●高額な医療費を補填するための「治療・救援費用」海外旅行には少なからずハプニングがつきものですが、意外に多いのがお金がからむトラブルです。そんなときに役に立つのが海外旅行保険。今ではインターネットや空港でも手軽に加入できるので、旅行の必須アイテムとして出発前に手続きしておきましょう。しかし保障内容を考えずに加入するのでは、せっかく払った保険料がムダになるかもしれません。数ある海外旅行保険の中から、選び方の基準を説明します。○保険会社との提携病院が現地にあると心強い海外旅行保険といっても、保険選びの基本は同じ。自分の目的に合っていることがポイントです。海外に数日~数カ月間いるうちに、起こりえそうなトラブルやさまざまなリスクを保障してくれる保険に加入することが大切です。まず注目したいのが「治療・救援費用」。海外で病気やケガをして医療費を払っても、後日に日本の健康保険で海外療養費や高額療養費の請求が可能です。しかし国や地域によっては医療費が法外に高く、アメリカ・ニューヨークでは貧血で2日間入院しただけで、日本円にして200万円以上を請求されるというケースもあるようです。そのような場合は、健保から払い戻しがあっても大赤字です。でも、その赤字部分を穴埋めしてくれるだけの保障があれば安心ですね。渡航先の医療事情や衛生事情などを確認し、万が一のトラブル時に大きな医療費が必要そうなら、保険金も高めに設定しておくのが賢明です。保険金が出るとはいっても、高額な医療費を自分で立て替えるとなれば大変です。クレジットカード数枚分の限度額を一気に使ってしまい、その後の買い物や食事などができなくなるかもしれません。保険会社が提携している病院に直接保険金を支払う「キャッシュレスサービス」があると、立て替えの必要がなくて助かります。自分の渡航先に保険会社との提携病院があるかどうかも、保険選びの際に確認したい項目です。●スマホが盗まれた! そんなときに役立つのは?○「携行品損害補償」は保険金額を要チェック!海外で日本との違いを感じるのが盗難被害の多さです。ショッピング帰りで手がふさがった観光客を狙ったスリや窃盗団がいるのは有名な話ですが、最近ではスマートフォンを盗まれる事件が多発しています。カメラにもナビにもなるスマートフォンは、すぐに取り出せるよう、服のポケットに入れている人が多いため、スリにとっては格好の窃盗アイテムです。スマートフォンで撮った写真を見ながら歩いている際、すれ違いざまにパッと手からとられることも珍しくありません。こんなときは「携行品損害補償」で対応できますが、保険選びの際には保険金を確認しておきましょう。一般的には「持ち物1つあたり10万円限度、保険期間(旅行期間)を通じて30万円が限度」とされている保険が多いです。ただ、中には保険期間を通じて10万~20万円と低めのものも。盗まれたり、壊れて困ったりする物がなければ、高い保険をかける必要はありません。それでも、自分の携行品と行き先の治安情勢によってはしっかり備えておきたいですね。ただし、「携行品損害補償を充実させよう」と、2つの保険に加入しても保険金は重複して払われないことには注意してください。さらに、「いつ」「どこで」テロなどの不測の事態に遭うか分からないリスクが増えている昨今。直接の被害はなくても、空港閉鎖や飛行機のキャンセルなどで、余儀なく帰国が遅延する可能性もあります。渡航先によっては、「テロ等対応費用補償特約」の有無も保険選びの基準になり得るでしょう。これは帰国遅延に伴う交通費や宿泊費、国際電話料などが保険金額の範囲内で保障されるというもの。外務省の海外安全情報などを見ながら検討してください。※写真と本文は関係ありません筆者プロフィール: 武田明日香(たけだ あすか)エフピーウーマン所属、ファイナンシャルプランナー。日本テレビ「ZIP!」やTBSテレビ「あなたの損を取り戻せ 差がつく! トラベル! 」、「Saita」「andGIRL」等の雑誌、「web R25」「わたしのマネー術」等のウェブサイトなど幅広いメディアを通じ、お金とキャリアの両面から女性が豊かな人生を送るための知識を伝えている。お金の知識が身につく初心者向けマネーセミナー受付中(受講料無料)。
2016年03月14日「海外で仕事をしてみたい」と思いながら、大学を卒業して社会人になってもその夢はかなえられないままでいる人は多いとか。「社内で海外駐在員を目指す」「思いきって転職する」と、夢をかなえる方法は無限にあります。今からでも遅くはない! 海外で働きたい女子のための、海外計画を紹介します。 ■日本で働くのとはどう違う?海外で働きたい人がまず知っておきたいのは、日本と海外の就職活動の違いです。一番の違いは、企業が採用する人材の選び方が全く違うということ。日本の企業は新卒採用に力を入れています。大学卒業生のなかから将来有望な人材を見いだし、採用してから会社で経験やトレーニングをして育てていく形態です。それに対して海外の採用の観点は、即戦力です。入社後にすぐに会社で戦力として働くことができる人材を求めていることが多いのです。そのため「入社したらこんなことができる」「こんな経験を生かして会社に貢献できる」という明確なビジョンが必要です。■やっぱり必要! 