■前回のあらすじ新米先生に一抹の不安を覚えながら手術台に寝ると、ついに動脈に注射が打たれます。すると、あまりの痛さに衝撃が走ります…!■手術は順調に進み…先生によって、カテーテルを通すのにも上手い下手があることがわかりました。最初の腕の注射を乗り切ったらあとは痛くありませんでした!無事に終わって一安心!■安心して眠れる…そう思っていたが…!夫と義父にも無事に終わった報告をすることができ、美味しい夕飯も食べて安心して眠れる…そう思っていたのに、まさか急にこんなに気持ち悪くなるとは思いもせず…次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> パニックにゃんこ この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月11日■前回のあらすじ義両親が泊まりがけで子どもたちのお世話や私の手術の付き添いに来てくれました。いよいよ抗がん剤動脈注射の手術が始まります…!■執刀医は新米の先生!?…不安を少しでも取り除けるようにリラックスさせてくれる看護師さんたち。でも…どんな先生も最初は新米ということは理解しているのですが、自分の担当となるとやはり不安になってしまうのが患者心…■あまりの痛みに恐怖感が募る!ただでさえ痛いのに、追い打ちをかけるような他の先生の声かけ…「体重かけて!」には思わず「まだやるの!?」とツッコミ入れたくなりました…。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> パニックにゃんこ この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月10日2020年11月8日、お笑いタレントのだいたひかるさんが自身のブログを更新。その内容に共感の声が集まっています。だいたひかる、闘病中に傷つく言葉…「一拍おいて考えて」だいたさんは2016年に乳がんを発症し、右の乳房を摘出する手術を受けるも、2019年に再発。その後、闘病を続けてきました。しかし、現在は「夫の子供がほしい」という強い想いから、乳がんの治療をいったん中断し、不妊治療に挑むことを決断しています。「いい言葉だけ栄養剤にして」だいたひかるの言葉に共感だいたさんはこの日のブログで、がんと闘病中の読者の声を紹介。それは「治療のための薬や注射で、すごく太りやすくなった。ガンを患って、『太ったね』『やせたね』はいってはいけない言葉だと改めて感じました」というメッセージでした。だいたさんは、「確かに、太った、やせたは簡単にいってはいけない」と共感しています。確かに太った痩せたは、簡単に言ってはいけないですよね。ストレスがたまって太ったのかも!?抗がん剤や薬で痩せたのか太ったのかも!?私自身も抗がん剤中に、太りましたし浮腫みましたし…何か色が黒くなりました簡単に思ったままを言う人っていますが、一拍おいて考えて…察してくれよと思いますよね!?人の変化をいじるなら、痩せて綺麗になったね!だけOKだと私も思います!!だいたひかるオフィシャルブログーより引用また、「『疲れてる?』という言葉も地味にイヤ」ともつづりました。だいたさんは「つまり、顔が死んでるってこと!?」と思うのだとか。表情だけを見て「疲労がたまっている」と指摘されるのは、確かに嬉しい言葉ではありませんね。だいたさんは、デリカシーのない言葉に対して、「いい言葉だけを栄養剤として、日々を楽しみましょう」と語っています。太ろうが痩せようが、変わらずに接してくれる人をより大切に!振り回される、心乱される言葉もあるかもしれないですが…治療を頑張っている時は、見てくれが多少変わっても…命にはかえられないと思いますのでお互いに言葉に振り回されずに、良い言葉だけ栄養剤として日々楽しみましょうねだいたひかるオフィシャルブログーより引用だいたさんの言葉に、読者からはさまざまな声が寄せられました。・私もガンを患って、「太ったね」といわれることが嫌でした。ほかにも「人にいってはいけないな」と思う言葉をたくさん学びました。私自身も言葉に気を付けたい。・闘病中の人に対して、悪気なく心配してそういう言葉をかけてしまう気持ちは分かります。でも、容姿についていわれるとグサッとくるんです。・知人に「やせてるね」とほめていたのですが、「実は太れなくて、やせてるといわれるのが嫌なんです」といわれたことがあります。何が嬉しい言葉なのかは、人によって違うんだなと思いました。体型や容姿は人それぞれで、その事情も人によって異なります。善意の言葉であっても容姿について発言する時には、十分に相手の気持ちを考えたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月10日■前回のあらすじ次々と薬剤師さんや先生方が病室に現れ、薬の説明や動脈注射を打つ場所の確認をし始めます。■夫出張のため、義母が子どもたちの面倒を見てくれることに動注=動脈注射猫かぶりの子どもたちの真の性格を暴露!2泊3日も子どもたちのお世話をしてもらうことになりましたが、義母がとても大変な思いをするのではないかと心配でたまりませんでした…。■ついに抗がん剤動脈注射を打つ手術が始まる…!ついに抗がん剤動脈注射当日…。夫と義父に励まされて手術に向かいました!当時の私は、注射のイメージが強かったので、手術扱いになるとは思っていませんでした…。気楽に考えていたので、手術と聞いて急に緊張してしまいました!