お子さんを私立幼稚園に入れるときには、自治体から補助金を受け取ることができますよね。でも……「どこに住んでいるか」によって、もらえる補助金の額が大幅に異なることをご存じですか?今回は、東京23区の私立幼稚園補助金制度と金額を徹底的にリサーチしました。その結果見えてきた「特徴的な4つの区」をピックアップ。モデル家庭で「いくらもらえるか」も、具体的に試算してみました。●補助金の種類は3つある私立幼稚園へ入れる家庭がもらえる補助金には、3種類あります。(1)就園奨励費補助金……国の制度。所得制限はありますが、最大で年額30万8,000円を受け取ることができる。(2)入園補助金……自治体の制度。幼稚園に入園する際、一度だけ受け取れる。(2)保護者補助金……自治体の制度。保育料の補助として受け取ることができます。これら3つのうち、自治体によって額が大きく異なるのが入園補助金と保護者補助金 です。そこで、今回はこの2種類に絞った比較をしていくことにします。●たくさんもらえるのはドコ? 4つの区を徹底比較では、さっそく見ていきましょう。【モデルケース:東京都在住のAさん】・世帯年収670万円・妻、夫、新入園児の3人家族東京都23区の中で、Aさん宅がもらえる補助金の額はどれくらい違うのでしょうか。特徴的な4つの区をピックアップして試算しました。●品川区品川区の入園補助金は、所得制限なしの一律10万円。保護者補助金は、所得に応じて年額8万4,000円〜15万8,400円と設定されています。世帯年収670万円のAさん宅で計算したところ、年額12万6,000円 の保護者補助金がもらえることが分かりました。この額は、東京23区の中ではスタンダードなラインです。世田谷区や大田区なども、おおよそこれくらいの額を給付していました。●江戸川区江戸川区の入園補助金は、所得制限なしの一律8万円。保護者補助金にも所得制限はありません。だれでも、月額2万6,000円まで受け取ることができます。計算すると、年額31万2,000円 。額の多さもさることながら、一切の所得制限を設けていない点にも驚きです。「子育てするなら江戸川区!」と言われるほど、ファミリー層から厚く支持されているだけありますね。●千代田区千代田区には、入園補助金はありません。保護者補助金は、所得に応じて月額3,400円〜7,200円。これは23区の中でも非常に低い設定金額です。Aさんのケースだと、毎月4,500円受け取ることができます。1年間でたった5万4,000円 ……他の区と比べると、その差に目を見張ってしまいますよね。23区の年収ランキングではトップを争う区ですから、補助金がなくても困らない家庭が多いということなのでしょうか。●港区最後に、23区の年収ランキングでは常に圧倒的な1位を誇っている港区のデータを紹介しましょう。港区には、千代田区同様に入園補助金がありません。しかし、保護者補助金として年額26万6,400円 が支給されます。所得制限はなく、誰でもこの額をもらうことができるのです。千代田区と港区。富裕層の多いエリアでも、自治体によってこんなに差があるんですね。●まとめとして改めて、モデルケースのAさん宅が受け取れる補助金(初年度)を見比べてみましょう。品川区:入園補助金10万円+保護者補助金12万6,000円=22万6,000円江戸川区:入園補助金8万円+保育料補助金31万2,000円=39万2,000円千代田区:入園補助金0円+保護者補助金5万4,000円=5万4,000円港区:入園補助金0円+保護者補助金26万6,400円=26万6,400円江戸川区と千代田区では30万円を超える差 があることが分かります。幼稚園に入園するときには、なにかとお金がかかるもの。補助金が少しでも多いと、ママとしてはやはり嬉しいですよね。----------いかがでしたか?今回紹介した「入園補助金」と「保育料補助金」以外にも、各自治体では独自の施策で子育て家庭の援助をしています。例えば「年収約600万円未満のひとり親世帯は保育料が無償」(新宿区)、「前年の給与収入400万円以下の世帯は保育料が原則無償」(渋谷区)など、調べてみればたくさんの支援があるということが分かりました。幼稚園入園を控えているママさんたち、まずは一度お住いの自治体が設けている支援制度を確認してみてください。