農家に嫁いだ私は、毎日家業で大忙し。妊娠してからは体調が不安定で、手伝うのも一苦労です。休みたいと伝えると、夫や義父から文句を言われてしまい……。夫と義父は考えが古く、嫁を格下に見てきます。からだが辛くて休みたいという訴えも、なまけるための口実だと思っているようです。 しかも、重たい農具やお米を妊婦に持たせようとするのですから驚きました。無理だと断ると、義父から「気合いが足りない!」 とお叱りが。気合いで何とかなる話じゃないと思うのですが……。 そのくせ、同じように妊娠している義妹にはとてもやさしく、けっして無理はさせないのです。陣痛が始まったけれど、夫は…ある晩、ついに陣痛が始まった私。その日は義父も夫も組合の用事で出かけており、いつも心配してくれる義母も集まりがあって外出中でした。 めまいもしてきたので、夫に助けを求めたのですが……、戻ってきてはくれませんでした。そこからは義母に助けてもらい、何とか病院へ行って出産。しばらくして、夫から喜びの連絡がありました。義妹が男の子を出産したとの報告です。 夫と義父は義妹から陣痛が始まったと連絡を受け、一目散に駆けつけたようです。出産までずっと付き添っていたというのですから……、ビックリしました。私の出産は他人事で、妹の出産に立ち会っていたとは。 夫からは「お前はひとりでも大丈夫」「母さんも付き添ってくれたんだろう?」 と言われました。ですが、義母が戻ってきてくれなかったら、私と子どもはどうなっていたかわかりません。 じつは陣痛が始まったあとに出血があり、救急車を呼ぶ事態になっていました。夫からは「救急車を呼んだなんて恥ずかしい」と言われましたが……。夫が何を大切にしているのか、わかってきた気がします。 実妹の出産話ばかりする夫夫は自分の子には関心がないようで、私の出産については何も聞いてきません。ただただ、妹の出産話をペラペラと……。「妹の出産を優先して悪いな」「男の子が欲しかったんだ」「うちは女の子で残念だよ」跡を継げるかどうかでしか、子どものことを見られないようです。 しばらくは妹のことが心配だからと、夫は義父とともに妹のそばに滞在するようです。家事もしたことがない2人、何の役に立つのでしょうか……。そして、私と義母に家のことをやっておくよう命令してきました。出産直後の私に、農作業をさせるつもりのようです。 すっかり妹の子どもに入れ込んでおり、私たち親子に対して何の興味もない夫。「生まれたのは男の子だけど」妊娠後期になり、性別が男の子だとわかりましたが、夫に報告しようにも話を遮られることばかり。話をする時間を作ってくれなかったのです。 男の子が生まれたと知り、大喜びする夫。これで義父を喜ばせられると、すっかり舞いあがっています。しかし私の心は、すでに決まっていました。性別にしか興味のない夫、そして何かと文句を言ってくる義父。そんな家に、かわいい子どもを連れて戻ることはできません! 私と義母は心を決めて…今回の件は、私と義母にとって人生を仕切り直す大きなきっかけとなりました。私が産後間もないため、義母は自分と私の離婚を同時に進めてくれています。じつは夫、不倫をしていたことが発覚。証拠もあったので、義母に渡しました。これからは弁護士を通して、いろいろ話し合っていく予定です。家からは、さっさと荷物を引きあげました。 夫と義父に関しては離婚を冗談とでも考えているようで……。謝ったら許してやる、お互いに悪かったということで水に流してやる、戻ってこいと。自分たちのしてきたことがどういうことかを、わかっていないようです。 慰謝料を請求をすると、夫は怒って支払いを拒否。嫁に逃げられたと近所中でうわさになり、外を歩けないとぼやいてきて……。義父は夫とともに私の実家に押しかけ、大暴れをして警察沙汰になりました。 その話も近所に伝わったようで……、今は身を潜めるように静かに暮らしているようです。ちなみに義妹も実家と縁を切ったとのこと。 義母は奴隷のような生活から抜け出せたと私に感謝してくれますが、私こそ義母には感謝しています。誰よりも私をいたわり、唯一の味方になってくれたのは義母でしたから。わが子も義母のようなやさしい人になってほしいと思っています。 ◇ ◇ ◇ 夫と妻は対等な関係であり、子育ては夫婦でしていくものですよね。夫と義父についてはこれまでの自身の言動を振り返り、悔い改めてほしいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年06月03日結婚は一生を左右する重大な決断です。外見や初期の印象だけで決めてしまい、後悔することもあるようです。ここでは、頼りになる結婚相手を見極めるポイントを紹介します。相手はあなたを永遠に愛し続けられるか結婚生活は長期間にわたりますので、どんな状況でもあなたを愛し続けることができる相手かどうかが肝心です。例えば、世間から孤立したとしても、あなたを支え、困難を共に乗り越えようとするパートナーかどうかを、結婚前にしっかり見極めたほうがよいでしょう。相手は真の強さを備えているか人生を共にする夫に求めるべきは、一見しただけの優しさではなく、どんな厳しい状況でも一緒に立ち向かってくれる真の強さです。人生は予想外の困難に直面することもありますが、真のパートナーは、そんなときも逃げ道ではなく、解決策を共に探す強さを持っていることが重要です。[nextpage title=""]相手は真の優しさを持っているか結婚してからの生活では、表面上の優しさだけではなく、本物の優しさが求められます。他者への思いやりの心を持っているか、弱い立場の人にどう接しているかなど、日々の振る舞いから相手の真の優しさを見極めることが大切です。また、夫がどう他人から見られているかも、大いに参考になるでしょう。娘が体調を崩しているときに…「娘が体調不良で病院に行きましたが、ただの風邪と診断されました。しかし、いつもより苦しんでいて心配になり夫に相談すると『大袈裟なんだよ』や『早く飯にしてくれない?俺疲れてんだよ』と言われました。『なんで冷たいの…?』と信じられませんでした」(30代/女性)結婚相手を選ぶとき、見た目や収入など外面的な条件も重要ですが、内面に目を向けることも同じくらい重要です。外見だけでなく、心の底から相手を知ることで、真に幸せな結婚生活を築くことができるかもしれません。(愛カツ編集部)
2024年05月22日昔から、結婚したら専業主婦になって、夫と子どものサポートをするのが夢だった私。ついに結婚が決まり、その夢を叶えられることになりました。夫は会社の同期です。正直、私のほうが業績が良かったので、辞めないでほしいと上司からも言われていたのですが、小さいころからの夢を優先させてもらいました。ついに待ちに待った結婚式。友だちや同僚からお祝いの言葉をかけられて、人生最高の日!! だったはずがーー。結婚式当日、事件は起こる…「なんであなたがそれを着ているの!?」 遠くから聞こえたのは母の声。そして、その隣には純白のウエディングドレスを着た妹の姿がありました。音信不通で結婚式にも来ないと思っていた妹の突然の登場に、夫も義両親も目を丸くして見ています。2歳年下の妹は昔から私のまねばかりして、私が持っているものは文房具から彼氏まで、なんでも欲しがるような問題児でした。見た目はかわいいので、周囲からは「かわいい妹さん」と評判でしたが、正直あまり関わりたくないのが本音です。 花嫁チェンジで♡「今日の花嫁は私!」と妹。母の制止を振り切って式場に入ろうとしていますが、そんなの意味がわかりません。ドレスを脱ぐよう言うと、妹は「私、お義兄さんの子どもを妊娠したの! だから、私が結婚する!」と叫びました。私はもちろん、まわりにいた友だちや同僚も言葉を失っています。「花嫁チェンジで♡」妹がそう言うと、義両親が夫に「本当なのか?」と詰め寄りました。顔面蒼白でうろたえる夫を見て、私は怒りを通り越して呆れてしまいました。 不器用だけど、何事にも一生懸命でやさしくて真面目。そんな夫が大好きでしたが、自分でもビックリするくらい愛情が冷めていくのを感じました。「どうしよう……」私の隣で声を震わせている夫に、私は「別にいいけど? 花嫁チェンジで」と言い放ち、そのまま近くにいたスタッフに、新婦がチェンジになる旨を伝えたのです。 夫への餞別私の決断に周囲もビックリしていましたが、妹だけはノリノリ。せっせと式場へ向かったのですが、一部始終を見ていた友だちや同僚たちが「話が違う」「最低だ!」「常識で考えろ!」と、参列をボイコット。 式場には誰もいなくなり、結局式はキャンセルになりました。当日キャンセルなので、費用は全額負担。もちろん、夫と妹に請求してもらうようにお願いしました。 そして私はひとつ、夫に餞別をあげることにしました。それは、結婚前に受けたブライダルチェックの結果。夫はどうせ自分に問題はないからと、一緒に結果を聞きに行くのを拒否したので、私だけが結果を知っているのでした。 実は夫は生殖機能に懸念点があり、自然妊娠は難しいと言われていました。「なぜ子どもができたのか、今度教えてね」そう言って、診断書結果のデータを夫に送信しました。 妹に騙されていると知った夫の顔は、真っ青から真っ赤に……。妹は人を疑うことを知らない夫なら、ウソをつき通せるとでも思ったのでしょう。夫の哀れな末路2人は目の前で醜い喧嘩を始め、夫は私に復縁を求めてきましたが、時すでに遅し。妊娠していなくても不貞があったことは事実です。結婚式のキャンセル料と慰謝料を請求し、婚約破棄しました。その後、あれだけ浮かれて退職したのになんだかちょっと恥ずかしい気持ちもありましたが、元の職場に復帰。みんな、白い目で見るどころか大歓迎してくれました。 元夫とは今でも同僚ですが、あの一件でまわりから冷ややかな目で見られるようになり肩身が狭そうにしています。それでも払わねばならないお金があるので、やめられないのでしょう。夢は一歩手前で現実にならなかったけれど、いつか最高のパートナーに出会えるまで、バリバリ働こうと思います。 結婚式は人生最高の日であってほしいのに、その場で夫の浮気が発覚しただけではなく、相手が身内だったとはショックでしたね。しかし、まわりの人の誠意ある対応に、少しだけスカッとしたのではないでしょうか。また素敵な人に出会えることを願っています。