「我が家の教育方針は“きょうだい平等”です。だから、美帆が単独でメダルを取っても、姉妹でメダルをとるまでは喜べません。美帆には、1,000mの表彰セレモニーの会場で会いましたが、高揚感もなく次の競技にむけて淡々としていました」 と語るのは、スピードスケート女子1,500mで銀、1,000mで銅メダルを獲得した高木美帆(23)の父・愛徳さん(60)。美帆の2歳上の姉・菜那(25)は、今回の平昌五輪の女子5,000mに出場し、12位だった。さらに女子団体パシュートでは姉妹が日本代表の中心メンバーとしてそろって出場。娘たちへの精一杯の応援のせいか、少し荒れた声で愛徳さんが語る。 「8年前のバンクーバー五輪は、中学生だった美帆が代表入り。4年前のソチ五輪は菜那だけ出場。姉妹そろって五輪に出場するのは初めてです。これまでの五輪は、どちらかが出場できなかったから親としては複雑でした。今回は、何も考えずに、心の底から喜べましたし、思い切って声援を送ることができました」 スケートが盛んな北海道十勝地方・幕別町に生まれ育った菜那と美帆の姉妹は、小さいときから切磋琢磨してきた。 「スケートだけでなく、サッカーやダンスなど、菜那がやることはすべて美帆もはじめます。でも美帆は器用で運動神経がいいから、どれも姉を追い越してしまう。それが悔しくて、菜那は夢中に練習していました」(愛徳さん) 2人の恩師で、帯広南商業高校の東出俊一氏が語る。 「中学生の美帆が10年のバンクーバー五輪の代表になって、五輪選手に支給されるブレザーやウェアが自宅に届いたとき、菜那は悔しくて”全部燃やしてやろう”と思ったそうです。また応援にいったときも、心のなかで“転べ、転べ”と思っていたと。そんな嫉妬が菜那の原動力。美帆は感情を表に出さないタイプですが、14年のソチ五輪の代表から落選した瞬間、選出されて大喜びしている姉をすごい顔で睨みつけていましたね。あの落選で、姉のように強い思いが必要だと感じたようです」 高校を卒業後は、菜那は実業団に入り、美帆は日本体育大学に進学。それぞれ長野と東京で暮らしていた。ところが14年からナショナルチームの一員として、長期間にわたって強化合宿をするようなってから姉妹に変化があらわれたという。 「久しぶりに姉妹で一緒にいる時間があって、お互いの強みも弱点も認め合うようになったようです。とくに美帆は姉の影響なのか、今回の1,500mで銀メダルをとったあとにも“輝く景色を見てみたい”と、どん欲に感情を出すようになりました」(愛徳さん) 日本を熱くさせた姉妹だが、愛徳さんは淡々とこう語る。 「我が家ではスケートの話はしません。ふたりが競い合っているリンクとは違って、家のなかではリラックスさせたいですからね。だから、今回も、結果に関係なく“お疲れさま”というだけです」 実家に帰ってきた姉妹を、父は少しかすれた声で迎え入れるのだろう。
2018年02月21日4月期のTBS金曜ドラマ枠では、中谷美紀主演で山本文緒の「あなたには帰る家がある」をドラマ化することが決定。中谷さんのほかにも、玉木宏、ユースケ・サンタマリア、木村多江と豪華俳優陣を迎え、“落ちてはいけない恋”によって2組の夫婦が翻弄されていく、大人の群像劇を描くという。■ストーリー主人公・佐藤真弓(中谷美紀)は、結婚13年目の夫・秀明(玉木宏)と一人娘・麗奈との3人家族。子育てはひと段落したものの、私立中学に入学した娘の学費やら諸経費やらが家計を圧迫。生活を守るため、結婚以来、十数年ぶりに仕事を始める決意をする真弓。しかし、秀明は危機感を持つことはなく、真弓の仕事にも家事にも非協力的だ。家事に対してとばっちりのようにしか思っていない秀明と、そんな彼に不満を抱えるばかりの真弓。そんな中、秀明が働く住宅会社のモデルハウスに、茄子田太郎(ユースケ・サンタマリア)と妻の綾子(木村多江)が客としてやってくる。真弓とは対照的な女性である綾子に、衝動的に惹かれはじめる秀明。綾子も秀明との出会いに、運命的なものを感じていたのだった。家族のために頑張ろうと決めた真弓の決断がもとで、夫婦の溝が深まってしまう矛盾。それでも家族の平穏を守るため一人で頑張ろうとする真弓だったが、真弓がそうすればそうするほど、秀明はますます窮屈さを感じ、綾子との“落ちてはいけない禁断の恋”に奔ってしまうのだった…。■原作は直木賞作家・山本文緒の人気作原作は、直木賞作家の山本氏が1994年に発表した同名長編小説。「夫婦」という普遍的なテーマをリアルかつドラマチックに描き、多くの反響を呼んだ人気作だ。ドラマでは、忘れかけていた感情、燃え上がる想いと裏切りの罪悪感に、ハラハラドキドキの展開が繰り広げられる中、物語のラストには、温かな奇跡が用意される予定だという。さらに今回ドラマの制作にあたり、“夫について、子育てについて、仕事と家事の両立について”、スタッフが実際に100人以上の女性に「オンナの本音」を徹底調査。妻たちの赤裸々なエピソードを盛り込んだユーモラスな「夫婦のあるあるネタ」に共感すること間違いなしだ。■中谷美紀×玉木宏、ユースケ・サンタマリア×木村多江が夫婦役主演の中谷さんが演じる主婦・佐藤真弓は、面倒見の良い長女タイプにして、だいぶ強めの妻で家事は苦手。そして真弓の夫で住宅販売会社勤務の秀明を演じるのが玉木さん。家族の平穏を守るため真弓が頑張るほど秀明は窮屈さを感じてしまう。またユースケさんが演じるのは、物語のキーパーソンとなる茄子田太郎。家庭的で美しい妻を持つが、時代錯誤といえるほどの亭主関白でいわゆるモラハラ夫。そんな彼の家庭的で美しい妻・綾子を演じるのが木村さん。家事と育児に没頭することで「幸せだ」と納得してきた綾子だったが、秀明と出会い、強く惹かれていくのだ。■豪華キャスト陣からコメント到着中谷さんは、「平凡に暮らす主婦が、夫がある人妻に恋をしてしまうことで、初めて夫婦の危機に陥り右往左往するような物語です。夫婦の絆という、とても身近ではありますけれども、深く大きなテーマが含まれたドラマです」と本作について語り、「是非ご夫婦の方々もこれからご夫婦になろうとしている方も、夫婦の絆、あるいは愛について楽しみながら、一緒に考えていただけたらと思います」とコメント。中谷さん曰く、「ちょっと駄目なちょっと抜けた旦那様」を演じる玉木さんは、「結婚とはこういうものかなと、若い世代の方に想像してもらったり、実際に結婚されている方々には共感していただけるようなあるあるが詰め込まれています。大人の方や結婚されている方はもちろん、若い世代の方にも楽しんでいただける作品になると思います」と世代問わず楽しめるドラマだと語る。また「新しい、2018年最新型の夫婦のドラマになると思います」と予想するユースケさん。自身の役柄については、「一見、好かれる人間ではないと思いますが、僕は好感を持ちました。わざと嫌われる役や、いやな奴を演じようとは思っていませんし、茄子田太郎としても自分が信じてることを言動に起こしたら、世間的にはちょっと間違っている。そういう人いますよね。きっと、皆さんのまわりにもたくさんいるような人間だと思います」と言い、「どんどん登場人物の見え方と関係性が変わってくるところを楽しんでいただきたいです」と見どころを説明した。そして「心の穴を埋めたくて、自分の居場所を探している人たちの話」と本作について語った木村さん。「(中谷)美紀ちゃんとユースケさんは何度も共演し、信頼できる楽しみな方々です。玉木さんは2度目ですが、真摯にお芝居される方。皆さんと化学反応し合いながら、心がチクチクするようなドラマを作れたらと思います」と意気込みを述べている。金曜ドラマ「あなたには帰る家がある」は4月期毎週金曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2018年02月07日平昌五輪に初めて姉妹そろって出場する、スピードスケート・女子チームパシュートの髙木菜那選手(25)と美帆選手(23)。 ふたりは、’17年12月8日、米国ソルトレークシティで行われたW杯第4戦女子チームパシュートのメンバーとして滑走。世界記録を更新し、優勝している。11月10日のW杯オランダ大会以来、日本の女子チームパシュートは、わずか1カ月で3度も世界記録を塗り替え、一躍、平昌五輪の金メダル候補に躍り出た。そのどのレースでも、チームメンバーとして滑ったのが髙木姉妹だった。 8年前のバンクーバー五輪は、中学生だった美帆が代表入り。4年前のソチ五輪は、菜那だけが出場している。 チームパシュートは、3人で1チームを編成。先頭の選手が入れ代わりながらチームで滑り、最後にゴールした選手の記録で競い合う。姉妹なら、リズムを合わせる点で有利に思える。しかし、菜那は身長155cm、美帆は164cmと体格差があり、おまけに性格は正反対。 高木姉妹の故郷は、北海道中川郡幕別町。清水宏保、島崎京子、長島圭一郎など、五輪のスピードスケート選手を輩出した十勝地方にある町だ。菜那は’92年7月2日、美帆は’94年5月22日生まれ。5人家族で、父・愛徳さん(60)は農機メーカー、母・美佐子さん(55)は介護施設で働き、長男・大輔さん(27)は中学校教諭をしている。 両親ともに、スケート選手の経験はなく、最初にスケートを始めたのは、清水宏保選手の長野五輪金メダルに触発された兄の大輔さんだった。すると、小学1年の菜那が「やってみたい」と言いだして、末っ子の美帆も5歳からヨチヨチと滑り始めた。 とはいえ、姉妹は、スケート一筋だったわけではない。小、中学時代は、冬はスケート、夏は少年団でサッカーをし、ヒップホップダンス教室にも通っていた。 高木家の主な教育方針は、(1)子どもがやりたいと言ったことは極力やらせる。