タレントの夏目三久がMCを務めるテレビ朝日系の新たな深夜番組『はくがぁる』(毎週土曜深夜1:15~1:45 ※一部地域を除く)が、きょう16日からスタート。"女子会"のような雰囲気で、意外な一面を見せていく。この番組は、<博がある女子=博ガール=はくがぁる>が毎回登場し、得意分野を熱くディープに語っていくというもの。夏目の部屋で開催される"女子会ホームパーティー"というコンセプトで、堅苦しい話題も気を抜いて語り合っていく。第1回の放送では、「ストレス解消」をテーマに、脳科学者の中野信子氏と、音楽プロデューサーのもふくちゃんが登場。ゲストが夏目を「三久ちゃん」と下の名前で呼びあうなど、フレンドリーな雰囲気で番組は進行し、夏目は収録後、「収録前はどうなることやら…と思っていましたが、いざ収録が始まってみると楽しかったですし、本当に普段に近い状態で話すことができました」と、リラックして本番に臨めたことを明かしている。また、翌週(23日)の第2回放送分で、夏目は「朝の情報番組を担当するようになって以降、ハマった」という相撲の知識を披露。最初は仕事のために見ていたそうだが、現在は積極的に見に行くようになったといい、「相撲に合わせて、自分のスケジュールを組むほどです(笑)」とハマりっぷりを明かす。夏目は、大ファンだという勢関について、普段は見せない意外な熱いトークを披露する。(C)テレビ朝日
2016年04月16日戦国時代最後の大勝負"大坂夏の陣"で、覇者・徳川家康を寸前まで追い詰め、その家康から「日の本一の兵」と賞賛された戦国時代最後の名将・真田信繁(幸村)。その信繁と彼を取り巻く家族を中心に描いているNHK大河ドラマ『真田丸』が、4月3日放送の第13話で前半最大の山場でもある「上田合戦」を迎える。現在は第20話まで撮影が進んでいるという同ドラマだが、主演の堺雅人に前半を振り返ってもらいながら、「上田合戦」の見どころを聞いた。――久しぶりの出演となる三谷幸喜作品ですが、撮影は順調ですか?13話までの前半部分に関して言えば、1話1話がギュッっと詰まった感じがするんですよね。例えば、敵の所に行って敵の武将を調略するところ(元武田家家臣で上杉家家臣の春日信達(前川泰之)を調略する第8話)は、調略だけで1話の完成度が高く、1話だけ見ても面白い作品が13本並んだという感じです。14話からリズムが違ってくるんですけど、見逃しても次からすっと入れるような短編として見ても面白い作品が揃った気がします。それは三谷さんらしい緻密な計算というか、1話の45分をどう起承転結つけるかっていうのは三谷さんならではだと思うんですよ。でも1本終わるとスタッフも演者もヘトヘト(笑)。13本終わったのが年末だったんですが、すごくいい感じでお正月休みに入れたというか、本当にヘトヘトだったのでちょうど良かったですね(笑)。――第13話までを振り返り、印象に残ったシーンは?第1話でいったら、平岳大さん(武田勝頼役)が本当にいいお芝居をされていたので、皆さんの印象に残るいいお殿様だと言われたことは本当に嬉しかったです。それとお父上(昌幸役の草刈正雄)。草刈さんの何を考えているのか分からない面白さがすごくお客さんに届いているところは、すごく面白いですよ。あとは室賀正武(西村雅彦)や春日信達(前川泰之)。あまり知らなかった武将が実はすごく面白かったんだ、という反響はうれしいですよ。どの時代もちゃんと掘り下げて描くと面白いんだな~と改めて教えてもらいました。そういった方々に囲まれてお芝居ができているのは、本当に幸せなことだと思います。――放送が始まる前と始まってからの心境に変化はありましたか?反響は嬉しいけれど、撮っているのは随分先なので、「あんなこともあったな~」という感じですよね。昔の答え合わせをしているような(笑)。一つは書き手である三谷さんが今まではどういう現場か知らずに書いていらっしゃるので、お互いコミュニケーションを取らないままやっている感じがしてたんです。放送が始まると現場と三谷さんの頭の中が行き来できるようになります。ちょっとずつ"当て書き"っていうんですかね、『新選組!』の時もそうでしたが、放送が始まってから現場と三谷さんのキャッチボールが始まるので、それがますます登場人物やシーンを生き生きする感じがします。――"当て書き"を具体的に感じるシーンもあったんでしょうか西村雅彦さんの使い方(笑)。「黙れ小童!」という(笑)。現場と三谷さんのキャッチボールができるようになって、生き生きとし出したというか、筆の滑りが滑らかになったんじゃないかと思います。「黙れ小童!」は流行語大賞を目指して欲しいぐらい汎用性のある言葉だと思いますよ(笑)。――演じる前と実際に演じた後の、信繁に対する思いの変化もあったとか始まる前はいろんなことを考えました。信繁が裏方として実務家としての武将を描きたいということを個人的に思っていましたね。今回は忍者があまり出てこないんですけど、ある意味スパイのような忍者っぽいことをしていたんじゃないと思ったんです。でも実際始まってみるとそれどころじゃなく、現場で演技を楽しんだり皆さんの演技を見て反応していくのが精一杯で、あまり考えなくなりました。現場が始まると「今日のお昼何食べようか?」とか「眠いな…」とか「この人のお芝居面白いな!」とか考え始め、悩み事が幼稚というか、でもそれはすごくいいことなんじゃないかと思うんです。それと設定として15歳から始まるので、若者の若々しさとか、好奇心旺盛な目だとか、そういうものをどう表現しようかと考えましたが、やってみるとそれどころじゃなくて(笑)。若者だと思っている若者はいない訳で、周りとの関係性の中で少しずつ落ち着くところに落ち着く。もう42歳ですからね。土台無理があるということをだんだん演ってみてわかりました(笑)。――ドラマ前半では、本能寺など歴史的な戦いが省略されています面白いと思いますよ。初めから信繁が見てないところを省略するっていうお話だったので、今回の本当の面白いところは、見通しの悪さを楽しんでいただけるところ(笑)。今の時代もそうなんですけど、この先の国際情勢なんて誰も分からない訳で。特に本能寺を描いたあたりの情報の錯乱具合は、本当にリアルだったし、その中で持っている情報をフルに活かしてベストだと思われる行動を取るというのは、非常に面白い台本だと思いました。ある意味、歴史に詳しい方は隣で見ている方に解説をせず、一緒に見通しの悪さを楽しんでいただく方が面白いんじゃないかと思うんです。それは分かったフリしてお芝居をしないことだと。どうしても勝者は初めから勝者の顔をしがちですが、今回の徳川家康もそうですが、ギリギリのところを生き残っていくところが今回の大河の面白さだと思います。――上田合戦の前に信繁は父親になりますね祝言がまずあり、授かり婚みたいな感じで結婚するので、地面に一つ根を張るじゃないですけど、今まで大地をピョンピョン飛び跳ねていた人が初めて大地を意識するというか、それが黒木華さん演じる梅の存在だと思うし、信濃を心から愛すっていう儀式だと思うんです。そういう意味では良い祝言だったと思いますが、その裏で血なまぐさい事件も起き、そこも含めて祝福と呪いを受けているような、その連続ですよ。良いことがあった時に良いことばかりではない。長編小説を読んでいるような一筋縄ではないかない感じがするので、父になることは目出度いことだけど、それに伴う責任と身動きの取れなさ。最終的には信繁の死に向かう楔にもなっていると思うので、良いことばかりじゃないんだと思っています。――第13話「上田合戦」の見どころを教えて下さい合戦のシーンの迫力はそのままに、三谷さんならではのちょっと変わったシーンがあります。僕がずっと挑発し続けて、徳川の兵をおびき寄せるシーンを随分と長い時間描いていて、実際に槍とか鉄砲とかでドンパチやるよりも、僕が六文銭の旗を持って引き続けるっていう合戦のシーンというのが面白いと思います。信繁が敵をバカにし続ける45分(笑)。あの手この手で挑発しています。非常にリアルだと思うし、非常にカロリーの高い撮影でもあり、手間暇けて汗をすごく掻いたシーンでした。ただ、人がなかなか死なないっていうのは、三谷さんらしいところですね(笑)。上田合戦はこういう切り口もあるんだと、楽しんでいただけるんじゃないかと思います。――真田家のシンボルでもある「六文銭」の旗が初めて登場します旗を持って振らなければいけないことを知っていたので、(実際に持ってみて)「重くてデカイな!もう少し小さくならないかな…」っていうのがありました(笑)。本当に「上田合戦」は面白い合戦で、僕が六文銭の旗を振り続けて勝っちゃうお話で、非常に良く考えたというか、そこで六文銭が初めて出てくるのも面白いし、六文銭に気づくまで妻・梅(黒木華)とのちょっとしたやり取りがあるんですけど、妻との心の触れ合いも面白く描かれているので、三谷さんの台本は本当に面白いなと思いながら読みましたし、実際に演じてみて本当に面白かったですね。――草刈正雄さんが演じている父・昌幸から受けた影響はありますか?まだ終わってないので、昌幸から何を学んだかは答えない方がいいと思います。ただ一つ思ったのは、13話で上田編が終わり、14話から大阪に行きます(豊臣秀吉の人質として)。大阪編では、ある意味大企業に就職して日本を代表するサラリーマンとして生活を始めるんですが、そこで草刈さんが呼びつけられるシーンを撮ったんですけど、その時に草刈さんの背中が小さく見えたんですよね。それは三谷さんの台本のせいなのか、草刈さんのお芝居なのか分からないのですが、あれほど偉大で手に負えなかった父が秀吉に比べると小さく見える、それが悲しく見えるっていうのが、三谷さんの半年ずっと草刈さんと一緒に時間を過ごしてきた中で発見したところかもしれないですね。でも20話になると厄介なお父様に戻る(笑)。昌幸という人は目が離せないし、非常に面白い人物だと思いますね。――大泉洋さんが演じる兄・信之と信繁は対称的な性格ですね生と死を兄弟が担当しているんですよね。お兄ちゃんは生きること、僕は死ぬことで名を残した。でも描かれている信繁と信之は、僕の方が生き生きしていて、お兄ちゃんはいつも我慢。その逆転現象は面白いと思いますよ。
