音声メディア「Voicy(ボイシー)」の人気番組『森拓郎の聴くだけでヤセるラジオ』。フィットネストレーナーの森拓郎さんが配信し、視聴者から寄せられたダイエットにまつわる質問に回答してくれます。今回のタイトルは「1日に摂取する栄養素必要量は数値で目安はありますか?」。タイトルにある質問以外にも、興味深かったものをピックアップしてみました。■気になる熱中症対策……スポーツドリンクは?ひとつめの質問は、「熱中症対策にスポーツドリンクを飲むとしたらどれくらいが正解ですか」。熱中症対策として水だけではなく、スポーツドリンクが良いと言われているし、普段は飲まないという人でもこの暑さの中では念のため……と買っているのではないだろうか。でも、ダイエットをしている人からすると、スポーツドリンクの糖分はちょっと……と感じてしまう。そこで糖分を摂るなら食事で摂りたい、と質問者さん。森拓郎さんの回答は、「スポーツドリンクで(糖分を)摂るといいのは体を動かしている人。汗に対して水の補給だと体液が薄まっちゃう。だから汗をかかない人は水で大丈夫」とのこと。糖質の量が気になるという場合は経口補水液でも良いそうだ。あまり運動をしないということなら、水やお茶で問題なし。とはいえ、汗っかきの人はスポーツドリンクのほうが合っている場合もあるだろう。こうしたほうがいいというのは一概には言えないそうだ。熱中症はもはや他人事ではないので、自分の体と向き合って、都度判断したいところ。■ダイエットはシンプルに取り組むのがいいふたつめの質問は、タイトルにもなっている「1日に摂取する栄養素必要量は数値で目安はありますか」。ビタミンやミネラルもきちんと摂らないと!と思うが、日常生活ではなかなか難しいもの。でも「気にする必要はない」と森さん。「まごわやさしい+玄米を食べていれば栄養は摂れちゃうんですね。気になるんだったらサプリをとればいい」※まごわやさしい……ま(豆)ご(ごま)わ(わかめ)や(野菜)さ(魚)し(しいたけ)い(いも)ダイエットをしようとすると、あれもこれも、といろいろ気になるし気をつけようと思うものだが、「こだわりすぎるのはよくない」のだそう。「難しいことを考えてダイエットが進まないのは、ダイエットをする意味がない」とのことで、シンプルにするのが一番いいようだ。そもそも、面倒なことは続かない、というのは多くの人が体感していることではないだろうか。今回はそのほかにも、「夫がアトピーで、触るなと強く言われ、愛情が持てなくなりました」「専業主婦で、使えるお金に限りがあるけど、夫に喜んでもらいたい」などと言った質問が寄せられていた。毎回、森さんのVoicyは話題が幅広く、聴きながら頷くこともたくさんある。自分と重なるような質問がテーマになっていることも。聴くだけで、心までもスッキリさせることができそうだ。
2018年07月30日森がほしいとずっと思っていた。けれど世間では、かなり少数派らしく、「家がほしい」「家探しています」と話題にする人は珍しくないが、「なかなかいい森がなくて」と話す人に今まで一度も会ったことはない。会ったことはないが、僕自身は3年をほど「いい森」を探していた。そこに小屋を建て、週末、時々そこで過ごすための小さな気持ちのいい森をずっとほしいと思っていた。■ 「森」はどこにも売っていない3年かけて見つけた小さな森(山梨県清里)。周囲より少し小高く、風通しがいい。けれど、森はどこにも売っていない。ネットで検索しても、さすがのアマゾンにも森は売っていなかった。地方の森林組合みたいなサイトで時々、販売情報などがあったが、面積が東京ドーム100個分ぐらいの広さ(しかもアプローチの道がない)。とても個人が買えるものではないし、その情報はなぜか西日本に多く、横浜に暮らす僕には現実的ではなかった。結局、出た結論はどこかの別荘地の一角を買う、という至極単純な手法。当たり前だが、アプローチの道(しかもアスファルト)もある。きっと森を買う方法はほかにもあると思うが(例えば個人的なコネがあるなど)、不動産屋が仲介するし、素人にはこれが一番現実的だと思った。■ で、別荘地っていくらするの?PhotoREX 21 / PIXTA(ピクスタ)別荘地であれば、確かにたくさん売っている。ネットでも多くの情報があふれている。あとはエリアを選べばいいだけだ。横浜から車で2~3時間で行けるエリアに絞ると、自然な流れで富士山麓周辺になった。河口湖や山中湖のエリアを探し、実際に何度か現地に足も運んだ。けれど、もともと土地勘もなく、なんだか自分にはしっくりこなかった。