次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月09日アメリカ・カリフォルニア州のテレビ局『KTVU』でニュースキャスターをしているフランク・サマービルさん。ある日、彼のもとに視聴者からメッセージが届きました。差出人はジョーダンナ・ハワードさんという女性で、彼女の娘であるマッケンジーちゃんについて書かれていました。マッケンジーちゃんは生後3か月半の時に網膜芽細胞腫(もうまくがさいぼうしゅ)と診断されたのだそう。網膜芽細胞腫は眼球内に発生する悪性腫瘍で小児がんの中でも珍しいものだといいます。彼女は7回の化学療法を行い、それからほぼ1年間、がんは再発していないそうです。この日、マッケンジーちゃんは手術を受けるために病院を訪れていました。その時に彼女はアキラちゃんという2歳の女の子と出会います。アキラちゃんは現在、マッケンジーちゃんと同じ網膜芽細胞腫と闘っているのです。すると手術の前に出会った2人は瞬時に仲よくなり、ハグをして一緒に遊び始めたのだとか。たった今出会ったばかりなのに、2人はまるで何年も前からの親友同士のようだったといいます。Posted by Frank Somerville KTVU on Wednesday, October 28, 2020Posted by Frank Somerville KTVU on Wednesday, October 28, 2020Posted by Frank Somerville KTVU on Wednesday, October 28, 2020Posted by Frank Somerville KTVU on Wednesday, October 28, 20202人の姿を見て心が温かくなったというジョーダンナさんは「これが2人にとって一生続く友情の始まりであってほしい。この話であなたの心も温かくなったらいいなと思っています」とフランクさんにメッセージを送ったのです。フランクさんはこれを読んだとたん、思わず泣き出しそうになったのだとか。そして自身のFacebookにシェアしました。この話を読んで、私は悲しみと喜びの両方を同時に感じました。マッケンジーちゃんとアキラちゃんが元気になるようにただ祈っています。彼女たちが一緒にいる姿はとても美しい。Frank Somerville KTVUーより引用(和訳)Posted by Frank Somerville KTVU on Wednesday, October 28, 2020Posted by Frank Somerville KTVU on Wednesday, October 28, 2020この投稿にはマッケンジーちゃんとアキラちゃんの回復と、2人の友情がこれからも長く続いていくように願う声が寄せられています。2人はそれぞれがつらい治療を乗り越えてきました。きっとお互いに通じ合うものがあったのでしょう。またフランクさんの娘も病気をもっているのだそうです。子供にとって病気と闘うことは大人以上に困難な時もあるでしょう。そんな時に同じ気持ちを分かち合える友達がいることは大きな励みになるのではないでしょうか。マッケンジーちゃんとアキラちゃんが1日も早く元気になって、病院の外で一緒に遊べる日がやってくることを願わずにいられません。[文・構成/grape編集部]
2020年11月09日■前回のあらすじいよいよ抗がん剤の動脈注射に向けて、点滴生活が始まります。■薬剤師さんから薬の説明やアレルギーの有無を聞かれる動注=動脈注射動注=動脈注射頭部への放射線治療が続くと口腔内に影響が出ることがあるのですが、この時はまだそこまで口内の乾きはありませんでした。■いろいろな先生が動脈注射の確認にやってくるいよいよ抗がん剤の動脈注射が近づいてきたな…と実感。しかし、ズボンをめくられて大人数でまじまじと見られると…やっぱり恥ずかしい!!■え、剃毛しなくちゃいけないの!?動注=動脈注射「太ももの付け根に注射する」と聞いていたので油断していたら、下着をめくって処置するかもしれないので、念のため剃っておきましょう!ということでした…。永久脱毛に行きたいと強く思いました…。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月08日■前回のあらすじ入院中仲良くなった患者さんから「どうしていつもそんなに明るいの?」と聞かれ…■体をもっと動かしたい…普段とあまりにも生活が違いすぎて、暇になってしまいます…。身体に負担をかけず、体力を温存しておくのも重要なのですが、あまりにも暇だと「体力づくりすればいい!」という思考になってしまいました…!■点滴開始…コロコロ棒の操縦をしながらの生活!いよいよ抗がん剤の動脈注射に合わせて点滴が始まりました。先生から頂いた資料には、最近は静脈よりも動脈の方が効果が見られるので動脈からカテーテルで腫瘍に直接注射すると書いてありました。治療に関しては、当時病院から頂いた資料を基に書いています。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月07日■前回のあらすじ私と同じ鼻腔ガンの患者さんに出会い、意気投合!その方は切開手術をしたようで、傷口を見せてくれました。■家族の負担を減らすマル秘アイテムが好評だった!子どもたちを残して入院するのが心配な方のためのアイディア!母たちも遠くから来て、慣れない場所で家事するのが大変だったと思います…。夫もストックがどこにあるか描いてあったのが良かったと言ってくれました。