2016年04月02日タレントの夏目三久(31)が、30日に放送されたテレビ朝日系トーク番組『マツコ&有吉の怒り新党』(毎週水曜23:15~24:15)で、同番組を卒業した。2011年4月の番組開始当初から"総裁秘書"として進行役を務めてきた夏目は、終盤に「5年間務めさせていただいた総裁秘書の職をこのたび離れることになりました」とあいさつ。「お2人のそばで仕事ができるなんて幸せな時間でした。ありがとうございます」と、マツコ・デラックスと有吉弘行に感謝の思いを伝えた。マツコに「どれくらいで戻ってくるの?」と聞かれると、夏目は「また遊びに来てもいいですか?」と質問。有吉弘行が「いいとも~!」とふざけると、「ありがとうございます。明るく送っていただいて」と笑い、マツコと有吉は「さみしくなるわ~」「そうね」と惜しんだ。また、「新・3大 夏目三久の"肝っ玉を感じた瞬間"」と題して、過去の映像を紹介。初回の強気な自分の姿を見て、夏目は「お2人とご一緒するにはと思って、自分なりに試行錯誤したんでしょうね」と懐かしそうに振り返った。2人から花束を受け取った夏目は、最後にあらためて「5年前に会社を辞めて、これからどうしようという時に、この番組にチャンスをいただきました。5年前はなんのとりえもなくおもしろみもなく、お2人には我慢強く温かく見守っていただいたと思っています」と感謝。「今の私があるのはこの番組のおかげだと言いきれます。感謝してもしきれません」と伝えた。夏目の卒業は番組リニューアルに伴うもので、今後もスペシャル放送などで番組に出演予定。後任は後日発表とのこと。
2016年03月31日元AKB48で女優の篠田麻里子が、舞台『真田十勇士』に出演することが30日、発表された。篠田は2013年のAKB48卒業後、初舞台となる。主役の十勇士・猿飛佐助を演じるのは歌舞伎俳優の中村勘九郎。同じく十勇士の霧隠才蔵役には、4月からミュージカル『1789』で主演を務めるなど、様々な舞台で活躍する加藤和樹が決定した。篠田は2人を翻弄する女忍び・火垂を演じる。同作は映画監督の堤幸彦が演出、劇作家のマキノノゾミが脚本を担当し、2014年に中村勘九郎&松坂桃李のコンビで初演。同キャスト・同スタッフでの映画版も2016年に公開される。映画版『真田十勇士』で火垂役を演じるのが、元AKB48で篠田とともに活躍した大島優子で、篠田と大島は同じ役を演じることになる。舞台版ではほかに、真田幸村役の加藤雅也、豊臣秀吉の妻・淀殿役の浅野ゆう子が出演する。更に、高橋光臣、村井良大、駿河太郎、荒井敦史、栗山航、望月歩、青木健、丸山敦史、石垣佑磨、山口馬木也らが舞台を彩る。東京公演は新国立劇場 中劇場で9月11日~10月3日、横浜公演はKAAT 神奈川芸術劇場で10月8日~10日、関西公演は兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホールで10月14日~23日。映画公開と舞台公演にあわせ、2016年夏に小説版の発売も予定している。
2016年03月30日舞台と映画が同時期に開幕・公開という史上初のメディアミックスが実現する中村勘九郎主演「真田十勇士」。この度、篠田麻里子、浅野ゆう子、加藤和樹、加藤雅也らが出演することが決定し、舞台版のキャストの全貌が明らかになった。豊臣・徳川の最後の決戦「大坂の陣」から400年となる2014年、日本テレビ開局60年特別舞台として大ヒットを記録した「真田十勇士」が、“真田イヤー”と言われる2016年、舞台公演と同時期に映画公開と出版化されることも決定し、「映画×舞台×小説」という、史上初の画期的な試みが話題となっている。9月11日(日)の新国立劇場を皮切りに上演される本舞台は、2014年の初演と同じく堤幸彦が演出を手がけ、脚本は演劇界の重鎮・マキノノゾミが担当し、壮大な世界観と濃密な人間ドラマを描く。主人公・猿飛佐助を演じるのは、初演から引き続き、中村さんが本舞台そして映画でも好演する。そして今回新たに発表されたキャストには、「真田十勇士」を支える霧隠才蔵役に、初演と映画版では由利鎌之助役を演じた加藤和樹が、卓抜した運動神経とアクション力を武器に、新たな相棒役として挑戦。また、映画版では大島優子が演じる佐助と才蔵の幼馴染みで女忍びとして2人を翻弄する火垂役を、「AKB48」卒業後初舞台となる篠田さんが、豊臣秀吉の妻・淀殿役に浅野さんがキャスティングされた。さらに、真田幸村役には、初演、映画版同様加藤雅也が続投するほか、高橋光臣、村井良大、駿河太郎、青木健、石垣佑磨など、舞台初演・映画版より継続して出演のメンバーに加え、荒井敦史、望月歩は映画版より引き続き、さらに、栗山航、丸山敦史、山口馬木也らの新キャストが顔を揃えた。舞台「真田十勇士」は9月11日(日)より東京・新国立劇場にて、10月8日(土)より横浜・KAAT 神奈川芸術劇場にて、関西・10月14日(金)より兵庫県立芸術文化センターにて公演。映画『真田十勇士』は9月22日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月30日フリーアナウンサーの夏目三久が、今春6年目を迎えるテレビ朝日系トーク番組『マツコ&有吉の怒り新党』(毎週水曜23:15~24:15)の番組リニューアルに伴いレギュラーから離れることが29日、明らかになった。あす30日の放送が、レギュラー最後の出演となる。この番組は、視聴者の身近な怒りに"幹事長"のマツコ・デラックスと、"政調会長"の有吉弘行が独自の視点から切り込むもの。2011年4月からスタートし、夏目は番組開始当初より、"総裁秘書"として、進行役を務めてきた。夏目は、「5年間、マツコさん有吉さんお2人には我慢強く温かく見守っていただいた」と感謝。続けて、「今の私があるのも、この番組のおかげだと言い切れます」とまで話し、視聴者には「今後とも番組を引き続き愛してください」と呼びかけている。また、佐宗威史プロデューサーは番組の空気感を「マツコさん有吉さん夏目さんという、3人だったからこそ生まれたもの」と表現。「5年間ありがとう」とねぎらったうえで、「スペシャルなどで番組に戻ってきていただきたい」と期待を寄せた。この佐宗プロデューサーの言葉の通り、夏目は今後もスペシャル放送などで番組に出演予定。なお、4月以降の後任については今後、発表される。
2016年03月29日“真田イヤー”となる2016年、映画×舞台×小説という、かつてないメディアミックスの一大プロジェクトとして話題を呼んでいる『真田十勇士』。このほど、主人公・猿飛佐助を演じる中村勘九郎がアクロバティックな殺陣を披露する映画の初映像が解禁となった。関が原の戦いから10年。天下統一を目の前にした徳川家康と「豊臣の世を再び!」と復権を狙う豊臣家の対立が深まっていた戦国の世で、「智謀知略天下に並ぶ者なし!」の名将として、世間から尊敬を集めていた男、真田幸村(加藤雅也)。だが、実は幸村、その男前な容貌と奇跡的に起こるラッキーの連続によって、天下の名将に祭り上げられていただけの、ただの“腰抜け男”だった!?その実像と虚像のギャップに悩んでいたとき、抜け忍・猿飛佐助(中村勘九郎)と運命的に出会う。何かドデカいことを成し遂げたいと思っていた佐助は、「オイラの嘘で、あんたを本物の天下一の武将に仕立て上げてみせようじゃないか!」と、仲間たちを集めることに…。2014年の舞台版と同様、奇才・堤幸彦監督がメガホンをとる本作。主人公・猿飛佐助には、歌舞伎の舞台公演に留まらず、映画・ドラマ・CMなど幅広い分野への挑戦を続ける中村さん。本作で演じる猿飛佐助は、おとぼけなキャラクターながらも実は策士であり、真田幸村を天下一の武将に仕立て上げる【真田十勇士】の中心的存在となる。さらに、端麗で頭も切れ、【真田十勇士】を佐助とともに支えていく寡黙でクールな実力派忍者・霧隠才蔵には、松坂桃李。佐助と才蔵の幼馴染で、才蔵に対して密かな感情を抱きながらも、女忍びとして彼らの命を狙う“くのいち”火垂には、本格時代劇初出演の大島優子。さらに十勇士役には、永山絢斗(根津甚八)、加藤和樹(由利鎌之助)、高橋光臣(筧十蔵)、駿河太郎(三好清海)、村井良大(海野六郎)、荒井敦史(三好伊三)、望月歩(真田大助)、青木健(望月六郎)と、注目の人気若手俳優が集結。そして、真田幸村には加藤雅也、家康に松平健、淀殿に大竹しのぶというオールスターキャストで、真田イヤーを盛り上げる。解禁された予告編は、「天下の名将と名高い真田幸村が実は腰抜けの武将であった」という発想で展開する本作らしく、ダメダメ感全開の加藤さん演じる幸村の映像からスタート。そこに、中村さん演じる佐助が登場し、火まみれになりながら立ち向かう姿やアクロバティックな殺陣を披露!さらに、広野を駆け回る馬と兵士たち、激しい爆発と、日本映画史上類を見ないスケールの大きさ、バトルにつぐバトルで怒涛のアクションシーンが映し出されていく。もちろん堤作品だけに、型破りなエンターテインメントでもありつつ、監督らしいユーモアもたっぷり盛り込まれるはず。まずはこちらの映像から、ぶっ飛んだ真田ワールドを楽しんでみて。『真田十勇士』は9月22日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月25日中村勘九郎、松坂桃李らが出演する映画『真田十勇士』の特報映像が公開になった。実は腰抜け男の真田幸村を、猿飛佐助ら十勇士が天下一の武将に仕立て上げるべく奮闘する物語で、このほど公開になった映像ではスケールの大きなアクションが次々に登場している。『真田十勇士』特報映像真田幸村といえば、戦国の世で高く評価される名将だが、本作に登場する幸村は、運が良いだけで実は腰抜けの男。しかし、猿飛佐助、霧隠才蔵らは“ハッタリ”と“大嘘”で幸村を天下一の武将にするべく、大坂の陣に挑む。勘九郎が主人公・佐助を、松坂が才蔵を演じるほか、大島優子、伊武雅刀、佐藤二朗、加藤雅也、大竹しのぶらが出演。堤幸彦が監督を務め、映画公開時には堤監督が演出を手がける舞台も上演される。このほど公開になった特報映像には迫力のある合戦シーンが描かれ、勘九郎演じる佐助が炎に包まれるシーンや、松坂の鋭い表情を捉えたカットも登場。スケールの大きい大作になっていることが伺える。『真田十勇士』9月22日(祝・木)全国ロードショー
