厚生労働省は10月27日、同日の閣議で「平成27年版厚生労働白書」(平成26年度厚生労働行政年次報告)を報告し、公表した。同白書では「結婚をめぐる状況と意識」として、年々上昇する生涯未婚率を紹介。2010年は男性20.1%、女性10.6%だった生涯未婚率が、将来的に2015年は男性24.2%、女性14.9%、2035年は男性29.0%、女性19.2%にのぼると推計している。また、18歳~34歳の未婚者のうち「いずれ結婚するつもり」と答えた人は男性は86.3%、女性は89.4%という。20代、30代の男女に今まで結婚していない理由を聞いた調査では、「適当な相手にめぐり合わないから」「異性とうまくつきあえないから」「自由や気楽さを失いたくないから」などが多く選ばれた。結婚していない理由には、「結婚後の生活資金が足りないと思うから」「結婚資金が足りないから」というものも上位に。男性の雇用形態別に見ると、正規雇用労働者と非正規雇用労働者で配偶者がいる割合に差が見られた。
2015年10月27日厚生労働省は9月16日、過重労働などをなくすための取組を推進する「過重労働解消キャンペーン」を11月に実施することを明らかにした。同キャンペーンは、「過労死等防止啓発月間」の一環として2014年から開始したもので、実施期間は11月1~30日。主な取り組み内容は、「著しい過重労働および悪質な賃金不払い残業などの撲滅に向けた監督指導」「全国一斉の電話相談」「リーフレット、広報誌、ホームページなどによる周知・啓発」など。電話相談では、無料の「過重労働解消相談ダイヤル」を全国で実施。相談内容は過重労働をはじめとした労働条件全般にわたり、都道府県労働局の担当官が指導・助言を行うという。対応日時は11月7日の9~17時。「過重労働解消相談ダイヤル」以外にも、最寄りの都道府県労働局または労働基準監督署などで情報提供や相談を受け付ける。2014年11月に施行された「過労死等防止対策推進法」に基づき、7月に「過労死等の防止のための対策に関する大綱」が閣議決定されるなど、長時間労働対策の強化は喫緊の課題となっている。
2015年09月16日ミロク情報サービスは8月25日、同社が提供するビジネス情報サイト「bizocean(ビズオーシャン)」の新有料コンテンツとして、福利厚生優待割引サービス「bizocean優待パスポート」の提供を開始した。新サービスは、ベネフィット・ワンが提供する福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」を「bizocean」の有料コンテンツとして提供するものとなっている。「bizocean」に会員登録し、月額会員費500円(税抜)を支払うと、ホテルでの宿泊やアミューズメント施設の利用、レストランでの食事や英会話教室など、約90万件以上の特典を利用することができるという。育児や健康、介護などに関するサービスもあり、全ての特典は会員とその2親等以内の家族まで利用することが可能となっている。
2015年08月25日JTBベネフィットは、企業・組織向け会員制福利厚生サービス「えらべる倶楽部」の新たな定額プラン、「えらべる倶楽部バリュープラン」を5月28日より提供を開始すると発表した。本プランは、これまで最適な料金プランを提供できていなかった従業員数100名未満の企業・組織に対しても、従業員数ごとに月会費を設定し、簡単な手続きで導入できるように整備したパッケージプランとなっている。「えらべる倶楽部」は、JTBグループの国内外の旅行や宿泊予約を会員専用価格で利用できるサービスを中心に、提携するレジャー施設約6,000施設、人気テーマパークの入場料割引、独自のイベント・セミナーを年間約200本、無料のeラーニング251講座を実施するなど、働く人のニーズに合わせてサービスのラインアップを拡充。2015年4月現在で約323万人と、順調に会員数を伸ばしてきたという。同社は、今後は『働く人の「働きやすさ」、「働きがい」を充足させることで、企業の魅力度を上げる人材ソリューションサービス』として、共済メニューや「健康経営」を推進するためのメニューなど、生活や健康の充実に関するオプションを段階的にリリースしていくと発表した。
