「水を考えるプロジェクト」はこのほど、小学生未満の子どもを持つ母親100名を対象に実施した「熱中症に関する意識実態調査」の結果を明らかにした。調査期間は5月27日~28日。熱中症の時期に、水分補給したくても「できない」「難しい」という経験をしたことがあるか尋ねたところ、25.0%が「ある」と回答した。生活をしている中で水分補給を怠ってしまうのはどんな時か聞くと、最も多い回答は「育児中」(43.0%)だった。約4割の母親が育児で水分補給をする余裕がなく、"育児熱中症"の危険があることがわかる。熱中症対策グッズについて質問したところ、「帽子」(78.0%)、「エアコン・冷房」(77.0%)、「扇風機」(67.0%)が上位を占めた。医学博士で管理栄養士でもある井上正子先生は、熱中症対策として「こまめな水分補給」が大切であると語っている。自覚がなくても、呼気や皮膚から水分は失われているからであり、喉が渇く前からの水分補給を推奨している。また、汗と共に体内からナトリウムやカリウムなどのミネラルやビタミンB群、ビタミンCなども失われていることから、「水分に加えて、ミネラルやビタミンの補給もしっかりすることが大切です」と、育児中でも水分補給は怠らないよう注意を呼びかけた。
2015年06月23日お茶やコーヒーを嗜むのが日課という方もいると思いますが、飲み過ぎは身体によくありません。カフェイン中毒になってしまうと、不眠や体の倦怠感を始め、さまざまな症状が。特に妊婦さんや産後のママは悪影響が大きいので気をつけましょう。カフェイン中毒で入院のリスクがある!?コーヒーは眠気覚ましの定番アイテムですが、飲みすぎると眠れなくなったり胃が痛くなったりと、さまざまな症状を引き起こすと言われています。これらはカフェインの過剰摂取が原因なので、同じくカフェインが含まれている緑茶を大量に飲んだときも同じようなリスクが発生します。さらに、コーヒーやお茶を飲み過ぎた場合、カフェイン中毒になってしまうことも。コーヒーを約5杯から10杯、毎日飲み続けると、不眠、倦怠感、痙攣、不整脈といった症状に陥る可能性があるそうなんです。症状がひどい場合とカフェイン中毒で入院しなければならないケースも。健康に害を及ぼすリスクがあるので、飲み過ぎには注意しなければなりません。授乳中のママのカフェイン摂取量は300mgまで!妊婦さんや産後のママの場合、一般の方以上にカフェインの過剰摂取に注意しなければなりません。ママがカフェインを摂り過ぎたことにより、赤ちゃんがカフェイン中毒になることがあるからです。日本小児科医会総会フォーラムで取り上げられた例をみると、コーヒーと緑茶(またはほうじ茶)を1日にそれぞれ2杯ずつ飲んでいたママの母乳が原因で、生後2か月の赤ちゃんがカフェイン中毒になってしまったというケースが。カフェイン中毒になってしまった赤ちゃんは、ほかの赤ちゃんにくらべ、四肢の動きが多くなり、睡眠時間も短くなっていたといいます。ママがコーヒーやお茶を飲むのを辞めたところ、再び母乳での育児が安心してできるようになりました。授乳中のカフェイン摂取量は300mgまでとされていますが、極力控えるようにしたほうが安心ですね。不眠がちにならないよう適度に楽しもう眠気がつらいとき、お茶やコーヒーを飲むと、カフェインが脳に働きかけ一時的に目が覚めます。妊娠中・出産直後のママは、普段にくらべ眠気に襲われたり寝不足になりがちなので、ついカフェインに頼ってしまうかもしれません。しかし、カフェインを摂りすぎてしまうと、反対に不眠になってしまうこともあります。育児は体力勝負。赤ちゃんの夜泣きで目が覚めたりと、ママの生活はただでさえ睡眠時間が削られがちです。眠れるときに、すぐ眠れるようにカフェインの摂取は控えめにしておきましょう。 photo by Adriano Aurelio Araujo
2015年06月04日コーヒーや紅茶といえば、朝食と一緒に飲んだり、リフレッシュタイムに飲んだりと、様々なシーンで愛飲している人も多いだろう。そんな中、妊娠中のプレママや授乳中のママはコーヒーや紅茶とどのように付き合っているのだろうか。マイナビニュース会員のママ77名にアンケート(※)をとったところ、「妊娠中は飲み物に気を使っていた」というママが58.4%(45名)という結果になった。そのうち、カフェインレス飲料を飲んでいたママは68.9%(31名)。さらに授乳中も引き続きカフェインレス飲料を飲んでいた人は87.1%(27名)となり、多くのママが妊娠期だけではなく授乳期もカフェイン摂取に気を使っている実態が明らかになった。※インターネットログイン式アンケート。2015年4月23日~4月27日の期間、マイナビニュース会員のママ限定77名に実施私自身も妊娠~授乳期にかけては、コーヒーや紅茶を極力飲まないようにしていた。しかし、コーヒーも紅茶も大好きなので、我慢するのもストレス。そこで、ノンカフェインやカフェインレスのコーヒー、紅茶を飲んでいたのだが、通常のコーヒー・紅茶に比べると個人的には物足りなく、結局やめてしまっていた。○カフェインレスでも満足度が高い商品を発見!そして知ったのが、ピジョンの「カフェインレスカフェオレ」と「カフェインレスミルクティー」(5g×10本・税込832円)。こちらはカフェイン量を90%以上カット(※2)したカフェインレスタイプだ。牛乳で溶かして飲み、ホットもアイスもOK。1回量がスティック包装されており、冷たいミルクにもサッと溶けるのが特徴だ。※2 一般のカフェオレ(コーヒー浸出液160g)、ミルクティー(紅茶浸出液160g)との比較(日本食品標準成分表2010より)まずカフェオレを試飲。スティック包装の封を切った瞬間、ふわっとコーヒーのほろ苦い香りが広がる。「おぉ? 」期待感が高まる。牛乳で溶かして一口飲んでみると、コーヒー特有の苦味があり、しっかりと飲み応えがある。一般的なカフェインレスタイプと比較すると、「コーヒーを飲んでいる」という感覚がしっかりと得られた。ミルクティータイプも同様に牛乳で溶かして飲んでみると、紅茶ならではの華やかな香りが楽しめる。カフェオレもミルクティーも甘さは控えめ。後味はサラリとしていてしつこくない。2児の母で現在授乳中のママに試飲してもらったところ、「しっかりとしたコクがあっておいしい! 私の場合、母乳育児中は甘いものがほしくなったり、のどが渇いたりするので、手早くつくれるこのタイプはうれしい。子どもが寝ている間にサッとつくって飲んで、リラックスタイムにしたい」と好評だった。さらに、現在2才女児の子育て中であるパパ&ママに飲んでもらうと、ママからは「さっぱりしていて飲みやすい! 甘すぎないからゴクゴクいけちゃうし、夏にアイスバージョンで飲みたい!! 」との声が。パパからは、「いつも飲んでいる通常のカフェオレやミルクティーと大差がない。朝、パンと一緒に出されたらカフェインレスと気づかずに飲むと思う」とのことだった。しかも同商品は、鉄、葉酸、カルシウムに、食物繊維と9種のビタミンがプラスされている。おいしいカフェインレスのドリンクが飲めるだけではなく、妊娠期から授乳期にかけてのうれしい成分が摂れるだなんて、まさに一石二鳥。授乳期は子どもに手がかかりっきりで、なかなか自分のケアをする時間がなく、母乳のために十分な栄養がとれているのか心配というママは多い。そんなママにとっても非常にうれしいアイテムだろう。朝食やティータイムでの利用はもちろん、ワーキングプレママ&ママなら、会社に常備しておいてもいい。ちなみにピジョンからは「Fe+Caクッキー」(マイルドメープル味・マイルドココア味)や「Fe+Caせんべい」といったプレママ&ママ向けのおやつ商品も発売されている。鉄分やカルシウムが手軽に摂れる商品で、1枚20kcalとカロリー控えめ。着色料や保存料無添加となっている。「カフェインレスカフェオレ」や「カフェインレスミルクティー」と一緒に食べれば、プレママやママにやさしいおやつタイムとなる。
2015年05月08日マタニティ・ベビー用品メーカーのピジョンが展開している会員サイト「ピジョンインフォ」はこのほど、母乳栄養に関する意識についてのアンケート結果を発表した。この結果は、ピジョンインフォで会員向けに2015年3月に実施した「「母乳栄養」に関するアンケート」(回答数453件)をもとにしたもの。「母乳に含まれる栄養成分に関して気になったことは?」という質問には、76.7%の人が「ある」と回答。「ない」と答えた12.8%を大きく上回った。ママが摂取した栄養が直接母乳から赤ちゃんに運ばれるもの。気になるママが多いようだ。ところが「出産後、計画的に栄養素の補給などが行えなかった」と自覚されているママに対して理由を聞いたところ「育児に時間が費やされ自身のケアを行う時間がなかった」(73.8%)「赤ちゃんに意識が集中し、自身のケアに気が回らなかった」(61.3%)などの回答が上位を占めた。またピジョンは母乳育児中のママに必要な栄養素として「鉄」「葉酸」「カルシウム」「食物繊維」を挙げ、「なかなかバランスのよい食事がとれない時は、サプリメントなどで栄養素を補ってあげたり、おやつと一緒に楽しみながら、ピジョンのカフェインレス飲料で栄養をとることもおすすめです」とコメントしている。
2015年05月01日マタニティ・ベビー用品メーカーのピジョンが展開している会員サイト「ピジョンインフォ」はこのほど「育児用品の買い物でパパに期待することは?」というテーマで取得したアンケート結果を発表した。この結果は、ピジョンインフォで会員向けに2015年3月に実施した「夫の育児用品購入に関するアンケート」(回答数535件)をもとにしたもの。それによると、パパに買ってきてもらう育児用品は「おむつ」(77.8%)が最も多く、続いて「おしりふき」(43.4%)、スキンケア商品(28%)、飲料(19%)、離乳食(13.2%)だった。同社はおむつやおしりふきは緊急性が高い場合が多いため「パパが買ってきてくれてホッとした! という経験がある方も多いのでは」とコメントしている。一方で育児用品の買い物は難易度が高いと感じるパパも多いようだ。パパが間違って買ってきてしまったケースとして「サイズ・容量」(44.9%)、「メーカー・ブランド」(42.3%)が大半を占めた。育児用品はサイズやメーカー、容量など、わずかな違いで多くの種類が並んでいるため、不慣れだと購入時に違いが分からないことが買い間違いの原因のようだ。そのことから、ママたちのパパの育児用品の買い物に対する期待度は、合計で36.8%のママたちが「してもらいたい」という気持ちを持っている一方で、「どちらでもない」ママが39.4%と最も多くなっている。これを踏まえて同社は、「ママの育児サポートを積極的にして、赤ちゃんのことをもっとよく知れば、買い間違いも少なくなるはず。赤ちゃんとたくさん触れ合って、頼れるパパになってくださいね!」と締めくくっている。慣れないからといって嫌がらず、パパも積極的に育児に関わっていくことが「買い間違い」を減らす一番の方法かもしれない。