2016年03月25日大河ドラマ『真田丸』の真田昌幸役で、その怪演ぶりが話題の草刈正雄さん。ダンディで物腰柔らかなイメージがあるけれど、素顔の草刈さんは一体、どんな人なのだろう。『真田丸』のことから、プライベートなことまでたっぷりお聞きしました。***――昌幸がじつに楽しそうなので、草刈さんはコメディがお好きなのかなと感じているのですが。草刈:普段言う僕の冗談は、全然面白くないそうです。カミさんにいっつも「(冷静な口調で)面白くない」って言われています。でも、芝居になると、いろいろ想像が膨らむんです。若い頃から、二枚目だとかハンサムだとかっていうレッテルが貼られていて、それが嫌でね。ずっと崩そう崩そうとしてました。昔、『華麗なる刑事』っていうドラマがあったんです。僕はロス帰りの刑事で、田中邦衛さんが鹿児島出身の刑事というバディものだったんですが、邦衛さんの芝居に憧れていた僕も、だんだんそっち寄りの泥臭い刑事になっていっちゃって、全然華麗じゃなくなっちゃったんだ。プロデューサーは泣いてただろうなぁ。僕に限らず、役者なら誰もが、つねに周囲を裏切る演技をしたいって思っているだろうけれど、当時の僕は型に嵌められるのが嫌で、結構ツッパってましたね。――そこからようやく抜け出せたと思ったのは、いつ頃ですか?草刈:連続テレビ小説『私の青空』の頃くらいかなぁ。主人公の近所に住むちょっと変わった軽薄な中年っていう役でしたけれど、脚本の段階からそういう役として描かれることが増えてきたのが、その頃だった気がします。あれ以降、コメディっぽい作品にもだいぶ出させてもらうようになりました。俳優って、自分が本当にやりたい役をやれるのは10年に1本あるかないかだと言われることがあるんですが、僕にしてみたら40年に1本だと思っているんですよ。今回、昌幸役に出会って、僕がやりたいのはこれだったんだなって。――そう思われたのは、どのタイミングですか?草刈:最初に台本をもらったのが5話くらいまでだったんですが、それを読んだ時ですね。その思いが決定的になったのは扮装テストの時。衣装を身につけて鏡の前に立ったら、これが真田昌幸なんだって思えたんですよ。――昌幸と比べて、家での草刈さんはどんな旦那さんですか?草刈:本当に家にいるのが好きで、仕事以外では全然出歩かないんですよ。で、大抵は何にもしないでぼーっとしているんですけれど。――奥様やご家族との時間を大事にされているわけですか。草刈:いやそうでもない(笑)。ほとんど自分の部屋でひとりでテレビを見てますよ。イモトから「草刈さん見てる?」って呼びかけられて、テレビに向かって手を振ったりして。いまは『真田丸』があるんで、なかなか見られないんですが。◇くさかり・まさお1952年、福岡県生まれ。スカウトされて17歳で上京しモデルとしてデビュー。'70年の資生堂のCM出演をきっかけに一躍注目を浴び、その後、俳優に転向。おもな出演作品に映画『汚れた英雄』、ドラマ『真田太平記』『御宿かわせみ』『坂の上の雲』など。◇草刈さんが出演している大河ドラマ『真田丸』は、毎週日曜夜8時よりNHK総合で放送中(BSプレミアムでは夜6時から)。真田昌幸(草刈)率いる真田一族は、主であった武田家の滅亡に伴い、戦乱の世に放り出される。そんななか本能寺の変が勃発。覇権を争い群雄割拠するなか、昌幸は予想だにしない戦法に打って出る。ジャケット¥80,000ベスト 参考商品シャツ¥23,000タイ¥14,000パンツ¥15,000(以上ポロ ラルフ ローレン/ラルフ ローレンTEL:0120・3274・20)※『anan』2016年3月30日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・隅田たくみインタビュー、文・望月リサ撮影協力・Push Pull
2016年03月24日映画公開に合わせ、同時期の舞台上演が話題を集める大型時代劇『真田十勇士』のクランクアップ会見が3月17日に、都内で行われ、中村勘九郎(猿飛佐助役)、松坂桃李(霧隠才蔵役)、大島優子(女忍び・火垂役)をはじめ、加藤雅也、大竹しのぶ、永山絢斗、加藤和樹、高橋光臣、石垣佑磨、駿河太郎、村井良大、荒井敦史、青木健、堤幸彦監督が出席した。その他の画像ドデカいことを成し遂げたいと願う佐助が、仲間たちとともに「オイラの嘘で、あんたを本物の天下一の武将に仕立ててみせる」と世間から名武将だと勘違いされた真田幸村を盛り立てる、というアクション時代劇。14年に上演された舞台をもとに、NHK大河ドラマ『真田丸』が放送中の“真田イヤー”である今年、映画化&舞台の再演を同時期に行うビッグプロジェクトが幕を開ける。映画&舞台で演出を手がける堤監督は、「とにかく面白いものに仕上げなくては、というプレッシャーを感じつつ、現在は鋭意編集中です」と進捗を報告。「自分で見ていても、面白いしハマってしまう。最高峰の映画を目指すのはもちろん、舞台も2年前を超えないといけない。もてるすべてのパワーを叩きつけるつもり」と自らを鼓舞し、「日本映画ができる、あらゆることを詰め込んだ。盆、暮れ、正月が一緒に来た作品」と本作の“出陣”に気合いを入れた。佐助役で、約7年ぶりの映画主演を果たす勘九郎は、「2年前の舞台でも同じ役を演じ、『いつか映画にならないかな』と冗談で言っていたら、実現してしまった。まるで夢みたいだし、自分にとっても誇りになった」と早くも強い手応えを示した。松坂は14年版の舞台に続き、クールな忍び・才蔵を演じ「まるで少年マンガを地で行くようなアクションの連続。監督から『馬と並走してくれ』と言われたときは、『何言ってるんだろう?』と思った」と笑いを交え、アクションシーンの壮絶さを暴露。女くノ一役で、本格的な時代劇に初出演した大島は、「何度かご一緒しているが、堤監督はいちいちスゴイ!」と壮大な堤ワールドに驚きを新たにしていた。『真田十勇士』9月22日(祝・木)全国ロードショー!取材・文・写真:内田 涼
2016年03月17日東京都・両国の東京都江戸東京博物館は、真田信繁(幸村)の生涯をゆかりの品や歴史資料で紹介する、2016年NHK大河ドラマ特別展「真田丸」を開催する。会期は4月29日~6月19日(月曜休館、ただし5月2日、5月16日は開館)。開館時間は9:30~17:30。観覧料は一般1,350円、大学・専門学校生1,080円、高校生・65歳以下680円、中学生以下無料。同展は、NHK大河ドラマ「真田丸」と連動し、「大坂の陣」において、大坂城東南に出丸「真田丸」を築き奮戦した勇将真田信繁の生涯をゆかりの品や歴史資料で紹介するもの。大坂冬の陣・夏の陣での活躍が中心に紹介されるとともに、信繁の人間像と彼が生きた時代が浮き彫りにされる。真田信繁は、のちの信濃国上田城主真田昌幸の次男として生まれ、織田、北条、徳川、上杉とめまぐるしく主君を変える真田家において、上杉景勝に人質として差し出され、その後豊臣秀吉の人質として暮らした人物。慶長5年(1600)の関ヶ原合戦では、親子兄弟が東西に分かれて戦ったが、石田三成が率いる西軍は敗退し、父・昌幸と信繁は九度山(和歌山県)に幽閉の身となった。しかし、豊臣家と徳川家による最終決戦「大坂の陣」が起こると、信繁は大坂城へ入城。亡き父から受け継いだ知略と武勇を武器に、劣勢が明らかな豊臣方として戦うことを決意した。慶長19年(1614)の大坂冬の陣において信繁は、大坂城の東南に真田丸と呼ばれる出丸を作って徳川方を迎え撃ち、その武名を天下に知らしめることとなった。翌年の大坂夏の陣では、寡兵ながらも果敢に徳川方を攻め、その奮戦ぶりは家康に死を覚悟させるほどだったと後世に伝えられている。最後は兵力で勝る徳川方に敗れ大坂城は落城、信繁はその生涯を閉じた。同展では、勇将真田信繁の生涯が「プロローグ」、「第1章 武田と真田」、「第2章 上田合戦から小田原合戦」、「第3章 関ヶ原合戦と真田」、「第4章 真田家と桃山文化」、「第5章 大坂冬の陣・夏の陣」、「エピローグ 信繁から幸村へ」という構成で紹介される。
