プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンはこのほど、「働くママの家事」に関する実態調査の結果を公表した。同調査は、20代~50代の週3日以上働く子どもをもつ女性対象に3日にインターネットを通じて実施。各世代均等割付で計400人から有効回答を得た。○効率的にやりたいけど、手抜きはしたくない「毎日の家事で意識していること」を聞くと、トップ3は「効率よく行う」(94.0%)、「コストをかけない」(91.0%)、「時短を意識する」(90.3%)となった。 次いで回答が多かったのが「便利なモノ(家電・日用品・外部業者等)をもっと積極的に使いたい」(76.5%)、「スピードだけを追い求めて、質を落としたくない」(74.3%)だった。「スピードだけを追い求めて、質を落としたくない」と考える母親は、20代が79.0%、30代が76.0%、40代が73.0%、50代が69.0%だった。若い世代ほど家事とのスピードと質の両立への意識が高まる傾向が見られた。「効率化できていると思う家事」のトップ3は、「洗濯」(69.9%)、「ゴミ出し」(68.0%)、「料理」(66.0%)と、毎日もしくは規則的に行う家事が中心となった。 逆に、「効率化できていない」と感じている家事のトップ3は、「布団干し・ベッドマットの手入れ」(69.0%)、「下駄箱の手入れ」(65.5%)、「拭き掃除・雑巾かけ」(64.0%)だった。スマートにできない家事No.1となった「『布団干し』に対する意識」を聞くと、「天気次第では干せない」(93.5%)、「重いので面倒だ」(89.3%)、「日中干す時間・余裕がない」(82.3%)という結果になった。「日頃、寝具に関してどのような手入れを行っているか」を聞くと、布団については圧倒的に「天日干しをする」(67.7%)が多かった。一方ベッドマットやパットについては、「天日干しをする」(21.1%)よりも、「除菌スプレーをする」(23.7%)と回答した人が多く、「掃除機をかける」(21.5%)も、天日干しを上回る結果となった。
2015年09月29日女性には、運命を決める7つの扉がある の続きです女性の運命を大きく変えるのは7つの扉のうち、最初に開けるのは「仕事とライフワークの扉」。がむしゃらに働いてきたママも、「いずれ結婚をするから、それまでの仕事はアルバイト程度でいいや」と思っていたママも、子どもを産んだ今だからこそ、今後の自分の働き方を見つめ直したいと思うのでは? 扉の向こうに待っているもの=キャリアデザインを考える「あなたは、自分のキャリアデザインについて考えたことがありますか?」と、本田さん。キャリアデザインとは、職業的人生をプランして、行動に移すことを言う。 たとえば、22歳で仕事を始めて、28歳で結婚したとする。出産、子育てを視野に入れるなら、その後、仕事に100%全力投球できない時期が出てくるのは当然だ。その時、妊娠・出産を20代に持ってくるのか、30代に持ってくるのか、あるいは40代に持ってくるのかで、仕事との関わり方は違ってくる。第2子、第3子を考える場合も同じだ。それを考えること=キャリアデザインなのだ。子どものことだけに限らず、仕事で、どんなキャリアを積んでいくのか――たとえばセールスの分野でいくのか、マーケティングの分野でいくのか、あるいはデザイン、文章を書くことを仕事にするのか、といったことも考える必要があるだろう。「自分のこれからのキャリアについて何も考えていなければ、会社や得意先の都合に振り回されてしまうことにもなりかねません。自分のしたいことを、自分のスタイルで続けていくためにも、キャリアデザインについて考えておくことは大切です。」(本田さん談)年収300万円がボーダーラインキャリアデザインを考える時、その仕事が「年収300万円以上か以下か」が、仕事との関わり方を決める、ひとつの目安となる。多くのママたちは、時短勤務の制約などで年収300万円以下の仕事に戻ることになり、それ以上を稼ごうと思ったら、スキル、資格、人脈などがないと厳しいというのが現実だ。 「年収300万円以上を稼ごうと思ったら、ガリガリ働かなくちゃならなくて、それってママとしての幸せとは両立しない」と感じている人もいるのでは? しかし実は、そうでない働き方もできる。「年収300万円以上稼ぐ方法として僕がおすすめしているのは、才能を輝かせて仕事にする方法です」と、本田さん。才能を輝かせる=好きなことを仕事にするということらしい。「大好きなことを仕事にする!」といったタイトルの本はたくさん見かけるし、実際にトライをしてみたことがある人もいるかもしれない。けれども、結局、本格的な仕事には発展せず、「もっと現実を見なければ!」と、確実にお金が稼げるパートに出る、というパターンも多いだろう。けれども、そういった仕事の見つけ方では、年収300万円の壁を突破するためには、相当ガリガリと働かなければならず、それでは結局自分の考える幸せには結びつかない…。そんな堂々巡りに陥ってしまうかもしれない。「何に投資をして、何を得るのか?」を、しっかり自覚しよう「自分の才能を探すのには時間がかかるし、それを仕事にしていく過程にも、時間とエネルギーがかかります。最終的には『何に投資をして、何を得るのか?』を、しっかり自覚していないと、先ほどの堂々巡りを抜け出すことは厳しいかもしれません。」(本田さん談)「才能を輝かせて仕事をするって、やっぱ大変なんだ。だったら、私には無理!」と即座に思った、そこのアナタ! この話にはまだ続きがある。「でも、国家資格だって同じだと思うんです。たとえば看護師さんになるには、何年か学校に行って実務経験があって、そして初めて『ちゃんとした仕事』ができるようになる。そこには6年~8年という時間とエネルギーの投資があって、それで初めて叶うわけです。年収300万円を超える仕事というのは、みんなそういうものなのです。」6年~8年というスパンで仕事を見るカフェオーナーになる、セラピストになる。そういった才能を輝かせる系の仕事の入口に立っている人はいるが、その仕事を6年~8年というスパンでは見ることができていない。また、時間とエネルギーを投資したとして、その仕事をどう展開するかを、戦略的に考えていない。そういった点が、多くの人が才能を輝かせる系の仕事をうまく展開できていない要因だと本田さんは言う。「つまり『生涯これで食べていくんだ』という決意を持って、戦略的に見ていかないとダメだよ、という話です。それがいわば、プロ意識。単なるアルバイトの延長線上というのであれば、やりがいもないし、結果も出ないということになります。」(本田さん談)。「育児に逃げ込まない」というのも大事「あとね、育児に逃げ込まないというのも、とても大事なことです」と、本田さん。育児に逃げ込む!? だって、子育ては大変だし、大切な仕事でしょ!? 29歳で育児のためにセミリタイア生活に入った本田さんだからこそ、わかってくれると思っていたのに!「育児に逃げ込まない」とはどういうことなのか? 詳しくは次回、「大切なのは、ママが自分の人生を生きること ~出産と子育ての扉~」で解説します。◇ 女性の幸せの見つけ方 ~運命が開く7つの扉~ (本田健・著/きずな出版) 定価:本体1,300円(税別)(ライター:楢戸ひかる)
2015年08月06日子どもを産むとき、そして産んだあとも、ママにとって体重管理は困難。しかし、それは母親だけの問題ではないようです。というのも、子どもが生まれると父親の体重も増えるという事実が『Daily Mail Online』で紹介されたのです。■新米パパの体重増加は危険がいっぱい調査は10代から30代の男性10,000人を対象に、20年にわたって実施されました。その結果、第一子が生まれたあとのパパは、明らかに体重が増加する傾向にあることが判明。また、子どもがいない男性はむしろ体重が減少していました。調査を行った研究チームによると、父親の体重増加は健康上のリスクを高めるのだそう。チームのリーダーであるクレイグ・ガーフィールド博士は、父親の体重が増え、BMIが上がれば上がるほど、心臓病や糖尿病、がんのリスクが高まるといっています。父親の体重増加の原因ははっきりわかっていませんが、ライフスタイルの激変がその一因ではないかと考えられています■パパの体重が増える原因は食べ残し?また、子どもが生まれると、自分のことは後回しになってしまいがち。いままでジムに通うなどしていた男性も、その時間を確保するのが難しくなってしまうのです。そして子ども用にアイスやクッキーなどのお菓子を家に置くことが多くなるため、それも体重増加の原因のひとつだと考えられます。しかし、食生活の変化で最も影響が大きいのは、父親が子どもの食べ残しを食べるようになること。ガーフィールド博士は「子どもが残したものを片づけるのは、いつだって父親の役割です」といいます。たしかに「もったいないから」と子どもが残したご飯を食べるのは、お父さんの仕事かもしれませんね。しかし、子どもと同居していない父親にも体重の増加は見られたため、食生活の変化ばかりが原因でもないようです。調査では、早い段階で子どもと別居した父親のデータも集められたのです。■180センチのパパは2キロも増える!子どもが生まれた男性は、調査が終了するまで、平均して2.6%のBMIの上昇が見られました。身長180センチの男性だと、体重が2キロ増加した計算になります。また、子どもと別居した男性も平均で2%BMIが上昇しました。これは180センチの男性だと1.5キロの計算です。なお、子どもがいない男性は、逆に0.6キロ体重が減少していました。ガーフィールド博士は、小児科医は父親の体重増加のリスクについてもきちんと説明し、警告すべきだといっています。普段あまり病院へ行かない男性も、子どもや妻のつき添いで病院を訪れる機会が増えるもの。そんなときが、父親に体重増加のリスクを説明し、食事のカウンセリングをするのにちょうどいい機会になります。子どもが生まれることは、ママにとってもパパにとっても、人生の重要なステップ。男性の人生において、こんなにライフスタイルが激変する出来事は他にありません。いつまでも元気でいてもらうためにも、子どもだけでなく、パパの体重にも目を光らせましょう。(文/和洲太郎)【参考】※Fatherhood makes men FAT New dads gain an average of 4lbs in the years after their first child is born―Daily Mail Online