2015年04月28日3月28日、丸の内にあるスタジオ・ABC丸の内グラウンドで、プレママ向けの特別セミナーが開催されました。ベビー用品ブランド・ピジョンと、食と健康にまつわる知識を伝えるABC HEALTH LABOが共同で開催したこのセミナーには、「赤ちゃんが生まれたら母乳で育てたい!」と意気込む60名のプレママが参加。母乳育児に欠かせない基礎知識について、授乳中の食事について、簡単で栄養バランス抜群なレシピについて…とプレママはもちろん、育児中のママも必見の内容となりました。セミナーは3部構成で進行。「母乳育児講座[基礎編]」と題した第1部では、「母乳はなぜいいの?」「妊娠中・授乳中の食生活は?」など…疑問や不安でいっぱいのプレママに、母乳育児について講義。「母乳は赤ちゃんにとって最適な栄養源。赤ちゃんを病気から守る免疫に関する物質など必要な成分を過不足なく含んでいるんですよ」と語るのは、ABC HEALTH LABOの高木さん。さらに、授乳はママの身体にも大切なのだとか。「母乳育児は、産後の身体の回復にも役立ちます。授乳をすることで分泌されるホルモンによって、子宮の収縮が促され子宮を回復させることにもつながるんです」。また、母乳育児には赤ちゃんとママの絆を強めてくれるという利点も。「授乳は母子にとって本当に大切なコミュニケーション。最初はなかなか母乳が出なくても焦らないで!赤ちゃんがおっぱいを吸うことで徐々に出るようになります」。続いて、授乳中に必要な摂取カロリーや献立づくりのコツなど…授乳中に実践したい食生活のアレコレを解説してもらいました。「授乳中は、1日に2350kcal(※授乳中の30代女性で活動レベルが【普通】の場合)を摂取する必要があります。また、脂っこい食事を抑えたり水分をたっぷりとることも大切。水を沢山飲むのが大変という方は、食事にスープやみそ汁などの汁物を取り入れてみてくださいね」。その他 “栄養バランスの良い食事+授乳中に摂りたい栄養素”を取り入れることが、授乳中の献立づくりのポイントになるのだそう。また、甘いお菓子やカフェインの摂り過ぎ、アルコール類の摂取は控えたほうが良いとのアドバイスが。ここで、これまでに学んだ知識をもとに1日分の献立をつくるグループワークがスタート!各テーブルごとに4~5人のグループを組み、50種類のメニュー写真を使って朝・昼・晩の理想的な献立を考えていきます。授乳中の理想的な摂取カロリー2350kcalを目指して、「どれにしよう?」「これだとちょっとカロリーが少なすぎるかな?」と真剣に悩むプレママたち。献立を選び終わったら、メニュー写真の裏側に書かれた各料理のカロリーをチェックし、3食分の合計カロリーを算出。果たして、その結果は…?なんと10組中3組のグループが、理想に限りなく近い2300kcal台の献立づくりに成功。管理栄養士さんたちも「すごい!優秀!」と拍手を送っていました。約15分間の休憩をはさみ、第2部「母乳育児講座[食事編]」へ。ここでは、グループワークの結果をもとに、授乳中に摂っておきたい栄養素について学びました。授乳中は、母乳の元となる血液をつくるために必要な「葉酸」、貧血予防に役立つ「鉄」、イライラ防止に役立つ「カルシウム」が摂っておきたい栄養素となるそう。また、葉酸にはお腹の赤ちゃんの発育を助ける働き、鉄は妊娠中になりやすい鉄欠乏性貧血の予防に役立つ働き、カルシウムには骨や歯をつくる働きもあるので、妊娠中も積極的に摂取するのがおすすめです。続く第3部では、忙しいママにピッタリな栄養たっぷりの時短レシピをレクチャー。これまでに学習したポイントを振り返りながら、調理デモンストレーションを行いました。今回紹介するレシピは、「フライパンでつくる!簡単豆乳グラタン」、「レンジで簡単☆ジンジャートマトスープ」、「ツナとブロッコリーのマリネ」の3品。調理の手順はもちろん、妊娠中・授乳中に積極的に摂取するべき食材についてもアドバイスが。「調理の際に使用する油は、ビタミンEが豊富なオリーブオイルがおすすめ。身体を冷やさない効果があるので授乳中のママにピッタリです」。そのほかにも、身体が温まるショウガや、葉酸が摂取できるブロッコリー、ビタミンCと鉄が含まれたジャガイモなどがおすすめ食材なのだそう。約20分という短い時間で3品の料理が完成すると、会場からは大きな拍手が…。試食タイムでは、「おいしい!」「簡単につくれるのが嬉しい」と感動の声が上がりました。セミナーの最後を締めくくるのは、母乳育児中のママのためのサプリメント「母乳パワープラス」が当たるお楽しみ抽選会。このサプリメントは、授乳中に摂っておきたい栄養素「葉酸」「鉄」「カルシウム」「ビタミン」「食物繊維」が手軽に摂れるアイテムとして、ピジョンから発売されたばかりなのだとか。抽選に当たった参加者へ商品が手渡されると、約2時間のセミナーは終了。母乳育児の基礎知識が学べて、プレママとの交流も楽しめる特別なセミナーになりました。セミナー終了後、参加者に本日の感想を聞いてみると、「母乳育児の重要なポイントを学べるすごく良い機会になった」「必要な栄養素や食材の組み合わせなど…知らないことも多かったので、いろいろと勉強になった」「自分と同じ妊娠中の方とも交流できて楽しかった」と、とっても満足げな様子。出産・育児という一大イベントを間近に控えた女性たちは、幸せな気持ちとともに不安も抱えている人も多いはず…。今回のレポート記事を参考に、まずは妊娠中・母乳育児中の食生活から見直してみてはいかがでしょうか。
2015年04月20日サイボウズは4月1日、イクメン養成グループウェア「サイボウズ Office 192(育児)」を発表した。Office 192では、パパママ世代の働き方が多様化する中で、家族間の情報共有が難化している点に着目。グループウェアにパパ・ママ支援機能を搭載し、課題解決を図った。ログイン画面では、サイボウズが誇るビッグデータから、独自のアルゴリズムで子供や奥さんに関するクイズを出題。スケジュール画面では、奥さんが旦那のスケジュールを握る機能を採用し、承認が得られなければタスク登録できないように機能改善を図った。なお、飲み会にもかかわらず残業を設定した場合に嘘かどうか判別する「ダウト機能」を採用しているため、注意が必要だ。ほかにも、サイボウズが誇るビッグデータと分析アルゴリズムを活用した「帰宅アラート」や「イクメン診断」「パンデミックマップ」「ライブ動画配信」「記念日アラート」「プレゼント管理」「家事育児タスク管理アプリ」など、家族思いのイクメンに旦那を育て上げられる機能を多数搭載し、女性の旦那活用を支援する。Office 192の価格は1日あたり1億9200万円となっているが、ユーザーアカウントの利用制限はない。なお、高額な利用金額からわかるように、このニュースはエイプリルフール企画の紹介記事です。エイプリルフール関連記事今年もやります! エイプリルフール 2015まとめ - 続々更新!!手を使わずに文字入力可能な「Google 日本語入力ピロピロバージョン」登場Google、パンダアップデートを超えた「Google Panda」Google、パックマン機能を採用した「Googleパックマップ」NTTドコモ、国産羊毛を採用したリアルしつじくんを呼び出せる「d-Watch」KDDIが三太郎CMシリーズをハリウッド映画化、2041年に公開へ
2015年04月01日通販カタログのニッセンが運営するプレゼント・懸賞サイト「nissen もらえるネット」はこのほど、同サイト会員の女性442名を対象に実施した「手抜きに関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2月18日~25日。○仕事・家事・育児の両立が「大変ではない」人、3.8%「仕事と家事・育児を両立することで一番大変だと思うことはなんですか?」と質問したところ、最多回答は断トツで「時間の使い方(38.6%)」だった。次いで「パートナーの理解(13.7%)」や「職場での育児への理解(10.1%)」と続き、周囲の理解が乏しいと感じている人も多いことがわかった。一方で「大変に思うことはない」と答えた人はわずか3.8%にとどまり、多くの女性が仕事と家事・育児を両立することに大変さを感じていることが伺える結果となった。○4人に1人が、「やりたくない家事育児はない」と回答続いて、「家事育児を両立することでできればやりたくないこと」を教えてもらった結果、「掃除(41.7%)」や「料理(32.8%)」と回答した人が多かった。一方で、4人に1人が「やりたくないことはない(24.6%)」と回答していることから、仕事と家事・育児を両立していても面倒と思うことが無いという人も多くいることがわかった。○手抜きするなら「掃除・料理・洗濯」次に、「仕事と家事・育児を両立する上で手抜きをしていると感じることはありますか?」と聞いたところ、85.8%もの人が「ある」と回答。具体的にどのようなことを手抜きしているのか尋ねると、「掃除(78.2%)」が最も多く、次いで「料理(63.3%)」「洗濯(12.7%)」という結果に。「仕事(4.4%)」や、「子どもの学校行事(6.0%)」「子どもの送り迎え(4.7%)」「子ども の習い事のサポート(3.5%)」といった育児面に関して手抜きをしているという人は少なく、仕事・育児・家事の中では、圧倒的に家事面で手抜きをしている人が多いことが明らかとなった。回答者のうち、すでに子どもが成人した人からは、「両立とか難しいことを考えないで、自然に気楽にやることだと思います」(40代 女性)、「継続は力なり、疲れた時は家族に正直に気持ちを伝える」(60代以上 女性)、「思い切って休みを取る。結果は大して変わらない」(50代 女性)、「育児だけは大切に、時が過ぎれば自分の時間はたくさんできます」(50代 女性)など、家事は気負いすぎず手抜きをして、育児は手抜きせずに取り組むという姿勢が大事だというアドバイスの数々が寄せられた。