2016年03月02日今日1月10日、堺雅人さん主演のNHK大河ドラマ『真田丸』がスタート。「日の本一の兵」と讃えられた戦国武将・真田信繁(通称:幸村)の生涯を描く物語、楽しみですね!信繁には一つ年上の兄がいました。大泉洋さん演じる兄・信幸と信繁は、対照的な性格ながらも深く信頼し合う仲だったそう。でも、天下分け目の関ヶ原の戦いで敵味方に分かれて戦うことに…。◆兄と弟が敵味方の関係に…慶長5(1600)年、関ヶ原の戦いを前に父・昌幸と兄弟は、真田家が東軍(徳川家康の軍)と西軍(石田三成の軍)、どちらにつくかを話し合いました。密談の結果、兄は東軍、父と弟は西軍につくことを決意。しかし訣別しようとも、兄は敗軍の将となった父弟を陰で支え続けたそうです。家族の絆は切っても切れないものなんですね。◆世渡りがうまいのは兄?弟?ところで長男と次男とでは、どちらのほうが世渡り上手だと思いますか?文筆家・宗教学者の島田裕巳さんが監修するモバイルサイト『生まれ順・性格判断』 で、「人生をうまく生きていきそうな生まれ順は?」というアンケートを取ったところ、こんな結果になりました![Q1] 仕事で得しそうなのは?1位:末っ子…45%2位:第一子…28%3位:真ん中っ子…22%4位:一人っ子…3%[Q2] 恋愛で得しそうなのは?1位:末っ子…57%2位:真ん中っ子…19%3位:第一子…12%4位:一人っ子…11%【仕事で得しそうな生まれ順】【恋愛で得しそうな生まれ順】ともに「末っ子」が1位。その理由として挙げられるのはこちら。・上の子を見て育っている分、失敗が少ない・年上の人と仲良くでき、気に入られやすい・かわいがられてきたので愛されオーラがある甘え上手で要領がいいイメージがあるんでしょうね。4位の「一人っ子」は末っ子と同様、もしくはそれ以上に家族の愛情を受けていそうですが、ライバルがいないからマイペースに育ち、あまり器用ではないのかもしれません。◆長男は仕事上手、次男は恋愛上手?真田家の場合、兄・信幸は長男なので【仕事で得しそうな生まれ順】…2位【恋愛で得しそうな生まれ順】…3位長男や長女は「お兄(姉)ちゃんなんだから」の一言で、イヤでも親の言いつけに従わなければならない子ども時代を過ごすことから、生真面目で堅実な性格になりがち。その分、仕事では上司に素直に従いかわいがられそうですが、恋愛に関しては身近にお手本がないのでうまく立ち回れないのかも。弟・信繁は兄のほか、姉や弟妹に囲まれた真ん中っ子。こちらは【仕事で得しそうな生まれ順】…3位【恋愛で得しそうな生まれ順】…2位真ん中っ子は上と下に挟まれているため、協調性があり人付き合いがうまそう。そこから恋愛上手なイメージを持つ人も多いのかもしれません。ただ、“熱しやすく冷めやすい”“気に入らないことがあると黙り込む”などの特徴があるようなので、仕事においては不器用に見えてしまうケースもあるのでしょう。◆真田兄弟の恋愛事情兄・信幸のパートナーは政略結婚で迎えた正室の小松姫。彼女には父弟と訣別した夫を気丈に支えた、自分になかなか子どもができないので側室を取ることをすすめた、など、戦国の世ならではの強い女的エピソードが残っています。信幸は小松姫の死後も正室は取らなかったとか。不器用ながらも妻を一途に愛するタイプだったのかもしれません。一方、弟・信繁の生涯のパートナーとなるのは、ドラマのヒロインでもある側室のきり。ドラマには彼の最初の子を産む初恋のお相手も登場するし、正室の竹林院は、戦いに敗れた夫が幽閉されたとき、「真田紐」という紐を考案し、それを売って支えたと伝えられているし、なんというか軽やか。乱世の英雄の素顔は母性本能をくすぐる、女性にとって放っておけないタイプなのかも。特に信繁は姉も妹もいるから、女心をわかっていそうですしね。なお、実生活では、堺雅人さんは3人兄弟の長男、大泉洋さんにはお兄さんがいるそうです。ドラマの役柄とは逆なんですね。そんなお2人がどんな兄弟を演じるのか今から期待が膨らみます。◆彼氏にするなら長男?次男?ところでみなさんは、彼氏にするなら長男と次男、どっちがいいと思いますか?恋愛において、両者にはそれぞれこんな特徴があると考えられています。・長男プライドが高く、女性には消極的。引っ込み思案になりやすい・次男意中の女性には積極的にアプローチする。相手に頼るのがうまいこれだけ読むと長男はちょっと面倒くさそう?でも、“自分を好きになってくれた人を好きになりやすい”そうなので、プライドを傷つけないよう注意しつつ上手にアプローチすれば、意外と落としやすいのかも。次男は一緒にいて楽しそうですが、“恋愛が長く続かない”傾向があるとか。また、追われるより追いたいタイプのようなので、女性からのアピールにはあまりなびかない可能性も。ちなみに、・三男自由奔放で楽しいけれど、女性に依存しすぎる傾向あり・一人っ子恋愛に積極的か臆病かの両極端になるだそうです。結婚するとなると、義両親と同居する可能性の高い長男は大変!なんて言われますが、お付き合いならばそこまで気にする必要もないはず。こちら、恋を進めるうえでの参考にしてみてはいかがでしょうか?監修者紹介島田裕巳1953年、東京生まれ。東京大学人文科学研究科博士課程修了。文筆家、宗教学者。東京大学先端科学技術研究センター客員研究員。主な著書に、『相性が悪い!』『「「末っ子男子」のオトし方』『「生まれ順」診断BOOK』『葬式は、要らない』『無欲のすすめ』『日本宗教美術史』など。スマートフォンサイト『生まれ順・性格判断』2016年上半期、あの人の恋愛はどう動く?【無料占い】
2016年01月10日2016年のNHK大河ドラマは真田一族に着目した『真田丸』。その真田一族の"聖地"を巡る企画の最終回の第4回では、大坂の陣で果てた幸村(※)の兄であり、真田の名を後世に伝えた信之ゆかりの地・松代(長野県長野市)を紹介しよう。○松代 - 信之が築いた真田家安住の地関ヶ原の戦いで幸村の父・昌幸と幸村が西軍に味方した一方、信之は東軍に与した。信之の妻・小松姫が、家康の重臣・本多忠勝の娘だったためだ。昌幸と幸村が家康に敵したにも関わらず、信之は大坂の陣後、上田から松代に加増転封された。信之が家康からいかに信頼を得ていたかが分かるだろう。現在の松代には、信之が生涯を費やして発展に力を注いだ城下町がよく残っている。藩主の居館で明治に入っても真田家の私邸として使われた「真田邸(新御殿)」や、開明的な教育がなされていた藩校の「旧文武学校」、真田家を支えた家臣らの屋敷跡などが、江戸時代の面影を今に伝える。○平成になってよみがえった松代城同じ長野県の上田から松代に移った信之にとって、新たな居城となったのが「松代城」だ。明治維新をむかえるまで約250年間、城は真田家統治のシンボルであり続けた。現在は本丸を中心に、水堀や石垣、門などがよく整備されているが、20年ほど前までは城の面影はほぼ失われていた。明治の廃城令によって城は埋め立てられ、学校や運動場として利用されていた。しかし平成に入り、江戸時代の設計図や発掘調査をもとにして、本丸と二の丸を中心に往時の威容を回復したのだ。城の出入り口を守る門や天守台、二の丸の土塁など、城は小ぶりながら見どころが多い。水堀と石垣のコントラストも美しく、春は桜の名所としてもにぎわう。四季を感じながら城を歩いてみたい。○一族の歴史が凝縮された真田宝物館松代の城下町には250年の治政を伝える観光地が多い。東に位置する「長国寺」の信之御霊屋は、黒漆の社殿と細やかな装飾が美しい国の重要文化財である(見学は要予約)。信之の妻・小松姫の菩提を弔う「大英寺」など、真田家との関わりが深い古刹も多い。また、「象山神社」や「象山記念館」など、松代藩が輩出した幕末の偉人として著名な佐久間象山ゆかりの場所も残されている。これらの観光地は徒歩圏内に集中しているので、1日かけてじっくり散策してみてはいかがだろうか。最後に、松代散策で外せないのが「真田宝物館」だ。肖像画や甲冑、刀剣、書状など真田家伝来の宝物が展示されているばかりではなく、真田一族の歴史や江戸時代の真田家の治政を分かりやすく解説している。文具やシールなど、オリジナルグッズも多数用意されていてお土産にももってこいだ。真田一族をもっとも身近に感じられる"聖地"と言えるかもしれない。そして本日1月10日は、いよいよ『真田丸』が始まる。三谷幸喜がつむぐ真田家の歴史を、堺雅人をはじめとした豪華キャストが魅せてくれる。そんな真田家一家の生き様をとくとご覧あれ。※ドラマでは真田"信繁"の名前が用いられるが、今回は一般に知られている"幸村"を使用(文・写真/かみゆ歴史編集部 滝沢弘康)○筆者プロフィール : かみゆ歴史編集部「歴史はエンタテインメント! 」をモットーに、ポップな媒体から専門書まで、歴史関連の編集制作を行う編集部。ジャンルは戦国、幕末を中心に古今東西を問わず、アート、カルチャー、宗教・神話、観光ガイドなど幅広く手がける。おもな編集制作物に『真田一族巡礼の旅ガイド』(KKベストセラーズ)、『日本の仏像巡礼名鑑』(廣済堂出版)、『日本の山城100名城』『春秋戦国500年の興亡』(どちらも洋泉社)、『戦国武将イラスト名鑑』(学研パブリッシング)、『廃城をゆく』シリーズ(イカロス出版)など「かみゆ」
