浅草新春歌舞伎が東京・浅草公会堂で、1月2日(木)に開幕する。“若手歌舞伎俳優の登竜門”として40年の歴史があり、浅草の正月の風物詩として親しまれている。通常の大歌舞伎公演に比べると上演時間が短く、初詣のついでにお正月イベントとして初めて歌舞伎を観るという人も多い。そんな人たちを意識して、各回冒頭につくお年玉〈年始ご挨拶〉では、演目のあらすじをわかりやすく話してくれる。マイク片手に楽しいトークを入れるなど、若者らしい工夫もこの公演の特徴だ。第1部最初の演目は中村橋之助による『花の蘭平』。刃物を見ると狂気の奇病を起こすという『蘭平物狂』を舞踊化したものだ。続いて菅丞相(菅原道真)の政治的失脚をめぐる『菅原伝授手習鑑』から『寺子屋』で、菅丞相に忠義を尽くす松王丸と、命懸けで偽首を差し出す源蔵の緊迫感みなぎる「首実検」の場面がハイライト。松王丸に尾上松也、もう一人の主人公とも言える源蔵は中村隼人が勤める。源蔵は失脚した主人・菅丞相の子息を我が子と偽り匿って寺子屋を営んでいたが、「首級を切って渡せ」と言われて身替わりに教え子の少年を殺そうとする。夫と共に運命を引き受ける妻・戸浪に中村米吉。松王丸の妻・千代は坂東新悟。第1部ラストの『茶壺』は狂言をもとにした舞踊劇だ。茶壺を持った男(中村歌昇)とすっぱと呼ばれる盗人(坂東巳之助)の掛け合いをユーモラスに見せる。第2部は時代物の義太夫狂言が2本。武智光秀(明智光秀)の謀反によって起こる光秀一家の悲劇を描いた『絵本太閤記』の『尼ヶ崎閑居の場』では中村歌昇が武智光秀を勤める。光秀の妻・操が坂東新悟。初陣にて命を散らす光秀の息子・十次郎が隼人、その許嫁・初菊が米吉。もう一本は『仮名手本忠臣蔵』全十一段のうちの七段目『祇園一力茶屋の場』。松也は第1部の松王丸に続き、「一力茶屋」でも大星由良之助(大石内蔵助)という大役を担う。いずれも、忠義心がありながらそれをひた隠しにして行動する人物だ。その肚(はら)が、安易に観客に見破られてはならないという難役でもある。お軽は米吉、お軽の兄・寺岡平右衛門は巳之助が勤める。浅草新春歌舞伎は1月26日(日)まで。 第1部が午前11時開演、第2部が午後3時開演。1月19日(日)第2部は恒例の「着物で歌舞伎」の回で、着物で観劇した人に記念品が贈呈される。文:仲野マリ
2019年12月31日お正月の風物詩であり、若手歌舞伎俳優の登竜門としても知られる『新春浅草歌舞伎』。今回は第1部に『花の蘭平』『菅原伝授手習鑑寺子屋』『茶壷』、第2部に『絵本太功記尼ケ崎閑居の場』(以下『太十』)『仮名手本忠臣蔵祇園一力茶屋の場』(以下『七段目』)を上演する。出演する尾上松也、中村歌昇、坂東巳之助の3人に話を聞いた。【チケット情報はこちら】歌舞伎初心者にも気軽に楽しんでもらおうと、古典の名作から、華やかで、クスっと笑えるような演目までがそろう浅草。『寺子屋』で松王丸を、『七段目』で大星由良之助を演じる松也は、「『寺子屋』は現代ではなかなか理解し難い状況ではありますが、逆にそこで親や兄弟、主人への忠誠心がより濃く滲み出ている作品だと思います。また『七段目』も『寺子屋』同様、人気演目のひとつ。お客様も心構えが必要かもしれませんが、その分僕らも熱い思いをもって取り組ませていただきます」と意気込む。『寺子屋』で春藤玄蕃、『茶壷』で田舎者麻胡六、『太十』で武智光秀、『七段目』で赤垣源蔵を演じる歌昇は、「『太十』は光秀が謀反を起こしたことによって、どういう悲劇を辿っていくのか。光秀の家族それぞれにスポットが当たっていく作品なので、ひとつの家族のドラマとしてお見せ出来たら」と語る。また『茶壷』で熊鷹太郎を、『七段目』で寺岡平右衛門を演じる巳之助は、「『茶壷』は本当に説明不要と言いますか、現代にも通じる、日本古来のコントのような作品です。どんな方でも肩肘張らずに楽しんでいただける演目だと思いますし、第1部の締めくくりなので、“歌舞伎って面白かったね”と思っていただける最後のひと押しとして機能してくれれば」と期待を寄せる。同世代ならではの和気あいあいとした雰囲気を見せる3人に稽古場での様子を聞くと「仲がいいだけに、このままの空気感でやってしまうと緊張感がなくなってしまう。みんな初役でもありますし、どの劇場よりも緊張感があるかもしれません」と松也。それに歌昇が頷き、巳之助も「若いからこそ本当に真面目ですよ」と笑う。また「町ぐるみで楽しんでいただける公演」と松也が語るように、上演時間が短め(その分観劇料も抑えめ)に設定されているため、芝居の前後にお正月感あふれる浅草を散策出来るのも楽しい。さらに「歌舞伎といえどもなかなか見られない景色。浅草のお正月らしくて素敵です」と巳之助が推すのは、恒例の「着物で歌舞伎」(1月19日(日)第2部に実施)。観客はもちろん、劇場スタッフも着物で出迎え、華やかな雰囲気の中で歌舞伎を堪能することが出来る。公演は2020年1月2日(木)より26日(日)まで、東京・浅草公会堂にて上演。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2019年12月20日モデルの滝沢カレン(27)が12月4日、「VOGUE JAPAN」の公式YouTubeアカウントにアップされた動画に登場した。カバンの中身を公開する人気動画シリーズ「In The Bag」の一環だが、その内容が“VOGUEらしくない”と話題に。公開されて1週間で25万回以上の再生回数、そして5,500件近い“いいね”を記録している。動画の冒頭で愛用の黒い財布や「本当に、お薬の音しかしないくらい」ほど薬を入れている“鍵入れ”を紹介した滝沢。続いて「島崎和歌子さんという人が急にくれたハンカチ」について触れた。また滝沢は黒のマジックも持ち歩いていると明かし、映画「ターミネーター」の新作に触れ「本当に今なんですけど、アーノルド・シュワルツネッガーさんがいつ来日するかわからないので」「アーノルドのためのマッキーです。サインが欲しいので」と告白。次に「犬というマカロンにオモチャ扱いされてるボールなんですけど」(原文ママ)とマッサージに使うボールを紹介し、さらに「私のおやつです!」と味のりも紹介した。最後に滝沢は「ギョーザバッグって結構言われちゃってるんですけど」「ちょっとインスタに出しただけでもギョーザだギョーザだって騒がれてるんですけど」と自身のクラッチバッグを紹介。カバンの名前を訊ねられると「じゃあアーノルドにします!大好きなんで」と笑顔を見せた。島崎和歌子(46)が突然くれたハンカチや、アーノルド・シュワルツネッガー(72)のための黒マジック。さらに「犬というマカロン」にオモチャ扱いされているボールや味のり。そして、ギョーザバッグ。滝沢節炸裂の動画は大きな話題となり、こんな声が上がっている。《カバンが餃子なとこも財布よりスマホより大きい味のり持ち歩いてるとこもカレンちゃんらしくて好き》《財布わたしとお揃い~ と思ったところで、「島崎和歌子さんという人から急に貰ったハンカチ」が出てきて笑い転げた》《シュワルツェネッガーのために持ち歩く油性ペンに、島崎和歌子はお母さん。短い動画に彼女の魅力満載…最高です》また《滝沢カレンのインマイバッグ面白くてVogueとは思えなかった》《VOGUE JAPANとは思えないユニーク…》《ヴォーグで味のり食った奴初めて見た》とVOGUEと滝沢の化学反応を喜ぶ声も上がっている。
2019年12月11日ジャニーズアイドルから、事務所の副社長へと就任した滝沢秀明(37)。そんな彼が“えっちゃん先生”と呼び慕う振付師の女性がいる。川崎悦子さん(63)だ。20代の頃、一世風靡セピアの振付を生み出し、一気にスターダムに駆け上がった川崎さん。その後、桑田佳祐(63)やMr.Childrenなどのコンサート、舞台の振付でも活躍。全国的ヒットとなったCMでの“武富士ダンス”も川崎さんも創作した。そして『Endless SHOCK』や『滝沢歌舞伎』といったジャニーズの舞台にも関わるように。滝沢との初仕事は2009年の『新春 滝沢革命』だった。もともと、亡くなったジャニー喜多川さん(享年87)が川崎さんを“えっちゃん”と呼んでいたことから、滝沢は“先生”を付けて“えっちゃん先生”と呼ぶように。2018年限りで、芸能活動を引退し、プロデュース業に集中することになった滝沢。今年1月、川崎さんが『滝沢歌舞伎ZERO』で再会したときは、名刺を持ちスーツ姿だった。「滝沢くんは、こだわりも情熱もあって、Sっ気もある(笑)。私が『(出演者に)これ以上、躍らせると死んじゃいます』と言っても『大丈夫です。もっとキツい振りをお願いします』って言うんです」若いころの情熱はそのままに、的確な指示を出す滝沢の手腕に、驚かされたと笑う川崎さん。だが、そんな彼女のここまでの道のりは決して平坦なものではなかった。彼女のダンス人生は、4歳のころからのバレエに始まる。「父は企業の重役のハイヤーの運転手で、家は裕福ではありませんでした」バレエは経済的な負担が大きく、母親が辞めさせようとしたこともあったが、先生が月謝無料の特待生扱いにして、引き止めてくれた。彼女は、友達を集めて歌ったり踊ったりするのも大好きだった。しかし、これがトラブルの元になってしまう。小学校高学年になると、クラスで総スカンを食らった。「興味のない同級生も無理矢理付き合わせたので、迷惑な話ですよね。五年生のときかな、女の子に締め出されて、男子経由で『バカ』『死ね』と手紙が来ました。体育館裏に呼び出されて、『裁判』にかけられたこともありました」それでも学校を休まず、親にも相談しなかった。プライドが許さなかった。テレビでミュージカル「雨に唄えば」を見て衝撃を受けたのは、高校の頃だという。