各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、東京・代官山に店舗を構える書店、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)がオススメする1冊。■「Magazine B issue30」毎号一つのブランドをピックアップし全ページにわたって特集する、韓国発のカルチャー雑誌「Magaizne B」。過去には「レペット(repetto)」や「ポーター(PORTER)」を始めとするファッションブランドの他、「レゴ(LEGO)」や「グーグル(Google)」など、あらゆるジャンルの有名企業を取り上げており、デザイン・ファッション関係者からの注目度も高い。30号目となる今回は、ドイツのレコード会社・ECMを特集。ジャズを主としたレーベルで、美しいジャケットデザインが高く評価されており、多くの固定ファンを抱えている。本誌では、人々が感じているECMのイメージをインタビューした記事や、所属するアーティストの紹介、選りすぐりのCDジャケット写真などを掲載している。【書籍情報】「Magazine B issue30」出版社:JOH & Company言語:英語ソフトカバー/124ページ/170×240mm発刊:2014年価格:1,780円
2014年12月12日恵比寿に拠点を置く家具メーカー「PACIFIC FURNITURE SERVICE」(以後P.F.S.)は13日~1月19日の期間、東京都の代官山 蔦屋書店で「PACIFIC FURNITURE SERVICE」フェアを開催する。○アメリカの工業製品を「自宅」で使うP.F.S.が取り扱うのはアメリカの工業・商業製品。ショップでは、アメリカの公共施設などで多く使われているアイテムを、日常生活で使うことを提案している。13日より開催されるフェアでは、「Soul of America by PACIFIC FURNITURE SERVICE」をテーマに"シンプルだけど使い勝手がよくて味わい深い"のあるアメリカ製品を展示する。展示品は、作業用ライトのパイオニアである「DAZOR」の照明や、アメリカのダイナーでも使われている食器、アメリカ最大のメディスンボックスメーカー「DURHAM」の救急箱、スチール製品のリーディングカンパニーとして知られる「LYON」のバスケットなど。いずれも機能性・耐久性・飽きの来ないデザインを兼ね備えている「実用主義」のアメリカらしいものばかりだという。同社はフェアについて、「流行に左右されない、必要性から生まれたデザインは今でも新鮮さを失っていません。機能性、耐久性、そして飽きのこないデザインを兼ね備えているこれらはきっと暮らしの定番品ともなるでしょう」とコメントしている。場所は東京都渋谷区猿楽町17-5 代官山蔦屋書店2号館 1階 ブックフロア。営業時間は7時~2時まで。フェアでは、同社の視点から選ばれた関連書籍も展示販売予定。
2014年12月11日カルチュア・コンビニエンス・クラブは、蔦屋書店をベースにした文化複合施設「湘南T-SITE」を、神奈川県藤沢市に位置する「藤沢サスティナブル・スマートタウン」(以下、藤沢SST)内に12月12日オープンする。10日に内覧会を実施した。湘南SSTは藤沢市とパートナー企業が官民一体となって進める共同プロジェクトで、約20万平方メートルの敷地内に1000戸もの住宅が並ぶ次世代型タウン。T-SITEは代官山に次いでの誕生となるが、“湘南”ブランドの注目度の高さと子どもを持つ団塊ジュニアファミリーが多く住まうことから同地に出店を決定した。事前に近隣住民に募ったアンケートで、カフェや本屋が近くに欲しいという声が多く挙がったことで、“本屋”を基盤としたコンセプトを考案。蔦屋書店の本棚が拡張したかのようにすべてのショップに本があり、雑誌の数だけでも1万冊に及ぶ。書店と専門店が有機的な繋がりをもつ類を見ないモールで、料理本のまわりには、食品や食器を扱うショップ、さらに料理教室を置くといったように、蔦屋と30のショップが共同で湘南らしいライフスタイルを提供する。