私は現在2児の母親ですが、実は私の実母が毒親で、機能不全家族のもとで育ちました。3歳のころからしつけと称して暴力や過干渉などを受けてきました。自分が実際に母親となり、どのような過酷な環境で育ったかを考えることがあり、そのたびに胸が締めつけられます。今回はそんな実母のもとで育った私が、出産時に里帰りしたのか、しなかったのか? どのような選択をしたのかお話しいたします。 里帰りするべきとアドバイスを受けたが…妊娠週数が進むにつれて、出産後は里帰りするべきか悩みました。ごく親しい友人たちには私の両親の話などを打ち明けていましたが、「たとえ毒親でも、親がいるだけで助かるものだよ。産後は想像以上にしんどいから、せめて1カ月でも里帰りするべき」とアドバイスを受けたのです。 たしかにその友人たちは実際に出産を経験していたので、説得力がありました。けれども果たして本当にそれが自分にとってベストなのか悩みました。 里帰りはせず、産後直後からワンオペ育児結局自分が出した結論は、「里帰り出産はしない」という固い決意でした。なぜそのような選択をしたのかというと、妊娠後期から実母と電話で連絡を取ることがあったのですが、そのたびに大喧嘩をして私自身が高血圧となり、病院から降圧剤を処方されるなど体調面で危機を感じたからです。 実母といえど、私とはまた違った個性のある人間です。お互いわかり合えないのなら、もうひとりで乗り越えるしかないと腹をくくりました。 結果的には、友人たちのアドバイスは聞き入れなかったことになりますが、私は里帰りしないという選択で本当によかったと感じています。出産後は大変だけれど、合わない実母と過ごすストレスがないので快適でした。もちろん、2人目も里帰りはせずに出産直後からワンオペ育児でした。最終的には人の意見に頼らず自分自身で決断できたのが功を奏したと思っています。 イラストレーター/まっふ監修/助産師 松田玲子著者:山本加奈子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年11月21日最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。 お母さんかお父さんのどちらかを選ばなければいけない局面で、五月さんはお母さんとこれからの人生を歩んでいくこと決めました。 離婚、引っ越し、転校。いろいろありましたが、五月さんのママ役は変わることはありませんでした。そんな中、お母さんに新しい彼氏ができたのです。 五月さんは、自分たちのお父さんになるわけではないし、彼氏がお母さんの支えになるならいいのではないかと思っていました。しかし、その反面、お母さんが「一緒に頑張ろう」と、五月さんに言っていたことを忘れてしまったのかなと思い、少しモヤモヤする気持ちも……。 そしてお母さんの彼氏は、初めからいたかのように、五月さんたちの日常の生活に、踏み込んできたのです……。どうして父親の言うことが聞けないんだ!! お母さんが仕事に行っている間は、彼氏の態度が豹変。五月さんたちに理不尽なルールを押し付けてきたのです。 五月さんはお母さんの彼氏に自由を奪われただけでなく、何も知らないお母さんには「お父さんに生意気な態度をとるな!」と怒鳴られたあげく頬を叩かれるという、散々な目に。 7年後。やっと五月さんのお母さんは、彼氏の異常さに気づきました。 五月さんが「長かったなあ、7年」と言うと、サツキさんが「なんで五月はそんなにママのことかばうの?」と聞きました。 すると五月さんは少し黙った後、こう答えました。 「ママがかわいそうだから……だよ」「ママは何を食べても、何を飲んでもずっとおなかが空いているの……。あのころからずっとーー」 ◇ ◇◇ 「ママがかわいそうだから」五月さんがお母さんをかばう理由は、お母さんの子ども時代にあるようです。五月さんのお母さんはどんな生活を送っていたのでしょうか……。 「毒親だけど、愛されたかった」の続きはComic Walkerで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね! 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。
2022年11月15日最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。お母さんは、遊んでいた最中にけがをしてしまった三葉ちゃんを連れてダッシュで病院へ。診断の結果、喉に切り傷ができていたけれど問題はなく、安静にすることを言い渡されました。 帰宅後、四葉ちゃんはお風呂も食事も終えてぐっすり眠っていました。五月さんが、自分が2人目のママだからと、四葉ちゃんのお世話をしてくれていたのです。 「私は1人じゃない。五月がいる」 そう思ったお母さんは、離婚することを決意しました。ママを選べばパパには会えなくなる… 「これから寂しい思いも、つらい思いもさせるけれどそれでもママについてきてくれる?」とお母さんに言われた五月さん。お母さんについて行けば、お父さんに会えなくなることが頭によぎりましたが「大丈夫。ママと一緒に頑張るよ」と答えました。 離婚、引っ越し、転校。いろいろありましたが、五月さんのママ役は変わることはありませんでした。そんな中、お母さんに新しい彼氏ができたのです。 五月さんは、自分たちのお父さんになるわけではないし、彼氏がお母さんの支えになるならいいのではないかと思っていました。しかし、その反面、お母さんが「一緒に頑張ろう」と、五月さんに言っていたことを忘れてしまったのかなと思い、少しモヤモヤする気持ちも……。 そしてお母さんの彼氏は、まるで最初からいたかのように五月さんたちの日常の生活に、踏み込んできたのです。 ◇◇◇ お母さんに、離婚したらついてきてくれるかと聞かれた五月さん。まるでお母さんかお父さんを選べと言われているようでした。そして、五月さんはお母さんを選びました。しかし、もう1人のサツキさんが言っているように、本当は「離婚しないで」とお母さんに言いたかったのでしょうね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。
2022年11月14日「毒親」という言葉が世間一般に知られるようになってきましたが、私の父も祖父母も毒親でした。子どものときは本当につらい思いをし、その毒親ぶりは今でも夢に出てきて夜中に飛び起きてしまうほどです。しかし、捉え方を変えれば彼らは立派な反面教師。今回は毒親育児を反面教師にしている私の経験をお伝えします。祖父母からの言葉がけを反面教師に私は物心ついたときには祖父母に育てられており、実の両親の顔を知りませんでした。今でも、なぜ両親がいなかったのかはわかりませんし、知りたくもありません。それでもやさしい祖父母に育てられて、めでたしめでたしといきたいところでしたが、決してそういうわけにはいかなかったのです。 祖父母はとても恩着せがましく、口癖のように「お前は本当は施設行きだったのに」と言ってきたのです。これは今思い出してもつらい言葉です。そのため、私はわが子には毎日のように「生まれてきてくれてありがとう」と伝えるように心がけています。 お風呂は週1、おかずはスーパーの総菜のみ祖父母は戦争時代を生きた人だったためか、今の人と感覚がズレているところがありました。その最たる例がお風呂に毎日入らないことです。どんなに汗をかいても週1回しかお風呂に入れてくれませんでした。 また、祖父母は2人ともごはんを作ることができないからと毎日スーパーの総菜を与えられました。そのため、私にとってのおふくろの味はスーパーの総菜なのです。 これらの経験から、私はどんなに疲れていてもわが子を毎日丁寧に入浴させ、手作りの料理をおなかいっぱい食べさせるように努めています。 父が帰ってきてからは恐怖政治が始まるそれでも、小学生のときにフラッと父が帰ってきてお風呂などの衛生面は改善されました。ところが、この父親もとんでもない人でした。思い通りにならなければ乱暴な言葉で怒鳴って言うことを聞かせようとするのです。その怒り方は本当に常軌を逸していて、とても恐ろしいものでした。 父はたまに家に立ち寄る程度の存在だったのに、怒鳴り散らすためだけに現れることもあって、父がいると気が休まりませんでした。私はこの父の恐怖政治を反面教師に、むやみに大声を出さず、諭すように叱ることを心がけています。 私自身は毒親にはなるまいと努めてきたためか、わが子はのびのびと育っています。昔のつらい思い出を振り切れる日はなかなかこないと思いますが、子育ての反面教師として毒親との思い出を利用すれば、親としての道を踏みはずすことはないだろうとプラスに考えるようにしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて専門家や専門機関に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/imasaku著者:鏡 環2歳の息子の母。現在第二子妊娠中。元高校教員。うつ病と闘いながら夫と二人三脚で育児に励む。
