赤ちゃんを産んだからといって、誰もが最初から完璧なママになれるわけではありません。産後にママと暮らすパパが当然と思っていることは、ママにとって当たり前ではないこともしばしば。産後の生活でパパが何気なく言った言葉に傷ついた私が、世の中のパパに知っておいてほしいと思ったことをご紹介します。ママだって、毎日必死に成長中なんです!朝も夜中も関係なく、泣くことでしか意思表示ができない赤ちゃん。娘は生後6カ月ぐらいから夜泣きが始まり、連日の睡眠不足でフラフラな毎日を送っていました。ある夜、娘の夜泣きにしばらく気づけず眠ってしまっていた私。ハッと目を覚ますと、隣で寝ていたパパが娘をあやしてくれていました。 朝になり、何食わぬ顔でパパが発したひと言に怒りを覚えました。それは、「なんでママなのに赤ちゃんの泣き声が聞こえないの?」という言葉でした。 産後ママの現実をもっと知ってほしい私たちにとって初めての赤ちゃんだった娘。もともと子ども好きだったパパは、娘が生まれたことが、ただただ幸せな様子でした。もちろんそれは私も同じでしたが、出産での体力消耗と連日の睡眠不足で、心身ともに余裕がありませんでした。そんなときに、「なんで聞こえないの?」と問われることが、まるで責められているように感じられ、傷つきました。 どうやらパパは、赤ちゃんを産めば女性は自然と“ママとして完璧な機能が備わる”と考えていた様子。何を根拠にそう思ったのかは不明ですが、産後のママは寝なくても平気で、たとえ寝ていなくても赤ちゃんの泣き声に反応でき、どんなときも赤ちゃんのことがかわいくて仕方ないと思っているものだと信じていたようです。「そんなわけないでしょ……」と、パパが描く理想を前に、茫然としてしまいました。 最初から完璧なわけではない 赤ちゃんを産んだ瞬間から、自動的に完璧なママになれるなんて有り得ない話。毎日赤ちゃんと過ごすなかで失敗を繰り返しながら、ママも成長していきます。パパが描いていた“ママ像”は現実の私とは程遠く、意図せず私を傷つけました。そして、産後の体の状態や、産んだから(パパが思う)ママになれるわけではないということをわかっていればこのような理想と現実のギャップは生じないのに……と思いました。 睡眠時間が不足すると、感情や思考のコントロールも難しくなり、起きられないことも当然あります。時には赤ちゃんと一緒にいることがつらくなることだってあります。私はその後、折に触れてパパに今の気持ちや体の状態について発信するようになりました。パパも徐々にその現実を受け止め、責めるような発言は少なくなっていきました。 産後、パパはそれまで当然と思っていた“ママ像”が、私によってことごとく裏切られていくことで、初めて現実を知った様子でした。パパもママも、少しずつ成長していくもの。衝突を恐れず現実を伝え続けることで、親としてお互いが成長していく道を選ぶことができました。 イラスト/imasaku監修/助産師REIKO著者:金谷ともみ第2子妊娠中、5歳の娘の母。働きながら結婚、出産、産休育休を経て復帰、マイホーム購入などを経験。よりフレキシブルな働き方を求めて、ライターに転向。
2021年12月01日YouTube「【12人産んだ】 助産師HISAKOの子育て学校」は、12人のお子さんを産んだ助産師HISAKOさんのチャンネル。登録者数は約42万人でママたちの間でも話題になっています。今日は、12人目を出産後の今の本音を話してくれた動画を紹介! なぜ、12人産んだのか?まずは、12人目の赤ちゃんを抱っこして登場したHISAKOさん。 動画の始まりは、なぜ12人も産んじゃったのかという話からスタートします。みんなによく聞かれる「どうして、12人も産んだの?」という疑問に、HISAKOさんは「本能だから」とズバッと回答。さらに、「HISAKOさんってできやすい体質なんですね」と言われることについては、「私12人産んでますけど、全員計画妊娠ですよ」と答えています。子どもが欲しいと思って、排卵日にタイミングを合わせて妊娠・出産してきたそうです。 1人目から10人目まで産んだあと、離婚。すでに40歳だったので、もう子ども産まないだろうと思っていました。でも、今の旦那さんと出会って再婚して「この人の遺伝子が欲しい!」と本能的に思ったそう。 妊活を始めて、2回の流産も経験し、人工授精もしたけどダメで、もう無理かもと思ったときに自然妊娠したのが11人目。42歳で出産しました。 11人目を産んでもう1人欲しいと思った 妊娠中は「もう、これで本当に終わり」と思っていたそうなんですが、11人目が生まれてきたのを見たら、「もう1人いても楽しいかもしれん」と頭によぎったそうなんです。実は、5人目ぐらいからずっとこの繰り返しなんだそう。楽しそうに笑いながら「もう、これ病気やな〜」と話してくれるHISAKOさんを見てると、本当に幸せそうですね。 60歳の旦那さんも登場!次は旦那さんの番。HISAKOさんにこっちにきてしゃべってと言われて、MARKさんが登場します。HISAKOさんから、「MARKはどうして12人目欲しいと思ったの?」と聞かれて、今度は男性の立場からMARKさんが答えてくれました。 MARKさんも、前の奥さんとの間に3人のお子さんがいらっしゃるそう。今では成人して、みなさん立派にお仕事もされているそうです。「自分のやるべきことは終わったし、これから老後、どうしようかな」と思っているときに、HISAKOさんと出会い、結婚することになり、11人目の子を授かることになりました。 MARKさんは自分のことを「60歳だなんて思ってない、34歳だと思ってる」と笑って話します。11人目の子どもが生まれてみたら「めちゃくちゃかわいいし、この子と新しい人生を生きていける幸せを感じて、次ももっと欲しいと思えた」と話してくれました。 2人が共通して言っていることは、「人生1度きりだし、できることはチャレンジしたい」ということ。だから、できないというゼロところからスタートして、13人目も考えていきたいと話しいます。子育て以外のMARKさんの野望やHISAKOさんとのやりとりも見ていて楽しい! 「MARKさんから溢れるエネルギーが凄すぎます! 生涯現役ってこういう人のことを言うんだなぁ」「マークさん素敵です!! 固定観念にとらわれずに、やりたいことに突き進む所本当に尊敬します!」とMARKさんを尊敬するコメントもいっぱいです。 「【12人産んだ】 助産師HISAKOの子育て学校」では、このほかにもママのお悩みにHISAKOさんが答えてくれる動画を更新中。ぜひご覧ください♪ 画像提供・協力/助産師HISAKO 著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2021年09月26日こんにちは、みいのです。これは、私の無痛分娩の体験談です。■いろんな人に話を聞き、無痛分娩を決意破水した時は突然ジャバっと水が出てきた感じでどこも痛くなかったんです。そして、病院に向かうことに…。■いよいよ出産!? 入院して陣痛待ちたまたま前期破水から始まったので、陣痛を感じる前に入院スタートになりました。もし、破水がなければそのまま陣痛が来るまで自宅待機だったので、その点は普通分娩と同じ進み方だそうです。前期破水からの入院では、次の日まで陣痛が来なければ、誘発剤を打ってから無痛分娩の麻酔を打つ予定になっていました。私の場合はというと、この後、とんでもなく孤独を味わうことになるのでした…。参考: 無痛分娩 Q&A/一般社団法人 日本産科麻酔学会 次回に続く 「無痛分娩で産みました」(全7話)12時更新!本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年09月15日現在2児のママが、2人目を産む前に「これをやっておいて本当によかった!」と実感したことがあるそうです。それは「1人目のトイトレ」。日中の排泄自立はもちろんですが、ほかにも意外なメリットもあったようです。 現在4歳になる長女が2歳ちょうどのときに、トイレトレーニングを開始した私。しかし「魔の2歳児」と言われているように、トイトレを開始してから3カ月くらいは、「気が向けばトイレに行くが、遊びに集中しているとトイレには行かない!」という感じでした。しかし、私自身がおむつ代の節約や2人目の妊活を考え出していたので、「2人目を作る前に長女のトイトレを済ましていたほうが後々ラクだろう」といった思いがありました。 2歳半に日中パンツで過ごすレベルへ長女は、2歳半には親など大人が「トイレに行こう」と言えば、抵抗せずにトイレに行けておしっこもうんちも出せるしお漏らしもないので、外出時もお姉ちゃんパンツでおでかけできるというレベルに達しました。 私にとって「長女のトイトレ計画」の達成後の大きなモチベーションであった「2人目の妊活計画」。しかし、結局のところ「長女のトイトレ計画」達成前の長女が2歳2カ月のときに私は2人目を妊娠したのです。 フライングながらも2人目妊娠まだ完璧に長女のトイトレが完了していないのに、2人目を妊娠してもよいのか、妊活時に迷ったこともありました。 しかし、長女はトイトレを開始して2カ月後には数日に1度お漏らしはありながらも、ある程度は安定してトイレで用を足すことができるように。そのため「この調子だと2人目を出産後には余裕でトイトレも完了しているだろう」と目論んで、ややフライングながらも私は2人目妊活をスタートしたのです。 トイトレを気にせずストレス軽減長女が2歳10カ月のころに2人目が無事に生まれました。このときの長女は日中のトイレは完璧にできており、もちろん自分から「トイレ行きたい!」とも言えていたので、ほぼ自立している状態でした。2人目が生まれて久しぶりの赤ちゃんのお世話にてんてこ舞いになり、なにかとストレスがかかる状態だった私。 しかし、長女のトイレのことはまったく気にせずに過ごせるので、精神的な負担はそれだけでも軽減されました。私にとっては「早めにトイトレしていてよかった!」と思えたのですが、早期にトイトレしていてよかったことはもう1つあります。 夜間のおむつ問題もあっさりそれは「夜間のおむつがいつ取れるのか」というトイトレのネクストステージとも言える新たな問題。結論から言うと、長女は3歳過ぎには自分から「夜のおむつはしたくない」と言いだし、あっさりと夜間のおむつも取れました。 長女が3歳のころといえば、次女はまだ寝返りもできるかできないかの乳児です。万一布団におねしょをされても、次女の体におしっこが当たってしまうということはなく、これは考えてもいなかったメリットだなと感じました。 こうして長女は多少のおねしょの失敗を積み重ね、4歳の今では深夜帯でも「トイレに行きたい」とトイレのためにはっきりと目が覚めるようになり、もちろんおねしょはまったくありません。