柚木麻子さんの新作『あいにくあんたのためじゃない』は、読めば元気が出る短編集。困った状況からの起死回生。絶対へこたれない全6編。「その時どきで一編ずつ書いていったので、全体を通してのコンセプトは特に決めていなかったんです。本にまとめる時に編集者に“タイトルはどうしますか”と聞かれて。ちょうどその頃、モーニング娘。’23の『Wake‐up Call』があまりにいい曲で歌いまくっていたんですが、歌詞にある“生憎あんたのためじゃない”がこの本の内容にぴったりだなと思って。ハロプロにも許可をいただいてタイトルにしました」他人に惑わされることなく、自分のために生きていこう。そんな気持ちになれる全6編。意外なことに、ほとんどがご自身や周囲の実体験に基づいているのだとか。たとえば、中庭で子供が騒いでもOKというルールのあるマンションが舞台の「パティオ8」。緊急事態宣言のさなか、リモートワークの男性から苦情がきて中庭が使用できなくなる。「これは知人の実話がもとになっています。子供を外に出せなくなったことが原因で引っ越していった家庭もあったそうです。その話を聞いて、なんとかハッピーエンドにできないかな、と思って、住民たちが一計を案じる話を作ってみました」一方「トリアージ2020」は、「私の友達が主人公と同じように、コロナ禍に妊娠中のシングルマザーだったんです。彼女の家の近所に私の母が住んでいたので、母に食べ物を届けさせようかと思ったことから思いついた話です」また、「めんや評論家おことわり」は、仕事を干された傲慢なラーメン評論家が、入店を断られ続けてきた人気店にようやく足を踏み入れることができて…という話。「前に、雑誌の特集で、ホモソーシャルな世界として、厳しいルールがあったり、女性や子連れが入りにくいラーメン店について書くことになったんです。まず自分で作ってみようと思って専門書を読み漁り、映画『タンポポ』を繰り返し観て調理の極意をメモして、自分でラーメンを作ってママ友たちに振る舞ったら、かつてない熱狂で受け入れられました。ちやほやされて調子に乗ってラーメン作りを追究しているうちに、腕組みして友人がスープを味わっている顔をじっと観察するという、漫画に出てくるラーメン店店主みたいになってしまって。気づけば自分自身がホモソーシャルな世界に染まっていたんです。自分が敵認定しがちな人のことを、好きにはなれないけれど、ちょっと分かったことはよかったです」そんな経験からできたこの短編、意外な結末が待っている。他に、地方都市に転勤した女性が年下の女の子の夢を叶えようと先走る「BAKESHOP MIREY’S」、起死回生をはかる元アイドルの男が動画がバズり中の女性を探す「スター誕生」など、どれも軽快でアイロニカルな短編ばかり。スカッとした気持ちになりたい時に、ぜひ。『あいにくあんたのためじゃない』過去の記事が炎上、謝罪文を出したラーメン評論家の佐橋に、出禁だった人気店から声がかかり――「めんや評論家おことわり」ほか5編。新潮社1760円ゆずき・あさこ2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞、同作を含む『終点のあの子』で単行本デビュー。’15年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞受賞。※『anan』2024年4月3日号より。写真・土佐麻理子(柚木さん)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2024年04月03日「リビングの松永さん」での好演も話題の藤原大祐が、NHK夜ドラ「柚木さんちの四兄弟。」にてドラマ初主演。教師役に初めて挑戦する。原作は、2023年にテレビアニメ化された同名人気漫画「柚木さんちの四兄弟。」(小学館「ベツコミ」連載中)。主演を務める藤原さんは、2019年に俳優デビュー後、ドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」「恋する母たち」「転職の魔王様」、映画『モエカレはオレンジ色』『リゾートバイト』など数々の話題作に出演。現在放送中の「リビングの松永さん」(主演・中島健人)ではヒロインに想いを寄せ、三角関係となる人気キャラクターを演じ、その切なく繊細な演技が好評を博している。また俳優活動の傍ら、2023年10月に“TiU”の名義でシンガーソングライターとしてメジャーデビューを果たし、TikTokでは楽曲「Human Melody」の弾き語り映像が約100万回再生を記録するなど音楽シーンでも注目され、2月・3月には東京・大阪にて自身初のZeppライブを成功させたばかり。そんな俳優・音楽アーティストと2つの顔で活躍中の藤原さんが、配信ドラマ「神様のえこひいき」、映画『追想ジャーニー』に続き、テレビドラマでは初主演となる今作で、一家の大黒柱であり四兄弟をまとめる長男役、そして初めての教師役にも挑戦。“年下枠”の多かった藤原さんが新たな挑戦を見せる。<藤原大祐コメント>僕が演じる柚木隼は、23歳新米教師、4人兄弟の長男で、一家の大黒柱的な存在。つい最近まで中高生を演じていたのに今回はまさかの教師側ということで。お話をいただいた時は少し驚きましたが、新たな自分に出会えるのではないかとワクワクしています。そして、弟たちがとにかく可愛くて、それぞれが魅力的なので、撮影に入るのが凄く楽しみです。観てくださる方の毎日の楽しみになれるよう頑張ります。あらすじ2年前に両親が突然亡くなり、弟3人の面倒をひとりで見ている柚木家の長男・隼(藤原大祐)。仕事に家事にと奮闘しているが、一人で抱え込んでしまうこともしばしば。ある日、仕事から帰ってくると、三男・湊(山口暖人)と四男・岳(永瀬矢紘)がまだ帰ってきていないと、次男・尊(大野遥斗)から告げられる。隼と尊は慌てて2人を探しに行く。実は湊は、同学年の尊よりも子ども扱いされることに常々不満を持っていた。そんな時に、弟の岳が両親との思い出の場所に行きたがっていることを知り、自分にも兄らしいことができることを証明しようと岳を連れて出かけたのだった。しかし湊は、人混みの中、岳とはぐれてしまう…。果たして四兄弟は無事に会うことができるのか!?夜ドラ「柚木さんちの四兄弟。」は5月27日(月)より毎週月~木曜、22時45分~NHK 総合にて放送開始(全32話)。(シネマカフェ編集部)
2024年03月08日映画『ミンナのウタ』のデジタル配信が、本日2月11日(日・祝) よりスタート。これを記念し、本編冒頭約5分の映像が公開された。『ミンナのウタ』は、ホラー映画『呪怨』シリーズや、ハリウッドで自らリメイクした『THE JUON/呪怨』、『犬鳴村』などで知られるJホラーの巨匠・清水崇監督の最新作。GENERATIONSのメンバー全員(白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友)が主演を務めるほか、早見あかり、マキタスポーツといったキャストが出演する。公開された映像は、人気ラジオ番組のパーソナリティを務める小森が、収録前にラジオ局の倉庫で30年前に届いたまま放置されていた「ミンナノウタ」と書かれた1本のカセットテープを発見するシーンから始まる。得体の知れない不気味な不穏さと、なぜか不思議とワクワクする期待感が混在した内容となっている。映画『ミンナのウタ』本編冒頭約5分<作品情報>映画『ミンナのウタ』デジタル配信&Blu-ray/DVD発売中配信リンク:/DVD 購入リンク:「ミンナのウタ」製作委員会
2024年02月11日映画『ミンナのウタ』のBlu-ray/DVDが、2024年1月17日(水) に発売される。このたび、豪華版に収録される特典映像の一部が公開となった。『ミンナのウタ』は、ホラー映画『呪怨』シリーズや、『犬鳴村』などで知られるJホラーの巨匠・清水崇監督の最新作。GENERATIONSのメンバー全員(白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友)が主演を務めるほか、早見あかり、マキタスポーツといったキャストが出演する。公開された映像では、白濱、関口、中務、そして早見、マキタスポーツらがリハーサルでの怪異現象に怯え、絶叫。キレる寸前の姿を見ることができる。『ミンナのウタ』特典映像(ダイジェスト版)<リリース情報>映画『ミンナのウタ』2024年1月17日(水) Blu-ray&DVD発売2024年2月11日(日・祝) デジタル配信スタート●豪華版Blu-ray:7,370円(税込)※数量限定生産・2枚組(本編BD+特典DVD)●豪華版DVD:6,380円(税込)※数量限定生産・2枚組(本編DVD+特典DVD)映画『ミンナのウタ』豪華版Blu-ray 展開図【映像特典】本編ディスク:本予告、特報特典ディスク:・メイキング、幻のアナザーエンディング&未公開シーン・イベント集(完成披露試写会、さな presents 真夏の学生試写会、公開前夜祭、初日舞台挨拶全国ライブビューイング、大ヒット御霊プレミアムイベント全国ライブビューイング)・主題歌特別予告【外装特典】特製スリーブケース【封入特典】差し替えジャケット7枚セット(白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、さな)●通常版DVD:4,620円(税込)公式サイト:「ミンナのウタ」製作委員会
2023年11月30日ホラー映画『ミンナのウタ』のBlu-ray&DVDが、2024年1月17日(水) にリリースされることが決定。併せて2024年2月11日(日・祝) にデジタル配信されることが発表された。『ミンナのウタ』は、ホラー映画『呪怨』シリーズをはじめ、『犬鳴村』などで知られるJホラーの巨匠・清水崇監督の最新作。GENERATIONSのメンバー全員(白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友)が本人役で主演を務めるほか、早見あかり、穂紫朋子、天野はな、山川真里果、マキタスポーツが出演する。豪華版(初回限定生産・2枚組)には、メイキング、幻のアナザーエンディング、未公開シーンを収録した特典DVDと、差し替えジャケット7枚セットなどが付属。またBlu-ray&DVD発売&デジタル配信を記念して、GENERATIONSからのコメント映像が到着した。映画『ミンナのウタ』GENERATIONSコメント映像<リリース情報>映画『ミンナのウタ』2024年1月17日(水) Blu-ray&DVD発売2024年2月11日(日・祝) デジタル配信スタート映画『ミンナのウタ』DVD通常版ジャケット●豪華版Blu-ray:7,370円(税込)※数量限定生産・2枚組(本編BD+特典DVD)●豪華版DVD:6,380円(税込)※数量限定生産・2枚組(本編DVD+特典DVD)映画『ミンナのウタ』豪華版Blu-ray 展開図【映像特典】本編ディスク:本予告、特報特典ディスク:・メイキング、幻のアナザーエンディング&未公開シーン・イベント集(完成披露試写会、さな presents 真夏の学生試写会、公開前夜祭、初日舞台挨拶全国ライブビューイング、大ヒット御霊プレミアムイベント全国ライブビューイング)・主題歌特別予告【外装特典】特製スリーブケース【封入特典】差し替えジャケット7枚セット(白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、さな)●通常版DVD:4,620円(税込)公式サイト:「ミンナのウタ」製作委員会
