「親ガチャ」に外れ、幼いころからヒステリックな母に虐げられながら育ったみちかさんの体験談です。みちかさんは父、母、兄の4人家族。小さなころからヒステリックな母に理不尽な扱いを受けていました。家族とはこんなものだとそれまで疑問を持たずに生きてきたみちかさん。 しかし中学生のとき、友だちのように親しげに会話する友人親子を目の当たりにし、大きな衝撃を受けます。 自分の母親はというと、かわいい髪飾りをくれた友だちにまで抗議の電話をかけ、交友関係をめちゃくちゃにする始末。 周りの友だちの自由さを見て、みちかさんは自分の家庭環境を呪うようになります……。交友関係や進路にも口を出す母…愛犬との時間だけが癒し 中学三年の面談時、母親は娘のことを「出来損ないで恥ずかしい」と罵り続けます。みちかさんが風邪をひき、咳をしていると「うるさい! 体調悪いアピールすんな! 勉強しろ!」と怒鳴りつけます。ひどい仕打ちを受け続け、声を出さずに泣くのが得意になってしまうほど。 いよいよ高校受験。猛勉強の甲斐もあり、みちかさんは母が選んだ高校に無事進学が決まりました。母の期待に応えたことで、自分に対してもっとまっすぐに愛情を示してくれるのではと思っていましたが、その期待も虚しく、母の傍若無人な振る舞いには変化が見られませんでした……。 その後、父は家庭から逃げるように再び単身赴任へ、兄は大学に進学し、みちかさんは母と愛犬・ミルク、2人と一匹の生活を始めることになります。しかし、みちかさんが高校生になっても母の決めた門限は厳しく、友だちとの疎外感は募る一方なのでした。 自分の子どもが体調を崩して苦しんでいても、平気で怒鳴りつけることができるなんてちょっと信じられませんね。みちかさんは、つらく、心細い中でもよく辛抱していたと思います。これから始まる、母親と2人きりの生活。願わくば、みちかさんが心穏やかに過ごせるよう、母にも今一度自分の言動を振り返り、考え直していってほしいですね。作画:kanata著者:ライター みちかあなたの「親ガチャ」は当たりですか? はずれですか? 親ガチャでハズレを引いた主人公が、数々の困難を乗り越えて毒親から解放されるまでの奮闘記。
2023年05月21日私たち家族が住む住宅地は、同じくらいの年齢の子どもがいるご家庭ばかり。気の合う親子でよく遊ぶことが日常でしたが、トラブルを避けるために必ず親が付き添うという暗黙のルールがありました。ある日、遊びに混ざってきた近所の子どもたち。親の姿はなく、挙句の果てに乱暴なことをしてきて……。子育て付き合いでのご近所トラブルに関するエピソードです。 近所の子育て付き合い私が住んでいる場所は新興住宅地で、15世帯ほど入居しています。周りは同じくらいの年齢の子どもを持つ家族がほとんど。一般の人が多く通る道からは中に入っているので、敷地内には郵便や宅配便などの用事のある車以外が入ってくることはほぼありません。平日の夕方や週末の日中によく一緒に遊ぶのが主に3~4家族で、一番年上の子が小学校2年生、下の子は2歳くらい。まだ小さい子がいるため親が子どもから目を離すことはなく、いつも全員の親が子どもたちを見守りながら親同士は話している、というのが日常でした。 よその子どもたちが混ざってきて…ある日、私たち複数の親子が遊んでいると、同じ新興住宅地で見たことのある子どもたちが混ざってきました。その子たちは幼稚園に通う兄弟で、10分ほど経っても親の姿は見えません。一緒に遊んでいるときに他の子をけがさせてしまうなどトラブルになることを恐れて、親に付き添ってほしいと考えました。そこでその兄弟に「お母さんかお父さんは?」と尋ねましたが、私の言葉を無視して遊び続けていました。ただ遊ぶだけならまだしも、その兄弟はルールを守らず……。私たちのグループの子どもが遊んでいる物を取ったり、順番を奪ってしまったり。小さな子は、兄弟に物を取られて泣いてしまいました。 トラブル回避のために伝えると…子どもたちが遊んでいる物を取られたり体を押されたりと乱暴だったため、見ている私たちも我慢できず……。「大人が見ていないと危ないこともあるからお母さんかお父さんを呼んできてくれるかな? お母さんお父さんが見ていないなら一緒には遊べないよ」とその兄弟に伝えると、理解し家に帰ったようで戻ってくることはありませんでした。それから日が経ったころ、同じ兄弟がまた私たちのグループのところにやってきたのです。しかし今度はお母さんが付き添っていました。兄弟がお母さんに話してくれたのかどうか定かではありませんが、トラブルを少しでも避けるためによい方向に向かって安心しました。 子ども同士が遊ぼうとしているのに、大人が制限をかけてしまうのは子どもに申し訳ないと思いました。しかし、けがなどのトラブルを避けるためには、親が見守るというのがこの住宅地での暗黙のルールです。とはいえ、もしかすると、ルールと思っているのは実は内輪だけなのかもしれません。いずれにせよ、未就学児が親の付き添いなしで遊ぶのは危険なので、もしまた同じようなことがあれば子どもを通さず大人同士できちんと伝えようと考えています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! イラストレーター/まっふ著者:樋山ゆり菜
2023年05月21日「親ガチャ」に外れ、幼いころからヒステリックな母に虐げられながら育ったみちかさんの体験談です。みちかさんは父、母、兄の4人家族。小さなころからヒステリックな母に理不尽な扱いを受けていました。家族とはこんなものだと思い生きてきたみちかさんでしたが、あるとき自分の家が異常なのだと気づいてしまい……?! ヒステリックな母と無関心な父…当たり前だと思っていた みちかさんの母はヒステリックな性格で、毎日のようにみちかさんに当たり散らしていました。みちかさんは、母に当たられるのも機嫌をとるのも自分の役目で、どの家もこんなものだと思っていました。 ところが中学生のとき、友だちがお母さんに対して親しそうに接する姿を目の当たりにし衝撃を受けます。初めはその友だちが変なのだと思っていましたが、交友関係が広がると、変なのは自分の方だということに気づかされたみちかさん。着る服も、髪型も母に決められていたそう。 母は誕生日プレゼントをくれた友だちに「迷惑だからやめてくれる?」と直接電話をかけるなど、交友関係を壊していき、自分の家庭環境を呪うようになったのでした。 小さいころは自分が置かれている家庭環境がすべてのように感じてしまいますが、成長し視野が広がるにつれ、周りとの違いに気づきます。そんなときにみちかさんを助けてくれる存在が、家庭内にいなかったことも母親をエスカレートさせた一因でしょう。父や兄は、現実から目を背けず、目の前の家庭の問題に向き合うようにしてほしいですね。作画:kanata著者:ライター みちかあなたの「親ガチャ」は当たりですか? はずれですか? 親ガチャでハズレを引いた主人公が、数々の困難を乗り越えて毒親から解放されるまでの奮闘記。
2023年05月20日■前回のあらすじ小学校になるころ、両親が離婚したことを知っていたしろみ。しかし、母は「父」という言葉に激しい嫌悪感をむき出しにするため、口が裂けても母の前で父の話をすることはできませんでした。祖父母宅に逃げられなかった理由はおじいちゃんおばあちゃんの家って天国ですよね! 子どものころを振り返ると「祖父母宅=もう最高…!」という思い出しかありません。そんなハッピー祖父母宅ライフもこの電話により終わります。この時私はひたすら母に謝りながら『母は可哀想な人なんだから私が一人ぼっちにしちゃダメなんだ』『母には私たちしかいないんだから一緒にいてあげなきゃ』という使命感? が出てきました。次回はすごく独特な習い事に通うことになったお話です。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年05月17日大人気漫画シリーズ、今回はリアコミさんの「毒親からの解放」を紹介します。あなたの親は、親ガチャで言うと当たり?外れ?主人公のみちかは、情緒不安定な母親のもとで育ち、友人宅との違いに失望していました。父親は母親の状況を見ながらも、自分には関係ないと見て見ぬふり…。母親から離れるために父親と相談して、転勤先に行くことに決めましたが、母親はそれを許しませんでした。「この恩知らず」、「犬がどうなってもいいのか」というひどい言葉を投げかけます。親ガチャでハズレを引いたというみちかの奮闘記です。三者面談でも母親の毒親っぷりは発揮されてしまいました。兄の自慢ばかりする母親はみちかを否定するようなことばかり言って…。インスタ:マリコ(@kusodan_gotohell)HP: リアコミ原作:みちかさん(マリコのInstagramから応募)作画:kanata≪HPはこちら≫兄の自慢ばかり…出典:Instagram咳をすれば…出典:Instagram自分の部屋さえあればなぁ…出典:Instagramみちかが体調を崩して咳き込んでいると、母親は「体調悪いアピールすんな! 勉強しろ!」と教科書を投げつけてきました。こんな状況で勉強を求められるなんて、理解に苦しみますね。声を上げて泣くとまたうるさいと怒られるため、みちかはベッドの中で声を押し殺して泣きます。こんな悲しい思いをする子どもがいるなんて、胸が痛みます。進学する高校についても、母が全て選びました。みちかは母の期待に応えるため、毎日門限ギリギリまで学校に残って勉強をしたのでした。