もしかしたら、意外な嬉しい援助が見つかるかもしれませんよ。【参考リンク】・私立幼稚園等補助金のお知らせ | 品川区()・私立幼稚園 | 江戸川区()・私立幼稚園等園児保護者補助金 | 千代田区()・私立幼稚園等に通う園児の保護者を対象にした補助金 | 港区()●文/パピマミ編集部●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年09月06日小池百合子都知事が“教育機会の平等化”を目的として都内の私立高校生の授業料を無償化する計画を発表して話題となっていますね。世帯年収が760万円未満の生徒で、東京都内に在住の私立高校生が対象となります(都内に住んでいれば東京以外の私立高校に通っていてもOK)。お金がなくて私立を諦めかけていた家庭にはかなりの朗報ですが、一方では「そもそもお金がないなら私立へ行くな」「もっと他のことにお金を使え」という批判も多く上がっています。たしかに、この無償化を実施するには75億円の予算を上乗せする必要があると言われており、税金を払っている立場からすればいろいろ意見したいことがあるのは事実でしょう。そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに「都内の私立高校生に対する授業料の無償化制度」についてどう思うかアンケートを取ってみました!●都の私立高校生に対する授業料の無償化制度をどう思いますか?・1位:東京都だけでなく全国で実施してほしい……34%(60人)・2位:お金がないなら公立に行けばいい……14%(25人)・3位:公立の生徒に不公平感がある……12%(22人)・同率4位:他に税金を使うべきところがある……9%(17人)・同率4位:高校生ではなく大学生の支援を優先させるべき……9%(17人)・6位:金銭的な負担が減るので賛成……6%(11人)・7位:優秀な生徒向けの奨学金を拡充するべき……6%(10人)・8位:年収の基準をもっと低くするべき……4%(8人)・9位:年収の基準をもっと高くするべき……3%(6人)・10位:年収以外の事情も加味してほしい……2%(3人)※有効回答者数:179人/集計期間:2017年1月19日〜2017年1月20日(パピマミ調べ)●「全国で実施してほしい」という意見が最多『はじめこのニュースを聞いたとき、「これで子どもを私立に行かせられる」と喜んだけど、よく見たら“都内在住の私立高校生”限定だった。どうせなら全国一律でやってほしいです』(38歳女性/中学2年生のママ/福岡県)『偏見かもしれないけど、地方のほうがお金ない人多いんだから、東京だけじゃなくて全国でやるべき』(44歳女性/高校1年生のママ/愛知県)最も多かったのは、「東京都だけでなく全国で実施してほしい」というものでした。この制度を聞いて東京に住んでいる人を羨ましく思った地方在住の人は少なくないでしょう。世帯収入760万円の制限があるとはいえ、都内の私立高校生約17万人のうちの約3割にあたる5万1,000人が対象 になるため、基準は決して厳しくありません。とくに地方在住であれば世帯収入が760万円を下回る家庭が多いでしょうから、「うちでもやって!」と思うのは当然と言えます。いずれは公立高校のように全国的に無償化されるかもしれませんが、今のところはまだ分かりません。小池都知事だけでなく、国全体が「教育機会の平等化」を謳う日が来ればいいのですが……。●「お金がないなら公立へ行け」という厳しい声も『そもそもお金がないなら授業料が無償化されてる公立行けばいいじゃん。身の丈に合わない進学をしてるのが悪いのに、それの尻拭いに税金が使われるのは反対だな』(41歳男性/高校1年生のパパ/東京都)『教育機会の平等化とか行ってるけど、別に公立なら無償で授業受けられるじゃん。そもそも私立の学費払えないなら行かなきゃいいのに』(42歳女性/高校1年生のママ/東京都)「お金がないなら公立へ行くべきだ」という意見も少なからず見受けられました。これはかなり厳しい意見のように感じますが、世帯収入が760万円を超えていて普通に学費を払わなければならない層からしてみれば、「そんな制度を導入する前に、身の丈に合った進学をしろ」という気持ちになってしまうのは理解できなくもありません。