるようになると思います」草場さんのおすすめアイテムに共通していることは、「ママだから」「ママっぽく」など「ママ」に縛られない楽しみかたを提案してくれるところ。それでいて、ママならではのライフスタイルに合わせ、実用性も確保されたアイテムばかりを紹介してくださいました。ママなんだけど、その前に女性としてキレイでいたいですもんね。・shiro 亜麻ネイル ・CHANEL ・NAILS INC
2017年03月16日ビューティー界のスペシャリストが実践しているセルフケア、とっても気になります。そこで、ヘアメイクアップアーティストとしてママ世代にも大人気の草場妙子さんに、ご自身が取り入れているセルフケアを教えてもらいました。身も心も軽くなる春に向けて、今すぐとり入れたいアイテムが満載です。■草場妙子さん Taeko Kusaba草場妙子さんは、雑誌や広告、CMなどで幅広く活躍するヘアメイクアップアーティスト。コスメ好きが高じて、Instagramではおすすめの美容アイテムを紹介し、今では1万9千人以上ものフォロワーに支持されています。そんな草場さんに、今回初めて「ふだんご自宅で実践しているプライベート美容」についてを教えてもらいました。春に気になるむくみや、花粉などで敏感になりがちな肌のケア、そして毎日の「食習慣」について…。はたして、いま草場さんがハマっている、内から外からケア&愛用アイテムとは?■美しいフォルムもお気に入り! 入浴後のフットケアツール「よほど疲れていない限り、フットマッサージは必ずおこなっています。マッサージにいつも使っているのが、ボディマッサージの専門家が監修したという『collinette lymph(コリネットリンプ』というマッサージツール。数パターンの絶妙なカーブが体の各パーツにフィットして、マッサージの気持ちよさが倍増します。これを使ってマッサージした方の足としていない方の足を比べると、明らかにスッキリ感が違います。“その日のむくみ、その日のうちに!”って言いますよね。効果が目に見えるので、明日もケアを頑張ろうと思えます。実用性はもちろんですが、なにより、この美しいフォルムもお気に入りポイント。お部屋にポンと置いていたら、オブジェみたいでキレイですし、なんだか癒やされます」■敏感肌の花粉症対策はオダシテのオイルで「敏感肌なので、花粉症などで肌の調子が悪くなると、化粧水でも肌に沁みてしまうんです。その点、オイルならヒリヒリしない。ダメージを感じているときは、オイルでスキンケアすることが多いですね。数あるオイルのなかから私がお悩みケア用に選んだのは、『Odacite(オダシテ)』。人それぞれ異なる肌の悩みや状態にあわせて、オイルが18種類にも分かれているので、自分の肌に必要なケアができるんです。私が愛用しているのは、敏感肌向けの『Ca + C(カメリナ カモミール)』。乾燥などで敏感になりがちな肌を健やかに保つためのオイルとして、アマナズナ(カメリナ)種子油、ローマカミツレ(ローマンカモミール)花油などが配合されていて、やさしいカモミールの香りがします。ニキビケア用のオイルなどもあるので、薬に頼らないでスキンケアしたい人にも紹介したいアイテムです。とくに3~4月頃は、厳しい冬からの解放感で、乾燥や紫外線ケアに無防備になりがち。このオイルが、肌のお守り役にもなっています」■朝ヨーグルト&夜アボカド「仕事柄、不規則な食生活になりがちなこともあり、朝ヨーグルト&夜アボカド生活で、体内環境を整えるよう心がけています。始めは市販のヨーグルトを食べていましたが、私には少し甘くて食べにくかったんです。そんな話を撮影現場でしていたら、カメラマンさんに好みのヨーグルトを手づくりできる『YOGURTIA(ヨーグルティア)』の存在を教えていただきました。手づくりと言っても、市販のヨーグルトや粉末種菌と牛乳をヨーグルティアに入れて混ぜ、セットボタンを押すだけ。とても簡単です。家族で味の好みや摂りたい乳酸菌が違っても、1台でそれぞれのマイヨーグルトが作れますし、無添加なので、お子さんの食事やデザートにもいいと思います。夜は、腸をキレイにして明日に備えるために、水溶性食物繊維が豊富なアボカドをサラダに入れて食べています。この習慣を始めてから、お通じの変化はもちろん、風邪をひきにくくなりました」●草場流! キレイを続けるためのポイントセルフケアを長く続けるコツは、「自分がいちばん気持いいと思う方法でおこなう」ことですね。たとえばマッサージなら、正しい手順ばかりにとらわれず、とくに気持ちいいと思う場所があれば、そこを長めに触ったりする日があってもいいと思うんです。私が紹介したセルフケアを参考に、皆さんそれぞれのベストケアを見つけていただけたら、私もうれしいです!・collinette ・Odacite ・YOGURTIA
2017年03月13日俳優・松田龍平(33)が3月12日、自身のインスタグラムに妻の太田莉菜(29)の写真を投稿したことがはやくも話題になっている。 松田夫妻といえば、2月に別居が発覚したばかり。太田が若手俳優と不倫関係に陥り、松田と愛娘を捨てて家を飛び出したという別居に至るまでの経緯が『女性セブン』に報じられている。一部では松田が離婚の意志を固めた、という噂もささやかれているのだが――。 「松田さんは今でも『きっと戻ってきてくれる』と信じてやまないそうです。世間では不倫の末に家を出ていった太田さんがバッシングされていますが、彼は『ちゃんと繋ぎ止められなかった自分も悪かった』と周囲に漏らしているんだとか。太田さんが不倫していたことが事実なら、彼は本当に寛容ですよね」 インスタグラムでは、彼はこんなコメントとともに愛妻の写真をアップしている。 《僕の大切な人であり、逞しい母です。#太田莉菜》 さまざまな疑惑を払拭する投稿だけに、投稿からわずか数時間で「いいね!」は2万件超。コメント欄には松田にむけた応援メッセージが殺到している。 《へんな噂なんて気にしないでくださいね!素敵です!》《この写真のチョイスからして大切さが伝わってきます》《本当に素敵な心の持ち主。いつもときめかせてもらっていますよー応援しています》《素敵な夫婦》《相思相愛、いつまでもリスペクトしあえる夫婦であってほしい》 夫婦の幸せを祈るばかり――。
2017年03月12日プロのヘアメイクアップアーティストに究極の質問! 「Q. もしも無人島に3つだけコスメを持っていけるとしたら、何を選びますか?」 たとえ無人島だろうと、これだけは最低限欠かせない! と思うリアルな愛用アイテムを教えていただきました。忙しい日々だと、ついつい手を抜きがちなメイク&ケア。プロも愛用するこの3つのアイテムであなたもエイジレスビューティーを手に入れちゃいましょう。■ Vol.9 草場妙子さん草場妙子 Taeko Kusabaヘア&メイクアップアーティスト。1979年熊本生まれ。雑誌や広告、CMなどでモデルや女優のヘアメイクを手掛ける。女性がメイクを楽しめるヒントになれば、とインスタグラムでおすすめのアイテムを紹介。HP: Instagram: 毎日のスキンケアやメイクを「義務から楽しみに変えてくれる」ヘアメイクアーティストとして、最近ますます注目を集めている草場妙子さん。「ヘアメイクにNGや不正解はない! 自分が楽しく心地よくできることこそ、美しくなる最大のコツです」と、熱く語ってくださった草場さんご自身が、無人島に行っても愛用したいコスメを3点、教えていただきました。▼ADDICTION Tint Lip Protector + More / 007 Door Open「これひとつでリップとチークになる、ミニマムメイクアイテムとして愛用しています。このシリーズのなかで、いちばんリップとチークの兼用をしやすい色は、『007 Door Open』だと思います。コーラル~オレンジの色味を含んだ赤で、つけると肌なじみがよく、血色のような赤みになります。赤リップをつけたいけれど、目立ちすぎるのはちょっと…という場合にもおすすめです。リップクリームみたいな保湿力があり、ぷるんとした潤い感も出ますよ。SPF20なので、無人島で過ごすときの紫外線ケアにもなります」▼Lalitpur Message Soup, in time「過酷な環境の無人島にこのソープを持っていったら、どんなに元気づけられるだろう。そう思って選びました。ソープのなかにメッセージがしのばせてあり、使っていると、そのメッセージが少しずつ現れます。メッセージはシチュエーション別に用意されており、その言葉のひとつひとつが、本当にハートフルなんです。またオリジナルメッセージを入れることもできます。無人島でひとり寂しさを感じ始めたタイミングにこのメッセージが現れたら、どんなにうれしいか。想像しただけで感動してしまいます。私の場合、ソープはおもにプレゼント用にしていて、自分では『 Multi Balm SA 』という、マルチバームを愛用しています。お顔はもちろん、髪や体全体の保湿に使えます。気温による変化で粒状になることがあり、その場合は手の体温で溶かすひと手間がかかります。でも、このブランドの心あたたまるコンセプトを思うと、そのひと手間が愛おしく感じてしまうんです」▼SHIGETA EX オイルセラム「数あるオイルのなかで、ダントツに香りが好き! 発売以降、ずっと愛用しています。このオイルの華やかな香りをまとうだけで、自分の中の女性らしさが高まっていくような、そんな気持ちで満たされます。私は乾燥肌なので、お風呂上がりにこのオイルは欠かせません。少しでも水分が飛んでいく時間を減らすため、お風呂を出たら、まず顔にオイルを塗って、それから髪や体を拭き、その後、化粧水などスキンケアの続きをしています。保湿力も満足。スキンケアをおこなう気力すらないほど疲れているときは、このオイルを塗っただけで済ませることもあります。そういう意味では、無人島でのミニマムスキンケアにぴったりかもしれません。このオイルの特徴のひとつに、“ジェムストーン(宝石)をオイルにつけこんでパワーチャージしている”というポイントがありますが、仮にそうでなかったとしても、この香りと保湿力があればじゅうぶんなくらい、好きなオイルです」草場さんセレクトの3点は、どれも難しく考えずに使えるものばかり。それには、草場さんから読者の皆さんへ贈る、こんなメッセージが込められています。「肌質や季節によって、化粧水とオイルを使う順番を変えたほうが気持ちよかったり、人によってはオイルを使わないほうが好きだったりすると思うんです。スキンケアもメイクも、すべての人に共通する正解はありません。自分にとって必要なケアやメイクがなにかを考えて、心からキレイになってると思える手順やアイテムを選ぶことが大切だと思います」・ADDICTION ・Lalitpur ・SHIGETA (取材: 力武亜矢 )