2023年05月16日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかりました。重度の糖尿病でリスクが高く、周囲から反対されるも、お父さんは手術を受けることに。仕事を終えた瓜田チャリさんが病院へ駆けつけたものの、17時に終わる予定だった手術は、1時間過ぎても終わっていませんでした。病院スタッフからはお父さんの手術で緊急事態が発生し、内視鏡手術から開腹手術へ切り替わることを告げられました。次女ちゃんを保育園へ迎えに行き、家に帰ってみると……なんと毒太が先に帰っていました。お父さんの手術のことを知っていたはずの毒太へ、「早く帰れたなら、保育園にお迎え行ってほしかった」と言う瓜田チャリさん。すると毒太は、「は? 俺、保育園のお迎えなんか何したらいいか知らんし」と冷たく言い放ち……? 「俺に任せろ!」夫が心強いと思ったのも束の間… 「保育園のお迎えなんかすること知らなくても行けるやろ。お父さん手術でトラブって、大変ななか病院出てきたのに……」瓜田チャリさんがそう言うと、毒太は……「えっ!? それはお前……連絡せーへんのが悪いやろ」なぜか瓜田チャリさんが悪いと責めてきました。 モラハラな毒太に責められ、なぜか「ごめん」と謝る瓜田チャリさん。 「お父さんいつどうなるかわからんから、手術終わるまで病院行ってきていいかな?」瓜田チャリさんが毒太に聞くと……「当たり前やろ子どもらは俺が見れるし、任せて行ってこいよ」心強い言葉が返ってきました。 「で……あとどれぐらいで家出られるん? 1時間後くらい?」なぜそんなことを聞かれているかわからない瓜田チャリさん。 「メシ作って風呂掃除とかしたら1時間ぐらいか……」「お父さん大変なんやから急げよ?」「その後のことは俺に任せて行ってこい!」 なぜか自信満々で親指を立てる毒太を見て、「これが普通なんかな……」と最早諦めの境地になる瓜田チャリさんなのでした……。 「連絡しなかったお前が悪い」と責められて謝り、聞かなくていいはずなのに、毒太へ病院へ行く許可をとる瓜田チャリさん……。モラハラ夫に毒されてしまっています。「子どもは俺が見れるし、任せろ」と言った毒太ですが、その言葉には夜ご飯の準備やお風呂掃除などの家事は一切含まれていませんでした。今の時代ならコンビニでお弁当も買えますし、カップラーメンならお湯注げば食べられます。お風呂掃除だって毒太がすれば良いはず。モラハラな毒太には、相手を思いやる気持ちや気遣いというものが一切ないようですね……。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年05月07日毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかりました。重度の糖尿病でリスクが高く、周囲から反対されるも手術を受けることに。お父さんの手術の日は仕事を休んで病院に行きたいと毒太に相談した瓜田チャリさん。しかし、「お前に働いてなんか頼んだことなんかない。勝手に行けば」と言う毒太。ひどい言い方をする毒太に反論できず、瓜田チャリさんは手術前の見送りをお母さんに任せ、仕事を終えてから病院に行くことにしました。そうして迎えた手術当日。手術は4時間。お母さんは「待ってるね」と一言だけお父さんに声をかけました。夕方、仕事を終えた瓜田チャリさんが病院へ到着すると、そこにはお母さんだけではなく、お父さんの兄妹もいました。17時には終わる予定だった手術は、1時間過ぎても終わりません。慌てた様子の病院スタッフが部屋に入ってくると、お父さんの手術で緊急事態が発生し、内視鏡手術から開腹手術へ切り替わることを告げられました。4時間で終わるはずだった手術は、先が見えなくなってしまったのです……。 保育園に次女を迎えに行き、家に帰ったらまさかの… 手術が長引くと分かり、一旦次女ちゃんを保育園へお迎えに行くことにした瓜田チャリさん。毒太が家に帰ってきたら、子どもたちを任せて病院に戻るつもりでした。 しかし、家に帰ってみると……なんと毒太は先に帰っていたのです。 「今日お父さん、手術で病院行くって言ったのに。早く帰れたなら、ヒナコ保育園にお迎えに行ってほしかった」瓜田チャリさんがそう言うと、毒太は、「は? だって……俺、保育園のお迎えなんか何したらいいか知らんし」と冷たく言い放ったのでした……。 お父さんの手術日を知っているのに、いつもより早く帰れる状況になっても瓜田チャリさんに連絡することなく、子どものお迎えにも行かず、家にいる子どもたちの面倒を見ることもなくマンガを読んでいた毒太。思いやりがなさ過ぎますね……。また、朝の送りと違って、お迎えは基本的に子どもを引き取るだけなので、とくにすることはないはず。「保育園のお迎えは何をしたらいいかわからない」と言い訳していますが、わからないなりに瓜田チャリさんに電話で聞いたり、保育園の先生に聞いたり……いくらでもやりようはありますよね。曲がりなりにも父親なので、保育園の迎えくらいしてほしいものです……。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年05月06日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかりました。重度の糖尿病でリスクが高く、周囲から反対されたもののお父さんは手術を受けることに。そのため、お父さんの手術の日は仕事を休んで病院へ行きたいと思っていた瓜田チャリさん。毒太へ相談すると、手術室に見送りなんて大げさだとバカにしたように笑われました。「行ってきたらいいやん。お前に働いてなんか頼んだことなんかないし」と言う毒太。家計のやりくりを瓜田チャリさんに任せているからお金のことはわからないと言うのです。自分さえ我慢すれば平和に暮らせる……そう思って毒太には何も言わず、手術前の見送りはお母さんに任せ、瓜田チャリさんは仕事を終えてから病院に行くことにしたのでした……。 4時間で終わるはずの手術が長引き、原因は… 本当は相談した時点で、「給料減るとか考えてる時ちゃうやろ、病院でお父さん待ってろよ」等と毒太に言って欲しかった瓜田チャリさん。でも現実はそうではありませんでした。 瓜田チャリさんはお母さんに電話して、手術当日は仕事を終えてから夕方に病院へ行くと伝えました。 そうして迎えたお父さんの手術当日。お母さん曰く、手術前は美人な看護師たちを相手にお父さんは上機嫌でおしゃべりしていたそう。手術はたったの4時間。そう思って、お母さんは「待ってるね」と一言だけ声をかけました。 夕方、仕事を終えた瓜田チャリさんが病院へ到着すると、そこにはお母さんだけではなく、お父さんの兄妹もいました。 17時には終わる予定だった手術ですが、1時間過ぎてもまだ終わっていません……。保育園へのお迎え時間が迫るなか、慌てた様子の病院スタッフが部屋に入ってきてお父さんの状況について話し始めました。なんでも太い内静脈の血管が破れて危険な状態で、開腹手術に切り替えるしかないとのこと……。 急に言われたお母さんも、開腹手術への同意をせざるをえません。そうして4時間で終わるはずだった手術は、先が見えなくなってしまったのです……。 リスクが高くみんなが心配していたお父さんの手術は、危険な状態になってしまいました……。4時間後に会えると思っていたお母さんは軽く一言しか声掛けしていませんし、瓜田チャリさんに至っては手術前に会って送り出してあげることもできていません。毒太は大げさだとバカにして笑っていましたが、手術を待っている間に何もできないとしても、やはり何が起こるか分からないので悔いを残さないために、手術室への見送りは出来るのならしたほうが良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年05月05日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかりました。重度の糖尿病でリスクが高いものの、手術をしてくれる病院と医師が見つかり、お母さんに手術の同意書へのサインを拒否されたお父さんは、妹に無理矢理書かせて手術することになっていました。周囲の心配をよそに生き生きしているお父さんは、孫の成長に喜び、毒太についても、「真面目に働いて金稼いで、今は何の不安もない! 安心してお前たち任せられる」と語るのですが、それを聞いた瓜田チャリさんは……?瓜田チャリさんは毒太が上司と喧嘩して前の会社を勝手に辞めたことや、不倫していたことなどを両親へ話さなくて良かったと改めて思いました。有給を使い切っていたため、欠勤することになるものの手術の日はお父さんのそばにいたいと思う瓜田チャリさん。そのために毒太へ相談すると、手術室に見送りなんて大げさだと馬鹿にしたように笑われました……。 モラハラ夫のせいで本音も反論も言えず、妻は… 手術室への見送りをしたいと言う瓜田チャリさんを大げさだと笑う毒太に対し、「全身麻酔で手術するの、お父さんも不安やろうし……」と説明。 