モデルの佐藤ありさ(27)が9日、サッカー日本代表の長谷部誠選手(32)と結婚した。同日、自身のブログで発表した。佐藤は「このたび私事ではございますが、サッカー選手の長谷部誠さんと結婚することになりました」と報告。「本日婚姻届を提出させていただきましたことをご報告させていただきます」と伝えた。そして、「どんな時もどんな事にも真摯に向き合う彼を心から尊敬しています」と長谷部選手への思いを明かし、「そんな彼の背中をずっと見続け、これから先も様々な時を共に歩んでいきたいと思います」とつづった。長谷部選手も同日、公式サイトで報告。「僕のアプローチが実ってから彼女とは5年程の時を共に歩んできました。多くの時間は遠く離れて過ごすものでしたが、彼女の持ち前の明るさと笑顔に何度も助けられてきました」と経緯を説明した。そして、Mr.Childrenの「Simple」の歌詞を引用しながら、「訪れるであろう困難に対しても2人で共に手を取り、笑みを絶やさず、謙虚に歩んでいきたい」と決意を表明。「そして何より、僕自身は本業であるサッカーに全身全霊を込め精進していきたいと強く思う次第です」と続けた。
2016年07月10日会田誠展「はかないことを夢もうではないか、そうして、事物のうつくしい愚かしさについて思いめぐらそうではないか。」が、東京・ミヅマアートギャラリーで開催。会期は2016年7月6日(水)から8月20日(土)まで。50歳という節目の年を迎えた会田誠が、一度も試みたことのない新しい方法・形式・素材に挑戦。本展において、“これまでの会田誠”という作家イメージを根底から覆す。また、新作のイメージを公開することは禁じ、ヴィジュアルに関してはオープン初日まで完全秘密。展示内容は「なんなら今までの僕のファンが総取っ替えになっても構わない」と、会田が言い切るほど予測不可能だ。そんな中でも、彼が目指すものは絵画における「純粋な美」。本展のタイトルは岡倉天心の『茶の本』(浅野晃訳)の第1章 末尾の言葉から採用した。こんな荒んだ時代だからこそ落ち着いて「純粋な美」について再考したい、という思いが込められている。出品点数は、ギャラリーにおける個展としては過去最多となる30点以上になる見通しであり、現代美術コレクターにはきっと満足のいく内容になるだろう。会田は本展開催に向けて「こんな絵画展らしい絵画展をやるのは、これが人生で最初で最後だろう」「ゲルハルト・リヒター、ジェフ・クーンズ、ダミアン・ハーストといった国際的アーティストと、自分との関係を深く考えた末の結論だ」と語る。【開催概要】会田誠展「はかないことを夢もうではないか、そうして、事物のうつくしい愚かしさについて思いめぐらそうではないか。」会期:2016年7月6日(水)~8月20日(土)開館時間:11:00~19:00休廊日:日・月・祝日※夏季休廊:8月9日(火)~13日(土)会場:ミヅマアートギャラリー住所:東京都新宿区市谷田町3-13神楽ビル2FTEL:03-3268-2500
2016年06月03日ウルトラスーパーピクチャーズは、新海誠氏原作のTVアニメ「彼女と彼女の猫 -Everything Flows-」の制作に使われた資料や原画などを展示する企画展を開催する。会期は4月9日~6月19日(水曜休館、ただし5月4日は開館)。開館時間は10:00~18:00(最終入館は17:30)。会場は京都府・烏丸御池の京都国際マンガミュージアム 2Fギャラリー4(旧・龍池小学校跡地)。観覧無料(ミュージアムへの入場料は別途必要)。同展は、新海誠氏の自主制作アニメーション作品「彼女と彼女の猫」を原作として、今年3月にTOKYO MX・BS11で放送されたTVアニメ「彼女と彼女の猫 -Everything Flows-」(全4話)の制作で使われた資料や原画などを展示する企画展。同アニメの設定資料や背景画、動画(原画や中割も含む)、線撮(アフレコ時に声優が声を当てる映像)、制作スタッフのインタビューなどが公開されるほか、猫をキーワードにしたマンガ特集コーナーが用意されるという。また、5月3日(14:00~16:00)には関連イベントとして、同アニメの監督である坂本一也氏が出演するトークセッション「カノ猫EFができるまで」が開催される。会場は同館1F 多目的映像ホール。参加希望者は、当日10:00よりミュージアム館内にて配布される整理券を入手する必要がある(事前申込不要、定員200名の先着順)。なお、同展の観覧ならびに関連イベントの参加は無料だが、京都国際漫画ミュージアムの入場料(大人800円 / 中高生300円 / 小学生100円)は必要となる。
