三菱レイヨン・クリンスイは、プロダクトデザイナー・柴田文江がデザインした蛇口直結型浄水器「クリンスイ CSP801」を発表した。発売日は2月20日。価格はオープン。販売は全国のスーパー、カメラ・家電量販店、ホームセンター、同社Webページなどで行われる。同製品は、液晶画面を搭載し、高い浄水性能を持つ蛇口直結型浄水器。これまで同「CSPシリーズ」は男性向けに近未来感のあるデザインを中心に採用してきたが、同製品は「台所で料理をする機会が多い女性」をターゲットとし、やわらかくシンプルなデザインが特徴となっている。また、同製品のデザインは、これまでグッドデザイン賞など多数の賞を獲得しているプロダクトデザイナーの柴田文江氏が行い、同製品について「やわらかくシンプルなデザインの浄水器です。複雑な要素を整理して、お料理の邪魔にならないように使いやすさをカタチにしました」というコメントを寄せている。そのほか、蛇口から出る水が浄水に適した水量になっている時は緑色のランプが点滅し、適切な水量で浄水されていることを知らせる"しっかり浄水サイン"を搭載。これにより、15種の物質の除去が可能なハイクラスな浄水能力を最大限に引き出すことができるということだ。さらに、カートリッジの使用残量を液晶でカウントダウン表示し、オレンジランプが点滅して交換時期を知らせる。シャワーモード時は同社の従来品に比べて約30%の節水が可能となっており、3カ月の長寿命カートリッジとあわせて経済的に使用することができるモデルとなっている。
2015年02月06日舘ひろしと柴田恭兵の刑事コンビでおなじみの人気シリーズ『あぶない刑事』が、約10年ぶりに劇場公開作品『さらば あぶない刑事 ―long good-bye―』(2016年正月公開予定)として復活することが2日、都内で行われた「2015年東映ラインナップ発表会」で発表された。『あぶない刑事』は、1986年に日本テレビ系のテレビドラマとして誕生した刑事物語。横浜を舞台に、港警察署捜査課の"タカ"こと鷹山敏樹(舘ひろし)、"ユージ"こと大下勇次(柴田恭兵)の破天荒な活躍をコメディタッチで描いている。1987年に劇場版第1作となる『あぶない刑事』が公開された後、1988年に『またまたあぶない刑事』、1989年に『もっともあぶない刑事』、1996年に『あぶない刑事リターンズ』、1998年に『あぶない刑事フォーエヴァーTHE MOVIE』、2005年に『まだまだあぶない刑事』とこれまで6作の劇場版が公開された。シリーズを通して広域暴力団「銀星会」との抗争も描いてきたが、最新作ではタカとユージが最後の事件としてその銀星会の残党を叩いたことで、背後に"最強の敵"の影が浮かび上がる。果たして2人は、「夢見る優雅な年金生活」を無事に送ることができるのか。おなじみの仲村トオル演じる町田透、浅野温子演じる真山薫も登場。劇場版の3作目と4作目のコンビ、村川透監督と脚本・柏原寛司が再びタッグを組む。この日の発表に際し、主演の2人からコメントが寄せられた。舘は「タカ・ユージと共に時代を駆け抜け"オトナ"になった皆さんとスクリーンで再会できる日が今から楽しみです」と早くも公開が待ち遠しい様子。「私、恭様、そしてオンコとトオル、4人のあぶない顔ぶれがお茶目に軽やかに大奮闘する最後のあぶない刑事を是非ご高覧ください」と呼びかけ、「足腰は多少パワーダウンしましたが…いまでも特技はバイクアクション!」とアピールした。一方の柴田は「『さらば』です。ファイナルです。大下勇次を演じるのはこれで本当に最後です」と断言し、「これまで30年応援してくださった方々に、感謝の気持ちを込めて、愛を込めて『さらば あぶない刑事』を贈ります」とシリーズを支えたファンにメッセージ。「いつもどおりジョークも添えてスクリーンで派手なお別れパーティーを開きたいと思います。ご参加ください。参加料は劇場窓口でお支払いください。お待ちしています」と冗談を交えて劇場への来場を呼びかけた。そのほか、出演者や主題歌についてなどの詳しい情報は明かされなかったが、当日配られた資料にはタカとユージのこんなやりとりが掲載されていた。