息子にこれからお金がかかることも考え、パートに出ることにしたまいこ。しかし自分が家事を分担することに納得いかない夫が、とんでもないヘルプを召喚してしまったのです!なぜ遠方に住んでいたはずの義母がここに!?一般的な家庭で育ち結婚して子どもにも恵まれたまいこ。しかし最近夫との仲は…夫は納得いかない様子ながら仕事を始めたまいこ。保育園も無事見つかり息子のはるとを迎えに行くと…なんと遠方に住んでいるはずの義母がそこにいたのです!過干渉義母との地獄の生活なんでも嫁のせいにしたい義母。耐え難くなったまいこは帰るよう促すと衝撃の発言が!勝手に近所に移り住んできて毎日訪問してはダメ出しする義母。さらに孫に自分を「ママ」と呼ばせようとするトンデモ行動まで! このままでは息子のはるとにも悪影響がある…地獄の日々から逃げる方法はあるの?こちらは2023年8月13日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。孫に「ママ」と呼ばせる毒義母は実在する!?自分の時代の価値観を押し付けてくる毒義母。昔と今を比べられても、困ってしまいますよね…・私は2人の子どもがいますが、お義母さんは何か私が「大変」と言うと、「うちは3人居たんだから~」と必ず言います。たまたま下を妊娠した時に双子だったからすごく忙しかったのでしょうけど、よくよく聞くと「近所の人に声掛けて見ててもらって買い物行ってたこともあるわ」とか平気で話してきます。結局1人で全部やってたわけじゃなく周りの協力あってこそで、自分の自慢話にするのはどうかと思います。 空気を読めない発言は困りますね。・実際この義母の様なことを言う人もいますが、ずるいと言われても現代の人たちだって今の時代に好きで生まれてきたわけではない。・義母は「今の人はズルい」「私の頃は…」と言いますが、それが「嫁いびり」をして良いという言い訳にはなりません。・自分が大変だったからこそ次世代の人に優しくするのが人の器だと思いました。孫から「ママ」と呼ばれようとするとんでもない義母。こんな人本当にいるの!? と思いたいところですが…・私の義母も赤ん坊の息子に乳を含ませようとしました。ぞっとしました。・義母や夫の行動や言動がこの記事に描かれる箇所がいくつもあり、当時の自分の心境が蘇り苦しくなりました。・うちの姑も長男長女次女におっぱいをくわえさせてました。 出ないおっぱいを赤ちゃんに吸わせて「お前は役に立たないでていけ、私の出ないおっぱいの方が役に立つんだ」 と何回も言われました。・うちの姑も「ママと呼んで~あの人がお祖母ちゃん!」と。お祖母ちゃんと言われたのは私です。・自分と重なる所がたくさんある。まさか、本当に実在するなんて…恐ろしいですね。ハラスメント、時代錯誤、過干渉…嫌なところを全部詰め込んだような義母。結婚した人の親がこんな人だったら、どうしたらいいのか途方に暮れますね。果たしてまいこは義母の過干渉から逃れることができるのでしょうか。また、夫との関係はどうなっていくのでしょう。▼漫画「義母はもう一度ママになりたいらしい」
2023年10月11日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。ユズさんは学校でいじめにあいしばらく登校を控えますが、家では些細な意見の食い違いで母親の怒号が響き、無視や食事を出さないなどの罰を与えられます。体調が悪い母親を心配しても突き放され、いつしかユズさんは吃音症の症状が出るように。同居している祖母が入院し、近くにパチンコ店があったのをきっかけに、母親は朝から夕方までパチンコに入り浸る日々が続きます。ユズさんが家族で出かけたいと言うと、「私の自由時間を束縛するな」とまた怒鳴られて……。ユズさんは家族で出かけられない寂しさよりも、母親にとって家族との時間よりパチンコのほうが大事なのだと悲しみます。母の喜ぶ顔が見たいだけ ユズさんが小学5年生のとき、母親が高熱で寝込みます。父親は夜勤で不在のため、「何かあったらすぐ呼んでね」と看病するユズさん。 真夜中、母親から着替えを持ってきてほしいと起こされますが、何を選んでも文句をつけられ焦りが募ります。 「役立たず!!」すると背後からいきなり叩かれ、怒鳴り散らす母親。ユズさんは何度も謝りますが、いつまでも役立たずという言葉が耳から離れないのでした。 それでもユズさんは、誕生日や修学旅行などイベントごとに、母親へのプレゼントを欠かしません。 しかし喜んでほしいと思って選んだものは、母親の趣味に合わなければいらないと言われ、ユズさんの目の前でほかの人にあげるとまで……。 ユズさんの両親へのプレゼントは続きますが、ユズさんの誕生日には今まで一度もプレゼントをもらったことはなかったのでした。 ユズさんの喜んでほしいという気持ちをことごとく否定する母親。 ユズさんがすることに対して文句が多く、その気持ちを汲んで感謝の気持ちを表すことができないのは、悲しいことですね。 親として、子どもへの愛情の注ぎ方はそれぞれ。しかし、とても愛情を持っているとは思えない行動の数々に胸が苦しくなりますね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月11日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。父親が違う8歳年上の姉も母親の束縛から逃げ出し、ユズさんは母親からいい子であることをさらに強要されるように……。小学2年生になると学校ではいじめられ、母親の勧めもあり登校を控えるように。しかし些細な意見の食い違いで家では母親の怒号が響き、無視や食事を出さないなどの罰をユズさんは与えられます。体調が悪い母親を心配すると「死んで欲しいってこと?」と突き放され、いつしかユズさんは吃音症の症状が出るように……。母親はユズさんの吃音症状を理解せず「イライラする」と怒るばかり。ユズさんは次第に、人と話すことが億劫になっていきました。わが家に新しい家族が ユズさんが小学3年生のころ、新しい家族として犬を迎えることに。母親とペットショップに出かけますが、その前に立ち寄った店が、のちに消費者金融だったとわかります。 小学4年生になると、同居していた母方の祖母が入院。母親はお見舞いついでに病院近くのパチンコ店に通うようになり、祖母が退院してもパチンコ通いが続きます。 ユズさんは家に戻らない母親の代わりに、父親と家事をするように。休日に出かけることはまったくなくなり、小学5年生のときゴールデンウイークは出かけたいと母親に相談しました。 しかし「あんたに私の自由時間を束縛する権利なんてないの!!」と怒鳴られ、ユズさんはよその家の子が普通にしていることが、なぜ自分にはしてもらえないのかと疑問に。