20世紀を代表する芸術家のひとり、スペインのサルバドール・ダリ(1904-89年)の回顧展「ダリ展」が、東京との2会場での開催が決定。日本での本格的な回顧展は約10年ぶりで、過去最大規模の展示となる。本展は、ガラ=サルバドール・ダリ財団(スペイン、フィゲラス)、サルバドール・ダリ美術館(アメリカ、セントピーターズバーグ)、国立ソフィア王妃芸術センター(マドリード)という世界の3つの主要なダリ・コレクションから招来される作品を中心に、日本国内の重要作品を加えた約200点の作品によってダリの世界を紹介する。スペイン、フランス、アメリカとさまざまな場所で創作活動を行ったダリ。絵画や彫刻のみならず、宝飾品、舞台装置、衣裳のデザイン、挿絵や映画の制作までを手掛け、ジャンルを超えて多彩な才能を発揮し、その独特の世界観は、今なお多くの人々を魅了している。本展では、初期から晩年までのダリの創作の軌跡をたどりながら、ダリの世界を多角的な視点で紹介する。ダリのファンならずとも、ぜひ足を運んでみたい。これまで知らなかったダリ作品に出会えるかもしれない。「ダリ展」は、7月1日(金)~9月4日(日)京都・京都市美術館にて、9月14日(水)~12月12日(月)東京・国立新美術館にて開催。(text:cinemacafe.net)
2016年04月25日東京都・両国のAI KOKO GALLERY(アイココギャラリー)は、女性の衣装からみる現代の消費と生活に迫る展覧・即売会「衣装展」を開催する。会期は3月20日~3月21日。開場時間は11:00~17:00。入場無料。同展は、高度経済成長を終えた70年代後期から80年代前半にかけて生まれた女性の衣服からみる現代の消費と生活に迫るもの。衣服の購入理由は人さまざまだが、社会的役割の中で買わざるをえなかった服や、日常着でありながら機能性よりも装飾・個人的趣向を重視して選んでしまった服、コレクション欲よりも購買欲や承認欲求を満たしたい服、気づけば持ってるファストファッションの服など、多種多様な理由によって購入された服がある。人々は、一体誰からの「見た目」に影響を受け、またその装いからどう判断されて生きているのか、今回女性たちから集められる衣服から、その一片を読み解くことができるということだ。なお、同展は、フリーマーケット形式を取っており、出品(展示)された服は来場者が購入することもできる。出品に関してはアンデパンダン形式(非審査・自由出品の開かれた創作発表形式)を取っており、「人生がときめく」服を選び「いつか」に備えた服を手放す勇気を持ちたいと考える人へ、自由な出品を呼びかけている。出品希望は3月19日までに同ギャラリーへ問い合わせが必要となる。また、祖母の代から秘かに受け継がれた春画の写本と艶本を展示する「春画の写本展」も同時開催されるということだ。
2016年03月02日介護事業および保育事業を展開するベネッセスタイルケアは10月24・25日、「ベネッセの介護展2015」を愛知県名古屋市の今池ガスビル内で開催する。「ベネッセの介護展2015」は、老後の病気や暮らしについて学べるイベント。名古屋第二赤十字病院・心臓血管外科の田嶋一喜部長が、心臓病について講演するなど、さまざまなセミナーが開かれる。また同イベントには介護業界に関わる企業も参加していて、展示ブースでは介護用品の体験や相談も可能。世界初の感情認識パーソナルロボット「Pepper」も登場し、そのソフト開発について知ることができる。さらに、企業が行うミニ講座では、腰痛・肩こり・頭痛に効くツボ治療や、シニアのお化粧のコツなどが学べる。開催時間は10~18時となっている。
2015年10月23日