映画『レインツリーの国』が11月21日(土)に公開を迎え、映画初主演を果たした玉森裕太(Kis-My-Ft2)をはじめ、共演の西内まりや、森カンナ、大杉漣、高畑淳子、三宅喜重監督が上映後の舞台挨拶に登壇した。有川浩の同名人気小説を『県庁おもてなし課』など過去にも有川作品の実写化を手掛けている三宅監督が映画化。真っ直ぐな主人公の青年との出会いをきっかけに、難聴というハンディキャップゆえに他人と深く関わろうとしなかったヒロインが心を開き、変わっていくさまを描く。映画を見終えたばかりの観客の温かい拍手に迎えられた登壇陣。玉森さんは「ワクワク、楽しみが80%で緊張が20%」と語っていたが、この反応にホッとした表情。普段から見せている天真爛漫さを封印し、さらに髪を30センチもバッサリと切ってこの映画に挑んだ西内さんは「“西内まりや”として前に一歩進めた作品になったと思います!」とうなずく。西内さんにとっても実写映画初出演となったが「まだ試写室でしか見てないので実感がないんです。私も映画館で見て、見終わったら隣りの人に『どうでしたか?』と感想を聞いてみようと思います!」と笑顔で語った。理容師で、玉森さん演じる伸の母親を演じた高畑さんは「まりやちゃんの髪を切りました!カリスマ美容師ってやつですかね」とご満悦。“息子”についても「これはいいですよ!こんなキレイな息子を生みまして。私の子ですね!」と語り、会場は笑いに包まれた。舞台挨拶の最後には、玉森さんには完全サプライズで「キスマイ」のメンバーからの祝福のビデオメッセージが到着!愛情あふれるメンバーからの言葉に玉森さんは「ウルッとするかと思いました。『見たことある6人だ!』と安心しました」と嬉しそうに満面の笑みを浮かべていた。『レインツリーの国』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レインツリーの国 2015年11月21日より全国にて公開(C) 2015「レインツリーの国」製作委員会
2015年11月21日Q.あなたは深い森の中で動物に出会いました。どんな動物でしたか。1.クマ2.リス3.フクロウ4.シカこの心理テストでは、あなたが「困った時に頼るもの」がわかります。深い森では何が現れるかわかりません。森は深層心理において「不安な状況」を示します。また、そこで遭遇する動物はあなたが不安な時に求めている対象をあらわします。つまり、あなたがトラブル時に当てにしているものがわかるのです。それではそれぞれ結果を見ていきましょう。■1.「クマ」を選んだあなたは親を頼るタイプクマは子どもを守る性質を持った動物。潜在意識において、クマは親を示します。あなたは困った時、まずは親を頼るタイプ。何かあったらとりあえずお母さんに電話してませんか。確かに親はあなたに対して他人よりも親身になって助けてくれるでしょう。とはいえ、困った時だけ頼るのではなく、何もない時でも連絡をしておくことも大切ですよ。■2.「リス」を選んだあなたはお金に頼るタイプリスは冬に備えてエサを貯め込む動物。潜在意識において、リスは経済力を示します。あなたは困った時、まずはお金に頼るタイプ。何かあった時のために毎月きちんと貯金していませんか。確かにお金があれば大抵のことには対処できます。一方でお金では解決できない問題もあります。人間関係もひとつの財産。しっかり投資しておきましょう。■3.「フクロウ」を選んだあなたは情報に頼るタイプフクロウは知恵の神さまに仕える動物。潜在意識において、フクロウは知識を示します。あなたは困った時、まずは情報に頼るタイプ。何かあるとすぐにネットで調べていませんか。確かに知識はトラブルを事前に予知し、解決するためには必要なものです。とはいえ、自分でわかることにも限りがあります。自分が苦手な分野を把握して対策を打っておきましょう。■4.「シカ」を選んだあなたは友だちを頼るタイプシカは群れを作って行動する性質を持った動物。深層心理において、シカは人間関係を示します。あなたは困った時、まずは友だちを頼るタイプ。何かと友だちにLINEを送っていませんか。確かに親しい良い友だちは何物にも代えがたい存在です。ですが、時に縁遠い人が助けてくれることもあります。誕生日などのきっかけを利用して関係を維持しておきましょう。■おわりにあなたの診断結果はいかがだったでしょうか。できればトラブルには巻き込まれたくはありませんよね。しかし、人生においては避けられないこともあります。その時に自分が頼りにしている対象が手を差し伸べてくれるように、自分も感謝の気持ちを持っておきたいものですね。(脇田尚揮/ライター)(ハウコレ編集部)
2015年11月08日「Kis-My-Ft2」の玉森裕太の映画初主演作『レインツリーの国』の完成披露試写会が10月15日(木)に開催。玉森さんをはじめ、、西内まりや、森カンナ、麻生祐未、大杉漣、三宅喜重監督、原作者の有川浩が舞台挨拶に登壇した。有川さんの代表作「図書館戦争」シリーズの中に登場する同名の本を実際に書籍化。この小説を過去に「阪急電車」「県庁おもてなし課」と有川作品を実写化してきた三宅監督が映画化した。一途な青年・伸とインターネットでの書評をつうじて知り合ったひとみの恋が描かれる。映画初主演の話を初めて聞いた時、玉森さんは「素直に嬉しかったし頑張ろうと思ったけど、関西弁とかなじみのない設定で不安や緊張もあった」と明かす。一方で完成した映画を見て「自分で見るのは照れくさいけど(笑)」と言いつつ「ホントにキュンキュンしますよ!」と手応えを口にする。気になる玉森さんの関西弁だが、三宅監督は「大阪出身なので、エセ関西弁を聞くとイラッとする」と語り、現場でも方言指導のスタッフを交えつつ、かなり厳しい指導を行ったと語る。玉森さんは「25年、標準語だったので、それが抜けないんですよ。イントネーションや抑揚の付け方…ひとことでも間違うと『やり直そうか』って。英語の勉強みたいでした」とまさに外国語を学ぶように関西弁に取り組んだよう。一方で、大阪出身の森さんは今回、標準語で話すOL役で玉森さんと絡むことが多く「(玉森さんの関西弁を)聞くと、うつってしまってやりづらかったです(苦笑)」と奇妙なシチュエーションでの演技に苦労したと明かす。西内さんは玉森さんの関西弁について「ナチュラルで途中まで(もともとが)関西弁の方だと思ってました」と称賛。その上で、この日、玉森さんが標準語で舞台挨拶をしていることについて「標準語だと伸さんじゃない!伸さんがいなくなっちゃって寂しい。伸さんに会いたいなぁ…」と壇上で関西弁を披露することをおねだりを装いつつ半ば強要!玉森さんは苦笑しつつ、女性ファンで埋まる満員の客席に向かって「好きやで」と関西弁で告白し、会場は歓声と拍手に包まれた。『レインツリーの国』は11月21日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月15日映画『レインツリーの国』の完成披露試写会が10月15日に開催され、主演の玉森裕太(Kis-My-Ft2)をはじめ、西内まりや、森カンナ、麻生祐未、大杉漣、三宅喜重監督、そして原作者の有川浩が舞台あいさつに登壇した。その他の写真原作は有川の代表作『図書館戦争』シリーズから派生して生まれた恋愛小説。真っ直ぐな青年・伸とある秘密を抱えたヒロイン・ひとみの不器用な恋模様が展開する。映画初主演を務めた玉森は、最初に今回の話を聞いた時は「素直に嬉しかったし、頑張ろうという気持ちでしたが、関西弁とかなじみのない設定に緊張や不安もあった」という。それでも「監督やスタッフのみなさんとたくさんコミュニケーションを取って、ひとつの作品を作り上げていった」と手応えを感じながら撮影を進めていったようで「自分で見るのは照れくさいですが、ホントにキュンとしますよ!」と自信をのぞかせた。西内にとっても実写映画出演は本作が初めて。慣れない舞台挨拶に、言葉を詰まらせ「こういうのダメなんです!」と苦笑するも、演技に関しては「ひとみは大きな悩みを抱えており、それをどう表現するか? 心の変化をどう表すか? ということを胸に演じました。私とひとみは似ているようで違う。私は感情が表に出やすいですが、ひとみは心にフィルターを掛けて接してる。そんな彼女を丁寧に演じようと心がけました」と強い思いを口にした。三宅監督をはじめ、森、大杉、有川とこの日の登壇陣には関西育ち、もしくは関西での生活が長い面々が揃っていたが、玉森の関西弁の出来栄えは? 三宅監督は「大阪出身なのでエセ関西弁はイラッとする」と語り、現場でかなりのスパルタ指導をしたと明かす。玉森も「ひと言間違うと『やり直そうか』と、英語の勉強みたいだった」と告白。大阪育ちの森は、逆に劇中では標準語を話さねばならず、関西弁の玉森との会話は「やりづらかったです」と苦笑いを浮かべた。西内は現場で関西弁の玉森と接していたため「標準語だと、伸さんがいなくなっちゃったみたいで寂しい! 伸さんに会いたい」とこの場で玉森の関西弁をおねだり! 玉森は困惑しつつも「好きやで」と関西弁で告白し、会場は悲鳴のような歓声に包まれた。『レインツリーの国』11月21日(土)全国ロードショー
