塩田武士による小説『騙し絵の牙』が、主演に大泉洋を迎え実写映画化。2021年3月26日(金)に公開される。映像化&キャスティングも見据えた“異色”のプロジェクト『騙し絵の牙』は、塩田武士が"出版界"の光と闇に焦点を当て、4年に渡る取材を経て執筆した社会派ミステリー小説。「2018年本屋大賞」にノミネートされ話題を呼んだだけでなく、小説発案当初から映像化や大泉洋主演のキャスティングまで視野に入れて描かれた、異色の文芸作品だ。物語のプロット作りは、塩田武士、出版社、芸能事務所、そして大泉洋を交えて2013年より開始された。塩田武士は大泉洋の出演する映像作品や資料だけでなく、本人との実際の会話などから大泉洋という人間を徹底的に分析。口調からモノマネまで忠実に作品に落とし込んだという。さらに「大泉洋が繰り出す明るい笑顔が、読後に異なる意味を含んだ笑顔に映るようにみせたい」という趣旨から、『騙し絵の牙』というタイトルが誕生した。<あらすじ>⼤⼿出版社「薫⾵社」に激震⾛る!かねてからの出版不況に加えて創業⼀族の社⻑が急逝、次期社⻑を巡って権⼒争いが勃発。専務・東松(佐藤浩市)が進める⼤改⾰で、雑誌は次々と廃刊のピンチに。会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集⻑・速⽔(⼤泉洋)も、無理難題を押し付けられて窮地に⽴たされる……。が、この⼀⾒頼りない男、実は笑顔の裏にとんでもない“⽛”を秘めていた!嘘、裏切り、リーク、告発。クセモノ揃いの上層部・作家・同僚たちの陰謀が渦巻く中、新⼈編集者・⾼野(松岡茉優)を巻き込んだ速⽔の⽣き残りを賭けた“⼤逆転”の奇策とは!?登場人物(キャスト)大手出版社「薫風社(くんぷうしゃ) 」を舞台に集う“クセモノ”ばかりの登場人物たちを紹介。主人公を演じる大泉洋をはもちろん、メインキャラクターを務める松岡茉優や佐藤浩市といった豪華キャストの顔ぶれにも注目してほしい。速水輝也(大泉洋)『騙し絵の牙』の主人公・速水輝也は、大手出版社の雑誌「トリニティ」の“変わり者”編集長。一見頼りない、誰にでも愛される“人たらし”な男だが、その笑顔の裏に深い陰を持つ二面性のある男だ。実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を持つ。会社の不況によって、“廃刊寸前”の窮地に立たされることになる速水は、生き残りをかけた“大逆転”の奇策を練ることになる。高野恵(松岡茉優)志のある文芸誌編集者だったが、不本意にも速水の部下になってしまう熱血すぎる新人編集者。速水の策略に巻き込まれ、ふり回されながらも強い信念を貫き成長していく。物語のヒロインである高野恵を演じるのは、『万引き家族』に出演した松岡茉優。東松(佐藤浩市)出版不況に加えて創業一族の社長が急逝。そんな出版社の次期社長候補で、冷徹な専務。傾きかけた会社を立て直すべく、次期社長候補のライバルたちを蹴落として改革を断行する容赦ない男。東松を、映画『64 -ロクヨ ン- 前編』の佐藤浩市が熱演する。クセモノ揃いの登場人物もチェック!『騙し絵の牙』では、メインキャラクターを取り巻く、“クセモノ”揃いの登場人物にも注目。こちらには、今を時めく人気俳優から、ベテラン俳優まで、多彩な顔ぶれが揃う。ミステリアスでカリスマ性のある新人デビュー作家・矢代聖…宮沢氷魚矢代とともに 速水率いる「トリニティ」を盛り上げる超人気ファッションモデル城島咲…池田エライザ亡くなった「薫風社」社長の息子・伊庭惟高…中村倫也惟高の後見人で皮肉な保守派の常務・ 宮藤和生…佐野史郎伝統ある薫風社の文芸誌「小説薫風」編集長であり、速水と敵対する江波百合子…木村佳乃江波の忠実な部下である編集者・三村洋一…和田 聰宏編集長の速水を疎ましく思う「トリニティ」副編集長・柴崎真一…坪倉由幸改革派の専務・東松と手を取るクールな大手外資ファンド代表の郡司一…斎藤工ヒロイン・高野の父で、小さな書店の店主・高野民生…塚本晋也高野が接触する謎の男…リリー・フランキー速水のよき相談相手であり、お茶の間でも人気の“噂好き”文芸評論家・久谷ありさ…小林聡美速水の前に立ちふさがる文学界の大御所作家・二階堂大作…國村隼監督に『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八『騙し絵の牙』の監督を務めるのは、『桐島、部活やめるってよ』で第36回日本アカデミー賞最優秀作品賞及び最優秀監督賞を受賞した吉田大八。『天空の蜂』の楠野一 郎と共に、監督自ら脚本も手掛ける。■作品詳細映画『騙し絵の牙』公開日:2021年3月26日(金)原作:塩田武士『騙し絵の牙』(KADOKAWA)出演:大泉洋、松岡茉優、宮沢氷魚、池田エライザ、斎藤工、中村倫也、坪倉由幸、和田聰宏、石橋けい、森優作、後藤剛範、中野英樹、赤間麻里子、山本學、佐野史郎、リリー・フランキー、塚本晋也、國村隼、木村佳乃、小林聡美、佐藤浩市配給:松竹
2018年04月06日“警察小説×『仁義なき戦い』”と評される柚月裕子の小説を、役所広司主演で映画化する『孤狼の血』。暴力団対策法成立直前の広島の架空都市を舞台に、刑事、やくざ、そして女が、それぞれの正義と矜持を胸に、生き残りを賭けて戦う生き様を描く本作から、この度本予告映像が公開された。なお、この映像は3月1日(木)より順次劇場掛けを予定している。今回公開された予告編では、役所さん演じる大上章吾から衝撃的なセリフが飛び出し、怒号や銃声などが響きわたる。さらに、松坂桃李演じる日岡秀一をはじめ、江口洋介、石橋蓮司、真木よう子、滝藤賢一、中村獅童など豪華キャストたちの姿も確認できる。本作は、昨今コンプライアンスを過度に重視する日本の映像業界と現代社会に対する新たなる挑戦であり、数々の衝撃作を世に送り出してきた東映が放つ超衝撃作。今回の映像からもその衝撃が伺える。『孤狼の血』は5月12日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会
2018年03月01日ジンギスカン専門店の「羊狼館(ようろうかん)」が、2018年3月6日(火)に、福岡市中央区にてオープンする。普通のジンギスカンのお店と少し違うのは、大分県玖珠町のハンドメイドデニムブランド「キリカブジーンズ」がユニフォームや空間をデザインしているところ。”オシャレ”ジンギスカン専門店とでも言うべきか。「羊肉の食文化×デニムのファッション文化」のコラボレーションにより、ファッショナブルな空間で、カジュアルにラム肉を楽むことができるのだ。装飾は、「朽ちた花に美しさを纏う命を吹き込む花職人」というコンセプトで活動する「花処百白花」が担当。飲食店では珍しいアートな空間が至る所に存在する店内にも注目だ。羊狼館を手掛けるのは創業115年老舗精肉企業の橋本食品で、もちろんメニューにも力を入れる。もともとラムは、牛・豚・鶏に次ぐ第4の肉として注目されるお肉。美容効果が高いとされる栄養素を豊富に含み、太りにくい肉としても女性からも人気の食材だ。「羊狼館」は、今ブームとなっているラム肉を、食文化として根付かせたいという想いの元、カジュアルにラム肉を楽しめるお店として登場する。メニューには、有名イタリアンレストラン出身の料理人が厳選した、臭みの少ないニュージーランドラムを使用。独自に開発されたオリジナルの味付けを施し、ラム肉独特の臭みを抑え、深みのある味を楽しめるようアレンジしている。【詳細】羊狼館(ようろうかん)オープン日:2018年3月6日(火)住所:福岡市中央区春吉3-15-25 ラガッツァ ハルヨシ ドゥエ1-1メニュー例:・ジンギスカン(肩ロース/もも肉/バラ/焼き野菜)1人前 1,300円・羊狼館の塊肉 M(150g)/1,300円、L(300g)/2,500円・ラムちゃんサラダ(生野菜と羊ベーコンのサラダ) 800円・ホッピーセット 600円営業時間:17:00~24:00(L.O.23:00)定休日:水曜日TEL:092-791-7470
2018年02月24日役所広司をはじめ、松坂桃李、江口洋介、竹野内豊ほか超豪華俳優陣が顔を揃える、柚月裕子原作の映画『孤狼の血』。この度、本作で新境地に挑む中村倫也のアウトローな雰囲気全開な場面写真が公開された。今作で中村さんが演じるのは、尾谷組構成員・永川恭二。役所さん演じる大上章吾ににらみを利かせるほど血気盛んな若者で、白石和彌監督曰く「狂犬」。中村さん自身は「アウトローなりの正義」感を持つと語っているキャラクターだ。昨年の出演解禁時には、いままでとは違う雰囲気が大きな話題となった中村さん。初解禁となった場面写真では、ギラついた目で拳銃を携えた姿や、電話ボックスの中でタバコを吸うシーンが切り取られ、いままでとは異なる危険な色気を醸し出している。中村さんは、「こんな小動物みたいな顔した自分に務まるのか不安でした」とふり返っており、自身にとって新境地となった本役柄。劇中では新たな中村さんの魅力をより感じられそう。『孤狼の血』は5月12日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月07日女優・山下聖菜(18)にとって今年5作目となる舞台『ポセイドンの牙』(10月13~21日・紀伊國屋ホール)。水産高校に通う陽気な男子仲間・スイサンズたちは、自治体の資金難によって男子校へと変わる計画がある母校を救うべく、怪物たちと宝物の争奪戦を繰り広げる。数々の困難を乗り越えていく彼らの原動力となっているのは、「あきらめない」という純粋な気持ちだ。山下が演じるのは、スイサンズのマドンナ的な存在で武闘派の美少女・寅一知花(とらいち・しるば)。周囲に翻弄されながらも、自身の心と向き合っていくヒロインは、他の男子高校生たちと同じように1つの答えにたどりつく。13日に公開ゲネプロが行われた直後、本番2時間前の山下にも「あきらめない」心がしっかりと宿っていた。――ゲネプロ、楽しく拝見しました。前田航基さんにつかみみかかるシーンもあって、なかなか激しい武闘派美少女でした。そうですね(笑)。(前田)航基くんとは同い歳で、誕生日が3日違いなんです。――前田さんは初舞台で座長の大役。山下さんはすでに舞台経験を積んでいますが、アドバイスを求められることは?すごく明るい方。かわいらしさに癒やされながらも、カンパニーを引っ張ってくださっています。私も航基くんと一緒で緊張しやすいタイプなんですが、こちらからのアドバイスというより、お互い「どうする?」と支え合っているような。私よりたくさん演技経験を積んでいらっしゃるので、学ばせていただくことの方が多いです。たとえば、「面を切る」(客席側に顔を向けること)みたいに現実では不自然と思えるようなことも舞台では必要になる時があるのですが、日に日に慣れていかれて。2時間の中で成長していく主人公そのもの、たくましさを感じています。――先ほどの会見では、ポセイドン役の岡田達也さんが伊藤靖朗さんの身振り手振りの演出について語っていました。伊藤さんと初めてご一緒させていただいたのは、今年3月の舞台『SAFARING THE NIGHT / サファリング・ザ・ナイト』。オーディションの時から目力がすごく印象に残っていて。私もその分、ぶつかっていかないといけないなと感じたのを覚えています。――今回の役については、どのようなことを言われたんですか?3月にご一緒した時は、天真爛漫でかわいらしい感じのキャラクターだったので、それとのコントラストというか。「聖菜のカッコイイ一面を見せてほしい」とおっしゃってくださいました。――『煉獄に笑う』(17年8~9月)は、本格デビュー作となった『NEW WORLD』(15年)を演出した西田大輔さんとの再会。この舞台も伊藤さんと再会、ご自身の成長をアピールできる場でもあります。そうですね。前回は伊藤さんのやり方にまだ慣れてなくてひたすら学ぶ日々だったんですけど、今回は自分が思ったことや気になるところを積極的に聞きながら進められたと思います。