2015年08月01日働くママにとって、子どもの急な発熱は大ピンチ! 前回は、正社員時短ママとフリーランスで働くママに、どんなふうに対応しているか聞きました。今回はフルタイムで働く正社員ママに話を聞きました。以前、時短制度を利用していたときは何かあれば私が休んで対応していましたが、フルタイム勤務に戻してからは、極力、仕事を休まないように夫婦で協力しています。病児保育やベビーシッターさんを活用していますが、空きがない時は、子どもを看ながら私が在宅勤務するか、夫婦でフレックスや半休を活用して交代で看ます。基本的にアポなどがある日はリスケしない方向で調整します。特に困るのはインフルエンザなどの感染症ですね。休む期間が長くなるので夫婦の仕事予定とシッターさん、病児保育とフル活用です。病児保育は利用料は安いですが、医師の診断書が必要なことや予約が取りづらいこと、利用できる時間が短いのが難点。また、兄妹のどちらかが元気だと保育園と病児保育室と2カ所にお迎えに行く必要があるので、そこも夫婦で調整が必要です。実家も遠くはないですが、普段から子守りを頼んでいない親に、病気の子どもを看てもらうのはかえって面倒なこともあるのでお願いしていません。よく来てくれるシッターさんは保育士資格を持つ方でとても安心です。ただ、やはり料金が高いのでシッターさんの利用には慎重になりますね。前日夜などに予約するとプラス料金も発生してしまいますし、持ち出しが多くなるので。平日はどうしてもバタバタと慌ただしので、休日はあまり無理をさせず、よく寝かせるようにしています。シフト制の接客サービス業なので、基本的に急に休むのは難しいですね。休むと他の人に迷惑がかかってしまうので。これまでに子どもの病気が理由で休んだり、遅刻や早退をしたことはありません。夫は会社員ですが、やはり休むのが難しい環境なので、子どもが病気のときは近くに住む母に看てもらっています。私の勤務時間は日によって違いますが、夕方までにあがれることはほとんどないので、平日のお迎えは、休みのとき以外、毎日、母にお願いしています。夕飯は自宅で食べさせるので、仕事が早く終わったほうが、夕飯の買い物の支度をし、子どもを実家に迎えに行きます。だいたい夫のほうが先に終わるので、平日の夕食は夫に作ってもらうことが多いです。今回話を聞いた2人のママは共に仕事に対する強い責任感をもち、多忙な日々に全力投球している姿が印象的でした。もちろんそれは「フルタイムだから」という理由だけではないと思いますが、同じママとして刺激を受けるところも多かったです。ちなみに企業によってはベビーシッター会社と法人契約を結んでいるところもあるようです。一般的にベビーシッターの利用料は高いので、なんらかの割引があるととても助かりますね。この機会にご自身や旦那さんの会社の福利厚生を一度チェックしてみては?・ 子供が熱で保育園欠席! パパとママどちらが仕事を休む? ~正社員時短・フリーランスママの場合~
2015年07月05日会社員など組織に所属しながら働く人とフリーランスで働く人とでは、恋人として付き合う上で何か違いはあるのだろうか。フリーランスで働く男女と実際に付き合った経験のある人100人に、どうだったか聞いてみた。Q.フリーランスで働く恋人ならではの付き合ってよかったこと、悪かったことを教えてください。■時間がある・「会いたいときに会える」(30歳男性/和歌山県/食品・飲料/販売職・サービス系)・「いつでも会える」(32歳男性/埼玉県/機械・精密機器/技術職)・「時間に融通が利くので、旅行に頻繁に行ける」(26歳男性/新潟県/農林・水産/技術職)・「時間に自由がきくので、よく会いに来てくれたことはよかった」(32歳女性/東京都/食品・飲料/事務系専門職)・「平日など、デートの自由度が高いこと」(28歳女性/東京都/建設・土木/事務系専門職)・「会える時間は多いけど、お金の不安がある」(46歳女性/大阪府/学校・教育関連/専門職)・「空き時間が取りやすいので、すいてる時に遊園地とかに行けること」(25歳女性/山形県/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「時間が余っている」(34歳男性/東京都/金融・証券/事務系専門職)・「余裕がある」(30歳女性/東京都/建設・土木/事務系専門職)■予定を合わせやすい・「休みの融通が利くので予定を合わせやすかった」(35歳男性/北海道/小売店/販売職・サービス系)・「比較的、相手の時間が自由なので、休日を合わせやすかったこと」(30歳男性/山口県/学校・教育関連/専門職)・「休みがとりやすいのが良かった」(32歳女性/兵庫県/建設・土木/技術職)・「時間の制約がなくて、デートがしやすかったです。悪い点は、支払いにいちいち領収書をもらうところです」(42歳男性/千葉県/電機/技術職)・「平日でも会えるときがあった。好き嫌いが激しかった」(50歳以上男性/東京都/その他/その他)■予定が合わない・「休日が定まっておらず、デートのスケジュールが立てにくい」(23歳女性/東京都/その他/事務系専門職)・「なんか、時間がうまく合わなかったです」(33歳男性/東京都/情報・IT/技術職)・「相手は時間が自由になるので急な予定は入りやすいが、逆に休みが不定期なので計画が立てにくい」(50歳以上男性/山梨県/建設・土木/技術職)・「忙しくてあまり会えない」(28歳女性/大阪府/電機/事務系専門職)・「時間に束縛されないが、変な時間に働くことがあってちぐはぐな生活感がある。合わせてくれるが先の予定が立てづらい」(46歳男性/岐阜県/電力・ガス・石油/技術職)・「急に仕事の電話が来る」(28歳男性/三重県/警備・メンテナンス/営業職)■お金がある・「お金持ちが多い」(24歳女性/愛知県/生保・損保/営業職)・「いつもおごってもらえた」(34歳女性/岡山県/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「デート代の一部を経費にできたこと」(37歳女性/東京都/商社・卸/事務系専門職)・「時間とお金がある」(29歳男性/東京都/医療・福祉/専門職)■忙しさと収入が安定しない・「相手の繁忙期が状況によって異なる(安定感がない)」(30歳女性/北海道/小売店/事務系専門職)・「時間も仕事量も不規則なので、たくさん遊べる時と、そうでないときの落差が激しかった」(46歳男性/東京都/その他/クリエイティブ職)・「稼ぎがいいときは羽振りがいいけど、貧乏な時はこちらがださなければならなくなる」(36歳女性/大阪府/学校・教育関連/専門職)・「仕事が安定しないときはデートの予算も少なくなるのがちょっとわびしい」(32歳女性/山形県/医療・福祉/専門職)・「安定していないせいか、なんとなく安心感がなかった」(28歳女性/富山県/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「自由がきくが、締切が近づくと会えない」(34歳女性/大阪府/その他/その他)・「時間の自由がきくので平日でもデートできるが、給料に浮き沈みがある」(33歳女性/京都府/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「時間が自由になる、が、仕事がたてこんでいる時は全然会えない」(31歳女性/京都府/金融・証券/営業職)■刺激的・「刺激的だった」(29歳女性/神奈川県/金融・証券/販売職・サービス系)・「仕事の仕方など今まで気にしなかったことを考えられた」(28歳女性/北海道/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「かなり自己主張が強い人が多いと思います」(47歳男性/東京都/建設・土木/技術職)・「自由闊達に自分のやりたいことをやり、責任を取っているのでとても人として自立している」(32歳男性/神奈川県/機械・精密機器/事務系専門職)・「がんばってる姿が好き」(24歳男性/神奈川県/情報・IT/営業職)・「見識が広がる」(33歳男性/茨城県/運輸・倉庫/営業職)・「思い切りのいい人で他ではできない体験を一緒にたくさんできた」(25歳女性/富山県/ホテル・旅行・アミューズメント/秘書・アシスタント職)・「社長っぽくてかっこよさがあった」(28歳女性/北海道/自動車関連/技術職)・「生きていく力強さを感じる」(31歳男性/東京都/食品・飲料/技術職)■感覚が合わない・「とにかく金銭・時間感覚がサラリーマンと違う。