なによりも、母親が家族との時間よりパチンコを優先していることが悲しいのでした。 「よそはよそ、うちはうち」と、ゴールデンウイークの外出を拒否する母親。わがままを言う子どもに言い聞かせるために使われがちな言葉ですが、ユズさんの母親の場合、自分の趣味を優先したいだけに思えますよね。 そもそも、いままでユズさんが友だちと遊ぶことや、好きな絵を描くことを禁止してまで、いい子になれと言ってきたはず。 親にももちろん、自分のための時間は必要です。しかしながら家族をないがしろにし、さらには子どもに家事をさせてまで、自分の自由の権利を主張するのは違うように感じます。 ユズさんの母親も周囲とうまく連携をとりながら、子どもと向き合う時間と自分のための時間が作れるようになると良いですね。著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月10日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。怒りに任せ、日常的に叩いたり怒鳴ったりするユズさんの母親。突然家からいなくなることもあれば、公園へ友だちとユズさんが遊びに行くことすら許しません。ユズさんは絵が得意になり、母親も珍しくほめますが、将来の夢が漫画家だと聞いて大激怒。そんなとき、8歳上の姉が突然家にやってきます。姉は母親と前夫との子どもで、ユズさんはすぐに親しくなりました。しかしその姉も母親の束縛から逃げ出し、ユズさんはいい子であることをさらに強要されるように……。ユズさんは母親の期待に応えようと、勉強も家事も努力します。いい子でいることが、母親から愛情をもらえる方法だと信じて疑いませんでした。学校ではいじめのターゲットにされて… 小学2年生になったユズさんは、学校で物を隠されたり無視されたりと、いじめられるように。母親に打ち明けると、学校に行かなくていいと言ってくれ、学校に連絡もしてくれました。 しかし家では母親と少しでも意見が違えば怒鳴られ、数日間の無視が続きます。機嫌がなおるまでは食事も出ず、ユズさんは学校にも家にも居場所がないと感じるように。 ある日、体調が悪いと言う母親と夏祭りに出かけたときのこと。心配したユズさんは、「死んじゃったりしないよね……?」と聞きました。 すると母親は「あんたそれ私に死んで欲しいってこと!?」と言い放ち、ユズさんはそれからどう接していいかわからくなります。 いつしか話そうとすると、吃音症の症状が出るように。母親は理解がなく話せないことを怒るばかりで、ユズさんは人と会話することが苦手になっていくのでした。 学校でも家でも、心から安らげる場所がないユズさん。吃音症になったのは学校でのいじめだけでなく、母親からの虐待があったからではないでしょうか。 悲しみや不安を言葉にして伝えるのは、大人でも大変なもの。目に見えないストレスから吃音の症状にまで発展してしまったことを否定されたり突き放されたりしては、どんどん心が壊れてしまうでしょう。 ユズさんは子どもながら葛藤し、ずっと自分を犠牲にしていたのかもしれませんね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月09日思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。ユズさんの母親は笑っていると思いきや、いきなり怒鳴りだすこともしばしば。物心ついたユズさんは、そのころから母親の顔色を伺い、怒らせないようやり過ごす毎日でした。ある日、まだ幼いユズさんは、何でもないことがきっかけで母親を怒らせてしまい……。母親の怒りスイッチを押してしまうと… 激怒した母親はごめんなさいと謝るユズさんを、寒い冬の日に下着姿のまま家から追い出します。ユズさんは偶然近所の人に助けられましたが、「あんたのせいで恥かいたわ!」と頬を叩かれました。 3歳になり、通っていた保育園で作った工作を道に落としたユズさんは、母親からどうせゴミになると見捨てられます。ユズさんが腹痛で病院のお世話になった際はおもしろがって周囲に話し、恥ずかしいからやめてと言っても暴言を並べて聞き入れられませんでした。 5歳になったユズさんはある日頻尿と痛みに苦しみますが、母親に言い出せないまま血尿に。そのときも母親は怒るばかりでまた笑い話にします。 さらに親子遠足で動物園に行ったときも、母親はユズさんを連れて飲食店で時間をつぶし、園内を一緒に見てまわることすらしないのでした。 幼いころから、日常的に暴言や否定される言葉を受け、親の務めを放棄されてきたユズさん。手をあげられた記憶が1回だったとしても、十分深い傷を負っているはずです。 しかし、小さな子どもが母親のおかしい点に気付き、誰かに助けを求めることは難しいでしょう。 どんなに母親が外でいい顔をしていても、子どもが下着姿で外に出されていた事実や、動物園で親子の姿がないなど、よく考えれば「あれ?」と思うサインは意外と近くにあるのかもしれませんね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
2023年10月06日『悪魔の毒々モンスター』(1984年製作)のリブート映画『The Toxic Avenger(原題)』より、ファーストルック画像が公開された。メガホンを取ったのは2017年、『この世に私の居場所なんてない』でサンダンス映画祭グランプリを獲得したメイコン・ブレア。化学工場で下っ端の従業員として働いている主人公・ウィンストンは、ある日、産業事故に巻き込まれてミュータントとなり追放される。とてつもない力と能力を手に入れたウィンストンは、荒んだ社会でそれまで全く縁のなさそうだった自警団となる道を歩み始める。ファーストルック画像で注目を集めているのは、ヴィランのフリッツ・ハービンジャー役のイライジャ・ウッドだ。黒ずんだ歯、ギョロっとしたパンダ目、ほとんど禿げ上がっている頭から延びる長い髪と、インパクト大の風貌。ブレア監督によると、『ロッキー・ホラー・ショー』のリフ・ラフと、『バットマン リターンズ』でダニー・デヴィートが演じたペンギンをイメージしたという。デザイナー、イライジャと話し合って作り上げた外見とのこと。映画ファンから「『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムかと思った!」「ほんとにダニー・デヴィートのペンギンにそっくり!」などの感想が寄せられている。『The Toxic Avenger』にはイライジャのほか、主人公ウィンストン・グーズを演じるピーター・ディンクレイジ、ジェイコブ・トレンブレイ、ケヴィン・ベーコンらが出演する。(賀来比呂美)