2016年01月10日2014年に日本テレビ開局60年特別舞台として上演された『真田十勇士』を、映画と舞台で来年9月に公開/公演するダブルプロジェクトが発表された。映画版の主人公・猿飛佐助は、舞台版に引き続き中村勘九郎が演じ、佐助とともに真田十勇士を支える霧隠才蔵を演じた松坂桃李も続投するほか、映画版では大島優子が彼らの幼馴染で、女忍びとしてふたりを翻弄する火垂を演じる。監督と脚本は、同作の舞台演出を務めた堤幸彦監督と脚本を手がけたマキノノゾミが続投する。その他の情報『真田十勇士』をふたつのジャンルで同時期に公開/公演する画期的な試みについて堤監督は「(舞台の)再演に向かって走り出したところに、映画化の企画が加わった」と説明。撮影は12月2日から来年1月にかけて行われ、8月の完成を目指しており「現在撮影中ですが、とにかくセットがすごい。監督の私すらセットの端から端まで全部見渡すことができないほど」と明かし、「すばらしい音楽やハリウッドに負けないCGをご用意している上、テーマソングも大物が決定しております。まさに盆暮れ正月がいっぺんに来たような、そんな娯楽大作に致しますので、どうぞご期待ください」と意気込みを語っている。このダブルプロジェクトの主演を務める中村は「申年で猿がつく役をできるのは縁起が良さそうですし、大阪城落城400年の年(2015年)に、ゆかりの人物を演じることができるとは役者冥利に尽きますね」といい、「仕掛けのハデな最高のエンターテインメント作品であり、壮大な歴史ロマンであり、さらには、ラストの大どんでん返しに至るまでに、マキノノゾミさんが巧妙に隠した伏線を楽しめるミステリー要素もあって、とにかくいろいろな要素がつまった映画になりそうです」とコメント。一方、松坂は「お芝居ももちろんのこと、勘九郎さんの座長としての佇まいに色々と学ばせていただくことばかりです。映画がクランクインしたばかりにもかかわらず、既に完全に仕上がっていて、何を言ってもやっても、佐助以外の何者でもない。一緒に行動する場面が多いので、非常に楽しい時間を過ごしています」と話し、「映画版では真田十勇士の中で、とびきりクールでかっこいい、“水もしたたるいい男”霧隠才蔵として、最後まで駆け抜けたいです」と語っている。大島は「時代劇に出演するのは初めてなのですが、お姫様役ではなくて、“くの一”という忍者の役柄だったことが、自分にはぴったりだなと思いました」といい、中村と松坂については「お二人とも初めて共演させて頂きます。勘九郎さんは、以前見たドラマで、そのお芝居の魅力に心を奪われました。今回は、その時のシリアスな役柄とは全然違うお調子者の役ですが、それを勘九郎さんがどういうふうに演じられるか気になります。松坂さんとは生年月日が一緒で、幼なじみという役にすんなり入っていけそうで、共演を楽しみにしています」とコメントを寄せている。なお舞台版は、中村が映画と同じく佐助を演じるが、才蔵と火垂を演じるキャストは後日改めて発表される。『真田十勇士』2016年9月全国ロードショー!
2015年12月15日2016年に脚本・三谷幸喜、主演・堺雅人で注目を集めるNHK大河ドラマ「真田丸」。老若男女を問わぬ人気を誇り、これまで数々の小説・漫画・ゲーム・ドラマ・映画で描かれてきた伝説の戦国武将、真田幸村の原点といわれた講談が、『映画 講談・難波戦記 -真田幸村 紅蓮の猛将-』として劇場公開されることになり、その予告編が解禁となった。2015年、幸村没&大坂夏の陣から400年を迎え、来年の大河ドラマ「真田丸」の放映に向けて、改めて大きな注目を浴びている真田幸村。徳川家康という強大な権力を持つ男の首にあと一歩のところまで迫ったという江戸時代より語り継がれている禁断の物語を、日本が誇る話芸・講談という形で紡いだのが「講談・難波戦記」だ。日本の伝統芸能の講談は、演者は高座におかれた釈台と呼ばれる机の前に座り、“張り扇”でそれを叩いて調子を取りながら、話を読み聞かせる。主には歴史に関する演目で、幸村はもちろん、水戸黄門、大岡越前、国定忠治、柳生十兵衛といった時代劇のヒーローは、講談から語り継がれてきた。幸村の凄まじい生き様を口舌鮮やかに語りつくすのは、伝統を引き継ぎつつ、新たなる可能性にチャレンジし続ける講談師・旭堂南湖(きょくどう・なんこ)。戦国時代最後の戦い大坂の陣を舞台に、戦場を駆ける幸村、絶体絶命の家康、空を焦がす大坂城…。旭堂南湖の躍動する言葉に導かれれば、見たこともない映像があなたの頭の中に拡がること間違いなし。講談独特の話法「修羅場読み」で描かれる幸村の激しく、凛々しい姿に思いを巡らせてみて。『映画 講談・難波戦記 -真田幸村 紅蓮の猛将-』は11月21日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月01日「コスパティオ」ブランドより、『蒼の彼方のフォーリズム』の新作衣装として、ヒロインたちの通う「久奈浜学院」の女子制服セットが2015年12月下旬に発売される。萌えゲーアワード2014を受賞し、TVアニメ化も決定している本作だが、今回リリースされる制服は、公式監修の下、前裾が開いたセーラージャケットやインナーのスリップ、スカートを製作。ジャケット衿のクロス柄や右袖のワッペンは刺繍仕様で高級感のある仕上がりとなっている。また、スカートからのぞくスリップの裾には、設定に合わせたオリジナルレースを施すなど細部まで丁寧に再現されている点も注目だ。「久奈浜学院女子制服セット」は、ジャケット・スカーフ・スリップ・スカートがセットになって、価格は49,000円(税別)。そのほか詳細はコスパティオの公式サイトにて。(C)sprite/fairys
2015年09月30日『ジュラシック・ワールド』のスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、オスカー女優のハル・ベリーと日本を代表する国際派俳優・真田広之が共演を果たす、最注目海外ドラマ「エクスタント」のDVDリリースが決定。その謎だらけの予告編映像がひと足先にシネマカフェに到着した。女性宇宙飛行士モリー・ウッズ(ハル・ベリー)は、宇宙ステーション"セラフィム"で13か月間にも及ぶ単独ミッションの後、夫・ジョンと息子・イーサンが待つ地球に無事生還。だが、帰還後のメディカルチェックで、不妊症にも関わらず、妊娠していることが発覚する。宇宙ステーションでの通信障害時に現れた、かつての恋人マーカスとの再会が謎の妊娠と関係があるのではと1人悩むモリー。一方、夫のジョンは、人間性を持つアンドロイド開発“ヒューマニクス・プロジェクト”を計画し、試作品の開発に成功。事業化のため資金援助を依頼した大企業ヤスモト社には断られてしまうが、社長のヤスモト(真田広之)本人が個人的な融資を申し出る。彼が興味を持っているのは、ジョンの開発したヒューマニックではなく、モリーだった…。本作は、巨匠スピルバーグがショッキングながら普遍的なテーマと謎が謎を呼ぶ先の読めない展開の近未来を、映画規模の壮大さで描いたミステリー超大作。本国アメリカでは、第1話が2014年夏のドラマシリーズでNo.1(ニールセン調べ)となり、すでにこの7月よりシーズン2の放送が決定。日本でも、WOWOWで今春に初放送され、注目を集めた。巨大な陰謀に立ち向かう主人公・宇宙飛行士モリー役を演じるのは、ハル・ベリー。また、今回スピルバーグのオファーを受け、出演を快諾したという真田さんが、物語の重要な鍵を握る大企業の社長ヤスモトを演じている。モリーがお腹に宿した“もの”とは、何なのか?死んだはずの元恋人が目の前に現れるのは、何かの啓示なのか? 徐々に誰も信じられなくなる中、謎の大富豪が裏で糸を引く強大な組織の秘密計画が次第に明らかになっていく。『A.I.』や『マイノリティ・リポート』を彷彿とさせ、「LOST」「アンダー・ザ・ドーム 」を上回る謎だらけの展開に、中毒者が続出しそうだ。「エクスタント」は 10月14日(水)よりDVDリリース(※レンタル同日開始)。(text:cinemacafe.net)
2015年07月09日つくば国際スポーツアカデミー(TIAS)は14日、日本で初めて開催された世界有数の医学アカデミアが企画・運営する国際会議「世界医学サミット(WHS)京都会合 2015」において、2004年アテネオリンピックの男子ハンマー投金メダリストで、現在は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会スポーツディレクターや東京医科歯科大学教授を務める室伏広治氏と、国際オリンピック委員会(IOC)理事のウグル・エルデネル氏らによる特別座談会を実施した。同イベントでは、国内外を代表する著名な医師や研究者、行政、産業界の代表らが集い、“超高齢化社会への挑戦”、“自然災害への対応と準備 ”、“次世代リーダーシップの育成”をテーマに、各種講演やディスカッションなどを展開。講演後に行われた特別座談会では、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックが“スポーツ・フォー・オール”の実践の場としてどのような役割を果たすのか、さらにその中でTIASに期待することについて、TIASアカデミー長の真田久教授がファシリテーター役を務め、室伏氏とエルデネル氏ほか、国際マスターズゲーム協会事務局長のジェンズ・ホルム氏らが参加した。エルデネル氏は、IOC理事、および医事委員会委員長の立場から「オリンピックが的確に運営されることによって、健康的な人々が生まれる、生活の貢献につながると思う」とコメント。また、ホルム氏は「高齢化社会の中でスポーツの役割を考えると、人々の寿命が単に長くなるだけではなく、生活の質を維持しながらの長寿ということが重要であると考える」と語った。また、オリンピックとマスターズゲームの今後の連携については、「まだ明確に言うには時期が早いが、両者の間には合意があり、IOCでも連携を持っていこうという前向きな意思がある。今回、日本が初めての例になるのではないか」とホルム氏。エルデネル氏も「まず、アジェンダ2020に記載することが決定した、そのこと自体が重要」とし、オリンピックとマスターズゲームのさらなる連携強化を言明した。さらに、2014年に“TIAS 短期プログラム”のオープニングスピーチを担当した室伏からは、「スポーツを通じての国際交流の場を設けることは非常に素晴らしいことだと思うし、広がっていくようにするべき。TIASには非常に大切なプログラム・教育の内容が盛り込まれており、頭で考える教育だけではなく、身体を通して体験する教育も重要だと思うので、そういったところで回を重ねていきながら深みが出てくると思うし、期待している」とTIASに対する期待と、TIASの持つ役割の重要性について語られ、自身も協力していきたい意向が伝えられた。なお、TIASは日本政府が推進するスポーツ、およびオリンピック・パラリンピック普及のための“Sport for Tomorrow”プログラムの一環で、政府の全面的な支援を受けている団体。母体となる筑波大学は、“日本の体育の父”とも呼ばれ、前身校の学長であった嘉納治五郎氏がアジア初のIOC委員を務めたこともあり、100年以上にわたって日本のオリンピック・ムーブメントを牽引している。TIASでは、2020年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、世界から選出された学生と交流し、オリンピック・パラリンピック教育をはじめ、最新のスポーツマネジメント、ティーチング・コーチングなどを幅広く学ぶことができる。
