富士通は6月9日、20Gbpsのネットワークに流れる通信データをPCサーバでフルワイヤーキャプチャしながら、蓄積したデータから必要な情報を高速に検索できるソフトウェア「FUJITSU Network Virtuora TC」の販売を開始した。同製品は通信データの証跡を完全に管理するためのソフトウェア。広帯域なネットワークを流れる通信データをフルワイヤーキャプチャーし、セションごとにインデックスを生成することで、大量の通信データの中から目的のデータを数秒から数十秒で抽出できる。本来、広帯域のネットワークを流れる通信データをフルワイヤーキャプチャーするには高価な専用機器が必要だが、PCサーバ上のソフトウェアで実現することで、ネットワーク品質管理システムなどのCAPEX(Capital Expenditure:機器投資)の削減を実現する。システムを止めずにデータ保存サーバを増設でき、通信データの欠損なく蓄積容量を拡張可能。蓄積を継続しながら最大702TBまで蓄積容量を拡張できる。同製品の利用シーンとしては、「通信回線サービスの品質管理」「ネットワークDevOpsソリューションの強化」「セキュリティ対策」などがある。価格は、「基本ソフトウェアライセンス V01」が600万円、「データ保存サーバ1追加ライセンス」が40万円、「V01 メディアパック」が2万円(いずれも税別)となっている。同社は2015年度中に、セキュリティやネットワークフォレンジック用途向けにAPIをさらに拡充した製品を販売する予定。
2015年06月10日●天気・フライト情報・株価の検索、単位換算が一発で可能今や、検索の同義語になっているGoogle。その魅力の1つは遊び心に富んでいるところだろう。その例として、Google検索の"隠し機能"がある。そこで、Digital Trendsの記事「Think you know how to Google? Here are 36 search tips you probably don’t know about)」を参考に、パワーユーザーはご存じかもしれないが、知っておいて損はないGoogle検索の"隠し機能"を見てみたい。Googleは当初から、もっと自然に検索が行えるよう取り組んできた。その結果、キーワードによる検索から自然言語へ、文脈を理解できるように、Googleの検索は日々成長している。そんな取り組みがわかる検索方法をいくつか紹介しよう。例えば、天気を知りたい時、「天気」と郵便番号を入力すると天気情報を表示してくれる。郵便番号はなくてもOKだ。同様に、「日の出」「日の入り」というキーワードと地名を入れると、その地方の日の出の時刻、日の入りの時刻を表示してくれる。Googleを辞書代わりに使っているという人も多いだろうが、知りたい言葉と「定義」という言葉を入力すると、その言葉の定義が表示される。さらに便利なのは、この時の画面下に表示される「『○』を次の言語に翻訳」だ。調べた言葉を他の言語で何と言うのかを教えてくれるのだ。和英辞典代わりとまではいかないかもしれないが、覚えておくと便利かもしれない。海外とのやりとりが多い人に便利な機能がこれ。「今、あっちは何時だっけ?」という時は「時間」と地名を入れてみよう。その地域の現在時刻が表示される。「フライトの時間を知りたい」「離着陸が遅れていないかを知りたい」――こんな時、航空会社か空港のWebサイトでチェックする人が多いだろうが、Googleでも調べることができる。航空会社と便名を入力すれば、以下のとおりだ。Googleの場合、便名がわからなくても、発着地と到着地がわかれば、その便の情報を調べることができる可能性がある。このほか、株価が気になるならティッカーシンボル(Googleなら「GOOG」、Appleなら「AAPL」)を入れればOK。通貨の換算もやってくれる(「500ドル」「500ユーロ」などと入力すると日本円に換算してくれる)し、メートルをフィートになど単位の換算もお手のもの(「メートル」「フィート」など換算元と換算先の単位を入力する)。さらには、計算機代わりにもなる(「30+50」のように式を入力すると、答えとともにデジタル電卓が出てくる)。●「-」「+」「:」「*」などの記号も使いこなしたいまた、映画に行こうと思った時も、初めにチェックすべきはGoogleだ。映画のタイトルを入れると、付近の上映時間を表示してくれるし、見たい映画が決まっていなければ、単純に「映画」と入れてみよう。自分がいる場所の近くで上映中の映画をずらりと表示してくれる。スポーツ好きにとってもGoogleは役に立つ。チーム名を入力すると、簡単なデータと直近の試合結果や次の試合予定が表示される次に、記号を用いたテクニックを見てみよう。まずは、マイナス(-)とプラス(+)だ。記号のあとに検索結果から外したいキーワードを入れると、そのキーワードを含まない検索結果を返してくれる。Androidについて検索したいが、端末を探しているわけではない時は、「Android」「-端末」と入れると端末の情報は含まれない。一方、+を入れるとGoogle+のページを探してくれる。ソーシャルタグなら@を入れよう。人気のハッシュタグやトレンドのトピックを知りたいなら#を前につけて検索ボタンを押す。続いて、:(コロン)を使った検索技をまとめて紹介しよう。検索したいキーワードと共に「site:」と入力すると、そのサイトの中の情報を検索できる。例えば、「Apple Watch」に関する記事をマイナビニュースの中から検索するなら、「Apple Watch」「site:mynavi.jp」と入力して検索ボタンを押せばよい。特定のページとリンクを張っているサイトやページを調べるなら、サイトのURLの前に「link:」をつける。特定のWebサイトやドメインと似たような結果を探したいなら、そのサイトのURLの前に「related:」をつけるとよい。2つの検索キーワードの間に「OR」を入れると、どちらかの検索キーワードを含む結果、両方のキーワードを含む結果を表示してくれる。PDFファイルのみ探すなど、特定のファイルフォーマットを指定した検索も可能だ。検索キーワードに続けて「filetype:○」とファイルフォーマットを入れよう。さらに、*(アスタリスク)も使える。慣用句などの決まり切った言い方で思い出せないところに「*」を入れてみよう。「エビでタイを釣る」(少しの努力で大きな成果を得るという意味)ということわざがあるが、何でタイを釣るのかを思い出せない時は「*でタイを釣る」と入れてみよう。以上、Googleの隠し機能を紹介してきた。いずれも、知らなくてもすごく困るということはないが、知っていると検索がラクになる機能ばかりだ。ぜひ、これらを使いこなして、検索マスターになっていただきたい。
2015年06月08日ぐるなびはこのほど、日本ミシュランタイヤが日本で発行しているミシュランガイドをインターネット上で閲覧・検索できるミシュランガイド公式検索サイト「Club MICHELIN(クラブミシュラン)」を同社と共同で開設した。ぐるなびは、2012年開設のミシュランガイドの公式WEBサイト「ミシュランガイド・デジタル」の運営を推進。「Club MICHELIN」は、「ミシュランガイド・デジタル」をさらに発展させたもので、歴史と権威あるセレクションを誇るミシュランと、IT利用・活用能力を持ったぐるなびが協力して詳細かつリアルタイムな情報を活用することで、さらなる利便性の向上を図るとのこと。「Club MICHELIN」では新たに3つのサービスを提供。1つは、ミシュランガイドに掲載されたセレクション情報をユーザーの地域や要望に合わせて候補店を提案する「セレクション案内サービス」。2つ目は、あらかじめ登録した飲食店・レストランの空席情報をいち早くメールで受け取ることができる「ウェイティングサービス」。3つ目は、要望に合わせた店探しやメニュー情報の提供を行い、予約までを手伝う「予約代行コンシェルジュ」だ。掲載される店舗情報は、日本で発行されているすべてのミシュランガイドに対応。毎年更新している東京版、関西版に加え、北海道2012や広島2013、福岡・佐賀2014も対象となっている。さらに「ミシュランガイド フランス2015年」に掲載されているパリ市内の飲食店や宿泊施設情報も、日本語で掲載し、閲覧検索が可能となっている。会員プランは、月額324円、年額3,240円のレギュラー会員、月額5,400円、年額1万6,200円のゴールド会員を設定。ゴールド会員は、「ウェイティングサービス」で優先案内を受けることができ、「予約代行コンシェルジュ」「海外版ミシュランガイド」利用が可能。レギュラー会員は、「予約代行コンシェルジュ」「海外版ミシュランガイド」利用はオプションとなる。