――今年はこれで5作目の舞台です。ご自身の変化、成長は感じますか?緊張感はずっと変わらないんですが、やっぱり最初はがむしゃらにとにかく走り抜けなきゃと。とにかく全力で走っていた印象です。こうして出演の機会をいただくようになって、回を追うごとに一つひとつの意味をきちんと考えながら言葉にできるようになりました。ただセリフを覚えるだけじゃなくて、相手の顔を見て、表情に合わせることを意識するとか。それから、「役をいただくからには」という責任感も、以前と比べて増したような気がします。すごくたくさん、貴重な経験をさせていただきました。――紀伊國屋ホールは初めてと聞きました。歴史のある劇場です。そうですね。今回は客席を使っての演出も多いので、そのあたりの反応も楽しみです。とても歴史を感じる劇場で、そこに立たせていただけることがとてもありがたくて。劇場ごとの雰囲気も全く違いますし、客席の配置でも舞台上からの眺めが変わります。――本作のテーマの1つが「あきらめないこと」。どのような仕事においても大事なことだと思いますが、山下さんが今の仕事で実感することは?あきらめない……常に感じています。例えば、セリフをなかなか覚えられない時や、役のことで「この時、この人物は何を考えているんだろう」という疑問の答えがなかなか出ない時。「分からない」と思うだけでは何も解決にならないので、台本を読み直して意味をなんとか捉えられるように心がけて、それでも分からなかったらご相談しています。最後まで進むことをやめたくないというか。「やめたら終わり」と思っています。海の中で冒険をするファンタジーもありつつ、現代に訴えかけるメッセージもすごく散りばめられています。そのメッセージはズシッとした重みがありつつ、軽さも交えながら伝わりやすいように描かれていると思うので、私と同世代の方にも見ていただきたい作品です。■プロフィール山下聖菜(やました・せな)1998年12月16日生まれ。福岡県出身。身長162センチ。A型。地元・福岡でスカウトされ、約2年のレッスン期間を経て2015年、演出家・西田大輔氏が手掛ける舞台「From Chester Copperpot」の『NEW WORLD』主演で本格デビュー。今年は、『SAFARING THE NIGHT/サファリング・ザ・ナイト』(ヒロイン)、『幻想奇譚 白蛇伝』(主演)、『遠い夏のゴッホ』(ヒロイン)、『煉獄に笑う』、『ポセイドンの牙』(ヒロイン)に出演。
2017年10月17日昨年6月に初演され、好評を博した作品の2017年度版である『「ポセイドンの牙」Version蛤』が10月13日(金)に東京・紀伊國屋ホールにて開幕した。舞台「ポセイドンの牙」Version蛤 チケット情報本作は、とある水産高校に通う陽気なバカ男子高校生5人組・スイサンズが、財政難に陥った母校を防衛人材育成高校(男子校)にしないために奮闘する姿を描く。市に伝わるという伝説の“黄金の釣針”を探しにいったスイサンズは、道中、海の神であるポセイドンと出会い……。社会風刺の要素も含んだ、地に足の着いた日常パートと、幻想的な神話世界での物語が、異才・伊藤靖朗の手がける美しい演出によって見事に融合した作品だ。終演後の囲み取材で、主演を務める前田航基は「お客様にも、僕達のメッセージやエネルギーをしっかり持って帰っていただけるように頑張りたい」と意気込むと、ポセイドン役の岡田達也は「テーマは非常にしっかりとしていて、重たいものが根底にながれている作品ではあるが、我々がやっているものはエンタテインメントなので、楽しくこの芝居を見ていただければと思う」と観客にメッセージをおくった。司会から初演と再演の違いについて問われると、初演から続投する原嶋元久は、「キャストが大きく変わっているので、作品に流れる空気感も違ってきている」と、“パラレルワールド”のような感覚だと表現。作・演出を手がける伊藤は、「2016年の初演時から1年も経たないうちに、我々は“戦前”というものの中につっこみつつある」ことに危機感を覚えたとし、「全体のかたちはそんなに変わっていないが、より一層この作品自体がお客様のほうに一歩進んでいくということを選んだ」と、違いについてアピールした。難しい題材を扱ってはいるものの、スイサンズメンバーのエネルギッシュさのおかげか、爽やかな印象を与える本作。現代の寓話として、幾通りもの楽しみ方ができるはず。公演は、10月21日(土)まで東京・紀伊國屋ホールにて。チケット発売中。当日引換券は、公演日の前日23:59まで取扱い。
2017年10月16日作家・柚月裕子の小説を基に、白石和彌監督(『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』)がメガホンをとり、役所広司主演で映画化した『孤狼の血』。松坂桃李、江口洋介、中村獅童、ピエール瀧、音尾琢真、中村倫也ら豪華俳優陣が集結する本作だが、この度新たに竹野内豊が出演していることが明らかになった。今回竹野内さんが演じるのは、自身とって“史上初”となる役柄、バリバリの「呉弁」と「ド派手衣装&パーマ」が目を引く暴力団五十子会若頭・野崎康介。江口さん演じる一之瀬守孝が若頭を務める「尾谷組」と敵対する「五十子会」の若頭で、ストーリー冒頭から登場し強烈な存在感を放つという。10月公開の『彼女がその名を知らない鳥たち』で白石組に参加し、今回白石監督作品2作目となった竹野内さん。『彼女がその名を知らない鳥たち』の撮影直後、「白石監督から、『今度、竹野内さんに出て欲しい作品がある』と言われ、台本も読まずに、『はい』と返事をしていたので(笑)」と出演を即決したと明かし、「台本を読ませて頂いたときは、完成度の高さに『素晴らしい作品になる!』とわくわくしました。いままで、いい人だったり、エリート的な役が多かっ たので、また一つ、白石監督の現場で新たな役に挑戦出来ることが嬉しかったです」とコメント。また、この役柄に加え「呉弁」、そして「ド派手衣装&パーマ」は、本人にとっても初の挑戦。以前から方言のある役をとにかくやってみたかったと言う竹野内さんは、「呉弁は、抑揚が激しかったり、イントネーションを間違えると関西弁の様に聞こえてしまったりするので難しかったですが、呉出身のスタッフの方と確認しながら取り組めることが楽しかったです。自分の演じた野崎の呉弁は、暴力的な言い回ししかしないのですが、本来の呉弁は、とても温かみがあって、どこか人間臭さを含んでいます。また是非チャンスがあれば、呉弁を話す役柄に出逢いたいです」と苦労した点も明かす。さらに、衣装においては想像していたものと全く違ったそうで、「とにかく派手でした(笑)。ですので角刈りはやめ、衣装に合う髪型をヘアーメイクさんと話しながら作って頂きました」と初挑戦となったきつめのパーマをかけた経緯を語っている。『孤狼の血』は2018年5月12日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月01日舞台芸術集団 地下空港を主宰する伊藤靖朗の脚本・演出で、2016年6月に発表された『ポセイドンの牙』。今秋、タイトル末尾に「Version蛤」と冠された新バージョンが上演されるにあたり、キャストの小早川俊輔、小松準弥、森田桐矢、および伊藤の4人が作品について語った。【チケット情報はこちら】本作は、中津県乙亀市の水産高校に通う男子高校生グループ・スイサンズの面々が、海底に眠る“黄金の釣針”をめぐって海の神々や深海の生物と戦う冒険譚。スイサンズのリーダー格・須永宇宙期(前田航基)、信仰とエロの間で煩悶するクリスチャン・道井磨多井(原嶋元久)、貝殻オタクの葛先賢人(小早川)、エロで頭がいっぱいの生方英(小松)、母親が外国人で視点がユニークな萩原安打尊(森田)の5人は、通学する高校が防衛人材育成の男子校に変わるのを全力で阻止しようとするが……。衣装の制服姿で撮影に臨んだ3人は、いずれも再演からの参加。自身の演じるキャラクターについて紹介を求めると、貝殻オタクを演じる小早川は「とにかく貝と触れ合って役をつかみます!」と抱負を述べた。小松もエロで頭がいっぱいな役どころを目の当たりにして「思春期の自分に戻って、とにかく“エロ”に生きます!」と勢いよく続き、森田は「“おバカ筆頭”キャラということで、現場を盛り上げられるようなムードメーカー的な存在になれたら」とほほ笑んだ。初演では男子高校生の軽妙な会話をバックに、戦争や環境問題に対する痛烈なメッセージが浮き彫りになった。再演の狙いを尋ねると、伊藤は「2016年の内容を、より鮮烈に世間にぶつける必要性があると感じた」とひと言。根底にあるのは、戦争へのステップを踏み、先鋭化する日本や世界情勢を嘆く思い。「劇中では、戦争をもう一度やり直そうとする者たちにスイサンズの少年たちが立ち向かう。打ち勝つためには彼らの若いパワー、止められない勢いが必要なんです」とキャラクターに込めた思いを打ち明け、3人に期待を寄せた。伊藤の話を聞いていた3人は、揃って「気が引き締まりました!」と背筋を伸ばす。貝オタクの役を担う小早川は「貝について、『美味しい』以外の特別な感情を持ったことがないのですが、貝を愛していきつつ、殻に閉じこもることなく、皆さんとたくさんコミュニケーションをとっていきたい」、小松は「スイサンズの5人はさまざまな葛藤を抱えながらも、とにかくエネルギッシュ。男子高校生ならではのエネルギーや仲間を思う気持ちを、みんなで心をひとつにして演じていきたい」とそれぞれ意気込み、森田は「作品の背景となる部分をもっと考えていきたいと思いました。何も知らないで演じるより深い演技ができそうです」と頼もしい一面を覗かせた。公演は、10月13日(金)から21日(土)まで、東京・紀伊國屋ホールにて。チケット発売中。取材・文:岡山朋代
2017年09月13日●初グラビアは「全く笑えなかった」『牙狼』シリーズの烈花役で知られ、かつては桜庭ななみ、高月彩良らと共にアイドルグループ・bump.yのメンバーとしても活動していた女優・松山メアリ(25)。7年ぶりにグラビアのイメージDVDを出すと知ったのは今月に入ってからのことだった。本人のSNSやDVD資料によると、髪を15センチ切って臨んだという。7年ぶりとなるDVDタイトルは『メアリの休日』。26歳の誕生日を迎える9月2日に発売し、同日には、こちらも7年ぶりとなるイベントを開催(東京・秋葉原のソフマップAKIBA4号店/17時40分開場)。久しぶりのファンとの交流を心待ちにしているそうだ。芸能人が仕事のために髪を切るということは、われわれ一般人のそれとは似て非なるもの(と勝手に思い込んでいる)。ロングヘアのイメージを貫いてきた松山だからこそ、「髪を切る」という行為に気持ちの転換や仕事に対する前向きな思いを、これも一方的ではあるが感じ取った。果たしてその真意とは。中学三年生の時にスカウトされた、10年前のあの日。松山は、うれしそうに「仕事も含めて、今がいちばん楽しめている」と語る。○bump.y卒業後の心境――つい1カ月ほど前、同じ場所で高月彩良さんを取材しました。松山さんも所属していたbump.yは、ここで日々レッスンを重ねていたそうですね。(『重版出来!』東江絹役の苦悩とハマり役の代償「自分に才能あるのか」 - 高月彩良、20歳の記録)そうですね! 毎日通っていました。掃除当番もあったんですよ(笑)。ダンスレッスンやボーカルレッスン、ライブのリハもここでやっていました。時々、話し合うこともありましたし、全員が卒業してグループとしての活動を終える時には、ダンスの先生と涙を流したことを思い出します。ここに来たのは、bump.yの卒業以来です!――そうだったんですね! 久しぶりに戻って来ていかがですか?すごく懐かしいです。当時のことは笑顔で思い出せます。――高月さんは、bump.yを「自分にとっての『お家』のような存在でした」とおっしゃっていました。