女優になりたいーー。強い意志と夢が生まれた。「歌って、踊って、演じる。ミュージカル三昧で過ごせたら最高だと考えるようになりました」川崎さんは女優を目指し、オーディションを受けまくった。高校卒業後は堅実な親の縁故で就職。だが頭はいつもオーディションでいっぱい。コネになればと大物俳優の付き人を1カ月間つとめたため、社内に居場所がなくなってしまう。次に就職した東京現像所も2年でクビになった。怒った父からは勘当同然で実家を追い出され、小劇場の多い下北沢で一人暮らしを始めた。三畳一間で、家賃は1万6千円。「でも、貧乏暮しが辛いなんてまったく思っていませんでした」そんなとき、転機が訪れる。オーディションの足しになればと、得意だったダンスを練習していたときのこと。訪ねたダンススタジオで『ウチで教えない?』と逆スカウトを受けたのだ。「オーディションはことごとく落ちましたが、その時知り合ったダンス仲間が役者の集団の振付をやらないかと誘ってくれたんです」それが劇男一世風靡の前身、劇男零心会だった。その後に始まる振付師としてのキャリアをスタート。タレントと信頼関係を作り、27歳のころにはダンススタジオも開設。振付師という職業が世間に認知されていなかったなか、川崎さんは自分の道を歩み続けたのだ。振り返って、川崎さんはこう語る。「私自身、楽しいことをやり続けてきただけ。道を切り開こうとか、振付師の評価を上げたいなんて、全然思いませんでした。ただ踊り続けていたら、ここまできたの(笑)」拠点のダンススタジオ『ビートニックスタジオ』には意味が込められている。ビートニックとは、50年代のアメリカで起こった、保守的な価値に縛られない新しい若者文化のこと。「古いものを守るより、新しいものを吸収したい。だって、挑戦する方が楽しいから」夢に描いた女優の道をたどった一本道。行きついた先は、目指した風景と少し違ったが、川崎悦子にしかできない仕事を、いまも求められている。
2019年12月09日今年4月、新橋演舞場で『滝沢歌舞伎ZERO』の最終通し稽古が行われていた。舞台に立つジャニーズJr.のダンスを、プロデューサーの滝沢秀明(37)とともに真剣な眼差しで見つめるのは、振付師でダンサー、舞台演出も手がける川崎悦子さん(63)だ。ジャニーズ事務所の仕事を、20年近くも手がけている。稽古が白熱してきたころ、ふらっと小柄な男性が入ってきた。生前のジャニー喜多川(享年87)さんだった。振付師が職業として認知されていなかった時代から活躍してきた川崎さん。一世風靡セピアのダンスでスターダムに駆け上がり、Mr.Childrenや渡辺美里(53)、桑田佳祐(63)などのコンサートの振付や、多くの舞台、ドラマでのダンスの振付を担当してきたプロフェッショナル。それでも、ジャニーズという“大ブランド”での振付は大きなプレッシャーになるという。「新しい振付をジャニーさんに披露するときは毎回ドキドキ。反応がすごく気になるんです」ジャニーさんの姿に気が付いた川崎さん。会うのが久しぶりだったため、「覚えていらっしゃいますか?川崎悦子です」と冗談交じりに挨拶をすると、ジャニーさんは「おーっ!えっちゃん!」と声を弾ませた。「すごくお元気だったんです。その日ジャニーさんは、演出サポートをしている先生と別の作品の打ち合わせもされていたのですが、私にも『えっちゃんも、そう思うだろう?』って、意見を求められて……」担当外の作品に首をつっこむのがはばかられ答えに窮していると、ジャニーさんは優しい眼差しで彼女を見つめ、そっと言った。「えっちゃんの振りは、いつ見ても、本当に男っぽくてかっこいいよね」川崎さんの背骨に電気が走った。「ジャニーさんには、『すごくいいよ』と言われたことはありましたが、こんなにハッキリ褒められたのはあの時が初めてで……」振付師という仕事の先駆者として、活躍の場を自ら開拓していった川崎さん。そんな彼女にとっても、稀代のプロデューサーからの褒め言葉は特別なもので、大きな自信を与えたのだ。ジャニーさんが倒れたのは、その2カ月ほど後のこと。7月9日に逝去したジャニーさんから、もう、「えっちゃん」と呼ばれることはない。手放しの賛辞が川崎さんへの遺言となった。「最後に大きな勲章を贈っていただいたように思っています」そう話す川崎さんの目元には、光るものがあった。ジャニーさん亡きあとの舞台『DREAM BOYS』の振付にも関わった川崎さん。演出に携わった堂本光一(40)とはこんなやり取りがあったという。「光一くんは、過去の上映映像を見て、一部、振付を変更したかったようでした。そのシーンは、ジャニーさんのオーダーで作って、すごく気に入ってくださった部分。そのことを彼に伝え『ここを生かしてここを変えよう』と、やりとりを重ね、アレンジしました」偉大な先人が残した作品に、若い世代が新たな発想を加えて、次の世代に残していく。生き物のように進化する表現の世界に、川崎さんは身を置き続けているーー。
2019年12月09日本日12月2日に初日を迎える東京・歌舞伎座の十二月大歌舞伎。昼の部ではトリプルキャストの『阿古屋』が話題だ。『壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)』のハイライト「阿古屋」は遊君阿古屋が恋人・景清の居所を知っていて隠しているかを確かめるため、尋問の場で琴・三味線・胡弓の3曲を弾かされるという場面。阿古屋を演じるということは、おのずと舞台の上で実際に3つの楽器を自在に操れなければならない。そのため「女方屈指の大役」と言われ、20年以上、坂東玉三郎だけがこの役を担ってきた。昨年玉三郎が若手の中村梅枝と中村児太郎に稽古をつけ、舞台にも上げてから一年。今回もBプロは梅枝と児太郎が8日ずつ阿古屋を勤める。Aプロは初日と千穐楽を含む9日間で、阿古屋は玉三郎。Aプロでは梅枝と児太郎は『村松風二人汐汲(むらのまつかぜににんしおくみ)』、Bプロでは玉三郎が『保名』を踊る。玉三郎が『保名』に出演するのは1993年の歌舞伎座以来、26年ぶりとなる。A・B共通の『たぬき』は市川中車主演。死んだと思ったが焼き場で息を吹き返した商家の婿養子・金兵衛は、家に帰らず妾と第二の人生を送ろうとするが、待っていたのは描いた青写真と違う未来。可笑しくもほろ苦い人情喜劇だ。夜の部の『本朝白雪姫譚話(ほんちょうしらゆきひめものがたり)』は、グリム童話『白雪姫』を翻案したもの。玉三郎が白雪姫で、鏡の精が梅枝、野分の前(継母)が児太郎という配役だ。2007年5月に歌舞伎座で行われた俳優祭でも『白雪姫』を上演しており、その時も玉三郎は白雪姫役で出演したことがあるが、今回は本格的な歌舞伎として作り直すという。夜の部もう1作品は、『神霊矢口渡(しんれいやぐちのわたし)』。江戸時代に多分野で活躍した才人、平賀源内が「福内鬼外」のペンネームで描いた浄瑠璃の傑作で、渡し守頓兵衛の娘お舟の悲恋を描く。お舟を梅枝、お舟が一目惚れする義岑に坂東亀蔵、義岑の命を狙うお舟の父親・頓兵衛を尾上松緑が勤める。12月26日(木)まで。文:仲野マリ
2019年12月02日歌舞伎俳優の市川海老蔵が監修・主演を務める「スター・ウォーズ歌舞伎」に、長男・堀越勸玄くんも出演し、親子共演が実現することが19日、明らかになった。「スター・ウォーズ」シリーズ完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(12月20日日米同時公開)の公開を記念して開催される「スター・ウォーズ歌舞伎」は、「スター・ウォーズ」の世界観を表現する映像演出と、日本の伝統芸能である歌舞伎が融合した1日限りのスペシャルパフォーマンス。映画シリーズの根幹をなすスカイウォーカー家の「家族の愛と喪失」をテーマに描く。海老蔵が演じるのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』より登場し、祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継ぎ、銀河の圧倒的支配者となったカイロ・レンを歌舞伎の世界で描く“魁 煉之介(かい れんのすけ)”。魁煉之介は父親である半蔵(ハン・ソロ)との親子関係に葛藤し、上司である敷能角(スノーク)との確執、そして唯一無二のジェダイマスターにして師でもある琉空(ルーク・スカイウォーカー)との関係に悩み、正義と悪の狭間で揺れ動く人物。勸玄くんは、海老蔵演じる魁煉之介の幼少期を演じる。家柄と世襲という実際の血縁関係によって演技の技が受け継がれる歌舞伎では、劇中の人物の内面の葛藤を表現するために、主演俳優の実際の親や子の俳優をその人物の分身として登場させて、その役柄の心理を象徴的に表現する。大の「スター・ウォーズ」ファンとして知られる海老蔵は、父である市川團十郎さんと初めて映画館で観た作品が「スター・ウォーズ」であったこと、そして実の息子である勸玄くんが今回出演するということで、父から子へ世代を超えて受け継がれる「スター・ウォーズ」とのさらなる深い縁を感じさせる。海老蔵は「この度、息子の堀越勸玄が11月28日に開催するSTAR WARS歌舞伎に出演する運びとなりました。彼が演じるのは私が演じる魁煉之介の幼少期になります。映画でも描かれる事のなかった、あのカイロ・レンの揺れ動く幼少期の心情を表現する難しい役どころになります。スター・ウォーズは我々家族にとっても大切な作品であり、『最後のスター・ウォーズ』のプロモーションに親子で出演させて頂くことに、この上ない喜びを感じています。是非、ご期待くださいませ」とコメントしている。