「早めにトイトレを済ませて本当によかった」と多大なメリットを感じています。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年09月04日YouTube「【12人産んだ】 助産師HISAKOの子育て学校」は、12人のお子さんを産んだ助産師HISAKOさんのチャンネル。登録者数は31万人でママたちの間でも話題になっています。今日は、2人目、3人目の妊娠タイミングについて話してくれている動画をご紹介! 2人目のベストなタイミングっていつ?今回は、視聴者さんからの質問からスタートしました。「2人目以降のタイミングについて聞きたいです。助産師さんに『次の妊娠は1年空けた方がいい』と言われました。なぜ、空けたほうがいいのか知りたいです。また、子どもを産むということは、産休育休で職場に迷惑をかけざるを得ないわけですが、職場で2人子どもを産んだ人がいないので、周りの人から反感を買いそうです」というお悩み。 これって、みなさんでも似たような気持ちや状況の方もいるのではないでしょうか? HISAKOさんは24歳で第一子を出産後、年子で5人子どもを産んでいます。これは、30歳で仕事に復帰したいという気持ちがあったからだそうです。 出産してから1年空けたほうがいいのは本当?「上の子が1歳になるまでは空けたほうがいいよ」というのは、経膣分娩でも言われることですが、帝王切開だと特に言われること。ただ、HISAKOさんはその人の背景や年齢のこともあるので、必ずこうじゃないといけないというものではないといいます。 最近の研究では「出産から1年、もしくは1年2〜3カ月空ければ、次の妊娠のリスクはあがらない」という科学的根拠がわかってきたそうです。ちなみに、それまでWHOが推奨していた間隔は1年6カ月だったので、それよりも少し短くても大丈夫ということになります。これは高齢で2人目がすぐに欲しい女性たちにとっては、希望を与えてくれる研究結果ですね。 目安は月経が再開したかどうかHISAKOさんの考える目安は、月経が再開したかどうか。月経が始まったということは、妊娠ができる体であるということ。赤ちゃんは授かりものだから、あまり難しく考えずに、自分の年齢や周りの環境で考えればいいのではないかと話してくれています。 仕事と妊娠については、「会社にめっちゃ迷惑かかるんですよ〜。でも、権利を主張するんじゃなくて、謙虚な気持ちを持って仕事は一生懸命がんばる。それで十分!」「会社のことばかり考えていたら、ワーキングママは子ども産めません。迷惑はかける。そこはそういうもんやねん。だけど、謙虚な気持ちを持ち続けることで、妊娠に踏み切ってほしい」とエールを送ってくれました。 コメント欄には「2人目考えているタイミングで見れてよかったです。結局は職場とか周りの言葉じゃなくて自分の気持ちだよね」「つわり中は『もうこんな思いしたくない』と思いつつも、臨月の今、すでに三人目が欲しい」とママたちからの本音がいっぱい。 「【12人産んだ】 助産師HISAKOの子育て学校」では、このほかにもママのお悩みにHISAKOさんが答えてくれる動画を更新中。ぜひご覧ください♪ 画像提供・協力/助産師HISAKO 著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2021年09月03日YouTube「【12人産んだ】 助産師HISAKOの子育て学校」は、12人のお子さんを産んだ助産師HISAKOさんのチャンネル。登録者数は30万人でママたちの間でも話題になっています。今日は、12人目を帝王切開で産んだHISAKOさんのおなかを大公開した動画を紹介! 帝王切開後の傷口ケア12人目を46歳で出産したHISAKOさん。11人目までは経膣分娩だったので、今回が初めての帝王切開だったそうです。 帝王切開の方法には縦切開と横切開があります。最近は産後に傷跡が目立ちにくいということから横切開が主流。ただし、縦切開のほうが術野が広く赤ちゃんが取り出しやすいというメリットもあるため、緊急手術などのときには縦切開になることもあるそうです。 統計上、横切開の6人に1人が異常が傷跡になって残る、縦切開の3人に1人が異常な傷跡になって残ると言われているそう。今回、HISAKOさんは縦切開だったため、なるべく傷跡が残らないように産後にケアをしていたそうです。 ケアのポイントは、傷口に刺激や摩擦を与えないこと。具体的には、傷口をしっかり保湿をして、その上から術後ケア専用のテープでしっかり保護します。これにより、下着やズボンのウエスト部分などの刺激からも守ってくれるそうです。通常は産後3カ月ぐらいまでは続けるといいそうです。 12人子どもを産んだおなかを公開! さぁ、いよいよ12人出産したおなかを大公開!「これが12人産んだゆえのおなかなんですよね」と笑って話してくれるHISAKOさん。傷口も下のほうは脂厚性瘢痕になってしまっているそう。一生懸命ケアはしていても、まだまだ時間がかかるようで、これからも産後1年くらいはケアを続けるそうです。 「見苦しかったですか? 私のおなか」と少しだけ心配げなHISAKOさんですが、コメント欄には「12人産んでこのお腹って、奇跡じゃない⁉️」「気持ち悪いわけないです! 見苦しくもない! 12人産んだお腹綺麗です! 感動しました」「人のおなかをみてこんなに笑えて幸せになれたの初めてです!かっこいいおなかですね」と温かいコメントばかり。 産後の体はママの勲章最後にはHISAKOさんからママたちへのメッセージもありました。「産後に太っちゃったとか、帝王切開の傷が気になるママもいると思いますけど、それだけ自分が頑張って命を生み出して、その命を育てているというものすごいことをやった結果の勲章やわな」と話してくれました。 この力強い言葉に、ママはもちろんママ以外の若い女性たちからも尊敬する声がいっぱいです。 「【12人産んだ】 助産師HISAKOの子育て学校」では、このほかにもママのお悩みにHISAKOさんが答えてくれる動画を更新中。ぜひご覧ください♪ 画像提供・協力/助産師HISAKO 著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2021年08月12日YouTube「【12人産んだ】 助産師HISAKOの子育て学校」は、12人のお子さんを産んだ助産師HISAKOさんのチャンネル。登録者数は42.4万人でママたちの間でも話題になっています。今回は、46歳で12人目を出産したHISAKOさんが、高齢出産のリスクについて語る動画をご紹介! 12人目がどうしても欲しかった! まずは、12人目の不妊治療について教えてくれました。HISAKOさんは前の旦那さんとのお子さんが10人います。再婚して、11人目となる今の旦那さんとのお子さんが1人生まれただけでも最初は十分と思っていたそうです。でも、どこかで11人目のお子さんと同じ遺伝子を引き継いでいる兄弟を作ってあげたいと思ったそう。 「上の兄弟たちに失礼かもしれないけど、自分の気持ちに嘘つかんとこ!」と明るく本音を話してくれるHISAKOさん。 できることは全部やって、それから諦めようと44歳で不妊治療をスタートしました。しかし、顕微受精を5回行っても妊娠できませんでした。やれることはやったからあきらめようと言いつつ、手帳には排卵の日にハートマークをつけていたそうです。45歳の1年間はそんなふうに過ごしていました。46歳になってそれももうやめようと決めて、普通に過ごし、でも避妊はしないでいたら、なんと自然妊娠が判明! 妊娠が継続するとは思っていなかった 助産師であるHISAKOさんは、46歳での自然妊娠率、流産率などを考えて、奇跡で妊娠はできたけれども、「きっと流産するな」と思ったそうです。ところが、流産せずにお腹の子は乗り切ってくれました。 46歳の妊娠の心配は流産だけではありません。例えば、染色体異常であるダウン症のリスクは、20代であれば1万分の1ですが、35歳になると300分の1に、46歳になると30分の1になるそう。実際にHISAKOさんも出生前診断について考えました。 でも、出生前診断でわかるのは一部の染色体異常のみ。それ以外にも生まれてこないと分からない異常もたくさんある。さらに、生まれたときは元気でも、そのあと病気や怪我をすることもある。そう思ったら、「そんだけわかって、だから何なん?」と思ったそう。 来るもの拒まず受け入れるしかない 結局は、受け入れるしかないというという結果になったHISAKOさん。でも、不安がないとか、すごい覚悟があるとかそういうことではないと言います。「不安ですよ、一緒やで私も」と。今は、障害があたったりしても受け入れると思っているけど(当時妊娠28週)、実際に生まれてきたらどうなるかわからないと話しています。最終的には、出生前診断は受けないことにしたそうです。 このあと9番目の子どもが生まれてすぐに耳の検査に引っかかったこと、7番目の子どもが発達障害であること、2人とも妊娠中は何も問題がなかったことも話してくれています。 「【12人産んだ】 助産師HISAKOの子育て学校」では、このほかにもママのお悩みにHISAKOさんが答えてくれる動画を更新中。ぜひご覧ください♪ 画像提供・協力/助産師HISAKO 著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2021年07月11日Youtube「【12人産んだ】 助産師HISAKOの子育て学校」は、12人のお子さんを産んだ助産師HISAKOさんのチャンネル。登録者数は41.9万人でママたちの間でも話題になっています。今日は、HISAKOさん46歳と夫60歳の夫婦円満の秘訣についての動画をご紹介! 助産院でも多いセックスレスの相談 Youtubeでも助産院でもめちゃくちゃ多い相談が、妊娠中から産後にかけてのセックスレスの問題。ママ友にも話せず、自分の親にももちろん相談できないことだからこそ、ひとりで抱えてしまいがちなんだそう。 産後になってからパパに構ってられない! 性欲ゼロ!というママもいれば、私はOKなのに、なんでかパパが誘ってくれなくなった……という人もいて、状況はさまざま。ママの気持ちや性格もそれぞれ違うし、パパの気持ちや性格も違うので、何が正解という答えはないけれど、HISAKOさんはパートナーと一緒に家族としてやっていくんだったら、セックスというのはすごく大事なこと考えているそうです。 相手の気持ちに寄り添う 授乳中だったり、育児が忙しかったりしてそういう気分になれなかったとしても、「自分がしたくないから嫌」というのはちょっと違うと話すHISAKOさん。 