「橋本一」について知りたいことや今話題の「橋本一」についての記事をチェック! (5/5)
竜星涼をはじめ、須賀健太、日南響子、加藤雅也ら個性派キャストが集結し、“絶対に読んではいけない”漫画の禁断の実写化に挑む『シマウマ』。社会の闇を強烈に描く衝撃作となる本作のキャラが勢揃いした、ダークなポスタービジュアルが解禁された。本作の原作となるのが、2010年より「ヤングキング」にて連載中、累計発刊部数約150万部を超える人気を誇り、その過激さから“絶対に読んではいけない”と謳われる小幡文生のマンガ「シマウマ」。『凶悪』の脚本を手掛けた高橋泉と、『探偵はBARにいる』シリーズの橋本一監督がタッグを組み、禁断の実写映画化を実現。美人局で仲間達と一緒に金稼ぎをしていた倉神竜夫(竜星涼)が、ある日ヤクザを引っ掛けてしまったことから、転がるように闇へと堕ちていき、“回収屋”の“ドラ”として、禁断の世界へ足を踏み入れることになるという、ダークな世界を描いている。このほど解禁となったポスタービジュアルでは、主人公・竜夫を中心に、回収屋のメンバーが勢揃い。“ジョーカー”のような奇抜なメイクを施した猟奇的な快楽殺人者・アカ(須賀健太)、回収屋の紅一点で敵か味方か分からない“ミステリアス”な女・キイヌ(日南響子)、回収屋を取り仕切る謎に包まれた“ボス”の男・シマウマ(加藤雅也)と個性的なキャラクターがずらり。そのほかに、高橋メアリージュン、天乃舞衣子、脇知弘、松田賢二、福士誠治など、演技派俳優たちが演じるキャラクターが顔を揃えた、スタイリッシュながらも強烈なインパクトを残す、勢いのあるビジュアルとなっている。また、原作者・小幡氏が描いたイラスト版のドラと竜星さんが演じるドラの場面写真も併せて初披露!この2種類のカットは3月12日(土)より販売される前売りチケット特典のポストカードにも使用されている。現代社会の暗部を強烈に切り取りながら、身近に潜む闇を炙り出すダークな世界を描く本作。観る者にかつてない衝撃を与える超問題作の公開を心待ちにしていて。『シマウマ』は5月21日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月11日“絶対に読んではいけない漫画”と称される小幡文生の同名コミックを竜星涼、須賀健太、日南響子、加藤雅也らで映画化することが決定した『シマウマ』。この度、新たに本作に高橋メアリージュン、天乃舞衣子、脇知弘、松田賢二、福士誠治が出演することが明らかになった。「美人局」で仲間達と一緒に金稼ぎをしていた倉神竜夫は、ある日ヤクザを引っ掛けてしまったことから、転がるように闇へと堕ちていき、“回収屋”の“ドラ”として、禁断の世界へ足を踏み入れることになるが…。原作は、2010年より「ヤングキング」(少年画報社)にて連載中の同名コミック。累計発刊部数約150万部を超える人気を誇り、現代社会の暗部を強烈に切り取りながら身近に潜む闇を炙り出していく。本作の監督を務めるのは、『探偵はBARにいる』シリーズ『臨場 劇場版』など、数多くの話題作を手がける橋本一。また脚本は、『凶悪』で第37回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した高橋泉が手掛け、既にキャストとして主人公のドラ/倉神竜夫役の竜星さんをはじめ、アカ役の須賀さん、キイヌ役の日南さん、そしてシマウマ役の加藤さんが顔を揃えている。今回新たに出演が決定したのは、 美人局でドラたちと一緒に金稼ぎをしていたドラの恋人・彩役に、女性ファッション雑誌「CanCam」の専属モデルを経て、『るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編』『映画 みんな!エスパーだよ!』など数々の話題作に出演する高橋さんをはじめ、病気の子どもを抱え夫とすれ違う孤独な主婦の網川早苗役に、元グラビアアイドルで『モンスター』『花と蛇ZERO』で女優としての実力を高く評価されてる天乃さん、早苗の夫で元刑事の網川晃児役には、数々のドラマや映画で活躍中の福士さん、主人公・ドラの情報屋・ 吉田役には、「ごくせん」をはじめ映画でも大活躍中の脇さん、そして主人公のドラの恋人・彩と何らかの関係がある謎の男・北島役には、「仮面ライダー響鬼」をはじめミニシアター上映の映画などに数多く出演している松田さんが抜擢された。そんな個性派俳優5人からコメントも到着。回収屋にボコボコにされるシーンなど、今までにない激しいアクションシーンに挑戦し女優魂を披露している高橋さんは「私はいつも希望を持って生きてきた方なので、希望を持った事ない役を演じるのは難しく、とても勉強になりました。そして周りの復讐劇が恐ろしすぎて悪い事はしちゃいけないなと改めて思いましたね(笑)」といままでにない役に少し困惑した様子。また、清楚な主婦が回収屋がしかける事件をきっかけに豹変するという役どころの天乃さんは「もう死にたい。女として母として、何の為に生まれてきたのだろうと思うような役でした。楽しむことすら“悪”に思えてくる。人間みな醜い」とシリアスなコメント。そして麻薬取締担当の優秀な刑事が悪の道へと転落してしまう様を熱演する福士さんは「正直、この映画の世界があるとしたら僕は嫌ですね。でも映画として役者として現場にいる時間はなんとも心地の良い時間でした。観てくださった方がうんざりしてくれれば正解ですかね(笑)」と映画の内容とは反して現場は良かったと振り返る。また、脇さん演じる吉田は、早苗への恋心が暴走し、想像を超えた悲劇を生む事になるというキーパーソンだが、「芸歴16年目になりますが今までやって来たキャラクターが全部崩壊するんじゃないかと思われる位強烈な役をやらせて頂きました。脇知弘の新境地を是非観て欲しいです!原作の吉田にも負けてません!」と意気込みを語る。さらにドラと対立する悪の存在として凄みのある演技を披露している松田さんは、「過激な原作を読み、ある程度覚悟して撮影に臨みましたが、それ以上でした。問題作となるのを期待しています」と語った。”絶対に読んではいけない漫画”を実写化した問題作『シマウマ』。出演者が「恐ろしい」「強烈」と口々に話す本作に、ますます期待がかかる。『シマウマ』は5月21日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月22日「1000年に一人の逸材」と称される橋本環奈を主演に迎えて贈る角川映画40周年記念作品『セーラー服と機関銃 -卒業-』。本作が主演デビュー作となる橋本さんが、2月7日(日)、大阪で行われた先行上映会に前田弘二監督と共に登壇。“機関銃を乱射するシーン”を再現し、劇中の名セリフ「カ・イ・カ・ン!」も飛び出した。シリーズ累計260万部を超える赤川次郎のメガヒット原作を基に、1982年に一大ブームを巻き起こした、相米慎二監督、薬師丸ひろ子主演の角川映画の代表作『セーラー服と機関銃』。本作は、その伝説的タイトルの最新作となる。映画そのままのセーラー服姿で橋本さんが登場すると、会場に詰めかけたファンからは盛大な拍手が沸き起こった。角川映画40周年記念作品として、誰もが知るタイトルの主演を務めるにあたり「かなり重圧を感じた」という橋本さんだが、「撮影2か月前からリハをし、(スタッフ・共演者)皆でヒロイン・星泉を作り上げていきました」と主演としてプレッシャーを感じていたが支えてもらったおかげで最後まで演じきることができたことに対し、感謝を述べた。橋本さんの演技について聞かれた監督は「とても根性が座っていて、ハードなシーンやハードルの高いお芝居の連続にも弱音を吐かず、立ち向かっていくところがスゴイ」と“組長”としても橋本さんの芯の強さを絶賛、さらに撮影前に橋本さんのことを映画の役柄である「組長」や役名の「星泉」と呼ぶことにしており、撮影初日にプロデューサーが「橋本環奈さんは置いてきた?」と聞くと、橋本さんが「え?誰っすかそれ!?」と返答したという“組長”らしい肝の据わったエピソードを披露した。大阪では、鉄砲を撃つフリをすると、100人中100人が、撃たれた演技を反射的にすると“大阪あるある”をMCから伝授された橋本さんは、映画の印象的なシーンである“機関銃を乱射するシーン”を再現!観客に機関銃を向けると面白いように打たれたフリをする、大阪のファンのノリの良さに顔をほころばせ「もう一回やってみたいです!」とリクエスト。2回目の再現では「2回目最高!100点です!!」と満面の笑顔になり、MCからいまの気持ちを尋ねられると名セリフ「カ・イ・カ・ン!」が飛び出し、思わぬ橋本さんからのサービスに、場内にいるファンの熱気が一気にヒートアップした。最後に組長として、星泉を演じ上げた橋本さんが「暑い高崎で撮影し多くのスタッフ・共演者の方々皆が全力で作った作品です。こうしてノリのいい大阪の皆さんに観ていただけるのを嬉しく思います」と締めくくり、舞台挨拶は終了した。『セーラー服と機関銃 -卒業-』は3月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月08日2010年より「ヤングキング」にて連載中の、小幡文生による “絶対に読んではいけない”といわれる人気漫画「シマウマ」が実写映画化されることが決定。『orange-オレンジ-』の“ブレイク男子”竜星涼、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズから成長を遂げた須賀健太、さらにグラビアから歌手まで多方面で活躍する日南響子、『アンフェア』シリーズなどでおなじみの加藤雅也という豪華キャストで、現代社会の暗部を強烈に切り取りながら身近に潜む闇を炙り出す映画『シマウマ』から、早くも特報映像が到着した。