2023年10月27日株式会社小学館ミュージック&デジタルエンタテイメントが提供するオンラインくじサービス「大当たり!オンラインクジら」にて、2023年10月12日(木)より『柚木さんちの四兄弟。』オンラインクジらを販売開始いたします。『柚木さんちの四兄弟。』 オンラインクジらベツコミ(小学館)で連載中の『柚木さんちの四兄弟。』から、藤沢志月による原作イラストを使用した限定グッズがオンラインくじに登場します。「オンラインクジら」でしか手に入らない、四兄弟(隼・尊・湊・岳)の尊いグッズが盛りだくさんです。■概要『柚木さんちの四兄弟。』オンラインクジら販売期間 : 2023年10月12日(木)12:00~2023年11月30日(木)16:59販売価格 : 1回770円(税込)販売ページ: 賞品一覧(※画像はイメージです)■賞品ラインナップA賞:ダイカットクッション(全4種)※えらべる仕様B賞:アクリルスタンド(全4種)C賞:アクリルキーホルダー(全12種)D賞:缶バッジ(全15種)■おまけ賞10連セットを購入すると、ミニカード1枚をもれなくプレゼントいたします。・第1弾 10月12日(木)12:00~10月25日(水)16:59単体ショット 全4種(隼・尊・湊・岳)から1枚・第2弾 10月25日(水)17:00~11月8日(水)16:59家族ショット 全4種から1枚・第3弾 11月8日(水)17:00~11月30日(木)16:59ペアショット 全6種(隼&尊・隼&湊・隼&岳・尊&湊・尊&岳・湊&岳)から1枚■リポストキャンペーンX(旧Twitter)にて「オンラインクジら」公式アカウントと「ベツコミ」公式アカウントをフォロー&対象の投稿をリポストすると、抽選で4名様に「藤沢志月先生の直筆サイン入りイラスト色紙」と「D賞缶バッジ 全15種」のセットが当たります。■「大当たり!オンラインクジら」とはスマホやPCからいつでも簡単に楽しめるハズレなしのオンラインくじサービスです。大人気のキャラクターはもちろん、ここでしか手に入らないオリジナル商品も続々登場予定!公式サイト : 公式X(旧Twitter): @_onlinekujira権利表記 : (C)藤沢志月/小学館■「柚木さんちの四兄弟。」とは柚木さんちは隼(はやと)、尊(みこと)、湊(みなと)、岳(がくと)の4人兄弟。長男の隼を中心に毎日を楽しく、忙しく力一杯暮らしています。家庭で、学校で、ご近所で巻き起こる、涙と笑いと感動の未体験ファミリーグラフィティ!!著・藤沢志月ベツコミ(小学館)にて連載中1~最新15巻好評発売中 TVアニメ 2023年10月5日放送スタートアニメ公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月12日公開中の映画『ミンナのウタ』が14の国と地域で配給されることが決定し、それを受けて本作で主演を務めたGENERATIONSのリーダー白濱亜嵐からのコメント映像と清水崇監督からのコメントが到着。併せて、韓国版ビジュアルも公開された。本作は、ホラー映画『呪怨』シリーズや近年では『犬鳴村』などの「恐怖の村シリーズ」を手がけた清水崇監督の最新作。GENERATIONSの白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友が全員本人役で出演する。『ミンナのウタ』は公開から約4週間で動員38万人、興行収入4.8億円を突破。海外では、7月にワールドプレミア上映されると、現地でも大絶賛を受けて世界各国からオファーが殺到。今回、香港・マカオ・台湾・韓国・ベトナム・タイ・カンボジア・ラオス・ミャンマー・シンガポール・マレーシア・ブルネイ・スペイン・アンドラでの公開が決定した。■白濱亜嵐(GENERATIONS)コメント僕たちGENERATIONSが出演するホラー映画『ミンナのウタ』が、世界14の国と地域で上映されることが決定しました。ありがとうございます。このホラー映画は、ホラーが好きな方からも「本当に怖い」って言っていただける、僕たちも「観てください」と胸を張って言えるようなホラー作品に出演することが出来て、本当に嬉しく思っています。日本でもトラウマ級の怖さと話題を呼び、引き続き大好評上映中ですので、まだ日本の観てない方は是非観て頂いて、そしてこれから上映される海外の皆様、日本独特のJホラーたっぷりの雰囲気を持ったこの映画、観てください。よろしくお願いします。■清水崇監督 コメント本作の何てこと無い鼻歌のメロディーが、海を越えて遠く離れた国々へも届く事を、嬉しく、また少し気の毒に思われます。主演のGENERATIONSの事、SANAという少女の死して尚執着された“夢と希望”の裏側を覗いてみてください。そこにいるのは、あなた自身かもしれません。『ミンナのウタ 』白濱亜嵐コメント動画<作品情報>映画『ミンナのウタ』公開中(C)2023「ミンナのウタ」製作委員会関連リンク公式サイト::::
2023年09月12日Jホラーの巨匠・清水崇監督の最新作『ミンナのウタ』の海外配給が決定した。公開から約4週間で動員:38万人、興行収入:4.8億円を突破した本作。映画レビューサイトFilmarks初日満足度ランキングで1位を獲得、SNSでは「ミンナのウタも5曲目(5回目)だったのに、大きい音が鳴るとまだ肩と足がピクッとしました!」「ミンナのウタ4回目観て、え?って気づいて5回目でようやく一瞬だけ出てくるさなちゃんに気づいた」などリピーターも増えている様子。また、プチョン国際ファンタスティック映画祭にて、クロージング作品としてワールドプレミア上映され、世界各国からオファーが殺到しているそう。そして今回、14の国と地域(香港・マカオ・台湾・韓国・ベトナム・タイ・カンボジア・ラオス・ミャンマー・シンガポール・マレーシア・ブルネイ・スペイン・アンドラ)にて配給されることが決定。韓国版ポスタービジュアルも完成した。併せて、本作の主演「GENERATIONS」のリーダー白濱亜嵐からのコメント映像も公開された。▼コメント・白濱亜嵐僕たちGENERATIONSが出演するホラー映画『ミンナのウタ』が、世界14の国と地域で上映されることが決定しました。ありがとうございます。このホラー映画は、ホラーが好きな方からも「本当に怖い」言って頂ける、僕たちも「観てください」と胸を張って言えるようなホラー作品に出演することが出来て、本当に嬉しく思っています。日本でもトラウマ級の怖さと話題を呼び、引き続き大好評上映中ですので、まだ日本の観てない方は是非観て頂いて、そしてこれから上映される海外の皆様、日本独特のJホラーたっぷりの雰囲気を持ったこの映画、観てください。よろしくお願いします。・清水崇本作の何てこと無い鼻歌のメロディーが、海を越えて遠く離れた国々へも届く事を、嬉しく、また少し気の毒に思われます。主演のGENERATIONSの事、SANAという少女の死して尚執着された“夢と希望”の裏側を覗いてみてください。そこにいるのは、あなた自身かもしれません。清水崇:映画監督『ミンナのウタ』は公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミンナのウタ 2023年8月11日より公開©2023「ミンナのウタ」製作委員会
2023年09月12日ダンス&ボーカルグループのGENERATIONS from EXILE TRIBEが主演を務める映画『ミンナのウタ』(公開中)の海外配給が決定し、韓国版ポスタービジュアルが12日、公開された。同作は、大ヒット『呪怨』シリーズをはじめ近年では『犬鳴村』などの「村シリーズ」を手がけた、Jホラーの巨匠・清水崇監督の最新作。カセットテープから流れる“とあるメロディー”を聴いた人々が、次第に自らも口ずさむようになり、不可解な事件に巻き込まれていくサスペンスホラー映画だ。GENERATIONS(白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友)が主演を務め、全員が本人役で出演。劇中ではライブを控えた彼らの活動の裏側や日常も描かれ、現実とフィクションが曖昧になった世界で”呪いのメロディー”の恐怖が襲いかかる。公開から約4週間で38万人を動員し、興行収入4.8億円を突破した同作。公開前の7月に、プチョン国際ファンタスティック映画祭にてクロージング作品としてワールドプレミア上映され、各国からオファーが殺到していたそう。そして、この度韓国をはじめ14の国と地域(香港・マカオ・台湾・韓国・ベトナム・タイ・カンボジア・ラオス・ミャンマー・シンガポール・マレーシア・ブルネイ・スペイン・アンドラ)での配給が決定。韓国版のポスタービジュアルとともに白濱と清水監督のコメントが公開された。○■白濱亜嵐 コメント僕たちGENERATIONSが出演するホラー映画『ミンナのウタ』が、世界14の国と地域で上映されることが決定しました。ありがとうございます。このホラー映画は、ホラーが好きな方からも「本当に怖い」言って頂ける、僕たちも「観てください」と胸を張って言えるようなホラー作品に出演することができて、本当に嬉しく思っています。日本でもトラウマ級の怖さと話題を呼び、引き続き大好評上映中ですので、まだ日本の観てない方は是非観て頂いて、そしてこれから上映される海外の皆様、日本独特のJホラーたっぷりの雰囲気を持ったこの映画、観てください。よろしくお願いします。○■清水崇監督 コメント本作の何てこと無い鼻歌のメロディーが、海を越えて遠く離れた国々へも届く事を、嬉しく、また少し気の毒に思われます。主演のGENERATIONSの事、SANAという少女の死して尚執着された“夢と希望”の裏側を覗いてみてください。そこにいるのは、あなた自身かもしれません。(C)2023「ミンナのウタ」製作委員会