負担を少しでも軽減することが出来て良かった…!■ガン患者同士だからこそ分かち合える苦労ガン患者同士だから話せること、共感できることもあると思います。むーさんとはたまたま仲良くなったのですが「なんでそんなにいつも明るいの?」と聞かれたときは思わず考えさせられちゃいました。■不安はある…でも家族のためにも生きなきゃ!ガンになったことで変化した自分の気持ちを素直にむーさんに打ち明けました。生きたい、そう思っていても、死んでしまうかもしれない…家族のためにできることをひとつでも多く残しておきたい、そんな気持ちでいっぱいでした。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月06日看護師のぱれちに(paretiny)さんは、薬を服用する際に起こりがちな『事故』について漫画に描き、Instagramに投稿。反響を呼んでいます。風邪を引いて熱が上がったため、解熱剤を飲もうとしたところ…。包装シートごと誤飲してしまった…!漫画に描かれたケースでは飲み込まず吐き出したため、大事にいたっていませんが、本当に飲み込んでしまったら風邪どころじゃない騒ぎになるでしょう。読者からは驚きの声が上がっています。・ゾッとしました。こんな事故があるのかと驚いてしまうけど、もし起こったら怖いので気を付けます。・同じくぼーっとしていて誤飲してしまったことがあります…。むせて取れました。・知人に寝ぼけていて、薬のパッケージごと飲んでしまった人がいます。内視鏡で取ったらしいです。国民生活センターでは、誤飲を防ぐため包装シートを切り離さないよう呼び掛けています。また、万一誤飲してしまった場合は、消化管などが傷付き重い症状につながることもあるので、自覚症状がなくてもすぐに受診してほしいといいます。熱があったり、体力が落ちていたりする時は、思いもよらないミスを起こしてしまうもの。十分に気を付けたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月06日■前回のあらすじ夫と子どもたちがお見舞いに来てくれて、楽しい時間があっという間に過ぎてしまいます。寂しくもなったけれど、みんなにとても励まされました。■鼻腔ガンの患者さんに出会い、意気投合!やっぱり鼻を切開するのが怖くてビクビクしていましたが、同じ病気の患者さんに出会い、話が盛り上がって仲良くなりました!その方も鼻を切開したらしく、なんと傷口を見せてもらえることに…■傷口を見せてもらうと…思ったよりも傷口が小さくてビックリ…!もっと傷が大きく残ると思っていたので、これから学校行事にも顔を隠してこっそり行かないといけないのかな…なんて考えていました。先輩方にも励ましの言葉をたくさんもらって安心しました!■鼻うがいのやり方これは多目的洗浄器ということで、腸の洗浄にも使われるようです。「マジシャンじゃないのにこんなこと出来ません!」と言っても看護師さんには華麗にスルーされました…。※鼻うがいは間違った方法でやると、中耳炎になったりする危険があります。必ず正しい方法で行ってください。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月05日■前回のあらすじ毎日お世話してもらえる有難みを感じつつ、ほぼ毎日の放射線治療。今は痛みや苦しさもないですが、続けていくと副作用や歯への影響もあるらしく…■夫と子どもたちがお見舞いにきてくれた引っ越してまもなくの入院だったので、子どもたちの学校のことについてはとても心配していました。入院前に出来る限りの準備はしてきたのですが、入部するとまた必要なものがたくさん出てきたようです…。夫も新しい職場と慣れない家事で、てんてこまいのようでした…。■ツンデレ息子のかわいい秘密当時息子は小学2年生でした。今までずっとべったり一緒だったので心配していましたが、夫の話を聞いて嬉しくなりました!■みんなのあたたかい気持ちが励みになる楽しい時間だっただけに、とても寂しくなりました…。でも、応援してくれている気持ちに応えたいという気持ちがあるのでちょっと我慢!みんなへの感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました!次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月04日■前回のあらすじ先生から抗がん剤と手術についての説明を受けました。内視鏡手術よりも鼻を開く手術の方ががんを取り除けると言われたのですが…■この感覚久しぶり…!入院中とはいえ、何年かぶりの優雅な朝のひととき…家事を代わりにやってくれている夫には悪いですが…自分のことを優先していいなんて素晴らしすぎる!■放射線科での治療放射線治療は特に痛い、苦しいなどはありませんでした。ただ、放射線治療の回数を何回もこなしていくと、吐き気や食欲不振などの副作用が出てくるようです。この時点では特に副作用はありませんでした。■放射線治療における歯への影響とは上顎崩壊だなんて怖すぎる…。それだけ歯茎にもダメージがあるということなのでしょう。他にも、口腔内の乾燥、口内炎、味覚障害などがあるそうです。唾液が減ることで、口内の自浄作用も低下し感染リスクが高くなるので、歯磨き、フロスは必須です!