大下「俺たちがバケーションを楽しんでる間に港署も変わっちまったらしいな」 鷹山「薫は?」 大下「結婚するみたいよ」 鷹山「え!? 相手はもしかして愚かな動物か?」 大下「トオルのこと? あいつは県警本部にゴマすって出世一筋」 鷹山「ハマもまた悪党どもがのさばってるってよ」 大下「最高だぜ、復帰のタイミングとしちゃ」 鷹山「休み明けのデカの恐ろしさを見せてやるか、たっぷりとな」「東映ラインナップ発表会」は、東映がその年に配給する作品を発表する目的で、毎年この時期に行われている。今年は『悼む人』『ドラゴンボールZ 復活の「F」』『王妃の館』『海難1890』『幕が上がる』など20作品。多田憲之社長は冒頭のあいさつで、今年のテーマを「娯楽度1000%」と掲げた上で、『さらば あぶない刑事 ―long good-bye―』について「大変な大人なエンターテイメントになるのでは」と期待を寄せていた。■2015年の東映配給作品(公開予定順)1.『悼む人』2月14日公開2.『花とアリス殺人事件』2月20日公開(※)3.『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』2月28日公開4.『幕が上がる』2月28日公開(※)5.『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』3月14日公開6.『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』3月21日公開7.『ドラゴンボールZ 復活の「F」』4月18日公開8.『王妃の館』4月25日公開9.『ズタボロ』5月9日公開10.『天才バカヴォン~蘇るフランダースの犬~』5月23日公開11.『おかあさんの木』6月6日公開12.『白魔女学園 オワリトハジマリ』6月13日公開(※)13.『アリのままでいたい』夏公開予定14.『劇場版 仮面ライダードライブ(仮)』『手裏剣戦隊ニンニンジャーTHE MOVIE(仮)』夏公開予定15.『ガールズ・ステップ』秋公開予定16.『映画Go!プリンセスプリキュア(仮)』秋公開予定17.『起終点駅 ターミナル』秋公開予定18.『海難1890』12月公開予定19.『仮面ライダー×仮面ライダーMOVIE大戦2016(仮)』冬公開予定20.『さらば あぶない刑事―long good-bye―』2016年正月公開予定※配給協力作品およびODS作品
2015年02月03日舘ひろし&柴田恭兵主演の人気刑事ドラマ「あぶない刑事」シリーズの10年ぶりとなる新作にして、完結編となる『さらば あぶない刑事 -long good-bye-』の製作が2月2日(月)に開催された東映のラインナップ発表会で明らかになった。「あぶない刑事」は1986年にTVシリーズがスタートし、その後も「もっとあぶない刑事」(’88~’89)が放送されているのに加え、1998年にはスペシャルドラマとして「あぶない刑事フォーエヴァー」も放送。劇場版もTV放送直後の1987年の第1作から計6作が製作されており、もっとも最近では2005年に『まだまだあぶない刑事』が公開されている。横浜を舞台に港署の“タカ”こと鷹山敏樹と“ユージ”こと大下勇次の破天荒な刑事コンビが暴れ回る姿を描き高い支持を集め、舘さんと柴田さんに加え、仲村トオル、浅野温子らレギュラー共演陣も人気を誇った。今回の最新作は誕生から30年目の2016年公開予定で、実に10年ぶりの新作となる。現時点で、配布された資料により明らかになっているのは、2人にとって最後の事件となるのは、暴力団「銀星会」の残党を叩いたことに端を発し、タカとユージは「銀星会」の裏にいる最強の敵との対決を余儀なくされるということ。第1シーズンから演出陣に名を連ねており、劇場版3作目『もっともあぶない刑事』、4作目『あぶない刑事リターンズ』でもメガホンを握った村川透が監督を務め、同じく第1シーズンから劇場版に至るまでずっと、本シリーズの脚本を担ってきた柏原寛司が本作でも脚本を執筆している。撮影はこれからだが、今回の発表に際し、舘さんと柴田さんからコメントも到着。