2023年09月12日今年で101歳を迎える今もなお、染色家として多くの作品を作り続ける柚木沙弥郎(ゆのき・さみろう)。染色家、工芸家、絵本作家とマルチに活躍し続けてきた彼の作品は、どれも愛らしい。そんな彼の創作を語る上で欠かせないのが、同時代を共に歩んできた仲間たちの存在。『柚木沙弥郎と仲間たち』では、柚木の染色作品を中心に、一緒に切磋琢磨してきた陶芸家・武内晴二郎や舩木研兒(ふなき・けんじ)、工芸家・鈴木繁男らの作品も展示。柚木の師である染色家・芹沢銈介(けいすけ)を中心に結成された染色家の団体「萌木会」の仲間たちも取り上げる。仲間がいたから極められた、作る楽しみと生きる喜び。東京帝国大学(現・東京大学)で美術史を学んだ柚木は、倉敷にある大原美術館の売店で目にした芹沢の型染カレンダーに感銘を受け、染色に関心を持つように。日本民藝館の創設者・柳宗悦(むねよし)の紹介で芹沢に弟子入りした柚木は、彼に勧められ静岡県由比の染物屋・正雪紺屋(しょうせつこうや)で住み込みの修業を始める。厳しい修業時代にも交流を重ねたのが陶芸家の武内だ。彼とは初対面の日から急速に親しくなり、生涯の友に。同じく陶芸家の舩木は島根県松江市にある布志名(ふじな)焼舩木窯の5代目で、柚木と親交を深めたひとり。英国の伝統的な技法に倣った舩木の動物文様の作品は、スポイトを使って描かれることでも有名。また柳宗悦唯一の内弟子であった工芸家の鈴木は、柚木に民藝の本意を伝え、それは柚木の創作に大きな影響を与えた。誰にとっても想いを分かち合える仲間の存在は大きい。柚木はその後、師匠が主宰した「萌木会」の活動にも精力的に取り組むように。萌木会が制作した浴衣は「萌木浴衣」と呼ばれ広く支持を集めた。芹沢は当時人気を博していたテキスタイルデザインに負けるな、とメンバーを叱咤激励したとか。彼らはそんな固い結束力のチームでもあった。そんな彼らが切磋琢磨して作り上げた作品は、どれも創作を楽しんでいる様子が伝わる名作ばかり。改めて「成長する人の陰に、いいライバルあり」は事実だと納得させられる。切磋琢磨した仲間たちとの日々。芹沢に弟子入りする契機となった型染カレンダーに、武内晴二郎や舩木研兒、鈴木繁男の作品も紹介。民藝作家の個性にも注目したい。《注染水玉文布》柚木沙弥郎 1950年代 510.0×91.0cm(部分)日本民藝館蔵《黄釉鳥文鉢》舩木研兒 1952年頃 11.5×40.0cm 日本民藝館蔵生活を彩る柚木作品。量産化できる注染という技法で作られた柚木の布は、洋服や帯だけでなく服地やカーテン、タペストリーなど様々な用途に用いられた。写真右《型染爪文帯地》柚木沙弥郎 1991年(部分)日本民藝館蔵写真左《型染飾布「メキシコ人物」》柚木沙弥郎 1970年代(部分)日本民藝館蔵協業で広まる、萌木会の活動。師匠の芹沢が主宰した萌木会は個人ではできない幅広い仕事の場。カレンダーやカードなど布以外の制作も、萌木会として行った。《沖縄笠団扇文着物》芹沢銈介 1960年頃 日本民藝館蔵柚木沙弥郎と仲間たち日本橋髙島屋S.C.本館8階ホール東京都中央区日本橋2‐4‐19月6日(水)~25日(月)10時30分~19時30分(最終日は~18時。入場は閉場の30分前まで)会期中無休一般1200円ほかTEL:03・3211・4111(代)柚木沙弥郎1922年東京生まれ。染色家。型染による染布、染絵などの作品を制作し、国内外で数多くの個展を開催。絵本の仕事や立体作品、グラフィックの仕事にも取り組む。女子美術大学名誉教授。2021毎日デザイン賞受賞。※『anan』2023年9月6日号より。文・山田貴美子(by anan編集部)
2023年09月05日映画『ONE PIECE FILM RED』のイベント『ウタ誕生祭2023』が、ウタの誕生日となる10月1日(日) に丸の内TOEIで開催されることが発表された。本作は、2022年8月に公開されると、国内興行収入197億円、観客動員1,427万人を記録。今年10月20日(金) からは1カ月限定でアンコール上映されることが決定している。『ウタ誕生祭2023』では、昨年に引き続きウタ役の名塚佳織、そしてウタを育てたエレジアの元国王ゴードン役の津田健次郎が登壇。物語の中心となるウタとゴードンを演じた2人のみが登壇するイベントは今回が初となる。当日はアンコール上映に先駆けて声出しが可能な応援上映が実施されるほか、本イベントの会場限定でウタからの特別映像も上映される。また、本イベントの模様がライブ・ビューイングおよびYouTubeで生配信されることが発表となった。ライブ・ビューイングの対象劇場は、新宿バルト9、Tジョイ梅田、Tジョイ博多、札幌シネマフロンティア、ミッドランドスクエアシネマの5劇場となっている。本会場のチケットはプレリザーブを9月8日(金) まで受付中。<イベント情報>『ウタ誕生祭2023』10月1日(日) 開催登壇者:名塚佳織、津田健次郎【本会場】丸の内TOEI【ライブ・ビューイング会場】新宿バルト9、Tジョイ梅田、Tジョイ博多、札幌シネマフロンティア、ミッドランドスクエアシネマチケット情報:<作品情報>映画『ONE PIECE FILM RED』アンコール上映10月20日(金) 1カ月限定でアンコール上映※4Kアップコンバート&リテイク特別版公式サイト:尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
2023年09月03日現在公開中の映画『ミンナのウタ』より、GENERATIONSメンバー7人を紹介する本編映像が公開された。『ミンナのウタ』は、ホラー映画『呪怨』シリーズや近年では『犬鳴村』などの「恐怖の村シリーズ」を手がけた清水崇監督の最新作。GENERATIONSの白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友が全員本人役で出演する。SNSでは「ファンムービーだと思っていたが、紛うことなきJホラーの傑作」「GENERATIONSが本人役で登場することでリアリティの境界が曖昧になりホラーに入り込みやすい」など、GENERATIONS×清水崇監督の新感覚ホラーに称賛の声が集まった。また、「個人の名前どころか人数すら怪しいレベルなのにがっつり楽しんでしまった」「GENERATIONSのことほぼ何も知らない状態で観に行ったけど、みんな演技も自然だったしライブシーンも熱くて良いな!」と、あまりGENERATIONSに詳しくない人たちのコメントも届いている。劇中の探偵・権田(マキタスポーツ)も最初はGENERATIONSを全く知らなかった。公開された映像は、そんな権田と一緒に学ぶメンバー紹介動画となっている。GENERATIONS紹介映像<作品情報>映画『ミンナのウタ』公開中(C)2023「ミンナのウタ」製作委員会関連リンク公式サイト::::
2023年09月01日ダンス&ボーカルグループのGENERATIONS from EXILE TRIBEが主演を務める映画『ミンナのウタ』(8月11日公開)の本編映像が25日、公開された。同作は、大ヒット『呪怨』シリーズをはじめ近年では『犬鳴村』などの「村シリーズ」を手がけた、Jホラーの巨匠・清水崇監督の最新作。カセットテープから流れる“とあるメロディー”を聴いた人々が、次第に自らも口ずさむようになり、不可解な事件に巻き込まれていくサスペンスホラー映画だ。GENERATIONS(白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友)が主演を務め、全員が本人役で出演。劇中ではライブを控えた彼らの活動の裏側や日常も描かれ、現実とフィクションが曖昧になった世界で”呪いのメロディー”の恐怖が襲いかかる。今回公開されたのは、呪いのカセットテープの逆再生本編映像。小森隼が姿を消し、調査を依頼された探偵の権田(マキタスポーツ)がメンバーの前でカセットテープの逆再生を始めると、次第に何か意味を持った声が聞こえてくるというシーンになっている。映画の所々で「人間が感じるイヤな音がした」などの声も上がっているが、実は本編の中で所々モスキート音が仕込まれており、聞こえる人には耳鳴りのような不気味な感覚に陥る仕掛けも。イベントも続々と決定しており、26日には「集まれ! ミンナの声! スペシャルティーチイン」は、清水崇監督とさな役の穂紫朋子が、立川シネマシティ、渋谷HUMAXシネマ、MOVIX亀有の3か所を回る。27日は新宿ピカデリーにて清水監督が登壇し、未公開! 幻のアナザーエンディング特別上映&ティーチインを開催。26日〜29日の4日間は、丸の内ピカデリーにて呪いのメロディーを奏でる少女・さなが出現する絶叫上映「集まれ! 騒げ! 叫べ!」が追加決定。また東京都立川市にある音響に力を入れた映画館『シネマシティ』では、清水崇監督と録音技師の原川慎平氏が音響監修し、映画独自の魅力を最大限に引き出す「極上音響上映」を行っている。(C)2023「ミンナのウタ」製作委員会
2023年08月25日映画『ミンナのウタ』の本編映像が公開された。『ミンナのウタ』は、ホラー映画『呪怨』シリーズや近年では『犬鳴村』などの「恐怖の村シリーズ」を手がけた清水崇監督の最新作。GENERATIONSの白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友が全員本人役で出演する。このたび公開されたのは、小森がパーソナリティを務めるラジオ番組に届いた呪いのカセットテープを逆再生するシーン。カセットテープが発する禍々しい音にGENERATIONSメンバーたちが怯えている姿が収められている。なお、本編の中には所々モスキート音が仕込まれており、聞こえる人には耳鳴りのような不気味な感覚に陥る仕掛けが施されている。映画『ミンナのウタ』本編映像<作品情報>映画『ミンナのウタ』公開中(C)2023「ミンナのウタ」製作委員会関連リンク公式サイト::::
2023年08月25日ダンス&ボーカルグループのGENERATIONSが主演を務める映画『ミンナのウタ』(公開中)の新ビジュアルが18日、公開された。○■映画『ミンナのウタ』新ビジュアル解禁同作は、大ヒット『呪怨』シリーズをはじめ近年では『犬鳴村』などの「村シリーズ」を手がけた、Jホラーの巨匠・清水崇監督の最新作。カセットテープから流れる“とあるメロディー”を聴いた人々が、次第に自らも口ずさむようになり、不可解な事件に巻き込まれていくサスペンスホラー映画だ。GENERATIONS(白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友)が主演を務め、全員が本人役で出演。劇中ではライブを控えた彼らの活動の裏側や日常も描かれ、現実とフィクションが曖昧になった世界で”呪いのメロディー”の恐怖が襲いかかる。今回新たに、同作のホラークイーン“さな”の新ビジュアルが公開。次々にGENERATIONSを恐怖のどん底へ導く“さな”が、恐ろしい笑顔を見せる1枚に仕上がっている。また、同ビジュアルは劇場で販売されているパンフレットにも掲載されている。