(2)自分で決めたことに責任を持たせる。(3)親は口を出さず、コーチにいったん託したら、信頼して任せるの3つ。 娘たちを信じて、ひたすら見守る両親の大きなまなざしのなかで、姉妹は個性豊かに成長した。 「負けず嫌いで、勝負にこだわる闘争心が誰よりも強かったのが菜那。美帆は、さばさばした性格です」 そう語るのは、姉妹が通った帯広南商業高校スケート部の東出俊一監督。感情をストレートに表現する正直すぎる姉と、常に飄々として、一人で努力し続ける真面目な妹。性格の違いは誰の目にも明らかだった。愛徳さんは当時をこう振り返る。 「スケートの成績は、美帆ばかりが取り沙汰されますが、お姉ちゃんも速かったんですよ。小学校のときは、十勝の試合では常に表彰台の真ん中でした」 しかし、美帆はそれ以上に速かった。小6ですでに、2歳上の姉の記録を抜いていた。 「小学校までは学年別ですが、中学生になると、菜那と美帆が一緒に競い合うレースが多くなります。そのときは、どう声をかけていいのかわかりませんでした」(愛徳さん) 中1の妹のほうが、タイムも順位も、中3の姉より上。 「それからは、妹の存在が、お姉ちゃんのコンプレックスになったでしょうね」(愛徳さん) ’09年12月30日、バンクーバー五輪の代表選考会で、中学3年生だった美帆は1,500mで優勝する。日本スピードスケート史上最年少の15歳で、五輪代表に選ばれた。日本中が美帆を「シンデレラガール」と、騒ぎ立てた。 当時、菜那は高校2年生。家族の前では、愚痴も言わず、明るくふるまっていたが、前出の東出監督には、隠さず本音を漏らしていた。 「五輪選手に支給されるブレザーやジャージ、靴や手袋などが宅配便で送られてきたとき、美帆がいなくて、菜那が受け取ったようなんです」(東出監督) 帰ってきた美帆が、段ボール箱を開け、無邪気に「うわ~っ」と喜んで、ブレザーを着、ウエアや帽子を体に合わせる。それを菜那はジッと見ていた。 「あとで菜那は、私に言いましたよ。『燃やしてやろうと思いました』って。もちろん冗談でしょうが(苦笑)」(東出監督) バンクーバーには、両親と菜那の3人で応援に行った。菜那は「美帆~っ」と旗を振って声援を送りながら、「心の中で『転べ』とか、『ラップ、落ちろ』と思っていたんですよ」と、東出監督に話したという。 「妹に、そんな気持ちになるなんて、仮に思っても、言わないものです。でも、菜那は言ってしまう。しかも、堂々と。それがあの子の強さでもある。菜那のジェラシーは並じゃない。彼女の原動力は美帆への嫉妬心だったんです」(東出監督) バンクーバー五輪で、美帆は成績を残せなかった。1,000mで最下位、1,500mは23位。そんな妹を見て、変わったのは菜那だったと、東出監督は言う。 「バンクーバーで、菜那は大きく変わりました。それまで、美帆ばかり見てきたけれど、五輪には妹よりもっと強い選手が当たり前にいた。美帆を目標にしてもしょうがないと思ったんじゃないでしょうか」(東出監督) それから時を経て、21歳になった菜那は、妹について、「去年ぐらいから、美帆は美帆だし、自分は自分と考えるようになって、一人の選手として妹を捉えられるようになりました」と話すようになっていた。 バンクーバーとソチ、2つの五輪を経て、互いの強みも弱点も、認め合えるようになった髙木姉妹。ふたりそろってチームパシュートの主力選手となったこの4年間で、高木姉妹の絆はさらに強まった。それに呼応するように、記録も伸び続けている。平昌五輪は目前、期待は膨らむ。 「美帆も菜那と一緒なら、気を使わなくて済む。特に菜那は人について滑るのが上手。しかもレースで転んだことがないんです。どんどん引っ張っても、菜那なら意地でもついてこられる。その安心感は、美帆にとって大きいでしょう」(愛徳さん) ふたりの初めての金メダルは、姉妹でつかむ!
2018年01月27日映画『悪と仮面のルール』(公開中)の公開初日舞台挨拶が13日に都内で行われ、玉木宏、新木優子、吉沢亮、中村達也、中村哲平監督が登場した。同作は中村文則の同名小説を実写化。財閥家に生まれた久喜文宏(玉木)は、実父から純粋悪となることだけを望まれて生まれた存在だと明かされ、14歳の時に父を殺すことになる。成長した文宏は顔を捨てて別⼈・新⾕に成りすますが、ずっと思いを通わせる香織(新木優子)の身が狙われたことから、再度罪を犯すことを決意する。玉木とのシーンが多かったという吉沢は、撮影中は「ちょっと距離があった方が役に生きる」と思い「あえて距離を置かせてもらっていた」という。しかし公開前のプロモーションで「常にナチュラルでフランク、すごい素敵な方」という印象になったと明かした。一方玉木は吉沢について「年齢は一回り違うのに、それを感じさせない堂々とした感じがある。力強い芝居をする子で、いい刺激をもらえる人でした」と印象を語り、吉沢も照れたような笑みを浮かべる。また、ドラマーで俳優としても活躍する中村達也は「こんな長い台詞貰ったの初めて! だいたい出て30秒以内に死にます。死亡率80%くらい」と会場を笑わせた。イベントでは、14日に38歳の誕生日を迎える玉木のために、サプライズで"肉ケーキ"が登場した。4kgのアンガス牛のTボーンステーキを中心に、周りを静岡産すだち牛1.5Kgで飾った肉ケーキに、玉木も「すごいなあ〜」と驚愕。感想を聞かれた吉沢は「俺ですか!?」と驚きながら「すごいなあ、ジューシーなお肉が、美味しそうだな〜」と素直に答え、玉木から「ダメな食レポですね。全然おいしさが伝わらない」とつっこまれていた。肉の塊を口いっぱいに頬張った玉木は「喋ることがなかなかできない」と苦笑しつつ、「お肉がものすごく甘い」と感想を語る。「インパクトもあって、いい香りもする。ただ写真にするとどう写るんだろうな。黒い塊にしか見えない」と心配していた。
2018年01月13日俳優の玉木宏が1月13日(土)、都内で行われた主演作『悪と仮面のルール』の初日舞台挨拶に登壇した。翌14日に38歳の誕生日を迎える玉木さんのために、大好きな“肉”を贅沢に盛り付けた特製ケーキがサプライズで登場し、玉木さんは舌鼓を打っていた。皿に盛りつけられたのは、約4キロもあるアンガス牛のTボーンステーキ。その周りにバラをかたどったA5ランクのローストビーフが飾り付けられるという、まさに肉ざんまいな一皿だ。早速、アンガス牛の塊を頬張った玉木さんは「ものすごく甘いですね!」と大満足の様子だった。■玉木宏、新木優子、吉沢亮らキャスト陣集結狂信的な父親によって“純粋悪”になることだけを望まれ、育てられた14歳の文宏は、思いを寄せる養女・香織を守るため、父親を殺害。憎悪する父親の面影を恐れた文宏は、整形し、新谷弘一というまったくの別人として生まれ変わり、香織を陰から見守るが…。芥川賞作家の中村文則による同名サスペンス小説を映画化した。舞台挨拶には玉木さんをはじめ、新木優子、吉沢亮、中村達也、中村哲平監督が出席。玉木さんにとって、特に思い入れが強いのはラストシーンだといい「最初、脚本では空港のロビーという設定だったんですが、どうにか原作通り、車の中に変えていただいた。原作でも大好きなシーンですし、映画の核になるシーンに仕上がった」と誇らしげ。■新木優子「現場の気持ちが1つになった」同じシーンで共演する新木さんも「現場の気持ちが1つになった。撮影しながら、すてきなシーンになると思ったが、想像を超える映像になっていた」と安どの表情を浮かべた。また、原作の大ファンだという吉沢さんは「気合いが入っていた」と回想し、「玉木さんと対峙するシーンでは、気持ちを共有しながら、瞬間瞬間を大事にした」と新境地といえるテロリスト役について話していた。また、主人公の兄を演じた中村さんは「普段から悪役が多いし、だいたい登場して30秒くらいで死ぬことが多かったんですが(笑)、今回は長めのセリフをいただき、めったにない機会なので、一生懸命に覚えた」のだとか。しかし、現場ではセリフに加えて、動きの段取りも多くあったそうで「覚えたセリフが飛びそうだった」とふり返った。『悪と仮面のルール』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年01月13日玉木宏(37)の主演映画『悪と仮面のルール』が1月13日、公開される。 本作で“悪になるために生まれた殺人者”という難役を熱演している玉木はスポーツ紙の取材に対し、「特殊な映画で、勝負したいと思えるような作品なので、多くの人に観ていただきたいと思います」と語っている。 玉木が「勝負したい」と意気込むのには理由があるという。 ドラマ『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)で“千秋先輩役”として出演し、大ブレイクを果たした玉木。いまだに「千秋先輩」と声をかけられることもあるという。そのイメージから「まだ抜け出せていないのでは」という苦悩を、明かしているのだ。 「まだ自分は、あのときを超えられていないのかと思ってしまうんですよね。また次に新しいものが生まれれば、イメージは塗り替えられるという思いがあります」 たしかに近年は、そのイメージを覆すような役どころを演じている。 たとえば昨年末に放送された松本清張原作ドラマ「鬼畜」(テレビ朝日系)では、愛人との間に3人の子どもを作る男を“怪演”。“ドロドロ愛憎劇”にもかかわらずクリスマスイブに放映されたことでも話題を呼ぶとともに、Twitterでは玉木の演技力にも注目が集まっていた。 《玉木宏クズ男の演技うまいなぁ〜!》《玉木宏にのだめの頃の面影ナッシング》《スタイル良い美形はクズ男に役がよく映える リアルにいそう》 これからも、新しい表情を見せてほしい!