次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月03日■前回のあらすじ隣の寝たきりのおばあちゃん、苦しそうな声がずっと聞こえてくるのが気になってしまい、部屋を変えてもらえないか相談することに…■抗がん剤投与と手術について説明を受ける画像はイメージです切開!? 鼻を開くの…!?!?K先生の説明を聞いてかなり怖くなり、抗がん剤が効くことを切に願いました…!■鼻を開く手術とは?画像はイメージです画像はイメージです画像はイメージです画像はイメージです画像はイメージです「切開」と聞くとやはり怖い…切った方が癌が隠れている場合も取りきれると分かってはいても、出来れば内視鏡手術が良い…と思ってしまいます。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月02日■前回のあらすじいよいよ入院。支えてくれる家族のためにも治療を頑張ろうと奮起します。身の回りを整理していると、突然隣のベッドから苦しそうな声がして…■おばあちゃんが苦しそう…!助けを呼ぶべき!?病名まではわかりませんが、おばあちゃんの喉には穴が開いていてすぐ機械とつながっています。痰が詰まると苦しくなるようで、その為おばあちゃんはナースステーションの近くの部屋にいるんだと分かりました。病院に慣れていないので、初日からビックリしすぎてしまいました…。■苦しそうな声が辛すぎる…病院慣れしていない私には、寝たきりの方の隣はハードルが高かった…気になってしまって食べられない、眠れない状態が続いてしまったので、やむを得ずお引越しさせて頂くことになりました。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年11月01日■前回のあらすじ抗がん剤による脱毛の不安や、友達にはどう告知するか…悩みはつきません。でも数人の友達にガンのことを伝えられ、話を聞いてもらえたのは嬉しかったです。■いよいよ入院!家族のためにも治療に向けて奮起する子どもたちは転校したてなので心配にもなりましたが、支えてくれる家族のためにも治療を頑張ろう!と思えました。■身の回りの整理をしていると、隣のベッドから突然…!いきなり隣から苦しそうな声が聞こえてきて、思わずビックリ!入院早々、不安を覚えます…。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月31日生理はホルモンの働きによって起こるものですが、慢性的な生理不順の場合、ホルモンバランス以外の原因が隠れているかもしれません。ホルモンも子宮も目に見えて異常がわかるものではないので、生理不順が異常のサインであることも。生理不順に慣れてしまって、気付けば手術が必要な病気になっていた…なんてことになる前に、原因となる病気のことをしっかり知っておきましょう。 答えてくれたのは…こまがた医院院長駒形依子(こまがたよりこ)先生東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。 生理不順のときに考えられる病気って?生理不順は、多忙や寝不足などのちょっとしたストレスにより、排卵の時期がずれることで起こります。排卵は卵子を育てる卵巣で行われるのですが、ストレスによって卵巣で分泌されるホルモンバランスが乱れて排卵が正常にできなくなるのです。 しかし、慢性的な生理不順の場合はホルモンバランスだけでなく、卵巣に病気が潜んでいる恐れが。主な病気として、卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)や卵巣がんなどの卵巣腫瘍(らんそうしゅよう)や、多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)などがあります。 悪性の場合は卵巣がん!卵巣腫瘍とは卵巣腫瘍は、何らかの影響で卵巣が腫れてしまうこと。なかでも、卵巣嚢腫は妊娠中の胎児にも認められることがあります。胎児期に見つかればその後も定期的に経過を診ることになりますが、ある程度年齢を重ねると、とくに症状がなければ検査をすることがないため、10代で持続する腹痛や激痛が起こることで見つかることも少なくありません。 また、年齢に関係なく、胎児期、思春期、閉経後でも起こり、そのほとんどは卵巣嚢腫という良性の腫瘍ですが、なかには将来的にがん化する恐れのあるものや悪性の卵巣がんの場合があります。 卵巣は通常2~3cmくらいの大きさで、腫瘍ができても自覚症状がほとんどありません。進行して5cm以上になってくると肥大した卵巣がねじれたりして急激な腹痛や吐き気が起きることがあります。 さらに、ねじれた箇所によっては救急車を呼ぶほどの激痛となり、進行具合によっては卵巣へ血液が届かなくなり壊死してしまうことも。腫瘍が10cmくらいになってくるとわき腹などにしこりが見つかったり、おなかだけがぽっこり出たりといった症状が見られます。 卵巣腫瘍はさまざまな種類がありますが、なかでもチョコレート嚢腫という子宮内膜症が卵巣内で起こるものは、大きさや高齢によりがん化する可能性が高まる腫瘍として知られています。 また、腫瘍が悪性の場合は卵巣がんです。卵巣がんは卵巣嚢腫と同様に自覚症状がほとんどなく、おなかのしこりや張りなどを自覚したころにはがんが進行していることも少なくありません。 卵子はあるのに排卵が起きない!?多嚢胞性卵巣症候群とは多嚢胞性卵巣症候群は、必要な時に必要なホルモンの分泌ができずに、卵胞がうまく育たなかったために排卵がうまくいかない病気です。ホルモンバランスが崩れることで起きるとされていて、排卵が起きないために生理不順や無月経が起こります。 