語学力海外で働くにあたって一番のハードルはやはり語学力です。海外で就職するのにどの程度の語学力が必要なのか? の目安はTOEICの試験のスコアでわかります。社内文書は英語、会議も英語、社内コミュニケーションは全て英語の場合、これらをこなしていくためには700点以上必要になります。しかし、700点あってもコミュニケーション能力がなければ全く生かすことができません。語学はスコアだけではないのです。大事なのは「話す能力」「聞く能力」なのです。 ■社内での海外転勤を目指す海外に支社のある企業に転職し、海外駐在員として派遣されることを目指すのも、海外で働くひとつの方法です。転職の際に海外支店への熱意を会社に伝えられるよう、自分のビジョンを会社にアピールすることが大切。もちろん、海外駐在員枠というのは少ないものなので、希望通りになる可能性は少ないこともあります。しかし、入社の際から海外転勤への熱意を会社に伝えるよう努力しましょう。企業からの海外駐在は、住宅費などに手厚い手当があることが多いので、自分で海外の現地採用を目指すよりも、安心して行くことができるのもメリットです。まずは語学力を高めるために、国内で語学を徹底的に勉強してから挑戦することもよいですし、転職前に短期留学で語学を身につけるのもよいかもしれません。「海外で働きたい」という夢に向かって、諦めずに挑戦し続けることが大事です。もう遅い…とあきらめる前にぜひチャレンジしてみてください!
2016年02月26日8月には夏休みが、9月にはシルバーウィークが待っています!週末に海外旅行のプランを立てている方も、いらっしゃるかもしれませんね。先日「台湾の女性ひとり旅が楽し過ぎる」と書きましたが、海外はどこでも安全、というわけではありません。スリに遭ったり、親切を装って近づいてくる男性に騙されてしまう、というケースも少なくありません。女性のひとり旅やグループ旅行の際に陥りやすいトラブルと回避策を見ていきましょう。オシャレをしすぎても、しなさすぎてもNG?旅行では、オシャレな服装を楽しみたい気もしますよね。でも渡航先や目的にもよりますが、ドレスコードのある場所を除き、海外旅行では目立つ格好はしないほうがベターです。例えばイスラム教徒が大半を占めるマレーシアやトルコでは、女性の過度な露出は嫌われる傾向にあります。モスクを観光の際には、長袖に長めのパンツまたはロングスカートを着用しないと、モスク内の見学を断られる可能性があります。また、フィリピンやインドなどの国々では「オシャレをしている人=金持ちそうに見える」ので、スリや置き引きの対象になりやすいものです。海外生活が短くない私も、発展途上国に駐在している友人たちもスリに遭っているため、旅行者の方々は特に注意が必要です!と言っておきながら、パリやニューヨーク、シンガポールの市内など、洗練された都会のレストランやホテルではオシャレをしないといけない場合もあります。「Tシャツにビーサンでレストランへ行ったら、入店を断られた」という知人も居ますので、ドレスコードを確認するようにしてくださいね!親切を装って近づいてくる男性・・・なるべくなら疑いたくないものですが、世の中、良い人ばかりではありません。親切を装って近づいてくる男性は、多くの場合、単なるナンパ師か詐欺師だと思ってください。ナンパの場合は「ご馳走してくれてさようなら」ということも稀にありますが、体目的の場合がほとんどです。詐欺は、気を引き付けておいてお金を取ったりする悪質な詐欺のケースもあるので、十分に注意してください。水道水、氷、食べ物に気をつけて!「水を飲んでお腹をこわした」「屋台で食べた生ものにやられた」というのは、非常によくある話です。まずは、渡航先は水道水を飲んでも大丈夫なのか確認しましょう。水道水NGの旅行先は、氷入りの飲み物にも気をつけなくてはいけません。また、水道水で洗ったサラダなどでお腹をこわすことも(こちらも経験済みです。なんと、フィリピンで赤痢に感染……!)水も空気も違う海外では、体調を崩しがちです。ドラッグストアで薬を購入するのも病院へ行くのも、海外だと不安ですよね。あらかじめ、飲み慣れた風邪薬や胃腸薬を持っていくと安心です。上記のトラブル例は、ほんの一部にすぎません。もっと詳しい情報が知りたい方は、外務省の冊子「海外安全虎の巻」をご覧になってはいかがでしょう?インターネットから無料でダウンロードできますよ。旅の目的を立てる以外に、渡航先の文化や環境についても予め調べておくと、たいていのトラブルは防げるはずです。みなさんの海外旅行が、楽しいものになりますように!
2015年06月20日「海外に暮らしてみたい……」旅の回数を重ねるごとに、海外で自分らしく暮らしている人を見かける度に、募る想い。海外旅行好きならば、その大小はあれど、心に持ち続けている人が多かったりする。そこで、今回は現在海外で暮らしている2人の移住ストーリーをご紹介。 (さらに…)