2017年03月02日俳優の大泉洋、松田龍平、北川景子が1日、映画『探偵はBARにいる3』(2017年冬公開)の製作発表会見に登場した。同作はミステリー作家・東直己の「ススキノ探偵シリーズ」を実写化。2011年、2013年に映画化し、シリーズ第3弾となる。札幌・ススキノを舞台に、探偵・大泉と、その相棒・松田が様々な事件に関わっていく。今回のヒロインとして、北川が新たに加わることとなった。4年ぶりとなる新作に、松田が「大泉さんが忙しいから」と言い訳すると、大泉は「あなたこそ、連ドラ(TBS系ドラマ『カルテット』)やってるよね今?」と抗議。大泉は「なんで連ドラ受けるの!?決まってましたよねこっち」と責めたが、松田は「とにかくうれしいです。ありがとうございます」とかわしていた。2月中旬からの撮影に、大泉はなおも「本当に心配なのは松田くんのスケジュール」と不安げな様子に。「(『カルテット』が)『トリオ』っていうタイトルに変わるんじゃないか、なんとか残りの3人でやってもらうしかない」とドラマについて心配しながら、「アクションとかもあるので、『バイオリン弾いてんじゃねーよ』と私は思っちゃいますけど」と、訴えていた。大泉の心配に「大丈夫です」と主張していた松田だが、『3』の脚本の印象を聞かれると「ちょっとまだ読んでなくて……ドラマが忙しくて」と爆弾発言。大泉は「嘘でしょ!?」と驚愕し、「絶対言わないほうがいいよ! すごくないですか、この役者!!」と会場に訴えた。松田が「全体的になんとなく読んで。シンプルに面白さを凝縮した……」と言いつくろうと、大泉が「読んでないんでしょ!!読んでないのにやめてよ!!」と激しくつっこんだ。松田がさらに「『探偵』の面白さの原点回帰ですかね」と強引にまとめると、大泉は「なんで言おうとする!? 読んでないのに!!」と驚いた。オフマイクで「やばいやばい」と言う松田に、大泉は「まだありますから、じっくり読んでいただいて。面白いんですよ今回も」とフォロー。松田も「面白いんですよね」と読んだ体で頷いていた。
2017年02月01日●監督も気づかないくらい自然に、立ち姿から変えた作家・北杜夫の小説を実写化した映画『ぼくのおじさん』(11月3日公開)。小学4年生の雪男と、雪男の家に居候をしている"インテリぼんくら"なおじさんが、日本で、ハワイでユーモラスなやりとりを繰り広げる。"漫画原作・ベストセラー&大宣伝至上主義"の邦画界とは離れた存在であるこの作品で、愛すべき"おじさん"を演じる松田龍平と、『もらとりあむタマ子』、『味園ユニバース』など、どこかだめな人を愛すべき人に描く山下敦弘監督に、今作についての話を聞いた。○「ダメなおじさん」の説得力――今回、しっかり者で作文の上手な雪男、そしてインテリで屁理屈を言う居候のおじさん、2人のやりとり、行動が作品の魅力をつくりあげていきますが、おふたりは雪男とおじさん、どちらのタイプが近いと思いますか?山下:僕は、今となってはおじさんですかね。――例えば、おじさんのこういうところに共感したとか。山下:そう思うと、ないですかね。やっぱり雪男かもしれないです(笑)。おじさんは、あまりにも自分にないものばかりですね。松田:僕はどちらかといったらおじさんかな? 旅行先に着いて早々、迷子になってしまう感じ。何回か経験があります。山下:財布とか、落としてますよね。松田:財布も何回か落としてますね。たぶん、おじさんも「最終的にどうにかなる」と思ってるタイプなんじゃないかなと思います。――それでは、仕事の面では、お互いどのような印象でしたか? 今回が初めてのタッグになるかと思いますが。山下: 最初は、龍平くんの「おじさん」像を相当作りこまなければいけないと思っていたんですけど、だんだん、おじさんにしか見えなくなってくる感じがありました。今思えば、さすがですよね。失礼ですけど、すごく考えて演じてくれていたのかなって。『ぼくのおじさん』を映画にするにあたって、ある種の不安やチャレンジみたいな部分について、考えるところは近いんじゃないかと思ったので、同じ感覚で相談できた感じがありました。――松田さんは実際、いかがでしたか?松田:撮影に入る前にいろいろ考えて、撮影に入る頃には、一旦考えたことを忘れてから臨みました。ひとつあったのは、おじさんは屁理屈を言うことが多かったから、そこに説得力を持たせられたら、というくらいでしょうか。――居候のおじさんだけど、哲学者らしいところを見せる、ということでしょうか?松田:というよりも、おじさんの説得力について考えるところから、キャラクターができてくるという感覚です。おじさんはただの居候だからこそ、それでも周囲に許される術みたいなものを持っていないといけないのかなと。今回演じたおじさんは、呆れられながらも、なんだかんだうまいことやっているような気がしました。ものごとの元凶はおじさんにあるのに、やりあってしまったお義姉さん(寺島しのぶ)が結局「いいかげんにしなさい」とお兄さん(宮藤官九郎)に怒られるような、うまい立ち回りをしているんですよね。あとは佇まい、歩き方も、今回は意識しましたね。山下:立ち姿も、独特でしたね。見慣れちゃったけど、たしかに龍平くんの他の作品と全然ちがう立ち方でした。編集していて気付くんですよ。僕の中にもイメージはあったと思うんですけど、時間が経って編集してみると、「龍平くんが勝手にやってくれてたな」ということはありましたね。●1日10時間しか撮影できないハワイロケ○ハワイロケに「浮かれてはならない」――今回、後半パートはずっとハワイロケというのが驚きでした。撮影をされていて、日本と違いはありましたか?山下:ハワイでは、雪男役の(大西)利空が、より子供らしくなりましたね(笑)。すごくハワイを楽しんでいる利空を見ると、疲れてた僕らにエネルギーとして跳ね返ってくる感じがありました。「よかったなあ」と思いながら、僕らは「酒飲もっか」みたいな(笑)。あとはハワイだと、規定があって10時間しか撮影ができないんですよ。日本にいると、期間中は集中して撮影するんですけど、ハワイでは生活の時間と撮影の時間が均等にありました。最初は「もっと撮れるのに」と思っていたんですが、終わる頃には「これはこれでいいな」と思いましたね。日本は詰め込みすぎなのかな。――松田さんはいかがでしたか?松田:ハワイで浮足立たないようにしなきゃと気を引き締めていました。日本パートと半々で撮っていたので、ハワイに行って映画の雰囲気が変わってしまわないようにと思って。でも、日本での撮影で、ちゃんと”雪男”と”おじさん”の関係性ができあがっていたから、ハワイというロケーションを素直に感じながらも、変わらない2人でいられたと思います。山下:やっぱりハワイって魅力的ですよね。だから「浮かれてたまるか」と構えちゃったのはありますね。でも1~2日は、もう少し素直にはしゃいでも良かったかもしれない(笑)。――ちなみにハワイのお土産などは買われたんでしょうか。山下:コナコーヒーとマカデミアンナッツを大量に買いました(笑)。――劇中でも、コナコーヒー農場が舞台になりますが、やっぱりおみやげもコナコーヒーなんですね。松田:ちょうど、農園での撮影があったので、僕もコナコーヒーを買いましたね。山下:みんな買ったんじゃないかな?松田:農園にあるんですよね、販売所みたいなところが。山下:その場では飲み放題みたいになっていて。日本で飲むとすごく高いから、撮影中はガンガン飲んでました。貧乏性ですよね(笑)。○おじさんと雪男は、ボケとツッコミ――山下監督は、映画の中でも少しダメな人を描くことが多いのかなと思いまして、今回もおじさんは愛すべき"ダメな人"に描かれているように感じました。山下:好きですね。ダメな人の方が、人間くさいからだと思います。ただ今回は、もちろんダメなおじさんではあるんですけど、原作の北杜夫さんの独特の品や知性がにじみ出ている部分が、今までとは違ったと思います。ある意味、いちばんダメなのかもしれないですけど(笑)。でも、雪男くんというキャラクターがいるから、思いっきりできたという部分はありますね。おじさんはまったく反省も成長もしないので、普通は作品として成立しないんですけど、雪男くんとのバランスで、ここまでダメなおじさんができました。松田:雪男とのバランスは、すごくありましたよね。映画の中でおじさんが何を言っても、雪男に見透かされていて、すぐに雪男の心の声が入ってくる。――ボケとツッコミのような関係性でしょうか。松田:そうですね。だからもし、雪男のナレーションがなかったらどう見えるのか(笑)。ダメなおじさんが、居候の家庭の中で、淡々と猛威をふるってるように見えるかもしれません。山下:一方的に(笑)。けっこういやな映画かもね(笑)。――心の声オフバージョン、観てみたいですね。山下:オフバージョン、きついなあ(笑)松田:おじさんが甥っ子たちとの動物園の約束をなんとなく断ったり、変なおみやげを買ってきたり、それをツッコミなしにひたすら観るという。おじさんの客観性が見えてくるのかもしれませんね。山下:雪男も冷たい子供に見えるでしょうね(笑)松田:たしかに(笑)山下:「言えばいいのに」みたいな。松田:心ではいろいろ思ってるのに、じーっと……。山下:見てるだけ(笑)。雪男の声に救われてたんですね。■映画『ぼくのおじさん』担任のみのり先生(戸田恵梨香)から、学校の作文コンクールの宿題を課せられた小学生のぼく=春山雪男(大西利空)。居候しているぼくの"おじさん"(松田龍平)は大学の非常勤講師。哲学を週に一コマ教えているだけで、いつも万年床でゴロゴロして、猫のニャムよりも働かない。おまけに超貧乏でケチ、ドジで運動神経もゼロ。雪男は、そんなおじさんを題材に『ぼくのおじさん』という作文を書くことにする。11月3日公開
2016年10月30日松田龍平主演の『ぼくのおじさん』の完成披露試写会が“親子試写”という形式で10月5日(水)に開催。松田さんをはじめ、松田さんの“相棒”を務めた大西利空、真木よう子、山下敦弘監督らが舞台挨拶に登壇した。北杜夫の人気小説を映画化。哲学者を自称するも、兄の一家に居候し、何もしないぐうたらな主人公の姿が小学生の甥っ子の目線で描写される。松田さんは「15歳からこの仕事してますが、とうとう“おじさん”の役が来たかと感激しています」と感慨(?)を口にするが、この日の舞台挨拶でも年長者の貫禄はゼロ…? “甥っ子”利空くんは第一声から「本日はお集まりいただきありがとうございます」としっかりした挨拶!徐々に劇中さながらの気ままなおじさんとしっかり者の甥っ子の構図が見えてくる。本作は、日本とハワイで撮影されたが、日本での撮影でずっと利空くんと一緒だった松田さんは、ハワイでの最初の撮影で利空くんがいないことに「急に不安になりました」と告白。「山下さんも『何の映画を撮ってるかわかんなくなってきた』と言ってました」と不安すぎる大人組の様子を明かすが、利空くんはここでも「初めての海外で不安でしたが、現地のスタッフさんもいて、みなさんすごく優しくて、英語は喋れないけど『ご飯行こう!』と言ってくれたりして嬉しかったです」としっかり者ぶりを発揮!極めつけは松田さんのこの発言。「台本を読んでるときはどんな映画になるかわかんなかったけど、完成した映画を見たら素敵で、そこで初めてコメディ映画だと気づきました。何の映画なのかわかってなくて…。台本を読んでは置いて、読んでは置いて、どうしていいかわかんなくなったりして、監督に聞いたら『ちょっと、おれもわかんないんだよね』と言われた」。これには会場は大爆笑!とはいえ、「わかんない」ことが原動力にもなったようで「チャレンジ精神というか『やってやるぞ!』という気持ちでこういう面白い映画ができた」とも語っていた。また、真木さんは親子試写会ということで、客席に座る子どもたちを前に「お姉さん、これまで銃を撃ったり人を蹴ったりしてきたけど、この映画ではすごくかわいくしたので、そこを見て!」とアピールし、会場の笑いを誘っていた。『ぼくのおじさん』は11月3日(木・祝)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぼくのおじさん 2016年11月3日より全国にて公開(C) 1972 北杜夫/新潮社(C) 2016「ぼくのおじさん」製作委員会