2018年01月13日玉木宏が主演を務め、芥川賞作家・中村文則による「ウォール・ストリート・ジャーナル ベストミステリー10小説」選出の小説を映画化した『悪と仮面のルール』。このほど、“悪”に染まった玉木さんや新木優子&吉沢亮らキャストが顔をそろえる予告編映像が完成、さらに注目シンガー・Uruが手がける主題歌もお披露目された。世界で注目を集める人気作家の傑作小説を、玉木さんや新木さん、吉沢さん、中村達也、光石研、村井國夫、柄本明と、若手からベテランまで豪華キャストで映画化することで話題を呼んでいる本作。予告編は、11歳の主人公・久喜文宏が、父・捷三(村井國夫)から、自分はこの世に災いをなす絶対的な悪として創られたことを告げられるシーンから始まる。やがて、父が自分を完全な“悪”にするために、初恋の女性・香織に危害を加えようと企てていることを知り、父を殺害して失踪する文宏。そして、映像は1人の男が顔の包帯を外すシーンに転換。現れるのは、失踪から十数年後、整形手術を施した久喜文宏(玉木宏)の顔だ。顔を変え、過去を捨てた文宏は、別人・新谷弘一として探偵・榊原(光石研)に依頼し、再び初恋の女性・香織(新木優子)に近づく。彼の目的は、影から香織を守ること。文宏は香織を守るためであれば手段を選ばず、相手はもちろん自分の命さえ投げ出す冷酷な殺人者として行動を始めるが、文宏の帰還を知った兄・幹彦(中村達也)や、日本を騒がせているテログループのメンバー・伊藤(吉沢亮)が現れ、香織を狙い始める…。さらに、文宏の目の前に刑事・会田(柄本明)が現れる。「あなたの周りは、よく人が死にますねぇ…」「目的は1つ、1人の女性を守りたかっただけ…」そう言い寄る会田に、文宏は「だとしたら、狂ってますね」と言い捨てるが…。過去を捨て、初恋の人のために殺人を続ける文宏の狂気と悲しみが伺える本映像。実力派俳優陣が演じる強烈なキャラクターたちが織りなす、サスペンスフルな展開に期待十分。また、映像では、Uruによる主題歌「追憶のふたり」も初披露。神秘的な存在感で“謎のシンガー”として注目を集め、話題のドラマ「コウノドリ」の主題歌も担当するUruさん。本作のための書き下ろされた楽曲は、聴く者を包み込むような歌声が、壮大なサスペンスを彩り、“殺人者”文宏、そして彼が全てを懸けて守ろうとする女性・香織の運命に寄り添い、物語をさらに盛り上げる。「お前、人間恨んでるだろ」「もう、お前に幸福はない…」。文宏が背負った壮絶な運命を示す言葉と、苦悩する文宏の姿。“悪”になるために創られ、過去を捨てた男が、それでも生きる本当の理由とは?自らの運命に対峙し最後に下す決断とは?哀しい殺人者の心に潜む闇と、愛に生きようとする切ない想いが交錯する壮大なサスペンス&切なすぎるドラマが幕を開ける。『悪と仮面のルール』は2018年1月13日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月17日日本国内のみならず、アメリカをはじめとした海外でも注目を集める日本人作家・中村文則の傑作「悪と仮面のルール」が、俳優・玉木宏主演で初映画化されることが決定。監督には、CMや「関ジャニ∞」「UVERworld」のMVなどを手掛ける中村哲平が務める。財閥家・久喜に生まれた少年・文宏は、10歳になった年、自身の出生の秘密を知ることとなる。狂気にして巨悪、当主である実父に聞かされたのは、文宏が純粋悪となることだけを望まれて生まれた存在だということ。そして“悪”となるための教育として、14歳の誕生日に「お前に地獄を見せる」と告げられる…。その日までに1年を切ったとき、文宏は父の部屋を覗き見た光景から地獄とは何かを予期する。想いを寄せ合う相手、久喜家の養女・香織が父の手によって汚されようとしている。地獄とは、彼女のすべてが自分を悪にするために、父の手により損なわれてしまうことだと――。香織を守るために、文宏は父を殺すことに。奇しくもそれは、父が望んだ悪に近づくことでもあった。父を殺害した後、文宏は心身を喪失し、歪み、次第に望まない父に似ていく。彼を慮りつつも、父の面影におびえる香織に、文宏は彼女の前から去ることを決意。香織と別れた文宏は、顔を捨てて別人・新谷に成りすまし、彼女を影から見守り続ける。そんな中、彼女の身を狙う存在を排除した文宏は、その裏で糸を引く人物と出会う。その人物とは、父と同じ歪みを持つ、久喜家の者、文宏の兄だった。そしてまた彼女を守るために、文宏は再度罪を犯すことを決意する…。原作は、2002年のデビュー以来話題作を発表し続け、2005年の「土の中の子供」で芥川賞を受賞した中村氏の同名小説。中村氏の作品への評価は国内に止まらず、「The Wall Street Journal」では年間ベスト10ミステリーに2012年・2013年と連続で選出され、2014年にはノワール文学(=犯罪や暴力を主題に据えた小説)への貢献を讃えるアメリカの文学賞「デイヴィッド・グディス賞」を日本人として初めて受賞し、世界的にも注目されている。今回映画化される「悪と仮面のルール」は、これらの世界的な評価を決定的なものにした話題作だ。今回、久喜文宏/新谷弘一役を演じる玉木さんは、「非常にデリケートで難しい役柄」とコメントし、「文宏は整形をして他人の顔を手に入れ、覚悟を決めて進もうとするが、人の内面は整形出来ない。悪に対して理性があるが故の脆さを大切に演じたいと思いながら、この作品と文宏という役に向き合いました」と意識したポイントを明かした。また、「特異な作品だからこそ、『善悪』『真の愛』『家族』『友人』のことを、改めて見つめ直すきっかけになるのでは」と完成への期待を語っている。原作者の中村氏は、「素晴らしい役者の方々に演じていただけて光栄です。現場にお邪魔して、とても面白くなると肌で感じました。大変楽しみにしています」とコメントを寄せている。『悪と仮面のルール』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年04月22日俳優・玉木宏が、数々の映画化・ドラマ化を経てきたピエール・ショデルロ・ド・ラクロの恋愛心理小説の舞台版「危険な関係」で、4年ぶり2度目の舞台に立つことが決定。“稀代のプレイボーイ”を演じ、共謀する妖艶な悪女には鈴木京香がキャスティング。初共演の2人が背徳の恋愛ゲームを繰り広げる。18世紀末のパリ、舞台は華麗なる社交界。社交界に君臨する未亡人のメルトゥイユ公爵夫人(鈴木京香)は、自分を裏切った愛人が15歳の清純な少女セシルと婚約したことを聞く。愛人への復讐のために、メルトゥイユは以前から関係のあるヴァルモン子爵(玉木宏)にセシルを誘惑して堕落させるように依頼する。だが、ヴァルモンは貞節と評判の高いトゥルヴェル法院長夫人(野々すみ花)を誘惑し堕とすことに興味を持っており、メルトゥイユの依頼を一旦は断る。しかし、セシルの母ヴォランジュ夫人がトゥルヴェル法院長夫人に、ヴァルモンのことを非難し近づいてはならないと忠告したと聞き、ヴォランジュ夫人への復讐のために、ヴァルモンはメルトゥイユの依頼を受ける。メルトゥイユ公爵夫人とヴァルモン子爵、2人が仕掛ける退廃に満ちた恋愛ゲームが始まる──!原作「危険な関係」は、世界各国で設定を変えて何度も映画化されたことでも有名な文芸作品。舞台作品としては、イギリスの劇作家クリストファー・ハンプトンが戯曲化、1985年にロイヤル・シェイクスピア・カンパニーによって初演され、ウエストエンドからブロードウェイと上演し大成功を収めた。また、日本ではデヴィッド・ルヴォー演出で1988年に初演されている。本公演は、昨年の10月公演「るつぼ」(演出:ジョナサン・マンビィ)に続く、海外演出家シリーズ“DISCOVER WORLD THEATRE”の第2弾。演出を担うは、日本初登場となるロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身のリチャード・トワイマン。現在はイングリッシュ・ツアリング・シアターの芸術監督を務め、ロンドンのみならず国内外で注目を集める新進気鋭の演出家だ。キャスティングは豪華共演が実現。稀代のプレイボーイ“ヴァルモン子爵”を演じる玉木さんのほか、社交界の華で妖艶な貴婦人・メルトゥイユ公爵夫人役に鈴木さん、ヴァルモン子爵とメルトゥイユ公爵夫人の仕掛ける恋愛ゲームに翻弄される貞淑で信仰の篤いトゥルヴェル法院長夫人役に野々すみ花が挑む。玉木さんは、「登場人物の心と肉体を動かす役どころになるので、自信や野心に満ち溢れてはいるけれど、ピュアな一面も持ち合わせたヴァルモンという男の人生の機微を大切に臨みたい」と意気込みを寄せ、初舞台で舞台の楽しさを実感したことから「またあの時間を体感でき、観劇してくださる皆様にお届け出来る日が来ると思うとワクワク高揚します」と早くも楽しみで仕方ない様子。また、相手役の鈴木さんとは今回初共演。「かねてより共演したいと思う方」と話す玉木さんは、「上品な佇まいがメルトゥイユ伯爵夫人にぴったりだと感じております。今回の役の様な、品位に中に潜む狂気をどのようにアプローチされるのか楽しみにしています」と期待。一方鈴木さんは、「多くの女性を魅了するフランスの光源氏のような役ですが、玉木さんは色気を感じさせる演技の光る方です。きっと素晴らしいヴァルモンになられるでしょう」と印象を語り、「セリフの美しさにひかれています。そして見かわす視線の多彩さ複雑さに驚いています。舞台の上で、どれだけ細やかな表現ができるかが、私にとっての大きな挑戦です」とコメントしている。シアターコクーン・オンレパートリー2017DISCOVER WORLD THEATRE vol.2「危険な関係」は10月、Bunkamura シアターコクーン(東京)、11月上旬に森ノ宮ピロティホール(大阪)にて上演予定。(cinemacafe.net)