2015年03月17日グランビスタ ホテル&リゾートの基幹施設である鴨川シーワールドはこのほど、2月24日に誕生したゴマフアザラシの赤ちゃんの展示をロッキーワールドにて開始した。○ふわふわのゴマフアザラシの赤ちゃんを公開開始ゴマフアザラシのメスの赤ちゃんは2月24日11時34分、ロッキーワールド「アシカ・アザラシの海」で、誕生が確認された。ところが母親の「モネ」は出産後赤ちゃんのもとを離れてプール内を泳ぎ始め、赤ちゃんのもとに戻る様子が見られなかったため、親子2頭を別室に移し係員が経過を観察してきた。その後も授乳をする様子は見られず、赤ちゃんの命を守るため人工哺育で育てることになったという。訓練により「モネ」から母乳を採取し、その母乳を主体にして赤ちゃんを育て、赤ちゃんは誕生時の体長72.0cm・体重7.8kgから体長78.0cm・体重10.8kg(3月10日現在)にまで成長、純白の新生児毛におおわれた愛らしい姿を見せている。今後しばらくの間はロッキーワールド地階で赤ちゃんの様子を観覧でき、時間帯よっては、親代わりの飼育員が赤ちゃんに哺乳ビンでミルクを与えている様子も、ガラス越しに見ることが可能となる。同施設では、ゴマフアザラシの誕生は昨年に続き2年連続となった。ゴマフアザラシの新生児毛は1カ月ほどで抜け落ちて親と同じ模様となるため、今の期間だけの、真っ白でふわふわした毛でおおわれた赤ちゃんの愛らしい姿を見られる機会となる。同園の所在地は、千葉県鴨川市東町1464-18。
2015年03月11日乳房の夢は女性にとっては大切な夢のひとつです。左右対称である乳房のイメージは、カップル・パートナーシップなどを象徴し、また、体の中で左右一対になっている重要な器官をあらわします。乳房にまつわる夢のストーリーによって、身近な人間関係や健康状態を判断できるケースがあります。ではそんな夢のいくつかをご紹介しましょう。■母乳が出る夢・・・ホテルの部屋で、ベッドに座っている私の胸から、突然母乳が出ました。びっくりした私は「ねえ、これ、何かなあ?」と彼氏に質問しているところで目が覚めました。これは結婚を控えたある女性の夢ですが、夢に現われた彼氏は婚約者です。彼に何かを訊ねているイメージは新しい生活を控えて彼を頼りにしていることを反映し、母乳は彼女の心からの喜びをあらわしています。既婚、未婚に限らず、意外に母乳が出る夢はポピュラーです。筆者の鑑定でも数多く取り扱っていますが、基本的に吉兆となり、幸運の訪れを暗示します。母乳が止めどなく溢れてくるほど吉兆です。■乳房が大きくなる、小さくなる夢乳房が大きくなるのは運気アップを、乳房が小さくなるのは運気ダウンを暗示します。母乳があふれる夢と同様、乳房が大きくなる夢やバストアップの夢は対人的な幸運、開運を暗示します。未婚であれば恋愛運は急激に良くなるでしょう。■乳房のかたちが変わる夢・・・お風呂場にいて、私は自分の胸を見てびっくりしました。右の乳房だけが異様に小さく萎びたようになっていました。どうしよう、病院に行かなきゃ・・・と思っているうちに目が覚めました。これはある女性の夢ですが、その後、右眼の視力が急激に低下し、近眼の度が進んでしまったそうです。乳房のイメージが「両眼」に似ているからでしょうか、左右対称になっている器官、眼や卵巣などの疾患を警告していることがあるので要注意です。いびつなかたちの乳房は患部を象徴します。基本的に乳房そのものの疾患を暗示することはありません。反対に、左右の乳房がバランスよく理想的なかたちにバストアップされているなら、運気好転の暗示です。■左右の乳房の大きさが極端に違う夢・・・上半身裸で鏡の前にいます。向かって左側の乳房が異様に大きく、右の乳房が小さいのです。主人に「アンバランスだな。こっちをもっと寄せたらいいんじゃないか?」と言われ、寄せたり、ブラに押し込んだり、一生懸命に形を変えようとするのです。これは20代前半の既婚女性が見た夢ですが、まだ若いので結婚生活のバランス感覚が悪く、試行錯誤している状況をあらわしています。鏡を見ているのは内省的な状態、また、御主人にアドバイスを受けるのはコミュニケーションの不調和をあらわしています。こんなはずじゃないのだけれど、と試行錯誤しているのかもしれません。基本的に左右の乳房の大きさが極端に違うのは、恋人、異性との関係など、身近な人間関係のバランス感覚の悪さや人間関係の不和を暗示することがあります。■乳房の夢は健康、または人間関係のバランサー大切な左右の器官のバランスが悪い時、または身近な人間関係のバランスが悪い時、乳房に象徴されるイメージの夢を見る傾向があります。左右の大きさのバランスの悪い乳房の夢を見た場合、体調に違和感があれば、対になっている体の器官を検査してみてください。健康に問題がない場合、結婚・同棲生活をしているならパートナーシップに何らかの問題があることをあらわします。(梶原まさゆめ/ハウコレ)
2015年03月07日メデラは4日、「出産後の仕事復帰と母乳育児に関する調査」の結果を発表した。調査時期は2014年12月、インターネット上で実施。対象は末子が3歳未満、出産後1年半未満で再び働き始め、現在の就業中の女性。有効回答数は515名となっている。それによると、復帰後の母乳継続率は50%。「復帰後、仕方なく母乳を与える機会を減らした」は61%となり、「母乳育児継続のために復帰時期を延期」と回答した人は7%となっている。復帰後も母乳育児を継続した女性に仕事中の子どもへの栄養についてたずねたところ、「母乳育児は続けたが、仕事中は母乳を与えてない」が70%、「母乳育児を続け、仕事中は母乳と粉ミルク両方を与えた」が17%、「母乳育児を続け、仕事中も母乳のみを与えた」が13%となった。復帰後、母乳育児をやめた、もしくは継続したが仕事中に母乳を与えていなかった母親に、仕事中も母乳栄養の希望を質問したところ、68%が「母乳を与えたかった」と回答している。続いて、母乳育児継続の障壁について調べると、最も多かった回答が「職場と保育場所が離れている」で46%となった。2位は「母乳の出る量が減ってしまった / 母乳が出なくなってしまった」(31%)。また、仕事復帰した母親に職場でのさく乳経験を聞くと、15%がさく乳経験ありとなり、さく乳場所の1位は「トイレ」(59%)となっている。復帰後、職場の「さく乳室・さく乳専用の部屋・スペース」でさく乳した女性はわずか5%にとどまっている。
2015年03月05日皆さんは、「桶谷式」という単語を聞いたことはありますか?「おっぱいが張って痛い」「赤ちゃんがおっぱいにうまく吸い付けない」「赤ちゃんの体重が増えてない気がする」など、「病院へ行くほどではない」ものの、何かしら母乳や育児に関する不安を抱えている人は一度、桶谷式母乳育児相談室へ行ってみるとよいかもしれません。■桶谷式母乳育児相談室とは? 桶谷式母乳育児相談室とは、「昔から行われている痛い母乳マッサージではなく、乳房の基底部(乳腺体の後面)の伸展性をよくしておっぱいをスムーズに出す独自のマッサージをしてくれる」(※)ところです。※ 桶谷式乳房管理法研鑽会のWebサイト より引用「桶谷式」の冠をつけた母乳育児相談室を開いているのは、全員が助産師の資格を持っている専門家。そのため、個人に合わせた授乳方法やおっぱいにやさしい搾乳の仕方、赤ちゃんがよく飲むおっぱいを作る食事についてなどを相談でき、たくさん情報をもらえる、新米ママには心強い存在です。■桶谷式に通いたい場合、予約は必要? 持って行くものは? 多くの相談室は予約制で、料金は初診料が5,000円ですが、2回目からは3,500円になり、詳しいカルテを作っておいてもらえるので、何か不測の事態あった時にもすぐ対応してもらえます(価格はいずれも税抜)。初診の持ち物は、母子手帳とケアで使うタオル。赤ちゃんを連れて、予約時間より少し早めに行きましょう。まずはカルテに書き込みをしながら、妊娠過程、出産前後の状況、赤ちゃんの成長具合などを確認していきます。確認作業が終わったらベッドに横になり、手技を受けます。この時、赤ちゃんはママの隣に来るか、ほかの助産師さんが見ていてくれるので安心です。手技中は「おっぱいが油っぽいけど揚げ物たくさん食べた?」「肩こりがひどいから、この部分が固くなっていたのかも」など、おっぱいの状態を教えてくれますし、今の授乳状況や心配ごとにも原因と改善策を教えてくれます。特に、出産直後の場合はママには正しいおっぱいの飲ませ方を、そして赤ちゃんにも正しいおっぱいの飲み方を教えてくれます。新生児の口はとても小さいので、赤ちゃんが慣れるまでは、ママからも飲み方を教えてあげる必要はありますが、これがなかなか難しいもの。しかし、桶谷式で助産師さんが赤ちゃんの小さな唇を「こうするのよー」とやさしく動かして教えると、赤ちゃんの飲みっぷりに驚くほどの変化が現れることもあります。■「桶谷式は厳しい」って本当? 桶谷式は「食事制限が厳しい」などと言われることもありますが、・カレー・シチュー・ラーメン・揚げ物・肉の脂身・ケーキやチョコレートなどの甘いもの・スパイスがきついものなど、主に脂肪分や糖分の多い食べ物の摂り過ぎがよくないとされているだけ。なぜなら、母乳の中の脂分が細い乳腺の中で詰まってしまうことがあり、その結果、母乳の味が変わって、赤ちゃんが飲みづらくなるからです。ですが、母乳が詰まってしまう度合いはママの体質に影響されます。「絶対に食べたらダメ!」というわけではないので、ストレスをためないように心がけながら注意する程度でよいかもしれません。■乳腺炎で受診した場合は、医療費控除の対象にもなる通常は医療費として認められない桶谷式母乳育児相談室の料金ですが、乳腺炎が原因で手技受ける場合は、医療費控除の対象となります。地方自治体によっては「子育て応援券」のような、子育て支援サービスに使えるチケットを利用すると、施術料が割引や無料になることもありますので、初診の申し込みの際はぜひ問い合わせてみてください。「名前は聞いたことがあっても、どんな時に行けばいいのかわからない」という印象を持つママも多い「桶谷式」。しかし、実は意外と気軽に利用できるのです。心配ごとが膨らむ前に、プロの力を借りて、赤ちゃんとの二人三脚のペースをスムーズに作れるとよいですね。桶谷式母乳育児相談室は、全国にあります。お近くの相談室を探して、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょう。 全国の桶谷式母乳育児相談室検索ページ