2015年10月15日第6回野性時代フロンティア文学賞を受賞した阿川せんりさんの『厭世マニュアル』。選考委員の森見登美彦さんが熱烈に推薦する注目作だ。「最初は、現代の妖怪が“最近人間の世の中は住みづらいよ”と言っているのが頭に浮かんで(笑)。都市伝説の妖怪として口裂け女を主人公にしようと思ったんです。結果的には妖怪ではなく人間の話になりました」主人公は北海道に住む22歳のフリーター。マスクを着用していないと落ち着かない彼女は、自らを「口裂け」と呼んで地味に生きている。ぼやきやツッコミも入る「口裂け」の語りがなんともユーモラス。彼女の日常に変化をもたらすのは、何かと厳しく接してくる新人バイトの登場、そして大学時代の先輩の男性や女友達との再会だ。「何かと人にものを教えようとする人っていますよね。私の周囲にも“作家になりたいならこうしたほうがいいよ”と、こちらがすでに知っている情報を言ってくる人がいるんですが、新人バイト君はそのイメージです。大学の先輩は、人の話を聞かずに“お前はこうだ”と決めつけるタイプの人。女友達はなんでも自分のほうが上に立とうとする、いわゆるマウンティング女子です」「口裂け」を振り回す彼らだが、このやっかいな人々もまた、屈託を抱いている様子。ただし、「傷を持つ者同士が仲間になって、傷を癒しつつ立ち直っていくという話には近年アレルギーを感じているんです(笑)」というように、一筋縄ではいかない展開。清冽な印象を残すのは犬のケンさんの存在や、孤独な少女との出会い。次第に自分も変わらなければと思う「口裂け」だが…。「変わることは大事かもしれないけれど、あれもこれも変わったらもう自分ではなくなってしまう。大人でも嫌な人間関係から逃れられないことは多いし、ある程度は折り合わなきゃいけない。でも、冷静に考えてどうしても辛いというなら、別の場所に目を向けてもいいのでは」やがて「口裂け」はある決意をする。終盤はなんとも痛快。読者もスッキリすること間違いなし!「周囲にはびこる価値観を否定したい気持ちがあるんです。これからもマイノリティの人が安心できるものを書いていきたいです」◇『厭世マニュアル』 いつもマスクを着用している「口裂け」は、周囲と距離を置いて生きる22歳女子。だが、彼女の日常を乱す迷惑な人たちが現れて…。KADOKAWA1400円◇あがわ・せんり作家。1988年、北海道生まれ。北海道大学文学部卒業。本作で第6回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。作中に登場する映画『ミスト』は実は大好きな一作だとか。※『anan』2015年10月14日号より。写真・岡本あゆみ(阿川さん)水野昭子(本)インタビュー、文・瀧井朝世
2015年10月13日女優の西内まりやがヒロインを、7人組アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太が主演を務める映画『レインツリーの国』(11月21日公開)の大型スタンディが10日より、全国の上映劇場に登場する。劇場に登場するのは、西内と玉村が直筆でサインした、縦2メートル、横2メートル10センチのスペシャル大型スタンディ。また、2人は200枚に直筆メッセージを書き込み、その内容はセリフ、方言、イラスト、ご当地の名物などさまざま。なお、劇場以外にも全国の大型書店などでの展開も決定している。本作は、作家・有川浩による累計88万部を超える同名恋愛小説を原作に、『阪急電車 片道15分の奇跡』(2011年)などで知られる三宅喜重監督がメガホンを取った作品。玉森が初の映画主演に挑む。玉森演じる主人公・向坂伸行が高校時代に好きだった本についてネットで調べていると「レインツリーの国」というブログにたどりつき、西内演じるそのブログの管理人・ひとみにメールを送ったことがきっかけで恋心を抱く。しかし、人には言えない秘密のために会うことを拒むひとみと伸行の関係を描く。(C)『レインツリーの国』製作委員会
2015年10月08日ベルナルド・ベルトルッチ監督が1970年に手がけた名作『暗殺の森』がデジタル・リマスターされ、10月31日(土)から映画館で公開されることが決定した。その他の画像/デジタル・リマスター版で上映決定ベルトルッチ監督は、『ラストタンゴ・イン・パリ』『1900年』『ラスト・エンペラー』などで知られる巨匠監督で、『暗殺の森』は第二次世界大戦前夜のヨーロッパを舞台に、ひとりの青年がファシストの暗殺者に変貌していくドラマを描いている。緊張感あふれる演出と、巨匠ヴィットリオ・ストラーロが手がけた映像は日本でも高い評価を集め、公開から40年を経ても“名作”として多くの映画ファンに愛されている。今回の上映は高画質のデジタル・リマスター版での上映で、新たな観客が本作に出会うことを期待したい。『暗殺の森』デジタル・リマスター版10月31日(土)より1週間限定レイトショー
2015年09月11日テレビ東京系列にて現在放送中のTVアニメ『FAIRY TAIL』。その新エンディングテーマが、森恵の書き下ろした新曲「鮮やかな旅路」に決定した。新エンディングテーマは10月よりオンエアされる予定で、オンエア同日に配信がスタートする予定。決定に際して森恵は「光栄なことに初めてアニメの楽曲を書き下ろさせていただいたのですが……もうすでに緊張しています。タルタロス編の佳境部分について、私も漫画を読みながら、胸が熱くなりました。仲間との熱く強い友情や絆を歌で心で刻むことができたらと思います」とコメントしている。森恵は8月19日にミニアルバム「small world」をリリース。現在10周年を記念した全国ツアーを行っており、12月には地元・広島県福山での公演を発表している。ミニアルバム、ツアーの詳細については、オフィシャルサイトなどをチェックしてほしい。
2015年09月10日キリンビールは12月8日から期間限定で、無濾過ビール「グランドキリン 梟の森(フクロウノモリ)」を全国のコンビニエンスストアで発売する。○冬の夜更けにゆっくりと味わえるビール「グランドキリン」ブランドは、1本で満足できる味わいを実現するために開発。革新的で日本人の口に合うラインアップで、ビールのおいしさや楽しさを提案しているという。同商品は、同ブランドとしては初めて無濾過タイプを採用。小麦麦芽によるなめらかさと上面発酵酵母を使用したエールタイプ由来の香りに加え、アルコール度数を高め、しっかりとした飲みごたえを実現。同社独自の「ディップホップ」製法を採用し、 豊かで奥行きのある香りと上質な苦味が特徴のチェコ産ザーツホップを使用した。容量・容器は、330mlびん。アルコール分は7.5%。価格はオープンで、想定される価格は255円前後(税込)となる。
2015年09月08日PARCO出版は9月2日、書籍『森きみの毎日の家事が楽しくなるシンプル暮らし』(森貴美子 著/税別1,400円)を発売する。○「掃除」「片付け」「子育て」など50の心がけ同書は、モデルの森貴美子さんが「掃除」「片付け」「子育て」のことなど、日々の暮らしのあれこれを綴った書き下ろしフォトエッセイ。毎日をHAPPYに過ごすための心がけを50収録している。写真は夫でもあるカメラマンの掛川陽介氏によるもの。「居心地の良い空間づくりは、掃除をすること、片付けをすること、好きなモノを選ぶこと、それを大切に扱うこと、時には捨てたり譲ったりすること……。毎日続いていく"家事"が楽しくやりがいのあることであり、その延長線上に居心地の良い暮らしがあればいいな、と思います」(はじめにより)内容は、「シンプルに暮らすということ」「掃除を楽しむということ」「片付けを楽しむということ」「子どもと暮らすということ」「日々の暮らしを楽しむということ」の5章で構成されている。○「夫のいいところを見つける」その中で暮らしの心がけの一つとして紹介されているのが、「夫のいいところを見つける」。「恋人時代と違って性格や価値観が合わないからと言って『ハイ。別れましょう』などと、簡単には終われないのが結婚です。子どもがいればなおのことで、雨が降ろうが槍が降ろうが、どんな荒波に揉まれても、乗っている船が沈没するまではどこまでも、この結婚という航路は続くのだ、と私は思うのです」(同書より抜粋)5年の結婚生活を振り返り、夫婦げんかをすることあるとしながらも、「ムカつくところよりも、好きなところに目を向けてみると、あぁ、この人と結婚して良かったなと思います」と綴っている。森さんは、雑誌『non-no』モデルとして17歳でモデルデビュー。以後12年間レギュラー出演し、2010年3月に卒業。現在は、雑誌『nina’s』『Hug Mug.』など数々のファッション誌やCMで活躍中。「森きみ」の愛称で親しまれ、ブログ「モリキミニッキ」は、1日70万アクセスを超える人気ブログとなっている。アパレルブランド「mielle」、ジュエリーブランド「Yolk’s Candy」「Yolk’s Candy Bridal」のデザイン&プロデュースも手掛けている。2012年に女児を出産し、1児の母でもある。撮影: 掛川陽介