2015年05月01日●海外送金を便利にするAndroid/iOS対応アプリセブン銀行は9月25日(木)、海外送金サポートアプリ「SEVEN BANK Money Transfer」を発表した。Android/iOSに対応しており、セブン銀行の海外送金(国際送金)サービスの取引を円滑に行えるようサポートしてくれる。日本在住の外国人の方々を主なターゲットとしており、日本語、英語、タガログ語、中国語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語、インドネシア語、タイ語の9言語に対応。世界各国の通貨による送金シミュレーション、操作方法を説明した動画の閲覧、カスタマーセンターへの電話機能、各国のウエスタンユニオン受取り拠点検索機能などを備える。また日本国内から海外に送金する際の為替レートが表示でき、ウエスタンユニオンのレート変更時間に合わせて確認が可能だ。さらに、送金レートがあらかじめ設定した金額に達した際にプッシュ通知を行う「送金レートお知らせ」機能を備えており、レートを意識した海外送金を行えるのがポイント。今回は、この「SEVEN BANK Money Transfer」を開発した意図について、セブン銀行・リテール営業部の山田敦子さんにお話をうかがった。アプリの特徴や在日外国人の方の利便性を考えたセブン銀行ならではのこだわりを垣間見ることができたので、詳しくお伝えしよう。○「SEVEN BANK Money Transfer」が誕生した経緯とは──はじめに、海外送金(国際送金)サービスの特徴を教えてください山田さん:当社の海外送金サービスは2011年3月に開始され、同年7月にはATMからの送金が可能となりました。日本在住の外国人の方が母国に送金をする際、手続きにとても手間がかかっていました。銀行の海外送金窓口は営業日時に制限があるので、日本で働いていらっしゃる外国の方が利用するのは大変でした。山田さん:当社はATMサービスを主とする銀行で、セブン-イレブンをはじめとする商業施設、空港、駅など全国に20,000台以上のATMを展開しています。このATMを生かして新たなサービスを行えないかと考えた時、こういった海外送金の受け入れ窓口にしようというアイデアが出てきたのです。もちろん送金の都度、書類を記入する必要はありません。これは事前に送り先を登録していただき、チェックを行っているからです。この海外送金サービスにより、原則24時間365日好きな時間に入金していただき、最短数分で母国に送金していただくことが可能となりました。──「SEVEN BANK Money Transfer」が開発された経緯はどのようなものでしょうか山田さん:サービスを開始してみて色々な問題点が見えてきたのですが、もっとも大きいのは言葉の問題でした。現在、日本で生活する外国人は全国に200万人くらいといわれています。当社の海外のお客さまの中心となっているのが、東南アジアの方々です。まだ日本語に慣れておらず、かといって英語もそれほど得意ではない方が多くいらっしゃいます。海外送金サービスの使い方や困ったときの対応策を、お客様にわかりやすく伝えるためにどういった方法が一番よいかと考えた時に、常に手元にあるスマートフォンを利用するのが一番分かりやすいだろうと考え、このアプリを制作しました。このアプリがなくても当社の海外送金サービスを利用できますが、スマートフォンにインストールしておくことで、より便利に海外送金サービスをご利用いただけると思います。●外国人の視点を考えた「SEVEN BANK Money Transfer」の特徴──「SEVEN BANK Money Transfer」の特徴について教えてください山田氏:1つは、送金サービスを利用しやすくする簡単電話機能です。お客さまのサポートをするために、当社では海外送金のカスタマーセンターを用意しています。現在、お客様からの問い合わせに9言語で対応しています。しかしWebページだけでの案内表示ですと、9言語に対応しているといっても「自分が電話をかけてもいいのか」と迷われる外国人の方が多いことがわかりました。そこで9言語に対応している本アプリから簡単にカスタマーセンター(テレフォンセンター)に電話をかけられるボタンを作りました。お客様の大切なお金に関わることですから、なにか分からないことがあったらなんでも聞いていただいて、安心してお取引いただければと思い、この機能を作りました。山田さん:またATMの操作方法やWebでのお取引方法を知るにあたり一番分かりやすいのは動画であるという回答をいただきまして、Youtubeに9言語で動画マニュアルを公開しています。しかしいざ困ったときに動画マニュアルにたどり着くのは容易ではないと感じました。そこで本アプリから直接動作の再生を行えるようにしております。本アプリでは初めに言語設定を行いますので、自分の言語にあった動画をいつでもどこでもお客様の知りたいときに確認できます。山田さん:さらに、より便利に当社のサービスを利用していただきたいと考え、お客様が最も気にされる送金レートをトップ画面に常に大きく表示し、簡単に送金シミュレーションを行えるようにしました。お客様は自分のお金がいくらで受け取れるのかをとても気にされていますので、お客様の“知りたい”に応えられるようにしています。この3つが大きな特徴ですね。山田さん:さて一番上にある送金レートですが、表示を見て不自然に感じることはありませんか?