卒業して個人として活動していく自覚が芽生えて、転機になったと。松山さんにとって、bump.yはどのような存在ですか?彩良とは年齢が違うので考え方も違うと思うんですけど、グループとして活動している時はソロ活動もグループで生かしたいと考えていました。たぶん、みんなも同じだったと思います。最後のライブの時にも言いましたが、自分の中では不完全燃焼で。今終わるのが正解なのか、すごく悩みました。でも、その経験を生かしていかないと、ここに通っていた日々が無駄になってしまいます。自分たちの努力の意味がなくりますし、私たちを支えてくださったファンやスタッフさん含め、bump.yのために使ってくださった時間が「もったいなかった」とならないように。先日、彩良の朗読劇を観に行ったんですが、bump.y時代からのファンの方もいてすごくうれしくなりました。朗読劇「私の頭の中の消しゴム」を観てきました☆ 彩良が演じる薫の喜び希望、悲劇の苦しみが、彩良の声で響いてくるたび心が揺さぶられるものがありました。(これまたblogに感想書きます☺︎) #高月彩良 20歳になったことが衝撃すぎるけど、高月さんは彩良だった???? #私の頭の中の消しゴム 20日の公演もがんばってね! 松山メアリさん(@marymatsuyama_official)がシェアした投稿 - 2017 8月 17 6:24午後 PDT――ブログにもそのことが書かれていました。高月さんとは、久しぶりの再会だったんですか?そうですね。事務所で会ったりはしていましたが、すごく久しぶりでした。サプライズで会いに行ったら、なかなか気づいてくれなくて、彩良らしい(笑)。いつも一緒で、家族よりもすごく長い時間を過ごしていたので、久しぶりに会うと当時が当たり前すぎて「どんなふうに接していたんだっけ?」みたいな感じになってしまいました(笑)。あれから互いにいろんなことを経験しましたが、そういう変わらない部分にも触れられてうれしかったです。○「思い出作りのためにやるわけにはいかない」――そして、松山さんは26歳の誕生日にDVDを発売。7年ぶりになりますが、最初に聞いた時はどのように思われましたか?ドラマ撮影の帰り道にマネージャーさんから聞いたんですけど、私のグラビアに需要があるのか心配でした(笑)。十代の時は、十代ならではのフレッシュ感があります。ローカル番組(『すもももももも!ピーチCAFE』)にレギュラー出演させていただいてますが、そこでもフレッシュじゃない方のグループに(笑)。まだ、二十代半ばなのですが、この世界にはがんばってる十代の方がたくさんいらっしゃることを実感します。――それでも、なぜ7年ぶりのDVDに挑戦しようと思ったんですか?十代の頃にいくつかDVDを出させていただいて、十代後半から二十代前半はbump.y。卒業してからは「松山メアリ」としての作品を出していなかったので、今のままの私を残すとどうなるのかなという楽しみな部分もありました。その分、不安も。ただの思い出作りのためにやるわけにはいかないので……今の方々はどんなイメージDVDを残していらっしゃるのか、実際に観て研究しました。十代の頃の私は、無邪気にはしゃいでいるところを撮っていただいていたのですが、最近のものはストーリー性や演技の要素もあって、すごく新鮮でした。――「メアリの休日」以外にもタイトル案を考えたそうですね。ブログでは「おしゃれそうなものも考えた」とありました。撮影終わった後にタイトルを決めることになって、大人になった自分を見てもらうためには、それなりにタイトルも「おしゃれ」にした方がいいのかなと思って(笑)。DVDランキングを見ると、みなさんすごく凝ってらっしゃるんですよね。名前を文字ってあるものもあったんですが、過去の写真集(『メアリアル』)で使いましたし……悩んだ結果、シンプルに「メアリの休日」となりました(笑)。――たしかに休日のリラックスした雰囲気は出ていました。沖縄での2日間のロケ。沖縄ロケは、これまでグラビアで何度か経験したことがあるそうですが、何か違いは感じましたか?グラビアについて何も知らなかった頃で、ただただ楽しくて、沖縄に行くことができてうれしかったです。とにかく、はしゃいでいた記憶で。今回は久しぶりの緊張感はありつつ、落ち着いて臨むことができました。どんな風に見せようかなとか。当時は、衣装や髪型のアイデアもなくてスタッフさんの指示に従っていたのですが、今回はちょっと大人っぽい黒の水着にも挑戦しました。自分としても発見になって、衣装合わせの時から楽しかったです。髪も短く切りました。どんなエアアレンジができるかも分かっていなかったので、メイクさんと話し合いながら進めました。――これまでの作品と決定的に違う点ですね。自分の作品に興味がなかったわけではないんですけど、スタッフさんがいて、私は「撮られる側」という気持ちだったんだと思います。今回は「みんなで作った」という印象です。――「グラビア」という仕事の向き合い方も変わったわけですね。変わりました。事前にいろいろな方の作品を拝見して、すごく勉強になりました。初めてのグラビアはスチール撮影で、全く笑えなくて。確か、マスコミの方は「すまし顔」みたいに書いてくださったんですけど、単純に笑えなかっただけ(笑)。どうやって笑っていいのかも、分かってなかったんです。カメラマンさんに教えていただいたりして、少しずつ笑顔が増えていきました。自分の表情をたくさん見つけてもらえたのも、グラビアのおかげだったと今だからこそ感じます。――話が戻りますが、今回のために髪を切ったんですよね? しかも、15センチも。年明けに切って、作品が終わってからも10センチぐらい切りました。今までずっとロングだったので、どんな感じのDVDになるのか、そこも楽しみでした。DVDを出すことが決まってから、映画『ラ・ラ・ランド』を観て、「エマ・ストーンさんぐらい切ったらどうなるんだろう」って、ふと思ったのがきっかけです。すぐに、エマ・ストーンさんの写真をマネージャーさんに送りました。――どんな返事でしたか?「いいんじゃない?」みたいな感じでした(笑)。――あっさりですね(笑)。そうですね(笑)。昨日の現場では、メイクさんが「ロングのイメージだった」と驚いてました。――髪を切るというのは、われわれ一般人と違って、芸能人にとっては別の意味もあると思います。今回、松山さんは1つの仕事のために自ら変化をつけた。そういうきっかけを待ち望んでいたんですか?どうだろう……年齢的に落ち着いた役が増えていたので、いつまでもデビューした当時からの「ロング」「十代のまま」というイメージを保つことに「このままでいいのかな」という思いはありました。髪を切ったらそのあたりが変わるのかなとか、すごく軽い気持ちです(笑)。●「私はロング」の思い込み――これまでそういうタイミングはなかったんですか?ありませんでした。「私はロング」というイメージを勝手に思い込んでいて。グループの時も、一人だけ長かったんです。みんな短かったので、逆に「私はロングの方がいいのかな」と。でも、今回切ることにあまり抵抗もなくて、「髪が軽くなった!」みたいな感じで(笑)。しかも、自分の作品がきっかけなのでよかったかなと思います。短くして、衣装ごとの変化もつけられました。bump.yの時にもお世話になったメイクさんが担当してくださったんです。DVD発売まであと3日???? 今日はなんだか肌寒い~~ #オフショット 3枚目はブラックな衣装。 #雨上がり の屋上。 風がすごくて、前髪の分け目が右へ左へ行ったり来たり…最終的に風にまかせた! 松山メアリさん(@marymatsuyama_official)がシェアした投稿 - 2017 8月 31 12:24午前 PDT――ヘアアレンジも見どころだと感じました。外見的なお話なのですが、スタイルのコンディションも整えて臨まれたんですか?そうですね。いつも以上に気をつけました。『牙狼』で烈花という役をやらせていただいたんですが、結構露出が多い役で周りの方から「女性っぽくなったね」とよく言われました(笑)。それを今回はどうやって見せようかと考えました。昔、新体操をやっていたので、普段から筋トレや柔軟とかはやっていて、それをちょっとハードにしたり、お酒が大好きなので控えたりしました。だから、撮影を終えて、沖縄でオリオンビールを飲みました(笑)。――最高の瞬間ですね(笑)。7年ぶりに挑戦されたわけですが、こうして形になっていかがですか。やってよかったと思います。こういう仕事をしているからこそ、今の自分を残すことができる。節目節目で、そういう機会をいただけることはとてもありがたいことだと思います。しかも、発売日が誕生日ですから(笑)。――発売日の9月2日で26歳。25歳から26歳になることについて、何か感じていることはありますか。特にありませんが、四捨五入すると30歳ですし、アラサーではあるんですが、同世代の友人と年齢の話になって、「20代半ばを楽しもう!」と(笑)。二十歳になりたての頃は、「大人になる!」という感じだったと思うんですけど、この年齢だからこそ「今」を楽しめるようになっているのかなと。女性としても。――発売当日にイベントを開催するそうですね。一人でのイベントは、前回のDVD以来です。ファンの方々といちばんお会いできたのが、グループにいた頃。その前から応援してくださっている方もいるんですけど、この仕事、特に「アイドル」には絶対に必要な方々だと感じました。応援して下さっているありがたさを対面して再認識しているので、何かでお会いできる機会を設けたいと思っていました。今回イベントできることも、すごくありがたいです。○リポーター経験から得たもの――今年3月にインスタを始めたのは、そういう思いもあったんですか?それもきっかけの1つですし、自分の作品をもっと多くの人に届けられるのかなという思いもありました。――マグロの写真。すごい迫力ですね。あれこそ"インスタ映え"だと思います。全然オシャレじゃないですけど、たしかに"インスタ映え"ですね(笑)。番組で和歌山の那智勝浦ロケがあって、もともと予定にはなかったんですが、すごく大きなマグロが揚がったというのをニュースで知って、観光協会の方のお陰で取材できました。怪物みたいに大きかった(笑)。一緒に撮ってくださったのは、マグロを買い取った社長さん。トラックの中での一枚です。那智勝浦ロケでした♪ びっくり、グッドなタイミングで446kgの巨大マグロを見ることができましたー! #那智勝浦 素敵な場所と美味しいものが溢れていました。 #マグロ めちゃBigやった???? 松山メアリさん(@marymatsuyama_official)がシェアした投稿 - 2017 3月 6 1:04午前 PST――ロケのレポーターは、そういう偶然の出会いが結構あるものなんですか?そうですね。関西の『みんなのニュース 報道ランナー』(前番組名『ゆうがたLIVEワンダー』『みんなのニュースワンダー』)は、街ロケや一般の方と触れ合う機会が多いので、毎回どんな展開になるのか分からないんですが、そこも含めてすごく楽しいです(笑)。――そこでレポーターの「イロハ」を覚えたんですか?そうです。初回の映像を時々見返すんですが、もう恥ずかしくて(笑)。きれいに編集してくださったんだなといつも感謝しています。毎回台本もなくて、インタビューが初めてで緊張している方も多いので、どうやって話を引き出すかいつも考えています。しかも、紹介するものがあっての自分。どうやってそこを引き立てるのかも毎回悩んでいて、やっと最近、話を拾えるようになりました。――下調べをしたり?それができないこともあって、決まっているのは行く場所だけみたいなことも(笑)。1日にお店を何軒も回ることもあって、お店に着いてスタッフさんが準備をしている間にお店の方とたくさんお話しするようにしています。――備えができない仕事は大変ですよね。そうですね。情報番組をたくさん観て、レポーターさんから学んでいます。自分を程よく目立たないように、相手を引き立たせるように。