2015年05月29日Lenovoは28日、「Windows 10」に搭載する音声アシスタント「Cortana」に、同社の検索機能「REACHit」を連携すると発表した。「Cortana」と連携した「REACHit」は、Windows 10が発売を予定する2015年夏からベータ版を利用可能で、秋からは一般向けにダウンロードが可能になるという。「Cortana」は、米MicrosoftがWindows 10に合わせて提供を予定する音声アシスタント。ローカルストレージ内やOneDrive上のファイルを音声で検索できるほか、ユーザーの好みを学習し、ニュースや天気といった情報の表示、音声によるメール、リマインダーの作成などに対応するという。一方の「REACHit」は、ローカルストレージに加え、クラウド上にあるファイルや、デバイス間をまたいだファイル検索が行えるアプリケーション。「Cortana」と「REACHit」が連携することで、「Cortana」の検索機能を強化する。例えば、OneDriveやGoogleドライブ、Dropboxといったクラウドストレージのファイルを音声で検索できるようになるほか、複数のWindows 10デバイスをまたいで、ローカルストレージのファイルを検索、GmailやExchangeといったメールサービス、Googleカレンダーといったカレンダーサービスから予定を確認することもできるようになるとしている。LenovoのWebサイトでは、ベータ版サービスの提供に向けた事前申し込みの受付を開始している。
2015年05月28日Googleに続いてMicrosoftも検索サービスBingでWebサイトのモバイル対応度(モバイルフレンドリー)を重視するように検索アルゴリズムを変更する。Bingでもモバイルデバイスからの検索が増加している。しばらく前からBingのモバイル検索の結果に「Mobile-friendly (モバイルで使いやすい)」というタグを表示し始めたところ、ユーザーがモバイルフレンドリーなページを好み、またモバイルフレンドリーなページを上位に表示するほどにより早くモバイルユーザーが満足する結果にたどり付けることが明らかになった。そこでBingのモバイル検索結果の表示順決定にモバイルフレンドリーをシグナルとして考慮することにした。公式ブログにおいてShyam Jayasankar氏が、モバイルフレンドリーの4つの要素を挙げている。1つめは「ナビゲーション」。スマートフォンの画面でもタップしやすく、ナビゲーション要素の違いを見分けられるように、メニュー、ボタン、リンクを大きく表示する。2つめは「可読性」。拡大することなく本文を読めるように、フォントサイズやviewport設定に気を配る。3つめは「スクロールしやすさ」。横方向にもスクロールしなければならないページは読みにくいため、コンテンツをデバイスの幅に収める。よくデザインされたモバイルフレンドリーなページは、ポートレート、ランドスケープどちら向きでもスクロールしやすいという。4つめは「モバイル互換」。たとえば、iOSデバイスではFlashコンテンツを再生できない。モバイルデバイスでもコンテンツを楽しめるように互換性を確保する。Bingの格付けアルゴリズムによってモバイルフレンドリーであると判断されるためには、上記の4つの要素が満たされている必要があるという。ただし、モバイルフレンドリーなページ向けにランキングを見直す一方で、引き続きユーザーが必要としている情報にアクセスできるようにランキングシグナルのバランスを調整するという。モバイルフレンドリーなページでなくても、検索クエリに対して関連性の高いページは変更後も結果の上位に表示される。モバイルフレンドリー向けのアルゴリズムの変更が完了するまでには数カ月を要する見通しだ。今後Bingの公式ブログを通じて、Mobile Relevanceチームがロールアウトに関する情報を提供するほか、Webマスターがそれぞれのページのモバイル対応を確認できるように分析ページを用意するという。
2015年05月15日iOS 8の「Safari」は、4つの検索エンジンに対応している。1つはおなじみの「Google」で、Safariデフォルトの検索エンジンだ。日本ではポータルサイトとしても大きな存在感を持つ「Yahoo!」、Microsoftが運営する「Bing」についても説明は不要だろう。しかし、iOS 8からサポートされた最後の1つ「DuckDuckGo」については説明をくわえたほうがよさそうだ。DuckDuckGoは、プライバシー保護と利用者を追跡しないことをポリシーに据えた検索エンジン。2008年の設立からしばらくは知る人ぞ知る存在だったが、2013年に米国家安全保障局(NSA)の個人情報収集活動が発覚して以降、急速に利用者を増やしている。Safariで使う検索エンジンを変更するには、「設定」→「Safari」→「検索エンジン」の順に画面を開き、表示された検索エンジンのうち「DuckDuckGo」をタップしてチェックマークを付ければOK。以降、Safariで行う検索はDuckDuckGoで行われるようになる。追跡を受ける不安なく、存分にWEB検索すればいいだろう。しかし、ふだんの検索結果と比べると、ある種の偏りがあることに気付くはず。そう、「iPhone」や「Apple」などのキーワードで検索すると、英語圏で検索したかのような結果が返ってくるのだ。これでは、日本語環境で使うには実用的といえない。日本語環境で使うには、DuckDuckGoのサイトでの設定が必要だ。なにか適当なキーワードで検索したあと、検索フィールド右横の「≡」ボタンをタップ、現れたメニューで「拡張設定」をタップする。すると設定画面が現れるので、地域欄に「Japan」、言語欄に「日本の日本語」を選択しよう。画面を下方へスクロールして「保存して終了」ボタンをタップすれば、日本語環境に最適化された検索結果が表示されるようになるはずだ。
2015年05月11日ヤフーは4日、「スター・ウォーズの日」に連動した特別企画を開始した。スマートフォン版「Yahoo!検索」で「スター・ウォーズの日」と検索すると、スター・ウォーズの世界観を反映した検索結果画面が24時間限定で表示される。5月4日は、劇中の名台詞“May the Force be with you(フォースと共にあらんことを)”の「May the Force」と「May the 4th(5月4日)」をかけ、「スター・ウォーズの日」とされている。スマートフォン版「Yahoo!検索」ではそれにちなんで、特別企画を展開中だ。「スター・ウォーズの日」と検索すると、劇中の名言や過去の作品のトレーラー画像、スター・ウォーズの歴史を振り返る情報が現れる。ほかにも、画面上の「音を再生」ボタンをタップするとスター・ウォーズのメインテーマ曲が流れるなど、スター・ウォーズの世界観をとことん味わえる仕様となっている。また、同サイトでは特別企画の一環として、スター・ウォーズグッズが89人に当たるプレゼントキャンペーンを実施中。応募は「スター・ウォーズの日」検索結果画面に隠れているリンクから行える。賞品は人気キャラクター「ダース・ベイダー」のフィギュアや、限定非売品ピンバッジなど全10種類。
2015年05月04日バイドゥは28日、日本での検索サービス撤退を再度表明するとともに、一部報道による国内事業からの撤退を否定した。バイドゥは同社の検索事業Baidu.jp検索を2015年3月16日付けで提供終了。2015年2月25日時点で1,400万ダウンロードを達成した日本語入力キーボードアプリ「Simeji」など、好調な事業に注力していく方向に舵を切った。「Simeji」は27日にも機能アップデートを行っており、クラウド辞書や対訳機能などが利用できる月額制のプレミアムサービスを開始している。