2016年10月05日日本のポップミュージック・シーンにおける女性シンガー&ソングライターの草分け的な存在のひとり、大貫妙子がソロデビュー40周年記念プロジェクトをスタートさせている。その独自の美意識に根差した繊細な音楽世界と飾らない透明な歌声で多くの人を魅了する一方で、CMや映画音楽関連も多く、あの映画『Shall we ダンス?』メインテーマや、竹中直人監督の『東京日和』の音楽プロデュースなど数多くのオリジナルサウンドトラックも手がけ、その活動は日本の音楽シーンで多岐に渡っている。今回、ソロデビュー40周年プロジェクトの第1弾としてアニバーサリーボックスを発売、第2弾として初のシンフォニックコンサートを12月に開催するなど、精力的に活動を展開する大貫妙子に単独インタビュー。これまでのソロデビュー40年について、そして今後の展望について、本人に聞いた。――「パラレルワールド」の制作にあたっては、どういう想いで取り組まれたのでしょうか?「ピュア・アコースティック」というアルバムを80年代に出しまして、当時アナログでレコーディングをしましたが、CDでしか発売されていませんでした。LPがまた復活している今の時期にLPで復刻盤を出しませんか、というお話をいただきまして。そのお話を進めているうちにアイディアが膨らみ、こういうボックスになりました。40周年ということもあって、過去に4回やらせていただいた、メトロポリタン美術館を含む「みんなのうた」シリーズ。それに連なる絵本「金のまきば」、また「ピュア・アコースティック」を制作した当時、NHKで1時間の音楽番組をやらせていただいた、その80年代の映像も入れましょうと。現在の心境を語ったインタビューや、私が選ぶ私のBESTなど、いろいろなものが膨らんで、こういうアニバーサリーBOXになりました。――ソロ活動の集大成という意味合いもありますね?集大成と言うには、もっと入れないと全然足りないですが(笑)、わたしの場合は、ポップスというカテゴリーがあって、その中でアコースティックな音楽、物を書くこと、旅の話、そういったいろいろな要素がそれぞれひとつの世界として存在しつつ、トータルで自分の世界になっています。今回のボックスは、その中でも大人も読むようなファンタジー・ノベルみたいな意味合いも含めて収めてみました。現実の世の中で、そんな意味合いを持つものがあってもよいかな、と思いましたし、このような企画だからできたこと、だと思います。――それで「パラレルワールド」というタイトルになっているのでしょうか?BOXに入っている「金のまきば」という絵本は復刻ですが、「みんなのうた」の映像を制作している時に、絵本として膨らませることができるのではないかと思い作ったものです。その時期たまたま「ナルニア国物語」を読んでいて。衣装ダンスの中に入っていくと、そこに別世界が!という物語。パラレルワールドは、わたしたちが生きている世界と平行してまったく同じ世界が存在しているということですが。まったく同じに見えて、もうひとつの世界では、なくしたものが存在している。実際にその扉を見つけることができるかどうかわかりませんが、わたしたちは進むべき方向を失っても、チャンスはあるということです。音楽を聴く時に、過去の自分に戻る時がありますが、音楽はファンタジーであると同時にパラレルワールドへ誘ってくれるツールでもあると思う。という希望を込めて「パラレルワールド」というタイトルにしたんです。――ソロデビュー40年周年ですが、ふりかえってみて長かったですか、短かったですか?あっという間ですよね。あっという間の40年間で、あっという間にお墓に入ってしまうかも(笑)。単純に後40年はできないので、100歳を越えてしまいますから。人生ってけっこう短いなって思いました。バンドを始めた20代の頃は、海のものとも山のものともよべないようなものでしたが(笑)。その後ソロになって、たくさんアルバムを出させていただきました。たいしたヒットもない私が続けられたのは、ひとえに支えてくださったファンのみなさまのおかげだと、心から感謝しています。――音楽シーンも劇的に変化を遂げて来ましたが、一番印象的な出来事は何でしたか?LPからCDの時代になり、現在は配信の時代になって、またLPに戻ってみたりしていますが。テクノロジーの変化とともに、音楽も変わってきたと思います。それはとても音楽に影響を与えるものですが、時代とともに受け入れなくてはいけなかったので、当然取り入れてはきました。今の時代は良いか悪いかは別として、譜面が読めなくても楽器が弾けなくても、コンピューターで音楽が作れるようになった。そのおかげで、家で録音が可能になったりと便利にはなりましたが、多くの歴史あるレコーディングスタジオがなくなりました。それは、ほんとにかなしいことだと思います。音楽には、国境がありませんし、言葉が通じなくても音楽は一緒に作り上げることができます。部屋にこもるのではなく、いろいろな世界のミュージシャンともっともっとジャンルを超えて、楽しく世界を広げてほしいですね。――初のシンフォニックコンサートが今年12月22日(木)に開催されるそうですが、どういうコンセプトでしょうか?千住明さんとは30年来のお友だちで、今までも何度かステージでご一緒していますが、今回は初めてふたりでやるんです。もちろんオーケストラと、バンドにも参加していただきますので、とても楽しみにしています。千住さんはポップスからクラシックまで幅広く活動されていて、オーケストラの指揮もなさいますから、今回はそれもお願いしています。今までは呼んでいただいて2~3曲だけの共演だったのが、今回はじっくりご一緒できるので、ふたりでどういう世界を作ることができるかを考えています。コンサートの前に千住さんとCDも作るので、その収録曲もお披露目したいですし、是非、楽しみにしていただければと思います。――この先の40年は?ですから、生きていないですよ(笑)。40周年も区切りではなくて、わたしには通過点だと思っています。これから先は、いつまで続けるかわかりませんけれど、いままでどおり。できるところまで(笑)。(text/photo:Takashi Tokita)
2016年10月01日松田龍平が親戚の家に居候し万年床で暮らす“おじさん”役を好演する映画『ぼくのおじさん』。この度、本作のティザーポスターが到着した。「自分のまわりにいる大人について」という学校の作文コンクールの宿題を課せられた小学生のぼく=春山雪男(大西利空)。公務員の父(宮藤官九郎)と専業主婦の母(寺島しのぶ)では面白いものが書けそうにない。居候しているぼくの“おじさん”(松田龍平)は、大人のくせに万年床に寝転がってマンガばかり読み、時には僕をダシにお母さんからお小遣いをもらうこともある大人。雪男は、そんなおじさんを題材に作文を書くことにする。そんなある日、おじさんにお見合い話が持ち上がった。乗り気でないおじさんだったが、目の前に現れたお見合い相手はハワイの日系四世で絶世の美女・稲葉エリー(真木よう子)。ぼくの心配をよそにおじさんはエリーに一目惚れ!だが、エリーは祖母が経営するコーヒー農園を継ぐためにハワイへ帰ってしまう。エリーに会いたい一心で、あの手、この手を駆使してハワイへ行く策を練るおじさんだが、ことごとく失敗。だが、奇跡が訪れ、ハワイに行けることに。おじさんと雪男はエリーを追いかけてハワイへ行くが、なぜか和菓子屋の御曹司、青木(戸次重幸)もやってきて――!?原作は、遠藤周作らとともに戦後日本文壇を代表する作家である北杜生。和田誠のイラストも併せて、いまもなお幅広い世代に愛され続ける作品だ。そしてキャストには、主演の松田さんをはじめ、おじさんと同居し見守る甥っ子・雪男役には子役の大西利空、おじさんが一目惚れするヒロインに真木よう子。さらに、戸田恵梨香、宮藤官九郎、寺島しのぶ、戸次重幸、キムラ緑子、銀粉蝶ら、実力派豪華俳優陣が脇を固めている。先日、おじさんワールド全開の特報映像が解禁されたが、今回はついにティザーポスターが到着。ポスターデザインは、和田氏が描いた原作の書影と同一の構図で親しみを感じるデザインで、インテリながら何事もだらしないボサボサ頭の“おじさん”と、整ったサラサラヘアーのしっかりものの“ぼく”との対照的なコンビが目を惹く。そして、その周りには「寝転びながら本を読むおじさん」「苦手なスポーツに挑戦するおじさん」「ブランコに乗るおじさん」など様々なシーンが散りばめられ、怠け者だけど憎めない、かわいらしいおじさんのキャラクターが伝わってくる、どこかほっこりする仕上がりとなっている。なお本ポスターは、7月9日(土)より劇場掛けされるようだ。『ぼくのおじさん』は11月3日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月09日松嶋菜々子が主演を務める、7月期放送のドラマ「営業部長 吉良奈津子」。この度、本作の新たなキャストとして、松田龍平の出演が決定! なお松田さんは、連続テレビ小説「あまちゃん」以来、約3年ぶりの連続ドラマ出演となり、主演の松嶋さんとは本作が初共演となった。吉良奈津子(松嶋菜々子)は、広告代理店の売れっ子クリエイティブディレクター(以下CD)でバリバリのキャリアウーマン。40歳手前で結婚して出産、育児休暇で職場を離れていた。3年を経て職場復帰したものの、新たに配属された部署はクリエイティブではなく営業だった。かつて自分が活躍していたクリエイティブに戻りたいと要望を出すと、常務からはすでに3年も現場を離れた人間を受け入れる土壌はないと、冷たく返される。ただ、頑張りによっては元の現場に戻す可能性もゼロではないという。その条件を受け入れしぶしぶ営業部に配属された奈津子だったが、そこにいたのは全く奈津子を信頼していないクセものばかりの部下たちだった。家庭と仕事の狭間で悩みが増えていく奈津子。口うるさい姑の手を借りたくないとベビーシッターを頼むが、その彼女の存在が幸せな家庭を崩壊していくきっかけになっていく。会社では自信を打ち砕かれ挫折し、やがて夫との間に大きな溝ができはじめ家庭も危機に…。ドラマは、“女の戦いと再生”、そして “産後復帰した女性が働く”ということを真っすぐに描いた作品。今回松田さんが演じるのは、業界大手の広告代理店「東邦広告」のクリエイティブ局に勤務する優秀なCD・高木啓介役。高木は、若くして大手クライアントのCDを任される才能の持ち主だが、新人時代に当時バリバリのCDだった奈津子の下で担当した“ある仕事”で辛酸をなめさせられた。そんな中復帰してきた奈津子には、いまだに笑顔で乗り切れると思っている勘違い、時代錯誤なところが気に入らず、厳しい言葉をかけるが、一方では心のどこかで成長した姿を見せつけたいと思っているという役どころだ。