2015年05月27日厚生労働省はこのほど、2013年11月に実施した「国民健康・栄養調査」の結果を公表した。同調査は、国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基礎資料として、国民の身体の状況、栄養摂取量及び生活習慣の状況を明らかにするため毎年実施している。2013年は重点項目として、さまざまな基準の策定に関わる実態を把握したという。2013年の「国民生活基礎調査」において設定された単位区から無作為抽出した300単位区内の5,204世帯を対象として実施し、有効回答が得られた3,493世帯について集計した。BMIの範囲(「やせ」はBMI18.5未満、「ふつう」はBMI18.5以上25.0未満、「肥満」はBMI25.0以上 ※BMIは体重を身長の2乗で割った値)により、体格の状況を抽出。BMIが「ふつう」の範囲に当てはまる者の割合は、男女とも6割を超える結果となった(男性66.7%/女性67.4%)。「肥満」の範囲に当てはまる者の割合は、女性に比べて男性が高い結果となった(男性28.6%/女性20.3%)。男性において年齢階級別にみると、40歳代が最も高い傾向に。一方で「やせ」の範囲に当てはまる者の割合は、男性に比べて女性が高かった(男性4.7%/12.3%)性・年齢階級別にみると、男女ともに20歳代が最も高いことがわかった。過去10年間の体格の状況の推移をみると、男性の肥満者の割合は、平成15年から平成22年まで増加傾向であり、平成23年からは変化が見られなかった。女性の肥満者の割合は、10年間で減少傾向に。また、男性のやせの者の割合は、10年間で変化が見られなかった。一方で女性のやせの者の割合は平成25年が過去最高となり、10年間で増加傾向となった。また、低栄養傾向(BMI20以下)の高齢者の割合は16.8%だった。年齢階級別にみると、85歳以上が最も高いことがわかった。「糖尿病が強く疑われる者」の割合は、男性16.2%、女性9.2%であり、平成18年からみても男女ともに変化が見られなかった。「糖尿病が強く疑われる者」とは、ヘモグロビンA1cの測定値があり、「薬の使用の有無」及び「糖尿病治療の有無」に回答した者のうち、ヘモグロビンA1c(NGSP)値が6.5%以上、または「糖尿病治療の有無」に「有」と回答した者を指す。男性の収縮期(最高)血圧の平均値は135.3mmHgであり、平成19年から減少傾向に。同じく女性の収縮期(最高)血圧の平均値は129.5mmHgであり、10年間で減少傾向となった。収縮期(最高)血圧が140mmHg以上の者の割合は、男性が38.3%、女性が29.6%となった。データは、血圧を下げる薬の使用者を含む。なお2回の測定値の平均値となり、1回しか測定できなかった者はその値を利用した。血清総コレステロールの平均値は、男性が196.6mg/dL、女性が207.3mg/dLであり、男女ともに10年間で変化が見られなかった。血清総コレステロールが240mg/dL以上の者の割合は、男性10.3%、女性16.8%となった。データは、コレステロールを下げる薬または中性脂肪(トリグリセライド)を下げる薬の使用者を含む。
2014年12月12日厚生労働省はこのほど、2013年11月に実施した「国民健康・栄養調査」の結果を公表した。同調査は、国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基礎資料として、国民の身体の状況、栄養摂取量及び生活習慣の状況を明らかにするため毎年実施している。2013年は重点項目として、さまざまな基準の策定に関わる実態を把握したという。2013年の「国民生活基礎調査」において設定された単位区から無作為抽出した300単位区内の5,204世帯を対象として実施し、有効回答が得られた3,493世帯について集計した。1回30分以上の運動を週2回以上実施し1年以上継続している者を「運動習慣のある者」を定義し、その割合を調べたところ、男性が33.8%、女性が27.2%となった。年齢階級別にみると、その割合は男女ともに30歳代が最も低いことがわかった。男性の歩数の平均値は、7,099歩であり、10年間で減少傾向に。一方で女性の歩数の平均値は6,249歩であり、10年間で変化が見られなかった。日常生活で体を動かすことを「実行していて、十分に習慣化している」者の割合は、男女ともに3割を超えており、平成18年に比べて増加していることがわかった。年齢階級別にみると、男性では70歳以上、女性では60歳代が最も高く、それぞれ44.9%、43.1%となった。一方で「実行していないし、実行しようとも考えていない」者の割合は、男性では30歳代、女性では20歳代が最も高く、それぞれ13.4%、12.6%となった。座ったり寝転がったりして過ごす時間(身体不活動の状況)が、「1日に10時間以上ある」者の割合は、平日では男性が25.8%、女性が20.3%、休日では男性が27.6%、女性が21.4%となった。年齢階級別に割合をみると、男性では平日は50歳代、休日は30歳代が最も高く、女性では平日、休日ともに20歳代が最も高い結果となった。睡眠の質の状況について、過去1カ月の間に週3回以上あったことを聞いたところ、男女とも「日中、眠気を感じた」と回答した者の割合が最も高く、男性が37.7%、女性が43.0%となった。そのほかの項目では、「睡眠時間が足りなかった」と回答した者の割合が、男性では30歳代、女性では20歳代および40歳代でそれぞれ約4割を占めた。