“美人局”で仲間たちと一緒に金稼ぎをしていた倉神竜夫は、ある日、ヤクザを引っ掛けてしまったことから、転がるように闇へと堕ちていく。“回収屋”の通称・“ドラ”として、禁断の世界へ足を踏み入れることになるが…。小幡文生・原作の累計発刊部数約150万部を超える、“絶対に読んではいけない”漫画を、個性豊かな面々で映画化する本作。他者に受けた屈辱などをありとあらゆる方法を用いて昇華させる“回収屋”の世界へ足を踏み入れる主人公・ドラ/倉神竜夫を演じるのは、「獣電戦隊キョウリュウジャー」のキョウリュウレッド/桐生ダイゴ役でブレイクし、『orange-オレンジ-』の須和弘人役で最も注目を集める若手俳優・竜星涼。本作では、苛立ちや焦燥感を抱えながら裏社会で生きる“ダークヒーロー”を体当たりで挑んでいる。また、回収屋の一員で、まるであの“ジョーカー”のような奇抜なメイクを施した猟奇的な快楽殺人者・アカ役には、子役時代から演技力に定評のある須賀健太。同じく回収屋の紅一点で、敵か味方か分からない“ミステリアス”な女・キイヌ役には、元「ニコラ」や「non-no」の専属モデルで、女優やグラビアアイドル、歌手(珠麟)といくつもの顔を持つ日南響子。さらに、回収屋を取り仕切る謎に包まれた“ボス”の男・シマウマ役には、映画、TVドラマ、舞台などで抜群の存在感を誇る加藤雅也。監督を務めるのは、『探偵はBARにいる』シリーズや『臨場 劇場版』、日南さん主演の『桜姫』など、数多くの話題作を手掛けている橋本一。脚本は『凶悪』で第37回日本アカデミー賞「優秀脚本賞」を受賞した高橋泉と、鉄板の布陣がそろっている。最旬の若手俳優が集結し、日本映画界の限界に挑む超問題作を、これからも楽しみにしていて。<以下、コメント>■竜星涼(ドラ/倉神竜夫役)撮影をしていたのは去年の4月頃でした。やっと今年、この問題作を世の中に送れるのかと思うと武者震いします。こんな新しい自分を引き出してくれる役に出会えて幸運です。色々な方に見ていただき、衝撃を受けて欲しいです。■須賀健太(アカ役)お話をいただいたとき、初めて悪役を演じられることにワクワクしながら原作を読ませていただきました。演じさせていただくアカは正直、言葉も行動も理解できないようなサイコキラー…でもなぜかグッとくるカッコよさを持っていました。自分の中にない要素を探す高揚感と熱量で振り切って演じさせていただきました。ぜひご覧ください!須賀史上最悪キャラです。■日南響子(キイヌ役)なかなかクレイジーな内容でしたので、コレが映像になったらどうなるのだろうかと、現場に入る前から楽しみにしておりました。原作のキイヌとは(容姿が)少し違いますが、それもあってなのか、とても演じがいがありました。■加藤雅也(シマウマ役)シマウマというキャラクターを演じるにあたって、まず最初に考えたのは“話し方と声”。漫画を何度も読み返しイメージしました。撮影初日リハーサルでいきなりやってみて、監督にOKをいただいて決定となりました。原作ファンの方々に受け入れられると嬉しいです。■監督:橋本一こいつら全員、やる時ゃマジでサディスト。やられる時はどマゾ。やらせる方は身の危険を感じました。血とゲロにまみれた、爽やかな感動青春映画です。ご家族揃ってご覧ください!R指定だけど。■原作:小幡文生皆さーん!「シマウマ」が映画化されたらしいですよ~ びっくりでしょ?…っても一番驚いているのは作者である俺なんスけどね…まさかねぇー あんな漫画が…(笑)しかーし!試写を観させていただいてさらにびっくり!面白い!最高!最低!最高!まさに「シマウマ」っス!ぶっちゃけ漫画より面白い!皆さん期待して下さい!そして映画に携わってくださった皆さま 本当にありがとうございました!一応、ご相談なんですけど…「シマウマ」を東映の新シリーズにするってのは如何でしょうか?『シマウマ』は5月21日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月05日“1000年に一人の逸材”と話題の橋本環奈が映画初主演を務めることでも注目を集める『セーラー服と機関銃 -卒業-』からこの度、最新予告編が公開。併せて橋本さんが歌う主題歌「セーラー服と機関銃」がお披露目された。18歳、高校三年生の星泉には、組員わずか4名の弱小ヤクザ・目高組の組長という驚きの過去があった。伯父を殺した敵を機関銃で襲撃する大事件を起こしたあと、組は解散。いまは、シャッター商店街の中で「メダカカフェ」を経営し、「組長」あらため「店長」として活躍する日々。卒業を間近に、普通の女子高生としての日常を取り戻していた。そんなある日、ニセモデル詐欺に巻き込まれた友達の相談から、泉の周辺には、ふたたび危ない影が忍び寄ってきて…。本作の監督を務めるのは『婚前特急』、『夫婦フーフー日記』を手掛けた若き才能・前田弘二。主人公・星泉には、アイドルグループ「Rev. from DVL」に所属しながらも『暗殺教室』や「水球ヤンキース」(フジテレビ)など女優業にも力を入れる橋本さん。また星泉が憧れる年上男性・月永役に長谷川博己、組織の男・安井役に安藤政信、目高組の若頭に武田鉄矢、組員に大野拓朗、宇野祥平らも集結している。今回公開された予告編は、橋本さん演じる星泉のナレーションと共に、店長をする“メダカカフェ”に登場するシーンから始まる。本シリーズの名シーン機関銃乱射はもちろん、激しいバットアクションに挑む長谷川さん、危険な雰囲気全開の安藤さん、女子高生組長に頭が上がらない武田さんの姿も公開し、ラストの「絶対気に入らない!」と叫び、機関銃を乱射する名シーンには往年のシリーズファンだけでなく、星泉と同世代のファンもテンションがあがること間違いなしの映像となっている。本映像では、橋本さんが歌い上げる名曲「セーラー服と機関銃」が初披露。橋本さんは本楽曲がソロデビューとなった。また、予告編と同時に公開された新ポスターは、堂々とした姿勢で機関銃を片手に立ち尽くす星泉の姿が。橋本さんの凛とした表情で、女子高生ながら大人に頼らない強い意思を感じさせる一枚だ。まずはこちらの予告編から橋本さん演じる新・星泉をご覧あれ。『セーラー服と機関銃-卒業-』は2016年3月5日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年12月08日ゲッツ板谷の自伝的小説を映画化した『ワルボロ』(2007年)の続編『ズタボロ』の初日舞台あいさつが、5月9日に新宿バルト9で開催。主演の永瀬匡、清水富美加、堀井新太、成田瑛基、荒井敦史、南果歩、橋本一監督の7人が登壇した。『ズタボロ』は、立川を舞台に、高校生となった主人公・板谷コーイチ(永瀬匡)が、仲間との友情を取り戻そうとして、暴走族や不良集団、ヤクザなどとの抗争に巻き込まれていくという青春映画。バイレンスシーンが多いため、永瀬は「朝から観て、体調大丈夫ですか? ポスターを見ると、ゾンビ映画じゃないかと言われるんですが、ゾンビ映画じゃないです。観てもらえてうれしいです」とあいさつして笑いを誘った。南は「自分の体が傷んでも傷ついても、友達のために突き進むところにぐっときました」と見どころを語った後、演じたたくましい母親役について「子どもはみんなのもの。我が子だって特別視しないところがいい」と称えた。それを受け、堀井はシャワーを浴びるシーンで、南に裸体を見られ「お前のぞうさんを見るか」といった、恥ずかしい会話のやりとりをしたことを告白。永瀬が「笑いをこらえるが大変だった。『意外と大したことないじゃない』とか言ってた」と突っ込むと、堀井は大慌てで「やめろ!」と叫び、会場は大爆笑となった。明日10日が母の日なので、永瀬には秘密で、彼の母から息子に当てた手紙が代読された。手紙には、永瀬が小さい頃に体が弱かったことや、永瀬のやさしい素顔についてのエピソードのほか、「あなたの母でいさせてもらえることが誇りです」という熱い思いが込められていた。永瀬は照れ隠しなのか「素晴らしい」と言った後「こんな息子ですが、『ズタボロ』を機に、ネットニュースのトップになれるように頑張ります。食レポで『まずい』と言ったら、それだけが書かれてしまって。こんな息子ですが、よろしくお願いいたします」と会場にいる母親へ向けて語りかけた。さらに、母の日なので、食用のカーネーションをふりかけた"愛母ズタボロ弁当"が用意されたが、例によって永瀬は「本当にまずい」と口をゆがめて、素直な感想を口にしていた。
2015年05月10日俳優の水谷豊、山田瑛瑠、橋本一監督が5日、東京・新宿バルト9で行われた、映画『王妃の館』のプレミアム舞台あいさつに出席した。本作は、浅田次郎の同名小説を実写化した群像劇コメディー。仏パリの一流ホテルに宿泊する豪華ツアーに参加した、売れっ子小説家の北白川右京(水谷)。ワケありなツアー客たちの人間模様が錯綜する中、右京は新作を書き上げていく――というストーリーで、映画は全国公開中。主演の水谷は、劇中で見せた奇抜なファッションにおかっぱ頭で登場し、「久しぶりに着たけど、普段の自分とは違う何かがありますね」とニヤリ。『相棒』シリーズで演じている杉下右京とは、全くタイプが異なる"右京スタイル"は自ら考案したそうで、「浅田さんも『小説家であんまり普通の人はいないから、あれはあれでありです』と言って下さった」とお墨付きをもらったことを明かしつつ、「あちらも右京、こちらも右京(笑)。両方の右京を楽しんでいただけたかな?」とアピールした。一方、劇中劇でルイ14世の息子プティ・ルイを演じた山田は、「橋本監督って良い人なんだな~って思った。僕を選んでくれてありがとうございます!」と元気なあいさつで笑いを誘い、「水谷さんもすごく優しかった。会うたびに、2人で蝋人形のマネをしてました」とエピソードを披露。また、"こどもの日"にちなんで、招待された子どもたちにキャンディをプレゼントした水谷は、「子どもの笑顔って良いですね~。家族で見る映画を作ろうという目標があったので、子どもたちが楽しんでくれたら」と満足げに微笑んでいた。