2023年08月18日『呪怨』『牛首村』『忌怪島/きかいじま』などで知られる鬼才・清水崇監督の最新作『ミンナのウタ』は、GENERATIONSのメンバー全員が本人役で主演していることでも話題!8月11日(金)の公開と同時に、現実世界とフィクションが混ざり合うそのリアルな恐怖がセンセーションを巻き起こしている。古いカセットテープから流れてきたノイズ音と不気味なメロディー。それを聴いたGENERATIONSのメンバーの周りで不可解な現象が次々に起こり、やがて30年前にその“呪いのメロディー”を奏でた少女“さな”の悪霊が暴走し始める。かつてない恐怖に見舞われ、恐れ慄くメンバーたちの引き攣った表情や絶叫は、彼らのライヴや他のメディアでは絶対に見られないもの。いったいメンバーの身に何が起こったのか?命の危険はなかったのか?本作を観た誰もがGENERATIONSの普段の日常を覗き見ているような感覚で彼らの身を案じ、フィクションと現実の境界線がどんどん曖昧になっていくその禁断のホラーワールドでかつてない恐怖と深い哀しみを味わうことになるのだ。と同時に、この生々しい世界はいったいどんな風に作られたのだろう?と、そこに興味を持った人も多いに違いない。そこで、ここでは今年の2月と3月に秘密裏に行われた本作の撮影現場の模様を独占レポート! メンバーそれぞれの恐怖シーンを中心に、“音楽”と“音”をめぐるこの新感覚ホラーの裏側に迫っていく。【映画の核心に触れる部分がありますので、ぜひ映画鑑賞後にお読みください】佐野玲於や中務裕太への聞き込みシーン清水崇監督の細かい演出が最初に現場を訪れたのは2月某日。この日は都内の某ホテルのスウィートルームで、マキタスポーツ演じる元刑事の探偵・権田が、問題のカセットテープの音声を聴いた後に突如失踪したメンバーの小森隼について、他のメンバーにひとりずつ聞き込みをしていく一連のシーンの撮影だ。最初に部屋に入った佐野玲於が、権田がカチカチ鳴らすボールペンのノック音に反応するように奇妙なメロディーを口ずさみ始める。このシーンでは、リハのときに清水監督から「歌っているときは瞬きをしないで!」という指示が飛び、佐野が言いづらそうにしているセリフを説明的にならないものに修正。権田と早見あかり演じるマネージャーの凛が彼の異変に気づくタイミングなども調整し、ドキュメンタリーに近い、自然なやりとりが徹底されていく。しかも、撮影の合間には、佐野がマキタや早見に「このTシャツ、自前なんですよ。だから楽ですね」と打ち明ける微笑ましいひとコマも。彼のラフな一面がそんなささやかなやりとりからも垣間見られた。次の中務裕太は、部屋に入ってくるなり、窓際に突進し、レースのカーテンを狂ったように閉めまくったが、これはあくまでも芝居。中務が実際に霊感が強いことから作られたシチュエーションで、権田の前に座った彼も終始落ち着きがない。背後のカーテンの向こう側に“さな”の影が佇んでいて、「ここ、13階ですよね?」と確認する中務だけがそれに気づいているという設定なのだ。ここのリハでは、背中に“さな”を感じた中務の動きについて、「顔は動かさずに、目で意識している感じで」と清水監督。さらに、“さな”役の穂紫朋子がカーテンと窓の間ではなく、窓の向こうの宙に浮いているような見え方になるように美術部が工夫してから本番に。耐えきれなくなり、おもむろに立ち去る中務がいた場所にシルエットの“さな”が現われ、彼を追うようにゆっくりと振り向く。タイミングが問われるホラー映画ならではの繊細なカットだったが、それでも僅か4テイクでOKになった。ホラー映画の定番、シャワーシーンで片寄涼太の背中に“さな”の手が……!このホテルの部屋では、その2日後、シャワーを浴びている片寄涼太の身に異変が生じるシーンの撮影も行われた。シャワーは、アルフレッド・ヒッチコック監督の『サイコ』やブライアン・デ・パルマ監督の『殺しのドレス』を例に挙げるまでもなく、ホラーやサスペンスの定番のシチュエーション。映画を観ながら“来た! 来た!”と胸を高鳴らせたファンも多いだろうが、ここでは清水監督ならではのこだわりを目撃することができた。シャワーを浴びている泡まみれの片寄。と、突然しゃっくりが出て止まらなくなり、苦しそうな表情になったと思ったら、次の瞬間、背中の“さな”の手が彼を引っぱり、後ろに転倒させる。そんな一連が数回のテストを経て本番に。程よいボリュームと密度の泡が片寄の背中につけられ、狭いシャワールームに“さな”役の穂紫と片寄が倒れた後の湯気を立ち昇らせるホラー担当(監督助手)のスタッフが狭い浴槽に隠れ、カメラが回り出した。しゃっくりが止まらなくなる片寄。背中の泡の中の“さな”の手が這い上がっていくが、モニターでその動きを見ていた清水監督から突然「カット!」がかかる。「それだと、泡のついた手が上がってくるようにしか見えない!もっと泡そのものが“さな”の手になる感じで!」。清水監督の演出意図を知って、あ~、なるほど、と、そこにいたスタッフ全員が思ったに違いない。そんなちょっとしたギミックを、文化祭の学生たちのように、ワイワイ楽しそうに成立させるのが清水組のいつもと変わらない風景なのだ。そのことは、シャワールームから出てきた片寄や穂紫の満足そうな顔を見ても明らかだった。この日の午後には、同じ部屋で白濱亜嵐と権田、凛の3人が、テーブルに置かれた問題のカセットテープを見ながら、次々に起こる怪奇現象について思案する深夜のシーンの撮影も行われた。「あの、“さな”という子は……自分の歌を聴いてもらいたいだけだったんじゃ……」(凛)「何で俺たちまで……」(白濱)「誰でもいい。他人を……自分の世界に惹き込みたいんだ」(権田)「彼女の想いに寄り添ってあげることってできないのかな?」(凛)リハの段階から神妙なセリフのやりとりが行われたが、そこで凛役の早見から清水監督に「おかしなことが次々に起こっているから、気持ちが悪いと思うのが普通で、寄り添おうなんて感情にはならないような気がするんですけど……」とセリフに覚えた違和感が投げかけられる。それに対して、清水監督は「凛の心の中にすでに“さな”が入り込んでいるんです」と説明し、早見も「それなら分かります」と納得した表情を見せる。そこから凛が目の前のカセットテープを躊躇することなく手に取り、男性ふたりが“そんな気持ちの悪いもの、よく触れるね”という表情で彼女を見る芝居も足されたが、たとえフィクションでも人の心の動きに嘘があると観客の気持ちは離れてしまうもの。演者の言葉に耳を傾け、その疑問をおざなりにしないからこそ、清水崇監督の作品には現実と地続きの恐怖を感じるのかもしれない。戦慄のクライマックスシーンでは白濱亜嵐の奮闘で撮影一発OK!白濱と権田、凛の3人がすべての元凶の“呪われた家”を訪ねるクライマックスを撮ったのは3月に入ってからだ。東京郊外の某スタジオに作られたそのセットは、“さな”が両親と暮らす30年前の撮影で使われた生活感のあるものを数日かけて瓦礫や落ち葉でリノベして朽ち果てた感じにしたもの。ドアを開け、中を覗いた瞬間に不穏な空気に襲われる玄関の真ん前には、清水崇映画の象徴とも言えるおどろおどろしい“階段”が2階へと真っ直ぐ続き、その先に“さな”の部屋があることを想像させる。建物に入るなり、壁の鏡に映し出される30年前の忌まわしい光景と目の前の衝撃的な出来事の双方に目を配りながら、言葉にならない恐怖を顔に浮かべる3人。そんなゾワゾワする一連が繊細なタッチでカメラに収められていったが、この日のハイライトは、過去の地獄絵を目の当たりにした凛がいきなり階段を駆け上がり、問題の部屋に飛び込んだ後のくだりだ。残された白濱と権田の前に“さな”がついに現れる。首から大きなカセットレコーダーをぶら下げ、全身に血管の浮き上がった青白い彼女は、眼を見開いたままの状態で生気がまるで感じられない。そんなこの世のものとは思えない異物が、あのメロディーを口ずさむように口をもごもごさせながらゆっくりと歩みを進め、最後には覆いかぶさるようにして、白濱と権田の顔面スレスレまで顔を近づけてくるのだから、現場で見ていても、とんでもなく怖い。ふたりものけ反りながら、芝居とは思えない戦慄の表情を浮かべていて、テストでそのすべてを見ていた清水監督から「いい感じですね~!後ずさって、階段の下まで行っちゃったら、固まっちゃっててください」という声が自然に漏れる。さらに、「権田さんの立ち位置を、もう少し亜嵐くんに近づけて」「マキタさんのアップのフレームに亜嵐くんが入ってきて、2ショットになるように」などの微調整が各部署に告げられてから本番に入ったが、後ずさる白濱の感じも絶妙で一発OKに。無事に撮影を終えた白濱もマキタも、さっきまでと違って充実の笑顔を見せていた。小森隼は実際に失踪していた……!?笑いにあふれた撮影現場映画は周知のとおり、シーン順に撮っていくわけではないし、キャストやロケ地などの都合でとんでもないバラバラなスケジュールになることも多い。清水組でもそれは同じで、深夜まで及んだ最恐のクライマックスを撮り終えた日の翌日の午前11時には、クルーの姿はお台場の音響スタジオにあった。ここではGENERATIONSの小森隼がラジオ番組の収録中に“さな”の奇妙な歌声を耳にする序盤のシーンや、逆再生したカセットテープから聞こえてきたおぞましい声に関口メンディーが絶叫するくだりが撮影されたが、山場を乗り越えた清水監督やスタッフはみんな明るくて、清々しい笑顔を浮かべている。各位のスケジュール上、撮影前のホン(台本)読みでも衣装合わせでもマキタスポーツに会えていなかった小森が「僕、この映画にマキタさんが参加していることをまだ信じてないんですよ(笑)」と言うと、清水監督も「マキタさんも“俺の中では、小森くんは本当に失踪していることになっている”って言ってましたよ」と返して周りの笑いを誘う。いやはや、ホラー映画の撮影現場がこんなにも楽しいところだったなんて!本当に怖い映画は、“恐怖”で観る者を楽しませたいと思う作り手がその英知と遊び心、肉体を惜しみなく注ぎ込んでこそ完成するものなのだ。GENERATIONSと清水崇監督がガッツリ組んだ『ミンナのウタ』は、そのことを高い完成度で実証している。取材・文:イソガイマサト<作品情報>『ミンナのウタ』上映中