すれ違いでけんかばかりになりすぐに別れてしまった」(31歳男性/大阪府/機械・精密機器/事務系専門職)・「学生の頃はただ楽しくて良かったが、私が体育会系の営業職で就職したら、一度も就職したことのなかった彼には仕事の忙しさや付き合いの多さを全く理解してもらえなかったので別れた」(31歳女性/神奈川県/不動産/秘書・アシスタント職)・「考えが独特で振り回された」(36歳男性/山梨県/機械・精密機器/販売職・サービス系)フリーランスで働く男女の特徴として、付き合ったことがある人から回答が集中したのは「時間がある」「自由」「予定を合わせやすい」という内容だった。また、「お金がある」「考え方が刺激的」といった回答もあった。いいところは悪いところにもなり得るのか、「予定が合わない」「収入が安定しない」「感覚が合わない」といった声も挙がっていた。調査時期: 2015年4月24日~25日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 100人(フリーランスで働く男女と付き合った経験のある人限定)調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年06月01日こんにちは、治部です。前回ご紹介した「産んでも働ける会社選び」について、読者の方からお便りをいただきました。27歳、総合職ママのAさん。彼女の声は、20代の「優秀な女性」を代弁しているな、と思ったので、ご本人の許可を得て、お便りの内容をご紹介させていただきます。○課題は長時間労働Aさんの勤務先はいわゆる大企業で女性社員が少ない業界です。会社は彼女に期待しており、将来、幹部候補として育成したい、と考えているようです。その期待は本人にも伝わっているようです。「総合職でも子どもを犠牲にせずに働き続けることができる、という事例を作りたい」この言葉から、自分がパイオニアになるんだ、お手本になるんだ、というやる気が伝わってきます。いただいたお便りからは、今後予想される課題も見えています。課題はやはり、長時間労働です。Aさんは出産前まで「残業や休日出勤が当たり前で、夫より帰りが遅いこともあった」と言います。辞めたいと思うことは多々あれど、頑張ってきた、というのがこれまでのAさんでした。子育てしながら仕事をする場合、出産前のような働き方を続けることは、不可能です。私自身も経験しましたが、どれほど協力的な配偶者、どれほど信頼できるベビーシッターや家事外注先を見つけることができても(大抵の場合、それを見つけることも難しいのですが)、出産前と出産後で働き方が変わらない、ことはありえないのです。○大卒・産後女性が選ぶ3つの道とは?大卒(大学院卒)総合職女性の多くは、育児休業復帰後にこの事実に初めて気が付き、ショックを受けます。多くの場合「こんなはずではなかった」とモヤモヤを抱えた後で、次の3つの道、どれかを選びます。(1)あきらめて現実を受け入れ、今までより目標設定を低くして仕事を続ける(2)こんな働き方はおかしい、と会社上層部や人事に訴えて状況を変えていく(3)転職、退職、独立する望ましいのは(2)であることは、言うまでもないでしょう。ただ、これが可能なのは、社内に仲間がいる場合です。私の友人の中で、少ないながら、こういう方向へ行っている女性は、社内で孤立しておらず、応援し、一緒に戦ってくれる仲間(必ずしも女性とは限りません)がいました。(1)を選んだことが、周囲の目に見えて分かるようになると「ぶら下がり社員」とか、「手厚すぎる育児支援が女性のやる気をそぐ」などと会社側からは認識されてしまいます。(3)は、広くとらえると私もその中に入るのかな、と思いますが「バリバリ働いている」と認識されていた女性が「もったいない」などと言われながら辞めていく背景に、こういうことがあります。○あきらめるのはまだ早い!本連載の読者層である20代女性にお伝えしたいのは、(1)や(3)のようにあきらめてしまう前に、何とかして、社内で味方になってくれる人を探して、(2)の方策を探ってみてほしい、ということです。あなたに「期待している」と言ってくれる上司や人事担当者に、思い切って、本音を打ち明けてみて下さい。「この働き方を、私は続けていくことは『しない』と思います」と。「できない」ではなくあなたの意思で「しない」、それを「選ばない」と伝えることが大事です。会社と個人はお互いに相手を選びあっている。あなたの勤め先が、本気で女性を活用したいと考えていたら、その声に真摯に耳を傾けるはずです。あきらめるのは「言ってもダメだった」と分かってからでも遅くありません。○著者プロフィール●治部れんげ豊島逸夫事務所副代表。1974年生まれ。1997年、一橋大学法学部卒業。同年日経BP社入社。記者として、「日経ビジネス」「日経マネー」などの経済誌の企画、取材、執筆、編集に携わる。2006年~2007年、フルブライト・ジャーナリスト・プログラムでアメリカ留学。ミシガン大学Center for the Education of Woman客員研究員として、アメリカ男性の家事育児分担と、それが妻のキャリアに与える影響について研究を行う。またツイッターでも情報発信している。○【連載】25歳のあなたへ。これからの貯”金”講座25歳。仕事や私生活それぞれに悩み不安を抱える年齢ではないだろうか。そんな25歳のあなたへ、日本を代表するアナリスト・豊島逸夫とウーマノミクスの旗手・治部れんげがタッグを組んだ。経済と金融の最新動向をはじめ、キャリア・育児といった幅広い情報をお届けする特別連載。こちらから。
2015年04月27日女性の社会進出率が高い北欧で、得意な外国語を活かし映像制作会社でバリバリ働くミア・テレマニウスさん。スウェーデン、ストックホルムに住むキャリアウーマン・ママです。休日には娘さんと大好きなダンスやヨガをして、親子の絆を深めながら脳を休め、常にクリエイティブな思考ができるように心がけています。■これまでのキャリアの経緯は?歌とダンス、それが私の長年の情熱。いつか、劇場関係で仕事するのだと思ってきました。ですが、人生は違う方向へと逸れていきました。大学に入学する前に、フランスとイタリアへ語学留学しました。外国語にはいつも興味があって、運よく得意でもあるんです。ストックホルム大学ではデジタルメディアを専攻し、修士号をとりました。卒業後は、国営スウェーデン放送にヘッドハンティングされ、イタリアを舞台にした番組の共同ディレクターを務めました。イタリア語ができたおかげです。それからもフリーランスとして、または社員としてテレビ番組の制作に携わってきました。スウェーデン国営放送に番組のアイデアを提案し、許可を得て制作した番組が昨秋にテレビで放映されました。現在、私はチムニーという、メディア全般での制作を請け負う会社に勤め、映画、コマーシャル、テレビ番組、社内コミュニケーション、B to Bやウェブ向けのビデオをつくっています。私が働くストックホルムの本社に約300人が働いているほか、シンガポール、シドニー、コペンハーゲンなど、世界10カ所にオフィスがあります。■今の仕事で気に入っているところ、満足を感じる瞬間は?この会社では同僚と協力して仕事ができる点が気に入っています。クリエイティブな仕事でコラボレーションするのは大好き。"同じ世界の言葉を話す"同僚と心をかわし、同じゴールに向かってプロジェクトを進められるのは幸せなことです。■逆に今の仕事で大変なこと、嫌な点は?ただ、同時にたくさんの制作をこなさなければならないときは、疲労困憊してしまいます。そのためにも、日ごろからエネルギーを蓄えておくことが大切。ヨガや瞑想をしたり、音楽を聴いたり。オフィスでは座ってだけでなく、立っても仕事のできる「Sit&Stand」というデスクを使っていて、気分転換に有効ですね。北欧のオフィスでは導入しているところが多いんですよ。うまく気分転換できると、新しいアイデアも浮かんできます。■ちなみに、今日のお昼ごはんは?お昼は自宅から何かを持ってくるか、BENTOスタイルのランチボックスを買って、オフィスで食べることが多いです。今日はヤキトリランチボックスにしました。値段はだいたい70~80クローネ(約1,000~1,200円)です。■日本人のイメージは?日本といえば、大好きなのが宮崎駿監督の映画! 一番好きなのは「ハウルの動く城」です。彼の映画は娘と一緒に全部見ています。ストーリーもアニメも本当に素晴らしいですね。■休日の過ごし方を教えてください。休日は娘と過ごします。水泳、ダンス、ヨガ、アウトドアアクティビティ、なんでも一緒にやっています。音楽を聴いたり、歌ったり、映画をみたりと2人で楽しんでいます。■将来の仕事や生活の展望は?私のモットーは「直観を信じること」です。仕事もレジャーもこの言葉を信じて、切り開き、楽しんでいければと思っています。私の話、少しでも皆さんのお役に立てたかしら?皆さんにもグッドラック!