2022年11月14日最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。 夫の借金や不倫行為に、お母さんは我慢の限界だったようで、離婚を考えました。しかし、「離婚して1人で、4人の子どもをどうやって育てていくのだろうか」とお風呂に入りながら、考えてしまいます。 すると、急に「ギャアアアア、ママああ」という叫び声が聞こえてきたのです。急いでお風呂から出ると、三女の三葉ちゃんが倒れていました。 なんと、鯉のぼりの棒を口にくわえたまま転んでしまったのです。口から血を流し、苦しむ三女を見て、お母さんは青ざめました……。こんなに毎日が大変なのに、1人で子育てなんて… 「うそ……やだっ……血が……」「どうしよう、早く病院に行かなきゃ……」 焦るお母さんを見た五月さんは、「お風呂に入っている四葉は私がなんとかするから、早く病院に行って!」と声をかけました。 その言葉を聞いたお母さんは、三葉ちゃんを連れてダッシュで病院へ。診断の結果、喉に切り傷ができていたけれど問題はなく、安静にすることを言い渡されました。 帰宅後お母さんは、五月さんが末っ子の四葉ちゃんのお世話をひと通りしてくれていたことを知りました。四葉ちゃんはお風呂も食事も終えてぐっすり眠っていたのです。 五月さんは「2人目のママだもん」と言いました。そしてその言葉を聞いて、お母さんは思わず涙ぐみました。 「私は1人じゃない。五月がいる」 お母さんは、離婚することを決意したのでした。 ◇◇◇ 五月さんが「2人目のママだもん」と言ったことで、お母さんは1人じゃない。五月と一緒なら、旦那さんがいなくてもこの子たちを育てていけると決心がついたのですね。 五月さんはお母さんを助けたくて、2人目のママ役を頑張っていたのかもしれません。けれども五月さんはまだ小学生。お母さんに頼られるうれしさもあったと思いますが、きっととても無理をしていたのでしょうね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。
2022年11月13日最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。 小学校の教室での出来事です。五月さんは、筆箱を開けたのですが、鉛筆が入っていませんでした。 五月さんは「ごめん……鉛筆1本貸してもらえないかな」と、友だちに言いました。すると、友だちは鉛筆を貸してくれたのですが、五月さんは友だちに「ほんと五月ちゃんって忘れ物多いよね」と言われてしまいます。 しかし、五月さんは忘れたわけではなく、書ける長さの鉛筆がなかったのです……。 五月さんは、お母さんに「鉛筆を買って」と言うことができなかったので、大人になって仕事して自分で買えばいいと、自分に言い聞かせました。今日は大事な日なのに… ※小さい子の身の回りには危険なものがたくさんあります。誤飲や危険につながりそうなものは、子どもの手の届かないところにしまう、子どもが遊んでいるときは大人が近くで見守るなど、注意しましょう。 今日は四女、四葉ちゃんの誕生日。 生活が苦しく、ホールケーキを買うことができなかったお母さん。代わりにカップケーキを4つ買って、家族でお祝いをしました。 しかし、その場に夫の姿はありませんでした。四女の誕生日にも帰ってこないばかりか、借金、さらに不倫までしている夫……。お母さんは我慢の限界を感じ、離婚を考えましたが、簡単には決意することができません。 「子どもたちはパパのこと大好きなのに?」「離婚して1人で、4人の子どもをどうやって育てていく?」 と、お風呂に入りながら、考えていました。すると突然、「ギャアアアア、ママああ」という叫び声が聞こえてきたのです。 急いでお風呂から出ると、三女の三葉ちゃんが倒れていました。 なんと、鯉のぼりの棒を口にくわえたまま転んでしまったのです。口から血を流し、苦しむ三女を見て、お母さんは青ざめました……。 ◇ ◇ ◇ 「離婚をしたら、ひとりで4人の子どもを育てられるのだろうか……」そう悩んでいた矢先の三葉さんのけが。このときお母さんは五月さんと四葉さんとお風呂に入っていて、三葉さんから目を離していました。お母さんにとっても、4人の子育てを頑張っていた中、とてもショッキングな出来事だったと思います。行政や保育所など、お母さんが相談したり頼ったりできるところが身近に見つけられるとよさそうですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。
2022年11月12日最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。3年後。お母さんのおなかの中に、新しい命が宿っていることを知った五月さん姉妹。 家族が増えるので、今よりも大きい家に引っ越すことに。引っ越した先の家は、お世辞にもきれいとは言えないほどの有様でした。この家での五月さんの役割は、保育園のお迎えと3人目の妹、四葉ちゃんのママ役。 五月さんの家は貧しかったけれど、お母さんは決して「お金がない」とは言いませんでした。 あまり家に帰って来ないお父さんに、実は借金があったこと。お母さんにとって、お父さんがどんな存在だったのか、このときの五月さんはまだ知りませんでした……。ごめん、鉛筆借りてもいいかな? 小学校の教室での出来事です。五月さんは筆箱を開けたのですが、鉛筆が入っていませんでした。 五月さんは「ごめん……鉛筆1本貸してもらえないかな」と、友だちに言いました。すると、友だちは鉛筆を貸してくれたのですが、五月さんは友だちに「ほんと五月ちゃんって忘れ物多いよね」と言われてしまいます。 しかし、本当は忘れたわけではなく、書ける長さの鉛筆がなかったのです……。 そこへ、もう1人のサツキさんが現れました。そしてサツキさんは、「あの子と同じかわいい鉛筆が欲しいって言いなよ」と五月さんに言いました。しかし、「え……言わないよ。いらないし、言えない……。いつか自分で買うから、今は大丈夫」と答える五月さん。 五月さんは、大人になって仕事して自分で買えばいいと、自分に言い聞かせたのでした。 ◇◇◇ 五月さんの側にたびたび出てくるもう1人のサツキさん。サツキさんの言葉は、五月さんの、声に出すことのできない本心を表しているのでしょうね。サツキさんとのやりとりから、五月さんの心の葛藤が伺えて、とても切なくなりますね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。
2022年11月11日最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。下の子どものたちの世話に追われて、五月さんに八つ当たりをしていたお母さんでしたが、「イライラしてぶったりしてごめんね、痛かったね……」と謝罪。 それに対して、五月さんは「大丈夫。痛くなかったよ」と答えました。 時々お母さんが五月さんに見せる涙や弱さは、五月さんに、「イイ子でいなければいけない」呪いをかけていたのです。そして、お母さんがかわいそうだから、「痛い」「寂しい」とは言ってはいけない、言うのはわがままだと自分に言い聞かせるようになっていったのでした……。仕事って何歳からできるんだろう…? 3年後。お母さんのおなかの中に、新しい命が宿っていることを知った五月さん姉妹。 家族が増えるので、今よりも大きい家に引っ越すことに。五月さんは、喜んでいるようにはみえない母さんの顔を見て、「赤ちゃんうれしくないのかな……?」と思いました。 引っ越した先の家は、お世辞にもきれいとは言えないほどの有様でした。この家での五月さんの役割は、保育園のお迎えと3人目の妹、四葉ちゃんのママ役。 五月さんの家は貧しかったけれど、お母さんは決して「お金がない」とは言いませんでした。 あまり家に帰って来ないお父さんに、実は借金があったこと。お母さんにとって、お父さんがどんな存在だったのか、このときの五月さんはまだ知りませんでした……。 ◇◇◇ 五月さんは小学生のころから、妹たちの保育園のお迎えや、末っ子のママ役をしていたのですね。さらにはお金の面でもお母さんを助けたいと思っていたようです。お友だちと遊びたい盛りのはずなのに……。胸が締め付けられますね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。
