タレントの有吉弘行とフリーアナウンサーの夏目三久が2日、今月1日に結婚したことを発表した。2人は連名でコメントを発表。有吉から「今後は2人で力を合わせて穏やかで幸せな家族を築いて参ります。これまで多くの方に支えられ、今の仕事をさせて頂けていることを大変感謝しています。お世話になっている皆様方にもっと笑っていただけるよう、これまで以上に精いっぱい頑張っていきたいと思っております」。夏目から「有吉さんと夫婦になり、この上ない喜びと幸せを感じております。これまでお仕事でご一緒させて頂いた皆さま、そしてレギュラー番組を担当させて頂いております日本テレビ、テレビ朝日、TBSの皆さまには、感謝の気持ちでいっぱいです。スタッフの皆さま、共演者の皆さまと過ごした時間は、私にとってかけがえのない経験で、生涯忘れることはできません。本当にありがとうございます」。そして、有吉から「これからも日々を大切にゆっくりですがしっかりと二人で人生を歩んでいきたいと思います。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます」と結んだ。2人は、2011年にスタートしたテレビ朝日系バラエティ番組『マツコ&有吉の怒り新党』で共演。16年3月に夏目が卒業後、同年8月に熱愛報道もあった。
2021年04月02日2021年4月2日、お笑いタレントの有吉弘行さんとフリーアナウンサーの夏目三久さんの結婚が発表されました。2人は同月1日に婚姻届けを提出。所属事務所を通じて、結婚について自筆でコメントをしました。『独身タレント』を代表する1人でもある、有吉さん。多くの人が予想していなかったであろう展開に、驚く人が続出しています。結婚を発表した日、有吉さんと夏目さんは連名で、Twitterアカウントでも自筆のコメントを投稿しました。柄にも無いことで少々恥ずかしいのですが、この先、こういうことは無いと思いますので、ご報告させて頂きます。この度私達有吉弘行と夏目三久は令和三年四月一日に結婚いたしました。今後は二人で力を合わせて穏やかで幸せな家庭を築いて参ります。これまで多くの方に支えられ、今の仕事をさせて頂けていることを大変感謝しています。お世話になっている皆様方にもっと笑っていただけるよう、これまで以上に精一杯頑張っていきたいと思っております。有吉さんと夫婦になり、この上ない喜びと幸せを感じております。これまでお仕事でご一緒させて頂いた皆さま、そしてレギュラー番組を担当させて頂いております日本テレビ、テレビ朝日、TBSの皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。スタッフの皆さま、共演者の皆さまと過ごした時間は私にとってかけがえのない経験で、生涯忘れることはできません。本当にありがとうございます。これからも日々を大切にゆっくりですがしっかりと二人で人生を歩んでいきたいと思います。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。@ariyoshihiroikiーより引用ご報告です。 pic.twitter.com/EOogKrDBfN — 有吉弘行 (@ariyoshihiroiki) April 2, 2021 バラエティ番組『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)で共演していた、有吉さんと夏目さん。笑顔のあふれる、素敵な家庭になることでしょう。ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2021年04月02日俳優の塩野瑛久が22日、所属事務所オスカープロモーションからの退所、並びに男劇団 青山表参道Xの退団を発表した。塩野は1995年1月3日生まれ、東京都出身。2013年には『獣電戦隊キョウリュウジャー』出演で話題を呼んだ。オスカープロモーションによる男劇団 青山表参道Xのメンバーとしても活躍し、近年の主な出演作に映画『PRINCE OF LEGEND』『HiGH&LOW THE WORST』『いのちスケッチ』、W主演ドラマ『Re:フォロワー』、ドラマ『来世ではちゃんとします』、舞台『里見八犬伝』などがある。所属事務所は公式サイトで「この度、塩野瑛久が2021年2月末をもちまして、男劇団 青山表参道Xを退団、並びにオスカープロモーションを退所することとなりました」と発表。「今後とも、男劇団 青山表参道Xと塩野瑛久に変わらぬ応援、何卒よろしくお願い申し上げます」とコメントを寄せている。○塩野瑛久 コメントこの度、塩野瑛久は9年間所属していた株式会社オスカープロモーションとの契約を満了し、円満に退所する運びとなりました。そして同時に「男劇団 青山表参道X」も退団致しますことをご報告申し上げます。この選択を尊重し背中を押してくださり、今日まで支えてくださった事務所関係者の皆様に深く感謝致します。まだ事務所に男性俳優が多くはなかった頃、そっと受け入れ活動させてくださったこと、腐らず挫けずやってこれたことは、自分自身にとって大きな財産になりました。この経験を胸に、改めて俳優というものと向き合い活動は続けていきます。背中を押してもらったそのお心に恥じぬよう、今よりもさらに成長し飛躍した姿をお見せする為、驕らず慢心せず努力していきます。今後の動向やお仕事などは、しばらく塩野のSNSを通じて見守っていただければ幸いです。まだまだ多くの人に認めていただくには青く未熟な部分も多いかもしれませんが、引き続き皆様のお力添えの程よろしくお願い致します。そして最後に、オスカープロモーション所属、そして「男劇団 青山表参道X」副団長として応援していただいた皆様に心から感謝致します。
2021年02月22日クリエイティブチーム・7ORDER(安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央)が17日、楽曲「BOW!!」配信をスタートし、同時にMVを公開した。待望の1stアルバムのリリースや、発売日同日に初の単独ライブを日本武道館で開催することを同時発表するなど、その動向に注目が集まっている7人組。アルバム『ONE』(1月13日発売)からのリード曲として先日公開されたパワフルなメッセージソング「LIFE」に続き、「BOW!!」の配信が開始された。同曲はメンバーの真田佑馬が作詞・作曲・編曲を手掛け、ソロ楽曲として過去に期間限定で配信していた。聴いてくれる人と一緒に楽しめる曲にしたいという真田自身の想いから、クラップや掛け声などの工夫が随所に散りばめられた疾走感溢れるポップナンバーで、1月13日、14日に日本武道館で開催される初ワンマンライブでも盛り上がること間違いなしの1曲となっている。先行ダウンロード&サブスクリプション各サイトにて配信と同時に、久米島の大自然の中で撮影されたMUSIC VIDEOも公開。先日公開されたMV「LIFE」のメイキング映像を織り交ぜつつ、賑やかな非日常を楽しむメンバー達の屈託のない笑顔が印象的な内容となっている。
2020年12月17日「70年を振り返って?私の人生、何だったんだろう、っていうのが正直な感想」ちゃめっ気たっぷりに笑う女優・波乃久里子(74)は、4歳で初舞台を踏み、’61年から劇団新派に参加。以後、数多の舞台、映画等で活躍を続け今年、芸能生活70周年を迎えた。「これまで2,000以上の役を演じてきました。役になりきってる時間はいいけれど、『素顔の波乃久里子って何者?』って、自分でもわからなくなってしまって(苦笑)。昔、杉村春子先生に言われたんです。『毎月毎月お芝居やってたら、人間性も何もわからなくなっちゃいますよ』って」節目の年だが、多くの仕事がコロナ禍でキャンセルになった。「以前は『私から仕事を除いてしまったら、きっとおかしくなっちゃうだろうな』という不安もありました。ところが、このコロナで気づかされたこともあって。前向きになれている自分もいたんです」そう思わせてくれたのは、家族の存在だった。「父が遺してくれた敷地で、妹と弟の家族と一緒に、5世帯で暮らしているんです。私は結婚もしてませんし子どももいませんが、弟・(十八代目中村)勘三郎の子、勘九郎と七之助、それに勘九郎の子どもたちの勘太郎と長三郎、お嫁さんたちや妹が、とっても私を気遣ってくれる。家にいる時間が長くなって家族の愛情とか絆を改めて実感できたことを、感謝しています」この70年、なかなか愛でることのなかった自分自身の時間も持てるようになった。「私、生まれて初めて、ご飯を炊いたんですよ、忘れもしません、今年の3月5日です(笑)。最近は料理番組もよく見ていて、いろいろ作ってます。勘九郎たち?『えー、マロン(久里子の愛称)が料理!?』って驚いてます。『食べて』って勧めたら『とんでもない』って。失礼しちゃいますよね(笑)」先ごろ大団円を迎えた大ヒットドラマ『半沢直樹』では、旧知の歌舞伎俳優たちの熱演を楽しんだ。「あれも一つの歌舞伎、背広を着た歌舞伎(笑)。あのお芝居が世間に受け入れられるか、皆さん勝負したんだと思います。弟がいま生きていてあのドラマを見たら、何と言ったか聞いてみたいですよね」波乃久里子はコロナ禍による世の中の変化を、しみじみと、そしてタフに受け止めている。「こんなこと言うと笑われそうですけど、私の人生、これからって気がしてるんですよ、こんな年になってやっと……(笑)」「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月12日なんて綺麗な男の人なんだろう…と思わず見とれてしまう美しさ。昨年、映画で演じた気だるげな不良高校生役で、一躍注目の人となった塩野瑛久さん。その気骨ある胸の内とは。人気者になりたいのではなく、認められたい。役者になったのは、その思いが一番です。俳優としてのキャリアは、およそ8年。そんな塩野瑛久さんの名前が一気に広まるきっかけとなったのが、昨年10月に公開された映画『HiGH&LOW THE WORST』(以下『ザワ』)。不良高校生たちの熱き友情や戦いを描いたこの作品で彼が演じた小田島有剣は、並み居る濃いキャラの中でも「圧倒的に色っぽい」「ビジュアルが天才!」と大人気に。その後、雑誌などメディアへの露出も急上昇。――『ザワ』のBlu-ray&DVDが、ついに発売ですね。公開から9か月ほど経ちましたが、改めて塩野さんにとってこの作品はどんな存在ですか?塩野:予想外に嬉しいことが起こったというか…。