2014年12月12日厚生労働省は11月9日、平成26年度の卓越した技能者(通称「現代の名工」)の表彰対象者149名を決定したと発表した。同制度は昭和42年に創設され、卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を表彰するもの。技能の世界で活躍する職人や技能の世界を志す若者に目標を示し、技能者の地位と技能水準の向上を図ることを目的としている。代表的な技術者としては、小笠原庄八氏(神戸製鋼所・自由鍛造工)、塩崎秀正氏(デンソー技研センター・フライス盤工)、伊藤啓一氏(豊田自動織機・自動車部品組立工)、中村初代氏(Yuki Nakamura ROYAL DRESS・婦人子供服注文仕立職)、西沢勝治氏(とも栄菓舗・和干菓子製造工)、米花俊明氏(米花畳店・畳工)が挙げられている。149人の詳細は、厚生労働省のWebページで確認できる。
2014年11月11日仕事は決して甘いものではないから、少しでも気持ちよく働きたいもの。そのために、世の中にはいろいろユニークな福利厚生を実施している会社もあるとか。Amebaで有名なサイバーエージェントもそのひとつです。サイバーエージェントのインターネット広告事業本部は、女性が多く在籍し、活躍している部署。同部署で人事の仕事にたずさわる山辺祥子さんに独自の福利厚生について尋ねてみると、「ガールズシャッフルランチ」なる答えが返ってきました。これは、年齢や職種などが異なる社員を人事でシャッフルし、お店まで予約してセッティングしてくれるランチ。こうしてさまざまな社員同士のコミュニケーションを図ることで、いろいろな働き方を選ぶ女性がロールモデルを探したり、悩みを解消したりすることにつながるのだそう。他にも、美容ドリンクやレッドブルを用意したり、最近では朝食を食べ、朝から脳と体を活性化するために朝ヨーグルトも導入したとか。そこで次に、だんだん健康志向が高まっているという社員の皆さんから、要望として出てきたのが野菜ジュース。現場の声を大切にしている人事としては、すぐに福利厚生の一貫として実施に向けて話を進めることになったそうです。もともと山辺さんは、朝ごはんについて料理家の方から学ぶ機会を持ち、朝ごはんをはじめとする食事の時間を持つことや、美味しいものをいただくことの大切さを実感していたそう。そこで、野菜ジュースの導入にあたっても、栄養補給という意味と、美味しく飲んでもらうことを目的にセレクトを開始。そこで見つけたのが、カゴメの「毎日飲む野菜」と「毎日飲む野菜と果実」だったのだとか。「毎日飲む野菜」を実際飲んだところ、「実は野菜ジュースは苦手だけれど、想像とは別で濃厚なんだけれど飲みやすく、癖がなかった」とのこと。「毎日飲む野菜と果実」は果汁が入っているためさらに飲みやすく、両方とも社員の方からの評判もすこぶるよいとか。外食やコンビニ食がどうしても多くなる中、パンひとつではなく、そこに野菜ジュースを加えるだけでも、栄養面で全然違ってくるほか、ちょっと小腹がすいたときにお腹にたまるというメリットも。「毎日飲む野菜」に関しては、 iTQi3つ星を2年連続で受賞していて、客観的に評価されているということも決定材料のひとつとなったそう。また、通販限定の商品で、コンビニなどでは買えないというプレミアム感も、社員の方も好評なのだとか。導入した当初は、「冷蔵庫に入れたそばから次々となくなって、冷えるヒマもないぐらいでした(笑)」と、山辺さんからは笑顔でそんな逸話も聞けました。この福利厚生を活用している、インターネット広告事業本部の田川さんに話を聞いてみたところ、「美味しいうえに、野菜不足を補えている実感があるのがいい」と喜びの声が。「160gという缶のサイズがちょうどよく、ぐいっと一気に飲んで、また仕事モードに入れるんです」とのこと。「毎日飲む野菜」と「毎日飲む野菜と果実」が仕事のモチベーションにつながるうえに、会社として大切に考えている、永く働き続けられる環境のためにも、重要な要因のひとつである健康の助けにもなっていることがわかりました。こんなユニークな福利厚生があれば、働きやすく、ずっと働きたいと思うかも。ちょっぴりうらやましくなるような話ですね。