しかし……「えー? でも内視鏡やろ? お父さんの希望で手術するんやし」「ていうか、別に行きたかったら行ってきたらいいやん。別に俺……お前に働いてなんか頼んだことなんかないし」と言う毒太。 「お前が全部やりくりしてるねんから。俺は金のことなんか知らんし。別に勝手に休めばいいやん」 毒太の言葉を聞いた瓜田チャリさんは、あんたの給料だけで生活できないから働きたくないのに働いてるんですけどと心の中で思いました。 しかし、そのまま言ってしまったらプライドの高いモラハラな毒太はキレること間違いありません。 何を言ってもムダ。口答えされたらすぐ怒る。機嫌を悪くするからめんどくさい……。 だったら何も言わないで我慢してる方が平和に暮らせるよね。 そう思って瓜田チャリさんは“何も言わない”という選択をするしかなかったのです。 そして結局手術前の見送りはお母さんに任せ、瓜田チャリさんは仕事を終えてから病院に行くことにしたのでした……。 いくら家計のやりくりを妻に任せているとは言え、自分の給料の額ぐらいは知っているはず。だとしたら、自分の給料では3人の子どもと妻を養っていけるほどは稼げていない……と普通はわかりますよね。夫だけでは足りない分を妻が稼ぎ、さらに家事も育児もワンオペでおこなっているうえにモラハラ夫のお世話までしているのに……。働いてと頼んだ覚えはない、金のことなんか知らない、なんてなぜ言えるのでしょうか……。モラハラ夫に気をつかい、仕事を終えてからお父さんの病院へ行くことになってしまいましたが……何事もなく無事に手術を終えているといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年05月04日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかりました。重度の糖尿病のため、「手術に耐えられる体ではない」と病院に断られた父さん。しかし、他にも病院をあたってみたら、手術をしてくれる病院と医師が見つかりました。それを毒太に伝えると、「お父さん必死やな」と笑い、「自業自得で病気になったのに、悪あがきして見苦しいな〜」と暴言を辞めません。そんな毒太を見て、瓜田チャリさんは言い返す気力さえ無くなってしまいました……。お父さんの手術に反対していたお母さん。手術の同意書のサインを拒否すると、お父さんは妹のもとに詰め寄り、半ば無理矢理サインを書かせていました。そうして手術が決まったお父さんは、周囲の心配をよそに生き生きしていました。孫の成長に喜び、毒太についても、「真面目に働いて金稼いで、今は何の不安もない! 安心してお前たち任せられる」とお父さんは語るのですが、それを聞いた瓜田チャリさんは……? 「手術の日は仕事を休んで付き添いたい」と夫に相談すると… 「真面目に働いて、孫と娘を安心して(毒太に)任せられる」と言うお父さん。その言葉を聞いた瓜田チャリさんは、毒太が上司と喧嘩して前の会社を勝手に辞めたことや、不倫していたことを思い返していました。 「お前が子どもを連れて実家に戻ってくるとか、覚悟せなあかん日が来たりして……とか思ったけど、今はもう何の心配もないな」笑顔でそう言うお父さんを見て、瓜田チャリさんはこれまでのことを何も話さなくて良かったと思いました。 そしてお父さんから手術の日程を聞いた瓜田チャリさんは、その日は仕事を休んで、1日病院にいると申し出ました。 しかし、有給を使い切ってしまっていたため、手術に付き添うなら欠勤にしてもらうしかありません。職場は人員が余っているため迷惑がかからないものの、1日休んだらその分の日給が減ってしまいます。毒太の給料に瓜田チャリさんの給料を足してやっと生活している状況なので、日給が減るのは地味にいたいのです……。 そんなこともあり、「お父さんの手術の日に仕事を休んで病院に行ってあげたい」と瓜田チャリさんが毒太に相談すると……「え? 病院行って何すんの?」と問われました。 瓜田チャリさんが手術室に見送りを……と答えると、「出た! 大げさw」と毒太は馬鹿にしたように笑うのでした……。 お父さんの手術の日は仕事を休んで病院に行きたいと言う瓜田チャリさんに対し、大げさだと笑う毒太。自分の親が手術を受ける、ましてや重度の糖尿病で一度断られるほどリスクを伴う手術……大げさだなんてなぜ笑えるのでしょうか……。もしものことを考えたら、しっかり手術室まで見送り、手術が終わった後もすぐに出迎えてあげたいと思うのは当然のこと。これ以上毒太のせいで瓜田チャリさんの心をすり減らしてほしくないですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年05月03日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかりました。重度の糖尿病のため、「手術に耐えられる体ではない」と病院に断られて落ち込むお父さん……。その話を毒太に報告すると、「タバコ吸ってたから、自業自得や」と暴言を吐かれました。それから数日後。お父さんから「手術をしてくれる病院と先生が決まった」と電話がかかってきて……?他の病院をいくつかあたってみたら、手術をしてくれる病院と医師が見つかったとのこと。それを毒太に伝えると、「俺やったら手術せんけどな。お父さん必死やな」と、笑いながらそう言いました。そんな毒太に瓜田チャリさんが反論しますが、自分の意見を曲げません。「俺、病院嫌いやし。潔く死ぬわ」「自業自得で病気になったのに、悪あがきして見苦しいな~」こんな暴言を辞めない毒太に、瓜田チャリさんは言い返す気力さえ無くなってしまいました……。 手術を控えたお父さんは孫や婿について語り始め… 瓜田チャリさんは、お母さんへお父さんの手術について本音を聞いてみました。すると、やはりお母さんは初期だから手術で取らずに薬で治療するのがいいと思っていました。「取りたいのもわかるけど、血管ボロボロのお父さんには危ないんよ」お母さんの気持ちにも「そうやんね。心配よね」と寄り添う瓜田チャリさん。 手術の同意書のサインについて聞いてみると、お母さんはため息をつきながら打ち明けてくれました。リスクが高い手術を受けてほしくないお母さんが同意書へのサインを断ると、お父さんは妹のもとに詰め寄り、半ば無理矢理サインを書かせたと言うのです。 断っても強く詰め寄られてサインしてしまったことを泣いて詫びるお父さんの妹へ、「嫌な役目をさせてごめんね」とお母さんは逆に謝ったのでした……。 そして当のお父さんは手術も決まっていて生き生きしていました。娘や孫の顔を見て、「みんなほんまにいい子に育ったな……兄妹仲もええ」としみじみ言うお父さん。 さらに毒太についても、「最初は父親のブカブカのスーツで挨拶来て、『結婚させてください』すらロクに言われへん。正直ほんまに頼りなかったけど……3人の父親になって、真面目に働いて金稼いで、今は何の不安もない! 安心してお前たち任せられる」と語るお父さんなのでした……。 リスクを伴う手術を大切な人が受けるとなると、薬でも治療できるならそちらを選びたいと思うのは当然ですよね。ただ、本人が手術できれいにガンを取り除いてほしいと思う気持ちもわかるので、悩ましいところです……。そしてお父さんは孫がいい子たちで、娘の夫にも不安はないと語っていますが……。お父さんはガンになり、手術を前にして、“自分に何かあったとしても、周りのみんなは大丈夫”と安心したかったのかもしれませんね……。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年05月02日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんにガンが見つかりました。初期の肺ガンで本来は手術で除去できるものの、お父さんは重度の糖尿病のため、「手術に耐えられる体ではない」と病院に断られていました。「このまま逝くかも……」と落ち込むお父さんに寄り添う瓜田チャリさん。一方お母さんはリスクが高い手術を反対していました。そんな状況を毒太に伝えると……「肺がんリスクわかっててタバコ吸ってたから、自業自得や」と、まさかの言葉が返って来ました。怒りを通り越して毒太に呆れる瓜田チャリさん……。 そして数日後。再びお父さんから電話がかかってきて、「手術をしてくれる病院と先生が決まった」と言うのですが……? モラハラ夫が妻にあり得ない発言を連発! 手術を断られていたお父さんですが、他の病院をいくつかあたってみたら、手術をしてくれる病院と医師が見つかったとのこと。さらに手術は内視鏡手術だけで済むとのことでした。 そのことを毒太に伝えると……「俺やったら手術せんけどな。お父さん必死やな」笑いながらそう言いました。 は? 必死?生き死にがかかってんのに、必死てなんやねん。 カチンと来た瓜田チャリさんは、「自分の体にガンあるのわかって平気な人いないやろ。他人事ならなんとでも言えるやろけど」と、毒太に反論しました。 しかし毒太は……「お義父さんのわがままで無理矢理通ったんちゃう? 焦って取らんでもいいやろうにさ」瓜田チャリさんが何を言っても自分の意見を曲げません。 