小田島有剣は、劇中でほぼ1回しか戦うシーンがありませんし、しかも負けています。僕が不良ものの作品で憧れていたのは強いキャラだったから、最初はそれがちょっと残念で。でも気持ちを切り替えて、役を全うしよう、小田島を魅力的に演じようと全力を注いだんです。だけど…試写を観た時に、ほかにもたくさん魅力的なキャラがいる中で、埋もれてしまっている感じがして。その時はマネージャーと肩を落として帰りましたけど、いざ公開されたら予想外のいい反響をいただけて、それはすごく驚きでしたし、自分の中で自信にもなりました。――金髪、ハーフアップ、サングラスにシャツのはだけた着こなしや、ふらふらっとした佇まい。あの引きの強い役づくりには、どう行き着いたのでしょう。塩野:いやもう正直に言いますと、シンプルに“若手俳優が集まったこの映画の中でどう生き残るか”を考えた結果です。この作品の前に『PRINCE OF LEGEND』という学園ものの映画に出演したんですが、それが“王子が大渋滞”というコンセプトで。その時に、観てくださる方のニーズに合ったお芝居の仕方みたいなものを、なんとなく掴めたような気がして。それがあったからこそ今回は挑戦できたし、こうアプローチをすれば注目してもらえるかもっていう計算もありました。――それが見事にハマったわけですね。劇中では、轟役の前田公輝さんとの対決が「二次元超え」と話題でした。そんな前田さんとは今も交流が続いているとか。塩野:撮影中はそんなに接点がなかったんですけど、公開後にアンアンさんの撮影に二人で呼んでいただいてから、いろいろ話すようになりました。最近も電話をしたり、一緒にオンラインゲームをしたり。公輝くんとは、外の現場で「誰かいい役者いない?」って聞かれた時に、お互いの名前を言おうって契りを交わしているんです。――対立する高校のアタマ役として出演していた、THE RAMPAGE from EXILETRIBEの川村壱馬さんとも、とても仲が良いそうですね。塩野:きっかけは『PRINCE OF LEGEND』です。撮影で一緒になることはほぼなかったんですが、製作発表とか取材の時に、「この中で一番好きな王子は?」って聞かれると、壱馬は毎回「メガネ王子(塩野さんが演じていた役のニックネーム)」と答えていて。けっこうみんなインタビューごとに変えたりするのに、ずっと貫き通すなんて、そんなの惚れるじゃないですか(笑)。――川村さん、一途ですね(笑)。塩野:LDHの人たちは、みなさん真摯できちんとしていて。壱馬はそこに愛嬌もある。かわいらしいんだけど、根は男らしいやつだなっていうのも見えたし。気にはなっていたので、そういうコメントをしてくれて、会話のきっかけになったのは嬉しかったです。普段のやり取りは、他愛のないことが多いかも。この前はモノマネ歌手の荒牧陽子さんが、THE RAMPAGEの曲を歌っている動画を見つけたので、それを送りました。――ちなみに『ザワ』の応援上映では、塩野さんが映るたびに「顔がいい!」の嵐だったようですが、顔をほめられることについてはどう感じていますか?塩野:もう、全面的に受け入れていこうと思っています(笑)。クレープ屋のお客さんからオーディションを勧められ。――そもそも芸能界入りは、周りからの勧めだったと伺いました。塩野:はい。中学卒業後、高校には進学せずに実家のクレープ屋を手伝っていたんです。その時に僕のことをお客さんが見てくれていたんでしょうね。母親に「芸能の仕事をさせてみたらどう?」ってオーディションを勧めてくださった方がいたんです。それがきっかけで、応募しました。――その話に乗ったのは、もともと興味があったから?塩野:興味はあったんですけど、途中で落ちたら恥ずかしいから、最初は「嫌だよ」って言っていたんです。でも、友達に言わずに受けるならいいかと思い直して、最終的に受けることにしました。――きっかけは受け身ですが、どのタイミングで「役者になりたい」と気持ちが固まった?塩野:オーディションの途中ですね。審査が進むにつれて、それまで漠然と見ていたテレビが全く違うものに見えてきて…。決定的だったのは、劇団新感線の舞台『髑髏城の七人』を観たことです。俳優の仕事ってテレビでしか見たことがなかったのですが、舞台ではこういうお芝居をするんだと、その幅広さというか、奥深さにものすごく衝撃を受けまして。「役者になりたい」と強く思いました。――デビューは何歳の時ですか?塩野:17歳です。――現在、25歳。注目度が急上昇する昨年までの間は、どんなモチベーションで俳優業に向き合っていたんでしょうか。塩野:その間は本当に、役者に憧れるあまり、「かっこいい」とか「かわいい」という基準で評価をされることに、抵抗があったんです。ワーキャー言われたくて役者になったわけではないので。それよりお芝居で認められたいっていうのが一番でした。だから初期に戦隊もののドラマに出演して、それが終わってからは、ある意味その流れに逆らうように生きてきて…。でも、なかなかうまくいかないことばかりでした。それで気づいたんです。自分には魅力が足りていないのに、無謀だったと。そこから意識が変わった…というか、まずは知ってもらうことが大切なんだという答えに辿り着きました。――演技力だけではなく、知名度もないと役につけないと?塩野:自分の身の振り方とかイメージを決めていく作業は、あとからでもできるんじゃないかって思ったんです。それより今は周りから求められるものだったり、この若さで持っているポテンシャルだったりを、全部出し切るほうが先なのではと。以前はシリアスな作品に出たかったんですが、今はキラキラさせてほしいって思うようになりました。たくさんの人に見てもらえる可能性が高いから。――キラキラというと、学園ものとか恋愛系の作品とか?塩野:出たいです!でも高校生の役は、今年できなかったらキツいでしょうね…。そういえば僕、ハタチくらいの時に、ゲッターズ飯田さんが占ってくださるという席に、偶然呼んでもらえたことがあるんです。その時に26歳でブレイクするって言われて。しかも24歳の時、たまたま実家にいたところ、近くのショッピングモールでゲッターズさんのイベントがあるよと姉に誘われて行ったのですが、その場にいた600人くらいの中から、僕が持っていた抽選券の番号が引き当てられて、壇上で占ってもらえることに!こんな奇跡的に縁のある方に「26歳」と言われているので、それを信じて芸能を続けています(笑)。でも、その年齢を目前にコロナという事態に…。――インスタグラムにも「焦りがないと言えば嘘になる」と書いていましたね。塩野:ただ、この状況だからこそ気づけたこともあるんです。月並みですが、現場で人と会うことのありがたさや大切さ、温かさを改めて感じることができました。このインタビューも、「やっとしゃべれる!」みたいな気持ちです。塩野さんが出演したヒット映画『HiGH&LOW THE WORST』のBlu-ray&DVDが発売中。不良が集まる鬼邪高校と鳳仙学園の間で、互いの仲間が襲撃されたことを機に抗争が勃発。塩野さんは鳳仙学園の中でも四天王と呼ばれる幹部の一人、キレ者の小田島有剣を演じている。多くの女性が沼落ちしたその姿を円盤で堪能せよ。しおの・あきひさ1995年1月3日生まれ、東京都出身。2011年「第24回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」審査員特別賞/AOKI賞 W受賞。‘12年、ドラマ『GTO』でデビュー。‘13年『獣電戦隊キョウリュウジャー』に出演。近作はドラマ『来世ではちゃんとします』『Re:フォロワー』など。「男劇団 青山表参道X」のメンバーとしても活動。※『anan』2020年7月29日号より。写真・笠井爾示スタイリスト・山本隆司ヘア&メイク・時田ユースケ(ECLAT)インタビュー、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2020年07月23日俳優の塩野瑛久が21日、所属する男劇団 青山表参道XのYouTube企画「おうち時間」リレー動画に登場した。2013年『獣電戦隊キョウリュウジャー』出演で話題となり、昨年秋に公開された映画『HiGH&LOW THE WORST』、1月クールのテレビ東京ドラマ『来世ではちゃんとします』、公開中の映画『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』など、確かな演技で続々とファンを増やしている塩野。現在新型コロナウイルス感染拡大防止のために「おうち時間」が推奨されており、塩野も自宅のキッチンから動画に登場した。「こういう動画、自宅で自分で初めて撮る」という塩野は、私服のパーカー+眼鏡というリラックスした格好で、韓国で話題の「ダルゴナコーヒー」作りに挑戦。ダルゴナコーヒーとは、泡立てたコーヒーをミルクの上に注いだ飲み物で、塩野は今回電動ミルクフォーマー、泡立て器(手動)、洗顔用泡立て器と3種類の泡を飲み比べる。さらにファンクラブ連動企画として「お絵かきしりとりバトン」を行い、ファンからの質問コーナーでは自身の出演作への思いや、「彼女がいる体での撮影は苦手」という本音も飛び出す。また、次回動画に登場するメンバーの飯島寛騎のかわいいところについても語り、「ギターを覚えたらしいので、ギターを披露してもらおうかな。欲を言えば、ボイパも聴きたいな」とリクエストしていた。「少しでも元気を届けたい」と始められた同企画では、男劇団 青山表参道Xの栗山航、塩野瑛久、西銘駿、飯島寛騎、奥野壮、庄司浩平がリレー形式で登場。 Twitterで募集したファンからの質問などに答えていく。