2015年02月27日森下仁丹はこのほど、ビタミンDの最新情報をまとめたニュースレターを発行した。体内でカルシウムの補給をサポートする働きをもつビタミンDは、食べ物からとるほかに、太陽の光(紫外線)を十分に浴びると体内で合成されるため「太陽のビタミン」といわれている。近年、女性を中心に紫外線に当たることを避ける生活習慣が浸透していることから、ビタミンD不足とそれによる疾病リスクが懸念されているという。具体的には、ビタミンDが不足することにより、乳幼児の「頭蓋ろう」や「くる病」、高齢者の「骨粗しょう症」や「骨軟化症」を引き起こすリスクが高まるとのこと。国立環境研究所と東京家政大学の研究チームが2014年11月27日に発表した研究内容によると、日々の生活に必要なビタミンDを日光浴によって摂取するために必要な時間は、12月の晴天の日では、北海道札幌市では139分、茨城県つくば市では41分、沖縄県那覇市では14分という結果に。その倍程度の時間日光浴をしない限り、肌に有害な紅斑は生じないため、ビタミンD摂取のためには積極的な日光浴が推奨されている。季節により日光浴が難しい場合は、食事や栄養機能食品などでのビタミンD補給が有効とのこと。特に春に出産を控える妊婦の人は、胎児の健康の観点からも、ビタミンD不足に対する注意が必要となる。「頭蓋ろう」は新生児の頭蓋骨を指でおすとピンポン球のようにへこむ状態のことで、4月~6月頃に生まれた子どもに多いという。これは紫外線量が減る11月~4月に胎児の骨が形成される妊娠後期を迎えることが原因とされており、母体のビタミンD不足が胎児にも影響していると考えられている。乳幼児においてもビタミンDの欠乏が起こりやすくなっており、下肢の骨格が変形してO脚になる「くる病」も、「増加している」という多くの声が小児科の現場からあがっている。くる病は、栄養状態の悪かった1970年代以前に多くみられた病気だが、現代日本人の生活習慣の変化により再び増加しているという。また、くる病を発症していなくても、潜在的にビタミンD不足の乳幼児が多いと考えられている。依藤亨氏(現 大阪市立総合医療センター小児代謝・内分泌内科所属)の調査では、完全母乳哺育には母子ともに多くのメリットがある一方、母乳は人工乳に比べてビタミンDが多く含まれない(3マイクログラム/1リットル)ため、人工乳使用育児の子どもに比べ血中ビタミンD濃度が低いことが明らかになった。ある報告によると、母乳のみで乳幼児に必要なビタミンD量を与えるには、母親がビタミンDを毎日100マイクログラム以上摂取する必要があるとのこと。しかし、「食事摂取基準」(2015年版)で示されている成人の耐容上限量(100マイクログラム)を上まわる量となり、リスクが高く、現実的ではないという。加えて、1998年に母子手帳から「日光浴推奨」の記述がなくなり、皮膚への悪影響から乳幼児を日に当てるのを避ける風潮が根付いているという。そのため、完全母乳哺育では「ビタミンD欠乏症」を招く恐れが高く、適度な日光浴や食事によるビタミンD補給が必要となる。乳幼児のくる病予防には、ビタミンDを1日に10マイクログラム程度摂取することが必要といわれている。母乳哺育では、母乳から3マイクログラム程度、日光浴で3マイクログラム程度、その他の食事(離乳食)や栄養機能食品などから4マイクログラム程度というのが、現代における現実的なモデルとのこと。アメリカやドイツなどの北緯40度以上で紫外線量の少ない諸外国では、産後検診時のビタミンD測定が保険適用内であり、数値が低い場合に「ビタミンDシロップ」が支給され、摂取を推奨しているという。また、市販の牛乳にビタミンDが添加されているなど、乳幼児のビタミンD摂取について積極的な取り組みがされている。同社は2014年9月、「第48回 日本小児内分泌学会学術集会」内で、小児科医などを対象としたセミナー「小児のビタミンD欠乏と補充について」を共催。そしてセミナー終了後、ブース来訪者200名に対してアンケート調査を実施した。「ビタミンD欠乏、ビタミンD不足の乳幼児、小児、児童の診察を行ったことはあるか」という質問に対し、「ある」と答えた人は全体の75%を占めた。また、「患者に『天然型ビタミンD製剤』を勧めたいか」という質問に対しては、97%の人が「ぜひ勧めたい」「勧めたい」と回答した。「現在日本の医療現場では、『活性型ビタミンD製剤』しかなく、欧米に存在する天然型ビタミンD製剤が存在していません。天然型ビタミンD製剤とは、いわゆる食品などで摂取するものと同じビタミンDで、体内で必要に応じて代謝され活性型に変わります。しかし、通常医療機関で使用される活性型ビタミンD製剤は専門家が注意して使用しなければ過剰症を起こしかねず、予防として使用しにくいため、小児科医の多くが天然型ビタミンD製剤に期待を寄せています」と同社。
2015年01月16日サイボウズはこのほど、育児をしながら働く女性250人とマネジメント層の男性250人を対象に実施した、「育児をしながら働く女性」をテーマにしたインターネットリサーチの結果を明らかにした。調査期間は2014年12月8日~9日。同調査では、「育児をしながら働く女性」には自身の体験を、「マネジメント層の男性」には、育児をしながら働く女性の現状について自身が思うことを質問している。育児をしながら働く理由について尋ねたところ、育児をしながら働く女性、マネジメント層の男性共に、最も多い回答は「家計に必要だから」(女性78.8%・男性76.0%)となった。回答に大きな差が見られたのは「自由なお金が欲しいから」で、女性は44.0%が回答したのに対し、男性は24.8%のみが回答し、19.2ポイントの差が見られた。逆に「仕事にやりがいを感じているから」は女性は28.0%だったが、男性は46.0%で18.0ポイントの差が出ている。育児をしながら仕事を行う上で、課題に感じていることを尋ねたところ、女性の最も多い回答は「子どもと過ごす時間が短い」(46.0%)だった。一方、男性は24.4%のみにとどまっている。また、「子供に十分な教育機会を提供できていない」も、女性が男性よりも15.6ポイント高い結果となり、両者にギャップがあることがわかる。一方、男性が最も多く回答した項目は「上司や同僚など職場での理解不足」であり、理解できていない部分があると自覚している方が多いことが明らかとなった。現在の職場環境について取り組んでほしいと思う事を聞くと、多くの項目で女性よりも男性の方が高いポイントとなった。特に差のあった項目は「柔軟な時間帯で勤務が可能な制度」で、女性は58.0%の方が回答したのに対し、男性は73.2%が回答した。女性が男性よりも多く回答した項目は「育児中の女性への評価改善」で、女性が38.8%回答したのに対し、男性が32.0%と6.8ポイント差となっている。また、育児をしながら働く女性についてマネジメント層の男性に悩みを尋ねたところ「仕事を頼みづらい」という趣旨の回答が多かった。また、「育児と仕事を両立できないことによる優秀な社員の退職」という回答も目立つ。
2015年01月05日スザンヌ、オシャレに育児奮闘中テレビに雑誌に活躍中のスザンヌ。子育てにも熱心で、今年の8月には、妊娠、出産、育児について語った本「mamazanne」を出版した。育児中は子供のことが優先になってしまい、自分のオシャレは後回しになりがち。しかし、スザンヌのオフィシャルブログ「Suzanne No Blogzansu」をのぞくと、子供と過ごす日常に上手くオシャレを取り入れたママファッションが、多数載せられている。お散歩は裏地ピンクのロングコートで同ブログの12月22日付け記事では、息子と買い出しがてらお散歩をした様子をアップ。カジュアルな服装に抱っこひもで終わらないのがスザンヌ流で、裏地がピンクのロングコートをあわせている。自分や子供の防寒にもなるし、動くたびにちらっと見えるピンクがオシャレだ。また、同ブログ12月19日付けの記事では、UNIQLOのニット帽を紹介。値段は980円だということで、「お手頃だ~、ヒートテックだし、あたまポカポカ」と大絶賛している。大人のサロペットスタイルそして、洗練されたサロペットスタイルを披露しているのが同ブログの12月17日付けの記事だ。Rodeo Crownsのデニムスウェットサロペットに、mysticのボーダートップスをインし、さらにハットとムートンコートあわせたコーディネイトはさすが。サロペットを大人っぽく着こなす見本にしたい。【参考】・スザンヌ オフィシャルブログ「Suzanne No Blogzansu」
2014年12月27日生理前に、女性ホルモンの影響で起こるPMS(生理前症候群)の症状のひとつに「乳房が張る」というものがあります。人によっては、胸が大きくなったように感じられるかもしれませんね。なぜ生理前には、子宮とは離れた場所にある胸が、張ったり痛んだりするのでしょうか?○生理前には、ホルモンの影響で乳腺が変化乳房は、主に脂肪と、母乳をつくり出す「乳腺」からできています。排卵から生理が始まるまでの黄体期に黄体ホルモンが多く分泌されると、その影響で乳腺の組織が変化するため、乳房が張ったり痛みが生じたりします。張りがあると少し胸が大きく感じますが、服や下着が入らなくなるほど大きくなることはありません。生理が始まる頃には黄体ホルモンの分泌が減るため、乳房の張りや痛みもおさまることが多いようです。痛みがひどい人は受診が必要ですが、「そこまで痛くはないけれど気になる」という場合は、リラックスする、軽い運動で血行をよくするなど、PMSを改善するセルフケアをしてみてください。張っているときに胸を締めつけると余計つらいので、なるべくラクな服装で過ごすのがおすすめ。ワイヤーのないカップ付きインナーなど、胸への負担の少ない下着を持っておくと便利ですよ。セルフケアについては、記事「生理前のイライラ、どうやって乗り切る? - 糖分の取りすぎは症状悪化の一因」で解説しています。○妊娠や病気で胸が大きくなる場合も胸が張る、大きくなるという症状は、生理前だけに起こるものではありません。妊娠している場合にも、生理前と同様に胸が張ることがよくあります。また授乳期には、乳腺が発達し、より乳房が大きくなります。・乳腺症や乳がん乳腺症や乳がんといった病気が、胸の張りや痛みを引き起こしていることもあります。乳腺症は、ホルモンバランスの乱れなどによって乳房に良性のしこりができる病気。乳腺症自体はあまり心配のない病気ですが、しこりは悪性の腫瘍である乳がんの可能性もあるので、生理でも妊娠でもないのに胸の張りや痛みが気になる場合は必ず乳腺外来などで専門医の診察を受けましょう。・乳腺炎また授乳期に乳房が張ったり痛んだりする場合は、乳腺炎の可能性が大。乳腺炎は、産後、母乳が乳腺にたまって炎症が起こる病気。授乳中の乳腺炎については、かかりつけの産婦人科や助産院で相談できます。乳房は、女性を魅力的に見せるためだけでなく、産後には母乳を出すという役割を果たす部位です。それゆえ、子宮と同様に女性ホルモンの影響を受けやすい面もあるのです。普段より張っている、大きく感じるなど、小さな変化に敏感になることは、病気やトラブルを早く発見するためにも非常に大切です。日ごろから胸のチェックは欠かさずに!※画像は本文と関係ありません○善方裕美医師日本産婦人科学会専門医、日本女性医学会専門医1993年高知医科大学を卒業。神奈川県横浜市港北区小机にて「よしかた産婦人科・副院長」を務める。また、横浜市立大学産婦人科にて、女性健康外来、成人病予防外来も担当。自身も3人の子どもを持つ現役のワーキング・ママでもある。主な著書・監修書籍『マタニティ&ベビーピラティス―ママになってもエクササイズ!(小学館)』『だって更年期なんだもーん―なんだ、そうだったの?この不調(主婦の友社)』『0~6歳 はじめての女の子の育児(ナツメ社)』など