「俺、病院嫌いやし。病気したことないし。病気がわかっても病院に行かんし。潔く死ぬわ」 「自業自得で病気になったのに、悪あがきして見苦しいな~」 私の父親がガンになってるのに。娘の私の前で、そこまで言う? 瓜田チャリさんは毒太に言い返す気力さえなくなってしまいました……。 不倫から再構築で頑張って1年。いろんなことを反省して潮らしくなったと思った毒太でしたが、すっかりモラハラ夫に戻っていました。義理の父親が手術すると聞いて、「必死やな」と笑ったり、「俺なら潔く死ぬ」と宣言したり、「悪あがきして見苦しい」なんて発言……人間の心を持っていたら普通は出て来ませんよね。お父さんのことでただでさえ不安なのに、毒太の暴言でさらに精神的に苦しめられて……瓜田チャリさんが不憫でなりません。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年05月01日2人の子どもと夫と暮らすライコミさん。嫁姑、隣人、ママ友、夫婦、毒親……。ありとあらゆるトラブルに巻き込まれていく波乱の体験談です。家族ぐるみの付き合いをしていたミドリさんから引き受けた頼みごとが徐々にエスカレート。しまいには子ども同士を結婚させようと言い出します。そこでミドリさん自身も家族のために搾取されていた過去を知ったときのお話。ミドリさんから「シロウとミズキちゃんが結婚したら素敵だと思わない?」と聞かれ、「本人たちの気持ちを一番大事にすべきなんじゃないかな……」と答えたライコミさん。場の空気が重くなったことを察知して、すぐに誤魔化しました。しかし、その言葉に同調してくれた意外な人物がいました。それはミドリさんの夫。実はミドリさん自身が長男至上主義の親に苦しめられ、家族のために結婚しようとしていた時に相談されたことがきっかけで、2人は結婚していました。娘たちを送り出したら、2人で慎ましい老後を楽しもうと言う夫に、ミドリさんは……!? 娘も同じように苦労すべき……? ミドリさんが過去に親から搾取されていたことを知ったライコミさん。自分が苦労したから、娘も同じように苦労すべきという考えは少し違うと感じていました。 ミドリさんの夫も、そう考えているのか「サラリーマンで継ぐものもないから、娘たちを送り出したら2人で慎ましい老後を楽しもう」と言いました。それを聞いたミドリさんは「私たちだけじゃダメよ。家族なんだから……」と、少し取り乱し、そのまま一足先に家に帰ります。ミドリさんの夫の様子を見て、ミズキちゃんの事情を知らないのではないかと感じたライコミさんは、追いかけて帰ろうとするのを呼び止めるのでした。 ミドリさんが「家族」という言葉にこだわっていたのは、自分自身の辛い過去の経験からきていたのですね。しかしミドリさんの夫は、家を継ぐということにこだわっておらず、2人で楽しく老後を楽しもうと考えていました。ライコミさん夫婦の前でもミドリさんへの感謝を言葉にして、ライコミさんのこともしっかり褒めてくれたミドリさんの夫は、とても素直で素敵な人ですね。「理想の隣人」のマンガは、下記にて掲載されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ
2023年04月21日大切な人を侮辱されたことはありますか?何も知らないのに文句だけを言われたら腹が立ちますよね。そこで今回は、伯父と伯母のおかげで毒親から逃れることができた兄妹の救出劇を描いた「自分のことしか考えない”最低母親”を撃退した方法」を紹介します!伯父の葬儀での出来事主人公のカツラと妹のユリは、最低な母親と暮らしています。父親からの養育費はほとんど自分の娯楽に使い込み、学費も払わず、家事は全てカツラに任せっきりです。しかし、カツラとユリのことを我が子のように大切にしてくれる伯父と伯母がいたので、カツラはなんとか今まで我慢してきました。そんな矢先、伯父が病気で亡くなってしまいます。葬儀でカツラとユリが悲しんでいると、母親は遺産の話や伯父の悪口まで言い出します。最低母親にキレた!!?いつも優しく温厚で我慢強いカツラでも、さすがに伯父を侮辱されたことに腹が立ち、母親につかみかかります。すると母親は「出て行ってもらおうかしら」と脅してきたのです。カツラはユリが犠牲になることを恐れ、気持ちを抑えようとしますが、それでも母親の伯父への侮辱が止まりません。周囲に丸聞こえだったので、伯母も激怒し、母親を追い返しました。この事件のことや育児放棄などが児童相談所の調査でバレて、カツラとユリは自由に楽しく暮らせるようになったのでした。人の気持ちを考えて発言すべき公の場で、誰かが不快になるような発言をするのはよくないですよね。人の気持ちをよく考えて発言するようにしましょう。以上「自分のことしか考えない”最低母親”を撃退した方法」を紹介しました。エトラちゃんは見た!さんのYouTube(Grapps編集部)(チャンネル/エトラちゃんは見た!)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年04月21日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知り、話し合った結果、再構築で頑張ることになりました。そんななか、父から突然かかってきた電話は、「ガンが見つかった」というショックな内容でした……。毒太と中川ゆりが不倫してから1年が経ったころ。瓜田チャリさんはまだ花への嫌悪感に苦しんでいました。自分の心が汚れすぎて、ずっと疲れていた瓜田チャリさん。そんなとき、突然お父さんから電話が……。電話に出てみると「ガンが見つかった」というショックな知らせで……? 毒夫に父の病気を教えるとまさかの発言が飛び出し…!? 瓜田チャリさんのお父さんによると、見つかったのは初期の肺ガン。それは手術でサクッと取れるサイズとのことでした。しかし、お父さんは重度の糖尿病のため、「手術に耐えられる体ではない」と病院に断られていました。 「このまま逝くかも……」そう落ち込むお父さんに、「手術できたらねぇ……何か私にできることあったら言ってよ」と寄り添う瓜田チャリさん。 すると、「やさしいなお前は……お母さんは薄情なんや!」そう言ってお父さんが愚痴り始めました。 手術はリスクが高いため、お母さんは反対していたのです。そんなお母さんに、「あいつはオレの言うこと聞いてりゃそれで良いのに。オレの世話もせんと好き勝手して」と怒るモラハラお父さん……。 そんなお父さんの病気を毒太に伝えると……「あー、肺がん。それって……自業自得やな」「それタバコ吸ってたからやん。肺がんリスクわかってて吸ってたやん」まさかの毒太の言葉に内心怒りが湧く瓜田チャリさん。 そんなこと、今、私に言わなくてよくない? 怒りを通り越して毒太に呆れる瓜田チャリさん……。そして数日後、またお父さんから電話がかかってきました。 お父さん曰く、手術をしてくれる病院と先生が決まったとのことですが……? お父さんの肺がんを聞いた際の毒太の一言……ありえません。「今の体調は大丈夫?」「オレも何か手伝えることあるかな」なんて義理の父親を気遣ったり、瓜田チャリさんを想いやる言葉が出てこないどころか、“自業自得”だなんて……あまりにも酷過ぎます! 皆さんが瓜田チャリさんの立場なら、どうしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年04月19日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。ところが、毒太は自身が務める会社の社長のいとこで、花屋を経営している中川ゆりと不倫していることが発覚。中川ゆりと毒太のそれぞれに不倫を問い詰めると、どちらも別れることを選択しました。 夫・毒太との再構築を選んだ瓜田チャリさんでしたが、不倫相手・中川ゆりが花屋だったために、花にまつわるものすべてに嫌悪感を抱くようになってしまいました……。敷地内に咲いた雑草も、次女ちゃんがの花柄のハンカチも、保育園で先生が育てた花も、お母さんが買ってくれた花でさえ嫉妬し、負の感情を抱くようになってしまったのです……。さらに花だけではなく、“中川ゆり”に似た名前を聞くだけでも気分が悪くなるようになってしまった瓜田チャリさん。避けたいのにどうやっても避けて生きられないつらさ……。不倫されたトラウマにうんざりする瓜田チャリさんでしたが……? 妻は心が汚れ、ずっと疲れているのに不倫女は… 毒太と中川ゆりが不倫してから1年が経ったころ。瓜田チャリさんはまだ花への嫌悪感に苦しんでいました。 私は一生醜い感情を持って生きるんだ……。その一方、不倫相手の中川ゆりは、ときどきSNSを更新していました。 不倫女のくせに、汚い女のくせに! 瓜田チャリさんは自分の心が汚れすぎて、ずっと疲れていました……。 大丈夫、いつでも慰謝料請求できる。私は負けたんじゃない……もう自分からつらくなるのはやめよう。 そう思っていると、突然お父さんから電話がかかってきました。「お父さんな……ガンが見つかった……」まさかの知らせに瓜田チャリさんはショックを受け……? 不倫されて1年経っても忘れることはできず、花への嫌悪感に苦しんでいる瓜田チャリさん。