2020年04月22日俳優の塩野瑛久が舞台『DECADANCE―太陽の子―』の主演を務めることが29日、明らかになった。同作は作・演出の西田大輔による、魔女伝説のルーツを探る少年たちの冒険物語。10月クールで放送中のドラマ『Re:フォロワ―』や映画『HiGH&LOW THE WORST』で 注目度急上昇中の塩野が主演を務め、7ORDERとして活動しブランド”Ground Y”のキービジュアルにも選ばれた長妻怜央、『血界戦線』『ペルソナ5』など数々の舞台で活躍中の猪野広樹、モデルやドラマ、舞台などマルチステージで才能を発揮する小南光司が共演する。さらに、谷口賢志、田中良子、中村誠治郎、村田洋二郎ほか、DisGOONieに欠かすことのできないキャストに加え、アニメ『けものフレンズ』のサーバル役などで活躍している声優の尾崎由香、劇団番町ボーイズ☆のメンバーで、『メサイアー黎明乃刻ー』や演劇『ハイキュー!!』で着実にステップを重ねる菊池修司らが集結する。東京公演はEX THEATER ROPPONGIにて、2020年1月24日〜2月1日。大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて2月8日〜2月9日。○あらすじ魔女伝説のルーツを巡る少年たちの冒険物語。「この国の王家には二百年に一度、魔女が産まれる。破壊の言葉を持ったその魔女を 生かせば、国は滅ぶ」一つの小さな小さな冒険の話――4人の少年は幼き頃、探検をした。その国の一番大きなお城、その地下奥深くにある一つの牢屋に忍び込んだのだ。「太陽の子」というあだ名を持った、テイラー率いる少年たちにとっての小さな冒険は、15年後、国を転覆させる革命へと変わることになる。4人の少年が忍び込んだ牢屋で、見つけたものは―――。もう一つの冒険の話。一人の少女アンナが失踪した兄を探しに、かつて栄えた国の国境地点に入る所から、物語が始まる。親のいない自分を育ててくれた兄・ジェンバの突然の失踪。そして小さいころ自分を可愛がってくれた初恋の相手・テイラーに逢いたい一心で、何も持たない少女は革命の気運溢れる国に飛び込んだのだ。少女が出逢う五人の男たち。その4人のうち一人が兄だということに気づく少女。かつて牢屋を冒険した4人。一人は革命家に。一人は道化師に。 太陽の子の一番近くに生き、「月の子」と呼ばれたその男は、その国の「王」に。そして少女の憧れである「太陽の子」は、浮浪者に。一つの国で起こる、一つの国の終わりを、「太陽」を中心に描いていく冒険物語。(C)2020・DECADANCE DisGOONie/MMJ/tv-asahi. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年11月29日真田広之米快挙にあった50代の奮闘…役求めオーディションへ俳優の真田広之(59)が米ロサンゼルス郊外カルバーシティで開催中の映画祭「第5回アジアン・ワールド・フィルム・フェスティバル」で「特別賞」に選ばれたことを、各メディアが報じた。同映画祭は、ハリウッドでアジア映画やアジア人の俳優らの存在感をアピールするのが狙い。特別賞は、ハリウッド映画界の第一線で活躍する俳優をたたえるものだという。記事によると、真田は「(ハリウッドで)日本人の活動も認められ始めている」と受賞に喜びのコメント。「自分の役割は、日本の後輩たちがハリウッドに挑戦しやすくなるような環境をつくること。さらに力を尽くしたい」と後進にエールを送ったという。「もともと日本の映画界の第一線で活躍していた真田さんですが、1999~2000年に英国の名門劇団ロイヤル・シェークスピア・カンパニーにただ1人の日本人キャストとして参加。そのことが転機になって、海外進出に意欲がわいたそうです。そして03年公開のハリウッド映画『ラストサムライ』の好演で注目を浴び、活動の拠点を米・ロサンゼルスに移しました」(映画関係者)以後は「ラッシュアワー」「ウルヴァリン」「アベンジャーズ」などの人気シリーズに出演。ドラマシリーズにも出演している。「昨年は秋の褒章を受章したほどで日本では大物の俳優ですが、現地では気に入った作品があれば自らオーディションを受けているそうです。そうした地道な努力が実り、今回の受賞に至ったのです」(芸能記者)来年で還暦を迎える真田だが、まだまだ挑戦は続きそうだ。
2019年11月10日真田広之が、リブート版『モータル・コンバット』でスコーピオン役を演じることが明らかになった。「Variety」誌などが報じた。同作は同名の格闘ゲームをベースとしており、1995年にポール・W・S・アンダーソン監督によって映画化されたこともある。今作のキャストにはライデン役に浅野忠信、サブゼロ役にジョー・タスリム(『スター・トレック BEYOND』)、ソニア・ブレイド役にジェシカ・マクナミー(『MEG ザ・モンスター』)、カノウ役にジョシュ・ローソン(『Bombshell』)らがすでに決定しており、今回真田はシャン・ツン役に決定したチン・ハン(『スカイスクレイパー』)とともに加わった。真田演じるスコーピオンは、自分を殺害した犯人に復讐を誓い、蘇った忍者戦士だという。ゲーム版の「モータル・コンバット」は、1992年に初めて発売。今年4月に登場した最新作は、同シリーズで最も売り上げた作品となっている。CM監督出身で長編映画デビューとなるサイモン・マクオイドがメガホンを取るリブート版『モータル・コンバット』は、2021年3月5日に全米公開予定。(Hiromi Kaku)
2019年08月28日安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の7人が、7ORDER projectを始動、第1弾として舞台『7ORDER』を上演することが22日、明らかになった。同プロジェクトでは、「Happy をみんなで作りあげていく」をモットーに、7人が活動を通してファンとかけがえのない瞬間を共有する。第1弾として、2019年8月22日より東京・神戸にて、舞台『7ORDER』を上演。1人1人が音楽、演劇、アート、ファッションなどジャンルレスに挑戦していき、その経験を混ぜ合わせ、自分たちなりのエンターテインメントを作りあげていくという。東京公演は天王洲 銀河劇場にて8月22日〜9月1日、神戸公演はAiiA 2.5 Theater Kobeにて9月5日〜8日。○プロジェクトメンバー コメント第一弾は、舞台として、令和元年にプロジェクトの1つとして掲げた演劇に挑戦できることをありが たく思います。自分たちの第一歩目として自信を持って届けられる作品になるよう精一杯演じさせて いただきます。
2019年05月22日明治35年創業の老舗蕎麦屋「日本ばし やぶ久」が、東京・銀座にオープン。「日本ばし やぶ久」創業以来4代、100年以上の歴史を持つ、伝統ある蕎麦屋。提供される蕎麦は“外二蕎麦”を使用し、足踏みで打ち上げているのが特徴。厚切りの本枯節と宗田節をふんだんに取り入れた濃厚なつゆと合わせて、蕎麦の豊かな香りとのどごしの良さを楽しむことが出来る。そんな「日本ばし やぶ久」の新店となる銀座店は、日本橋店、両国店に次ぐ3店舗目。メニューには、オリジナルの出汁で作る名物“カレー南ばん”をはじめ、蕎麦屋ならではの一品料理から、蕎麦を使った創作料理、旬の食材をふんだんに盛り込んだコース料理などを豊富に用意する。【詳細】日本ばし やぶ久 銀座店オープン日:2019年3月5日(火)住所:東京都中央区銀座3-3-6 銀座モリタビルB1営業時間:ランチ 11:00~15:00(L.O.14:30)、ディナー 17:00~22:30(L.O.22:00)TEL: 03-6228-7829メニュー例:せいろもり 900円+税、鴨せいろ 1,800円+税、黒豚カレー南ばん 1,200円+税、江戸前天ぷらそば 1,850円+税
2019年04月25日東京ドームシティプリズムホールで3月31日、元ジャニーズJr.の真田佑馬さん、阿部顕嵐さんによる事務所退所後初のファンイベント「真田佑馬と阿部顕嵐のつなげるつなげるつなげる」が開催されました。こちらはTOKYO MXが主催する『TOKYO MX FES.2019』内でのイベントで、局公式アプリの『Mキャス』でも中盤まで生中継されました。会場ファンの大歓声の中、登場した真田佑馬さんと阿部顕嵐さん。まずは先日『ひるキュン』(TOKYO MX、昼12時~)に出演した際のVTR振り返りや、お互いのSNSに関して解説。【こちらもおすすめ】阿部顕嵐、真田佑馬、ジャニーズ事務所退所後初のテレビ出演&3月にイベント登場真田さんは自身のツイッターに関して「自由に投稿している」とし、愛犬・サスケの写真などを紹介しました。またイベント中に実際につぶやく演出も。なんと、ハッシュタグを“つなげる”ではなく、“つながる”に間違えてしまうおちゃめなミス。阿部顕嵐さんは自身のインスタグラムのアカウントについて、「好きなもの、きれいなものを載せている」とし、美術が好きなことを語りました。【こちらもおすすめ】阿部顕嵐(元Love-tune)がインスタグラムを開設?そして、ここで阿部さんのインスタグラムに載っている絵を描いたという、ある人物が登場することに……。サプライズで元Love-tuneの長妻怜央さんが会場に現れたのです!最近「絵を描き始めた」という長妻さん。「長妻怜央のつなげるつなげるつなげる美術館」と題したコーナーを展開しました。そこでは長妻さんが最近描いたという絵が紹介され、その中で阿部さんのアカウントにアップされていた絵も、実は長妻さんが描いていたことが判明。絵が得意という知られざる才能を開花させていた長妻さん。最後に紹介されたのは、ステージの上で黄色い服を着て踊る男性を描いた「足長兄さん」と題された絵。“ダンス”、“足長”、さらには“黄色“という内容から、元Love-tuneのメンバーカラーが黄色で、ダンスが得意な森田美勇人さんではないか、と視聴者の誰もが思った矢先、“モデルの方”ということで、なんと森田美勇人さんも会場に駆けつけました。会場が熱気にあふれる中、「森田美勇人のつなげるつなげるつなげる写真展」と題したコーナーがスタート。海外旅行が好きという森田さんが、アメリカ、ドイツ、フランスなど世界各地で撮ったプライベート写真が紹介されました。そして、このタイミングで森田さんはインスタグラムを開設することに。開設からわずか1時間足らずでフォロワー19万人を突破し、森田さんの人気が伺えます(3月31日11時30分時点)。ここでエムキャスでの生中継は終了しましたが、イベントはまだまだ続き、森田さんのインスタグラムの初投稿写真を撮影する流れに。なんと撮影するスタッフに扮して、元Love-tuneメンバーの諸星翔希さんも登場。諸星さんからは舞台出演の発表がありました。その後、京都で舞台中の元Love-tuneメンバーの萩谷慧悟さんとFacetimeを使った生ビデオ通話も行われ、まさかの元Love-tuneのサプライズ集結に会場もネット上も大騒ぎに。3月31日は元Love-tuneリーダー、安井謙太郎さんのジャニーズ事務所退所日でもあります。このあと6人との合流はあるのか、目が離せません!文/エミチャンカパーナ画像/Shutterstock