そして、次に八ヶ岳南麓周辺のエリアを考えた。NISH / PIXTA(ピクスタ)実は僕は長野県茅野市生まれで、八ヶ岳は超地元。現在も実家があり、年末年始や夏休みなど今も時々帰省するエリア。土地勘もあるし、地図なしでもたいがいどこにでも行ける。将来的に小屋を建てるとしても、実家の軽トラや大工道具なども借りやすく、なにかと便利だと思った。富士山麓と比べれば、若干遠いが、帰省と絡めることもできるし、八ヶ岳エリアに絞ることにした。でも、別荘地っていくらするの?と最初は見当もつかなかったが、決して多くはないが100万円前後の土地もあるということが分かった(ただし多くが傾斜地)。予算はとりあえず100万円と自分で決めて、ネットを中心に探し始め、気なる物件があると現地に何度か見にいった。なるべく平坦地を探した。さらにエリアも絞った。Hiroko / PIXTA(ピクスタ)中央道のICでいうと「小淵沢」「長坂」の2ポイント周辺。ちなみに僕の実家の最寄りのICは小淵沢ICの一つ先の諏訪南IC。ここが重要なのだけど両ICの間には山梨、長野の県境がある。探したエリアは山梨県、でも八ヶ岳山麓であれば土地勘はある、というのが僕には重要だった。なぜなら、実家近く(長野県)は避けたいと思った。もちろん、周辺には蓼科などたくさんの別荘地があるが……(理由については次回以降に)。■ 求む!「森」感のある土地。予算は100万円Moco Lock / PIXTA(ピクスタ)何度か現地に行くうちに、エリアをさらに絞り、清里を中心に探すことにした。子どものころから、一番近い夏のリゾート地として家族で何度か遊びに来た思い出もあったし、学生時代は山登りサークルに所属していたので、周辺はよく歩いた土地。久しぶりに訪ねた清里はバブル期の駅前の原宿を思わせる喧騒はすっかりなくなっていて、品よく落ち着いた雰囲気になっていた。「清里いいなぁ」と実感。条件は、予算100万円で、平坦地。周辺にほかに建物があまりなく、「森」感のある土地。僕自身の中で探す熱意の波があったこともあり、その土地に巡り合うまでに結局3年もかかってしまった。
2018年07月24日地上高60メートル、白銀の森の上を飛ぶ福井県池田町にある日本最大級の冒険の森「Tree Picnic Adventure IKEDA」では、2018年1月20日(土)よりウィンターシーズンが始まります。米どころ自慢のお餅をおしゃれなソースで食べる「Tree Picnic Adventure IKEDA」は、「木」や「森」とふれあうことができる施設です。施設では、季節毎に楽しむことができるアトラクションやイベントを行っています。ウィンターシーズンは、2018年1月20日〜3月4日(土日のみ営業、平日は団体のみ)の期間で開催され冬だからこそ楽しめるアトラクションを提供しています。また期間中には、米どころである池田町自慢のお餅を使った冬メニューも登場。お餅に添えるのは、町内自慢のやまびこ味噌やトマトソース、町内産のあずき、きな粉のソースです。お洒落すぎるお餅にビックリ!季節を感じるアトラクションを楽しむ期間中は、山の尾根間に張られた全長約1kmのワイヤーケーブルで最高地上高60mの森の上空を飛ぶ「スノージップライン」、スノーシューをはいて、施設内の森の中を散策する「スノーピクニック」を楽しくことができます。どちらのイベントも初めての人も安心して参加することができます。入場料は、無料。料金は、プログラム毎に有料となり、スノーシップ(90分)で4,500円(税込)、スノーピクニック・スノーシュー体験(2時間程度)、小人3,000円、中学生以上4,000円となります。(画像はプレスリリースより)【参考】株式会社まちUPいけだプレスリリース※「Tree Picnic Adventure IKEDA(ツリーピクニックアドベンチャー いけだ)」