施設全体がBOOK&CAFEストアとなっており、屋内外合わせて300席を用意。どこでも自由にコーヒーを片手に読書が楽しめる。蔦屋の象徴である“蔦”の葉が浮き彫りになった真っ白な外壁に鮮やかな緑の蔦が絡む印象的な建物は、代官山同様建築ユニットの「クライン・ダイサム・アーキテクツ(Klein Dytham architecture)」が手掛けた。2階建ての建物が三つ並び、1号館はエンターテインメントの館として、トラベルグッズ「Globe walker」、ペットサービス「GREEN DOG」、コンビニエンスストア「ファミマ!」などがあり、「アップル(Apple)」とのコラボレーションで販売店や修理所を設置。「スターバックスコーヒー」は、壁や椅子のファブリックを湘南の海をイメージした青で統一した。2号館は“スローフード&スローライフ”をテーマにした館で、“食”に関連した店舗を中心にラインアップ。ベーカリーバール「midi a midi」、料理道具「釜浅商店」、すかいらーくが手掛けるスローフード中心のカジュアルレストラン「THANKS ON THE TABLE」、代々木のスローフードイタリアンレストランLIFEとコラボした「LIFE sea」などがオープン。国内外のコスメがそろう「イセタンミラー」も出店している。3号館は子どもと過ごす豊かな時間をテーマにした“ファミリー”の館。ものづくり機械とシェアキッチンを組み合わせたオープンスペース「FERMENT」は、料理や手芸、フラワーアレンジメントなどのワークショップを展開。スペースを随時利用できるスタジオ会員を募る他、ホームパーティーなどの需要に合わせて調理器具や食器の貸し出しサービスも行なう。料理教室「T-SITE湘南料理塾」では、日々のごはんや保存食を作るコースを用意。地元の農家の人たちとの繋がりをもち、旬の食材を使った料理をプロの料理人が丁寧に教えてくれる。この他、カーライフの提案発信基地として「カーライフラボ 湘南マガジンテラス」も設置。エコカーなどの展示を中心に、イベントの開催も行なう。
2014年12月10日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、東京・代官山に店舗を構える書店、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)がオススメする1冊を毎週紹介。■「NEW DOCUMENTARY」ホンマタカシ写真家ホンマタカシの個展「ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー展」(2012年)と、水戸芸術館で開催された展覧会「拡張するファッション展」(2014年)の展示風景をもとに構成されたユニークな写真集。192ページというボリュームの中で、ホンマタカシの過去から現在に至る作品の数々が展示された“壁面”と“紙面”の間を交錯しながらフローする。代表的な作品も数多く登場しているが、実験的な編集方法によって、まったく新しい見方で楽しむことができる一冊。【書籍情報】「NEW DOCUMENTARY」著者:ホンマタカシ出版社:スーパーラボ言語:日本語ハードカバー/192ページ/190×250mm発刊:2014年価格:8,200円
2014年11月28日ファッション・アート・インテリアのイベントが東京で一斉に開催される今月。代官山 蔦屋書店では、今年も国内外の最新デザインとライフスタイルを発信する、買えるデザイン見本市、「Daikanyama Design Department」(DDD)を10月24日(金)~11月3日(月・祝)に開催する。DDDでは、展示、発表されているもののほとんどすべてが、実際に手に取って購入することができるイベント。会期中は書店内の各所にデザインを「知る・考える・楽しむ」場をつくり、さまざまなデザイナーによるエキシビションが開催されるなど、デザイナーや作り手と接する企画も満載。