2019年03月31日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『Substance』澤田育久「無個性な駅構内(公共空間)を切り取っていく行為は、写せば写すほど自分の感情と切り離され抽象さを増し、人工的な被写体の連続する構成は重さねれば重なるほど、物質的なメディウムに還元されていく。普段、私たちが目にする空間をなるべく感情的な高揚や美的な感覚から遠ざけ、淡々と無機質な物質として鑑賞者に提示することで、無個性な環境の異質さ歪さを増幅させていく。この作品集『Substance』は澤田が捉えた写真と、改めて空間に配置された作品を同じ時間軸に並べることで見えてくる視点を中心に構成されている。ページを捲ることによって変化する写真の重なりと構成は作家の視点と見る側の視点がクロスしながら、澤田が常に意識する被写体との距離を体現しているような感覚に落ちていく」(Publisher’s Description)駅の壁や柱、階段、シャッターなどを断片的に撮影した写真を、現代アート作品を見せるかのように提示する澤田育久の作品集。本書は、異なるサイズのページを階段状に綴じ、後ろページのイメージと前ページの重なりがもらたす視覚的効果も含めて体感するスタイルの本となっている。今回、写真集の刊行を機に、東京・恵比寿にある路上から見ることができるディスプレイ型ギャラリー「CAGE GALLERY」と、澤田育久が代表を務める神保町のオルタナティブ・スペース「The White」で展覧会が開催される。「CAGE GALLERY」では、空間に吊るした写真同士の関係性、写真と空間の関係性を考察。「複数の写真に写されている関係性を同時に見ることによって、新しいイメージを獲得することができるのではないか? 」という考えに基づき、空間に配置したプリント、それらイメージが持つ関係性を衝突させて、フレームの外まで写真を拡張させるという展示を試みる。澤田育久は、1970年東京生まれのフォトグラファー/作家。2012から2013年に「The Gallery」、2014年よりオルタナティブ・スペース「The White」を主宰する。これまで、2011年に個展「closed circuit」(TOKI Art Space/東京)、2012年11月から1年間にわたり毎月新作による連続展「closed circuit, monthly vol.1-vol12」(The Gallery/東京)などで作品を発表してきた。書籍は、2017年に自身のレーベル・The Whiteより写真集「closedcircuit」を刊行。2018年10月にRONDADEより今回紹介した最新作を「substance」発表している。【書籍情報】『Substance』写真:澤田育久出版社:Rondadeソフトカバー/120ページ/260×400mm発刊:2018年価格:6,200円■Shelfオフィシャルサイトで『Substance』を購入する【展覧会情報】substance Ikuhisa Sawada会期:11月27日〜2019年1月14日会場:CAGE GALLERY住所:東京都渋谷区恵比寿2-16-8 1F澤田育久展会期:12月3日〜15日会場:The White住所:東京都千代田区猿楽町2-2-1 #202時間:13:00〜19:00休廊日:日・月曜日
2018年11月10日TVドラマも映画もイケメンなしには楽しめない!今回、ご紹介するのは、海外ドラマ『ウエストワールド』シーズン2でストーリーの鍵を握る重要な役どころを演じた真田広之さん。ロサンゼルスに拠点を置き、国際派俳優として活躍する真田さんにお話をうかがいました。文・田嶋真理【イケメンで観る海外ドラマ&映画】vol. 8世界を舞台に進化し続けるスター・真田広之『ウエストワールド』の原案は、『ジュラシック・パーク』の原作者・マイケル・クライトンが1973年に手掛けた同名タイトルの映画。西部劇の世界を再現した近未来のテーマパークを舞台に、人工知能(AI)の反乱を描き、現在もなお根強いファンを持つSFスリラーです。その遺伝子を引き継いだドラマ『ウエストワールド』の製作総指揮を務めるのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『LOST』のJ・J・エイブラムズと『ダークナイト』シリーズや『パーソン・オブ・インタレスト』のジョナサン・ノーラン。100億円という巨額な製作費を投じ、壮大な物語を紡いでいきます。シーズン2では、人類の快楽を満たすためだけの人工知能を持つアンドロイドたちが自我に目覚めて反乱を開始。日本の江戸時代をモデルにした “ショーグン・ワールド” に代表される新たな世界で、波乱に満ちた物語が展開されます。ーー真田さんは出演シーンで華麗な殺陣を披露されています。スタントはすべてご自身で行ったそうですね。真田さん ファイティング・シーンの撮影のとき、僕の代わりにアングル・チェックをするスタンドインの方はいましたが、本番のテイクは乗馬も立ち回りのシーンもすべて自分でやりました。ーースタントをすべて自分で行うハリウッド・スターは珍しいのでは?真田さん そう思います。僕も最初にハリウッドへ来たとき、自分でスタントをやらせてもらえませんでした。危険だから、スタントマンの仕事がなくなるなど、さまざまな理由でしたが、自分でスタントをやっているうちに「あいつなら大丈夫」と信頼してもらえるようになりました。今は逆にスタントを求められるようになり、「あいつならやってくれる」と思っていただける状況になりましたね。ーー真田さん演じるムサシの、二刀流の殺陣にしびれました。真田さん ムサシは、名前こそ宮本武蔵にちなんでいますが、宮本武蔵とは関連性のない、架空のキャラクターです。しかし、アメリカのサムライ好きの方々は、武蔵と言えば二刀流というイメージを持っていらっしゃる。それで、テーマパークのサービスという意味合いで、私が出演した第5話と第6話では、二刀流の殺陣を入れました。自分も楽しみながら演じることができました。ーームサシが初めて登場するエピソードで、袖搦(そでがらみ・江戸時代に使用された長柄の捕り物道具)を使用されています。ハリウッドではなかなかお目にかかれない小道具だと思います。真田さん 脚本を読んだとき、「よく調べたな」と思いました。袖搦は、獲り方が犯人を捕まえるとき、衣服を絡ませて使う道具です。シーズン1から登場しているキャラクターのヘクターは、ムサシと鏡のように対の存在なんです。ヘクターはシーズン1で保安官の銃と馬を奪うシーンがあったので、それに合わせて江戸時代の捕り物道具を登場させたのだと思います。小道具チームが懸命に調べて、袖搦を作り上げてくれたことが嬉しかったですね。ーーもし、本作のような体験型テーマパークが実在したら、どこに行きたいですか?真田さん 日本の大昔をさかのぼって、神話の世界を見てみたいですね。それと、もしかしたら、今後の『ウエストワールド』に出てくるかもしれませんが、ローマ帝国を訪ねてみたいです。映画のなかでそういった世界を知ることはできますが、実際に目の前で観ることができたら良いですね。ーー本作の撮影中に57歳のお誕生日を迎えたそうですね。真田さん その日は、朝から立ち回りのシーンを撮影していました。撮影現場で誕生日を迎えるのは、いつでもどこの国に行っても幸せなことだと思っています。しかも『ウエストワールド』という作品の素晴らしい環境に身を置いて、そこで汗をかいて演じる中で誕生日を迎えられたことがとても自分らしく思えて、微笑ましい気持ちになりました。午前の撮影の休憩時間が終わり、午後の撮影を再開するとき、スタッフが特大のケーキを用意してくれて。その場にいた全員がハッピー・バースデーの歌を歌ってくれました。僕は衣装の着物姿でロウソクを吹き消し、スタッフ全員でケーキをわけ合って食べました。ウルウルしてしまうくらい、感動しました。日が暮れて撮影ができなくなった後は、キャストやスタッフたちが近くのパブに誘ってくれ、ハッピー・バースデーの掛け声とともに乾杯をしてくれました。本当にすべてが完璧な日だったので、個人的に誕生日を祝うことはせず、翌日の撮影に備えて帰りました。ーー長年、若い頃のスタイルをキープし続けている真田さんのイメージにケーキが結びつかないのですが……(笑)。真田さん 甘いものは大好きです。普段は体調維持のために甘いものを控えて、ここぞというときにだけ食べます。この日は、スタッフがキープしてくれたケーキの上のプレートも含めて、完食しました(笑)。ーー国際派スターとして躍進し続ける真田さんの情熱の源は?真田さん 10歳から12歳の間、子役をやめた途端にスクリーンが恋しくなって。どうやったら、再びスクリーンに戻れるだろうと思い、毎週のように映画をたくさん観ました。そのとき観た映画で、歌う、踊る、アクションのすべてを出演者がやっている姿を目の当たりにし、自分も役者に戻れたらこうありたいなと思いました。武道のトレーニングを始めた13歳の頃から、いつの日か世界中の優れた監督や俳優たちと一緒に仕事をしたいという目標を持っていました。ーー真田さんは今、その目標を超えた位置にいらっしゃるように感じます。歩みを止めない理由は?真田さん 新たな課題にチャレンジしていく、ドキドキ感を求めているのかもしれません。やったらやったぶんだけ認めてもらえる。そして、『ウエストワールド』のように優秀なチームと仕事ができる。俳優として少しでも上に行くためには未知なものに挑戦していかなければならないと思います。挑戦しているときは、常に学生のころのような気分になれますね。今あるものだけで勝負できる仕事だけをし始めたら、どこか緩んだり、つまらないパフォーマンスしかできなくなる自分を想像できてしまうんです。新しいものに飛び込んでいけば、いつもドキドキしていられます。それが、僕の情熱と好奇心が失せない理由かなと思います。こうして、挑戦できる対象に運良く出会えているので、すべては縁が支えているとは思います。ぜひ日本の方々に、『ウエストワールド』を観ていただきたいですね。インタビューのこぼれ話2019年に公開される映画『アベンジャーズ』シリーズの第4作には日本を舞台にしたシーンがあり、真田さんが出演するとのウワサ。ハリウッドで確固たる地位を築いた真田さん。今後の出演作にも注目です!Information『ウエストワールド』シーズン28月6日(月)より毎週月曜よる10時ほか二カ国語版(吹替版)を日本初放送©Shutterstock/AFLO(真田広之)©2018 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.