2015年04月28日Baidu Japanは28日、日本における検索サービスの提供を停止したことを改めて公表した。3月半ばにはサービスの提供を終えていたが、いまになって多くのメディアに取り上げられている。今後は日本語入力キーボードアプリの「Simeji」に注力していくという。同社によると、検索サービスの提供終了は3月10日にユーザーに告知、その後、3月16日にBaidu.jpのリニューアルを機に検索サービスをクローズしていた。メンテナンス自体は2013年8月頃からストップしていたという。検索サービス終了の理由は、事業の選択と集中。同社は日本語入力キーボードアプリのSimejiを2011年に買収、以後、好調が続き、今年2月25日時点で、iOSおよびAndroidアプリをあわせて1400万以上のダウンロードを記録したと発表している。一方、検索事業では、Google、Yahoo! Japan、2強の時代が続いており、同社では好調なSimejiに経営資源を移すことになった。なお、今回のニュースに関連して、日本からの事業撤退とする報道があったようだが、事業撤退については否定しており、Simejiをはじめとしたその他の事業に関して継続して展開していくとしている。
2015年04月28日Googleは21日、モバイル版Googleの検索結果にて、スマートフォン向け(モバイルフレンドリー)ページの掲載順位を上位にするモバイルフレンドリーアップデートを全世界で実施した。1週間ほどかけてインデックス内の全ページに反映していく。今回のアップデートは2015年2月に告知しており、PC版のみなど大画面のみを対象にしたページは、モバイル版Googleでの検索順位が大幅に下がる可能性がある。なお、同アップデートは、PC版Googleには適用されない。検索結果はサイト単位ではなくページ単位で向上する。例えば、1つのサイト内で10ページがモバイルフレンドリーとなっていた場合、検索順位は10ページのみが上がることになる。Webページがモバイルフレンドリーかどうかの判定は、ページがスマートフォン用Googlebotによりクロールされインデックスに登録される度に行われる。このため、スマートフォン用Googlebotによるクロールが禁止となっているページは、「モバイルフレンドリー」とは判定されない場合がある。同社は、提供しているサイトがモバイルフレンドリーかどうかをテストできる「モバイルフレンドリーテスト」を用意する。また、サイトについての情報は、当該サイトのページの最新クロールのデータを使用する、ウェブマスターツールのモバイルユーザビリティレポートで確認可能。
2015年04月22日スマートフォンなどモバイル端末からGoogleで検索した際に、モバイル向けに最適化されたページを結果上位に表示するように米Googleが検索アルゴリズムを変更した。Webで展開するビジネスやサービスに少なからず影響を及ぼすため、変更初日となった4月21日(米国時間)に同社は変更のポイントやサイト運営者向けの情報をまとめた記事「Rolling out the mobile-friendly update」を公開した。今回の変更は、モバイルアプリやモバイルに対応したWebページを、モバイルユーザーが発見しやすくなるようにする施策の一環であり、以下のように影響する。モバイルデバイスからの検索のみに影響 (PCやデスクトップ向けページを表示するタブレットは影響を受けない)。グローバル規模で全ての言語に影響が及ぶ変更。Webサイト単位ではなく、ページ単位で適用。Googleはモバイル端末への最適化を「モバイルフレンドリー」と呼んでいる。スマートフォンなどモバイル端末の画面で読みやすく、反応よく動作し、操作しやすいページを指す。モバイル検索アルゴリズムの変更によって、モバイルフレンドリーに対応していないページがモバイル検索から除外されるわけではない。変更後もランキングは様々なシグナルを考慮して決定する。中でも検索クエリの目的は重要なシグナルであり、「クエリに対して素晴らしいコンテンツであれば、モバイルフレンドリーではなくても結果上位に表示される可能性はある」という。しかし、モバイルフレンドリーではないページのモバイル検索における結果順位が変更前から下がるのは避けられない。Googleはサイト運営者向けに、Webページの「モバイルフレンドリー」対応を確認できるテストサイト「Mobile-Friendly Test」を用意している。Googleウェブマスターツールのモバイルユーザビリティ・レポートを通じて、サイト全体のステータスを確認することが可能。またモバイル検索アルゴリズム変更に関するFAQページや、WebmasterフォーラムのMobile Websitesセクションからも情報を入手できる。
2015年04月22日ブレインパッドは4月21日、同社が開発・提供するレコメンドエンジン搭載プライベートDMP「Rtoaster」と、ゼロスタートが開発・提供するEC向け商品検索エンジン「ZERO ZONE SEARCH」がサービス連携を開始したことを発表した。Rtoasterは、サイト内のユーザー行動、CRMデータ、外部データなどを利用したプライベートDMP機能とレコメンドエンジンをベースに、一人ひとりのユーザーの趣味、嗜好に応じた最適な情報を提供するレコメンド、パーソナライズを、広告/Webサイト/メールなどの複数の顧客接点で横断的に実現できるマーケティング・ソリューション。一方、ZERO ZONE SEARCHは、ECサイトにおける検索で重要とされる「絞り込み」と「並び替え」の設定の自由度・柔軟性を追求したEC向け商品検索エンジンで、顧客を効率よくECサイト内の情報に到達させ、ユーザーの離脱率、カート放棄率を低下させることで、コンバージョンの最大化を実現するものだ。今回の連携によって、Webサイトへの訪問者がサイト内検索を行う際の検索クエリ情報を、RtoasterのプライベートDMPに蓄積することで、Rtoasterが顧客の趣味、嗜好を判断する際に使用する情報の質・量が向上し、最適なレコメンド、パーソナライズに活用することが可能となった。
2015年04月22日米Googleが以前から計画を明らかにしていた検索アルゴリズムの変更が、4月21日より全世界・全言語でスタートした。モバイル端末上での検索ランキングにおいて、モバイル向けに最適化されているかどうかを考慮するもので、"モバイルと親和性の高い(モバイルフレンドリー)"なサイトが上位に表示されるといわれている。今回の変更はGoogleが2月26日に明らかにしていたもの。一部では"mobilegeddon"とも言われいるもので、ユーザーがモバイルで行うGoogle検索に対し、モバイルアプリやモバイルに対応したWebページを発見しやすいようにアルゴリズムを調整する。タブレットやPCでの検索については、今回のアルゴリズム変更による影響を受けない。Googleは当時、調整実施の背景について「モバイルで検索するユーザーは関連性が高くタイムリーな検索結果を得られるべきだ」とモバイルの特性を説明し、モバイルでの検索が増加しているというトレンドにも触れている。これまでのGoogleでは、モバイル上で適切に表示されるように設定するための推奨事項やよくある設定ミスなどの情報を公開したり、ユーザーがモバイルフレンドリーなWebページをみつけやすくする"モバイルフレンドリー"ラベルを用意するなどの取り組みを行っており、今回のアルゴリズム変更はこれをさらに進めるものとなる。具体的には、「モバイルアプリ」「モバイルフレンドリーなWebサイト」の2つを変更をする。前者は、ユーザーが自分がインストールしているアプリからの情報を得やすくするためのもの。アプリをインストールしているユーザーに対し、インデックス対象のアプリからの情報をランキング要素の1つとして利用するという。この変更は2月の発表時点から有効となっている。今回問題となっているのは後者の「モバイルフレンドリーなWebサイト」に関するもの。Googleは当初、Webサイトがモバイルフレンドリーかどうかをランキング要素で使用する。これは全世界・全言語を対象とし、「Googleの検索結果に大きな変化をもたらす」と説明していた。