2013年07月31日転職を考えるとき、給与や仕事内容も重要だが、給与以外の手当やサポートである福利厚生の内容も気になるところ。ひと昔前では企業の福利厚生といえば、社宅や慰安旅行などが一般的だったが、最近では、ユニークな福利厚生制度を導入している企業も増えている。福利厚生制度で有名な会社が、インターネットメディア事業などを手掛ける、GMOインターネット。世界一を目指す社員食堂として、2011年6月にオープンした24時間飲食無料の社員食堂や託児所、プロのマッサージ師によるボディケアサービスや仮眠用の昼寝スペースなど、ユニークな制度を持つことで知られる。また来年1月からは、新たな福利厚生制度として、社員の眼を守ることを目的に、今年話題となったPC作業用メガネ「JINS PC」導入支援を開始する。数々のユニークな福利厚生制度について、同社に話を聞いた。「お客様にNo.1のサービスを提供するには、スタッフが満足して働ける環境が重要だと考えています」と、取締役 グループ人事・グループ総務担当 菅谷俊彦氏。例えば、コミュニケーションスペース「シナジーカフェ GMO Yours」。カフェやブッフェで提供される食事はもちろん、毎週金曜日に設けられたバータイムのお酒もすべて無料。海外とのやり取りのあるスタッフや、深夜のカスタマーサポートに携わるスタッフのために、24時間、365日オープンしている。同スペースは食事だけでなく、グループの垣根をこえたコミュニケーションを楽しめることもポイント。人が集まることにより、新たなサービスが生まれる可能性があるという。また、最新のスマートフォンやタブレットの実機も展示されており、エンジニアが常に新しいものに触れることができる環境を整えている。さらに、生後57日目以降から受け入れ可能な託児所「キッズルーム GMO Bears」や、リラクゼーションスペース「マッサージ&おひるね GMO Bali Relax」、「おひるねスペース GMO Siesta」も併設。これらの施設は就業時間中にも利用可能だ。こういった福利厚生制度はどのように導入されるのか。そのあたりの内部事情を菅谷氏に聞いてみた。「私どもはこれまで、椅子を自由に選べる”椅子ろうぜ!”、自社サーバーを無料で利用できる”サバろうぜ!”、セミナー参加を支援する”セミろうぜ!”、書籍や最新ガジェットの購入費用を補助する”学ぼうぜ!”といったエンジニア支援制度を導入して参りました。これらの制度は、スタッフからの要望をもとに導入しております。当社では、社内のイントラネットから変更してほしいルールや実現してほしい福利厚生などを投書することが可能です。これらすべてを会長が見て、進捗状況をイントラネットで公開しております。また、イントラネット以外からも、コミュニケーションスペースに、各施設への要望や意見を投書できる”くまのみみ”というボックスを設置しました。最高のサービスを提供するためには、スタッフの満足度も重要です。そのため、スタッフの声には常に耳を傾けています」(菅谷氏)「おかげさまで、求人倍率は3倍にもなりました。スタッフが満足できる環境を整えれば、優秀な人材が集まると考えております。こうすることにより、No.1のサービスを提供することが可能になるはずです」(菅谷氏)さらに、同社では、2013年1月から「JINS PC」の購入支援制度も導入される。購入金額の半分を会社が負担。目を酷使するエンジニアやクリエイターが多い同社ならではの取り組みだ。「私自身、JINS PCを使用しており、その効果は実感しております。しかし、導入に先立ち、現場で導入テストを行いました。テストの結果、おもしろいことに、朝よりも仕事で目を酷使した晩のほうが目の疲労度が緩和されていたんです。腰痛や肩こり、ストレスの軽減にも有意性が認められました。もちろん、実験に協力してくれたスタッフの評価も高かったこともあり、導入を正式に決定したのです。この制度はエンジニアだけではなく、全社員に適用されます。職種にかかわらず、パソコンを使う時間は長いですからね」(菅谷氏)続いて、導入テストに参加したシステム本部 技術部 UNIX ZEROチームの山田勇二氏に、JINS PCを使用した感想をうかがった。「JINS PCに興味はありました。しかし、普段メガネを使わないため、伊達メガネにしては少し高いかなと思い、個人的に購入はしませんでした。なので、今回の支援制度はうれしいです。また、メガネをかけなれていないせいか、最初は違和感を覚えましたが、すぐに慣れました。