2016年03月30日『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』の新海誠監督の新作映画『君の名は。』のポスターとシーン画像が公開になった。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』の田中将賀がキャラクターデザインを手がけている。その他の画像本作は、田舎町で暮らす高校生・三葉と、彼女が夢の中で見た東京で暮らす高校生・瀧が主人公のドラマ。神木隆之介が立花瀧の、上白石萌音が宮水三葉の声を演じ、『千と千尋の神隠し』『思い出のマーニー』の安藤雅司が作画監督を務めている。このほど公開になったポスターは瀧と三葉が美しい風景の中に立っている姿を描いたもので、これまでの新海作品と同様に、徹底的にこだわりぬかれた背景の美しさ、光の処理が印象的な画像だ。新海監督は「田中将賀さん・安藤雅司さんの手により、顔の表情だけでなく、しぐさなども含め、アニメーションとして表情豊かに活き活きとした格好良さや可愛さが表現されていますので、ぜひご期待ください」と語り、神木は「瀧のビジュアルを見ることで、純粋に作品として本編が完成することが楽しみになりました」、上白石は「今回初めて瀧と三葉の顔を見ましたが、ふたりの表情がすごく豊かで、一日も早く三葉を演じたいと思いました」とコメントしている。新ビジュアルを使用したポスターとチラシは4月16日(土)から全国の映画館に順次掲出予定。8月の公開に向けて、注目が高まりそうだ。『君の名は。』2016年8月 全国東宝系公開
2016年03月24日●辛いものが苦手だったのに気づけば20年通っていた店が閉店し二度と食べられない「幻の味」となってから、一人の後継者の努力によって復活し、現在広く親しまれているラーメンがある。辛うまラーメンの代表格「蒙古タンメン中本」だ。現在東京・神奈川・埼玉に16店舗を構える同店は、激辛イベントの多くにその名を連ね、開店から15年経った今でも各店舗には行列が絶えない。また、セブン&アイ・ホールディングス・日清食品と製造し誕生したカップ麺は、2008年の発売から7年が経つものの、今でも人気商品だ。Web上にはファンサイトも存在し、ツイッターなどのSNSに「中本を食べた」と投稿する人も多く、先日にはジャネット・ジャクソンの来店がにわかに話題になった。店舗数も決して多くはない、関東にしか店舗が無い同店がこれほど認知と支持を得ているのはなぜだろうか。中本の"二代目店主"である白根誠氏は、「すべては"人対人"でここまできた」と語る。一度消えてしまった味がいかにして復活したのか。また、一口食べれば汗が吹き出るほど辛いのに、何度も食べたくなってしまう"辛うま"の秘訣とは何か。そこには、真っ赤に燃える"ラーメン愛"と"人間愛"があった。――今日はよろしくお願いします。はい、何でもどんどん聞いてくださいね!――ありがとうございます。では、Webサイトや店舗の漫画を読んで知っている方もいると思うのですが、初めての方にも向けて中本のこれまでについて教えていただけますでしょうか?中本との出会いは35年くらい前になります。今55歳ですから、ハタチの頃です。上板橋(東京都板橋区)で先代のおやじさんがやってた「中国料理 中本」。そこに、友達にだまされて行ったようなものですね。俺は風邪気味だったんだけど「辛くてうまいよ」「食えば一発で治るよ」って言われて食べてみた。その時は「味噌タンメン」っていう初心者向けのメニュー(現在の辛さで言うと「レベル3」)と、若くてがっついてたので「定食」頼んで、定食のご飯とマーボーを食べた瞬間に頭からボーンと爆発した感じだった。「何だこの辛さは!!」って。酒は飲むけどどっちかって言うと甘党だったし、辛いのはもともと苦手だったのでとにかく「すげぇな」と……。食べ物じゃないと思ったよね。その当時そんなラーメン無かったからすごい衝撃でしたよ。俺は真っ赤になって、「北極」(辛さレベル10)なんかいつになったら食べられるのかなって思ったよね。昔だから店内にはクーラーも無いし、きれいってわけでもないし、町の中華料理屋さんって感じだった。でも友達は結構ハマってて、他にお客さんもいっぱいいた。当時からにぎわってたんです。メニューには辛いもの以外にも炒飯、ギョーザ、レバニラ炒めとかあったんだけれど、先代も辛いものが好きだからってどんどん辛いラーメンを作ってたら結局そっちばっかり出るようになったんだって。そうすると辛いもの以外は自然と無くなっちゃったとおやじさんは言ってました。俺が行き始めた時はもう既にやってなかった。先代が30年店をやっていたうちの、俺はだいたい20年を通ったんだよね。――1日2食を中本で食べていたこともあったと聞きました。そう、1日2食の時も、ほぼ毎日通ってた時期もあった。昼飯晩飯、俺すごい量を食べる方だから一回に2人前頼んでたりしましたね。最初は辛くてとても食べられないと思ったのに。――なぜそんなに通いつめるほどの魅力を感じたのでしょうか。マイナスイメージからのスタートでしたよね?一回目は、もう辛くてね……。でも俺たちの世代はじいさんばあさんから「食べ物は粗末にするな!」と言われて育ったから、食べ物を絶対に残しちゃいけなかった。今の人たちだったらラーメンは気軽な食べ物だよね。でも、当時の俺に関して言うと、お金が無くて、貧乏でハタチのぺーぺーで。だから、ラーメンだって今で言う焼肉とかおしゃれなイタリアン行くようなごちそうだったんだよ。