2023年09月21日幼いころは祖父母のもとでのびのび育てられたしろみ。ある日、祖父母の家に謎の「扉」が現れました。そしてしろみの人生は激変するのです。祖父母の家に現れた謎の扉…その時から、私の人生は激変した大学生の時、しろみは周りの人たちから「芯がない」と言われました。なぜしろみには「芯がない」のか…それは母に20年もの間支配され続けた結果かもしれません。しかしある日、伯父夫婦が祖父母の敷地内に引っ越してくることになりました。庭に伯父の家が建つことになり、祖父母の家の中にもとある変化が。祖父母宅にできた新しい扉を見た母は、自分が家を追い出されるのではと思い激怒。祖父母に頼んで自分と子どもたちだけで住める新しい家を買ってもらったのでした。そして、母と子どもたちだけの生活が始まります。厳しくなっていく母の支配母は理不尽なことで暴言を吐き、しろみの自尊心を削ります。さらに長い年月をかけてしろみを孤立させ、完全に支配下に置こうとしていきました。20年にわたり母に支配されたしろみが自由になれる日はくるのでしょうか…。こちらはしろみさんの体験をもとに2023年5月6日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。「芯がない」のは毒親育ちによくあること…?20年のもの間、実の母からあまりにひどい仕打ちを受け続けたしろみ。読者も激しく衝撃を受けていました。・本当にあったことなの? どうか作り話であってほしいと思います。・「親ガチャ」という言葉がなかったころから苦しんでいた人はいたんですよね。私もその一人です。しろみさんは自分の意志とは全然関係ない「クシャミ」にまで許可が必要だったなんて…。生まれた環境で自分のアイデンティティに影響がでて、人生が左右されるなんて本当に嫌。・本当にこんな親(人間)がいるのかと思うくらいの親だと思います。子どもに対しても動物に対しても虐待をしていると思います。今なら捕まるレベルだと思います。 こういう人間は、子どもやペットを持つ資格もない人間です。 ・全話読みましたが、衝撃的な内容でした。世の中にはこのような親子関係も存在するということを知ることができただけでも、読んだ甲斐はあったと感じます。・私がイメージしていた毒親をはるかに上回るクレージーさに驚きました。 毒親に育てられると顔色を窺ってしまうということ、そして長女だからということも全てわかります。進学先選びから就職先まで色々と親の過干渉が入って大変だったと思います。・これまで全て読ませて頂いております。ひどい、ひどすぎる…就職もままならないなんて。 なんとかこの毒親から離れてほしい。切に願うばかりです。また、同じような経験をしたという読者も。毒親のもとで育つことの影響について語ってくれました。・あれ? 自分の経験と被るかもと思えてきて。読み返してそういえば気分屋の母親も小さいころは可愛がってくれたけど成長につれ自分の思い通りにならないことですぐキレるようになってたのを思い出しました。・私の母も、一人っ子の私への支配欲が非常に強い毒親でした。中学も高校も希望の私学には「お金がかかるから」と、学校見学さえさせてもらえず、高校の次は「四年制大学に合格したら行かせてやる」という約束を、手続きの段階で反故にされました。結局、無理やり突っ込まれた短大を卒業した後、某有名大学の通信制に編入学して卒業しました。今、なにかにつけて役に立っているのは、苦労して卒業した通信制の方です。・序盤の髪の毛を本人の意志とは関係なく強制的に短くされるところ、経験があるので胸が痛みました。交友関係が全て親の支配下、親の知り合いとしか関わることができないということも経験があります。 つまり、話し合うことのできないニンゲンなんですよね。まともに話し合えれば変われるのに、それができないのです。 毒親は子どもの害になるばかりでなく、無自覚に自分の親子関係も破綻させる己の将来をも害する意味での毒を撒いているのですよね。・20代男性です。私自身のことも重ねて読ませてもらったのですが、周囲の人間に芯がないと言われること、しろみさんが言いたいのに言い返せないというお気持ち、お母様に対しての恐怖という感情、物凄く共感しました。子どもの頃から母親が言葉や暴力で子どもを制しようとすると言い返せなくなってしまい、家庭内だけのことじゃなく、学校や社会に出ても影響を及ぼしてしまうんですよね。 私も大学時代に「○○って海月(クラゲ)みたいだよな。流されるままってところとか、キャラクターも掴めない。」と言われました。自分でもどうにかしたいのだけれども、どうすればいいか分からないんですよね…。・自分にも毒親がおり、自分のことのようで読んでて辛いですが、毒親のセリフの言い回しって共通するんだなと思ってなんだかホッとしたりもしています。なぜ早く母の呪縛から逃げられなかったのか疑問に思う人も少なくない中で、毒親から逃れる難しさについて読者が雄弁に語ってくれました。・普通、ここまで毒親に支配されている人に対して「どうして早く逃げないの?」と訊きたくなる人は多いと思いますが、幼少期から暴力的に支配されていたらなかなか逃げられないのですよ。子供にとって、親の命令は絶対であり、逆らうことは死を意味する場合がありますから。 しろみさんのようなケースは表に出にくいかもしれませんが、意外と多いような気がします。・強制的に刷り込まれた価値観は第三者の助けがないと脱出できないと思います。毒親まではなかったけど、「漫画を読んだらバカになる」、「母さんの育て方は間違ってない」と言われながら育ちましたが、実際自分が大人になってこの考え方は当時付き合っていた彼、現在の夫によって覆されました。親身になってくれる第三者の存在がどれだけありがたいか、わかる気がしました。・「愛情を受けなかった子ほど離れられない」と聞くが、ほんとうにその通りだと思った。 小さいうちから精神的、身体的、環境的な虐待を受け、洗脳されてしまったんですね。酷い生活をよく長年耐えたと驚愕しました。今、気付くことが出来て良かったと思いました。気づくことが出来ずに人生を棒に振る方もいますから。母のことを祖父母に訴えることができたら、もっと早くに自由を得られたかも知れないですね。こういう自分のことしか考えてない人の傍にいると、一生奴隷生活になってしまうと思いますので、毒親とさっさと決別して、自分自身の人生を歩み出されることを願います。原作者の方はとても素直で優しくて非常に生活力のある方だと感じました。胸が張り裂けそうになる毒親との物語。読者も様々な想いをを胸に読み進んでいたことが良く分かります。見えないところで理不尽に苦しむすべての子どもが幸せに過ごせるようになることを願わずにいられません。▼漫画「子ども大人な毒親との20年間」