2015年09月01日“森きみ”の愛称で親しまれ、17歳で雑誌「non-no」のモデルとしてデビューして以来、同雑誌のレギュラーを12年間務め、現在でも数々のファッション誌やCMで活躍中の森貴美子が、日々の暮らしのあれこれを綴った書き下ろしフォトエッセイを発表することが分かった。森さんは2010年3月に雑誌「non-no」モデルを卒業してからも、雑誌「nina’s」「HugMug」などのファッション誌でモデルとして活躍。さらに、アパレルブランド「mielle」、ジュエリーブランド「Yolk’sCandy」「Yolk’s Candy Bridal」のデザイン&プロデュースも手がけている。森さんのブログ「モリキミニッキ」は、1日70万アクセスを超える人気ブログとなっており、モデル&デザイナーとして飾らない“森きみ”流の生き方が多くの女性から支持を得ている。今回発売される書き下ろしフォトエッセイでは、2012年に女児を出産し、1児の母でもある森さんが「子育て」や「掃除」、「片付け」についてなど毎日の家事が楽しくなるシンプルな暮らし方を提案。“毎日をHAPPYに過ごすための心がけ50”と題し、居心地の良い空間づくりと暮らし方のコツが伝授されている。森さんは本書について「永遠に続く家事という仕事は、大変だったり億劫なこともあるけれど、少しでも楽しく感じるようになればいいなと思いを込めました」と自身の想いを明かし、「家事も育児も十人十色。『へえ~』とか『そんなところ気になるの?』とか、楽しみながら読んで頂けたら」と本書をアピールした。また、本書の写真は夫でもあるカメラマン・掛川陽介の手によるものだが、日々の暮らしの中での夫とのエピソードについて「例えば物の選び方やその置き場所、使ったあとの片付け方など、影響を受けて私が変わることもあれば、夫が私の影響を受けて、それが合わさりウチのオリジナルルールになってきたなと感じます。夫はシンプルかつ効率的に動くことを好むので、すっきり暮らすために彼からヒントを得たことは沢山!」と告白。さらに、「子どもがいる生活は、予想の付かない動きをすることが多いので(笑)どこでも触っていいように、床周りやおもちゃなど、常に清潔を心がけるようになりました。人と暮らすことは驚きの連続で、それはそれは色んな価値観が変わりました」と言い、実際に森さんが生活の中で体感したことが本書に反映されていることを伺わせた。母として妻として、そして働く女性として輝く森さんのライフスタルを、ぜひ本書片手に実践してみて。「森きみの毎日の家事が楽しくなるシンプル暮らし」は9月2日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2015年08月31日オールナイトで行われる野外映画フェスとして、情報が公開された当時から話題を集めた「夜空と交差する森の映画祭 2015」。チケットは発売開始後に早くも完売したが、このほど追加販売が決定した。山梨県の森名水公園・べるがにて10月3日から4日の朝まで開催される同映画祭は、初開催となった昨年に1,000人を動員した野外映画フェス。“映画鑑賞から映画体験へ”をコンセプトに、それぞれのステージ特有の世界観で非日常空間を演出。今年はティム・バートン監督によるファンタジー映画『ビッグ・フィッシュ』を始めとした作品の上映が決定している。今回新たに、新垣結衣主演の『くちびるに歌を』、趣里主演の『おとぎ話みたい』の上映が発表。短編映画『東京無国籍少女』、『FASTENING DAYS』などの公開も決定した。さらに、すでに完売していた「入場券」、「小さいテント利用券」の追加販売も決定。来場者数が増加するに伴い、新宿から会場までの直通高速バスを利用出来る「高速バス往復利用券」、会場の休憩場所を利用出来る「バンガロー宿泊券」も新たに販売されることとなった。また、当日のボランティアスタッフの募集も開始。全体説明会が9月11日の19時、13日の13時から、青山学院大学にて開催される。【イベント情報】「夜空と交差する森の映画祭 2015」会場:森名水公園・べるが住所:山梨県北杜市白州町白須8056会期:10月3日~4日時間:オープン10月3日15:00、上映開始18:30、上映終了10月4日5:00、完全閉場12:00料金:入場券 8,800円:小さいテント利用券 2,000円:高速バス往復利用券 8,000円:バンガロー宿泊券 6名用2万円、12名用3万6,000円
2015年08月25日ライフスタイルブック「大人美スタイル」9月29日(火)、美容業界歴37年のビューティプロデューサー廣森知恵子のライフスタイルブック「大人美スタイル」が株式会社ハーバー研究所より発売される。定価は1400円(税別)。出版記念特別講座も開催ライフスタイルブック「大人美スタイル」は、現在はハーバービューティプロデューサーとして活躍する廣森知恵子が執筆した大人美になるためのメイク方法をはじめ、衣食住全般に渡り、健康で美しく、楽しく人生を送るためのエッセンスが詰まった一冊となっている。【内容構成】第1章大人美をつくるライフスタイル第2章大人美の磨き方第3章大人美人生の歩き方(プレスリリースより)出版記念特別講座「廣森知恵子の大人の美習慣&メイクレッスン」も梅田、札幌、新潟、青山、名古屋など全国各地のNHK文化センターにて開催される。そちらも要チェックだ。出版記念特別講座「廣森知恵子の大人の美習慣&メイクレッスン」・第1部 廣森知恵子の大人の美習慣-美容業界歴37年で培った「美の秘訣」・第2部 メイクレッスン-目ヂカラUPのポイントを伝授(プレスリリースより)(画像はプレスリリースより)【参考】・ライフスタイルブック「大人美スタイル」・NHKカルチャーHP・NHK出版
2015年08月24日東京・銀座のクリエイションギャラリーG8で、ミナ ペルホネン(mina perhonen)の夏休み特別企画「ホホホの住む森」が、8月20日から9月4日まで開催される。オリジナルの生地からの服づくりにこだわり、流行に左右されず長く愛される製品で人気を集めているミナ ペルホネン。初日の20日には、キッズ・ワークショップとして、ブランドのオリジナル生地のはぎれやボタン、リボンなどを使ってぬいぐるみを制作。そして21日からはものづくり体験ができる、参加型の期間限定ショップがオープン。オリジナル生地のはぎれセットを購入し、ギャラリー内に設けた制作スペースで自分だけのミナ ペルホネンのアイテムを作るはぎれのものづくりが体験できる。また、この限定ショップでは既存商品の一部を販売。会期中のギャラリーは森をイメージした空間に様変わり。初日のワークショップで作られたぬいぐるみは、会期終了までディスプレイ。更に会場では、ミナ ペルホネンのグラフィックツールであるインビテーションやカタログなどのアーカイブも展示される。【イベント情報】「ホホホの住む森」会場:クリエイションギャラリー G8住所:東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1階会期:8月20日~9月4日時間:11:00~19:00料金:無料休館日:会期中無休
2015年08月20日メジャーデビュー5周年を迎えた、広島出身のシンガーソングライター・森恵さんの新作は、7曲入りのミニアルバム。タイトルは『small world』。150cmという小柄な森さんが描く世界を、さらに広めていきたいという意欲を感じさせる作品です。1曲目の『せんたくもの』は、リズムセクションがないシンプルなミディアムバラードで、2曲目の『ハンターグリーン』はジャズテイストの1曲。5曲目の『闘いの時』ではAORなど、さまざまなジャンルに渡って展開されるサウンドですが、共通項は「透き通るヴォーカル」です。この「透き通るヴォーカル」は森さんの大きな武器で、耳辺りが非常に良く、多くのリスナーを虜にしそうな魅力にあふれています。レンジも広く何でも歌いこなしてしまうその実力は、ホンモノです。このミニアルバムを引っ提げて全国でアコースティックライブを行っている森さん。曲の良さがさらに伝わるアレンジで、『small world』を広めています。リリース情報:『small world/森 恵』(2015.8.19発売/¥1900(tax out)/CTCR14822)※初回限定盤(¥1800(tax out)/LASCD0063/2CD)も同時発売※ツアー情報/10th ANNIVERSARY ACOUSTIC LIVE TOUR 2015 ~輝かしい傷だらけの日々~2015年6月6日~2015年10月25日(13公演)