また、3位には「公立の生徒に不公平感がある」という意見がランクインしており、お金がないという理由で私立進学を断念した人たちには不公平だという意見も多くありました。自腹で授業料を払わなければならない人、お金が原因で私立進学を諦めた人にとっては歓迎できない制度 のようです。●「大学生を支援すべき」「優秀な人向けの奨学金を拡充すべき」という声も『私立高校に通う人はもとからある程度お金を持っている人だから、お金がもっとかかる大学生を支援すべきだと思う』(31歳女性/小学1年生のママ/千葉県)『お金が払えない人を救うことは大切だけど、基準が年収だけなのはダメだと思う。優秀な人向けに特化させて返済不要の奨学金を給付するとかの方がマシかと』(37歳男性/中学2年生のパパ/東京都)私立高校生ではなく、大学生を支援するべきだという意見や、“優秀でお金のない人”に限定して支援すべきだという意見もありました。予算に上乗せされる75億円を、本当に私立高校生を支援することに使うべきなのかという議論は尽きることはなさそうです。----------いかがでしたか?都内在住の家庭にとってはうれしい制度ではありますが、立場や環境によっては不合理で不的確な制度に映ってしまうこともあるようです。実際にこの制度が実施されるかどうかはまだ決まっていません。今後の動向に注目しておきたいですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜10位)】都の私立高校生に対する授業料の無償化制度をどう思いますか?()●文/パピマミ編集部●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2017年01月23日アイドルグループの私立恵比寿中学が15日、東京・新宿の福家書店 新宿サブナード店で写真集『私立恵比寿中学 修学旅行』(発売中 2,900円税抜き 小学館刊)の発売記念イベントを行った。ももいろクローバーZの妹分的グループとして人気を博している私立恵比寿中学。そんな彼女たちの最新写真集は、千葉県の動物園を皮切りに、能登、奈良、京都、熱海と日本の様々な名勝地を修学旅行さながらの旅した時間を切り取ったもので、彼女たちの自然体が凝縮された1冊となっている。安本彩花は「春夏秋冬と1年間を記録した写真集で、実際に4つの季節に色んな所に行ってエビ中の自然体が詰まった写真集となっています」と説明すれば、廣田あいかも「ちょうど1年前に行った熱海の写真は、懐かしい感じですね」と感想を。お気に入りの写真について真山りかが「私は鴨川で撮った写真です。風がすごくて髪の毛が顔に追い被りそうになって心配でしたが、すごく自然体な感じで撮ってもらいました」とあげれば、星名美怜は「私は奈良で鹿に囲まれた写真です。私と柏木は動物が得意でグイグイと行ったにも関わらず鹿の大群に囲まれて怖かったですね」と振り返った。メンバーとの修学旅行さながらの旅行が楽しかったという8人。特に安本は「学校だと使うお金が決まってたり行ってはいけないところとか規則があるので(笑)」と本音もチラリ。また、今年の目標として星名は「日本で1番有名な中学生になるというのと、中学生になって日本の歴史を残すということを今年の目標にしたいです」と力を込めれば、廣田も「私たちは永遠の中学生と言ってやってきたので、もうちょっと中学生というものを広めていくことを目標にして少しずつ頑張っていきたいと思います」と意欲を見せていた。
2017年01月15日子どもを私立に通わせるか公立に通わせるか…これは子どもを持つ親にとって大きな決断を迫られる問題ですよね。一般的に、子どもの教育費は平均して1000万円以上かかると言われています。小学校・中学校・高校・大学で掛かる費用はかなり異なりますので、公立・私立ともにどのタイミングでどれだけのお金がかかるかを把握しておきましょう。小学校の場合まずは小学校受験から検討していきましょう。最近は首都圏を中心に小学校受験をする家庭が増えているといわれています。その準備のために、多くの家庭では子どもを幼児教室に通わせています。こちらの月謝が約10万~15万円ほどで、準備期間として一般的な一年半の間通わせるとすると、約180万~270万円ほどかかる計算に。