2023年09月14日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかり、手術したものの意識が戻らず、ついに帰らぬ人となってしまいました。冠婚葬祭のマナーに疎い毒太から両親が出す香典の相場金額を聞かれ、呆れる瓜田チャリさん。そして翌日、お通夜の日を迎え、生前、瓜田チャリさんのお父さんが楽しみにしていた有料オプション・湯灌(ゆかん)の儀が始まりました。お風呂好きなお父さんとの会話を思い出し、親族へ冗談も言いつつ話した瓜田チャリさん。すると毒太はお金がもったいない、お義母さんに残そうと思わないのか、と言ってきました。瓜田チャリさんは、「余計なお世話やし……そういうの、いちいち口にしないでよくない!?」と毒太に注意したのですが……? 父の湯灌が始まったのに、夫と険悪ムードになり… 瓜田チャリさんが「思うのは勝手やけど、口に出さないで」と怒ると、「俺は血の繋がりない部外者やから、黙っとけってことか」と逆ギレする毒太。瓜田チャリさんが説教しても毒太は納得せず……。お父さんが湯灌の儀を終えても、瓜田チャリさんと毒太は険悪なムードのまま。 そんななか、毒太のケータイに社長から電話がかかってきました。電話に出ると、毒太は何か焦り始め……? 瓜田チャリさんの言う通り、お父さんが決めて喪主のお母さんが納得してるなら、葬儀プランに何か不満や思うことがあっても、口に出さないでほしいですね。毒太の社長からの電話で焦っていますが、もう何も起こらないといいですね……。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年09月04日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかり、手術したものの意識が戻らず、ついに帰らぬ人となってしまいました。葬儀屋さんとの打ち合わせを終え、ママ友の家から子どもたちをピックアップし、帰宅した瓜田チャリさん。すると毒太から、親を亡くした瓜田チャリさんに直接香典の金額を5千円でいいかと聞かれました。内心驚いて呆れながらも相場は3万と瓜田チャリさんが答えると、毒太は「はあぁ!? たっか!」とまさかの発言!冠婚葬祭のマナーに疎い毒太は、相場金額が納得できません。普通は本人に聞かない、と瓜田チャリさんにたしなめられても「誰にでも聞くわけないやろ。お前やから聞いてんねん」と言い返す毒太。しかし、その後両親と電話をした毒太は、その非常識な振る舞いを親から怒られていました。そしてお通夜当日を迎えたのですが……? 亡くなった父がつけた有料オプションに毒夫がまさかの… 湯灌(ゆかん)は生前、瓜田チャリさんのお父さんが楽しみにしていた、葬儀の有料オプションでした。お風呂好きなお父さんとの会話を思い出し、親族へ話した瓜田チャリさん。すると……「えー、もったいなー……」毒太だけは違いました。お金がもったいない、お義母さんに残そうと思わないのか、と言ってくるのです……。しかし、お母さん本人はまったくそう思っていません。 瓜田チャリさんは、「余計なお世話やし……そういうの、いちいち口にしないでよくない!?」と毒太に注意したのですが……? 亡くなったお父さんが楽しみにしていた葬儀の有料オプション・湯灌。お風呂好きなお父さんの話題で盛り上がっていたところに毒太の発言で水を差されてしまいました。亡くなったお父さん本人が喜んでいるならそれでいいのに……余計な発言でお通夜を台無しにしてほしくないですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年09月02日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかり、手術したものの意識が戻らず、ついに帰らぬ人となってしまいました。亡くなったお父さんは実家へ搬送され、瓜田チャリさんと長男・リョウくんもついて行き、長女・次女はママ友に預けることに。しかし、そのことを毒太へ報告すると「メシは? 風呂は?」と出てくるのは親を亡くした瓜田チャリさんを気遣う言葉ではなく、自分の心配事ばかり。葬儀屋さんとの打ち合わせを終え、ママ友の家から子どもたちをピックアップし、帰宅した瓜田チャリさん。家に帰ると、必要以上に忌引休暇を取得し、クローゼットから出すだけなのに喪服の準備さえもしない毒太が待っていました。さらに毒太は、親を亡くした瓜田チャリさんに直接香典の金額を5千円でいいかと質問!あり得ない金額と直接聞く毒太に内心驚き呆れるものの、相場は3万からと答えた瓜田チャリさん。すると、「はあぁ!? たっか!」毒太はありえない態度をとってきて……!? 妻を見下す毒夫は無自覚に失礼な発言を繰り返し… 「香典に3万て聞いたことないわ!」冠婚葬祭のマナーに疎い毒太。瓜田チャリさんは世間一般に合わせるのが無難と説得しつつ、「親亡くした本人に香典の金額なんか普通聞かんと思う。失礼なことやで」と、毒太をたしなめました。 すると……「香典の金額誰にでも聞くわけないやろ。お前やから聞いてんねん」と言い返す毒太。しかし、その後両親と電話をした毒太は、その非常識な振る舞いを親から怒られたのでした。 そして翌日、お通夜の日を迎えたのですが……? 冠婚葬祭などの一般常識は学校で教わることがないため、社会人になっても毒太のように疎い人もいるかもしれません。しかし、参考になるマナー本はたくさんありますし、ネットでも検索すればすぐに情報を得られる時代です。「本人に直接聞くのは失礼」と瓜田チャリさんから注意されているのに、“お前だから”と言い返してくるなんて……あまりにもバカにしすぎですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年09月02日■前回のあらすじ母から逃げ出しゆうの家に行ったしろみだったのですが、怒り狂った母からの留守電を聞いていったん家に戻ろうとしてしまいます。「一緒に行く」と言うゆうと話し合いをしている間に再び母から電話が。彼が見ているところで電話にでることにちなみに学生時代に彼や友人と放課後少し寄り道したりした時は、母が親戚の集まりの食事会で帰りが遅くなる時のみ。幸いなことにGPSの位置をスマホや機械などで確認をできないタイミングに私は母に秘密で学校以外の場所に行っていたのでそのことはバレていなかったようです。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月09日■前回のあらすじ電話をかけてきたのは彼氏のゆうでした。しろみが泣いているのに気づいて駆け付けたゆうは、そのまま彼の家へとしろみを連れ帰ります。その後、しろみがいないことに気付いた母から激怒の電話が…。今すぐ帰らなきゃ!私が母と話し合う決意をした途端、母からまた電話が。