<以下、コメント全文>■舘ひろし「タカ・ユージと共に時代を駆け抜け“オトナ”になった皆さんとスクリーンで再会できる日が今から楽しみです。私、恭様、そしてオンコとトオル、4人のあぶない顔ぶれがお茶目に軽やかに大興奮する最後のあぶない刑事を是非ご高覧下さい。足腰は多少パワーダウンしましたが…いまでも特技はバイクアクション!」■柴田恭兵「『さらば』です。ファイナルです。大下勇次を演じるのはこれで本当に最後です。これまで30年応援してくださった方々に、感謝の気持ちを込めて、愛を込めて『さらば あぶない刑事』を贈ります。いつもどおりジョークを添えてスクリーンで派手なお別れパーティを開きたいと思います。ご参加ください。参加料は劇場窓口でお支払いください。お待ちしています」舘さんは今年の3月の誕生日で65歳、柴田さんは8月で64歳を迎える。2人合わせて130歳に届こうかという2人が最後の「あぶ刑事」でどんな走りとアクションを見せてくれるのか?期待が高まる。『さらば あぶない刑事 -long good-bye-』は2016年正月、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年02月03日宝塚歌劇星組トップスターとして6年間を務めた柚希礼音のサヨナラ公演が、2月6日(金)より兵庫・宝塚大劇場にて開幕。ミュージカル『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』と、ショー『Dear DIAMOND!!-101カラットの永遠の輝き-』を上演する。宝塚歌劇星組 チケット情報『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』は、柚希をイメージして作られた物語。トップ娘役・夢咲ねね演じるヒロインとの大恋愛物で、黒豹のように俊敏でしなやかに仕事をこなす海軍士官を演じる。「黒豹というカッコ良いイメージをつけてくださり、恐縮しています(笑)。柴田(侑宏)先生が書かれるセリフは美しくて、“ザ・タカラヅカ”な雰囲気。演じる上ではちゃんと心を伴って、役の感情で自然に言葉を出していきたいです。ラブシーンの表現も流れを大切にして、お客様の胸にグッとくるようなものを見つけたいと思います」。一方ショーでは「やりたいことがたくさんある」と語る柚希。プロローグのリベルタンゴ、登場の仕方、芝居仕立ての展開など、演出の藤井大介に希望を伝えた。「稽古場では一つひとつ夢が叶っていくようで、幸せです。初舞台後すぐの新人公演(1999年月組『ノバ・ボサ・ノバ』)でドアボーイ役をさせていただいたので、新人ドアボーイが大きく成長するようなストーリーをコメディタッチで入れていただきました。それに、また作詞もしています(笑)。昨年の武道館コンサートではファンの皆様や仲間への想いを歌詞にしたので、今回はタカラヅカへの想いを書きました」。どんな想いが込められているのかを尋ねると「夢のような世界だけど、たくさんの人たちの“本気”が詰まっている。だからすごくタカラヅカを好きになりましたし、簡単な気持ちじゃ何も掴めないところだなと。そこのフレーズは自分でも好きです」と、照れながら語ってくれた。下級生時代から新人公演で主演を務めてきた柚希。順風満帆なイメージを持たれるが、意外にも劣等感しかなかったという。「新人公演の本役さんに陰ソロがあったときには、上手い人を代役に立てられそうになるくらい下手で…。でも上級生の方々が毎日稽古に付き合ってくださったり、しかってくださったから、たくさんもがいて成長できたのだと思います。トップに立ってからは“できない”では済まされないので、そこでようやく自覚が生まれました。ずっと1作1作ごとに成長することを目標にやってきましたので、最後の最後まで上を目指したいです」。公演は宝塚大劇場にて2月6日(金)から3月9日(月)まで上演。東京宝塚劇場公演は3月27日(金)から5月10日(日)まで。東京公演は2月22日(日)より一般発売を開始。取材・文:黒石悦子