2022年11月04日最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。五月さんが物心ついたころには、2人の妹がいました。そのときから、もう1人のサツキさんが現れ始めたのです。 お母さんは小さい妹2人につきっきり。それを見た、サツキさんは五月さんに「寂しいね……」と声をかけます。しかし、五月さんは「寂しくない。お絵描き好きだし」「それに、良い子にしていればママはやさしい」と言いました。 そんなやさしいお母さんは、ときどき豹変し、怖いママになることも。 五月さんが幼稚園へ行く準備に手間取ってしまっていると、頭を叩いてきて「なんであんたはそんなに鈍臭いの!? いいかげんにしてっ!!」と怒鳴ったのです……。イライラしてぶったりして… 五月さんに怒鳴った後、お母さんは「もぉ〜〜っ、いつまで泣いてるの……」と泣いている妹たちの方へ。 すると、サツキさんが「二葉と三葉はいいね……。ママに抱っこしてもらえて」と五月さんに声をかけてきました。 「もう赤ちゃんじゃないから」「良い子でいないと、ママに抱っこしてもらえない」 そう五月さんは思っていました。 そして五月さんは、自分で幼稚園に行く準備をしてお母さんに「もしママ大変だったら今日幼稚園行かなくていいよ」と言ったのです。 すると「イライラしてぶったりしてごめんね、痛かったね……」とお母さん。それに対して、五月さんは「大丈夫。痛くなかったよ」と答えました。 本当は痛かったのに、うそをつく五月さんのことが理解できないサツキさん。 時々お母さんが五月さんに見せる涙や弱さは、五月さんに、「イイ子でいなければいけない」呪いをかけていたのです。 そして、お母さんがかわいそうだから、「痛い」「寂しい」とは言ってはいけない、言うのはわがままだと自分に言い聞かせるようになっていったのでした……。 ◇◇◇ 下の子どもたちのお世話が大変で、五月さんに八つ当たりをして怒鳴ってしまったお母さん。それでもお母さんの弱さを見た五月さんは、お母さんがかわいそうだからと、お母さんのことを優先的に考えているのですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。
2022年11月03日最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。五月さんは、お母さんのことが大好きだったのですが、今や状況は一変。 お母さんと妹たち3人と暮らすようになってからは生活が苦しく、五月さんは家計を支えるために毎日のように働いているのです。しかし、それでもお金が足りず……。 「もっと稼げる仕事すれば?」 「風俗とかさぁ」 「仕事に行く前、掃除くらいしてね。この家汚すぎっ!!」 と言い、お母さんは遊びに出かけてしまうのでした。五月はいつもわがまま言わない良い子だね〜!! 今月の光熱費が足りるのかと心配になる五月さん。 すると、「ねぇ、ねぇっ……大丈夫?」と小さいころのサツキさんの声が聞こえてきます。なんと小さいサツキさんは、現在の五月さんにつきまとっているのです。 五月さんが物心ついたころには、2人の妹がいました。そのときから、もう1人のサツキさんが現れ始めたのです。 お母さんは小さい妹2人につきっきり。それを見た、サツキさんは五月さんに「寂しいね……」と声をかけます。しかし、五月さんは「寂しくない。お絵描き好きだし」「それに、良い子にしていればママはやさしい」と言いました。 そんなやさしいお母さんは、ときどき豹変し、怖いママになることも……。 五月さんが幼稚園へ行く準備に手間取ってしまっていると、頭を叩いてきて「なんであんたはそんなに鈍臭いの!? いいかげんにしてっ!!」と怒鳴ったのです。 ◇ ◇ ◇ 五月さんが物心ついたと気には小さい妹さんが2人いたのですね。当時、お母さんは妹たちの世話で忙しく、五月さんはなかなかかまってもらえなかったようです。きょうだいがいると、上の子をかまってあげられる時間が減ってしまうもの。心にも余裕がなくなってしまって、キツい言い方をしてしまい、自己嫌悪に陥ってしまう…というママの声もよく耳にします。育児はママ1人が頑張る必要はありません。五月さんも、もっとまわりを巻き込んで頼っていけると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。
2022年11月02日最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。五月さんのお母さんは毒親だけれど、最初はやさしい人でした。幼稚園のお弁当はいつも手が込んでいて、お友だちにうらやましがられるほど。 そんなお母さんのことが、五月さんは大好きでした。 しかし、お母さんは今は別人のよう……。今日も、五月さんはお母さんにとんでもないことを言われてしまって―?いつまであんたのママでいればいいの? ときどき思い出す、子どもの頃の思い出。お母さんがかわいくしてくれた幼稚園の制服やお弁当の味。五月さんは、お母さんのことが大好きだったのです。 しかし、今や状況は一変。五月さんは、お母さんと妹たち3人と暮らしています。生活が苦しく、五月さんは家計を支えるために毎日のように働いているのです。それでもお金が足りず……。 「もっと稼げる仕事すれば?」 「風俗とかさぁ」 「仕事に行く前、掃除くらいしてね。この家汚すぎっ!!」 と言い、お母さんは遊びに出かけてしまうのでした。 ◇◇◇ 今はすっかり毒親になってしまった五月さんのお母さんですが、昔はやさしくて、五月さんはお母さんのことが大好きだったそうです。当時のお母さんが作ってくれたお弁当の味は、五月さんにとって忘れられない大切な思い出なのかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。
2022年11月01日“不倫相手のことがわかるまでは……”と、仕方なく毒太を受け入れた瓜田チャリさん。すると、「お前の肌が一番」という不倫相手と比較した言葉漏らす毒太に嫌気がさし……毒太が寝たのを確認し、瓜田チャリさんはその隣で毒太の携帯を見ることに。不倫の証拠を集めるために最初のメールを探すと、ふたりが会社のBBQで出会ったことがわかりました。さらに、そのメールには瓜田チャリさんも知っている人物、“洋介”の名前があって……? “洋介”と不倫女のまさかの関係とは… 洋介……中川洋介……毒太の会社の社長やん……家族ぐるみで食事も連れてってもらった……。 不倫女ゆりが感謝しているとメールに書いていた“洋介”は、毒太が失業したときに声をかけて雇ってくれた恩人であり、毒太の会社の社長でした。 中川洋介のSNSを見てみると……SNSの友達のなかに、携帯のメールに書かれていた “Nakagawa Yuri”と同じ、“中川ゆり”の名前がありました。 いた……この人なの……?中川ゆりのSNSを見てみると、勤務先として記載されていたのは『フラワーショップ ハッピー中川』。そして投稿された写真のなかには、社長と娘さんが写っているものがありました。 その投稿を見てみると、「今日はいとこの洋介がかわいい娘ちゃんと来店してくれました。奥様のお誕生日と言うことで、ブーケを作らせてもらえました」とコメントがありました。 社長のいとこ……愛妻家の社長の知らないところで、毒太とこの女のふたりで裏切ってるんや クズ……2人ともクズ! 家族も身内も恩人も簡単に裏切るクズ! そう思うと瓜田チャリさんは手が震えてきて……!? 不倫女ゆりが感謝していたのは、ゆりのいとこであり、毒太の会社の社長でした。身内が経営する会社の社員と不倫するゆり、失業したときに拾ってくれた恩人の身内と不倫する毒太。どちらのことも到底理解できませんね……。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年10月30日毒太と知らない女とのメールのやりとりを見て、怒りに震えていた瓜田チャリさん。そこへ毒太がお風呂から出てきてビールを要求し……冷蔵庫から取り出し、ビールを渡すと……毒太はお礼も言いません。罪悪感の欠片もない毒太に嫌気がさす瓜田チャリさん。隣で寝たくないと思いながらも仕方なく布団を共にしていると、不倫して帰宅したはずの毒太が瓜田チャリさんの服の中に手を入れてきて……!? 不倫夫がとんでもない発言を… え?まさか今からするの?今日不倫してきたくせに? 気持ち悪い気持ち悪い! 毒太を拒否したい瓜田チャリさんですが、不倫相手の正体がわかるまでは“普通を装う”と改めて心に決めて耐えました。 すると、ことを終えた毒太がひとこと。「ハァ……やっぱり……お前の肌が1番いいわ」 今……何言ったのコイツ……。比較した言い方したの、気づいてないやん。アホすぎるやろ。 怒りを通り越してもはやあきれ返る瓜田チャリさんなのでした……。 帰宅前に不倫してきたはずなのに、妻にも求める毒太。さらに、「お前の肌が一番」という、他の人と肌を重ねないと出てこない比較した言葉をうっかり漏らしています……。不倫している罪悪感もなく、バレているとも気付かない鈍感な毒太……。