2015年03月17日子育てと仕事の両立、想像するだけでも難しいですよね。でも実際、働きながらイキイキとしているワーキングママが多いのも事実。また、様々なワーキングスタイルの中でも、一番縛りが厳しいのが、会社勤めする「サラリーマンママ」です。略して「リーママ」。広義には「働いてお金を稼いでいるママ」のことを指します。博報堂では、「リーママプロジェクト」と称し、博報堂の社内ママメンバーが中心となって、働くママの力を社会に還元し、未来の幸せにつなげたいというプロジェクトが始動しています。『リーママたちへ 働くママを元気にする30のコトバ』という本も出版されています。もがき苦しくても「大丈夫、なんとかなる」企業で働くママたちは、どこか後ろめたい気持ちを持って働いています。16時に退社する時のまわりの目の冷たさ。子どもが熱で急遽休みをとるときの嫌な雰囲気。有休をとっているのに、自宅で結局大量の電話とメール対応……。もがき苦しみながらも「せっかくここまでがんばってきたんだから、もう少しがんばってみよう」と力を振り絞っているんです。そんなママたち自身の心の支えが「大丈夫、なんとかなる」です。ほかにも、リーママたちを励ます「糧ことば」をたくさん紹介します。まだ独身のアラサー女子にも、糧になる言葉がいっぱいです。働くすべての女性に共通する「糧ことば」「今が一番大変な時だから。これ以上辛い時は来ないから」仕事と子育ての両立は、初日が一番大変。でも、だんだん慣れてくるもの。絶対に子どもは成長します。「もっとダメでいい」できないことを並べるよりも、少ないけれどできることをきちんとやればいいのです。「月に一回、自分のための有休をとる」病気看病または病気療養のための有休は、休みじゃない。月に一度の有休で、美容院、ネイル、買い物、リラクゼーションなど、思いっきり自分のための日をつくって、リフレッシュしましょう。「諦めるは、明らめる」優先順位をつけて、本当にやりたいことや、やらなければならないことに絞るからこそ、見えてくることもあります。きっと賢い選択をしているはずです。幸せは自分が決めるもの大人の女性としての幸せと充実。それは、経済的余裕が少しばかりあることと、社会のため、会社の同僚のため、家族のために少しでも役に立てたと思えること。そして、それらを自ら進んで行っていると胸を張って言えることが、自分の成長につながり、未来を築いていく力になります。自分の未来を他人に預けるのではなく、自分の手で握るということ。誰のためでもない、自分のためにこそ働く。自分の意思で選んだ道だからこそ、後悔はない。働くママのイキイキ感も、そんな自主性から生まれてくるように思います。仕事と子育てを両立しているママたちは存在するのですから、今から諦めなくても大丈夫です。「糧ことば」を手に、明日はもっとイキイキとして働きましょう。
2015年02月23日ちょっと前に、麻生太郎氏が「子供を産まないほうが問題ではないか?」と発言し、問題になりましたよね。元首相を務め、現在では財務大臣という役を担っている方がそんな暴言を吐いちゃうなんて、ちょっとビックリじゃないですか?世間の女性達はこの発言にいったいどんな感情を抱いたのでしょうか?そこで、30~40代の女性100人に「政治家に“子供を産むべき”というようなことを言われて、子供が欲しくなりますか?」といったアンケート調査を実施しました。すると、そもそも出産願望がある女性じゃないと響かないことが判明しました。政治家の発言で子供が産みたくなると答えた女性はたった6%。そりゃそうですよね……。それでは、世の女性の本音を聞いてみましょう。■94%の女性達が「産みたいと思えない!」理由「いいえ」と答えた女性は34%が未婚で、既婚女性が圧倒的多数でした。結婚しているからこそ、子供を産む・産まないの判断が現実的なのかもしれません。彼女達がどんな理由で、子供が欲しいと思えないのかまとめてみました。[1位]:経済的不安(20%)「自分の生活だけで精一杯」「収入が少ないのに子供を産んで養うなんて無理」多かった声がお金の問題。「共働きでやっとの生活なのに子供なんて……」という声が多く、欲しいけれど現実的に難しいという思いが伝わってきました。[2位]:環境や状況が整わない限り、産む気にならない(19%)「もっと子供を育てやすい環境にならないと難しい」「日本の将来に希望が見いだせない限り産めない」確かに、保育所問題をはじめ、「日本は子供を育てる上での環境があまりに杜撰ではないだろうか?」と感じますよね。[3位]:口出ししてほしくない(10%)「政治家にそこまで言われる筋合いはない」「人に言われることではない」これも同感ですよね!産む・産まないについて軽々しく決めつけないで欲しいと思いませんか?他には、「産むことが出来ない人もいるんだってことを忘れてほしくない」「不妊治療にお金がかかるのに何の補助もなくては難しい」などもありました。コメントを読んでいて胸が痛みました。そうですよね……。産みたくても産めない女性もいるんです。不妊治療をしている人は周りにたくさんいますが、本当に治療費を聞いて驚きます。肉体的苦痛と金銭的苦痛。それこそ、何とかしてほしいですよね。あと、「子供が好きじゃないからいらない」「子育てって大変そうだから無理!」など、元々、子供を望まない人の声も寄せられていました。■たった6%の女性達が「産みたい!」と思う理由彼女達からは「そもそも産みたいと思っているから」といった声が多数で、産むという気持ちが前提の上での結論だったようです。言われたからというよりは「子供が欲しい」と感じているからこそ後押しになったのでしょう。ある大女優が、たったひとつ自分の人生で果たせなかったことは「子供を産むことだった」と語っているのを聞いたことがあります。「子供を産むことだけが女の幸せではない」という意見もあれば、「女性に生まれたからには、やっぱり子供は産んでおいたほうが良い」という意見もあり……。しかし、このことについては結論づけができない永遠のテーマではないでしょうか?いや、そもそもどちらかに答えを見出す必要はないのではないかと感じます。もちろん、女性が安心して子供を産めるよう、環境が整えられる必要があることは言うまでもありません。産むのは女性です!だからって他人事にしないでほしい。無謀な発言は控えて頂きやるべきことを進めてほしいですね。(文/二葉)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年12月10日(水)調査対象:全国30代の女性100名
2015年01月15日輝いているスターは素敵ですよね。もちろん裏の生活はあるんでしょうが。それで、その裏は見ずして、「“せめて子供だけ産ませてほしい!”と思ったことのある男性は今まで何人いますか?」と30代の女性100人に質問してみました。マドンナみたいな感じですね。すると、「今までの人生で1.44人くらいは、子供だけ産ませてほしいと思った男性がいる」との結果に。これ、意外と少ないのではないでしょうか?このような結果となった理由を一緒に見ていきましょう。■好きなスターは幸せになってほしい女性が多数!コメントを見てみると、大多数の意見は「子供だけ産む、というのはちょっと違う」「子供だけ産んでも仕方がない」「すきなアーティストはいるがそれはそれ」「ない。なんだこの質問」といったものになりました。これは同感です。もちろん、筆者も過去にいわゆるスターにハマッたことはあります。中学生くらいまでなんですが、ジャッキー・チェンが大好きでした。当時はジャッキーと結婚して香港に移住する気でいましたね(笑)ジャッキーの子供を産んで、少林寺でチャンピオンにするつもりでいました。それで、何度もジャッキーの映画を繰り返し見ていたのです。でも、当時の筆者は何語で話すつもりだったのか……。今となっては笑い話です。挙句の果てには、格闘技も習い始め……。