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月20日10年ほど前、夫は病気を患って入院。私は彼を支えようと、一生懸命家事に仕事に奮闘しました。おかげさまで、夫の体調は回復し、今ではすっかり元気なのですが……。夫は、当時私が彼を支えると言ったことを今でもずっと覚えており、それを口実に家事は一切やらず、自分の好きなものを買いあさり、遊びほうけていました。 私に対する興味もすっかり失ったようで、やさしい言葉1つもかけてくれません。私がある会社にヘッドハンティングされたとき、夫婦の生活に関わることだと思い夫に相談したのですが、給与以外には一切興味を示しませんでした。ぶつかる2人転職後私はますます仕事が忙しくなり、猫の手も借りたくなるほどに。そんな状況でも、夫は自分のことばかりで好きなゲームや電子機器を次々に購入し、クレジットカードの利用額もかなり増加していました。 散財を注意すると、夫は私にだけ出費を我慢するよういいつけ、文句は言わずに黙って働けと命令。その上、私の仕事や働きを馬鹿にするような発言までしてきて……。 転職後、私はとても充実した毎日を過ごしていました。前より魅力的な案件が多く、社内環境も良好。働きがいがあるので、もっと会社に貢献したいという気持ちまで高まっています。 それに対し、夫は女性には働きがいなんてなくていい、適当に仕事をして早く帰って家事をしろと言うのです。「こんなに毎日頑張っているのに、何で馬鹿にされなくてはならないの……?」と頭にきたため、今後は夫分の家事を一切しないと宣言。夫も「覚えていろよ」とたんかを切ってきました。夫によって出された離婚届夫分の家事を放棄して、数日がたった日のことです。私たちは結婚10周年を迎えました。夫から携帯電話にメッセージが届いたので、読んでみると……。「お前今日から帰ってこなくていーぞ」「離婚届出したから、もう他人だな」 私がなかなか謝罪せず、家事もしなかったため、イライラがマックスになったようです。そこで、以前お守りとして2人そろって書いた離婚届を提出したと。「今さら謝っても許さない」と夫は言ってきましたが……。「いいの? ありがとう!」 私は大喜びしました。なにせ、苦労なく自由の身を手に入れたのですから。こんな身勝手な夫はもうこりごりです。 すぐに荷物をまとめて出ていくと喜び勇んで夫に伝えると、焦ったのか夫は若い女性との再婚をにおわせてきましたが、話を聞いていくと実際は、今付き合っている人がいるわけではないようでした。協力し合うことが、幸せへの第一歩その後、離婚当初より私よりいい女と再婚してやると息巻いていた元夫ですが、今はそれどころではない様子。風の便りで、昔患った病気が再発して入退院を繰り返していると聞きました。今は夫の両親に面倒を見てもらっているようです。 私はというと職場の同僚と再婚。子宝にも恵まれました。心やさしい今の夫は、ほれぼれするほどのジェントルマン。とにかく性格が最高で、家事も育児も協力し合ってできています。 過去に病気だった夫をひとりで支えていた妻。そんな妻の支えがあって、夫は元気になったのではないでしょうか。自分の身を投げ打ってもパートナーを支えるというのは、とても大変なこと。夫は離婚をしてから妻の存在の大切さを実感したのではないでしょうか。パートナーが常にそばにいてくれることを当たり前に思わず、お互い思いやりの心をもって過ごしていたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月15日3カ月前に初めての出産をしました。夫はイクメンになると宣言し、育休を取得。頼りにしていたのですが、いざ娘が産まれると「俺じゃわからない」が口癖になり、家事もせず出掛けてばかり。育児休暇ではなく、ただの長期休暇をエンジョイしています。それだけならまだしも、娘が泣くと「うるせーな! 早く泣き止ませろ」と暴言を吐き、やってほしいことを具体的に言ってもまったく動かないので、私のイライラは爆発寸前です。自称イクメン夫夫が飲み会に行くと言って出掛けた夜。娘を寝かしつけながらウトウトしていると、玄関の鍵を開ける音が聞こえました。すると「ただいま~! 遅くなってごめんね!」と夫が寝室に入ってきて、娘を抱き上げたのです。おそらく夫は酔っ払っています。いつもなら娘に見向きもしないので戸惑っていると「こんばんは~」「おじゃまします~」という声が聞こえました。どうやら、会社の同僚と飲みに行って、そのまま連れて帰ってきたようです。夫はイクメンモードに突入。……といっても、あやし方も抱き方も、私から見ると慣れていないのがバレバレです。 でも、子育て経験がなければそんなことはわからないので「オマエは先に寝てろよ、寝かしつけはいつもどおりやるから!」「家事も残しておいていいからな」という夫の言葉を、同僚はすっかり信じているようです。しかし、娘は居心地が悪いのかギャン泣き。同僚たちは気まずくなったのか、娘の顔だけ見てそそくさと帰っていきました。 チャンス到来!同僚が帰ると、夫は即娘を私にパス。さらに、来週末わが家でホームパーティーをするというから驚きです。「料理、よろしくな!」と、当たり前のように言う夫に怒りを覚えましたが、うまくいけば夫の本性を見せられるかも? と思い、引き受けることにしました。 そして週末、予定どおり同僚や上司がやってきました。「俺が全部やってるって話にしてくれよ? 出世のためだからな!」と、夫も余念がありません。 しかし私にも考えがあります。その日用意したのは、スリランカ料理やトルコ料理など、あまり馴染みのないものばかり。インターネットでレシピを検索して、材料も本場のものをお取り寄せして作りました。 私の作戦夫は「これは何?」「どうやって作ったの?」と同僚から質問攻めにあっていましたが、説明できるはずがありません。夫が救いを求めて私を見ますが「全部作ってくれたんですよ〜♡」と、夫に言われた通りの対応をしておきました。 そんなタイミングで娘が泣きだしたのですが、夫は普段どおり放置。夫がイクメンだと思っている同僚から「泣いてますよ?」と言われ、慌てています。 娘はおむつを替えてほしかったようです。出産祝いでいただいた、まだサイズの大きなおむつを近くにおいておいたので、夫はまんまとそれを使っていました。もちろん初めてのおむつ替えなので、おしり拭きを使うことも知りません。 結局おむつはブカブカなので、すぐに漏れてしまいました本当の姿がバレたそんな姿を見て、子育て経験のある上司から「家事も育児もしてないでしょ」と言われてしまった夫。同僚たちの視線も冷ややかです。 開き直った夫は「育児は女の仕事だろ」とポツリ。「育児休暇は権利なんだから、とって何が悪い」と言いました。これには上司も同僚もドン引き。いい顔をして高く評価されようとしていたのだと思いますが、逆効果に終わりました。 夫は上司から「育児休暇とは何か」をコンコンと説教されることになりました。これで変わってくれることを願うばかりです。 初めての育児は、誰だって右も左もわからずに戸惑いながらやるもの。できない、自分の役割ではないと拒絶せず、力を合わせて向き合ってほしいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月11日代々医者の家系に生まれた夫。実家は病院を経営しており、夫自身も医者。その資産に目を付けた私の親友が、夫を略奪したのです……。私に隠れて付き合っていた夫と親友。2人から離婚をせがまれ、私は財産分与と慰謝料をもらって離婚することに。晴れて夫婦となった元夫と親友ですが、親友は私に自分の幸せを見せつけたいようで……? 新しい愛の形とは「略奪婚なんて、今時普通だから!」「障害があってもそれを乗り越えて結ばれるなんて真実の愛そのもの!むしろ誇るべきものなのよ!」ととんでもない理論を展開する親友。人を傷つける恋愛なんて、誇れるものではないのに……。 「結婚式にも招待してあげるからね!」「彼ったら想像以上に私に惚れこんじゃったみたいで、私の綺麗なドレス姿をみんなに見せたいって言うからかなり盛大な式をやる予定なんだよねー!」と親友。 周りだって略奪婚であることを知っているはず。それにもかかわらず豪勢な式を挙げるなんて、どこまで面の皮が厚いのだろうと私は呆れてしまいました。そもそも、私への慰謝料や財産分与で元夫も親友も、貯金はすっからかんのはず。 「彼は有名医者一族の長男だし、ご祝儀だけで数百万は集まるって聞いたから、結婚式代くらい余裕でまかなえるわ!」と親友。「たしかに、裕福な知り合いが多いみたいね」「みなさん奮発してくれて、結局私たちの時は800万くらい集まったわ」と言うと、親友は「あんた達の式で800万!?それなら私たちの式ならその倍、1600万はかたいわね!」とウキウキし始めました。 「余ったお金は新婚旅行に回して……新作のブランドバッグもほしいし……」と妄想を膨らませていく親友に、私はため息をつきました。捕らぬ狸の皮算用とはまさにこのこと。 「そんなにうまくいくかしら……?」と私が言っても、「彼は私のためなら何でも用意してあげるって約束してくれたもん!」と聞く耳を持ちません。 「彼ったら私のためなら金は惜しまないのよw」「医者の彼が1億の大豪邸を建ててくれるってww」「無職の彼が家を建てるの?」「え?」 あまりに現実が見えていない親友が哀れになってしまった私は、真実を教えてあげることに。とくに教えてやる義理もないのですが……。 元夫の正体よくも悪くもお坊ちゃん育ちの元夫。大学時代に安易にリボ払いに手を出した結果、膨らんだ借金を返しきれず、自己破産した過去があるのです。 もちろん、義実家では十分に支払える金額だったようですが、義両親は一切助けてくれませんでした。元夫が泣きついても「社会勉強のために」と言って、そのまま自己破産をすすめたのです。 さらに、義理を通さないことが一番嫌いな義両親は、私の親友が私から息子を略奪したと知って激怒。義父は「人の命がかかわる場所に不埒な奴は置いておけない」と言って、実家の病院から元夫をクビにしたのです。 「自己破産!?クビ!?無職!?まったく聞いてないんだけど!」と親友。元夫は見栄っ張りなところがありましたから、おそらく黙っていたのでしょう。 親友を励ますと、「うるさい!」