2015年01月28日橘画廊は、12月5日から「柴田謙司展Locked in the ether」を開催する。20日まで。柴田謙司は、閉じ込められる、時間が過ぎていく、といった「ありさま」を「もの」の姿を借りた比喩で表現する写真家。今回の個展では、ラナンキュラスなどの花とそれらを閉じ込める氷で時間をテーマにした新作十数点を発表。花が氷に閉じ込められている「ありさま」は永遠の現在の比喩という。紫、ピンク、赤の濃厚な色彩は華やかかつ幻想的。輪郭はシャープで生命力を感じさせる。一方、氷が溶けていくさまは時間の経過の比喩。氷が溶けることによって花は氷の拘束から解き放たれるが、刻々と朽ちていく。写真には両比喩が同居し、鑑賞者に時間と人のかかわりを問い掛ける。【イベント情報】「柴田謙司展Locked in the ether」会場:橘画廊住所:大阪市西区西本町1-3-4大阪陶磁器会館地下1階会期:12月5日から12月20日時間:12:00から19:00(最終日は17:00まで)休廊日:日・月曜日
2014年11月26日(木下優樹菜オフィシャルブログより)木下優樹菜 「ユキナ飯」タレントとしてはもちろん、家事、育児に頑張る木下優樹菜さん。7月18日には人生初の料理本「ユキナ飯。」が発売される予定で、翌日にはブックファースト新宿にて記念イベントも開かれます。同本は、リアルに使える料理をコンセプトに、わかりやすい味付けで、食材は身近にあるもの使用しており、自宅でのプライベートショットなども掲載されいて、アットホームな料理本となっています。ブログで夏服公開!マルチな才能を発揮する木下優樹菜さんですが、彼女の1番の魅力といえば、そのファッションセンスではないでしょうか。彼女のオフィシャルブログでは、夏らしい私服が公開されました。同ブログの7月11日付け記事によると、優樹菜さんはシューズへのこだわりがあるようで、「靴は各シーズン絶対買っちゃう!!」とコメントしています。同記事では、夏用のスニーカーやウェッジソールの写真がアップされており、彼女らしいセンスが光っています。7月12日の記事では、背中がざっくりと開いたロンパース姿が!アップした髪とあいまって、これぞ夏!というセクシーな印象です。さらに7月13日には、「夏になると身につけたくなる」というサマンサウィルスの小物をブログで紹介しています。夏のコーディネイトに迷ったら、木下優樹菜さんのブログをのぞいてみてはいかがでしょうか。【参考】・木下優樹菜オフィシャルブログ「Avan Lily」
2014年07月15日――昨年8月末にポップアップショップを行った時の感触はどうでした?柴田:ファッションというのはやはり伊勢丹なんだな、と思いました。上から下までそれぞれのフロアにファンがいて、百貨店というのは何度も足を運んでお互いの関係が築かれてから購入するというイメージがあったのですが、伊勢丹のお客様が多くの商品から自由に選ばれているのはすごく驚きで、ここで是非やりたいと思いました。実際に今回の本格的な売り場のスタートは、私達にとってはチャレンジで、多くを学ぶ場所。激戦区で価格、素材など様々に勉強していかなければと思ってます。井辻:昨年8月のポップアップショップは40%が34歳以下のお客様で、普段の我々のお買場の平均年齢よりかなり若く、新規のお客さまも多かったようです。今回の導入でその時のお客様にまた戻って来ていただいています。――ルシェルブルーは東京ブランドと呼んで良いのですか?柴田:目指すのはいつも言っているのですが“世界標準の女”。東京から発信しているブランドですが、いつかは世界中の女性に着て欲しいですね。井辻:ルシェルブルーには突っ走って欲しい。今の時代に必要なのは“個性”。世の中からこれってルシェルブルーらしいね、と言われるようになるためには続けなきゃいけない。妥協せず、それが“世界標準の女”になるブランドになるのではと思います。――今春、デビューするベーシックライン「ルシェルブルー・エッセンシャルズ」は、柴田さんのこだわりが詰まっているようですね。柴田:(企画では)コンスタントに使っていきたいアイテムは数えられないほどボツを出します。インナーとか普通に見えるモノほどこだわりたいんです。