何かを憎み続けるのは、その人自身もつらいもの……。そんな状態の瓜田チャリさんなのに、お父さんにガンが見つかりました……。つらいことはこんなに続かなくて良いのに……しんどいですよね。『毒夫と不倫女の末路』はこれで終わりです。次回からは『毒夫と父の葬式』が始まります。ぜひご覧ください。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年04月18日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。ところが、毒太は自身が務める会社の社長のいとこで、花屋を経営している中川ゆりと不倫していることが発覚。中川ゆりと毒太のそれぞれに不倫を問い詰めると、どちらも別れることを選択しました。 しかし、毒太は再構築の条件である“今後一切連絡を取らない”という約束を破り、不倫相手の中川ゆりに電話して瓜田チャリさんが勝手に電話をかけたことを謝っていました。そんな毒太に呆れた瓜田チャリさんは、話し合うことを諦めてしまいました……。中川ゆりが花屋だったために、花にまつわるものすべてに嫌悪感を抱くようになってしまった瓜田チャリさん。敷地内に咲いた雑草も、次女ちゃんが準備した花柄のハンカチも、保育園で先生が育てた花も、お母さんが買ってくれた花でさえ嫉妬し、負の感情を抱くようになってしまったのです……。 ありふれた名前さえも嫌悪感を抱くようになり… お母さんがせっかく買ってくれたのに、嫌な言い方でお花を断ってしまったことを後悔する瓜田チャリさん。 花が嫌いな人なんている?“動物嫌い”より“子ども嫌い”より、“花嫌い”の方が性格悪そう……。 そんな気持ちを振り払って仕事に集中しようとしたのですが……瓜田チャリさんが注文を受けた人の名前は、“中川ユキコ”。 やばい……同じ名前聞いただけでめちゃくちゃ気分悪い。苗字も名前もどこにでもある名前なのに、いちいち思い出してどうすんのよ。 気持ちを切り替え、改めて仕事に集中する瓜田チャリさん。 しかし……出張のお土産として社内でもらったお菓子に、花の絵が描かれていて、瓜田チャリさんはまたもや気分が悪くなってしまいました。 もう何なの?何でこんなに意識してしまうの?なんで全然避けられないの?もう関わらないでよ。 どうやっても避けられない不倫のトラウマにうんざりする瓜田チャリさんなのでした。 瓜田チャリさんは花だけではなく、不倫相手の名前“中川ゆり”に似た名前を聞いただけでも気分が悪くなってしまいました。どこにでもある苗字や名前、さらに生活する中でどうやっても避けられない花……。聞くたび、見るたび、不倫女を思い出してしまうなんて……辛すぎます……。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年04月17日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。ところが、毒太は自身が務める会社の社長のいとこで、花屋を経営している中川ゆりと不倫していることが発覚。中川ゆりと毒太のそれぞれに不倫を問い詰めると、どちらも別れることを選択しました。 毒太と本当に再構築できるのか不安に思う瓜田チャリさんは、中川ゆりとのメールや、連絡先を消したのか確認するため、毒太の携帯を開いて見ることに。すると、メールは全部消えていたものの、再構築の条件である約束を破って毒太が中川ゆりに電話をかけていたことが発覚!風呂上がりの毒太に、「電話かけてるやん! 約束が違うやろ! 嘘つき!」と責める瓜田チャリさん。すると毒太は瓜田チャリさんが電話をかけたから中川ゆりに謝ったのだと言ってきました。支離滅裂な発言をする毒太に呆れた瓜田チャリさんは……? 不倫されたトラウマで妻は花を見ると… これ以上毒太を責めても話が通じないと思った瓜田チャリさんは、言い返す気力もなくなりました……。しかし、話し合うことを諦めてしまったせいか、ここから2年間もある症状に苦しむことになるのです……。 翌日、自宅の敷地内に雑草が生えていることに気づいた瓜田チャリさん。ブチっと引っこ抜き、「人ん家で勝手に咲いてんなよ。ゴミが」そう吐き捨て、すぐさま捨てました。花屋の中川ゆりを思い出すため、花が大嫌いになってしまっていたのです……。 あるとき、次女ちゃんが保育園へ持っていくハンカチを花柄にすると、嫉妬して怒りをぶつけてしまいました。 またあるときは、保育園で先生が植えたお花も、「汚いから触らないでね」と次女ちゃんに怖い顔で言ってしまうのでした……。 そんな日々を過ごしていたある日。瓜田チャリさんのお母さんから電話がかかってきました。以前実家に立ち寄った際、植木鉢の花を羨ましがっていたことを覚えていたお母さんが、瓜田チャリさんのためにお花を買ったという知らせでした。 しかし……「いらないよ。汚いし、全然いらないよ。」そう言って断る瓜田チャリさん。さらに……「ていうかお母さん、家の中も庭も花置き過ぎじゃない? もっと整理しないとごちゃごちゃやん」そう言ってお母さんにも八つ当たりしてしまうのでした……。 夫が花屋の女と不倫したせいで、花にまつわるものすべてに嫌悪感を抱くようになってしまった瓜田チャリさん。お花自体が悪くないこと、汚くないことは瓜田チャリさん自身もわかっていますが、不倫のせいでどうしても負の感情が湧いてしまいます……。不倫さえなければこんな感情を抱かなくて済むのに……そう思えば思うほど、毒太と不倫相手が憎いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年04月16日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女は、いつしか周りにすぐ流され同調し、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはそんなしろみさんと母親の20年に渡る物語です。しろみさんの家では、母親が決めたルールが絶対。友だちも好きになる人も、母親が気に入らなければその仲を引き裂かれてしまうのでした。そうしてしろみさんは、特定の仲良しを作ることを次第に諦めていきます。ある日、母親の思い付きで急遽、中学受験することが決まったしろみさん。受験は2カ月後に迫っていましたが……?母親の言う通り、受験に向けて勉強も面接の練習も頑張ったけれど 拒否権のないしろみさんは、たった2カ月で中学受験の準備をすることに。しろみさんなりにできる限りの努力をしましたが、結果は「不合格」 でした。残念な気持ちはあったものの、受験勉強で目まぐるしかった毎日からやっと解放されたしろみさん。読みたくて我慢していた本を、早速読もうとページを開きます。ところがその姿を見た母親はブチ切れ!「こんなことだから落ちたんでしょ!? 勉強しない子なんかお母さんいらないから!目の前からさっさと消えてよ!!」と、しろみさんを部屋着のまま外に締め出してしまうのでした。 真冬の寒さにさすがに限界を感じたしろみさんは、祖父母宅へ向かおうとします。それを察した母親はしぶしぶ家のなかにしろみさんを引き入れました。 その日からしろみさんはすべて母親に従い続ければいいんだとさらに思い込むのでした。 子どもが歩んでいるのはあくまでも子どもの人生。親のものではありません。親の言動が子どもの将来の選択を狭めてしまわないよう、心にとどめておきたいものですね。皆さんには、子どもについ口出しをしすぎて、後悔してしまったという経験はありますか?著者:マンガ家・イラストレーター しろみ自身が経験した育児と家族のことや、知人の体験談をもとにマンガを描いています。著書に「なんでも横取りする妹が嫌い」(KADOKAWA)
2023年04月12日エリカさんの母は、女の子はかわいければかわいいほど幸せになれるという考えの持ち主。しかしそれは母の理想の押しつけでしかなく、エリカさんは幼いころから実母によって、何もかも支配されていました。そして大人になった今、エリカさんは苦悩に苛まれます。容姿や学歴など、周囲の評価に異常なほどこだわりを持つエリカさんの母は、恐怖で支配する人。「エリカのためを想って言っているの」と口癖のように言い、エリカさんを抗えないようしてきました。 エリカさんは、小学生のころから実母に「有名大学の付属高校へ行くの」と進路を決められていました。受験シーズンがやってくると怒ったり泣いたり、エリカさんにプレッシャーを与えました。 その後無事、志望校に合格したものの、進路も部活も、付き合う友だちや自分の意思すら縛られてきたエリカさんは、もはや自分の本心がわからなくなっていました。 心のひずみは、高校生活にも影響を与えます。高校二年生になったエリカさんは、自分を好きだと言ってくれる男の子と出会いました。エリカさんが気になるのは自分の気持ちよりも…… エリカさんに告白をしてきたのは、同じクラスのちょっと冴えない山本くん。エリカさんは自分の気持ちもわからず、友だちに聞いた山本くんの評判が思っていたほど悪くなかったことに安心して、付き合うことにしました。 けれども、彼の地味な見た目が気になってしまい、メガネをやめるよう提案。いつしか強い説得に。さらに美容院にも行こうと勧めます。 翌週、垢ぬけた男の子に変身した山本くんの姿は周りからの評判も上々! エリカさんは鼻高々。しかし、1カ月が経つころには、山本くんは元の地味な見た目に戻ってしまい「ちゃんとしよう?」と外見を気にするよう迫ると、「別れよう」と告げられていまうのでした。 長年の母親の支配により、周りの評判や容姿をひどくきにするようになってしまったエリカさんは、山本くんを理想の彼氏に変えようとしました。かつて自分が、母に理想の娘像を押しつけられてきたように……。外見ばかりにこだわるのではなく、相手の内面や気持ちに目を向けることも大切なこと。なぜ振られてしまったのか、それは母親が強いていることと同じではないか……エリカさん自身が気づけるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター グラハム子