2018年08月04日NHK大河ドラマ「真田丸」のメインテーマでも知られるヴァイオリニストの三浦文彰が、8月27日(日)今夜放送のTBS系「情熱大陸」に出演。「天才少年」と呼ばれた若き孤高のヴァイオリニストに秘められた“家族の絆”を番組が追った。三浦さんは1993年東京都生まれ。両親はヴァイオリニスト、妹はピアニストという音楽一家で育ち、3歳からヴァイオリンを始め6歳より徳永二男に師事し、その後ウィーン私立音楽大学に入学、パヴェル・ヴェルニコフ、ジュリアン・ラクリンのもとでさらに腕に磨きをかけた。2009年に世界最難関といわれるドイツのハノーファー国際ヴァイオリンコンクールに、16歳という若さで史上最年少優勝。使用するのはストラディヴァリウス1704年製作Viottiという若き天才ヴァイオリニストだ。ハンブルク北ドイツ放送交響楽団、ミルウォーキー響、プラハ・フィルなど世界の名だたるオーケストラや音楽家たちと数多く共演。日本でも「AAA」や辻井伸行とのコラボ、さらに2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」での、ヴァイオリンの印象的な音色ではじまるメインテーマを弾き話題になるなど多方面で活躍している。朝から晩まで「ずーっとずーっと音楽のことを考えてしまう」という几帳面な性格で、唯一の息抜きは「お笑い動画を見て笑うこと」だという三浦さん。繊細かつ骨太な音色とその甘い顔立ちで女性ファンも数多い彼だが、その家庭環境から「天才少年」「サラブレッド」と世間から呼ばれるも、裏では家族の問題に苦しみ父親に反抗し続けた苦しい過去があったという。今回番組では三浦さんの海外での音楽活動とともに、次世代の才能を生み出そうと子どもたちに直接レッスンをする風景なども取材。さらに自らがヴァイオリンを演奏しながらオーケストラの指揮もするという「弾き振り」に挑む過程にも密着した。この「弾き振り」で共演したオーケストラのコンサートマスターはなんと父親。父との関係に苦しみ屈折した思いを抱えながら大人になった過去を持つ三浦さんと、その息子の成長を影で見守る父親、お互いを想いながら音を奏でる音楽家親子の“絆”を追う。「情熱大陸」は8月27日(日)23時~TBS系で放送。(笠緒)
2017年08月27日宇宙船で未知なる生命体と向き合う恐怖を描いた映画『ライフ』プレミア試写会が6月12日(月)、都内にて行われ、出演する真田広之が登壇した。半年ぶりに日本の地を踏んだという真田さんは、集まった観客にサインをしたり握手をするなど、心のこもった対応をした。その様子に、「格好いい!」、「素敵」と熱視線を浴びせられると、「(視線が)グサグサきてます。うれしい痛みですけど(笑)」と、変わらぬ紳士的な姿でファンを魅了していた。『ライフ』は『デッドプール』の脚本チームが仕掛けるSFホラー。火星で発見した未知なる生命体は、筋肉と脳だけでできており、相手に合わせて進化しどんな状況でも生き続ける。医師デビッド(ジェイク・ギレンホール)、航宙エンジニアのローリー(ライアン・レイノルズ)、システムエンジニアのショウ・ムラカミ(真田さん)ら6名の宇宙飛行士は、生命体を地球に行かせないため、壮絶な死闘を繰り広げる。フライトエンジニアの役をやるにあたって、「一番ベテラン宇宙飛行士役で、4度目のミッションという設定でした。僕は過去に3つ宇宙ものをやっているので、僕にとっても4度目のミッションで、最初にフライトしてから40年飛び続けているという(笑)」と、さすがの経歴を披露。主演のジェイクやライアンも、ダニエル・エスピノーサ監督から、真田さんの飛行シーンを見せられて「参考にしろ」と言われるほど、全幅の信頼を寄せられていたそう。真田さんは「長老に敬意を表してくれただけなんですけど」と恐縮の表情を見せつつも、「監督は『50(代)半ばでまだ飛んでいるよ』とほかの若い人たちにはっぱをかけていて(笑)、僕のことを『マエストロ』と呼んでくださるようになりました」と公表すると、場内からは拍手が送られた。「現実味のある話」と真田さんが脚本を読んだ第一印象を語る通り、劇中で対峙する地球外生命体の存在がいることは、現実に報道などでも伝わっている。実際、地球外生命体にもし会ってしまったら…と話が及ぶと、真田さんは「この作品で学んだんですけど、最初にどう対処するかで敵になるか、味方になるかが決まります。会ってみたい興味は非常にありますけど、どのくらい危険なのかはわからないので、できれば遠目で…」と少々及び腰。しかし、「少しずつ相手のことがわかってきたら、ご挨拶したい。あ、握手できるのかわからないですけど(笑)」と、チャーミングに微笑んだ。『ライフ』は7月8日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(cinamacafe.net)
2017年06月12日NHK大河ドラマ「真田丸」で真田信繁(堺雅人)の側室“たか”役を務めて注目を集め、映画・ドラマ・演劇などでめざましい活躍を続ける実力派若手女優・岸井ゆきの。彼女が満を持して初主演を務める映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』の豪華追加キャストが発表され、さらに主題歌をシティポップバンド「Yogee New Waves」が手がけることが分かった。とある夏の地方都市。鳴り続ける電話、吉子(岸井ゆきの)が彼氏とのセックスを中断して出てみると、それは、祖父の訃報だった。2階から、草むしりをする父・清二に声をかける――「おじいちゃん、死んじゃったって。」。祖父の葬儀のために、久々に集合した祖父の3人の子とその家族は、その死を悲しむひまなく準備に追われていく。そんな中、それぞれのやっかいな事情が表面化し、とある事件をきっかけに、みっともないほどの本音をさらけ出す。そんな親族に呆れながらも、流れに身を任せていた吉子は…。「真田丸」や映画『ピンクとグレー』『森山中教習所』などで知られる実力派女優・岸井さんを映画初主演に迎え、「ソフトバンク」「Microsoft」「JRA」など話題のCM演出で業界若手No1といわれる監督・森ガキ脩大との注目のタッグで贈る本作。祖父の葬儀をきっかけに、それぞれの事情を抱えた家族が久々に集合し、やがて、みっともないほどの本音をさらけ出すうちに、やっかいだけど愛すべき“本当の家族”へと踏み出していく珠玉の物語。このたび明らかとなったキャストで、祖父の長男・昭夫を演じるのは、劇作家・俳優・演出家・監督など多岐にわたり活躍する岩松了。失業したことを親戚や近所にひた隠しにし、父親の威厳をすっかり失っている、という役どころ。また、次男で吉子の父親・清二には、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」やNTV「フランケンシュタインの恋」に出演中の光石研。一番の常識人に見えるが、どこか滑稽な父を演じる。長女・薫には、“ドロキュン”ドラマ「奪い愛、冬」も記憶に新しく、近年は脚本家、演出家としても活躍する水野美紀。東京で成功し、真っ赤なフェラーリに乗って登場する自由気ままに生きる独身の女性だ。昭夫の元妻・ふみ江には、NHK「ごごナマ」レギュラー出演中の美保純。昭夫との離婚後、祖父の葬儀で久々に昭夫と気まずい再会を果たすことになるという…。さらに、昭夫の息子・洋平には、ドラマ「貴族探偵」や「ひよっこ」、主演映画『ポエトリーエンジェル』の公開など話題作に立て続けに出演する若手実力派の岡山天音。父親を影で馬鹿にしながら、自らは大学浪人中、かつ引きこもり中というキャラクター。そして主題歌として本作を彩るのは、「FUJI ROCK FESTIVAL’17」を始め、数々の人気フェスにも出演や新アルバム「WAVES」リリースで話題の「Yogee New Waves(ヨギーニューウェーブス)」が書き下ろした「SAYONARAMATA」。初めて映画に楽曲提供した彼らのメロディは、さまざまな想いや心象を抱えながらも、前に向かう人を後押しするような1曲となっている。初主演を務める岸井さんは、「炎天下の熊本をともに過ごし、闘った、心強すぎる皆さんです。毎日全員野球で、一緒に、物語を紡いでいきました。ある1日、田んぼの真ん中で『主題歌はこの人に歌って欲しいんだ』と監督がかけたのが『Yogee New Waves』の曲でした。そのまま、この映画のエンディングのような時間が流れたのを覚えています。まさか書き下ろしていただけるなんて。夢みたいだ!」と、喜びをコメント。一方、本作が長編映画デビュー作となる森ガキ監督も、「描きたかったキャラクターにぴったりの配役で、演出している間もずっと笑いをこらえるのに大変でした。こんな群像劇みたことないぞって自信をもって言えるのも、岸井さんを中心に個性あふれる素晴らしすぎる役者の方々が臨機応変に1つのゴールにむかって、笑いながらかけづり回ってくれたおかげです。あの夏の熊本での撮影は一生忘れません」と撮影をふり返ってコメント。「僕も初長編作品、岸井さんも初主演というので主題歌も絶対に初のアーティストって漠然と決めていて、一緒に大きくて新しい波を作っていけるアーティストを探していたときに『ヨギー』と出会いました。映画完成まで本当にいろんなことがあったんで、曲が上がった瞬間にようやくここまできたんだなって、涙がこみ上げてきました。多くの方にヨギーとこの映画の化学反応を皆さんにみてもらいたい」と感激もひとしおの様子。「Yogee New Waves」の角舘健悟もまた、「かんかん照りの日射降り注ぐ、無情なまでの晴天。温度の隙間を縫うようにするりと風の糸がほどけては、心もまたほどけてゆく。祖父に会いにいこう!」と本作のタイトルにひっかけ、粋なコメントを寄せている。『おじいちゃん、死んじゃったって。』は11月よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月08日長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己、さらに高杉真宙が出演する黒沢清監督の最新作『散歩する侵略者』。本作に、先のNHK大河ドラマ「真田丸」で話題を呼び、今後も話題作が多数控える恒松祐里の出演が決定。黒沢監督からも絶賛のコメントが到着した。数日間の行方不明の後、不仲だった夫がまるで別人のようになって帰ってきた。