本当に、それで何をするつもりだったんでしょうか。ファンレターも出したことないのに。タイムマシンがあったら、問いただしたいです。でも、子供だったからそう思っていただけなんですよね。大人になったら、ホントに素敵な男性であれば幸せな結婚をして、イクメンになっていただいた方が嬉しい、と思うようになりました。多分、これが普通の感覚ですよね。とかく日本は、シングルマザーで子育てをするのは大変な国。ですので、マドンナくらいポリシーや甲斐性があれば別として、結婚して旦那さんと子育てを助け合いながらする生活の方が幸せなんじゃないかと思います。男性も「あなたの子供だけ欲しい」って言われてもただただビックリするだけのような気がするのですが、どうでしょうか……。■スターの子供だけ欲しい女性は遺伝を気にする!一方、「子供だけ欲しい」という女性のコメントを拝見しますと、以下のような感じでした。「趣味や考え方が似ていて居心地が良かったけど、彼の親がとても厳しく子供だけ欲しいと思った」彼はいいんだけど、親がね~というよくある問題ですね。でも、そういう厳しい親なら子育てにも介入してくるかも。事実婚とかはどうでしょう?「私が生んだ時点で、いいところがひとつもなくなりそうな気がします。素敵な人は素敵な人と幸せになってほしいです」なんという自虐コメント。自信があまりにないと、かえってろくでなしにひっかかりますよ!「その優秀なルックスの遺伝子がほしい」「すごく好きな俳優がいて、その人にそっくりな男の子を産みたい」うまく引き継げばいいですけどね。ちなみに遺伝というのは、獲得形質は遺伝しないという大前提があります。後天的に獲得した性質というものは遺伝しないというものです。簡単にいうと、訓練のたまもののマッチョや、すさまじい努力の結果の学歴や、整形の美形は遺伝しません。もちろん、生まれつきのものであってもトンビがタカを産むこともあれば、タカがトンビを産むのも遺伝。カエルの子はカエルとばかりではございません。女性は身体に負担がかかる妊娠期間が長いし、出産は命の危険もある一大事です。ポーッとしたいっときの恋愛感情や軽い気持ちで「子供だけは欲しい」と考えない方がいいですよね。もちろん、大半の女性はそう考えてないみたいですけど……。(文/安原宏美)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年11月25日(火)調査対象:全国の30代女性100名
2015年01月06日サイボウズはこのほど、育児をしながら働く女性250人とマネジメント層の男性250人を対象に実施した、「育児をしながら働く女性」をテーマにしたインターネットリサーチの結果を明らかにした。調査期間は2014年12月8日~9日。同調査では、「育児をしながら働く女性」には自身の体験を、「マネジメント層の男性」には、育児をしながら働く女性の現状について自身が思うことを質問している。育児をしながら働く理由について尋ねたところ、育児をしながら働く女性、マネジメント層の男性共に、最も多い回答は「家計に必要だから」(女性78.8%・男性76.0%)となった。回答に大きな差が見られたのは「自由なお金が欲しいから」で、女性は44.0%が回答したのに対し、男性は24.8%のみが回答し、19.2ポイントの差が見られた。逆に「仕事にやりがいを感じているから」は女性は28.0%だったが、男性は46.0%で18.0ポイントの差が出ている。育児をしながら仕事を行う上で、課題に感じていることを尋ねたところ、女性の最も多い回答は「子どもと過ごす時間が短い」(46.0%)だった。一方、男性は24.4%のみにとどまっている。また、「子供に十分な教育機会を提供できていない」も、女性が男性よりも15.6ポイント高い結果となり、両者にギャップがあることがわかる。一方、男性が最も多く回答した項目は「上司や同僚など職場での理解不足」であり、理解できていない部分があると自覚している方が多いことが明らかとなった。現在の職場環境について取り組んでほしいと思う事を聞くと、多くの項目で女性よりも男性の方が高いポイントとなった。特に差のあった項目は「柔軟な時間帯で勤務が可能な制度」で、女性は58.0%の方が回答したのに対し、男性は73.2%が回答した。女性が男性よりも多く回答した項目は「育児中の女性への評価改善」で、女性が38.8%回答したのに対し、男性が32.0%と6.8ポイント差となっている。また、育児をしながら働く女性についてマネジメント層の男性に悩みを尋ねたところ「仕事を頼みづらい」という趣旨の回答が多かった。また、「育児と仕事を両立できないことによる優秀な社員の退職」という回答も目立つ。
2015年01月05日「マナラ化粧品」の開発および販売を手掛けるランクアップはこのほど、「出産後の働き方に関する意識・実態調査」の結果を発表した。同調査は9月26日~27日、全国の20大~40代の女性会社員(一般社員、管理職、経営・役員、公務員)で、職場に働くママが複数(自身を除く)いる人、子なしの場合は出産後も働き続けたい人を対象として実施。世代・子あり/子なし別に各100名(子なしの場合は各世代とも既婚/未婚が半数ずつ)、計600名の回答を得た。○2人に1人が、出産後の働き方を考え、妊娠・出産を躊躇「出産後の働き方を考えて、妊娠・出産を躊躇したことはあるか(躊躇すると思うか)」を聞いたところ、48.8%が「妊娠・出産を躊躇した(すると思う)」と答えた。その理由としては「職場の人からの理解を得られるか」(56.3%)が1位。以下「働く時間の制約ができること」(51.5%)、「同じ給与水準で復職できるか」(39.2%)が続いた。○理想の働くママが職場に「いない」が6割「職場に理想の働くママはいるか」を聞いたところ、「いない」が62.3%にのぼった。年代別に「いない」と答えた割合を見ると、「20代」が51.5%、「30代」が64.0%、「40代」が71.5%となり、若い世代のほうが職場に理想の働くママがいると感じていることがわかった。職場に理想のママがいないと答えた理由は、「いつも余裕がない」(34.5%)が1位。僅差で「新しい仕事や大きな仕事を任されない」(32.4%)となった。また「中途半端に仕事をしているように見える」(26.7%)が3位だった。○既婚女性の3人に1人は「夫よりも自分の方が働くことに向いている」既婚者377人に、「夫よりも自分の方が働くことに向いていると思うか」と聞いたところ、「はい」は35.3%となった。年代別にみると、「20代」が24.1%、「30代」が37.0%、「40代」が48.5%となり、世代があがるにつれ、よりその意識が強くなっていた。○理想の働く芸能人ママ、1位は「篠原涼子」「芸能人で理想の働くママ」を選択肢から選んでもらったところ、1位は「篠原涼子」が37.7%と、2位の「北斗晶」(19.5%)の2倍近い支持を得た。3位は「井川遥」(10.7%)だった。篠原涼子を選んだ人に理由を聞いたところ、「子どもがいることを感じさせない」「両立している印象」「産後もイキイキしている」といった点が多く挙げられた。同様に北斗晶は、「いつも明るく元気」「家族仲が良さそう」。井川遥は大多数が「ママになってもきれい」と答えた。
