「減塩」といったら、もう少し年をとってから、なんて思っていませんか?年を重ねていくと徐々に高血圧になり、いきなり生活改善として減塩を宣告されるというイメージかもしれませんが、じつはこれでは遅いのです!高血圧の原因になると言われている塩分過多は、高血圧になってから一日何gに減らすかではなく、生まれてからの合計で何gになったかが重要という説もあります。現代の女性は、社会進出とともに外食や中食が増えて、塩分過多。お洒落なワインバルでのおつまみや、ファストフードには、必要以上の塩分が含まれています。1日あたりの食塩相当量(18歳以上)の目標値は、女性の場合7g未満。食品自体(野菜や肉魚)に含まれている塩分が、1日に2g前後あるので、調理に使ってよい塩分は、1日5g程度です。女性の場合、若いうちは血圧が低めの人が多いですが、年齢を重ねるにつれ血圧が上がり、閉経を迎えると高血圧になってしまう人も少なくありません。高血圧になると、動脈硬化を起こし、心臓病や脳卒中のリスクを高めます。それを防ぐために、いきなり減塩を宣告されるわけですが、高血圧になってからではもはや遅いです!ですから、若い時から減塩生活を心がけることが、将来の脳卒中や心筋梗塞などの致命的な病気の予防に役立つのです。とはいえ、いくら健康のためにと言っても、美味しくなければ続かないですよね。塩分が少なくても美味しく料理をするポイントは3つです。1.出汁をしっかりとること2.スパイス(ガラムマサラやカレー粉)&ハーブ(パクチーやバジル)やスパイスを使うこと3.香味野菜(にんにく、生姜、ネギなど)を使うこと出汁をとることで旨みがプラスされるので、少ない塩分でも味を感じやすくなります。プラスしてスパイスやハーブを使うことで味に深みがでてきます。野菜も1種類ではなく、香りのある野菜をブレンドすることによって広がりがでます。しょっぱいものは、ご飯やお酒がすすんでしまうので、塩分を控えめに薄味に調理することで、食べ過ぎ飲みすぎを抑えることにつながります。よって、減塩の食事はダイエットの効果も期待されています!さらに市販のチーズやハムなどの加工食品には、多くの塩分が使われているので、1日に食べる量を決めたり、食べる時は味をつけていない野菜スティックを一緒に食べるなどの習慣をつけましょう。またパンやパスタ・コーンフレーク自体にも塩分は含まれています。主食にお米(玄米がオススメ)を食べる日を取り入れても良いと思います。さらに醤油やソースなどの調味料を使うときは、かけすぎを防止するために、計量スプーンで測ったり、料理自体にはハケなどでぬるという方法もあります(シリコンのハケは100円ショップでも購入できます)。食事の摂取カロリーを気にする女性は多いですが、カロリーを多くとってしまう原因の一つは、しょっぱい料理だったりします。減塩も一緒に気をつけることで、より食べる量を抑えることができるので、ダイエットにもつながり、かつカラダの内側から健康の下地をつくることにつながります。ひいては将来も見据えたキレイなカラダをつくることができますね! 小さなことからコツコツとはじめてみましょう。
2015年08月09日プレナスが展開する持ち帰り弁当のブランド「Hotto Motto(ほっともっと)」は4月1日、全弁当メニューを対象に平均16%の減塩を実施した。○全弁当メニューを、平均16%減塩厚生労働省が公表した「日本人の食事摂取基準」では、健康の保持・増進を図るために、食塩の摂取目標量が引き下げられるなど、近年、わが国の食事における減塩に対する意識やニーズは高まりを見せている。同社でも減塩への要望に応え、より健康的な食生活を支えることができるよう、全弁当メニューを対象に平均16%の減塩を実施する。今回の減塩を行うにあたりすべての商品の製造工程や調理工程を見直し、味付けに香辛料や酢を活用したり、昆布など素材の持つ旨みを引き立たせるレシピを開発するなどの工夫を行ったり、塩分を減らしながらもおいしさにこだわったという。減塩を実施した主なメニューとしては、「のり弁当」(現行の塩分量3.5g→減塩後の塩分量2.7g、減塩率22.9%)、「から揚弁当」(現行3.0g→減塩後2.8g、減塩率6.7%)、「ビーフカレー」(現行3.4g→減塩後2.6g、減塩率23.5%)、「デミハンバーグ弁当」(現行4.7g→減塩後2.9g、減塩率38.6%)、「肉野菜炒め弁当」(現行4.1g→減塩後3.3g、減塩率19.5%)などとなる。