コメンテーターの方々も見て、瞬時に何を言うべきか勉強しています。きっと、最初の失敗は「撮ってもらうのが当たり前」と思っていたからなのかな。経験を通して、そのあたりは変わったと思います。○心に残る事務所社長の言葉「それでも見つけてたよ」――幅広い活動の源ですね。スカウトされてから、今年は節目の10年。中学3年生の時、部活帰りに声を掛けられたんですよね?そうですね。20代のグループ活動を終えて一人になってから、この世界にいる年数や先のことを感じはじめたというか。それまで考えようとしていなかったわけではなかったんですが、「今やらなきゃいけないもの」がたくさんあったので、そこに一生懸命でした。だから、グループを卒業してから何をしていいいのか分からなかったんです。誰と遊べばいいのかとか、そういうことすらも浮かばなくて(笑)。今は「自分の時間」を作って、楽しめるようになりました。仕事も含めて、今がいちばん楽しめているかもしれません。――高月さんも、グループ活動を終えてから変化を感じたとおっしゃっていました。そうなんですね。私の転機は、二十歳の頃に出させていただいた舞台『大和三銃士』。いろいろな世代とジャンルの方が出演されていて、そこで初めて「自分の仕事にしよう」と心に決めました。それまでは二十歳まで続けるなんて、想像すらしていなかった。最近は、お世話になっている方々から40代、50代になった私とも仕事がしたいと言っていただくことが増えてきて、もっと頑張らなきゃなと思っています。――スカウトされて、3カ月ほど悩んだそうですね。何か引っかかっていたんですか?芸能人になるなんて考えたこともなかったので、しばらくは何も考えられなかったんだと思います。自ら何かをやると決めた記憶があまりなくて、習い事も母から勧められたものをやって、新体操もその1つでした。自分きっかけじゃないけど打ち込んでやっていて、自分でやりたいことを決めるのは学生生活が終わって……就職とかもっと先のことだと思っていました。そんな中、スカウトで「どうする?」と聞かれて、しばらく悩んで「じゃあ、やってみよう」。そんな感じでした。――芸能人になってよかったと思いますか?はい、芸能界に入ってよかったと思います。今は、別の選択が想像できないので(笑)。――スカウトで人生が変わる。普通の学生が、翌日には芸能人に。生きていて、ここまでの運命的な分岐点はなかなかないと思います。いまだに、なんで自分が見つかったんだろうと不思議に思います。あの日、もっと学校を遅く出ていたら。違う方向から帰っていたら。事務所に入ってすぐぐらいに、社長に「私はここにいなかったかもしれないですね」と話したら、「それでも見つけてたよ」と言われましたのが今でも印象に残っています。■プロフィール松山メアリ1991年9月2日生まれ。兵庫県出身。A型。身長160センチ。中学3年生の時、部活帰りにスカウトされて芸能界デビュー。2009年から2014年まで、bump.yのメンバーとして活動。『ハンマーセッション!』(10・TBS系)、『アスコーマーチ』(11・テレ朝系)、『牙狼』(11~12、16、17・テレ東系)、『ヨメ代行はじめました。』(13・フジ系)などのドラマ、『三十九枚の年賀状』(08)、『牙狼 ~RED REQUIEM~』(10)、『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』(12)、『牙狼外伝 桃幻の笛』(13)などの映画に出演。08年~10年にかけて、5枚のDVDを発売した。現在は、『すもももももも!ピーチCAFE』(15~・読売テレビ)、『みんなのニュース 報道ランナー』(17~・関西テレビ)にレギュラー出演している。
2017年09月01日「グリコ・森永事件」をモデルにした小説「罪の声」で数々賞を受賞し、いま最も注目される小説家・塩田武士の待望の新刊「騙し絵の牙」が8月31日(木)より発売されることが決定。本作は、俳優・大泉洋を綿密に分析し尽くした作家が描く、完全「あてがき」 による新感覚小説で、カバーも大泉さんが務めている。大手出版社で雑誌編集長を務める速水輝也。誰もが彼の言動に惹かれてしまう魅力的な男だ。ある夜、上司から休刊を匂わされたことをきっかけに、速水は組織に翻弄されていく。すると次第に彼の異常なほどの“執念”が浮かび上がってきて…。斜陽の一途を辿る出版界で牙を剥いた男が、業界全体にメスを入れる!出版社は数少ない文芸のヒット作に対して、映画会社などから映像化の声がかかるのを待ち、芸能事務所は俳優に適した映像化作品が生まれるのを待つ。そんな一般的な流れに抗い、塩田作品10作目にあたる本作は出版社と作家に加え、芸能事務所そして俳優までが一体となって、発案当初から映像化をも見据え企画された異色の文芸作品だ。社会派作家・塩田氏の4年間にわたる丁寧な取材と、大泉さんに関する綿密な分析、さらには大泉さん本人からの細部にわたるアドバイスが加わったことで、読者は大泉さん個人を自然に主人公に重ねて読み進めることができる作品に仕上がっている本書。また、話し方や会話の間の取り方など、塩田氏の緻密な分析により初めて実現できた完全「あてがき」を通し、読み手は主人公に扮する大泉さんが、脳内で自ずと動き出すというかつてない感覚を体験できるという。また単行本のカバーも、主人公に扮した大泉さんが飾っており、単行本のカバーを飾るのは実はこれが初。グレーのスーツに身を包み、原稿や書類を脇に抱え編集長・速水に扮した大泉さんの影が、“騙し絵”を写し出している。装丁を担当したのは、星野源らトップアーティストのCDジャケットなどを手掛けるアートディレクター・吉田ユニ。裏表紙の別カットにも注目だ。「騙し絵の牙」の発案出発点は、雑誌「ダ・ヴィンチ」の表紙に出る際、おすすめ本を一冊選ばなければならなかったことからだと明かす大泉さん。「私は表紙撮影がある度に、『大泉エッセイ』を担当してくれていた同編集者に、いつも『お薦め本、ない?』と、聞いていたんです。映像化されて、私が主演をできるような小説をと。それを、毎回訊かれるのが、彼女はめんどくさくなったんでしょうね。『じゃあ、もう大泉さんを主人公としてイメージした本をつくります!』と言ったが始まりなんです」と話す。また中にも自身の写真が入っているそうで、「私の写真集と言っても過言ではございません!」と言い、「でもいま、何より怖れているのが、この小説が映画化されたとき、速水役が私でない、ということです」と不安も明かし、「本書帯キャッチに<最後は“大泉洋”に騙される>ってあるんだけれど、<最後は“大泉洋”が騙される>って。実それが“騙し絵の牙”だったんだと。それだけ避けたいですね」とコメントしている。著者の塩田氏は、「私のイメージを遥かに超えた『小説の核』が出来上がった」と自信を見せ、「速水輝也と大泉洋さんの『完全同期化』を目指し、私は大泉さんの映画やバラエティー番組、舞台を観て、語尾や会話の間、どのような方法で笑いを取っているのかを分析しました。作品中に速水が接待でモノマネをするシーンがありますが、それはほぼ全てが大泉さんのレパートリーです。改めて実感しました。こんな振り幅の大きい俳優はいない、と」と分析していて確信したそう。また、いまはもうできることはない、という清々しさが胸内にあると言う塩田氏は、「『物語の内容が現実とリンクしていく可能性がある』――そう気づいたとき、読者の皆さまはどんな未来予想図を描かれるでしょうか?本を愛する全ての人たちへ。さぁ、新しい扉を開いてください」とこれから本書を手に取る読者へメッセージを残している。「騙し絵の牙」は8月31日(木)より発売。(cinemacafe.net)
2017年08月22日役所広司が主演する、来年春公開予定の映画『孤狼の血』。先日キャスト陣が登壇した本作の記者会見が行われたが、今回、その会見に当日出席できなかったキャストも含めた、メインキャスト画像が公開された。物語の舞台は昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾と共に、金 融会社社員失踪事件の捜査を担当する。常軌を逸した大上の捜査に戸惑う日岡。失踪事件を発端に、対立する暴力団組同士の抗争が激化し…。本作は、第69回日本推理作家協会賞受賞、「このミステリーがすごい!2016年版」国内編3位に輝いた、柚月裕子の同名ベストセラー小説。<警察小説×『仁義なき戦い』>と評される子の原作を、今回『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』で日本映画賞を総なめした白石和彌監督が映画化。さらに役所さん、松坂桃李、江口洋介をはじめとする豪華キャストが集結し、熱き男たちの戦いを描く。圧倒的な存在感を放つのは、主人公・大上を演じる役所さん。また、上部には大上とコンビを組む日岡を演じる松坂さん、クラブのママ・高木里佳子役の真木よう子、県警の監察官役の滝藤賢一。下部には所轄の刑事役の田口トモロヲ、暴力団・五十子会の組長役の石橋蓮司、暴力団「尾谷組」の若頭・一之瀬役の江口さんが写し出され、キャストたちの目からは、本作にかけるそれぞれの情熱と、戦いへの“覚悟”がありありと伝わってくるようだ。『孤狼の血』は2018年春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年04月18日柚月裕子のベストセラー小説「孤狼の血」が映画化され、映画『孤狼の血』として、2018年5月12日(土)に公開される。昭和63年の広島を舞台に描く熱き男達の戦い物語の舞台は、昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾とともに、金融会社社員失踪事件の捜査を担当するが、失踪事件を発端に対立する暴力団組同士の抗争が激化していくーー。メガホンを取るのは、『凶悪』、『日本で一番悪い奴ら』で日本映画賞を総嘗めした白石和彌。原作の舞台と同じく広島県・呉市で撮影を行うなど、リアルな世界観を追求しながら、熱き男達の戦いを描く。1973年公開の、暴力団の壮絶な抗争を描いた名作『仁義なき戦い』と警察小説を掛け合わせたような激しいストーリーが、ダイナミックな表現で展開されていく。『仁義なき戦い』『仁義なき戦い』は、1973年に公開されて以来、5作にわたって制作された、深作欣二監督による映画シリーズ。主演は菅原文太が務め、松方弘樹や田中邦衛、渡瀬恒彦など豪華俳優陣が出演している。日本の暴力団抗争史上最も多くの血が流れたといわれる、実際に起きた“広島抗争”を描くノンフィクションだ。『孤狼の血』が生まれる原点となっている。役所広司、松坂桃李を中心とした豪華キャスト飢えた狼のごとく強引に違法行為を繰り返す大上役を演じるのは、日本を代表する俳優の一人・役所広司。また部下として大上のやり方に戸惑いつつも、仁義なき極道の男たちに挑んでいく日岡役を、数多くの人気作に出演する若手実力派俳優・松坂桃李が務める。そのほか、真木よう子、滝藤賢一、田口トモロヲ、石橋蓮司ら豪華キャストが脇を固める。江口洋介、竹野内豊も参戦竹野内豊が演じるのは、バリバリの呉弁に、ド派手な衣装。そしてパーマが目を引く暴力団加古村組若頭・野崎康介。一方、江口洋介が演じるのは、それに敵対する尾谷組の若頭・一之瀬守孝。中村獅童、ピエール瀧も出演さらに、中村獅童、ピエール 瀧、音尾琢真、中村倫也の4人も出演する。4人とも、白石和彌監督作品『日本で一番悪い奴ら』にも出演していた、おなじみの顔ぶれだ。中村獅童は、悪い噂の絶えない大上章吾について嗅ぎ回る安芸新聞の記者・高坂隆文、ピエール瀧は、全日本祖國救済同盟の代表であり、大上や松坂桃李演じる日岡秀一の良き相談役である瀧井銀次を演じる。音尾琢真は、暴力団組織・加古村組に属する吉田滋役を演じ、全身に刺青を入れた凄みのある姿を披露。中村倫也は、尾谷組構成員・永川恭二役を担当し、ギラついた目で拳銃を携えたり、電話ボックスの中でタバコを吸ったりと、アウトローな雰囲気を纏った姿を見せている。警察小説×『仁義なき戦い』を描く物語製作発表会で原作執筆のきっかけについて尋ねられた柚月裕子は、『孤狼の血』について「何度もくりかえし観た不朽の名作『仁義なき戦い』があったからこそ生まれた作品です。あんな熱い物語を、いつか自分も小説で書きたいと、ずっと思っていました」と、原作の誕生秘話を明かしている。また監督の白石和彌も「男たちの情念がぶつかる熱い物語。これは、現代の日本ではなかなか見ることのできない衝撃です。かつて東映が率い、栄えた『男の物語』を今映画として蘇らせることを嬉しく思うと同時に、身が引き締まる思い」と、本作にかける思いを語っている。作品情報映画『孤狼の血』公開時期:2018年5月12日(土)キャスト:役所広司、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一、田口トモロヲ、石橋蓮司、江口洋介、中村獅童、ピエール 瀧、音尾琢真、中村倫也ほか原作:柚月裕子「孤狼の血」(KADOKAWA)監督:白石和彌配給:東映©2018「孤狼の血」製作委員会