Googleはアルゴリズム変更にあたって、自分のサイトがモバイルフレンドリーかをチェックできる「モバイルフレンドリーテスト」やWebマスター向けにモバイルのユーザビリティ問題を確認できる「モバイルユーザビリティレポート」の提供を行っている。これらの変更によるユーザーへのメリットとして、Googleは自分が使用する端末に適した高品質な検索結果を発見しやすくなる、としている。しかし、モバイル対応していないWebサイトは、表示という点で不利になると予想されている。マーケティング企業の米Portentは4月3日、2万5000のWebサイトを調べた結果、1万件がGoogleの規定する"モバイルフレンドリー"を満たしていないと報告していた。同社は合わせて、検索トラフィックの48%がモバイル端末からとも報告している。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月21日米Googleは15日(米国時間)、Google+公式アカウントにて、Android端末を紛失時にPC上でGoogle検索を使って探すことができるサービスの提供を開始した。Googleで「Find my phone」(私の電話を探して)と検索すると、端末の場所を地図上に表示してくれる。今回発表されたのは、紛失した端末の場所をデスクトップから探すことができるサービス。PCでGoogleのホームページを開き、「Find my phone」と入力してEnterキーを押すと、スマートフォンの場所を地図上に表示してくれる。また、同じ画面上にある「Ring」を押すと、端末を鳴らして場所を通知する。このサービスを利用するには、Android側に最新のGoogleアプリがインストールされており、デスクトップ側でスマートフォンと同じGoogleアカウントにログオンしている必要がある。Googleは4月15日に最新のGoogleアプリをリリースしている。同じようなサービスは、Googleが2013年に提供開始したアプリ「Android Device Manager」がある。Android Device Managerは紛失時に端末の場所を地図上に表示したり着信音を鳴らしてくれるほかにも、盗難時に遠隔から端末上のデータを消去する機能やPINのリセット機能を搭載している。今回のサービスは「帰宅後にどこにスマホを置いたっけ?」といった際に手軽にデスクトップから探すというようなシーンに役立ちそうだ。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月17日カシオ計算機がiOS向けボイスレコーダーアプリ「キーワード頭出し ボイスレコーダー」を発表した。独自の音声キーワード検索技術を使い、録音音声を簡単に検索して聞き直しができるというアプリで、単なる「録音」だけでなく「録音の活用」を目指した製品だという。独自の音声キーワード検索技術がどんなものなのか、「キーワード頭出し ボイスレコーダー」を企画・開発したカシオ計算機 コンシューマ事業部企画部アプリ企画推進室の田中孝浩氏に話を聞いてきた。―― 「キーワード頭出し ボイスレコーダー」とは、どんなアプリでしょうか?一般的なボイスレコーダーと異なる点を教えてください。「聞き直しの時間を大幅に短縮する」というのがテーマのボイスレコーダーアプリです。音声キーワード検索機能を搭載している点が特徴で、録音した音声の中から特定の発言を検索することができます。例えば、弊社の製品発表会を録音した音源で、「カシオ」と発言しているところから再生したいとします。その場合、検索窓に「かしお」または「カシオ」とかな入力するだけで、音源の中から該当箇所を検索することができます。検索結果は、検索キーワードと似ている順にリストで表示され、上位の結果から再生していくと、「カシオ」と発言している箇所を、次々に頭出し再生できます。録音時間が長い音源でも簡単に聞きたい部分を探せるわけです。また、音声キーワード検索機能の高速性もポイントです。最新の端末では検索結果が5秒程度で出力できます。このほか、音声が検出されていない無音を飛ばして再生時間を短縮する「無音スキップ」という機能も搭載します。ほかにも、音の高さを変えずに再生速度を変えたり、ノイズキャンセリングの機能を搭載したり、指定秒数のスキップ機能も備えています。さらに、録音・再生時にマークやメモを貼り付ける「タグ付け」もできます。「キーワード頭出し ボイスレコーダー」のタグ付けでは、時間をさかのぼってマークすることができる点が特徴です。録音中にiPhoneがスリープ状態になっていて、マークしたい部分にタグ付けできなかった―― といった場合でも、「キーワード頭出し ボイスレコーダー」であれば、「10秒さかのぼってマークをつける」ということが可能です。―― 音声キーワード検索技術とはどういうものですか? 詳しく教えてください「キーワード頭出し ボイスレコーダー」では、録音した音声を”テキスト化”して、その中から検索したいキーワードを探すのではなく、検索ワードを”音声特徴化”し、録音音声と照合して検索している点が特徴です。テキスト化して検索する場合、その音声が何なのか“テキスト“として確定する必要があります。この確定したテキストが検索したい言葉と異なると、もちろん正しく検索できません。ですがキーワードを”音声特徴化”して検索する場合は、録音した音声と音響的に類似するキーワードも探すことができ、発音が曖昧であっても検索することができるんです。この技術を、高精度かつスマートフォンでも動作するような少ない演算量で行うにあたり、カシオの電子辞書の音声圧縮「TRUE VOICE」で培った経験が反映されています。―― 録音環境はどのぐらい検索精度に影響しますか。大きな会議室やイベントホールでマイクを使ったような環境でも検索はできますが、もちろんキレイな音声が理想です。雑音が多かったり、バックに音楽が入ったりした場合には精度が落ちます。―― ひとつの録音音声で話者が異なる場合や外国語が混じっている場合でも検索できるのでしょうか?話者が違う場合でも検索可能です。イントネーションや男女の声色が違う場合でもキーワードを検出することができます。ですが、外国語については、エンジンに日本語の音声特徴データを使用している関係から、上手く検出できません。例えば「ソリューション」と日本語発音なら検索できますが、ネイティブの英語の発音だと検出できません。外国語対応については、やりたいと思っています。「for English」といったように、別アプリで提供できたらいいですね。―― このほか、使い勝手でこだわった点はありますか?検索窓は、開発当初は1タップしてから表示するようにしていましたが、そうするとキーワードを検索するまで時間がかかってしまうため、画面の一番上に常時表示するようにしました。―― 今回はiOS向けのみですか、Androidスマートフォンへの展開は考えていますか?Android対応は技術的に難しくはないのですが、まずはiOSでいいものを作って、これが洗練されたらAndroidもと考えています。 具体的なスケジュールは、今回のiOSアプリの反応を見ながら考えていきたいと思います。―― 最後に「キーワード頭出し ボイスレコーダー」がどういったユーザーにオススメか教えていただけますでしょうか?「キーワード頭出し ボイスレコーダー」は、ボイスレコーダーを使う人の多くが、喜んでくれる機能を搭載しています。社会人であれば、会議などで活用できると思います。重要な議題を音声キーワード検索でスムーズに探すことができます。同様に学生の講義などでも活用できるでしょう。特に学生には、ぜひ使ってほしいと考えています。そのため、4月30日まで通常600円のところを360円の特別価格で提供しています。本稿で紹介した通り「キーワード頭出し ボイスレコーダー」は、カシオがこれまで培った技術力をもとに開発した音声キーワード検索機能が特徴だ。同機能を利用すれば、一般的なボイスレコーダーではできないスムーズな頭出しが可能。大学生の反復学習やビジネスシーンでの議事録作成などに便利に活用できるだろう。この4月から、新たな生活をスタートした学生・社会人は、ダウンロードしてみては、いかがだろうか?