急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う加瀬鳴海(長澤まさみ)。夫・加瀬真治(松田龍平)は毎日散歩に出かけて行く。同じころ、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発する。ジャーナリストの桜井(長谷川博己)は取材中に1人、ある事実に気づく。やがて町は急速に不穏な世界へと姿を変え、事態は思わぬ方向に。「地球を侵略しに来た」と、真治から衝撃の告白を受ける鳴海。混乱に巻き込まれていく桜井。当たり前の日常がある日突然、様相を変える…。本作は、国内外で圧倒的な支持を集める黒沢監督が、気鋭の劇作家・前川知大率いる「劇団イキウメ」の人気舞台を長澤さん、松田さん、長谷川さんら日本映画界を代表する豪華キャスト陣で映画化。そこに今回、加わることになった恒松さんは、NHK連続テレビ小説「まれ」、映画『くちびるに歌を』などで注目を浴び、「真田丸」で主人公・真田信繁(堺雅人)の娘すえを好演して話題に。今年は公開中の『ハルチカ』、間もなく3月25日からは『サクラダリセット』の公開が控える、ネクストブレイクの1人として注目の逸材だ。演じるのは、外見はどこにでもいるあどけない普通の女子高生、しかし、その正体は“侵略者”という立花あきら役だ。恒松さんは、10年以上のバレエで培った身体能力を発揮し、本格アクションシーンに初挑戦。クランクイン前からハードなトレーニングを重ね、撮影現場ではすさまじい殺陣アクションを披露。想像を超える恒松さんの身体能力に、スタッフ・キャスト一同が感嘆するひと幕もあったという。また、アクションだけでなく、微妙な表情や芝居を求められる“侵略者”という難役を軽々と演じてみせる彼女に、黒沢監督も「末恐ろしい女優」とその才能を絶賛。どこか狂気を感じさせながら、楽しげに男たちを叩きのめすという“笑顔×狂気×ハードアクション”のニューヒロインを演じる恒松さんに、期待していて。■恒松祐里立花あきらは、外見は女子高生で中身や考え方は“侵略者”という設定なので、電車の中などで人間観察をしながら、「人間ってこういうものなのかな」って面白がる感覚があきらっぽいのではないか、と思って役作りをしました。一番苦労したのはアクションシーンですが、どう見せたらかっこいいか、というだけではなく、黒沢監督から「“人間ってこういう感じなんだ、へえー”みたいな感じのアクションで」と言われ、そういうあきらの「度を超えた」無邪気な好奇心を表現しながらアクションをするというのが、とても難しかったです。■黒沢清監督まだ若いのに、もう芸歴10年以上になるんでしょうか。まったく躊躇せず、この難役をスラスラと演じていました。しかも、そこにいるだけでパッと華がある。大女優の素質があるんでしょう。将来が楽しみです。『散歩する侵略者』は9月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月21日仙台真田家13代当主の真田徹氏が2月27日、都内で開催されたイベント「朝日新聞ReライフFESTIVAL」で講演会を行った。真田幸村の末裔として、各地で講演活動を行っている徹氏。この日は「真田幸村 虚像と実像 ~幸村の子女達~」をテーマに、プロジェクターに映し出した資料をもとに一族の歴史を紐解いていった。「みなさんこんにちは。真田でございます。こんな格好してますけど、上着を忘れたんですよ。60過ぎるとダメですなぁ」とあいさつし、場内に詰めかけた観客を和ませる徹氏。「幸村から数えると14代になります。数え方が大変でございまして。昌幸さんから数えると15代、幸隆さんから数えると16代」と自己紹介しながら、「1時間でどこまでお話できるのかな。申し訳ないですが、ちょっと端折っていきます」と詫びながら話を進めた。その中で、俳優・堺雅人が幸村を演じたNHK大河ドラマ『真田丸』(16年)の話題にたびたび脱線する場面も。「幸村さんはなかなか分からない人なんですよ。『大阪の陣』以前は、ほとんど記録として残っていない」と言い、「『真田丸』の3分の2は昌幸さんでしょ? 作りようがない」とその背景を説明する。さらに、「(大河ドラマが放送されるために)私も署名活動をしましてね。平成21年ぐらいからですかね? 足掛け5年ぐらい、NHKさんの方にお願いしに行きました」という告白も。その上で、「非常に良い脚本でした。大河ドラマは『それって本当?』ということになることもあるんですが、あのドラマは大筋で(史実と)変わらない。本当に良い脚本だったと私は思います」と三谷幸喜氏の脚本を絶賛した。ドラマでは第36回「勝負」で、「関ヶ原の戦い」がわずか数分で描かれたことが"超高速関ヶ原"と話題に。徹氏は講演を1時間以内にまとめることに苦労しつつ、「あっという間に関ヶ原を越しちゃいます。もういいでしょ、関ヶ原はね」とドラマさながら大胆にカットし、会場の笑いを誘っていた。
2017年03月02日『デットプール』の脚本家コンビが手がけた、ジェイク・ギレンホールやライアン・レイノルズ、レベッカ・ファーガソン、真田広之ら豪華競演のSFスリラー『ライフ』(原題:LIFE)が、7月8日(土)より日本公開されることが決定した。火星で採取した“地球外生命体”の細胞を国際宇宙ステーション内で極秘調査するため、世界各国から集められた6人の宇宙飛行士たち。しかし、次第に進化・成長し、高い頭脳を持つ“それ”を前に、宇宙飛行士たちの関係も狂い始め、命を奪われていく。最後に生き残る“ライフ”とは――。本作は、無重力の宇宙船内で、未知なる知的生命体の調査を依頼された宇宙飛行士6名が直面する恐怖と死闘を描くSFスリラー。宇宙飛行士のメンバーには、『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』など2017年は出演作目白押しのジェイク・ギレンホール、『デッドプール』で世界的人気を博したライアン・レイノルズ、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネーション』『マダム・フローレンス!夢見るふたり』で妖艶な魅力を披露したレベッカ・ファーガソン、そして日本が誇るハリウッド・スター、真田広之ら実力派の豪華キャストが顔を揃える。「まるでTVのニュースを見ているような感覚で、“いま”起こり得るリアルさを徹底的に追及した」と製作陣が語る通り、実際に実現可能な技術と舞台設定で作りあげられたという本作。“極限の密室”ともいえる無重力の宇宙船内で巻き起こるスリラーの脚本を手がけたのは、『デッドプール』の名コンビ、ポール・ワーニックとレット・リース。監督は『デンジャラス・ラン』でもレイノルズとタッグを組んだダニエル・エスピノーサ。未知なる恐怖と極限のプレッシャーに直面する、彼らの“ライフ”の行方を、ハラハラしながら見守って。『ライフ』は7月8日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月06日●なぜ最近のドラマに舞台役者が求められるのか?2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』で、堺雅人演じる主人公・真田幸村の叔父・真田信尹を演じ注目された俳優・栗原英雄。1984年に劇団四季に入団し、ミュージカル『ライオン・キング』など名だたる作品で活躍を続け、2009年に退団してからも様々な作品に出続けている。舞台・映画で幅広く活躍していたなかで、脚本家・三谷幸喜から指名を受けて大河ドラマに出演すると、視聴者から一躍注目を浴びた。2017年3月に、ふたたびの指名を受け、新作舞台『不信』で三谷舞台初参加となる。今回は大河ドラマに出ての変化、役者として指名を受ける魅力の源など、話を伺った。○『真田丸』と同じことが起こった――今回はまた三谷さんのご指名だということですが、どういった経緯があったんですか?三谷さん演出の『ショーガール』という舞台作品に女優のシルビア・グラブさんが出ていたので、観に行ったんです。久しぶりにお会いしたので、三谷さんにご挨拶をして「お久しぶりです。『真田丸』、評判いいじゃないですか」といった話をして、「気をつけて、またいつか」とお別れして3日くらいに「新作舞台に出ませんか」と連絡がありました(笑)。『真田丸』のときも、シルビアさんと夫婦役をしていた舞台『タイタニック』を三谷さんがご覧になって、シルビアさんつてに「栗原さん、TV興味ないかな」と聞かれて、正式にオファーが来たんですよね。本当に、丸1年後くらいに同じようなことがあったので「うわあ、すごいな」と思いました(笑)。――もともと映像で活躍されている役者さんも、大河ドラマ出演はかなり大きいと思うのですが、舞台を中心に活躍されていた栗原さんは、『真田丸』に出たことで何か環境が変わったことはありましたか?Twitterのフォロワーが急激に増えました(笑)。今まであまり表に出てこなかった真田信尹公がクローズアップされて、さらに「信尹を演じている栗原という人間がいるんだ。誰なんだろう?」と、視聴者の方が敏感に感じてくれるんだと思いました。ただ出演しているときは基本的に、メイクとかつらでしたので、街で気付かれたりしないのは少し寂しいところですね(笑)。――『真田丸』撮影の中で、苦労したこと、また楽しかったことを教えてください。苦労したこと、ないですよ! すべて楽しかったです(笑)。こんな機会なんてなかなかないですから、みんなができない経験をさせてもらいました。楽しかったのは、このスタッフ・キャストで1年間できたことですね。今でも会合をやってまして、みなさん口々に「こんなに仲の良い座組はない」と言われるくらい。真田家がそういう自由な家柄なんでしょうね。○芝居の”言語”が一緒の役者たち――『真田丸』には新納慎也さんと舞台、それもミュージカル方面で活躍される俳優さんが多く、最近では月9に山崎育三郎さんも出演されます。栗原さんご自身も四季出身ですが、そういった流れはどう感じられていますか?嬉しいことですよね。なにか、真新しい印象を持ってもらえているんじゃないでしょうか? あとは今、制作をされる側も重厚なドラマを作りたいというのはあるかもしれないですよね。例えば細かくカット割りするのではなくて、長回しに撮りたいという監督さんも増えているのかな。舞台役者はそれが苦手ではないかも。何しろ、ふだんから2時間ずっと長回しで芝居をしているんですから(笑)。メインではなくても、そういう人を入れてやりたいことをやる、というのはあるんでしょうね。