連日開催されるトークイベントも要チェックだ。「来る2020年。それ以前と以降、東京をどう楽しくするか?」をテーマに、各方面から多彩なゲストが登場する。メインとなるコンテンツは、世界的にも注目を集めているアジアンクリエイティブで、シンガポール、タイ、台湾、香港、韓国などを拠点に活動する気鋭のデザイナーやブランドをピックアップ。作品を展示販売する。そのほか、デンマーク発のインテリアプロダクトブランド「HAY(ヘイ)」が、昨年に続き東京で、昨年デビューしたライン「WRONG FOR HAY」と合わせたコレクション展示会を行う。今年4月のミラノサローネで話題となったポップアップショップ「HAY Mini Market」もオープンする。また、ショルテン&バーイングス(オランダ)がデザインする有田焼のテーブルウェアシリーズ「Paper Porcelain」が世界先行発売される。ファッション、アート、インテリアなど、暮らしを彩るデザインをより身近に感じられる11日間をぜひお見逃しなく。(text:Miwa Ogata)
2014年10月16日代官山 蔦屋書店にてドイツの出版社「Lubok Verlag (ルボーク フェアラーグ)」発行の版画作品集のフェアが開催される。期間は10月15日から11月15日まで。ベルリン、ロンドン、バーゼル、ニューヨークなど世界各地のアートブックフェアやブックショップで 注目を集めるルボーク社。同フェアでは、日本ではほとんど流通のなかったルボーク社発行の版画作品集を展示、販売。定期刊行物「ルボークシリーズ」全タイトルをはじめ、黒1色の「ヘルガの家(House Helga)」(カトリーナ・イメクス作)、大人も子供も笑顔にする色とりどりの絵本「『はい』『いいえ』、はっきりなさい!(Sag einfach Ja oder Nein !)」(カッチャ・シュヴァレンベルグ作)などが揃う。1冊1冊丁寧につくられた作品集は、リノカットと言われる版画の技法で刷られたビジュアルのみの構成。制作者のトーマス・ジーモンがプレジデント・シンドラー・レタープレスというレトロで貴重な印刷機を使ってプリントする。大胆なビジュアルやインクの密度と透明感、オイルが染み込んだ紙の香りと手触りといった版画の作品集の魅力を全身で感じることができるフェアとなっている。
2014年10月09日代官山蔦屋書店は、一般には流通していない美容専門書『伝 -DEN- ZONE CONSCIOUS』(Of HAIR BOOK PROJECT、9,800円)の取り扱いを開始した。本書は、2002年の初版刊行から、ヘアスタイル提案をする上で不可欠なデザイン理論や科学知識、技術理論から顧客心理までを11のコンテンツで網羅した美容師のための“百科事典的存在”。美容業界のみで流通していた。今回、本書を取り扱うようになった経緯についてEC事業室の藤井氏は、「もともと車の本を担当していたが、プロ向けの本を一般の人が購入するケースが意外と多い。車の構造について詳細に知りたい、プロの整備士が使う資料を少しでも参考にしたい、という気持ちはプロも一般の方も同じだと思う。同様に、毎日の生活に大きくかかわっている“ヘアスタイル”のこと、そして氾濫するヘアケア剤の中から正しく安全なものを選びたい、プロがどういうことに留意してヘアデザインを決めているかを知りたい、と思う気持ちは美容師だけには限らない、という思いから導入を決めた」と説明する。また、本書は洋書を意識した表紙や多彩なビジュアルワークが特徴で、代官山蔦屋書店では高感度なアート本として、ファッション・アートコーナーに置かれている。「美容院に行くときのヒントがこの本には多く記されている。例えば、カラーをして1・2ヶ月後の変化が写真付きで説明されているのでわかりやすい。また、成分表が掲載されているので、頭皮が敏感な方にも役立つ情報が多数紹介されている」と同コーナーのコンシェルジュ・松崎さん。著者は、サロンワークを中心に、一般誌、業界誌の撮影、ヘアーショー、セミナーなど多岐に渡って活動を行う、美容室「オブヘア(Of HAIR)」の代表・古里オサム。