──言われてみると、普段目にしている為替レートの金額と違うように感じます山田さん:そうなんです! 我々がニュースなどで目にしている「1ドルが何円」という形は日本人には当たり前の感覚ですが、外国の方からすると分かりにくく、外国の方は日本人とは逆に「1円が何ドル」という感覚で捉えることがわかったのです。私どものほうでも途中までこの事実に気づかず「1ドルが何円」という表記で開発していました。しかし当社の多言語メンバー(日本語/英語以外の言語を話すことができるスタッフ)に聞いたところ全員が逆だと答えました。非常に驚きでした。日本の方が本アプリを使用すると「ちょっと表記がおかしいじゃないのかな?」と違和感を覚えるかもしれません。しかし、お金を海外に送る外国の方の目線を考えたときにはこちらの表記のほうが分かりやすいということで、本アプリでは逆の表記を採用しました。ここがこだわりのポイントですね。○送金レートが設定した金額になったら教えてくれる「送金レートお知らせ」機能──送金レート表示はどれくらいの頻度で変更されるのでしょうか?山田氏:ウエスタンユニオンのレート変更にあわせて、1日3回変更が行われます。午前4時と8時半、そして午後9時ですね。変更のタイミングが早朝だったり夜だったりしますので、逐一レートを確認するのが難しいお客様もいるかと思います。また先ほど述べたとおり、送金ペースが一カ月に2回弱で、日頃はそれほどレートを気にされていないお客様もいらっしゃるかと思います。そこで本アプリでは「送金レートお知らせ」機能を付けました。設定した時間に、あらかじめ設定しておいたレートを超えたり、レート未満になったりした際にプッシュ通知が届くようにしています。お客様の大切なお金を少しでも有利なレートで送れるようにサポートしてあげたいという思いで、この機能を導入しました。──「友達に紹介する」という機能はどのような想定で作られたものでしょうか山田さん:日本にはさまざまな国の方が住んでいらっしゃいますが、その中でも特定の国の方にとってセブン銀行はよく知られた銀行になりつつあります。例えば在日フィリピン人の方ですと約5人に1人の方がセブン銀行の口座を利用されています。このような方が家族や友人、お知り合いの方に「SEVEN BANK Money Transfer」というアプリの存在を伝える方法として、「友達に紹介する」を用意しました。SNSやメールなどを利用して、簡単にアプリを紹介できます。──AR機能はどのような役割を備えているのでしょうか山田さん:見つけてしまいましたね(笑)。現在は特定のリーフレットを映し出すと動画が流れるという機能を持っていますが、今後は追加情報などが表示されるようにし、プロモーションに生かしていきたいと考えています。「将来できたらいいな」と思っているのは、カメラで紙幣を写した時にその紙幣が日本円でいくらになるのかを表示する機能など、ほかにもいろいろ考えています。お客様が思わず笑って喜んでくれるような機能にできたら最高ですね!──今後、ほかの機能を加えていく予定はありますか?山田氏:口座をお持ちの方に情報をプッシュ発信する「お知らせ」機能で情報発信を強化していきたいと考えております。各地域で生活する外国人の方は増加傾向にあります。しかし行政がそういった外国人の方に地域のいろいろな情報を分かりやすく伝えるのは難しいですし、ネットワークを作るのも容易ではありません。ですので、今後は行政とも協力しつつ、本アプリを介して情報を広げていけたらいいですね。「日本にいるならセブン銀行!」が目標です。──お忙しいところ取材に応じて頂き、ありがとうございました○外国人の方が直感的に利用できる海外送金サポートアプリ「SEVEN BANK Money Transfer」についてのお話からわかったのは、外国人の視点がしっかりと考察されていることだ。日本人が日頃当たり前に感じていたレート表示の変更などはその代表例だろう。また利用者に合わせた言語設定を行ったアプリから直接カスタマーセンターに連絡できるようにすれば、安心して電話ができるというのも納得。セブン&アイグループの顧客のニーズに即したものづくりのポリシーは、外国人向けのアプリにもしっかりと生かされていた。より便利な海外送金手段を探している外国人の方はもちろん、外国に行く機会や外国人の知り合いがいる日本の方も、ぜひ一度「SEVEN BANK Money Transfer」を試してみてほしい。