2015年04月10日ヤフーは4月1日、リアルタイム検索のドラゲナイトランシーバーを発明したと発表した。ドラゲナイトランシーバーは、ドラゲナイボタンを備えたトランシーバーで、「ドラゲナイ」というキーワードにまつわるあらゆる機能を備えている。なお、編集部では「ドラゲナイ」が何を意味する言葉なのか、確認できなかった。ドラゲナイボタンは、スマホでつぶやくのが面倒なユーザーのために、トランシーバーに「ドラゲナイ」とつぶやけるようにしたもの。また、「ドラゲナイモード」では、どんなつぶやきも「#ドラゲナイ」がついたツイートに変換できるという。トランシーバーの中央部にはLEDを搭載しており、「ドラゲナイ」というつぶやきが投稿されたタイミングで光り、ユーザーに「ドラゲナイ」情報をタイムリーに通知する。また、「ドラゲナイメーター」では、ドラゲナイのつぶやきが急激に増えた際に、メーターの針が振り切れることでユーザーに通知する。なお、現在は試作段階にあるためか、実際の商品は色などが変更になる可能性があるという。開発を主導した同社のSEARCHNO博士は、「トランシーバーはできます!!」とのコメントを発表している。この記事は、当然のことながらエイプリルフール企画の紹介です。エイプリルフール関連記事今年もやります! エイプリルフール 2015まとめ - 続々更新!!ヤフー、東京・豊洲に「ヤフオク!ミュージアム」を建設へ楽天がエイプリルフールから撤退という噂を広報部に聞いてみたヤフー、動物と出会えるように進化した「Yahoo!パートナー」サイボウズ、イクメン向けグループウェア「サイボウズ Office 192(育児)」
2015年04月01日Google Japanは1日、新しい検索システム「Google Panda」を発表した。検索インタフェースをパンダ型へ大胆に刷新。丸みを帯びたデザイン、かわいさ、モバイル性を妥協なく追及した。大小2種類を用意し、小さいパンダは「Panda 5」、大きいパンダは「Panda 6」として展開する。パンダに話しかけることで、適切な答えが音声で返答され、複雑な質問にも0.3秒以内に即答する。言語は日本語、英語をはじめ、50カ国語に対応。視認性の高い黒と白のカラーリングで、ユニバーサルデザインも実現した。また、高いテーブルから落としてもやわらかな本体がクッションとなる衝撃吸収機能も備える。デザインは、和歌山県にある動物園「アドベンチャーワールド」のパンダを参考にした。「なぜパンダか?」というと、未知の部分を黒、データベースで検索できることは白として、これらを合わせ柔軟で新しいクラウドベースの学習メカニズムを構築するため両極端なものを集めた、それがパンダだったとのこと。Google Japan公式Blogでは、「Google Panda」発表会の様子が公開されている。
2015年04月01日ヤフーは3月30日、同社の検索サービスの検索結果に対して非表示の措置を求められた場合の対応について、昨年11月に設置した「検索結果とプライバシーに関する有識者会議」での議論を踏まえ、その方針・基準を新たに公開した。ヤフー 執行役員社長室長の別所 直哉氏は、こうした方針を定めた背景について説明した。以前より、ヤフーに対して自身の情報を検索結果から削除して欲しいという要請は寄せられているが、一方で検索サービスには表現時の自由や知る権利としての役割もあるのに加え、削除する理由が分からなければ、検索結果を恣意的に操作することにもつながりかねず、慎重な対応が求められてきたとのことだ。こうした削除要請に対し、ヤフーは従来、プライバシーと表現の自由や知る権利、双方のバランスを取りつつ、過去の国内での判例などを参考にしながら慎重な判断をしてきたと、別所氏は話す。にもかかわらず、今回あえて昨年有識者会議を開設し、方針を明確にしたのには、「近年プライバシーに関する関心が高まってきていることから、従来取り組んできたことを明確に提示し、外部に知らせる必要があると判断した」ためとのことだ。プライバシーの侵害と、表現の自由や知る権利など、相対する要素の衝突をどのように判断するかに関しては、有識者会議でもさまざまな議論がなされたという。議長を務めた東京大学名誉教授で弁護士の内田隆氏によると、過去の裁判の判例などを受け、事実を公表しない場合の公的利益と、公表した場合の利益を比較し、どちらが有益かを判断するのが望ましいという結論に至ったとのことだ。だが、検索サービスは自動的に収集したデータを基に検索結果を表示しているだけであり、自ら表現をしている訳ではない。そこで検索サービスの場合、発信者の表現の自由やユーザーの知る権利に加え、検索サービスが持つ社会的意義も考慮した上で比較する必要があるとのこと。表現への関与は、リンク元となるWebページや、それを管理しているプロバイダの方が大きいことから、まずはプロバイダ責任制限法などによってページ作成者や管理者への削除を求めることを優先すべきとしている。そうした有識者会議の結果を受け、ヤフーは検索結果の削除措置が求められた場合の対処として、まず情報を公表する理由と、情報が公表されない場合の被申告者の利益を比較。その上で権利侵害であると認められた場合、検索結果に表示されるタイトルや、Webページの説明に適した内容を一部切り出して表示する"スニペット"について、非表示の措置をとるとのこと。ただし非表示措置をとるのは全ての検索結果に関してではなく、被申告者に関連するキーワードなど、ある程度検索キーワードを限定して実施されるとのことだ。また、リンク情報の非表示措置に関しては、原則的にリンク元ページの管理者やプロバイダに対し、削除を命じる判決が出た場合にのみ実施されるとのこと。ただし判決が出ない場合でも、「特定人の生命、身体に対する具体的・現実的危険を生じさせる情報が掲載されている場合」「第三者の前提としていない私的な性的動画が掲載されている場合」など、リンク先情報の権利侵害が明白であり、かつ緊急な措置が必要だとヤフー側が判断した場合は、例外的に非表示措置をとることもあるとしている。検索とプライバシーの問題が大きく取りざたされるようになったのには、1つはスペインの男性が新聞社の記事とグーグルの検索結果を削除するよう要請した裁判で、昨年グーグルにリンク削除を命じる判決が下されたこと。そしてもう1つ、日本でも昨年、グーグルで自身の名前を検索すると、犯罪を連想させる結果が現れることについて起こした裁判で、一部を削除するよう判決が出たことなど、いわゆる「忘れられる権利」に関する議論が広がっていることが影響していると見られる。これについて内田氏は、「スペインの判例は過去の社会保険不払いに関するものであり、欧州の決まりでリンク元となる新聞社のページが削除できなかったことが大きい。日本で議論されているのはよりプライバシーへの関与が高いもの」と、欧州と日本の事例とでは問題の性質が異なると説明。その上で内田氏は、「そうしたプライバシーに関する問題への対処は、既存の判例に沿った形で対応できるのではないか」と話しており、新たな仕組みを設ける必要はないとの見解を示している。
2015年03月31日Google Japanは19日、Google検索をアップデートした。検索窓に入力された質問に対し、答えに相当する部分の概要をWeb上のページから引用し、検索結果の上部に表示する。19日からのGoogle検索では、質問キーワードに対し、Web上でその質問に答えている可能性が高いページがある場合、該当する検索結果を上位に表示し、該当する部分をわかりやすく表示する。例えば、「Googleの由来」というキーワードで検索すると、検索結果ではWikipediaの該当部分(「"Google"という名前は"googol"(グーゴル)という言葉の綴りまちがいに由来する」)が、検索結果の上部に表示されるようになっている。Googleは合わせて、3月20日から「ふと浮かんだ疑問はGoogleにきいてみよう。」をテーマにしたキャンペーンを開始する。毎日の生活の中でGoogleと疑問を解決していく様子を描いたCMや、気になる疑問をGoogleに問いかけるWeb広告を展開する予定。CM動画はGoogle Japan Blogで一足早く公開している。