また、女性ホルモンの分泌が低下したり、体内での男性ホルモンの分泌が増加してしまうことから、ひげが生えたり毛深くなったり、ニキビができたりなどの症状が表れます。治療せずに放置してしまうと、子宮体がんやメタボリックシンドロームのリスクが高くなるといわれています。 そして、生理が起きなくなるということは、子宮内膜が体外へ排出されなくなるということ。生理は子宮内を掃除する役割を担っていて、生理が起こらなければ卵子を留めるために厚くなった子宮内膜が子宮内に残ったままになってしまうのです。その結果、細胞の異常増殖が原因である、がんを誘発する恐れもあります。3か月以上生理がない場合は婦人科を受診しましょう。 受診すべきタイミングは?生理中でもいいの?生理不順の場合、考えられる病気は主に卵巣の病気の場合が多いですが、甲状腺疾患または授乳ホルモンの影響で生理不順になる場合もあります。 卵巣が正常に動いているかどうかを見るためには卵巣の活動が活発なとき、つまり次に排卵する卵子を準備している生理中の3~5日目に受診し、採血にてホルモンの検査をします。このときに、甲状腺のホルモンや授乳ホルモンであるプロラクチンの値も検査してみることがおすすめです。 診察時の汚れや恥ずかしさなど気にせずに、生理中でも受診してほしいと駒形依子先生は言います。女性は、生理周期によってホルモンバランスが常に変化しているので、たとえば生理による腹痛なども、症状が出ているときでないと原因の特定が難しく、症状が出ていないときには再来院をお願いすることが多いのだそうです。 生理期間に多少のずれが生じることはよくあることです。しかし、慢性的な生理不順を放っておくと気づいたときには取り返しのつかない病気になっている恐れが。また、病院へ受診するタイミングは、ケガをしたときと同じで、症状が出ているときでないと意味がありません。生理中でもしっかり診てもらうことが大事です。 監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』。
2020年10月30日■前回のあらすじ病院から帰宅すると、子どもたちが家のお手伝いをしてくれていて、健気な姿に涙を流す義母…。翌日から、入院準備を始めます。■抗がん剤治療による脱毛が不安…抗がん剤の種類、投与方法によっては脱毛しない場合もあるそうですが、抜ける確率は高いと思いました。ネットで探したらお手頃でオシャレなウィッグも多くて一安心!ショップのレビューを見たら、病気をしてもオシャレしたいという気持ちの人がたくさんいるということが分かり、なんだか胸が熱くなりました…!■友達への告知はどうしたら良い?色々な場所に友達がいるのは、転勤族ならではの悩みかもしれません…。どの友達に告知するか、いつ言うか、とても難しい…。■ガンだと気付き心配してくれた友達…話を聞いてくれて嬉しかった次回からは入院編をお届けします。病院内の色々な患者さんとの繋がりや治療のこと、家族のことたくさんのエピソードがあるので是非引き続きご覧ください!次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月30日■前回のあらすじ義父が一緒に診察で話を聞いてくれて、とても頼りになりました。今後のおおまかな治療計画が決まり、放射線科で顔の型取りをします。■癌細胞にもたくさんの種類がある!※画像はイメージです※2017年5月の情報ですなにより治療にはお金がかかります…自分に合ったがん保険が必要になってくるので、癌や病気のこと、保険のことなど日頃から勉強することが大切だと気付かされました。■家で義母のお手伝いを頑張ってくれた子どもたち我が家は転勤族のため、普段身内が遊びに来てくれることがあまりないので、子どもたちは喜んだと思います。張り切ってお手伝いも頑張ってくれて、義母は感動の涙を流していました!■入院準備とお金のこと医療費の家計負担が増えないように、使える制度は忘れず申請します。夫に負担をかけるのも大変なので、パジャマのレンタルはとても助かるサービスだと思いました。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月29日■前回のあらすじこれからお世話になる主治医の先生と初対面。内視鏡で診察すると、本当に自分の鼻の中にガン化したポリープが…■頼りになる義父!専門的な話が理解できる義父が一緒に話を聞いてくれて、とても頼もしかったです。しかし、恐怖のノミとトンカチ再び…!やっぱり怖いし痛い!■ついに今後の治療計画が決まるアラフォーでもまだ癌になるには早い年齢らしく、その分癌の進行も早いとのこと…。いよいよ放射線と抗がん剤治療が始まります…。■放射線科でマスクを作る!?放射線科での診察と放射線治療を受けるための型取り作業は、特に痛いこともされず平和に終了しました!次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月28日■前回のあらすじ子どもたちにガンのことを伝えたところ、頼もしい言葉に勇気をもらい…。まだまだ死んでられないと思うようになりました。■大量の検査の後…主治医の先生とご対面!ブラトップは病院によっては脱がないとダメな場合もあるそうです。■がんの説明資料が怖すぎる…自分の鼻の中を見るのはかなりの衝撃でした…。先生からもらった資料が怖いのは、癌を放置せず、早急に治療を促す目的があったのだと思います。この時点で、目視の癌はこの部分だけでした。