2018年01月18日日本の建築を支えた、安藤忠雄作品の集大成世界的な建築家として美術館や協会の建築に携わってきた安藤忠雄。今回の企画展では、作品だけでなく安藤忠雄という人物に深く迫るための展示が数々なされています。プロローグでは、安藤忠雄が建築家となる前の人生に迫り、類稀なる表現力・感性にまでスポットライトを当てました。また、その後は建築作品ごとに焦点を移し、特徴的な作品となる住宅や代表作品としても知られる教会、さらに現代的な建築で沸いた都市建築の数々をまとめてご紹介しています。計89のプロジェクト、270の作品が集結する「安藤忠雄展」。安藤忠雄の生み出した世界観、表現、挑戦……建築を通して多くのことを伝えてくれる作品に出会うことで、時代を超えたメッセージに出会うことができます。代表作『光の教会』は原寸大で再現されて登場安藤忠雄は日本人ならば馴染みの深い作品を数多く残していますが、その中でも特徴的な作品として『光の教会』が挙げられます。1989年に大阪府茨木市に建てられた教会で、それまでの教会とは全く異なった洗練さで一躍人気となりました。教会の正面から差し込む光は美しく、変化を伴った味わい深い作品です。一連の教会作品との共通点を見出しながら、ひとつずつお楽しみください。写真はすべて Ⓒ安藤忠雄展2017文/鈴木しのイベント情報イベント名:安藤忠雄展-挑戦-催行期間:2017年09月27日 〜 2017年12月18日住所:東京都港区六本木7-22-2電話番号:03-5777-8600
2017年10月31日建築家、安藤忠雄の半世紀に及ぶ活動に迫る「安藤忠雄展ー挑戦ー」が、東京・六本木の国立新美術館にて9月27日から12月18日まで開催している。26日、プレス向けの内覧会と安藤によるギャラリートークが行われた。元ボクサーという異例の経歴を持つ安藤は、独学で建築を学び28歳で建築事務所を設立する。これまで、常に既成概念を打ち破るような斬新な建築作品を世に送り出してきた安藤。過去最大規模となる同展では、その半世紀に及ぶ約270点もの模型やドローイング、設計資料から89のプロジェクトを展示。「原点/住まい」「光」「余白の空間」「場所を読む」「あるものを生かしてないものをつくる」「育てる」の6つのセクションに分けて紹介をしている。プロローグでは、安藤が建築家になる前に世界を旅したスケッチや、活動歴、また現在のアトリエの一部が再現されており、安藤のパーソナルな部分を垣間見ることが出来る。Section.1 「原点/住まい」“人間が住まう”という建築の原点に迫る安藤建築を象徴する、打ち放しのコンクリートや幾何学的造形、自然との共生といったキーワードからなる100を超える住宅作品を紹介。初期の代表作である「住吉の長屋」は、3軒並ぶ長屋の1軒をコンクリートハウスに建て替えた極小の建築。さまざまな賞を受賞した作品だが、この住居について安藤は「建物の真ん中に中庭があるので、雨が降ったら2階の部屋から一度外に出て傘を差してトイレに行かないといけないんですよ」とエピソードを話し周囲の笑いを誘った。Section.2 「光」光、風、自然が息づく空間大阪府・茨木市の郊外につくられた礼拝堂「光の教会」が、原寸大で国立新美術館に再現された。ただのインスタレーションではなく、東京都に建設申請を出して増築したというから驚きだ。この展覧会では“建築を体験してほしい”という安藤の言葉の通り、実際に教会の礼拝堂に入ることが出来る。コンクリートの十字架から射す柔らかい“光”、そして黒に塗られた床に映る“光”の十字架は見ものである。Section.3 「余白の空間」余白の空間をつくりだし、人が集まる場所を生み出す初期の小規模な商業建築から、私たちの暮らしに馴染みの深い「東急東横線 渋谷駅」、「表参道ヒルズ」などを模型で紹介。建物に広場をもたせることで、人が集まるきっかけをつくりだした。Section.4 「場所を読む」その場所にしかできない建築大自然に息づくそこにしかない芸術を求めて、住民約2,500人の島に毎年45万人もの観光客が訪れる直島。同セクションでは、「直島プロジェクト」の空間インスタレーションを中心に紹介している。木片が積まれた島に、ベネッセハウスや地中美術館を俯瞰で表現。映像とともに島の空気を体感してほしい。Section.5 「あるものを生かしてないものをつくる」歴史的建造物の再生新旧の建物が入れ子状態になる空間。国内での現実作品や、歴史的ヴェニスでの「プンタ・デラ・ドガーナ」を中心とする作品を紹介。さらに、現在パリで進行中のプロジェクトに至るまで、一挙に公開している。ギャラリートークにて「海外と比べて日本(東京)は古いものを壊してしまうことが多い。建物も人間の体と一緒でメンテナンスをすれば元の通りになる。古いものは残さないといけない。」と訴えた安藤が印象的であった。Section.6 「育てる」社会活動、建築づくり、環境再生建築づくり=環境づくりと考える安藤の思いをドキュメンタリー映像で紹介している。【展覧会情報】「安藤忠雄展―挑戦―」場所:国立新美術館 企画展示室 1E+野外展示場住所:東京都港区六本木7-22-2会期:9月27日~12月18日時間:10:00~18:00(金曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,500円、大学生1,200円、高校生800円休館日:火曜日