2017年04月06日“警察小説×『仁義なき戦い』”と称され、日本推理作家協会賞に輝くなど高い評価を受けた柚月裕子の「孤狼の血」が映画化されることになり、主演の役所広司をはじめ、松坂桃李、真木よう子、石橋蓮司、江口洋介に白石和彌監督が記者会見に臨んだ。昭和63年の暴力団対策法の成立直前の広島県呉市を舞台にした本作。型破りの捜査方法で知られ、暴力団との癒着さえ噂される刑事・大上と彼とバディを組むことになった日岡が金融会社の社員失踪事件を担当することになるが、これをきっかけに対立する暴力団の抗争が激化し…。会見には原作者の柚月さんも出席したが、本作について「『仁義なき戦い』なくしてこの小説はありえなかった」と語り、『仁義なき』シリーズを送り出した東映での映画化に感慨深げ。「活字でなくては成り立たないミステリーの部分、難しい表現が実現するのか?」と期待を口にする。『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』と犯罪や警察内部の腐敗を扱った作品を送り出してきた白石監督は「韓国ノワールが全盛期を迎え、海外でもそういう作品が作られる中で、日本でなかなかそういう作品が作れないのは寂しい」と語り、4月中旬のクランクインを前に「変なコンプライアンスを気にしたり、自主規制をせず、やれることを逃げずにやると誓い、心を奮い立たせています」と闘志を燃やす。常軌を逸した捜査を行なう主人公・大上を演じる役所さんは「このテイストの映画をいま、日本でできるのは白石監督しかいない」と監督に全幅の信頼を寄せる。そして「僕も『仁義なき戦い』を若い頃に見てドキドキワククしました。このテイストは、東映で作らなければいけない。脚本を読んで、原作のカッコいいハードボイルドな世界に、白石監督の世界が足され、もっとアウトローになってます。警察もヤクザもみんな真剣に生きてて、人間くさいユーモアがあって魅力的です。大神はムチャクチャですが、彼なりの正義どれだけ伝わるか楽しみです」と撮影が待ちきれない様子。大上とコンビを組む日岡を演じる松坂さん。役所さんとはCM、そして映画『日本のいちばん長い日』でも共演してきたが、全編にわたってガッチリと共演するのはこれが初めて。「最初にお会いしたのが某CM(※ダイワハウス)で、最初は一瞬の絡みしかなくて、『そこまでだ、松坂!』と言われるんですけど、本名を呼ばれて嬉しくて、そのとき、いつかご一緒したいと思いました。今回、バディとして作品の中で生きられるのが嬉しいし、楽しみで仕方ないです」と笑顔を見せた。この日は、多くの会社や学校で入社式、入学式が執り行われたが、昭和の最後を生きる刑事を演じる松坂さんは、本作を現代の若者にどう見てほしいか?そして新社会人や新入生に向けてのメッセージを求められ「この作品を読んで、一人の男として胸が熱くなりました。これから違う環境に行く、新しい世代のみなさんも、熱い気持ちを持って、目の前にあることに向き合っていただければ!」とエール。役所さんは同じ問いかけに「映画が発する人間のエネルギーを感じてほしい。熱い人間を感じて、この世の正義について自分なりに考えて勉強してほしいと思います」と呼びかけた。真木さんは本作でクラブのママ・高木里佳子を、江口さんは暴力団「尾谷組」の若頭・一之瀬を、石橋さんは暴力団・五十子会の組長を演じる。このほか、所轄の刑事役で田口トモロヲ、県警の監察官役で滝藤賢一が出演することも発表された。映画『孤狼の血』は2018年公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月03日2015年に発売され、瞬く間にベストセラーとなった柚月裕子の小説「孤狼の血」が、この度、東映にて映画化されることが決定。日本映画界を代表するスタッフ・キャストが集結し映画化に挑むという。原作は、醜悪なテーマを正統派のサスペンスに仕上げた「臨床真理」でデビューを飾り、同作で 「このミステリーがすごい!」大賞を受賞。上川隆也主演でドラマ化もされた「検事の本懐」では第15回大藪春彦賞を受賞するなど、丁寧な筆致で人間の機微を描きだす、いま最も注目されるミステリー作家・柚月氏の小説。「孤狼の血」物語の舞台は、暴対法成立以前の広島・呉原市。暴力団系列の金融会社社員失踪事件をきっかけに捜査する警察。暴力団組織間の激しい抗争を描いている故、“警察小説 ×『仁義なき戦い』”と評されている作品だ。柚月氏が「『仁義なき戦い』なくしては生まれなかった作品。女が入ろうとしても入れない世界だからこそ格好いいというか、憧れました」と語る本作は、「第69回日本推理作家協会賞」受賞、「本の雑誌が選ぶ2015年度ベスト10」第2位、「このミステリーがすごい!」(2016年度版)第3位、さらに「第154回直木賞」にノミネートされるなど話題を独占。原作の魅力に取りつかれた読者からは、「アウトローがアウトローとして生きることを許された時代を背景に、もうひとつの正義に涙!」など絶賛の声があがっている。今回の映画化に際し、昨今の地上波、日本映画ではお目にかかることのできない熱き男たちの“カタルシス” と“ヴァイオレンス”は、観る者の魂をエモーショナルに揺さぶるに違いない。(cinemacafe.net)
2017年03月08日女優で、Seventeen専属モデルとしても活躍中の古畑星夏が来年公開の映画『人狼ゲーム ラヴァーズ』に主演することが決定した。本シリーズはこれまで桜庭ななみ、土屋太鳳らが主演を務めており、古畑にも注目が集まりそうだ。その他の写真古畑は、モデルとして人気を集める一方で、2012年から女優としても活動を開始。ドラマだけでなく映画『1/11 じゅういちぶんのいち』『近キョリ恋愛』に出演するなど着実にキャリアを重ねている。本シリーズは2013年に映画1作目が公開され、これまでに桜庭ななみ、土屋太鳳、高月彩良、小島梨里杏が主演を務めてきた。5作目の主演に選ばれた古畑は「不安、というよりも楽しみのほうがはるかに上でした! 人狼ゲームを全話観させて頂き鳥肌が止まらなくてこれを今度は自分がやるんだ!って思ったら、ますます興奮度がぐわっとあがりました!」とコメント。新作ではゲームに“キューピッド”と“恋人”が追加され、主人公・高野蘭子は“人狼”だけでなく“恋人”の役職も得て、勝利を目指すことになるが、古畑は「みなさんが思っている人狼ゲームは、ゲームに勝って生き残る非現実的な世界だと思っている方が大半だと思いますが、この『人狼ゲーム ラヴァーズ』は、登場人物それぞれが家族、恋人、愛など、様々な事情を抱えていて、リアル世界での問題がぎゅっと濃縮されている作品です」と解説。サスペンス的な要素だけでなく人間ドラマもしっかりと描かれるようだ。本作は、古畑のほかにも池田純矢、佐生雪、平田雄也、溝口恵、前田航基、森高愛らが出演する。『人狼ゲーム ラヴァーズ』2017年1月28日(土)より新宿武蔵野館ほか公開
2016年11月19日2013年に公開された桜庭ななみ主演映画から始まった「人狼ゲーム」の実写化。この度、新たに主演に古畑星夏を迎え、『人狼ゲーム ラヴァーズ』として来年1月28日(土)より公開されることが決定した。「皆さんにはこれから人狼ゲームをプレイして頂きます。この中には2人の人狼役がまぎれこんでいます。それ以外は村人役。毎日二十時に、住人は自分が人狼だと思う相手に投票してください。最も多くの票を集めた住人が死亡します。人狼は零時から二時までの間に部屋を出て、村人の中から一人を選んで殺害してください」――。今回の参加者は、全員が過去にも同じような殺戮ゲームを勝ち上がった経験者らしい。高野蘭子も同じ。家族を借金から救うために、もう一度このゲームに勝たないといけない。新しく追加された「キューピッド」と「恋人」のルールで混迷する状況の中、「人狼」に加えて「恋人」の役職を得た蘭子は、見え隠れするゲーム運営側の気配を感じつつ完全勝利を目指す――。原作小説&コミカライズが、シリーズ累計70万部突破、アプリゲームもスマッシュヒットとなっている「人狼ゲーム」。実写映画化も桜庭さん主演『人狼ゲーム』(2013年)、土屋太鳳主演『人狼ゲーム ビーストサイド』(2014年)、高月彩良主演 『人狼ゲーム クレイジーフォックス』(2015年)、小島梨里杏主演『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』(2016年)と公開されれきた。そして今回は、これに続く第5弾『人狼ゲーム ラヴァーズ』が公開となる。メガホンを取るのは『人狼ゲーム』シリーズ第3・4弾に続き、鬼才・園子温作品の助監督として活躍する綾部真弥監督。監督は「蘭子を取り巻く人間関係は、シリーズの中でも特に濃密な関係を強いられる。ゲームとしての高度な駆け引きや、捨てきれない感情のうねりが、勝つこと、イコール生きることとして蘭子に迫る」と本作についてコメントを寄せている。そして、今回本作で主人公・高野蘭子を演じるのは、雑誌「Seventeen」専属モデルで女優としても活動する古畑さん。近年『近キョリ恋愛』や「時をかける少女」など話題作に出演し、さらに、実写化プロジェクトとしてドラマと映画が放送&公開予定の「咲-Saki-」や『一週間フレンズ。』にも出演が決定しており、これからの活躍が期待されている人物。今回映画初主演となる古畑さんは、「ものすごく嬉しかったです!不安…というよりも楽しみのほうがはるかに上でした!」と頼もしいコメント。また今回演じる蘭子については「外からみたらとても強い女の子ですが、実は人一倍辛い現実を背負っている子」と説明し、ストーリーについては「みなさんが思っている人狼ゲームは、ゲームに勝って生き残る非現実的な世界だと思っている方が大半だと思いますが、この『人狼ゲーム ラヴァーズ』は、登場人物それぞれが家族、恋人、愛など、様々な事情を抱えていて、リアル世界での問題がぎゅっと濃縮されている作品です」と話した。さらに、共演には「海賊戦隊ゴーカイジャー」や『ライチ☆光クラブ』の池田純矢、来年秋公開予定の『トリガール!』の出演も控える佐生雪、「ZIP!」で流行ニュースBOOMERS担当の平田雄也、モデルで女優の溝口恵、お笑いコンビ「まえだまえだ」の前田航基、「烈車戦隊トッキュウジャー」の森高愛ら、それぞれの分野で抜群の存在感を示す若手俳優たちが集結。今回の映画について、「バイオレンス描写や、映画的に派手な画作りもとても見応えがありますが、本質は若い役者の、いまこの瞬間でしか現れないだろう圧倒的熱量の芝居部分が見どころ」(池田さん)、「見どころは、まさにタイトルの『ラヴァーズ』にあると思います。様々なラヴァーズが作品内を包んでいます」(平田さん)、「見どころは大袈裟ではなく、みんなが魂を削って作り上げた空気が詰まった、濃密な時間が流れているところ」(前田さん)とそれぞれ語る。