同公演は、11月28日に都内某所にて開催予定。(C)2019 ILM and Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年11月20日モデルの滝沢カレン(27)が11月2日にインスタグラムに投稿した手料理が注目を集めている。《みなさん、こんばんは》と切り出し、《今日は突如ジムの先生からお味噌汁は体にいいんだから、と言われたことを丸呑みして味噌汁目当てのご飯作りました》とつづった滝沢。だが《はっきり言って最後の最後までお味噌汁作るの忘れていて、サバの味噌煮が最大の目当て&好きです》と続け、肝心の味噌汁を作るのが最後になってしまったというのだ。そんな滝沢が作った食事は、ご飯と味噌汁、サバの味噌煮に副菜3品を添えたバランスの良い食事だ。さらにハッシュタグには「#食べないダイエットは」「#あまりに身体がかわいそうだと知る」といった“滝沢語録”が並んだ。この投稿に反響が続々と上がっている。《滝沢カレンさんがインスタにアップしてる食事の栄養バランスが完璧だし、ハッシュタグにめちゃくちゃ名言書いてあって最高。文章は相変わらず面白くてさらに最高。みんなに見てほしい》《(キッチンペーパー濃厚)と(飲まないでください)でもうダメだった あと、常備菜の気持ちになってる文章のとことか、天才だと思いました》《お料理めっちゃ上手ですね!説明も面白いです!》そんな滝沢の料理上手ぶりは、これまでにも注目を集めてきた。16年5月に放送された『モシモノふたり』(フジテレビ系)で、スピードワゴン・井戸田潤(46)と2泊3日の同居生活をした滝沢。井戸田に「まかせていい?」と料理を頼まれた滝沢は、「え!」と驚きつつもブリの照り焼きや味噌汁を手際よく作って視聴者を驚かせた。「滝沢さんは幼い頃から食の好みがはっきりしていたそうです。ですがお母様とは好みが異なっていたようで、独学で料理を習得したと明かしていました。今では、ほぼ毎日自炊していると語っていました」(ファッション誌関係者)料理の腕も確かな滝沢のレシピを手本とするファンが増えそうだ――。
2019年11月05日歌舞伎役者の市川海老蔵(41)が11月28日に東京都内で「スター・ウォーズ歌舞伎」を上演すると発表された。本作は海老蔵が監修・主演を務め、映像技術と歌舞伎を融合させた特別パフォーマンスだという。この意外なコラボレーションが、ネットで反響を呼んでいる。《スターウォーズ歌舞伎、海老蔵さんがカイロレンやるのもびっくりだし、タイトルが『煉之介光刃三本』なのも良いな…… レン之介》《スター・ウォーズ歌舞伎?面白そうじゃないか。 元々、スターウォーズは日本の影響受けているというし、相性良さそう》《スターウォーズ歌舞伎めっちゃくちゃ面白そうだな……》海老蔵が演じるのは祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継ぎ、銀河の圧倒的支配者になった「カイロ・レン」。ハン・ソロを父親に、ルーク・スカイウォーカーを師に持つ正義と悪の狭間で揺れ動くキャラクターだ。本作はシリーズ第7、8作目のポイントとなった3シーンを中心に、「家族の愛と喪失」をテーマに3部構成で上演するという。そんな海老蔵は4日にブログを更新し、本作を上演することを報告した。《この度私、スターウォーズさんから白羽の矢が立ちまして、シリーズ完結編の公開記念にスターウォーズ歌舞伎つとめる事になりました。私自身 監修 主演を仰せつかり身の引き締まる思いです。是非見に来てくださいませ》海老蔵といえば、スター・ウォーズファンとしても広く知られている。また海老蔵は、父・團十郎さん(享年66)と初めて映画館で観た作品が本シリーズ1作目だったという。さらに、18年に公開された「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」では、日本語吹替版に声優でのカメオ出演も果たした。このような新たな試みに期待が高まるいっぽうで、本作は12月20日公開予定のシリーズ完結編「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」の公開を記念した1日限りのパフォーマンスだ。そのためにこんな声も上がっている。《1日だけ!?もったいないー!》《観たい。でも1日限りではチケットも到底手に入るまい》《スターウォーズ歌舞伎って1日だけなんか!激レアすぎるな!》
2019年11月04日お笑いタレントの明石家さんまが、19日に放送されたMBSラジオの番組『ヤングタウン土曜日』(毎週土曜22:00~)で、モデルでタレントの滝沢カレンの魅力を語った。滝沢がラジオでさんまについて「初めて私の話を最後まで聞いてくれた第一人者。茶々入れながらも聞いてくれて、最後はおいしいご飯にしてくれる」と話していたと、リスナーから情報が寄せられ滝沢の話に。さんまは「カレンちゃんって売れて3年。ディレクターとかが言うには『さびないのがすごい』って。浅田美代子さんがそうなんだけど、カレンちゃんもさびないのよ。普通ああいうキャラってさびてくるもんだけど、さびないのがすごい」と感嘆。さらに、「おそらく半分以上は計算だろうけど、言葉のチョイスは素晴らしい」と称賛した。
2019年10月20日歌舞伎俳優・尾上菊之助が新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』に挑む。宮崎駿の全7巻の漫画を原作に、映画版では描かれなかったすべてのストーリーを、昼の部・夜の部通しで上演。あの壮大な物語がどう歌舞伎になるのか。座頭として一座を率いながらナウシカを演じる菊之助の挑戦に、期待が募る。【チケット情報はこちら】宮崎駿が『風の谷のナウシカ』の連載を始めたのが1982年。原作の2巻の途中までを映画化して話題となったのが1984年だった。描かれているのは、戦争によって産業文明が滅んでなお、人間同士が争う世界。主人公の少女ナウシカは、人々が恐れる巨大な蟲や有毒な瘴気を発する腐海と親しみながらその世界に希望を求めていく。「宮崎監督が原作を書かれてから30年以上経ちましたが、このディストピア(反理想郷)のなかで描かれる、環境、エネルギー資源、遺伝子操作、核、戦争といった問題は、変わらず考えていかなければいけない普遍的なテーマだなと改めて思います。歌舞伎もまさしく普遍的なテーマを持つものが古典として残ってきました。また、歌舞伎には『仮名手本忠臣蔵』『菅原伝授手習鑑』『義経千本桜』など丸1日かけて上演する通し狂言という上演方法があり、この物語のスケールの壮大さはそれに匹敵すると思ったんです」。この作品を歌舞伎にしたいと考えた理由を菊之助はこう語る。確かに、歌舞伎と『風の谷のナウシカ』、意外に遠くないのかもしれない。では、具体的にどのように進めてきたのか。「たとえばナウシカの衣裳に関しては、パッと観た瞬間にナウシカだとわかるように漫画に寄り添っていこうと思っています。漫画そのままではなく、青い色、ブーツ、手袋などのエッセンスを抽出して歌舞伎と上手く融合できればと思っています。それから、王蟲や巨神兵といった大きな生き物たちは、歌舞伎でもキツネや猪などのいろんな生き物が出てきますので、その延長線上の表現方法で考え、登場させようかと考えています。また、映画版に登場した音楽も、古典歌舞伎の黒御簾音楽をベースに、一部和楽器の編成で演奏します」と、菊之助のなかにはすでに構想がある様子。そして何より頼もしいのが、「古典の技法が必ず力になると思っているんです」という言葉だ。「新作歌舞伎を創作するときに助けになるのは、やはり古典の蓄積だと思っています。『風の谷のナウシカ』のあらすじをざっと大づかみして来ていただければ、あとはもう歌舞伎の世界にどっぷり入って楽しんでいただけるはずです」。400年もの間、様々な人間と物語を表現してきた歌舞伎である。『風の谷のナウシカ』の真髄がそこに見えてきても不思議はない。公演は12月6日より新橋演舞場にて。チケットは10月19日(土)より一般発売。取材・文:大内弓子
2019年10月18日梅原猛と市川猿翁が平成3年(1991年)につくり上げ、演劇界に新風を巻き起こした伝説のスーパー歌舞伎『オグリ』。令和元年の今年、スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)『新版 オグリ』として装いも新たに上演される。注目は、市川猿之助・中村隼人の二役交互出演だ。芸の引き出しが豊富な猿之助が、猿翁の築いた『オグリ』の世界観を熟知した上で自らの構想をどのように展開するのか、その猿之助により主演に指名された若手・隼人が、旬の勢いでどこまで猿之助に肉薄できるのか?競演によってそれぞれの魅力が浮き彫りになるだろう。前作のスーパー歌舞伎Ⅱ『ワンピース』は動員40万人を超える大ヒットとなった。今回も各ジャンルから精鋭のクリエイティブスタッフが集結している。脚本は『八犬伝』や『カグヤー新竹取物語ー』などのスーパー歌舞伎を手がけた横内謙介、演出は「木ノ下歌舞伎」で多くの古典歌舞伎を新解釈で換骨奪胎させている杉原邦生。客席左右同時の両宙乗りのスペクタルな演出も楽しみの一つだ。キャストも歌舞伎俳優以外から多数起用。『ワンピース』で活躍した浅野和之や下村青のほか、蜷川演劇でおなじみの高橋洋やベテラン俳優・石橋正次の初参加も注目を集めている。物語は、武芸学問に通じた美貌の若者・藤原正清(後に小栗判官=オグリ、市川猿之助・中村隼人のWキャスト)が、「なんでも手に入る」勘違いから地獄に落とされ、逆に「持たざる者」として現世に送り返され生き直すという構成。輿入れ行列から奪取した照手姫(坂東新悟)と強く惹かれ合い夫婦となることを誓ったものの、姫の父に拒否されてオグリは殺されてしまうのだった。顔も手足も重い病に侵された姿で生き返ったオグリは、遊行上人(市川猿之助・中村隼人のWキャスト)の導きで善意の人が曳く土車に乗り、熊野を目指す。道中偶然にも照手姫と再会するが、姫はオグリに気づかない……。一見奇想天外なオグリと姫の人生に、恵まれ過ぎる現代の若者たちの、本当の自由や幸せを探し続ける満たされない思いを重ねていくという。衣裳などにもストリートファッションを取り入れるとか。江戸時代の庶民なら誰もが知っていたという説経節「小栗判官ストーリー」が、現代の若者の物語としてどのように展開していくのか楽しみだ。公演は10月6日から11月25日まで東京・新橋演舞場、来年2月に福岡・博多座、3月に京都・南座で上演される。文:仲野マリ