と言って電話を切られてしまいました。 夢のマイホームその後、しばらくして――。 「お金持ちのご両親が私たちのために新居を用意してくれましたー!」と親友からメッセージが。あんなに激怒していた義両親が手のひらを返したことに、親友は何の疑問も抱かなかったようです。 「都内で庭付き一戸建て!まさに勝ち組の私に相応しいおうちだわ!」と親友からは自慢のメッセージが連投されますが、事実を知っている私はまったく動じませんでした。 というのも、事前に義両親からこんな連絡があったのです。 「新しい嫁の希望と正反対の家を用意したい」「できるだけ君の家から遠ざけたいから、新しい住所を教えてほしい」 その後、義両親からは「ここにしました」と、ボロボロのアパートの外観写真と間取りが送られてきました。なんと6畳一間の風呂なし物件。ご丁寧に住所も添付されていました。別れた私にここまで配慮してくれるなんて……。 その後――。 「常識もモラルもない」とレッテルを貼られた元夫は、どの病院でも雇ってもらえていないようです。さらに、義両親はボロアパートの鍵だけを渡して、絶縁宣言。きっと元夫と親友は頼るあてももうないでしょう。 一方、私は慰謝料と財産分与で屋上付きの物件に引っ越ししました。しかも、わたしには新しいパートナーが……。ずっと憧れていた犬との生活をはじめられたのです。快適な家とかわいい犬と穏やかに過ごせることに感謝する毎日です。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月10日私と夫は17年前に子連れ同士で再婚したステップファミリー。私の娘はすでに結婚して離れて暮らしているので、今は夫と夫の実子であるエリナの3人で暮らしています。実は夫は2年前にリストラにあって無職。今は私が一家の大黒柱です。エリナは今でも夫にベッタリ。本当の母親ではないので仕方がないのかもしれませんが、私抜きで出かけるのは当たり前。家でもふたりしかわからない話題で盛り上がっていて、まるで私は空気のよう。 ふたりにとって私は生活費を稼いできて家事もしてくれる、都合のいい存在なのかもしれません。二世帯住宅に住むのは…ある週末、朝から娘が遊びに来てくれました。久しぶりの家族の団欒を楽しんでいると、エリナがおもむろに結婚すると言い出したのです。 彼氏がいることも知らなかたので、私も娘もビックリ。エリナは「私の婚約者、アンタの旦那と違って、めちゃくちゃ金持ちなの♡ 焦らずじっくり相手を探してよかった~!」と娘を見ながらニヤリ。 そして「二世帯住宅を建ててくれるから、パパたちも一緒に暮らせるって!」と言います。 しかし同居はためらわれます。私が「一緒に暮らすかはお互い会ってから決めてもいいのではないか」と提案しました。するとエリナは「パパたちってアンタのことじゃないから。パパと再婚相手のこと!」と返されてしまいました。 どうやら夫にはずいぶん若い彼女がいた模様。「もう年寄りの継母は不要! 私には若いママができるの。慰謝料なら彼が払ってくれるから絶縁して!」エリナがそう言うと、夫も「そうだな……。離婚だなw」と笑っていました。 つい本音が…「え? いいの!?」エリナの言葉に、私は思わず本音を漏らしてしまいました。正直、エリナのわがままにも、一向に働こうとしない夫にも困り果てていたので、いい機会です。 すぐに離婚届をもらい、あっという間に離婚が成立しました。こんなに簡単に終わるなら、もっと早く行動に移すべきでした。 あとは荷物の整理を残すばかり。今月中に家から出ていってほしいと伝えると「慰謝料をもらって、家まで奪うの? どこまで図太いのよ」とエリナが吐き捨てます。夫とエリナは二世帯住宅を建てると言ったはず。その上、この家は私の父のもので、私たち夫婦のものではありません。エリナは家の権利のことは知らなかったようで、無言を貫く夫の様子を察したのか「彼のタワマンに住むからいい!」と吐き捨て荷物をまとめはじめました。 引っ越しはいつ?約束の月末。一向に運び出されない段ボールを不思議に思っていると、元夫とエリナが何事もなかったかのように話しかけてきました。 「もう一度、ゼロから家族をやり直そう!」「私も、手違いがあって結婚が先延ばしになったから、また一緒に住むことにした!」どこまでも勝手な2人に、私は怒るのを忘れて呆然としてしまいました。どうやらエリナの結婚には、大きな落とし穴があったのです。父と娘の末路エリナの結婚相手は、口だけが上手い大嘘つき! お金持ちを装って女から金を巻き上げ、ギャンブルで一瞬で溶かすダメ男でした。例に漏れず、エリナも二世帯住宅の頭金にすると言われ、大金を取られてしまったようです。 1億円を超える残高が表示された口座の写真を見せられ、その男性を信じたそうですが、よく調べたらその画像自体がネットから拾ってきたものでした。同情する余地もない展開ですが、一応家族だった人。行くところがないようなので、餞別としてこのエリアで一番安い、訳あり中の訳ありのような家を借り、数カ月分の家賃だけは払ってあげました。こうでもしないと出ていってもらえないので仕方がありません。 その後のことは私の知ったことではありません。ただひとつ、絶縁を言い渡してくれたことには感謝をしています。人生100年時代、まだまだ自分の人生を楽しもうと思っています。 生活を支えてくれた家族に対し、あまりに恩知らずで呆れてしまいます。ただ、これ以上搾取されることなく、決別できたのは不幸中の幸いといえますね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月09日美人な妹に夫を略奪された私。「年収2000万の彼と夢のタワマン暮らしが同時に手に入るなんて最高!」と妹は舞い上がり、夫も私と別れて妹と再婚したい様子。お望み通り離婚してやったのですが……?美人で気が利いて、やさしい私の妹。そんな妹が、私の夫と半年も前から浮気をしていたというのです……。 妹の勘違い「彼ほど私にぴったりの人はいないと思うの!」「お姉ちゃんじゃない他の誰かの夫でも、奪ってたもん!」と妹。妹にとって夫のどこが魅力的なのか、正直わかりませんでした。 「だって、彼すごいじゃない!年収が2000万もある一流商社マンだなんて!」「平凡なお姉ちゃんより、ミスコンで優勝して仕事もできる私の方がお似合いじゃない!」 「お姉ちゃんには悪いけど、彼だって『もうブスの顔は見飽きた』って言ってたし……」と妹はさらに続けました。たしかに、私は妹と比べたら平々凡々。それでも、夫とは良い関係を築けていると思っていました。 「できるだけ早く彼と離婚してね!」「そしたら私、すぐに彼と結婚するから!」と妹。妹と夫、両方から裏切られた私は、しばらくショックで動けませんでした。 離婚の条件その後――。 夫からも離婚を迫られた私。もう何を言っても無駄なようです。 それにしても、義母を施設に入れた途端に離婚を切り出されるなんて……。夫と義母を支えてきた私の努力はなんだったのだろうか、と思わずにはいられませんでした。 財産分与のほかに、私は夫に慰謝料として500万円を、妹には200万円を請求しました。夫は「新生活にお金が必要だから……」と渋りましたが、妹の「お姉ちゃんに慰謝料全額払ってあげて、じゃないといつまで経っても私と結婚できないよ?」という言葉でようやく支払ってくれました。 妹からは「年収2000万の彼からできる限りお金を絞り取りたいだなんて……お姉ちゃんがそんなに強欲だなんて知らなかったよ」とも言われましたが、慰謝料請求は当然の権利だと主張したのが良かったようです。 嘘は言ってないその後――。 慰謝料の件が片付き、私たち夫婦はそのまま離婚。元夫はすぐさま妹と入籍していました。 「年収2000万の彼とタワマンは美人の私に相応しいの!」「ブスなおね絵ちゃんは貧乏人がお似合いなのよw」「彼、年収200万以下だけど」「え?」「一流商社マンで、タワマン最上階で暮らせる人がそんなわけないじゃない!」と一笑されましたが、元夫はただのサラリーマンです。 「彼、私に言ったもん!収入はざっくり200万くらいって」「月収でそれなら、単純計算で年収2000万は手堅いでしょ」と妹。 「彼、収入って言ったのよね?月収とは言ってないんじゃないの?」「信じられないなら、本人に確認してみたら?」と私が言うと、妹は「確認してくる!2000万円は無理でも、さすがに1000万くらいはあるはずよ!」と言って荒々しく電話を切りました。 30代後半の元夫が年収200万以下だとは、妹には信じられなかったのでしょう。しかし、認知症の義母の介護のために介護休暇を取っていた元夫の月収は、新卒時とあまり変わっていませんでした。自宅介護で腰を痛めた元夫はさらに休暇を取っていたため、年収は200万にも満たなかったのです。 そして、私たちが住んでいたタワマンは義母が借りていたもの。同居で介護するために、私たちが移り住んだのです。 認知症になる前の義母はバリバリのキャリアウーマンで、タワマンに住めるくらいの収入があったそう。その義母の貯金や年金はすべて施設への支払いに消えるので、とくに遺産があるというわけでもありません。 その後――。 真実を知った妹は「こんなの結婚詐欺だ、離婚しろ!」と言ったそうですが、夫は「嘘はついていない、君が勝手に勘違いしただけだ」と離婚にはがんとして応じませんでした。元夫は妹をつなぎとめるため、仕事に打ち込んでいるようですが、妹の心はすでに離れてしまっているようです。 誤解を生むような発言をした元夫も元夫ですが、その言葉を自分の都合の良いように受け取り、勘違いしていた妹も同罪です。相手に余計な勘違いをさせないように、言葉の使い方には気を付けようと思いました。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月07日【妻 Side Story】まさか、保育園が一緒の初対面のママ友にまで、軽いノリで「美人っすね〜」とか言っちゃうなんて…!こんなふうに夫は昔から女性との距離が近く、意識的なのか無意識的なのか、相手を勘違いさせるような言動を取りがちです。それさえなければ、家事も育児も積極的にやってくれる、子ども思いの“良いパパ”なのですが…。※この漫画は実話を元に編集しています次回に続く(全16話)毎日更新!