いま、最もフレッシュなキャストが集結した“極限のデスゲーム・ムービー”。ハードな役どころに挑戦する古畑さんの演技に注目だ。『人狼ゲーム ラヴァーズ』は2017年1月28日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月19日桜庭ななみ(24)、土屋太鳳(21)ら人気女優の登竜門ともいわれる映画『人狼ゲーム』シリーズの最新作『人狼ゲーム ラヴァーズ』(2017年1月28日公開)の製作が決定し、雑誌『Seventeen』専属モデルとしても活躍中の女優・古畑星夏(20)が主演を務めることが19日、発表された。公開されたビジュアルは、血まみれ制服姿の古畑を写し、包丁を手に鋭い視線を送っている。2009年、第13回ニコラモデルオーディションで1万4,076人の中からグランプリに選ばれ、芸能界デビュー。モデルのみならず、2014年には『近キョリ恋愛』や『青鬼』、2015年には『夏ノ日、君ノ声』などヒット映画のメインキャストとして出演するなど、女優としても活躍。そのほか、現在は日本テレビ系『Going!Sports&News』でお天気キャスターを務めるなど、活動は多岐にわたる。桜庭ななみ(24)、土屋太鳳(21)、高月彩良(19)、小島梨里杏(22)に続いて、5代目主演の大役を任された古畑。本作で映画初主演を飾ることを受け、「ものすごく嬉しかったです! 不安、、というよりも楽しみのほうがはるかに上でした!」と感激をあらわにし、「人狼ゲームを全話観させて頂き鳥肌が止まらなくてこれを今度は自分がやるんだ!って思ったら、ますます興奮度がぐわっとあがりました!」とコメントを寄せている。本作は、『人狼ゲーム』(13年)、『人狼ゲーム ビーストサイド』(14年)、『人狼ゲーム クレイジーフォックス』(15年)、『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』(16年)に続く作品。正体を隠しながら"村人"を皆殺しにしようとする"人狼"と、協力し合いながらその"人狼"を処刑しようとする"村人"との頭脳戦が繰り広げられる。古畑演じる高野蘭子は人狼ゲームの経験者で、家族を借金から救うために再び殺戮ゲームへと挑む。本作から、「キューピット」と「恋人」の新ルールが追加されている。メガホンを取るのは、第3弾と4弾につづいて綾部真弥監督。古畑のほか、池田純矢、佐生雪、平田雄也、溝口恵、前田航基、森高愛らが出演する。(C)2017「人狼ゲーム ラヴァーズ」製作委員会
2016年11月19日カルト的に愛されている1981年の『狼男アメリカン』がリメイクされることになった。監督、脚本家を務めるのは、オリジナルの監督兼脚本家ジョン・ランディスの息子であるマックス・ランディス。ジョン・ランディスもエクゼクティブ・プロデューサーに名を連ねる。その他の情報オリジナルでは、特殊メイクアーティストのリック・ベイカーが、キャリア初のオスカーを受賞している。ベイカーはその後メイクアップ部門に10回ノミネートされ、うち6回受賞した。オリジナルのキャストは、デビッド・ノートン、ジェニー・アガター、グリフィン・ダンら。リメイク版のキャストは未定だ。リメイク版の企画はずいぶん前からあり、実現に10年近くを要したとされる。文:猿渡由紀
2016年11月09日●撮影後は抜け殻状態に……桜庭ななみ(23)、土屋太鳳(21)、高月彩良(18)に続いて抜てきされる女優は一体誰なのか? 映画『人狼ゲーム』シリーズに出演後、桜庭は映画『進撃の巨人ATTACK ON TITAN』(15年)のサシャ役、土屋はNHK連続テレビ小説『まれ』(15年)のヒロイン、高月はTBS系『重版出来!』の東江絹役の好演で注目を集めた。3人が活躍すればするほど、「次は一体誰なんだ?」とそわそわ。1作目から取材を続けてきたのは、世界中で自分だけらしい。特に彼女たちに貢献したわけではないのだが、そんな事情で『人狼ゲーム』が特別な作品になってしまった。シリーズ4作目となる『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』(7月2日公開)の主演に抜てきされたのは、昨年から出演作が急増している女優・小島梨里杏(22)だった。拉致・監禁した12人の高校生たちに殺し合いをさせ、生き残った者には1億円を贈呈するという"人狼ゲーム"の中で、小島は殺戮の連鎖から抜け出そうと模索する朱莉(あかり)を、時には涙し、時には血しぶきを浴びながら精いっぱい演じている。彼女とは昨年夏に『みんな!エスパーだよ! ~欲望だらけのラブ・ウォーズ~』で取材する機会があった。不思議な縁である。せっかくだから同じカメラマンで約1年ぶりの再会に臨もう。この業界、わずか2回目の接触では覚えてもらえてないことがほとんどなのだが、対面した小島は「お久しぶりです」と2人に笑顔を見せてくれた。新作の配役が発表された際、「『人狼ゲーム』のバトンをしっかり受け継ぎ、力強い素晴らしい作品だったからこそ、打ち勝っていきたいと思います」とコメントを寄せた小島。ブログに書かれていた今年の目標「つなぐ」という言葉が、取材を終えた今だからこそ深く胸に残る。○監督の「ヨーーーー!」を聞きたくて――映画化決定の発表時、「『人狼ゲーム』のバトンをしっかり受け継ぐ」というコメントが印象的でした。桜庭ななみさんの1作目『人狼ゲーム』(13年)から今作まで続いてきたのは、土屋太鳳さんの『人狼ゲーム ビーストサイド』(14年)、高月彩良さんの『人狼ゲーム クレイジーフォックス』(15年)があったからこそ。出演した皆さんと共に、それぞれを観てくださった方のお陰なので、このシリーズを裏切りたくないという思いから出た言葉です。過去3作を観てそれぞれのキャラクター像や作品のテイストに違った魅力を感じたので、バトンをしっかり受け継ぎたいと思って今回挑みました。――それぞれの方に話をうかがってきましたが、みなさん口をそろえて「死んだ人から順に現場を去る」とおっしゃっていました。今回も同じです。知らない間にいなくなる人もいたので、最初は戸惑いました(笑)。一応、「お疲れ様でした」とあいさつはするんですが、すぐに次の撮影がはじまってしまいます。だいたいの現場では着替えてから改めてきちんとしたあいさつができるので、それがないとちょっと変な感じがします(笑)。撮影期間が短いのでギュッと詰まったような感じで、みなさんはそういう空気の中で役として生きていたと思います。撮影の合間には楽しい雰囲気もありましたが、できるだけ役から離れないように心がけていました。――撮影後、「抜け殻状態」になったとブログに書かれていましたね(2016年5月31日付の投稿)。スタッフの方々含め、短期間で多くの人と関わらせていただきました。朱莉は11人をよく観察するタイプだったので、投票で処刑を決める時でも常に周りを見ています。それだけ神経も使いますし、吸い取られるものもあれば、もらうものも。何よりも、人が息を引き取る瞬間を繰り返し見るのはすごくつらかったです。何の罪もない人が……。そして、いつ自分がそうなってもおかしくない。自分が生きたいという気持ちと共に、殺し合いをしてはいけないという気持ちとの葛藤があって、常にそういう迷いの中で参加しているのが朱莉でした。そういう気持ちになりきっていたからこそ、次々と犠牲者が出てしまっている状況に耐えるのは精神的に負担でした。撮影中はこんなふうに立ち止まって考えることができなかった。『人狼ゲーム』の撮影に入るにあたって、その時に起こるもの・瞬間を大事にしたいと思っていましたし、綾部監督も「その時に起こることこそリアル」という考えをお持ちだったので、自由にやらせていただきました。状況が変わるたびに皆さんの反応も変わる。そういう現場でした。――綾部真弥監督とはdTVドラマ『みんな!エスパーだよ! ~欲望だらけのラブウォーズ~』以来でしたが、再タッグは精神的に助かる部分もあったのでは?そうですね。全く世界観が違う作品ですが、綾部監督と一緒に作りながら、良い意味で期待も裏切りたいなと思いました。――監督から褒められることは?直接言葉ではなかったと思いますが……監督の反応は気にしていました。カットの掛け方で、監督の思いがなんとなく伝わるんです(笑)。「カット。はい、チェック」という”あっさりな”時と「ヨーーーー!」という”力が入っている”時。――だいぶ違いますね(笑)。「ヨーーーー!」の後に別の事情で撮り直しになると、心の中では「監督が良い声だしてたんだけどなぁ」と密かに思っていました(笑)。――エスパーの時から?どうだったんでしょう。今回は、より感じました。前回はすごく優しく見守ってもらえている感じで。今回は緊張感がありつつも、眼差しは前と同じですごく優しかったです。●ファンとの触れ合いで「もっとがんばらなきゃ」――いちばん心に残った「ヨーーーー!」は?静かなシーンで「ヨーーーー!」はあまりなかったような……やっぱり処刑投票の時に多い傾向? そんな私なりの分析です(笑)。ない時にすごく不安になった時があったので、ダメだったのかなと思って監督の顔を確認したら、言いたそうな表情だったことも。相馬くん(渡辺佑太朗)とのシーンでは、「ヨーーーー!」と言われた時に互いに顔を見合わせて静かにハイタッチしたこともありました(笑)。――物語の壮絶な展開とは打って変わって、とても楽しそうな現場ですね。良い雰囲気ではあるんですが、そんなに明るい感じでもなく。私も強い役ではなかったので、休憩の時に気持ちを解放するのが怖かったです。もちろん、普段の自分として会話することはありましたが、「閉じ込められた世界の中での朱莉」を保っていたかったので、明るく振る舞うことはできませんでした。――インスタグラムに、渡辺佑太朗さんとのツーショット写真を投稿されましたよね(2016年5月31日)。気持ちを解放しているようなポージングでしたよ(笑)。佑太朗さんのマネージャーさんに撮っていただいた写真です。なんとなくやってみたポーズで、現場ではそんなポーズをすることは全くなく……(笑)。投票シーンの部屋の隣に控室があって、私と佑太朗さんは互いに距離をとりながらいつも隅っこの方にいました。佑太朗さんはいつも体育座りをしているイメージだったんですが、共演の方から盗撮された2人の写真では私もしっかり体育座りしてました(笑)。○"つなぐ"の真意とは――物語自体は非現実的ですが、「何かを強いられること」は人生のさまざまなタイミングで直面する出来事だと思います。ラストシーンでは監督自ら脚本に手を加えられて、よりメッセージ性が伝わるシーンになったと思います。世の中には「何かを強いられる」状況がたくさんあって、それらに対する朱莉の強い思い。ゲームを続けることに迷いを感じ、翻弄された朱莉だからこそ……『人狼ゲーム』だけではなくて、世の中にも通ずる言葉だったと思います。――これまでたくさんの作品に出演されてきて、今回が映画初主演。ちょっと意外な気もしましたが、本人としては「ようやく」みたいな気持ちはありましたか。そういう感覚はなくて、単純にすごくうれしかったです。しかも、”バトン”をつなぐ役目を担えるのも幸せなこと。ただ、振り返ってみると誰かを支える役が多かったような気もします。『表参道高校合唱部!』(TBS・15年)ではいじめっ子役でしたが、そういう役がないと物語は動いていきません。だからこそ、今回の役は今までとは違う世界に入り込んでいけた役だったと思います。――『表参道高校合唱部!』以降、本作含め出演作が増えていますね。すごく良い流れだと思います。客観的に今の仕事状況をどのように受け止めていますか。もっといろんな作品に出させていただいて、作品に没頭したいです。もっと休みがほしいともあまり思わないです。――昨年12月には初となる単独ファンイベントを開催されたそうですね。直接ファンの方々と触れ合って、何を感じましたか。みなさんの温かさを感じました。イベント中の笑い声や盛り上がり、その後の握手会。いつもは文字でいただいている応援メッセージを直接言っていただくと……とってもありがたいなと。どんな作品で私を見たいのかとかを具体的におっしゃっていただける方もいて……もっとがんばらなきゃなと思いました。――ブログには今年の目標として「つなぐ」と書いてありました。ここにはどのような思いが込められているのでしょうか。今回でいうと綾部監督との「つながり」がありましたが、ファンの方々も含め人と人との「つながり」を大切にしていきたいと思ったんです。でも、これは達成されることでもなく、今年だけのものでもなく、終わりがあるものでもありません。私の中ではずっと、ずっと思い続けていくことです。■プロフィール小島梨里杏(こじま・りりあ)1993年12月18日生まれ。東京都出身。身長159センチ。ドラマや映画、舞台など女優業を中心に活動。2014年の映画『絶狼〈ZERO〉-BLACK BLOOD-』ではヒロイン・ユナ役で初のアクションにも挑戦。同年2月から翌年2月に放送されたスーパー戦隊シリーズ『列車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)でトッキュウ3号・ミオ役を演じた。昨年から今年にかけて、ドラマでは『表参道高校合唱部!』(TBS系)、『子連れ信兵衛1・2』(NHK BSプレミアム)、『朝が来る』(東海テレビ・フジテレビ系)、映画では『先輩と彼女』、『オオカミ少女と黒王子』など出演作が増えている。(C) 2016「人狼ゲーム プリズン・ブレイク」製作委員会