だから残せないというより「残さない」。スープだって今の人は、ほとんど残すよね。俺も今では年齢と塩分を考えて飲めない時もあるけど、当時だったらもう、1滴残らず全部飲んで「ごちそうさま」だった。それが中本の初回はできなかった。初めて外食で残して頭にきて、友達に「なんでこんな辛いものを食べさせるんだ!」って口げんかをしました。ただ、見渡すとお客さんがいっぱい入ってて、その友達も「うめぇうめぇ」って食べるわけ。だからやっぱり何かあるのかなって。ほんと、「すっげぇラーメンだったな~」ってインパクトがあったんですね。そのまま何も無かったらその1回きりだったかもしれないんだけど、友達が「もう1回行こう」って誘ってくれたから、「じゃあ行ってみるか」って。辛いのは分かってたから気合入れて行ったけど、2回目も完食できなかった。でも3回目は俺から行こうって言いました。初めて完食したのは3回目ですね。結構辛いもの食べるとウルウル涙が出ちゃうんだけどスープまで飲んじゃって。そこから、どんどんどんどんはまっていったんですね。――そこで達成感みたいなものがあったと……。達成感というよりは「何か辛いんだけどやめられない。うまーい!」っていうのが分かったのかな。うちのラーメンは「辛い・激辛」って言われるけど、そこにはバランスが必要。旨味とかコクが無かったら、辛さは痛いだけなんです。"うまい"と"辛い"の両方ともちょうどバランスが良くないといけないし、それが当時から既にできてたんだろうね。そこからハマっちゃった。――旨味が実感として身に落ちた時に、通いつめるまでの道ができたんですね。20年近く通ったうち最初の5、6年は味噌タンメンを食べてました。今は初めて来た人にすすめてるやつ。ラーメンの辛さのレベルを徐々に上げていって全部制覇した後は、注文の時いつも迷うようになって。「せっかく中本来たから何食べようかな~。『冷し味噌ラーメン(以下「冷し味噌」)』にしようか『蒙古タンメン』にしようか『味噌タンメン』にしようか『冷し味噌』と『冷しラーメン(現在は冷し醤油タンメン)』両方でもいいな~」って悩んで、注文後にころころ変えたりしてました。まず冷し味噌頼んでしばらくしてから、やっぱり蒙古タンメン全部大盛でー! って。さすがに3回注文を変えた時は先代も嫌な顔していてね、そこから変えるんだったらどちらも食べちゃえ! って2杯頼むようになりました。たまにアルバイトのおばちゃんが2杯俺のところに持ってきて、「あれ? 注文間違えたかな?」って戸惑ってると先代が、「いいんだいいんだ、そこのお客さんいつも2杯食うからさ」って言ってくれたりね。●断られた弟子入りからの新店オープン「やっぱり中本しか無いよ」――そんな中、先代のお店が閉店してしまいます。閉店は突然のことだったのでしょうか?いや、噂はありましたね。中本っていろいろうんちくを言いながら食べる人が多いんです。後輩連れてきて「まずはこれを頼めこれをこうしろ~」って言う人もいて。そういう人たちから聞こえてきてました。実際、先代のおやじさんが1998年に店を畳んでしまった。そこから俺はどうしよう!! と困って、東京で辛いと評判のラーメン屋さん巡りをしました。でも、中本と同じように辛さをうたってるお店はあるんだけど、辛いだけとか、バランスが悪いとかで、中本と違うんだ。中本に代わるところは無かったんだよ。で、「中本を継ぎたい」と思って、おやじさんに電話をかけた。当時の中本は一階が店、二階が住まいっていう昔ながらの中華料理屋で、店畳んだらおやじさんも引退して一軒家に造り変えるって聞いてたので、電話番号は同じだなと思って、幾度かかけてみたんです。おやじさんが年末に店畳んで、翌年の2月くらいかな。電話をかけてみたらつながったので「ぜひともお会いしたいんです! お願いします!」って言った。あっちはもう俺の声で分かるよね。だって20年通ってたから。それで、「いいよ」って会ってくれた。面と向かって、「俺自身こんなにはまったラーメン屋はありませんので、ぜひとも店を継がせてください!」って2時間くらい話して頭下げたかなぁ。「うんうん、うんうん」と熱く聞いてくれたんだけど、「うん、分かった。でもうちのラーメン屋はやめときな」ってあっさり断られてしまいました。「他のラーメン屋やんなよ。うちは大変だよ」と。――会うところまでこぎつけたけれど、断られてしまったんですね。今考えるとやっぱり調理に手間がかかるからというのもあるだろうし、中本は自分の代で閉めたかったらしいんです。おやじさんにはせがれもいたんだけど継がせる気は無くて、他の仕事をしてたので。で、先代は頑固なおやじさんだったんだよ。だからそういう風に言われてこれはダメだなと。中本禁断症状が出てしまって、その後1、2カ月してまた電話しました。俺ももう3カ月くらい中本を食べてなかったから、「じゃあもう継ぐって話はいいです。食べさせてもらえませんか」と。先代は「自分も好きで、家で食べる」って聞いてたので、絶対家でも作ってると思ったんです。