2023年08月16日映画『ミンナのウタ』でGENERATIONSのメンバーを恐怖に陥れたJホラーのニューヒロイン・さなと、『呪怨』シリーズでおなじみのホラークイーン・佐伯伽椰子の夢の対談が都内某所で行われた。本対談は、8月11日(金) に公開された映画『ミンナのウタ』と8月12日(土) より開幕した舞台『呪怨 THE LIVE』のコラボ企画として実現。ともにJホラーの担い手である清水崇監督が生み出したキャラクターという共通点があるだけに、和やかな雰囲気での初対面になるのかと思いきや、お互いの中にある「私が最恐!」というプライドが激突した。まずは椅子に座っての対談からスタート。しかし、うつむき加減でトボトボと会場に現れたさなに対して、伽椰子は体をくねらせた四つん這いの伽椰子ウォークでゆっくり参上。それをさなが無表情で見下ろしながら待ち受けるという不穏な構図となり、対談は開始早々ピリついたムードに包まれた。対談では「あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛……」としか唸れない伽椰子に対して、さなが会話のイニシアチブを握る形となったが、そこは清水監督に「生粋のヤバい奴!」と評されるさな。ハリウッド映画界をも席巻したホラーヒロインの大先輩である伽椰子に対するリスペクトは皆無で「初めまして……あの、『呪怨』でしたっけ?ごめんなさい、映画観てません……知ってはいるんですが、怖そうで……」と容赦なし。伽椰子はこの世に強い恨みの念を持つ怨霊。一方のさなは自分の夢が怨念と化した化物。お互いの呪いパワーについて聞かれたさなは「パワーって、そんな……私は自分の歌をミンナに届けたいだけなんで……」と謙遜しながら、「あ、良かったら伽椰子さんも唄ってもらえますか?」とリクエストした。これに伽椰子は「……ぁ゛ぁ゛ぁ゛……あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛……あ゛あ゛あ゛……」と必死に喉を鳴らしてメロディーを口ずさむが、間髪入れずにさなからは「え……そんなんじゃないし……」と悲しきツッコミが。伽椰子は「……ぁ゛ぁ゛ぁ゛……あ゛」としょげて力無く歌をやめて、恨めしそうにさなを睨みつけるしかなかった。また「ホラーヒロインとして優っている点」を聞かれたさなは「同じ清水監督でもわたしの映画『ミンナのウタ』の方が新しいというか……これから公開の新作だし……だって『呪怨』って観てないけど、もう20年以上昔の映画でしょ?わたし、まだ生まれてもいないし……」とジェネレーション攻撃。だが唸るように抗議する伽椰子の姿にハッとしながら「えっ?わたし死んでるの?30年前?あ、そっか……じゃあ……いや、でも30年前に15歳だから……今まだ生きてたら……伽椰子さんとそんなに歳変わらないですね……そっか」と急に親近感。これに伽椰子は「……あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛……」と嬉しくなってさなの肩を抱こうとするも、さなはボソッと「マウント取ってくるな、このオバハン……」とツンデレ感を崩さなかった。ホラーヒロイン同士相容れない2人。しかし、せっかく実現した夢の対談企画。そこで仲良くなるためにゲームをすることに。果たして2人は親幽(友)になれるのか?まずはジェンガ。ブロックを的確に移動させるさなに対して、物理的に腕や指を器用に動かすことのできない伽椰子は体ごとジェンガにアタック。一瞬でさなの勝利となった。続いてはだるま落とし。先攻のさなは木槌と的との距離を微調整しながら挑んだものの、粗暴な性格が仇となりすべてを崩すという結果に終わった。最後はポカポンゲーム。ボタンを押し合うシンプルな動作ゆえにゲーム展開は唯一白熱。伽椰子が相手の首を飛ばし軍配は彼女に上がったかに思われたが、さなが勝手に試合を仕切り直し相手の首を飛ばした。ゲームを通して仲が深まったようで、親幽(友)までの階段はあと少し。親睦の証としてプレゼント交換をすることに。さなは呪いのカセットテープ、伽椰子は息子・俊雄の描いた猫の絵を贈呈した。そしてさなは「映画『ミンナのウタ』良かったら観てください」とアピールし、伽椰子も「あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛……」と好反応。だがここでまたさなが「オバさ……伽椰子さん、舞台版の『呪怨 THE LIVE』頑張ってください!……わたしも観に行きます。まぁ行けたら……」と失礼な物言いで、伽椰子はついに「あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛……!!!!!!」と激怒。最後に握手を促されたさなと伽椰子。一応はお互いの手を握り合って写真撮影に応じたものの、うつむきがちのさなと物理的に首が曲がっている伽椰子の目は、残念ながら合うことはなかった。今回の対談では親幽(友)にはなれなかった様子の2人。映画『ミンナのウタ』、舞台『呪怨 THE LIVE』とそれぞれのフィールドでの活躍(?)次第では、再び相まみえることもありそうだ。映画『ミンナのウタ』さな×『呪怨』佐伯伽椰子 夢の対談動画
2023年08月15日Jホラー界の巨匠・清水崇監督の最新作として発表された映画『ミンナのウタ』。長らく内容・キャストが解禁されず多くの謎に包まれていたが、先日、ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONSが本人役で主演を務めることが明らかになり、大きな話題を集めている。○■映画『ミンナのウタ』撮影現場を取材同作は、現実とフィクションが曖昧になった世界で、カセットテープから流れる“とあるメロディー”を聴いた人々が自らも口ずさむようになり、GENERATIONSも次第に“呪いのメロディー”の恐怖に巻き込まれていくサスペンスホラー映画となっている。ラジオ局の倉庫で30年前に届いたまま放置されていた、「ミンナノウタ」と書かれた一本のカセットテープ。同局でパーソナリティを務める小森隼は、カセットテープが見つかった直後の収録中に不穏なノイズと共に「カセットテープ、届き……ま……した……?」という声を耳にし、ライブを控える中、突然姿を消してしまう。マネージャーの凛(早見あかり)は、事態を早急かつ秘密裏に解決するため、元刑事の探偵・権田(マキタスポーツ)に捜査を依頼。聞き取り調査を進めると、失踪した小森がラジオ収録の際に聞いた「女性の鼻歌のような、妙なメロディー」が「頭から離れない」と言っていたことが判明し、他のメンバーもリハーサル中に“少女の霊”を見たと話す。そして、次々にメンバーが姿を消していく中、リーダーの白濱亜嵐、凛、権田は、少女の霊が“さな”という女子中学生だということにたどり着き、“呪いのメロディー”が生まれた原因解明に乗り出す。2023年3月某日、白濱亜嵐、マネージャー・凛、探偵・権田が、生前の“さな”が住んでいた家を訪れるカットを撮影。現場には、すでに廃墟となった家の玄関、2階にある“さな”の部屋、2階へとつながる階段のセットが建て込まれた。落ち葉や土埃など汚しの加工で劣化した家を再現し、セット内には重苦しい空気が漂う。しかし、セット脇でスタンバイをしている白濱、早見、マキタの3人は、このセットを前にしても和気あいあいとした雰囲気で談笑。また、撮影が始まろうとした矢先に「監督のトイレ待ちです!」とのアナウンスで笑いが起こるなど、作風に反して常に明るい雰囲気で撮影は進んだ。本編では残念ながらカットされてしまったが、廃墟に足を踏み入れた3人が、“さな”の鼻歌にいつの間にか同調して“呪いのメロディー”を口ずさんでしまうシーンでは、耳に残る“呪いのメロディー”が静かな廃墟セット内に響き渡る。しかし、マキタの鼻歌のテンポが白濱・早見と合わず、カットがかかると、現場からは笑いが。その後、映像をチェックしている間に、マキタが白濱と早見から“呪いのメロディー”の鼻歌指導を受ける姿も見られた。そして、“さな”の過去が現実として目の前で起こり、早見演じる凛が階段を勢いよく駆け上がるシーンでは、清水監督とキャスト3人で入念なリハーサルが行われる。本番では早見が勢い余って階段を踏み外してしまうこともあり、白濱とマキタが心配そうに声をかけるなど、チームワークの良さもうかがわせた。○■清水崇監督が新たなホラークイーン・さなに込めた思い清水監督に同作について話を聞くと、GENERATIONSとホラー映画を撮ることになった当初は「GENERATIONSのことをあまり知らなかった!」と告白。しかし、「僕はいつも入口はそういうのが多いんですよ(笑)。3Dとか4DXも興味ないとか言いながら、やってみると楽しい(笑)。できあがってみると新しいことが勉強できたなと思うので、今回も楽しんでやらせてもらっています」と笑顔を見せる。GENERATIONSが本人役で出演するアイデアは「誇張している部分もありますが、本人たちに伝えたところ、楽しんでくれそうだった」といい、「メンバー同士がなんと呼び合っているか、一人称の聞き取りから始めました。本人たちと話しながら、作り上げていった作品です」と映画を観るファンが違和感を持たないようにリアリティを追求しながら撮影していったという。また、今作のホラークイーン“さな”についても、「“さな”の善悪は社会的に受け入れられないだけであって、彼女の中の善悪、純粋な気持ちで生きているという部分を描きたい」と話す。当初は高校生の設定だったが、“さな”の純粋な危うさをより表現するために中学生に変更したそう。「危うい年頃は、やっぱり13~15歳くらいだろうと。そこは観てくれた方が当時を振り返ったり、今の自分と照らし合わせたりして“この子の気持ちわかるなぁ”と思ってくれたら嬉しいです」と貞子に続く新たなホラークイーン・さなに込めた思いを語ってくれた。