2014年12月01日セブン銀行は25日より、「海外送金サービス」の利用をサポートするアプリ(以下「海外送金サポートアプリ」)の提供を開始した。「海外送金サポートアプリ」は、「海外送金サービス」の外国為替レート通知、動画による送金手順の説明、世界各国の受取拠点検索など、様々な機能で海外への送金をサポートする。アプリの画面表示や説明動画は9言語に対応しており、日本で生活する外国人の人々にも安心して利用してもらうことができるという。セブン銀行は、これからも顧客の視点に立ってニーズを把握し、ATMサービスを中心とした金融サービスを「より便利に、より身近に」していくため、努力していくとしている。○「海外送金サポートアプリ」の概要主な機能外国為替レート通知:現在の外国為替レートを確認できるほか、あらかじめ設定した外国為替レートになった時に知らせを受取ることができる動画による送金手順などの確認:海外送金や受取人追加登録の方法を9言語(日本語、英語、タガログ語、中国語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語、インドネシア語、タイ語)の動画で確認できる世界各国の受取拠点検索:ウエスタンユニオンのウェブページへリンクしており世界約200カ国、51万カ所以上ある受取拠点を検索できるアプリ利用料無料推奨環境Android端末:AndroidOS4.1.1~最新(カメラ搭載端末)iOS端末:iPhone4S以降、iPad2以降、iPodTouch5世代以降のiOS6.0以降搭載端末ダウンロード方法セブン銀行のウェブページから、スマートフォンのGooglePlay/AppStoreへ接続することでダウンロードできる(ダウンロード時に必要となる通信料等は顧客負担となる)
2014年09月29日思いもよらない体験が待つ海外楽しいばかりが海外旅行ではありません。言葉が通じないだけに心配なこともありますよね。果たして海外では、どのような危険がひそんでいるのでしょうか。514名のマイナビ会員の女性に「実際にありそうな、あるいは経験した海外旅行での危ない出来事」を聞いてみました。>>男性編も見るQ.実際にありそうな、あるいは経験した海外旅行での危ない出来事を下記より選んでください(複数回答)1位クレジットカードでの買い物で、値札と請求額が違っていた16.3%2位タクシー運転手から紹介されたクルーズで、法外な料金を請求された15.0%3位荷物を置引された10.9%4位船の代金を払ったのだが、後からほかの人に聞いてみたらその払った金額の4分の1が正規の値段でぼったくられた10.1%5位警察官を名乗る男に財布や身分証の提示を求められ、検査後に中を見てみると、お札が抜かれている8.8%■クレジットカードでの買い物で、値札と請求額が違っていた・「クレジットカードだと、値段を確認しないで買いそうなので」(27歳/金融・証券/専門職)・「友達でクレジットを悪用された人がいたから」(31歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「ドイツのホテルで一泊多くチャージされた。その場でチェックしてすぐ直してもらった」(23歳/金融・証券/営業職)■タクシー運転手から紹介されたクルーズで、法外な料金を請求された・「地理に不案内な人が多いと思うので一番ありえそうです」(30歳/医療・福祉/その他)・「韓国でタクシーに乗ったときに、普通の料金の倍の額を取られた」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「タクシーに乗ったら、遠回りされて高い金額を要求されたことがあったので」(23歳/自動車関連/事務系専門職)■荷物を置引された・「日本人は警戒心が薄く、荷物をポンと下に置いてほかのことに夢中、というのはよくありそう」(31歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)・「イタリアは置引や窃盗が多いと聞いたので常にバッグを抱えて行動してました」(28歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)・「ビーチに行ってたら荷物をあとかたもなくごっそりとられた」(28歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)■船の代金を払ったのだが、後からほかの人に聞いてみたらその払った金額の4分の1が正規の値段でぼったくられたこと・「言葉が通じないから余分にお金をとられそう」(26歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・「旅行ガイド誌によく書いてあるエピソード」(29歳/生保・損保/事務系専門職)・「安い船もあったのに、高いほうに乗せられた」(27歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)■警察官を名乗る男に財布や身分証の提示を求められ、検査後に中を見てみると、お札が抜かれている・「警官のふりをされたら従ってしまいそう」(29歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「友達がこの手口にあいそうになっていた」(27歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「そういうことがあるって大使館のHPに載っていたから」(26歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■番外編:こんな危険もありそう/経験しました・「カラオケに連れ込まれて拉致されそうになった」(23歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「ジプシーに追われた。