2017年10月03日「安藤忠雄 21_21の現場 悪戦苦闘」が、2017年10月7日(土)から10月28日(土)まで六本木・東京ミッドタウン内の21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3にて開催される。日本が世界に誇る建築家、安藤忠雄。彼の"デザイン"への想いがつまった21_21 DESIGN SIGHTの建築プロセスにフォーカスした本企画。2007年に開催された特別企画「安藤忠雄 2006年の現場 悪戦苦闘」で紹介された建築の初期アイデアやスケッチ、建設現場の写真や映像の一部を再び展示する。また、本建築に関連するオリジナルグッズや安藤忠雄に関する書籍を販売する期間限定ショップもオープン。常識にとらわれない大胆な空間を数多く生み出してきた安藤忠雄が、三宅一生と共に"日本のデザインの未来"を考えた時、21_21 DESIGN SIGHTの建築は生まれた。建築するにあたり、三宅の服づくりの根底にある「一枚の布」という考えから、「一枚の鉄板」を折り曲げたような屋根の建物を設計した。三宅一生の服づくりの考え方を、建築そのものに盛り込んだ安藤忠雄のデザインは、大変高度な技術を要し、日本の優れた建築技術だからこそ成し得たプロジェクトであった。本展示は、2017年9月27日(水)から12月18日(月)までの期間、国立新美術館で開催される「国立新美術館10周年 安藤忠雄展―挑戦―」との連動企画。安藤忠雄の"デザインのこれから"に対する想いを感じ、同時に彼の半世紀に及ぶ"挑戦"の軌跡をたどることの出来る企画だ。【概要】「安藤忠雄 21_21の現場 悪戦苦闘」開催期間:2017年10月7日(土)~10月28日(土)開催場所:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3住所:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン休館日:火曜日開館時間:10:00~19:00入場料:無料【問い合わせ先】TEL:03-3475-2121
2017年08月10日展覧会「安藤忠雄展―挑戦―」が、国立新美術館開館10周年を記念し開催される。会期は、2017年9月27日(水)から12月18日(月)まで。プロボクサーを経たのち、独学で建築の道を志したという、異色の経歴を持つ安藤忠雄。1969年に「都市ゲリラ」として建築設計活動をスタートして以来、常に既成概念を打ち破る大胆な作品を世に送り出してきた。本展は、彼の半世紀に及ぶ“挑戦”の軌跡を紹介する、東京では初となる大規模展覧会だ。設計のプロセスを伝えるスケッチ、ドローイング、模型、写真、映像、そして実物大に再現された建築物など、安藤建築の「これまで」と「これから」を知ることのできる多彩な資料が展示される。展示品の8割以上が国内初出展展示作品の8割以上が国内初出展で、中にはこれまで未発表の作品も含まれる。特に注目すべきなのは、安藤建築の原点である“住宅”作品200点以上に関する設計資料や、現在進行中のパリ商品取引所の歴史的建造物を生かした現代美術館プロジェクトの模型などだ。ほかにも、都市空間や公共事業、一般住宅の作品を映像で紹介する展示物も用意され、様々な視点から作品の姿を見ることができる。実寸大の「光の教会」を展示中でも目玉展示となるのは、安藤忠雄の代表作である「光の教会」を実寸大で再現したインスタレーションだろう。極度にシンプルな造形に、光や風といった自然を抽象化された姿で映し出す、安藤建築の特徴の一つが表れた傑作だ。本展での「光の教会」は、十字架部分にガラスを入れない、安藤がもともとやりたかったという形を再現している。なお、野外展示場に出現するこの作品は、同場所に展示されたものの中で過去最大規模の展示物となる。大阪の仕事場を再現した空間展示さらに、安藤忠雄の大阪の仕事場をそのまま再現した空間展示も行われる。実際に使用しているデスクや資料本などを全て美術館に持ち込む初の試みが行われる。マウスオンザキーズが直島プロジェクトの音楽を担当インスタレーションの音楽担当に、人気インストゥルメンタルバンド「マウスオンザキーズ(mouse on the keys)」を起用。