役者にとってはチャンスですし、どんどん増えてほしいです。――堺雅人さん、大泉洋さんなど、舞台も積極的にされている方が『真田丸』には多かったのかなという印象もありましたが、何かやりやすい空気などはありましたか?舞台の方法が体に染みついている役者さんたちがそろっていると、良い意味で楽です。自分発信だけで作っていかない、相手役と呼吸を合わせる空気があるというか。現場に入って、いざお手合わせとなった時に、相手の芝居の中で自分も変わっていける、あ・うんの呼吸はあると思います。きっと、芝居に対する言語が一緒なんでしょうね。堺さんからは「叔父上、四季には独特の台詞訓練がありますよね?僕も母音で練習をやっているんですよ」と聞かれたことがあって、そのときはどうしたら自然にできるかとか、練習方法についての技術的な話をしましたね。堺さんとは自分自身の相談もしました。疲れていて”出かける”芝居をしてしまったかもしれないときに確認したりとか。これは、本当はやってはいけない”プッシュ芝居”というもので、自分の演技がお客さんにわからないと思って、動きなどの”説明”を多くしてしまうことなんです。そんなとき堺さんに「今、俺、出かけてなかったかな?」と聞いていたりしました。●三谷幸喜とのメールは思春期のカップルみたいなやりとり○固定観念は持たずに人と接する――今度の舞台『不信』では、キャストの中で唯一、舞台の三谷作品初登場ということですが、三谷さんとはいろいろお話はされたんですか?実はまだ全然ないんですよね(※取材は12月下旬)。『真田丸』のときも、三谷さんとはメール交換もしていないし、ドラマが始まってからも、お会いしたのは2~3回。舞台でごあいさつしたときも、お互いシャイなので「どう話を転がしていこうか」みたいなところはありました(笑)。三谷さんはよく役者さんへメールをされているらしいのですが、僕は『真田丸』のときに連絡先を交換していなかったんですよ。1回お会いした時に、「(信尹は)有能なビジネスマンでやってほしい」ということはお聞きしていたのですが。だから、今回の舞台をやるにあたって、初めて交換しました。でも、メールの内容が「今日はありがとうございました。よろしくお願いします」「こちらこそありがとうございます」と、それだけですからね。思春期のカップルみたいなやりとりをしました(笑)。――周りの方からのアドバイスや、「三谷さんってこんな人だよ」という情報はありましたか?シャイな方というのはお聞きしました。ただ、僕はあまり人の評判は聞かないようにしているんです。他人から聞いた話で固定観念を持って入ってしまうのが嫌で。「この人はこうなんだな」という先入観を持たずに行こうと思っています。なるべくフラットな状態で接したいというのは、ずっとそうですね。役者にとって、何が大切かというと、「聞く力」なんですよね。相手役のセリフもそうですし、スタッフの言葉も演出家の言葉も、いかに聞けるかというのが大切だと思います。○大切なのは自分自身を認めること――もともと大きな劇団に所属されていて、今は個人として活動されていますが、一番の違いはどこにありますか?全責任を自分で負うという点です。大海原を小舟で渡りながら、スキルを磨いて、小舟のパーツを良くしていくイメージです。一方、劇団は大きな船という感覚ですが、自分もすごく大事な部分を担っていて、ちょっとでも甘さがあったら船が沈んでしまう、というイメージです。いくら船にのっていても、そこは変わりませんね。――船を進めていくコツはどんなところにあるのでしょうか。そうですね、真面目に生きることでしょうか。覚悟を決めて、腹を据えて、やると決めたらどんなこと理不尽なことでも受け入れます。事務所がだめだとか、俺の方ができるのにとか言う人もいて、実際にそういったことはあるのかもしれませんが、そこにいることを認めないと、自分自身を否定していることになってしまいます。自分で自分を信じてあげないと、乗り越えられないでしょう。――それは役者を初められたときからそういった信念があったのでしょうか?少しずつですね。劇団時代はやっぱり自分を否定したこともありました。「自分はダメだ、ダメだからやるんだ」という感じで。日本人って、一歩下がって謙虚に生きるのが美徳とされるじゃないですか。でもどんなに不安だろうが幕はあくし、自分を自分が信じてあげなくて誰が信じられるのか。「俺はやってきたんだ」と、自分を信じてあげなくてどうするの、という気持ちです。信じられないのは逆に、自分の理想像を膨らませすぎている人が多いのかもしれないですね。「こんな自分じゃない」と、過大評価している。ありのままを認めると一番楽なんですけどね。「俺ってカッコよくないんだな、たいしたことないな」と見つめながら、たいしたことのない自分を認めて自信を持つということが大切だと思いますよ。――それでは、改めて今度の舞台への意気込みを教えてください。『真田丸』を経験した三谷さんが、新たなものを書き起こしたい、ブラックな人間の機微やサスペンスの中で、先が全然見えないものを表現したいという時に、お客さんと一緒にその時間を過ごせたらなと思うんですよね。緻密に稽古をして行って、演じる自分自身も「ええ、そんなことになるの!?」と驚けたらと思っています。■舞台『不信~彼女が嘘をつく理由』三谷幸喜書き下ろしの新作サスペンス。一つの嘘がさらなる嘘を引き起こす悲喜劇を描く。出演は段田安則、優香、栗原英雄、戸田恵子。公演は東京芸術劇場 シアターイーストで3月7日~4月30日(プレビュー公演は3月4日~6日)。
2017年02月02日ひときわ目をひく美しい大きな山門の「傳通院」文京区の閑静な住宅街・小石川でひときわ目をひく美しい大きな山門があります。1415年の開山から約200年後に家康の生母である於大の方がこの寺を菩提寺としたことから、その法名「傳通院殿蓉誉光岳智光大禅定尼」にちなんで傳通院と呼ばれるようになりました。政略結婚により家康を産んだ於大の方ですが、その後またもや政治力により離縁され、再婚を余儀なくされます。ですが、終生家康を案じたとされ、その恩を忘れなかった家康は於大の方をとても大事にしたそう。そんな女性の悲劇を今に伝える傳通院には、文豪・佐藤春夫や、柴田錬三郎などの墓もあり、歴女だけでなく、文学ガールなどの参拝が絶えません。春には桜が美しいので、散歩がてらに立ち寄るのもおすすめです。永井荷風がノートルダム寺院と重ねた美しい本堂と山門本堂は戦争で消失しましたが、1988年に昔の姿そのままに再建立されました。その姿の美しさは、永井荷風がエッセイでパリのノートルダム寺院に例えたとも言われています。また、夏目漱石も小説「こころ」で伝通院を描いています。春には桜が美しい境内には、大晦日のみに参拝客がつくことのできる大鐘も。江戸幕府から続く歴史が感じられる名所徳川家ゆかりの方々だけでなく、文豪佐藤春夫や、柴田錬三郎も眠っています。そしてこの地は、のちの新撰組のメンバーとなった沖田総司、近藤勇、土方歳三などが集い、浪士隊を結成した場所としても知られています。歴女ならずとも、イケメン好きには興味の尽きないお寺です。取材・文/伊集院尚子スポット情報スポット名:傳通院住所:東京都文京区小石川3-14-6電話番号:03-3814-3701
2017年01月07日今月18日に終了したNHK大河ドラマ『真田丸』最終回の総合視聴率が21.3%を記録したことが27日、明らかになった。従来のリアルタイム視聴率は14.7%だったが、タイムシフト(録画)視聴率は7.2%となり、この2つを合算して重複分を差し引いた総合視聴率は21.3%だった。タイムシフト・総合視聴率は、ビデオリサーチが今年10月3日から計測を開始しており、最初の対象となった10月9日放送分は、リアルタイム15.0%、タイムシフト6.7%で、総合20.9%だった。同番組は、BSプレミアムで地上波より2時間早い18時から放送されており、こちらの視聴率は毎回4~5%で推移していたことから、こちらも合算するとさらに高い数字となっていることが推測される。なお、地上波リアルタイムの50話全平均視聴率は16.6%で、前年の『花燃ゆ』の12.0%を大きく上回った。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。○過去10年のNHK大河ドラマ視聴率2016年『真田丸』(主演:堺雅人)初回19.9/最高20.1/平均16.62015年『花燃ゆ』(井上真央)初回16.7/最高16.7/平均12.02014年『軍師官兵衛』(岡田准一)初回18.9/最高19.4/平均15.82013年『八重の桜』(綾瀬はるか)初回21.4/最高21.4/平均14.62012年『平清盛』(松山ケンイチ)初回17.3/最高/17.8/平均12.02011年『江・姫たちの戦国』(上野樹里)初回21.7/最高22.6/平均17.72010年『龍馬伝』(福山雅治)初回23.2/最高24.4/平均18.72009年『天地人』(妻夫木聡)初回24.7/最高26.0/平均21.22008年『篤姫』(宮崎あおい)初回20.3/最高29.2/平均24.52007年『風林火山』(内野聖陽)初回21.0/最高22.9/平均18.7※単位は%
2016年12月27日歌手で俳優の星野源が18日、自身のツイッターを更新。この日最終回を迎えたNHK大河ドラマ『真田丸』への出演について、感謝の思いをつづった。徳川秀忠役を務めた星野は、「初めての大河ドラマ『真田丸』で過ごした時間は、本当に夢のようでした。徳川秀忠としてのファーストシーンからアップまでの約7ヶ月間、様々なことを学ばせて頂きました」と振り返り、「スタッフの皆様。共演者の皆様。そして観てくださった多くの皆様。本当にありがとうございました!」と感謝の思いを記した。星野は、20日に最終回を迎えるTBSの大人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜22:00~)でも、新垣結衣演じる主人公・森山みくりと"契約結婚"をした独身サラリーマン・津崎平匡役を好演。星野が歌う主題歌「恋」に乗せて踊る"恋ダンス"も社会現象になるなど、大きな話題となっている。