2014年12月25日上野動物園では11月11日、ミナミコアリクイの赤ちゃん「あさひ」がデビューした。○5月1日に誕生したミナミコアリクイの赤ちゃんの一般公開を開始同園では5月1日の夕方、ミナミコアリクイの「アイ」が体重154グラムの小さな赤ちゃん(通常300~500グラム)を出産。昨年7月15日に生まれたメス「ひなた」の兄弟となる。赤ちゃん(性別不明)は「あさひ」と名付けられた。アイは2頭目の出産だが、「ひなた」の時と同様、子育てに関心がなく、また母乳があまり出ない。そのため、動物病院の保育器で育てることとなった。アイの母性本能を目覚めさせるために、初めのころは1日に数分間だけ、寝ているアイのふところに赤ちゃんをそっと戻して慣れさせた。アイは母乳が出ないものの、次第に子への興味が増したらしく、ぺろぺろ舐めて世話をするようになったという。「あさひ」は日に日に体重が増え、生後1カ月頃、正常な出生時の赤ちゃんの体重(306グラム)にようやく追いついた。生後86日には自分でアボカドとグレープフルーツも採食するようになり、生後130日には完全に哺乳瓶を卒業した。生後150日頃になると、母親との終始同居が可能となった。すでにアイの体重の約2分の1以上(2.5キロ)となり、その体でアイの背中に乗っかったり、ドスドスと音が聞こえてきそうなくらいのスピードで母親の後ろを付いてまわったり、食事中というのにジャンプして母親に飛びかかってちょっかいを出したりと、とにかく元気いっぱいに動き回っているという。そしていよいよ11月11日、バードハウス2階に親子そろってデビューを果たした。展示場ではロープを上手に渡ったり、さらにアクロバティックな行動を見せてくれている。同園動物病院係・林笑氏は、「元気でわんぱくな赤ちゃん『あさひ』の新しい動きをぜひ発見してください」とコメントしている。赤ちゃんの詳細は、同園Webページにて確認できる。同園の所在地は、東京都台東区上野公園9-83。
2014年12月18日イクメンという言葉が世の中に定着して久しいが、”イクボス”という言葉をご存知だろうか?イクボスは育児に理解のある事業主や上司のこと。内閣府男女共同参画局のウェブページによれば、男性の育児参加・育休取得を支援する目的で開催された群馬県のセミナーで使われたことがきっかけで生まれた言葉だという。今回マイナビニュースでは、「うちにイクボスがいます」と手を上げてくれたフェイスを訪問。育児アプリ開発を行う”イクメン”の金光泰佑さんと、その上司である”イクボス”小澤真知子さんに、会社でのイクボス事情についてお話を伺うことができた。○「イクボス」と呼ばれて――最近は部下の育児参加に理解のある上司を「イクボス」と呼ぶそうです。金光さんにとって小澤さんはイクボスですか?金光さん「はい、『イクボス』と呼べると思いますね。もちろん仕事をきちんとしていることが前提ではありますが、保育園行事などへの参加にも理解があります。また、妻のことを気にかけてくれて、「たまには早く帰ったら」と声をかけてくれることもあります。育児の悩み事について相談することもありますし、会社の上司というだけでなく、育児経験の先輩という面があると思いますね」――世の中には「子供が熱を出したぐらいで帰るな」と育児に理解の無い上司もまだまだ多いと思います。金光さん「私の友人の男性で、奥さんがインフルエンザで倒れてしまい、自分がどうしても子供の面倒を見なければならずに有休を取得したら、上司から嫌味を言われた…という人がいます。世間でイクメンへの理解が広まっているとはいえ、まだまだそのような職場でつらい思いをしているパパママは多いと思いますね」――小澤さんは、ご自身が『イクボス』と呼ばれることについてどう思いますか?小澤さん「『イクボス』という響きにはなかなか慣れないんですが…(笑)。私が出産したのは12年前ですが、実は今の会社で、産休も育休も私が第一号だったんですよ。弊社の社長は理解のある人で、『いつ戻ってくるの?』ぐらいの感じだったので、働きながら育児をするということに迷いはありませんでした。職場に戻ってきてからも、色々な場面で職場のみなさんに助けてもらって、ここまで来られたと思います。今は上からしてもらったことを部下たちに返してあげたいなと思っています。その思いが、自分をイクボスと呼ばれるようにしてくれたと思いますね。ここ3、4年でパパママになる人が一気に増えました。社内で時短制度を使っている人もいますし、子育ての話をする機会も増えましたね」――世のパパママの中には、「周りに迷惑をかけてしまっている」と育児と仕事の両立に悩んでいる方も多いかもしれませんね。イクボスから何かアドバイスはありますか?小澤さん「今は大変かもしれないし、ペースダウンせざるを得ないときもあるかもしれません。でもそういう時期がずっと続くわけではない。仕事を長いスパンで考えてほしいと思います。ただし、仕事に対する責任感はしっかり持つべき。与えられた仕事はできるときに集中してきっちり仕上げるようにする。そうやってがんばっていればいざというときに周りも応援してくれるはずです」○イクメンとイクボスが作ったアプリ金光さんは育児経験を活かし、育児アプリの開発を担当されているそうだ。例えば育児に関するQ&Aや成長の管理手帳などいくつかの機能をまとめたスマホアプリ「Baby Smile」は、金光さん主導で開発されたという。金光さん「いまウチには6歳と3歳の息子がいるのですが、長男が生まれたばかりの頃、夜泣きが本当にひどくて、妻が憔悴しきった様子で育児手帳をつけていたんですよ。子供が起きないように暗闇で、寝不足の妻が書くものですから、読めないようなヨレヨレの字でした。そのとき『もっと簡単に育児記録を付けることはできないか』と思ったのですが、当時はスマホなどほとんど普及していない状況でしたからね。2年前に弊社サービスのユーザーから企画を集めるコンペがあり、前身となる育児アプリができました。それをバージョンアップする形で生まれたのが「Baby Smile」です。少しでもママの負担を軽くするにはどうしたらいいものかと。これはもう育児している人に聞くのがいいと、妻はもちろん、社内の子育て経験がある人間に聞いて回ったり、育休中の社員にメールを送ったりして、意見を集めて機能を考えました」――金光さん自身がこだわった点は?金光さん「子どもの健康に関する『Q&A』機能ですね。どんな症状のときにどうすべきかが、一覧してすぐにわかるようにデザインしました。初めてのお子さんだと、パパママもちょっとしたことに動揺しがちということは経験上わかっていましたから、なるべく細かい情報も入れるようにしました」――ビニールの音、麺をすする音、掃除機の音などが入った「泣き止み音」もおもしろいですね金光さん「どれも子宮の中で赤ちゃんが聞いている音に似ているんだそうです。「お腹の中の音」という泣き止み音は、実際に弊社社員の奥さんの子宮の音を録音したものなんですよ(笑)」――小澤さん、働くイクボスという視点から見ると、このアプリはどうでしょう?小澤さん「妊娠しながら働いていると、例えばお腹に張りがあったりしても、張りがどの程度のものか、どのくらいの期間続いているのか…細かいところまで覚えていられません。自分の体調を簡単にでも記録していくことができるので、赤ちゃんが生まれるまでママたちに安心して過ごしてもらえるアプリになったと思いますね」育児するパパママの痒いところは、育児するパパママが一番よく分かる。イクメンと、それを支えるイクボスがいたからこそ生まれたアプリと言えるかもしれない。インタビューを通じて、今後イクボスやイクメンは、社会を動かしていくアイデアを生み出す源になるだろうと感じた。あなたはどう思っただろうか?
2014年12月18日出産直後から始まる授乳。しばらくは3時間おきの授乳が続くため、寝不足になるママも多いことだろう。今回は、マイナビニュース会員のママ139人に授乳に関するアンケートを実施。また、授乳で困ったことについても聞いてみた。○授乳についてお聞きします。あなたは「完全母乳」「完全ミルク」「混合授乳」のどれに当てはまりますか。完全母乳 46.0%混合授乳 43.9%完全ミルク 10.1%○授乳について困ったことはありますか。はい 39.6%いいえ 60.4%○完全母乳ママの回答・「産まれてすぐは乳首が切れて痛かった。3カ月過ぎるまで2時間で張る状態で夜中とかしんどかった」(28歳女性/情報・IT/技術職)・「しょっちゅう乳腺炎になって乳房が真っ赤に腫れ、熱が39度出てつらかった」(45歳女性/主婦)・「最初のころは授乳ができなくて3時間おきくらいに搾乳して哺乳瓶であげていたので大変でした。泣きじゃくる息子を夫が抱っこしている間に搾乳するので主人も睡眠不足だったのによく頑張ってくれました」(48歳女性/その他)・「結婚式に出席するため赤ちゃんを一日夫にみていてもらったけど、哺乳瓶拒否でミルクを一切飲まなかった」(27歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「最初、添い乳がうまくできなかった」(29歳女性/医療・福祉/専門職)・「卒乳がなかなかできなかった。子のアレルギーのため母の私も食事制限した」(29歳女性/主婦)○混合授乳ママの回答・「母乳が足りているか分からないこと」(35歳女性/生保・損保/事務系専門職)・「子どもが小さく生まれたので、なかなか吸う力がなかったこと」(30歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「授乳室ってやっぱり少ないからすごく混み、それが大変だった…デパートならあるけど」(29歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「陥没乳頭で切れていたかった」(38歳女性/医療・福祉/専門職)○完全ミルクママの回答・「母乳がほとんど出なかった」(49歳女性/主婦)・「新生児の時は飲み方の下手な子で、のませるのに時間がかかって、自分の休める時間が無くて辛かった」(29歳女性/その他)・「出るなら母乳も使おうと思っていたが、授乳の姿勢がうまくいかず、乳首が切れて痛かった。職場で搾乳するのも、むなしかった」(32歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)授乳に関するお悩みで多くあがっていたのが、乳首トラブルや乳腺炎。乳首が切れて痛い、乳腺炎で熱が出るなど苦しんでいたママが多かった。さらに、「授乳室が少ない」と指摘している回答も目立った。新生児のうちは子の吸い付きが弱かったり、ママもコツがつかめなかったりと、試行錯誤の連続のようだ。子どもの歯が生えてくると、乳首が切れるなどのトラブルが多発し、苦労するママも多い様子。搾乳器や母乳保存バッグ、乳頭保護器など、授乳グッズも最近では充実している。さらには粉ミルクもうまく活用し、ストレスのない育児に取り組んでもらいたいものだ。調査時期: 2014年12月5日~2014年12月16日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 女性139名(ママ限定)調査方法: インターネットログイン式アンケート※画像は本文と関係ありません。