HISAKOさんが意識しているのは、そういう話もざっくばらんに会話ができる夫婦であるということを大切にしているそうです。セックスをする・しないは別にして、まずは相手に寄り添いたいと思っているそう。その努力を夫婦でしないとうまくはいかないんではないかと実感しているそうです。 10分でいいから夫婦で語り合う 実際に、HISAKOさんが今おこなっているのは、夜必ず夫婦で10分、15分でいいから語り合う時間を意識して作ること。「眠たいし疲れてるから、今日はいいや〜」と言っていたら、その時間は取れません!と断言しています。 さらに、男性に語り合う時間をとってもらうとしたら、女性側の努力が必要とも言っています。何をすればいいかというと、具体的にHISAKOさんは「ありがとう」とひたすら夫に感謝を伝えているんだそう。「なんで私だけが??」と思うママもいるかもしれませんが、これは円満な夫婦関係のために女性はやらなければいけないこと、HISAKOさんはキッパリ言います。 このあと夫のMARKさんの男性ならではの本音も聞けたりするので、ぜひ続きは動画を見てみてください。見たあとは、ちょっとだけ反省してパパにやさしくしなくちゃと思える動画です。 いつも本音トークのHISAKOさん。夫婦生活や夜の営みについても包み隠さず話してくれて、とても参考になるので、ぜひチェックしてみてくださいね。 「【12人産んだ】 助産師HISAKOの子育て学校」では、このほかにもママのお悩みにHISAKOさんが答えてくれる動画を更新中。ぜひご覧ください♪ 画像提供・協力/助産師HISAKO 著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2021年06月18日Youtube「【12人産んだ】 助産師HISAKOの子育て学校」は、12人のお子さんを産んだ助産師HISAKOさんのチャンネル。登録者数は25.5万人でママたちの間でも話題になっています。今日は、HISAKOさんがママたちの悩みをすっきり解決します! 子どもが元気に育っていればそれでええねん今回はママたちの質問に答えることからスタート。 「HISAKOさん 子育ては母乳ですか? 育児用ミルクですか?離乳食は手作りですか? 市販のものですか?お散歩は毎日行きますか?」 この何気ないママからの質問に、HISAKOさんはすでに先入観が入っているとズバッと言い切ります。「母乳やったらえらいってこと? 違かったら結構適当やんって感じになっちゃう?」 結構先輩ママに聞きたいことのあるあるだと思うんですが…。 HISAKOさんは動画の中で、こういうことを疑問に思う時点で、「子育てはこうあるべき」というような、いいママを演じる先入観が入っているとお話ししてくれています。 ママ友から聞かれることもあると思うけど、こういう質問はナンセンス!「どっちでもええわ!」とはっきり。 子どもが元気に育っていればそれでええねん。 HISAKOさん自身は、母乳でも育児用ミルクでも育てた経験があるそう。とくに10人目は生後3カ月のときに離婚したため、ストレスである日ピタッと母乳が止まってしまったそうです。そのあと慌てて育児用ミルクや哺乳瓶を買いに行ったそう。 おかゆにイチゴはあり?!さらにこんなエピソードも。子どもが離乳食のときに、おかゆだけ作ってそのほかの食材がなく、冷蔵庫に唯一あったのがイチゴ。「おかゆとイチゴかぁ、どうしようかな」と思ったそうですが、上の子に「ママ、いちご大福とかあるやん」と言われて、おかゆにイチゴを混ぜたそう。そうしたらなんとめっちゃ食べたんだそうです! このときにHISAKOさんは、「私の中にも先入観があったんや」と思ったと話しています。 離乳食が手作りであれ、市販品であれ、そんなんでママの価値は決まりません!お散歩もママが行きたかったら行けばいいし、しんどかったら、行かなくていい。ママが笑顔でいることが一番やねん。 たくさんのママたちが救われているこんなふうに明るく笑顔で話してくれるHISAKOさんに救われているママたちがいっぱい。コメント欄には「泣ける!」「 救われた!」 という声がたくさん集まっています。 ⚫︎なんかわからないけど、涙が止まらなくなりました。 ⚫︎心がめっちゃ楽になる…。つわりで毎日いってた公園も行けず、ご飯もまともに作れず、ずっとトイレで吐いてるだけで構ってもあげれず自己嫌悪に陥ってたので心がスッと軽くなりました。 ⚫︎2歳8ヶ月と9ヶ月の子どもを育ててます。全然散歩行けてない、部屋の中も汚い。でも、お話聞いて、ほっとしました。モーニングルーティンとかやってるママさんみて、嫉妬とか、凹んだりとかしてたけど、自分の育児なんやから、自分が楽しいんが一番ですよね。 ⚫︎妊娠中でも子供いるわけでもないけど、凄く泣けてきた。「大丈夫!あなたはそれでいいんだよ」って言われている気分。 ⚫︎泣けてきた。モー元気出た!!!!まじでまじでまじでありがとうしかない。 ⚫︎妊娠したこと一度もないですがこの動画すごくいいですね。 ママだけでなく、まだ子どものいない人からのコメントもあり、みんながHISAKOさんの言葉で元気になれているのがよくわかります。この動画以外にも、「【12人産んだ】 助産師HISAKOの子育て学校」では、ママのお悩みにHISAKOさんが答えてくれる動画を更新中。ぜひご覧ください♪ 画像提供・協力/助産師HISAKO 著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2021年05月12日Youtube「【12人産んだ】 助産師HISAKOの子育て学校」は、12人のお子さんを産んだ助産師HISAKOさんのチャンネル。登録者数は25.5万人でママたちの間でも話題になっています。今日は、なぜHISAKOさんが12人のお子さんを産んだのかをお話しする動画をご紹介! どうして12人も子どもを産もうと思ったの? 元々子どもがめっちゃ好きというHISAKOさん。看護師として小児科病棟で働いているときには、入院している子どもたちの隊長として、子どもたちの先頭に立って採血などに連れて行っていたそう。そんな経験と元々の体育会系の性格から、「みんな3人くらい子ども産むんだったら、私は5人くらいいける!」と思っていたそう。 でも実際は、第一子は産んでから可愛いと思うまでには時間がかかったそうです。助産師という仕事をしていたからか、赤ちゃんを仕事の対象としか思えず、「なんで家に帰ってもおむつ変えたり、授乳したり仕事みたいなことをしてるんだろう」と半年くらいは思っていたそう。しかも、出産には58時間もかかるほど難産だったそうです。 ここで「2人目は大変そうだからやめておこう」とならないのがHISAKOさんのすごいところ。「こんなに大変な出産はなかなかないわ、ってことは、第二子産めるわぁ」と思ったそうです。しかも、予言かのように第二子はたった3時間で生まれたというから驚き。そして、第二子を産んだ直後に「あ、3人目いけるわー」って思ったそうです。 こうして年子で3人の子どもを育てるようになったHISAKOさん。その後、体調が崩れて4人目はなかなか授からず、4人目の不妊治療をしようと思ったそうです。 1人目でも4人目でも関係ない! 不妊治療に行った際に先生に「なんで4人目が欲しいの?」と聞かれて、「子どもが欲しいっていう気持ちは1人目でも4人目でも、数とか関係ないんす。ただ欲しいっていうそれだけなんです」と熱く語ったというHISAKOさん。 そのときは、子宮卵管造影と通水検査をして、無事に4人目を妊娠・出産することになりました。その後、5人目を出産し、目標は達成。1人目からの5年間は専業主婦だったこともあり、5人子どもを産んだあとはまた助産師として病院に復帰をしようと思っていたそうです。 しかし、実際に自分が子どもを5人産んで育てて、出産後退院するときのママたちの不安な気持ちや、子どもが1歳になるまで疑問なことだらけなのに聞く人がいない孤独感などを知って、「子育て中のママってめっちゃしんどい」ということに気づいたそう。 そして、そんな産後のママに寄り添うことができるのは、5人子どもを産んで育てている自分だからこそできるんじゃないかと思いました。そこで、いずれ開業することを考え、地域の母子訪問などから復帰を開始したそうです。 3年半後に妊娠した6人目、そして後半チーム! 5人の子育てと助産師としての仕事に追われる中、頭をかすめた6人目。「仕事もしないといけない。でも、子どもも…」そんなことを思いつつ3年半が過ぎたある日、妊娠が判明。そして、6人目出産したあとHISAKOさんはこんな気持ちになったそう。 「ポツンと離れて6人目やったんですよ。なんか6人目ちゃんがひとりっ子みたいに思えて、すごいかわいそうに思えてきて」 「あかんわ、後半チーム!」って思いました。 すごいです! この前向きな姿勢! そして、実際に6人目をきっかけに7人目、8人目を出産。こうなったらと後半チームを完成すべく9人目、10人目まで出産します。このとき、年齢も40歳になっていたこともあり、さすがのHISAKOさんも10人目で本当に終わりにしようと考えたそうです。 ところが、10人目を産んだあとにまさかの離婚。 さて、このあと12人目を産むことになる経緯は、ぜひ動画を見てみてください。40分の長編動画でありながら、150万回再生以上なのは、見た人みんなが圧倒されるHISAKOさんのパワーがあるからこそ。 HISAKOさんの軽快な関西弁トークはおもしろく、後半少し泣ける話も出てきます。44歳で12人目の不妊治療をスタートするきっかけなども見応えあります!妊娠中のママも産後のママもみんなが共感や尊敬できる部分があると思うので、ぜひチェックしてみてくださいね。 「【12人産んだ】 助産師HISAKOの子育て学校」では、このほかにもママのお悩みにHISAKOさんが答えてくれる動画を更新中。ぜひご覧ください♪ 画像提供・協力/助産師HISAKO 著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2021年05月11日■前回のあらすじまだまだ陣痛はこないと思い子どもとのんびり入浴していたら、突然5分間隔の陣痛が始まって…。ようやく入院することができました。しかし、抗生剤の点滴をするため、効き目がでてくるまでの2時間は産まないようにと言われ…(施設により対応は異なります)。そこで、夫のマッサージの練習をすることにしました(笑)この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全16話)「助産師私が産んでみた!~第2子出産編~」は毎日12時更新!