2015年08月15日有川浩の大ヒット作「図書館戦争」シリーズ第二弾「図書館内覧」(角川文庫刊)の中に登場する架空の小説を実際に有川氏が作品化した「レインツリーの国」。玉森裕太を迎えての映画化が先日報じられたが、この度、本作の主題歌が「Kis-My-Ft2」が歌う「最後もやっぱり君」に決定した。きっかけは伸が高校時代に好きだった「忘れられない本」。そこから「レインツリーの国」というブログの管理人であるひとみとメールで繋がり、会ったこともない彼女に惹かれていく――。「直接会いたい」という伸。「会えない」というひとみ。頑なに会うことを拒む彼女には、言い出せない「秘密」があった…。累計88万部を超える大ヒット小説の実写化となる『レインツリーの国』。映画初主演を飾る玉森さんが演じるのは、いつも自分の気持ちをまっすぐに言葉で伝える大阪出身の社会人。そんな彼が、「忘れられない本」をきっかけに、西内まりや演じるまだ会ったことのない彼女に恋をする。しかし、彼女は感音性難聴を患っていて…。二人のまっすぐな想いと言葉が紡ぐ、感動のラブストリーとなっている。このたび主題歌に決定した「Kis-My-Ft2」の「最後もやっぱり君」は、本作のためにつんく♂が書き下ろした数珠のラブソング。つんく♂さんがキスマイに楽曲提供をするのは初であり、今回の主題歌提供に「Kis-My-Ft2の皆とお仕事が出来た事、とても光栄に思っています」と喜びのコメント。さらに、「この曲は映画『レインツリーの国』の主題歌を『Kis-My-Ft2』が歌うということで、男の純粋な愛する思いを曲にしました。僕が曲を作っているときは、家族や友情含めて人間同士の心と心の絆みたいな事も考えながら書きましたが、『Kis-My-Ft2』のメンバーの情熱と無邪気さと色っぽさがふんだんに盛り込まれた心温まる作品に仕上がり、僕もとても嬉しく思っています」と楽曲に込めた想いを明かした。さらに、「最後もやっぱり君がすき」は玉森さん主演ドラマの主題歌となる第一弾シングルに続き2か月連続リリースが決定しており、メンバーである北山宏光は「2か月連続リリースと初めて聞いたとき、素直に“凄い!”と思いました」と驚きを隠せない様子。自身が初主演をする作品での主題歌に、玉森さんは「どちらも本当に思い入れのある作品なので、完成を楽しみにしていましたが、主題歌という音楽の面からも作品に参加できる事を、嬉しく思います。主題歌を聞いたら映画やドラマを思い出してもらえるような、そんなお互いを印象づけられるような楽曲と作品の関係になれたらいいなと思います。この秋はドラマ・映画・舞台、そして音楽と様々なジャンルのエンターテインメントに挑戦させて頂いているので、是非、見て聴いて頂けたら嬉しいです」と熱いコメントを寄せた。メンバーの北山さんも「つんく♂さんの世界観と『キスマイ』7人の歌に、是非酔いしれてもらいたい」と太鼓判を押す楽曲「最後もやっぱり君がすき」は、11月11日(水)リリース予定だ。『レインツリーの国』は11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月14日東京都・北青山の「伊藤忠青山アートスクエア」にて、キングコングの西野亮廣氏がアーティストとして臨む「にしのあきひろ絵本原画展 in おとぎ町ビエンナーレ」展が開催されている。会期は8月29日まで。開場時間は11:00~19:00(会期中無休、金・土は12:00~20:30)。入場無料。同展は、これまでに絵本を3作品出版しているキングコング・西野亮廣氏が、 これまで全国各地で開催された絵本原画展の集大成として、同氏の作品展としては過去最大の約150点を展示するというもの。黒一色、 太さ0.03ミリのペン1本で繊細に表現された原画が並び、展示内容には初公開の新作も含まれる。今回のトピックとして、 西野氏が通常の書籍を読むことが困難な子どもたちへの支援として、作家・にしのあきひろとして出版した絵本「ジップ&キャンディ」(幻冬舎刊)の電子化が挙げられる。これは、絵本などの児童書を電子化する伊藤忠記念財団の電子図書普及事業の趣旨に賛同したため実現したもの。音声ナレーションも西野氏がボランティアで行い、2016年度より全国の希望がある特別支援学校へ無償で寄贈される。なお、西野氏は作品の電子化に際して、「自分の絵本を朗読するのは少し恥ずかしかったですし、 何より声が汚くて申し訳ないのですが(笑)でも真面目に向き合いました。 『Zip&Candy』は、 自分と自分が大切にしている人の運命を受け止め、 その中でジタバタと"もがく"少年の物語です。 この物語が、 少しでも皆さんの後押しになると嬉しいです」とコメントしている。
2015年08月11日大人の女性たちから熱い支持を集める西炯子の同名コミックスを『軽蔑』『さよなら歌舞伎町』の廣木隆一監督が映画化した『娚の一生』のBD&DVDが7月15日(水) 発売となる。榮倉奈々と豊川悦司による“足舐め”シーンも話題を集めた大人の恋愛映画を撮った廣木監督の口からは、憧れを抱いているという世界的名匠の名前も飛び出した。その他の画像都会生活に疲れ果て、祖母が暮らしていた田舎の一軒家に移り住んだつぐみ(榮倉)と、突然現れ、同居を始めた50代の大学教授、海江田(豊川)。互いに惹かれながらも大人だからこそかえって素直になれない恋愛模様を、風や匂いまで感じさせる映像と、大人ならではのエロティシズムで描き出した本作。「僕はジャンルにこだわらないんです。こだわっているのは、映画だということ。アクションだろうがホラーだろうが、映画を作りたい。その中で、人と人との関係性を見つめて、それぞれの映画にあったテーマを感じてもらいたいんです」と話す廣木監督が、今回選んだのが“大人の恋愛”だった。「日頃から、小説もコミックも人間観察も、常に映画のネタにならないかとアンテナを張っています。西さんの原作も企画の前から読んでいて、大人の恋愛映画が撮りたい!と感じました。原作もの、特にコミックだとキャスティングが問題になったりするけど、榮倉さんと豊川さんに任せて本当によかった。榮倉さんは途中からつぐみが動いているようにしか見えなかったし、豊川さんは海江田のファンタジーでもリアルでもない微妙なバランスを本当に上手く出してくれた」。ファンの間でも特に人気の高い海江田は少々浮世離れしたキャラクターだが、後半、つぐみの元カレが登場してから見せる表情が、それまでとガラリと違ってまた魅力的だ。「女の人たちは、ああいうときに男の人がどんな顔をするのか、どんな気持ちになるのか知らないんじゃないかな。僕と豊川さんは知ってます(笑)。あのときの豊川さんの表情はサイコーですね(笑)」。つぐみと海江田、彼らを取り巻く人々との関係を温かく包み込むような映像も印象的な本作。監督からは次の告白が聞かれた。「僕は成瀬巳喜男監督のような、昔の恋愛映画を撮っていた監督さんたちの作品に強い憧れがあるんです。ああした作品をカラーで観たい。本作には、そういう思いも込められています」。『娚の一生』7月15日(水) 発売ブルーレイスペシャル・エディション5700円+税DVDスペシャル・エディション4700円+税DVDスタンダード・エディション3500円+税発売元:ポニーキャニオン取材・文・写真:望月ふみ
2015年07月13日歳の離れた二人が惹かれあう様を描く、西炯子による大ヒットコミックを映画化した『娚の一生』。今年既に『さよなら歌舞伎町』『ストロボ・エッジ』と公開作が相次ぐ廣木隆一が監督を務めた本作は、“枯れ専”や“足キス”など、刺激的なキーワードと共に話題となったが、本編に漂うのは三重県伊賀市の美しい景観に包まれたおだやかな空気感だ。これまでの可愛らしいイメージから一転、影のある落ち着いた女性を演じた榮倉奈々と、ロマンスグレーに関西弁の大学教授という個性的なキャラクターを演じた豊川悦司、どちらも過去に廣木作品に出演し、今回の参加を待望していたという。“枯れ専”“足キス”に加え、“田舎暮らし”や“スローライフ”などといった言葉も飛び出す中、不思議なバランスで成立する『娚の一生』の物語をどのように演出していったのか、廣木隆一監督に話を聞いた。“大人の女性のバイブル”と称される原作の同名漫画。寺島しのぶの体当たりの演技が話題を呼び各賞を受賞した『ヴァイブレータ』をはじめ、近作ではラブホテルを舞台にした『さよなら歌舞伎町』など、多くの作品の中で“性”を扱ってきた廣木監督は、原作の中でエロティックな部分に惹かれたと語る。「西さんのマンガはもともと『娚の一生』以外も読んでいたんです。西さんの漫画は男と女の関係の中で、きちんと“性”というか、エロティックな部分もちゃんとあって、それに惹かれる部分がありました。『娚の一生』の場合は、主人公二人の関係性が、彼がおばあちゃんの元カレっていうのを、リアルなものとして映画にしたら面白いなというのはありましたね。」主演を務めた榮倉さんは、本作では肌を大胆に露出するシーンがあるなど、これまでの可愛らしい清純派のイメージから、大人の女性としての魅力を切り取るシーンが数多く映し出されている。榮倉さんが主人公を演じるにあたってどのような経緯があったのだろうか。「等身大の榮倉で何かやれる企画がないかというのは前からあって、榮倉が主演で何かやりたいっていうのを最初からプロデューサーと話していたんです。