そのこだわりはバイヤーとしての経験もありますが、着用して襟の伸びや静電気など自分自身が気になる箇所はずっとボツを出し続けます。「ルシェルブルー・エッセンシャルズ」は我々が目指す究極のベーシックのラインです。今まで私がずっと探していた理想のサイズ感とフィット感を形にしたTシャツやパンツなど、モード過ぎるアイテムをうまく引き算していったアイテム。コーディネートに絶対に欠かせないアイライナーのようなラインで、ゴールデンウィーク中にTシャツとデニムパンツ、ジャケットがデビューするので、ご期待ください。――こだわりの強さは店作りまで徹底されているとか。柴田:そうですね。2年前のリブランディングでは、ロゴのフォントから、壁紙の色、ショッパーまですべて変更しました。フォントのこだわりは強いんです(笑)。商品だけではなく、それを包むいろいろがあってブランドなんで、そこにはこだわりたいですね。――リステアとルシェルブルーの関係性は?柴田:セレクトショップのリステアとルシェルブルーは別人格。まったく自分の中では切り離して考えています。ルシェルブルーを卒業したらリステアというような関係性とは全く違います。ルシェルブルーはデイリーなアイテムですね。友だちに会う時とか、普段着る服。シンプルだけど、どこかお洒落。リステアは非日常ですね。パーティーとか(笑)。これどこに着ていくのですか?とか良く聞かれますけれど、「さぁ、どこかじゃないですか?」って、答えています(笑)。――来秋冬、注目しているトレンドを少し教えて頂けますか?柴田:大人の女性が楽しむプレッピースタイルを我々らしくモードに解釈して提案していきたいと思ってます。今回の海外コレクションでも60年代とのミックスしたプレッピールックやブリティッシュぽいものなどクラシカルな要素は、ビッグトレンドとして注目されていますから。1/2に戻る。
2014年03月28日リモデルから1周年を迎えた伊勢丹新宿店の2階「TOKYOクローゼット」に「ルシェルブルー(LE CIEL BLEU)」が導入された。東京基準の最旬ブランドが集積された同売り場のキーワードは「モードエントリー」。2年前にリブランディングして東京のリアルクローズを再提案したルシェルブルーのコンサルティングを手掛けるリステアの柴田麻衣子クリエーティブディレクターと伊勢丹新宿店TOKYOクローゼット担当・井辻康明バイヤーに話を聞いた。――2年前にリブランディングする際に考えた、柴田さんが思い描いた新しいルシェルブルーというのは?柴田:あまりカテゴライズしてファッションを考えたことはないのですが、内なる強さと上品さを兼ね備えた日本の女性に向けて、日常を彩る新デイリーというか、ニュースタンダードというべきアイテムをスタイリングで提案するトレンド発信型ブランドを目指しました。――実際にそれまでのお客さんに比べて、この2年間で客層は変化しましたか?柴田:以前は日本の雑誌などで紹介されたスタイリングやトレンドをそのまま取り入れるような層が中心だったのが、普段から海外のコンテンポラリーブランドのトレンドに注目している女性が増えたのでは、と感じています。そういう意味で、年齢は少し上がったのかもしれません。――少し抽象的な質問になりますが、柴田さんが考えるファッションというのは?柴田:うーん、難しいですね。個人的な考えですが、ファッションは自己表現の一つ。着飾っても、着飾らなくてもその人の人生は変わらないのかも知れないけれど、私達は表現の一つとして、それは変えられると思っている。お化粧や、物を食べるのと一緒ですね。――柴田さん自身はいつからファッションのバイヤーを目指したのですか?柴田:ずっと小さいころから着飾ることは好きだったんですが、バイヤーを最初から目指したわけではありません。欲しい服が買えれば最初はそれで良かったのが、だんだんエスカレートしてバイヤーになりました。バイヤーになったのは、2000年頃からです。――リモデルから1周年を迎え、伊勢丹新宿店がルシェルブルーを2階に導入した背景は?井辻:若い層のファッションで、誰かと同じファッションが良いという価値観だったのが変化してきているという背景があります。