2023年04月07日2人の子どもと夫と暮らすライコミさん。嫁姑、隣人、ママ友、夫婦、毒親……。ありとあらゆるトラブルに巻き込まれていく波乱の体験談です。家族ぐるみの付き合いが続くなか、子どものお世話に関するミドリさんの言葉に違和感を覚えるライコミさん。そこからさらに5年が経ったときのお話。 ミドリさんの後押しもあり、仕事を探すことにしたライコミさん。しかし、育児や家事と両立できそうな仕事がなかなか見つからないまま、時間だけが過ぎていくのでした。ヒマリちゃんの小学校入学が迫るなか、ようやく在宅でできる仕事を見つけ、無事に復帰。仕事との両立も順調でした。そのころ、ミドリさんも学童に子どもを預けてフルタイムで復職。「ミズキが学校が終わり次第、迎えに行ってくれるの」という言葉に、そのときは深く考えることはなかったものの、何かが引っかかるライコミさん。そこからさらに5年の月日が流れ……!? 女子高校生が家族の面倒を…? さらに5年の月日が流れて、ライコミさんの2人の子どもたちもすっかり大きくなりました。夫との関係は相変わらずでしたが、仕事も生活も順調そのもの。ミドリさん家族との仲も深まっていました。 そんなとき、ふとしたきっかけでミドリさんの娘のミズキちゃんが小学生の妹とおばあちゃんの面倒を見ていることを知ったライコミさん。以前にも、妹の学童の送り迎えをしていたことを聞いていたのもあり、「女子高校生ひとりでは負担が大きすぎない……?」と疑問に思うのでした。 よその家族のことで「何となく気になる……」といった違和感を抱くことは、多かれ少なかれ誰にでもあるかもしれません。家族ぐるみの付き合いをしているからこそ、相手の家族の事情を知ってしまうこともあるかもしれませんが、心を許している相手だけに、その違和感が思い過ごしであると信じたいですね。「理想の隣人」のマンガは、下記にて掲載されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ在宅勤務10年目突入の引きこもり母さん。InstagramとTwitterで、自分やフォロワーさんの体験談をマンガにして紹介しています。
2023年03月30日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。ところが、毒太は自身が務める会社の社長のいとこで、花屋を経営している中川ゆりと不倫していることが発覚。中川ゆりと毒太のそれぞれに不倫を問い詰めると、どちらも別れることを選択しました。不倫がバレて再構築を選んだ毒太は、今までのように偉そうな態度をとらなくなりました。そんな毒太と本当に再構築できるのか不安に思う瓜田チャリさんは、中川ゆりとのメールや、連絡先を消したのか確認するため毒太の携帯を開いて見ることに。瓜田チャリさんが毒太の携帯を確認すると、花屋とやりとりしたメールは全部消えていました。しかし……「……え? あれ!? この番号……なんで今日通話してんの? どういうことよ!?」毒太は中川ゆりに電話をかけていました。風呂上がりの毒太に怒鳴り込み、「電話かけてるやん! 約束が違うやろ! 嘘つき!」と責めると……!? 約束を破って不倫女に電話した夫の言い訳は… 「電話しないって約束したのに、かけてるやん!」瓜田チャリさんが約束を反故にされたことを毒太に責めると……「最後にひとこと謝るためにかけただけやから」そう言い訳してきました。 「謝る!? 何を謝るねん! そういうの含めて関わらない約束やろ!」 再び毒太を責めると……「そういうわけにいかんやろ……お前が勝手に電話なんかかけたから」電話をかけて謝ったのは瓜田チャリさんに責任があると言い始めました。 「は!? 私のこと謝ったわけ!? 私が悪いの!?」 「悪いとは言ってないやろ」 「言ってる!」 「社長のいとこなんやから、謝って終わっといたほうがいいやんけ」 社長のいとことわかってて不倫したくせに、何言ってんの?頭悪いわ……きっしょ。 瓜田チャリさんは怒り通り越し、もはや毒太に引いていました……。 瓜田チャリさんが電話をかけたから謝ったと言う毒太。そもそも不倫している毒太と中川ゆりが悪いので、瓜田チャリさんが勝手に電話したことを責められる覚えはありません。「社長のいとこだから謝って終わったほうがいい」と言う毒太ですが、そもそもそんな相手と不倫しなければいいはずですよね。自分が支離滅裂な発言をしていることをまったくわかっていない毒太……いい加減にしてほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年03月27日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。ところが、毒太は自身が務める会社の社長のいとこで、花屋を経営している中川ゆりと不倫していることが発覚。中川ゆりと毒太のそれぞれに不倫を問い詰めると、どちらも別れることを選択しました。不倫したにもかかわらず、“毒太は家族思い”などと言う中川ゆり。イラ立つ瓜田チャリさんは、「何気取りなんですか? 汚い不倫のくせに良い人演じて気色悪い」と罵り、電話を切りました。怒りがおさまらない瓜田チャリさんは、中川ゆりが毒太が勤める会社の社長のいとこであろうと訴えようか……と思い始めました。しかし、中川ゆりを訴えるなら毒太がクビになるのは確実。すんなり再就職できなかったら、瓜田チャリさんの稼ぎだけでは生活できそうにありません。二度と関わらないことを約束させて、毒太にも反省させることができているため、これで終りにするしかないと諦めることに……。一方の毒太は、いつもの偉そうな態度ではなくなっていました。本当に再構築できるのか、思っていた以上にキツそうだと暗い気持ちになる瓜田チャリさん。そう思っている瓜田チャリさんの目に、毒太の携帯が飛び込んできました。中川ゆりとのメールや、連絡先を消したのか気になった瓜田チャリさんは、毒太の携帯を開いたのですが……? 「え…なんで」不倫夫の携帯から衝撃の事実が発覚! 瓜田チャリさんが毒太の携帯を確認すると、花屋とやりとりしたメールは全部消えていました。 メールが消えたって、何もスッキリしない。 そう思っていた瓜田チャリさんでしたが、思いもよらぬものを発見しました。 「……え? あれ!? この番号……なんで今日で通話してんの?どういうことよ!?」 毒太は中川ゆりに電話をかけていました。「ちょっと! 何よこれ!」 風呂上がりの毒太に怒鳴り込む瓜田チャリさん。 「え……ちょっと……もう携帯見るなよ」 「かけてるやん……電話かけてるやん!」 「約束が違うやろ! 嘘つき!」再構築の条件を守らなかったことを責められた毒太は……!? 離婚せず再構築する条件として、話し合いをした時点から中川ゆりと連絡を取らないことを約束した毒太。しかし、実際には瓜田チャリさんとの約束を破り、電話していました。偉そうにしていた態度がなくなり、反省したように見えましたが、裏では瓜田チャリさんを裏切っていたなんて……。不倫したことで既に瓜田チャリさんを裏切っているにもかかわらず、再構築の約束まで破るなんて……この裏切り行為は到底許せませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年03月26日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。ところが、毒太は自身が務める会社の社長のいとこで、花屋を経営している中川ゆりと不倫していることが発覚。中川ゆりと毒太のそれぞれに不倫を問い詰めると、どちらも別れることを選択しました。中川ゆりへ、毒太は家族を選んで別れる選択をしたと電話で報告した瓜田チャリさん。電話を切ろうとした瓜田チャリさんに“毒太は家族を大切にしていた”と中川ゆりがまさかの発言! イラ立つ瓜田チャリさんは、「穏便に話して済ませようとしてるのに、神経逆なでするようなこと言うてんちゃうぞ!」と中川ゆりを怒鳴りつけました。「何気取りなんですか? 家族思いの不倫男って無理あるでしょう」「汚い不倫のくせに良い人演じて、よくそんなこと言えますね」「よく分かりましたよ。不倫する女の人がどういう人なのか……めちゃくちゃ気色悪かったです」瓜田チャリさんさんは一方的にそう言って、中川ゆりとの電話を切りました。しかし、怒りがおさまらない瓜田チャリさんは……!? 