入学後はどうでしょうか。厚生労働省の『平成26年度子供の学習費調査』では、塾や家庭教師、習い事などの費用も含めた年間の教育費を発表しています。それによると、公立小学校では約32万2千円、私立小学校では153万6千円。その中から学校教育費(学校における教育費)だけを抽出すると、公立では約5万9千円、私立では約88万5千円と、私立は公立に比べておよそ15倍の学費がかかることがわかります。中学校の場合中学校では、公立約48万2千円、私立約133万9千円となっています。ここでは公立12万8千円、私立102万2千円と学費の差がおよそ8倍に縮まり、また、学校外活動費(塾や習い事にかける費用)が公立私立でおよそ同額になっています。中学3年生では学校外活動費が公立約43万4千円、私立約34万1千円と逆転していることから、公立中学に通う家庭では高校受験に費用を掛けていることが分かります。高等学校・大学の場合高等学校では、公立約41万円、私立約99万5千円となっています。高校では公立と私立の学費差がさらに小さくなり、公立約24万2千円、私立約74万円と、およそ3倍。学校外活動費では公立約16万7千円、私立約25万5千円と、また私立が上回ります。大学の場合、近年国立大学の授業料の値上げが続き、私立大学との差が小さくなっていると言われています。文部科学省から発行された『私立大学等の平成26年度入学者に係る学生納付金等調査結果について』によると、2015年度の国立大学の学費は約54万円で、私立は約105万円と、およそ倍の差があります(いずれも入学金は含めず)。小学校~大学までのまとめこれまでの金額を全てまとめると以下のとおりになります。1. 小→中→高→大と全て国公立に行った場合 学費のみ 約362万4千円 差し引き(≒学外の教育費) 314万4千円 総額 約676万8千円 2. 小→中→高→大と全て私立に行った場合 学費のみ 約1479万6千円 差し引き(≒学外の教育費) 562万2千円 総額 約2041万8千円公立と私立で総額1千万以上もの差が生まれてきます。最終的に進学先を決めるのは子どもですので、その意思を尊重するためにも教育費は早めに、計画的に準備したいものですね。平成26年度子供の学習費調査(文部科学省)私立大学等の平成26年度入学者に係る学生納付金等調査結果について(文部科学省)お金がないから大学行けない 国立でも授業料年54万円、40年前比15倍(毎日新聞)ライター:メオトーク編集部
2016年10月17日子どもを私立に通わせるか公立に通わせるか…これは子どもを持つ親にとって大きな決断を迫られる問題ですよね。一般的に、子どもの教育費は平均して1000万円以上かかると言われています。小学校・中学校・高校・大学で掛かる費用はかなり異なりますので、公立・私立ともにどのタイミングでどれだけのお金がかかるかを把握しておきましょう。小学校の場合まずは小学校受験から検討していきましょう。最近は首都圏を中心に小学校受験をする家庭が増えているといわれています。その準備のために、多くの家庭では子どもを幼児教室に通わせています。こちらの月謝が約10万~15万円ほどで、準備期間として一般的な一年半の間通わせるとすると、約180万~270万円ほどかかる計算に。入学後はどうでしょうか。厚生労働省の『平成26年度子供の学習費調査』では、塾や家庭教師、習い事などの費用も含めた年間の教育費を発表しています。それによると、公立小学校では約32万2千円、私立小学校では153万6千円。その中から学校教育費(学校における教育費)だけを抽出すると、公立では約5万9千円、私立では約88万5千円と、私立は公立に比べておよそ15倍の学費がかかることがわかります。中学校の場合中学校では、公立約48万2千円、私立約133万9千円となっています。ここでは公立12万8千円、私立102万2千円と学費の差がおよそ8倍に縮まり、また、学校外活動費(塾や習い事にかける費用)が公立私立でおよそ同額になっています。中学3年生では学校外活動費が公立約43万4千円、私立約34万1千円と逆転していることから、公立中学に通う家庭では高校受験に費用を掛けていることが分かります。