2021年05月11日育児雑誌「ひよこクラブ」の編集長を経て、ベビーカレンダーに移籍し、編集長となった二階堂。20年以上育児メディアの中心にいた二階堂は、子どもを持ちたいと思い続けながらも、その願いが叶うことはありませんでした。自身の経験から強く思うのは「産みたい人が当たり前に産める社会になってほしい」。離婚、再婚を経て、40代で不妊治療を始めるまでの背景を取材しました。 奇跡にかけて期限付きの不妊治療に挑む――二階堂編集長は再婚した46歳で不妊治療を決意します。どんな思いでスタートしましたか? 「さすがにこの年齢で妊娠することは難しいと理解していました。だけど、以前のように何もしないまま、ラストチャンスを逃したくない。『万が一の可能性があるならかけてみたい』と夫と話し合い、1年間の期限つきで不妊治療に挑戦することを決めたんです。少しでも早い方がいいので、再婚して1か月後には専門医を訪ねました」(二階堂) 不妊治療にはステップがあり、排卵日を予測して性交を行う「タイミング法」、濃縮された精液を子宮に注入する「人工授精」、体外で受精した受精卵を培養し、子宮に戻す生殖補助医療の「体外受精」「顕微授精」※と段階を踏んでおこなわれることが多い。※体外受精は、培養液の中で卵子と精子が自然に受精するのを待つ方法で、顕微授精は、卵子に針を使って精子を注入して受精させる方法という違いがあります。――二階堂編集長はもっとも確実性の高い「顕微授精」から治療を始めたそうですね。 「私には時間的な余裕はもうなかったので、最終ステップの一択です。一刻でも早く顕微授精を試みたいところでしたが、まずは採卵から。しかし、卵子はいつでも自由に採れるというわけではありません。卵子はある程度育たないと受精できないので、排卵日が来る前まで卵胞が成熟するのを待つ必要があるんですね※。そのため、週に1~2回は病院に通い、卵子の育ち具合や子宮内膜の厚さをモニタリングしてもらい、状況に合わせてホルモン剤などを服用。採卵のタイミングを計っていました」(二階堂)※卵胞とは、卵細胞とそのまわりの細胞の集団で、成熟するにつれ卵胞膜が大きくなり、水の入った袋のようになり、その中に卵子があります。また卵胞は半年くらい前から複数育ちはじめ、3ヶ月前ぐらいから卵胞刺激ホルモンの命令により育ちます。そのなかで大きくなった1個の卵子が卵胞を破り、卵巣から飛び出します。これが排卵です。なお、同時に、卵子が受精して受精卵となった場合に備えて、受精卵が着床しやすいように子宮内膜は厚くなります。不妊治療では、卵胞の発育を促し、採卵後は子宮内膜を厚く整えるためのホルモン剤が投与されることがあります。 実は、クリニックの方針で、不妊治療の方法は大きく異なる「私の通っていたクリニックでは、卵巣の中で卵胞をなるべくたくさん育てて、1回の採卵で受精可能な卵子をすべて採取しましょう、という方針でした。クリニックによっては母体の負担を考えて1回の採卵数が少ないところもありますが、時間のない私には1回でなるべく多くの卵子を採取するこの治療方法しかないな、と思っていました。 余分に採取した卵子は凍結し、着床がうまくいかなかったときに次の治療に回すことができますし、少しでも若い卵子を使用できる、というメリットもありますね。 主治医によると年齢と共に卵子はどんどん老いていき、妊娠力も低下するとのことでした。子どもが欲しいという思いがあったのならば、妊娠時期を遅らせるにしても、20代や30代の若いうちに卵子凍結だけでもしておけばよかった※。今は、そこも後悔しています」(二階堂)※健康な女性による将来のための卵子凍結は、日本産婦人科学会では「推奨していない」、日本生殖医学会は「40歳以上での採卵・凍結、45歳以上での凍結卵子の使用は推奨していない」としています。 日本生殖医学会のデータによると、ART(体外受精・顕微授精)の妊娠率・出産率は35歳から急低下することがわかります。ただし若い人から卵子を提供された場合は、妊娠率は一定で加齢の影響を受けていません。このことから、卵子の老化が妊娠率を低下させると考えられています。※参考:日本生殖医学会「ART妊娠率・生産率・流産率」※参考:日本生殖医学会(アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が発表した2003 ART Success Rates in USAのデータを用いて作成)「提供卵子と自身の卵子を用いた生殖補助医療による治療成績」 妊娠できたら奇跡、とわかっていても結果を聞いて涙――不妊治療はどのように進みましたか? 「1回目の治療では3個の卵子を採取することができました。採卵数も加齢の影響があり、若い人の方が多く採れるといいます。ところが皮肉にも、妊娠するためには高齢の人ほどたくさんの卵子が必要なんですよね」 卵子のもととなる卵母細胞は、生まれる前から作られていて、胎児のときに約700万個とピークを迎えます。その後急激に減り、思春期には約20~30万個となり、1000個以下になると閉経となります。※出典:Human+(日本産婦人科学会監修) 「主治医と相談し、少しでも妊娠の可能性を上げるために、2個の受精卵を子宮に戻し、1個は凍結保存することにしました。無事に着床すれば、妊娠、ということになります。主治医からは、2個の受精卵を使うため双子を妊娠する可能性があります。でも年齢的にその確率は低いでしょう、と。産めるのであれば、私は双子でもまったく問題なかったんですけどね。 無事に着床し、その後育ったかどうかが判明するのは、子宮に受精卵を戻してからおよそ10日後。病院からの帰り道は気持ちが高揚していて、赤ちゃんを授かることができるかもしれないと、かなり前向きになっていました。けれど数日後に出血が……。ただ、着床の時も出血することがあるので、『大丈夫、これはきっと着床出血だから』と無理やり思い込んだものの、10日後の妊娠判定の結果、妊娠はしていませんでした。2回目は、凍結しておいた受精卵を子宮に戻しましたが、こちらも妊娠に至らず。その後、再度採卵を試みたのですが、そのときは卵胞がなかなか成熟せず、採卵するまでに長く時間がかかりました。それでもようやく2個の卵子を採ることができて受精卵を戻したのですが、この3回目の治療でも、妊娠は叶いませんでした。そして、この3回の治療の間に、私も47歳に。予定していた通り、不妊治療を終了しました。これまでも親に子どもがいないことを指摘されたことは何度かあり、当時は何を言われてもあまり気にならなかったんですね。でも、不妊治療中に言われた『子どものいない人生は寂しいわよ』という実母の言葉はかなりこたえました。母にとっては不妊治療を頑張っている私へのエールだったかなと思うのですが、『子どものいない人生』が現実味を帯びてくると、その言葉の重さが、ずしんとのしかかってくるようでした。クリニックでも、泣きながら診療室を出てくる人の姿をよく見ました。私は高齢での治療だったので冷静に受け止めようとは思っていましたが、結果を聞くたびにやっぱり涙が出るんですよね……。とくに3回目の結果を聞いたときは、もう本当に赤ちゃんは産めないんだと、最後の希望の光が潰えたことに、涙が止まりませんでした」(二階堂) <第3回に続く> 医療監修/医療法人浅田レディースクリニック 理事長 浅田義正先生取材・文/来布十和
2021年02月21日んぎまむさん、無痛分娩で点滴・陣痛促進剤、硬膜外麻酔をおこない、いよいよ出産かと思いきや、子宮口9cmのところでまさかの緊急帝王切開が決定……! そして、ついに出産! 医師に「こりゃ下から産まないでよかったよぉ~!」と言われたわが子は、なんと4キロ超え……!? 「あらぁ~! 4,000g超えてるわよぉ~」と聞こえてきたものの、そのあとすぐ改めてきちんと測る際に「うんちしたらちょっと減った」と、かろうじて3,936gという体重確定をされた、んぎぃちゃん。 ほんの数十gの差とはいえ、これから毎日抱っこするのを考えると、「4kg超えている」のと「3kg台」では気持ちが違う気がして、なんとなくホッとするのだった。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター んぎまむ2017年1月18日生まれの女の子、「んぎぃちゃん」を子育て中。イラスト・漫画制作中心の在宅クリエイター。ベビーカレンダーでは、んぎぃちゃんを妊娠中から出産、育児まで怒涛のんぎまむライフを「んぎぃちゃんカレンダー」として連載中。
2021年02月18日「産んでから助産師を目指した話」第4話。赤ちゃんを産んだあと、助産師を目指した友人の体験談を助産師7年目のママ、おたんこ助産師さん(@otanko_mw)がマンガでご紹介します。 24歳で妊娠し出産した産院で、神助産師に出会ったことから、「私もいつか助産師になりたい」という夢を抱きつづけたママさん。34歳で看護学校に入学し、37歳で新人看護師に。そして、38歳で助産師学校に入学することに! 子どもを妊娠し出産したことで「助産師」という素晴らしい仕事を知り、2人の子どもの子育てをしながら、必死で勉強し夢を叶えつつあるママさん。 「自分が本当に輝きたい場所を見つけてしまったら、今から目指しても遅くはない!どうだってなれる時代に私たちは生きてるんだよ。」 その言葉に、背中を押されたママも多いようです。 SNSの投稿には「私も37歳で助産師学校に入学して、38歳で助産師になりました!」「看護師になるところからスタートしたのはスゴイ!」「勇気をもらいました!」など、ママになっても自分の夢を諦めず、突き進む姿に励まされたという声が多く寄せられていました。このほかの助産師エピソードなど笑える!感動!エピソードはおたんこ助産師さんのInstagramから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 協力/おたんこ助産師