2017年03月31日松嶋菜々子が主演する山崎豊子原作のスペシャルドラマ「女の勲章」。この度、主人公を取り巻く登場人物たちに玉木宏、ミムラ、相武紗季、木南晴夏ら豪華俳優陣の出演が決定。さらにファッション業界が舞台の本作を彩る豪華デザイナーたちが発表された。大阪・船場の裕福な羅紗問屋の娘として生まれた大庭式子(松嶋菜々子)。しかし太平洋戦争で家族、財産、住む家を失ってしまう。焼け野原の中、これからは洋服・婦人服の時代が来ると感じた式子はミシンと共に立ち上がり、洋裁学校の設立、チェーンスクールへの発展、デザイナーデビュー、東京進出さらに世界へとファッション業界を舞台に羽ばたいていく。様々な野望、欲望がうずまく中、式子を助けながら次第に学校の主導権を握っていく銀四郎(玉木宏)や、自分の目的をかなえるため、式子の元でたくましく激しくしのぎを削り合う3人の弟子、倫子(ミムラ)、かつ美(相武紗季)、富枝(木南晴夏)。式子の前に立ちはだかる、関西デザイナー協会会長・安田兼子(浅野ゆう子)。そして、式子の疲れた心に寄り添い包み込む存在となっていく大学教授の白石(長塚京三)。ファッションデザイナーとして成功への階段を上りゆく式子の未来に待ち受けている運命とは…。本作で玉木さんが演じるのは、女たちの欲望うずまくファッション業界において、一人軽やかに女性たちのもとを飛び回り翻弄する男・八代銀四郎役。玉木さんは、「台本を読んでいるときよりも立体的に目の前に現れますから、すごくわくわくします。このわくわく感が視聴者の皆さんにも伝わると思います」と心躍らせている様子。また「オリエント急行殺人事件」以来の共演となる松嶋さんについては、「銀四郎としては式子に最初は追いつきたいというところがどこかあったと思うのですが、いつも松嶋さんは凜とされているので自然と追いつこうという気持ちになれます」とコメントしている。そして、恐ろしいまでの野心、欲望を内に秘め、時には感情をむき出しにしながらし烈な戦いを展開する式子の弟子である3人の女性たちに、津川倫子役でミムラさん、坪田かつ美役で相武さん、大木富枝役で木南さんが参加。ミムラさんは自身の役について「よくいるタイプの女性ですが、同性へのエールが込められたキャラクター」と話し、「ままならない現実のうさばらしにしていただいてもよし、よし自分もがんばろうと発憤していただくのもよし、本当にエッセンスがたくさん詰まっている」と語る。また相武さんは「色彩豊かなお洋服など、女性の気持ちをわくわくさせるところがあるドラマになっていると思いますので、世界観にひたって見ていただけたら」とアピール。さらに、銀四郎の大学時代の友人で新聞記者として式子の魅力に注目する曾根英生役に小澤征悦。倫子を愛すればこそ、その愛を利用されてしまう倫子の恋人・野本敬太役に駿河太郎。幼少時代から式子に仕え続ける大庭家の女中・キヨ役に江波杏子。式子の前に立ちはだかる関西ファッション業界の総元締めとも言える関西デザイナー協会会長・安田兼子役に浅野ゆう子。孤高の仏文科大学教授・白石庸介役に長塚京三と豪華キャストたちが集結。本作の見どころの一つ、キャストたちの身に着けているオリジナルデザインの衣裳、アクセサリー、帽子などにも注目!衣裳をデザイン・製作は「Yohji Yamamoto」「Alexander McQueen」などでキャリアを積んだ中井英一朗が担当。松嶋さん、玉木さんが身につけて登場する帽子を製作したのは日本だけでなくパリでも個展を開き海外にも多くのファンを持つ「アキオヒラタ」のチーフデザイナー・石田欧子。ドラマにとって大切な意味を持つ式子の大きなネックレスをデザイン・製作したのは、フランス、イタリア、アメリカなど世界を股に活躍するジュエリーデザイナーの森下まゆり。昨今のドラマでこのような依頼を受けたことはない、とデザイナーたちが口をそろえるほどの仕上がりに期待だ。スペシャルドラマ「女の勲章」は2017年春、フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年02月17日アイドルグループ・V6の長野博(44)と結婚した女優の白石美帆(38)が9日、自身のブログを更新し、祝福コメントに感謝した。結婚発表後初めてブログを更新した白石は、「みなさま、温かなメッセージをいただきまして心よりありがとうございました!」と感謝。「これからもどうぞ宜しくお願いいたします!」とつづった。2人は、11月29日に結婚を報告。長野は、同日放送された日本テレビ系音楽特番『ベストアーティスト2016』(19:00~)に生出演し、ジャニーズ事務所のメンバーに胴上げで祝福されていた。白石はまた、12月14日に放送される『水曜ミステリー9 駐在刑事4~奥多摩渓谷に響く悲しき子守唄~』に出演することを告知。「懸命に生きる人々の選択や命の重みを感じるドラマですどうぞお時間あいましたらご視聴くださいませ~」と呼びかけた。
2016年12月09日アイドルグループ・TOKIOの国分太一(42)が30日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)に生出演。女優の白石美帆(38)と結婚したことを発表したV6の長野博(44)を祝福した。長野が結婚を生発表した29日放送の『ベストアーティスト2016』(日本テレビ系)に出演していた国分は、「本当にうれしいニュース」と喜び、「楽屋にあいさつに行き、『おめでとう』というような話をしたら、控えめに『ありがとう太一』って言ってくれた」と明かした。そして、「僕と長野くん、同じグループにいた時があったんです。僕と坂本(昌行)くんとイノッチ(井ノ原快彦)と、うちのリーダー(城島茂)と山口(達也)くんと、"平家派"というグループなんですけど」と説明し、「鳴かず飛ばずでみんな苦労して…こういうハッピーな話があるとすごくうれしくて」と感激。「思わず写真撮っちゃったんですけど」と長野との2ショットも公開し、左手を見せている自身について「僕が白石さんの役を」と話した。国分は、ドイツワールドカップのときに白石と共演したときの秘話も告白。「フランス経由でドイツに入るはずだったんですけど、トランジットに失敗してしまい、後便で来た白石さんが英語で助けてくれたんです」と明かし、「そこで僕も恋に落ちていた可能性がある」と笑いを誘った。最後に「長野君おめでと!」と笑顔で呼びかけた。
2016年11月30日俳優の玉木宏が、フジテレビ系主演ドラマ『キャリア~掟破りの警察署長~』(毎週日曜21:00~21:54)で見せる"ヨガ"の姿が反響を集めている。アメブロには「ヨガ姿カッコよすぎ」といったコメントが寄せられている。玉木演じる警察署長・遠山金志郎は、劇中でヨガレッスンを受けるのが恒例のシーンになっているが、アメブロでは放送後に、ヨガ姿の写真と、そのやり方を公開。24日には「肩立ちのポーズ」が取り上げられ、過去には「ねじった体側を伸ばすポーズ」「月のポーズ」なども披露されている。この玉木のヨガ姿に、ファンからは「一緒にヨガ教室通いたいな~」「玉木さんのヨガ姿カッコよすぎです」とほれぼれしているコメントや、「この写真シュールwwwwwwww玉木さん最高ですwwwwwwww」と、普段のイメージとのギャップを楽む声も寄せられている。このドラマは、玉木演じるひょうひょうとしたキャリアの警察署長・遠山金志郎が、現場のノンキャリアに反発されながら独特の捜査方法で事件を解決していく姿を描くもの。あす27日の第8話では、ホストクラブに潜入して痛快に事件を解決するほか、「オレオレ詐欺」の捜査にも推理能力を発揮する。
2016年11月26日女優の瀧本美織がこのほど、25歳の誕生日をフジテレビ系ドラマ『キャリア~掟破りの警察署長~』(毎週日曜21:00~21:54)の撮影現場で迎え、主演の玉木宏らからお祝いを受けた様子が21日、Amebaブログで公開された。このドラマは、主演の玉木宏演じるひょうひょうとしたキャリアの警察署長・遠山金志郎が、現場のノンキャリアに反発されながら独特の捜査方法で事件を解決していく姿を描くもの。今月16日に25歳の誕生日を迎えた瀧本は、新米刑事役を演じており、公開された写真には、署長役の玉木や、上司役の高嶋政宏、副署長役の柳沢慎吾ら全員男たちに囲まれてお祝いされている様子が。バースデーケーキには、"警察キャラ"が描かれている。コメント欄には、「おめでとうございます!」といったお祝いのメッセージや、「玉木さんにお祝いされて羨ましい」「現場は全員男で、絶対癒やしキャラですよね!」といったハーレム状態をうらやましがる声も寄せられている。
2016年10月21日玉木宏がキャリアの警察署長でありながら自ら街に出て事件を解決する“平成版遠山の金さん”を演じるドラマ「キャリア~掟破りの警察署長~」が、10月9日(日)今夜からフジテレビ系でスタートする。これまでも「ギルティ 悪魔と契約した女」や「砂の器」で刑事役を経験、先日放送の「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」では検事を演じたこともある玉木さんが、今作で演じるのはその名も“遠山金志郎”。ひょうひょうとしていて変わり者だが、情の厚さを持ち、救いを求める人を助けるため声をあげることのできない被害者に寄り添い、悪を成敗する市民のヒーローという、これまでの刑事役とは一風変わった役どころだ。市民から身近な存在でありたいと、街で出会った人々にも気軽に話しかけていく遠山は、街では警察署長とは思われない服装のため誰からも署長だと思われず、何事も自分の目で確かめないと気が済まない性格のため、捜査員たちは気付かない一見関係なさそうな意外な事柄からも事件解決の糸口を見いだしていくというキャラクター。もちろん遠山の現場の常識に当てはまらない捜査は他の捜査員たちから迷惑がられ、対立は深まるばかりだ。そんな遠山を取り巻く登場人物には、雑用ばかりを押し付けられ、早く認められたいともがくノンキャリアの新人刑事・相川実里を瀧本美織が、叩き上げで係長のポストに上り詰めた完全なる現場主義者でキャリアに対する反発心が強い南洋三を高嶋政宏。さらに刑事課の刑事として白洲迅、半海一晃、勝矢、平山祐介。遠山に憧れる警官役で松本岳。遠山が署長となる北町署の副署長・半田順二に柳沢慎吾。その他遠山のヨガの先生・加納理香を知花くららが、キャリアの警視監・長下部晋介を近藤正臣が演じる。第1話では、入庁後初の現場の所信表明で遠山が警察は“市民の味方”だと強調するも、南洋三らたたき上げのノンキャリアの刑事たちは気に食わない。南や相川実里ら現場の捜査員が連続強盗殺人事件の会議をしているところに遠山がやってきて“見過ごせない事件”があるという。それは被害通報件数1位の落書き。南らが捜査協力を拒否した結果、遠山は実里と落書き犯の行方を追うことになる。しかしその落書きには意外なメッセージが隠されていて…というストーリーが展開。殺人、窃盗のような事件からストーカーやいじめ、隣人トラブルまで市民のまわりで起こるさまざまな事件に大小はない。市民に寄り添おうとする現代の“遠山の金さん”の活躍ぶりに期待だ。「キャリア~掟破りの警察署長~」は、10月9日(日)21時~フジテレビにて放送開始。初回15分拡大。(笠緒)