2015年03月19日Web検索機能が進化していることは、毎日スマートフォンで検索を行っている私たちにとって身近な感覚だろう。Googleは3月19日、検索機能のアップデートを発表した。直近でも「Googleは何年目?」といった、いわゆる自然な文書でも検索できるように進化していたが、今日のアップデートでは「Googleの由来は?」という、より人間らしい質問に対して、Googleの検索結果で回答を表示する。回答は、あくまで概要部分のみを抜き出し、Googleが"有用性の高いサイト"と認定したものから引用して「スニペット(断片的)」として表示する。なお、Androidだけではなく、Android WearやiOS、Google Chromeなど、あらゆるデバイスで同日より利用できる。また、このアップデートにあわせて、3月20日から「ふと浮かんだ疑問はGoogleにきいてみよう。」キャンペーンも開始する。キャンペーンでは、様々な主人公が毎日の生活の中でGoogleと疑問を解決するというCMや、誰もが気になるような疑問をGoogleに問いかけるWeb広告を実施する。○みんなが検索すれば、より良い結果に繋がる発表会ではグーグル 製品開発本部長の徳生 裕人氏が登壇。Googleは常に数百件の検索に関する機能の実験が行われており、2年前のナレッジグラフや1年前の自然言語処理技術による音声検索のアップデートなど、今ではお馴染みとなった機能もこうした実験から生まれたと話す。「音声検索では、スマートフォンの位置情報などからユーザーそれぞれの疑問に対する答えを直接返すようになった」(徳生氏)今回の機能アップデートでは、スニペットとしてテキストを表示することで、有用性の高いサイトを見つけやすくすることを目的としている。どの文章を探せばいいかわかりやすくすることで、ユーザーがより直感的に答えにたどり着きやすいようにした。この技術は、Googleの膨大な検索クエリやGoogleが持つ自然言語処理技術、音声認識の改善など、複数の技術の組み合わせで成り立っている。「この技術では、大きな(単体の)キーワードに対して答えるというよりも、膨大なWebページの中から(ユーザーの)質問に応えるようにした。音声検索の導入後は、そうしたユーザーのふとした疑問、直接的な問が検索でとても増えている。アルゴリズムによるアプローチで質問に対する答えを出しているので、すべての疑問に必ずしも回答できるとは限らない。ただ、今後も聞いてもらうことで、より良い結果を返せるのではないかと思っています」(徳生氏)
2015年03月19日ビジネスサーチテクノロジ(BST)は、同社が提供するサイト内検索ASP/SaaS「probo(プロボ)」および「SSA(サイトサーチアナリティクス)」と、ALBERTが提供する独自開発のプライベート・データマネジメントプラットフォーム「smarticA!DMP(スマーティカディーエムピー)」の連係を3月12日より開始したと発表した。BSTでは、EC・ポータルサイト・企業サイトが持つ大量データを対象とするサイト内検索ASP/SaaS「probo」による検索のミスマッチ(機会損失)削減と、SSAを活用したコンサルティングによるPDCAサイクルの確立を支援。GoogleのSSL化に伴い、これまでWebサイトの改善施策を考えるうえで重視されてきた検索流入キーワードの取得ができなくなっている昨今、ユーザの訪問意図や目的を知る次の手段として、サイト内検索のキーワード活用が注目されている。一方、ALBERTは国内におけるプライベートDMPの黎明期から独自開発の「smarticA!DMP」を提供。一般的に提供されているプライベートDMPは、海外から輸入された製品を組み合わせて提供しているため、カスタマイズ性が乏しいものや、機能が限定されたASP型のものが大半を占めており、ビッグデータを活用した高度なCRMを実現したいと考える国内企業のニーズに応えられないという問題があった。ALBERTのソリューションはこの点を解決しており、蓄積されたビッグデータを自動解析するデータマイニングエンジンとオムニチャネルに対応したキャンペーンマネジメントシステムを搭載したプライベートDMPを、国内企業が導入しやすい形で独自開発、提供している。今回の連係により、これまでの分析対象であった“アクセスログ”や“オーディエンスデータ”、“購買データ”に加えて、“サイト内検索キーワード”という自然文による定性的なデータを分析することで、ユーザの購買における心理をより深く理解することが可能。さらに、データを継続的に見ていくことで、ユーザの検索条件の変更(変化)から、ユーザの心の動き(態度変容)を捉えたマーケティング施策へのフィードバックができる。
2015年03月13日アライドアーキテクツは3月12日、イベントの情報を検索・管理できるiOS向け無料アプリ「watav」(無料)をリリースした。同アプリは、「ビジネス」「IT/テクノロジー」「アート/デザイン」「ファッション」などの計11種類のカテゴリから気になるイベント情報を探し出し、スワイプとスクロールのみの簡単な動作で管理することができるイベントキュレーションアプリ。気になるイベント情報をキープしておける「クリップ機能」や、参加予定のイベント当日にプッシュ通知で知らせてくれる「リマインド機能」、Facebook上で招待されたイベントを自動的にアプリへ取り込むことができる「Facebook連携機能」などの機能が用意されている。現在、お出かけ情報サイト「デカケル.jp」や、レッスン情報サイト「ストリートアカデミー」など5つのメディアが公式キュレーションチャンネルとして登録されており、今後さらに幅広いジャンルへ拡大していく予定。対応OSはiOS 6.0以降。Androidアプリは3月下旬からの提供開始を予定している。
2015年03月12日ヤフーは3月11日0時から23時59分まで、チャリティー企画「Search for 3.11」を実施中だ。「Yahoo!検索」で「3.11」と検索すると、1ユニークブラウザにつき10円を、同社がユーザーに代わって東北復興支援団体へ寄付する。今回、Yahoo!検索で「3.11」と検索した結果には、東日本大震災に関する検索データを可視化したムービーやビジュアライザーを公開した特設サイトや、宮城県石巻市、岩手県山田町、福島県相馬市についてのストーリーを掲載する特集企画「東日本大震災から4年、未来への現在地」へのリンクが表示される。「Search for 3.11」は、「3.11、検索は応援になる」をテーマに2014年に初めて実施されたチャリティ企画。2014年は約250万人が参加し、寄付金額は約2,500万円であった。