2015年05月06日映画『ズタボロ』の完成披露試写会が3日、東京・丸の内TOEIで行われ、キャストの永瀬匡、清水富美加、堀井新太、成田瑛基、木村祐一と橋本一監督が出席した。9日から全国公開する本作は、ゲッツ板谷の自伝的小説を実写化した青春群像劇。不良高校生のコーイチ(永瀬)は、喧嘩に明け暮れる日々の中で、少年から大人へと成長していく――というストーリーで、2007年に公開された映画『ワルボロ』の続編となっている。映画初主演を果たした永瀬は、堀井、成田と共に学ラン&傷メイクで登場。「コーイチに共感する部分があって、俺のままでいこうと。これまでで、1番お芝居をしなかった現場」と撮影を振り返りつつ、「自分のドッキリを見ているような気分。この生々しさ伝わらなかったら、役者を辞める勢いです」と自信たっぷり。そんな永瀬の恋人役を演じた清水は、「素晴らしかったです。主役の器の人なんだなと思った」と大絶賛していた。また、劇中でキスシーンに初挑戦した清水は、「犬のぬいぐるみ相手に家で練習したんですけど、あんまり意味無かった(笑)。永瀬さんがリードしてくれました」と照れ笑いを浮かべると、永瀬は、「本当は俺がリードしちゃいけなかったんだけど、子犬のように震えてたから」とニヤリ。橋本監督からは、「濃厚で長いキスを」という要求が入り、「本当に長かった! 1時間くらい永瀬さんとキスしてたと思う」と明かした清水は、「女として映画に出たのは初めて。これを機に、もっと男性に来てほしい」と大胆発言していた。
2015年05月04日5月9日(土)の公開に先立ち、映画『ズタボロ』の完成披露上映会が3日(日・祝)都内で行われ、永瀬匡、清水富美加、堀井新太、成田瑛基、木村祐一、橋本一監督が登壇した。主演の永瀬さんらが登場するも、何故か顔は傷だらけ。「これは木村(祐一)さんにやられたんです」と永瀬さんが暴露すると、「こんな役、親に怒られますよ。普段は湯豆腐みたいに温かい、柔らかい男です」と木村さんが会場の笑いを誘った。本作は『ワルボロ』の続編であり、人気作家・ゲッツ坂谷自身の不良高校時代が赤裸裸に描かれた熱い青春が描かれている。永瀬さん演じるコーイチの周りを固めるのは、朝ドラ「まれ」に出演中の清水さん、朝ドラ「マッサン」から大河ドラマ「花燃ゆ」へと異例の連続出演を果たした堀井さん、そして、小・中・高・大学と、空手日本一の経験を持ち、本作でも本格アクションを披露している成田さんといった日本映画の未来を担う若手俳優陣ばかりだ。「成田さんは、劇中で『鬼』と呼ばれているんですけど、アクションの練習中から音が違って、本物の鬼でした!」と永瀬さん、堀井さんがエピソードを話すと、「でも空手では鉄パイプを持ったり、階段からジャンプしたりすることがないですから、空手も活かされたんですが、学ぶことが多かったです」と真面目に回答。紅一点の清水さんにMCから、劇中のようなこんな男性はどうですか?との質問が投げかけられると、すかさず「こんな男子は絶対に嫌です!あ、でも成田さんはいい」と言われ、成田さんはタジタジだった。「今までで一番お芝居をしなかった作品です。嘘を演じたくなくて、全て自分自身に置き換えながら演技をしていったので、まさに俺だと思いました。これで伝わらなかったら、役者を辞める勢いです」と永瀬さんは本作への自信をみせた。「自分」という看板を背負って成長していく主人公になぞらえ、キャスト・監督がタイトル「ズタボロ」の文字が入った看板を背負い、アピール。ダンベルの重さに永瀬さんが歯を食いしばっていると、会場からは黄色い声援も飛ばされた。映画『ズタボロ』5月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月03日4月25日(土)に公開を迎えた映画『王妃の館』の舞台挨拶が行われ、主演の水谷豊をはじめ、田中麗奈、吹石一恵、安達祐実、尾上寛之、中村倫也、山中崇史、野口かおる、石丸幹二、橋本一監督がそろって登壇した。浅田次郎の人気小説の映画化でパリで22日間ものロケを敢行し製作された本作。パリの一流ホテル“シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ(王妃の館)”を舞台に、新作執筆のためにいわくつきのツアーに参加した天才小説家をはじめ、様々なワケありの人々の思惑が交錯していく。映画を見終えたばかりの観客の歓声に迎えられた水谷さんは「メルシー!」とフランス語で感謝!司会者から「映画の初日に特別に行なっていることはありますか?赤飯を炊くとか?」と問われ「そういう時代の人間に見えますか…?」と苦笑しつつ「TVだと多くの人が見ているという時間がわかないのですが、映画はそれが実感できます。やはり普段とは違う気持ちになりますね」と感慨深げに語った。吹石さんは、普段のイメージとは異なる役柄で「ラブリーな感じのドレスで(苦笑)、心配だったんですけど、麗奈ちゃんが『大丈夫だよ!』『似合ってるよ』と励ましてくれました」とニッコリ。その田中さんは吹石さんを見て「萌え~ってなりました!普段はカッコいいイメージだけど、全身ピンクの衣裳で萌え萌えでした!」と興奮気味に明かし、笑いを誘っていた。水谷さん、吹石さん、田中さん、安達さんらはふんだんにお金を掛けた豪華“ポジ”ツアーの客の役柄だったが、他のメンバーは格安の庶民的な“ネガ”ツアー。このワケあり格差ツアーが物語に大きく関わってくることになるが、ポジツアーの豪華さをうらやみつつ、青木さんは「パリはネガツアーの方がいいと思います。(ポジツアーの豪華なお朝食などが)うらやましいけど、なんとも思ってません!」と強調する。山中さんは、22日のパリでのロケの間に、コインランドリーを見つけて自分で洗濯を行なっていたそうだが「一度、(洗濯代の)1ユーロを忘れてコインランドリーの前でもぞもぞしてたんですが、通りがかったフランス人の男性が1ユーロくれました(笑)。メルシー!という感じ(笑)。恋に落ちそうになりました」と思わぬ地元の人との触れ合いを笑顔で振り返る。一方、野口さんは「逆にセーヌ川のほとりで女のひとたちに2ユーロをカツアゲされました!」とこれまた旅先ならでは(?)の恐怖体験を明かした。そんな、悲喜こもごものパリ撮影組をよそに石丸さんは、ルイ14世という役柄にもかかわらず「この中で唯一、フランスに行ってません…」とがっくり。一同の述懐に「楽しそうな話ですね…」と寂しそうに語り、ルイ14世という役柄に関しても「かつらが重くてほぼ動けませんでした」と珍エピソードを披露し会場は笑いに包まれた。改めて水谷さんは「今回は素晴らしいメンバーでした」と満面の笑み。「普通は22泊でこれだけの人がいますと人間関係が怪しくなるものですが、一切そういうのがなかった」と楽しそうにふり返っていた。『王妃の館』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:王妃の館 2015年4月25日より全国にて公開(C) 浅田次郎/集英社 (C) 2015「王妃の館」製作委員会
2015年04月25日主演の橋本愛が岩手県の山村で農業体験をし、生きるために食べ、食べるために作る暮らしを体現した映画『リトル・フォレスト』。昨夏に公開された『夏・秋』編に続き、2月14日(土)より公開される『冬・春』編で四季の4部作がついに完結。このほど、それぞれの主題歌「夏」「秋」「冬」「春」を担当した「FLOWER FLOWER」のyuiから、橋本さんが演じた主人公の生き方や曲作りへの想いなどを語るコメントがシネマカフェに到着した。本作の主人公は、かつて母と暮らしていた山あいの集落・小森で、ひとり暮らし始めたいち子。五十嵐大介による原作コミックと同様、実際に岩手県奥州市衣川区で約1年間オールロケを行い、撮影。橋本さん自身が農作業や料理、薪割りなどにも挑戦し、自分を見つめ直しながら生きる力を充電し成長する、ひとりの女性を映し出していく。「完成した作品を初めて観たとき、単純に美しいなと思いました。自然の美しさと厳しさ、人間の強さと弱さ、相反するもののようでいて一体のような」とyuiさん。原作コミックも、映像となった本作も「どちらも大好き」になったそうで、「あたたかくて優しい、けどそっと背中を押してくれるような力強さも持っている」と本作の世界観に触れる。「作品に出てくるテーマをいろいろと考えてみました。食、生活、人間関係、成長、自然、愛、葛藤、命、伝統、自分の気持ち、疑問、真実、知恵。主人公のいち子は最初悩んでいるように見えました。壁にぶつかり、乗り越えられたり乗り越えられなかったり。そして周りの人たちの言葉。突き刺さり突き付けられながら、もがいたり。それって、まさに生きる、生きている、そのものなんだなぁと。空気を吸って吐いているということと同じくらい自然で、あまりにも当たり前過ぎて気付かないけど、とても大切でかけがえのないこと、そんな物語なのかなと」。