ツアーだったからガイドについて逃げた」(22歳/学生/その他)・「友人が痴漢撃退スプレーを手荷物の中に入れたままセキュリティで引っかかってしまい、危うく逮捕されるところだった」(26歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)総評1位になったのは「クレジットカードでの買い物で、値札と請求額が違っていた」でした。海外での買い物は現金のみにした方が無難かもしれませんね。2位は「タクシー運転手から紹介されたクルーズで、法外な料金を請求された」。楽しいクルーズもトラブルになってしまったら台無しです。そして、3位は「荷物を置引された」。日本と同じような感覚で荷物を置きっぱなしにするのは危険ですね。注意したいものです。そして、4位は「船の代金を払ったのだが、後からほかの人に聞いてみたらその払った金額の4分の1が正規の値段でぼったくられた」。日本人はお金をたくさん持ってそうというイメージで、狙われることも多いようです。5位は「警察官を名乗る男に財布や身分証の提示を求められ、検査後に中を見てみると、お札が抜かれている」。確かに警察官っぽい格好をしていたら、誰でも信じてしまいますよね。事前にその国の警官の制服を調べるなどして、だまされないように気をつけましょう。(文・OFFICE-SANGA鈴木亮介)調査時期:2012年11月12日~2012年11月19日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性514名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】日本人が世界に誇れることランキング【女性編】もともと海外料理だけど日本の方がおいしいと思う料理ランキング【女性編】外国人男性に比べると日本人男性の残念なところランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年12月11日日本人ならではのトラブルも?あなたは海外でトラブルに巻き込まれた経験はありますか?言葉が通じず、知らない土地だからこそ心配なこともありますよね。実際に海外ではどのような危険が多いのでしょうか。432名のマイナビ会員の男性に「実際にありそうな、あるいは経験した海外旅行での危ない出来事」を聞いてみました。>>女性編も見るQ.実際にありそうな、あるいは経験した海外旅行での危ない出来事を下記より選んでください(複数回答)1位クレジットカードでの買い物で、値札と請求額が違っていた16.2%2位タクシー運転手から紹介されたクルーズで、法外な料金を請求された13.4%3位荷物を置引された10.4%3位睡眠薬入りのサンドイッチや飲み物を勧められ、その間に貴重品を盗まれ、山の中に捨てられる10.4%5位警察官を名乗る男に財布や身分証の提示を求められ、検査後に中を見てみると、お札が抜かれている9.9%■クレジットカードでの買い物で、値札と請求額が違っていた・「レートがよくわからないまま、買い物をしてしまいそうだから」(26歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「マイアミのビーチ近くでTシャツかったら請求額が倍だった」(48歳/自由業/翻訳)・「飲食代でいつの間にか認識していないサービス料金を付加されていてトラブルになったことがある」(37歳/商社・卸/販売職・サービス系)■タクシー運転手から紹介されたクルーズで、法外な料金を請求された・「道を知らないだけにタクシーに乗るのは怖い」(44歳/医療・福祉/専門職)・「中国でありました。怖かったです」(28歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「5分で100ドルだった」(29歳/自動車関連/技術職)■荷物を置引された・「これはよく聞く話」(47歳/情報・IT/技術職)・「タイの空港で、トランジット待ちのロビーで免税店で買ったばかりのウィスキーを置引されました」(50歳/電機/事務系専門職)・「パリの凱旋門で。喫茶店で椅子においていた鞄を置引された。隣にいてすぐに気付き、追いかけて捕まえた所、返してもらえた」(24歳/運輸・倉庫/技術職)■睡眠薬入りのサンドイッチや飲み物を勧められ、その間に貴重品を盗まれ、山の中に捨てられる・「海外ならよくあるときいている」(25歳/学校/事務系専門職)・「薬物規制が緩い外国なら考えられる事件」(32歳/自動車関連/営業職)・「よくあるらしいから」(25歳/機械・精密機器/技術職)■警察官を名乗る男に財布や身分証の提示を求められ、検査後に中を見てみると、お札が抜かれている・「いかにもダウンタウンなんかでありそう」(28歳/自営業/クリエイティブ職)・「警察という名前を利用して悪だくみをする集団がありそうだから。日本でもありそう」(25歳/電力・ガス・石油/技術職)・「以前海外旅行に行ったときにガイドさんが盛んにこのことを注意していた」(26歳/不動産/その他)■番外編:こんな危険もありそう/経験しました・「麻薬をすってみないかと知らない人から誘われて怖かった」(26歳/自動車関連/事務系専門職)・「乗った電車が強盗団に襲われることで有名なやつだった。