2024年05月05日私は、産後は産前とはまったく体型が変わってしまいました。全体的にぶよぶよになった感じです。そんな産後の体型変化について、夫にからかわれ悔しい思いをしたことがあります。夫から言われて嫌だったこと、それにどう対処したのかお話しします。 おっぱいが垂れた産後娘を産む前まで知らなかったことはたくさんありますが、産後の体型変化はその中の1つです。おなかがしわしわになる、腰回りが太くなるといった一般的なことはわかっているつもりでしたが、こんなにも胸が垂れるとは知りませんでした。 私は母乳の出が悪く、そのため授乳していないときでも、とにかく多く母乳をとろうとおっぱいを揉みしだいて搾乳していました。それが原因なのか、娘が生まれて半年経つころには、おっぱいは伸びきり下に大きく垂れてしまったのです。 夫に言われた「おっぱい垂れたね」垂れたおっぱいを見るにつけ、きれいじゃないな、以前の体とは全然違うな……と自分でも思っていました。それと同時に、これは自分が一生懸命育児を頑張っている証拠だとポジティブにも捉えていました。 そんなある日、娘と夫と一緒に海へ遊びに行ったところ、水着姿の私を見て夫が笑いながら私にこう言ったのです。「おっぱい垂れたね」と。 夫の言葉に激怒その言葉に私は激怒。たしかにおっぱいは垂れました。きれいとは言い難いかもしれません。ですが、これは昼夜問わず一生懸命私が育児に取り組んだ結果でもあります。自分よりもとにかく家族と娘の幸せを考え、自分のことは二の次にしてきました。 それがいいか悪いかは置いておいて、一番の理解者であってほしい夫にそう言われ、とても嫌な気分になったのです。私の怒りに夫は平謝り。夫は軽い冗談で言ったそうですが、次また同じことを言ったら離婚する!と言い渡してその場はおさまりました。 ひとりの時間をくれた夫夫はその出来事で何か考えるところがあったようです。それ以来、夫は積極的に娘を預かり、私が美容院やピラティスに行く時間を作ってくれるようになりました。 私の状態といえば髪はぼさぼさ、肌はボロボロ、ネイルなんてもってのほか……だったので、正直この夫の態度の変化はとてもうれしかったです。なにより、ひとりの時間ができたことで、少し余裕をもって娘や夫と向きあえるようになりました。 「おっぱい垂れたね」という夫の心無い言葉。とても嫌な気持ちにはなりましたが、結果として夫も私の努力に敬意を払ってくれるキッカケとなりよかったと思っています。娘が5歳になり少し育児に余裕がでてきた今、もっと最初から夫に助けを求めていれば……と反省もしています。ひとりの時間も家族の時間も大切に、これからも育児に励んでいきたいです。 作画/キヨ 著者:レイトン 愛加 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月05日【救世主!】結婚後も頼りになる男性の特徴結婚という一生のパートナーを選ぶことは、人生の大きな転機となり得ます。結婚生活において困った時に助けてくれる頼りになる男性の特徴を紹介します。家族への深い愛情夫として、また親としての役割を果たすには、家族を何よりも優先する心が必要とされます。相手が家族をどのように大切にしているかは、直接見ることは難しいかもしれません。しかし、その人が大切な人々とどう関わっているかを観察することで、将来的にあなたとの関係においても同じような愛情を注げるかが見極められるかもしれません。相手への配慮と愛情「義父母と食事の際に、回転寿司で喜んでいた娘の話を聞くと『恥ずかしい』と言い放つ義母。悔しい思いをしていると、冷静な義父がサラッと義母に言い返してくれて…!義父の配慮に感激しました」(30歳女性)お互いを理解し合う関係を築く中で、相手をどれだけ尊重し、愛情を持って接することができるかが鍵となります。共に時間を過ごし、困難を乗り越えていく過程で、互いに対しての理解や支えが大切になります。慎重に判断する結婚を視野に入れた場合、相手が長い人生を共に歩むにふさわしいかどうかを慎重に判断することが重要です。幸福な結婚生活を送るためにも、頼りになる男性を見つけてみませんか?(Grapps編集部)
2024年04月30日私は現在の夫と、3年間付き合ってから結婚しました。付き合っている当時はとてもやさしく、デートではいつも私をリードしてくれて頼れる男性というイメージだったのですが、結婚してから夫の印象が変わってしまい……。 結婚してから激変した夫結婚して一緒に暮らし始めてから、今まで知らなかった夫の本性を見るようになりました。家事を手伝ってくれることはなく、私が作った料理に対しても「味薄いんだけど!」など文句ばかり言ってくるのです。 結婚して2年後に子どもが生まれてからも、夫は家事どころか育児にも参加せず……。子どもの世話をすべて私に任せ、自分は友人と遊びに行ってばかりでした。 子どもが新生児のころは、ミルクをあげるために、夜中でも起きなければなりません。2時間おきにミルクを飲ませて寝かしつけるという毎日で寝不足がたたり、体調を崩している時期もありましたが、そんな私を見ても夫は気づかうことなく、自分のことばかりで何も変わりませんでした。 私はママ友に相談悩んだ私は、仲のいいママ友に夫のことを相談。そのママ友のパートナーは、家事や育児に積極的に参加してくれるそう。大変なときもお互にフォローしていて、とてもうらやましく思いました。そのママ友いわく、結婚前に同棲をしたことで、家事や生活についてお互いが本音でぶつかり合うことができ、ありのままの相手と向き合えるようになったと言っていました。 私も、交際中に少しでも同棲していれば、夫が本当はどんな人なのか知ることができていたのかもしれません。しかし、夫にも良いところはあり離婚するつもりはないので、もっとコミュニケーションをとって、お互いの意見をぶつけ合えるようになりたいと思っています。 著者/匿名作画/霜月いく ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 霜月いく
2024年04月28日普段夫は仕事ばかりで、家事はほとんど私の担当です。年に1、2回私が仕事や用事で遅くなり、夫が先に帰っていることがあるとごはんを作っていてくれることがあります。ただ、問題があるのです……。 問題は…夫は料理が得意というわけではありませんが、唯一作れるのはハヤシライス。子どもたちがたくさん食べるからとお鍋いっぱいに作って満足する夫。 ある日、仕事で帰りが遅くなることがあったので夫に夜ごはんを任せました。すると夫は、長男が大学生になり1人暮らしを始めたため、一番食べていた長男がいなくなったにも関わらず今までと同じ量のハヤシライスを作ったのです。 その日から数日もの間、ハヤシライスが続くことに……。さすがにキツイ…わが家の長男と次男は15歳差で、末っ子の次男はまだ4歳です。いくら長男以外の3人の子どもたちがたくさん食べるといっても、長男がいない今、さすがに全然食べる量が違い、なかなか減りません。 もちろん次の日にオムライスや、パスタ、ドリアなどにアレンジしても食べますが、最後は冷凍。冷凍し忘れると捨ててしまうことも。 私としてはその日か、次の日までに食べきれる量を作ってくれるとありがたいのですが、「多くない?」と言っても「食べるやろ」と毎回作る量を変えない夫。少々モヤモヤするものの「作ってくれた」という事実には感謝するしかありません。 作ってくれることは本当にありがたいのですが、さすがによく食べる長男が抜けての量は今までの半分で十分です。材料代も半分で済むし、フードロスにもならずちょうど良いということを夫にわかってもらえたらと思うばかりです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/海乃けだま著者:松田みさと
2024年04月27日5年前に夫を略奪され、離婚した私。ある日、元夫を略奪したママ友が再び私の目の前に現れたのです……。「あら~!久しぶり~!」と声をかけてきたのは、5年前に私の元夫を略奪したママ友でした。どうやら彼女は元夫と別れ、この街に引っ越してきたようです。もうトラブルはごめんなのですが……。 目ざといママ友「さっき、あなたの隣に男の人がいるのを見かけたんだけど……新しい旦那さんなの?」と尋ねてきたママ友。ずいぶんと目ざといこと!と驚いてしまいました。 「そこそこいいスーツ着てたし、腕時計も素敵だったし……かなり羽振りが良さそうね」「おもしろそうだから後をつけてみたら、2人でタワマンに入って行くし……再婚生活は随分と良い暮らしをしているみたいね?」 相変わらずのママ友の様子に、私は盛大にため息をつきました。「そんなストーカーじみたことはやめてちょうだい」「今後、街で見かけてもお互いに知らないふりをしましょうね」と釘を刺して、別れました。 元夫からの連絡それから数時間後――。 今度は数年ぶりに元夫から連絡が。「今更こんなことを言うのは都合が良いと思われるかもしれないけど、やっぱり俺とヨリを戻さないか!?」と元夫。今日は厄日なのでしょうか……。思わず天を仰ぎました。 「ついさっき、あなたの浮気相手さんとも会いましたけど」と言うと、「あいつの連絡先を知っているのか!?まず居場所を教えてくれ」と夫が怒りをにじませていました。 どうやらママ友は元夫の貯金を根こそぎ奪い、自分の子どもを元夫に押し付けてから消えたそう。子どもの父親に事情を話したものの、会ってもくれなかったそうです。 困り果てた元夫は、私と再婚すればいいということに思い至ったそう。 これ以上私を巻き込まないことを条件に、元夫にママ友の連絡先を教えた私。これ以上何もないといいのですが……。 ママ友に真実を突きつけると数日後――。 再び例のママ友と出くわした私。というよりも、ママ友が私を待ち構えていたと言った方が良いでしょう。「元旦那に私の居場所を教えたのはあんたね?逃げ切るの大変だったんだから!」