2021年01月25日「産んでから助産師を目指した話」第3話。赤ちゃんを産んだあと、助産師を目指した友人の体験談を助産師7年目のママ、おたんこ助産師さん(@otanko_mw)がマンガでご紹介します。 24歳で妊娠し出産した産院で、神助産師に出会ってしまった……!子育てしながら「私もいつか助産師になりたい」という夢を抱きつづけ、ついに夫に告白! その答えは……? 60歳という若さであっけなくなくなってしまった父……。この出来事が、自分の時間は有限であることを気づかせてくれ、夫に助産師になりたいという思いを告白。 「夫婦は依存しあうんじゃなくて、お互いに成長しあうものでしょ?君がやりたいことがあれば全力で応援するよ!」 夫の神回答により、仕事の出勤前や寝かしつけ後に勉強し、34歳で看護学校に入学。37歳で新人看護師となり、38歳で助産師学校に入学することに! このほかの助産師エピソードなど笑える!感動!エピソードはおたんこ助産師さんのInstagramから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 協力/おたんこ助産師
2021年01月24日「産んでから助産師を目指した話」第2話。赤ちゃんを産んだあと、助産師を目指した友人の体験談を助産師7年目のママ、おたんこ助産師さん(@otanko_mw)がマンガでご紹介します。 24歳で妊娠し出産。入院中、なぜ赤ちゃんが泣いているかもわからず途方に暮れていたら……? 神助産師が現れたーーー! 「ママたちはね、ほとんどのことを周りに頼って手抜きしながら育児していいのよ!」 「赤ちゃんが泣いてるときは、呼吸してるとき!」 「不安になることを焦る必要もないのよ~しっかり生きてるってことだからむしろ安心したらいいのよー!」 そう言って、涙を流すママを励まし、ガハハと笑う神助産師。 この言葉を聞き、助産師ってなんて素敵な仕事なんだ……!と感銘を受けたのでした。このほかの助産師エピソードなど笑える!感動!エピソードはおたんこ助産師さんのInstagramから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 協力/おたんこ助産師
2021年01月23日「産んでから助産師を目指した話」第1話。赤ちゃんを産んだあと、助産師を目指した友人の体験談を助産師7年目のママ、おたんこ助産師さん(@otanko_mw)がマンガでご紹介します。 10代のころから付き合っていた彼と結婚し、24歳でめでたく妊娠。初めてがいっぱいの不安な妊娠期を経て、いよいよ出産! 「え……こんな痛いの?」 壮絶な痛みを乗り越え、無事出産! しかし、休む間もなくやってくる赤ちゃんのお世話に戸惑い、「こんな小さな命を守れるのだろうか……」と不安になってしまったというママさん。 そこになんと神助産師が現れて……!? 次回、彼女の言葉がママさんの人生を大きく変えることに。このほかの助産師エピソードなど笑える!感動!エピソードはおたんこ助産師さんのInstagramから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 協力/おたんこ助産師
2021年01月22日ウーマンエキサイトの読者の皆さま、こんにちは。ちょっ子です。子どもが産まれる前は「ああしようこうしよう…」って想像していたけど全然思った通りにいかなかった…ということって、ありませんか?私ももちろんその1人。私の子育てにおいて「思ってたんと違う」 だった一番最初のエピソードをお話ししたいと思います。息子を妊娠したことがわかった時。実母はすでに亡くなっていますが近くに昔から母親代わりだった叔母がいて助けてくれること、高齢の祖父母にできるだけ早く赤ちゃんに会わせてあげたいという思いから里帰り出産をすることに決めました。この時期の仕事は、夫のデザインの業務のお手伝いをする程度にとどめていたので里帰り中は実家にパソコンを持ち込み、夫の要請があればメールや電話で連絡を取りながら軽い作業をしていました。産後も約二ヶ月、実家に滞在することになっており、その間もこの調子で簡単な仕事ならできるだろうと考えていました。そして息子が生まれ…。私は初めての育児にさっそくヒーコラ言っていました。退院後10日ほど経ったある日のこと…。体の痛みは回復してきたので、夫の仕事を少し手伝うことになりました。そしてパソコンに向かい作業をしようとしたその時、私は重大な事実に気づいたのです。生まれたての息子は当然首がすわっていないため、頭に手を添えておかねばなりません。あぐらをかいて座り息子を抱え込むようにして左手で首を支えれば右手はあくけど、そうなるとキーボードの操作はもうできませんよね!布団に寝かせたら泣いてしまうし、その時はたまたま家に私と息子しかおらず、誰かに息子を託すこともできません。どうしてこんな基本的なことを想像できなかったのでしょう…。産んだ後も、簡単な作業なら自分の都合でできると思っていたなんて本当に甘かった…!仕事している横でおとなしくしててはくれるとはかぎらないし、抱っこしてしまうと物理的に手が足りないのです。赤ちゃんがいると「今すぐやらなきゃいけないこと」は高確率でできない場合が多い。今ならそれが当然のこととわかるのですが、当時の私は実際にその場面にぶちあたるまで想像できていなかったのです。夫も実際の様子を見ていないので「できない」という意味がわからなかったようで、話してもなかなかピンときてもらえず悲しかったですね…。「子どもにかかりっきりで絶対に何もできないタイミングがある」、「ひとりで子の面倒を見ながら仕事するのは不可能」という、どシンプルな育児のセオリーを思い知った最初のできごとでした。(ちなみにこれを皮切りにこの後も、保育園に入れない…など数々の「思ってたんと違う」に見舞われます!)
2020年12月09日頼れる親がそばにいてキャリアを積むことができた義母と、頼れる人もなく夫と二人三脚で育児をしている私の相性はよくありません。赤ちゃんを産む前から相性の悪さを感じていましたが、赤ちゃんが生まれたあとは余計イライラ……。義母に対して不満を抱いた出来事を紹介します。 産後すぐに「いつ働くの?」私は学生結婚で、若くて体力があるうちに結婚できたメリットを生かそうと22歳で妊娠、23歳で出産しました。そのため、正規雇用で働いた経験はありません。そのことを義母は良く思っていなかったようで、産後は何かにつけて「いつ働くの?」と聞いてきました。 私もその言葉に焦りを感じ、産後1カ月半で高校教師の仕事に就いたのですが、結局体を壊す羽目に。もっと私の体のことも考えてくれたら……と今でも恨めしく思ってしまいます。 催促の嵐! 「写真と動画ちょうだい」 多忙な仕事に就いた私は、子どもとの触れ合いと仕事との両立に四苦八苦する日々を過ごしていました。そんな私のもとに義母からよく連絡がきていたのですが、その内容のほとんどは「孫の写真と動画を送って」というもの。私は限られた時間のなかで、携帯のレンズ越しではなく、直接子どもと触れ合いたいのに……とイライラ。 私の気持ちを伝えても、「遠方にいて会えないから」と催促する義母。イライラが募って、結局着信拒否するまでに至りました。 子どもの写真を勝手にSNSにアップ義母からの電話を着信拒否したあと、過労で倒れて寝込んだ私。調子がいいときはネットサーフィンをして気を紛らわせていたのですが、あるとき義母のSNSを発見しました。 すると、許可もしていないのに私の息子の写真がアップされているではありませんか! これには怒り心頭で、すぐにすべての投稿を消すよう夫から義母に伝えてもらいました。あまりのメディアリテラシーのなさにガッカリすると同時に、今思い出してもイライラしてしまうほどの出来事でした。 遠方に住んでいても、とやかくうるさかった義母ですが、夫を介して連絡を取り合うようになって、ようやく少し落ち着きました。義母との距離を程よくとるということは、とても大切なことだと感じました。 イラスト/(c)chicchimama著者:鏡 環2歳の息子の母。現在第二子妊娠中。元高校教員。うつ病と闘いながら夫と二人三脚で育児に励む。
2020年11月30日赤ちゃんを産んだからといって、誰もが最初から完璧なママになれるわけではありません。産後にママと暮らすパパが当然と思っていることは、ママにとって当たり前ではないこともしばしば。産後の生活でパパが何気なく言った言葉に傷ついた私が、世の中のパパに知っておいてほしいと思ったことをご紹介します。 ママだって、毎日必死に成長中なんです!朝も夜中も関係なく、泣くことでしか意思表示ができない赤ちゃん。娘は生後6カ月ぐらいから夜泣きが始まり、連日の睡眠不足でフラフラな毎日を送っていました。ある夜、娘の夜泣きにしばらく気づけず眠ってしまっていた私。ハッと目を覚ますと、隣で寝ていたパパが娘をあやしてくれていました。 朝になり、何食わぬ顔でパパが発したひと言に怒りを覚えました。それは、「なんでママなのに赤ちゃんの泣き声が聞こえないの?」という言葉でした。 産後ママの現実をもっと知ってほしい私たちにとって初めての赤ちゃんだった娘。もともと子ども好きだったパパは、娘が生まれたことが、ただただ幸せな様子でした。もちろんそれは私も同じでしたが、出産での体力消耗と連日の睡眠不足で、心身ともに余裕がありませんでした。そんなときに、「なんで聞こえないの?」と問われることが、まるで責められているように感じられ、傷つきました。 どうやらパパは、赤ちゃんを産めば女性は自然と“ママとして完璧な機能が備わる”と考えていた様子。何を根拠にそう思ったのかは不明ですが、産後のママは寝なくても平気で、たとえ寝ていなくても赤ちゃんの泣き声に反応でき、どんなときも赤ちゃんのことがかわいくて仕方ないと思っているものだと信じていたようです。「そんなわけないでしょ……」と、パパが描く理想を前に、茫然としてしまいました。 最初から完璧なわけではない 赤ちゃんを産んだ瞬間から、自動的に完璧なママになれるなんて有り得ない話。毎日赤ちゃんと過ごすなかで失敗を繰り返しながら、ママも成長していきます。パパが描いていた“ママ像”は現実の私とは程遠く、意図せず私を傷つけました。そして、産後の体の状態や、産んだから(パパが思う)ママになれるわけではないということをわかっていればこのような理想と現実のギャップは生じないのに……と思いました。 睡眠時間が不足すると、感情や思考のコントロールも難しくなり、起きられないことも当然あります。時には赤ちゃんと一緒にいることがつらくなることだってあります。私はその後、折に触れてパパに今の気持ちや体の状態について発信するようになりました。パパも徐々にその現実を受け止め、責めるような発言は少なくなっていきました。 産後、パパはそれまで当然と思っていた“ママ像”が、私によってことごとく裏切られていくことで、初めて現実を知った様子でした。パパもママも、少しずつ成長していくもの。衝突を恐れず現実を伝え続けることで、親としてお互いが成長していく道を選ぶことができました。 イラスト/imasaku監修/助産師REIKO著者:金谷ともみ第2子妊娠中、5歳の娘の母。働きながら結婚、出産、産休育休を経て復帰、マイホーム購入などを経験。よりフレキシブルな働き方を求めて、ライターに転向。
