くらし情報『妊婦のビタミンD不足が引き起こす、乳幼児の「頭蓋ろう」「くる病」とは?』

2015年1月16日 13:19

妊婦のビタミンD不足が引き起こす、乳幼児の「頭蓋ろう」「くる病」とは?

妊婦のビタミンD不足が引き起こす、乳幼児の「頭蓋ろう」「くる病」とは?
森下仁丹はこのほど、ビタミンDの最新情報をまとめたニュースレターを発行した。

体内でカルシウムの補給をサポートする働きをもつビタミンDは、食べ物からとるほかに、太陽の光(紫外線)を十分に浴びると体内で合成されるため「太陽のビタミン」といわれている。

近年、女性を中心に紫外線に当たることを避ける生活習慣が浸透していることから、ビタミンD不足とそれによる疾病リスクが懸念されているという。具体的には、ビタミンDが不足することにより、乳幼児の「頭蓋ろう」や「くる病」、高齢者の「骨粗しょう症」や「骨軟化症」を引き起こすリスクが高まるとのこと。

国立環境研究所と東京家政大学の研究チームが2014年11月27日に発表した研究内容によると、日々の生活に必要なビタミンDを日光浴によって摂取するために必要な時間は、12月の晴天の日では、北海道札幌市では139分、茨城県つくば市では41分、沖縄県那覇市では14分という結果に。

その倍程度の時間日光浴をしない限り、肌に有害な紅斑は生じないため、ビタミンD摂取のためには積極的な日光浴が推奨されている。季節により日光浴が難しい場合は、食事や栄養機能食品などでのビタミンD補給が有効とのこと。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.