2014年12月16日今も昔も変わらず存在する嫁姑問題。嫁姑の間に溝が生じるきっかけは様々だが、ママたちに聞くと、「子供がうまれてから深刻化した」という声が少なくない。Aさん(38歳・3歳女児)は逆子で帝王切開となった。産後の回復も遅く、自宅で横になる日々が続いていたという。そんなAさんに義母は、「『経膣分娩でこそお産の大変さがわかる。帝王切開だったアナタにいつまでもゴロゴロ横になっている資格はない』と言いました。その後も体調の悪い私に長々と説教を続けてましたね。聞き流してましたけど。悔しいとかそういう感情はなく、この人とはこの先うまくやっていけないだろうなと思いました。それまで、関係は良好だったんですけどね」。現在はというと、「盆正月も夫の実家には帰っていませんね。会いたくないから、そういう時期にはいつも家族旅行の予定を入れています」。Bさん(37歳・2歳女児)も子供がうまれるまでは義父母との仲は良かったという。しかし、「無痛分娩をすると夫がメールで伝えると、すぐに電話が。『赤ちゃんに悪影響があるかもしれないのに! 自分がラクするために赤ちゃんを危険にさらすなんて』と義母だけではなく義父にも怒鳴り散らされました」。Bさんの場合、さすがに出産時は義父母を病院に呼んだそうだが、その後は1年ほど会う機会を設けなかったという。「会うと絶対色々ケチをつけられると思うし。これからも極力会わないようにします」。○母乳育児派の義母&義祖母Cさん(29歳・3歳男児)は、母乳が出ず、悩んだ末に完全ミルクでの育児を選んだ。義父母、義祖母とは結婚と同時に同居だったのだが、粉ミルクを子どもにあげている様子を見ると義母と義祖母が大騒ぎ。「粉ミルクだから寝つきが悪い! 」「粉ミルクだから下痢ばかりしている」「母乳が出ないのはお前の不摂生のせいだ」と2人からまくし立てられた。現在、Cさんの子は標準より少しほっそりとした体型なのだが、「『粉ミルクだったから痩せているんだ』といまだに言われますよ」。出産前は3人で買い物に行くほど仲が良かったというが、「もう人間不信レベルですよ。粉ミルク育児にしただけでこんなにも言われるだなんて。夫も間に入るのに疲れて、最近は、別居をして3人で暮らそうという話が出ています」と関係修復が困難な状態だ。これまで嫁姑の関係が良好でも、育児という互いに譲れない事柄に向き合うことで、考え方や価値観の違いが表面化してくるようだ。姑にとっては育児の先輩としての誇りがあり、嫁にとっては「自分の子なんだから口出しされたくない」という思いが強いのだろう。また、育児法も時代の移り変わりと共に変化していくもので、そういった点でも衝突することが少なくない様子。互いに適度な距離を保ったり、夫や義父に間に入ってもらうなどして、絶縁状態になることだけは避けたいものだ。※画像と本文は関係ありません。
2014年12月10日母乳育児中は、すぐに授乳できるようにと、首元の開いた服や前開きの服を選びがち。本当はお気に入りなのに、授乳のことを考えると着られない服があるという方も多いのではないでしょうか。かといって、授乳のことを気にせず服を選んでしまうと、授乳のたびに下からシャツをめくることになるので、お腹が出て冷えてしまうし、寒い時期はニットなど厚手の服を重ね着するので、授乳の間、服をめくって持ち上げているだけでも大変です。そんな時、重宝するのが「授乳ネックレス」です。昔はゴムひもを適当な長さで輪にして、首にぶら下げ、そこにめくり上げた服をかけていたようですが、つけていてもかわいいものがいいなぁと思い、作ってみました。 これなら、首にかけていても、首元に見えるレースがかわいらしい上、肌もチクチクしません。リボンやレースモチーフをあしらえば、ネックレスのように、コーディネートのワンポイントとして、服の上にサラリとつけておくことができます。お好みでアレンジをして、母乳育児にも、普段のコーディネートにも役立ててください。 ■ 母乳育児におすすめ、オーガニックレースの授乳ネックレスの作り方<用意するもの> ・オーガニックコットンレース 50~60cm・オーガニック ストレッチレース 20~30cm・針と糸などの裁縫道具・リボンやレースモチーフ(肌触りが気にならないのであれば、ビーズやパールでもOK)<作り方>作り方は簡単。レースの端をそれぞれ三つ折にして、モチーフの裏に縫い付けて輪にするだけです。手芸用の仮止めクリップで留めてから縫うと、作業しやすいです。編み物が好きな人は、毛糸で輪のモチーフをいくつか作って繋げるだけでもよいでしょう。最近は工夫された授乳服もたくさんありますが、実際使ってみると、後ろの首が引っ張られて肩がこったり、胸元で布がもたついたりするので案外使いづらいことが多いもの。私は結局、・やわらかいカップキャミソール + 前が開きやすいカットソーやニットまたは、・普通のカットソーやニット + 授乳ネックレスこの2つのスタイルに落ち着きました。授乳服を試してみるのも、もちろんよいですが、今持っているお洋服を活かすために、授乳ネックレスも1つは作って持っておくと役立ちますよ! 母乳育児中の方も、これから赤ちゃんを迎える方も、ぜひ参考にしてください。
2014年12月02日復帰月の10月は2時間の勤務時間短縮。家事や育児といったプライベート面は、思っていたより順調だった。子供はまだ離乳食が始まっていなくて、子供の食事の準備が不要だったのが結構助かった。しかし、仕事面はというと、2時間の時短は想像以上に影響大で、あっという間に退社の時間がやってくる。毎日仕事のやり残しが出てしまう。チームプレイな業務内容ではないのが救いだったが、もっとパフォーマンスを上げないと、迷惑をかけてしまうと感じた。時短勤務の自分を同僚や上司はどう思っているのか。時短のワーキングママたちは、そんな他人の目が気になる人も多いかと思うが、私の場合は正直、そんな他人の目を気にする余裕は一切なかった。○新米ママ、育児の悩みは尽きずプライベートが意外に順調とはいえ、子供が生後4カ月ということは、ママ歴も4カ月ということ。完全に新米なのだ。「そろそろずり這いしないのかな? 」「離乳食はいつ始めようか。どんなものを食べさせたらいいんだろう……」と育児に関する悩みは尽きない。夫との関係も、いったん修復されたとはいえ、まだまだ不安定な状態だ。油断すると、「給料が私より多ければ、家事も育児も免除されるのか」なんていうどす黒い気持ちが心の中で渦巻いてくる。それを表に出さないようにするのに一生懸命(いや、顔に出ていたかもしれないけれど……)。そして11月。出勤時間は定時となり、退社時間を1時間だけ短縮した。保育園の送りは原則夫の役割となった。お迎えは私。私としては保育園送りがなくなった分負担は軽減され、1時間の勤務時間延長はかなり助かった。やり残していた仕事が少しずつ少なくなっていった。まぁまぁ順調。そんな風に思っていた復帰2カ月目だったが、あのシーズンが着実に近づいてきていたのだ。そう、「風邪」である。
2014年10月10日母乳がたくさんですぎて、母乳パットを使いましたか? 母乳パットは必要ありませんでしたか? 授乳経験のある方で、「差し乳」や「溜まり乳」という言葉を聞いたことがありますか? どちらも、母乳の出方を指す言葉です。「差し乳(さしちち)」とは、普段は母乳が分泌されず胸が張ることが少ないけれど、赤ちゃんが吸うタイミングで母乳が出始め、常に新鮮な母乳をあげられるおっぱいのこと。いわゆる、受注生産型のおっぱいです。中には、「おっぱいが出ているかどうかわからない」という人もいるかもしれません。授乳のリズムが整う生後半年くらいから「差し乳」になる人が多く、母乳育児にとっては理想的な状態といえます。 一方、母乳の生産が多過ぎて「おっぱいがたくさん出るのは嬉しいけれど、パンパンに張って痛くなる」という状態を「溜まり乳(たまりちち)」と言います。赤ちゃんが乳腺に「溜まっている」おっぱいを飲むことになるので、そう呼ばれています。溜まり乳になるかどうかは、遺伝や乳腺の細さなど元々の体質が大きく関わってきます。溜まり乳タイプの人は、乳腺が詰まってしこりができやすく、乳腺炎を引き起こしやすいため、注意やケアが必要です。そこで、まどれ助産院の真木先生に、溜まり乳のための対策法を伺ってきました。■母乳が出過ぎる、溜まり乳を改善する乳腺炎対策赤ちゃんが生後半年を過ぎたのに、まだ常におっぱいが張って、痛くて困っているという人は以下の点に注意してみてください。 (1)授乳間隔を空け過ぎず、2~3時間にする赤ちゃんが乳房をくわえると、最初に小さく細かく吸う「催乳」の動きがあり、それを合図にママのおっぱいが出始めます。赤ちゃんと離れていても2~3時間ごとに新しいおっぱいは生産されるので、その間隔で赤ちゃんに授乳することがトラブルを避ける大きなポイントになります。 (2)搾乳し過ぎない人の体はよくできているもので、母乳は必要とされている分だけ出るようになります。ですから、搾乳をたくさんしてしまうと、体は「母乳がもっと必要なんだ」と判断してしまい、過剰に母乳が生産され、溜まり乳になってしまいます。張り過ぎて眠れない夜も、絞ってよいのは片方のおっぱいにつき50mlくらいまで。それ以上絞ると分泌量が増えてしまうので、絞り過ぎないように気をつけましょう。(3)食事はあっさり和食に母乳はママが食べたものから作られています。脂肪分が多いものは乳腺が詰まりやすくなり、スパイスが多いものは赤ちゃんが嫌がることも多く、量を飲んでくれなくなる可能性があります。そのため、あっさりした和食がおっぱいには最適です。ちなみに、和食ではありますが、もち米系の食べ物はおっぱいのも分泌量が増えるので避けたほうがベターです。 (4)全身の血行を良くする母乳に効くツボは肩甲骨周りや首や肩にあるため、ストレッチなどでその辺りの筋肉をほぐし、血行を良くしましょう。ただし、一日何度も湯船につかるなど、温め過ぎると分泌が増えやすいため、張り過ぎてつらい時はシャワーだけにしておくとよいでしょう。(5)乳腺の張りや詰まりを取る乳房が固く張った時は、乳首の周辺を柔らかくなるまで手で絞ってから、赤ちゃんにあげましょう。そして、なるべく固くなっている部分から赤ちゃんがおっぱいを飲んでくれるように促すと、症状が軽くなることが多いそうです。乳首に白い粒が栓のように詰まった時は、乳首に馬油などをたっぷり塗ると良いようです。ですが、くれぐれもやり過ぎはNG。白栓や固い乳栓を取ろうと頑張り過ぎると化膿の原因になりますし、しこり部分を強く押さえ過ぎると張り返しが起き、リンパが腫れて事態が悪化することが多いため、無理は禁物です。また、馬油を塗った際、通気性が悪くなると、細菌性乳腺炎の原因菌のひとつであるカンジタなどの皮膚炎にかかりやすくなります。通気性の良い下着やガーゼをつけて、細菌の発生を防ぎましょう。■こんな時は母乳マッサージを受けよう「赤ちゃんの飲み方がいつもと違う」「おっぱいを飲みながらひっぱったり噛んだりする」と感じたら、すぐに助産師さんや桶谷式の母乳相談室などに相談し、乳腺マッサージを受けましょう。私も母乳が出過ぎる体質で、夜にこってりしたものを食べた後、翌朝まで授乳せず寝てしまい、おっぱいが痛くなって、桶谷式の母乳マッサージに駆け込んだことが何度もあります。おっぱいが張り過ぎてブラジャーのサイズが小さくなり、締め付けられることでよりひどくなってしまうこともありました。整体へ行っても漢方薬局へ行っても「母乳が出ない人のためのツボや漢方はあっても、出過ぎの人につける薬は何もない」と言われてしまい、結局は和食で赤ちゃんとのリズムを作ることが一番だと思い知ったのです。赤ちゃんにいつでも新鮮なおっぱいをあげられるよう、紹介したポイントを心がけながら、一緒に頑張っていきましょう。