展覧会のハイライトの一つである『直島の一連のプロジェクト』インスタレーションの音楽をする。その楽曲は「The Beginnings / The Prophecy (TADAO ANDO: ENDEAVORS version)」。ポスト・ハードコア、テクノ、モダンミュージックなどをミックスした新しいサウンドを作り出し、ミニマルで幾何学的抽象を思わせる映像演出によるライブパフォーマンスで国内外で人気なだけにどのような音楽を作り出すかにも注目したい。マウスオンザキーズ 川﨑昭コメント「安藤忠雄建築の中でも、特に直島の地中美術館から作曲する上での大きなインスピレーションを得て来ました。もはや単なる建物ではなく、巨大なインスタレーションであり、音楽であると感じました。コンクリートという素材が、なぜここまでシルクのような手触りになるのか?この静謐な空間はどのようにして作られたのか?安藤忠雄建築から受け取った美意識を、今回音楽で表現しお返ししたい、そんな思いで作曲しました。」概要国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展―挑戦―会期:2017年9月27日(水)〜12月18日(月)休館日:毎週火曜日開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)※金・土曜日は20:00まで会場:国立新美術館 企画展示室 1E+屋外展示場住所:東京都港区六本木7-22-2【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2016年12月04日2017年9月27日(水)から12月18日(月)までの期間、六本木の国立新美術館で「国立新美術館開館 10 周年安藤忠雄展―挑戦―TADAO ANDO: A CONTINUING CHALLENGE」が開催されます。この展覧会では、安藤忠雄の半世紀近くに及ぶ壮大な創造的挑戦の軌跡が、5つのテーマに沿って紹介されています。設計のプロセスを伝えるスケッチ、ドローイング、模型に写真、映像といった、多彩な資料とともに安藤忠雄の世界を体感しましょう。水の教会1988年、北海道撮影:白鳥美雄安藤忠雄ってどんな人?1941年大阪生まれ。プロボクサーを経て独学で建築を学び、1969年に安藤忠雄建築研究所を設立しました。同年より「都市ゲリラ」として建築設計活動をスタートして以来、常に既成概念を打ち破る大胆な作品を世に送り出してきました。以降、日本建築学会賞をはじめ、フランス芸術文化勲章、国際建築家連合 (UIA) ゴールドメダルなど数々の名誉ある賞を受賞。イエール、コロンビア、ハーバード大学の客員教授を歴任し、97年から東京大学教授、現在、名誉教授として活動されています。注目の展示作品をご紹介!今回、注目を集めているのが、原寸大で空間再現される「光の教会」。安藤建築の特徴である、厳格な幾何学に沿って極限までそぎ落とされたような造形のシンプルさを体感できます。光の教会1989年、大阪府撮影:新建築社また、住宅建築では「限定された素材の使用、幾何学的構成の追及、自然との共生」といったテーマを感じられる安藤建築が100点以上紹介されています。線の美しさや空間の使い方に注目です。住吉の長屋1976年、大阪府撮影:新建築社商業施設の建築においては、「余白」を意識的に作り出す独創的なデザインがなされてきました。表参道ヒルズ2006年、東京都撮影:松岡満男そのほか、自然との融合を感じさせる建築物や、歴史的建築物の再生など、安藤氏が携わった数々の作品の軌跡を見られます。ぜひ安藤忠雄の世界を感じてください。ベネッセハウス オーバル1995年、香川県 直島撮影:藤原光政■イベント詳細名称:国立新美術館開館 10 周年安藤忠雄展―挑戦―TADAO ANDO: A CONTINUING CHALLENGE会期:2017年9月27日(水)~12月18日(月)休館日:毎週火曜日開館時間:午前10時~午後6時 金曜日は午後8時まで※入場は閉館の30分前まで会場:国立新美術館 企画展示室 1E+屋外展示場(東京・六本木)主催:国立新美術館、TBS、朝日新聞社共催:安藤忠雄建築展実行委員会出展作品:屋外展示/「光の教会」原寸モデル展示室内/スケッチ・ドローイング・建築模型・映像・写真などお問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2016年12月02日東京・六本木の国立新美術館では17年9月27日から12月18日まで、同館の開館10周年を記念した「安藤忠雄展―挑戦―」が開催される。