冷や汗が止まりませんでした…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月08日■前回のあらすじ当面必要なものと通帳を持って家を飛び出したしろみ。しかししろみが働いて貯めていたお金は、母によってすでに別の場所に移動されていました。呆然としていると、電話が鳴って…。電話の主は?彼の顔を見て緊張が解けたのかたくさん泣きました。でもあの母が私が家から勝手にいなくなって黙っているはずがありません。 母がしろみの不在に気づいた!母から私が想像していた以上の怒りを感じました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月07日■前回のあらすじ彼氏にだけはつらい胸の内を明かし支えてもらっていたのですが、ある日しろみは母が電話で話しているのを聞いています。「あんなぐずぐずした子に彼氏なんているわけない」と母は誰かに話していました。母の意図が明らかに!ついに明らかになった、母の意図。潔癖に育てたのも、外とのつながりを勝手に絶ったのも、すべては娘を孤立させることで自分の面倒を見させるためだったのです…!次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月05日■前回のあらすじ新しい職場を探すしろみでしたが、転職エージェントからも見放され、仕事を見つけることも絶望的に。母はますますしろみにつらくあたりますが、この生活から抜け出す方法が見つけられず八方ふさがりです。辛い時も支えてくれた彼エージェントさんも頼れなくなったので転職アプリと再びにらめっこする日々。彼とは今の旦那のことです。母がこんな感じの親だということはあまり彼には話していませんでしたが、のちに話を聞くと、私の転職活動の様子を聞いていて『何となく普通の雰囲気ではないんだろうな』とは感じていたそうです。そんな時私の人生が変わる出来ごとが起こりました。母が誰かと私のことについて話をしていました。そして母が今まで私に対してしてきたことへの本音を聞くこととなるのでした…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月04日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかり、手術したものの意識が戻らず、ついに帰らぬ人となってしまいました。お父さんは医療ミスで亡くなったものの、高リスクの手術でもお父さんが希望したため、お母さんは医療ミスがあっても裁判にしないことを事前に決めていました。しかし、訃報を聞いた毒太は「医療ミスやろ!? ヤバイな! 裁判とかなるやん!!」と興奮。お母さんには病院を訴えるつもりはないと伝えると、「えーっ! もったいなー!」と言ってきたのです……。毒太がしつこいため、話題をかえて瓜田チャリさんはこれからの段取りを説明しました。子どもたちはママ友に頼んであることを告げると、迎えに行くのはかわいそうだからゆっくりさせてあげたら、と言う毒太。さらに、「メシは?」「風呂は?」と次々自分の心配をする毒太。瓜田チャリさんが呆れながら答えると、毒太は「何時に帰ってくる?」と聞いてきました。毒太の世話をしている暇はない瓜田チャリさんは、うんざりするのでした……。 非常識な夫は妻を気づかわず、ありえない発言を連発し… お父さんが実家に戻ると、葬儀屋さんはすぐに来てくれました。親族みんなお葬式のことについて心配していましたが、「葬儀プランはご自身が既にお決めになられています。費用も全額前納でいただいてますよ」という葬儀屋さんの言葉にホッとしました。 さらに遺影にする写真についても、親族みんながお父さんから預かって持っていたため、困ることはありませんでした。 そうして翌日がお通夜、翌々日が告別式という日取りに決定。 瓜田チャリさんは、フミちゃんとヒナコちゃんを預けていたたっくんママの家へ迎えにやってきました。改めてお礼がしたいと言う瓜田チャリさんに、「お礼いらないから、またお茶しよう! 落ち着いたら」と言ってくれるたっくんママ。 そして瓜田チャリさんはようやく帰宅。社長に話して忌引休暇をもらったと言う毒太に、「急やけど休み取れて良かった」と言う瓜田チャリさん。すると……「うん明日から4日間休み取った」と言う毒太。 驚いた瓜田チャリさんが、休みは2日間だけでじゅうぶんで、自身には忌引休暇がないため3日後には出社すると伝えると……「えー……こんな機会やし、俺は4日休むわ」と言う毒太。 「俺、週一しか休みないねんで。2日間ぐらい余分に休んでも許されるやろ」呑気な毒太は予定通り4日間休むと宣言し、クローゼットにかけてあるから出すだけなのに喪服の準備まで瓜田チャリさんにお願いしてきました。 さらに……「俺の親にも連絡したんやけどさ、うちの親からの香典って5千円でいいん?」と、聞く毒太。 「いや……息子の妻の場合は、相場は3万から……ぐらみたいやけど……」瓜田チャリさんは内心「直接私に聞く!?」と驚き、呆れるものの答えると……「はあぁ!? たっか!」毒太からありえない反応が返ってくるのでした……。 父を亡くしてショックを受け、休みたいのは瓜田チャリさんなのに、忌引休暇が2日間でじゅうぶんだとわかっても、「こんな機会だから休む」と呑気に言う毒太。喪服の準備もクローゼットから出すだけなのに、瓜田チャリさんに言いつけてきました。さらに自分の親が出す香典の金額は本なりネットなり、調べようと思えばすぐにわかること。調べる前に、父親を亡くし悲しんでいる瓜田チャリさん本人に直接聞聞いた挙句、相場を聞いて「高い」という発言……普通では考えられませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年08月03日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかり、手術したものの危険な状態になってしまい、意識が戻りません。勤務中にお母さんから会社に電話がかかり、お父さんが亡くなったことを知らされた瓜田チャリさん。おじいちゃん子だった長男・リョウくんと待ち合わせ、一緒に病院へ行くことに。次女・ヒナコちゃんのお迎えと長女・フミちゃんは、夫・毒太より信頼できるママ友・たっくんママに頼むことにしました。病院の医師からは医療ミスになるため、後日、手術当日の映像や亡くなるまでの経緯をまとめて説明する日を設けると言われた瓜田チャリさんたち。しかし、医療ミスがあっても裁判にしないことをお母さんは事前に決めていて、それを聞いた瓜田チャリさんも納得しました。そして瓜田チャリさんは毒太へもお父さんが亡くなったことを報告。すると……「医療ミスやろ!? ヤバイな! 