高等学校・大学の場合高等学校では、公立約41万円、私立約99万5千円となっています。高校では公立と私立の学費差がさらに小さくなり、公立約24万2千円、私立約74万円と、およそ3倍。学校外活動費では公立約16万7千円、私立約25万5千円と、また私立が上回ります。大学の場合、近年国立大学の授業料の値上げが続き、私立大学との差が小さくなっていると言われています。文部科学省から発行された『私立大学等の平成26年度入学者に係る学生納付金等調査結果について』によると、2015年度の国立大学の学費は約54万円で、私立は約105万円と、およそ倍の差があります(いずれも入学金は含めず)。小学校~大学までのまとめこれまでの金額を全てまとめると以下のとおりになります。1. 小→中→高→大と全て国公立に行った場合 学費のみ 約362万4千円 差し引き(≒学外の教育費) 314万4千円 総額 約676万8千円 2. 小→中→高→大と全て私立に行った場合 学費のみ 約1479万6千円 差し引き(≒学外の教育費) 562万2千円 総額 約2041万8千円公立と私立で総額1千万以上もの差が生まれてきます。最終的に進学先を決めるのは子どもですので、その意思を尊重するためにも教育費は早めに、計画的に準備したいものですね。平成26年度子供の学習費調査(文部科学省)私立大学等の平成26年度入学者に係る学生納付金等調査結果について(文部科学省)お金がないから大学行けない 国立でも授業料年54万円、40年前比15倍(毎日新聞)ライター:メオトーク編集部
2016年10月14日“私立小中学校に通う子ども”と聞くと、裕福な家庭で育ち、教育熱心な親の元で受験を勝ち抜いた子どもというイメージがありますよね。そんな家庭に対し、授業料の補助として年間最大14万円を支給する制度を作ろうと、文部科学省が検討を始めています。対象となるのは年収590万円未満の世帯ということで収入制限があるようですが、お金のかかることが分かっている私立を自ら選んだ世帯を、わざわざ援助する必要があるのか賛否あるようです。そこで、パピマミ読者のみなさまに「私立小中学校の授業料を国が補助することについてどう思いますか?」 というアンケートを実施しましたので、その結果を見てみたいと思います!●私立小中学校の授業料を国が補助することについてどう思いますか?・1位:公立の給食費無料化、大学生の奨学金など、他の援助が先決……39%(47人)・2位:私立はお金がかかると分かって行かせているから補助する必要はない……29%(35人)・3位:補助金があれば私立も進学先として検討したい……13%(16人)・4位:14万円では足りない……8%(10人)・5位:いじめなどで私立に行くしかない子どもの助けになる……6%(7人)・6位:公立の授業料を無償にしているからそれで十分……3%(4人)・7位:何の効果もない……2%(3人)※有効回答者数:122人/集計期間:2016年8月29日〜2016年8月30日(パピマミ調べ)●他の教育支援が先という意見が多数『援助とは一番ほど遠いところにいる人たちでしょ!他にやらなきゃいけないことがあるんじゃない?』(40代女性/主婦)『うちの娘は奨学金を借りて大学に通っているんだけど、そういった負担を軽減させる方が先決だと思いますよ』(50代男性/自営業)教育に対する支援は必要不可欠ではあるものの、どこにお金を使うのが正しいのかは判断がわかれるところ。とはいえ、私立に通わせる余裕がある家庭を支援するのは後回し と感じる人が多いようで、批判の声が多く聞かれました。公立小中学校の授業料は無償化されていますが、これ以外にも教材費や給食費などお金がかかる項目は多々あり、それらの無償化を望む声も多くあります。また、大学への進学率が高まってきたことから奨学金への支援 も急務と言えるでしょう。早ければ2017年度から実施されるということですが、反発が大きくなることが予想されます。●私立に通わせる家庭にそもそも援助は不要という声も『自分で金のかかるところを選んでるのに支援するって意味がわからない。単なるおこづかいでしょ。きついなら公立に行けばいい』(30代女性/パート)『もし私立に子どもを通わせて「家計が苦しい」って言ってる人がいたら、それはただ考えが甘かったということだと思いますよ』(40代男性/営業)平均で年間160万円ほど用意する必要があるとも言われる私立小中学校。