「本当にやっていけるかな…」再構築に不安を抱く妻は… 中川ゆりの発言でイライラがおさまらない瓜田チャリさんは、いっそのこと社長のいとこであろうと訴えようかと思いました。しかし、そうなると毒太がクビになるのは確実。 すんなり再就職できなかったら、私の稼ぎだけじゃ生活していけないよな……。 二度と関わるなと言ってやったし、毒太にも反省させることができてるし、これで終りにするしかないか……。 そう思っているところに毒太が帰宅。少し気まずい空気が流れました……。いつもの偉そうな態度ではなくなっている毒太。 “再構築”って言うんよね、この状況……。本当にやっていけるかな……思ってるよりキツそう……。 そう思っている瓜田ちゃりさんの目に、毒太の携帯が飛び込んできました。 花屋とやりとりしたメールとか、連絡先は消したんやろうか。そう思って毒太の携帯を開くと……? 不倫相手が社長のいとこでなければ、あるいは再就職先がすぐに見つかるなら、不倫女に慰謝料を請求したいところ。しかし、現実は変えられないので、不倫女と関わりを断ち、毒太に反省させることができたということで、瓜田チャリさんは我慢するしかありません。ただ、再構築をするからといって、不倫されたことをすぐに許すことはできませんし、傷つけられた心もまだ回復していません。さらに、不倫によって壊された夫婦関係を再構築するのはお互いの努力が不可欠で、とても大変……。偉そうな態度ではなくなったのは良いですが、毒太には瓜田チャリさんへの思いやりをもっと持って欲しいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年03月25日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。ところが、毒太は自身が務める会社の社長のいとこで、花屋を経営している中川ゆりと不倫していることが発覚。中川ゆりと毒太のそれぞれに不倫を問い詰めると、どちらも別れることを選択しました。瓜田チャリさんは中川ゆりに酷い言葉を浴びせ、「一切関わらないでください。それを条件に今回、慰謝料請求もしないので」と言って電話を切ろうとすると、今度は不倫女が話し始めました。「毒太さん、ご家族を大切にしていらっしゃいました」不倫女・中川ゆりのまさかの発言にイラ立つ瓜田チャリさん。「毒太の会社の社長のいとこだから、穏便に話して済ませようとしてるんですよ……それを神経逆なでするようなこと言うてんちゃうぞ!」瓜田チャリさんが中川ゆりを怒鳴りつけ……!? 「何よあれ…」不倫女の発言で気が晴れず… 「何気取りなんですか?家族思いの不倫男って無理あるでしょう」中川ゆりの“毒太が家族を大切にしていた”という発言に、反論が止まらない瓜田チャリさん。 「汚い不倫のくせに良い人演じて、よくそんなこと言えますね」 「よく分かりましたよ。不倫する女の人がどういう人なのか……めちゃくちゃ気色悪かったです」 そう言って瓜田チャリさんさんは、中川ゆりとの電話を切りました。 いろいろ言ってやったのに、意味分からんこと言われて、全然気が晴れなかった。 ご家族を大切にしてらっしゃいました。 何よあれ……なんで私が性格悪い人みたいな終わり方になっちゃってんの? 怒りがおさまらない瓜田チャリさんは……!? 申し訳ないと言う気持ちがあるなら、不倫相手の奥さんに謝罪以外の言葉をかけるなんてしませんよね。少しでも嫌味を言って不倫によって受けた精神的苦痛を和らげたかったのに、中川ゆりのありえない発言により、気分が晴れないまま電話を終える結果になりました。慰謝料請求をしないだけで、瓜田チャリさんは中川ゆりを許しているわけではありません。毒太が勤める会社の社長のいとこである自分の立場をわかってあんな発言をしたのなら……許せませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年03月24日サンシャイン水族館では、特別展開催10周年を記念した「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展 リミックス(もうどく展 ReMix)」を、2023年11月5日(日)までの期間限定で開催する。「もうどく展」がパワーアップ、毒生物たちが集結2023年で10周年を迎えるサンシャイン水族館の特別展。今回は10周年を記念し、過去開催時累計約40万人を動員し好評を博したシリーズ「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどく展)」が、パワーアップしてリバイバル開催される。過去開催の2014年には、“刺す・咬む・中毒”など様々な毒を持つ生き物が集った「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどく展)」、2017年には“防御するための毒を持つ生物・毒を利活用する生物・死亡例のある生物”をテーマにした「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展・痛(もうどく展2)」を開催した。毒生物約25種類を展示「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどく展) リミックス」では、カエルやポルカドットスティングレイ、ドクウツボなど、生き抜くために毒を持った約25種類の生き物を展示。サンシャイン水族館がオリジナルで設定した毒レベルと解説パネルと共に、生き物が持つ毒の種類などを紹介する。また会場では、スカンクの刺激臭体験や、海や川で出会うこともある毒生物から、普段食べている食材にそっくりな有毒植物に至るまで、身近に潜む毒生物を展示するコーナーも用意。地球上で人間と共存する生き物たちの多様性を、“毒”というテーマから学ぶことができる。8月1日(火)から新たな毒生物の展示も8月1日(火)からは、身近に潜む毒生物を新たに3種紹介。ハオコゼやオオマルモンダコ、ガンガゼなど、海辺のレジャーが増える夏にこそ知っておきたい毒生物を展示する。どのくらい強い“毒レベル”を持っているのかは、ぜひ会場で確かめてみてほしい。コラボメニュー&オリジナルグッズなお、特別展会場横に設置される自動販売機では、「もうどく展 ReMix」オリジナルの可愛らしいカエルモチーフのマカロン「ジュウジメドクアマガエル」を販売。さらに、「もうどく展2」で発売したポップコーンは、デザイン・味共にリミックスオリジナルバージョンにリニューアルして登場するほか、展示生物をイメージしたオリジナルステッカーもラインナップする。【詳細】サンシャイン水族館 特別展「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展 リミックス(もうどく展 ReMix)」期間:2023年3月17日(金)~11月5日(日)営業時間:10:00~20:00、9月1日(金)~ 平日 10:00~18:00、土日祝 10:00~19:00※最終入場は終了30分前。営業時間は変更の場合あり。会場:サンシャイン水族館 特別展会場住所:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上料金:・通常入場券 600円・「ドックドク★キャンディ」付き入場券 900円※水族館本館ほか対象施設利用者、年間パスポート所持者は、上記金額より200円引き。※土日祝日および特定日は、入場制限を実施。事前予約(日時指定・日付指定)が必要。【施設情報】サンシャイン水族館入場料:大人(高校生以上) 2,600円~、子ども(小・中学生) 1,300円~、幼児(4才以上) 800円~※料金は時期により変更の場合あり。【問い合わせ先】サンシャイン水族館TEL:03-3989-3466