2015年04月16日上川隆也の主演舞台『真田十勇士』が1月8日(木)、東京・赤坂ACTシアターで幕を開ける。前日の7日には舞台稽古を公開、上川をはじめ、柳下大、黒川芽以、賀来千香子、里見浩太朗ら出演者が会見を行った。舞台『真田十勇士』チケット情報2013年に続いての再演。豊臣家への忠義を貫き、知力を尽くして徳川勢と戦った真田幸村と幸村に仕えた個性あふれる十勇士の生き様を描く舞台だ。上川は再び幸村を演じる。「1回目の公演を終えたあと、とても早いタイミングで(再演の)お話をいただけたこと、3人の新キャストを除くと、ほぼオリジナルメンバーで集まれたことがとても幸せ。舞台の世界ではなかなかありえないことなので」と上川。「時代劇は、人とのつながりや思いを強く描くことができる。現代劇にはない魅力を楽しんでいただけたら」とアピールした。東京公演は1月25日(日)まで。その後、1月31日(土)・2月1日(日)愛知・中日劇場、2月5日(木)から8日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、2月13日(金)から15日(日)まで福岡・キャナルシティ劇場で公演。チケット発売中。
2015年01月08日2013年に新たな真田幸村と十勇士を作り上げて評判となり、2015年の年明けまもなく、再演の幕が上がる『真田十勇士』。稽古場では、幸村を演じる上川隆也をはじめとするキャストたちが、すでに本番さながらの熱を放出していた。その姿は、立ち回りはもちろんのこと、人間ドラマもさらに細やかに骨太になることを予感させるものだった。舞台『真田十勇士』チケット情報この舞台が新しい真田十勇士と言われたゆえん。それは、劇団☆新感線の座付き作家・中島かずきがユニークなアイデアのもと書き上げた壮大なストーリーを、宮田慶子が丁寧に演出し、俳優たちがそれを見事に体現したことにあった。真田幸村という男がなぜ徳川家康という強敵に立ち向かったのか。十勇士たちがその幸村になぜ付き従ったのか。大坂夏の陣で勇猛果敢に散ったと伝えられる真田十勇士一人ひとりの心のドラマが、本当にこうだったのかもしれないと思えるほど、きめ細やかに描かれていたのである。再演の稽古場で印象的だったのも、その繊細さだった。たとえば、幸村が豊臣秀頼とその母・淀の方と対面する大坂城のシーン。まだ実績のない幸村に対する彼らの態度は冷ややかなものなのだが、淀の方や家臣の目線や動きがほんの少し修正されるだけで、幸村にかかる圧迫感が増大し、それを受けて上川幸村の内側に悔しさがたぎっていくのが手に取るようにわかるのだ。迫力ある殺陣のシーンも同様に、動きを一つひとつしっかり確認していく。なぜそう動くのか、役の気持ちで動きを組み立てることもあれば、相手の動きやすさを考えて動くこともある。面白かったのは、猿飛佐助を演じる柳下大だ。抜群の身体能力が裏目に出て、動きが速すぎて客席から見えない恐れがあるため、もう少しゆっくりはっきり動くという注文を受けていた。また、上川自ら十勇士のなかに入って、スムーズな動き方をアドバイスする場面も。殿と十勇士たちのチームワークの良さがうかがえる。『真田十勇士』が大舞台で繰り広げられるエンターテインメントであることは間違いない。しかし、そのダイナミックな物語は、一人ひとりの細やかな思いと動きの積み重ねでしか、作り上げることができないものでもある。この真田十勇士が今を生きる私たちの胸に響く理由は、そこにあるのかもしれない。公演は1月8日(木)に東京・赤坂ACTシアターで開幕後、1月31日(土)・2月1日(日)愛知・中日劇場、2月5日(木)から2月8日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、2月13日(金)から2月15日(日)まで福岡・キャナルシティ劇場にて上演。取材・文:大内弓子
2014年12月27日2015年4月よりWOWOWでスタートする海外ドラマ『エクスタント』の特別試写会が4日、東京・渋谷ヒカリエで行われ、同ドラマに出演した真田広之が出席した。スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、ハル・ベリーが主演した同ドラマは、ハル・ベリーのほかに日本を代表する国際派俳優の真田広之やTVドラマ『ER 緊急救命室』のルカ・コバッチュ役で知られるゴラン・ヴィシュニックらトップスターたちが勢揃い。壮大かつ予測不可能なSFサスペンスを展開しながらも、スピルバーグならではの"宇宙"や"未来"、"少年"を掘り下げた物語となっている。そんな超話題作の放送を記念して行われた試写会の舞台あいさつに、物語のキーを握るヒデキ・ヤスモトを演じた真田が登壇し、今年の夏以来、実に3カ月ぶりという日本を「好きな居酒屋に行き、大勢でワイワイと楽しく過ごさせてもらいました」と楽しんだ様子。共演したハル・ベリーについては「オスカー女優としての貫禄を持ちながら非常に現場ではシンプルにその役を生きるという、一生懸命で情熱もありプロとしても完璧でした。俳優としてのピュアな部分と女性としてのチャーミングな部分を兼ね備えた素敵な人でしたよ」と手放しで賞賛し、同ドラマを「シリーズを通してSFありサスペンスありアクションもありながら、すべては人間ドラマに着地しています。SFと人間ドラマの融合ドラマを楽しんでください」とアピールした。また、年末ということで今年1年を「『エクスタント』に始まり『エクスタント』で終わりました」と海外での仕事で充実した表情を見せ、「来年は日本映画をやりたいなと。あっという間に10年が経ってしまったので本当に色々と思うところもありますから、日本映画をやりながら垣根を取っ払って、いい形で世界のマーケットとコラボレーションができればと思います」と今後も国際派俳優としての活動に意欲を見せていた。
2014年12月05日真田広之が12月4日(木)、出演した米ドラマ「エクスタント」の試写会に出席。2014年を「このドラマの準備に始まり、ロンドンで別作品の撮影もあった」とふり返り、「来年は日本映画も出たいですね。垣根を取っ払い、いい形で世界とコラボできれば」と意欲を見せた。スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務め、全米CBSネットワークで今年7~9月に放送された話題の海外ドラマ。13か月の単独宇宙滞在ミッションを終え、地球に帰還した宇宙飛行士モリー・ウッズが、人類の存亡に関わる陰謀に巻き込まれていく姿を描くSFサスペンス。無事、地球に帰還したモリーを待っていたのは、単独任務かつ不妊症であるにもかかわらず妊娠していたという事実だった。真田さんは、人間性を持つアンドロイドの開発をする“ヒューマニクス・プロジェクト”に資金援助する大企業ヤスモト社の代表ヒデキ・ヤスモト役をミステリアスに熱演。「人間の魂がロボットに宿るかもしれないというテーマを通して、テクノロジーの進歩が使い方次第で善にも悪にもあると描いている。エンターテインメントとして楽しんでもらいつつ、人間のあるべき姿を考えてもらえれば」と見どころを語った。主人公のモリーを演じるハル・ベリーについては、「プロとして完璧なのはもちろん、現場で情熱的に役になりきるピュアさ、女性としてのチャーミングさを兼ね備えている」とベタ褒め。クランクイン当日には「ハルから花束と宇宙をモチーフにしたクッキーの差し入れがあった」とアカデミー賞女優からの“おもてなし”も明かした。真田さんが出演する『エクスタント』はWOWOWにて2015年4月よりスタート。(text:cinemacafe.net)
2014年12月04日東京都台東区の久月人形学院は11月1日、ハローキティの木目込(きめこみ)人形手づくりキット2種類と完成品1種類を発売する。○誰にでも簡単に作れる木目込人形同商品は、ハローキティ生誕40周年を記念し、キティちゃんの誕生日にあたる11月1日に発売される人形。「木目込人形」とは、桐塑で作った型に筋彫りをし、そこに布をきめこむ、和の伝統工芸品。誰にでも簡単に作れるという。商品は、干支(えと)の未とキティちゃんが一緒になった「手づくりキット『干支(ひつじ)』No.4754木札付き(はろうきてぃ久月人形学院)」(4,500円・税別)、「手づくりキット『楽しいひな祭り』No.4752木札付き(はろうきてぃ久月人形学院)」(7,800円・税別)が衣装違いで2種、「木目込人形完成体『手づくりお正月』木札付き(はろうきてぃ久月)」(6,500円・税別)。※写真すべて(C)1976,1999,2014 SANRIO CO.,LTD.APPROVAL NO S543244