リモデルから1年が経ち、分析してみると、モードに非常に興味を持った若いお客様が増えているという実感があります。ファッションが好きで、今何を着るべきかを理解しているお客様ですね。――その理由は何なんでしょうね?柴田:あまりにも服屋さんが多く、ファストファッションが増えて、トレンドが安易に取り入れられるようになりました。そこに疑問を持ったファッション好きな女性達が、少々高くても意味のある洋服や、メッセージ性のあるものにお金を出そう、という気持ちが芽生えているのではないでしょうか。井辻:自分で良いと思うモノを着たいという思いであったり、誰かが良いと言ったから着ると言うのではなくて、自分自身で体感しないと分からない、というか……。柴田:食べてみないと分からない、っていう感じ(笑)。井辻:そうそう。――伊勢丹新宿店では、モードエントリーのゾーンとしてルシェルブルーを位置づけていますが、その意図は?井辻:お金にもゆとりが出てきた20代後半から30代前半の女性が海外の有名メゾンなどの商品も見て、知ってはいるけれど、価格も高いしシーズンに何着も買えない。自分自身が社会に出て、経験を積んで世の中を知ってきた時に見えてきた“モードのエントリーとしての部分”がルシェルブルーなのでは、と考えています。モードというのは確かに格好いいのだけれど、普段の一般生活の中に取り入れにくいものだと思います、ただ、それをうまく日常に取り入れられている女性は素敵ですよね。今回2階のTOKYOクローゼットが2月26日にリニューアルオープンして、ルシェルブルーのお客さんは定番のものではなくどこか尖ったものを望んでいらっしゃいます。――モードな要素をリアルファッションに取り入れるためのルシェルブルーのMDとは具体的に?柴田:(ルシェルブルーの商品は)コレクション的な強い要素とメッセージ性を持つライン、少し尖ったトレンド性の強いコマーシャルライン、シンプルで洗練された、トレンドに左右されないアイテムがそろうライン、その三つのラインで構成されいて、それぞれをどう組み合わせてもうまく引き算出来るようになっています。ファッションが上手な女性というのはどれだけ引き算ができるかだと思いますね。井辻:柴田さんと初めてお会いしたとき印象的だったのは「今の子は楽しすぎなのでは」と話されていたこと。雑誌や誰かの真似で良い、というファッション感覚も然り。そのとき柴田さんが「1日中、ハイヒール履いていれば脚が痛くなって当たり前」と言われていたのは覚えてらっしゃいますか?今後日本の若い女性達がもっとグローバルな感覚を持って世界に出ていくのであれば、場と目的にあったスタイリングをしていくのは当たり前で、そういう意味で今の若い子は楽しすぎているのかもと思いますね。柴田:海外ではあり得ないことだけれど、日本では汚い格好でもフレンチに行けたりするし、スペシャルなデートの時に着飾ることが逆に変に思われたり、疎ましく思われたりすることがあり、そういう点で寂しかったりするんです。それと、日本では異性に受けるか受けないかということが、若い子の洋服を選ぶ基準のナンバー1なのでは。勿論、それも洋服を選ぶ一つの基準ではあるのですが、同時にそうじゃない女性もいるはずで、そういう女性が実は仕事がすごく出来て、海外に出て活躍されているシーンをよく見ます。そういう女性に向けてのブランドがあっても良いのではと思っています。井辻:ファッショニスタをターゲットとしている伊勢丹新宿店のお客様は確かに、洋服をよく知っていらっしゃって、ルシェルブルーの洋服もコレクションラインを中心に選ばれるお客さまが多いのですが、確かに僕から見ると、 “モテ服”という基準で洋服を選ばれている女性ではないですね。2/2に続く。