だから「作ってる時でいいですから、俺の分も作ってもらえませんか。材料費も出しますから」って言ったら「そりゃああんたの分だけそういうわけにはいかないよ」って断られちゃった。正直ケチだな~、そのくらいいいじゃん! と思いましたよ(笑)。とはいえ、断られたからガチャンって切るのも大人げないので、「じゃあラーメン屋ってどういうものなのか、ラーメン屋の話を教えてください」って言った。そうしたら「ああ、いいよ。酒飲めるか? 飲みに行こう」って返ってきてて、飲みに行くようになった。何回か飲んでいるうちにまた色気が出てきて……。「これだけ親しくなったらいいんじゃないか、もう一回言ってみよう」と思って言ったらおやじさんは「う~ん……ちょっと考えてみる」という反応で、すぐ「NO」とは言われなかった。次電話した時に「じゃあもう一回会うか」と言われて会って、「お前だったらいいよ」と許可がもらえたんです。もう、天にも昇るうれしさというか、人生の中でも相当うれしい瞬間だった。それから頭にあったのは、「ああ、また食べられる~~!!」って。自分で作れれば好きなだけ食べられるし、無くなっちゃったものが復活してくれるんですから。――まさに「この世に無い」ってことですもんね。そう。だから先代の店の閉店から1年ちょっと経った1店舗目の再オープンの時には、前の「中国料理 中本」から「蒙古タンメン中本」に名前は変えたけど、ものすごくお客さんが来ました。――店名は先代がつけたものだと聞きました。最初はかっこ悪いなって思ったけどね(笑)メニュー名が屋号なんだから……。寒い地方では生活の中に、辛い唐辛子料理が身体を暖めるためにある。っていうところから先代がメニューに蒙古ってつけたみたいです。先代は純粋な日本人ですが、メニューにも「蒙古」「樺太」「北極」とかを使っていた。あと、俺たちが若い頃は札幌味噌ラーメンも若干唐辛子が入ってました。ラーメンに唐辛子を入れるってアイデアは札幌からじゃないかなぁ。で、蒙古とか樺太、北極は札幌より北にあるから、もっと辛いという意味もあるようです。――オープンの日のお客さんの反応はいかがでしたか?すごかったですよ。泣いてる人もいて、握手してきてくれた人も何人もいた。「あんたが白根さん? 復活させてくれたんだってね、ありがとう! 今日、食べられたよ!」って。そんな風に言われたらこっちもウルウルしちゃうよね。――その方々にとっては「二度と食べられない」ものだったと考えると、喜びもひとしおだったのではないでしょうか。そう、俺と同じことを思ってた人が何人もいたみたいです。「他も行ったんだけど、やっぱり中本しか無いよ」って、何人も握手された。今でもいますよ。「あなたがいなかったらね、俺らがこうやって食べることもできなかったんだもんね」って。そう言われると。いやいや俺もそうだったんですよ! って思っちゃう。――先代の時から通っているお客さんが今も来ているんですね。親子三代のお客さんもいるんです。先代が32年、俺が15年で都合47年くらいやってるからね。祖父、息子、お孫さんで来て「親子三代で中本来てるよ~。俺、あんたより古いよ!」って自慢されたりする(笑)。俺自身は先代がやってた30年中の20年通ってたんだけど、それよりもっと前から行ってたって。――オープン日には行列もできていたとか。100人くらい並んでましたね。しかも、朝から晩まで行列が絶えないから、「えらいもの継いじゃったな~こんなすごいんだ。俺や、俺らでやっていけるのかな」って、正直な話、俺が一番焦りました。「これが毎日続くんだ……」ってプレッシャーを感じた。――店舗の漫画で拝見したんですが、シャッターにオープン情報を書かれたんですよね?告知するお金も無いから、借りた店のシャッターに「中本復活! 2月中旬!」ってスプレーで殴り書きしたんです(笑)。まだインターネットも今みたいに普及していなかったから、それも宣伝になったみたい。あとは立て看板と、ハガキを出したかな。それで、人伝いに口コミで広がっていったようで、朝から行列が続いてた。それが今までつながっている。本当にお客さんあっての商売。食べていただけるというのはありがたいことだから、お客様方々に感謝の気持ちを忘れず、味と接客でお客様に返そう! と、中本の会議の場では常々言ってます。前編では、先代の中本に通っていた時代から、復活に至る経緯までを詳しく語ってもらった。次回中編では、実際にラーメンを作る際の「辛うま」を作り出すための調理工程や使用する唐辛子について、また現在セブン&アイ・ホールディングス・日清と製造し、販売しているカップめんについての開発秘話を聞いていく。