榮倉とは普段から会っていたりもあるんですけど、『余命一ヶ月の花嫁』のときは19、20歳くらいだったので、そこからどんどん大人の顔になってきたんで、そういう部分が見える映画になればいいなと」と語る廣木監督。さらに、女優・榮倉奈々の魅力についても「榮倉ってすごく面白くて、最初はすごく不安そうにしてるんですけど、やっていくうちにどんどんつぐみになっていってくれちゃうんですよね。最初は、海江田っていうちゃんと濃いキャラクターに対してのお芝居のリアクションとかを、合わした方がいいのかとかは悩んでたと思うんですけど、つぐみはつぐみでいて欲しいなと思ったんで、それに合わせる必要はないと言ったりはしましたけれど、後半は全然何も言わなくてもつぐみになりきってくれてました。すごく不思議な女優さんですね」と言及する。一方、強烈なキャラクターに、ダンディでセクシーな海江田醇を魅力たっぷりに演じた豊川悦司。『やわらかい生活』以来8年ぶりの廣木作品への出演だが、監督は“大人の男”豊川さんへに賛辞を送る。「豊川さんと久々にやりたいなあというのもあったんですけど。二人がいたら『娚の一生』は成立するという気がしました。豊川さんは、普段やってるような男社会というか、そういう世界観の中で演じられているのも好きだけど、普通のおっさんだけどかっこいいみたいな(笑)、大人の男として格好いいって思えるし、さらにコミカルな演技ができる一面ももっていらっしゃるので、そこが大好きですね」。主演二人もさることながら、『僕らは歩く、ただそれだけ』の安藤サクラや、『きいろいゾウ』の向井理など、 これまで廣木作品に出演してきた俳優陣をはじめ、美波、前野朋哉、落合モトキなど、個性派が脇を固めているのも本作の魅力だ。中でも、思わず笑ってしまう安藤サクラのアドリブシーンのエピソードについて話が及んだ。「キャスティングはプロデューサーと相談しつつやっていきましたね。サクラは『僕らは歩く、ただそれだけ』に出てもらっていたんで、いつかまたやりたいなと思っていたので。向井君は少しだけの出演なのに、本当によく出てくれたっていう感じですね。今回の映画は全然アドリブのシーンはないんですけど、安藤サクラのシーンだけ一箇所アドリブがありますね。海江田と一緒に薪割っているところ。笑っちゃいましたけどね、オカマって(笑)。あそこだけはサクラがなんか言っちゃったから、まあいいやって、使いました(笑)」。『余命一ヶ月の花嫁』においても主演を果たした榮倉さんだが、『娚の一生』にて、前野さんや落合さんとのコミカルなやりとりがある中、榮倉さん演じるつぐみが広大な田園をバックに自転車を漕ぐ姿を長く捉えたシーンは、『余命一ヶ月の花嫁』で榮倉さんと瑛太が二人で自転車を漕ぐ姿を長く捉えたとても印象的なシーンと似ているところもあり、それについても尋ねてみると、監督はおどけながらも“自転車”へのこだわりについて語ってくれた。「僕はレーン使わないで、移動しながらの撮影が好きなんです。『娚の一生』はあの自転車のシーン一箇所だけなんですけどね。僕の映画はやたらと自転車が出てくるシーンが多いんですよ。『さよなら歌舞伎町』もそうですし。自転車を撮らせたらオレだって言わせようかなあと(笑)」。廣木監督の映画は、撮影された場所の雰囲気をそのまま伝えるような映像がとても印象的だ。『さよなら歌舞伎町』の歌舞伎町はもちろん、『やわらかい生活』の蒲田、『きいろいゾウ』の三重県松阪、『余命一ヶ月の花嫁』の屋久島、そして『RIVER』の秋葉原や福島。どの作品も、その街の空気を閉じ込めたような映像が観るものを惹きつける。本作は、三重県伊賀市や京都の竹林にて撮影が行われ、美しい緑が広がる田舎の景観が、物語の落ち着いた雰囲気を与えている。どんなこだわりをもって撮影に臨んでいるのかについて尋ねると、田舎の出身だと語る監督ならではの思いについて語ってくれた。「僕はひとつの作品の中でいろんな場所の組み合わせ方をするよりは、同じ場所で撮影したいなって思うんですよね。『やわらかい生活』の蒲田には蒲田の空気感があるし、新宿には新宿の空気感、そして今回の作品だと三重県伊賀の空気感があるので、そこで撮りたいっていうこだわりがあるんです。例えば、映画の中で出てくる電車、あれは本当に動いている電車なんで止められないんですよ。だから、サクラや向井くんが電車から降りてくるシーンで遅刻しそうな女子高生がいるんですけど、あれはエキストラじゃなくて本当に遅刻しそうなんです(笑)。そういうのはその場で撮る面白さですよね」。そして本作で最も注目を集めた“足キス”シーン。もともと原作にあった描写ではあるが、おだやかな空気が流れる本作において、突飛なシーンとも捉えられかねないこの場面の思わぬ“誤算”について、監督は笑いながら「どういう風にとらえられるんだろうって気はしてましたし、面白いなって思いましたね。普通に男女が好きだって言ってベッドシーンというよりは、中年の男の無様なところと突飛なところ、思わずやってしまう、みたいなのを描くつもりだったんですけどね(笑)。ああいう転んだ拍子に、ついついそこに足がありましたっていうね(笑)。だからね、もうちょっとくすって笑ってくれるかと思ってたんですけど、観客の皆さんシーンとしてて。ちょっと失敗したかなあと思いましたね、エロすぎたかなと(笑)」と冗談交じりで明かした。そんな廣木監督いわく“突飛なところ”がある52歳の海江田醇は、劇中では「好きになってしまったからしかたがない」といったつぐみへのストレートなプロポーズしかり、2人のもとにやってくる少年のまこと君をしかりつける様など、“父性の喪失”や草食系男子といった言葉が謳われる昨今においては、古風といえるほどの男性性を感じるキャラクターだ。さらに、劇中でつぐみの作る食事や、田舎の風景の中で流れるゆったりとした時間は、東京での暮らしに疲れて田舎にやってきたつぐみの姿を、「地方」や「田舎」、「スローライフ」といったことが取りざたされる現在において、ある種のリアリティを持った物語として観るものに訴えかける。そこにはどんな思いがあったのだろうか。「海江田に関しては父性を描きたかったと、西さんが言ってましたね。日本ならではの古風な、包容力だったり、どっしりした父親像を描きたかったと。最近そういった田舎暮らしが言われているのは、人って自分一人でもがいてると思ってるけど、そのひとにも家族、お父さんお母さんがいて、家があるんだとか、そういう風に考えられるようになったからだと思いますね。『娚の一生』では、時代遅れっていうわけではないんですけど、この古い家だとか、家族、父親がいて母親がいて、時代からは少しはずれた場所に、東京でリアルに暮らしていたつぐみがやってくる。だから、一人でもがいている彼女が、だれかと出会うことで立ち直るんじゃなくて、何かが見えるようになる、というか。僕自身が、もうちょっと世間を見れるようになったのかもしれないですが」。廣木作品の多くには、大きな喪失に対して、向き合おうともがき、そして再生していく人物が多く登場する。『娚の一生』のつぐみも喪失を抱えた登場人物ではあるが、本作の穏やかで優しいタッチの描写は、これまでの作品とは趣が少し異なる。これまでの映画作りを経て、本作で描いた”シンプルな生き方”について監督は語る。「そんなに前向きに再生していくっていう話は、はっきり言ってそんなに好きじゃないんです(笑)。みんな頑張ったら頑張った分だけいろんな障害があるわけで、いままでそういう描き方が多かったんですけど、今回はそういうものをいったん置いておいて、ラフでシンプルに生きた方がいいじゃんっていう、そういうのありだなって思ったんです。今回の場合は、出会った相手がおばあちゃんの彼氏だったっていうだけで、普通に人間として付き合ってみたらいい人じゃんっていう。やっぱりラブストーリーって、男と女が出会って、生活があるんですよね。めっちゃわかりやすく言っちゃうと、台風のシーンがあるじゃないですか、そういう時も寄り添って生きていく、困難でも二人で生きていけるってことだったりするんで。誰かが好きでフラれてとかいう話じゃなくて、もうひとつ先の、夫婦の話っていうのを描きたかったなという気がします」。“足キス”や“枯れ専”といった女性を引きつける刺激的なテーマはあるものの、『娚の一生』で描かれたおだやかさは、古風な男性像や、共に歩んでいく夫婦など、不変的なテーマが持つ力強さを感じさせる。そしてなにより、廣木監督が本作で描いた、肩の力を抜いたシンプルな生き方は、多くのひとの心に感動を呼ぶに違いない。最後に、今後撮りたいものについての伺うと、監督が大好きだという音楽映画を撮ってみたいと即答。さらに、現在リーアム・ニーソンにはまっているという廣木監督は、冗談混じりに展望を語ってくれた。「『007』みたいなスパイものとかね、言っておこうかな(笑)。誰が撮ったかすぐわかるように、自転車のって拳銃打つみたいなやつね(笑)」。(text:cinemacafe.net)