2023年02月25日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。しかし、夫の携帯を見たことがきっかけで夫が不倫していることを知ってしまいました。相手は毒太が務める会社の社長のいとこで、花屋を経営している中川ゆり。中川ゆりと毒太のそれぞれに不倫を問い詰めると、どちらも別れることを選択。毒太が中川ゆりとの関係を一切断つことを選び、別れの挨拶もしないよう約束したことを中川ゆりに伝えた瓜田チャリさん。しかし、それだけでは気が済まず、毒太が泣いて土下座したことなどを話し、中川ゆりが傷つく言葉をもっと言いたいという欲求が止まらなくなってしまいました。瓜田チャリさんは花屋を営む不倫女・中川ゆりに、「不倫してる人が作ったブーケとか、知らずに持つ花嫁さんって悲惨ですねー。汚れた花ですもんね」と酷い言葉を浴びせました。しかし、言えば言うほど自分がみじめに思えてくるため、傷つける言葉を言うのを自らやめました。「一切関わらないでください。それを条件に今回、慰謝料請求もしないので」瓜田チャリさんがそう言うと、今度は不倫女が話し始め……? 不倫女の思いもよらぬ発言に怒りがこみ上げ… 「あの……毒太さん、本当に……ご家族を大切にしていらっしゃいました」 「……は?」不倫女・中川ゆりのまさかの発言にイラ立つ瓜田チャリさん。 「本当にご家族を大切にされてるのが、いつも伝わってきていました」 何……? こいつ……。 「あのねぇ。こっちはね……あなたが毒太の会社の社長のいとこだから、穏便に話して済ませようとしてるんですよ……」「それを神経逆なでするようなこと言うてんちゃうぞ!」瓜田チャリさんが中川ゆりを怒鳴りつけると……? 不倫していた夫のことを“家族を大切にしていた”と言う中川ゆり。家族を大切にしている人は、不倫などするはずがありません。不倫できるメンタルの持ち主だから、こんな矛盾していることを堂々と不倫した夫の奥さんに言えるのでしょうか……。あるいは、傷つく言葉を発してきた瓜田チャリさんへ、自分には心の余裕があるということを示したかったのかもしれません……。瓜田チャリさんは慰謝料を請求できる立場ですが、中川ゆりが毒太の勤める会社の社長の親戚ということで、何も請求していません。それなのに謝るどころかこんな態度を取るなんて……許せませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年02月20日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。しかし、夫の携帯を見たことがきっかけで夫が不倫していることを知ってしまいました。相手は毒太が務める会社の社長のいとこで、花屋を経営している中川ゆり。中川ゆりと毒太のそれぞれに不倫を問い詰めると、どちらも別れることを選択。毒太が再構築の条件を受け入れ、不倫の話に決着をつけた瓜田チャリさん。翌日の夕方に、毒太と話し合った結果の報告をするため、不倫女・中川ゆりに電話をかけました。毒太が中川ゆりとの関係を一切断つことを選び、別れの挨拶もしないよう約束したことを中川ゆりに伝えた瓜田チャリさん。それだけでは気が済まず、毒太が泣いて土下座したことなどを話して、中川ゆりが動揺する声を聞き、“もっと傷つけ”という想いから瓜田チャリさんはヒドい言葉が止まらなくなってしまいました。 傷つける言葉を言うほどみじめに思え… 昨晩の毒太との話だけでは収まらず、瓜田チャリさんは不倫女・中川ゆりについても話し始めました。 「あのーお花屋さんなんですよね?」 「……はい」 「ですよねー。結婚式のブーケとかも作るんですよね」 「不倫してる人が作ったブーケとか、知らずに持つ花嫁さんって悲惨ですねー」「汚れた花ですもんね」 もういっか。 言えば言うほど自分がみじめに思えてくる。これ以上話すのはやめよう。 「とにかくもう一切関わらないでください。それを条件に今回、慰謝料請求もしないので」 瓜田チャリさんがそう言うと、今度は中川ゆりが話し始め……? 中川ゆりを傷つけたくて、いろんな発言をした瓜田チャリさんでしたが、自分がみじめに思えてきたため、自ら言うのをやめました。確かに言いたいことを言った後はスッキリしたような感覚になるかもしれませんが、他人を傷つける言葉を発した瞬間に、自分の耳からもその言葉が入ってくるため、自分自信も傷ついてしまいます……。この電話を最後に中川ゆりと関係を絶つことで、瓜田チャリさんには健康な心を取り戻してほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年02月19日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。しかし、夫の携帯を見たことがきっかけで夫が不倫していることを知ってしまいました。相手は毒太が務める会社の社長のいとこで、花屋を経営している中川ゆり。中川ゆりと毒太のそれぞれに不倫を問い詰めると、どちらも別れることを選択。毒太が “不倫女と一切の関わりを絶つ”という再構築の条件を受け入れ、瓜田チャリさんは不倫を許すことに。そんな不倫の話をした夜、毒太は夜の誘いをしてきました。毒太を愛する瓜田チャリさんは、不倫女との記憶を消してほしい思いから応じてしまうのでした……。誘いに応じたものの、今日の状況でよくやれるなと心底軽蔑する瓜田チャリさん。それでも、いつも以上にオーバーに気持ちがいいフリをしました。翌日はいつも通り子どもたちを保育園や学校へ行かせ、仕事をした瓜田チャリさん。夕方には、毒太と話し合った結果の報告をするため、不倫女・中川ゆりに電話をしたのですが……? 不倫女を傷つけないと気が済まない…! 「離婚するのか、そちらとの関係を断つのか、どちらにするのか聞きました」「毒太はそちらとの関係を一切断つそうです。別れの挨拶もしないように伝えてます。必要ないですし」瓜田チャリさんの話を無言で聞く中川ゆり。 傷つけたい……こんな女。でないと気が済まない。 そう思った瓜田チャリさんは昨夜のことを話し始めました。「毒太、大泣きして土下座して謝ってました」「えっ」動揺する中川ゆりの声を聞いて、さらに続ける瓜田チャリさん。「泣いてすがって許してほしいって懇願されました」 瓜田チャリさんは中川ゆりを傷つけたくて、止まらなくなってしまいました。「なんか……ただ刺激がほしくて、歳もだいぶ上で、全然好みでもないのに不倫の状況を楽しんでしまったって言ってました」 「クズな奴ですけどね。まぁ、不倫するような奴ですから、クズってわかってて関係を持たれてたとは思いますけど……」中川ゆりは黙って瓜田チャリさんの話を聞いていたのですが……? 瓜田チャリさんは昨晩の毒太の様子を伝え、中川ゆりを精神的に傷つけました。この先、中川ゆりは次の恋愛に進んで、毒太のことや不倫したことを忘れるかもしれません。しかし、瓜田チャリさんは再構築を選んだため、不倫されたという事実を抱えながら夫と一緒にいることになります。中川ゆりには“本当は毒太に愛されていなかった”ということを伝え、少しでも傷つけたいという妻側の気持ち……。しかし、どんな言葉で不倫相手を傷つけたとしても、妻側の心の傷はなかなか癒えそうにないですね……。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年02月18日「私のクリニックには、動悸、めまい、不眠や不安など、さまざまな症状を訴える患者さんが毎日たくさんいらっしゃいます。診察していて感じるのは、もとをたどると『毒』をためすぎてしまったために、何らかの症状を招いている方が多いということです」こう話すのは、工藤内科(福岡県みやま市)の工藤孝文院長だ。工藤院長が指摘する不調や病気の原因となる「毒」には大きく2つあるという。一つは「心の毒」、もう一つが「体の毒」だ。「『心の毒』は心や精神をむしばんで、気力をなくす、やる気がなくなる、落ち込みやすくなるといった状態につながるもので、主にストレスが原因で蓄積するものです。いっぽう『体の毒』は、たまった部位から病気が発生します。糖尿病、がん、脳疾患、心疾患などは、どれも体の毒が蓄積された結果引き起こされる病気です。こちらは生活習慣の乱れからたまりやすくなります」(工藤院長、以下同)どちらも、最初は「少し調子がよくない」「なんだかスッキリしない」程度の不調であるため、病院に行くほどではないとやり過ごしてしまうが、この段階からすでに「毒」はたまり始めている。自覚症状が現れる段階では、かなりの毒がたまっているというのだ。「大切なのは、毒をきちんと排出することです。運動や入浴などで体を温めて汗をかくのは、わかりやすい『毒出し』ですが、食事によっても『毒出し』はできます。食材が持つ作用を知り、それを上手に取り込めば、毒をコンスタントに排出できるのです」今回は、「毒出し」の相乗効果を得られる食材の組み合わせを工藤先生に教わった(別添表参照)。16組の食べ合わせは、いずれも互いの栄養素の吸収効果を高めたり、不足している栄養素を補い合うなど相性のよいもの。さらに、その効果を得るのに適した時間帯もある。「心の毒出し」では、安眠につながる、自律神経を整えるなど、リラックスにつながる食材が役立つ。「“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンを生み出すには、トリプトファンが含まれる食材を取ることが効果的ですが、これらを摂取するのは1日の早い時間帯、できれば午前中が好ましいです。これは、トリプトファンが体内でセロトニンに変わるまでには14~15時間ほど要するためです」ほかにも自律神経を整えてくれるアミノ酸のGABAや乳酸菌を取り入れて腸内環境を改善することによって心の状態を整えることもできる。鉄分が不足するとうつ病のリスクが高まるので、疲れやすい人や貧血気味という人は、鉄分だけでなく、タンパク質も意識的に取りたい。「『体の毒出し』では、たまった内臓脂肪やコレステロールの排出、また血糖値を抑制する、血圧を下げるなどのはたらきがある食材を取りましょう」食事に当たっては、空腹時に大量の糖質を一気に取るような食べ方は避けること。そして魚や肉、大豆などの良質なタンパク質をバランスよく取りつつ、野菜や発酵食品などを組み合わせて、血液をサラサラにしたり、体を温めたりすることが大切だ。そして余分な水分などの毒を排出したい。日照時間が短く、寒さの厳しい冬は毒がたまりがちな季節だという。食事の面から心と体の毒出しを促して、イキイキと過ごそう。
2023年02月08日