2019年10月06日モデルの滝沢カレンが28日、千葉・幕張メッセで開催中の「Rakuten GirlsAward 2019 AUTUMN/WINTER」に出演した。滝沢はオープニングの「MSGM」ステージで、個性的なデザインのブラウスにシルバーのミニスカート、シルバーのショートブーツをあわせたコーディネートを披露。すらりとした美脚をあらわにしながらランウェイを歩き、抜群のスタイルで観客を魅了した。「GirlsAward」は、2010年から年2回、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。20回目となる今回は幕張メッセにて、“女の子のわがままが全部詰まったKIRA KIRAの魔法に包まれる夢のような空間”という意味を込めた「KIRA KIRA CELEBRATION」をテーマに、人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを開催する。撮影:蔦野裕
2019年09月28日「ジャニーさんの“後継者”として、おもにJr.の育成を担当する事務所の子会社社長となった滝沢さんですが、KinKi Kidsの2人も多忙な滝沢さんのサポートをすることになりました。光一さんは9月から開幕する舞台『DREAM BOYS』の演技指導と台本の修正を。剛さんは10月からの舞台『ジャニーズ伝説2019』の楽曲をそれぞれ担当します」(舞台関係者)ジャニー喜多川さん(享年87)の背中を追って裏方に回ったジャニーズ・アイランドの滝沢秀明社長(37)。先輩であるKinKi Kids・堂本光一(40)と堂本剛(40)の2人に後輩たちの舞台を支えるように依頼したという。光一が担当するのは、9月3日から東京・帝国劇場で開幕する『DREAM BOYS』。04年に滝沢主演の初演から、ジャニーさんの作・構成・演出だった。その後も、亀梨和也(33)や玉森裕太(29)主演で上演され、今回、King&Princeの岸優太(23)が4代目座長を務める。「滝沢さんはJr.時代に、キンキのバックダンサーを務めていました。舞台に対する情熱が人一倍強い滝沢さんにとって、00年から始まり今春に上演1,700回を達成した『SHOCK』のステージに立ち続ける光一さんは憧れの先輩。もともと『DREAM BOY』として初演時のテーマ曲を光一さんが書き下ろしていたんです。今回、滝沢さんが直接、光一さんに後輩たちの舞台指導を頼んだそうです」(前出・舞台関係者)光一は9月11日から大阪で舞台『Endless SHOCK2019』を控えていたが…。「光一さんは滝沢さんからの依頼を快諾したんです。『彼は今、多くを抱えすぎているから手の回りにくい部分で力になりたい』と話していました」(別の舞台関係者)昨年10月、滝沢の“引退”が発表された直後、光一は『日経エンタテインメント!』18年11月号のインタビューで、こう語っている。《滝沢が昔からジュニアとの接点が多いことは僕ら先輩もよく分かっています。彼は自分の活動を通じてジュニアの面倒を見ることにずっと取り組んでいました。それが年月とともにライフワークみたいになっていったんじゃないかな。素敵なことだと思います。我々も彼の覚悟を受け止めて、全力でサポートできたらと思っています》前出の舞台関係者は続ける。「今や所属タレント300人以上の大所帯となったジャニーズ事務所ですが、デビュー組の中ですら、コンサートの演出について、ジャニーさん本人から直接薫陶を受けていない人たちも出てきています。演出は若い世代の振付師が担当して、ジャニーさん流のステージの作り方が“薄まって”伝わってしまうことに、光一さんは危機感を抱いていたようですね」光一は40代を迎え、実体験を後輩に伝えるのがジャニーさんからの“特命”と痛感したという。先のインタビューでもこう力説する。《ジャニーさんのそばでエンタテインメントを実践してきた先輩タレントが直接後輩に意見してあげたほうが、ジャニーズが本来目指すステージになる。そうした現状を踏まえると今後は中堅以上の所属タレントが若いタレントたちのコンサートの現場に出向いて何か助言をするといったことが増えてくると思います。ジャニーさんもそれを望んでいますし。(略)中堅以上にはもちろん僕も含まれてますから今まで以上に後輩に目を向け、お手伝いする機会も増えていくでしょう》その思いは、剛も同じだった。「『YOU、やっちゃいなよ』というジャニーさんの名ゼリフは今でこそ有名ですが、そもそもジャニーさんのことをメディアで最初にユーモラスに話したのは剛さん。亡くなったときに剛さんは『宇宙一大好き』と追悼コメントを出し、その後ライブで『お別れにおでこにチューをした』と話すほど、ジャニーさんを心から慕っていました」(音楽関係者)8月10日に放送されたラジオ番組『堂本剛とFashion&Music Book』(bayfm)で剛はジャニーさんから、「君は、君が思っていることをステージで表現すればいいだけ。とても最高のファンを持っていることに自信を持つべき。君がやりたい世界をステージでぶつけて表現することが正解なんだ」と言われてうれしかったと明かしていた。そんなジャニーさんの言葉を胸に、剛は10月7日から東京・日生劇場で始まる『ジャニーズ伝説2019』で音楽を担当する。「作・構成・演出というクレジットはジャニーさんのままですが、実質のプロデュースは滝沢さん。彼が打ち合わせに剛さんを呼び、A.B.C-Zの河合郁人くんを引き合わせたのです。河合くんが“未来のジャニーズ”をイメージした楽曲提供をお願いしたところ、剛さんも『ええよ!』と引き受けてくれたそうです」(別の舞台関係者)光一そして剛もジャニーさんの“滝沢を支えてほしい”という願いを強く受け止めていたのだ。今秋の舞台から、キンキの2人が滝沢社長を支える形で、ジャニーさんの遺志を伝えていく――。
2019年08月27日滝沢秀明氏(37)がジャニーズ傘下の(株)ジャニーズアイランドの社長に就任してから、ジャニーズJr.にスポットライトが当たっている。ジャニーズJr.のプロデュースを専門として行い、“タッキー主導”で新時代のジャニーズを支えている同社。その社長である滝沢氏が発案した新プロジェクト「ISLAND TV」について、“神コンテンツ”だと称賛の声が相次いでいるのだ。「ISLAND TV」とはジャニーズJr.たちのインタビューや公演舞台裏動画のアップロード、コンサートの生配信なども行う動画配信サイト。無料で見られるコンテンツが多く、コンサートの生配信も手頃な価格で購入可能。先日発表されたSixTONESおよびSnowManのデビューが発表された瞬間を配信で観たファンも多い。デビュー組に比べ、今まで動画での露出が少なかったジャニーズJr.たち。サイトでは、そんな彼らの貴重な素顔が見られる。結果、スター候補たちの知名度を上げることもできるようになっている。8月14日には、なにわ男子メンバーの誕生日を関西ジャニーズJr.メンバーがお祝いする「サプライズ動画」をアップロード。動画は早速Twitterトレンド入りし、彼らの楽しそうな様子にファンは大興奮だ。《可愛すぎるし癒される!こういうのを求めてた》《誕生日おめでとう。舞台裏が見られる2019最高!》《なんだか泣けてきた。これからもどんどん見せて欲しい》これまでのジャニーズはメンバーの公式SNSがなかったことやインターネット上での写真使用禁止など、デジタルコンテンツの展開に積極的とはいえなかった。しかし今では山Pこと山下智久(34)のインスタグラムアカウント開設や公式YouTubeチャンネルの開始など、新たな体制のもとで着実に新時代を迎えている。ネットからもファンを夢の世界に連れて行くべく動き始めた令和時代のジャニーズ。その行方は、滝沢社長の手腕にかかっている。