2014年10月19日不妊治療もしたけれど…最終的に下した「産まない」選択不妊治療でもっとも難しいのは、なかなか授からない場合に“やめどき”を決めることかもしれません。この記事を読んでいる人の中にも、今まさに悩んでいる人もいることでしょう。今回は、不妊治療をやめ、「産まない選択」をした女性の体験談を聞きました。●仕事がおもしろくなり、執着がなくなったAさんのケースAさんは38歳で離婚。前夫は家庭を築くというより自由に生きたいタイプで、子どもを持つことにも乗り気ではなく、その意識の違いが離婚の原因の1つにもなったそう。「40歳で再婚し、すぐにタイミング療法(*1)で子づくりを始めたものの授からず、1年経った時点で人工授精(*2)に変更。それでも授からず、体外受精(*3)も試しました。でもやっぱりダメで、不妊治療をストップしたのは44歳の時でした。治療をやめてもいいと思えたのは、仕事がうまくいくようになったからです。子どもが欲しくてたまらなかった時期って、今思えば仕事に行き詰まっていた時期だったんです。そんなつもりはなかったけど、心のどこかで、妊娠を、人生を変えるきっかけにしたかったのかもしれない。年齢的に出産がいよいよ厳しくなる時期と、仕事が充実しだした時期が重なったのは、私にとってラッキーだったかもしれません。『子どもがいなくても人生を楽しめる、無理しなくていい』って、自然に思えるようになりました」また、Aさんは治療をやめて精神的に楽になった、と言います。「治療中は、期待と失望の繰り返しがつらかったし、不妊治療のことしか考えられなくなっていました。検査薬をたくさん買い込んで、生理予定日が近づくとトイレのたびにチェックしたりして。でも不思議なもので、治療から離れた今は、もう執着していません。急な出張があっても思い切り仕事ができるので、これはこれでいいかなと思っています」●夫婦で旅行を楽しむことが生きがいのBさんのケースBさん夫婦は、旅行が趣味。結婚前から2人で毎年旅行に出かけていたそうです。「でも、37歳から不妊治療を始めて、そんな経済的余裕はなくなりました。有名なクリニックに通って何度も体外受精をしたので、治療代がかなり負担になっていましたから。精神的にも旅行を楽しめなくなっていましたね。このお金で体外受精ができるとか考えていましたし、妊娠しているかもしれないと思うと、温泉は良くないかもとか、この食べ物は大丈夫なのかとか、気になってしまって…」Aさん同様、不妊治療中は、そのことしか考えられなくなってしまったという人は多いようです。「治療をやめたのは43歳の時です。たまには旅行にでも、と誘ってくれた夫に『もし妊娠してたらどうするの!』と怒鳴ったところ、『そんな怖い顔をしているお母さんのところに、赤ちゃんも来たくないよ』って言われたんです。その時はひどい夫だと思って大泣きしましたが、その後、夫婦で何度か話し合って、治療をやめました。今はまた、夫婦で旅行を楽しんでいて、老後は海外移住もいいかなって話してるんです。子どもや孫の心配がないぶん、身軽にどこへでも行けますからね」●ペットと生活しながら“ゆる妊活”を続けるCさんのケース完全に不妊治療をやめる人がいる一方で、「治療はやめても完全に諦めたわけではない」というCさんのような人もいます。「タイミング療法、人工授精、体外受精、冷えとり、漢方薬、サプリメントなど、さまざまな不妊治療を行ってきたのですが、残念ながら授かりませんでした。私は、ズルズル続けるのはつらいと思っていたし、『治療をやめたとたんに授かった』という話もありますから、最初から42歳までって決めていたんです。ただ、まだ可能性があるかもとは思っていて、卵子に良いというサプリメント療法だけ続けています。あとは、体を冷やさないように気をつけているくらい。赤ちゃんが授からなかったとしても、美容や健康のためにいいので、気は楽ですね」子どもへの思いもありながら本格的な治療をやめるのは、勇気がいる決断だったのでは?「治療をやめたのと同時に犬を2頭飼い始めたので、この子たちが癒やしになってくれている部分は大きいです。もちろん子どもとは違うけれど、夫婦2人だけよりはだいぶ違いますね。子どもは、できたらうれしいけど、できなくても大丈夫だと思えます」今回、3人の女性にお話をうかがって、「子どもがいる、いないが女性の幸せを左右するのではない」と改めて気づかされました。不妊治療をしていると「子どもを授かる」ことだけに意識がいきがちですが、授かってから子育ての大変さ、子を持つことの責任という壁にぶつかって悩む女性も多いでしょう。子ども以外の生きがいや楽しみを持つのは、子どもを授かっても授からなくても、大事なことなのかもしれません。(*1)タイミング療法:エコーで排卵時期を測定し、タイミングを合わせて性交する方法。軽微な排卵誘発剤を処方されることもある(*2)人工授精:精子を排卵時期に合わせて女性の膣内に戻す方法(*3)体外受精:卵子を体内から取り出し、シャーレで精子と受精させて体内に戻す方法<取材・文/島田彩子>
2014年10月13日できれば母乳育児を続けたいけれど、職場復帰後は断乳も仕方ないと考えるママは多いのではないでしょうか。しかし、実は働くママにこそ、母乳育児をするメリットがあります。今回は、働きながら母乳育児をするメリットと、その方法をお伝えします。■働くママの母乳育児は、ママと赤ちゃんの心の安定をもたらす働くママだからこそ、実は母乳で育てるほうがラクなのです。というのも、ママのおっぱいを飲む時間は赤ちゃんにとって大事なスキンシップの時間で、赤ちゃんの心の安定をつくる時間でもあります。ママが働いている間、赤ちゃんはいつも一緒だったママと離れているので、不安だったり寂しかったりしています。ママが仕事を終えて帰ってきた時におっぱいをもらえたら、不安でいっぱいだった赤ちゃんの心はすぐに安定します。赤ちゃんの心の不安は、発熱や風邪といった身体の不調を引き起こすこともあります。母乳育児をしていると赤ちゃんの心がを安定するため、急な体調不良を防ぐことができ、結果としてママも仕事を休む回数が減るというわけです。同時に、赤ちゃんにおっぱいをあげることで、ママにも幸せを感じるホルモンが出てきます。母乳育児は赤ちゃんだけでなく、ママの心の安定にもなるのです。仕事、家事、育児でお疲れのママは、母乳育児をすることによってリラックスをすることができますよ。■夜間と休日だけ母乳の「変則授乳」で対応しようとはいえ、働きながらの母乳育児はなかなか大変です。中には、一生懸命搾乳をして冷凍し、保育園に預けながら完全母乳育児を続けているママもいるでしょう。冷凍母乳はお断りという保育園もありますし(私が見学をした保育園もそうでした)、勤務中に搾乳をして保存するというのも、育児に理解のある職場環境でないと難しいですよね。そのため私は、平日昼間の預けている間は粉ミルク、休日や夜間は母乳をあげるという、「変則授乳」の方法をとりました。この方法でも私の場合、十分母乳は出続けましたし、むしろこのほうが、授乳タイムが楽しみになって、とても幸せでした。完全母乳で育てないと赤ちゃんがかわいそうなのでは? と思うかもしれませんが、育児に完璧は存在しません。仕事、家事、育児に頑張っているママが、楽しくニコニコ赤ちゃんと接することが、何より大切なこと事です。メリットをうまく利用して、無理なく母乳育児を続けてみてくださいね。
