くらし情報『生理前に「胸が大きくなる」ってホント?』

2014年12月25日 21:17

生理前に「胸が大きくなる」ってホント?

生理前に「胸が大きくなる」ってホント?
生理前に、女性ホルモンの影響で起こるPMS(生理前症候群)の症状のひとつに「乳房が張る」というものがあります。人によっては、胸が大きくなったように感じられるかもしれませんね。なぜ生理前には、子宮とは離れた場所にある胸が、張ったり痛んだりするのでしょうか?

○生理前には、ホルモンの影響で乳腺が変化

乳房は、主に脂肪と、母乳をつくり出す「乳腺」からできています。排卵から生理が始まるまでの黄体期に黄体ホルモンが多く分泌されると、その影響で乳腺の組織が変化するため、乳房が張ったり痛みが生じたりします。張りがあると少し胸が大きく感じますが、服や下着が入らなくなるほど大きくなることはありません。生理が始まる頃には黄体ホルモンの分泌が減るため、乳房の張りや痛みもおさまることが多いようです。

痛みがひどい人は受診が必要ですが、「そこまで痛くはないけれど気になる」という場合は、リラックスする、軽い運動で血行をよくするなど、PMSを改善するセルフケアをしてみてください。張っているときに胸を締めつけると余計つらいので、なるべくラクな服装で過ごすのがおすすめ。
ワイヤーのないカップ付きインナーなど、胸への負担の少ない下着を持っておくと便利ですよ。

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