JINS PCを使ってみると、モニターの明るさが軽減されたように感じます」(山田氏)すでに同社には、JINS PC利用者がいたものの、山田氏は実験に参加するまでそれがJINS PCとは気づかなかったという。「ファッションの一部として、色つきのメガネを着けていると思っていたんです。それほど違和感がありませんでした。なので、自分がJINS PCをかけていても、普段の生活で気になることはないし、そのまま外出もします」(山田氏)もし、JINS PCが壊れたらどうするか山田氏に尋ねたところ、「すぐに買いに行きます」とのお気に入りの様子だった。「ただ、1月からJINS PCの制度が導入されたら、みんな同じメガネをかけて、外部の方から見たら、『え、同じメガネしてる』と思われるかもしれません(笑)。でも、それはそれで、メガネきっかけで会話が生まれて、会話のきっかけになるかもしれません」(山田氏)近年、どの企業で働くかを選ぶときの決断を左右すると言われる福利厚生制度。企業選定の際は、自分の目的や趣味、暮らしにあった制度があるかを調べてみるのもいいかもしれない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月27日ジェイアイエヌは機能性アイウエア「JINS PC(ジンズピーシ―)」を、GMOインターネットグループ、ヤフー、クルーズ各社において、福利厚生の一環として11月より導入開始したことを発表した。JINS PCは、ブルーライトカット機能を備えた機能性アイウェア。2011年9月にパッケージタイプ(ハイコントラストレンズ・度なし)を発売以来、普段メガネを必要としないユーザーを中心に人気を集めて話題となった。さらに、好みのフレームにブルーライトカット機能を備えた度付レンズを装着できる、「カスタマイズタイプ」サービスを追加。また、レンズは要望の高かったクリアレンズ(度付対応可)を、「カスタマイズタイプ」のラインアップに追加した。こうした取り組みもあり、2012年10月末時点において、累計販売本数は80万本を突破した(度付含む)。現在、オフィスで働く人々のアイケアニーズの高まりを背景に、日本マイクロソフトなど、JINS PCを福利厚生に取り入れる企業が増加している。このほど導入を発表したのは、GMOインターネットグループ、ヤフー、クルーズ。日本を代表する大手IT企業が連続して導入したことにより、オフィスの新習慣としてJINS PCの活用が広がることが期待される。GMOインターネットグループは、目を酷使するスタッフの負担を軽減できるならと導入を検討。実験を行い、効果を確かめた上で、グループスタッフ約2,600人を対象とした導入に踏み切った。導入を本決定する役員会議でも反対意見は全く出ず、スムーズに制度化ができたという。社員全員にスマートフォンとタブレット端末を配布し、業務での活用を推進しているヤフーでは、目への負担も増加することを懸念していたという。このほど社員約4,000人にJINS PCを配布。使用した社員からは、「思った以上におしゃれでかけ心地もよく、目の負担が軽減された」と喜びの声が上がっているとのこと。クルーズでは、社長を含む役員に対して社員が新規プロジェクトを提案できる制度がある。そこで2012年7月に1人の社員が、JINS PCの導入をプレゼン。熱意あるプレゼンによって見事に採用となり、即、導入が決定した。度数の有無やフレームなどを、社員が好きなように選べる仕組みにこだわったという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日東京労働局長優良賞をダブル受賞東京海上日動火災保険は、厚生労働省が実施する平成22年度均等両立推進企業表彰において、「均等推進企業分」と「ファミリー・フレンドリー企業部門」で「東京労働局長優良賞」をダブル受賞した。これらの受賞は、損害保険業界で初。均等両立推進企業表彰とは同表彰は、「女性労働者の能力発揮を促進するための積極的な取り組み」や「仕事と育児・介護との両立支援のための取り組み」について、模範となるような取り組みを推進している企業を表彰する制度。「均等推進企業部門」では、地域で女性の能力発揮を促進するために取り組んでいる企業、「ファミリー・フレンドリー企業部門」では、地域で仕事と育児や、仕事と介護などを両立できるような制度を持って多様で柔軟な働き方をできるように取り組んでいる企業に授与される。多種多様な取り組みが評価同社は、女性の活躍推進を重要課題として掲げて取組みを展開していたり、妊娠・出産・育児休業・職場復帰までのすべての段階にわたって最大限就業継続を支援している点が評価された。
2010年10月06日