2019年08月14日モデルの滝沢カレン(27)が7月22日、専属モデルを務めていたファッション誌「JJ」を卒業したとInstagramで報告した。エールが続々上がるなか、意外な反応も上がっている。同日、Instagramに《私が長年やってきました本拠地であった、専属モデルとしてやっていました『JJ』を、今日でほんとうの卒業となりました》とつづった滝沢。さらに《ほんとに青春時代を丸々預かって頂いた、全ての私の感情を見てきた人たちが『JJ』にはいます》と同誌への思いをつづっている。モデルを続けるなかで悩むこともあったという滝沢は《悩んだ分表紙になったときは1億円当たるより嬉しかったり》とコメント。《私を支えてくださった方が、ずっと幸せで笑って頂けるように、私は自分を信じてまた進むのみです》と意気込み、《ほんとに、ありがとうございました》と結んでいる。約9年間、同誌で活躍した滝沢。その卒業報告は滝沢が大勢のスタッフと思われる人々に囲まれた写真とともにアップされ、現在7万4,000件近い“いいね”を記録。またエールが上がっている。《毎月カレンちゃんのページ楽しみにしていたので見れなくなるの寂しいですが… 9年間おつかれさまでした!》《カレンちゃん 長年 お疲れ様でした。これからは、培ったJJ魂で、多方面でのご活躍を祈っています》《JJでのかれんちゃん、本当に大好きだったので寂しいです!でも、”永遠”とは言わず、またJJに出て欲しいです!これからバラエティ楽しみにしてます》いっぽうTwitterでは、欅坂46ファンからも滝沢の卒業に反応があった。滝沢は、JJモデルで欅坂46・土生瑞穂(22)と同誌企画でたびたび共演し好評だった。また今年5月には滝沢が自身のInstagramで土生とのツーショットをアップし、《まだ21歳には見えないのが土生(はぶ)ちゃんです》《私の5億兆しっかり者ちゃんです》と紹介し大きな反響を呼んでいた。そのため、欅坂46のファンからはこんな声が上がっている。《欅坂46土生瑞穂を可愛がってくれていたJJ看板モデル滝沢カレンさんがJJを卒業!!》《カレンさん土生ちゃんがお世話になりました またいつかテレビや雑誌などで一緒にお仕事出来たらいいなと思います》《滝沢カレンさんJJ卒業なのか。。JJの表紙や特集でいつも沢山載ってて凄いなぁと思ってたし、土生ちゃんとのツーショットをJJでもう見れないのはとても残念。でもまたどこかで二人が共演して再会できることを願っておこう》
2019年07月24日アイドルグループ・日向坂46が、20日(27:00~)に放送されるニッポン放送『日向坂46のオールナイトニッポン0(ZERO)』のパーソナリティを務めることが決定した。今年4月に放送した『日向坂46のオールナイトニッポンGOLD』の反響を受け、日向坂46として2度目の冠ラジオ番組となる。7月17日には2ndシングル「ドレミソラシド」をリリースすることが決定している日向坂46。番組ではシングルタイトル「ドレミソラシド」には“ファ”が抜けていることにちなんで、「私、抜けているんです」と題し、リスナーの失敗談や、やってしまったエピソードをメールで募集する。さらに「“ファ“から始まるかわいい・かっこいいセリフ」も募集し、メンバーがそれを心を込めて読み上げていく。番組には、二期生から河田陽菜、松田好花、さらに三期生から上村ひなのの3名が出演する。
2019年07月09日舞台『クローズZERO』の公開ゲネプロが14日に東京・草月ホールで行われ、松本大志、堂本翔平、坂田隆一郎、三岳慎之助、馬越琢己、砂原健佑、二葉勇、二葉要、菊池修司、安井一真、山田能龍(脚本・演出)が取材に応じた。同作は、高橋ヒロシ(※高橋ヒロシの「高」ははしご高)のマンガ『クローズ』を実写映画化した『クローズZERO』を舞台化。2017年11月に行われた初演版のチケットは即日完売し、再演版では福岡、大阪、東京と規模を拡大しての上演となる。司会からの「初演に比べてパワーアップしたところは?」という質問に対して、滝谷源治役の松本は「再集結したメンバーは初演版から1年半たち、それぞれが経験をつみ、人間力や男気が増している。それがそのまま、作品の底上げにもつながっている。殺陣にも注目してほしい」と自信を見せる。芹沢多摩雄役の堂本翔平は「初演に比べての作品に対する理解、キャスト感の絆が増していてそういったところが見に来てくださるお客様に伝わると嬉しいです」と意気込んだ。脚本・演出の山田は若手俳優と作品をつくりあげることについて、「意識の統一をすることがとても大切。それがあれば、個性がある若手俳優、しかも大所帯でもいい作品を作り上げることができる」と語る。さらに登壇者10名は同作を漢字2字で表すというお題に、それぞれ「奇跡」(松本)、「焼肉」(堂本)、「一心」(坂田)、「漢気」(三岳)、「感情」(馬越)、「委託」(砂原)、「軌跡」(二葉勇)、「青春」(二葉要)、「命綱」(菊池)、「錯覚」(安井)とフリップを掲げた。「一心」と書いた坂田は、「一心不乱に心をひとつにこの舞台に臨んできたので是非、お客様に伝わってほしい」、「錯覚」と書いた安井は「舞台にのめり込みすぎて、毎日が役との錯覚のようでした。そのくらいのパワーで打ち込んでいます」、「青春」と書いた二葉要「この舞台をもって劇団番町ボーイズ☆を卒業しますが、過ごしてきた年月はまさに『青春』。この舞台にも『青春』が詰まっています」と説明する。さらに松本は「このクローズZEROという人気作の舞台化をこのメンバーでできること、また、今日という日にお客様がお越しいただけるということ、そのすべてが奇跡なので、すべてに感謝して臨みたい」と思いを表した。
2019年06月16日歌舞伎俳優の中村獅童とバーチャルシンガー初音ミクがコラボする「超歌舞伎」が8月、京都・南座に初登場。公演に向けて、出演の中村獅童、澤村國矢が意気込みを語った。「南座新開場記念 八月南座超歌舞伎」チケット情報2016年よりニコニコ超会議で上演を重ねてきた「超歌舞伎」は、NTTによる最新の情報通信技術を用いて行う新たな歌舞伎興行。今回の「八月南座超歌舞伎」は、『超歌舞伎のみかた』、中村獅童と初音ミクによる新作舞踊『お国山三 當世流歌舞伎踊(いまようかぶきおどり)』、今年のニコニコ超会議で上演した『今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)』を新たな演出でお届けする三本立て公演。またリミテッドバージョンでは『今昔饗宴千本桜』のみを、別配役で上演する。初演より出演している獅童は「歌舞伎を観たことがない若者を振り向かせることが中村獅童の使命と思っておりますので、伝統を守りつつ革新を追求するスタイルはこれからも貫き通したいです。今まで歌舞伎を観たことがないような方々も、いつの間にか“大向う”の掛け声が上手になってきていて。NTTさんにも“電話屋”という屋号ができました(笑)。毎年最後には燃え尽きて、何とも言えない感動が味わえる。南座でもそんなお芝居を作りたいと思っております」と力を込める。同じく初演より獅童、初音ミクの敵役として共演している國矢は「超歌舞伎の1か月間公演は初めてなので、どんな公演になるのか楽しみです。それとともに、リミテッドバージョンでは獅童さんの役を演じますので、獅童さんがお客様を燃え上がらせたあの魂を引き継いでやらなければならないプレッシャーに押し潰されそうですが、全身全霊で臨みたいと思います」と意気込みを語った。初の劇場公演となる今回、獅童に構想を尋ねると「初音ミクさんと宙乗りがしたくて、今ミクさんを説得しているところです。ご本人のお返事待ちです(笑)」とにっこり。通常の歌舞伎公演とは異なる、映像とコラボした歌舞伎ということでの見どころも多い。「回を重ねるごとにデジタルも進化している。ミクさんの踊りもどんどん上達されています(笑)。陰で並々ならぬご努力をされているのを見て、我々も身が引き締まります。また、歌舞伎ならではの色彩美には僕もすごくこだわっていて。日本特有の伝統色や歌舞伎のお化粧法も楽しんでいただければと思います。お客様参加型の演目ですので、歌舞伎を観たことがない若い方はもちろん、いつも南座にお越しいただいているお客様にも一緒に盛り上がっていただけるとうれしいです」。南座新開場記念「八月南座超歌舞伎」は8月2日(金)から26日(月)まで京都・南座にて。6月5日(水)23:59までプリセール受付中。6月6日(木)一般発売。
2019年06月04日お笑いコンビ・EXITが、6月8日(27:00~)に放送されるニッポン放送『EXITのオールナイトニッポン0(ZERO)』で、パーソナリティを務めることが決定した。EXITは3月30日に放送された、若手芸人がラジオトークで争う大会『オールナイトニッポン0(ZERO)~決戦!お笑い有楽城~』で優勝し、今回の『オールナイトニッポン0(ZERO)』単発パーソナリティの権利を獲得していた。これまで、ゲストとして『オールナイトニッポン』に出演することはあったが、パーソナリティを担当するのは初となる。番組ではベビーシッターの資格を持っている兼近にちなんで、リスナーに赤ちゃんになりきってもらう「赤ちゃんのコーナー」や、純文学が好きな兼近のために、リスナーの日常に潜んだ純文学を教えてもらう「朝焼け、クラブ帰りの2人」のコーナーを放送する予定。そして、りんたろー。のコーナーも実施するとのこと。りんたろー。は「チャラ男のムダ話&立ち話聞いてくださーい!」、兼近は「『オールナイトニッポン0(ZERO)』やらせてもらいますが、内容は永遠の0! よろたのでーす!」とそれぞれコメントしている。