客室の鍵を閉めて息を殺していた」(26歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「アメリカで車を運転していたら、スピード違反で警官につかまった。免許証を出せというので国際免許を出したら、罰金の課金の方法が分からなかったらしく、許してくれた」(53歳/情報・IT/技術職)総評1位になったのは「クレジットカードでの買い物で、値札と請求額が違っていた」でした。しっかりと明細を見ないと、不当に高い金額を請求される恐れもありますよね。2位は「タクシー運転手から紹介されたクルーズで、法外な料金を請求された」。タクシーについては、わざと遠回りをされたり、下ろしてもらえなかったりといったトラブルも怖いですね。そして、3位は「荷物を置引された」。これも海外でのトラブルの定番としてよく言われますね。実際に経験したという回答も多数寄せられました。同じく3位は「睡眠薬入りのサンドイッチや飲み物を勧められ、その間に貴重品を盗まれ、山の中に捨てられる」。親切にしてもらってついつい断れない日本人の性格上、こうしたトラブルは気をつけたいですね。5位は「警察官を名乗る男に財布や身分証の提示を求められ、検査後に中を見てみると、お札が抜かれている」。実際に現地の日本大使館が注意を呼びかけている例もあるようです。こうしたトラブルに用心しつつ、海外での時間を楽しみたいですね。(文・OFFICE-SANGA鈴木亮介)調査時期:2012年11月12日~2012年11月19日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性432名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】日本人が世界に誇れることランキング【男性編】もともと海外料理だけど日本の方がおいしいと思う料理ランキング【男性編】外国人女性に比べると日本人女性の残念なところランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年12月11日JTBグループで損害保険会社のジェイアイ傷害火災保険は、年末年始に海外への渡航を考えている人に向け、海外旅行で起こりやすいリスクについて発表した。同社の「2011年度海外旅行保険事故データ」によると、海外旅行での事故発生率は3.58%。約28人に1人が、なんらかのトラブルにあっている計算になる。中でも多いのが、ケガや病気の治療費用で、ほぼ半数(48.2%)の割合を占めた。医療費に関しては、物価の安いアジア各国でも、日本の数倍から十数倍もの費用がかかる場合が少なくないという。例えば、骨折時の治療費は、日本であれば15,000円ですむところ、パリでは50,300円、ローマでは167,200円、ホノルルでは46,600円。病院の部屋代にいたっては、相部屋で1日あたり日本では17,000円のところ、パリでは81,200円、ローマでは93,500円、ホノルルでは114,800円かかるという。特に、英語が通じ、医療環境も良好な私立病院では、高額な医療費がかかる。海外の私立病院は営利サービス企業であり、治療費の支払い保証(海外旅行保険など)ができない場合、十分な治療を受けられないことがあるとのこと。また、特にヨーロッパや北米では医療費が高額になる傾向にあり、2011年度では1000万円を超える事例も欧米で4件発生。中でも硬膜下血腫と診断され、21日間入院・手術となったアメリカの事例では、支払保険金は21,954,464円にのぼった。同社では、保険加入のタイミングについては「旅行出発前」、渡航先での病気やケガが心配な場合は、「治療・救済費用」を厚めにするか、無制限プランなどを利用することを紹介している。なお、そのほかのトラブルについては、手荷物の盗難・破損を補償する「携帯品損害」が34.9%、予期せぬ事故によりかかった費用を負担する「旅行事故 緊急費用」が13.8%、法律上の損害賠償責任をおった際の補償「賠償責任」が1.5%、旅行をキャンセルした場合などの補償「旅行変更費用」が0.6%だった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月03日ベネッセコーポレーションは10月7日、日本の高校から海外の大学への進学を検討している高校生を対象に「海外進学カレッジフェア」を開催する。「カレッジ」は、日本の短大または専門学校に相当し、日本から海外大学へ進学するには、カレッジからの編入を目指すコースが一般的だという。このフェアは、日本からの進学者が多いアメリカ、カナダ、オーストラリアのカレッジより入試担当者を招き、各カレッジの内容を直接質問できる場を設けることで、日本の高校生の海外大学進学を支援するというもの。開催時間は、11時~16時。会場は東京都新宿区のBenesse海外進学サポートセンター。10時30分より随時受付、出入り自由だが、参加には事前予約が必要となる。