2020年11月24日ママ友が仕事に復帰!息子が小学生、娘が幼稚園の年中さんの秋のことです。降園後は公園に寄り道して帰るようになりました。クラスに慣れ、年間の園の行事などの流れがわかってくると、ママたちの間では来年度のことも話題に。仕事に復帰するというママや、今までに経験のない新しい仕事を始めるママがいて、子ども中心の生活が少しずつ変わりつつあるのを感じた私。でも今の自分の環境では、子どもを授かる前のように仕事をするのはちょっと難しいかな…。そこで、ママ友に働きやすいと教えてもらった未経験の仕事を、子どもたちがいない昼間の時間にやってみることにしたのですが…。どうして私はできないんだろう…と悶々ほかのママたちは家のことも子どものこともしっかりこなしながら仕事もしているのに、どうして私はできないんだろう…。私はそう思って、ずっと悶々としていました。でも、何気なく訪れた神社で大きく深呼吸をしたとき、ふと思ったのです。生まれたての赤ちゃんだった息子は24時間ずっとお世話をしないといけなかったな。でも、今は小学生になって、ひとりで帰ってきてカギを開けて家に入ることができるようになった。子どもたちは日々成長して大きくなり、いずれもっと手がかからなくなる。これから大きくなればなるほど、私は自分の時間が増えるのです。きっとさみしくてしょうがなくなるくらい、母の手を必要としなくなってしまうでしょう。そう思ったら、まわりと比べてあせらなくてもいいのかなと思えてきました。私が私であるために心がけていることこの日の気持ちを忘れないように、御朱印帳を持つことにした私。ちょっとした時間を見つけて、自分が今までに行ったことのあるいくつかの神社を訪れ、心を落ち着かせる時間を持つようになりました。受験生の時に合格祈願をした神社。仕事がうまくいくようにお参りした神社。素敵なご縁がありますようにとお参りした縁結びの神社。自分の今までの人生を振り返り、今まで積み上げてきた「私だけの人生」を思い返します。すると「あんなにたくさん悩んだけど、頑張ってきたな私!」と、自分で自分をちょっとだけほめてあげたいような気持ちになってきました。私は私。私のままでいい。そう思うと、まわりのママばかりうまくいってるような気がしていたモヤモヤが、スッとなくなっていきました。きっと自分だけのなにかが見つかる時が来る御朱印帳を持つようになってから、折れかけていた心がちょっとずつ前向きになってきた私。勘が鈍らないように仕事に関する本を図書館で借りてきたり、友達に仕事の話を聞いたり、これだけは忘れないようにしようと思ったことを続けるうちに、少しずつ目標を見つけられるようになりました。そして1冊目の御朱印帳がいっぱいになった頃、このあんふぁんwebのママニュースを書かせていただくというご縁がありました。いつかきっと実を結ぶ時が来る。どんな形になるかはわからないけれど、きっと自分だけのなにかが見つかる時が来る。今はそう実感しています。この御朱印帳は、私が日々悩んだ気持ちや神社まで歩いた時間、そしてそこで出会った気づきがたくさん詰まっています。これからもずっと、私の大切な宝物です。そして今はなかなか外出しづらい日が続いていますが、2冊目の御朱印帳はこれから初めてお参りする神社の御朱印でいっぱいになったらいいなと思っている私です。<まんが・文:しみず宇海>
2020年11月20日【ママ戦記】第7話第七話の今回は、独身時代の記。毎日深夜遅くまで残業する多忙な会社員生活を送り、ストレスで生理不順に。どんなに一生懸命働いていても、男性社員が女性社員に対して勝手にキャリアや仕事を制限していて、モヤモヤ……。 「仕事続けながら、当たり前のように結婚して、子どももいていいな……」 「働くことと子どもを持つことが矛盾していなくていいな……」 子どもを妊娠し、産み、育てることで、少なからず仕事を休む必要があるワーママたち。多忙な独身時代は、キャリアを中断しなくていい男性をうらやましいと思ってしまうことも……。 もうのはなこさんの思いに、Instagramのコメントでは「ものすごくわかります!」「健康を優先してキャリアを失ったけど、子どもに出会えたのでよかったです」「教科書に載せるべき内容」など、共感の声が多数寄せられていました。 女性妊娠、出産、子育てがキャリアの邪魔をしない。そんな世の中が当たり前になるといいですね。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター ものうはなこ2歳男子と夫との3人暮らし。 フルタイムで働くワーママ。 妊娠・出産・共働き育児をテーマに、 日々を記録する漫画を描いております。
2020年11月05日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第92話。頑張って産んだかわいいはずのわが子に怯えるようなってしまい……。根がくそまじめな私。赤ちゃんのお世話も、ひたすら素直に真正面からこなしていました。実家に里帰りはしていたものの、夜はほぼ赤ちゃんと2人きりの生活。仕事で疲れている母に頼ることもできず、日に日に睡眠不足と疲労が溜まっていき……。 「ママならぬ日々」第92話 ハナの泣き声が聞こえた瞬間、全身がこわばって心臓がドキドキしました。あんなに頑張って産んだ、何よりも大切なわが子のはずなのに「こわい」と思い、そう思う自分を認めたくない気持ちでいっぱいになりました。いつの間にか、マタニティブルーズになっていたんだと思います。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2020年10月24日資生堂「専科」は、首都圏在住のフルタイム・パートタイムで働く女性1,050人(うち、働くママ225人)を対象に、「“新しい生活様式”における洗顔に関する意識調査」を実施。新しい生活様式時代を迎えた現在、働く女性の洗顔がどのように変わってきているかを調査した。働く女性の3人に1人が顔を「丁寧に洗う」ことを意識メイク落としを含む顔を洗うことに対する意識に変化があったかどうかについて聞くと、37.4%が「変化があった」と回答。“新しい生活様式”以降、洗顔において気をつけるようにしていることを聞くと、働く女性の3人に1人が「丁寧に洗う」(37.2%)と回答した。働く女性の約7割が帰宅後すぐの洗顔を望んでいるものの、現実的には難しそうと回答厚生労働省では“新しい生活様式”の実践例として、「家に帰ったら、まず手や顔を洗う」とし、帰宅後すぐに顔を洗うことが推奨されている。一方で忙しい働く女性たちには難しいようで、働く女性の約7割(72.4%)が「帰宅後すぐに洗顔したい」と答えているものの、「毎回必ず実践している」と答えたのは24.8%にとどまり、8割近く(75.2%)は毎回はできていないことが判明した。働く女性が求める洗顔料は「メイクの落ちが良くて手間がかからないもの」帰宅後すぐにメイクを落とすためにどんなものがあったらよいか聞くと、「メイクの落ちが良くて手間がかからないもの」(55.9%)、「角質や毛穴汚れなど、肌の汚れや毛穴の汚れが落ちるもの」(51.4%)、「素早くメイクが落とせるもの」(47.9%)が上位に挙げられた。帰宅後すぐにメイク落としや洗顔をしたいものの、時間がなくて後回しになっている働く女性たち。手早く、でも手抜きではなく、きちんとメイクが落とせて、洗顔もできるようなものが、働く女性たちから望まれているようだ。洗顔&メイク落としが一度に!「専科」から『洗顔専科 パーフェクトクリアクレンズ』発売働く女性の洗顔ニーズに対応すべく「専科」では、“メイク落としオイル”と“洗顔ジェル”の機能をダブルで搭載した、洗顔もできるメイク落とし『洗顔専科パーフェクトクリアクレンズ』を、2020年9月上旬に発売した。時間が無い中でもメイク落としも洗顔も一度でできて、汚れもしっかりと落とすことができる。W洗顔不要なので、帰宅直後のうがい・手洗いついでにささっと洗顔するのにピッタリだ。帰宅直後の「手洗い、うがい、洗顔」はこれからの時代の新常識となっている。忙しい中でも習慣化できるよう、こうした時短アイテムを活用してみてはいかがだろうか。【参考】※洗顔専科 パーフェクトクリアクレンズ