■家族の存在がとても心強いありがたいことに義両親がすぐに駆けつけてくれて、本当に助かりました!子育て中も両親がそばにいてくれたらなと思うことが多かったのですが、病気の場合だと本当に困りました…。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月27日■前回のあらすじがんだと告知され頭の中が真っ白になりましたが、まずは夫に報告。すぐに帰宅してくれた夫を見て涙が出ました。■子どもたちにも病気のことを報告嘘はつきたくないけれど、子どもたちには辛すぎるかと心配しました。しかし、一番甘えん坊な息子からこんなしっかりとした意見が飛び出るとは…子どもたちの力強い言葉がとても頼もしかったです!■病気になって変化した「生きる」という考え方自分の考え方がガンという病気を通して変化していきます。ずっと子育てに邁進していて、家族のことしか見えなくなっていたのかもしれません。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月26日■前回のあらすじ検査結果を聞きに再度病院へ訪れると、がんだと告知されました…。■なかなか受け入れられない現実…まさか自分がガンになるなんて…先生の説明もすぐには頭に入ってきませんでした…。■夫に報告、やるべきことを確認普段だったら何とも思わないことにイライラ…。気持ちに余裕がなく、思っている以上に体と心が辛かったのだと思います…。■早退してきてくれた夫、ホッとして涙が出るこんな時だからこそ特に、自分は夫を頼りにしているんだなぁと感じました。さて、子どもたちにどう話そうか…次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月25日■前回のあらすじ市販薬を飲んでも効果がなく、引っ越しが落ち着いた頃ようやく耳鼻科を受診。しかし薬が効かず大病院で検査をすることに…■恐怖の検査…、怖いし痛い!覚悟はしていたものの、ずっと怖くて目をつむっていました。これから先、まだまだ痛くて怖い思いをするとは知る由もなく…■検査結果を聞きに再び病院へいきなりの告知に時が止まった気がしました。ポリープだと思っていたのに、まさかガンだったなんて…次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月24日生まれつきタマタマが片方なかった息子さんの病気は、停留精巣だったそうです。病気の判明から手術を終えるまでのエピソードを紹介しています。 次男が生まれてすぐ、指摘された停留精巣(※)。助産師さんに「ほとんどの子どもが生後6カ月までに治るよ」と言われたこともあり、あまり気にしていませんでしたが一向に治らず、入院、手術をすることに。今回はそんな息子の停留精巣についての体験談をお話しします。 (※)停留精巣:陰嚢(おちんちんの下にあるふくろ)の中に下りてくるはずの精巣の下降が不十分で、陰嚢内に触知しない状態。新生児期の男の子の5%前後にみられると言われています(参考:日本泌尿器学会)。 出生直後に判明した病気妊娠38週0日、元気な産声と共に誕生した次男。「おめでとうございます」の次に助産師さんからかけられた言葉は、「お母さん、赤ちゃんタマタマが片方ない状態なんだ。だけど、ほとんどの子が生後6カ月までに治るから今は心配いらないよ」。 私は壮絶な出産の達成感やうれしさから、「治る」という言葉だけを切り取ってしまい、当時は息子の病気のことをあまり気に留めていませんでした。 迎えた生後6カ月、増す不安感初めての2人育児に翻弄(ほんろう)され、あっという間に次男は生後6カ月に。停留精巣については、それまでの各健診で「生後6カ月まで様子を見ましょう」とのことでしたが、状態は変わらず……ついにこども病院への受診が決まりました。そしてエコーの結果、睾丸はおなかの少し下くらいにあることが判明しました。 自然に治る可能性のある生後10カ月まで経過観察をしていましたが、睾丸が降りてくる気配はありませんでした。放っておくと、がんや不妊のリスクが高くなるという説明を主治医から受け、次男の将来のため、1歳になる前に手術をすることになったのです。 緊張の手術次男が生後11カ月のとき、ついに手術の日がやってきました。わが子の初めての入院や絶飲食、全身麻酔などとにかく不安で仕方がない私。手術室へ向かう際に、薬で眠る次男を見て「ごめんね」という気持ちで涙が出ました。 手術を終えると、想像以上に生々しい傷に驚きました。しかし子どもの回復力はとても早いと医師から聞いていたように、その日のうちに元気に離乳食を食べ始め、安心したのを覚えています。発熱はあったものの正常な反応とのことで、入院から1週間ほどで無事退院することができました。 現在は2歳になる次男。定期的な診察は必要ですが、傷も目立たず元気に成長しています。現在イヤイヤ期の次男をみて、物心がつくまえに手術をしてよかったと思っています。当初は停留精巣という男性特有の病気に不安を抱いていましたが、早期の治療で安心して過ごすことができ、将来の不安も払拭されることを実感しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/マメ美監修/助産師REIKO著者:堀なぎさ2歳、3歳の男の子2人を育てるママ。田園風景が広がる田舎でのびのびと暮らしながら、元保育士としての経験や自身の経験をもとに、子育てやライフスタイルに関する記事を執筆中。