2016年10月09日4人組グループ・GReeeeNが、玉木宏主演のフジテレビ系ドラマ『キャリア~掟破りの警察署長~』(9日スタート、毎週日曜21:00~21:54 ※初回15分拡大)の主題歌を書き下ろした。タイトルは「暁の君に」(あかつきのきみに)。GReeeeNは「朝を迎えるその瞬間、その暁の間(はざま)に、暗闇や悩み、葛藤が明けて、必ず朝がくるというメッセージを曲に込めました」といい、「玉木宏さんがさまざまな事件を解決する姿、その強さ、優しさによりそえるような楽曲になれたら」と思いを語っている。今回のドラマは、玉木演じるひょうひょうとした警察署長・遠山金志郎が、独特の捜査方法で事件を解決していく姿を描くもの。共同テレビの永井麗子プロデューサーは「金志郎のまっすぐさと、秘めた思いを代弁してほしかったのでGReeeeNさんしかいないと思い起用しました」と狙いを語り、「1話のクライマックスにこの曲をのせたとき、歌詞やメロディーがドラマに絶妙にマッチしていて、鳥肌が立ちました」と、その相乗効果に手応えを感じているようだ。
2016年10月05日俳優の玉木宏が27日(火)、東京・湾岸署の一日署長としてフジテレビ系主演ドラマ「キャリア~掟破りの警察署長~」を共演の瀧本美織、高嶋政宏とPRした。ドラマは、キャリアの警察署長・遠山金志郎(玉木さん)が、平成版遠山の金さんとして市井の事件を解決していく様を描くオリジナルストーリー。この日、全国地域安全運動事前対策会議の場に一日警察署長として登場した玉木さんは「これまで色々な方々が一日署長を務める報道を見てきましたが、いよいよ自分にもこの日が来たかと。この制服を着させてもらうのを楽しみにしてきました」と大役に満面の笑み。“一日警察署長”と書かれたタスキを渡されると「本当に身が引き締まる思い」とし「犯罪は僕らの身近で起こりうるもの。自分も一市民として協力して防犯に努めたい。4年後にはオリンピックが開催されるので外国人にとっても、日本人にとっても安心した街づくりが出来たら」と呼びかけた。また警察の思い出エピソードを聞かれると「職務質問は本当によくある」と驚きの事実を明かしながら「いい年齢なのに顔にヒゲを生やしたり髪の毛が長かったりするので怪しく見られるのかもしれない」と理由を分析。一方の瀧本さんは「ATMでおろした10万円をそのまま置いて出てしまったことがある。それを何時間後かに気付いてその街に戻って警察に行ったらあった。優しい方が届けてくれた」とふり返り「感動しました」と感謝していた。「キャリア~掟破りの警察署長~」は、10月9日(日)21時~フジテレビにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2016年09月27日ドラマスペシャル「巨悪は眠らせない特捜検事の逆襲」の制作発表会見が9月21日(水)、テレビ東京にて開催され、主演の玉木宏、共演の仲代達矢、相武紗季、原作の真山仁が登壇。出演者たちが、共演者たちとの“対決シーン”の撮影をふり返った。同作は、真山さんの長編小説「売国」を原作とする社会派ドラマ。東京地検特捜部に抜擢された気鋭の検事・冨永真一(玉木)が、「永田町のドン」と呼ばれる大物政治家・橘洋平(仲代)をあげることを命じられる。真山作品が民放でドラマ化されるのは初という。NHK連続テレビ小説「あさが来た」以降、民放ドラマ初主演となる玉木さんは、作品に臨む際はどこが作品の“骨”になるのかを考えることを習慣としていることを告げ、「この作品では仲代さんとの対峙シーンが“骨”になる部分だと思いました」と明かした。「変化球を投げずに、シンプルに、ストレートに自分の思いのたけを伝え、セリフの中にも迷いが見えたり、人間らしさを詰め込むことができたら、それは見応えがあるものになるのではないかと思っていました」と、御年83歳の大先輩である仲代さんとの初共演にも、作品作りに集中して臨んだ様子をうかがわせた。完成した作品をすでに観たという仲代さんは、「ほとほと玉木さんに感心しました。というのは、まっすぐな役というのは大変、役者にとって難しいものです」と自らの経験も紹介しながら、玉木さんが難役に挑戦したことを指摘。「それを玉木さんは見事に演じられて」と絶賛した。「私はすべて“受け”で、玉木さんのすばらしい突っ込みを受けさせて頂きました。どうもありがとうございました」と最後は感謝の言葉を口にした。仲代さんが話す間、両手を膝の上に置いて神妙な面持ちで耳を傾けていた玉木さんは、仲代さんの言葉に、ひたすら恐縮していた。また、仲代さんは、相武さんとの“対決”にも言及。相武さんは、幼い頃からの夢を叶えて宇宙航空センターの研究者となった八反田遥を演じている。仲代さんは、「彼女もそうですね。すごい勢いで私に迫ってくるのです。何も言えずに、ただただ後ずさりながら(笑)対決とは言えないよな(笑)本当に、ありがとうございました」と、相武さんに詰め寄られるという“対決シーン”を笑顔でふり返った。仲代さんの言葉を受け、マイクを持った相武さんは、同作の撮影現場で仲代さんに初めて会い、あいさつをしたという。そのまま“対決”シーンの撮影に入り、「怖れ多いやら、何やらで、私はいっぱいいっぱいでした」と当日の様子を言葉にした。続けて相武さんは、「役柄にも集中しなければいけなかったのですが、それ以上に周りのスタッフさんが緊張していました。『仲代達矢さんにこんなに怒って…、緊張するでしょうね』と、朝から色々な方に言われて(笑)もう、言わないでほしかったです(笑)会う方、会う方が、『今日は仲代さんと一緒のシーンですね』とか(笑)」と、笑い話として回顧。相武さんは、「仲代さんを目の前にしてお芝居をするのはすごく光栄なことでした。私は、ただただぶつかっていけばよいという、本当に“若造丸出し”でぶつかればよい役柄だったので、気持よくメッセージを伝えさせて頂きました」と、仲代さんとの共演を果たした心境を語った。ドラマスペシャル「巨悪は眠らせない特捜検事の逆襲」(テレビ東京系)は、10月5日(水)夜9時から放送。(竹内みちまろ)
2016年09月21日俳優の玉木宏が21日、東京・六本木のテレビ東京で行われた、主演を務める同局系スペシャルドラマ『巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲』(10月5日21:00~)の制作発表会見に登場。自身が俳優を目指した作品で主演を務めていた萩原聖人と、今作で初共演を果たすことになり、感慨を示した。同作は、『ハゲタカ』『コラプティオ』などの作品で知られる作家・真山仁氏の長編作品『売国』を原作とした社会派ドラマ。「正義」と「夢」をテーマに、東京地検特捜部に赴任した検事・冨永真一(玉木)が、闇献金疑惑と宇宙開発にまつわる疑獄事件の裏に潜む悪に挑んでいく。玉木は、萩原が主演を務めていたドラマ『若者のすべて』(1994年、フジテレビ系)を見て、「すごく影響を受けて、その時初めて(自分の)未来のことを想像したんです」といい、それがきっかけで役者のオーディションを受けたことを告白。玉木が今回の撮影の際、冨永を補佐する検察事務官で出演する萩原にそのことを伝えると、萩原は「この仕事をして視聴者の反応はもちろんうれしいけど、僕が出演したものを見て目指してくれる人が、ここにいるんだっていうことがすごくうれしい」と喜んでくれたそうだ。同会には若き宇宙研究者の八反田遙役で出演する相武紗季も出席。相武は、自身の役があまりに純粋な性格のため、「最近、不倫したり浮気したり悪女の役が多かったので不安だった」と冗談めかしながら、「皆さんが熱い思いで現場に入っているので、出演させてもらえてよかったなと思いました」と語った。また、今作で遙の指導教授役を務める勝村政信から寄せられた「すっかり秋めいてきましたが、相武さんを眠らせない巨悪な秋はなんですか?」という質問が読み上げられると、相武は「海外ドラマですね。1本見始めたら際限なく終わりまでずっと見続けてしまうので、ついつい秋が涼しくなってくると、眠らせてくれないですね」と、中毒ぶりを明かした。玉木は今作について、「テレビ東京のこれからやってやるぞという気合を感じる作品で、映画のようなドラマに仕上がっています」と紹介。自身が演じた役柄を「検事として悪事を暴いていくんですが、仕事から離れると悩みや葛藤がある一人間。そういう人々が描かれる社会派ドラマであり人間ドラマでもあります」と説明しながら、仲代達矢演じる"永田町のドン"との対決を見どころに挙げた。