そう真摯に語るyuiさん自身も、「FLOWER FLOWER」として新たな音楽活動を行っているさなか。「誰もが感じたことがあるだろう、なぜ生きているのか?何がしたいのか?その答えは人それぞれ。この作品には、そんなそれぞれの答えが映し出されているように感じ、観終わったころには、自分も大きな一歩を踏み出せた感覚になりました」と本作から“パワー”をもらったという。曲作りに関しても「FLOWER FLOWER」のメンバーと何度も話し合い、セッションを重ねたそうで、「みんなのイメージが共鳴し合って、ちゃんと音になったことに感謝です。エンジニアのuniさんも世界観を作ってくれた方です。コップに金属が当たる音、自然を彷彿させる奥行き感、季節の色使い。そして、壮大さと色を足してくれたストリングス。全曲、作品に合わせて雰囲気が変わっていきます。その移ろいゆく空気感も感じてもらえたらと思います」と、四季の移ろいを曲の中にも込めたことを明かす。そして、歌詞については、「いち子の気持ちを考えて、弱さと葛藤、そしてほんの少しの勇気を意識して入れてみました。気持ちの微妙な変化を感じながらも、大きな意味でとれる言葉を選んでみたり。そして、全曲に『進み続けて行く』というきっぱりとした覚悟を込めています。美しい命の物語、ぜひ曲の空気感も感じながら観てください!」と言葉に力を込めるyuiさん。その主題歌「夏」「秋」「冬」「春」を収録した「FLOWER FLOWER」としてのアルバム「色(しき)」は2月18日(水)にリリースされる予定だ。『リトル・フォレスト 冬・春』は2月14日(土)より全国にて公開。『リトル・フォレスト 夏・秋』はDVD&BD発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトル・フォレスト夏・秋 2014年8月30日より全国にて公開(C) 「リトル・フォレスト」製作委員会リトル・フォレスト冬・春 2015年2月14日全国より全国にて公開(C) 「リトル・フォレスト」製作委員会
2015年02月05日橋本愛が約1年間に渡って岩手県でオールロケを敢行し、生きるために食べ、食べるために作る“春夏秋冬” の生活を描いた『リトル・フォレスト』。先日1月28日(水)、完結編となる『冬・春』の最速上映会が岩手県にて開催。感謝の意を込めて森淳一監督と現地入りした橋本さんが、翌29日には、実際に撮影を行ったロケ地を“恩返し”で訪れ、橋本さん自身が植えたもち米で餅つきを披露した。本作は、「月刊アフタヌーン」に連載された五十嵐大介の原作コミックを、原作の舞台と同じ岩手県の奥州市衣川区でオールロケを行い映画化。四季の移ろいで様々な表情を見せる美しくも厳しい里山の風景と、さまざま旬の料理とともに描かれる、生きる力を充電していく橋本さん演じるヒロインの様子が話題を呼んでいる。1月28日、フォーラム盛岡にて開かれた『リトル・フォレスト 冬・春』の最速上映会では、舞台挨拶の冒頭から、橋本さんが「みなさん、夕飯は済ませてますか?映画を観るとお腹がすきますよ」と挨拶。客席から笑いが起こる和やかな雰囲気でスタートした。『HOME 愛しの座敷わらし』で遠野、「あまちゃん」で久慈、そして本作で奥州市と、3度も岩手県が舞台の作品に出演してきた橋本さん。「それぞれの地域ごとの特色があって豊かだと思いました。そして岩手は広い!大きい!『あまちゃん』の撮影後に『リトル・フォレスト』の現場へ移動したときがあって、久慈から奥州市衣川区へ車で移動したときに、同じ県内なのに3時間かかり、風景も海から山へ変わってビックリしました」と、懐かしそうに当時をふり返った。「映画の中で美味しかった岩手の郷土料理は?」という質問には、「私の故郷の熊本の郷土料理で“だご汁”という料理があって子どもの頃から大好物だったのですが、岩手の郷土料理“ひっつみ”を食べたとき、すごく似ていて懐かしさを感じると同時に美味しさにあらためて感動しました」とコメント。「あと、“がんづき”ですね」と橋本さん。本作の終盤には郷土の伝統舞踊 “神楽”を披露しているが、その練習のため1か月間毎週、一関市に通った際、大森神楽保存会の方々による手作りのがんづきでパワーをもらっていたという。また、翌29日には、撮影終了から1年ぶりとなるロケ地、奥州市衣川区大森を訪れた橋本さん。お世話になった地元のみなさんと再会を果たし、うれしそう。この日は、劇中で橋本さん演じたいち子が実際に植えたもち米を使い、もちつきが実施された。「愛ちゃんの作ったもち米だよ」と地元のお母さんに言われるや、「えー!だったら絶対、餅つきしたい!」と自ら挙手、「杵は5kgくらいあるが大丈夫か?」と聞かれても、「私、結構、力仕事は得意です!」と自信満々。しかし、やり始めて5回ほどついたところで、「限界…」とギブアップ。それでも「(劇中で披露した)薪割り同様、餅つきも大変上手」と褒められていた。そして、劇中にも登場する岩手の郷土料理ひっつみや、納豆餅などをいただくなど、地元の方々との交流を楽しんでいた橋本さん。自分で植えたもち米を、自分でついて出来上がった納豆餅には「つきたてが柔らかくて一番美味しい」とパクパクと平らげ、大満足といった様子。地元のお母さんたちから「娘が帰ってきたみたいで嬉しい」とも言われ、橋本さんは終始、笑顔を見せていた。『リトル・フォレスト夏・秋』は1月28日(水)よりDVD&BDリリース。『リトル・フォレスト冬・春』は2月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトル・フォレスト夏・秋 2014年8月30日より全国にて公開(C) 「リトル・フォレスト」製作委員会
2015年01月30日橋本愛が岩手県の山村でオールロケに挑んだ映画『リトル・フォレスト』。その後編となる『冬・春』から、橋本さんが手作りまんじゅうやパスタをおいしそうにほおばる場面写真がシネマカフェに到着。また、天野ひろゆき(キャイ~ン)、北斗晶など料理上手なタレントや平野レミら料理研究家が、橋本さんの“作り、食べ、生きる”姿をとらえた本作に絶賛のコメントを寄せていることが分かった。里山の自然の情景と、旬の素材を使った料理。生きるために食べ、食べるために作る、そんな全てがひとつながりになった暮らしを描いた『リトル・フォレスト』。本作は、約1年間に渡って奥州市衣川区でオールロケを敢行した春夏秋冬の4部作の完結編。世界各国より「食」にまつわる良作を選出し、世界の美食家からも注目されている第65回ベルリン国際映画祭「キュリナリー・シネマ」部門にも正式招待されている。夏と秋を経て、美しくも厳しい冬が来ても、主人公・いち子(橋本愛)は、かつて母(桐島かれん)と暮らした小森地区の家で相変わらずの日々を送っていた。その一方で、突然失踪してしまった母との関係、いち子がひとりで小森に暮らすようになったいきさつが明かされていき、自分を見つめ直し、一人の女性として成長する姿が描かれていく。今回到着したのは、橋本さん演じるいち子が、塩マスやノビルと白菜・蕾菜の入ったパスタや、あつあつのおまんじゅうを美味しそうに食べているシーン。野村友里が主宰する「eatrip」がフード・ディレクションを担当した料理の数々は、素朴さの中にもさまざまな工夫が凝らされ、観ているだけでお腹が鳴りそうに。その土地で採れた旬の食材を使い、手間ひまをかけて作る料理やいちこの姿に、料理上手なタレントや料理研究家も絶賛の声を贈っている。天野ひろゆき(キャイ~ン)料理は加減が大事だ。火加減、塩加減、この映画は、人と自然、人と食、人と人の関係を絶妙な加減で描いている。北斗晶(タレント)本当の幸せは健康で美味しい物を食べられること。美味しい食べ物は、人を笑顔にしてくれる。この国に生まれたことの幸せは四季があること。一緒に食べる気になって思わず笑顔がこぼれてしまう。不思議で温かい映画でした。森崎友紀(料理研究家)食べることは、生きること。生きることは、食べること。シンプルにみえて、実は複雑なことなんだと思い知らされる。平野レミ(料理研究家)四季の移り変わりを食べ物が教えてくれます。何でも買える便利な時代になって、失われていく昔ながらの保存や調理法を伝えたり教わることは大事。この映画は、素材からお料理を作る喜びや楽しみを教えてくれます。『リトル・フォレスト夏・秋』は1月28日(水)よりDVD&BDリリース。『リトル・フォレスト冬・春』は2月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトル・フォレスト夏・秋 2014年8月30日より全国にて公開(C) 「リトル・フォレスト」製作委員会