2014年09月16日先輩ママのタイムスケジュールから、子育てや家事を上手にこなすヒントを見つける「ママのタイムスケジュール」。 教えて! 働くママのタイムスケジュール vol.1 宮城明子さん【前編】 をご紹介しましたが、後編では午後のタイムスケジュールを見ていきましょう。■子どもに手伝ってもらいながらコミュニケーションお子さんが帰宅し始める時間帯から休む暇がないほど密な時間を過ごしています。なかなか兄弟が集まる時間を作れないように見えますが、生活の中に実践していることがあるそうです。例えば子どもたち総出で洗濯物の取り込みから畳んでクローゼットにしまうまで、一連の流れを手伝ってもらうのだそうです。お手伝いをしてもらいながら、家族のコミュニケーションの場を自然と取り入れている点が見習いたいところです。■夫婦間でのコミュニケーション夫婦間では言葉でのコミュニケーションと表現を大切にしているのだそうです。確かに言葉にせずとも理解してくれる仲が理想的ですが、男女間、夫婦間、そこまで上手くいかないところが現実です。「思っていても言葉にしなければ伝わらない! 」と胸に刻み、特に感謝と尊敬の気持ちはしっかりと言葉で伝えるようにすることがどうやら夫婦円満の秘訣なのでしょう。■自分が楽しい!と思える時間を作る宮城さんが暮らしの中でこれだけは欠かせない! ということは、「自分が楽しい!」と思える時間を作ることなのだとか。読書や習い事、友人たちとの時間など、その時々で自分にピッタリ合うリフレッシュ方法を身に付けていることが、ストレスを溜めない秘訣なのですね。「10年後、どんな自分になっていたいですか? 」との問いに、「リアルな母親の声を社会に届ける女性」と答えた宮城さん。「世界中を巻き込んで母親を支援する活動をしていきたい」とグローバルな豊富も語って下さいました。■子育て中のママへのメッセージそんな宮城さんから子育て中のママへのメッセージです。辛いこと、苦しいこと、悲しいこと、どうしていいかわからない気持ち、子育てしていると必ず感じるときがあります。家から一歩外に出たらがんばらなくちゃいけないと思うママもたくさんいると思います。どうしても誰かと比べてしまい自己嫌悪になったり、イライラしていつもより子どもを強く叱って自分を責めたり。私たちママは毎日戦っている戦士!目まぐるしく頑張って自分を見失いがちな時期だからこそ自分らしく子育てしてもらいたい。人と比べない。自分らしくいる。そうすると自然と笑顔が増えていくと思います。それがあなたの子どもの明るい未来へと続くと感じています。がんばらなくてそのままの「あなた」で大丈夫! あなたの笑顔は子どもと家族と社会の笑顔に変わるはず。笑顔がたくさんある毎日を過ごしていきましょう!これからも宮城さんのたくさんのママを笑顔にしていく活動を応援しています!NPO法人自由が丘ママの会 公式ブログ 自由が丘ママの会 代表宮城明子 オフィシャルブログ
2014年08月29日子育てを楽しみながら、自分らしい働き方をしている寄金佳一(よりかねけいいち)さんにインタビューをしてきました。寄金さんは、ブロガー、ライター、編集長、フォトグラファーとしてフリーランスで働いている5歳と3歳の子どもの2児のパパです。以前は早朝から深夜の勤務が当然の企業で働いていましたが、子どもが生まれたことと震災をきっかけに、コネゼロ、資格ゼロ、資金ゼロで独立。独立へ突き動かしたのは「子育てほどおもしろいことを人にまかせるなんてもったいない」という思いでした。寄金さんの生活スケジュールから、今の働き方を手に入れるためにしてきたことまで、キャリアと子育てに悩むママへのヒントもたくさんありましたよ。■イクメンパパある1日のスケジュール4:00 起床 仕事(執筆メイン)6:30 朝食作り7:00 家族を起こして、みんなで朝ごはん8:30 仕事へ行く奥様と子ども達を送り出し 仕事(取材、講演、打ち合わせなど)17:00 洗濯取り込み、夕食準備など 18:30 奥様と子ども達が帰宅19:00 夕食20:00 子ども達とお風呂21:00 子ども達と一緒に就寝がっつり育児をしている寄金さんを「イクメン」と軽々しく呼ぶのは少々抵抗がありますが、朝食、夕食作りに洗濯など、育児だけでなく家事もしっかり担当しています。朝ごはんを作ってくれて、起こしてくれる旦那様、素敵すぎます。寄金さんは就職した頃からずっとヨジラー(4時起き習慣)を続け、朝の思考がクリアな時間帯を執筆の時間にし、ストイックに効率化を図っていました。■イクメンパパ1週間のスケジュール日 仕事休み(家族デー)月 仕事休み(子どもの習い事の日)火~土 仕事奥様のお仕事のお休みが日曜なので、日曜は家族で過ごす休日に。月曜は、お子さまのプールや体操などの習い事を入れ、子どものために過ごす休日にしているそうです。仕事のスケジュールが押している時は、休日も朝4時から6時半だけを仕事をしていい時間帯に設定し、オンとオフをしっかり切り分けていました。■育児のための働き方を選ぶ根底はキャンプお子さまの出産をきっかけに「こんな会社にいたら、子育てなんてできない」と、仕事を辞めてしまった寄金さん。いわゆる普通の夫を持つ私には「どうしたら、そんなに積極的に育児に参加してもらえるのか」と、どうしてもきっかけを知りたくて、掘り下げて聞いてみました。さかのぼると、1つのきっかけは、小学生から大学生まで参加していたキャンプにあるようです。「大きい人が小さい人の面倒みることは当たり前」「子どもと接することの楽しさ」を、大人も子どもも共に過ごすキャンプで実感してきたことが大きく影響しているようでした。次回の記事では、オールゼロからの独立を軌道に乗せるためにやったことなど、仕事に関するお話を中心に聞いていきますので、お楽しみに!<参考リンク> 寄金佳一さんのブログ「Handmade Future!」
2014年08月20日保育園(学童)のお迎えに行って、夕飯やお風呂の準備をして、子どもの宿題を見て・・・働くママは忙しいですよね。収入は下がることはあっても、上がることはない。そんな風に思い込んではいませんか?でもね、産休や育休で一時的に収入が減ることはあっても、キャリアアップ、年収アップを続けている働くママはいます。年収アップに成功している女性たちが取り入れている仕事の習慣を2つ紹介します。[仕事の習慣1] 朝の時間を大切にしている仕事と育児の両立が成功している人の多くは、朝の時間の使い方が上手です。夜は子どもと一緒に早めに就寝して、朝早起きする。そして、本を読んだり、資格取得や昇給のための勉強をしたり、その日の仕事の段取りについて考える時間を捻出しています。家族が起きると待ったなしの忙しさになるので、パートナーや子どもが起きだす30分位前には起き、自分のための時間をとるのだそうです。朝、静かにその日の仕事や自分のキャリアにつながる行動をすることで、日中の仕事効率が上がり、評価にもつながりやすくなります。私の場合、毎朝この時間にピシッと起きて即行動・・・というのが苦手なので、早めに目覚ましをセットして、布団の中でボーっと考える時間を意識してとるようにしています。「あのアイデアを成功させるには何から始めればいいかな」「あのお客さまにはこんな提案をしてみよう」「今日の仕事はあれとこれと~、だったよね」等、これから始まる未来について考えます。スッキリしたところで布団から起き上がり、考えついたことを書き出しています。この時間をとるだけで、1日を冷静に過ごせるから不思議です。スッキリ起きられない人は朝日が入る窓のある部屋で、カーテンを閉めずに眠るようにするといいですよ。[仕事の習慣2] 会社の利益を常に意識する年収を上げるのが上手な人は、「会社の利益に貢献するために、自分は何をするべきか」を常に意識しています。給与の源である会社の利益に貢献すれば、評価が上がり、収入が増えることを知っているからです。一方、なかなか年収が上がらない人は「なんで自分の給与は上がらないのか」と、不遇な自分にフォーカスしているケースが多いようです。「上司が●●さんばかり可愛がっている」「子どもを産んでから、大事な仕事は任されなくなった。早く辞めさせたいのでは?」・・・なんて考え出すと、不平不満や疑心暗鬼が頭の中を占領してしまいます。会社の利益を上げるには、(1)売上を上げる、(2)コストを下げる、(3)返品等のリスクを下げる、(4)企業資産を有効活用する、(5)企業イメージを上げる、等様々な方法があります。あなたの立場でできることはないか、スキマ時間に考える習慣をつけましょう。そうすることで職場でのあなたの行動や言動が変わります。それが評価アップにつながり、昇給・昇進等につながり、年収アップに結びつきます。アクセルとブレーキを一緒に踏まない働くママの年収アップを阻む思考の1つに「仕事と育児の両立が難しくなるので、重要ポストには就きたくない」というのがあります。パートナーが家事や育児に非協力的である家庭ほど、その傾向が高いようです。