2016年01月08日劇場アニメーション『君の名は。』の制作発表会見が12月10日(木)、東京・有楽町の東宝で行われた。会見には、新海誠監督をはじめ、本作で声の出演を務める俳優・神木隆之介、女優・上白石萌音らが出席した。山深い田舎町に暮らす女子高生・宮水三葉(上白さん)と、東京に暮らす男子高校生・立花瀧(神木さん)。夢でお互いと出会い、世界の違う二人の隔たりと繋がりから生まれる、恋と奇跡の物語が描かれている。『言の葉の庭』以来、新海監督の3年ぶりの新作となる本作。キャラクターデザインを務めるのは、『心が叫びたがってるんだ。』のアニメーター、田中将賀。作画監督には『千と千尋の神隠し』や『思い出のマーニー』を手掛けた安藤雅司を迎えた。新海監督は、「今まで憧れていた方たちと一緒に創らせてもらっているので、隣の席から聞こえてくる鉛筆の音、紙の音を聞くだけで泣けてくるほど嬉しい」と感無量の様子だった。『ほしのこえ』以来、述べ14年間ラブコールを送り続けていた、という東宝株式会社・川村元気プロデューサーは、「深海誠のビュジュアルセンスと、田中さん、安藤さんの力がかけ合わさり、今までの日本アニメーションの集大成になるのではないか」と期待を寄せた。立花瀧の声を担当した神木さんは、「深海監督の作品は別の世界へ連れて行ってくれそうな空の色が好きなんです。携われることはとても嬉しいですが、大好きだからこそ、プレッシャーがとてもあります」と話し、『言の葉の庭』を観て以来、舞台である新宿御苑に通い詰めていたことも明かした。オーディションで役を射止めた上白石さんについて深海監督は、「三葉がいる!って思ったんですよね。最初から何のズレもなくハマっていました」と話し、上白石さんは恐縮しながらも、「気が早いですが、もう公開が待ち遠しいです」とにっこり笑顔を見せた。新海監督と二人三脚で制作を続けていたコミックス・ウェーブ・フィルム株式会社・川口典孝プロデューサーは、「新海史上、最高傑作になる」と話し、新海監督も、「分不相応な大きな舞台でプレッシャーもありますが、2010年代の日本を代表するアニメーションになるんだ、と自分たちが確信を持って作っています」と力強く語った。『君の名は。』は2016年8月、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月10日アニメ界の次世代エースとして、注目を集める新海誠監督の最新作『君の名は。』が2016年8月に全国東宝系で公開されることが明らかになった。12月10日に、東京・日比谷の東宝本社で製作発表会見が行われ、新海監督をはじめ、声優を務める神木隆之介、上白石萌音が出席。現在6月の完成を目指し、現場を指揮する新海監督は「(東宝の夏休み興行という)大きな舞台は身分不相応だが、胸を張って、2010年代を代表する日本のアニメ映画になると確信している」と自信を示した。その他の写真繊細なドラマ性と映像美を追求し『ほしのこえ』(2002)、『秒速5センチメートル』(2007)、『星を追う子ども』(2011)と意欲作を次々と発表。自身最大のヒットを記録した『言の葉の庭』(2013)が独シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭で、長編アニメーション部門のグランプリに輝き、国内外の評価を決定づけた新海監督が満を持して、3年ぶりとなる新作『君の名は。』を発表する。寝ている間に見る夢を通して、不思議な出会いを遂げる高校生の男女が、恋と奇跡を経験するという新海ワールド全開の青春ストーリーで、「古今和歌集に登場する小野小町の和歌から着想を得た」(新海監督)。キャラクターデザインを手がけるのは、“あの花”で旋風を巻き起こした田中将賀。また、『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『思い出のマーニー』といったジブリ作品で手腕をふるった安藤雅司が作画を担当する。作品を盛り立てる豪華なスタッフ陣に、新海監督は「憧れの皆さんとご一緒し、鉛筆を走らせる音、ページをめくる音を間近に聞くだけで泣けてきますね。プレッシャーや緊張もありますが、幸せな現場」と感無量の面持ち。宮崎駿、細田守に続く存在として脚光を浴びるが、「お二人とも雲の上の存在。話題に挙げていただくだけで、光栄です」と背筋を伸ばした。宮崎&細田両作品で声優経験をもつ神木は、「大好きな新海監督の作品に携わることができて幸せです」と満面の笑み。役柄の設定上、女性言葉を発する場面もあり「どうしましょう(笑)。まだ具体的には考えていませんが、監督に納得していただけるまで何度でもやります!」と意欲を燃やした。一方、上白石は「不安と期待がごちゃまぜの状態。気が早いですが、公開されるのが楽しみ」と胸を高鳴らせた。『君の名は。』2016年8月 全国東宝系でロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年12月10日ロッテリアは5月19日~6月下旬までの期間限定で、「蒙古タンメンバーガー(特製スープ付き)」、「蒙古丼バーガー」を全国のロッテリアで販売する。なお、東京都内43店舗のロッテリアでは、5月15日に先行発売する。○人気の"からうま"ラーメン店と夢のコラボレーションが実現「蒙古タンメンバーガー(特製スープ付き)」は、創業以来辛味と太麺が特徴の「蒙古タンメン」で多くのファンを持つラーメン店「蒙古タンメン中本」監修のもと、ラーメンとハンバーガーをコラボレーションさせたもの。