受験するだけでも数万円が必要になるなど、出費は間違いなく多い と言えるでしょう。そんな学校を選んだ時点で、出費については分かっていたことであり、それに対し援助するのは納得がいかないということのようです。公立という選択肢がありながらあえて私立を選択した家庭を援助するのは、確かに違和感がある部分ではあります。●補助金があれば私立も検討するという人は1割『家計的には公立に行ってくれるのがありがたいけど、環境のことを考えると私立がいいと思います。補助金があれば選択肢に入れたいですね』(30代男性/アパレル)『いじめの問題で公立に通えない子もいると聞くし、私立へ行ける可能性を上げるものであれば良いと思います』(20代女性/大学生)教育環境や生徒同士の問題など、私立のメリットが大きいのも事実。できれば私立に通わせたい と思う親は少なくないはずです。また、授業料だけで言うと私立小学校の授業料は年間で平均43万円、私立中学校41万円と、14万円の援助が有効なようにも思えます。しかし、私立ではこの他にも入学金や寄付金などさまざまな名目で出費を強いられるのです。現時点で私立への進学が困難という世帯が、14万円の支援を受けたからといって安定した家計を築けるかは疑問といえるのではないでしょうか。----------いかがでしたか?「何の効果もない」とした人はわずかにとどまりましたが、それでも何かしらの不満を感じる人が圧倒的に多いという結果になりました。国民から集めた税金が使われることを考えると、安易に受け入れられることではないのかもしれません。生徒を集められない私立の入学者数を増やすための制度ではないか という見方もあり、世間の理解を得られているとは言いがたい様子。このままの案で実施されるのが正しいことなのか、疑問が残ると言わざるを得ないでしょう。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜7位)】私立小中学校の授業料を国が補助することについてどう思いますか?()●文/パピマミ編集部
2016年08月31日都市部を中心にますます激化している私立中学・高校への進学を巡る受験戦争。受験のための塾代に加え、入学してからの学費も公立に比べて高く、教育の世界において格差が広がる要因となっている。それは、生涯年収の格差にもつながっている。では、日本の私立中学・高校・大学などの学費が高いことについて外国人はどう思っているのか。聞いてみた。○「教育がビジネスになっていて格差社会の源」「学生は革命を起こすべき」「格差社会の源です。日本の私立はめちゃくちゃ高いというか教育そのものがすごいビジネスになってます。ヨーロッパではできるだけ平等」(フランス/35歳/男性)「母国は教育は全部ただです。私立大学は禁止のため、全国の大学は国立でただ。なお、大学の食堂は食べ放題で食事もただです。日本の学生は、革命するべきと思います」(ギリシャ/33歳/男性)「日本は私立に限らず教育費が高額。また私立は高額なのにレベルの差もある。母国では私立はあまりなく、ハイレベルな能力を持った学生がそれに応じた教育を受けられるシステムになっている」(チェコ/58歳/男性)「母国には私立学校は最近までなかったです。教育も全部(大学も含めて)ただでしたので、なんで教育を受けるのにお金を払わなければいけないのか、私には分かりません。私は教育をただで受けました(大学も)。教育は商品ではなくて、人の権利と社会の責任だと思います」(ロシア/31歳/女性)「日本はすごく高いと思います。母国でも高いですが、日本と比べたら相対的に安いと思います」(ブルガリア/33歳/女性)「台湾の私立の授業料も高いですが、日本ほどではないです。だいだい一学期40000元(16万円ぐらい)からです。国立だとその半分ぐらいです」(台湾/30歳/女性)「私立学校だからしょうがないです。でも確かに高いです。奨学金も少ないからすごく高いと思います」(ウクライナ/25歳/男性)「母国より日本の私立学校のほうが高いです」(インドネシア/36歳/男性)「ベトナムでも公立大学のほうが学費が安いです。