と怒りながらも、なんだか機嫌は良さそうです。 「今度こそ私が金持ちになってやるわ」「またまたあなたの旦那さんを奪って本当にごめんなさいねw」「夫は無職だけどねw」「え?」 またも夫を奪われてしまった私。なんとなくですが想像していたので、とくに驚きもしませんでした。 今の夫はもともと大企業に勤めていた会社員でした。昨年思い切って独立したものの、事業に失敗して会社は倒産。会社員時代に購入したスーツや腕時計を身に着け、身なりは整えているものの、実際は無職なのです。 「で、でも、タワマンで暮らしてるじゃない!貯金はそれなりにあるんでしょ?」と食い下がってくるママ友。「彼は倒産して今は多額の借金を抱えてるわ」「タワマンからは出て行ってもらうわね。うちの親が買ったタワマンだから、私はこのまま住み続けるわ」と告げると、ママ友は「ええええ!?」と叫んでいました。 その後――。 ママ友は元夫に頭を下げ、復縁を申し込んだそう。しかし、元夫は断固拒否。子どもはママ友の元に返せたそう。私のもとにはそんな元夫からの復縁要請が来ているのですが……再構築するつもりはありません。 私も結局二度目の離婚をすることになり、今は娘と2人でタワマン暮らしを続けています。娘に不安を与えないよう、しばらくは色恋沙汰を遠ざけつつ暮らしていこうと思っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月25日結婚したと思ったら、まさかのレスになってしまった私たち夫婦。ある夜、私は思い切って夫を誘ってみることにしたのですが…結婚後、パタリとなくなった夜のお誘いに…結婚を機にパタリと夜のお誘いがなくなり、レスに突入した私たち夫婦。夫はもともと寡黙で愛情表現が苦手なタイプだったうえに、レスが追加したため、心の距離はひらく一方でした。 ある日、思い切って私から「今日…しよっか?」と久々にお誘いしてみると…。なんとびっくり、夫はすぐに立ち上がり、お風呂に直行。しばらくして風呂から上がったかと思ったら、今度はいそいそとベッドへ直行したのです! そして、寝室からは、何度も咳払いをして、リビングにいる私を呼ぶんです。 「誘わない=したくない」と勝手に思ってましたが、意外とまんざらでもなかった様子。パートナーの心の内なんて、まだまだわからないものです。思い切って誘ってみるものアリだなと思った夜でした。 作画/きりぷち著者:桜 文鳥
2024年04月21日新婚の私は、夫に「おいしい♡」と言ってもらえる料理を作りたいと奮闘中。料理教室へ通ったこともあり、基本的なことはクリアできているはずなのですが……。夫は義母の料理が世界一だと思っています。義母はシングルマザーで、仕事をしながら家事も完璧にこなしていたそう。私にまねできるかわかりませんが、すこしでも義母に近づけるように努力する日々を送っています。 みそ汁が口に合わないと言う夫今朝のこと。朝食を食べていた夫は箸を止め、何も言わずに出社しました。そして仕事中に、私の料理についてクレームを入れてきたのです。 ずっと我慢してきたけれどもう限界だ……と言い、とくにみそ汁はおいしくないと伝えてきました。出汁も取るようにしていたのですが、口に合わなかったようです。 じつは先日、義母の家で食事をいただきました。そのことを思い出した夫は「義母から何を学んだのか」と詰め寄ってきて……。ですが、私たちが着いたときにはもう料理ができていたのです。後から義母に作り方を聞きましたが、「適当だから」と教えてもらえませんでした。 最近の夫は料理だけでなく、私がしている家事全般に対してあれこれ言ってきます。私も一生懸命やっているので、そこまで言わなくてもいいのに……と思うことも。 この日は「一生懸命作っても俺は食べられないし、ゴミになるなぁ」と、とんでもないひと言を浴びせてきました。私は今まで抱いてきた不満もあり、今日は大爆発。共働きなのに家事は全て私なのも納得いかず、義母と比較されることも不満でした。 義母にみそ汁の作り方を聞くと…夫に対して腹は立ちましたが、みそ汁の作り方だけは聞いてみようと義母に連絡した私。「お義母さんのみそ汁の作り方を教えてください」「夫に食べてもらえなくて……」 苦悩しながら義母に問いかけると、あっけない答えが返ってきました。「それなら簡単よ」「まずはお湯を準備して……注ぐだけだもの」なんと、義母のみそ汁はインスタントだったのです。メーカーを聞くとスーパーに売っている一般的なものでした。 聞いたところ、義母は料理が苦手とのこと。インスタント食品は手軽でおいしいので、私もよく利用します。義母の話を聞いてインスタント食品が悪いのではなく、夫の無神経な言動が許せないことに気づきました。 義母にこれまでの夫の発言を伝えると、こちらが申し訳なくなるほどに恐縮。私は事実をすべて夫に伝えるよう義母から言われ、本気でぶつかる覚悟を決めました。 そして……夫と話をするも理解されず。私は家を出ることにしました。家事をひとりでやってもらい、自分の発言を省みてほしかったのです。情けないことに、夫は1週間もしないうちに音を上げ、私の帰宅を懇願してきました。 夫から連絡をもらったけれど…今回のことで夫は義母にしかられ、反省したそうですが……。義母に言われたから反省したのではないかという考えが、頭をよぎりました。そして私は、夫のひどい発言を忘れることができず。このまま結婚生活を続ける自信がなく、よって離婚の意思を示すことにしました。 こんなことで離婚したくないと夫は言ってきましたが、こんなことと言っている時点でもう無理です。義母が間に入ってくれて何とか離婚は成立。夫はショックを受け、引きこもりがちになっているそうです。 とんでもない人と結婚したものだと思いますが、義母との関係は良好。離婚した今でもたまに会っては、いろいろな相談をするなど人生の先輩として慕っています。 ◇ ◇ ◇ 食の好みは人それぞれ違うので、夫婦間でも歩み寄りが必要かもしれません。妻のことを思う気持ちがあれば、今回のようなことにはならなかったはずで……。親しい仲でも言動には気をつけたいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月21日【幸せを招く!】理想の夫の特徴「義実家で通夜のお手伝い中、義母から『気が利かないわね』と言われて落ち込んでいたのですが、それを見ていた夫が…すぐ助けに入ってくれて…!困っているときにすぐ、フォローしてくれる姿に感激しました」(30歳女性)幸福な結婚を実現するには、理想的なパートナーを見極めることが重要です。この記事では「理想の夫」にふさわしい男性を見分けるポイントについて掘り下げます。会話を重視する心一生涯のパートナーとして、コミュニケーションはとても大切です。お互いの考えを常に交換し、理解し合うことで、問題が発生しても冷静に対話を通じて解決策を見つけ出すことが可能になります。謝罪を惜しまない姿勢謝ることが苦手な人は、関係において不満が積もりがちです。「ごめんなさい」と「ありがとう」を自然に言える人は、その人の人間性を垣間見ることができるでしょう。プライバシーの重視結婚しても、二人がずっと一緒にいなければならないわけではありません。個々の自由な時間を尊重し、ストレス解消やリフレッシュのためには、一人の時間を大切にすることが肝心です。そういった理解を持てる男性であれば、結婚生活がより充実するでしょう。相手の困難をフォロー常に愛情と思いやりをもって接することができるかどうかが、幸せへの大きな鍵となるのではないでしょうか。(Grapps編集部)
2024年04月21日皆さんは、義家族の言動に腹が立った経験はありますか?今回は「頼りにならない義母にイラッとした女性」のエピソードとその感想を紹介します。(CoordiSnap編集部)イラスト:kiala出産の手伝いをしたがる義母実家が遠方のため、里帰りせずに長女を出産することにした主人公。義母は「いつでも頼っていいから」と言ってくれますが…。主人公は気を遣うのが嫌で自分だけで頑張ろうと決めていました。ところが出産予定日が近くなると、義母が手伝えることはないかと聞いてきたのです。意見を聞かずに…出典:CoordiSnap主人公が妊婦健診の送迎をお願いすると、義母は看護師と話し始めて…。「出産当日は付き添うね!」と、主人公の意見を聞かずに勝手に決めてしまいました。そして迎えた出産当日、陣痛開始後に「何かすることは?」と尋ねてきた義母。夫への連絡をお願いしますが、義母からは「それは自分でしてよ」と言ってきたのです。来ただけで頼りにならない義母に「何のためについてきたの?」とイラッとする主人公なのでした。読者の感想「いつでも頼っていいから」と言ってくれるのはありがたいですが、かえって負担になることもありますよね。親切を押しつけるのではなく、本人の意見を尊重することが大切だと思いました。(20代/女性)出産の当日に付き添ってくれることは心強いですが、結局頼りにならないと、義母に対してイラッとするのも当然ですね。主人公の気持ちに共感しました。(30代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2024年04月20日■これまでのあらすじ人をいじり倒すお笑いが大好きな夫は、産後の文乃のぽっちゃりしたお腹まわりを「浮き輪」とからかってはおもしろがるようなデリカシーのないタイプ。陽キャが苦手な文乃はもともと夫に好印象を抱いていなかったものの、押し切られる形で結婚したことを今は後悔していた。夫の友人たちに誘われバーベキューをした際は、陽キャ仲間は文乃をからかって大笑い。文乃はいじられることが苦痛でしかなかった。さらには酔った友人にお腹まわりを触られ、夫からは「ユーモアが足りない」と怒られ、ダイエットを決意。しかし、事情を知った職場の同僚から、それはモラハラだと指摘される。