2019年06月01日●事務所の先輩・有吉弘行からの“金言”お笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が原作・構成を担当した漫画『ゴミ清掃員の日常』(講談社)が、5月30日に発売される。滝沢は現在、お笑い芸人の活動に加えて、ゴミ収集会社に正社員として勤務している。2足のわらじを履いていることは「心の逃げ道」と語り、「副業は別に悪いことでもない」と明かす。また、事務所の先輩でもある有吉弘行をはじめ、多くの人からの協力があったと振り返る滝沢。多くの協力者が集まる裏には、滝沢自身の"成長"もあった。○■有吉弘行は「直接教えてくれるというよりも…」――滝沢さんは以前からツイッターで、ゴミに関する投稿を継続的にされていますよね。1発目に投稿したときから、事務所の先輩でもある有吉(弘行)さんがリツイートしてくれて、次の日もつぶやいたら、またリツイートしてくれたんです。有吉さんを喜ばせるというか、笑ってくれているならと続けていました。そのおかげもあり、だんだんと多くの方に見ていただけるようになりました。さらに、有吉さんからはアドバイスももらいましたね。――どんなアドバイスだったんですか。最初は「ゴミ清掃員あるある」というタイトルでやっていたんですけど、「あるあるっていうのは弱いな」と。いくつか案を出して、嫁に「この中でどれがいい?」と聞いたら、「"日常"が一番しっくりくるんじゃない?」と言われて、「ゴミ清掃員の日常」というタイトルで投稿するようになりました。――ツイッターでの発信がきっかけとなり、昨年に『このゴミは収集できません』(白夜書房)を出版し、テレビでゴミについて話すことも多くなりました。しかし『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN/毎週日曜20:00~)では、有吉さんの番組で"空回り"してしまったことが話題にあがっていました。『このゴミは収集できません』の発売後、初めてのテレビ収録でしたね。芸人の感じで話してしまったんですよ。本番で上手くいかなかったなと思いながら、収録後に楽屋へあいさつに行ったら、有吉さんからは「普通にしゃべれ」という1言だけ言われました。「ゴミ清掃の人としてじっくり話を聞きたいんだから、もっとトーンを落としてしっかり伝えなさい」などといった詳しいアドバイスは後日、自分もラジオを通して聴いて、「やっぱりそういうことだったんだな」と。直接教えてくれるというよりも、いろんなメディアを通して教えてくれる感じですね。――有吉さんにとっては、「直接言うのは照れくさい」という思いがあるんですかね。あると思います。あとは、「直接言ったら、怖がるのでは」と、気を遣っていただいているのかもしれません。○■伊集院光「滝沢さんだったら全然いいよ」――そして、伊集院光さんが、滝沢さんのツイッターを『伊集院光とらじおと』の中で絶賛されていました。それもご縁といいますか、僕のツイッターを見てくださった方が、「滝沢のツイッターにハマりました」と番組に送ってくれたんです。それで伊集院さんが僕のツイッターに興味を持ってくれて、遡って見てくれたそうです。ほぼ面識がなかったんですが、そこまで言っていただき、ありがたかったです。――伊集院さんは、『このゴミは収集できません』の帯も書かれていましたね。最初は有吉さんにお願いしようと思っていたんです。でも、有吉さんから「1回ちゃんと、誰か違う人を探してみな。ダメだったら俺が書いてやるけど、同じの事務所の先輩後輩同士で帯を書いたら、小さい世界でまとまってる感じになるから」と言われまして。ダメ元で伊集院さんにお願いしたところ、「滝沢さんだったら全然いいよ」と快く引き受けていただきました。帯を見て本を買っていただいた方もいらっしゃいましたし、幅広い世代の方に興味を持っていただいたのは伊集院さんのおかげです。●“ゴミ清掃芸人”の副業論「別に悪いことではない」○■お笑い芸人&ゴミ清掃員の兼業「心の逃げ道に」――『このゴミは収集できません』には、第一子の出産費用のために、ゴミ清掃員の仕事を始めたと書かれていました。いわば、生活のためだったわけですが、そこから「ゴミあるある」など、仕事の中に面白さを見つけるようになったのには、なにかきっかけがあったんですか。単純に苦しかったからですね。最初の1~2年は仕事がハードすぎて、家に帰ったら寝るだけの生活で、お笑いの方にも支障をきたすほどでした。この生活を続けていたら、どちらの仕事も続かないと思っていました。でもそんな中で、「面白いことはないかな。芸人の方でしゃべってやろう」と意識するようになってから、ゴミ清掃員の仕事が楽しくなりました。――ゴミ清掃員の方では、今や正社員として勤務されていますね。現在はそっちの方が本業ですね。10:0でゴミ清掃員です(笑)。まあ、それは大げさですけど、こうやってゴミのお話をすることもゴミ清掃員の仕事だといえますし、どちらに力を入れているというわけではなく、「同じ仕事」という認識です。清掃員の仕事で嫌なことがあったら、お笑いライブでネタにしようと思えるし、ライブですべったら、明日は清掃員の仕事があるからいいやと思えます。心の逃げ道になってますね。――それぞれの仕事が、良いように作用し合っているんですね。俺らの世代は、「1個のことを続けなさい」と教え込まれたんですけど、それが閉ざされたときに気持ち的にキツくなるじゃないですか。42歳でネタで大ブレイクするって考えにくいですしね。どちらにしろ、生きていかなければならないわけですし、逃げ道をつくるといいますか。そう考えると、やっぱり副業は別に悪いことでもないなと思いますね。――今や、企業でも副業が解禁されるようになりました。そういった意味では、滝沢さんは時代を先取りしていたとも言えますね。そうですね。僕の場合は生活のために、そうせざる得なかったという感じですが(笑)。ライブですべってもノーダメージなので、ゴミ清掃員がもたらした功績はデカいです(笑)。○■「助けてあげたい」という人間に成長できた――そのような境地に達したのは、いつぐらいからなんでしょうか。よく芸人さんからは「若いころは尖っていた」という話もお聞きしますが、滝沢さんはいかがでしたか。自分の中では尖っていたつもりはないですけど、やっぱりあったんじゃないですかね。周りの芸人には負けたくないというのはありましたし、『M-1』などでも、やはり「優勝したい」「自分たちが一番面白い」という気持ちでやってました。でも、仮に『M-1』で優勝して売れていたとしても、つぶれてしまって、もう芸人をやっていないだろうなと思いますね。今のように、「すべってもどうでもいいや」ぐらいに思って、気楽に仕事するぐらいが性に合っているなと。――そうなんですね。それに昔と比べると、今の方が協力してくれる人が多いですね。僕が人間的に丸くなり、周りが「助けてあげたい」という人間に少しは成長できたのかなと思います。「怖気づいているだけじゃないか」と思う人もいるかもしれないですが、少なくとも僕は、前の自分よりは今の自分の方が好きなので、納得していますね。本まで出せるようになったのも、色んな人のお力添えがあってこそです。●奥深いゴミの世界「まだまだ知らない」○■妻が作画を担当した漫画『ゴミ清掃員の日常』――そして、昨年の『このゴミは収集できません』に続いて、5月30日には漫画『ゴミ清掃員の日常』が発売されます。やっぱり活字が苦手な方もいらっしゃいますし、漫画だったらより広く読んでもらえるのではと考え、漫画化したいなとはずっと思っていました。文字だと伝わりにくくても、絵だと視覚的に説明できるネタもあるので、また違った楽しさがありますね。――また、今作では奥様の友紀さんが作画を担当されています。妻が書置きに絵を描いていて、それが上手かったんですよ。「嫁が書いてくれたらいいのにな」と思いつつも、断るかなって聞いてみたら、「やってみようかな」と言ったのでビックリしましたね(笑)。別に漫画家だったわけではないですし、素人が1から始めたにもかかわらず、これだけのクオリティのものを作れるんだなと感心します。そういった意味では、妻も協力者の1人ですね。――奥様との共同作業となったわけですが、執筆中のエピソードをお聞かせください。やっぱり同じ話題についてしゃべることが増えましたね。今回をきっかけに、妻もさらにゴミに対する関心が高くなり、そこから会話が広がったりもしました。それまでは仕事の話をすると、妻は嫌がったので、しなかったですし。共通した目的で何かをするということは、家庭円満の秘密かもしれないです。――漫画『ゴミ清掃員の日常』を通して、伝えたいことはなんですか。ゴミの世界に興味を持てなかった人にも、興味を持てるような内容になっていますので、まずは手に取っていただけたらうれしいです。人生は山あり谷あり。そんなゴミ清掃員の方のエピソードも紹介しています。ゴミ清掃員になって良かったことの1つは、いろんな人に出会い、学ばせてもらったことです。人生の視野が広がりました。そういった話も書いてあるので、なにか人生のお役に立てたらうれしいですね。――それでは最後に、今後の目標をお聞かせください。いずれかは今回の漫画が、映像化されたらうれしいです。俺の相棒の西堀(亮)が俳優みたいなこともやっているので、僕が原作で、西堀が俳優として出演できれば、マシンガンズとしてもいいのかなと。それは1つ目標ですね。あとは子ども向けに絵本を出したり、講演会をしたりとか。そしてゴミについて、僕の知らないことはないというぐらいまで勉強していきたいです。本当に奥深い世界で、勉強すればするほど、まだまだゴミのことを知らないなと思う毎日です。■滝沢秀一1976年、東京都生まれ。1998年に西堀亮とお笑いコンビ・マシンガンズを結成。「THE MANZAI」2012、14年認定漫才師。2012年、定収入を得るために、お笑い芸人の仕事を続けながらもゴミ収集会社に就職。ゴミ収集中の体験や気づきを発信したツイッターが人気を集め、話題を呼んでいる。2018年には『このゴミは収集できません ゴミ清掃員が見たあり得ない光景』(白夜書房)を出版。