不倫の証拠を集めて、一刻も早く離れられるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年10月28日晩ごはんの準備が出来るまで、マンガを読む毒太。次女ちゃんが話しかけても、返事をするどころか毒太は「邪魔じゃ!」と怒鳴りつけました。そんな毒太が入浴すると、瓜田チャリさんは携帯に手を伸ばし……知らない女から来ていたメールを開きました。すると「仕事終わったら連絡待ってるね♡ 今日はあっさりしたのと濃厚なやつ、どっちがしたい? 濃厚がよかったらホテルがいいね」というメールが届いていました。いろんな感情が爆発して震えが止まらない瓜田チャリさんですが、負けてたまるかと気持ちを切り替えて……!? 1通でも多くメールを見てやる…! 毒太がお風呂から上がってくる前に、もっと見てやる。1つでも多く見てやる。 そう思ってメールを開くと……「ゆりには毒ちゃんがおる。そう思っててもいい?」とんでもないことが書かれていました。 いいわけないやろが! 心のなかで怒りのツッコミを入れる瓜田チャリさん。 毒太の返事を見てみると……「いいよー!」呆れるほど軽い返事を送っていました。 いいわけないって言うてるやろが!2度目のツッコミを入れる瓜田チャリさん。 何なの? 遊びでもないの? そう思っていると毒太がお風呂から出てきて……? 家庭を持つ男性へ「自分にはあなたがいる」とメールを送る不倫女も、「いいよー」と家族のことを忘れて軽い返事をする不倫男も、本当に自分勝手ですね。毒太は遊びではなく、本気で家族よりも不倫相手のことを愛しているのでしょうか……? 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年10月26日先に熟睡している毒太を見て、“しなくていいんだ”とホッとしていた瓜田チャリさん。しかし、深夜3時ごろに「しよ……」と起こしてくる毒太。“今日したい=ホテルへ行ってない”と解釈して安心する瓜田チャリさんでしたが翌朝……瓜田チャリさんの頭の中には、ずっと“浮気”の文字が浮かんでいました。沈んだ顔の瓜田チャリさんを心配してくれるママ友と電話することになり、「浮気しているかも」と相談すると、「ないない!」と全否定されたのですが……? もし本当に不倫していたら… 子煩悩で良いお父さん、良き夫、そう思われてるんや……そう思わせたのは私かもしれん……。 「全然……違うねん。人に見せたいところだけ投稿してた」瓜田チャリさんが正直にママ友へ打ち明けました。 「そうやったん、ごめん。いつも見てるのが本当やと思ってた」「もし本当に旦那さん不倫してたら、どうするの? 離婚するの?」お互いに沈黙した後、「どうしよう」と言う瓜田チャリさん。 「まずは確かめて、それから決めるかな。でも……多分許せないから離婚すると思う」瓜田チャリさんは、はっきりと“離婚”という言葉を口にしました。 「そっか……またしんどいときはいつでも吐き出してね」やさしいママ友に、「うん、進展あったらまた聞いてね」と約束して電話を切りました。 離婚かぁ……私ひとりの稼ぎで、どうやって暮らしていけるんやろう……そう悩む瓜田チャリさんですが……? もし本当に不倫していたら、離婚するか、再構築するか……不倫されたらまず最初に考えることですね。瓜田チャリさんの場合はまだ不倫している証拠がありませんが、「(本当に不倫していたら)許せないから離婚する」と自分の中での答えは決まっている様子。子どもの有無や環境・状況によって答えは変わってきますが、皆さんの場合はもし不倫されたら、どうしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年10月23日携帯を丁寧に裏返して置くようになっていた毒太。前にも同じようなことがあり、浮気メールを発見して食事に誘われた程度の段階で終わらせたことを思い出しました。あのときのように、本当に不倫なんかしないうちに終わらせておかなきゃ……そう思って瓜田チャリさんが携帯を見ると、知らない女の人からメールが……。開いて見てみると、「もうすぐ仕事終わって店閉めるから、車の中で待っててね。車キー開けてあるからね」という内容で……? まっすぐ帰ってきてると信じてた… 何? 「車で待つ」って……どういうこと?瓜田チャリさんが固まっていると、毒太がお風呂から上がってきました。 「メシー」と、ごはんの準備を指示する毒太。瓜田チャリさんは夕飯を食卓に並べました。 車で待ち合わせして、ごはんを食べてないのか……。 ていうか、仕事終わったら会社から自転車でまっすぐ帰ってきてると思ってたのに。 店……? 閉める? 何の話? もっと情報を得たい瓜田チャリさんは……? 1通しかメールを見られなかったため、メール相手の女性とどんな関係なのかははっきりしませんでした。しかし、不倫を決定づけるようなことは書かれていませんが、仕事が終わってまっすぐ帰らずに女性の元を訪れていたのは事実……。このままの状態で毒太と過ごさなければいけないのは、モヤモヤしますね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年10月20日モラハラ夫の毒太に、 “いつか浮気されるのでは”と思う瓜田チャリさんは、髪型だけでも毒太好みのロングヘアでいようと頑張っていました。不倫の原因は“性生活がない日々”だという記事に触れ、「うちは大丈夫かな」と思う瓜田チャリさん。それはどんなに疲れていても、眠くても毒太に求められれば週に6回応じていたからでしたが……? 夫には反論せずに謝ればいい… 「ただいまー」 帰宅した毒太を笑顔で出迎える瓜田チャリさん。 「ん」と言って毒太が足を出すと、「あ、靴下ね」と言って瓜田チャリさんは膝をつき、靴下を脱がせてあげました。 「今日のお弁当どうやった?」「うまかったで」「うれしい!」褒めてもらって毒太に抱きつく瓜田チャリさん。 「もー……マジでお前俺のことめっちゃ好きやな」まんざらでもないといった顔で瓜田チャリさんを見つめる毒太。 しかし、瓜田さんの腹のなかは違いました。 こういうことをしていると、毒太は機嫌がいい。 機嫌が悪いとめんどくさいし、平和に暮らしていたいから……。 部屋が散らかっていると言われても、「私だってフルタイムで働いてるのに」なんて反論はせず、「あーごめん、忙しくて掃除まだ」と謝る瓜田チャリさん。 平穏に暮らしたい瓜田チャリさんですが、最近の毒太は丁寧に携帯を裏返して置くようになっていて……? 奥さんに靴下を脱がせてもらう夫……多くの家庭で見られる光景ではないので、少し驚いてしまいますね。そんな夫が、携帯を裏返して置くという怪しい行動を繰り返しています。浮気や不倫の証拠はまだありませんが、この行動はグレーですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年10月18日モラハラ夫の毒太と付き合っていたころから、“毒太が好きだから”という理由でずっとロングヘアにしていた瓜田チャリさん。そんな毒太は、授乳の影響で胸がしぼんだ瓜田チャリさんに……「高校のときは大きかったのに詐欺」と罵るなど、人の容姿について評価するのが癖になっていました。そんな毒太に、“いつか浮気されるのでは”と思う瓜田チャリさんは、身体や年齢はどうしようもないから、髪型だけでも一番好みのロングヘアでいようと思っていたのですが……? うちは不倫とは無縁。その理由は… 日本人は世界基準だとセックスレスが多いというニュースや、不倫の原因はセックスレスだという記事に触れ、納得する瓜田チャリさん。 家でセックスしてたらわざわざ不倫しないもんね。 それならうちは大丈夫かな。 週に6回もしてるんだから。 どんなに疲れていても、眠くても毒太に求められれば応じていた瓜田チャリさんでしたが……? お互いに好きで求め合って週に6回なら良いのですが、一方的に求められるとさすがにしんどいですよね……。仕事に家事や育児を終え、疲れ切っていても眠気を我慢して……というのは夫側に妻を思いやる気持ちが感じられません。皆さんが妻側と同じ状況になったら、どうしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2022年10月17日2023年1月、東京・大阪にて『悪魔の毒毒モンスターREBORN』が再演されることが決定した。本作は、1984年に公開され伝説となったアメリカのカルトムービー『悪魔の毒々モンスター』のミュージカル化作品。『メンフィス』でトニー賞を受賞したジョー・ディピエトロが脚本を書き、ボン・ジョヴィのキーボード、デヴィッド・ブライアンが音楽を手掛け、2009年にオフ・ブロードウェイでコメディミュージカルとして誕生した。日本では、池田テツヒロ演出、福田悠太(ふぉ~ゆ~)主演で2020年3月に東京で上演された。今回の公演も引き続き池田テツヒロが演出を担当。