2016年09月21日俳優・仲代達矢が玉木宏主演のテレビ東京系スペシャルドラマ『巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲』(10月5日 21:00~)に出演することが24日、わかった。同作は、『ハゲタカ』『コラプティオ』などの作品で知られる作家・真山仁の社会派長編作品『売国』を原作とした社会派ドラマ。「正義」と「夢」をテーマに、東京地検特捜部に赴任した検事・冨永真一(玉木宏)が、闇献金疑惑と宇宙開発にまつわる疑獄事件の裏に潜む悪に挑んでいく。仲代は、玉木演じる検事・冨永が追う大物政治家・橘洋平を演じ、玉木と対峙する。仲代は、「60年も役者をやってきて、いつも若い人の鮮度にはかなわないなあと思いながらやっているんですが、もう83になりまして、そろそろかなあと思っているときにこういう作品に出していただいて、玉木さんと横に並ばせていただいて、大変緊張しております(笑)」と、現在の心境をユーモアたっぷりに語った。"永田町のドン"と呼ばれる大物政治家という役どころについては、「謎めいているというのが一番難しい。こういう性格でこう、って分かっていればやりやすいんですけれど……」とぼやきつつ、「まあ、監督や共演者、スタッフと、どうやったらいいのか試みてみたいと思っています」と前向きにコメント。役者として、大先輩の仲代と共演する玉木は「今、仲代さんとご一緒させていただくことは、すごく意味のあることだと思っていて、緊張感もありますが、良い時間を過ごさせていただいています」と感謝の気持ちを表す。また、玉木は「撮影の中でも、橘との対峙シーンを一つの骨としてずっと考えてきました」と説明し、「迷うところは迷いながら、最終的に橘のところに辿り着いた、という誠意が伝わるようなお芝居を心がけました」と役作りについて語った。
2016年08月24日10月スタートのフジテレビ日曜9時枠の新ドラマで、玉木宏が主演を務めることが発表された。ドラマのタイトルは未定。玉木さん演じる警察署長の「遠山金志郎」が街の繰り出し、悪を成敗していく1話完結のオリジナル作品だという。キャリアの警察署長でありながら、ひょうひょうとした性格で、気になることがあると自ら街に出て事件を解決する遠山金志郎。まさにその名の通り、“平成版の遠山の金さん”のようなこの男は、市民のまわりで起こる大小問わない様々な事件のなかで、その被害者に寄り添い、悪を成敗していく。遠山の思いは、警察は市民から身近な存在で、犯罪の起こらない街にすること。がゆえに街の異変には敏感で、街で出会った人々にも気軽に話しかける。街に出て捜査する時は警察署長とは思われない服装のため、遠山が署長だと気づく人はいない。何事も自分の目で確かめないと気が済まない性格で、捜査員たちの目線からでは見えないもの、一見関係なさそうな意外な事柄から事件解決の糸口を見い出していく。だが、捜査員たちからは現場の常識にあてはまらない遠山の捜査は迷惑がられ、対立は深まるばかりで――。そんな遠山と対立するのが、高嶋政宏演じるノンキャリアのベテラン刑事・南洋三と瀧本美織演じる女性刑事の相川実里。捜査のやり方や考え方が全く違う3人だが、反発しあいながらも次第に認めあえる仲間へと成長していくという。制作は脚本に「5→9~私に恋したお坊さん~」などの小山正太、監督は「リーガルハイ」、映画『エイプリルフールズ』などの石川淳一が担当する。連続テレビ小説「あさが来た」以来の連続ドラマ主演となった玉木さんは、遠山金志郎という役柄について「まず、役名にインパクトを感じましたが、ドラマを視聴していただけたら納得していただけるかと思います。どのような職業、役職であっても、遠山金志郎の様なスタンス、アプローチで物事に向き合えたら良いなと感じる、気持ちの良い人柄だと思います」とアピールし、さらに「役柄的にもチカラを抜きつつ、見やすいけれど、じんわり心を揺さぶることができるようなヒューマンドラマを目指し、撮影に臨みます」と意気込みを語った。共演の高嶋さんは「ドラマでは初共演!どんなトーン、どんな息で来るのか楽しみでなりません!」と興奮気味。さらに、フジテレビ連続ドラマ初ヒロインを果たした瀧本さんは「まだまだ経験も浅いなか、このような機会をいただけて本当にうれしいです!いつも新鮮な気持ちを持って、現場で発揮できるよう頑張りたいと思います」と喜びをコメント。さらに共演する玉木さん、高嶋さんについては「玉木さんとは『レベル7』というスペシャルドラマでご一緒させていただきましたが、お会いするシーンが全くなく、現場でご挨拶だけさせていただきました。高嶋さんは『アナザースカイ』のゲストで来ていただきました。お2人とも存在感がすごい先輩方なので一緒にお芝居させていただくのが光栄です」とメッセージを寄せた。ドラマ第1話は、遠山の入庁からはじまる。所信表明で、警察は“市民の味方”を強調するも、南らたたき上げのノンキャリアの刑事たちは気に食わない様子。南や相川ら現場の捜査員が連続強盗殺人事件の会議をしていると、遠山がやってきて“見過ごせない事件”があるというが、それは被害通報件数1位の落書き。南らは当然捜査協力を拒否、結果、遠山は相川と落書き犯の行方を追うことになるのだが、その落書きには意外なメッセージが隠されていて…。日曜午後9時枠 連続ドラマ(タイトル未定)は、10月から毎週日曜日21時~フジテレビ系で放送。(text:cinemacafe.net)
2016年08月19日俳優の玉木宏が、10月スタートのフジテレビ系新ドラマ『(タイトル未定)』(毎週日曜21:00~21:54)で、主演を務めることが19日、明らかになった。キャリアの警察署長ながら、自ら街に出て事件を解決するという"平成版遠山の金さん"を演じる。このドラマは、『5→9~私に恋したお坊さん~』で脚本を書いた小山正太氏と、『リーガルハイ』などを手がけた石川純一氏が演出を担当する、1話完結のオリジナル作品。ひょうひょうとした性格の警察署長・遠山金志郎が、独特の捜査方法で事件を解決していく姿を描く。玉木は、この役名について「インパクトを感じましたが、ドラマを視聴していただけたら納得していただけるかと思います」と自信。演じるキャラクターについては「気持ちの良い人柄だと思います。オリジナル脚本の中で、どのように変化していくのか、僕自身も楽しみにしております」と語る。共同テレビの永井麗子プロデューサーは、この遠山役について「ひょうひょうさにプラスして、"熱い思い"を表現する役どころです」と説明し、「玉木さんが熱い部分をストレートに表現する役を演じられるのはあまり見たことがない気がしましたので、このドラマでその姿を見たいと思いました」と、玉木の起用の背景を話している。遠山の捜査方法は、現場の常識に当てはまらないことから、捜査員たちに迷惑がられて対立。この、署長に反発するノンキャリアのベテラン刑事・南洋三役を高嶋政宏、一人前になりたいが空回りする刑事・相川実里役を瀧本美織が演じることも決定した。高嶋は「フジテレビでの久しぶりの刑事ドラマ! どんなすてきな出会いがあるのかと今から興奮しています!」、瀧本は「ハラハラドキドキ、でも見終わった後には爽快感のある作品になりそうです」と期待を語っている。
2016年08月19日テレビ東京が放送するドラマ「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」に、連続テレビ小説「あさが来た」以降、民放ドラマ初出演となる玉木宏が主演を務めることが分かった。東京地検特捜部に赴任した検事・冨永真一(玉木宏)は、「永田町のドン」と呼ばれる大物政治家・橘洋平が絡む闇献金疑惑事件の捜査に奔走していた。そのさなか、親友の近藤左門から謎めいたメッセージを受け取る。左門は文部科学省で宇宙開発を担当するキャリア官僚だが、宇宙開発にまつわる疑獄事件の告発メッセージを冨永に託し失踪してしまう。闇献金疑惑と、宇宙開発をめぐる疑獄事件。2つの事件は、双方に関わる大物政治家によって繋がりをみせ始める。一方、幼い頃からの夢を叶え、宇宙航空研究センター(通称・宇宙セン)の研究者となった八反田遙は、憧れの研究生活を始めるが、次第に宇宙開発の厳しい現実に直面する。ある日、遙はパソコンの不審な操作ログの痕跡を見つけたことから、思いがけない事実を知る。以前、捜査で宇宙センを訪れた冨永と面識があったことから、知りえた事実を打ち明けようと遙は冨永に接触するが――。原作は、真山仁の社会派長編小説「売国」(文春文庫刊)。社会に鋭く切り込む真山作品を、民放でドラマ化するのは今回が初。大ベストセラーシリーズ「ハゲタカ」をはじめ、震災後の原発政策とリーダーシップのあり方を問う「コラプティオ」など、数々の最上級エンターテインメント小説を発表し続けてきたが、作家生活10周年記念の第1弾として発表したのが本作なのだ。今回、主演の玉木さんが演じるのは、世間が注目する幼児誘拐事件で成果を上げ、東京地検特捜部への異動を命じられた気鋭の検事・冨永真一役。冨永は赴任早々、大物政治家の関与が疑われる闇献金疑惑の捜査に参加するが、幼なじみの親友の失踪を機に、奇妙な疑獄事件に巻き込まれていく役どころ。玉木さんは、本作がテレビ東京のドラマ初出演。主人公の検事を演じるにあたって、玉木さんは「いまだからこそ、僕自身の年齢に近く、重厚な検事という役がいただけたのだと思います。冨永は30代後半で、年齢は重ねているけれども、検事として特捜部に移ったばかりで、どこか初々しさがあって…。そういった、年齢的な若さではない“初々しさ”を演じていきたいです」と意気込みを語る。また、「検事ときくと“固い”というイメージをもっていましたが、冨永のように特捜部に移ったばかりの初心者もいますし、検事であってもひとりの人間だということを改めて感じました。正義を謳う人自身も葛藤して、真正面から向かっていった結果が“正義だ”となることで説得力が生まれると思います。なので、迷いというものはきちんと表現したいですし、大事に演じたいです」と話した。さらに、撮影については「関東近郊のいろいろな場所での撮影で、いい気分転換になっています。原作に出てくる地方でのロケもありますので、設定に基づいた空気感のもとでできるのは、幸せなことです。キャスト、監督、スタッフと素晴らしい方々が集結していますので、題材も含め、見応えのある作品になると思います。まだ探り探りではありますが、いままでにないような重厚な作品をお届けできるよう頑張りますので、ぜひ楽しみにしていてください」とメッセージ寄せていた。また原作者の真山氏は、「私にとって『売国』は、特別な作品です。