2014年10月31日夏目三久が仕事で目指すところは?そんな問いに彼女は少し首をかしげ、タレントとなっての約3年の月日をふり返りつつ、こんな答えを導き出した。「この仕事、自分で『こうありたい』『こういうことをやってみたい』と思っても、その通りに行くことの方が少ないんですよね。むしろ周りの方に『これをやってみたら?』『この仕事を夏目さんにお願いしたい』と言っていただいた仕事に、何とか自分なりにしがみついてやってきて、気が付いたらいま、ここにいるという感じです。だからこの先についても具体的に思い描いている目標やイメージがあるわけではなく、目の前の一つ一つの仕事をしっかりとやっていけたらと思っています」。まさにそうした積み重ねの結果として、トークバラエティから報道番組まで幅広い活躍を見せるようになった彼女のキャリアに、また一つ新たなジャンルの仕事が加わった。まもなく公開の『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊~』にて、彼女は本格的な声優に初めて挑戦した。「家にはコミックが全巻揃っていたし、映画もほとんど家族で観に行っていて、当たり前のように“そこにあるものだった”」という「ドラえもん」への声優のオファー。「最初は驚きました。小さい頃から観ていた『ドラえもん』の世界に入れると思うと光栄でした。ただ声優というお仕事への不安と戸惑いは大いにありました。どうやって、いわゆる“役作り”をしていけばいいのか?というところから始まりました」。本作は1982年に公開された大長編『のび太の大魔境』のリメイク。のび太と仲間たちが、アフリカの奥地で人知れず文明を築いてきた犬の国“バウワンコ王国”で大冒険を繰り広げる。夏目さんは、のび太が偶然拾った犬のペコ(その正体はクンタック王子)の婚約者で、いまは悪の大臣・ダブランダーにより囚われの身となっているスピアナ姫の声を担当した。実際にアフレコを体験し「やはり想像以上に難しかったです」とふり返る。「監督に一から手取り足取り教えていただきました。手応えは…初めてということもあってか、いまだに感じられず、作品が公開されるということの実感もまだないくらいです(笑)。ただ、勉強させていただいたなとは思います。普段は手元の原稿と向き合っているので、それとは全く別の向こうの世界のキャラクターをゼロから作り上げ、自分ではないものになりきるという作業から学ばせていただくことがたくさんありました」。「頼りになるし、いつも元気だけど、ちょっとしたことでスネたり、ネズミが苦手だったり、どら焼きに目がなかったりというところがチャーミングで愛おしい」。ドラえもんの魅力をそう語る一方で、いつも同じ高さの目線で見ていたのはやはり、のび太!「どうしても小さい頃からのび太くんから目が離せないんです(笑)。ドラえもんがいないと生きていけない弱虫で、勉強もスポーツもできないけどホントに心優しい。今回も、ペコを拾うのものび太だし、仲間たちを繋げるのものび太なんですよね」。3人姉弟で、小さい頃から「ドラえもん」のみならず、「エスパー魔美」「パーマン」など藤子不二雄作品に触れてきたというが、中でも強烈に印象に残っているのが、藤子・F・不二雄先生とコンビを組んできた藤子不二雄Aの原作によるブラックなユーモアが特徴の「笑ゥせぇるすまん」。「なぜでしょうね(笑)。もちろん、F先生の『エスパー魔美』など、誰もが見ている作品も大好きなんですが、この『笑ゥせぇるすまん』はすごく不気味で、姉弟で『怖い怖い!』と肩を寄せ合って見ていました。わざわざ、ビデオまで借りてましたからね(笑)。(主人公の喪黒福造が)指をさして『ドーン!!!』とやるのも怖かったんですけど…おそらく、背景にある人間の本質――あぁ、大人が生きているのってこういう世界なんだというのを子どもながらに感じていたんだと思います(笑)」。「マツコ&有吉の怒り新党」でマツコ・デラックス、有吉弘行という希代の毒舌家に挟まれ、時に集中砲火を浴びつつもそのやりとりが面白いのは、彼女自身もそのかわいらしい外見とは裏腹に心の奥にしっかりと“毒”を抱えているからなのかもしれない。「笑ゥせぇるすまん」という答えに妙に納得させられてしまう。ちなみに上記の「怒り新党」への出演を、彼女自身、これまでのキャリアにおける最も大きな出会いと転機だったとふり返る。「フリーランスになって、初めてのお仕事という意味でもそうですし、やはり有吉さんとマツコさんに出会えたというのも自分にとってはすごく大きなことでしたね」。元々、アナウンサーを志したのは東京外国語大学(ベトナム語学科)に在学中のある出来事がきっかけだった。「外国語を学んだことで日本語をもっと勉強したいって感じたんです。授業で『外国語の習得には日本語の習得が必ず必要で、その2つは比例する』と教えられまして、具体的に授業で習ったことは覚えてないのに(笑)、その言葉は忘れられずに強く印象に残っていて『日本語を勉強するって何だろう?』と考えて、美しく正しい日本語を仕事にするアナウンサーと職業が頭に浮かんだんです」。“女子アナ”という言葉が単なる職業の意味を超え、ある種の華やかなイメージや伴って世間に浸透している。当人は「やっている側は“女子アナ”ということを意識しているわけではないし、自分をそういうイメージに当てはめようとも思ったこともないんですよ」と少し困ったような笑みを浮かべ、改めて、ここ数年の仕事の幅の広がりについて「まず、何よりも『ありがたい』という気持ちが強いです」と感謝の思いを口にする。「以前よりもさらに、一つ一つの仕事を大切に、噛みしめながらやらせていただいている気がしますね。報道番組にバラエティ、この春からは情報番組(『あさチャン!』)、そして、こうやって声優のお仕事にも携わることができて――この歳になって、新しいことに毎年挑戦させていただけるって、いい仕事だなと改めて感じています」。(photo / text:Naoki Kurozu)
2014年03月06日人気キャラクター“ウルヴァリン”が現代の日本を舞台に新たな敵と戦う最新作『ウルヴァリン:SAMURAI』で、真田広之が謎に満ちた男シンゲンを演じている。日本だけでなく海外でも活躍する真田は俳優だけでなく、様々な分野で本作を支えたようだ。『ウルヴァリン:SAMURAI』本編映像『ウルヴァリン:SAMURAI』は、不老不死の肉体と強靭な爪をそなえた“ウルヴァリン”ことローガンが、日本を舞台に過酷な戦いに巻き込まれていく様を描いた超大作で、シンゲンは、ローガンの旧友である矢志田の息子であり、マリコの父だ。父の興した巨大企業グループを率いるエグゼクティヴでありながら、巨大な父の存在と、思い通りにならない娘の間に立つシンゲンはとても複雑なキャラクターだ。「最初に監督とお会いして脚本について話をした時も『キャラクター重視、ドラマ重視でそこに生まれてくるアクションをキッチリ抑えていきたい』と。僕もアクションを見せ物ではなくドラマとリンクしていきたいというのがテーマですから、意気投合しました」。だからこそ真田は、撮影前からスタッフとアイデアを出し合った。「スタントコーディネイターとアクションの振り付けから参加しました。それぞれの動きがドラマから逸脱しないというのは最低限のことで、キャラクターにそった動きとコントラスト、それぞれの感情…アクションの一手一手にサブタイトルが入るぐらい作って、それを監督に見せて。現場ではスタントマンの指導をすることもありました」。「アクションのあるなしに関わらず作品への関わり方は同じ」という真田はハリウッドの超大作であっても、信頼関係を第一に“映画人”として現場に入った。「毎作思うのは人間関係なんですね。いかに監督やスタッフと信頼関係を築けるか? 信頼関係を築くと相手に失礼にならず、プライドも傷つけずに日本人が観て最低許せるところまで友達感覚で水面下でもっていける。半分スタッフと思われてますけど、それは決して面倒なことではなくて、作品を良くしていくことが楽しいんです。トップクラスの人になればなるほど“聞く耳”を持っている。妙なプライドがないし、異文化をリスペクトしてくれる。システム化はされているけど“映画屋魂”に火をつけることはできるんです」。国や言語が違っても“映画屋魂”は変わらない。だからこそ真田の目は“未来”に向かっている。「当たり前のようにどこの国でも日本人がキャスティングされるようになるといいな、と。スポーツができることが映画、演劇でできないのは言葉の問題もあるんですけど、僕も四十の手習いで毎作少しでもと思ってやってるんですが、若い世代にはもっと可能性があるわけですよ。だから自分が少しでも畑を耕して、次に来た人がいきなり種を植えるところから始められる土壌だけ作れたら面白いな、と。自分も楽しめて次の世代にも何かを渡せれば一石二鳥だし、それをやり続けることだな、と思っています」。『ウルヴァリン:SAMURAI』公開中