ハンバーガーは、主役となるパティを麺に見立て、そこに「蒙古タンメン中本」の数種類のスパイスが香る"からうま"特製麻婆豆腐をかけている。スープは門外不出の秘伝の味噌ダレを再現した、コクと旨味が特徴の一品だという。価格は単品(スープ付き)で650円(税込)。「蒙古丼バーガー」は、中本の「蒙古丼」をイメージした、ライスとハンバーガーのコラボレーション商品。ライスをパティに見立て、歯ごたえのあるレタスと特製麻婆豆腐にマヨネーズを加え、ピリ辛の中にもマイルドな味わいのハンバーガーに仕上げたという。価格は単品340円(税込)。ポテトセットは690円(税込)。また、「蒙古タンメン中本」シリーズのサイドメニューとして、「ふるポテ(蒙古タンメン風味)」も5月26日より販売する。"からうま"風味に仕上げ、パッケージには「蒙古タンメン中本」の顔である白根誠社長の写真を採用。味も見た目もインパクトのある「ふるポテ」となっている。価格は単品300円(税込)。
2015年05月08日JALは12月15日より、現在ドイツのサッカーチーム「アイントラハト・フランクフルト」に所属し、サッカー日本代表としても活躍している長谷部誠選手を起用したショートムービー、「挑戦を続ける人 長谷部誠篇」をYouTubeで公開している。JALは現在、失敗を恐れず新しいことに取り組んでゆく「チャレンジJAL」を宣言している。チャレンジを続ける企業として、同じく不断のチャレンジによりキャリアを築き上げてきた長谷部選手を応援するとともに、JALグループ全社一丸となって「チャレンジJAL」を推進している。今回の動画は、静岡県藤枝市の全面的な協力のもとで作成。常に勇気を持って新しい道に挑む長谷部選手をその生い立ちから現在、そしてこれからを描くショートムービーとなっている。ストーリーは、長谷部選手が初めてサッカーボールに触れた1985年の静岡県藤枝市から始まる。小学校から高校まで、サッカーが好きで好きでたまらない少年の道のりは決して平坦ではなく、何度も挫折を味わい、周囲の止める声も少なくなかったという。そんな長谷部選手のプロ入りの決意を後押ししてくれたのは、ある人の「男なら挑戦するべきだ」の言葉。それ以来、どんなに苦しくても、どんなに報われなくてもチャレンジしようという強い気持ちがいまの長谷部選手を創り上げてきた。ショートムービーは12月15日より、YouTubeのほか、JALホームページやFacebookでも公開している。
2014年12月16日群馬県草津町で毎年4月に開催されているヒルクライムレース「ツール・ド・草津」の実行委員会は11月17日、草津白根山の噴火警戒レベルが引き上げられたことを受け、2015年大会を中止することを発表した。○警戒レベルが緩和されても中止のまま同レースは草津国際スキー場「天狗山特設会場」から志賀草津高原ルートを経て白根火山を目指す、約12.3kmのヒルクライムレース。毎年4月に開催され、サイクルスポーツの幕開け的な存在となっていた。しかし、今年の6月に気象庁が草津白根山の噴火警戒レベルを平常の「1」から火口周辺を規制する「2」に引き上げており、国道292号志賀草津道路の交通規制が実施されている。それ以降、規制時間外は車両(自転車含む)の通行ができるよう監視体制がとられているが、ゴール会場周辺は車両駐停車禁止区域となっており、滞留することが認められていない。こうした状況下で協議開催を各関係機関と協議した結果、競技者の安全を第一に考え、中止とする決定を下したという。これから来年に向けて大会の準備を進めないため、仮に警戒レベルが緩和されても大会は開催しないという。
2014年11月20日資生堂ギャラリーは、昨年永眠したグラフィックデザイナー兼アートディレクターの中村真の没後初となる回顧展「中村誠の資生堂 美人を創る」を開催している。6月29日まで。本展では、資生堂のイラスト広告を写真広告へと転換させた中村の創作プロセスを、自宅に遺されていた記録写真や校正刷りポスターなどの未公開資料を交えながら展示。モデルに山口小夜子を起用した香水の広告など、数々のポスターも紹介する。デザイン評論家の柏木博、グラフィックデザイナーの佐藤卓と松永真を迎えてのトークショーも6月22日の14時より資生堂銀座ビル3階の花椿ホールにて実施(申し込み制)。中村は1926年岩手生まれ。東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業後し、49年に資生堂に入社。写真を用いた写真表現で頭角を表し、50年代半ばから80年代まで多くの広告を製作した。資生堂の宣伝部政策室長から顧問までを務め、国際グラフィック連盟などで幅広く活動し、93年に紫綬褒章受章。2013年6月永眠。【イベント情報】「中村誠の資生堂 美人を創る」展会場:資生堂ギャラリー住所:東京都中央区銀座8-8-3東京銀座資生堂ビル地下1階会期:6月3日から6月29日時間:11:00から19:00(日曜日は18:00まで)休館日:月曜日入場無料