2014年03月28日※画像は、木下優樹菜 オフィシャルブログ 「Avan Lily」より意外性たっぷりの黒髪ファッションモデルでファッションブランドのプロデューサーも行っている木下優樹菜さんが、黒髪にした画像をブログに掲載している。今までのイメージからは想像がつかない真っ黒の髪になった。レギュラーを務める「笑っていいとも!」出演時に、司会のタモリさんや共演者からの評判が良かったこともブログで書かれている。新しい木下優樹菜さんの誕生だ。なぜ、今黒髪に?くろがみにしたりゆーひととおり痛めつけるだけ傷めつけた結果、ぴんくとかぱーぷるをいれてもみごとに6日でぴんくぱーぷるをやったことがゼロになるくらい 色落ち激早(木下優樹菜 オフィシャルブログ 「Avan Lily」より引用)元ヤンキーであることを公言している木下さん。ブリーチをしたような色素を落とした髪色が定番だったが、実はどんな色を入れても数日で色落ちをしてしまうほどに髪の毛が傷んでいたという。最近では、カラーリングをした髪よりも、日本古来の黒髪が人気でもある。カラーリングをしている髪よりもメンテナンスが大変だったり、洋服が重く見えてしまったりと大変な要素も多い。木下さんの黒髪は、健康的な髪質に戻すのが目的のようだが、プロデュースをするブランドでも黒髪に合う新アイテムが登場をしてくる可能性もあり、注目が必要だ。【参考】▼木下優樹菜 オフィシャルブログ 「Avan Lily」▼Avan Lilyブランドオフィシャルサイト月中なら「月額2,980円」であなたも今日からスベスベ芸能人ボディになれます!(9月16日)30代女性に向けたブログメディア、「ANGIE」が登場。仕事や恋愛で悩みが多いこの世代に、楽しく生きるためのヒントを提案。(7月29日)恋のから騒ぎに「白黒はっきりつける」男性必殺アイテムとは?(6月29日)元の記事を読む
2013年09月21日現代人のためのバランス常備菜「おかず畑」シリーズを発売しているフジッコは、「夕食作りと常備菜」についての意識調査を、インターネットにて20代~50代の主婦600名に実施した。今回の調査では、常備菜を「肉、魚といった主菜になるものは含まず、副菜となる豆、野菜、芋、キノコなどを使った日持ちする作り置きのおかず」として定義づけた。時間のある時にまとめて作って、作り置きできる「常備菜」や「ストック総菜」は、節約や時短、夕食作りに便利などの観点から多数の書籍も出版、再び脚光を浴びてきている。年代問わず主婦全体の67%が「夕食作りにプレッシャーやストレスを感じる」と答えており、その理由も各世代1位だったのが「品数用意に苦痛」となった。2位は20代~30代が「時間がない、時間がかかる」、40代~50代が「義務感がつらい」とそれぞれの事情に合った理由が挙がっている。主婦全体では77%が「常備菜は好き」と答えているが、年代別にみると、30代主婦の83%に対し、50代は68%にとどまっている。常備菜を作っていると答えたのも、20代・30代・40代ともに66%に対し、50代のみ59%という結果となった。さらに、常備菜を作る理由は各世代とも「おかずの1品に」を挙げており、品数の「お助け1品」として活躍しているようだ。常備菜を飽きずに食べられる日数は「2日以内」が43%でトップ。1日以内(作った当日中に食べきりたい)も7%もいた。また、常備菜を作らない主婦に作らない理由を聞いたところ、「1回で食べきれるものを作るから」「日持ち(衛生面)が気になる」「面倒」の3つが挙がった。中でも、50代の主婦は「何日も同じおかずを食べたくない」「1回で食べきれるものを作るから」を作らない理由として挙げており、常備菜への飽きからか、若い世代よりも食べきり志向が強いことがわかった。どんな常備菜メニューを日ごろ作っているのかを聞いた結果、トップ3は、1位「きんぴら」、2位「ひじきの煮物」、3位「漬物」と古典的なメニューが挙がった。また、今後積極的にとりたい常備菜に対しては1位、2位は作っているメニューと同様だが、3位に「切り干し大根、大根の煮物」が入った。家庭で作る常備菜だけでなく、最近はコンビニやスーパーの総菜売り場が拡大し、市販の常備菜が気軽に購入できるようになった。形態も、その日すぐ持ち帰って食べられるタイプだけでなく、食べきりサイズの真空パックや冷凍食品、缶詰など多様に展開されている。