自由が丘、表参道などに現在7店舗を展開。自身の美容師としてのこだわりを書籍にした『伝』に続き、映像で技術解説した書籍・DVD『D3』を発行。 教育活動も精力的に行っており、主宰しているセミナースクール「アカデミーオブヘア」には毎回全国から理美容師が参加している。1987年のオープン直後から、いち早く自社の商品開発を始め、オーガニックやナチュラルにこだわったオリジナルヘアケア剤シリーズのブランド「オブ・コスメティックス」を開始。現在、50種類以上に及ぶヘアケア商品は全国の美容室や百貨店、通販サイトで販売されている。なお、8月末までに代官山蔦屋書店及び同店ウェブサイトで本書を購入すると「オブ・コスメティックス」のヘアソープとトリートメントがセットでプレゼントされる。
2013年08月13日トップカルチャーは8日、新潟県新潟市に、県内最大店舗となる「蔦屋書店新潟万代」をオープンした。同社は、カルチュア・コンビニエンス・クラブが全国展開するTSUTAYAのFC加盟企業中、最多の店舗数を展開。また新潟県は人口100万人当たり約25店舗と、「TSUTAYA」「蔦屋書店」を全国で人口1人あたりの店舗数が最も多い都道府県となるという。同店は、同社が展開する蔦屋書店のフラッグシップ店舗としてオープン。コンセプトに「希望の羅針盤」を掲げ、人生の希望や豊かなライフスタイルを見つけるための「情報・知識・感動」がつまった、さまざまな本、雑誌、映画、音楽などを県内最大級規模で取りそろえたという。専門スタッフが来店者の”本選び””映画・音楽選び”などをサポート。また、本を片手にコーヒーを飲んだり、語り合ったりすることもできるBOOK&CAFÉスペースは150席を用意した。さらに今回、新たな試みとして、「デジタルハリウッドSTUDIO 新潟」を店内に併設。「好きなことを、好きな時間に、好きな場所で、自分らしく学ぶ」今までにない”ラーニングスタジオ”をコンセプトにした、目的や地域に特化した学習スタイルを提供するプラットフォームとなっている。ウェブやアプリ製作の技術習得など、クリエイティブな刺激を提供していくという。「蔦屋書店 新潟万代」 (新潟県新潟市中央区幸西3-1-6)は、店舗面積1,200坪。営業時間は8時~24時。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日トップカルチャーは17日、茨城県ひたちなか市に北関東で最大規模の複合書店「蔦屋書店 ひたちなか店」をオープンした。同店は、同社が運営する72店舗目のTSUTAYA店舗。カルチュア・コンビニエンス・クラブが全国展開を予定する5,000㎡級の書店を擁する”超大型TSUTAYA”の茨城県内初の出店で、1,819坪の延床面積は日本最大のTSUTAYAである「蔦屋書店 フォレオ菖蒲店」に次ぐ規模となる。同店では、70万冊の書籍・雑誌を在庫。特に、団塊世代を中心とした”新しい大人のライフスタイル”を楽しむ”プレミアエイジ”に向けて、趣味・関心の本を充実させた。1万種類以上の料理本や、歴史、哲学、宗教、芸術など多彩な品ぞろえをはじめ、都心でしか手に入らなかったような洋書・洋雑誌もそろえる。また約3万種類の児童書・絵本がそろう「キッズエリア」は、親・子・孫の3世代が過ごせる場として知育玩具や文房具もそろえるほか、読み聞かせもできる広いスペースで、子どもや孫との大切な時間を演出する。BOOK&CAFÉスタイルの店内は、コーヒーを飲みながら、自分の書斎感覚で購入前の書籍や雑誌をゆっくり選べるという。「蔦屋書店 ひたちなか店」は、茨城県ひたちなか市新光町30-4。営業時間は、9時~24時(土日祝日は朝8時オープン)で年中無休。取扱商品は、書籍、文具・雑貨、CD・DVD販売、トレカ・アミューズ。100坪150席のカフェ「タリーズコーヒー」を併設。なお、レンタルDVD、CDは取り扱っていない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月19日