2019年05月28日モデルの滝沢カレンが18日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2019 SPRING/SUMMER」に出演した。滝沢は、オープニングの「GUESS」ステージのラストを飾り、夏らしいデザインのオールインワンで美脚を大胆披露。デコルテや背中も見せて抜群のスタイルで観客を魅了した。同ステージでは、森星がトップバッターを飾り、そのほか堀田茜、土生瑞穂(欅坂46)、香川沙耶らが登場した。「GirlsAward」は、2010年から年2回、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。19回目となる今回は幕張メッセにて、「もっとかわいく! もっと楽しく!」というみんなの願いを咲かせる不思議な呪文「Onedari Fantasy」をテーマに、人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを開催する。
2019年05月18日中村獅童念願の企画、オフシアター歌舞伎『女殺油地獄』が、ついに5月11日(土)、その幕を開ける。歌舞伎では初となる倉庫と新宿歌舞伎町での公演。演出の赤堀雅秋とともに、創作真っ只中の稽古場で話を聞いた。【チケット情報はこちら】『女殺油地獄』といえば、これまで数々の名優によって演じられてきた近松門左衛門の傑作。借金で首が回らなくなった放蕩息子の与兵衛が、金欲しさがゆえに親身にしていたお吉を殺めてしまう。獅童は「今起きてもおかしくない事件」と表し、「赤堀さんは日常を切り抜くのが非常に上手な演出家さん。これも殺しは殺しですが、どこかその人たちの日常というか、気づいたら殺人鬼になってしまったような……。そういった日常を淡々と見せていければと思っているんです」と続ける。赤堀も「表現する場所が演劇だろうが、映画だろうが、今回であれば歌舞伎だろうが、僕がやっているのはただ単に人間を見せていく、目の当たりにしていただくということだけ」と、歌舞伎の現場でも普段と変わらぬ姿勢を貫く。さらに「だからものすごく地味だと思いますよ」と笑い、確かに稽古風景を見ても、派手な仕掛けやアクションは皆無。ただ通行人役の俳優に対しても、「エキストラみたいな芝居をしないで」と声をかけるなど、すべての登場人物を生きた人間へと変化させていく。注目の共演者には、大人計画の荒川良々が歌舞伎に初参加。荒川と歌舞伎の相性について、「めちゃくちゃいいと思いますよ」と赤堀も太鼓判を押す。「ただ古典と言われるものも、もとは歌舞伎俳優さんがゼロからつくり出したものですよね。その点、荒川くんもまず“荒川くん”という素材がそこにあって、彼がお客さんに対して何をやったら1番面白いかをゼロから考えていく。そのつくり方は歌舞伎であろうが、普段とまったく変わらないと思います」獅童にとって荒川は長年の友であり、待望の歌舞伎初共演。荒川の稽古場での様子について、「全然違和感がないんですよ。白稲荷法印というインチキ祈祷師の役で、もちろんひとつの型はあるんですが、それをあの人が自分なりの捉え方で演じた時のインパクトがものすごくて!」と驚きを隠せない。さらに赤堀も「だからこれを機に、普段歌舞伎を観ない人にむしろ来て欲しいですね。こんなに面白いものだとか、こんなにゾクゾクするほどカッコいいものだとか。僕らが歌舞伎の入り口になれたら、それはすごく嬉しいことだと思います」と期待を寄せた。公演は5月11日(土)から17日(金)まで、東京・天王洲アイル 寺田倉庫、5月22日(水)から29日まで(水)東京・歌舞伎町 新宿FACEで上演。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2019年04月26日舞台『滝沢歌舞伎ZERO』の公開ゲネプロが10日に東京・新橋演舞場で行われ、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介、向井康二、目黒蓮)が取材に応じた。『滝沢歌舞伎』は滝沢秀明が2006年、和によるスーパーエンタテインメント『滝沢演舞城』として上演し、新橋演舞場で史上最年少座長を務めた。2010年には日生劇場で『滝沢歌舞伎』として、さらに2014年よりタイトルを『滝沢歌舞伎』に統一して上演している。2018年に滝沢が引退を表明した後、11月にジャニーズJr.による『滝沢歌舞伎ZERO』の上演が発表された。また、Snow Man自体も1月にラウール、向井、目黒を加え、新たな体制での上演となる。ステージの全体的な振り付けはA.B.C-Zの五関晃一が行い、300万枚の桜や、「誕生から旅立ちへ」をテーマに若者が苦悩しながら人生に立ち向かっていく様を表したダンス、90度から128度まで傾き時速15kmで動く"新規メカ太鼓"を披露したりと内容は盛りだくさん。全員が舞台上で白塗化粧を行い「五右衛門ZERO」「桜の舞」「総踊り」といった歌舞伎のパフォーマンスも行われた。さらに第二部の劇『満月に散る鼠小僧〜望んでいたのは「笑いあり、涙なし」〜』では、9人を中心とした人情劇に、9tもの水を使った演出や、大量の小判、本物の雪など様々な趣向を凝らした。"Snow Man"なだけに、雪模様となった初日をむかえたが、気象予報士の資格を持つ阿部は「本州上空の低気圧によるものだと考えられてますけど、このあと東進しますので、明日は夕方あたりから晴れてくるんじゃないかなと」と解説し、向井から「ニュース番組ちゃうんですよ」とつっこまれる。最年少で15歳のラウールは、緊張を見せながらも「みなさんより経験が浅いので、頑張ろうという気持ちでやっています。観にきてくれるお客さんを全員幸せな気持ちで帰せるように頑張ります」とあいさつし、佐久間も「うちの子かわいいんです、すいません」と嬉しそうな様子。大変な点は「体力」と明かしたラウールは、「(20歳以上の)大人の皆さんもすっごい疲れてる。体力はすごい消耗します」と苦労を見せたが、稽古や本番で鍛えられ「千秋楽までに僕の肩幅が広がると祈ってます」と語った。また一人一人の個性を生かした衣装を担当したという宮舘が、「僕は薔薇とレース」と自身のあしらいを見せると、周囲からは「エロいな」「えっちい〜」と声が飛ぶ。渡辺とお揃いの部分があるというラウールは「すごい嬉しいです」と喜んだが、向井の衣装と似ている部分があると言われた目黒が「やめてくださいよ!」と拒否する場面も。宮舘は「目黒の場合は、足の長さを生かして作った」と解説した。1月の増員発表から、絆も深まった同グループだが、初日の前には深澤・向井・ラウールでしゃぶしゃぶに行き、深澤がおごったという。向井は「滝沢歌舞伎の給料でしゃぶしゃぶ奢る、これ見出しに」と記事見出しまで提案し、「薬味が4種類もあるんですよ!」としゃぶしゃぶ店について力説。さらに「もみじおろしを『にんじん、いいですね』と言ってたら、(深澤が)『何言ってるんだよ、大根だよ』と言って、『そうなんですか?』と聞いたら、店員の方が『いえ、にんじんです』って」とエピソードを披露する。今後寿司が食べたいというラウールには、なぜか佐久間が「私が握ります!」と叫んでいた。第一部「Maybe」でダンスの見せ場もあるラウールは、「ほとんど自由にやらせていただいているんです。自分の気持ちで踊るみたいな感じでやらせていただいてるので、その気持ちをお客さんに感じ取っていただけたら嬉しいな」とアピール。深澤が「結構ダメ出しされてるんだよね。気持ちでやってるから、歌っちゃいけないのに、ずっと歌ってるんですよ。で、滝沢くんが結局折れる。『もういいよ、ラウール歌っちゃえ』って」とラウールの大物ぶりを明かすと、ラウールは「一応守りますよ!」と歌わないことを宣言する。さらに、スタイル抜群で手も足も大きいラウールに、渡辺が「僕はラウールより一回り上なのに、足の大きさも28cmと25cmなんですよ。手も一関節くらい小さくて」と言い出し、その場で比べてみることに。その差にメンバーも驚いていたが、深澤から「ラウールがでかいのか翔太が小さいのかわからない」とつっこまれていた。岩本は、今回の公演について改めて「滝沢くんが『滝沢歌舞伎』のスタートをきった場所でもある新橋演舞場で、平成も終わるこのタイミング。"ZERO"から、平成から令和に、Snow Manがメインで立てるというのは、望んでもできないことだと思いますし、これはそれぞれの運命なのかな」と、『滝沢歌舞伎ZERO』と「"れい"わ」をかけながら語る。「これから50年100年経った後に、実は滝沢秀明という方が滝沢歌舞伎をたちあげて、そのあとSnow Manがやったんだよと言われるよう、歴史の1ページを刻めたらと思います」と意気込みを表した。