小説家デビュー10周年に当たり、『ハゲタカ』シリーズのライバルになるようなシリーズを生み出したいと願い、知恵を絞り、徹底した取材と試行錯誤を重ねて誕生したからです」と執筆の経緯を明かす。今回の映像化に本当に感激したと語った真山氏は、「どこまでも静かでありながら、己の胸の内に秘めた揺るがない正義で巨悪に立ち向かう冨永真一と、宇宙に夢を馳せ、研究とプロジェクトに没頭する八反田遙が映像でどのように光り輝くか楽しみです」と期待を寄せていた。「あさが来た」で主人公の夫を演じ世の女性を虜にした玉木さんが、今回の気鋭の検事をどう演じるのか? 本作のテーマは「正義」と「夢」。東京地検特捜部の正義と宇宙開発の夢。その裏に潜む巨悪。正義とは、国益とは、希望とは何か? 壮大なスケールで描く社会派ドラマに期待していて。「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」は2016年、テレビ東京にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年07月20日俳優・玉木宏が、年内に放送されるテレビ東京系スペシャルドラマ『巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲』で主演を務めることが20日、わかった。同作は、『ハゲタカ』『コラプティオ』などの作品で知られる作家・真山仁の社会派長編作品『売国』を原作とした社会派ドラマ。真山自らが「特別な作品」と語り、「『ハゲタカ』シリーズのライバルとなるようなシリーズを生み出したい」と執筆した作品だという。「正義」と「夢」をテーマに、東京地検特捜部に赴任した検事・冨永真一(玉木宏)が、闇献金疑惑と宇宙開発にまつわる疑獄事件の裏に潜む悪に挑んでいく。玉木はNHK連続小説『あさが来た』以降、民放ドラマ初出演。また、テレビ東京のドラマにも初出演となるが「現在の世の中の流れからすると、非常にチャレンジングな作品だなと思いました。テレビ東京だからこそ、できるのかもしれません」と信頼を寄せる。30代後半という、自身の年齢に近い役柄、さらに検事という設定だが「検事ときくと『固い』というイメージをもっていましたが、冨永のように特捜部に移ったばかりの初心者もい ますし、検事であっても一人の人間だということを改めて感じました」と印象を語る。「正義を謳(うた)う人自身も葛藤して、真正面から向かっていった結果が『正義だ』となることで説得力が生まれると思います。なので、迷いというものはきちんと表現したいですし、大事に演じたいです」と、撮影への気持ちを表明した。テレビ東京の田淵俊彦プロデューサーは「『テレビ東京が社会派ドラマ!?』そう驚かれた方も多いのではないだろうか。しかし、テレビ東京には『池上彰の参院選ライブ』など社会に鋭く切り込む硬派な番組もある」と背景を説明。「『最近、見たいドラマが無い』という視聴者の声も多く聞かれるテレビドラマ界に新風を巻き起こす」と、自信を示した。今回は、同局社屋の"六本木3丁目移転プロジェクト"の一環として放送され、脚本は『おかえり、はやぶさ』『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』の金子ありさ、監督は『ホワイトアウト』『沈まぬ太陽』を手がける若松節朗が務める。(C)テレビ東京
2016年07月20日「さんま御殿2時間SP美女もおブスも花嫁姿&玉木宏もノリノリ祭」が6月7日(火)今夜放送され、現在全国公開中の映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』から玉木宏と広瀬アリスらキャスト陣ほか豪華ゲストが出演する。同番組は明石家さんまが芸能人ゲストたちとトークを繰り広げる「踊る!さんま御殿!!」の2時間スペシャル。今回はスペシャルということで「ノリノリ芸能人」と「独身女子ウェディングドレスSP」の2部構成で放送され、玉木さんと広瀬さんは「ノリノリ芸能人」コーナーに出演、映画でも共演している小倉久寛、渡辺邦斗の2人をはじめ、藤田ニコル、りゅうちぇる、ゆうたろうら今注目の“個性派キャラ”芸能人、人気アイドル「でんぱ組.inc」の最上もが、「りこぴん」の愛称で注目される“日本一カワイイ女子高生”永井理子ら話題の芸能人たちとともにスタジオでさんまさんとトークで盛り上がる。また番組恒例企画となった「独身女子ウェディングドレスSP」では独身女子のゲストたちが華麗なウェディングドレス姿で登場。「モテる女とモテない女の違いはなにか!?」など、まだ見ぬ相手との恋愛について爆笑討論を繰り広げてくれる。玉木さんと広瀬さんが出演している『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』は、島田荘司による人気ミステリー「御手洗潔シリーズ」の最新刊となる「星籠の海 THE CLOCKWORK CURRENT」(講談社刊)をベースに「相棒シリーズ」を手がける和泉聖治監督がメガホンを取って映像化する。主人公・御手洗潔を昨年放送されたドラマ版に引き続き玉木さんが演じるほか、映画オリジナルキャラクターとして登場する編集者の小川みゆきを『ちはやふる』で妹の広瀬すずと“姉妹共演”したことも話題の広瀬さんが演じる。そのほか今回番組にも出演した小倉さん、渡辺さんをはじめ、石田ひかり、要潤、谷村美月、吉田栄作などが脇を固め、35年の歴史を誇る同シリーズ初の映画化に彩りを添えている。「さんま御殿2時間SP美女もおブスも花嫁姿&玉木宏もノリノリ祭」は6月7日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年06月07日玉木宏主演の『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』が6月4日(土)に公開を迎え、玉木さんをはじめ、共演の広瀬アリス、石田ひかり、谷村美月、小倉久寛、和泉聖治監督監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。ミステリー界の巨匠・島田荘司の大人気シリーズを実写化。IQ300を超える天才にして“和製シャーロック・ホームズ”の異名をとる御手洗潔が難事件に挑む。映画の中で「無機質で機械的な男」として御手洗を演じている玉木さんだが、その役柄のせいもあって、共演陣とのコミュニケーションに齟齬が…?映画オリジナルキャラクターのみゆきを演じた広瀬さんは、みゆきという役柄がシリアスな物語から浮いているキャラクターだと説明した上で「玉木さんとも、(現場で)お芝居の話は一切しなかったし、いい感じで噛み合ってなかった」と告白。玉木さんもこれを認め「普段から噛み合ってなくて(笑)、でもそれがよかった」とうなずく。また、谷村さんは公開初日に劇場に足を運び、これから映画を観ようとしている観客を前に「私は、映画を初日に観に行ったことはないので、みなさんの気持ちはわかりませんが…」と語り、玉木さんが慌てて「混んでますからね、初日は」とフォロー。谷村さんは、撮影をふり返り「緊張しました。“映画”って感じの現場で…」と語り、すかさず玉木さんから「映画ですよ?」とツッコミが入ったが、谷村さんは「玉木さんがいらっしゃると、そうじゃなくなって…」と玉木さんがいることで現場の空気が和んだと伝えようとするが、玉木さんは「僕がいると映画じゃなくなった!?」と困惑!谷村さんは続けて、玉木さんの演技について「圧巻でした。こういう人、見たことないと思いました」とたたえるも、どこかちぐはぐな2人のやり取りに会場からは笑いがわき起こっていた。もしも御手洗に事件の解決を依頼するなら?という問いには、玉木さんは「小4のころに一緒に遊んでいた親友がいたんですが、北海道に引っ越してしまい、それ以来、連絡してないので消息を知りたい」と語ったが、広瀬さんは「私、よく転ぶんですよ。身長が165センチあるのに足は22.5センチか23センチなので。それが悩みです」と事件というよりも悩み相談で、玉木さんから「探偵に頼むことじゃなくて、医者かスポーツトレーナーでしょ!」と突っ込まれていた。『探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月04日俳優・玉木宏が11日、都内映画館で行われた主演映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』完成披露イベントに、共演の広瀬アリス、石田ひかり、小倉久寛、吉田栄作、和泉聖治監督とともに出席した。同作は島田荘司原作のミステリー小説で、1981年のシリーズ第1作目発表以来、初の映画化となる。探偵・御手洗潔(玉木)が、編集者・小川みゆき(広瀬)から聞いた、瀬戸内海の難事件に挑む。広瀬は、撮影中の玉木の様子について「よくゴキブリのおもちゃを投げてくるんですよね」と暴露。広瀬はさらに、「撮影が終わってしばらく経った後に、朝ドラ(『あさが来た』)のニュースがありまして、主演の波瑠さんが『玉木さんがゴキブリのおもちゃを投げてくる』と言っていて、『まだやってるんだ!』と思いました」と、笑いをこらえながら話した。意外な一面を明かされた玉木は「やっぱり現場ではコミュニケーションを取らなければいけないと思いますし、会話が生まれた方がきっと、いい関係も芝居上で表せるんじゃないかと思って」と、たじたじになりながら言い訳。しかし、『あさが来た』と、本作の撮影がかぶっていたため「ゴキブリのおもちゃは、ちょっと使い回しでした」と告白した。これを受けて、小倉も「ゴキブリ、アリスちゃんにやるのはわかるんですけど、僕にもやるんです」と告白。「車運転するシーンのところ、手を添えるから見たらゴキブリがあって。『俺にもやる!?』と思って」と驚きを語り、観客の笑いを誘っていた。