2020年10月23日■前回のあらすじ引っ越しの準備が慌ただしい中、家族全員が風邪をひきます。そんな中、なぜか私だけがなかなか治らず…■自己判断で、市販薬を飲み始める引っ越しの準備や手続きで慌ただしかったので、なかなか病院へ行く気になれませんでした。■ついに引越し…、子どもたちの姿に勇気づけられるどんなに大変な状況下でも楽しんでいる子どもたちを見て力が湧いてきました!みんなで頑張って、4月の中旬にやっと片付けが落ち着き…■ようやく耳鼻科を受診!やっと耳鼻科へ行けたと思ったら大ごとに…!大病院での検査の説明が怖すぎて震えました…。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月23日はじめまして。やよいかめです。数年前に鼻腔ガンになった話をご紹介しようと思います。当時、最初に自覚症状があったのは冬で、風邪と勘違いして病院へ行くのが遅れてしまいました。子どもたちが小さいときにお母さんが大病を患うというのは、病気になった本人だけでなく家族にとっても一大事です。「忙しいし、初期症状が軽いから…」といって、病院に行くのが遅れてしまうと、最悪癌が大きくなってしまったりすることもあります…。そんなご家族が少しでも減って、早めの受診が増えればいいなという願いを込めて…、この漫画を描いていきたいと思います。■鼻腔ガンになった話を描こうと思ったきっかけ子どもたちはまだ小さかったので、入院中とても辛い思いをさせたと思います。子どもたちの身体も無事元に戻り、私も自分の中で病気のことがだいぶ消化できるようになったので、この漫画を描く決心がつきました。■夫が転勤に…、ママ友との別れが辛すぎる子育てが大変な時期に、相談しあったり助け合ったりできる仲間は本当に大切…!今回の引っ越しは特に辛かったです。■なかなか治らない風邪? これが癌の始まりだった…この時すぐに受診しておけば良かった…と今でも後悔しています。少しでも異常を感じたら早めに受診した方が良いと思います。次回に続きます。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。 【同じテーマの連載はこちら】 女性のがんとお金の話 この連載の全話を見る >> 湯本もゆのオドオド育児 この連載の全話を見る >> 長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 この連載の全話を見る >>
2020年10月22日2人の娘を育てながらエッセイ漫画を描いている吉田いらこ(@irakoir)さん。吉田さんは高校生の頃、父親が若年性認知症を患ったそうです。要介護となった父親とその家族が経験した、23年間を漫画にしました。『若年性認知症の父親と私』脳を手術した吉田さんの父親は、その後左半身がマヒしてしまいました。以前の父親とは様子が異なり、「術後で記憶が混乱しているのだ」と自分に言い聞かせていたという母親。しかしその後、父親は若年性認知症と診断されたのでした。自宅での介護が始まり…?すぐに物事を忘れてしまう父親に対して、「なんですぐ忘れちゃうの」と想いをぶつけてしまった吉田さん。しかし、父親はそれに対して「ふざけるな」と手を挙げたのでした。父親が完全に変わってしまったのだと悟った吉田さん。父親との介護生活に思い悩み「あの時、いっそ…」と考えてしまうこともあったそうです。その後、社会人となった娘。父親は…?一時は恋人の家族に、『病気の遺伝』を理由に難色を示されたものの、周囲の応援のおかげで無事結婚することができた吉田さん。その後、2人の娘が生まれ母親として子育てに奮闘する中、父親の『延命措置』についての話が持ち上がりました。吉田さんは、「もしもの時、どうしたいか」という母親の問いに、答えを出すことはできませんでした。父親の『延命措置』母親の決断は…【最終話】若年性認知症の父親と私41お読みいただきありがとうございました pic.twitter.com/40IIHDQpBE — 吉田いらこ/大阪おでこ姉妹 (@irakoir) October 10, 2020 延命治療することなく、息を引き取った父親。葬儀の時、吉田さんは母親に「どうしてここまで父親の世話をできたの」と聞くと、「惚れてたってことかな」と答えられ衝撃を受けたといいます。吉田さんの母親は、初めから最期まで父親と向き合い続けたのでした。対して、吉田さんは、現実を受け入れきれなかった自分を責めてしまうそうです。読者からはさまざまな声が寄せられました。・自分の家族が要介護状態になった時、受け入れることができるのか、向き合えるのか。普段、目を背けていることを、改めて考えさせられるお話でした。・うちの母親の姿と、吉田さんの父親の姿が重なり泣いてしまいました。元の姿を知っているからこそ、変わってしまった姿を受け入れきれない。家族にしか分からない苦しみだと思います。・僕は父親と同居しながら介護をしています。介護って本当に難しいです。でも、たまに見せてくれる笑顔が救いかな。病気や障がいにより要介護となってしまった人、同居しながら長年介護をする人、また、介護士として患者と日々接する人…それぞれ、考え方や感じ方、苦悩はまったく違うものでしょう。介護が必要となった人の家族として、心の葛藤や経験を漫画にした吉田さん。介護については、それぞれの家庭環境や家族関係がみな違うため、一概に『こうすればいい』ということはいえません。