キャストは福田に加え林翔太、宮原浩暢(LE VELVETS)、霧矢大夢が同じ役で続投するほか、新たにヒロイン・サラ役に『モーツァルト!』『レ・ミゼラブル』などに出演し、確かな歌声で観客を魅了する平野綾が参加する。■福田悠太 コメント正義と思ってかかげているものは、もしかしたら誰かに植え付けられた偽物の正義の可能性はありませんか? 悪魔は悪い者というイメージはいつから持っていますか? 毒とは何にとっての毒ですか? あなたのイメージを壊せるチャンスがこの舞台にはあるのかも知れませんし、ないかも知れません。それは観てみないとわかりませんし、僕もやってみないとわかりません。『悪魔の毒毒モンスター REBORN』超ド級コメディミュージカル。どうかよろしくお願いします。ふぉ~ゆ~の福田悠太こと悪魔の毒毒モンスターより■平野綾 コメント今回の再演から初参加になります!とても緊張していますが、サラの圧倒的パワーに助けてもらいながら、少しでも早く作品やキャストの皆さんと馴染めるように頑張りたいです。バカバカしすぎて最早カッコイイ!と思ってしまうとんでもない展開しかないこの作品の中で「やっぱりこの子もとんでもなかったー!」と楽しんでいただける役作りができたらと思っております。一緒にたくさん笑って、2023年の良いスタートを切りましょう!■林翔太 コメント毒毒モンスターが帰ってきました!今回もまた出演させていただけることがとても光栄です。前回の公演は、残念ながら地方公演が中止になってしまいました。今回はそんな悔しい気持ちを晴らすかのように、前回以上に暴れまくりたいと思います!前回観た方も観ていない方も、絶対に楽しめる作品です!なんていったって座長が福ちゃんだから。是非お楽しみに!!!■宮原浩暢 コメントあの悪魔の毒毒モンスターが帰ってきます!初演を思い返すと、汗だくで劇場を走り回ったり、必死でいくつものキャラクターを演じたりと、大変だったはずなんですが……、本は面白いし楽曲はカッコいいしと、良い思い出しか浮かんできません。今回も5人のキャストで、前回以上に舞台上を暴れまわり、B級ホラーコメディならではの笑いとわくわくドキドキするエンターテイメントの舞台をお届けします!■霧矢大夢 コメントぶっ飛んだ登場人物、ストーリー、あのオフ・ブロードウェイ・ミュージカルが帰ってきます!!新型コロナウィルスがまだ未知の感染症だった2020年3月、東京公演はなんとか乗り切りましたが、大阪公演中止という事態になり、なんだか消化不良のままでした。出演者はたった5人でも、中身はボリュームたっぷり、楽しさたっぷり。2023年幕開けミュージカルは『悪魔の毒毒モンスター』で決まりです!!■演出:池田テツヒロ コメントコロナ禍のはじまりに、ひっそりと終わってしまった感のある、ミュージカル『悪魔の毒毒モンス ター』……ああ、せっかく傑作だったのに、とショボーンとしていたら、「ふざけんじゃねえっ!」とモンスターがヘドロの海からリボーン。スケールも笑いもノリも悪ノリも、すべてパワーアップした毒毒モンスターの世界にドボーンしに来ませんか?期待して貰って全然かまいません!劇場へカモーン!<公演情報>『悪魔の毒毒モンスターREBORN』脚本:ジョー・ディピエトロ音楽:デヴィッド・ブライアン演出:池田テツヒロ【出演】福田悠太(ふぉ~ゆ~)平野綾 / 林翔太 / 宮原浩暢(LE VELVETS)霧矢大夢●東京公演2023年1月14日(土)~22日(日) 全12回公演会場:EX THEATER ROPPONGI●大阪公演2023年1月27日(金)~29日(日) 全4回公演会場:サンケイホールブリーゼ【チケット料金】※東京・大阪公演共通11,500円(税込・全席指定)※未就学児入場不可■チケット一般発売2022年12月10日(土)10:00~問合せ:キョードーインフォメーション0570-200-888(平日・土曜 11:00~18:00)公式サイト:公式Twitter:
2022年10月14日2023年1月、東京・大阪にて「悪魔の毒毒モンスターREBORN」の再演が決定いたしました!1984年に公開され、伝説となったアメリカのカルト・ムービー『悪魔の毒々 モンスター』。 なんと無謀にもこの作品を『メンフィス』でトニー賞を受賞したジョー・ ディピエトロが脚本を書き、ボン・ジョヴィのキーボード、デヴィッド・ブライアンが音楽を手掛け、2009年にオフ・ブロードウェイでコメディ・ ミュージカルとして誕生しました。5人の役者が何役も演じ、あまりにもぶっ飛んだミュージカルで笑いが止まらない観客が増殖。 ブロードウェイには上がりませんでしたが、その後カナダ、全米とツアー公演になり、2020年3月には東京にて上演し、会場は爆笑の渦に包まれました。2020年3月公演に続き演出は池田テツヒロが担当します。キャストはもちろん、福田悠太(ふぉ〜ゆ〜)が再び主演を務め、林翔太、宮原浩暢(LE VELVETS)、霧矢大夢が2020年公演と同役を演じます。 今回新たにヒロイン・サラ役に『モーツァルト!』『レ・ミゼラブル』など に出演し、確かな歌声で観客を魅了する平野綾を迎えます。スプラッタアクションホラーコメディミュージカル!「悪魔の毒毒モンスターREBORN」にどうぞご期待ください!今回再演決定にあたり、主演の福田悠太と平野綾、林翔太、宮原浩暢、霧矢大夢そして演出の池田テツヒロからコメントが到着!<福田悠太>正義と思ってかかげているものは、もしかしたら誰かに植え付けられた偽物の正義の可能性はありま せんか?悪魔は悪い者というイメージはいつから持っていますか?毒とは何にとっての毒ですか?あなたのイメージを壊せるチャンスがこの舞台にはあるのかも知れませんし、ないかも知れません。それは観てみないとわかりませんし、僕もやってみないとわかりません。「悪魔の毒毒モンスター REBORN」超ド級コメディミュージカル。どうかよろしくお願いします。ふぉ〜ゆ〜の福田悠太こと悪魔の毒毒モンスターより<平野綾>今回の再演から初参加になります!とても緊張していますが、サラの圧倒的パワーに助けてもらいながら、少しでも早く作品やキャスト の皆さんと馴染めるように頑張りたいです。 バカバカしすぎて最早カッコイイ!と思ってしまうとんでもない展開しかないこの作品の中で「やっぱりこの子もとんでもなかったー!」と楽しんでいただける役作りができたらと思っております。 一緒にたくさん笑って、2023年の良いスタートを切りましょう!<林翔太>毒毒モンスターが帰ってきました!今回もまた出演させていただけることがとても光栄です。前回の 公演は、残念ながら地方公演が中止になってしまいました。今回はそんな悔しい気持ちを晴らすかの ように、前回以上に暴れまくりたいと思います!前回観た方も観ていない方も、絶対に楽しめる作品 です!なんていったって座⻑が福ちゃんだから。是非お楽しみに!!!<宮原浩暢>あの悪魔の毒毒モンスターが帰ってきます!初演を思い返すと、汗だくで劇場を走り回ったり、必死でいくつものキャラクターを演じたりと、大変だったはずなんですが、、、本は面白いし楽曲はカッコいいしと、良い思い出しか浮かんできません。 今回も5人のキャストで、前回以上に舞台上を暴れまわり、B級ホラーコメディならではの笑いとわくわくドキドキするエンターテイメントの舞台をお届けします!<霧矢大夢>ぶっ飛んだ登場人物、ストーリー、あのオフ・ブロードウェイ・ミュージカルが帰ってきます!! 新型コロナウィルスがまだ未知の感染症だった2020年3月、東京公演はなんとか乗り切りましたが、大阪公演中止という事態になり、なんだか消化不良のままでした。 出演者はたった5人でも、中身はボリュームたっぷり、楽しさたっぷり。 2023年幕開けミュージカルは「悪魔の毒毒モンスター」で決まりです!!<演出:池田テツヒロ>コロナ禍のはじまりに、ひっそりと終わってしまった感のある、ミュージカル『悪魔の毒毒モンス ター』......ああ、せっかく傑作だったのに、とショボーンとしていたら、「ふざけんじゃねえっ!」 とモンスターがヘドロの海からリボーン。スケールも笑いもノリも悪ノリも、すべてパワーアップし た毒毒モンスターの世界にドボーンしに来ませんか? 期待して貰って全然かまいません! 劇場へ カモーン!【あらすじ】舞台はニュージャージー。 街のいじめられっ子だったメガネ少年・メルビンが 産業廃棄物で汚染された街を救うため、立ちあがった...途端に、 汚染の黑幕である市⻑の命令で放射性廃棄物のドラム缶に放り込まれてしま う。突然変異で緑色のモンスターになってしまったメルビンは、 手に入れた怪力で 街の悪者を次々と倒し、復讐を果たす。醜いモンスターになってしまったメルビンに普通に接してくれるのは、 盲目の司書・サラだけだった。 2人はいいムードになるが、市⻑は自らの野望を拒むモンスターの命を狙うのだった...。