2015年07月10日東京クラフトビールマニアとBRIGHTON Studio DAIKANYAMAは7月24日、「森の図書室」(東京都渋谷区)にて「第四回無音フェス」を開催する。「無音フェス」は、ワイヤレスヘッドフォンから流れる音楽を楽しむ「サイレントディスコ」と、クラフトビールを楽しめるイベント。「サイレントディスコ」は海外で騒音対策として生まれ、流行しているという。今回の会場となる「森の図書室」は、第1回「無音フェス」が行われた会場でもある。ゲストとして、Seiho氏やDJ RAYMOND氏、佐々木ジャスワナチル氏などが登場。会費は、7月5日24時まで70枚限定販売の"早割りチケット"が3,000円、前売りチケットが3,500円、当日チケットが4,000円(いずれも税込)となる。いずれも1ドリンク付きで、前売り分で完売の場合、当日チケットの販売は行わない、定員は200人で、当日は23:00にオープン・スタートする。
2015年07月03日「サントリー オールフリー」より、コラーゲン2000m入りの「オールフリー コラーゲン」が6月30日(火)発売されるのを記念し、森三中の黒沢かずこが29日(月)都内で行われたイベントに登場した。黒沢さんは、「オールフリー」TV-CMシリーズに出演中の黒木華さんと「オールフリー コラーゲン」の新TV-CM「浴衣のふたり」に出演。この日も浴衣で艶やかな姿を見せた。「ひとりでのこういう場には慣れていなくて」と終始緊張しっぱなしの黒沢さんの前にサプライズで登場したのは、黒沢さん憧れの男性である齋藤孝教授。「テレビで見た通り、肌ツヤがいい!25年目の旦那として理想!」と大興奮で語っていると、司会者から「『オールフリー コラーゲン』の美味しさを歌で表現してください。」との無茶ぶりが。「めちゃくちゃ恥ずかしい!」と言いながら歌い出したものの、「おいしーね、おいしーね、おいしーね、夏だよね~♪あれ夏だよねって曲になってしまいました」とやり直し。あまりの勢いに、開場が唖然としていると、「36の独身女が突然大声だしてどうしたんだ?って感じになっていますけど、36の独身女が~たくさん集まって~あ~届いているかーい、届いているかーい、この思い~美味しいコラーゲンのオールフリー コラーゲーン♪」と見事歌に乗せて思いを伝えた。先日、森三中の大島美幸の出産に立ち会ったという黒沢さん。生まれたばかりの赤ちゃんの顔を見て「夫婦と同じ顔の赤ちゃんが出てきたので、この段階から似ていると、大きくなるのが心配。いいお嫁さんが見つかればいいんですけどね」と気の早い心配をしていた。また「笑福(えふ)」くんという名前を聞いた黒沢さんは、「この旦那さんはイニシャルで呼ぶんだ!と思ってびっくりしました。藤子F不二雄さんをイメージしているのかな、と思ったら、そういう名前でした。」と笑顔で話した。新TV-CM「浴衣のふたり」編は 6月30日(火)より全国にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月29日フジテレビの新ドラマで企業の危機管理をテーマにした「リスクの神様」の記者会見が6月25日(木)に開催され、主演の堤真一に戸田恵梨香、森田剛、志賀廣太郎、平幹二朗、小日向文世が出席。小日向さんが自らの薄毛を“危機”のネタにし志賀さんと薄毛トークを展開した。企業の不祥事による謝罪会見や報道が続く現状を背景に企画された社会派ドラマ。様々なものを扱う大手商社を舞台に、危機管理のプロの活躍を描く。ドラマの中では、世間を賑わせた実際の事件、実際の企業の不祥事を思わせる描写もある。サンライズ物産の危機対策室長・西行寺を演じる堤さんは、企画について「最近、こういうの多かったですよね。大きなハンバーガー屋とか、大きな航空会社の“何とかリターン”とか(笑)。タイムリーだと思ったし、こんなのドラマにしていいの?と思った。フジテレビ、やったちゃいましたね(笑)!」と楽しそうに語る。戸田さんは同社の総合職で、東大出で数か国語を操るエリートだが、とある不祥事で危機に陥る神狩かおりを演じるが「この問題、(実際に起きた)あれだな…とか当てはまるので緊張感のある作品になってます」と語る。契約のためなら何でもするとうわさされる女性総合職ということで、現場では「色気MAX!」を要求されるという。あるシーンについて、段取り(テスト)の後で「監督に『いまは段取りだったけど、本番は色気MAXで』と言われ、いまので私としてはMAXだったんですが…(苦笑)。大人の女にはまだまだ手が届いてないようです(笑)」と現場でのやり取りを明かした。この日、出席したキャスト陣に加え、古田新太、吉田鋼太郎、田中泯、満島真之介、山口沙弥加ら実力派が顔を揃えており、特にベテラン俳優陣は、互いに様々な思い出があるよう。平さんは普段から“鋼太郎”と呼び捨てにしている、この日は欠席となった吉田さんについて「ブレイクしたので『鋼太郎様』って呼ばないと」とニヤリ。小日向さんは、その吉田さんが山口さんの電話番号をゲットしていたと暴露するなど、不在の吉田さんを巡るトークで会場をわかせた。その小日向さんは、作品にちなんで最近、体験した“危機”について問われると「正直に言うと毛ですね。20年後には平さんの年齢になってますが、何もなくなってると思う」と自ら薄毛問題に切り込む!「志賀さんを横にして言うのもなんですが…」という小日向さんの言葉に、バーコード型薄毛の志賀さんは「坊主にするしかないよね。僕も60過ぎたら坊主にしようと思ったけどこの形(=バーコード型の髪型)で(世間に)出ちゃったから…」と小日向さんと薄毛談義を始め、場内は爆笑に包まれた。小日向さんは「平さんを見ると、残酷だなぁって思います。(努力は)してますが、確実に減ってます」と淡々と語り、これには堤さんら共演陣も爆笑だった。「リスクの神様」は7月8日(水)22:00より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年06月25日昨年初の開催を迎え、1,000人以上を動員した野外オールナイト上映イベント「夜空と交差する森の映画祭」が今年も開催。上映ラインナップ第一弾が発表され、チケットが6月29日(月)10時より発売される。日本初の野外映画上映イベントである本映画祭。第2回となる本年度は、「映画鑑賞から映画体験へ。」をコンセプトに、全4ステージそれぞれが、映画を楽しむことができる非日常空間としての演出が施される。メインステージである「MIDNIGHT GARDEN/ミッドナイトガーデン」では長編映画の上映やステージ企画が行われ、短編映画を上映するサブステージには、ホラーやファンタジーなどを中心とした「MYSTERY FOREST/ミステリーフォレスト」、ラブコメやヒューマンドラマを中心とした「ROMANTIC VALLEY/ロマンチックバレー」、アクションやSFなどを中心とした「BURNING SQUARE/バーニングスクエア」があり、それぞれ特有のコンセプトに合わせた世界観で森の映画祭を盛り上る。そしてこのほど、第1弾上映ラインナップが発表され、メインステージで上映される長編映画として、ティム・バートン監督作品『ビッグ・フィッシュ』の上映が決定。その他のステージで上映される短編映画にも、ユニークなラインナップがずらりと並ぶ。また、森の映画祭公式キャラクターがモチーフのワークショップを中心とした「MORIS MARKET/モリスマーケット」や、ポップコーンベアーがモチーフのフードコート「POPCORN BEAR’S KITCHEN/ポップコーンベアーズキッチン」など、映画祭を盛り上げる出展も予定している。真夜中の森の中で映画を一晩中鑑賞するという貴重な体験ができる本映画祭。映画好きだけでなく、アウトドア好きもぜひチェックしてみて。(text:cinemacafe.net)
2015年06月22日オールナイトの野外映画フェス「夜空と交差する森の映画祭 2015」が10月3日に、山梨県の白州・尾白の森名水公園「べるが」にて開催される。このほど、上映作品の第1弾ラインナップ、ステージ情報が発表された。初開催となった昨年は、1,000人以上を動員した「夜空と交差する森の映画祭」。前回は地形や環境にテイストを合わせたステージ演出だったが、今年は“映画鑑賞から映画体験へ。”をコンセプトに、それぞれのステージ特有の世界観で映画を楽しむことができる非日常空間を目指す。各ステージの情報も公開。長編映画の上映やステージ企画を行うメインステージ「MIDNIGHT GARDEN / ミッドナイトガーデン」を始め、短編映画を上映するサブステージには、ホラーやファンタジーなどを中心とした「MYSTERY FOREST / ミステリーフォレスト」、ラブコメやヒューマンドラマを中心とした「ROMANTIC VALLEY / ロマンチックバレー」、アクションやSFなどを中心とした「BURNING SQUARE / バーニングスクエア」など、森のいたる場所で映画が上映される不思議な1日となるはずだ。また、今年の第一弾ラインナップとして発表されたのは、メインステージで上映される長編映画のひとつ、ティム・バートン監督によるファンタジー映画『ビッグ・フィッシュ』(03年)。ダニエル・ウォレスのベストセラー小説を原作に、主演にユアン・マクレガー、さらにバートン監督の妻のヘレナ・ボヘム=カーターら豪華キャストを迎え、ファンタジーと現実を織り交ぜて描いた父と息子の感動物語。「第76回アカデミー賞」作曲賞にノミネートされた劇中歌にも注目したい。また、同映画祭の公式キャラクターがモチーフとなったワークショップを中心とした「MORIS MARKET / モリスマーケット」や、公式キャラクターのポップコーンベアーがモチーフとなったフードコート「POPCORN BEAR’S KITCHEN / ポップコーンベアーズキッチン」なども展開する予定。チケットは、6月29日から「Peatix」にて販売開始となる。