映画『御法度』にて主役に抜擢され俳優デビューした松田さんは、同作でブルーリボン賞、キネマ旬報ベストテン、日本アカデミー賞をはじめ、数々の新人賞を総なめにし話題に。その後も多くの作品に出演し、『舟を編む』では「日本アカデミー賞」最優秀主演男優賞受賞など、その唯一無二な演技力を見せつけてきた。そんな松田さんだが、松嶋さんとは今回が初共演。「いまから撮影が楽しみです」と共演を待ち望んでいると話している。また、連続ドラマ出演は約3年ぶり。「久々の連続ドラマ出演になるので、体調を崩さないよう、良く食べ、良く寝て撮影に挑みたいと思います」と意気込みをコメントしていた。最高視聴率16.7%、新語・流行語大賞の候補50語にもノミネートされるほどの社会現象を巻き起こした「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」を書いた井上由美子が描く世界観の中で、数々の賞を受賞してきた実力派俳優の松田さんと、「やまとなでしこ」などドラマ史に残る話題作に多く出演してきた松嶋さんが、初共演でどのような化学変化を起こすのか、放送を楽しみにしていたい。木曜劇場「営業部長 吉良奈津子」は7月より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年06月04日松田龍平を主演に迎え、『もらとりあむタマ子』『味園ユニバース』の山下敦弘監督が“21世紀版の寅さん”を描く『ぼくのおじさん』。このほど、松田さんに一目惚れされる“マドンナ役”に、真木よう子が決定。明るく、カラッとした性格のハワイ在住日系四世の女性を演じることになった。「自分のまわりにいる大人について」というテーマで、学校の作文コンクールの宿題を課せられた小学生のぼく=春山雪男(大西利空)。公務員の父と専業主婦の母では面白いものが書けそうにない。そこで、家に居候している、ぼくの“おじさん”(松田龍平)を題材にすることに。おじさんは、大人のくせに万年床に寝転がってマンガばかり読み、時には僕をダシにお母さんからお小遣いをもらうこともある人だった。そんなある日、おじさんにお見合い話が持ち上がる。最初は乗り気でないおじさんだったが、目の前に現れたお見合い相手はハワイの日系四世で絶世の美女・稲葉エリー(真木よう子)。ぼくの心配をよそにおじさんはエリーにひと目惚れ!だが、エリーは祖母が経営するコーヒー農園を継ぐためにハワイへ帰ってしまう。エリーに会いたい一心で、あの手、この手を駆使してハワイへ行く策を練るおじさんだが、ことごとく失敗。だが、奇跡が訪れ、ハワイに行けることになったおじさん。おじさんとぼくはエリーを追いかけ、ハワイへと向かうが、なぜか和菓子屋の御曹司、青木もやってきて…。原作は、「どくとるマンボウ」シリーズなどで知られる北杜夫の同名小説。北氏のユーモアセンスが遺憾なく発揮され、和田誠のイラストも併せて、いまなお幅広い世代に愛され続ける名作だ。おじさん役を務めるのは、先日、主演作『モヒカン故郷に帰る』がイタリア・ウディネ映画祭で2冠を達成した松田さん。また、おじさんを見守る甥っ子・雪男役には、度重なる選考を見事勝ち抜いた大西利空。監督を、『天然コケッコー』や『苦役列車』など、話題作を次々手掛け、独特な作風でファンを魅了してきた山下敦弘が務め、優しさや寛容さ、そして温かい心を伝える21世紀版『男はつらいよ』を目指していく。そんな本作では、松田さん演じる“おじさん”のロマンスも重要となるが、今回、明るく太陽のようなマドンナ・稲葉エリー役を、『海よりもまだ深く』の公開も控える真木さんが演じることになった。山下監督とは、ドラマ「週刊真木よう子」(’08)以来、8年ぶりのタッグとなる。エリーはハワイ在住の日系四世のため、真木さん自身、映画では初めてとなる英語での長セリフに挑戦。現地の俳優とも話せるように練習し、ハワイでの撮影に臨んだという。真木さんは、「ハワイに行く前はとても不安でしたが、最終日には帰りたくなくなってしまうほど満喫できました(笑)。ハワイの快晴続きの天気はもちろんですが、日本と違って空も広く、ただそこにいるだけで気持ちが朗らかになれました」と語っており、ハワイロケは充実したものとなった様子だ。また、「エリーは典型的な“ザ・マドンナ”」だそうで、「ハワイ育ちのカラッとした性格の彼女は演じていて楽しかったです」と言う。「山下監督は、こちらの集中力が切れていると直ぐに見破ってしまう怖い監督なんです(笑)。でもそれだけ熱心であり、その情熱が現場にも伝わるので、緊張感のある雰囲気のいい現場を作り上げてくださる方ですね。松田龍平さんの演じたおじさんは、すごく素直で、見ているだけで面白い人!おじさんの役にぴったりだなって思います(笑)」と、松田さんの“おじさん”ぶりに太鼓判を押した。また、山下監督も「ひと言で表すとエリーは、おじさんにとって“太陽”のような存在。そんなエリーを真木さんは全力で演じてくれました。芯があって明るい女性という“陽”の部分だけでなく、ハワイの日系四世であるという揺れ動くアイデンティティの“陰”の両方を真木さんは演じてくれて、僕も掴み取れていない複雑で繊細なエリーを見事に体現し、深みを増してくれました」と絶賛。エリーは原作には登場しないキャラクターではあるものの、脚本・企画の須藤泰司氏は、「彼女を通じて原作の大切な部分でもある、太平洋戦争が始まって苦労した日系人の人々、戦争の爪痕の描写を映画に入れようと思いました。原作同様、それが押しつけがましくならない範囲で、エリーから日系人がたどった歴史が見えるような、覚悟ある女性にしました」と、その役どころに込めた意味を明かしている。真木さん演じる“マドンナ”の登場で、“おじさんとぼく”の珍道中がどんなふうに変化していくのか、引き続き注目していて。『ぼくのおじさん』は11月3日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月03日松田翔太を主演に、4月にドラマ化、今夏には映画化という一大プロジェクトが始動した『ディアスポリス-異邦警察-』。この度先日公開された超特報に続き、松田さん演じる久保塚が映る特報映像が解禁された。本作は、 東京にいる密入国外国人約15万人。悪い奴もいるが、難民認定を受けられず貧しい生活をしている者も大勢いる。そんな彼らが自分たちを守るために秘密組織「異邦都庁(通称:裏都庁)」を作り上げた。そこには金融庁の関与しない銀行、厚労省の認可しない病院、そして異邦警察「ディアスポリス」が存在した。そんな裏都庁で働くただ一人の警察官、久保塚早紀の活躍を描いた物語――。原作は、すぎむらしんいちと『20世紀少年』などの脚本を手掛けたリチャード・ウー(長崎尚志)脚本による同名コミック。監督には、『私の男』でモスクワ国際映画祭グランプリを受賞した熊切和嘉が務め、守屋文雄と共に脚本も担当している。熱狂的な支持を受けながらも、そのキワどすぎる世界観から実写化不可能とされた本作に挑むのは、「花より男子」シリーズや『LIAR GAME』シリーズ、「女帝」など様々な役どころを演じ、強烈な存在感を放つ日本を代表する俳優のひとり、松田さん。自身原作のファンで、主演を熱望していたという松田さんは、複数の言語を操る国籍不明の裏警察・久保塚役をいままでのキャリア全てぶつけて熱演する。そして今回解禁された特別映像は、本作の内容が少し垣間見える映像。松田さん演じる久保塚が警察に引き止められるも「俺も警察なんだよ」と言い放つシーンなど“裏警察”としての存在感を放った姿が映し出されている。『ディアスポリス-異邦警察-』(仮)は2016年夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年03月05日松田龍平がまさかのモヒカン頭となり、前田敦子、千葉雄大、柄本明、もたいまさこと“家族”を演じる『モヒカン故郷に帰る』。本作で、松田さんはデスメタルバンド「断末魔」のボーカルに挑戦、沖田修一監督書き下ろしのオリジナルソングを熱唱していることが分かった。恋人・由佳(前田敦子)の妊娠をきっかけに、瀬戸内海に浮かぶ故郷へ7年ぶりに帰郷したモヒカン息子・永吉(松田龍平)。2人を待ち構えていたのは、矢沢永吉をこよなく愛する相変わらずの頑固おやじ・治(柄本明)と筋金入りの広島カープ狂の母・春子(もたいまさこ)、そしてたまたま帰省していた弟・浩二(千葉雄大)。久しぶりに家族そろったと思いきや、“父親になる”というのに相変わらずのらりくらりの永吉に、治は怒り心頭。いつもの一家総出のド派手な親子ケンカが勃発する。そんな矢先、発覚した親父のがん。なんだかんだ喧嘩してしまうけど…やっぱり家族が集まれば笑顔こぼれる!永吉は不器用ながらも「俺は俺なりに」親孝行に大奮闘するが――。本作は、『南極料理人』『キツツキと雨』『横道世之介』などで知られる沖田監督がオリジナル脚本を手がけ、瀬戸内海に浮かぶ四島でオールロケが行われた、現代版ホームドラマ。緩やかに流れる“島の時間”の中、親不孝だった息子の最後の親孝行というしんみりしがちなストーリーを、“沖田節”ともいえる温かなユーモアで包み、絶妙なキャスティングの豪華俳優たちがそれぞれ喜々として演じている。そんな本作でモヒカン頭の松田さんが扮するのは、売れないデスメタルバンド、その名も「断末魔」のボーカル!「断末魔ー!!」の“デス声”が鳴り響く、印象的なライブシーンの撮影は広島市内のライブハウスで行われ、撮影時、松田さんはスタッフや監督の期待をはるかに上回る最高のパフォーマンスで観客役のエキストラたちを熱狂させた。「まさに思い描いていた永吉。松田さんのパフォーマンスを見た瞬間に、この映画は絶対に面白くなるって確信しました」と、監督は松田さんの“デス声”によるパフォーマンスを大絶賛。実は2人そろって “デス声”を研究したそうで、「デス声の出し方というのがあって(笑)。劇中でも下手な出し方を続けていると声を潰してしまうって出ていて、かなり練習してもらいました。映画の中でもちょっと出てきますが、デス声でドレミファソを言うんです」と監督。ライブシーンの前夜、広島のホテルでは、松田さんの練習する“デス声”が響いていたのだとか…。『モヒカン故郷に帰る』は4月9日(土)より全国にて公開。3月26日(土)より広島先行上映。(text:cinemacafe.net)