2015年01月27日最もジュエリーが似合う著名人に贈られる「日本ジュエリーベストドレッサー賞」の表彰式 が1月22日、都内で行われ、橋本環奈、桐谷美玲らが受賞した。橋本は歴代最年少15歳での受賞となった。同賞は「最も輝いていた人」「最もジュエリーが似合う人」「今後も更にジュエリーを身に付けてほしい人」を世代別と男性部門で選び、表彰するもの。26回目となった今回は、橋本環奈(10代)、桐谷美玲(20代)、深田恭子(30代)、宮沢りえ(40代)、片平なぎさ(50代)、伊藤蘭(60代以上)、哀川翔(男性)の7人が受賞した。また、特別賞女性部門は歌手のMay J.、特別賞男性部門はプロフィギュアスケーターの高橋大輔が選ばれた。橋本は「まだ15歳なので本格的な宝飾品を身に付けることはありませんが、ジュエリーは憧れの対象でした。こんな華やかな場所で、初めてのジュエリーを身に付けることが出来て本当に嬉しい」と笑顔。桐谷は「母のジュエリーに憧れて、子供の頃はビーズをつなげて指輪 やネックレスを作っていました。ジュエリーが似合う大人の女性になれるように、もっともっと努力していきたい」と語った。2001年の10代に続き2度目の受賞となった深田は「より一層輝いていくことが出来るように、30代を歩んでいきたい」。宮沢は「役者はジュエリーのようなもの。人に見つけてもらい、監督に研磨されることで輝くことが出来る。これからも出会いを大切にしていきたい」と話した。また、哀川は「数年前からもらいたいと思っていた。図々しいですか」。高橋は「女性にジュエリーをプレゼントしたことはありません」と明かすと共に、「次は男性部門で受賞出来るように精進したい」と語り会場を沸かせた。
2015年01月23日水谷豊を主演に迎え、浅田次郎の原作を基に映画化される『王妃の館』。ドラマ「相棒」シリーズで“右京”を演じ続けてきた水谷さんが、今度は天才小説家・北白川“右京“役という新たなを演じることでも話題の本作だが、このほどその脇を固めるキャスト陣が発表され、安達祐実、田中麗奈、青木崇高らが出演していることが明らかになった。原作「王妃の館(上・下)」(集英社文庫)は1998年から2001年にかけて雑誌「メイプル」に連載された長編小説。舞台は、パリ・ヴォージュ広場でおよそ300年の伝統と格式を誇るホテル“シャトー・ドゥ・ラレーヌ”。別名「王妃の館」と呼ばれるそこは、世界中の観光客が憧れるまさに最高級ホテルだ。本作の撮影ではルーブル美術館、セーヌ川、ヴォージュ広場といったフランスの観光名所に加え、邦画初となるヴェルサイユ宮殿にてロケーションを敢行。日仏のスタッフが協力し撮影が行われた。倒産しかけの旅行会社“パン・ワールド・ツアー・エンタープライズ”の女社長であり、決してであってはならない2つのいわくつきツアーの首謀者でもある朝霞玲子役には、10年前に偶然にも読んでいたという田中麗奈。「当時は、とっても面白くこんな大作の娯楽作品、映画化なんて無理だろうなと思っていました。ですが、今回実現しました。実現させた制作チーム、そしてパリで力強く堂々と撮影した現場チーム、本当に凄いと思います」とコメントを寄せた。そのほかキャスト陣に、200万円という大金をはたいて、たった1人でツアーに参加したワケあり風OLに吹石一恵、“パン・ワールド・ツアー・エンタープライズ”の添乗員に尾上寛之、曲がったことが大嫌いな熱血系警察官に青木崇高、ショーパブ“ラビアン・ローズ”のスターである女装家に中村倫也。また、イケイケの成金実業家に緒形直人、その実業家がベタ惚れしているホステスの恋人に安達祐実ほか山中崇史、野口かおる、石橋蓮司ら実力派俳優陣が集結している。特に、注目したいのは、劇中で北白川右京が執筆している小説の中に登場する人物。17世紀のフランスに実在した太陽王・ルイ14世(石丸幹二)やその寵姫ディアナ(安田成美)、プティ・ルイ(山田瑛瑠)を日本人が演じることで、「絵画的」に見せる“意外性”も加えている。「今回はキャラ合戦」だと語る橋本一監督もこのキャスティングに大満足の様子。主演の水谷さんは共演者たちについて「個性的で理由ありな男女11名のツアー客。パリを舞台に時にコミカルに、時に感動を誘う芝居を、素晴らしいキャストの皆様と一緒に作り上げることが出来ました。ヴェルサイユ宮殿での撮影は俳優人生の中でも、夢のような贅沢な瞬間でした。17世紀フランスの舞台は、今作で演じた小説家・北白川右京が書く物語の中が描かれます。安田成美さん、石丸幹二さん、山田瑛瑠くんが、フランス人を見事に演じてくれております。まるで絵画の世界のような美しいシーンの連続ですよ」と見どころを語っている。『王妃の館』は4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月21日女優・清水富美加が映画『ズタボロ』(2015年公開)でヒロイン役を務め、映画では初となるキスシーンに挑戦したことが15日、明らかになった。同映画は、ゲッツ板谷氏の自伝的小説が原作。松田翔太と新垣結衣共演で優等生からヤンキーに転身した少年の姿を描いた『ワルボロ』(2007年)の続編となる。『ワルボロ』では描かれなかった、高校生の持つ鬱屈とした感情や将来への閉塞感、無力感など、よりリアルで切ない感情が描かれる。舞台は、東京・立川。暴走族、不良集団、ヤクザなどの抗争に巻き込まれていく主人公・コーイチと仲間たちの壮絶な生きざまが映し出され、中学を卒業したコーイチを俳優の永瀬匡が演じる。清水が演じるヒロイン・清美は、コーイチと出会ったことで甘いひとときを過ごしながらも、人には言えない秘密を抱えている女性という設定。自慢の黒髪ロングヘアを人生で初の茶髪にしてテキ屋役になり、映画初のキスシーンにも挑戦する。舞台『2LDK』で女性とのキスシーン経験はあったものの異性とは今回が初となる清水。「今まで『いつか役でやること』と思っていたことがいきなり『次の役でやること』になったので、未体験ゾーンに突入するわくわくと不安とが撮影前からあって楽しみでした」と撮影前の心境を振り返り、「練習方法は恥ずかしいので伏せますが、キスの練習もしました(笑)。それでもやっぱり現場で何度も監督や永瀬さんやスタッフさんに助けていただいちゃったんですけど(笑)」と事前準備のエピソードを明かした。清水は、2011年9月からの『仮面ライダーフォーゼ』でヒロイン・城島ユウキ役を演じ、その天真爛漫さでに多くの人に知られる存在に。映画『HK/変態仮面』(2013年)でヒロイン・姫野愛子役を熱演後、2015年3月30日スタートのNHK連続テレビ小説『まれ』では、ヒロイン・希の親友である蔵本一子役に決定している。『ズタボロ』のキャスティング理由について、東映ビデオの菅谷プロデューサーは「少女のようなあどけなさと、成熟した女性のような色気を持ち合わせた稀有な女優。彼女であれば"清美"という難しい役どころを間違いなく演じてくれると確信した」とコメント。橋本一監督も「一見華やかにみえて、鬱っぽい感情やマゾヒスティックな感じを表現できるところが、この役にピッタリだと思いました」とその魅力を語っている。(C)2015東映ビデオ
2014年10月15日映画『花と蛇 ZERO』の初日舞台あいさつが17日、東京・丸の内TOEIで行われ、キャストの天乃舞衣子、濱田のり子、桜木梨奈と橋本一監督が出席した。団鬼六の同名小説を実写化した本作は、これまで8本の映画が作られた官能SMシリーズの最新作。調教シーンを配信する闇サイトを追う女刑事・美咲(天乃)、平凡な主婦・瑠璃(桜木)、囚われの人妻・静子(濱田)が緊縛ショーで壮絶な"艶技合戦"を繰り広げる――という内容で、映画は全国公開中(R18指定)。本作で初脱ぎを果たし、ガンアクションにも挑戦した天乃は、「面白いシーンが色んなところに散りばめられた映画」とアピールし、強制自慰や緊縛など過激なSMシーンを「極限状態だったけど楽しかった。初日からトイレのシーンで脱がされたので、その後は役として没頭していた」と女優魂で乗り切った様子。また、「女性は言わないけど、内面に欲望を秘めてる」と語る桜木は、野外での緊縛に「良い天気の中で自然の姿になって、気持ちが良かった。女優になって良かったと思った」と満足げな笑みを浮かべた。一方、これまで杉本彩や小向美奈子らが好演してきた静子を演じた濱田は、「有名な方なので不安もあったけど、のめり込むしかなかった」と振り返りつつ、緊縛師の有末剛氏に「縄が喜んでいる」と言わしめたそうで、「早朝から深夜まで緊縛されていて痛かったけど、未知なる世界を経験できた。素敵な時間でした」と開眼した様子。しかし、「監督が『よく逃亡者が出なかったな』って言ってたけど、縛られてるから逃げられなかった」と苦労も明かし、橋本監督が「打ち上げで復讐された。貝殻ビキニとか着けられて……」とこぼすと、「みんなで縛ってスッキリした。してやったり!」とほくそ笑んでいた。
2014年05月18日池松壮亮、橋本愛ら映画『大人ドロップ』キャスト陣が3月23日(日)、映画の撮影が行われた伊豆に凱旋。伊豆急行の「1日駅長」および「1日ミス伊豆急」に任命され、この日のための臨時の記念列車が運行した。樋口直哉の同名小説を原作に、高校3年生の夏、言い争いをしたまま学校を去ってしまった意中の女子にもう一度会うために旅に出た少年の青春と成長を描く。撮影は伊豆急行と伊豆・河津町の全面協力を得てオール伊豆ロケで行われた。池松さん、橋本さんに加え、小林涼子、前野朋哉、飯塚健監督も伊豆への凱旋を果たし、まずは伊豆高原駅で行われた任命式に出席した。池松さん、橋本さんらは紺色の伊豆急の制服に身を包んで登場。池松さんは「(電車が題材の)こういう映画ではないんですが…(笑)。1日、楽しみたいと思います」と駅長として決意表明。橋本さんは「あまちゃん」のユイ役で「ミス北三陸鉄道」を演じたが、今回は1日とはいえリアルに「ミス伊豆急」を務めることに。客席のあちこちから「かわいい!」と歓声が飛ぶ中、「こんなにたくさんの方が来てくださると思ってなかったので嬉しいです」と笑顔で語った。伊豆での撮影について、池松さんは「人に恵まれ、環境に恵まれ、何より伊豆の景色に助けられました」と述懐。前野さんと相部屋で合宿状態で過ごしていたそうだが、2人でホタルを見に行ったり、「本当にすごいです!こんなに(東京とは)違うんだ!と思った」と絶賛。地元の回転寿司にも行ったそうで、撮影の合間にも伊豆を楽しんだよう。橋本さんは「久しぶりの地方ロケで、来てみたらすごく好みの場所で、外の空気を吸いながらのお仕事の喜びを感じて臨んでいました」とニッコリ。特に「海に近いホテルでの撮影があったんですが、海がキレイで部屋からずっと眺めてて、『住みたいな』と思うくらいでした」と海の美しさにすっかり魅せられたようだった。4人は“業務”として伊豆高原駅での放送アナウンス、映画のアピールなどを行い、その後、臨時で運行される記念列車を乗車。夕方には映画にも登場する「河津バガテル公園」にて行われた舞台挨拶に登壇した。『大人ドロップ』は4月4日(金)より全国公開。なお、4月6日(日)には「映画館のない町に映画館を」との取り組みの下、下田市民文化会館にて、映画の全国公開後には異例となる凱旋イベント上映が行われる。(黒豆直樹(cinema名義))