裁判とかなるやん!!」なぜか、興奮してはしゃぐ毒太。瓜田チャリさんが、お母さんには病院を訴えるつもりはないと伝えると……「えーっ! もったいなー!」と言ってきて……? 「メシは?風呂は?」指示待ちばかりの夫にうんざり… 「訴えたら結構もらえるんじゃないの?」病院側の医療ミスを訴えないことに対し、食い下がってくる毒太。「いや……知らんけど」と言う瓜田チャリさんに、「まあ~でも状況的にむずかしいか~。お義父さんが無理に決めた手術やもんなー。わかってたことやし、それで病院責めるのは違うもんなー」毒太はしつこく言ってきました。 「そこはもうお母さんに任せてるから、私は口出さない。とりあえず……これからお父さん実家に搬送されるし、私とリョウも実家に行くから」瓜田チャリさんは話題を変え、これからの段取りを説明。 フミちゃんとヒナコちゃんを気にする毒太へ、瓜田チャリさんがママ友に頼んであることを告げると……「へーそうなんや。なんか……フミとヒナコめっちゃ楽しそうに過ごしてるやろうし、迎えに行くのかわいそうやな。ゆっくりさせてあげたら?」と言う毒太。 毒太の図々しい発言にイラっとする瓜田チャリさん。 「毒太は今日は実家来なくていいし、いつも通り家に帰ればいいから」怒りを抑えながら瓜田チャリさんがそう言うと……「メシはどうしたらいいん?」と聞いてくる毒太。 「え? コンビニで買うとか出前とかして食べて」瓜田チャリさんがそう答えると、次に「風呂は?」と聞いてくる毒太……。瓜田チャリさんが呆れながら答えると、毒太はさらに「何時に帰ってくる?」と聞いてきました。 なんでこんな何でもかんでも聞くの!?こっちはそれどころじゃないのに……。 自分の子どもたちなのに面倒を見ないどころか、ママ友に子守を押し付けようとする毒太……これで本当に父親と言えるのでしょうか……。さらに、瓜田チャリさんが帰ってこないとわかると、毒太は自分のごはんやお風呂の心配を始めました。こんなこと、瓜田チャリさんに指示を仰がなくてもわかるはず。立派な大人なので、自分のことは自分で考えてして欲しいですね……。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年08月02日■前回のあらすじ野良猫に餌付けするようになった母。近所の人が猫の粗相に悩んでいることを伝えると逆上し、「あんたより猫がかわいい」などと言います。しろみは野良猫に嫉妬して涙するのでした。猫を飼うことにしたらしい母私は言われた通りに自室に待機…。すると、猫の悲鳴と母の悲鳴…!母、大出血…何があったのか?捕獲作戦は大失敗!血を流す母に「大丈夫」と駆け寄ると、スクッと立ち上がり…母は自分に懐いていたと思い込んでいた猫が流血するほど引っ掻いたこの事実が受け入れられなかったのでしょう。自分が追い払ったくせに自分の元に現れなくなった猫に対して、母はずっとイラついていました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月02日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかり、手術したものの危険な状態になってしまい、意識が戻りません。毒太に家を任せると、家事はおろか子守すらできず挙句のはては、瓜田チャリさんのお母さんやお父さんについてありえない発言を繰り返す始末。さらには、「意識がないのに毎日病院行く意味ある?」とありえない発言までしてきたのです……。酷い発言をされても、瓜田チャリさんは翌朝になると再び毒太をお見舞いに誘ってみました。しかし、意識がないとお見舞いは意味がないという考えを変えない毒太に、瓜田チャリさんはそれ以上何も言いませんでした。ところが、勤務中にお母さんから会社に電話がかかってきました。「お父さん……心臓が止まっちゃった……すぐに来れる?」父が亡くなったことを知らせる悲しい電話を受けた瓜田チャリさんは、「わかった……行くよ」と涙を浮かべて答えるしかありませんでした……。 見舞いに来なかった夫にも父が亡くなったことを知らせると… お母さんとの電話を終えた瓜田チャリさんは、長男・リョウくんへ電話をかけました。おじいちゃんが亡くなったことを伝えると……「オレも病院行きたい!」と言うリョウくん。 そこで瓜田チャリさんは病院の入り口でリョウくんと待ち合わせすることに。 おじいちゃん子やったから、私よりもっとショックかもな……と、リョウくんを想う瓜田チャリさん。 しかし、心配なことは他にもありました。 それは、保育園のお迎えに毒太が行けるのか、さらにヒナコちゃんとフミちゃんと一緒に留守番ができるのかどうか……。 今までの毒太のおこないを思い出した瓜田チャリさんは、ある人に電話をかけました。 「あ、ごめん仕事中じゃない? あのさ……今お父さん亡くなって、すぐに病院行きたくて……。ほんとごめん……ヒナコのお迎えと、フミも頼んでいい?」 「いいよ! 気にしないで! 任せて」電話をかけた相手はたっくんママ。瓜田チャリさんのお願いを快く引き受けてくれました。 そして病院でリョウくんと落ち合った瓜田チャリさんは、お父さんの元へ……。 リョウくんは涙を流し、瓜田チャリさんも泣きながら手術の日に見送りへ行かなかったことを悔やみ、心のなかでお父さんに謝りました。 すると、病院の医師から医療ミスで亡くなった扱いになるため、後日遺族に向けて手術当日から亡くなるまでの経緯をまとめて説明すると言われました。 しかし、お母さんは、手術はお父さんが強く希望したため、医療ミスがあっても裁判にしないことを事前に決めていました。それを聞いた瓜田チャリさんも、「お母さんが決めたらいいと思うよ」と納得しました。 そして瓜田チャリさんは、毒太にもお父さんが亡くなったことを報告。 「えっ……! そっか……まだ会社いるし、社長に話して何日か休みもらうわ」忌引き休暇をもらうと言う毒太は、さらに続けて……「ていうかそれ……どうなんの? 医療ミスやろ!? ヤバイな! 裁判とかなるやん!!」なぜか、興奮してはしゃいでいる様子。 瓜田チャリさんが、お母さんには病院を訴えるつもりはないと伝えると……「えーっ! もったいなー!」と毒太が言ってきたのです……。 手術当日のひどい留守番状態を見れば、家事も育児もできない毒太より、ママ友を頼るのは当然ですよね。そして頼りにならない毒太は、自身にとっての義父が亡くなったにも関わらず他人事のようにはしゃぎ、お父さんの無念を晴らしたいというより、慰謝料がもらえるはずなのに裁判しないなんて……と考えているようです。人の心に寄り添った考え方、発言ができない人が夫だと、瓜田チャリさんもしんどいですね……。