2016年03月02日松田龍平主演の映画『モヒカン故郷に帰る』の完成報告会見およびヒット祈願が2月8日(月)に開催。松田さんをはじめ、柄本明、前田敦子、もたいまさこ、千葉雄大、沖田修一監督が勢揃いした。『南極料理人』『横道世之介』の沖田監督のオリジナル脚本で、タイトル通り、松田さんがモヒカン頭にしたことでも話題の本作。売れないバンドマンの永吉は妊娠した恋人を連れて結婚を報告するために故郷・広島の戸鼻島に帰るが、そこで頑固者の父のガンが発覚し…。松田さんが演じた永吉は、父・治が矢沢永吉の熱烈なファンであることから名前が付けられたという設定だが「役作りはモヒカンにしたくらいかな(笑)。ちゃんと、スタイルを持ってこういう格好をしており、形から入って作っていくところがありました」と振り返る。島での撮影では、現地の吹奏楽部の学生たちの演奏に永吉が割り込み、指揮をするというシーンがあったが「段取りを踏まずに演奏をメチャクチャにするという、賭けに出たシーンでしたが刺激的で楽しかったです。教室から出ると、中から『こえー!』って声が聞こえてきて(笑)、それがヒシヒシと伝わってきて心が痛みました…」と笑いながら明かした。柄本さんは、松田さんとの親子役での共演について「お父さんの優作さんと同じ劇団にいたことがあり、親子役に感慨深いものがありました」としみじみと語っていた。前田さんは、永吉の“嫁”として、彼の実家を訪れるが、この日も姑役のもたいさんと手を取り合って登場。もたいさんを“まさこ様”と呼び「劇中のお義母さんもかなり優しいですが、現場でもまさこ様はすごく優しくて、楽しくすごせました」とニッコリ。もたいさんも「“まさこ様”と呼ばれるのは初めてでしたが心地よかったです(笑)。(前田さんは)ストンと人の心に入ってくる感じで、嫁姑というより、友達のようでした」と笑顔で振り返った。しっかりものの次男を演じた千葉さんは「僕は長男で、お兄さんはいないので、この映画でお兄さんができて嬉しかったし、撮影の合間にご飯を食べたり、遊んだり嬉しかったです」と笑顔。松田さんも「かわいかったですね」と思わず、顔をほころばせていた。沖田監督は今回の父と息子を中心に据えた物語について「男同士の面白さを映画でやりたかった。特別に話すことのない距離感のある2人が、こうした状況になって、疎遠だった時間を埋めていくのが面白い」と自信をのぞかせた。『モヒカン故郷に帰る』は4月9日(土)より全国にて公開。3月26日(土)より広島先行上映。(text:cinemacafe.net)
2016年02月08日故・松田直樹さんを忘れない。3回目を数える『ドリームマッチ群馬2015-remember松田直樹-』が開催される。今回も松田さんと親交があった往年の名選手や同郷・群馬出身のJリーガー、ザスパクサツ群馬の選手たちが、正田醤油スタジアム群馬に集結する。気になる出場予定選手は以下の通り。『ドリームマッチ群馬2015-remember松田直樹-』チケット情報GUNMA DREAMS【監督】服部浩紀【GK】常澤聡、清水慶記【DF】乾貴哉、北爪健吾、川岸祐輔、沼田圭吾、市川恵多、乾大知、廣井友信、佐田聡太郎、坪内秀介【MF】青木剛、渡邊凌磨、平識善昭、横山翔平、清水貴文、仲間隼斗、田中亜土夢、小林竜樹、中町公祐、松下裕樹【FW】小牟田洋佑、大島秀夫、高田保則JAPAN DREAMS【監督】山口素弘【GK】南雄太、曽ヶ端準、楢崎正剛【DF】田中隼磨、茂庭照幸、駒野友一、宮本恒靖【MF】松井大輔、稲本潤一、小野伸二、本山雅志、小笠原満男、中田浩二、氏家英行、河合竜二、戸田和幸、中田英寿、佐藤由紀彦、福西崇史【FW】鄭大世、播戸竜二、永井雄一郎、北嶋秀朗、柳沢敦、松原良香JAPAN DREAMSには同級生の中田英と楢崎、福西、フラット3を組んだ宮本や中田浩、小野、稲本、小笠原の黄金世代など2002年『W杯』日本代表メンバーが揃う。そもそも、『ドリームマッチ群馬』は、サッカーを通じて、スポーツの楽しさや素晴らしさを伝えることをテーマとする。また、群馬で生まれた松田さんの功績を称えるとともに松田さんを襲った悲劇を繰り返さないために、今大会の収益でAEDを購入し、各種団体に寄贈することが目的である。突然の別れだった。松田さんは2011年8月2日、松本山雅FCでの練習中に倒れ、2日後帰らぬ人となった。当時、練習場の梓川ふるさと公園のグラウンドにはAEDはなかった。J1リーグ戦で385試合、日本代表として40試合に出場した稀代のDFは、J2昇格を目指しJFLを戦いながら、突如そのサッカー人生に幕を閉じたのだった……。『ドリームマッチ群馬2015』は、イベントも盛りだくさん。試合前のウォーミングアップの際は出場選手がサインボールをスタンドに投げ込み、試合終了後には場内を一周する。ハーフタイムには、群馬県内で活動するチアリーダー180名によるチアリーディングショーを実施。また、U-15、U-16の群馬県内の選抜選手による紅白戦が2試合ラインナップされている。もちろん、AED講習会も行われる。メインスタンド側場外特設ブースでは松田さん、宮本、永井、細貝萌らが着用したプレミアもののサッカー用具のチャリティーオークションも企画されている。松田さんを偲び、AEDへの理解を深め、スポーツの素晴らしさに触れる『ドリームマッチ群馬2015-remember松田直樹-』は12月23日(水・祝)・正田醤油スタジアム群馬でキックオフ。チケット発売中。
2015年12月18日ヘアメイクアップアーティストの草場妙子さんに教わる、大人メイク術。前回の<ベースメイク編>に続いて、時短メイク術、印象を変えるコツ、簡単パーティーメイクなど、すぐに役立つメイクのコツを伺いました。「引き算」が、大人の時短メイクの鍵!「自分に似合うメイクを見つけたい。時間をかけずに、年齢に合ったメイクをしたい、もっと楽しみたい!」そう感じている方は多いでしょう。いつものメイクを変えて “大人のメイク” に仕上げるには、まずポイントを決めることが大切だと、草場さんはいいます。「例えば、『今日は黒い服だから、赤い口紅をポイントにしよう』と思ったら、アイメイクやチークは抑える。そしてそのポイントを引き立たせるために、ほかのメイクはちょっと抑えめにする。口紅というポイントがあれば、マスカラ、アイライン、アイシャドウは塗らなくてもまつげをビューラーであげるだけで大丈夫。『今日のポイントはこれ!』と決めることが、時短にもつながります。メイクはトータルバランス。フルメイクをした後で調整するのは難しいので、鏡の前に立って、足りないなと思ったら足せばいい。このくらいかなというところで、全身が映る鏡でチェックして。最初に今日のファッションを決めると、ヘアメイクも決まりやすいと思います」 大人メイクの「色選び」のコツとは?また難しいのが色選び。さまざまな色を楽しんでいた若い頃に比べ、似合う色がわからないという人も多いのでは?「チークは、大人女子がこれ見よがしに入れると、頑張っている感、浮いている感が出てきてしまいます。チークは顔色をよく見せる程度になじませる、というのが大人メイクの基本。変な言い方ですが、色づきがあまり良くないチークを選ぶと失敗が少ないです。発色の良いものを選ぶと、ある程度ブラシで調整しても、最初につけた場所がどうしても濃くなって加減が難しいんです。ちょっとつきが悪いかなと思うくらい、薄づきなものを選んでください」「色を変えてみると、メイクが断然楽しくなります。真っ青なアイラインを引くのは少し勇気がいりますが、カーキなどなじみのいい色を選べば、自然だけど黒とは違う印象に。『あれ、ちょっと違うね』と誰かに感じてもらうのも楽しいですよ」メイクをガラリと変えるなら、「眉」を変えて草場さんが、メイクを本当に変えたい人に最もおすすめするのは、眉毛を変えること。「眉毛を変えるって相当勇気がいることですが、例えば色を変える、眉毛を描くペンシルやパウダーの色を変える、描き方を変える。そうすると表情がものすごく変わります。『マニッシュに見せたいから、眉頭を狭めてみよう』、『今日は優しい印象に見せたいから、眉頭をあけてみよう』という風に。そこに行き着くと、メイクがもっと楽しくなりますよ。私は眉カットをしていないのですが、眉毛を短くカットする人が多いですよね。数年前に薄い眉毛が流行った影響だと思いますが、よっぽど形が難しい人以外は、カットする必要はないと思います。ある程度の長さを生かして、毛流れは整えますが、輪郭は整えすぎないほうが今のトレンドですね」 華やかな場に合わせる、おすすめメイク場に合わせたメイクをするのも大人のたしなみ。これからの季節、機会の多くなるパーティや、結婚式などの少し華やかな場にぴったりのメイクとは?「口紅をブラウン系レッドやブラウン系ベージュなどにすると、上質な感じになります。普段ラフに描いているなら、しっかりつけるとわかりやすく華やかになりますね。人との距離が近いときは、アイシャドウを使って、目元に少しツヤがあるといいです。アイシャドウというと、ブルー系の古いイメージがありますが、ベージュトーンの少しツヤ感のあるアイシャドウを使うと、特に室内の照明が当たったときにすごくきれいに見えます。また、目の下にゴールド系のアイラインを入れると、目が少し潤んでキラキラと見えてきれいだと思います」写真撮影があるときの、メイクテク「もし大勢で写真を撮るなど、遠くから見る場合は、口紅や目元のフレームを強くすると、キリッとした印象になるので華やかに。普段ペンシルのアイライナーを使っている人には少しテクニックが必要ですが、リキッドアイライナーに変えると少し艶やかで黒の色味が強いので、引きで見たときにキュッとしまって見えます。そのとき、ファンデーションはワントーン暗くするのが鉄則。そうすると写真を撮ったときに、白浮きしないのでおすすめです」 メリハリをつけて、大人メイクを楽しもう最後に草場さんから、大人メイクを楽しむためのメッセージをいただきました。「毎日服は違うのにメイクがずっと一緒と思うと、やはり合わないときも出てきますよね。フルメイクではなくポイントを絞って、その絞ったポイントで遊び心を出すとことが、楽しみにも繋がると思います。それには思い切るということが大事。思い切って、『今日はアイラインを引かない』と決めたり、眉の形、色を変えてみるのがマンネリを脱するコツです」「今は単色使いがトレンド。例えばアイシャドウは、化粧品売り場ではグラデーションを勧められますが、ベージュ系でもいいので、思い切って単色使いにすると結構しっくりくると思います。最初はどうしてもドキドキして、これで大丈夫かなと不安になると思うのですが、楽しんで! そのうちに『もっと濃い口紅買ってみようかな』というように、だんだん楽しくなってくると思いますよ」毎日が忙しくてもちょっとしたコツを知ることで、時間をかけずに素敵な大人メイクを楽しむことができます。みなさんもぜひ取り入れてみてくださいね。 ▼忙しくてもできる! ヘアメイク草場妙子さんに教わる「大人のための乾燥対策」 ▼自分に似合うメイクを見つけよう! 草場妙子さんに教わる「大人のメイク術」 (前編)