2023年08月12日GENERATIONS from EXILE TRIBEによる主題歌「ミンナノウタ」が流れる、映画『ミンナのウタ』主題歌特別予告が公開された。『ミンナのウタ』は、ホラー映画『呪怨』シリーズや近年では『犬鳴村』などの「恐怖の村シリーズ」を手がけた清水崇監督の最新作。GENERATIONSの白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友が全員本人役で出演する。小森がパーソナリティを務めるラジオ番組に届いた1本のカセットテープ。番組収録中に「カセットテープ、届き……ま……した……?」という少女らしき声を耳にした彼は、突然姿を消してしまう。マネージャーの凛(早見あかり)に依頼され、探偵の権田(マキタスポーツ)が調査を始めるが、次第にGENERATIONSのメンバーが恐怖の連鎖に巻き込まれていく――。恐怖の源泉となる“呪いのメロディー”にインスパイアされて書き下ろされた主題歌「ミンナノウタ」は、カセットテープの再生から始まり、不気味なピアノの旋律と力強いビートが刻む曲調にのせ、映画の世界へと導く。「響かせたい」「聞こえてる?」「届いてる?」など映画のエッセンスが散りばめられた歌詞は、呪いのメロディーを奏でる少女“さな”の想いを表現。ボーカルの数原は「こういうホラー映画の企画がなかったら、自分たちが選ぶことのない楽曲。静かな曲調からいきなり跳ね上がって、狂ったような歌い方になるあの展開はすごくおもしろくて、そこで“さな”の感情を表現できればな~と思いながら歌わせてもらってます」とGENERATIONSの新境地となる楽曲についてコメントしている。また、同じくボーカルの片寄は「GENERATIONSのダークな一面を表現できる楽曲なので、ホラー映画のイメージにとらわれずに幅広い方に聴いてもらえたらうれしいです」と主題歌への想いを明かした。公開された特別映像は、この主題歌に乗せてジワりとコワい劇中映像で構成。さらに映画本編では見ることのできない未公開カットもたくさん盛り込まれている。特に最後は、LDH社内と思わしき場所で、現実とフィクションが曖昧になるような衝撃的なカットで終わることで、より生々しい恐怖が襲いかかってくる身の毛もよだつ内容に仕上がっている。映画『ミンナのウタ』主題歌特別予告<作品情報>映画『ミンナのウタ』8月11日(金・祝) 公開(C)2023「ミンナのウタ」製作委員会関連リンク公式サイト:(Twitter):::
2023年08月11日8月11日(金) より公開される映画『ミンナのウタ』の本編映像が公開された。本作は、ホラー映画『呪怨』シリーズや近年では『犬鳴村』などの「恐怖の村シリーズ」を手がけた清水崇監督の最新作。ダンス&ボーカルグループGENERATIONS(白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友)が全員本人役で出演する。小森がパーソナリティを務めるラジオ番組に届いた1本のカセットテープ。番組収録中に「カセットテープ、届き…ま…した…?」という少女らしき声を耳にした彼は、突然姿を消してしまう。小森が姿を消した翌日、GENERATIONSの他のメンバー全員はマネージャーの凛(早見あかり)の指示でホテルに隔離される。事態が収束するまで探偵・権田(マキタスポーツ)による聞き取り調査が行われることになったが、次第にGENERATIONSのメンバーは恐怖の連鎖に巻き込まれていく。公開された映像は、深夜、佐野が人目を避けてホテルを抜け出すところから始まる。小銭を手に自動販売機に近づくと、何やら物音が。そこには、自販機の下に這いつくばって何かを探している人物がいた。佐野が心配して「あのー、大丈夫…」と近づくと、そこには自販機の下に頭ごと突っ込み、手足を異様に動かす制服を着た少女の姿が。絶対に人間が入れるわけがない隙間に頭を入れ、不気味でいびつな動きをする彼女の細い腕には血がついている。そして「ねえ、佐野くん、歌ってくれたね……」と頭の中に直接響き聞かせる様に語りかけると、動揺した佐野は震えながら足早に逃げ出す。夜の自動販売機に近づくことも恐ろしくなるような映像となっている。併せて、本作を試写で観たホラー映画マニアたちからのコメントも到着。「ちょっ、これ、こえええええぇぇぇぇ!!久しぶりにホラー映画で鳥肌が立った……。『ミンナのウタ』は“聴くホラー”でもある。散りばめられた些細な“音”も聴き逃さないで」(ホラー映画取締役)、「怖い映画は数あれど、禍々しさを秘めた作品はそう多くない。しかし、この映画は禍々しい。GENERATIONSが全員実名で登場するからこそ成立した恐怖。しかもこれは後に引きずる厄介な怖さ。早くあのメロディーを忘れなきゃ……」(人間食べ食べカエル/人喰いツイッタラー)、など、数多くのホラーを体験しているマニアたちも震撼する声が上がっている。『ミンナのウタ』本編映像<作品情報>映画『ミンナのウタ』8月11日(金・祝) 公開映画『ミンナのウタ』ポスタービジュアル関連リンク公式サイト::::「ミンナのウタ」製作委員会
2023年08月08日ダンス&ボーカルグループのGENERATIONSが主演を務める映画『ミンナのウタ』(8月11日公開)の本編映像が8日、公開された。同作は、大ヒット『呪怨』シリーズをはじめ近年では『犬鳴村』などの「村シリーズ」を手がけた、Jホラーの巨匠・清水崇監督の最新作。カセットテープから流れる“とあるメロディー”を聴いた人々が、次第に自らも口ずさむようになり、不可解な事件に巻き込まれていくサスペンスホラー映画だ。GENERATIONS(白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友)が主演を務め、全員が本人役で出演。劇中ではライブを控えた彼らの活動の裏側や日常も描かれ、現実とフィクションが曖昧になった世界で”呪いのメロディー”の恐怖が襲いかかる。今回公開されたのは、佐野が深夜の自動販売機で恐ろしい姿の少女と遭遇する本編映像。小森が姿を消した翌日、GENERATIONSメンバーはマネージャー・凛(早見あかり)の指示でホテルに隔離され、事態が収束するまで探偵・権田(マキタスポーツ)の聞き取り調査が行われることに。そんな中、深夜に人目を避けてホテルを抜け出した佐野が自動販売機に近づくと、這いつくばって何かを探している人物を目撃する。心配した佐野は「あのー、大丈夫……」と近づくが、そこには、絶対に人間が入れるわけがない自販機の下の隙間に頭を突っ込み、不気味でいびつな動きをする制服を着た少女の姿が。そして、「ねえ、佐野くん、歌ってくれたね……」と頭の中に直接響き聞かせる様に語りかけられ、動揺した佐野は、震えながらその場から逃げ出してしまう。夜の自動販売機に近づくことも恐ろしくなるような恐怖映像となっている。
2023年08月08日東京・砧公園にある世田谷美術館では、館の収蔵品を中心に、彫刻家・土方久功(ひじかた・ひさかつ/1900-1977)と染色家・柚木沙弥郎(ゆのき・さみろう/1922-)の多彩な作品を紹介する二人展を、9月9日(土)から11月5日(日)まで開催する。考古学や民族学への関心も背景として、1929年から10年以上にわたって南洋のパラオやサタワル島で暮らした土方は、現地の人々や風景を主題とした彫刻や絵画を制作すると同時に、周辺の島々の生活様式や儀礼、神話などの調査も行った。帰国後は世田谷区の自宅で制作を続け、木彫レリーフやブロンズ彫刻、水彩画を数多く残したほか、民族誌学的調査の成果をまとめた著書や詩集、絵本も出版した。一方、「民藝」の思想と芹沢銈介に影響を受けて染色の道を志した柚木は、身近な日常にある面白いものや楽しいことをアイデアの源として、大胆で力強い造形を行う作家だ。海外でメキシコの玩具などを目にした経験が、より自由な表現へと向かう契機となったという。型染による染色作品のほか、ガラス絵や版画、立体作品、絵本などにも取り組み、100歳を迎えた今も精力的な活動を続けている。直接の接点はないというふたりの芸術家だが、両者ともに多彩な表現の広がりを見せ、立体や平面、絵本まで幅広く創作を展開している芸術家であることから、今回の二人展となった。世田谷美術館の収蔵品に加え、ご遺族や作家自身の所蔵する作品と資料を加えて、ふたりの創造の世界を紹介する試みとなる。同展の見どころのひとつは、雑誌『母の友』(福音館書店)に寄せた土方の挿絵原画が初公開されること。また、南洋の島での体験について、土方自身が記した言葉が作品とともに紹介されるのも興味深いところだ。一方、柚木を紹介する章では、体感型の展示も目を引く。柚木が絵本の登場人物をもとにつくった表情豊かな指人形作品《町の人々》の展示が絵本の世界を体感させてくれる一方、旅先で集めた民芸品などを並べた空間は、柚木のアトリエを垣間見させてくれることだろう。多彩な展観を通して、ふたりの芸術家の創造の世界に親しみたい。<開催情報>『土方久功と柚木沙弥郎――熱き体験と創作の愉しみ』会期:2023年9月9日(土)~11月5日(日)会場:世田谷美術館時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(9月18日、10月9日は開館)、9月19日(火)、10月10日(火)料金:一般500円、65歳以上400円、大高400円、中小300円公式サイト:
2023年08月02日GENERATIONSのメンバーが、本人役で映画主演を務める話題のホラー映画『ミンナのウタ』(8月11日(金・祝) 公開)。7月24日に東京高等学校で“さな presents 真夏の学生試写会”が開催され、GENERATIONSの片寄涼太、関口メンディー、中務裕太、そして清水崇監督が参加したほか、サプライズで呪いのメロディーを奏でる謎の少女さなと、世界的に有名な謎の制服おかっぱ集団アバンギャルディが登場した。在校生368人が詰めかけた体育館の客席通路からGENERATIONSメンバー3人が颯爽と登場するという粋な演出に、生徒たちのボルテージはいきなりMAX。黄色い声と野太い声の男女混合歓声が会場を貫いた。片寄は「こんにちは!皆さんのパワーに押されそうです!」と満面の笑みで、関口は「皆さんのエネルギーが凄い!歓声が嬉しい!」と喜色満面。中務も「久々に学生の皆さんと近い距離でお会いすることが出来てパワーを頂いております」と喜び、清水監督は「学校でホラー映画を見せてくれるなんてありがたいし羨ましい」と学校でのホラー映画上映というレアケースを歓迎した。片寄涼太キャスト陣が登壇する前に行われた映画本編の上映の際も、あまりの怖さゆえに生徒たちから悲鳴が上がるなど大盛り上がりだった。それはGENERATIONSメンバーたちが初めて本編を観た時と同じだったようで「僕らも盛り上がりましたね!特にホラーが苦手な佐野玲於のリアクションは凄かった」と関口が振り返ると、片寄も「全然関係ないところで反応をしていた」と思い出し笑いした。また、怖かったシーンの話題になると、中務は「メンディー君が楽曲を爆音で聴きながら踊り狂っているところ」をピックアップして生徒たちも大爆笑。中務が「メンディー君は普段こんな感じなんだ……と思った」といじると、当の関口は「違うよ、あれは呪われているからだから。僕は普段から呪われてはいません。やめてください」と漫才のようなやり取りを見せた。中務裕太一方、清水監督はさなの魅力について「ホラーキャラクターというと、過去の恨みつらみで世に出てくるパターンが多いけれど、さなは生粋のヤバい奴。曲を聴いてほしいという本来ならば純粋な夢や希望が、死してもなおそこにしがみついているという怖さに繋がっている」と分析した。さらに学生とのQ&Aも実施。生徒より学生時代に熱中したことを聞かれた片寄は「中学時代はサッカー部で、毎日練習の繰り返し。部活でドロドロの毎日でした」とスポーツ学生の一面をちらり。中務は「学生時代はずっとダンス。