安藤忠雄は、プロボクサーを経て独学で建築の道を志す異色の経歴で知られる建築家。1969年に「都市ゲリラ」として建築設計活動をスタートして以来、いくつもの既成概念を打ち破る大胆な作品を世に送り出してきた。同展では、安藤忠雄の半世紀近くに及ぶ壮大な創造的挑戦の軌跡を、スケッチ、ドローイング、模型、写真、映像といった多彩な資料とともに5つのテーマに沿って紹介。一つ目のテーマは「原点=住宅」。初期の代表作である「住吉の長屋」から、近年の圧倒的スケールの海外住宅作品まで100を超える住宅作品のすべてを公開する。続く「抽象化された自然」では、機能を持たない祈りの場として計画された一連の教会の建築の中から代表作を紹介し、インスタレーションとして原寸大の「光の教会」の空間を再現する。「余白の空間」では、安藤が都市というテーマに対して一貫して試みてきた、意図的な余白の空間をつくりだしにフォーカス。近作であるメキシコの「モンテレイ大学RGSセンター」や、中国の「上海保利劇場」などに見られるダイナミックな空間表現が紹介される。「風景の創造」では、大自然に包まれた立地でその敷地の持つ個性を最大限引き出し、その場所にしか出来ない風景を創り出すことを試みた作品を紹介。30年余りに及ぶ香川県直島での一連のプロジェクトの資料を展示する。最後のテーマは、「記憶の継承」。歴史の刻まれた建物の再生に挑戦し続けた安藤による作品の数々が展開される。【イベント情報】「安藤忠雄展―挑戦―」会場:国立新美術館住所:東京都港区六本木7-22-2会期:17年9月27日~12月18日
2016年11月26日建築家の安藤忠雄による展覧会「TADAO ANDO Drawing, Photograph, Maquette」が、8月28日まで東京・銀座のAKIO NAGASAWA Galleryにて開催されている。同展では、「光の教会」「住吉の長屋」「直島プロジェクト」といった、安藤忠雄の手掛けた日本での建築の中でも代表的な7つのプロジェクトにフォーカス。会場では、これらの思考の痕跡を感じさせるドローイング作品や、自作を自身で撮影した写真作品などを展示する。また、1/20スケールの「光の教会」や1/10スケールの「住吉の長屋」など、鉄筋やコンクリートといった実際の建築物と同じ技法で制作された模型作品も展示されている。【イベント情報】「TADAO ANDO Drawing, Photograph, Maquette」会場:AKIO NAGASAWA Gallery住所:東京都中央区銀座4-9-5 銀昭ビル6階会期:6月24日~8月28日時間:11:00~19:00休廊日:月・火曜日、8月8日~16日入場無料
2016年06月26日JTQは、東京都内を舞台にしたテクノロジーアートのイベント「MEDIA AMBITION TOKYO 2016」(会期: 2月26日~3月21日)の期間中、さまざまなアーティストが登壇するトークセッション「MAT TALK 2016」を開催することを発表した。会場は、六本木、飯田橋、銀座、表参道、青山、天王洲。このたび都内各所で開催されるトークセッションは、2月26日~3月21日に東京都内各所にて開催されるテクノロジーアートのイベント「MEDIA AMBITION TOKYO 2016」の各会場において行われるもの。「六本木会場」となる六本木ヒルズ森タワー 52階 東京シティビューでは、3月3日 19:00~20:00、水口哲也氏(レゾネア)×齋藤精一氏(Rhizomatiks)による「デジタルとリアルの新たな身体性」(定員50名)、3月15日 19:00~20:00には平川紀道氏(アーティスト)×森忠雄氏(レクサスデザイン プロジェクトチーフデザイナー)が登壇し、モデレーターを谷川じゅんじ氏(JTQ)が務める「人間の感性とテクノロジーが切り開く、表現の新しい地平」(定員40名)と題されたふたつのトークセッションが開催される。ともに入場料は当日1800円、前売り1500円(「東京シティビュー」の入場料)。また、飯田橋会場となる「アンスティチュ・フランセ東京」(DIGITAL CHOC 2016コラボレーションイベント内)で開催されるのは、1024 architecture(audio visual label )×齋藤精一(Rhizomatiks)による「現実とデジタルの建築のはざまで」が開催される。