2015年06月22日東京プリンスホテル(東京都港区)はこのほど、「森の中のビアガーデン」の営業を同ホテル内の「ビアレストラン ガーデンアイランド」にて開始した。開催は9月25日まで。「ビアレストラン ガーデンアイランド」は、都心とは思えない程の緑に囲まれた中で、食事やビールが楽しめるレストラン。同店で夏季限定開催する「森の中のビアガーデン」は、自然の風を感じながらバーベキューや冷たいビールを楽しめるイベントとして、毎年好評だという。「網焼きバーベキューセット」(1名・6,800円)は、US産牛骨付きカルビ、US産牛カルビ、US産牛タン、豚肩ロースなどさまざまな種類の肉をそろえた。「鉄板焼きバーベキュー&蟹食べ放題セット」(1名・8,800円)は、肉とシーフードの両方を味わえるセット。US産牛リブロース、US産牛骨付きカルビといった肉のほか、世代を問わず人気のカニも食べ放題になる。「レディースバーベキューセット」(1名・5,500円)は、同ホテルの女性ホテリエプロジェクト「TOKYO HONEY PROJECT(トウキョウ ハニー プロジェクト)」が考案したプラン。肉、シーフードのほか、野菜もバランスよく用意した。乾杯用スパークリングワインやスティックサラダ、冷製麺なども付いている。「和牛サーロイン&シーフードバーベキューセット」(1名・1万2,800円)は、和牛サーロイン、伊勢海老(外国産)、あわびなどワンランク上の食材を使用したセット。飲み放題のビールは、キリン一番搾りプレミアムビールにグレードアップする。その他、「ビーフシチューオムレツ」や「帆立貝のムニエル」などの洋食を中心としたア・ラ・カルトメニューのほか、「キリン一番搾りフローズン<生<」「キリンハードシードル」などドリンクメニューも各種用意。営業時間は17時30分~21時30分(ラストオーダー21時) 。なお、7月・8月はサマータイムで17時オープンとなる。セットにはすべて飲み放題が付く。価格は税込。
2015年06月16日ハースト婦人画報社の『エル・ジャポン』が、20代後半から40代の働く女性をメインターゲットにしたイベント、第2回「Women in Society(ウーマン・イン・ソサイエティー)」。前編の1/2に引き続き、同誌発行人の森明子氏、エル コンテンツ部編集長の坂井佳奈子氏に、女性が生き生きと働く為に必要なことや環境についてWトークします。■女性は“トップを目指す”べき?――一般的には、管理職に就くと、男性的なリーダーシップを発揮するよう求められます。管理職に就いた女性は、どのようにリーダーシップをとるべきでしょうか。また、リーダーシップの形に変化はあるでしょうか。森:細やかな気遣いができる女性としての面と、会社が管理職に求めるクールな面を、分けて考えることができないと、辛くなるでしょうね。私も、スタッフが泣きながら相談を持ちかけてきた時など、「いいよ」って言ってあげたい自分と、「そんなことしたら組織が成り立たない」と思う自分とがいるんです。管理職になったら、こういった悩みに何度も直面すると思います。坂井:やっぱり部下のコントロールと、会社のミッション遂行との間で、闘わなきゃいけない部分っていうのがあると思うんです。自分に与えられたミッションにどう応えていくかというところを、クリアにフィードバックしていかないと、すべてが破たんしてしまう。そこをきちんとやっていくべきじゃないかなって思いますね。――様々な葛藤を乗り越えられて管理職となられたおふたりですが、今回のイベントの登壇者の方々が掲げているメッセージのひとつ「トップを目指そう!」についてお話いただけますか。森:例えば若い編集希望の方とお話すると、皆さんよく「ナンバーワンは嫌だけどナンバーツーまでならOK」とおっしゃるんですよ。坂井:ワークライフバランスに重きをおくなら、そういう働き方もありますよね。森:そう。ただ私は、一回は上を目指した方がいいと思います。達成感と苦労の多さは比例するんですよね。苦労しないで達成感だけ得ることは難しい。ワーキングウーマンとして、自分がこれと決めた仕事を極めていくことって、すごく大事だと思うんです。悩み葛藤しながらも成長することが出来れば、より豊かな人生になるんじゃないかな、と。坂井:実は、私が一番就きたかった仕事は、ファッションディレクターだったんです。ですから組織のトップというよりも、職務でのトップになって、色々なことにチャレンジすることを目標にしていたんです。編集長職に就いて仕事の幅はすごく広がりました。仲間と共に目標を一つずつ達成していく時、何とも言えない達成感を感じています。森:人間って目標のレベルより上には行けないんです。例えば、課長になることを目標にしていたら社長になったって人、あまりいないのではないでしょうか。だからやっぱり目標は高く持っておいて、何かチャンスが巡ってきた時に「やってみます」って言える自分でいられるのは素敵なことだと思います。日本人は謙遜しがちですが、遠慮ばかりが美徳ではないですよ。■ワーキングウーマンが生き生きと働ける環境とは――女性が働きやすい環境を構築するために、なにを目指すべきでしょうか。森:女性は、男性とは異なり、妻や母の立場になることもありますし、身体の変化も男性に比べて大きい。定年までのロングスパンでみた時、女性に対して「常に100パーセントのあなたでなければいらない」と組織が言ってしまったら、そこで終わりだと思うんです。ある程度、長い目で人材を活用していこうと考え、組織は1年や2年の短期間において結果や成果を求めないということですかね。逆に女性の方も、自身が活躍できない時期に、組織が金銭的負担などを軽減できるように、ライフワークバランスの制度などを活用して、両者が上手く話しあえるようになれば、色々な働き方が可能になってくると思います。坂井:「エル」には“Open your Appetite!(好奇心いっぱいに生きて!)”というコンセプトがあります。「エル」は、女性たち一人ひとりが生きたい人生を送るためのバイブル的な面もあるんです。一人の人間の生き方という問題は、今はちっちゃなものかもしれませんが、それが大きくなれば、社会全体が変わるかもしれないと思いますね。――では最後に、女性たちが、社会からロングスパンで求められる「輝く人財」になるために、アドバイスをお願いします。森:まずは、自分がやれることは全力でやる、出し惜しみをしない、っていうこと。手を抜いて仕事をしたら、人は伸びていかないし、評価もされないと思うんです。会社全体の目標を意識したら、やるべき未着手の仕事があるはずです。それを全力でやれって言いたいですね。全力で頑張っていれば、いつか「100パーセントを出せない」時期が訪れても、周りがきっと応援してくれます。力を出し惜しみしていると、そういうときにバシッてツケが廻ってくるんです。それって分かっちゃうことだから。坂井:さらに、自分が何をやりたいのか、何が好きなのかを見つけていかなきゃいけないと思いますね。求められる人材になるためには、志高く、全身全霊でぶつかっていけるものを知っている女性でいたいですね。--このインタビューを最初から読む。