2014年10月07日女性の悩みに応える株式会社デジタルブティックと株式会社ohana本舗は妊活中、妊娠中、育児中の女性に必要な栄養素を考慮した、オリジナル野菜セットを共同開発し、6月から販売を開始しており、9月19日に販売サイトをリニューアルオープンしたと24日発表した。デジタルブティックは、年間700万人以上のママに利用されている妊娠・出産・育児ソーシャルメディア「ベビカム」の運営を通して、「もっと野菜を摂りたいが、どんな野菜を食べれば良いか分からない」「買い物をするのが大変」「野菜の品質が気になる」といった女性たちの声を元に、今回のセット開発に至った。大分県臼杵市の農場で、無農薬・無化学肥料の野菜栽培に取り組んでいるohana本舗と共同で開発することで、妊活・妊娠・育児といった、特にからだに気を配りたい時期の女性たちにとって気になる、安全性、栄養価、利便性などを最大限に考慮した野菜セットが完成した。また、今回の販売サイトリニューアルによって、WEBサイトから手軽に購入できるようになった。(画像はプレスリリースより)無農薬・無化学肥料野菜価格は各2,500円(配送料・消費税込)で、定期購入の場合は、初回1カ月間1,250円とお得になる。ビタミンC、E、葉酸、鉄、カルシウム、食物繊維など、妊活中、妊娠中、育児中の女性にとって特に重要な栄養素を、多く含む野菜を厳選し、旬の野菜7品目+おまかせ1品目+おたのしみ1品目を届け、バランスの良い食生活による、健康なからだづくりを応援する。「ベビ待ちさん」には冷え・ストレス改善、ホルモンバランス改善等の働きがある栄養素、「妊婦さん」には胎児の発育や、貧血・便秘防止等に必要な栄養素、「ママとベビー」には母乳育児や離乳食に役立つ栄養素と、それぞれに重要な栄養素を含んだ野菜が届く。野菜はすべて、無農薬、無化学肥料栽培で、種まきから苗の育成、栽培まですべて自社農場で行い、土づくりにもこだわった、高品質な野菜であるだけでなく、収穫したその日に箱詰めし、クール宅配便で当日中に発送されるため、買い物の手間が省けるだけでなく、新鮮な野菜を楽しむことができる。【参考】・株式会社デジタルブティックのプレスリリース(PR TIMES)・[ohana本舗×ベビカムオリジナル野菜セット]
2014年09月25日このところ「おむつなし育児」という育児法が話題になっています。多くのママは、「おむつなし」と聞くと、まった全くおむつをしないの? 床や部屋が汚れはしないのかな? などと疑問に思うかもしれません。そこで今回は話題の育児法、「おむつなし育児」について解説、検証してみます。■「おむつなし育児」は、かつては日本でもやっていた「おむつなし育児」は、決して目新しいものではなく、布おむつも紙おむつもなかった時代、当たり前にやっていた方法です。いつのまにか日本では途切れてしまいましたが、今再び注目されています。簡単に言えば、「おむつの中でおしっこやうんちをすることを当たり前にせず、なるべくおむつの外でさせることで、赤ちゃんのうちに排せつの気持ちよさを伝えてあげる方法」です。言い換えれば、「おむつでうんちやおしっこをすると気持ち悪い」という感覚を当たり前にすることだといえます。■おむつをまったくしないわけではありません「おむつなし」とは言っても、普段はおむつをしています。赤ちゃんをよく観察して、おしっこやうんちが出そうかな? というタイミングでおむつを外し、なるべくおまる・トイレなどでさせてあげるのが、おむつなし育児の基本です。とはいえ、何がなんでもおむつなしで! と気合いを入れ過ぎる必要はありません。家ではおまるでしていても、外出時は紙おむつでしてOK! くらいの緩やかな気持ちで取り組むことがポイントです。「おむつを外す」ことが目的ではなく、赤ちゃんの頃から排せつの仕組みや楽しさを親子で共有することが最も大切な目的。そこが、いわゆるトイレトレーニングとは違うところでもあります。歌を歌ったり、掛け声をかけたり、時には遊んでみたりと、コミュニケーションしながら行うのもおすすめです。■ママにとって子育ての自信につながります! 出産してすぐは、赤ちゃんがどうして泣いているのか、何を求めているのかがわからなくて戸惑うママがほとんどです。でも、時間を重ねて赤ちゃんに向き合っていくうちに、だんだんと赤ちゃんの欲求に気付きやすくなっていきます。これと同じように、おむつなし育児を続けていくと、徐々に子ども自身のサインやタイミングが、自然にわかってくるようになるそうです。しかも赤ちゃんは自分の欲求がすぐに満たされるとご機嫌な時間が長くなります。それは、ママにとって育てやすさを感じることにも繋がります。また、排せつ以外の欲求も気付きやすくなることが多く、結果的に子育ての自信に繋がることにもなります。とある国では、生後数ヵ月間は、家の床に赤ちゃんを置いてはいけないという風習があり、赤ちゃんはずっと、スリングのような布の中でママに抱っこされて過ごすそうです。すると、赤ちゃんとママがずっと密着しているため、五感で感じ合うようになり、排せつのタイミングがわかるようになる、という話を聞いたことがあります。おむつなし育児とは、まさにこうした感覚なのでしょうね。■おむつなし育児を実践しているママに聞いてみました!「いつの間にか子どもの排せつのタイミングがわかるようになって、親として自信が持てたような気がします!」(6ヵ月の子のママ)「ずっと便秘がちでしたが、おむつの外に出すほうがたくさん出るようで、便秘も自然に解消できました!」(7ヵ月の子のママ)「以前は布おむつを使っていましたが、だんだんおしっこの量が増え、洗濯が大変になってきたので、おむつなし育児に切り替えました。今では助かっています」(5ヵ月の子のママ)「オムツ代が節約できます! しかもエコですよね」(8ヵ月の子のママ)「トイレでうんちやおしっこをすることに抵抗を感じることがなかったので、トイレトレーニングに苦労せずに済みました」(1歳6ヵ月の子のママ)おむつオムツなし育児とはつまり、赤ちゃんとじっくり丁寧に向き合うこと、そして、親子のコミュニケーションを豊かにするためのひとつの方法だと感じました。軽い気持ちで構わないので、興味がある人はぜひ実践してみてはいかがでしょうか。
2014年09月19日できれば母乳育児を続けたいけれど、職場復帰後は断乳も仕方ないと考えるママは多いのではないでしょうか。しかし、実は働くママにこそ、母乳育児をするメリットがあります。今回は、働きながら母乳育児をするメリットと、その方法をお伝えします。■働くママの母乳育児は、ママと赤ちゃんの心の安定をもたらす働くママだからこそ、実は母乳で育てるほうがラクなのです。というのも、ママのおっぱいを飲む時間は赤ちゃんにとって大事なスキンシップの時間で、赤ちゃんの心の安定をつくる時間でもあります。ママが働いている間、赤ちゃんはいつも一緒だったママと離れているので、不安だったり寂しかったりしています。ママが仕事を終えて帰ってきた時におっぱいをもらえたら、不安でいっぱいだった赤ちゃんの心はすぐに安定します。赤ちゃんの心の不安は、発熱や風邪といった身体の不調を引き起こすこともあります。母乳育児をしていると赤ちゃんの心がを安定するため、急な体調不良を防ぐことができ、結果としてママも仕事を休む回数が減るというわけです。同時に、赤ちゃんにおっぱいをあげることで、ママにも幸せを感じるホルモンが出てきます。母乳育児は赤ちゃんだけでなく、ママの心の安定にもなるのです。仕事、家事、育児でお疲れのママは、母乳育児をすることによってリラックスをすることができますよ。■夜間と休日だけ母乳の「変則授乳」で対応しようとはいえ、働きながらの母乳育児はなかなか大変です。中には、一生懸命搾乳をして冷凍し、保育園に預けながら完全母乳育児を続けているママもいるでしょう。冷凍母乳はお断りという保育園もありますし(私が見学をした保育園もそうでした)、勤務中に搾乳をして保存するというのも、育児に理解のある職場環境でないと難しいですよね。そのため私は、平日昼間の預けている間は粉ミルク、休日や夜間は母乳をあげるという、「変則授乳」の方法をとりました。この方法でも私の場合、十分母乳は出続けましたし、むしろこのほうが、授乳タイムが楽しみになって、とても幸せでした。完全母乳で育てないと赤ちゃんがかわいそうなのでは? と思うかもしれませんが、育児に完璧は存在しません。仕事、家事、育児に頑張っているママが、楽しくニコニコ赤ちゃんと接することが、何より大切なこと事です。メリットをうまく利用して、無理なく母乳育児を続けてみてくださいね。