2015年04月01日プレナスが展開する持ち帰り弁当のブランド「Hotto Motto(ほっともっと)」4月1日、全弁当メニューを対象に平均16%(※)の減塩を開始した。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」が改訂され、健康の保持・増進を図るために食塩の摂取目標量が引き下げられた。減塩に対する意識やニーズも高まりを見せていることから、同店ではより健康的な食生活を支えることができるよう、4月1日から販売する全弁当を対象に減塩を実施した。同社では減塩の実施にあたり、すべての商品の製造工程や調理工程の見直しを行った。味付けに香辛料や酢を活用するほか、昆布など素材の持つうまみを引き立たせるレシピも開発するなど、塩分を減らしながらもおいしさにこだわるさまざまな工夫を行った。減塩は全弁当が対象で、平均して約16%の減塩となる。一例を挙げると、人気の「のり弁当」は減塩率22.9%で、塩分量は3.5gから2.7gになった。「デミハンバーグ弁当」に至っては38.6%の減塩率を達成しており、4.7gから2.9gまで塩分を減らしている。※2015年3月の弁当メニューと4月1日時点の弁当メニューに含まれる食塩相当量の比較
2015年04月01日エースコックはこのほど、同社商品「だしの旨みで減塩」シリーズが、国立循環器病研究センターより「かるしお認定」の加工食品第1号に選ばれたことを発表。それを反映して2月2日、「かるしお認定 だしの旨みで減塩」シリーズとしてリニューアル発売した。同日、商品発表会が行われた。「かるしお」とは、「塩分を減らしても、おいしい」ではなく、「少ない塩分だからこそ、おいしい」という新しい減塩の考え方。軽く塩を使って素材やだしのうまみを引き出す京料理の考え方がベースになっているという。国立循環器病研究センターは「かるしおプロジェクト」を立ち上げ、これまでにレシピ本を発売するなど普及に努めてきた。そして同センターは2014年11月14日、信頼できる減塩の印として市販食品に対する「かるしお認定制度」を開始した。同制度では、「かるしお認定基準」に基づいて食品事業者から申請のあった製品の審査を実施。基準を満たした製品に対して「かるしおマーク」の表示を認め、わかりやすく食生活を改善するための一助となることを目指しているという。「だしの旨みで減塩」シリーズは、「かるしおマーク」の表示が認められた加工食品第1号となる。開発の背景として、同社では近年の健康ニーズの高まりを受け、「おいしい、ヘルシー」をテーマにした商品の開発に取り組んできた。そして、次なる健康価値の追求として「減塩」に力を入れることにし、2013年9月に同シリーズが誕生した。同シリーズは、塩分を30%(※)カットしている。1食分に含まれる塩分量は、ミニサイズが1g台、レギュラーサイズが約2.5gとのこと。また、香辛料や具材の風味などによりだしのうまみを引き立てることで、"味のもの足りなさ"をカバーすることに成功したという。※日本食品標準成分表2010 中華/和風スタイル即席カップめん(油揚げ麺)との比較。ミニサイズは「かるしお認定 だしの旨みで減塩 鶏炊きうどん」「かるしお認定 だしの旨みで減塩 小海老天そば」「かるしお認定 だしの旨みで減塩 中華そば」(各めん30g/各税別113円)の3種、レギュラーサイズは「タテ型 かるしお認定 だしの旨みで減塩 中華そば」「タテ型 かるしお認定 だしの旨みで減塩 野菜タンメン」(各めん50g/税別180円)の2種。適量でヘルシーなミニサイズは高齢者や女性、ボリュームのあるレギュラーサイズはしっかり食べたい男性におすすめだという。今回の認定にあたり、エースコック代表取締役社長の村岡寛氏は、「この商品を通じてお客さまが食を楽しみながら、おいしく減塩できる環境を作る一助になれば幸いです」とコメントした。
2015年02月04日一般社団法人 Jミルクは9日「第38回メディアミルクセミナー」を実施し、和食の新しい提案といえる「乳和食」について講話した。減塩しながらもおいしさを損なわない「乳和食」を、実際に病院や介護施設での事例を紹介しながらそのメリットを語った。○健康食として評価が高い和食の意外な弱点第38回となる今回のメディアミルクセミナーでは、実際に医療の現場などで「乳和食」を導入している西村一弘先生(日本栄養士会理事、東京都栄養士会会長、緑風会緑風荘病院栄養室・健康推進部主任)を招き、「乳和食」のメリットなどを講和した。和食といえば、2013年にユネスコの無形文化遺産に登録されるなど、ヘルシーで栄養バランスの取れた健康食として世界的にも評価が高い。だが、意外な弱点があるという。「実は、和食メニューではカルシウムとビタミンが不足しがちになります」。ビタミン類はフルーツなどで手軽に補えるが、カルシウムはそのような手軽な食材が多くない。