ようやく自分の置かれた立場の異常性を認識したとき、すでに娘も夫のいじり遊びのターゲットに! それだけは避けようと、文乃は心を決める。いい年して、小学生男子みたいなことを言う夫にあきれてしまいました。好きな子をいじめる男心なんて、そんなのわかりたくもありません。やられた方は何もおもしろくない。私や莉子の気持ちを考えず、家族をおもちゃにしておもしろがっている夫とこれ以上はもう一緒にいられないと思いました。夫に身体を触られたとき、正直、ゾッとしました。あの人には何を言っても話が通じない。もう夫のペースに流されて押し切られるのは御免です。今度こそ後悔しないように、私は逃げる決断をしました。次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年04月15日私の夫は保育士です。私が栄養士として給食を作っている保育園で働いています。私たち夫婦は子どもが大好きなので、いつかは……と思っているのですが、今はワケあって“子ナシ”夫婦を選択しています。ここ最近、夫はやけに上機嫌。聞くと、今年担当している赤ちゃんクラスの子どもたちがかわいいからだと言います。「いいパパになるだろうな〜」と思っていたのですがーー。自慢の旦那様ある日、夫はいつものように保護者のママと楽しそうに話していました。夫は保育園でも人気の先生なのだそうで、私にとっても自慢の旦那さまです。 しかし、なんだか今日は様子が違っています。夫は保護者と話しているとは思えない言葉遣いをし、いつも以上に楽しそうに笑っていました。 近づいてみると夫は私に気づいて、保護者のママに妻だと紹介してくれました。それを聞いて、ほんの一瞬だったものの保護者のママから睨まれたような気がします。幼馴染との再会夫によると、彼女は幼馴染なのだとか……。就職を機に地元を離れたためすっかり疎遠になっていましたが、保育士と保護者として再会したのだそうです。 「子どもはいるの?」と聞かれ、今は事情があって選択子ナシだと答えると、彼女は「こんなに子ども好きなのに可哀想」と私に向かって言いました。 好きで子作りをストップしているわけではないのに……。なんだかモヤっとしてしまいます。私と子ども作る?別の日、夫はシングルマザーだという幼馴染とその子どもと遊園地に行くと言い出しました。しかし夫は子どもにとっては保育園の先生。個人的にお出かけなんて許されるのでしょうか。 私があれこれと言って夫を引き留めていると、待てなかったのか幼馴染がわが家を訪ねてきました。直接「プライベートで一緒に出かけるのはどうかと思う」と伝えると、幼馴染は「子どもがいないヒガミ?」と吐き捨てます。 その上「子どもを作れないなんて可哀想! 私と作る?」とまさかの発言! 私は引いていたものの、夫も「マジか~♡」とまんざらでもない様子。もう付き合いきれません。 選択子ナシの理由私は「子作りしてもいいけど、本当に大丈夫?」と幼馴染に告げました。私たちが子どもを作らなかったのは夫の借金が原因です。結婚前、アイドルにハマり、大金を注ぎ込んだ結果、今でも借金が残っていて、完済するまで子どもは持たないと約束しています。 夫と結婚するのならもれなく借金もセット。そこまで聞くと幼馴染の顔色が変わり、何も言わずに去っていきました。 夫の態度に幻滅した私は、借金を一緒に返すのはやめにしました。夫ひとり、小遣いをさらに減らして返してもらいます。子どもを持つのはそれから。それも、私たち夫婦がまだ続いていればですが……。 幼馴染との再会は嬉しいことですが、これは行き過ぎですね。今、近くで支えてくれている人は誰か、もっとよく考えて振る舞うべきだったのではないでしょうか。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月11日私の夫は割と仕事がハードな仕事なので、毎日疲れて帰ってきます。決死の覚悟で……!!1歳の娘がいるのですが、きょうだいを作ってあげたいと思い妊活中です。しかし、夫が疲れているとなかなかうまく進みません。私もそこまで欲がある方ではないので、結構この妊活にストレスを感じています。ですが、私の年齢にも限界があるので、なんとか夫をやる気にしようと日々頑張っています。 大人のおもちゃを買ってみたり、一緒に大人な映像を見たりしましたがなかなか難しく思うようにいきません。私はやりたくなかったのですが、これしかないと思って行動したのがコスプレをすることです。元々、夫がコスプレに興味があるのは知っていたので、これが最終手段だと思い挑戦! 好きなジャンルがわからなかったので王道の紺のセーラー服を買いました。 いざ、夫に見せたときの第一声は、「ピンクのセーラー服がよかった」でした。私が見た限りピンクなんてなかったし、まず第一声は喜びの言葉が欲しかったです。目を細めて想像で色だけはピンクにしなさいと伝えましたが、その日は私がやる気にならず終わりました。娘にきょうだいができる日は遠そうです。 ◇ ◇ ◇ 今もきょうだいはできないまま、愛する娘が1人いるだけで私は幸せです。買ったセーラー服もその1回着ただけですぐに捨ててしまいました。それを知った夫は凄くショックを受けていましたが、着て欲しければ自腹で買ってと念押ししています。 作画/さくら著者:小野姉子30代、1歳女の子を育てる母。趣味は家にあるいらない物をどうしたら売れるか考えること。
2024年04月09日私は仕事を通じて出会った夫と結婚。彼はとてもやさしく、頼りがいのある人だと思っていたのですが、結婚生活が始まると彼の意外な一面が見え始めました。結婚後、夫の強い勧めで仕事を辞め、家事に専念することになった私。夫はすべての家事を私に任せ、自分のことも自分でしない人でした。 さらに、夫が建てた家で義両親や義祖母との同居生活が始まり、義母の文句や義父のギャンブル癖、そして義祖母の介護が私に押し付けられ、私のストレスは日に日に増えていきました。友人A子と再会そんなある日、学生時代の友人A子から連絡があり、久しぶりに会うことになりました。A子に夫の写真を見せつつ結婚生活の苦労話をすると、彼女は「え、すごいイケメンじゃん! 私が直接説教してあげるわ!」と言ってくれました。 A子の大胆な提案に戸惑いつつも、学生のころから頼りがいのある友だちだったので、私は彼女に任せることにしました。 親友が夫とドライブ!?数日後、喫茶店でA子と夫が初対面。A子は「早速なんですけど、ちょっと2人でドライブでもしませんか?」「向かい合って話すより話しやすいかなって思って!」と夫をドライブに連れ出し、2時間後には夫が改心したかのように戻ってきました。 「これからは家のことをするようにするよ」と言う夫の言葉に私は安堵し、A子に感謝しました。 少し強引なところがあるけど、いつもA子のこういう大胆な行動に助けられてきたので、私はこのときはまだ何も心配していませんでした。 予期せぬ展開にそれからというもの、夫は家事をするようになったのですが、帰宅が遅くなり、夕食も家で食べなくなりました。「家事を手伝ってるんだから」という夫の言葉に納得できず、私は浮気を疑うようになりました。 再びA子に相談すると、再度話し合いをしようということになりました。喫茶店で待っていると、なんとA子と夫が腕を組んで現れ、「私たちこういう関係なの。奪ってごめんね、家ももらうわね!」と言ったのです。A子は相談にのると言いながら、夫と浮気をしていたのです。 2人は再婚するとのことで、夫が記入済みの離婚届を出してきました。私は、「わかったわ!」とあっさり承諾。予想外の反応に2人は驚いていますが、結婚生活にストレスを抱えていた私にとって、離婚は好都合。慰謝料をもらい、離婚が成立しました。 後悔したワケ離婚後、A子から電話がありました。「義両親の世話や義祖母の介護もするなんて、聞いてない!」と大騒ぎしていましたが、自業自得です。元夫が一切頼りにならず、家のことをすべて押し付けられていたつらい生活を、A子にも味わってもらうことになりました。 仕事を辞めて、自宅を解約して入籍してしまったA子は後戻りできず、不本意ながらも義実家同居で結婚生活を始めることになり、毎日大変な思いをしているようです。 義実家の世話から解放された私は今、一人の時間を楽しみながら、新しい仕事を探し、趣味にも挑戦しています。これからも、どんな困難があっても、自分自身を信じて一歩ずつ前に進んでいきます。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月05日夫の転勤で、まったく知らない土地に来た私たち夫婦と当時1歳の息子。私は夫の転勤を機に退職し、専業主婦に。退職したことで、私は毎日働いている夫に対して少し負い目が出てきました。しかし、児童館での新しい出会いによって、考え方が変わって……!?働いていないから送迎は当然?初めての土地で、新しい出会いも楽しみにしていた私は、息子を連れて児童館に向かいました。児童館では、引っ越してきたばかりの私に先生方がやさしく声をかけてくれ、自然と同年代の子どもを持つママたちとも、友だちに。私は息子と毎日楽しく過ごすことができていました。 ある日のこと、先生方やママ友たちと何気なく、1日のスケジュールについて話していました。私が「朝はまず夫を車で送って……」と言うと、あるママ友が「子どもじゃないから必要ないでしょ」と一言! 私が「でも、うちは車1台だから……」と返すと、今度は先生が「バスがある!」と言いました。実は、息子を連れて往復10kmの送迎は大変で、以前、夫にも意見を言ったことがあります。 しかし、夫は「働いてないんだから、それくらいいいでしょ」という姿勢でした。また、実母にも相談しましたが、夫と同じ意見。私自身も働いていない負い目があったので、夫の送迎は当然と思い込んでいたのです。 夫に再度、物申す!しかし今回、第三者の意見で自信がついた私は、再度、夫に送迎の負担を訴えることに。「児童館で、朝から夫を車で送っていると話したら『子どもみたい』と失笑されたよ」と他の人の意見を交えることで、夫は以前のような強気な姿勢ではなくなりました。 結果、車をもう1台購入するより金銭的な負担がない夫専用のバイクを買うことで決着! 学生時代以来のバイクを手に入れることができた夫はうれしそうでした。 バイクを手に入れたうれしさから、面倒くさがっていた雨の日のバス通勤も了承した夫。おかげで私は朝から息子とゆっくり過ごすことができるようになりました。あのとき、はっきり意見を言ってくれた先生とママ友に感謝です。 イラスト/ななぎ著者:都 うめこ