日本の私立大学の学費は、高いと思います」(ベトナム/36歳/男性)「私立の授業料が高いのはどの国も同じ」(韓国/34歳/男性)「母国も同じく、私立に通うとかなり学費がかかります。逆に国立の方はかなり安いです。社会主義なので…。ただし、教育の質に関しては私立の方が良いです。日本の私立の授業料はかなり高いと思います」(シリア/35歳/男性)「私立なので仕方ないと思います。母国も同様です。ただ、日本では国立でもお金がかかるとは変だと思います」(ポーランド/30歳/女性)「母国も一緒です。私立の学校はかなり高いです。日本の授業料はあまり知りませんが、通貨の価値の差を考慮すると日本の方はもっと高いのではないかと思います」(イラン/28歳/女性)「はい、高いと思います。母国では学校により、低コストな私立学校もあります」(フィリピン/35歳/女性)○「当然」「一つの選択肢」「それは当然だと思います。他の国に比べて日本の私立教育は安いのでは?」(エジプト/33歳/男性)「一つの選択肢だから、別に何も考えない。高い方だとは思う。中国の私立学校はあまりいい学校がないので、入ってもあまり意味がない」(中国/28歳/男性)「授業料はほぼ同じぐらいと思います。イギリスは1年で800,000円ぐらいだと思います」(イギリス/31歳/女性)「同じぐらいです。ただし、日本のほうが授業は色々ある。例えば、家政科。母国は理系と文系ぐらいの区分けしかないです」(マレーシア/31歳/女性)○総評地方から東京に出てきて進学・就職し家庭を持った筆者が一番驚いたことの一つは、首都圏で子供に中学受験をさせる家庭の多さ。それも、特に富裕層でなくても、比較的普通の年収の家庭でも、中学受験をさせることだった。ただ、塾代を含めて、学費を見るとかなりの資金が必要になる。今回のアンケートで、多くの外国人の方々も、日本の私立学校の学費は高いと感じていることが分かった。特に、フランスの方は「格差社会の源」、ギリシャの方も「日本の学生は、革命するべき」と回答するなど、教育の機会均等の重要性を強調している。また、ロシアの方の「教育は商品ではなくて、人の権利と社会の責任だと思います」という回答には、深く共感した。一方、「私立学校だからしょうがない」との考えをする外国人もいて、国によって教育政策や教育に対する考え方が大きく異なっていることも判明した。社会主義と資本主義の争いは資本主義が勝ったといわれている。要するに、産業は民間が担うべきという考えが勝ったということだ。だが、学校教育は産業だろうか。フランスの方の回答にあった、「教育がビジネスになっている」という日本の現状には憂うべき点があることは確かだ。チェコのように、「ハイレベルな能力を持った学生がそれに応じた教育を受けられるシステムになっている」のが理想であることは間違いない。(※本文と写真は関係ありません)
2016年01月31日東京都は16日、東京都内所在の私立中学校の「平成28年度の初年度(入学年度)納付金」(以下、「初年度納付金」)の状況について発表した。対象は都内私立中学校182校(休校中等の学校、特区事業認定校及び特別支援学校を除く)で、初年度納付金は授業料、入学金、施設費及びその他毎年度納付する費用。東京都によると、対象校のうち、初年度納付金(総額)の値上げをした学校は21校(11.5%)、値下げをした学校は0校、据え置いた学校は161校(88.5%)。初年度納付金(総額)の平均額は939,084円で、前年度に比べて2,405円(0.3%)増加した。初年度納付金(総額)の最高額は玉川学園中学部(IBクラス)で1,867,000円、次いで成蹊(国際学級)の1,445,000円、早稲田大学高等学院中学部の1,414,000円、玉川学園中学部(一般クラス)の1,377,000円、東京女学館(国際学級)の1,362,000円が続いた。一方、初年度納付金(総額)の最低額は八王子実践の548,000円、次いでサレジオの578,000円、清明学園の598,000円、開智日本橋学園(LC・ACクラス)の638,000円、国本女子の684,000円が低かった。初年度納付金(費目別)の高い学校、低い学校