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年08月01日■前回のあらすじ母によって勝手に退職させられた後、祖父のしろみへの態度が変わりました。祖父からも見放され、母によって外に出ることも禁じられ、しろみは希望を失います。野良猫に餌をやる母…しかし責任はとりたくない近所に住む山田さんから猫のフンで困っているという話を聞き、「もしや太ったグレーの猫ですか?」と確認。やはり犯人は我が家に来ているこの猫のようでした。母の性格からして「山田さん家の洗濯物が臭かろうが何だろうが知ったこっちゃない、私は猫に餌をあげたいんだ!」という感じだったのでしょう。猫が可哀想という気持ちもわからないわけではないので、そう提案すると…。ただ可哀想だから餌をあげたいという考えの方って案外多いですよね。イライラしたりこちらが正論を言うと手が出る母。私も母の機嫌の損ねるポイントなどを把握して、反抗しないように、怒りをかわないように、成長するにつれて上手に立ち回れていたのですが、保護猫問題は大学の授業などで興味を持っていて、私も何とかできればなと思っていたため、ついでしゃばり過ぎてしまい、久しぶりに叩かれました。この野良猫をめぐり一波乱起こります。猫の方がかわいい無職のくせにという言葉が地味に心に突き刺さります。猫の登場で態度が一変。私よりもこの猫の方が愛されてる。二十歳も過ぎたいい大人なのに、飼い猫でもない猫にやきもちを焼いて号泣する日が来ようとは…。私もこの時は普通の精神状態ではなかったのかもしれません。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月01日■前回のあらすじしろみの仕事内容を聞いた母は激怒。今度は「いつ辞めるの?」と早く仕事を辞めるようプレッシャーをかけてきました。家では母に、職場では上司に追いつめられて、しろみは1人になると涙が勝手にこぼれるようになりました。何のために生きているのかわからなくなってきた…滅多にない土日休みと母の不在。私は何も食べず家でぼーっとしつづけ、久しぶりに何にもしない1日をのんびりと過ごしました。そして母の口から衝撃の一言が。いつもは私よりも1時間以上後に起きる母が突然降りてきて放った衝撃の一言…いったいどういうこと!?もう職場に行かなくていいってどういうこと!?母は一度女上司と会ったことがあります。また、祖父の会社と就職先の病院は少しだけ関わりがあり、そこをつついて口の立つ女上司を黙らせたらしいのです。仕事辞められるやったー! という感情よりも、やりかけの仕事もある、そもそも人手が足りなさすぎる職場で1人休むだけでもカツカツな感じだったのに…(まあそれは同僚の中に仕事をめちゃくちゃサボる人がいたからなのですが…)。とにかく社会人として無責任すぎる辞め方にただただ「どうしてくれたんだ」という感情が勝りました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月30日■前回のあらすじ祖父が提示した好条件につられ、働くのを嫌がっていた母もついに就職を決めたのでした。就職活動が困難を極めたしろみにとっては、あっさりと親の会社で働くことが決まった母は羨ましいものでした。先に帰って家事を済ませろと言う母母は自分が帰る前に家事を終わらせておいて、すぐご飯を食べれるように準備しろと言い出しました。私の定時の方が10分遅いのに。私のこと有能な家事マシーンか何かだと思っていたのでしょうか。はちゃめちゃな提案…「私だって残業とかあるかもしれないのにどうすればいいの」と思いましたが、母の前では基本YESマンなので「頑張る」とだけ言いました。母はこのような無茶振りをよく言っていました。ついに母が心配!?私が新卒で入社した総合病院の職場はモラハラパワハラトラブル続き。多分女上司が職場のみんなに履歴書のことや私の家族の情報をどこからか入手して、私が入社する前にみんなの前でベラベラ喋ったよう。潔癖症の母からしたら悲鳴ものです…。社会人になればお金ももらえて自立の目処が立つかも…などと考えていたのですが、それどころではないくらい心身ともに疲弊していました。そして自分がここにしなさいと言ってきた職場なのにたった数カ月で今度は辞めろと言い出す母…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月28日■前回のあらすじ母が持ってきた新しい求人票は近所の病院。病院の匂いが苦手だったしろみですが、もう就職できるならどこでもいいと思い面接を受け、なんとか就職活動を終えることができました。突然母を呼び出した祖父なのでシングルマザーが一切働かずして一軒家に住み、ブランドものの服を買い、2人の子どもを難なく大学まで行かせることができたのでした。40後半の母に何十年ぶりかに働くように持ちかけてきた祖父。ちなみに私は就活中祖父の会社には入るなと母から言われていました。そのころ母と祖父は絶賛喧嘩中だったからです。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月26日■前回のあらすじやっと内定がきまった会社も辞退させようとする母に、これ以上の条件の会社は探せないと伝えると、母は狂ったように叫んで怒りだしました。この時の母は何か精神的な問題を抱えていたのでしょうか…?新たな求人票やっと就活が終わった…。苦手な病院でもなんでも、就職できればもうどうでもいいやと思いました。この頃ストレスで口の中を噛む癖があり、口の中は血だらけ。自分を傷つけるようなこの行為だけが唯一ストレスを発散できる方法だったのです。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月25日■前回のあらすじやっと母が勧めた会社から内定をもらえ、地獄の就活が終わると思ったら、今度は自転車で通える会社でないとダメと条件を追加してきました。ハローワークを訪れたしろみは、やっとの思いでさらに厳しくなった母の条件に合う会社を見つけてきたのでした。今度こそ就職を許してくれる?受ける前に母には当然「ここを受けます」と見せて、選考に進む許可ももらってます。ここも無理ならじゃあどこならいいのか、本音が思わずこぼれました。どう考えたって、世の中より母がおかしい気がするのですが…。普段は17時だけど、4カ月に1度ほど定時が19時の日があって、それが嫌だったようです…。こんなに狂ったようにキレ散らかした母を見たのは初めてでした。この時は母何かおかしくなっていたのでしょうか…?次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月24日■前回のあらすじやっと母が許可した会社から内定が出て、地獄の就活も終わると思った矢先。