授業も聞かずにウェーブの練習ばかりしていた。ダンスをやっていることは内緒にしていたけれど、文化祭で踊ってそこからスーパーヒーローになりました」とダンス漬けの日々を回想した。一方、かつて甲子園を目指していた高校球児の関口は「野球を好きで続けていて良かったと思ったのは、この世界に入ってジャイアンツ戦の始球式をオファーされたとき。始球式で133キロを出してそれがニュースになったときに、野球に一生懸命向き合っていたことがそこで報われたと思った。プロ野球選手にはなれなかったけれど、プロ野球のマウンドに立って投げられたことは自分の財産になった」と語り、実感を込めて「好きなことに向き合っていけば必ず良いことがある!」と先輩として現役高校生たちにアドバイスを送った。関口メンディーまた、ダンスを習っている女子生徒から「踊るときに意識していること」を聞かれた中務は「考えるな、感じろ」とアドバイス。「何かを考えて踊るよりも、働いたお金を払ってライブへ来てくれたお客さんのために、目の前の人全員を幸せにするようなつもりで踊っています」と心境を告白。関口は「自分が一番楽しむことが大事。自分が楽しんでいれば見ている人も楽しい。緊張も楽しもうという気持ちで踊っています」と答えた。生徒たちとの楽しい交流が終わりかけた次の瞬間、突如さなが客席通路にサプライズ出現。生徒たちの悲鳴と歓声が響きわたる中、無表情&無言で呪いのカセットテープを生徒たちに配りながらGENERATIONSメンバーたちがいるステージへとやって来たが、サプライズはこれだけでは終わらず、ステージ背後の幕が開くと、謎の制服おかっぱ集団アバンギャルディの11名が登場。制服という共通点からさなにシンパシーを感じたのか、劇中でさなが奏でる“呪いのメロディー”に合わせたオリジナルダンスを披露した。息ぴったりのキレッキレ&ホラーなダンスに登壇者と学生たちは悲鳴&歓声の大興奮。片寄は「こんな怖い振付ってあるんだ……と驚いたし、生徒さんたちのリアクションが最高で楽しめました」と大喜び。関口も「楽曲と映画の世界観がばっちりと表現されていてマッチしていた」と声を弾ませ、中務は「見ていてワクワクした。これを公式の振付にしたい」と興味津々。清水監督も「今のダンスを今後何らかの形で活かしたい」とイマジネーションを刺激されていた。最後はさな&アバンギャルディ、そして学生たちを交えて記念撮影。中務は「高校生活は人生の中で3年しかない。思い切り青春を楽しんで」とエール。関口は「皆さんの表情や反応を見たことで、この作品に携われて良かったと思った」と手応え。片寄は「今日の皆さんのように、真夏の映画館でギャーギャー騒いで観てほしい。この作品を皆さんの映画にしていただき、周りの友達を誘って楽しんでほしいです」と大ヒット祈願をしていた。<作品情報>映画『ミンナのウタ』8月11日(金・祝) 公開映画『ミンナのウタ』ポスタービジュアル関連リンク公式サイト::::「ミンナのウタ」製作委員会
2023年07月25日8月11日(金) より公開される映画『ミンナのウタ』の本編映像が公開された。本作は、ホラー映画『呪怨』シリーズや近年では『犬鳴村』などの「恐怖の村シリーズ」を手がけた清水崇監督の最新作。ダンス&ボーカルグループGENERATIONS(白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友)が全員本人役で出演しており、メンバーが恐怖の連鎖に巻き込まれていく、という現実とフィクションが曖昧になった世界を描く。公開されたのは、ライブを控えたGENERATIONSが、最高のパフォーマンスをファンに届けるべくリハーサルに励んでいるシーン。しかし、小森の様子がどこかおかしい……。顔をゆがめながらも必死に食らいついているように見えるが、急に立ち止まり、白濱とぶつかってしまう。同じことが繰り返されていたのか、「またかよ~」と白濱は呆れながらに言うと、突然小森は、「違う違う!そんな曲じゃない!!」と叫びだす。踊っているGENERATIONSの楽曲と違う音が彼だけに聴こえるのか、耳をふさぐ小森の様子をただ事じゃないと察した白濱は、リハーサルを中断、外へ連れ出す。震えが止まらず、うずくまる小森を心配そうに見つめる白濱。やがて小森は、何かに取りつかれたように顔を上げ一点を見つめながら、あるメロディーを口ずさみ始める。すると、そのメロディーを聴いた白濱も同様に口ずさみだす……。小森は、ラジオの生放送中にある1本のカセットテープを受け取った時から様子がおかしかったという。小森から白濱へ、白濱から次は誰に、“呪いのメロディー”が感染していくか、続きが気になる映像となっている。『ミンナのウタ』本編映像<作品情報>映画『ミンナのウタ』8月11日(金・祝) 公開映画『ミンナのウタ』ポスタービジュアル関連リンク公式サイト::::「ミンナのウタ」製作委員会
2023年07月19日Jホラーの巨匠・清水崇監督の最新作『ミンナのウタ』の場面写真が公開された。GENERATIONS from EXILE TRIBE(白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友)が全員本人役で出演する本作。ラジオ局で見つかった古いカセットテープには“呪いのメロディー”が録音されており、それを聴いたGENERATIONSのメンバーのひとりがライブリハーサル後に突然消息を絶つ。やがてほかのメンバーたちもそのメロディーを口ずさむようになり、不可解な事件が次々に起き始める。このたび公開されたのは、GENERATIONSメンバーが次々と怪異に襲われ恐怖に震える姿を捉えた場面写真。リーダー・白濱が廃墟で遭遇した怪異に目を見開き後ずさるシーンや、失踪直前の小森との電話中、突如知らない女性の声が聞こえ、怯えて身がすくむ片寄、ライブリハーサル中、頭の中で鳴りやまないメロディーに「違う!そんな曲じゃない!」と半狂乱で震えながら耳を塞ぐ小森、不審な人物に声をかけ、覗き込んだ先に異様な影を目にし、息をのむ佐野、スタジオで見てしまった“あるもの”に驚き叫び腰を抜かすメンディー、メンバーの中でも霊感があり、ホテルの自室に引きこもるが、突如部屋に現れた怪異に怯えを悟られないようにしつつも、青ざめる中務の姿が映し出されている。また、GENERATIONS本人役ということで、彼らの裏側や日常を覗いているような感覚になるのも本作のポイント。本人たちの立ち振る舞いや、普段の彼らの関係性がよりリアルに現実の姿に近づくよう、台本上でも細かくすり合わせられた。各メンバーの呼び方においては、メンディーは「さん」呼び、片寄のことを「片寄くん」ではなく「涼太」など。中務は霊感が鋭い役柄だが、実際の彼も感性が鋭く、本編でも怪異を誰よりも早く察知し近づく役柄となっている。さらに、累計1000万ダウンロード突破のスマホゲームアプリ「青鬼オンライン」と『ミンナのウタ』のコラボが本日7月7日(金) よりスタート。「青鬼オンライン」は、100人のキャラクターが青鬼から逃げ回り、マップの中で最後のひとりとして生き残るサバイバルゲーム。鬼として本作に登場する女子中学生“さな”が出現。キャラクターの着せ替えスキンとして白濱・メンディーを期間限定で獲得することができる。またカセットテープを舞台にした限定マップも登場する予定だ。<作品情報>映画『ミンナのウタ』8月11日(金・祝) 公開(C)2023「ミンナのウタ」製作委員会関連リンク公式サイト::::
2023年07月07日Jホラーの巨匠・清水崇監督が手掛ける映画『ミンナのウタ』より、早見あかりとマキタスポーツが演じるキャラクターの場面写真が到着した。「GENERATIONS from EXILE TRIBE」が全員本人役で出演する本作は、現実とフィクションが曖昧になった世界を描いた物語。小森隼がパーソナリティを務めるラジオ番組にカセットテープが届く。番組収録中に「カセットテープ、届き…ま…した…?」という少女らしき声を耳にした彼は、突然姿を消してしまう。マネージャーの凛に依頼され、探偵の権田が調査を始めるが、次第にメンバーが恐怖の連鎖に巻き込まれていく…。早見さんが、世間にバレたら大問題の事件を抱え、「GENERATIONS」を支えるマネージャー・凛を、マキタスポーツさんが、「GENERATIONS」のことは知らないが報酬のために仕事を受け、メンバーに聞き取り調査を行う元刑事で探偵の権田を演じている。2人に課せられたミッションは、メンバーに襲い掛かる“呪いのメロディー”の恐怖から3日以内に救い出すこと。秘密裏に事件の解決を目指して奔走する2人の活躍に注目だ。早見さんは、メンバーや清水監督と共に、名前の呼び方をはじめひとつひとつを確認しながら、マネージャーと関係性や距離感を作り上げた今回。共にミッションに挑むマキタスポーツさんとは「二人で事件を追うので、一番一緒にいる時間が多いんですけど、自分がふざけたときにノってくれたりして笑いが絶えない現場でした」と撮影をふり返る。マキタスポーツさんは、権田の役柄を元刑事で生活に疲れている雰囲気をさりげない仕草を織り交ぜながら醸し出していき、清水監督と共に役を築いていったそう。そんな中、プライベートでは「この仕事が始まってから、家のお風呂とかでも目開けたまま頭洗ってます(笑)」とこぼしつつ、「リアルの世界との地続き感の中で恐怖に巻き込まれていのが面白いです。ぜひ、楽しみにしていてください」と公開を待つ人々へ呼びかけている。『ミンナのウタ』は8月11日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミンナのウタ 2023年8月11日より公開©2023「ミンナのウタ」製作委員会
2023年06月29日Jホラーの巨匠・清水崇監督の最新作で、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のメンバー全員が本人役で出演するホラー映画『ミンナのウタ』より、物語の謎に迫る戦慄の場面写真が公開された。本作は、音楽を呪いの元凶とした、視覚と聴覚に訴える体感型の超絶ホラー作品。白濱と凛の見つめる先には…小森がパーソナリティを務めるラジオ番組に届いた1本のカセットテープ。番組収録中に「カセットテープ、届き…ま…した…?」という少女らしき声を耳にした彼は、突然姿を消してしまい、次第にほかのメンバーも恐怖の連鎖に巻き込まれていく。場面写真では、物語のキーアイテムであるカセットテープをはじめ、そこに吹き込まれていた“呪いのメロディー”を聴き、恐怖に震え上がる姿や、真相究明に乗り出した白濱・凛(早見あかり)・権田(マキタスポーツ)が、全ての元凶に迫るシーン。白濱・権田・凛が辿り着いた場所は…また暗闇に佇む、呪いのメロディーを奏でる少女“さな”の姿、小森の後ろに忍び寄る少女、メンディーの異変を察する中務など、背筋が凍るほどの恐怖を予感させるものばかりだ。呪いのメロディーを奏でる少女さな『ミンナのウタ』は8月11日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミンナのウタ 2023年8月11日より公開©2023「ミンナのウタ」製作委員会