2014年03月24日人気刑事ドラマ「相棒」の劇場版第4弾『相棒シリーズ X DAY』の大ヒット御礼舞台挨拶が4月4日(木)、東京・新宿バルト9で行われた。本作で“相棒”として新タッグを組む俳優の田中圭と川原和久を始め、大谷亮介、山中崇史、神保悟志、小野了、メガホンをとった橋本一監督(『探偵はBARにいる』、『臨場劇場版』)が勢ぞろい。この日は登壇者全員がシャンパンを手に、映画のヒットをお祝いした。3月23日(土)の全国封切りから好調な滑り出しで、現在までに早くも観客動員60万人を突破!これは4年前の同時期に公開された『鑑識・米沢守の事件簿』と比べて、ほぼ200パーセントという好記録で、「相棒をきっかけに、見知らぬおじいちゃんから声をかけていただくこともあるほど。もっとヒットし、また川原さんと相棒が組めれば」(田中さん)、「まだ“辞令”は出ていませんが、たくさんの応援をいただければ、また新しい形でみなさんの前に立てるはず」(川原さん)と今回の大ヒットに感謝しきり。さらなる新展開にも期待を寄せていた。映画は刑事キャラクターの中でも高い人気を誇る“イタミン”こと、警視庁捜査一課刑事・伊丹憲一(川原さん)と新たな相棒であるサイバー犯罪対策課専門捜査官・岩月彬(田中さん)の捜査を描いたもの。TV版「相棒 season10」と「season11」の間のストーリーとして描かれ、政官財の権力構造が仕掛ける金融封鎖計画“X DAY”の真相を追いかける。普段はコワモテとして知られる“イタミン”を演じる川原さんだが、「全国のキャンペーンでいいエネルギーを吸っているのか、今日お会いしたら、とてもお顔が優しくなってた。以前は“般若”、いまは“恵比寿様”」(山中さん)とすっかり表情が柔らかくなった様子。さらに、大谷さんが「プライベートでの出来事も、いい作用になっているはず」と昨年結婚した川原さんをひやかす場面も。変わらぬチームワークの良さを披露し、ファンも大喜びだった。『相棒シリーズ X DAY』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:相棒シリーズXDAY 2013年3月23日より全国にて公開(C) 2013「相棒シリーズ X DAY」パートナーズ
2013年04月04日先日より開催中の第5回「沖縄国際映画祭」にて、2011年に大ヒットを記録した『探偵はBARにいる』の続編となる『探偵はBARにいる2~ススキノ大交差点~』の上映が行われ、出演する「ガレッジセール」のゴリと橋本一監督が舞台挨拶に登壇した。ある日、自称“ススキノのプライベートアイ”こと探偵(大泉洋)と、相変わらず相棒の高田(松田龍平)が行きつけのショーパブ「トムボーイズ・パーティー」の従業員のマサコちゃんが、無残な撲殺死体が発見された。すぐに犯人が挙げられると思いきや、3か月経っても警察の捜査は進まない。大事な友人だったマサコちゃんの死の真相を暴こうと、高田と共に動き始める探偵を、明らかに不審な変装をした女・弓子(尾野真千子)が尾行し始める…。本作でゴリさんが演じたのは、ショーパブ「トムボーイズ・パーティー」で働くゲイのマサコちゃん。まさかの役どころかと思いきや、「去年はゲイの役が3回もオファーがありました。日本でどんな目で見られてるんだろうって。もうゲイの役しか来ないんじゃないかと思って、すごく怖いです」と役者としての危機感をさらけ出し、のっけから会場を沸かした。主演の大泉さんとの共演について聞かれると、ゴリさんは「すごく気を使っていただきましたね。みんなが疲れてきたときにこそ気をつかってコミュニケーションを取って下さって、“座長”として素晴らしかったです」と持ち上げるも、橋本監督が「そうそう、新人とかアシスタントに特に気を使うんだけど、一回、真剣にカメラの調整してるアシスタントに話しかけ過ぎて『ちょっと話しかけないでもらえますか!』って言われちゃって、待機するバスの中ですごい凹んでた(笑)」と撮影秘話を語り、折角の“頼れる大泉洋”像が台無しに。さらに、撮影時の思い出に話が及ぶと、大泉さんの無念を晴らすため(?)か、ゴリさんはそんな橋本監督のドSぶりを暴露。「クランクインの時点ですでにおかしかったんですよ。最初の撮影が棺桶のシーンだったんですけど、棺桶に入ってる状態で『ゴリさんで~す』って紹介されて、『え~!』ってなりましたよ」、「今回はゲイの役作りのために、全身の体毛を剃ったんですね。毛深いことをネタにしてたりすんで、僕にとっては商売道具で、嫁よりも相方よりも大事なんですよ。それを軽い調子で『剃ってきて』って監督に言われて、そこでも『え~』ってなりました」、「前作が全編北海道ロケだと聞いていたので、僕も北海道に行けるんだと思ってたら、僕だけ全シーン東京でロケでした…まだまだありますよ!」と橋本監督への怒りは尽きず、それぞれのエピソードが語られるたびに会場は爆笑に包まれていた。『探偵はBARにいる2~ススキノ大交差点~』は5月11日(土)より全国にて公開。「第5回沖縄国際映画祭」は3月30日(土)まで開催。(text:cinemacafe.net)■関連作品:探偵はBARにいる2 2013年5月11日より全国にて公開第5回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2013年3月23日より30日まで沖縄にて開催
2013年03月30日大泉洋主演の『探偵はBARにいる2~ススキノ大交差点~』の完成披露試写会が3月27日(水)に開催され、大泉さんを始め松田龍平、尾野真千子、渡部篤郎、橋本一監督が舞台挨拶に登壇した。東直己のススキノ探偵シリーズを原作に札幌の繁華街を根城にする“探偵”の活躍を描いたヒット作品の続編。今回はオカマバーで起きた殺人事件にハードボイルドな探偵とその相棒の高田が奔走することになる。舞台挨拶の前に銀座の東映本社の屋上で報道陣向けの写真撮影が行われたが、この日の夕暮れ時の屋上は息が白くなるほどの寒さ!大泉さんは「何で屋上なのか…?僕たちも分かりません。『何で?』と聞いても東映の宣伝部からは『ニューヨークみたいですね』とかあいまいな答えしか返ってこなかった」と恨めしそうに語る。ちなみに撮影中もたびたび悪天候に苦しめられたそうで「5月11日の初日も雨が降ることを確信しております」と自虐的に語っていた。あまりの寒さに、大泉さんは尾野さんからさっさと終わるようにと無言のプレッシャーを掛けられていたようだが、ついに堪忍袋の緒が切れたか尾野さんに向き直り「お前、『早く終われ』みたいな空気出すな!」と怒りを爆発させていた。主演とヒロインの険悪なムードはその後の舞台挨拶でも変わらず。尾野さんはしきりと大泉さんを横から睨み付け、大泉さんは「何見てんだよ?蹴っ飛ばすぞ」と恫喝。さらに大泉さんは「映画を観て尾野真千子に『素晴らしかった!出演してくれてありがとう』とメールしたのにまさかの無視だった」と暴露するなど、晴れの舞台でたびたび尾野さんへの“口撃”を繰り返す。尾野さんは「メールアドレスが違うんじゃないですか?」とクールに切り返し、さらに「現場で私の顔を見ながら『(前作でヒロインを務めた)小雪さんはかわいかったなぁ』って言われた」「私より前の(撮影の)45分も前からメイク室を占領してた」など反撃を開始。これには大泉さんもタジタジで「ヒロインと仲がうまくいかない…」と地団太を踏んでいた。松田さんは前作を超える激しいカーアクションにスタントなしで挑戦しており「ここを走るの?ってとこを走りましたが、大泉さんが隣でうるさかった」と述懐。すかさず大泉さんから「龍平くんは『ここは飛ばすなよ』ってところで飛ばす。サイドブレーキを入れたままで『この車、スピードが出ないな』とか言ってるし、そのくせ『大丈夫ですよ、僕は運転が上手いから』とか言う。こういう人の運転する車は乗りたくない!」と激しく突っ込まれていた。前作に続いてのコンビ再結成だが松田さんは「パート1をやっていた頃は何とか大泉さんのしゃべりの技術を盗めないかと思ってましたが、今回またお会いして無理だと分かった」と抑揚のないローテンションな口調で語り、大泉さんは「盗もうなんて気持ちをみじんも感じさせなかったね」とあきれ気味。会場は笑いに包まれた。『探偵はBARにいる2~ススキノ大交差点~』は5月11日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:探偵はBARにいる2 2013年5月11日より全国にて公開