2015年06月11日ハースト婦人画報社が発行する『エル・ジャポン』が、20代後半から40代の働く女性をメインターゲットにしたイベント、第2回「Women in Society(ウーマン・イン・ソサイエティー)」を、6月13日に開催する。開催に先駆け、同誌発行人の森明子氏、エル コンテンツ部編集長の坂井佳奈子氏にお話をうかがった。■「ウーマン・イン・ソサイエティー」が目指すもの――昨年開催された第1回イベントを踏まえ、第2回「ウーマン・イン・ソサイエティー」が掲げる目標とは何でしょうか。森 明子氏(以下 森):私も坂井も今回からの参加となりますので、第1回の反響を聴いたところをお伝えすると、皆さんとても真剣に、情報収集の意欲を持っていらしているということですね。今年はその点をより発展させていくこと、そして「エル・ジャポン」のミッションである「常に女性に寄り添い、彼女たちの人生が豊かになるように応援する」ことにフォーカス出来ればと思っています。坂井 佳奈子氏(以下 坂井):本イベントは、フランスでは4年前からスタートしています。昨年の日本初開催時には700名ほどの方にご参加いただきましたが、参加応募自体は1000名弱の方からいただいていました。今年はその4倍、約4000名の方が応募されていて、多くの女性が働くことに対して関心を持っていることを感じます。今年のイベントは「幸せになる働き方」をテーマとして掲げていますが、そういった関心ともリンクしているのではないでしょうか。森:若い女性たちは、よく「仕事は好き、働くことは自然なこと、でも自分が摩耗しない働き方を教えてくれるメンター的存在が欲しい」といいます。人生のナビゲーターや相談者、そういった相手と出会える場所を求めているようです。――では現在の働く女性に、メンターとの出会いの場を提供するといった意味合いもあるのですね。森:そうですね。今回は登壇者として『AERA』編集長の浜田敬子さんをお呼びしています。子育てと女性編集長職を両立なさっている浜田編集長は、30代から40代の働く女性たちにヒントを与えてくれるのではと思います。坂井:現代の女性たちは、自分自身が幸せになる働き方を目指すというステージにまで来ているんじゃないかと思います。その一番の代表例として、ソーシャライトのオリヴィア・パレルモさんを登壇者としてお呼びします。彼女の、自身の人生を自身で先導していくところに、今の女性を象徴する働き方を見ています。■女性のキャリア形成について――若い女性たちの中には、管理職を目指すことをためらう気持ちがあったり、専業主婦を希望する方が増えていたりするようですが。森:私は、子どもの頃から働くってことを当たり前のことと考えていて、働かない人生ってちょっと考えられなくって。専業主婦をしていた時期に、自分の存在価値が分からなくなってしまった経験があるので、自分が生きていく中で仕事をするということはマスト。ただ、管理職であるとか、会社のキーパーソンになるとか、高収入であるとか、そういったことにこだわりがあったわけではないんです。坂井:私も同じです。私にもふたりの子どもがおりますが、ふたり目の出産の時に、当時の勤め先を退職しました。子育てをしながら2年ほど専業主婦を経験したんですが、当時は次の勤め先の予定もありませんでしたし、子育てのために社会から孤立してしまったようで、不安な気持ちでしたね。今、子育て中の方や専業主婦の方も、私と同じようなことを感じたまま生活しているんじゃないでしょうか。森:専業主婦願望が強い人が、主婦として暮らして40代になった時、愛情を注ぎ込んだ子どもや夫が自分のコントロール下から抜け出て、それぞれ好きに人生を生きている時に、自分が犠牲者であるかのように、家族にリターンを求めるのは間違っているでしょう。でも、仕事には見返りを求められますよね。私が『エル』に入ったのは18年くらい前ですが、当時の編集部にはシングル、既婚者、離婚経験者、子どもを持つママなど、大体の属性をもったスタッフが全部揃っていたんですよ。人生の苦さ甘さを全部知った人たちが集まったところから生まれてくるものって、一段深いのかなと。広く様々な属性の人を受け入れた方が、結局は優れた組織になると思いますね。――多様性を認める寛容な組織作りが、女性の活躍する職場へと繋がっていくということでしょうか。森:そういった寛容さは、絶対必要だと思います。坂井:現在、編集部には産休中のスタッフが一人、妊婦が一人、ママは多分10人ぐらいはいると思います。様々な立場のスタッフがいる中で、管理職として気を付けなきゃいけないなと思ったのは、持ちつ持たれつ、お互いがみんなで支え合おうといった考え方を浸透させていくことです。そういった他者への気配りっていうのは、女性の方が少しだけ優れているのかな。そういった気配りできる職場ってすごく理想で、それを実現できるように、日々努力しなきゃいけないなって思うんですけどね。--続く2/2では「女性は“トップを目指す”べきか」について両氏が語る。
2015年06月11日サントリースピリッツは6月9日、大人の炭酸飲料として「フォレスティ 森のソーダ〈レモン&ライム〉」(350ml缶・税別122円)を発売した。同商品は、レモンとライムの味わいに、ジンを思わせる風味を合わせたアルコール度数0.00%の"お酒風味"の炭酸飲料。ボタニカル(植物・草根木皮)の香りを加えることで、ジンのような奥行きのある味わいに仕上げたとのこと。開発にあたり、山梨県・白州の"森の香り"を採取・分析したところ、「α-ピネン」などの香気成分を検出したという。同成分は、森林浴のリフレッシュ効果にも関係する成分で、マツやヒノキ、スギなどの針葉樹に多く含まれる特有のもの。同商品では、実際にこれらの成分を再現して加えることで、くつろぎの時間に合う深みのある味わいを実現したとしている。同商品は、そのまま飲むほか、アレンジすることで、さらに楽しみが広がるという。生のライムやレモンをしぼって加えたり、オレンジやグレープフルーツのスライス、白ブドウを軽くつぶして入れるのもおすすめとのこと。アルコールと割って飲んでも楽しめるという。350ml缶のほか、275ml瓶(税別199円)も数量限定で販売する。
2015年06月09日マガジンハウスは6月6日、エッセイ『一流の女が私だけに教えてくれたこと』(森綾 著/税込1,296円)を発売する。著者の森綾さんは、1992年からフリーライターとして人物インタビューを主に手がけ、2000人以上の話を書いてきた。これまでに出会った女性たち、28人から人生の折々に学んだことをまとめたのがこの一冊。さまざまな立場の女性が語った「素のひとこと」「素の姿」が、ひとりよがりでも決めつけでもない女性の品位を磨くヒントをくれるという。登場する顔ぶれは、岸順子さん、きんさんぎんさん、鈴木保奈美さん、黒木瞳さん、石田ひかりさん、山本容子さん、野際陽子さん、マダムフランソワース、加藤登紀子さん、大久保麻梨子さん、黒柳徹子さん、津田妙子さん、服部和子さん、高橋充代さん、伊原純子さん、寺井尚子さん、八神純子さん、岡崎裕子さん、北原佐和子さん、今道しげみさん、浅井佳代子さん、落合真由美さん、田辺聖子さん、安田成美さん、大野えりさん、徳丸昌代さん、鶴田真由さん、山田詠美さん(順不同)。森さんは同書の中で、「年齢を問わず、有名無名を問わず。経済格差を問わず。誰でも生き方なら一流を目指せる!」とメッセージを送る。さらに、一流の女の共通点として以下のようなことを挙げている。・頑張りどき、休み時を知っている。・謙虚であるが、ここと思ったときに主張できる。・思いやりのレベルが深い。・予想もしない出会いや運命を前向きに受け入れる。・ずっと見ていたいような魅力がある。・言葉より行動で示す。・人を大切にする。・いいと思ったことを惜しげなく人に教える。・物腰が美しい。
2015年06月04日料理とともにアートを楽しめるミュージアムレストラン「THE MOON」が、6月1日 六本木ヒルズ森タワー 52階にオープンした。店内には、森美術館のキュレーターが"光”をテーマにセレクトした 篠田太郎、杉本博司、廣瀬智史、ヤン・ヘギュら4名のコンテンポラリーアート作品が飾られている。レストランは展望台と同じフロアにあり、東京タワーとスカイツリーをはじめ東京の景色を一望できる最高のロケーションだ。料理はガストロノミーがベースの創作フレンチで、昼夜ともにそれぞれ3コースが用意されている。素材は、旬のものを揃え季節感を出すとともに、店名の"月"を彷彿とさせる料理と器でプレゼンテーションにもこだわり、味と見た目の両方で驚きと感動を提供する。また、海外のゲストも多く訪れるため、素材、調理の方法、見せ方など、随所に"和"テイストも取り入れている。店内は、日本人が落ち着く"間”(距離感)を計算しスペースを贅沢に使用しているため、ゆったりとくつろげる空間。インテリアはシンプルながら、テーブルはカッシーナ、椅子は宮崎木材工業などこだわりの家具で統一され、コンテンポラリーアートのもつ無機質な雰囲気と木のぬくもりが見事に調和している。レストランのすぐ隣には、よりカジュアルな雰囲気で時間を気にせず立ち寄れるカフェ「THE SUN」も。こちらでは、洋食メニューを中心に、サンドイッチなどの軽食も用意しているので、用途や時間帯によって使い分けもできる。なお、美術館や展望台によらずカフェ&レストランのみの使用も可能なので、気軽に立ち寄れるのも嬉しい。【レストラン情報】Museum Cafe & RestaurantTHE SUN & THE MOON住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52階TEL:ザ サン 03-3470-5235、ザ ムーン 03-3470-0052営業時間:ザ サン 11:00~22:00(LO フード21:00、ドリンク21:30)、ザ ムーン ランチ 11:30~15:30(LO 13:30) ディナー 18:00~23:00(LO 21:00)
2015年06月03日