2015年12月18日毎日のメイク。一度「これが定番」と決めたらなかなか変えられない、変えるタイミングがわからないという人も多いでしょう。でも、「いつものメイクがなんとなく似合わなくなってきた」と感じることはありませんか? 「自分に似合うメイクを見つけたい。時間をかけずに、年齢に合ったメイクをしたい、もっと楽しみたい!」そんな悩みに答えてくださったのが、ヘアメイクアップアーティストの草場妙子さん。大人メイクで気をつけるポイント、忙しいときにおすすめの時短メイク術など、たっぷり教えていただきました。まずは<ベースメイク編>です。乾燥を防いで “ツヤ肌” にするポイントは?大人の女性が一番気をつけなければいけないのが乾燥。だからこそベースメイクにはこだわって、と草場さん。「ファンデーションは、使い慣れたものを通年活用してしまいがちですが、気温や湿度など環境は変わっていくもの。同じものを使うと、どうしても不快な部分が出てきてしまいます。だから、冬は冬用のファンデーションを活用しましょう」「以前は『リキッドファンデーションを使った後、パウダーをのせなくてはいけない』と言われていましたが、今はツヤ肌に仕上げたいときはリキッドファンデーションで仕上げていいんです。ただ、崩れが気になるところはスポンジでおさえるか、パウダーを少しのせて。特に目元は、油分があるとアイラインやマスカラが下まぶたにつきやすくなるので、細いブラシで少しのせておさえましょう。パウダーは油分を奪ってしまうので、部分使いにすると乾燥を防ぐことができます」 全体に塗らず、“部分使い” が鉄則そんな草場さんは、普段ファンデーションは全体に塗らず、コンシーラーとともに部分使いをしているのだそう。「目の周りのくすみとクマが気になるので、そこだけファンデーションやコンシーラーを使っています。コンシーラーを使って隠そうとすると、メイクが厚くなり、よりシワが目立ったり乾燥するので注意が必要です。カバー力が高いということは、それだけ厚塗りに見えたり、時間が経ったときに崩れが気になるということ。本当はコンシーラーは、一番使いたくないものなんです。だから鏡をよく見て、どこにファンデーションやコンシーラーが必要なのか、きちんと見極め、気になる部分にだけ使いましょう」 目の際は “あける” 、コンシーラーは “ぼかす” !「塗り方にも注意が必要です。“くすみを隠したい”とまぶた全体に塗ってしまうと、目が小さく見えてしまいます。コンシーラーは明るく見せたり、きれいにカバーしてしまうので、逆に必要な影の部分まで消してしまう。だから“目の際の数ミリは絶対にあける”、これが鉄則です。また、きれいに隠しすぎると厚塗りが悪いところをどんどん目立たせてしまうので、“コンシーラーは隠すのではなくぼかす” というのが大人のメイク。その上で、口紅にポイントを持っていったり、眉をキリッと描いて表情の強さを出して、バランスをとったりすることで目立たせないようにして」草場さんのインスタグラムには今回のような役立ちTIPSがちりばめられています。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。次回は、<時短メイク術>や<大人メイクの色選び>をご紹介します。 ▼“引き算” が時短メイクの鍵! 草場妙子さんに教わる「大人のメイク術」 (後編) ▼忙しくてもできる! ヘアメイク草場妙子さんに教わる「大人のための乾燥対策」
2015年12月17日これからの季節、アラフォー世代の肌の悩みの原因となるのが「乾燥」。乾燥すると、肌荒れして化粧ノリが悪くなるほか、小じわやシミができやすくなるなど、肌のトラブルに繋がります。とはいえ、「忙しくて時間がない、何から始めたらいいかわからない」という人に “これだけはやっておきたい” スキンケアのポイントとおすすめアイテムを、ヘアメイクアップアーティストの草場妙子さんに伺いました。「奪いすぎない保湿」が鍵。ミルククレンジングがおすすめ草場妙子さんは、雑誌や広告、CMなどで幅広く活躍するヘアメイクアップアーティスト。コスメ好きが高じて、インスタグラムではおすすめの美容アイテムを紹介し、普段のメイクに悩む大人の女性たちにも大変好評です。「自分で買って試して、いいと確信したものだけをアップしています。もし迷っていることがあれば、こういうものがあるんだとか、ずばりそのものを買わなくても似ているものを試してみよう、と誰かのヒントになればいいなと思ってやっているんです」と草場さん。そんな草場さんに伺った、大人の女性が気をつけるべきスキンケアのポイント。まず注意しなくてはいけないのがクレンジングだといいます。「乾燥すると肌のバリア機能が低下し、外からの刺激を受けやすくなり、皮膚が硬くなるなどマイナス面ばかり。そんな乾燥で悩んでいる方の多くは、きれいに洗いすぎている印象があります。以前は『とにかくきれいに汚れを落として、しっかり保湿しましょう』といわれていたので、その刷り込みがずっと残っていて、大人になってもきれいに洗いすぎてしまう。それが乾燥肌を引き起こし、より悪化させてしまうんです。そこでおすすめなのは、一番肌にやさしく、しっとりとした使用感のミルククレンジング。汚れを落とすのに必要な、界面活性剤の配合量が比較的少ないんです」「もちろん汚れ落ちがよくなくなりますが、その分必要な皮脂や油脂を奪いすぎません。極論を言えば、汚れが残ってもいいから皮脂を取りすぎないことが大切。潤いがほしい、しっとりとさせたいときは、“与える保湿” より “奪いすぎない保湿” というのが、私がスキンケアの要としていつも思っていること。だからミルククレンジング、その後のダブル洗顔はしないことをおすすめします」ブースターや美容液として。オイル使いのコツでは、保湿はどのようにすればいいのでしょうか?「一番大切なのは自分できちんと知ること、わかること、感じること。例えばいつものスキンケアで化粧水と乳液を使っていたら、いつもと同じもの、使い方で潤ったと思えればそれでいいんです。でも『なんか乾燥する、化粧ノリがよくない』と感じるのであれば、そこでやり方か、ものを変える。もし、ものを変えないのであれば、いつもの化粧水を重ねづけしたり、乳液を多めに塗ってパックするなど、ちょっとした工夫で変わってくると思います。翌日、自分の肌の状態を見て、自分のベストを見つけましょう」また、スキンケアをするタイミングもすごく重要です。特に入浴後は急激に乾燥します。だからお風呂から上がるときに、お子さんがいる方はちょっと待ってもらって、顔をタオルで拭いてオイルを手に取り、なじませてから、ゆっくりと子どものことをしてあげる。オイルはとても優秀で、ブースターの役割をしてくれるんです。分かりやすく言うと、乾いた土壌にそのまま水を与えるのではなく、ある程度耕したところに水を与えると、しっかり保水できますよね。オイルをつけることによって、そのあとのスキンケアの成分をきちんと受け止められる肌を作ってくれるんです。化粧水は蒸発して乾いてしまうのですが、オイルは残ってくれるので、渇きを感じないところもいいですね」自分に合った「オイル」の選び方オイルは、自分の好きな香りを基準に選ぶことが重要。さらに鉱物油が主成分で肌に蓋をして保湿するタイプのオイル(ベビーオイルなど)ではなく、大人は肌に浸透させる植物性のオイルを選んで、と草場さん。顔だけでなくボディにも、入浴後の体が濡れている状態でなじませると、タオルであまり拭く必要がない状態になり、ヌルヌル感も軽減されるそう。時間がなくてマッサージできないという人にも、簡単にできるセルフケアです。「オイルをひとつ持っていると、美容液として化粧水の後にも使えて便利。また、いろいろなものに混ぜられるという利点もあるので、例えばボディークリームに混ぜると保湿力が上がり、のばしやすくなるのでなじみやすいです。さらに髪の毛につけて髪の保湿も。私は肌につけてしみるものに出合ったことがないので、肌荒れしているときにまず使ってみては?」ヘアにも「乾燥対策」を忘れずに「髪の毛はダメージを受けるとなかなか戻らないので、本当に気にかけてあげて。まずシャンプーを変えると、髪のまとまりも変わります。最近はノンシリコンが流行っていますが、きしんでしまうものも多いですよね。そこでおすすめなのが、『THREE』のシャンプー。ノンシリコン処方ですが、シャンプーした後、トリートメントをした後のような感触があり、流した瞬間に、ほかのものとは全く違うと実感できます。髪の短い人は、トリートメントは必要ないくらいしっとりします」髪を洗った後の保湿には、この2本がおすすめだそう。「広がる髪をほどよく落ち着かせるには? とオイルにたどり着きました。つやが出て乾燥からも守ってくれる『パーフェクトポーション』は、ローズマリーやゼラニウムの、ハーブの香りがとても清々しくていい香り。地肌に塗ってマッサージできるオイルなので、安心して使えるところが気に入っています。また、『ジョンマスターオーガニック』のヘアスプレーで、あらかじめ内側に水分を入れて、オイルでさらに保湿すると、一番乾燥しにくくなります。ただ、オイルはどうしても重さが出るので、ベタつきが気になる方にはおすすめしません。個人差があるので、自分にとって必要かどうか見極めてくださいね」最後に、忙しい大人の女性たちへ、草場さんからスキンケアのアドバイス。「疲れていて、もうケアができない…というときは、体が睡眠を欲しているので、それでいいと思います。ただ、『忙しいからできないのは仕方がない』と、それが日常となってしまうのはもったいない! 少しでもセルフケアができると自信にも繋がるし、メンタルがポジティブになると肌にもいいですよね。メリハリをつけて、できるときに楽しみながらやってみましょう」 ▼自分に似合うメイクを見つけよう! 草場妙子さんに教わる「大人のメイク術」 (前編) ▼“引き算” が時短メイクの鍵! 草場妙子さんに教わる「大人のメイク術」 (後編)
2015年12月02日阿部サダヲが主演を務め、瑛太、妻夫木聡らが出演する中村義洋監督による痛快時代劇『殿、利息でござる!』の追加キャストが発表され、竹内結子、松田龍平、草笛光子、山崎努ら合計13名の豪華俳優陣が一堂に会したキービジュアルが初披露された。その他の写真本作は、今から240年ほど前の江戸中期、仙台藩吉岡宿を舞台に、年貢の取り立てや労役で困窮する町人たちが、宿場町を守るため「殿様に金をお貸しし、その利息をとる!」という大胆な計画を実行しようと奮闘する姿を描くもの。阿部は、夜逃げが相次ぐ宿場町の行く末を心から憂える主人公・穀田屋十三郎(こくたや・じゅうざぶろう)を演じ、竹内は吉岡宿の住人が集う煮売り屋(飯屋)のおかみで未亡人のとき役。松田は、十三郎たちと敵対する藩の財政を預かる出入司(しゅつにゅうつかさ)をつとめる役人・萱場杢(かやば・もく)を演じる。中村監督は竹内の役どころについて「ほとんどアテ書きです。竹内さんに時代劇の経験がない、というのも大きかったです。ああ、結子さんの日本髪を一度でいいから拝んでみたい、という思いも重要な決め手の一つであったことは否めません」と明かしており、竹内は「時代劇映画初ということでメイク、衣装、美術、セットなど全てが新鮮で和やかさと良い緊張感をもって撮影に臨むことが出来たと感じています」とコメント。「この作品は、町を救いたい一心で、人のために尽くす庶民たちのお話なのですが、何でも誰かに言いたがり拡めたがりの時代に、報われたい欲を捨て敢えて“つつしむ”ことを選んだ人々の、その心の在り方がとても美しいと私は思います」と語っている。監督は「今回ほどキャスティングに時間を使った映画はありません。九人の篤志家と、見守る女性、そして酷薄怜悧な御上と、バランス(年齢、顔、形や、観客が思っているであろう印象と、それへの裏切り等)を考えながら、一人一人、慎重に、時間をかけてキャスティングしていきました」と語っており、キービジュアルでは、阿部を中心に、瑛太、妻夫木、竹内、松田、草笛、山崎のほか、寺脇康文、きたろう、千葉雄大、橋本一郎、中本賢、西村雅彦が役に扮した姿で勢揃いしている。『殿、利息でござる!』2016年5月14日(土)大願成就!