もし、自分の家族が要介護となった場合、また、自分自身が介護される側になった場合など普段目を背けがちな問題について、家族同士で一度話してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年10月10日企業に勤める人は、年に一度の定期健康診断の受診が義務づけられています。定期的な健康診断の受診によって、身体の不調に早期に気付くきっかけになることも。健康診断の結果が、大事に…ネットに漫画やイラストを投稿している、ミミ(@UNPAKALAND)さんが、健康診断を受けた時のことです。健康診断の結果を見てみると…。突然病気を宣告され、「私どうなるんだろう…」と不安にかられるミミさん。診察室へ呼ばれると、医師はこう話し始めます。手術、したいですか?健康診断で要検査だったけど全然大丈夫だった漫画 1/5 pic.twitter.com/NUGsqONrKT — ミミ (@UNPAKALAND) October 4, 2020 医師によると、ミミさんの頻脈発作は直接命に関わることはないものの、高齢の患者や妊婦の場合、手術する人もいるといいます。結果的にミミさんは手術はせず、様子をみることになりました。健康診断を受けて、自分の心臓の回路が多いことを発見できたミミさん。もしも気が付かずに生活して、症状が悪化していたら、もっと不安な思いをしていたことでしょう。投稿を見た人からは、このようなコメントが寄せられました。・やはり定期的な健康診断は大事ですね。私も受けようと思いました。・突然のことに不安だったでしょう。それでも、明るく描かれていて、とても分かりやすかったです!・私も似たような経験があります。本当に健康診断は受けたほうがいいですね。身体の中で起きていることは、なかなか自分では気が付きにくいもの。不調に気が付かず病気が悪化し、手遅れにならないように、定期的な健康診断や人間ドックなどの受診を心がけたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月07日日本全国のブランド卵が集結する「幻の卵屋さん」が、JR池袋駅に期間限定で出店。スケジュールは、2020年9月24日(木)から10月5日(月)まで。「幻の卵屋さん」とは、日本たまごかけごはん研究所がプロデュースする話題のアンテナショップ。日本全国のブランド卵を“一個単位”で選べる斬新なスタイルでじわじわと人気を集め、8月に限定出店した東京駅では、1日約4000個も売れるほど、多くの人で賑わいをみせた。今回、限定出店するJR池袋駅では、約40種類のブランド卵を、毎日10~15種類ずつ日替わりで販売。“ゆずの香り”がする卵や、酒かす風味の卵、黄身が真っ赤な卵、比内地鶏・名古屋コーチンの最高級卵など、普段はなかなか出会えない希少なラインナップを揃えている。なお自由な組み合わせで選べる卵は、6個800円(税込)で販売。中には1個300円相当のブランド卵も展開されるという。期間中は、“卵かけご飯に”合う厳選トッピングも販売されるので、是非合わせてチェックしてみてはいかがだろう。【詳細】「幻の卵屋さん」期間:2020年9月24日(木)~10月5日(月)会場:JR池袋駅南口改札前 催事エリア営業時間:10:00〜21:00(最終日は18:00まで)
2020年09月14日安倍晋三首相が辞任の意向を正式に表明した、2020年8月28日。会見中、安倍首相は辞任理由として潰瘍性大腸炎の再発をあげており、これに対し、一部の有権者からは「病気を理由に逃げた」「大事なところで身体を壊す」などと批判の声が上がっていました。一方で、「病気を批判理由にすべきではない」と、辞任表明に理解を示す声も。そんな中、女優でモデルの高橋メアリージュンさんが、自身が潰瘍性大腸炎を患っていた時の経験を語り、反響を呼んでいます。高橋メアリージュン「100%安心できる瞬間なんてなかった」高橋さんは、2014年に潰瘍性大腸炎を患っていることを告白しています。2019年には「公表後から何の症状も出ていない」と報告しているものの、以前は「100%安心できる瞬間なんてなかった」と振り返ります。潰瘍性大腸炎は原因不明の難病です。どんなに気を付けててもなる時はなる、気を付けてなくても全然大丈夫という体験をしています。自己責任の問題ではありません。腹痛って最悪ですよ。本当に痛いんですから。いつ激しい痛みと血便がくるか分からないので100%安心できる瞬間なんてなかったです。— Maryjun_Takahashi (@Mjtaka1108) August 29, 2020 安倍首相の健康状態の悪化を批判理由にしている人たちに対し、複雑な思いを抱いているのは、高橋さんだけではありませんでした。高橋さんの投稿には、同じように潰瘍性大腸炎を患っている人からのコメントも目立ちます。・その病気について詳しく知りもしない人がネガティヴな発言を発信することで、同じ病気を持っている人が自尊心を失うこと、傷付くこともあると、知ってほしい。・きちんと発信してくれてありがとうございます。ニュースやSNSでの憶測話を見ると、ショックを受けます。・私も軽度ですが診断されました。正直、将来が不安ですが、有名な人たちで同じ病気の人がいるんだと思うと勇気づけられます。病気を批判理由にしている人は、決して潰瘍性大腸炎に苦しんでいる人までも批判したいわけではないかもしれません。しかし、高橋さんの思いは、病気を批判理由にした声があふれている状況に、一石を投じたのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年08月31日