2014年06月10日戦前のイラスト広告を写真へ資生堂ギャラリー(東京都中央区)で昨年永眠した中村誠氏の回顧展「中村誠の資生堂 美人を創る」が開催される。中村誠氏は資生堂の広告を数多く手がけてきたグラフィックデザイナーでアートディレクター。1949年に資生堂に入社してから戦前の資生堂のイラスト広告を写真広告へ転換させた人物として知られている。ただ単にイラストから写真へ変えただけでなく、その仕事内容は実に繊細なもの。中村氏は生前「計数に表現することのできない表情とか、雰囲気、空気感を大切にしてきた」と語っていた。資生堂が確立していた独自のイラスト広告の伝統を受け継ぎながら、製版の工夫、大胆なトリミングといった手法により広告を進化させていった。(画像はプレスリリースより)「一業、一社、一生、一広告」中村氏が築いたスタイルは他の人ではできなかったということは、こんなエピソードからうかがえる。「一業、一社、一生、一広告」、これは中村氏が企業デザイナーとして掲げていたモットー。「企業のアイデンティティーをビジュアライズするのがアートディレクターの仕事」と語っており、生涯、企業イメージの創出に力を注いだ。そんな実直な意識のもと生み出された広告だからこそ、見る人に深い印象を与えるものになったのだろう。中村氏の広告は国内だけでなく海外でも賞を得るなど世界的に高く評価されている。回顧展は2014年6月3日(火)~6月29日(日)11:00-19:00 (日曜のみ11:00-18:00) 開催される。【参考】・株式会社資生堂 プレスリリース(PRTIME)
2014年05月30日男性のためのラグジュアリーブランド、ダンヒルは、サッカー日本代表・長谷部誠選手を起用した「パワースーツ」のイメージムービーを制作し、期間限定で公開している。戦いの場であるピッチにサッカー日本代表が勢ぞろいし、力みなぎるポージングで並ぶ様子は戦闘ヒーローをほうふつとさせる。胸を張った代表18人と監督の強いまなざしは、サッカー日本代表チームのプライドと結束力、そして力強さを表している。同ブランドはサッカー日本代表「SAMURAI BLUE」のオフィシャルスーツを毎年提供しており、今年度で13年目を迎える。毎年この公式スーツと同じ仕様のスーツを、毎日の大切な場面に挑む際に気持ちを高められるスーツ「勝負服」として販売しており、今回のコンセプトは、「パワースーツ」だ。このパワースーツをより多くの人に知ってもらうため、日本代表キャプテン・長谷部誠選手を起用し、コンセプトを表現する「ロボティックスーツ」を着用したイメージムービーを制作。同ブランドのFacebook公式ページにて、8月1日までの期間限定で公開中だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月25日梶原一騎・ながやす巧原作による伝説のコミックを鬼才・三池崇史監督が映画化した『愛と誠』のジャパンプレミアが13日に新宿バルト9で行われ、三池監督以下、太賀誠役の妻夫木聡、早乙女愛役の武井咲、愛の母親役と本作の主題歌を手掛けた歌手の一青窈が出席した。その他の写真主題歌『愛と誠のファンタジア』を初披露した一青は「ミュージカルにあこがれていたので、音楽劇映画に参加できて光栄です」と女優としての出演について回想。劇中では妻夫木や武井を筆頭にキャストたちも歌い踊るが、「一青さんのようには歌えなくて」(妻夫木)、「曲を聞いていると自分も歌えるような気がしますが、上手くいかないですね」(武井)と口々に苦戦したことを告白すると、「いわゆる映画用音楽でもなく、すべてが当時の歌謡曲のアレンジ」と特殊な世界観を三池監督が説明。「観てもらえれば冒頭からやっちゃったなと思えるので(笑)」と振り切った演出をアピールした。一方の一青は久々の映画出演について「市村(正親)さんの劇団四季仕込みのターンが凄かった(笑)」とコメントした。同日の昼間には三池監督の母校、大阪常翔学園で妻夫木がサプライズ登壇するイベントも行われ、そこで500人の高校生たちが書いた500通の“誠の愛” メッセージと花束が大阪に来られなかった武井へ贈呈された。映画を観た高校生たちの直筆ラブレターの数々に感極まった様子の武井が一通手に取るも、「“ファンではありませんが、とりあえず頑張ってください”。これってラブレターじゃないですよね(笑)!」と予想外のメッセージを引いて会場の大爆笑を誘う一幕も。一方、三池監督と無事にミッションを遂行した妻夫木は「“自分にとって映画とは何か?”という質問が飛び出して、大きい質問だなあと思いましたね(笑)」と高校生たちと熱い時間を過ごしたことを武井と一青、会場に報告した。本作は過去への復讐を胸に東京にやって来た超不良の誠が正真正銘のお嬢様の愛と出会い、登場人物全員の純愛が暴走していくエンターテインメント作品。カンヌで上映された際の観客の反応を収めた映像も上映され、その激賞コメントの数々に三池監督は照れながらも、「観終わった後に元気になれる作品だと思います!」