2016年07月01日チャールズ・ブロンソン主演でヒットした1974年のリベンジアクション映画『狼よさらば』を、ブルース・ウィリス主演でリメイクする企画が進んでいる。その他の情報監督には、イスラエル映画『オオカミは嘘をつく』アハロン・ケシャルスとナヴォット・パプシャドのコンビが決まっていたが、クリエイティブ面での意見の相違で先月、ふたりは降板。代わってイーライ・ロスが監督に決まった。ケシャルスとパブシャドの前には、脚本を書いたジョー・カーナハンが監督する予定だったが、彼も、同じく意見の相違で降板している。オリジナルの『狼よさらば』は、その後シリーズ化され全5作が作られたが、今回もシリーズ化を想定しているらしい。ウィリスは現在、中国との合作『The Bombing』を撮影中。第2次大戦中の1940年を舞台に、中国と日本軍の戦いを描く戦争映画だ。ほかに、コメディ『Going Under』の公開が控えている。文:猿渡由紀
2016年06月21日女優・小島梨里杏が主演する映画『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』(7月2日公開)の"血まみれ"場面写真が16日、公開された。拉致・監禁した高校生たちに殺し合いをさせ、生き残った者には1億円を贈呈するという"人狼ゲーム"。小島演じる朱莉はその中の1人で、ゲームを続けながらも、殺戮の連鎖から抜け出す方法を模索しはじめる。今回公開された場面写真は、その壮絶な展開を物語る。返り血を浴びて何かに怯え、今にも泣き出しそうな表情で殺害の対象者を指差す。そのほか、人狼が村人に襲いかかる窓越しの1枚など刺激的な描写が収められている。場面写真と合わせて公開された約1分30秒の予告編は、朱莉が目覚めてからの悪夢のような出来事を追う。モニターに表示された「ゲームの始まりです」から、鮮血に染まって泣きじゃくる朱莉。その後、ルール説明などを挟んで、狂人化していく高校生たちを映し出している。(C) 2016「人狼ゲーム プリズン・ブレイク」製作委員会
2016年06月16日桜庭ななみ(23)、土屋太鳳(21)、高月彩良(18)といった女優が主演を務めてきたことでも知られる映画『人狼ゲーム』シリーズの最新作『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』(7月2日)の製作が決定し、小島梨里杏(22)が主演することが26日、明らかになった。小島は本作で映画初主演を飾る。小島は、『烈車戦隊トッキュウジャー』(14年テレビ朝日系)のヒロインを経て、映画『先輩と彼女』(15年)、『オオカミ少女と黒王子』(16年)、ドラマ『表参道高校合唱部!』(15年TBS系)、『みんな!エスパーだよ!~欲望だらけのラブ・ウォーズ~』(15年)といった話題作に多数出演。さらに6月4日スタートの東海テレビ・フジテレビ系連続ドラマ『朝が来る』(毎週土曜23:40~)、今週放送のBS時代劇『子連れ信兵衛2』にヒロインとしての出演が決まるなど、次々とオファーが舞い込んでいる。本作は、『人狼ゲーム』(13年)、『人狼ゲーム ビーストサイド』(14年)、『人狼ゲーム クレイジーフォックス』(15年)に続く作品。正体を隠しながら"村人"を皆殺しにしようとする"人狼"と、協力し合いながらその"人狼"を処刑しようとする"村人"との頭脳戦が繰り広げられる。このシリーズを機に、桜庭は映画『進撃の巨人ATTACK ON TITAN』(15年)のサシャ役、土屋はNHK連続テレビ小説『まれ』(15年)に出演。高月も現在放送中のTBS系『重版出来!』の東江絹役の好演で、注目を集めている。乾朱莉役で映画初主演を飾る小島は、「『人狼ゲーム』のバトンをしっかり受け継ぎ、力強い素晴らしい作品だったからこそ、打ち勝っていきたいと思います」と気合十分だが、「人狼ゲームは正直苦手です」と吐露。「みんな望んでここに存在し、ゲームに参加しているわけではないのに生きていくために誰かを殺していかなくてはなりません。誰も悪くないのに」と不条理な展開に心を痛めながらも、「当たり前の葛藤を抱え、どう朱莉がみんなが変わっていくのか、どう人と向き合っていくのか、人狼ゲームとの戦いにいい結末を願っていてください」と見どころを交えて呼びかけている。メガホンを取るのは、前作に引き続き綾部真弥監督。共演には、フジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』の出演で話題になった雑誌『Seventeen』専属モデル・岡本夏美(17)をはじめ、渡辺佑太朗(22)、山谷花純(19)、清水尚弥(21)といったフレッシュな俳優陣が脇を固める。(C)2016「人狼ゲーム プリズン・ブレイク」製作委員会
2016年05月26日人気シリーズの劇場版アニメ『牙狼<GARO>-DIVINE FLAME-』の完成披露試写会が5月16日(月)に開催。声優の浪川大輔、ゲスト声優を務めた萩原聖人、林祐一郎監督が舞台挨拶に登壇した。人気特撮シリーズとして誕生10周年を迎えた『牙狼<GARO>』のシリーズ初のアニメーション作品『劇場版『牙狼<GARO>-炎の刻印-』の4年後をオリジナルストーリーで描き出す。浪川さんは今回の完全新作について「(制作が決まり)嬉しかったですが、TVシリーズの『炎の刻印』が熱い作品だったので、そこからどうなるのか?どう1本の映画にまとめるのか?期待して待ってました」とふり返る。完成作に関しては「すごいです!」と誇らしげ。特にバトルシーンに関し「30年、この仕事をやってて、こんな大変なバトルシーンは初めて!」と言うほど!「いままでにないスピード感のある映像が見られると思います」とファンの期待をあおる。萩原さんは実は「もともと、(『牙狼<GARO>シリーズの)ファンで、とにかく、何でもいいので出たかった」と明かす。謎に包まれた新キャラクターのダリオを演じているが「己の愛と正義を貫く哀しい戦士」と説明。だが、主人公のレオン役の浪川さんからは「愛が…重いっす!」と苦情が…!?萩原さんは「上映前なので喋れない…」と言葉を濁すが、浪川さんは「男ならダリオの気持ちが分かるかな?でも僕が女性なら、彼氏にはちょっと…(苦笑)」と思わせぶりに語り、これには萩原さんも「こっちからお断りです!」と返し、会場は笑いに包まれていた。元々、旧知の仲の2人とあって、萩原さんは収録にリラックスして臨めたのかと思いきや「よく知っている人たちが集まっていて、だからこその緊張感があって最高にやりづらかった!」と苦笑。それでも「楽しんでやれました」と笑顔を見せる。浪川さんは「萩原さんはストイックで、突き詰めていく姿はさすがだと思いました」とたたえつつ「ボールペンを貸したら2~3日でなくしちゃって…」と暴露!萩原さんは謝りつつも「小さい男でしょ(笑)」と語り、2人の壇上での掛け合いに会場は再び笑いに包まれた。浪川さんは改めて、完成した映画について「最高傑作と言われるように頑張りました」と力強く語り会場は大きな拍手に包まれた。劇場版『牙狼<GARO>-DIVINE FLAME-』は5月21日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月16日3月25日~27日の期間で東京ビッグサイトにて開催された国内最大級のアニメの祭典「AnimeJapan 2016」内で26日、人気シリーズ『牙狼<GARO>』のスペシャルステージが行われた。イベントには、4月1日に最終回を迎えるTVアニメ『牙狼<GARO>-紅蓮ノ月-』で主人公・雷吼の声を担当する中山麻聖と、メインキャラクターデザインを務めた桂正和氏が登壇。さらに、シリーズ10周年記念作品となる劇場アニメ『牙狼<GARO>-DIVINE FLAME-』の林祐一郎監督によるトークショーに加え、同じく10周年記念で結成された「魔戒歌劇団」によるミニライブが行われるなど盛りだくさんの内容となった。実写版『牙狼<GARO>-魔戒ノ花-』では冴島雷牙を演じており、歴代で唯一、1人で2人の魔戒騎士に扮した中山。最終回を目前に控え、「一刻も早く見てもらいたい気持ちもあるけれど、雷吼の物語が終わってしまうという寂しさの方が強いかな」と心境を明かしつつ、「オープニングからエンディングまで、30分丸々、目を離さずに見てもらいたい。ザルバの一言も聞き逃さないよう、楽しみにして。GAROを愛してくれた方々に向けた言葉でもあるし、締めくくる言葉でもあります」と最終回の見どころを語った。一方の桂氏は、作品について「僕はもともとこのシリーズが好きで、雨宮慶太監督とも仲がいいから、大体の世界観は知っているつもり。時代が変わっても、どこかにその世界観の匂いが残っているようにしたかった。やれて楽しかったですよ」と振り返った。5月21日から新宿バルト9ほかで公開される劇場アニメ『牙狼<GARO>-DIVINE FLAME-』は、2014年から放送された『牙狼<GARO>‐炎の刻印‐』の4年後を描く完全新作。黄金騎士ガロの称号を受け継いだレオンたちが、隣国バゼリアに巣食う"最も美しい"と言われるホラーと激闘を切り広げる。先週ダビングを終えたばかりだという林監督は、「今まで何回も見続けているのに音楽、音響が入ってすごく力強い作品になった。すぐにでも見てもらいたい感じで、かなり手応えを感じています」と自信を持つ。そして、これまでのシリーズに出演したREKKA(松山メアリ)、RYUME(桑江咲菜)、YUKIHIME(黒木桃子)、ANNA(大関英里)の4人による「魔戒歌劇団」は、テレビシリーズ「GOLD STORM-翔」の第2クールのエンディング主題歌「紅蓮白蓮」を熱唱。さらに、4月8日スタートの新テレビドラマシリーズ『牙狼<GARO>‐魔戒烈伝‐』のエンディングテーマ「篝火ノ夢」を歌うことが発表されると、会場のファンからは大きな拍手が送られた。