2013年09月13日戦国武将・真田幸村に仕えたとされる伝説のヒーロー軍団〈真田十勇士〉。彼らの物語は小説、映画から漫画、ゲームに至るまで、繰り返し描かれてきた。2014年の幕開きには、マキノノゾミのオリジナル脚本、堤幸彦演出による舞台『真田十勇士』が登場する。主人公の猿飛佐助には歌舞伎俳優の中村勘九郎が扮し、佐助と並ぶ十勇士のツートップ・霧隠才蔵を、話題作への出演が続く松坂桃李が演じる。『真田十勇士』チケット情報今回のマキノ脚本で軸となるのが、「実は平凡な武将の幸村を、口八丁の猿飛佐助が“本物の名将”に仕立て上げる」という大胆な設定だ。佐助と才蔵は同じ忍びの里で育ちながら、とことん陽気なホラ吹きとクールな知能派という正反対のキャラクター。だが互いに認め合う存在でもあり、十勇士の両輪として物語を牽引していく。才蔵役を「一度やってみたいと思っていた」という松坂は、「十勇士の中で一番影がある印象」と語る一方で、忍びという存在そのものが持つ宿命に悲哀を感じるという。「たとえ汚名を着せられても、任務を全うするために命尽きるまで耐え忍ぶのが“忍び”たるもの。決して光の当たらない場所で主のために生き、時には敵の前で仲間を殺すこともある。自分の感情を常に押し殺しながら生きるというのは、非常に悲しいですよね。身近な人間に感情を抱けば抱くほど、苦しみも深くなるのではないかな、と」。たとえるならば「太陽」の佐助と「月」の才蔵との対比も見どころになるが、勘九郎との初共演には胸を躍らせている。「歌舞伎界の先頭を走る方とこれだけの時間を一緒に過ごせる機会はなかなかないので本当に楽しみです。勘九郎さんの役の捉え方、物事の考え方に少しでも触れられれば。歌舞伎公演は休演日もなくハードだと聞くので、一定のコンディションを保つための身体のメンテナンス法も訊いてみたいですね」。近年は映画やドラマで主要な役を任される機会も増え、今年初めて挑戦したシェイクスピア劇『ヘンリー四世』での好演も記憶に新しい。手ごわいセリフをこなし、舞台俳優としての資質を高く評価されたが、常に自分に問うのは「作品の一片として役割を果たせているか」ということだ。「演出家や監督の言葉をいかに汲み取り、たぐり寄せられるか。作品のためが第一であって、“自分らしさ”は二の次三の次、いや、なくてもいいくらいだと思います。才蔵のような鋭利さを持つ役は今までに経験がないので、作品の中の人物としてしっかり向き合っていきたい」。松坂桃李の肉体に宿る才蔵が、戦国の世を駆け抜ける姿を早く見たい。公演は2014年1月7日(火)から2月2日(日)まで東京・青山劇場、2月7日(金)から19日(水)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットの一般発売は9月7日(土)午前10時より。取材・文:市川安紀(アルカディア社)
2013年08月30日なんばオリエンタルホテル(大阪市中央区)では、12月26日から2013年3月15日まで「男の一人旅」を対象とした真田幸村ゆかりの地をめぐる宿泊プランを販売する。同社によると、ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズ調べによる「今後の国内旅行市場を探ることを目的とした調査(11月実施)」で、男性は一人旅を「したことがある」が57.3%だったという。また、「してみたい」(21.2%)と合わせると、約8割が「おひとり様の旅」に前向きであるという。同社は上記の結果に注目し、同プランを企画。第一弾は、男性からの支持を集める戦国武将「真田幸村(ゆきむら)」をクローズアップした。大阪にある真田幸村ゆかりの地を巡る内容となっている。特典として、真田幸村と父・昌幸(まさゆき)が幽閉されていた際、町おこしのために始めたと言われる「真田紐(さなだひも)」のストラップと、ガイドブックをプレゼントする。部屋タイプはRelaxationプレミアキング(36平方メートル)と広く、ゆったりくつろげるようにマッサージチェアやエスプレッソマシンを完備。優雅な時間を一人で過ごせるプランになっている。「男一人旅真田幸村と大坂の陣を巡る宿泊プラン」は、1室1名1万7,000円~。真田幸村と大坂の陣を巡るマップ、真田紐ストラップ、ガイドブック「真田幸村を巡る旅」、大阪周遊パス、朝食付。予約期間は12月26日~2013年3月14日、販売期間は2013年1月6日~3月15日。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月27日『眺めのいい部屋』(85)、『日の名残り』(93)など数々の文芸作品の傑作を放ってきた名匠ジェームズ・アイヴォリー氏の最新作『最終目的地』に出演している真田広之にインタビュー。『上海の伯爵夫人』(05)に続いてアイヴォリー氏の作品に出演した真田が、国際派俳優としての現況を語った。その他の写真アメリカの作家ピーター・キャメロン氏の同名小説が原作の本作は、南米ウルグアイを舞台に、自殺した作家の妻、作家の愛人と娘、作家の兄とそのパートナーが、作家の伝記執筆を希望する若い伝記作家の出現で再始動した運命に翻弄される物語。複数の人間が抱える事情と人間模様を巧みに描くことで人生を見つめ直す感動作で、真田演じるパートナーのピートは人間関係の潤滑油的な存在だ。「脚本の第一印象がまさしくそれでした」と同意する真田は、「家族と青年の間を取り持っていますよね。彼の、皆幸せになればいいという楽天的なポジティブ感が滲み出ればいいなあと思っていました」とピートの役割を回想した。ピートは作家の兄アダムのパートナーで、アダム役は名優アンソニー・ホプキンス。すなわち恋人同士、ラブシーンもある。「『上海の伯爵夫人』の撮影中、『南米ロケに興味はあるか?』と聞かれました」と当初は詳細を知らなかったという。「どういう役柄でも演じたい想いでしたが、それも失礼なので。後に脚本をいただいて、おお、そうきたかと(笑)。過去にない挑戦的な役柄で、一筋縄ではいかない緊張感はありましたが、『とにかくYESと言ってほしい』と(笑)」。名匠のオファーを快諾した真田は、25年間連れ添うパートナーを自然に演じ上げ、人生の“最終目的地”へと向かう人々のドラマに見事な情感を与えた。本作のみならず現在の真田の国際的な活躍は言うに及ばずだが、「まだおのぼりさん気分があって、どこかでお邪魔しますみたいな感覚が付きまとっています(笑)」と謙遜気味に現況を明かす真田。しかし、『最終目的地』で名匠と連続して仕事をしたことで、国際派俳優としての自覚に変化があったと最後に付け加えた。「最近はお客さん気分が少し抜けてきました。初心者マークをそろそろ取っても、怒られないかなっていう段階でしょうか(笑)」。『最終目的地』10月6日(土)より、シネマート新宿ほか全国ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年10月05日BSチャンネル、Dlifeで放映中の海外ドラマ『リベンジ』に出演した真田広之が、番組のプロモーションを兼ねて凱旋帰国し、インタビューに答えた。その他の写真『リベンジ』は、愛する父を陥れた人々への復讐を誓って絶望のどん底から這い上がった女性が、様々な手を尽くして犯人を追い詰めていく姿を描いた作品。さながら女性版『巌窟王 モンテ・クリスト伯』といった物語が、放映開始早々話題となっている。本作で真田は、第9話から“謎の日本人投資家”役としてゲスト出演を果たした。「主人公エミリーの復讐を手助けして、心身ともに彼女を鍛える役ですね。彼の過去は映像的には出てこないので、いかにエミリーとの間を空気感としてにじませるかが自分なりのテーマ。どんな展開にも対応できるよう、ミステリアスな余白を残すようにしています」劇中では主演のエミリー・ヴァンキャンプに、武術の手ほどきをするシーンも。撮影中の彼女を「上達しようとする意志が強かった」と評し、そこには役柄そのままの師弟関係が生まれたのだとか。役作りとともにお互いの信頼を得る手段となったことを「一石二鳥のシチュエーションだった」と振り返る。また、すでにシーズン2の製作も噂される本作だが、その結末については真田自身も「どこに着地するのかまったく想像がつかない」という。「仇を討ってしまったら終わりですからね(笑)。実は自分がリベンジされる側だったり?善人であろうが悪役であろうが、役柄にもサプライズがあれば面白いですね」そんな本作を筆頭に、海外作品で精力的な活動を続けている真田。2003年の『ラストサムライ』以降、活動の拠点をアメリカに移している彼が、海外作品に出演する際に最も意識することとは?「誤解に満ちた日本人像をクリアにすることですね。いくら打ち合わせをしていても、現場では驚くようなことが日常茶飯事。日本で生まれ育った俳優として、先輩方に恥ずかしくないよう、そこには目を光らせています」『リベンジ』BSチャンネルDlifeにて放映中毎週土曜21:00~22:00(吹替版)毎週金曜23:00~23:54(字幕版)真田広之登場エピソード9話:5月12日(土)放映10話:5月19日(土)放映取材・文:渡部あきこ(c)ABC Studios(c)Dlife
2012年05月11日普段の表情から一転!別人みたい!日本テレビを退社し、フリーアナウンサーとして活躍している夏目三久アナが、人気女性誌「GINGER」(幻冬舎)の表紙モデルとなって話題を呼んでいる。彼女がカバーガールとなっているのは、21日発売の最新号「GINGER」2月号だ。雑誌内ではインタビュー特集も掲載し、彼女の素顔に迫っている。意外性も魅力?現在は、テレビ朝日系の人気バラエティ番組「マツコ&有吉の怒り新党」でおなじみの夏目アナだが、表紙を飾る姿は、そんな彼女が普段テレビを通してみせている姿からは一転。ぱっと見では別人かと思うほどだ。親しみやすく可愛らしいイメージとは一線を画し、目尻を強調したアイメイクとクールな表情で、モデルさながらの雰囲気を醸し出している。スパンコールの輝くドレスも大人っぽく目を引く。人気アナの意外な姿、こんな別の一面、別の美しさをももっているところも彼女の魅力なのかもしれない。元の記事を読む
2011年12月23日