2024年04月03日私の夫は義父の会社を継ぐことが決まっています。これからどんどん仕事が忙しくなるから支えてほしいとプロポーズされたので、私は仕事を辞め、義実家での同居生活を始めました。しかし待っていたのは思い描いていたものとまったく違う結婚生活……。夫と義母は毎日のように理不尽な要求をしてきます。うまくできないとネチネチ嫌味を言われるので、気が抜けません。 朝から晩までとにかくやらなければいけないことが山積みで、休む暇もないのです。私は家政婦…!?義母は、嫁いできた以上勝手に実家に帰ってはいけないと言います。だからといって、事前に許可を貰おうとしても「養ってくれているのは誰?」と義母に言われて、帰省を許されることはありません。 本来、夫婦は対等な関係のはず。養われているからといってこんな扱いを受けるのなら、仕事をしていたほうがマシです。そう思って夫に働きたいと相談したのですが「家事をサボりたいのか?」と言われる始末。 近くで聞いていた義母も「家政婦は家政婦らしくしていなさい!」と相手にしてくれませんでした。 義父の反応は…そんな夫と義母ですが、義父は少し違っています。毎日あちこちを飛び回っていてあまり家にいませんが、それでも家に帰ってきたときには「たまには家事を休みなさい」と言い、労いの言葉をかけてくれます。 義父は本当に気遣いの人で、社員から慕われているのも納得です。 ただでさえ忙しい義父を巻き込むのは忍びないと思いつつ、私は夫と義母のことを相談することにしました。義父からすれば妻と息子の悪口とも捉えうる話でしたが、義父はとても親身に話を聞いてくれ、「どうせなら有利な条件で離婚しなさい」と、ある計画を提案したのです。 その日から、私はボイスレコーダーを常に持ち歩いて、夫や義母から暴言を吐かれたときは、すぐに録音するようにしていました。すると、幸か不幸か、たった数日で離婚をするには十分すぎるほどの音声データを手に入れることに成功しました。 契約終了!家事を終え、夫とソファに座って一息ついていた私。その姿を見た義母が、突然「休憩する家政婦は不要! サボるくらいなら出ていって!」と怒鳴ってきたのです。私は言い返してやりました。 「では、契約終了ですね! 家政婦サービスの料金は住み込みで日当3万円。半年の勤務だったので、500万になります!」そう言って、私は準備していた離婚届を差し出しました。夫も義母も状況が理解できていないのか、呆然としています。そんな2人を置いて、私はまとめてあった荷物を持って実家に向かいました。家政婦代わりの妻実はこれは、義父から提案された離婚作戦です。夫と義母が無理難題を押し付けたせいで、これまでも何人もの家政婦さんが辞めてしまったよう。ついに堪忍袋の緒が切れた義父が、家事はすべて自分たちでやるように言い渡したそうです。 悲しいかな、私は家政婦代わりに結婚しただけの妻でした。それを察した義父が、離婚の後押しをしてくれたのです。 私は家政婦料と言う名の慰謝料をもらい、離婚。今は義父の会社でバリバリ働いています。どうやら義父は息子の仕事のできなさに気づいていて、別の後継者を育てているようです。自分が後継者だと思って疑いもしない夫が、この事実を知る日が楽しみです。 女性が専業主婦になると「養ってやっている」と言う男性がしばしばいるようです。しかし、家を守るのも立派な仕事。職場から帰ってきたら食事ができていて、翌日には洗濯物がきれいになっている……そんな家事のありがたみを理解する必要がありますね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年04月01日結婚して6年目になる私たち。昆虫や爬虫類が大好き、走り回って遊びたいなど、普段は小学生男子のような夫ですが、年に1〜2回「この人と結婚してよかった」と心から思う瞬間があって……。 普段はまるで子どものような夫うちの夫には「小学生男子か?」と思うようなところがあります。たとえば、夏休みに夫の実家に帰省したときには、カブトムシやクワガタを真剣に探していましたし、娘たちと公園に行ったら誰よりも走り回って遊んでいます。よくわからない冗談を言い、ひとりでも楽しそうにしているときも多々あります。 私たち夫婦の間には3姉妹がいるのですが、3姉妹に加えて大きい息子をもう1人育てているように感じることも。しかし、そんな夫がものすごく頼りになるときがあるのです。 夫がとても頼りになる瞬間それは娘たちが体調を崩したときや、私が寝込んだときです。看護師をしている夫は病人の看病に慣れていて、的確な指示を出してくれるのです。 普段からあまり風邪を引くことのない私は風邪を引いたときの対処に慣れておらず、娘たちが熱を出したときに動揺してしまいます。今でこそ娘の発熱にも慣れてきたものの、長女が小さいころや初めて熱を出したときは、オロオロして何をしたらよいかわかりませんでした。 薬を飲ませるにもどうやって飲ませたらよいかわからず、座薬なんてやったこともないし、着替えも思うようにできずイライラしてしまう……といった感じです。 そんなとき、夫は娘を病院に連れて行ってくれたり薬を飲ませてくれたり、汗をかいたら着替えさせたり、高熱のときには座薬を入れてくれたりして、とても頼りになります。座薬はいまだに私ではなく夫が担当です。 体調が悪いときは夫が頼り加えて、私が体調を崩して寝込んだときも薬を用意してくれ、娘たちのごはんやお風呂、洗濯などの家事育児をすべてこなしてくれます。 普段の夫とギャップがありすぎて本当に同じ人なのだろうかと驚くときもありますが、夫の存在にはいつも助けられています。 普段はおちゃらけていることが多い夫。つい冷たく当たってしまうときもありますが、仕事のときはこうやって一所懸命に患者さんの看護をしているんだなと思うと、家に帰ってきたときは労ってあげないといけないなと思います。娘の発熱時にスムーズに対応してくれるのは、本当にありがたいです。今後も夫のことを頼りにしながら、持ちつ持たれつで良好な夫婦関係を築いていきたいです。 著者/Sugar111佐藤 幸代作画/ちゃこ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年03月28日娘が生後6カ月のころに夜泣きが始まり、ワンオペのため1人で対応に追われていた私の疲労はピークに。精神的にも参っていたある休日、娘に離乳食をあげてほしいと夫に頼んだのですが……。 初めての育児で疲労に限界がきた私は…初めての育児や夜泣きの対応に追われ、精神的にも肉体的にも疲れ切っていた私は、ある休日に「娘に離乳食をあげておいて」と夫に頼み、横になるために寝室へ。しかし、夫は「一口の量ってこれくらい?」「口開けないけどどうしたらいい?」「これ全部食べさせる?」と、休んでいる私に何度も質問をしてきます。不慣れだから仕方ないとは思っているものの、疲労のせいでイライラがマックスに。精神的に限界だった私は、気づけば家を飛び出していて、吸い寄せられるようにカフェに入っていました。久しぶりのひとり時間。静かな空間でゆっくり過ごせたことで、さっきまでイライラしていた気持ちがすうっと落ち着くのを感じました。 一方、離乳食をなんとか娘に食べさせた夫は私が家にいないことに気づき、スマホを置いていったため連絡がつかない私を、娘をつれて車で探し回ったそう。あちこち探し回るうち、ガラス張りのカフェのカウンターに座る私を見つけたとのことです。気持ちが落ち着いた私は、帰宅後に夫と話をしました。すると夫は、「育児は特にわからないことばかりだから、“自分からしよう”となかなか行動に移せなくて……。でも、やる気を見せないと頼みにくいよね、ごめん」とやさしく謝ってくれました。今回の出来事で、夫も私と同じように、初めての育児に戸惑っていたことに気がつきます。今後はお互いの気持ちを伝え合うことやコミュニケーションを取ることを忘れず、夫婦で協力して育児に取り組もうと、夫と話し合うきっかけになった出来事です。 作画/yoichigo著者:石本かの子
2024年03月28日■これまでのあらすじ女は外見至上主義だと思っている主人公・ゆうみは綺麗になるため努力を重ね、年収3000万の夫を射止めます。しかし、出産した娘は夫そっくりで、可愛いベビーたちと娘を比べては思い悩むゆうみ。娘が一番かわいい! と言う夫の言葉に思わず反論してしまい、整形させると言ってしまったゆうみは夫に家から追い出されます。悔しい気持ちになるも娘のことが心配になり家に帰ると、そこにいたのは義母。義母の「愛理はブス」という発言に怒ったゆうみは反発し、義母を追い返します。そして自分が今まで娘に酷い発言をしてきたことを後悔するのでした。 ■「女は見た目」夫に自分の思いをぶつける■「私がブスでも結婚した?」夫の答えは…ただの夫婦喧嘩では終わらせず、なぜゆうみがあんな発言をしてしまったのか、ゆうみの気持ちをちゃんと聞きだそうとしてくれた夫。ゆうみの「女は見た目」発言に夫は「何を馬鹿なことを!」と声を荒げますが、ゆうみの「私がブスでも結婚した?」という問いには思わず突っ込みたくなるほど素直な返答をしました。このままでは余計にゆうみは愛理の顔を気にしてしまうのでは…。でも、ここはごまかすより正直に言ったほうがいい! この話し合いで良い方向に向かうと良いのですが…。次回に続く「私の娘は可愛くない」(全27話)は17時更新!