フェアの詳細、参加予約は「海外進学カレッジフェアのページ」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月16日ネットワークが広がり、海外旅行中でも自分のスマートフォンを使えるようになってきた。「でも海外で使うと高いんでしょう~? ここは利用を控えておこう」と気をつけたにも関わらず、請求書を見れば利用料金が12万円!? 全然使っていないのに、そんなバカな!!スマートフォンはその賢さゆえ、常に自分の居場所やアプリの最新情報を定期的かつ自動的にアップデートしている。日本国内では定額のパケット契約をしているため、どんなに使っても定められた上限額を超えて請求されることはないが、海外で「パケット対象外」のエリアを旅行した場合は、使えば使った分が課金されることに。スマホが自動的にインターネットにアクセスし、情報を取得するその接続料金ももちろん課金対象だ。アプリの数が多ければ多いほど取得情報が多くなるため、通話やメールなどを使用しなくてもそれだけで十万円を超える高額請求ということもままある。これはあらかじめ携帯電話の設定で「データローミング」をOFFにしておくことで課金されずに済む。この場合、SMSはオンタイムで取得できるが、MMSやメールは見ることができなくなる。また、ウェブにもつなげられないので、ツイッターやフェイスブックなどをオンタイムで行うことはちょっと困難に。とはいえ、昨今フリーのWi-Fiが飛び交う都市も多く、意外と問題なく使えちゃったりするので、それほど支障はないはずだ。ちなみに、パケット料金対象の国(地域)であれば、1日の利用料金の上限が定められているので、普通に利用してもそこまで高くならないので安心だ。現地でスマホを利用する場合は、行き先がパケット料金対象内かどうかを事前にチェックしていくといいだろう。ただしその場合も、該当業者以外に接続してしまうとビックリするような請求額となるので注意したい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日海外旅行は文化の違いもあって、トラブルに遭うことも珍しくないだろう。経験者がどんなトラブルに遭ったか知っておくことで、心構えができたり予防策を立てられたりするかもしれない。ランキングを紹介しつつ、自由回答で投稿していただいた興味深い経験談を中心にピックアップしてみた。Q.海外旅行中、レストランでトラブルに遭ったことはありますか?1位「その他」30.3%2位「料理のボリュームが多すぎ」27.0%3位「おつりをごまかされる」 14.6%4位「日本食レストランがすごく残念な感じ」10.1%5位「注文してない料理がたくさん出てくる」22.3%■料理のボリュームが多すぎて困った編・「ケアンズのホテルのレストランディナーでメインディッシュにステーキが3枚、前菜等でも日本ではメインディッシュクラスの魚料理やパスタが出てきてたので、オーストラリアの雄大さを胃袋を持って体感した」(29歳男性/情報・IT/事務系専門職)・「特大のTボーンステーキを30分以上かけて何とか食べた」(30歳男性/医薬品・化粧品/技術職)・「コース料理を途中でギブアップ、デザートまでいけなかった……」(27歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)■ぼったくり編・「日本語メニューに書いてある値段より高かったので抗議したら『それは古いのよ』で終わらされた」(37歳女性/自動車関連/技術職)・「合計120ドルくらいの支払いのはずが500ドル強請求されたので、『どういうことだ?』と英語で一気にまくし立て容赦なく通報、結局レストランのオーナーが後日ホテルまで謝りに来ました」(26歳男性/自動車関連/事務系専門職)・「おつりをごまかされたので、紙に計算式を書いて主張した」(30歳女性/生保・損保/秘書・アシスタント職)■言葉の壁編・「orderしたいと言ったらwaterが出てきた」(30歳男性/情報・IT/技術職)・「肉料理をたのんだつもりが魚がでてきて、言葉が通じないと困ると思った」(57歳男性/農林・水産/その他)■日本食編・「すしの酢がきいていなかった」(45歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■ナンパ編・「バーでしつこく誘ってくる男の人に遭遇し、めんどくさいから『彼氏がいるから無理』と言うと、『大丈夫……僕も彼女いるから』と言われカルチャーショック」(28歳女性/学校・教育関連/専門職)■総評今回のアンケートでは、レストランの料理のボリュームが多すぎる、ぼったくり、現地の言葉を話せないことによるトラブルなどが寄せられた。ぼったくられてしまったときに、毅然(きぜん)と主張して取り返したエピソードはすごいの一言。私だったら泣き寝入りしてしまいそうだ。(文・アリウープ高橋賢司)調査時期: 2012年6月19日~2012年6月21日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性420名女性580名合計1,000人調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月06日