今回の調査でも、「最近、市販の常備菜の購入が増えた」と答えた主婦(83名)の理由として、「時短のため」「面倒」と並んで、「食べきりサイズだから」が挙っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日いまや老舗劇団として、また久本雅美や柴田理恵、佐藤正宏、梅垣義明など人気者が多数所属することでも知られるWAHAHA本舗。4月14日に東京・日本青年館で開幕した舞台『ミラクル』は、結成28年を経てなお攻め続けるWAHAHA本舗の底力を見せつけるものだった。WAHAHA本舗全体公演「ミラクル」チケット情報2006年の『NHK紅白歌合戦』で話題になった裸タイツをはじめ、梅ちゃん(梅垣)のシャンソンコーナーや、2009年入団の正司歌江、2010年入団のアジャ・コングが華を添えるネタもの、久本と柴田のここでしか見られない漫才など、その内容はバカバカしさとシモネタ満載。頭をカラッポにして思いきり笑えるステージだ。そして今回、『ミラクル』と銘打たれた公演のテーマは、なんと「祈り」。あの“大物歌手”のナレーションで幕が上がると、白いエンビ服を着た劇団員がズラリと登場。いつもなら、平均年齢45歳という彼らが必死に踊るダンスに笑うのだが、今回はなにやら違う様子だ。静かに流れ出す曲は、60年代のヒット曲『アクエリアス~レット・ザ・サンシャイン・イン』。全身で想いを表すような激しいダンスに笑顔はない。途中から座長・大久保ノブオが東日本大震災での記憶を、叫ぶように曲に重ねてゆく。元は若者たちの葛藤を描いた名作ミュージカル『ヘアー』のナンバー。思いがけず胸が詰まるような気持ちになるなか、オープニングが終わった。あえてストレートにこのシーンで始めたかったという、作・演出の喰始の言葉が大久保から紹介された後は、久本と柴田のMCも加わっていつもの“最高にくだらない”ステージに突入!その一発目が10年ぶりの復活演目だという「ハダカ影絵」なのだから、改めて振り幅の広さに笑ってしまった。全裸になった男性陣が、巨大な布の向こうで下半身(前張りナシ)を存分に利用した影絵を披露。プリミティブアートのような大らかさに、恥ずかしそうにしていた女性客も思わず爆笑。その後も趣向を凝らしたコーナーが20種ほど、10分の休憩を挟んで3時間たっぷり続く。意外にも本公演では初めてという、梅ちゃんが豆を鼻から飛ばしながら歌う『ろくでなし』や、久本のツッコミと柴田のボケが冴え渡るヘビメタ漫才、裸タイツの女性キャストと女装着物姿で日舞を舞う男性キャストのコラボなど、笑いの連打に客席も大喜び。中でも“綾小路ひさまろ”(久本)の独り身女性漫談は、テレビで見かけるそれ以上にひねりが効いて秀逸。お客様のリアルな不幸エピソードを読み上げ、客席まで行って励ますミニコーナーと共に、“バカでもダメでもいいじゃない”という弱者への共感とエールが、ひしひしと伝わってきた。公演は4月21日(土)の東京・オリンパスホール八王子、6月15日(金)から24日(日)まで東京・天王洲銀河劇場ほか、全国各地で7月8日(日)まで開催。チケットは一部を除き発売中。取材・文:佐藤さくら
2012年04月19日連ドラで注目の夏菜、卒業この秋スタートするNHK、朝の連続テレビ小説「純と愛」のヒロイン役に決定し、一躍注目を集めている夏菜が、これまで出演してきたフジテレビ深夜枠の人気バラエティ番組「ピカルの定理」から卒業することが24日、同番組内で発表された。元AKB48でタレントとして活躍する大島麻衣も同時に卒業するという。また「ピカルの定理」は、現在の土曜深夜23:10~の時間帯から、4月には水曜22:00の枠へ移動することが決まっている。新メンバーには注目のモデルらも番組を卒業することとなった夏菜は、女優業としてもとてもためになったとコメントし、たくさんの思い出があると語った大島とともに、これまでを感慨深げに振り返った。放送枠も移動し、リニューアルする「ピカルの定理」には、新メンバーとして、人気モデルの加賀美セイラと西内まりやが加わる。そのほかお笑いコンビの千鳥も出演するそうだ。夏菜と大島の今後の活動が期待されるとともに、新生「ピカル」の新たなメンバーの活躍も注目される。元の記事を読む
2012年03月26日