2015年11月10日ひとりの少年が“ピーターパン”になるまでを描くファンタジー超大作『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』の日本語版主題歌が松田聖子の新曲『永遠のもっと果てまで』に決定した。松本隆が作詞を、呉田軽穂(松任谷由実)が作曲を、松任谷正隆が編曲を手がける。その他の写真今年は松田聖子デビュー35周年にあたり、数々の名曲を生み出してきたメンバーが集結した。この作家陣が松田聖子の楽曲を手がけるのは1984年リリースの『Rock’n Rouge』以来、31年ぶりで、松田は「物語の素晴らしさ、そして映像の美しさにとても感動しました。ピーターが仲間や家族を信じて頑張る姿に胸がいっぱいになりました。一番の魔法は信じる気持ちなんだなあという事が、この映画を観て本当に分かりました。私もこの素晴らしい映画の一部になる事が出来て本当に幸せです」と語っている。10月には主人公を演じたリーヴァイ・ミラー、主人公の前に立ちはだかる最強の海賊“黒ひげ”を演じたヒュー・ジャックマンとジョー・ライト監督の来日が決定しているが、松田は3人も登壇する本作のジャパンプレミアに参加が決定。ジャックマンは「日本で大変有名な歌手、松田聖子さんが『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』日本語吹替版に主題歌を提供してくださったと聞いて、とても嬉しく思います!ありがとうございます」と感謝のコメントを寄せており、ジャパンプレミアで松田と対面する。松田聖子の35th Anniversary Single『永遠のもっと果てまで』は、10月28日(水)にリリースされる。『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』10月31日(土)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国公開(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年09月15日松田翔太が出演するキシリッシュの新CMの続編動画「AFTER XYLISH NEWS #01~関係者篇 120秒」、「AFTER XYLISH NEWS #02~78%の人篇 90秒」が、WEB限定で公開された。松田さんがニュースキャスター役で登場する本CMシリーズ。新しくなったキシリッシュに関するニュースを伝える松田さんが、自由奔放な外国人女性キャスター・ミーシャのコメントにたじたじする姿をコミカルに描いたCMとして、大きな話題を呼んでいる。このほど公開となったWEB限定動画は、現在放送中のCMの収録後の風景が映し出された「AFTER XYLISH NEWS」というもの。15秒、30秒バージョンで放映されているCMのロングバージョンとも言える。「#01~関係者篇」では、「OKです」の声が掛かると、スタッフと会話をはじめる松田さん。すると、そこに新キシリッシュの関係者が登場。新しくなったキシリッシュについての説明をはじめると、ミーシャが「どうでもいいよ」と一蹴。沈黙が支配するスタジオの空気が、なんともシュールでおかしい。「#02~78%の人篇」では、「78%」と書かれたピンクのタンクトップを着た謎の外国人男性がスタジオに登場。唖然とする松田さんを尻目に、「私、この78パーの人が好きー!結婚する!」と、ここでも自由すぎるミーシャ。すると、「このスッキリ感が、好き!」と言って一回転しはじめる「78パーの人」に思わず吹き出してしまう松田さん。我慢しようと俯くも、どうしても笑い出してしまう松田さんの“素”の反応に注目だ。クールな役どころをこなすことが多い松田さんも思わず吹き出してしまった、強烈なキャラクターたちが織り成す会話劇が生み出すシュールな空気感が新鮮な本CM。松田さんの素の表情をぜひ目撃してみて。キシリッシュ「AFTER XYLISH NEWS #01~関係者篇 120秒」・「AFTER XYLISH NEWS #02~78%の人篇 90秒」はオフィシャルサイトにて公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年08月26日映画『イニシエーション・ラブ』が公開を迎え5月23日に、主演の松田翔太をはじめ、前田敦子、木村文乃、堤幸彦監督が舞台あいさつに登壇した。舞台あいさつ/その他の写真乾くるみの計160万部突破のベストセラーを映画化。80年代バブル全盛の時代を舞台に、静岡と東京で遠距離恋愛することになるカップルを描くが、ラブストーリーがラスト数分で全てが覆り、驚愕のミステリーに変貌すると話題を呼んでいる。松田は映画を観終えたばかりの観客を見渡し満足そうにうなずく。演じた主人公の鈴木は静岡の恋人・マユと、東京で知り合った美弥子の間で揺れるという役柄だが、松田は「鈴木という役は自分にしっくりきてて、こんなに誠実な男ができて嬉しいです」としれっと語り、客席、特に女性ファンからは抗議の意を込めた(?)笑いが起こる。木村は、本作で描かれている1987年生まれだが「不思議ですね。母が私を生んだ頃の年齢でこういう時代にいたんだ!と思いました」と語り、当時のファッションに関しても「1周回って新しいと思います。肩パットやウエストがキュッとした服で、女性のスタイルがよく見える。松田さんも、劇中の髪型が気に入ってるそうです」とニッコリ。松田は木村の発言に「ぜひ流行らせたい!僕の周りでも続々とテクノカットになってます」と笑顔を見せた。最後の衝撃シーンについては「あなたは必ず2回観る」がキャッチコピーとなっているが、前田は2回目を観るファンのために「マユのセリフが全く違って聞こえてくると思います」とニヤリ。結末を知っている観客の前での舞台あいさつとはいえ、報道陣が入っていることもあり、宣伝担当スタッフは、キャスト陣、監督のトーク内容をハラハラしながら見守っており、松田は「(ステージ下の)宣伝の人が前のめりになってる。×印が出てます」と楽しそうに語っていた。また、木村が劇中、ホテルの前で松田を誘惑するシーンについて言及すると、松田は木村に「強引だったよ(笑)」と振り返ったが、これに木村が「そういうのがいいんでしょ(笑)?いま大変だもんね…?」と松田のプライベートでの恋のウワサをイジり、これには松田も「何言ってるんですか…(苦笑)」と動揺!壇上でも劇中と同じように木村にすっかり翻弄されていた。『イニシエーション・ラブ』公開中
2015年05月23日松田翔太と有村架純が5月14日(木)、CM出演中の「au」の新商品&サービス発表会に揃って出席。“三太郎”シリーズの新CMが発表された。松田さんと有村さんは、桐谷健太、濱田岳と共に同社のCMに出演中。松田さんが桃太郎、桐谷さんは浦島太郎、濱田さんが金太郎、そして有村さんはかぐや姫とそれぞれおとぎ話の登場人物に扮しており、これまで複数のシリーズが制作され好評を博してきた。2人はCMの衣裳で登場!「au 2015 Summer」発表会ということで、この夏に挑戦したいことを問われると、有村さんは「海に行ってスイカ割り!」という夏のビーチの定番を挙げ「やったことがないので『右、右!』みたいなドラマのようなことを本気でやりたい!」と明かす。松田さんもスイカ割りをしたことがないそうで「参加させてください!」とノリノリ。さらに「母親(=女優の松田美由紀)から『サーフィンやりたい』とメールが来たので一緒に行く約束をしました」と明かした。CMの中でかぐや姫と桃太郎はなぜか夫婦という設定だが、有村さんはCM中の“桃太郎”松田さんについて「桃ちゃんは、かぐちゃんが『ああだこうだ』と言っても、それを受け止めてくれる」と好感度を持ちつつ、これから先の展開について「グイグイ引っ張っていってほしい」とも。一方で、プライベートに関しては理想のタイプの男性像を「小さなことに気づき、器が大きい人」と語り、さらに「引っ張ってくれなさ過ぎも困るけれど、あまりに強引なのも苦手。その間くらいが…」と微妙な乙女心(?)を明かし、これには松田さんも「難しいねぇ…」と苦笑を浮かべていた。(text:cinemacafe.net)
2015年05月14日映画『イニシエーション・ラブ』に出演する松田翔太と前田敦子、堤幸彦監督が5月13日(水)、50組100名のカップルを招待して行われた試写会に出席し、恋愛相談を行なった。乾くるみの人気小説の映画化で、ラストでの大どんでん返しを売りとし、大きな注目を集めている本作。80年代のバブル真っ盛りの時期に、恋に落ちた鈴木とマユ。やがて静岡と東京での遠距離恋愛が始まるが、鈴木は東京で気になる女性ができてしまい…。遠距離恋愛、2人のタイプの違う女性の間で揺れ動く主人公など、様々な恋愛シチュエーションが描かれる本作は、カップルで見るには楽しくもあり怖くもあり…?この日のイベントでは、観客ひとりひとりが質問ごとにスイッチを押し、その数を集計するトータライザーが用意されており、観客は匿名とはいえ、隣にパートナーがいる状況で本音をさらけ出すことに…。最初の挨拶代わりの「いまの恋人や夫とは別に気になる人がいる?」という質問に対し、ボタンを押したのは100名中29名(男性14名、女性15名)!恋人同士で映画の鑑賞に来ていながら、そのうちの3割弱に他に気になる人がいるという現状に前田さんは「悲しいよ~!」と嘆き、松田さんも「すごいですね。多いでしょ!どんな状況か聞きたい」と驚いた様子。ちなみに松田さんは、映画で演じた鈴木が2人の女性の間で揺れ動くさまについて問われ「どう(ニュースで)書かれるか怖い(苦笑)」「あくまで鈴木に関してです…」と前置きした上で「しょうがないのかな?と思います。当時の恋愛は、いまよりも相手の思いが分からなかったと思う。相手が何をしてるのか、SNSで見ることもできないので、想像で『(いまの相手は)違うのかも…』と少しでも考え始めると膨らんでいっちゃうのかな」と控えめに理解を示す。前田さんは遠距離恋愛について問われると「最初は楽しいと思うけど、現実的に考えると苦しい。寂しくなっちゃいます!」と素直な乙女心をのぞかせる。堤監督は「80年代でも二股はダメです」と断った上で、当時の遠距離恋愛事情について「公衆電話がキーポイント。1,000円をいかに両替で持っていられるか?