モデレーターは「WIRED」日本版編集長の若林恵氏。日時は 2月24日 19:00~21:00。定員100名。入場料は500円(学生および会員は無料)。さらに、銀座会場となる「Apple Store,Ginza」では、3月13日 16:00~17:00、齋藤精一氏(Rhizomatiks)×猪子寿之氏(teamLab)による「テクノロジーアートが描く野望」が、同日18:00~19:00には宮島達男氏(アーティスト/Relight Projectメンバー)×谷川じゅんじ氏(JTQ)による「時の経過と他者の関わりがアートにもたらすもの」(モデレーターは「WIRED」日本版編集長の若林恵氏+「美術手帖」編集長の岩渕貞哉氏)が開催される。どちらも定員100名。入場無料。このほか、表参道の「AppleStore, Omotesando」や天王洲の「寺田倉庫」においても、於保浩介氏(WOW)、松尾高弘氏(LUCENT)、名和晃平氏(彫刻家/SANDWICH)、原摩利彦氏(音楽家)といったアーティストによるトークや映像上映などが繰り広げられる。なお、トークテーマや申し込みなどの詳細は、「MEDIA AMBITION TOKYO」のWebサイトを参照のこと。
2016年02月19日BSスカパー!は、新国立競技場の建設問題で、デザイン選考の審査委員長を務めた建築家・安藤忠雄氏がきょう16日に開催する記者会見を、17時から無料放送することを決定した。番組は『NEWS ザップ!緊急編成「安藤忠雄氏記者会見 完全版」』と題して放送。17時から17時55分の枠で放送する。
2015年07月16日今夏に公開されるディズニー/ピクサーの最新作『メリダとおそろしの森』の最新予告編がこのほど公開された。『メリダとおそろしの森』予告編『メリダとおそろしの森』は、自由を求めるあまり、王家の伝統をうとましく思っている赤毛の王女メリダが、太古から続く森の呪いを目覚めさせてしまったことを機に、王国にかけられた呪いを解くために壮大な冒険を繰り広げるアドベンチャー大作。このほど公開された予告編でまず登場するのは、物語の主要な舞台となる“森”だ。ナレーションでは「森と人間たちは共存してきた」と語られるも、王女メリダが“人間は森の魔法を使ってはならない”という掟をやぶったことで、両者の共存関係に大きな問題が生じる。予告編は、森で青く光る鬼火に誘われて掟をやぶってしまうメリダと、そのことによって大混乱に陥る王国の人々、そして国を守るために過酷な試練に立ち向かい、森の謎を解き明かそうとするメリダの姿が描かれる。美しくもおそろしい森には一体、どんな秘密が隠されているのか? 予告編にはメリダの冒険と試練を想像させるカットが多く盛り込まれており、数分間の映像ながら、繰り返し何度も観たくなる内容に仕上がっている。『メリダとおそろしの森』※同時上映『ニセものバズがやって来た』7月21日(土) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2012年03月05日長野県軽井沢を拠点に森や野鳥といった自然の道先案内人をしてくれるピッキオ。冬から春にかけては、クロスカントリーやスノーシュー(西洋かんじき)で森を散策する『雪の森ハイキング』ツアーを開催している。徒歩では困難な雪の上も、クロスカントリースキーやスノーシューを使えば泳ぐようにスイスイ進める。普段は行けないような場所まで、森のことを熟知したガイドが案内してくれるので、きっと野生の生き物たちとの思いがけない出会いが待っているはず。例えば冬になると遥かシベリアからやってくるという渡り鳥。森の奥に佇む樹齢何百年という巨大なトチノキ。雪の上に残されたかわいらしいウサギの足跡。キツネの足跡を見かけることもあるらしい。『雪の森ハイキング』は小学生から参加可能なので、親子で自然に触れてみたい人には絶好の機会だ。ピッキオでは「森本来の姿を未来の森に」という理念の下、自然の不思議を解き明かすさまざまなエコツアーを行っている。日々の喧騒を離れ、冷たく澄んだ空気の中で冬の自然を満喫しよう。お問い合わせ:ピッキオ 公式サイト ~動物の足跡を追って白銀の世界へ~ 雪原ピクニック開催日:12月23日(金・祝)~2012年3月15日(木)時間:13:00~16:00 小学生~大人(小学生は保護者同伴)料金:\7,000(スキーまたはスノーシューレンタル代込)