2015年03月11日アイレップは、Googleが発表した2015年4月下旬実施予定のモバイル検索のアルゴリズム変更に伴い、「モバイルフレンドリー・オプティマイザー」サービスの提供開始を発表した。近年、日本国内におけるスマートフォンやタブレットといったモバイルデバイスの普及が急速に進んでいる。そのような状況においてGoogleは、モバイル検索のアルゴリズム更新を発表。スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスでも閲覧・利用しやすいように設計されているモバイルフレンドリーなWebサイト/ページになっているかかどうかが表示ランキングの判断基準に加えられる。これまでのモバイル検索の順位は、デスクトップPCと同様のアルゴリズムを用いていたため、PC版の対策状況と連動した順位となっていた。しかし、新しいアルゴリズムが実装された場合、未対策のWebサイトはユーザーとの接触機会を失う可能性が出てきた。モバイルフレンドリー・オプティマイザーサービスでは、Googleウェブマスターツール上で確認できる「モバイルユーザビリティ」内のエラーリストデータをもとに、各ページを分析・分類。課題に対し改善施策を提供し、企業のWebサイト/ページのモバイルフレンドリー化を図ることができる。オプションとして、分析・改善提案で抽出された課題点に対し、SEO要件を組み込んだ形で企業のWebサイト/ページのUI設計・デザイン最適化も提供される。
2015年03月07日ヤフーは3月11日(水)0時から23時59分まで、「Yahoo!検索」で「3.11」と検索すると、1人につき10円をYahoo! JAPANがユーザーに代わり寄付するチャリティー企画「Search for 3.11」を実施する。併せて、約4年間の東日本大震災に関する検索データを可視化し、人々がどのように震災について調べてきたのかを振り返るムービーやビジュアライザーを特設サイトで公開する。東日本大震災から月日が経過し震災当時の記憶の風化が大きな課題となる中、「3.11、検索は応援になる」をテーマに、昨年初めて同企画を実施した結果、わずか1日の企画に約250万人が参加、寄付金額は約2500万円まで伸びたことから、今年も同企画を継続する。さらに、参加者に被災地のことを知ってもらうため、検索結果から、宮城県石巻市、岩手県山田町、福島県相馬市の3つの町の様子や人々の現在、過去、未来のストーリーを掲載する特集企画「東日本大震災から4年、未来への現在地」(後日公開予定)へと誘導。検索を入り口に、被災地について知る機会を提供する。同企画の寄付先は、「東日本大震災復興支援財団 福島こども力プロジェクト」「助けあいジャパン」「株式会社小高ワーカーズベース」「一般社団法人 ISHINOMAKI 2.0」「東の食の会」「桜ライン311」の6団体を予定している。
2015年03月05日米Googleがフライト検索サービス「Google Flights」をアップデートした。同サービスの利用者は、ビジネスユーザーよりも一般の旅行者が多い。Googleによると一般の旅行者の多くは行き先や期間を決めずに旅行プランを練り始め、面白そうな場所やイベント、安い航空券が見つかったら柔軟に変更している。同社は2013年7月に、行き先を都市で絞り込まずに「ヨーロッパ旅行」「メキシコ旅行」というように地域や国から幅広く検索できる機能をフライト検索に追加した。すると、検索数が倍増したという。新しいGoogle Flightsでは、ユーザーが柔軟に旅行プランを立てられる機能をさらに強化した。例えば、検索結果は月カレンダー上に各日の最安価格を表示して比較できる。旅行期間を柔軟にスケジュールできる場合に、リーズナブルな価格で旅行できる期間を絞り込むのに役立つ。最安価格はグラフ表示することも可能。季節、曜日、祝祭日、イベントなどで航空券の価格が変わる様子を把握できる。検索は、往復/片道/複数都市の選択、乗り継ぎ回数、価格帯、航空会社、出発・到着の時間帯などで絞り込める。またユーザーの検索に対して、旅費を節約できる方法 (指定期間以外のフライト、別の空港の利用など)があったら、そうしたTipsが結果のトップに現れる。マップ表示に切り替えて、行き先の都市をクリックしながら航空券の価格をチェックすることも可能だ。この方法だと世界中の都市への旅行を次々に比較できる。迷ったら、マップ表示で「I’m Feeling Lucky」ボタンを押すと、人気の高い行き先や検索履歴からおすすめを表示してくれる。Googleによると、Google Flightsで最安チケットを選択しているのは10人中4人。最安フライトで移動時間が長くなる場合、10人中2人に減る。多くの利用者は価格と利便性のバランスで選んでおり、85%がGoogle Flightsのベストフライトの1つを選んでいるそうだ。
2015年02月26日インクリメントP地図をウェブサイト・システムに組み込める地図API「MapFan API」をバージョンアップし、新機能追加による検索機能の強化と、地図デザインのバリエーション拡充を行ったと発表した。新機能としてルート検索と住所逆引き検索を追加。ルート検索では任意の出発・目的地点を設定して、ルートを引くことが可能で、出発・目的地点のほか、経由地点を最大30カ所まで設定することができ、配送計画など複数地点の設定が必要な用途でも活用できるという。住所逆引き検索は、任意の地点から、その地点の住所情報文字列を取得することができる機能で、地理情報を活用した調査やGISなどの分野で活用できる。地図デザインのバリエーションの拡充では、道路および道路に関連する注記情報を強調した「道路強調マップ」を新たに追加。また、これまでベータ版として公開していた「古地図風マップ」を正式に提供開始した。MapFan APIの価格は年額48万円(税別)~。
2015年02月04日ヤフー(Yahoo! JAPAN)は2月25日まで、「Yahoo!検索」にて、ロッテリアと協力した共同企画「検索数で復活! ロッテリア 伝説ハンバーガー復活祭」を実施している。○もっとも検索数が多かった"伝説ハンバーガー"を復活販売同企画は、Yahoo!検索の検索結果にリアル店舗で使用できるクーポンを表示する「けんさくーぽん」機能を活用し、ユーザーに検索という行動自体を楽しんでもらうことを目的に実施される。ユーザーには2014年にロッテリアで販売され話題となった6つのハンバーガーのなかから、"もう一度食べたい""食べてみたい"と思う商品の名称を検索してもらう。その後、もっとも検索数が多かった商品を"伝説ハンバーガー"として、3月16日から全国のロッテリア店舗にて数量限定で復活販売する。また、3月16日の復活販売に合わせて、"伝説ハンバーガー"をお得に購入できるクーポンを「けんさくーぽん」で提供する。エントリー商品と集計対象となる検索ワード(商品名/検索ワード)は、次の通り。「大勝軒 元祖つけ麺バーガー/つけ麺バーガー」「ガッツリブサンド/ガッツリブサンド」「全部のせバーガー/全部のせバーガー」「松阪牛ハンバーグステーキバーガー/松阪牛バーガー」「絶品タワーチーズバーガー/タワーチーズバーガー」「エビツリーバーガー/エビツリーバーガー」。1端末につき1検索までを集計対象とし、2回目以降の検索は集計対象外となる。集計対象期間は、1月27日 0時~2月25日 23時59分。集計結果発表日は、2月26日。