2020年09月15日現在2児のママが、2人目を産む前に「これをやっておいて本当によかった!」と実感したことがあるそうです。それは「1人目のトイトレ」。日中の排泄自立はもちろんですが、ほかにも意外なメリットもあったようです。 現在4歳になる長女が2歳ちょうどのときに、トイレトレーニングを開始した私。しかし「魔の2歳児」と言われているように、トイトレを開始してから3カ月くらいは、「気が向けばトイレに行くが、遊びに集中しているとトイレには行かない!」という感じでした。しかし、私自身がおむつ代の節約や2人目の妊活を考え出していたので、「2人目を作る前に長女のトイトレを済ましていたほうが後々ラクだろう」といった思いがありました。 2歳半に日中パンツで過ごすレベルへ長女は、2歳半には親など大人が「トイレに行こう」と言えば、抵抗せずにトイレに行けておしっこもうんちも出せるしお漏らしもないので、外出時もお姉ちゃんパンツでおでかけできるというレベルに達しました。 私にとって「長女のトイトレ計画」の達成後の大きなモチベーションであった「2人目の妊活計画」。しかし、結局のところ「長女のトイトレ計画」達成前の長女が2歳2カ月のときに私は2人目を妊娠したのです。 フライングながらも2人目妊娠まだ完璧に長女のトイトレが完了していないのに、2人目を妊娠してもよいのか、妊活時に迷ったこともありました。 しかし、長女はトイトレを開始して2カ月後には数日に1度お漏らしはありながらも、ある程度は安定してトイレで用を足すことができるように。そのため「この調子だと2人目を出産後には余裕でトイトレも完了しているだろう」と目論んで、ややフライングながらも私は2人目妊活をスタートしたのです。 トイトレを気にせずストレス軽減長女が2歳10カ月のころに2人目が無事に生まれました。このときの長女は日中のトイレは完璧にできており、もちろん自分から「トイレ行きたい!」とも言えていたので、ほぼ自立している状態でした。2人目が生まれて久しぶりの赤ちゃんのお世話にてんてこ舞いになり、なにかとストレスがかかる状態だった私。 しかし、長女のトイレのことはまったく気にせずに過ごせるので、精神的な負担はそれだけでも軽減されました。私にとっては「早めにトイトレしていてよかった!」と思えたのですが、早期にトイトレしていてよかったことはもう1つあります。 夜間のおむつ問題もあっさりそれは「夜間のおむつがいつ取れるのか」というトイトレのネクストステージとも言える新たな問題。結論から言うと、長女は3歳過ぎには自分から「夜のおむつはしたくない」と言いだし、あっさりと夜間のおむつも取れました。 長女が3歳のころといえば、次女はまだ寝返りもできるかできないかの乳児です。万一布団におねしょをされても、次女の体におしっこが当たってしまうということはなく、これは考えてもいなかったメリットだなと感じました。 こうして長女は多少のおねしょの失敗を積み重ね、4歳の今では深夜帯でも「トイレに行きたい」とトイレのためにはっきりと目が覚めるようになり、もちろんおねしょはまったくありません。「早めにトイトレを済ませて本当によかった」と多大なメリットを感じています。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年09月13日私は35歳で高齢出産をし、1児の子育て中です。年齢、体力、人生の残された時間のことを考え、子どもは1人と決めました。夫も私の体と思いを優先すると言ってくれています。子どもを産む、産まない、産めない……とてもプライベートなことであり、また時代もそれを尊重する風潮にあると感じていましたが、そんなに世間はやさしいものではありませんでした……。 カウンターパンチは義母から義母は地方都市に住む第1次ベビーブーム世代の専業主婦です。義母には何度となく「私は弟がいてよかった」「きょうだいはいたほうがいい」と言われました。でも、私がそれとなくもう子どもを産む気はないと伝え続けると、納得したようでした。 けれど子どもに向かって「この子が結婚したら子どもをいっぱいもてばいいわねぇ」と言われたのです。「子どもを1人しか産まない私は悪」「きょうだいのいない子どもはかわいそう」と言われているようで悲しくなりました。 次は児童館の職員に育休中は、近所の児童館によく行きました。午前中は利用者も少なく、職員の方とも近しく話をするようになりました。そこで1人の職員の方に「私は子どもが欲しくても授からなかった。あなたは大丈夫よ。頑張ってね」と言われたのです。 私に子どもが1人しかいないのは、私が頑張っていないからなのか? どんな事情があろうと、頑張ってもう何人か子どもを産まなければいけないのか? 福祉のプロに「今のままではだめだ」と言われたように感じ、その職員の方と距離を置くようになってしまいました。 ついには保育園の保育士にまで子どもが3歳になるまでは、事業所内保育所を利用していました。規模が小さく、子どものことを細かに見てくれ、保育者と保護者のコミュニケーションも多く感じました。 その中の1人の保育士と2人だけになったときに「私は共働きをしながら2人の子どもを育てた。あなたも、もう1人は産まなくちゃだめよ」という話をされたのです。 私は「保育者とは子どもと保護者に寄り添ってくれるであろう」と期待していただけに、批判を受けたように感じ、一時期保育園に対しても不信感を抱いてしまいました。 2人目のことを周りから言われたのも子どもが2歳くらいまでで、一過性のものでした。それでも、悲しい思いをしたという記憶がはっきり残っています。こんな思いをするママがいない世界になったらいいのにと思わずにはいられません。 監修/助産師REIKO著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。
2020年05月20日柔らか質感のコンパクトショートボブ落ち着いた色味のすっきりショートボブ。デスクワークでも耳に掛けると邪魔になりにくい長さのサイドを残すことで、耳かけアリなしのオンオフを付けやすいスタイルです。柔らか質感のコンパクトショートボブを見る働く大人女子の為のすっきりグラショート☆えりあしをギリギリまでつめたすっきりとした大人ショート。モード過ぎず、柔らかい質感で清潔感◎30代40代50代〜イメチェンしたい女性にもぴったりです。バングをおろして毛先だけ流しているので、おでこが広いのが悩みのかたにも似合わせられます。働く大人女子の為のすっきりグラショート☆を見る上質♪大人可愛いひし形ショートボブひし形シルエットのショートボブは流行りなく人気のあるスタイル。お顔周りを軽やかにすることで、重たい印象になることなくすっきりとした上品なボブスタイルに。ハイライトで動きを出してもかわいいです。上質♪大人可愛いひし形ショートボブを見る大人女性の上品ツヤ髪ブラウンボブベーシックで長年愛される、似合いやすいシンプルボブ。毛先を自然に内に入るようなループカットで、お顔周りを柔らかいテクスチャで包み込みエラハリが気になる方や小顔効果アップを狙う方にオススメです♪大人女性の上品ツヤ髪ブラウンボブを見る大人女性の横顔美人ショートボブ☆30代40代50代〜大人女性からのオーダーが増えているスタイルです。正面から見ると顔周りを包み込むように長さを残した前下がり。耳に掛けるとサイドのシルエットがすっきりと締まった横顔美人なショート風スタイルに!トレンドの大ぶりピアスからシンプルなジュエリーまでアクセサリーも映える横顔に♪大人女性の横顔美人ショートボブ☆を見る大人可愛いナチュラルツヤセミロング30代40代にもベーシックで人気の高いバランスのツヤツヤなセミロング。結べる長さは十分にありつつ、長すぎない絶妙なバランスで扱いもしやすく、アレンジもきく長さです。大人可愛いナチュラルツヤセミロングを見る30代40代〜大人可愛いフェミニンヘア☆上品なイメージの大人女性にぴったりなナチュラルヘア。20代30代40代50代〜どんな年代にも似合いやすいスタイルです!黒髪やハイトーンでも可愛いです。毛先にワンカールのパーマをかけて普段のお手入れを簡単に☆30代40代〜大人可愛いフェミニンヘア☆を見る大人女子のかきあげエアリーミディ20代、30代、40代の大人女子にオススメな、柔らかで空気感のある明るめなセミディヘア。ハイライトを入れるとより巻いた時の立体感が出やすく、いつものアッシュやベージュカラーに飽きた方にはオススメです!大人女子のかきあげエアリーミディを見る大人可愛いリラクシーロング毛先のみゆるくワンカールした、大人女性ならではの優しくラフなロングスタイル。ほんのり明るいカラーだと軽やかなイメージに♪長すぎないベーシックなスタイルなので、カラーリングが暗めだとより大人女性も挑戦しやすい長さです。大人可愛いリラクシーロングを見る上品柔らか♪丸み美フォルム大人ボブ360度美フォルムな柔らか質感の上品ボブ。30代・40代・50代の方にも似合いやすく人気のスタイルです。乾かすだけのお手入れ簡単スタイルです。スタイルチェンジの方にもオススメの髪型です。上品柔らか♪丸み美フォルム大人ボブを見る
2020年04月20日仕事をしながら3人の子育てをしていますが、家事と育児と仕事の両立は答えの出ない永遠のテーマのようなもの。そんな私が自分なりに決めている、「これだけは守ろう!」と思っていることを3つご紹介します。 味噌汁は必ず作る仕事が忙しいときは、どうしてもお惣菜や冷凍食品に頼ってしまうこともしばしば……。たとえお惣菜や冷凍食品で済ませたとしても、味噌汁だけは必ず作るようにしています。 具材はその時々で違いますが、必ず3種類は入れています。そうすることで、子どもたちに必ず“母の味”を感じてもらうこともできるし、栄養面でもプラスになり、自分の罪悪感も軽減されます。 ながら掃除をする週に最低1回は必ず掃除の時間をつくっていますが、幼い子どもが数人いるとそれでは間に合わないほど汚れたり散らかったりします……。 そのため、お風呂に入ったついでにちょっと床を掃除、ごはんを作るついでにちょっとシンクを掃除と、“ながら掃除”を心がけています。 掃除も片付けも溜めないことが肝心なので、散らかった物はその日のうちに必ず片付け、定期的に不用品は処分します。他にも、休みの日に子どもたちに「雑巾がけ競争だー!」と促し、掃除を手伝ってもらうこともあります。 休日はパソコンを開かない自宅で仕事をしているため、パソコンを開けばすぐに仕事ができる状況ですし、実際は休日も仕事が溜まっている場合もあります。しかし、子どもたちがいるとパソコンを開いても邪魔をされるか、もしくは子どもたちをほったらかしにするかのどちらかです。 いずれにせよお互いにストレスが溜まるのは当然の結果なので、どんなに仕事が溜まっていても休日の日中はパソコンは開きません。スマホでも仕事のやりとりはしません。子どもたちとの“今”の時間を大切にしようと心がけています。 その分、子どもたちが寝てから仕事をすることはあります。 仕事・育児・家事の両立のコツは?などとよく聞かれたり、話題になったりしますが、そんなものは存在しない!と私は思っています。あるとすれば、自分のなかでいかに折り合いをつけ、いかに子どもたちやパパにも納得してもらうか。