と満足気にアピールしていた。『愛と誠』6月16日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年06月13日映画『愛と誠』が6月16日(土)の公開に先がけて、自身の名前のどこかに“あい”あるいは“まこと”が入っていれば誰でも参加できる特別試写会を6月1日(金)に実施することを発表した。その他の写真本試写会は、映画のタイトルにちなんで、落合(おち“あい”)さんや、真琴つばさ(“まこと”つばさ)さんなど、名前のどこかに“あい”あるいは“まこと”が入っていれば参加可能。会場は千代田区にある角川映画試写室で、入場は先着50名。当日は、名前が確認できる身分証明書が必要となる。当日にどれだけの人が来場するのかは予測不可能だが、名前に“あい”、“まこと”が入っている人にとっては、映画をひと足早く楽しめる貴重な機会となる。本作は、梶原一騎・ながやす巧のコミックを原作に、三池崇史監督が実写化した純愛物語。超不良の大賀誠(妻夫木聡)と生粋のお嬢様・早乙女愛(武井咲)の恋と青春を描く。『愛と誠』6月16日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
2012年05月28日昨年の『一命』に続き、2年連続でカンヌ国際映画祭での公式出品が叶った三池崇史監督の最新作『愛と誠』が、5月21日(現地時間)深夜、ミッドナイトスクリーニングにて上映された。深夜での上映にも関わらず大勢のファンが詰めかけ、会場は絶賛の嵐!この盛り上がりを受けて、本作で映画初出演を果たした武井咲から喜びのコメントが寄せられた。梶原一騎・ながやす巧による昭和を代表する伝説的コミックを原作に、妻夫木聡扮する超不良・太賀誠と武井さん扮するお嬢様・早乙女愛の純愛を、三池監督ならではのアクロバティック要素を交えて描く本作。学ランにセーラー服、スケバン、さらに昭和の歌謡曲と、昭和の日本を象徴する要素が満載だが、「また三池監督がやってくれたなあという内容で、ジェットコースターに乗っているような感じで、暴力や血に染まったアクションがあり、楽しい作品だった」といった絶賛の声が、海外の観客から多く寄せられ、エンディングにはスタンディング・オベーションが起こった。本国・フランスの観客からは「まさしくヨーロッパにある“愛”というテーマにふさわしくてびっくりしました」という驚きの声も。残念ながら三池監督始め、キャスト陣の現地入りは叶わなかったが、チームを代表して映画祭で観客と一緒に本作を鑑賞したプロデューサーの山崎美春氏は、観客の反応について「日本のお客様がこの映画を観て笑ってくださるところと全然違う観点で映画を楽しんでくださっていて、すごく勉強になりました」としっかり観察。「何度観ても、(妻夫木さんと武井さんの)おふたりをスクリーンで観るとドキドキしてしまうので、そのドキドキ感はきっとフランスの方にも伝わったと思います」と自信のほどを露にする。また海を越え、会場の模様を見た武井さんは「カンヌという日本ではない場所で上映され、自分がスクリーンに出られる。何か変な感じがしますが、嬉しいという感じかな。ただただ映画に出れたことがまず嬉しかったので、まさかって感じですね」と驚きを隠せない様子。改めて三池作品に対する海外での高い評価を知り、「ほんとに自由に早乙女愛ってキャラクターをのびのびとやらせていただいて、すごく芝居って楽しいなと思わせてくださったぐらい自由な監督。そんな作品が初めての映画で、出演できたことはとっても嬉しいことですね」。映画を鑑賞し終えた観客からは武井さんへの称賛の声も多かったが、今後の海外進出については「まだ想像したことはないですけど…海外の人の感覚とかセンスとか、やっぱり日本人にないものがあると思うので興味はありますね」とまんざらでもない様子?本作での称賛が海外進出への足がかりになるかもしれない。『愛と誠』は6月16日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。第65回カンヌ国際映画祭は5月27日(現地時間)まで開催。特集:第65回カンヌ国際映画祭あなたが観たいのは?「カンヌ映画祭」投票■関連作品:愛と誠 2012年6月16日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「愛と誠」製作委員会第65回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌレポート】クリステン・スチュワート、15歳の妻を演じた難しさ明かす【カンヌレポート】ブラピ、主演作会見でアンジーとの順調ぶりアピール【カンヌレポート】ショーン・ペンら率いるハイチ支援オークションで高額落札続出【カンヌレポート】加瀬亮、イランの巨匠・キアロスタミ監督と共に喝采浴びる!16本の美脚で世界を股に!平均身長175センチ「モデルガールズ」がデビュー
2012年05月24日