2011年12月28日村上春樹の大ベストセラーを映画化した『ノルウェイの森』の主題歌に、タイトルの由来にもなっているザ・ビートルズの「ノルウェーの森」の原盤が使用されることが決まった。世界配給の日本映画で、ビートルズの原盤が主題歌として提供されるのは初めてのこととなる。1987年に刊行されて以来、日本のみならず世界中で出版されている村上さんの代表作を映画化した本作。原作では、学生運動が盛り上がりを見せていた時代、主人公であるワタナベと彼の死んだ親友の恋人であった直子、同じ大学に通う緑らを中心に、若者たちの喪失や再生、青春の苦悩が綴られる。デビュー作『青いパパイヤの香り』以来、常に質の高い作品を送り出しているトラン・アン・ユン監督の下、松山ケンイチ、菊地凛子、玉山鉄二といった俳優陣で映画化されることが2008年に発表され、注目を集めてきた。原作の「ノルウェイの森」というタイトルは、ザ・ビートルズが1965年に発表した名盤「ラバー・ソウル」に収められている「ノルウェーの森」に由来しており、劇中でも登場人物が同曲を弾き語りで演奏するなど、作品の中で重要な役割を果たしている。一見、同曲を主題歌で使用することは当然のことのように思えるが、さにあらず。ビートルズの楽曲の原盤をこうした形で使用するのは容易ではなく、撮影前の段階から交渉は難航。本作の小川真司プロデューサーは、一時、原盤ではなく「ノルウェーの森」のカヴァー曲を主題歌にすることも検討したというが、同曲を仮あてした編集を見て、やはり原盤以外にありえないと思い直し、1年以上の交渉を経てようやく使用許諾を得たとのこと。ビートルズのカヴァー曲が映画に使用されることは多々あるが、彼らの演奏による原盤の使用許可が出るのは非常に稀なことで、日本での窓口であるEMI MUSIC JAPANのシニアプロデューサーである藤村美智子さんも「1999年にザ・ビートルズの制作担当になって以来、様々なビートルズ楽曲使用に関するオファーをいただきましたが、実現したことも、実現に近づいたことさえもなかったので今回の主題歌使用に許諾が出たことは、正直大変驚きました」と驚きを隠さない。さらに藤村さんは「交渉を始めた時点で、(本国)EMI-UKの担当者は既に原作を読んでいたようで、“『ノルウェイの森』は素晴らしい作品だ”とコメントしていたので、村上春樹さん、そして彼の小説の素晴らしさがイギリスでも知られているのだと思ったのを記憶しています。楽曲使用の許諾にもきっと大きな影響があったのではないでしょうか?」とも語っている。トラン・アン・ユン監督は「原作における『ノルウェーの森』という曲の重要性から、原盤を起用するのは必然的な事でした。映画をご覧になった観客が、たったいま体験したドラマの余韻に浸るための空間作りが出来るように、特定の場所にこの曲を使用しました」とファンの期待をあおる。小川プロデューサーも「まだ村上さんから映画の許諾をいただく前、一番最初にトラン監督にメールを送ったときに、原作映画化の許諾と同じぐらいビートルズの原盤を使うのは難しいよ、と書いたのを覚えています。自分の中ではそれぐらい、この曲と原作が分かちがたい印象を持っていたので実現できてよかったと思っています。原作では冒頭でビートルズの曲が流れ、主人公のワタナベはそれまでの出来事の全てをふり返り、時の流れを思い起こします。映画で生のビートルズのメロディを聞くと、原作の大人になったワタナベのかき乱されるような感情を実感できると思います」と監督同様、自信をうかがわせるコメント。果たしてどのシーンでどのように使用されているのか――?そのシーンがもたらすのは寂寥感か?青春の苦味か?それとも…。映画『ノルウェイの森』は12月11日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ノルウェイの森 2010年12月11日より全国東宝系にて公開© 2010「ノルウェイの森」村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョン■関連記事:高良健吾初のフォトブックが発売撮影現場&箱根プライベート旅行の様子も!あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!2010年、最も活躍する俳優は?『かいじゅうたちのいるところ』Tシャツを3名様プレゼント“堕天使”ジョシュ・ハートネットが語る『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』
2010年07月14日