【公演概要】タイトル:「悪魔の毒毒モンスターREBORN」脚本:ジョー・ディピエトロ音楽:デヴィッド・ブライアン演出:池田テツヒロ翻訳・歌詞対訳:可児理華音楽監督:岡崎 司振付:足立夏海/原田 薫出演:福田悠太(ふぉ~ゆ~)平野綾林翔太宮原浩暢(LE VELVETS)霧矢大夢<東京公演>2023年1月14日(土)~22日(日)【全12回公演】会場:EX THEATER ROPPONGI〒106-0031 東京都港区西麻布1丁目2−9主催テレビ朝日/ミックスゾーン<大阪公演>2023年1月27日(金)~29日(日)【全4回公演】会場:サンケイホールブリーゼ〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2丁目4−9ブリーゼタワー7F主催リバティ・コンサーツ<東京・大阪公演共通>チケット料金:11,500円(税込・全席指定)※未就学児入場不可チケット一般発売2022年12月10日(土)10:00~チケットに関する問合わせキョードーインフォメーション0570-200-888(平日・土曜 11:00~18:00)公式サイト: 公式Twitter:@dokdok2023( )企画・制作ミックスゾーン 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月14日私は毒親育ちで、結婚と同時に実の親と縁を切りました。夫と新しく作った家族は温かく、毎日が幸せそのものなのですが、私にはひとつ大きな不安があるのです。それは「子ども」について。実母との関係もあり長年子どもが欲しいと思えなかった私ですが、最近になって心情に変化が合ったのです。でも、私と夫との間では子どもの話はなんとなくタブーとなっていて……。 毒親に育てられた結果母と2人暮らしだった私は、母の毒を一身に浴びて育ちました。母の口ぐせは「子どもなんて産むもんじゃない」「あんたなんて産まなきゃよかった」。実家を出るまでの間に私は、母の口から出たテレビドラマのセリフのような暴言を数えきれないほど聞かされました。 実際、母はいつも怒っており、私は母の笑顔を覚えていないほどです。私を育ててくれた母は、いつもとても不幸そうに見えました。 そんなこともあり、子どもの虐待を伝えるニュースで「容疑者もまた虐待を受けていた過去があり…」という言葉を耳にする度に、私の中で「子どもをつくってはいけない」という思いが強くなっていきました。 まだ言語化できない「子ども」の話夫と結婚したのには、「子どもにはあまり興味がない」という夫の言葉に救われたことも関係しています。「この人と2人きりで年をとるのもいいな」と思える人に出会えたのは、私の人生において初めてのことでした。 でも結婚して3年が過ぎると、私の心に「愛する夫との子どもが欲しい」という気持ちがほんの少しだけ芽生えたのです。毒親に育てられた私と、子どもに興味がない夫。私たちの間ではなんとなく子どもの話はタブーになっていて、子どもを作るかどうかを真剣に話し合ったことはありません。 私自身の気持ちもはっきりしていなかったため、私は「子どもが欲しいかもしれない」と思い始めたものの、夫に打ち明けるのを躊躇してしまったのです。 私の気持ちの変化に気づいた夫私の心に変化があったころ、夫の親友に子どもが生まれました。夫婦間で子どもについての話し合いを持てていない私は、赤ちゃんの顔を見に行くことがどうしてもできず、お祝いの席には夫ひとりで行ってもらいました。 その後、なぜかよく親友宅に行っては子守りを手伝うようになった夫。帰ってくると夫は「子守りも少しずつ慣れてきたよ」とか「今日は赤ちゃんがこんなことをしてかわいかった」と話してくれます。もしかしたら夫は私の心の変化に気づき、いずれ私と子どもを持つことを視野に入れ、私に対して「子どもを作ってもいいよ」と暗に伝えてくれているのかもしれません。 夫の包み込むようなやさしさに触れた今、私は子どもを持つことに少し前向きになってきています。 私が読んだ本によると、子ども時代の自分を癒やすには、想像の中で自分がどういうふうに育てられたかったのか、イメージするといいそうです。その過程を踏めば、負の連鎖は起きないと言われているのだそう。今の私は過去と向き合い、自分が少しずつ前へ進んでいけるよう努力しています。いつか夫との子どもに恵まれたら人格や存在を絶対に否定せず、精一杯子どもを愛せる親になりたいと思っています。 著者/つちやです作画/霜月いく イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 霜月いくマンガとイラストを描いてます。
2022年10月04日中高時代、反抗期がなかった私多くの若者が反抗期を経験する中高時代、私には反抗期が訪れませんでした。今思えばそれは、親との関係性が緊迫していて、安心して反抗できるような安定と信頼感のあるものでなかったことによると感じます。当時、父と母の関係は良くありませんでした。共働きだったわが家では、母は都内でのフルタイムの仕事から帰ってくると仕事着のまま腕まくりして夕食を作ります。このときの母の機嫌はたいてい悪く、皆が母の機嫌を伺ってビクビクしている状態でした。父は家族に対して冷淡で拒絶的。母はそれに対して常に愛情や絆の確認を求めている感じで、このやり場のない母の愚痴は娘の私に向かいました。私は母の感情のはけ口のようにされていたわけですが、当時母に抱き込まれすぎていた私にはその自覚がありませんでした。「弱々しくてかわいそうなお母さんを私が守ってあげなければ!」と、母のための小さなナースやナイト(騎士)のようになっていたのです。中学生の頃、庭先で母の首を締めようとする悪夢を見ましたが、何かとんでもないものを見てしまったと恐怖した私は、この夢のことを必死に忘れようとしました。私はなんて血も涙もないひどい子なんだと…。親が、成長途中の子どもが安心して反抗できるだけの自立した強さを持っていない。このような状況で、私に反抗期が来るはずがありませんでした。ルーズソックスに茶髪が全盛期だった当時、私はルーズソックスを履くことも髪を脱色することも、母を「クソババア」と罵ることもなく、極めてまじめな優等生として中高生活を終えました。私が「悪い子」になったりしたら母がどれだけ動揺するかと思うと、怖くて何もできなかったのです。大学入学後、世界が広がって… 親への激しい拒絶大学入学後、私は校則の厳しい中高一貫の女子校の環境から解放されて自由な環境に身を置くようになり、一挙に生きる世界が広がりました。恋人もできたりして、ようやく親と学校の勉強以外の世界に居場所を感じるようになると同時に、母の私への執着や束縛を生理的に受け入れられないほど気持ち悪く感じるようになりました。母は、私が大学をさぼった日などは、私をつかまえて半日でも話につきあわせ、陶然とした顔で「ああ、こんな時間がいつまでも続けばいいのに。このまま一生一緒に暮らそうよ」と言うのです… そう言われた瞬間には背中にぞわーっと悪寒が走り、吐き気を覚えました。これからの新しい人生を控えた若い女の子をつかまえて、どれほど異常なことを言っているのか自覚がないんだろうか…。母はだんだん私に対する家庭内ストーカーのようになり、出かけていると今どこにいて誰と何をしているのか、いつ帰るのかと、何十回と電話をかけてくるように。帰ってきたら帰ってきたで家の中で私を追い回して、夜中の2時3時でも話しかけてきます。私は母から逃れたい一心で家出をし、一時期、母からの電話を着信拒否して、当時つきあっていた人の下宿に転がり込んでいたほどでした。「安心して反抗できる関係性」は大事今となっては、私は母に「安心して反抗できる相手」でいてほしかったなあと思います。反抗というのは、「この人はちょっとぐらい攻撃しても崩れないぐらい強い」という信頼、「この人になら甘えを攻撃という形で出していい」という安心がなければ成り立たないものだと私は自らの経験からも思います。反抗期は親にとってはちょっと怖いものでしょうし、程度にもよるとは思うのですが、反抗期が来たらむしろ「私は子どもから信頼され甘えられている、子どもは健全に順調に育っているし、親子の関係性も健全だ」と思って安心してもいいのかもしれません。文/宇樹義子(監修・鈴木先生より)神経発達症の二次障害である反抗挑発症は周囲の無理解や保護者の過干渉からくることが多くみられる傾向がありますが、今回のケースは大学に入学後に母親の過干渉が起因となり、家出までした反抗につながってしまったのでしょう。小学生で少し早い反抗期と心配される親ごさんがいますが、適切な手段を講じないと反抗挑発症という二次障害に陥っている場合が少なくありません。それを放置するとさらに素行症という二次障害へ進展していきます。父親にASD傾向があり家族に対して冷淡、母親にADHD傾向があり父親からDVを受けたり子育てを一切任されたりされている、といったケースをみることがあります。そういう場合、母親がカサンドラ症候群となってうつ状態になっている場合が少なくありません。宇樹さんが、弱弱しく見えたお母さまの気持ちをカウンセリングのように傾聴し、ナイトのように救ってあげたことでお母さまのうつ病への進行を防いだのだと思います。