2024年03月25日少女漫画と家族が大好きなイラストレーターのeriつぃんさんが描く、長男あいトン&次男とーリン、クールだけど溺愛系♡な夫との日常をお届け!eriつぃんさん夫婦の、愛溢れるほっこりエピソードをご紹介します!一度も夫を誘ったことがない!とある夫婦の会話を聞いていると…… 一度も自分から遊びに誘ったことがないeriつぃんさんは、「もしかして、甘えすぎ……!?」と焦ります。夫に謝ると、「俺たち夫婦はそれでちょうど良いバランスが取れているから、いいんだよ」と、なんともうれしい返答が……! やさしすぎる返答に、eriつぃんさんは思わず求婚するのでした。 一般的な感覚と夫婦間でのバランスは違うことってありますよね。自然と2人にとって過ごしやすい環境を作り上げてきたeriつぃんさん夫婦、こちらまで幸せな気持ちになりますね♡ 結局、のろけてる…!?ある日、男性だらけの飲み会で…… 男友だちに「妻の嫌なところや愚痴はないか」と聞かれて考えてみたものの、不満があってもお互いがため込まないからすぐに解決するので、なかなか思いつきません。 結局、「いつも家事に育児に仕事に一生懸命だけど、いっぱいいっぱいになっているところ」と話した夫。これって、eriつぃんさんのことを心配している証拠ですよね。 結婚して十数年たっても、まだまだ妻のことが大好きな夫なのでした♡ SNSのコメント欄には、 「思ったことすぐに伝えて、ため込まないようにしてるのさすがです! 素敵なご夫婦」 「うーんって考えて頑張って出てきた回答が、えりさんのことを近くでちゃんと見て、普段からたくさん想って、考えてくれている証拠すぎてもう……」 「この話を報告する旦那さん、かわいすぎます」 と、その関係性に憧れる人がたくさん♪ いくら仲の良い夫婦でも、考え方の相違などはあるでしょう。しかし、その都度eriつぃんさん夫婦のように一緒に乗り越えていくことで、絆はさらに深まるのでしょうね。 著者:マンガ家・イラストレーター eriつぃん
2024年03月18日夫は子育てに積極的ではなく、ほとんど私がやっていました。そんな夫ですが、外出先やSNS上ではイクメンを演じます。ある日、私の育児を見ていた夫がその様子をSNSに投稿して……。 予想外の反応が返ってきて…息子が1歳になったばかりのころ。夫は外出先とSNS上ではイクメンを演じ、家では育児をまったくしませんでした。ある日、外食をしたとき。食事が終わった息子の口を拭こうとしましたが、ウェットシートを切らしていました。仕方ないので、赤ちゃん用のおしりふきで拭くことに。 その日の夜、夫のSNSの投稿を見ると「うちのはおしりふきで息子の顔面を拭いてる!信じられん!汚いな!」と書かれていました。まさかの投稿にイライラした私は、友人に電話で愚痴り……。後日、SNSをみるとおしりふきの投稿が削除されていました。 共通の友人から聞いたのですが、夫の投稿に非難コメントが押し寄せたらしいのです。「育児してるの?」「代用はできると思う。知らなさすぎでは!?」といったメッセージもあったらしく、その話を聞いた私はスッキリ。知らないところで痛い目に合った夫は、家でも育児をするようになりました。 ◇ ◇ ◇ おしりふきは災害時、入浴できないときとにも使えると注目されています。“いざ”というときのために備えておきたいですね。 イラスト/シュー子著者:黒井瑞樹
2024年03月18日一卵性双生児で生まれた私と妹。私が結婚して1年も経たないうちに、妹が私の夫を略奪。しかし、専業主婦希望の妹が思っていたような結婚生活は送れなかったようで……?かわいげがないと言われる私に対し、妹はいつも女子力全開。その愛嬌を使って、昔から妹は私の彼氏を奪ってきました。「同じ見た目だったら、男は私を選ぶに決まっているよね」という妹。しかし、夫を奪われた今回ばかりは許せません……。 妹の言い分「あんた1人だけが幸せそうな顔してるのって腹立つんだよねー」「私より良い大学行って、私より良いとこ就職して、私より先に結婚とか……マジ何様?」と妹。 妹は高卒で彼氏の家を転々としているだけで、安定とは無縁の生活。だからって、何も私の相手を奪わなくても……。 「実は、結婚式前からの関係なんだよね」と、またも衝撃的な発言をした妹。妹によると、両家顔合わせで会った時から私の夫を狙っていたとのこと。私の格好を真似て夫の会社の前で待ち伏せしたそう。妹を私だと勘違いした夫は、そのまま妹とごはんへ。そこで妹がネタばらしをして、そこからずるずると関係を続けていたそうです。 「あんたが出張でいない日とか、あんたたちの家に遊びに行ってたし」「これであんたは彼と離婚して、私は念願の安定した専業主婦!」とうれしそうに語る妹。「後悔しても知らないからね」という私の言葉を負け惜しみと取ったのか、「後悔してんのはそっちでしょ。早く離婚届出しに行ってね♡」とまで言われました。 数時間後――。 帰宅した夫を問いただすと、やはり真っ黒。私の「本当のことを教えてくれたら、浮気されてたことに対しての慰謝料はあなたには請求しない」という言葉を聞いて、「ラッキー!新車買ってローンもあったし、金なくなるの困るって思ってたんだわ」とようやく話してくれたのです。私に情があったから離婚しなかったわけではなく、お金の問題で躊躇してただけだったとは、呆れるばかりです……。 「お前、かわいげないじゃん」「妹の方が本命だし、どっちかっていうとお前と一緒にいることの方が浮気、みたいな?」と語る夫に、妹と再婚するのか、結婚前から付き合っているのか、私の不在時に妹を家に招いていたのか、と尋ねました。答えは「YES」でした。 再構築は無理だと判断した私は、その日のうちに離婚届にサイン。そして自分のものをひとつ残らず持ってその家を後にしました。 思ってたのと違う3ヵ月後――。 結局、あの2人はすぐに入籍。さぞかし幸せに暮らしているんだろうな、と思っていた矢先、妹から「離婚しようと思って!」ととんでもない連絡が! 念のため「まだ離婚はしてないのよね?」と聞くと、「うん、まだしてないけど、なんか違うなーって思っちゃったから離婚しようと思ってるんだよね」と妹。 思ったよりも元夫の稼ぎがないことに驚いたらしい妹。家事は全部丸投げされ、お小遣いは月1万円といわれて、妹は離婚の決心を固めたそうです。 続けて、「私、実家に帰ろうと思ってる!」とまたもとんでも発言。 「パパもママもカンカンなのはわかってる!でも、娘はやっぱりかわいいもんじゃん?」「お金ないし?住むとこないし?仕事もしてないし?衣食住そろってるのが実家だから実家に帰るの!」 働いて一人暮らしをしようという発想は、妹にはないようです……。それに、妹は私が実家に戻ったと勘違いしているようですが……。 「あんたの夫と略奪婚したのに3ヵ月で離婚だけどw」「実家に出戻って水に流してあげるから許してね!w」「は?実家なんてもうないよ」「え?」 実は、再開発の関係で、先月実家のある土地を売ってしまった両親。なかなかな値段で持ちかけられたらしく、2人ともほくほくしていました。そのお金をもとに、両親は新しいマンションを買い、そこを終の棲家にするとのことでした。 「なんで教えてくれなかったのよ!」「マンションはどこなの!?私も行く!」と息巻く妹。しかし、私は両親の居場所を教えるつもりもありませんし、両親自身も妹に言うつもりはないでしょう。 修羅場は続くさらに、妹は元夫の車のローンを知らなかったそう。元夫は車が唯一の趣味で、大学生の時に買ったスポーツカーのローンをやっと払い終えたばかり。離婚する時に新車を買ったと言っていましたから、車を停める車庫代も含めると毎月の支出はかなりの額になっているのでしょう。妹が月1万円しかもらえないのも、無理はありません。 「あ、そうそう。そろそろあなたには浮気の慰謝料を請求するから」「覚悟決めて働きに出たら?」と言うと、妹は悲鳴を上げて電話をガチャ切りしたのでした。 その後――。 妹が元夫のスポーツカーの場所を突き止めて売ろうとしたり、元夫がまた別の女の子に手を出したことが発覚したり……妹夫婦の生活は荒れに荒れている様子。似た者同士で、お似合いの夫婦です。 私は自分の稼ぎで一人暮らしを続けています。しばらく恋愛はいいかな……と考えていましたが、最近気になる人ができたので、頑張ってアプローチしていこうと思っています。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月16日