2013年03月27日第24回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞、第35回日本アカデミー賞作品賞含む7部門受賞と、その年の数々の映画賞を受賞した映画『探偵はBARにいる』の続編『探偵はBARにいる2』が、来年5月に公開されることが決定!2013年、予測不能なコンビ・探偵と高田が再びスクリーンに戻ってくる。東直己の手による「ススキノ探偵」シリーズ2作目にあたる「バーにかかってきた電話」(ハヤカワ文庫刊)を原作に、大泉洋、松田龍平をキャストに迎えた前作は数々の映画賞を獲得し、DVDは5万6,000枚のヒットを記録。こと北海道では異例の4か月のロングランを記録した。そしてこのたび製作が決定した続編は、ススキの探偵シリーズ「探偵はひとりぼっち」(ハヤカワ文庫刊)を原作に、大泉さん演じる酒好きで美人に弱く、街と仲間を愛する主人公の探偵と、松田さん演じる喧嘩はめっぽう強いが、いつも探偵のピンチに遅れて来るマイペースな相棒・高田がススキノで発生した事件を追い、奔走する姿が描かれる。脚本は前作に続き、「リーガルハイ」でも脚本を担当した古沢良太とプロデューサーも勤める須藤泰司の2人。監督も同じく前作から続投、『臨場劇場版』に『相棒シリーズXDAY』と立て続けに話題作を手がける橋本一がメガホンを握る。先月末より札幌でクランクインを迎えた本作だが、主演の大泉さんは「気合入りましたね。久々に。ビシッとね!」と、久しぶりの探偵衣装に背筋がシャンと伸びたよう。どうやら前作よりも派手なアクションが盛り込まれているようで「今回はひどいですね!バカじゃないの?っていう。僕はジャッキー・チェンじゃないんですから…。車から車に飛び移るとか…どうするんでしょうね?」とパワーアップしたアクションシーンへの不安もポツリ。一方、久々に高田の衣装で大泉さんと並び、客観的に見ても好きなコンビだと話す松田さんは「大変そうですけど、面白くなりそうです」と期待を込めて語る。さらに「前作は探り探りな部分もあったし、今回はそれ踏まえて『2』ということで、もっと歩み寄ったところでやっていいのかなっていうのが、楽しみです。『探偵はBARにいる』の独特の雰囲気、少しだけアングラ感というか、華やかな世界とはちょっと違う世界観みたいなものは出るんじゃないかなと思っています」と作品に対する意欲を口にした。橋本監督からも「現場の意気込みは前作の2倍!興奮3倍、笑い4倍、感動5倍、面白さ10倍の仕上がりを目指して奮闘撮影中、お楽しみに!」と期待をせずにはいられないコメントが寄せられた。クランクアップは11月上旬を予定。果たして今回は、いったいどんな依頼が彼らの元に舞い込むのか?続報を楽しみに待ちたい。『探偵はBARにいる2』は2013年5月11日(土)より全国にて公開。■関連作品:探偵はBARにいる2 2013年5月11日より全国にて公開探偵はBARにいる 2011年9月10日より全国にて公開© 2011「探偵はBARにいる」製作委員会
2012年10月19日映画『桐島、部活やめるってよ』の公開を記念して、映画に出演している橋本愛が7月29日(日)に行われた試写会で舞台挨拶に登壇。劇中、橋本さん演じるかすみが部活のバドミントンに打ち込んでいることから、この日は現役の中高生が招待され、それぞれの部活ユニフォーム姿で映画を鑑賞した。朝井リョウのデビュー小説を映画化。高校の人気者・桐島のバレー部退部のうわさを巡り、その友人や恋人、クラスメイトたちが奔走する姿を描く。橋本さんは、プライベートでも中学時代に仕事のかたわらバドミントン部の活動に打ち込んでいたという。その点でバドミントンのシーンはやりやすかったのでは?と思いきや、「1年以上のブランクがあって、全然運動してなかったので取り戻すのが大変でした。不完全燃焼で悔いが残ってます」と苦笑い。今回演じたかすみは、目立つ女子のグループにいるものの、何かと衝突を避けながら人間関係を築いていくタイプの女の子。実はそんな彼女も一番の親友にも言えないある秘密を抱えているのだが…。橋本さんは「共感できるところはたくさんありました。人間関係に怯えてビクビクしながら、亀裂が入るのを避けて、周りを深く見て人と接するところなど似てるところが多かったです」と述懐。それでも「共感、理解できるところを表現するのは難しかったですよ」とふり返る。完成した映画については「何て言うか…すごかったです」と“衝撃”を明かす。撮影現場で自身の演技をモニターでチェックすることができなかったそうで、「どういう映像になっているのか分からなかったんです。『まったく新しい青春映画を撮ってる』と聞いてて、『どこが?』と思ってました(笑)。出来上がりを観て、なるほどと呆然としました」と出演した当人ですら驚くような仕上がりになっていると自信をのぞかせていた。会場にはバドミントンだけでなく、ラグビー、さらには書道部や美術部といった文化系の部活も含め、様々な部に所属する中高生が集結。橋本さんは『こんなワケの分からないノリに付き合っていただいて、ありがとうございます!」と恐縮気味に語り笑いを誘っていた。『桐島、部活やめるってよ』は8月11日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:アナザーAnother 2012年8月4日より全国東宝系にて公開© 2012 映画『Another アナザー』製作委員会桐島、部活やめるってよ 2012年8月11日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「桐島」映画部©朝井リョウ/集英社
2012年07月30日映画『臨場 劇場版』が6月30日(土)に公開。初回上映後に丸の内TOEIにて行われた舞台挨拶に、内野聖陽、松下由樹、渡辺大、平山浩行、高嶋政伸、橋本一監督が登壇した。横山秀夫の小説を原作に、これまでTVドラマとして2クールが放送され高い人気を誇ったサスペンスシリーズの待望の劇場版。精神鑑定により被告人無罪となった殺人事件の裁判に携わった弁護士と、精神科医が相次いで殺害される事件が発生。先の事件の遺族に疑いの目が向けられるが、検視官・倉石(内野さん)は死亡推定時刻を巡るトリックを見破り、真犯人を追いかける。内野さんは今回の劇場版について「自分ではやれるだけのことはやれたかなと思っています」と充実の表情。検視官・倉石の“根こそぎ拾う”という哲学に触れ、「そのスピリットを大事にし、役者としてひたすら“拾って”きて、これがいつの間にか役者としての信条になってました」と倉石という役柄、「臨場」という作品に役者として大きな影響を受けたことを明かした。松下さんも内野さんと共に3年前のドラマの頃から苦楽を共にしてきたが、「いまでもドラマがスタートして、みなさんと初めて会ったときのことを思い出せます」と感慨深げ。渡辺さんは「(演じた)一ノ瀬が倉石の背中を見て育ったように、僕も内野さんの背中を見てきた。みなさんがいたからいまここに立ててます」と思いを語った。高嶋さんは「戦に行くような気持ちだった」と、本シリーズへの参加を決めたときの覚悟を明かす。「ウッチーはまれに見る“役者バカ”。命を賭けて喧嘩腰で臨み、それが面白くなっていきました」と内野さんとの丁々発止のやり取りをふり返った。この日は各人が劇場版公開に際しての気持ちをしたためた書を披露。松下さんは「集大成」、渡辺さんは「感謝」、高嶋さんは「命」とそれぞれの思いの込められた書を掲げた。ドラマ版でシーズンの途中から参加した平山さんは、「ここにいられる幸せを感じています」と劇場で観客と一緒に初日を迎えた感動を「劇」という言葉に込めた。橋本監督の半紙には「○」という文字が…。監督は「ここからまた作るというゼロと、この作品はマルという意味と、新たな命がここから生まれるという卵という意味を込めています」と説明した。そして、内野さんだけは実際にこの場で筆をとって思いをしたためた。掲げた半紙には「まなざし」の文字!「倉石を演じる上で、死者、そして被害者の遺族へのまなざし、犯人に対するまなざし、チームに対してのまなざし。倉石は武骨ですが、その根底にいろんな意味で温かく優しいまなざしがあると思いながら演じていました」と語り、会場は温かい拍手に包まれた。『臨場 劇場版』は全国にて公開中。■関連作品:臨場劇場版 2012年6月30日より全国にて公開© 2012「臨場」劇場版 製作委員会