2022年10月01日心理カウンセラーの資格を持つ毒親マンガの作者の指示で、「どうして私はお兄ちゃんと同じ愛情を貰えなかったの?」と、イメージするお母さんへ問いかけたM美さん。次にお母さんの代わりにM美さん自身が返事をすることになると……「私から旦那を奪ったM美が憎い。どうしてもかわいいと思えない」と、イメージしたお母さんで答えたM美さん。その後、また別の場所・違う視点からお母さんを客観的に見たM美さんは、「自分の弱さに負けてアルコールに逃げた、みっともない人……」と感想を述べると……? 毒母に認められたかった… 「でも……それでもあなたの娘は、あなたに愛されたかった!」涙を流しながらお母さんへ訴えるM美さん。M美さんの言葉を聞きいたパパも、涙がこぼれました。 「認められたかった! 存在しているということを! 一度でいいから!」「私は知らず知らずのうちに、母からもらえなかった愛情を歪んだ方向に求めてしまったの……?」 泣きながらお母さんへの想いを吐露するM美さんへ、「愛されたい、認められたいのは誰だって同じだよ。俺たちの娘ちゃんだってそうだ」パパは手を差し伸べました。 「娘ちゃん! 今の私は娘ちゃんと接するのが怖い! 自信がない……」「でもこのままだと娘ちゃんも私と一緒になってしまうんじゃないだろうか……」不安になるM美さんへ、「自信がないのは俺だって同じだけど、周りに助けてくれる人がいるからやっていけるし、娘ちゃんと一緒に自分も親として成長できているんだなって感じる」パパは励ましの言葉をかけました。 “助けてくれる人”という言葉を聞き、いつも支えてくれる義両親のほか、「いつでも相談してください」と言ってくれた保健師さん、駅で娘ちゃんの命を救ってくれたおじいさんのことをを思い出し、後悔するM美さん。 そんなM美さんに、過ちに気づけただけでも前進だと励ますパパは、そんなことをしたのも原因があると断言しました。その原因は依存症で、さらに“ただの依存症”ではないと説明し始め……!? やはり子どもはどんな親でも、どんなに虐げられても愛されたいんですよね……。M美さんは幼いころに母親から存在を認めてもらえなかったため、埋められなかった承認欲求をSNSで満たしていたのかもしれません。さらに、今まで手を差し伸べてくれた人、助けてくれた人は“自分を責める敵ではなかった”と、ここで初めて気がついた様子。パパによるとM美さんは“ただの依存症ではない”とのことですが……現状から抜け出せるといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年09月11日過去の恋愛から学べることは多くあるでしょう。 今回は、過去の恋愛を乗り越え、学んだことや気づいたことについてエピソードを募集しました。 もしかしたら、今、恋愛で悩んでいる方の心が軽くなるようなエピソードもあるかもしれません。失恋して親から言われた言葉は出典:lamire結婚するずっと前の話しです。2年程お付き合いしていた彼がいました。毎日メールでやりとりをするのが当たり前になっていたのですが、ある日を境にメールの数が減り、デートで手を繋いでもすぐに手を離されてしまうようになりました。そして、「彼女としては良いけど将来の妻としては見れない」と言われ、振られてしまいました。ショックで毎日のように泣き、朝から夜まで友達と遊んで忘れようとしましたが忘れられず…。そして自分がうまくいかないことを親のせいにもしてしまった私…。しかし、親はそんな娘に怒ることはせずに、「5年後10年後になって結婚できなくとも、ずっとこの家にいればいいじゃない」と言ってくれました。その言葉に救われた私は失恋から立ち直り、今は二児の母親です。(女性/主婦)失恋してゲームに没頭!?私は失恋してから、今までしてなかったゲームや趣味など好きなことに没頭しました。最初は集中できなくて、考えてしまうこともあったけど、仕事の後に子どもの世話をして一緒に遊ぶことで紛らわすことができました。紛らわすことができても、寝る前などは考えてしまい、泣いてしまうことも…。しかし、ママ友と遊んだときに、「今まで出来なかった好きなことをして、忘れよう!」というアドバイスのおかげで今は吹っ切れることができました。(女性/主婦)失恋すると最初は辛いかもしれませんが、素敵な出会いもきっとあるかもしれません。少しずつでも前向きに考え、次の恋をスタートしていきたいですね。※こちらはクラウドソーシングサイトにて実際にユーザーから募集したエピソードをもとに記事化しています"
2022年09月05日別居中のパパが同席する元で毒親マンガの作者と通話し、幼少期のことを話し始めたM美さん。「私の母親はひどいアルコール依存症でした……」M美さんが生まれる前に離婚し、それ以来お酒に依存するようにったお母さんは……3歳のM美さんを無理矢理ダンボール箱へ入れたり、小学生のM美さんを毎日殴って虐待していました。学校ではみすぼらしい身なりをからかわれるようになったM美さん。でも、それ以上に深刻だったのが、空腹でした……。 母の命令で生きるために罪を犯し… 「スーパーに行って自分で盗ってこい!」犯罪を指示するM美さんのお母さん。「そんなことできないよ。怖いし、それに捕まっちゃう!」 M美さんの家はとても貧乏でした。お母さんは働かず、生活保護を受けていた可能性があると語るM美さん。空腹に耐えかねて近所の墓地のお供え物を食べたり、他人の家の盛り塩を舐めたり……もっとひどいときはアリを捕まえて食べていました。 そんなひどい環境で、幼いM美さんへ犯罪を指示するお母さん。「いいから早くお兄ちゃんの牛乳も一緒に盗ってこい! 殴るぞ!」「わかったからぶたないでぇ」逆らえなかったM美さんは、スーパーへひとりでやって来ました。 手ぶらで帰っても、店員さんに見つかって盗ったことがバレても殴られる……嫌だ……こんなことしたくない……! それでもお母さんに逆らえないM美さんは、とうとう店のものを盗んでしまいました。初めてものを盗んだとき、罪悪感と恐怖でいっぱいだったと語るM美さん。それでも、生きるために盗んだものを食べていました……。 「こんな犯罪話を旦那にできるわけありません。今まで過去のことを言わなかった原因のひとつはこれです」暗い顔で過去を振り返るM美さん。 そして幼いころのM美さんの家には、たびたび市の職員や児童福祉関係の人が訪れ……? 幼いときは常に空腹だったM美さん。働かないお母さんは、M美さんに万引きを命令していました。母親の話をすることは、日常的に虐待を受けていたこと、自分が犯した罪を話すことになるため、M美さんは過去のことを話せませんでした……。福祉関係の人が、幼いM美さんを救い出してくれると良いですね。 ※万引きは窃盗罪です。また、犯罪を犯すように指示・命令した人も教唆犯となり、罪に問われます。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年09月04日両親の話題を避けることが気になるというパパに、「うちはちょっと特殊だし話してもわからないと思うから……」と言うM美さん。それでも、「毒親マンガをもう少し読んでみる」という前向きな発言が出て……パパが帰った後も毒親のマンガを読み続けたM美さん。「今なら話せる気がする。母親のことを……」M美さんは確実に一歩ずつ前に進んでいました。毒親マンガの作者に話を聞いてもらうことにしたM美さんは、パパにもそのことを連絡しました。ついに当日、M美さんの元へパパが訪れたのですが……? ついに避けて来た母親の話をし始め…!? 「かなり顔色が悪いな。アカウント相変わらずなの?」数日ぶりに会ったM美さんの様子を心配するパパ。「いらっしゃい。うん……アカウント復活の申し立てをしたけど全然ダメ……」「今もう通話が繋がってるから、入って……」 パパが部屋に入ると、すでに毒親マンガの作者と通話が繋がっていて、M美さんはすぐに自分の母親の話を始めました。 「私の母親はひどいアルコール依存症でした……」 お酒臭く、いつも怒っていたM美さんのお母さん。M美さんが生まれる前に離婚して、そこからお酒に依存するようになりました……。 M美さんは母との古い思い出を語り始めました。 M美さんが3歳ごろのこと。「ほら、持ってきてやったぞ」大きな段ボール箱をお母さんに渡されたM美さん。 何が入っているか聞くと……「は? 何がある? じゃなくて、お前がそこに入るんだよ」M美さんはお母さんに無理矢理ダンボール箱へ入れられました。 「そこから出てくるな! 泣くな! ふたを閉めるぞ!」M美さんにひどい仕打ちをする一方、お母さんにそっくりなお兄さんはとてもかわいがられていました。 泣くと殴られることがわかっていたM美さんは、無理矢理良い方向に考えて、辛くても悲しくても我慢するようになっていました……。 小学生のころは毎日殴られて、アザだらけだったM美さん。そのアザを隠すため、夏でも長袖を着ていました。3年生くらいになると、髪はボサボサで服も毎日同じだったため、いじめられるように……。でも、それ以上にM美さんにとって深刻だったのが、空腹でした……。 今までずっと避けていた母親のことを打ち明け始めたM美さん。アルコール依存の母親から虐待と兄弟差別を受け、さらに日々空腹で貧しい家庭環境で育った様子……。M美さんが“うちはちょっと特殊”と言っていたのは、このことだったようです。自分の過去(母親)と向き合うのは辛いかもしれませんが、M美さんが変わるきっかけになると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ
2022年09月03日私の実親は父母ともに毒親です。こういう風にはっきりと実親を「毒親」と捉えることができたのも、ここ最近の話。私は結婚を機に初めて実親と離れ、だんだんと自分が置かれていた環境が「おかしい」ということに気付き、やっと目を覚ましました。毒親からは離れたものの、「とある物」が1枚もなく、今は少し後悔している話をします。なくて意外と困ったものとは現在、実親とは「絶縁」とまではいかなくとも、年1回会う程度の疎遠状態。年1回しか会えないレベルの遠い場所に実家があるのかといえば決してそうではなく、電車で小一時間程度の場所にあるのですが、気持ち的な距離はすごく遠い存在です。 そんな疎遠の関係によって、今困っているのが「実親の写真や、私の子どもと実親が写っている写真が1枚もない」ということです。 保育園のアルバム作りで⋯本格的に悩み出したのは、下の子どもが保育園に入園したころです。園で「思い出アルバムを作りませんか」という話になり、子どもたちの0歳から今までの写真をまとめたアルバムを親が手作りしようという企画でした。そこで主任の先生が、「このアルバムは、今までお子さんがいろいろな人に愛されたとわかるように記録するために作成しますので、子ども単体でなく、おじいちゃん・おばあちゃんも含めたアルバムだとなお良いですね」と発言されたのです。 保育園の先生の発言に傷つくもちろん主任の先生は私の家庭環境についてはまったく知りませんし、私自身も実親が毒親だから疎遠になっているとはとても言えません。そんな背景もあったうえでの主任の先生の発言なので、そこまで気にとめる必要もないとは思いつつ、私はその言葉に非常に敏感になっていました。 さらに「祖父母など親族関係と縁が遠い子どもは愛が薄いのだろうか」などとマイナス思考に陥ってしまったのです。 現実と向き合わざるを得ない状況にそして、子どもと一緒に写る祖父母(実親)の写真が1枚もないことに向き合わざるを得なくなり、大変悲しい気持ちになりました。しかし、そのとき3歳になっていた上の子どもにおいては、私の実親の写真が1枚もないことで支障を感じたことは特にありませんでした。実親の写真が1枚もないことをそれまで気にもとめておらず、下の子どものアルバム作りの話が出るまで、私は実親のことがすっかり頭から抜け落ちていたんだなとも感じました。 私は今回の件を気に病んでいました。しかし、気に病むこと自体、まだ毒親の毒から抜け出せていないとも感じ……。だからあえて不参加ではなく、参加して精一杯与えられた機会を楽しみたいです。しかし、「せめて子どもと実親が一緒に写っている写真を1枚程度はおさめておけばよかったな……」と、今さらながら後悔しました。 著者:橋爪真理子2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年08月15日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんはいませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。 今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードをご紹介します!次のターゲットは…私の親!?保険の営業の仕事をしているママ友が、私にも営業をしてきて困っていました。私がいない間に私の親にも営業していたことも…。本当に迷惑だったので強めに断ると、ようやく諦めたらしく、ちょっと安心していました。しかししばらくして、また私の親に突撃訪問して、今度は投資の話をもちかけていたようで…。忙しいと断ると「今度でいいから」と引き下がらず…玄関で立ち話をするだけだろうと思い、仕方なく承諾したら「友達も連れてきますね」と言って、上司を連れてきて…出典:lamireそのあと「やはり興味がないから」と一緒に断りに行ったのですが、親はかなり困っていました。私がいない間に親を困らせて…本当に腹が立ちます。(女性/無職)近所のママが上から目線で…近所の年上ママのお話です。やたらと仕切りたがるし、学校の役員をするように指示をしてきます。また、子どもの学年が上なので、「自分の子どものときはこうだった、ああだった」と上から目線でアドバイスしてきます。言われるがまま、私と別のママは役員を引き受けることに。その後も、「ああしたらいい、こうしたらいい」と聞いてもいないのに上から目線で指示され…。しかし後から、そのママ友は役員を一度もしたことないことが明らかになりました。まるで経験済かのような語り口だったので驚きました。正直、本当に迷惑でした。(女性/会社員)いかがでしたか?こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。以上、ママ友トラブルエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年08月12日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんはいませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。 今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードをご紹介します!毒を吐くママ友娘の幼稚園のママ友のエピソードです。迎えに行ったあと、おしゃべりしながら、近くの公園で子どもたちを遊ばせるというのが日課でした。ある日のこと、うちの娘が園で嫌なことがあったのか、みんなと遊ぼうとせず不機嫌そうにしていたのです。すると、その様子を見たママ友が「〇〇ちゃんママ、今不機嫌?ほら、ママが不機嫌だと娘も不機嫌なんじゃない?あなたいつもご機嫌斜めだもんね!」とみんなの前で笑いながら言いました。出典:lamire一瞬言われた言葉が理解できなかったのですが、悔しさと怒りに支配される自分がいました。ありえない…ほかのママ友たちも気分を害したようで、場は凍りつき…それ以来、彼女は周りから距離を取られています。(女性/専業主婦)家庭の事情が理解できないママ友幼稚園のママ友の話です。我が家は共働きをしていることもあり、幼稚園の送りは夫で、お迎えは私が担当しています。ある日同じクラスのママ友が「〇〇さん家はいつもパパが送り迎えしてるんだねー。なんでー?」と、半笑いしながら言ってきました。「なんで?って…」と思いながら「送りはパパでお迎えは私だよ。二人とも仕事してるからねー。」と私が返すと、「そうなんだー。優しいパパでいいねー。私は毎日パパに頼むなんて、申し訳なくて無理だなー。」と、返してきました…。嫌味を言いたかっただけなのか…?共働きに理解のないママ友にモヤモヤしました。(女性/主婦)いかがでしたか?こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。以上、ママ友トラブルエピソードでした。次回の「ママ友トラブルエピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年08月07日大人気マンガシリーズ、今回はのじ(@noji09noji)さんの投稿をご紹介! 「高校生で親の介護を体験した話」第56話です。声をかけてくれないのじさんに不満を抱く母親。のじさんもわかってはいるようですが…!?<高校生で親の介護を体験した話#56>出典:instagram声をかけてくれないのじさんに…出典:instagram「助けてくれたって…」出典:instagramそんなのわかってる…だけど!出典:instagram三者面談の教室は…出典:instagram階段を上がった先…出典:instagram三者面談を行う教室は階段を上がった先…。どうみても1人では上がれなさそうな母を連れて、無事に三者面談はできるのでしょうか…!?次回の配信もお楽しみに!"
2022年06月30日