僕は名古屋と東京(間での遠距離恋愛)でしたが、1,000円だと10分くらいしか話せない。毎日は無理だし、電話だとどうしてもディスコミュニケーション(=コミュニケーション不全)が生まれてしまう。でもその分、会ったときに愛が深まります」と自らの経験を踏まえて解説した。恋愛相談では交際中の恋人と結婚を希望しつつ、相手の気持ちが分からないという女性からの悩みについて、堤監督の「ストレートに(自分をどう思ってるのか?結婚を考えているのかと)聞くべき!」という意見に対し、前田さんは「自分からは言いたくない!男性から言ってほしい。だから私は耐えます」と語る。また「お互いに春から社会人になって、相手の会社にも女性はいるので不安です。会うときにいつもと違うという新鮮さを感じさせたい」という女性の悩みには、松田さんは「それは大事です」と語る一方で「彼に合わせるのではなく、自分で楽しんで」とアドバイスを送った。そして最後の相談。「彼が浮気をしている気配があるが、どうやって確かめたらいいか?」というヘビー級の悩みに会場は沸き立つ。松田さんは「それとなく確かめたい?僕は知りたくないです。どうせ別れるときは別れるし、それまで幸せな方がいい。相手が浮気相手と別れることもあり得るし」と相手に確かめずに一緒にいる方がいいという持論を展開。「知ってどうするんですか?知っても別れたくないなら知らない方がいい。(相手の浮気が)分かったらダメになるなら、いま(浮気の)匂いがしている時点でダメですよ」と続け、さらに「勘ぐったり、(浮気を確かめる)やりとりしたり、『携帯を見た』とか、そういうのがめんどくさい!」とも。松田さんの熱い(?)言葉にカップルたちは興味津々で耳を傾けていたが、当人は「ニュースが不安です」と苦笑を浮かべていた。『イニシエーション・ラブ』は5月23日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イニシエーション・ラブ 2015年5月23日より全国東宝系にて公開(C) 2015 K.I/I.L.F.P
2015年05月13日俳優の松田龍平が、沖田修一監督の最新作『モヒカン故郷に帰る』(2016年春公開)に主演し、俳優の柄本明と初共演することがこのほど明らかになった。松田は役作りのため、モヒカンヘアに初挑戦。劇中ではバンドのボーカルとしてヘッドバンギングも披露する。本作は、広島の瀬戸内海にたたずむ四島を舞台に、数年ぶりに帰郷したのらくら息子・永吉と昔堅気の頑固おやじ・治のハートフルコメディ。父のガン発覚を機に、心を入れ替えて奮闘する息子の姿を描く。『南極料理人』(2009年)、『横道世之介』(2013年)などを手がけた沖田監督による完全オリジナル脚本。撮影は4月にクランクインし、オール広島ロケで行われる。松田は、プロバンドマンを目指して状況したものの、恋人の妊娠をきっかけに報告がてら数年ぶりに里帰りする永吉を演じる。「沖田さんの脚本は人との距離感がとても綿密に描かれていて、今から撮影に入ることをとても楽しみにしています」と沖田監督との初タッグに期待を寄せ、「"父と息子"から"男と男"になる主人公・永吉を魅力的に演じられたらと思っています」と意気込んだ。息子の帰省に悪態をつきながらも、孫が生まれることがうれしくてたまらない頑固おやじ・治を演じる柄本は、「沖田監督の作品は何本か見ていて、今回ご一緒するのが初めてなので、これからの撮影とても楽しみです。脚本も、オフビートな感じもあり、オーソドックスな懐かしい感じもあり、木下惠介監督『カルメン故郷に帰る』を思い出しました」とこちらも初となる沖田組に感慨深げ。劇中では広島弁でコミカル掛け合いを繰り広げる松田について、「4月からの撮影、松田龍平さんの共演も初めてですが、みなさんで良い作品をつくっていければと思います」と語る。一方の沖田監督は、「生きていればそれでよくて、できることなら難しい話はしたくない。そんな家族の一大事を映画にしたいと思いました。誰にでもあって、いつかはやってくるお話だと思います。現実は、とてもシビアなので、せめて映画の中だけでも、バカバカしいほどコメディにしたいと思いました」と作品に込めた思いと共に、「松田さん柄本さんという魅力的なキャストと共に、楽しい映画を作れたらと思っています」とコメントを寄せた。(C)2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会
2015年03月30日俳優の松田龍平が3月12日に、都内で行われた主演作『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』の完成披露試写会に出席。田舎で“0円生活”を目指すお金アレルギーの男を演じ、「実際、お金なしの生活は厳しく大変だと思いますが、もし(お金が)なくなったとき、生きていく上で何が必要なのかを描いている」と一風変わった設定の本作をアピールしていた。その他の画像いがらしみきおの人気漫画を原作に、ジヌ(東北弁でお金の意味)との決別を宣言をした元銀行員・高見武晴が、東北の山村で“なにも売らず、なにも買わず”の自給自足生活を送ろうと奮闘する異色コメディ。完成披露試写会には松田をはじめ、監督・脚本・出演を務める松尾スズキ、共演する阿部サダヲ、二階堂ふみ、西田敏行が登壇した。松田と松尾監督がタッグを組むのは、『恋の門』以来、約10年ぶり。撮影は福島県の山村で行われ、「お世話になった80歳の山菜取り名人さんが、見えないところで奥さんと怒鳴り合いのケンカをしていた」(松尾監督)とエピソードを明かしていた。世話好きな村長を演じた阿部は「原作に合わせて、少しだけ体重を増やした」と役作りをコメント。二階堂は、主人公の高見に好意を寄せる女子高生役で「今までの役柄のせいで、暗そうなイメージを持たれがちですが、今回はすごくキャピキャピした可愛い高校生を演じることができた」と大喜びしていた。また、村で神様と慕われる老人を演じた西田は「福島育ちなので、(映画に出てくるような)ああいうじいさま、会ったことありますよ」としみじみ。この日は、松田らキャストが来場者に、お札やコインをかたどったチョコレートを投げ入れ、プレゼントした。『ジヌよさらば~かむろば村へ~』4月4日(土)より新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年03月12日乾くるみの人気小説『イニシエーション・ラブ』が松田翔太を主演に迎えて映画化されることが発表になった。ヒロインを前田敦子が演じ、木村文乃らが出演する。その他の情報本作は、1980年代後半の静岡と東京を舞台にしたラブ・ストーリー。物語は、静岡で就職活動中の大学生・鈴木と歯科助手・マユの恋愛を描いた“Side-A”と、就職して上京した鈴木がマユと遠距離恋愛を始めるも、少しずつ関係が崩壊していく“Side-B”に分かれており、甘く切ない恋愛を描きながら、ラストの5分でミステリーに変貌する仕掛けだという。堤幸彦が監督を務める。鈴木役の松田は「台本と原作を読ませていただき、80年代ならではの男女の交際や、原作の持つ世界観がとても面白いと思いました。ファッション的にも当時のものにこだわり、皆さんにこの世界観に浸っていただき、シュールなミステリーを味わって頂きたいとおもいます」と言い、マユを演じる前田は「今回の役柄は、今まで体験したことのないキャラクターなのでとても楽しみです。設定も自分が生まれていない時代背景なので、それも楽しみたいです」とコメント。木村は東京編で鈴木とマユと三角関係になる美弥子役で「ほとんどが松田さんとの会話のシーンになるので、二人の微妙な距離感とちょっとした駆け引きを、空気感を大事に丁寧に重ねて行けたらなと思っています」と意気込みを見せている。映画化に際し「なんて挑みがいのある作品なのか!」と語る堤監督は「時代設定、キャラクター設定、そして驚愕のストーリー設定、全てが映画的だ。最高のキャストと我がチームの持てる力をフル動員して、この一筋縄ではいかない『イニシエーション・ラブ』に挑みたい」と語っており、これまでのラブ・ストーリーにはないテイストの作品になることが期待される。撮影は今月中旬からスタートし、2015年に全国東宝系で公開になる。『イニシエーション・ラブ』2015年全国東宝系にてロードショー
2014年10月15日ギャレットは12月より、同社が展開するアンダーウエアブランド「LATESHOW(レイトショー)」において、アーティスト松田光一氏とのコラボレーションアイテムを展開すると発表した。松田光一氏は、世界遺産をモチーフに独自の世界観を描き、世界中で活動の幅を広げているアーティスト。同商品は、氏が描く世界遺産モチーフの「WORLD HERITAGE ART」をボクサーパンツにした。独特なタッチで描かれた世界遺産アートは全8柄で、プレゼントにも向いているという。販売は、全国の百貨店、セレクトショップ、カジュアルショップほか。価格は2,800円(税別)から。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日松田聖子の再々婚に、今までの松田聖子なら結婚記者会見をしているはず松田聖子の再々婚に不倫疑惑が持ち上がっている。22日、朝日TV「おはよう朝日です♪」に出演した芸能レポーター井上公造 が、これまでと異なる聖子ちゃんの態度に納得いかないとコメントした。井上は以前、松田聖子に関しての著書を出版したことがあるほど聖子ちゃん通の一人で、今までの結婚・離婚の全てを見てきたという。聖子ちゃんはフラッシュを浴びるのが大好きこれまでの聖子ちゃんなら結婚・離婚・さらには郷ひろみとの破局会見も一人で記者会見するなど、自分に対しフラッシュが一斉にたかれるのが大好きだという。前の歯科医との離婚会見の時も多くの記者が集まり、フラッシュがたかれると、大変嬉しそうに「わぁ、凄い!」と上機嫌だったことを間近で見たという。「何故記者会見しない?納得いかない」“井上公造 語録”今回の再々婚で、井上は一点、どうしても引っかかっている事がある。それは何故、聖子ちゃんが記者会見をしないのか?大きな記者会見が大好きな聖子ちゃんなのに納得いかないという。そう言われてみると、記者が多く集まり注目を浴びるのが大好きなはずの聖子ちゃんが今回の結婚だけは、全く記者会見しないのが不可解にも思える。元の記事を読む
2012年06月23日