また、カルシウムは塩と結合して体外に排出されてしまうので、塩分の多い食事をしていると効率的に摂取できない。カルシウムの摂れる食べ物といえば小魚などをイメージするが、塩分を多く含んでいる場合が多く実際の吸収率が上がりにくいという。「骨粗しょう症の患者さんなどにも、カルシウム摂取を多くするよりも、まず減塩するように栄養指導します。塩分を減らすことで、結果的にカルシウム摂取の効率があがるためです」。本来、ヒトの体は塩分を必要としておらず、できるだけ少量にした方が体への負担が小さい。厚生労働省では2015年から必要な1日の塩分量を男性は9gから8gへ、女性は7.5gから7gへと引き下げた。ただし、日本高血圧学会では以前から6g未満を推奨している。「減塩かつカルシウム摂取が効率よく行える食べ物として、牛乳は非常に優秀。だが、入院の患者さんの中には、アレルギーでもないのに、嗜好として牛乳をそのまま食事に出さないでほしい、という要望を出す人が1割程度いる」。確かに、和食と一緒に牛乳を飲むことに抵抗感のある人は少なくない。「乳和食」はそのような問題を解決できる新しい和食の提案となる。○実は誤解されている牛乳牛乳は動物性なのでコレステロールなどが気になるともいわれているが、それは誤解。「コレステロールは決して高くありません。むしろ、高齢者に不足しがちな動物性タンパク質やカルシウム、マグネシウム、リンなどがバランスよく含まれており、カルシウムの量と利用効率は非常に優秀です。BCAAなど、必須アミノ酸も豊富に含まれています」と、栄養価の高さを強調した。牛乳を使った料理といえば、ホワイトソース系のシチューやミルクベースのスイーツなど、洋食をイメージする人が多い。だが「実は牛乳はうま味の宝庫で、だし汁の代わりに和食にも使えます。うま味がある分、調味料を減らすことができるので、減塩につながる。実際に、病院給食の現場では『ミルク豚汁』『切り干し大根』、塩麹とミルクで鮭を漬け込んだ『鮭の塩麹焼き』など、多くのメニューで牛乳を入れた乳和食を提供している」と、和食と牛乳の親和性を語る。きちんと量を調整すれば、味わいに牛乳くささは残らず、生の牛乳が苦手な入院患者でも気にすることなく乳和食を食べているという。また、牛乳は血糖値の上がり方がゆるやかになるため、乳和食は国民病ともいわれる糖尿病患者にも適している。病院給食は、かつて「早い」「冷たい」「不味い」と揶揄されるほどだったが、適温で配膳されるなど、改善されてきている。しかし、管理栄養士は十分な栄養と満たし味を向上させながらも、コストを抑えなくてはならない。「乳和食」はコストをあまりかけずに栄養効率を上げることができるので、そうしたニーズにも応えられるという。和食のヘルシーさに加え、低コストながら不足しがちなカルシウムを補いつつ、減塩もできる。それが「乳和食」のメリットだ。○減塩を「うす味でガマン」から解放した「乳和食」減塩メニューといえば、これまでは「うす味でガマンすること」がほとんど。だが、和食に牛乳を取り入れることで、牛乳の「うま味」や「コク」によって味が濃くなり、うす味にならずに塩分量を減らすことができる。牛乳のタンパク質は加熱によって化学変化を起こすので、分量を調整すれば味やにおいを残すこともなくなるという。減塩を心がけても、おいしくないと続かない。「乳和食」はそんな減塩の悩みを解決してくれる、新しい和食の提案といえそうだ。
2014年12月12日日本で一番長寿の県、長野長寿日本一の県、長野県が取り組んだ『減塩食』のレシピをまとめた【長寿一位の長野県式減塩ごはん ~調味料の塩分早見表マグネット付き~】が発売される。これは、県を挙げて取り組んだ『減塩食』の中でも、学校給食で使ったレシピを家庭用にアレンジしたものをまとめている。そもそも長野県は昭和40年には平均寿命も男性で全国9位、女性は26位と長寿ということが出来る県ではなかった。それが現在では、男性は全国1位、女性も5位と総合では47都道府県の中で長寿No1ということが出来る。※画像は、マイナビブックより県を挙げてNo1に日本の国民病でもある高血圧だが、この原因の一つは塩分の取り過ぎだ。味噌や醤油、漬物など保存食や調味料として、塩分は必要不可欠な日本。単純に塩分を控えるだけでは、食の楽しみも失ってしまうことになる。続けることが出来る減塩食でないと意味がない。長野県が30年前から取り組んできた「県民減塩運動」。旬の野菜を使い、塩分を体外に排出するカリウムを多く含む野菜を多く採ることで、減塩と併せて野菜摂取を促進させた。この本では、減塩に配慮された主菜・副菜・汁物・主食から成る献立を約1ヶ月分紹介されている。元の記事を読む