2016年12月19日堺雅人が混沌の戦国時代を駆け抜けた真田信繁(幸村)を演じ、大泉洋、長澤まさみ、星野源ら豪華キャストが共演した2016年の大河ドラマ「真田丸」が12月18日(日)の第50話で最終回を迎えた。三谷幸喜が2004年放送の「新選組!」以来2度目となる大河ドラマの脚本を手がけたことも話題となった本作。史実をベースにしながらもユーモアあふれるシーンなどを織り交ぜながら、信濃の一領主だった真田家の次男として生まれた信繁の迷い、悩み、苦しみながら成長する姿と家族への愛が描かれた。最終回は、豊臣と徳川の決戦が始まり、圧倒的に不利な形成のなか信繁は大阪城を出て野戦を繰り広げる。信繁は茶々に家康を打ち損じたら千姫を和睦の使者として秀忠の元へ向かわせるよう告げる。一方、家康側は秀頼を出陣させないため幸村が寝返ったといううわさを流す。徳川軍が大混乱のなか怒涛の如く進撃する幸村。戦いは豊臣軍が有利に進むが、兵たちが秀頼が城に逃げ帰ったと誤解、隙を見て徳川軍が反撃に転じ、信繁は家康を追い詰めるも秀忠に撃たれ敗北するというストーリー。「TwitterJP」アカウントによれば18日夕方5時からの「#真田丸」または「真田」ツイートは37万件以上に上ったとのこと。放送終了後には「一年間、ありがとうございました。」など“真田丸ロス”に陥った視聴者の声がネットに続々と投稿されはじめた。秀頼や茶々、きり、毛利らのその後が描かれないラストに対しては「三谷さんは信繁が見ていないことは描かないと言ったから最後までそうだった」「それは左衛門佐様が見ていないから。最後まで貫いてたな、真田目線の大河ドラマ」「いかに生きたかが大事だから、最期は語らないんだね」などのあくまで“真田目線”で綴られた三谷脚本を評価するツイートが数多く投稿されていた。また、信繁が自決するシーンでは年齢を聞かれた藤井隆演じる佐助が「55でございます」と答え、自らより年上だったことを知った信繁が思わず固まってしまうという場面には「なぜここで笑わせにくる三谷」「ちょいちょいギャグ要素混ぜるのやめてください(もっとやれ)」「何か愛がありすぎて感動した」など、爆笑したという声が多数寄せられていた。そのほか「真田丸最終回のタイトルは『逃げるは恥だが役に立つ』しか考えられないなあ…」「逃げる姿はかなり恥だったけど戦況が変わった後は役に立つ」「ガッキーといちゃついとるから遅れるんじゃ!」など、今作で徳川秀忠を演じた星野さんが出演しているドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」と、最終回での秀忠の行動をかけたツイートも多数見られた。そして何よりも「三谷幸喜さん、俳優の皆さん、制作に関わった全ての皆さん。ありがとうございました!」「よい1年を有難うございました」など、多くの視聴者が1年間にわたる“真田丸”の航海に感謝のねぎらいの言葉を送っていた。なお「真田丸」は総集編が12月30日(金)12時15分~NHK総合で放送される。改めて1年にわたる“真田丸”の歩みを振り返ってみてはいかが。(笠緒)
2016年12月19日堺雅人主演、大泉洋、草刈正雄、木村佳乃らが共演し、三谷幸喜が04年の『新選組!』以来2度目の脚本を手がけた2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」が12月18日(日)今夜の放送でついに最終回を迎える。混沌の戦国時代を「ひらめき」「知力」「体力」「統率力」そして「運」を持って駆け抜けた真田信繁(幸村)の人生を描いた55作目となる大河ドラマ。堺さんが主人公の真田信繁(幸村)を演じるほか、信繁の兄・真田信幸(信之)に大泉さん、信繁の幼なじみで生涯のパートナーとなるきりに長澤まさみ、大阪の陣で信繁が討ち取ろうとする徳川家康に内野聖陽、信繁が仕える豊臣家の嫡男・秀頼に中川大志、秀吉の側室・茶々に竹内結子、また、信繁と共に大阪の陣を戦う毛利勝永に岡本健一、後藤又兵衛に哀川翔、明石全登に小林顕作、長宗我部盛親に阿南健治といった面々が共演。これまでの物語で信繁の父・昌幸役で草刈さん、信繁の母・薫役で高畑淳子、信繁の姉・松役で木村さん、織田信長役で吉田鋼太郎といったキャストも登場している。また本作では三谷氏が『新選組!』以来となる大河脚本を手がけたことも話題となった。「真田丸」とは大阪冬の陣で信繁が築いた出城の名称だが、本作では信濃の一領主で大きな力を持たなかった真田家に生まれた信繁の歩んだ人生を航海に見立て、出城の名をタイトルに冠したという。2016年1月10日より放送開始した「真田丸」だが、今夜の最終回は時間を55分拡大しての放送となる。大阪夏の陣で豊臣と徳川の決戦が始まり、大坂城を出て野戦に持ち込む幸村だが圧倒的に不利な状況。死を覚悟する茶々に「望みを捨てなかった者にのみ、道は開ける」と諭す幸村。勝永らの活躍により徳川軍を次々と倒す豊臣勢だが秀頼のもとに幸村が寝返ったといううわさが広がる…。幸村は家康ただ一人に狙いを定め単騎で突き進む…というストーリー。大河ドラマ「真田丸」最終回は、12月18日(日)20時~NHK総合にて、18時~BSプレミアムにて“55分拡大版”で放送。(笠緒)
2016年12月18日現在放送中のNHK大河ドラマ第55作「真田丸」が、10月27日の収録をもってクランクアップを迎えたことが発表された。「真田丸」は2016年1月10日より放送開始、三谷幸喜が2004年放送の「新選組!」以来2度目に脚本を手がけ、主人公の真田信繁(幸村)役を堺雅人が、信繁の兄・真田信幸(信之)役に大泉洋、ヒロインのきり役に長澤まさみら豪華俳優陣が集結した。10月28日(金)にNHKは、「去年9月1日に長野県でクランクインして以来、約1年2か月。大河ドラマ『真田丸』は、10月27日の収録をもちまして、すべての撮影を終了しましたことをご報告いたします」と発表。さらに、主演の堺さんからコメントが到着した。「“真田丸”が一そうの船をイメージしていると最初に聞いたとき、本当に船旅に出るようなつもりでこの撮影を楽しもうと思いました。真田家が乗組員ならば、共演者の方々が我々を温かく迎えてくれる港、スタッフの皆さんが乗せてくれる船でした。乗り心地が決していいとは言えませんでしたし、どこに連れて行かれるかわかりませんでしたが、誰も見たことのない景色をたくさん見せてもらいました。そして、この旅のプランを作ってくれたのが三谷さんでした。風まかせ、潮まかせで動いてきた私に、1年2か月という長い旅でしか見えない景色を見せてくれた三谷さんには感謝しています。本当に楽しい船旅を過ごすことができました」。放送は、第50回の12月18日(日)まで続く。大河ドラマ「真田丸」は、毎週日曜20時~NHK総合にて、18時~BSプレミアムにて放送。再放送は毎週土曜13時5分~NHK総合にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年10月28日ジャニーズJr.の真田佑馬が25日、舞台『ダニー・ボーイズ~いつも笑顔で歌を~』公開フォトコール&囲み取材に、共演の水田航生、柄本時生、悠未ひろ、AKANE LIV、ベンガル、剣幸とともに登場した。同作は2008年に手塚治虫文化賞を受賞した島田虎之介による漫画『ダニー・ボーイ』を舞台化した音楽劇。ニューヨーク・ブロードウェイのウィンター・ガーデン・シアターに、日本人俳優として初めて出演した実在の人物「サトウ・イサオ」の活躍をモチーフに、主人公を「伊藤幸男」として、周囲の人物との絆を描いていく。W主演となる真田と水田は、共演者から「兄弟みたい」と言われるも苦笑。真田が「2年前にも『オーシャンズ11』という作品で共演してるんですけど、思ったことないし、そのときは言われたことなかったよね」と語ると、水田も頷いていた。水田は真田について「すごく大人になった」と振り返り、「稽古場でがむしゃらに本気でぶつかっている姿を改めて見て、素敵だなと思いながら稽古して。ね?」と話しかけると真田は照れた様子に。また、柄本も真田を「めっちゃ真面目」と表現し、「(自分は)こんなに作品を良くしようと思って、意見をいったことない。俺も見習わなきゃな、なんて」と賞賛した。音楽劇というジャンルに、真田は「ふだん、グループとかでもワンフレーズくらいしか歌ってないのに、今回7曲くらい歌っている」と不安を見せつつ、「歌って楽しいものだよと伝えたい」と意気込みを語った。また稽古中、柄本の「ベース弾きたい」という一言から、ギター・真田、ドラム・水田の一夜限定バンドを結成したというエピソードを披露。真田は「音を楽しむという意味で、3人でプライベートでスタジオに入って、一夜限りのダニー・ボーイズバンドを……」と経緯を説明すると、柄本も「真田音楽教室。優しく教えてくれて」と、和気藹々とした様子を見せた。東京公演は東京国際フォーラム ホールCで10月26日~29日、大阪公演は新歌舞伎座で11月5~6日。
2016年10月25日NHKは24日、今月3~9日の主な番組のタイムシフト視聴率を発表。朝ドラ『べっぴんさん』は3~8日の平均で6.3%、9日の大河ドラマ『真田丸』は6.7%に達した。視聴率調査を行うビデオリサーチでは3日分から、従来のリアルタイム視聴率と、録画した番組を再生したタイムシフト視聴率、この2つを合算して重複分を差し引いた総合視聴率を発表。それによると、同週の『べっぴんさん』(3~8日8:00~)は、リアルタイム20.0%、タイムシフト6.3%で、総合視聴率は25.2%。『真田丸』(9日20:00~)は、リアルタイム15.0%、タイムシフト6.7%で、総合20.9%だった。このほか、主な番組の数値は、『ドラマ10・運命に、似た恋』(7日22:00~)は、リアルタイム5.2%・タイムシフト4.0%・総合9.0%。『土曜ドラマ・夏目漱石の妻』(8日21:00~)は、リアルタイム8.5%・タイムシフト2.9%・総合11.2%。『NHKスペシャル・血糖値スパイクが危ない』(8日19:30~)は、リアルタイム10.4%・タイムシフト2.1%・総合12.2%。『ガッテン!』(5日19:30~)は、リアルタイム11.8%・タイムシフト1.1%・総合12.9%となっている。同日会見を行った、NHKの木田幸紀放送総局長は「比較的若い人の方が年配の方よりもタイムシフトで見ているようだが、もっと細かい分析が必要だ」と述べた上で、「データが増えれば傾向も分析も、より確かなものになってくると思うので、効果的な編成などについて研究を重ね、よりよい番組をよりたくさんの人に見ていただけるようにしたい」との考えを示している。視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年10月25日