2012年07月02日「半落ち」、「クライマーズ・ハイ」などで知られる作家・横山秀夫のミステリー小説を原作にした人気テレビドラマを映画化した『臨場劇場版』の完成披露試写会が都内で行われ、内野聖陽、松下由樹、渡辺大、平山浩行、若村麻由美、柄本佑、長塚京三、橋本一監督が登壇し、客席から大喝采を受けた。本作は、鋭い眼力と執念で事件の真相に迫る敏腕検視官・倉石義男が、ある事件の関係者を狙った連続殺人事件の真相を追い求めていく姿を描く。舞台挨拶の前にフォト・セッションが別会場にて行われた。会場には野菜の栽培が趣味の主人公・倉石にちなみ、緑あふれる倉石の自宅ベランダが再現されており、内野さんは倉石のトレードマークである野菜を手にフォト・セッションに臨んだ。その後、場所を劇場へと移し舞台挨拶が行われた。内野さんは脚本を読んですごい力作だと感じたと言い、「ようやく完成しました。見応えのある、味わい深い作品に仕上がっています」と自信のアピール。役どころの倉石に関しては思い入れが強いようで、「倉石は、死者の声を根こそぎ拾いつくす検視官ですが、倉石のそんな“根こそぎスピリット”から役者として必要なことを学んだ。真実を拾い尽くしていくという倉石の生き様に憧れやロマンを持って演じた」と倉石に深く惚れ込んでいることを明かした。1年半ぶりの臨場の現場だったが、倉石チームの結束力は強く、部下役の松下さん、平山さん、渡辺さんはそれぞれが「スーッと現場に溶け込めた」と口を揃える。松下さんは「TVドラマで培ってきたものがすべて詰まっています。チームの結束を見てほしい!」と意気込んだ。渡辺さんは「劇場版が作られると聞いて、楽しみにしていました。倉石役の内野さんを慕っていて、現場では内野さんに子犬のように尻っぽを振ってしまいました」と手振りで尻っぽを振るしぐさをして、会場を笑わせた。平山さんも「尻っぽは隠してましたけど、僕も振りました(笑)」と続け、内野さんは「よくなついていました」と苦笑い。劇場版ゲストの3人は倉石チームの結束力を褒め、「勇気あるテーマに考えさせられた」(長塚さん)、「最高の仕上がり。参加できて良かった。いい緊張感の中、のびのびとやれました」(若村さん)、「見応えのある作品になっている」(柄本さん)とそれぞれにアピール。橋本監督も「素晴らしいキャスト、スタッフに支えられて、力強い作品が出来た」と自信のコメント。最後に内野さんは「重い作品ではありますが、生きる人を愛する、という前向きな想いを観てほしい!」と熱い思いが込められたコメントで締めくくった。『臨場劇場版』は6月30日(土)より全国にて公開。■関連作品:臨場劇場版 2012年6月30日より全国にて公開© 2012「臨場」劇場版 製作委員会
2012年06月07日ベストセラー作家・横山秀夫の警察小説を原作に、一昨年、昨年とテレビ朝日系列にてドラマ放送され人気を集めた連続ドラマ「臨場」が、このほど映画化されることが決定。来年6月に劇場公開される。「臨場」とは、警察用語で警察組織において事件現場に臨み、初動捜査に当たること。2009年4月に放送されたドラマ「臨場」、さらに2010年4月に放送された続編「臨場 続章」では、内野聖陽扮する主人公、警視庁刑事部鑑識課検視官・倉石義男が事件現場に残された死者の声を執念で拾い、事件を読み解いていく姿を描く。死体となった人物に一体何が起こったのか?死を通してその人間の“生”に寄り添っていく倉石の型破りで強烈な個性と、検視官という特異な職種に焦点を当てて描かれたリアルで緊張感あふれる映像が高評価を集め、「臨場」の平均視聴率は14.5%、続編は17.6%を記録し、昨年の連続ドラマではNHKも含めて唯一、全放送回が16%以上を記録した。今回の映画化では主演の内野聖陽を始め、松下由樹、渡辺大、平山浩行、高嶋政伸とおなじみの刑事課チームが再集結。同じくドラマからの続投で監督を務めるのは、ドラマ「相棒」シリーズ、『探偵はBARにいる』も手がけてきた橋本一。今回、主人公・倉石が挑むのは、相次いで発生した弁護士、医師の殺害事件。この被害者2人にはある共通点があった。2年前、都内で起きた無差別通り魔事件で、事件の実行犯は精神喪失が認められ、被害者遺族の願いも虚しく無罪になっていた。その無罪を勝ち取った弁護士と、決め手となった精神鑑定を行った医師が相次いで殺害されたのだ。被害者遺族に疑いがかけられる中、倉石は死亡推定時刻に疑問を抱き、犯人が別にいると考える。果たして倉石が読み取った、ホトケの最期の声とは――?映画『臨場・劇場版』は現在撮影中、2012年6月30日(土)より公開予定。■関連作品:臨場・劇場版 2012年6月30日より全国にて公開
2011年12月26日映画『探偵はBARにいる』が9月10日(土)に公開を迎え、主演の大泉洋に松田龍平、小雪に西田敏行、橋本一監督が舞台挨拶に登壇した。先日、松山ケンイチとの間の第一子の妊娠を発表した小雪さんは、発表後、初めて公の場に姿を現し、大泉さんらが笑顔で祝福。妊娠5か月で少しだけふっくらしたお腹に手をやり「最近、蹴り始めました」と順調な経過を報告した。札幌の繁華街・ススキノを舞台に、ある依頼を受けた探偵(大泉さん)が相棒・高田(松田さん)の助けを得て、ススキノ一帯で事業を展開する男性・霧島(西田さん)の殺害事件と、その妻で謎めいた美女の沙織(小雪さん)の秘密を解き明かしていく。会場は2階席まで満席!大歓声に迎えられた大泉さんは「感無量です!」と感激した面持ちで喜びを語った。完成した作品を子供に例えて「僕は3か月の子供を育ててますが、みなさんもこの映画を育ててほしい」と挨拶。さらに小雪さんのお腹を指して「ここにも新しい子供がいます!」と興奮気味に小雪さんの妊娠を祝福した。「もう動くんですよね?」という大泉さんの言葉に、小雪さんは「最近、蹴り始めました」とニッコリ。客席は温かい拍手に包まれた。その小雪さんは「この作品を通して札幌という街が好きになりました。また行きたい」と語り、小雪さんと夫婦役を演じた西田さんは「妻というと、いままで泉ピン子さんとかが多かったので、まさか小雪さんとは…」と共演の喜びを語った。小雪さんが「衣裳がすごくてピンヒールのときもあったんですが、西田さんが歩幅を合わせてくださったり気を遣っていただきました」と感謝を口にすると、西田さんは「お腹の子が自分の子のように思えてきました」とユーモアたっぷりに感激を表した。松田さんは大泉さんとの初共演に「あんまりこういう人、見たことなかったので勉強になりました」と語ると、大泉さんがすかさず「“いい意味”で言ってるんですよ!」と自ら注釈。続編について問われると大泉さんは「ここまでのアクションはもうやりません」とコリゴリといった表情を見せた。客席から「やって!」という声が上がると「あんたたちは簡単に言うけど…」と頬を膨らませていたが、「かっこよかったよ」という声にはデレデレ。「うまいこと言うなぁ。やりましょう!体をまた鍛え上げて全編、裸でやります」とノリノリだった。『探偵はBARにいる』は全国にて公開中。■関連作品:探偵はBARにいる 2011年9月10日より全国にて公開© 2011「探偵はBARにいる」製作委員会■関連記事:格好いい男を特集『探偵はBARにいる』Tシャツ&マスコミ用プレスを3名様プレゼント大泉洋×松田龍平インタビュー探偵と相棒、互いの存在は「妙に落ち着く」大泉洋、松田龍平と小雪に挟まれ「ヘタしたら司会者に見える」とボヤき大泉洋の登壇も!『探偵はBARにいる』プレミア試写会に5組10名様ご招待大泉洋&松田龍平インタビュー白銀の撮影現場で語った信頼とゆるさが生んだ手応え
2011年09月12日映画『探偵はBARにいる』の完成披露試写会が8月17日(水)、都内で開催され主演の大泉洋に松田龍平、小雪、橋本一監督が舞台挨拶に登壇した。東直己の「ススキノ探偵」シリーズの一篇を実写化した本作。札幌の歓楽街・ススキノを舞台に、とある依頼を受けたことから命を狙われることになった探偵とその相棒が、真相究明のために奮闘する姿を描く。北海道ロケも行われた本作。主演として故郷・北海道に凱旋した大泉さんは「探偵役でススキノでロケができるなんて思いもしなかったです。16年ほど前、僕はススキノで、ラクダのももひきと黒いトックリのセーターで“元気くん”というキャラでキャバクラのレポートをする仕事で役者として産声を上げました。探偵として帰ってこられて感無量です」と感慨深げに語った。そんな大泉さんと初めて共演した小雪さんは「(大泉さんは)人柄が現場でもにじみ出ていて、いちスタッフとしてそこにいるようでした。温かい現場でした」と感謝の思いを口にした。この言葉に大泉さんは「一応、主演俳優としていたわけで…(苦笑)」と複雑な表情を浮かべ「小雪さんはオーラがすご過ぎです。一度、携帯のブログのために一緒に写真をお願いしたんですが、どう見ても大女優と普通のファンのオッサンでした。これじゃ上げられないともう一度お願いしたんですが、やっぱり大女優とTV局の編成部長みたいで、主演とヒロインという感じにならなかった」と苦笑交じりに明かしてくれた。この日も、大泉さんは小雪さんと松田さんに囲まれて「ヘタすると司会者に見えるんじゃないか?」と心配そう。松田さんも「北海道での撮影で、いろんなところのご飯を教えてもらいました。いろいろ頼らせてもらった」と大泉さんに感謝。だがここでも大泉さんは「とにかくごはんの世話をしたんですが、寿司やジンギスカンと外食っぽいものが続いたので『龍平くん、今日はおふくろの味を食べに行こう』って言ったら、龍平くんは『はぁ…。どこの国のおふくろの味ですか?』って(笑)。よく分からない感じで大変でした」と劇中の探偵(大泉さん)と相棒の高田(松田さん)さながらの関係を明かしてくれた。橋本監督は大泉さんをはじめとするキャスト陣について「この作品の中の世界を生きている感じで、僕は何もしていません」と絶賛。特に大泉さんと松田さんは、アクションに関してもかなり高いレベルを求められたようで「大変なことばかりやらせて申し訳ない」と監督は改めてこの場で謝罪したが、大泉さんは「もし続編が作られることになったら、オールスタントで!それをウリにします」とこりごりの様子だった。『探偵はBARにいる』は9月10日(土)より全国にて公開。■関連作品:探偵はBARにいる 2011年9月10日より全国にて公開© 2011「探偵はBARにいる」製作委員会■関連記事:大泉洋の登壇も!『探偵はBARにいる』プレミア試写会に5組10名様ご招待大泉洋&松田龍平インタビュー白銀の撮影現場で語った信頼とゆるさが生んだ手応え探偵・大泉洋に聞いてみよう!『探偵はBARにいる』突撃クエスチョン大募集小雪がウェディングドレス姿を披露!相手は松山ケンイチではなく…BARに佇む大泉洋&松田龍平の“探偵コンビ”ポスター先行解禁!
2011年08月17日