2016年05月11日島田荘司のミステリー小説『御手洗潔(みたらいきよし)』シリーズを、玉木宏の主演で実写映画化する『探偵ミタライの事件簿星籠(せいろ)の海』の予告編映像が公開になった。人よりも謎を愛する天才にして奇人、脳科学者ミタライが3つの難事件に挑む。『探偵ミタライの事件簿』予告編映画は島田が「天才探偵・御手洗潔が国内の事件を解決する最後の作品」と宣言したシリーズ最新作『星籠の海』(講談社刊)を基にしており、昨年3月にTV放送されたドラマ『天才探偵ミタライ~難事件ファイル「傘を折る女」~』で主人公・御手洗潔を演じた玉木が続投し、広瀬アリス、石田ひかり、要潤、谷村美月、小倉久寛、吉田栄作らが出演する。監督は『相棒』シリーズの和泉聖治。玉木演じる御手洗潔は、「難しい事件でしたら、よろこんで」と豪語する謎説きが好きな風変わりな脳科学者。映画は、瀬戸内海の小さな島で起こった怪事件(男の死体が半年に6体も流れ着き、その身元は不明のまま)に興味を持った御手洗潔が、その島へ向かうところから始まる。予告編映像には御手洗潔が挑む3つの難事件、半年の間に次々と6体もの死体が流れ着く不可思議な島“死体島”、アパートで外国人女性の変死体が発見される“女性変死体事件”、赤ちゃんが誘拐され、滝つぼに口と目をふさがれた男女が拘束される“居比家誘拐殺人事件”が断片的に登場するほか、「時計仕掛けの海」や「星籠の海の謎」という気になる台詞も差し込まれている。「たったひとつだけ真実があります」と言う御手洗潔は、どのように謎を解き明かしていくのか? 映画化にあたり原作者の島田が新たなストーリー構成を考案したという本作。原作ファンならず、ミステリー好きの期待に応える内容になりそうだ。『探偵ミタライの事件簿星籠(せいろ)の海』6月4日(土)全国ロードショー
2016年03月18日俳優の玉木宏が主演を務める映画『探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海』(6月4日公開)の特報映像とポスタービジュアルが26日、公開された。原作は、ミステリー作家・島田荘司氏による総部数550万部を超える「天才探偵・御手洗潔」シリーズの最新作『星籠の海』。和製シャーロック・ホームズとも称される御手洗が登場する小説は、中短編合わせて49の作品があり、これまで34年間ファンに愛読されてきた。シリーズ初の映画化となる『星籠の海』は、島田氏が「天才探偵・御手洗潔が国内の事件を解決する最後の作品」と宣言するなど、シリーズの集大成とも呼ばれている。本編には主人公・御手洗演じる玉木のほか、広瀬アリス、要潤らが出演。島田氏は、劇中の構成も考案している。特報映像は、天才的な脳科学者で探偵を"趣味"に持つ御手洗の「難しい事件でしたら、よろこんで」との自信に満ちたセリフから始まる。物語の舞台は、島田氏の出身地でもある広島県・福山市。歴史の謎、空から降ってくる死体、水竜、身代金2,000万円といった事件解決の糸口となる多くのキーワードも飛び交い、公文書や爆発する大型船などが次々に映し出される。最後には、日本で唯一、太古から変わることなく6時間ごとに潮の満ち引きが繰り返されている瀬戸内海を前にした御手洗が「犯人はこの特殊な海です」と断言する。同時に公開されたポスターは、スクリーン初登場となる御手洗のインパクトの強い顔が大写しになったビジュアル。それが組み合わされたパズルとして浮かび上がっており、本格的なミステリーの始まりを予感させる仕上がりとなっている。(C)2016 映画「星籠の海」製作委員会
2016年01月26日179日で亡くなった長女のはるちゃんと家族のエッセイ本「My Happiness Rule(マイハピネスルール)」を出版された田中美帆さん。第二子を出産し、今現在、仕事と育児を両立している田中さんに、出版に至るまでのお話とワーキングマザーとしてどんな日々を過ごしているのかを伺いました。───まずは、今どんなお仕事をされているのか教えて下さい。田中 関西美活サークルの運営、代表、ブロガー、メガネのセレクトショップAnother(アナザー)のディレクター兼オーナーなど、好きなことを仕事にしています。───関西美活サークルではどんなことをしていますか? また、始めたきっかけを教えてください。田中 友達やブログの読者さんから「スキンケアは何を使ってるの?」とか「こうゆうお店知らない?」とかオススメのものを聞かれることが多かったので、私が本当に良いと思っている物や人、場所をみんなに知ってもらえる場を作りたいなと思ったことがきっかけです。私のブログやフェイスブックを見た方がイベントに参加し、SNSで紹介してくださってから、どんどん広がっていきました。現在のメンバー数は約1500人です。関西美活サークルには、働く女性や主婦などさまざまな方がいらっしゃいますが、この活動が一人の女性として輝くきっかけの場になれば、と考えています。それから、個人で仕事をしている人、これから何かしたい人が集うランチ会や、クリスマスパーティー等を企画したり、東京の著名な美容家の方をゲストでお呼びして直接メイクを学べるセミナーなどを不定期で開催しています。現在は、メンバーの方に商品開発に入っていただき、率直な意見を出してもらうこともあります。───仕事と子育てを両立する上で大切にすることはなんですか?田中 私は、子どもが生まれた後も仕事を続けたいと昔から思っていたので、個人で仕事をしてきました。やはり雇われていると融通もなかなか利きませんし、私の性格上向いていないと思ったので。今になって、これは正解だったなと思います。子どもを見ながら家で仕事が出来るのでとても働きやすい環境だと感じます。一番大切にしたいものは家族なので、余裕が無くなるほどの仕事を詰め込まないようにしています。子どもの前ではいつでも元気なママでいたいですしね。もちろん、がむしゃらになることも時には大事ですが、常に楽しみながら仕事をしないといい結果が出ないタイプなんです。今回出版させて頂いた本の原稿を書く時も、好きなカフェにパソコンを持ち込んでリラックスしながら書いていました。文章を書くのは大好きなのでいくらでも書けました。娘を想いながらのとても幸せな時間でした。───仕事と育児を両方しているある1日の予定を教えて下さい。田中 だいたい下記のようなスケジュールで過ごしています。 7:00 寝室のカーテンを開けてベッドの上で子どもと戯れる 8:00 その後、主人のおにぎりを作り、仕事に送り出す 9:00 授乳後、出かける準備13:00 子どもを連れて、出版記念トークイベントに出演(子どもは、マネージャーに控室で見てもらう)16:00 子どもがすやすや寝てくれていたので近くのカフェでお茶を飲み、最後に授乳室で授乳18:00 帰宅18:30 子どもとお風呂に一緒に入り、授乳、寝かしつけ22:00 ブログを書く23:00 就寝───子育てをしながら仕事をする上で大切にしていることはなんですか?田中 メリハリです。どうしても子どもがいながら仕事をしていると、やらないといけない事が山ほどあります。家事もあるし。でも、焦ってしまうと目の前の事を片付けても、次のやらないといけない事を考えてしまったりで、結局悪循環。子どもって心ここにあらずの時って気づいている気がするんです。今は、子どももまだ2か月なので主人にも理解してもらい、家事は手抜きをしています(笑)。100%じゃなくてもいいかなって。───今子育ての悩みはなんですか?田中 授乳ケープがうまく使えなくていつも汗だくになります。授乳室があるところは良いのですが、人前でしないと行けない場面では、もう必死です。授乳室があるスポットがもっと増えたらいいなぁ。───今仕事の悩みはなんですか?田中 ありがたい事に、関西美活サークルへの企業からの仕事依頼が増えているのですが、実質2名で運営しているので人手が足りません。2016年は、同じ志を持って仕事が出来る仲間を増やしたいですね。───最近気になっていること、ものがあれば教えてください。田中 家事代行サービス。手が届かない場所の掃除をお願いしたいと考えています。すべてを自分でしようと思ってもなかなか出来ないので、その部分はプロの手を借りるのもひとつの手だなと検討中です。───子育てで悩んだ時はどんな方法で解消していますか?田中 溜め込まずにすぐに主人に相談します。平日は主人が帰ってきた後に今日あった事をお互い話しています。それは結婚当初から変わりません。この時間で、だいたいの事は解決します。今は私が眠たくてなかなか夜更かし出来ませんが、子どもが出来る前は、話しが弾み過ぎて寝不足になるなんてことも多々ありました(笑)。子どもが生まれる前は、カップルの延長のような感じでしたが、今は絶対的なチーム(家族)になれた気がします。───本を出版されたことを、はるちゃんにどんなメッセージとして届けたいですか?田中 はるちゃんから教えてもらったたくさんのメッセージを本にしたよ。私がはるちゃんにもらった生きる力を、今後は私がたくさんの人にしっかりと伝えていくからね! お空からこれからも見ていてね!今回出版された、長女・はるちゃんと家族の日常をえがいたエッセイ本には、愛娘の生と死を経験したからこそ感じる幸せを「マイハピネスルール」として綴っています。すべてを受け入れ、再び人生を歩き出す家族の姿が、すでに手にしている幸せとは何かを優しく問いかけてくれる一冊です。田中美帆(たなか・みほ)1983年生まれ。フジテレビ「あいのり」のテレビ出演をきっかけに、タレントとして活動。その後サロン主宰やアロマのイベント事業を経て、2013年、関西を中心に女性の活躍をサポートするコミュニティ「関西美活サークル」を立ち上げる。また、講演や主催イベントなど様々な活動情報に加え、美容やファッションなど日常を綴ったブログ「SWEET MIE」を開設。1日最高65万PVを誇るパワーブロガーとしても活躍し、アメブロ公式トップブロガーに認定されている。娘・悠(はるか)の妊娠から出産、そして6か月の命の軌跡を綴った記事が話題を呼び、特に女性読者から多くの反響がよせられている。 「My Happiness Rule(マイハピネスルール)」
2015年12月01日