今も試行錯誤しながらの毎日です。 監修/助産師REIKOイラスト:manami.koiso 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2020年04月18日ファッション業界で働くおしゃれママが今気になっているものを紹介する不定期連載がスタート。ピックアップするアイテムはママの服や小物、キッズのアイテムまで様々。第一回目は1歳のお子さんがいるスタイリストの塚田綾子さんにクローズアップ! 2020年春夏のトレンドを押さえた最新ラインナップをお見逃しなく!name_塚田綾子さんprofile_雑誌、広告などで活躍する人気スタイリスト。メンズライクとレディライクをミックスした絶妙なバランスのスタイルが得意。最近は1歳の息子と家で一緒に音楽を聞きながらダンスしたり、バスに乗ってお出かけすることにハマっている。Instagram_@ayakotsukada#01〈OSHIMA REI〉のジャガードブラウス「カシュクール風の形がとても可愛く、今期だけでなくずっと着られそうな〈オオシマレイ〉のブラウス。素材のこだわりもデザイナーさんならでは! 大好きなグリーン、ブルーがこの春夏のトレンドなのでたくさん取り入れたいと思っています。ブラウスはシックな印象のブラックの展開も」ジャガードブラウス¥28,000/オオシマレイ(マチュピチュ)#02〈Hanes for BIOTOP〉のパックT「〈ヘインズ〉と〈ビオトープ〉の別注スリーブレスTシャツは、毎シーズン完売している人気アイテム。今年はブルーが流行っているのと、私が好きなのもあり、新たに追加したいと思っています。ラフなサイズ感とヘインズ特有のくたっとした雰囲気が好きです」パックT(2枚セット)¥4,800/ヘインズ フォー ビオトープ(ビオトープ)※3月上旬発売予定#03〈THE SHISHIKUI〉のフォックスサングラス「スタイリストの百々千晴氏が立ち上げたプライベートブランド〈シシクイ〉。〈金子眼鏡〉とコラボしたアイウェアは、ずっとこの形のサングラスが気になっていて、色、形、ともにグッと来たアイテムです。白Tシャツにデニムなどさらりとしたコーディネートのポイントで挿したい」フォックスサングラス各¥33,000/シシクイ※4月中旬発売予定#04〈JOURNAL STANDARD relume〉のシャツワンピース「ゆったりシルエットのストレスフリーなシャツワンピは、マキシ丈で存在感バツグン。ストライプが大好きなのと、色合いがとにかく好みです。テロテロパンツに合わせてラフに着たり、ボタンを開けて羽織りにしたり、スウェットなどをレイヤードしても可愛い」ストライプシャツワンピース¥13,500/ジャーナル スタンダード レリューム(ジャーナル スタンダード レリューム ラゾーナ川崎店)#05〈Aeta〉のレザーかごバッグ「もともとブラックの展開があった〈アエタ〉のレザーかごバッグ。この春夏に新たにホワイトが仲間入りしました。かごバッグは、ラフィアの素材も好きでいくつか持っていますが、レザーのかごバッグはなかなかないので気になりました。デザインのバリエーションも豊富でどれも欲しくなってしまいます」レザーかごバッグ¥33,000/アエタ(アルファ PR)※3月発売予定#06〈THE Shinzone〉のデニムパンツ「〈シンゾーン〉のデニムは定番アイテムですが、形がきれい、かつきちんと考えられたデザインで旬なコーディネートになるところが気に入っています。ヴィンテージライクな風合いも◎。すっきりとしたシルエットで合わせるアイテムを選ばないのでデイリーに着たい!」デニムパンツ¥19,000/ザ シンゾーン(シンゾーン 表参道店)#07〈F-TROUPE〉のサンダル「毎シーズン可愛いアイテムが登場する〈エフトゥループ〉のサンダル。これは完全にひと目惚れです。レザーの格子デザイン、細めのストラップ、ローヒールなど、どれをとってもパーフェクト。春夏らしい雰囲気で早くコーディネートに取り入れたいです」サンダル¥24,000/エフトゥループ(ジャーナル スタンダード 表参道)※3月発売予定#08〈Mediam〉のニットトップス「ほどよくクセのあるアイテムを展開する〈ミディアム〉で目に留まったのは、2WAYで着られるニットトップス。袖を通しても通さなくても着られるデザインで、全体的に変形しているシルエットも素敵。さらりと一枚で着てもおしゃれに見えるところが気に入って購入しました」ニットトップス¥18,500/ミディアム※2月中旬発売予定〈BOBO CHOSES〉のキッズTシャツ「〈ボボショーズ〉のキッズTシャツは、ファニーな動物柄がなんとも言えず可愛い! やわらかい印象のブルーの色味も好みです。肌にやさしいオーガニックコットンを使用しているので、安心して着られるのもポイント。ほかにもいろいろなデザインがあるのでぜひチェックしてほしいです」レオパードTシャツ¥3,900/ボボショーズ(ユニコン)#10〈New Balance〉の996キッズスニーカー「〈ニュー バランス キッズ〉を代表する人気モデル「996」のスニーカー。私自身「996」が好きなので子どもにも履かせたいと思いセレクト。このカラーリングもタイプです。大人モデル同様のアウトソールパターンで履きやすさはもちろん、親子でのコーディネートも楽しめます」スニーカー¥4,900(13~16cm)/ニュー バランス(ビーミング ライフストア by ビームス アーバンドック ららぽーと豊洲店)(SHOP LIST)アルファ PR03-5413-3546シシクイinfo@theshishikui.comジャーナル スタンダード 表参道03-6418-7958ジャーナル スタンダード レリューム ラゾーナ川崎店044-874-8453シンゾーン 表参道店03-6433-5837ビーミング ライフストア by ビームス アーバンドック ららぽーと豊洲店03-3532-3100ビオトープ(ジュンカスタマーセンター)0120-298-133マチュピチュ03-5459-3713ミディアム03-6712-7791ユニコン0568-36-1188photography/Chiharu Fukutomi
2020年02月04日今回は、赤ちゃんの性別の産み分けについてお話しします。 男女を産み分けることは不可能です赤ちゃんの性別を産み分けるために、100%確立された方法はありません。さまざなサイトや書籍、雑誌などに男女の産み分けに関する情報がありますが、迷信めいたものが多いのが事実です。望む性別が産まれる確率は1/2なので、なんらかの産み分け方法を試したところで、その方法のおかげで希望する性別の赤ちゃんを授かったのか、単なる偶然なのかは確かめようがありません。 男女の産み分けを強みにするクリニックなどの産科施設は存在しますが、そもそも産み分けは確率論なので、「100%産み分けられる」「絶対産み分けられる」というような説明には要注意です。産み分け方法について、十分な説明とカウンセリングが行われる施設かどうかを見定めましょう。通常の診療以外に、産み分けを目的にした高額な治療や食品、セミナーなどをすすめられる場合は注意しましょう。 また、産婦人科医や助産師などの国家資格を持たない者がすすめる産み分け方法や情報を鵜呑みにすることは、産み分け以前に妊娠そのものを遠ざける可能性もあるので注意しましょう。 もし、産婦人科医の指導のもと、なんらかの産み分け方法を試すとしても、望む性別の赤ちゃんが授かるとは限りません。夫婦のどちらか一方に望まない性別の赤ちゃんを育てる覚悟がないならば、妊娠そのものを控えたほうがいいかもしれません。 赤ちゃんの性別はどう決まる?人の性別の決定に関係する染色体XおよびYを性染色体と呼びます。性染色体の組み合わせがXYであれば男性、XXであれば女性と分類します。卵子の性染色体はXの1種のみですが、精子の性染色体はXとYの2種あるので、卵子にどちらの精子が受精するかによって人の性別が決まります。 しかしながら、性染色体が決定するのは、性器や性腺など身体的特徴で分ける体の性別です。自分自身を男性と思うのか、女性と思うのか、どちらの性でもあると思うのか、性別を決めたくないと思うのかなど、心の性別(性自認)とは別です。また、異性を好きになるか、同性を好きになるか、両性を好きになるか、性別で好きになる人を決めるのか、特定の好きになる人をつくるのかつくらないのかなど、好きになる性(性的指向)とも別です。 親側に何らかの理由や思いがあって、産婦人科医へ相談しながら、産み分ける方法を試したとしても、男女の分類は、生物学的な特徴で生まれたときに割り当てられる性別でしかありません。性別は多種多様であり、親の事情や思いで自由自在にコントロールできないということは理解しておきましょう。 確実な産み分け方法はないの?確実に男女の産み分けをする方法は、性別に関連する重篤な遺伝疾患などを回避するために体外受精の際に受精卵を用いて性別をチェックする着床前診断が唯一の方法です。ただし、この方法は現在日本国内では禁止されています。 まとめ赤ちゃんの性別を親の思いどおりに産み分ける確実な方法や親の努力だけでできる方法はありません。科学的根拠のない産み分け方法を試すとしても、どちらの性別の赤ちゃんが産まれても育てる覚悟がないのなら、妊娠そのものは控えるべきかもしれません。 <参考>・産婦人科診療ガイドライン産科編2017・日本医学会「医療における遺伝学的検査・診断に関するガイドライン」・日本産婦人科学会「出生前に行われる遺伝学的検査および診断に関する見解」・日本遺伝カウンセリング学会「遺伝学的検査・診断に関するガイドライン」 監修者:医師 三鷹レディースクリニック院長 天神尚子 先生日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者:助産師 古谷真紀一般社団法人産前産後ケア推進協会プロジェクトリーダー大学病院勤務を経て、2015年より現職。妊娠中や産後の女性のココロとカラダの相談、ママパパ&赤ちゃんのちょっと気になるコトに日々応えています。
2020年01月24日