しかし、保育園児を育てながら部下のマネジメントをしている女性リーダーや女性社長の知り合いに聞いてみると、「工夫は必要だけど、なんとかなる」と言っています。たとえば、住まいを実家や仲の良い親戚・知人宅の近くに引っ越して、会議が長引いたりしたときにヘルプをお願いしているご家庭は多いです。実家が遠く、パートナーのサポートを得難い場合はベビーシッターを雇って、保育園のお迎えと食事の準備を頼んでいる人もいます。また、短時間勤務で自分が帰宅したあとのマネジメントを直属の部下に頼んだり、スマートフォンやスカイプ等を活用して在宅対応可能な環境を整えたりしている人もいました。ある大手玩具メーカーで取締役を務める女性は、こんなことを言っていました。「保育園のお迎えがいつも最後で、寂しそうな目をしている子どもを見ていて思ったんです。この子にこんな思いをさせているのだから、せめて仕事は楽しくやろう!って。そう心に誓って働き続けたら、ここまできました」と。そして、「職場で自分をセーブしちゃダメ!管理職になったらなったで、そのときに考えたらいい。私も一緒に考えるから、アクセルとブレーキを同時に踏まないで」そう後輩の女性社員に伝えているとも言っていました。子どもを産んだら、キャリアアップ、収入アップのラインから外れると思っているのなら、まずはその思い込みを手放してください。そして、会社の利益を上げるために、今、あなたができることは何かを通勤時間の電車の中で、3分でいいのです。考える習慣をつけて、何かアイデアがひらめいたら、上司と相談した上で実践していきましょう。朝の30分と通勤時間の3分。たったこれだけの「仕事の習慣」、ぜひ生活に取り入れてくださいね。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2014年02月13日(画像は、プレスリリースより)ワーキングママさんのほとんどはお疲れ働くママさんの8割以上がお疲れママ、と言うアンケート結果が報告されている。これは、養命酒製造株式会社が行った「冬の寒さ疲れ」というテーマのインターネット調査だ。子どもがいる30歳から59歳の既婚有職女性1,000名を対象に行われている。養命酒製造株式会社では、これまでも健康に関わるアンケートを度々行い、結果を報告している。薬用養命酒をはじめとした、健康サポート製品の発売とあわせ、オフィシャルサイトでは、健康知識や情報を発信している。冬疲れは、身体と気分の不調も招くこの冬どの程度疲れているか、と言う質問に、非常に、やや、の答えを合わせると8割以上になった。非常に疲れていると答えた人は、3人に1人の割合と、冬の寒さとあわせ、仕事と子育て追われるママさんは、「冬の寒さ疲れ」をかなり感じているようだ。「冬の寒さ疲れ」と冷え性を訴えている人は、身体の不調や気分の不調を訴えている人が多く、さらには「ぐっすり眠れない」と睡眠への影響も出ている。40代の働くママは「ぐったりタイプ」が多く、30代の働くママは「イライラタイプ」が多いと言うのも特徴だ。そんな疲れを取るには、温かいお風呂に入り、ごろごろと家でゆっくりする、などの答えが多かった。50代になると、旅行に行ったり、映画鑑賞をしたりと、小さい子どもがいる頃よりも自由になる時間も増えるようだ。【参考リンク】▼養命酒製造株式会社▼養命酒製造株式会社プレスリリース
2014年01月27日子どもを産んでも、もっとかわいく、もっとアクティブに、毎日の生活を楽しんでいるママがたくさんいますね。Woman.exciteではNPO法人チルドリンと業務提携を結び、そんなママを応援していくことに。その第一弾の企画として、11月11日、品川グランドホールで「Woman.excite×チルドリン ママまつりin東京」を行いました。会場へ足を運んでみると、ママと小さな子どもたちでいっぱい。とってもにぎやかな雰囲気です。さまざまな企業ブースには、たくさんのママが訪れ、中には行列ができているところも。30社以上の保険会社から保険選びの相談ができる保険テラスでは、ファイナンシャルプランナーが気になる学資保険などの相談を受けていました。アンケートに記入するだけで、ベビースタイかママのためのコスメセットのプレゼントも用意。有機野菜などの食材宅配サービスのOisixでは、サービスの案内や申し込みの受付、野菜ジュースの試飲を行っていました。小さな赤ちゃんが美味しそうに野菜ジュースを飲む姿も。他にも森永乳業や大地を守る会、NECなどの企業が、ママにぴったりな商品やサービスを紹介していました。さらに、主役であるママが出展しているママブースは、もっとさまざまな内容が。布の絵本を作るワークショップや、ハワイのセラピーカード「マナ・カード」の体験、手相鑑定、似顔絵など盛りだくさんでした。どこのブースでも出展者のママと参加者のママたちの笑顔があふれ、その周りには小さな子どもの笑顔と元気いっぱいの声。メインステージでは、音育リトミックやベビーサイン体験、ベビーダンス体験などが行われました。さらに、おうち料理研究家「みきママ」によるさつまいもを使った時短レシピの実演も。さつまいもと生クリーム、チョコビスケットを使って、あっという間に「お手軽!プチ・イモンブラン」が完成。そのアイデアと、みきママさんのわかりやすいトークに、会場に集まったママも夢中。子どもと一緒に試食を楽しんだり、みきママさんと写真撮影をするママもたくさん。おおいににぎわった会場に集まったママたちは皆おしゃれでかわいく、子育てに忙しい中でも、自分自身も楽しく生き生きとした毎日を過ごしていることが伝わってくるようでした。会場に足を運んでくれたママには、食品やオーガニック化粧品のサンプルプレゼントがあったうえ、事前にメルマガ登録してくれたママには、食品や洗剤サンプルのプレゼントも。Woman.exciteでは、このようなリアルな場とネット両方を使って、これからもママたちを応援していきます。これからの展開を、ママもプレママもしっかりチェックしておいて。そして、お友達のママにも、ぜひ教えてあげてくださいね。
2013年11月27日子どもを産んでからも仕事をし続ける女性のために、ファッション、美容はもちろん、幅広くライフスタイルを提案するワーキングマザーのための雑誌「Grazia」。今まで雑誌とPCサイトのみだったが、auスマートパス用のスマホ版を12月3日にオープンした。仕事だって、子育てだって楽しみたいと思っている女性は多いはず。そんな第一線で働く女性達が出勤時間やお迎えに向かう途中の空き時間にさっと携帯を取り出してチェックできる情報が盛りだくさんだ。■ファッションワーキングマザーの楽ちんキチンとコーディネートや、ベーシックから流行ものまでオン&オフに頼れるアイテムを掲載。最新記事は、「軽さと肌ざわりを重視したいから モヘア&カシミア」。■ビューティトラブルを解消する即効コスメやきれいな身体をつくるボディケア、インナーケアを掲載。最新記事は、「30年以上、あらゆる肌を守り続ける奇跡の名品」。■インテリア&雑貨素敵なインテリアや雑貨、お料理が楽しくなるキッチンアイテム、つい買ってあげたくなるキッズ雑貨を掲載。最新記事は「毎日でも食べたくなる!? 美味しさアップの鍋グッズ」。そのほかにも、「カルチャー」や「イベント&旅行」、「食べ物」などコンテンツは豊富だ。ママが気に入る、機能的でオシャレなアイテムが毎日更新されているから、忙しいママこそ、毎日チェックして。■Grazia on ウーマンエキサイトを利用するには人気サービスが500以上使い放題の「auスマートパス」に入会すると、利用出来ます。対応端末:auのAndroid/iPhone料金:月額390円(iPhoneの方は2013年4月まで無料!) ・auスマートパスの詳細はこちら ・ 「Grazia on ウーマンエキサイト」を早速チェック! ・ 一緒にチェック!「with online on ウーマンエキサイト」
2012年12月07日