内定承諾の返事を返そうとすると、自分の履歴書が返送されていることに気付きました。母がいつの間にか内定辞退の連絡を入れていたのです。母の条件がさらに追加された知らない間に自転車で行ける範囲内に限定されていました。もうこの一言しか口から出てきません。母の条件は…・大手(または知名度が高め)・自転車で通える範囲・定時が18時以降はダメ・従業員がトイレ掃除しなくていいところ(母が潔癖症のためトイレ掃除をした娘が家に入るのが嫌だった模様)こんな条件の会社地元にある訳ないと思ってたら、知名度は大手ほどではありませんが奇跡的に条件に沿う企業が一つ…! ハローワーク限定で募集していたらしく、もう嬉しすぎて半泣きでハローワークの人にありがとうございますと言いました。もう何社受けたか、この時期の私はエントリーシートを書くのも面接もお手の物。目を瞑ってでも履歴書かけるわいというくらい就活のベテランと化していました。全ての母の条件を満たした、もうこんなところダメだとは言わせない…!!次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月23日■前回のあらすじこれまでのことを伯母に話したしろみ。伯母は同情し姉として謝罪してくれたのですが、口を出すことはできないと言います。やっと内定が…!?どこを選んでもOKしてもらえないのなら、新卒採用してない母の選んだ企業に飛び込むしかない! と迷惑を承知で突撃しました。しかし、経験者を募集していたらしく人事部の方もお困りの様子。私ももうこの苦しい就活から逃れたくて必死でした。そして熱意が伝わったのかなんなのか、何とか選考に参加させてもらえることに!年上の方と混じって一緒に面接を受けました。そして…。手応えと希望しかない内定を手にいざ母の元へ…!これで私も就活地獄から解放される…!!母からの労りの言葉はなく…え!?なぜか母は楽しそうに笑っていました。この会社だけではなくその後受けた企業についても、内定が出たと思えば、どこで仕入れてくるのかその会社の嫌な情報ばかりを私に与えてきました。選考中は何も口出しをしないのに母は一体何をしたいのか…。『すぐみんなが退職するくらい酷い会社みたいだけど、まあ入りたければ入れば?』と言う母の意見を押し切ってまで即決できるほど私も強くありませんでした。でもここを逃したらもうどこも採用してもらえないかも。しかも新卒採用してないところに無理やりねじ込んでもらった恩もあるし、やっぱり今度内定承諾書を郵送しよう…!すると…。側からみたら大学四年生の私は意味のわからない行為を何度も繰り返してる変な人だったと思います。私の就活の頃は売り手市場(企業よりも学生が有利で学生が就活しやすい市場)だったため、周りもこの頃はほとんどの子が就活を終えていました。大学の就職課の方からも『内定は何個も出てるのに何も決まってないの?』と変な生物を見るかのような目で見られる始末。こんなに内定蹴りまくって、行く気のない選考に参加するなんて選考荒らしのブラックリストにでも入ってるんじゃないのか(そんなのあるかどうか知らないですが)、だとしたらどこ受けても「こいつブラックリストのやつじゃね?」と書類審査すら通らなくなったらどうしようと思い鬱々としていました。終わりの見えなさすぎる就活…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月22日■前回のあらすじ母の気まぐれに振り回され、就職が決まらないしろみ。ある時伯母と2人きりになるチャンスがあり、現在の苦境を打ち明けました。伯母にすべてを話した誰にも吐き出せなかったのですっごく嬉しかったのを覚えています。私の母はどこか伯母のことを見下している節があったので、伯母が何かを言っても母の意見が変わるとは思えませんでしたが、どこかで伯母に話すことで、何かこの状況を打開できるかも…と期待していたのかもしれません。どれでも好きに買っていいのよと伯母は言ってくれて、私はあまり服を選んだことがないので戸惑いつつも、ワンピースはコーディネートしなくていいし一枚で上下揃うのですごいお得だなぁと、3着もワンピースを買ってもらいました。公共の場でブチギレる母。母からしたら伯母はお小遣いをくれる人なので、文句は言いつつもなだめられるとわりとすぐに落ち着いていました。母は昔伯母にも心ないことを言って傷つけていたそうです。伯母はすぐに実家を出て結婚をしたそう。そして毎年お正月などに会うと母含め私たちにお年玉をくれていました。もちろん私の分は母が没収していましたが…。さぁ、就活が全くすすまない私。もう私だけじゃ無理だとある強引な手段に出ます…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月21日■前回のあらすじあらゆる会社に難癖をつけてしろみの就職を阻む母。このままでは就職できないとしろみは焦りに焦ります。母が持ってきた求人票さて、未だ内定を一つも持っていない私に母が新しい求人票を持ってきました。あんなに大手大手と大騒ぎして、『あんたは無名の企業を探し出すのが特技なのか』と煽ってきた母なのに、持ってくる求人票は、地元の私ですらどれも見たことも聞いたこともない会社ばかり。言っていることとやっていることの矛盾がすごすぎる…。そもそも新卒が受けられる求人ですらありませんでした。伯母は母の4つ上のお姉さんです。母とのこんなくだらないやりとり、誰にも相談なんてできませんでした。初めてこの時の苦しさを伯母に話すことができた私…。すると叔母は…?次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月20日■前回のあらすじ県外の企業に応募したことを知り激昂した母は、しろみの就職活動を管理するようになりました。しかし母から受けてもいいと言われて受けた会社から内定が出ても、母は就職を禁止し、就活は難航するのでした。最近の母はますます荒れている…みんながほとんど就活がおわり卒業旅行に行く人も多い中、私はと言うと母からの許可が降りず全く進んでいませんでした。卒論は3年のうちに終わっていたので就活に専念できるのが不幸中の幸い…。この会社はどうですか? と言うとこんな感じに煽られるのがお決まりのパターン。母は昔海外で働かことを夢見ていた時期もあったらしくこれなら喜んでもらえるかと思いましたが全然ダメでした。第一志望を勝手に受けたのをきっかけに全部把握させろと言われて就活の状況は母に筒抜けでした。どこなら許してもらえるんだろう、周りは内定決めてる子もいるのに…。私は本当に就職できるのだろうかという不安に押しつぶされていました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月19日