2014年09月16日毎回同じ姿勢で授乳していると、赤ちゃんが母乳を同じ箇所の乳腺からばかり飲むことになり、飲まれていない箇所に飲み残しが発生します。飲み残された母乳は、溜まって味がおいしくなくなり、濃く小さく固まって、乳腺炎の原因になる場合があります。そのため、こまめに授乳姿勢を変えることが必要です。そこで今回は、代表的な授乳姿勢、赤ちゃんの抱っこの仕方を4つご紹介しますので、ご参考になさってください。■1.横抱きママのお腹に授乳クッションなどを置き、その上に赤ちゃんを寝かせてあげる姿勢=横抱きは、もっとも代表的な授乳の姿勢です。 この時、お母さんと赤ちゃんのお腹が密着するとよいでしょう。体が密着すると赤ちゃんも安心しやすく、クッションの中綿がしっかりしていればママも猫背にならずに授乳できます。クッションだけで高さが足りない場合は、バスタオルなどを追加して高さを調整してください。■2.フットボール抱きフットボール抱きの「フットボール」は、ラグビーのこと。赤ちゃんを脇に抱えて授乳させる姿勢のことをフットボール抱きといいます。横抱きの姿勢から、そのままあげる側の母乳の方向へクッションごと赤ちゃんをスライドします。もしくは、ふとんやクッションなどを積み重ねてもOKです。たまにこの抱き方で母乳をあげることで、赤ちゃんのお口の角度が変わり、横抱きだけの偏った飲み方になるのを防ぐことができます。一日数回、横抱きと組み合わせられるとよいですね。■3.縦抱き座ったママの膝に赤ちゃんを座らせて授乳する姿勢を縦抱きと言います。おっぱいがちょうど口に入りやすい位置になるため、乳首が小さめの人向きかもしれません。外出時にクッションがない時はこの姿勢であげることが多くなるでしょう。赤ちゃんの口に合わせておっぱいを支えてあげると、母乳が下のほうに溜まらず、飲みやすくなります。縦抱きには、横抱きやフットボール抱きで吸い切れない部分をあげられるという利点もありますが、首のすわらない赤ちゃんにはあまり勧められません。■4.添い乳寒い夜の授乳など、ママがどうしても起き上がれない場合の授乳方法です。横になり、抱き寄せるように赤ちゃんをおっぱいに近づけて、支えながら授乳します。ですが、この方法は赤ちゃんがおっぱいを浅めにしかくわえられないため、続けるのは母乳に良くありません。また、特に小さめな赤ちゃんにとって、大きいおっぱいの添い寝は窒息の原因になる懸念もあります。どうしてもという時だけにして、できるだけほかの抱き方と組み合わせて授乳しましょう。冒頭でも書いた通り、なるべくいろいろな角度からあげていくのが、赤ちゃんのためにも母乳のためにも良いとされています。例えば、フットボール抱きで片側のおっぱいをあげて、そのままクッションごとスライドさせるように横抱きして反対側のおっぱいをあげ、次の授乳時はその逆、外出時には縦抱きで…とすると、やりやすいかもしれません。今回もシリーズとして、練馬区の桶谷式母乳相談室、『まどれ助産院』の真木先生にお話を伺いました。産後すぐからの母乳育児期、せわしない日中も、長く感じられる夜も、赤ちゃんと一緒に少しでもラクに乗り越えられますように。
2014年09月12日赤ちゃんを母乳で育てたい。そう考えているママのために、出産後すぐからできる、母乳育児のためのポイントをご紹介します。今回も、桶谷式母乳マッサージをされている「まどれ助産院」の真木先生にお話を伺いました。■おっぱいがでない? 産後すぐは「とにかく飲ませる」赤ちゃんを産んだからといって、すぐに母乳が大量に出るわけではありません。産後すぐは、小さじ1杯分(5cc)くらいの母乳しか出ないママがほとんどです。そこから母乳育児を軌道に乗せるためにもっとも大切なことは、「頻繁に母乳をあげ続けること」です。新生児期の授乳回数は一日8~15回くらい。これより多くても心配し過ぎる必要はありません。とにかく多くの回数、母乳を飲ませてあげることで、徐々に分泌量が多くなってくるはずです。出生時の体重が小さい場合や吸う力が弱い場合などには、最初のうち、ミルクを足したほうがよい場合もあります。そのあたりは、担当の医師や看護師、助産師などと相談してください。■産後3日目くらいから、徐々にスムーズに産後3日目くらいになると、目覚めた時にママのおっぱいがパンパンに腫れた感覚になることもあるでしょう。その場合も、ひたすら赤ちゃんに飲み続けてもらうことで、乳腺の開通が促されます。産後すぐから頻回授乳を行っていると徐々に開通が進み、母乳の出方がスムーズになってきます。退院を迎える頃には、祝い膳で揚げ物やケーキなどが出る病院もありますが、乳腺の開通が進まず、おっぱいの張りがひどい時は食べるのを控えたほうがよいでしょう。■赤ちゃんが飲みやすいおっぱいにするコツ生まれて間もない赤ちゃんは、まだ母乳を上手に飲むことができません。赤ちゃんが上手に飲めるようになるには、ママのサポートが必要です。サポートしてあげる主なポイントは以下の3つ。(1)おっぱいを深くくわえさせる乳首の外側1~2cmの乳輪部分に、母乳の出を促すポイントがあります。赤ちゃんがそこまで深くくわえて飲むことでより多くの母乳をあげられます。そのため、新生児期から口をできるだけ大きく開け(140度くらい)、横から見るとアヒルのような形で深く乳首をくわえられるよう導いてあげることが大切です。浅くくわえる飲み方が赤ちゃんの中でクセになってしまうと、直すのが大変になるので、最初が肝心です。わが家の次女はそのせいで大変でした。(2)授乳間隔を開け過ぎない母乳の分泌量を増やすためには、授乳間隔を開け過ぎないことも重要です。母乳の質と量を良い状態にするには、授乳間隔を4時間以内にするのが、桶谷式では理想とされています。そのためには、夜間の授乳も大切です。赤ちゃんが朝までぐっすり眠ってくれたらママも助かるかもしれませんが、夜寝ている間の母乳の分泌量は、なんと起きている時の1.5倍くらいあります。すぐにおっぱいがパンパンになってしまうので注意しましょう。もしうっかり長時間寝過ぎて、おっぱいが張ってしまった場合は、きれいな手で乳首と乳輪を優しくほぐし、少しだけ母乳を絞ってからあげると、赤ちゃんが飲みやすくなります。(3)ママの食事に気をつける離乳食を開始する生後半年くらいまでは、ママの食べたものが母乳になり、ダイレクトに赤ちゃんの栄養になっています。バランスのとれた食事を心がけるとよいでしょう。また、「今日は授乳間隔が少しあくかも」という場合は、その前の食事をあっさり軽めにすると、比較的おっぱいの張りが軽くなるそうです。何人産んでもひとりひとり違う母乳生活、赤ちゃんとママに合った快適な生活を送れると良いですね。
2014年09月08日牛乳や母乳には、モルヒネ様ペプチドが含まれていて、これが脳に作用するために快眠できると言われています。例えば、一般的に赤ちゃんは一度寝入ると多少の物音がしても起きませんよね?これは、母乳やミルクに含まれるモルヒネ様ペプチドの働きによると考えられています。モルヒネ様ペプチドは、アヘンからできるモルヒネとはまったく違う成分ですが、モルヒネと同様に精神を鎮める作用があるのでこのような名称がつけられています。睡眠が快適に!?海外でも紹介された牛乳の秘密!海外サイト「Woman’s Day」では、快適な睡眠を手助けしてくれる食べ物を紹介しており、これらを眠る2時間前までに食べておくと効果的なのだそうです。その食べ物の中に、牛乳を含む乳製品がありました。牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品には、睡眠ホルモンのメラトニン生成を促すトリプトファンが含まれているため、眠る前に摂取すると快適に眠れるそうです。さらに牛乳にはカルシウムも豊富に含まれています。カルシウムはイライラを抑える栄養素として、疲れた神経を癒し穏やかにしてくれます。今夜の夕食に牛乳を使ったメニューはいかが?牛は昼間よりも夜の方がメラトニンを分泌します。夜に絞った牛乳が「ナイトミルク」と呼ばれているのは、夜に取られた牛乳がメラトニンをたっぷりと含んでいるから。睡眠前に空腹を感じたら、温めた牛乳にしょうが汁と黒砂糖を入れたものを飲むとゆったりと眠りにつくことができます。また、夕食には、かぼちゃのミルク煮がおすすめ。かぼちゃを牛乳でほっくりと煮込んだ消化抜群の一品です。少量のバターで風味を出せば、子供からお年寄りまで喜ばれるメニューとなります。眠れない夜に、ほっとぷりん疲れた脳にあったかくて優しいスイーツで糖分を補給したいときは、低カロリー高タンパクのプリンが役立ってくれます。そんなほっとなプリンの作り方をご紹介します。材料は、計量カップより少な目の牛乳と卵1個。それに砂糖小さじ1杯とバニラエッセンス少々にたっぷりめのシナモンパウダーがあれば簡単に作れます。割った卵をよく溶いて、牛乳と砂糖を加えてよく混ぜます。電子レンジで1分温めて、いったんかきまぜてからさらに1~2分チンするだけ。最後にかきまぜてドロッとしたら出来上がり。あとはシナモンをお好みで振っていただきましょう。体がゆっくりと温まり優しい眠りを誘う一品。牛乳でトリプトファンを摂取し、シナモンで体を温め、卵で不足しがちなタンパク質を補えば、今夜はスヤスヤと眠れることでしょう。Photo by Tambako The Jaguar
2014年08月30日赤ちゃんを母乳で育てるとママも痩せるよ! という経産婦さんの言葉をよく耳にしますよね。母乳育児には、産後のダイエット効果はもちろん、赤ちゃんの免疫力アップ、産後のママの手間の軽減や経済的にも嬉しいことがいっぱいです。今回は妊娠中からできる、母乳育児のために気をつけておいたほうがよいポイントを、食生活面を中心にお伝えします。■母乳育児のための食生活 ・和食中心の食生活臨月はとくに外食の機会が増えるプレママが多いですが、赤ちゃんが飲みやすいサラサラの母乳にするためには、外食の時でも和食を中心とした野菜たっぷりのメニューを心がけましょう。肉よりも魚、パンよりも白米を多めに食べること、などがコツです。おやつも、洋菓子より和菓子のほうが母乳にはよいといわれています。母乳中には、出血を止めるために必要な栄養素であるビタミンKの含有量が少ないといわれており、ごくまれにですが乳児ビタミンK欠乏性出血症という病気を引きおこすこともあります。そのため、妊娠中から普段の食事に納豆などのビタミンKが取れる食品を一品プラスしておくとよいかもしれません。・水分をたくさん取る授乳中は、一日に3Lの水分を取るのがよいとされています。とはいえ、産後にいきなり多くの水分を取ってといわれても難しいですよね。そのため、妊娠中の時から水分を少し多めに取る習慣をつけましょう。母乳を出やすくするために、身体の冷えるものは避け、ハーブティーやほうじ茶などの身体にやさしいお茶を飲むとよいですね。■母乳育児のための生活もそのほか、食生活以外でも、・ブラジャーをノンワイヤーのタイプに替える・お風呂あがりに馬油やベビーオイルなどを使って乳頭を指でつまみ、乳頭マッサージをするなどにも、母乳の出をよくしたり、赤ちゃんの吸い付く力で乳頭が切れるのを予防したりする効果があります。乳頭マッサージは、妊娠後期(妊娠8カ月、28週)以降に始める方がよいですが、主治医や助産師の指導の元で行ってください。切迫早産の場合などは控えてください。母乳育児は大変そうと思うプレママもいるかもしれませんが、慣れてしまえば手間や経済的負担が軽くて済みます。妊娠中からちょっとした習慣に気をつけて、ぜひ楽しい母乳育児をスタートさせてくださいね。
2014年08月30日