2016年03月31日ドラマ『牙狼』で脚光を浴び、現在CX系ドラマ『お義父さんと呼ばせて』にレギュラー出演するなど、注目の若手俳優・栗山航の初主演舞台『リビング』が3月2日、東京・赤坂RED/THEATERで開幕した。舞台『リビング』チケット情報主人公の青年・マタロウは自宅のリビングで生活する、いわゆるひきこもり。ただし、周囲はおとなしく彼をひきこもらせてはくれない。父親に愛想をつかして家出していた母が突然帰宅し、なぜか同居している母親の愛人は何かとマタロウの面倒を見、幼馴染以上・恋人未満の彼女も入りびたり、そしてアル中の父親はマタロウ同様に2階でひきこもっている。さらに、マタロウの元上司がクレーマーだった客を連れやってきて……。個性的すぎるキャラクターが好き勝手に感情を爆発させ、リビングは大混乱。ドタバタコメディの様相を呈す物語に、客席からは絶え間なく笑いが起こるも、結末は意外な方向へ……。作・演出は、宝塚歌劇団出身で、大作ミュージカルも数多く手がける荻田浩一。耽美的な作風で知られる荻田が、そのパブリックイメージを覆す、アットホームでハートウォームな愛らしい舞台を作り上げた。さらに、7名という少数精鋭の出演者も芸達者揃い。舞台初主演の栗山は、ひきこもり青年という難しい役どころを、どこかしら母性本能をくすぐる可愛さと素直さで好演。その彼女役の舞羽美海は、オタクな少女を思い切りのよい演技で楽しげに演じていたのが印象的だ。初日開幕前には、栗山と舞羽の会見も行われた。初座長となる栗山は「不安と楽しみが半々。客席が近く、お客さまがどんな表情をしているのかが、たぶん全部わかってしまう。皆さんが笑顔であることを祈ります。ほかの6人の共演者が大先輩ばかりなので、僕が引っ張っていこうなどとは思わず、学ぶところは学んでいきたい」と謙虚に意気込みを。その後は、劇中キュートなコスプレ姿を披露する舞羽が「台本を見てびっくりしました。セーラー服を着るのも初めて」と話したところ、栗山から「どのコスプレがお気に入りですか?」と質問が飛び、舞羽が「私は意外と戦隊モノのコスプレが好きなんですが、初めて衣裳を着た時に、栗山さんが私を見て笑ったんです、ひどい!」と苦言を呈すなど、劇中同様の息のあったやりとりで記者たちを笑わせていた。公演は3月7日(月)まで同所にて。チケットは発売中。
2016年03月03日ドラマ『牙狼』で脚光を浴び、現在CX系ドラマ『お義父さんと呼ばせて』にレギュラー出演するなど、注目の若手俳優・栗山航の初主演舞台『リビング』が3月2日、東京・赤坂RED/THEATERで開幕した。舞台『リビング』チケット情報主人公の青年・マタロウは自宅のリビングで生活する、いわゆるひきこもり。ただし、周囲はおとなしく彼をひきこもらせてはくれない。父親に愛想をつかして家出していた母が突然帰宅し、なぜか同居している母親の愛人は何かとマタロウの面倒を見、幼馴染以上・恋人未満の彼女も入りびたり、そしてアル中の父親はマタロウ同様に2階でひきこもっている。さらに、マタロウの元上司がクレーマーだった客を連れやってきて……。個性的すぎるキャラクターが好き勝手に感情を爆発させ、リビングは大混乱。ドタバタコメディの様相を呈す物語に、客席からは絶え間なく笑いが起こるも、結末は意外な方向へ……。作・演出は、宝塚歌劇団出身で、大作ミュージカルも数多く手がける荻田浩一。耽美的な作風で知られる荻田が、そのパブリックイメージを覆す、アットホームでハートウォームな愛らしい舞台を作り上げた。さらに、7名という少数精鋭の出演者も芸達者揃い。舞台初主演の栗山は、ひきこもり青年という難しい役どころを、どこかしら母性本能をくすぐる可愛さと素直さで好演。その彼女役の舞羽美海は、オタクな少女を思い切りのよい演技で楽しげに演じていたのが印象的だ。初日開幕前には、栗山と舞羽の会見も行われた。初座長となる栗山は「不安と楽しみが半々。客席が近く、お客さまがどんな表情をしているのかが、たぶん全部わかってしまう。皆さんが笑顔であることを祈ります。ほかの6人の共演者が大先輩ばかりなので、僕が引っ張っていこうなどとは思わず、学ぶところは学んでいきたい」と謙虚に意気込みを。その後は、劇中キュートなコスプレ姿を披露する舞羽が「台本を見てびっくりしました。セーラー服を着るのも初めて」と話したところ、栗山から「どのコスプレがお気に入りですか?」と質問が飛び、舞羽が「私は意外と戦隊モノのコスプレが好きなんですが、初めて衣裳を着た時に、栗山さんが私を見て笑ったんです、ひどい!」と苦言を呈すなど、劇中同様の息のあったやりとりで記者たちを笑わせていた。公演は3月7日(月)まで同所にて。チケットは発売中。
2016年03月03日雨宮慶太監督が手がける人気特撮作品『牙狼<GARO>』シリーズの10周年を記念したファン感謝イベント「牙狼10周年記念 魔界ノ宴-GARO FES.-」が11日、千葉県・舞浜アンフィシアターにて開催され、完全新作劇場版アニメーション作品『牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAME-』(5月公開)の最新情報が公開された。劇場版の最大の見どころは、この世の闇に潜む魔物「ホラー」を討滅することを宿命付けられた魔戒騎士レオンとその仲間達によるバトルアクションになるという。今回解禁となったビジュアルでは、これから始まる激しい闘いを前に、覚悟を決めたような強い眼差しを向ける主人公レオンと、その後ろに仲間であるアルフォンソとエマの姿が描かれている。映画ではTVアニメ『牙狼〈GARO〉-炎の刻印-』から4年後の世界が舞台となり、表情や立ち姿も少年から大人に成長し、さらに身にまとうコスチュームも一新され、たくましい印象を与えている。ビジュアル右奥には、新キャラクターであるダリオが登場し、彼が物語にどのように関係していくのかも気になるところ。新ビジュアルにあわせ、最新特報も公開。闘うことを宿命付けられた騎士たちが繰り広げる、激しいバトルアクションを見ることができる。本作では、監督にはTVシリーズ『牙狼〈GARO〉-炎の刻印-』に引き続き林祐一郎氏。脚本にはアニメ『進撃の巨人』やアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』などを手がける小林靖子氏、そしてアニメーション制作は『うしおととら』『残響のテロル』『坂道のアポロン』などのMAPPAが担当する。キャストには、レオン・ルイス役を声優の浪川大輔、アルフォンソ・サン・ヴァリアンテ役を野村勝人、エマ・グスマン役を朴璐美、ヘルマン・ルイス役を堀内賢雄が演じている。(C)2016「DIVINE FLAME」雨宮慶太/東北新社
2016年02月11日『仮面ライダー』シリーズ、『牙狼-GARO-』、『ゴジラ FINAL WARS』など数多くの特撮作品でクリーチャーデザインを担当してきた韮沢靖さんが、2月2日に腎不全のため死去していたことがわかった。52歳だった。韮沢さんの事務所が公式ツイッター、公式フェイスブックを通して発表した。5日に更新された公式ツイッターでは、「2016年2月2日腎不全の為急逝いたしました。享年52歳。これまで応援して下さいました多くの方々に厚く御礼申し上げます。」と報告している。韮沢さんは、『仮面ライダーカブト』『仮面ライダー電王』『仮面ライダーディケイド』などの仮面ライダーシリーズから、『ゴジラ FINAL WARS』、『牙狼-GARO-』などの特撮作品でクリーチャーデザインを手がけたほか、造形作家、イラストレーターとしても幅広く活躍。劇中でヒーローと対峙するアンデッドやモンスターなど、その独創性あふれるデザインは多くのファンに支持されてきた。公式ツイッターによると、今後については「後日長年共にしていますARTSTROMさんと偲ぶ会を執り行う予定です」と説明。「韮沢の魂が宿った作品たちが、いつまでも皆様の胸に残りますことを祈って。」と結んでいる。
2016年02月05日特撮ドラマ『牙狼<GARO>―GOLD STORM―翔』のBlu-ray&DVD(発売元:ポニーキャニオン)発売記念イベントが19日、都内で行われ、キャストの南里美希、井上正大、松野井雅が登場した。発売中の本作は、今年3月に公開された劇場版および、4月から放送されたテレビシリーズ(テレビ東京系)を収録。黄金騎士ガロである道外流牙(栗山航)を主人公に魔獣ホラーとの闘いを描く内容で、ヒロインの魔戒法師・莉杏を南里、テレビシリーズの新キャラクター・ジンガ役を井上、アミリ役を松野井が演じている。『牙狼<GARO>~闇を照らす者~』(2013年)から莉杏を演じてきた南里は、「今までやってきた辛いアクションの集大成。特典映像も盛りだくさんなので、是非見てほしい」と胸を張ってアピール。また、敵役の松野井は、「ファンが悪役にも感情移入してくれて、全体が愛される作品になって良かった」と振り返り、「特典映像では敵味方が学園生活みたいに盛り上がってるので、本編の格好良い私たちとのギャップを楽しんで」と笑顔で紹介した。また、主人公を演じた栗山について、井上は、「人に合わせるアクションが出来てさすが。でも、流牙と栗山航の時のギャップがすごい。演じてる時はめっちゃ格好良いのに、プライベートはフニャフニャ」と暴露。パートナーの南里も、「人として役者としての成長がとても早い。何があっても逃げなくてすごいなと思う」と絶賛しながら、「出会った頃は少年だったのに、今はただのエロオヤジ。オヤジギャグを言うようになって、キャラが崩壊してる」と苦言を呈して笑いを誘った。続けて、本作の共演者で印象深い人物を聞くと、「母がピンク・レディーの大ファンなので、未唯mieさんと共演できて本当に光栄」(松野井)、「未唯mieさんの首を絞めるシーンで、周りのスタッフさんたちが緊張しちゃって。打ち上げの時にお話したけど、気さくで素敵な方」(井上)と感激の言葉。一方、南里は、泉谷しげるを挙げ、「他の女性キャストには優しいのに、私にだけ『おい! 南里!』という調子だった。会うたびに『お前、可愛いからって調子乗ってんじゃねーよ!』って言われて……」と苦笑いしていた。
2015年12月20日公開初日を迎えた映画『人狼ゲーム クレイジーフォックス』の舞台あいさつが5日、東京・新宿武蔵野館で行われ、主演の高月彩良はじめ、冨手麻妙、柾木玲弥、冨田佳輔、村上穂乃佳、奥村秀人、水石亜飛夢、長村航希、山根綺、藤井武美、綾部真弥監督が出席した。本作は、アプリやコミックなどにも飛び火して大人気を博している川上亮原作のホラー小説『人狼ゲーム』の映画版第3弾。映画初主演となる高月彩良を主人公に、 観る者の脳を刺激する生死をかけた高校生たちの頭脳戦・心理戦を描く。監督は、本作が長編映画初めてとなるdTVオリジナルドラマ『みんな!エスパーだよ!~欲望だらけのラブウォーズ~』の綾部真弥監督が担当している。初日舞台あいさつが行われたこの日は、主演の高月をはじめ10人のキャストと綾部監督が勢揃い。高月は「この作品は本当に面白いです! 12人が一生懸命生きている姿がしびれるほど心にグッと来るものがあります。皆さんに今日は楽しんで見て帰っていただければと思います」と観客にアピール。冨手も「今回は個人的に綾部さんの長編映画の初監督ということで綾部監督の記念すべき第1作目に参加させていただいて何よりもうれしいです」と感謝を気持ちを口にしながら「撮影は5日間という過酷なスケジュールでしたが、みんな綾部監督を信じてやりました。その信頼関係が映画にも出ていて、本当に素晴らしい映画になっていて感動しましたよ」と作品の出来に自信を見せた。映画初主演の高月は「(出演が)決まった時は本当にうれしかったです。現場に入ってしまうと12人それぞれ個性の強いキャラクターだったので、私もそのひとりとして一生懸命演じました」と振り返りつつ、「手応えは感じていません(笑)。みなさんの感想を聞くのが楽しみです」と謙そん。座長として問われた際も「いやいや、私はむしろ皆さんに引っ張ってもらいました」と話し、綾部監督から「最年少の座長でプレッシャーはあったと思いますが、彼女自体悩みながら引っ張ったと思います。俳優部も彼女の思い悩む姿に感化されて良くなってましたね」と絶賛されて照れ笑いを浮かべていた。
2015年12月06日