2019年04月11日中村獅童が倉庫、さらには新宿・歌舞伎町での歌舞伎公演に挑む話題作、オフシアター歌舞伎『女殺油地獄』。映画監督、俳優としても活躍する赤堀雅秋が、初めて歌舞伎の脚本、演出を担う。コクーン歌舞伎『四谷怪談』(2016年)で演出助手を務めて以降、獅童と親交を深めてきたという赤堀。この異色の組み合わせから生まれる歌舞伎とはいかなるものなのか。ふたりに話を聞いた。【チケット情報はこちら】“伝統と革新”の精神で、これまでチャレンジングな企画を次々と打ち立ててきた獅童。このオフシアター歌舞伎も、獅童が長年あたためてきた企画のひとつだ。「20代でニューヨークの舞台に立った時、いろいろな演劇のスタイルがあることを知りましたし、また幼少期に観た唐十郎さんのテント芝居など、アングラに対する憧れも自分の中にはあったと思います。そういった影響、そして今自分がやるべきことを考えた時、倉庫で歌舞伎をやってみたいなと。古典を守りつつ革新を追求する。そんな自分なりの生き方を追求していく上で、“獅童らしい”スタイルをつくっていく。そのためにもこの企画を成功させて、続けていきたいと思っているんです」『四谷怪談』の現場に参加したことで、歌舞伎に対する考えが大きく変わったと言う赤堀。「青臭い言い方ですけど…」と前置きした上で、「歌舞伎も自分たちの演劇も“魂”は変わらない」と語る。そしてその思いは、自ら演出を手がける本作でも同じようで、「なにか奇をてらったものをやろうとも思いませんし、極めてアナログに、それでもお客さんの心にちゃんと届くような作品を、歌舞伎と寄り添いながらつくっていけたらと思います」と続ける。倉庫での歌舞伎公演を考えた時、獅童の頭にパッと浮かんだ演目がこの『女殺油地獄』。油まみれの凄惨な殺しの場面が大きな見せ場となるだけに、赤堀は「僕が人殺しの作品ばっかりやっているから声をかけられたのかな」と笑う。一方獅童は、「歌舞伎のダークな部分を見せたい」とひと言。さらに「現代で起こってもおかしくない、事件性をもった演目ですからね。こういった危険な演目をアングラな倉庫、そして歌舞伎町でやることに大きな意味を感じています」と明かす。また四方を客席に囲まれた舞台を採用したことについて、「手を伸ばせば届くような、ライブ感のある、生々しい感覚のお芝居になればいい」とは赤堀。獅童も「観客がこの事件を“目撃”してしまったようなものになれば」と期待を寄せる。公演は5月11日(土)から17日(金)まで、東京・天王洲アイル 寺田倉庫、5月22日(水)から29日まで(水)東京・歌舞伎町 新宿FACEで上演。一般発売は4月6日(土)。前日の4月5日(金)10時よりチケットぴあにて先着先行プリセールを受付する。取材・文:野上瑠美子
2019年04月04日モデルの滝沢カレン(26)が3月26日放送の日本テレビ系『踊る踊る!さんま御殿!! 2時間SP』に出演。男性とうまく会話ができないと悩みを明かした。『今私を悩ませている事』というテーマで、滝沢は「男性と2人でご飯に行ったときに話ができないんです」と告白。「好きな人と2人でご飯をするときに話を続けられないし、しかも好きだと目も見れない。一言言われただけで顔が赤くなっちゃうんです」とピュアな一面をのぞかせた。司会の明石家さんま(63)やゲストから「知りたいことを聞くのはどうか」とアドバイスされるも、「いや、聞けないです。なんで俺に興味持っちゃってんの?って思われちゃったら……」と奥手な滝沢。「例えばとても盛り上がってしまって、向こうがいっぱい喋っちゃうじゃないですか。そうしたら寝る時間がなくなって、もし寝る時間がなかったことでニキビができてしまって、そのニキビが膨らんでしまって、『なんでニキビできたの?』と聞かれた時に男性とデートしてたなんて言えないと思って」とトーク。「一番大切な人に一番嫌いなニキビを作られたことになっちゃうですか」と滝沢の独特な恋愛観にスタジオも驚いていた。Twitterでは「すぐ顔が赤くなるのかわいい」「すごい共感だし見方かわった!」「照れてるのかわいい」「分かりみが深いって思った」と視聴者から共感のコメントがあがっている。
2019年03月27日滝沢カレン(26)が3月13日、舞台「ふんだりけったり」の脚本と演出を務めると発表した。同舞台は27日に、新宿・シアターモリエールで上演される。滝沢は13日、Instagramを更新。「私が去年からマネージャーさんとしたいしたいと夢を熱く語り合った2人の去年から、今年みなさまのおかげで、本当に皆さまのおかげで、夢をまた一つ、叶えさせて頂けると思います」とつづった。さらに同舞台について「私の第1作目の子供のようにいまは大切で愛しくて愛しくて、たまらないです。どうしたらいいですか?と質問にならない質問が溢れます」と心情を明かし、「なんの中途半端な気持ちもなく本気の詰まった舞台でして、そんなまだ何も知らないながら生意気な発言ですが、この舞台を一人でもの方に見て頂きたいです(原文ママ)」と呼びかけた。滝沢の今回の発表には、なんと3万1,000回以上の「いいね」が!またネットでは期待の声が上がっている。《カレンさん!おめでとうございます ゼロから全て手掛けたなんてすごいです!!無事に舞台が大成功しますように》《滝沢カレンが脚本も演出もする舞台とか無限の可能性感じ過ぎる》《彼女にとっては“お金”や“評価”よりも自分の楽しいこと、やりたい事を形にしてる感じがして、こういうのサクッと出来ちゃう人は、やっぱいい》また滝沢と公私ともに仲の良い横澤夏子(28)が出演するとあって、《横澤夏子のなまえが……この人はマストな訳ですね~》《夏子さんが踏んだり蹴ったりされないか心配しつつ 観てみたいな》 といった声も上がっている。「滝沢さんはお母さんが通訳のお仕事をされているので、子供の頃から言葉に親しんできました。実は『テレビよりも本が好き!』というほどの読書家なんです。そのため近年、物語を綴る仕事もされています。今回は『滝沢カレン一座 第一回公演』と銘打たれていますし、第2弾も近いうちにあるかもしれません」(芸能関係者)新たな挑戦が始まる!
2019年03月14日ジャニーズJr.のユニット・Snow Manを中心にした舞台『滝沢歌舞伎ZERO』の新ビジュアルが14日、公開された。『滝沢歌舞伎』は滝沢秀明が2006年、和によるスーパーエンタテインメント『滝沢演舞城』として上演し、新橋演舞場で史上最年少座長を務めた。2010年には日生劇場で『滝沢歌舞伎』として、さらに2014年よりタイトルを『滝沢歌舞伎』に統一して上演している。2018年に滝沢が引退を表明した後、11月にジャニーズJr.による『滝沢歌舞伎ZERO』の上演が発表された。東京・新橋演舞場で東京公演(4月10日〜5月19日)を行う。すでに京都・南座で開場記念公演(2月3日〜25日)を行なった同公演だが、今回公開されたのは、1月にメンバーが増員した新生Snow Manを中心とした新ビジュアル。岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介の6人に、村上真都ラウール、向井康二、目黒蓮の3人が加わり、滝沢の「桜が舞うように、いろいろな場所で花を咲かせる」という意図が再現された。南座での公演とは座組も変わり、新演出で新橋演舞場公演に臨む。出演は、Snow Man(岩本、深澤、村上、渡辺、阿部、宮舘、佐久間、向井、目黒)、林翔太、影山拓也、ほかジャニーズJr.。南座に出演した正門良規、田中誠治は新橋演舞場には出演しない。
2019年03月14日V6の三宅健が、25日に放送されたラジオ番組『三宅健のラヂオ』(bayfm/毎週月曜24:00~24:30)で、歌舞伎俳優の市川海老蔵と共演している歌舞伎について語った。現在公演中の六本木歌舞伎第三弾『羅生門』で、歌舞伎に初挑戦している三宅は、「恐ろしいですよ。私はもう気が気じゃないです。気もそぞろ。眠れない」と心境を吐露。稽古をするにつれて、歌舞伎のセリフが増えていったそうで、「歌舞伎俳優のみなさんのセリフを聞きながら真似をするんですけど難しいんですよ」と明かした。また、20日間ほどの稽古について、「こんなに目まぐるしく台本が変わることは経験したことがない。作っては壊し、作っては壊しという現場に常々対応されている方ばかりなので、みなさんの対応力にビックリ。素晴らしいなと思うけど、それについていくのがやっと」と苦労を語り、「ダンスをやってきたって、何の役にも立たないの。今は自分のできる限りのことをやるしかないんですど、本当に難しい」と話した。共演している海老蔵については、「海老蔵さんはすぐに覚えちゃうし、すぐに出来ちゃう人だから、稽古初日に『明後日から本番でもいいよ』なんておっしゃってましたけど、私はそうはいきませんって感じで」と尊敬の念を込めて話しつつ、「海老蔵さんが良いものを求める人だから、殺陣の型も新たなものになったりする。私の頭の中はキャパオーバーです」とポツリ。最後は、「僕のファンの中には、歌舞伎を初めて見る方もいらっしゃると思うけど、この六本木歌舞伎は歌舞伎を見たことがない方にも優しく作られている。歌舞伎ってこんなにすごいんだ、海老蔵さんをはじめとする歌舞伎俳優さんってこんなにすごいんだということを知っていただきたい」とアピールしていた。
2019年02月28日ジャニーズアイランドが3月1日、ジャニーズJr.の公式サイト「ISLAND TV」を開設すると発表した。滝沢秀明氏(36)が社長を務める同社。ネット進出の相次ぐジャニーズが、また新たな一歩を進めた。「ISLAND TV」は総勢300人にも及ぶ東西のJr.たちを中心にしたサイト。各メディアによるとJr.の参加したコンサートや、楽屋風景や自撮り動画といったJr.たちの素顔も配信するという。ネットでは滝沢社長の新たな挑戦に、期待の声が上がっている。《ライブ生配信やメンバー同士が撮った動画とか観られるだと!?めっっっちゃいいじゃん!!》《さまざまな事情で会場に行けない者や、行ったが映像で再度たのしみたい者、すべての者に観る選択があると嬉しいです》《タッキー社長、若いから勢いがありますね!これからもいろんな新しい試みに挑戦してほしい》「ISLAND TV」がファンから注目されているのは、ライブ映像が有料で配信されるという点。1公演につき500円払うと、公演の一部を楽しむことができるという。そこには、滝沢のJr.への“思いやり”が隠されているようだ。「滝沢さんは毎年お年玉を配るなど、Jr.のことをいつも気にかけています。今回の有料配信でより多くの人に見てもらうことで、普段目立たないJr.のメンバーにもスポットライトが当たりやすくなります。こういった発想は、誰よりもいちばん近くでJr.を見守ってきた滝沢さんならでは。 “思いやり改革”といえるのではないでしょうか」(音楽関係者)その挑戦は、まだ始まったばかりだ。
2019年02月22日