2015年01月29日紙媒体で保存されている情報をうまく活用できていないという企業は多いのではないだろうか。過去の情報を活用するためには、検索や共有といった機能が今や必須だ。紙媒体でこれを実現するためには、まず情報のデジタル化が必要になる。そのデジタル化を簡単に実現し、全体の検索や共有も簡易に行えるようにしてくれるビジネス向けアプリが「i2D-ECM」だ。○最短30分で導入できるクラウド型ECM特にペーパーレス化の取り組みを強化してこなかった場合、社内には紙媒体の資料が残っているものだ。そこには過去のノウハウやナレッジなどが詰め込まれている。しかし、それを見つけ出し、活用することは難しい。紙媒体は検索ができず、大量の書類をめくりながら目視で探すしかないからだ。最近作られたデジタルドキュメントなら検索しやすいものも多いが、画像になっているものはやはり見て探すしかない。WordドキュメントとExcelドキュメントをまとめて検索して必要なところを探すというのも難しいし、あたりをつけて開くたびに別のアプリケーションが起動するのでは面倒だ。もっとわかりやすい課題もある。それは、書類の保管スペースや運搬コストという問題だ。たとえば、ある企業では過去の資料をうまく活用はできていないものの、そこに大きな情報が眠っているという意識はあったために処分できずにいた。近年の資料に関しては一部活用を心がけていたが、必要な時に取り出して来る手間がかかる上に、支社で必要になった場合には輸送コストまで発生する。もしそれらを電子化できれば法令で保管義務のある書類以外は処分できると考えていた。こうした状況で導入すべきは、文書管理を行うECMだ。しかしECMといえば、導入負荷が高いシステムとしても知られている。導入期間も長くかかりがちだが、なによりコストが大きすぎるのだ。導入事例が豊富な有名ソリューションは、導入コストが数億円単位のものばかりで、とても中小企業にとって手の出るものではない。高額なだけに多彩な機能も保有しているが、自社にはそれほどの機能は必要がないと考えるユーザーも多いだろう。そんな時、選択肢としてあげられるのがミライト情報システムが開発しているソリューション「i2D-ECM」だ。機能をECMの基本機能に絞り込むことで、不慣れなユーザーにとってはむしろ使いやすいものとなっている。さらにコスト面でも、中小企業にとって負担の少ない範囲だ。特に、NTTコミュニケーションズが提供する「すぐに使えるビジネス向けアプリ」から導入を行えば、月額利用料が3万2400円からと、ECMの常識を覆す価格での導入が可能になる。「すぐに使えるビジネス向けアプリ」は、社内に情報システム部門が存在しない、専任のIT管理者が不在であるというような中小企業でも必要なソリューションをすぐに導入できるサービスだ。アプリのオンラインストアという形で、ショッピングカートに欲しい機能を入れて決済するだけで導入ができる「すぐに使えるビジネス向けアプリ」を使って「i2D-ECM」を導入した場合、最短30分程度での即日開通が実現する。Officeなどで作られた電子ドキュメントはもちろん、紙媒体の資料もデジタル化してまとめて扱い、検索や共有、快適な閲覧といった機能を提供することで業務効率化に貢献してくれる。十分な文書・情報の管理と活用ができていないと感じている企業ならば、ぜひ導入したいソリューションといえるだろう。○紙媒体から中身を検索できるデジタルドキュメントに一発変換紙で保存されている書類や図面をデジタル化したいというだけならば、スキャンすれば済む。しかしそれでは、紙の状態で持っているのと何も変わりがない。活用するためには、中身にどんな情報が入っているのかがわからなくてはいけないし、大量の情報から簡単に必要なものを見つけ出すための検索機能も必要だ。「i2D-ECM」は、この部分を自動化してくれる。ユーザーはなんらかの手段で紙をデータ化すればよい。スキャナや複合機で読み込んでもよいし、見映えにこだわらないのならばデジタルカメラで撮影してしまってもよい。画像をサーバにアップロードすると、中にある文字を認識するOCR処理が自動的に行われる。これによって、従来は紙をめくって中を読むことでしかできなかった情報の検索が可能になるのだ。OCRで検索できる電子ドキュメントになった書類は、ExcelやWordで作られたファイルと同じように扱える。検索対象となるのはファイル名やタグだけでなく、ドキュメントの全文だ。探したい情報がどこにあるのかが素早く、確実にわかるようになる。社内にあるすべての情報を一括で検索し、再利用できるようになるわけだ。○デジタルドキュメントの共有・閲覧にも活躍ドキュメントの閲覧は、ブラウザで行うことになる。導入にあたって特別なアプリケーションをインストールする必要はなく、インターネット接続環境とブラウザがあればすぐに利用開始できる。ファイルタイプは、一般的にビジネスで利用されるものならたいてい対応している。画像ファイルも当然表示できるが、非常に高解像度で情報量の多い画像のような重いファイルも、高速イメージ処理によって軽快に表示可能だ。モバイル環境でも活用しやすく、また特別に大きな画像を扱うことになる建築・設計関連業務やデザイン業務などにおいて、ビジネス用のPCしか持たないクライアントとの間での画像共有なども快適になる。もちろん、各ドキュメントには閲覧権限の設定が可能だ。利用料金はID数に関係せず、管理者がエンドユーザー用のアカウントを自由に発行できるのだが、そのアカウントごとに一般情報と機密情報へのアクセス権限を指定すれば経営層が見るドキュメントも現場の営業担当者が見るドキュメントも一括で蓄積することが可能だ。○無料で試用OK! BCPにも多様な働き方への対応にも活躍「すぐに使えるビジネス向けアプリ」を利用して「i2D-ECM」を導入する場合、前述した通り開通には最短30分程度しかかからない。導入しようと決めたら、即座に利用できるわけだ。さらに、初期費用は無料で、初月の利用料金も無料になっている。最低利用期間は2カ月となっているが、エントリープランにおいては無料トライアルが実施されており、契約した月にユーザー自身がポータルで解約処理をすれば、料金が発生しないということだ。初月中の解約、つまり、最大1カ月の無料試用ができるという意味でもある。NTTコミュニケーションズの提供するクラウド上で稼働する国産のECMというのも大きな魅力だろう。企業インフラに関して多くの実績を持つNTTコミュニケーションズだけに、安心・安全という面では信頼できる。オンプレミスで導入した場合は管理すべきハードウェアも増え多くのコストがかかるが、クラウド型の「i2D-ECM」なら比較的安価に導入できるというのも大きな魅力だ。また、社内の情報がすべてクラウド上に集まっているということは、BCP対策にもつながる。社屋に何かあった時にも情報が残るのはもちろん、通勤困難になった場合でも社内情報にアクセス可能だ。さらに、モバイルアクセスとあわせて利用すれば在宅業務へも活かすことができるだろう。紙媒体をどうにかしたいという企業にはもちろん、社内の情報共有や活用に課題を感じているという企業にぜひ利用してもらいたいソリューションだ。
2015年01月29日ヤフーは1月26日、「Yahoo!検索」でロッテリアと協力した共同企画「検索数で復活! ロッテリア伝説ハンバーガー復活祭」を1月27日より実施すると発表した。この企画は、Yahoo!検索の検索結果にリアル店舗で使用できるクーポンを表示する「けんさくーぽん」機能を活用し、ユーザーに「検索という行動自体を楽しんでもらう」ことを目的としている。ユーザーには2014年にロッテリアで販売され話題となった6つのハンバーガーのなかから、「もう一度食べたい」「食べてみたい」と思う商品の名称を検索。その後、最も検索数が多かった商品を"伝説ハンバーガー"として、3月16日から全国のロッテリア店舗にて数量限定で復活販売する。エントリー商品と集計対象となる検索ワード(商品名/検索ワード)は、「大勝軒 元祖つけ麺バーガー/つけ麺バーガー」「ガッツリブサンド/ガッツリブサンド」「全部のせバーガー/全部のせバーガー」「松阪牛ハンバーグステーキバーガー/松阪牛バーガー」「絶品タワーチーズバーガー/タワーチーズバーガー」「エビツリーバーガー/エビツリーバーガー」。なお、1端末につき1検索までを集計対象とし、2回目以降の検索は集計対象外となる集計対象期間は、1月27日0:00~2月25日23:59までとなっており、集計結果は2月26日に発表される。また、3月16日の復活販売に合わせて、"伝説ハンバーガー"をお得に購入できるクーポンを「けんさくーぽん」で提供する。
2015年01月27日