2023年06月23日ダンス&ボーカルグループのGENERATIONS from EXILE TRIBEが主演を務める映画『ミンナのウタ』(8月11日公開)の場面写真が23日、公開された。同作は、大ヒット『呪怨』シリーズをはじめ近年では『犬鳴村』などの「村シリーズ」を手がけた、Jホラーの巨匠・清水崇監督の最新作。カセットテープから流れる“とあるメロディー”を聴いた人々が、次第に自らも口ずさむようになり、不可解な事件に巻き込まれていくサスペンスホラー映画だ。GENERATIONS(白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友)が主演を務め、全員が本人役で出演。劇中ではライブを控えた彼らの活動の裏側や日常も描かれ、現実とフィクションが曖昧になった世界で”呪いのメロディー”の恐怖が襲いかかる。今回、物語の謎に迫る戦慄の場面写真が一挙に公開。物語のキーアイテムであるカセットテープ、そこに吹き込まれていた“呪いのメロディー”を聴き、恐怖に震え上がる姿、真相究明に乗り出した白濱・凛(早見あかり)・権田(マキタスポーツ)が全ての元凶に迫るシーン、そして暗闇にたたずむ“さな”の姿を捉えたものなど、11点の写真はJホラーの真髄ともいえる恐怖を予感させる。
2023年06月23日『呪怨』『犬鳴村』の清水崇監督最新作『ミンナのウタ』の主演を「GENERATIONS from EXILE TRIBE」が務めることが分かった。全員が本人役で、ホラー映画に初出演する。これまで謎に包まれてきた本作だが、今回ついに新情報が明らかに。劇中ではライブを控えた「GENERATIONS」の活動の裏側や日常も描かれ、現実とフィクションが曖昧になった世界で“呪いのメロディー”恐怖が襲いかかる。そして、「GENERATIONS」メンバーらと共に、彼らのマネージャー・凛役で早見あかり、謎を追う探偵・権田役でマキタスポーツが出演する。また、YouTubeにアップされた新予告編で出演キャストと共に初めて明かされるのが、本作のストーリー。小森隼がパーソナリティを務めるラジオ番組に届いた1本のカセットテープ。番組収録中に「カセットテープ、届き…ま…した…?」という少女らしき声を耳にした彼は、突然姿を消してしまう。凛に依頼され、権田が調査を始めるが、メンバーの周りで次々と不可解な事件が起こり…。映像は、ライブ映像から始まるが、ノイズと共に一転、「聞いてよ!!」の絶叫が響き渡る。清水崇監督の原点回帰を彷彿とさせ、Jホラーの真髄となる背筋が凍るような不気味な映像により、メンバーたちが“さな”の奏でる呪いのメロディーに取り込まれていく姿が描かれていく。音楽を呪いの元凶とした、視覚と聴覚に訴える体感型の超絶ホラーとなる本作。「GENERATIONS」の主題歌「ミンナノウタ」は、この映画のために書き下ろされた楽曲で、カセットテープを再生することから始まるこの主題歌は、さなの想いを歌詞で表現した内容になっている。なお本作は、韓国で開催される「富川ファンタスティック国際映画祭」のクロージング作品としてワールドプレミア上映が決定している(英語タイトル『SANA』)。<GENERATIONS from EXILE TRIBEコメント>・白濱亜嵐ホラー好きなので、めちゃくちゃ怖くなるといいなと思って撮影しましたが、怖くて楽しめる映画が完成しました。清水監督が自由に演技させて下さり、本人役として出演したリアリティーのある作品となっています。ぜひ劇場に足を運んで、GENERATIONSがああなったりこうなったりする様子を楽しんで下さい!・片寄涼太メンバー全員が初めてのホラー映画出演で、しかも全員本人役ということが、GENERATIONSにとって新しい挑戦になりました。メンバーの素の表情の中で起きるぞっとした瞬間がたくさん詰め込まれた映画になっているので、ぜひ楽しんで頂けたら嬉しいです。・小森隼個人的にお芝居の経験が今まであまりなかったので、たくさんの方に支えて頂きながら乗り切れました。刺激的で衝撃的でぞっとする、そんな作品になっているので、全てのシーンにご期待ください。・佐野玲於主演させて頂く映画が「ホラーです」と言われ、「あ、ホラー映画!?」とパニックになり、さらに“本人役で全員出演、監督は清水監督”と聞き、ますますパニックになりました(笑)。8月にちょっとでも涼みたいと思っているそこのあなた、本作は恐怖で極寒の地となりますので、ぜひ映画館へお越し下さい。・関口メンディーGENERATIONSがデビュー10周年の今年、これまでの活動ではなかった「ホラー」や「音楽」など色々なものを絡めた新しい作品としてお話をいただき、すごく嬉しかったです。皆さんに楽しんで頂ける作品になりましたので、ホラーが苦手な方も少し勇気を出して映画館に足を運んで頂ければと思います。・中務裕太メンバーと一緒に芝居するのが恥ずかしいという気持ちや不安もありましたが、撮影はとても楽しく、すごく良い経験になりました。感情がジェットコースターのように激しく動く作品になっていますので、『ミンナのウタ』を観て色んな感情を抱いて頂き、楽しんで頂ければなと思います。・数原龍友自分は俳優業はやらないので、主題歌で参加させて頂けるとお話をもらったとき、わくわくしました。GENERATIONSとして、恐怖・叫び・苦しみなど映画に寄り添ったエッセンスを取り入れて自分たちの歌声で一つの楽曲を作り上げることが初めてだったので、楽しかったです。みんなを「怖っ」と思わせたいなという想いで作った楽曲なので、ご期待ください。『ミンナのウタ』は8月11日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミンナのウタ 2023年8月11日より公開©2023「ミンナのウタ」製作委員会
2023年06月15日ボーカル&ダンスグループ・GENERATIONSが、映画『ミンナのウタ』(8月11日公開)の主演を務めることが15日、明らかになった。本作で主演を務めるのが、人気ダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILETRIBE」(白濱亜嵐、片寄涼太、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、数原龍友)であることが明らかに。しかも全員が本人役で、ホラー映画に初出演する。劇中ではライブを控えた彼らの活動の裏側や日常も描かれ、現実とフィクションが曖昧になった世界で”呪いのメロディー”恐怖が襲いかかる。新ポスタービジュアルには、GENERATIONSメンバーらと共に、彼らのマネージャー・凛役を演じる早見あかり、謎を追う探偵・権田役を演じるマキタスポーツが、さなの恐怖に戦慄する表情も写し出されている。新予告編では、本作のストーリーも初めて明かされる。小森がパーソナリティを務めるラジオ番組に届いた1本のカセットテープが発端となり、番組収録中に「カセットテープ、届き...ま...した...?」という少女らしき声を耳にした彼は、突然姿を消してしまう。マネージャーの凛に依頼され、探偵の権田が調査を始めるが、メンバーの周りで次々と不可解な事件が起こっていく。映像はGENERATIONSのライブ映像から始まるが、ノイズと共に一転「聞いてよ!!」の絶叫が響き渡る不気味な内容で、メンバーたちが“さな”の奏でる呪いのメロディーに取り込まれていく姿が描かれていく。また主題歌「ミンナノウタ」は、この映画のために書き下ろされた。カセットテープを再生することから始まるこの主題歌は、"さな"の想いを歌詞で表現した内容になっている。きょう15日よりムビチケ前売券(オンライン)、7月21日よりムビチケカードも発売される。さらに6月29日~7月9日に韓国で富川ファンタスティック国際映画祭で、英語タイトル『SANA』となりクロージング作品として正式出品されることも決定した。○GENERATIONSコメント・白濱亜嵐ホラー好きなので、めちゃくちゃ怖くなるといいなと思って撮影しましたが、怖くて楽しめる映画が完成しました。清水監督が自由に演技させて下さり、本人役として出演したリアリティーのある作品となっています。ぜひ劇場に足を運んで、GENERATIONSがああなったりこうなったりする様子を楽しんで下さい!・片寄涼太メンバー全員が初めてのホラー映画出演で、しかも全員本人役ということが、GENERATIONSにとって新しい挑戦になりました。メンバーの素の表情の中で起きるぞっとした瞬間がたくさん詰め込まれた映画になっているので、ぜひ楽しんで頂けたら嬉しいです。・小森隼個人的にお芝居の経験が今まであまりなかったので、たくさんの方に支えて頂きながら乗り切れました。刺激的で衝撃的でぞっとする、そんな作品になっているので、全てのシーンにご期待ください。・佐野玲於主演させて頂く映画が「ホラーです」と言われ、「あ、ホラー映画!?」とパニックになり、さらに“本人役で全員出演、監督は清水監督”と聞き、ますますパニックになりました(笑)。8月にちょっとでも涼みたいと思っているそこのあなた、本作は恐怖で極寒の地となりますので、ぜひ映画館へお越し下さい。・関口メンディーGENERATIONSがデビュー10周年の今年、これまでの活動ではなかった「ホラー」や「音楽」など色々なものを絡めた新しい作品としてお話をいただき、すごく嬉しかったです。皆さんに楽しんで頂ける作品になりましたので、ホラーが苦手な方も少し勇気を出して映画館に足を運んで頂ければと思います。・中務裕太メンバーと一緒に芝居するのが恥ずかしいという気持ちや不安もありましたが、撮影はとても楽しく、すごく良い経験になりました。感情がジェットコースターのように激しく動く作品になっていますので、『ミンナのウタ』を観て色んな感情を抱いて頂き、楽しんで頂ければなと思います。・数原龍友自分は俳優業はやらないので、主題歌で参加させて頂けるとお話をもらったとき、わくわくしました。GENERATIONSとして、恐怖・叫び・苦しみなど映画に寄り添ったエッセンスを取り入れて自分たちの歌声で一つの楽曲を作り上げることが初めてだったので、楽しかったです。みんなを「怖っ」と思わせたいなという想いで作った楽曲なので、ご期待ください。(C)2023「ミンナのウタ」製作委員会
2023年06月15日