2012年12月21日本田技研工業は14日、同社の双方向通信型カーナビ「インターナビ・システム」を通じて収集した自動車通行実績情報を「Google災害時ライフラインマップ」へ提供したほか、スマートフォン用アプリに「防災・減災情報」を追加するなど、「インターナビ」を通じた防災・減災への取り組みを強化すると発表した。同社では、2011年の東日本大震災および台風12号が紀伊半島に被害をもたらした際に、被災地域の移動支援を目的にGoogleへ提供した自動車通行実績情報をGoogleの災害時ライフラインマップに提供。7日から公開が行われている。また、カーナビ以外の端末でインターナビを利用するための会員サービス「インターナビ・リンク」のスマートフォン用アプリに「防災・減災情報」を追加し、14日からサービスを開始。同サービスでは、震度5弱以上の地震情報や津波情報といった災害に関する情報を受信した場合に、警告を発して注意を促す。スマートフォン用アプリには、ルート検索をしなくても任意地点周辺の現在の道路状況を確認できる機能「インターナビつぶやき情報」も新搭載。道路状況は、インターナビ会員から収集された交通情報の統計データをもとに、「順調」「混雑」「渋滞」がそれぞれ色違いの点線で示される。さらに、リアルタイムデータが存在する場合は「いつもより渋滞しています」など、統計データと比較した道路状況を”クルマのつぶやき”として表示するとのこと。スマートフォン用アプリは、Android端末(Android2.2以降、一部機種を除く)に対応し、iPhone(iOS4.0以降)には後日対応する予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月14日218日のダイエット成果を発表!俳優川崎麻世の妻でタレントのカイヤ。23日、彼女がなんと23kg減という驚異のダイエットに成功したことを発表した。報告は自身のブログ、およびネットテレビ「ムーパル」の生出演中に行われた。気功や断食を取り入れたオリジナルのダイエットを218日間にわたり実施。その結果、ついにこれだけの成果をあげたのだそうだ。オフィシャルブログにはBefore、After(Now)の画像が添付され、目に見えてスッキリ素敵になったカイヤの姿が、美しく、セクシーにとらえられている。なんと、ナンパもされたとか!ダイエット結果は体重以外にも細かく報告されていて、バストは-15cm、ウエストが-17cm、ヒップも同じく-17cm、太ももが-15cm、上腕部分が-13cmになったそうだ。本人いわく、やはり体が軽くなったそうで、娘とアメリカに行っていたとき、なんと若い男性からナンパもされたとか。「麻世も『キレイになった』と言ってくれた。毎日、家に帰りたくなるでしょうね」ともコメントしたそうで、2人もラブラブのようだ。元の記事を読む
2011年08月24日国内未承認成分を検出、服用は控えて!インターネットで個人輸入されたダイエット食品「減肥珈琲Slimming COFFEE」から、日本では未承認の医薬品成分「シブトラミン」が検出され、注意喚起が行われている。6月30日、兵庫県が発表した。同県内加古川市の服用した主婦に幻覚などの症状があらわれているという。報告を受け、厚生労働省も健康被害発生の恐れがあるとし、服用を控えるよう発表した。兵庫県の薬務課によれば、服用した女性はインターネットの個人輸入で入手した知人から該当商品を譲り受け、1箱10袋入りの2箱分を2カ月にわたり摂取したという。その結果、幻覚や妄想などの症状が現れ、診療所を受診。診療所からの届け出で今回の事態発覚となった。効果が話題の商品だけに注意をこのSlimming COFFEE、ネット上でも以前から効果があると話題にする声も見られ、購入者は広範囲に広がっていると思われる。十分に注意してほしい。摂取して体調に不安を感じている場合は、すみやかに医療機関を受診しよう。検出されたシブトラミンは、1997年に肥満抑制薬としてアメリカではFDAの許可を受けているが、血圧の上昇や心拍数の増加などの副作用が報告されている。2003年8月までに54例の死亡事例もあり、FDAも細心の注意が必要と呼びかけている。2010年にはアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで製造メーカーによる任意回収が行われたほか、開発メーカーもすでに販売、流通を中止しているという。日本国内でも今回を含め、11件の健康被害が報告されており、無視できない。美しくなりたい気持ちのあまり、健康被害にあっては元も子もない。ダイエット食品をはじめ、安全性には十分に注意したい。元の記事を読む
2011年07月04日