2015年12月17日【ご相談】小学校1年生の子どもがいます、中学受験など将来の教育費が心配です35歳女性です。32歳の夫と小学校1年生の息子がいます。以前は仕事をしておりましたが、現在は専業主婦です。転勤の可能性があるため賃貸住宅に住み、自動車は所有せずにカーシェアと公共交通機関で済ませるなど、日々の生活は節約して、年に一度家族旅行をしています。今のところやりくりには困っていませんが、将来を考えると子どもの教育費などが心配です。現在は公立に通っていますが、中学校は国立か私立を考え、4年生ぐらいから受験塾に通わせる予定です。このままの生活でよいのでしょうか。また、どのように備えればよいのでしょうか。大阪府在住 鈴木和子さん (仮名)【回答】今の家計状況なら、中学から私立でも大丈夫!しかし油断は禁物です。すぐにでも、教育費専用口座での管理を始めましょう(ファイナンシャルプランナー 中垣 香代子からのアドバイス)この春にお子さまが小学校に入学されたとのこと、おめでとうございます。お子さまが小学校に入学され、将来の教育費が気になり始めたのですね。今は困っていらっしゃらないけれど、家計のやりくりはこのままでいいのか、どのように教育費に備えたらいいのかとのご質問ですが、結論から申し上げます。今の家計状況を続けることができれば、中学から私立の進学コースでも大丈夫!しかし油断は禁物です。すぐにでも、教育費専用口座での管理を始めましょう。鈴木さまがご心配されている教育費ですが、準備を始める前に、今後の教育費がいくらくらいかかるのかを知る必要があります。文部科学省の調査によると、小学校から高校までの学校教育費と学校外活動費の合計は表1の通りです。通学期間合計欄のうち、鈴木さまにあてはまるところを赤文字で示しています。また、大学にかかる費用は表2のようになっています。鈴木さまのお子さまは、現在公立小学校に通われていらっしゃいますが、学校生活にかかる費用と習い事などにかかる費用は、月々の家計費の中で賄うことができています。次に、中学・高校ですが、私立もお考えとのことですから、中学からは私立の金額で考えることにしましょう。私立中学では、平均して1年間に130万円近い金額が必要となります。高校では「高等学校等就学支援金」制度(国公私立を問わず、年収910万円程度未満の世帯に、高校等の授業料の支援として「就学支援金」が支給される)があるため、中学よりは負担が軽くなります。それでも、私立高校では、平均して1年間に100万円近い金額が必要です。4月は他の月よりも引き落とし金額が多かったり、修学旅行の費用が引き落とされたりする月もあることでしょう。時には10万円以上の出費となることもあり、毎月の家計の中でやりくりするのは難しくなることも。私立に進学する前に、貯蓄にゆとりを持たせることがとても大事なことなのです。中学受験に備えて通う学習塾代も、塾によって差はありますが、大手塾では3年間で200万円を超えるところも少なくありません。また、大学受験に備えるための塾代や受験費用も100万円ほど考えておいた方がいいですね。ここで、教育費のご相談を受けた時にいつもお話ししている方法を、鈴木さまにも伝授します。それは、「教育費専用の口座を作ること」です。教育資金を光熱費・通信費の引き落としやカード決済口座と同じ口座に預けていると、教育資金が実際にどれくらい準備できているのかが分かりにくくなります。教育資金だけの専用口座で管理することにより、教育資金の準備状況を正しく把握することができます。次は、作った教育費専用口座には、いくらずつ積み立てていけばよいかです。鈴木さまの家計状況を見ますと、収入は手取り年収600万円、支出は年間約478万円+一時支出50万円で528万円。単純に考えると、年間で70万円ほど貯蓄できる計算になります。一時支出がなければ、1年間で120万円ほど貯蓄できる計算になりますが、実際には家電の買い換えや予定外の出費などがあるでしょうから、100万円ずつ貯蓄したとしましょう。さらに、中学3年まで支給される児童手当(月額1万円)も教育資金専用口座に入金すると、112万円になります。この積立スタイルで、鈴木さまが大学卒業までの教育費を賄うことができるのか、シミュレーションしてみました。1年間で100万円(中学3年までは112万円)を教育資金に積み立てて、そこから教育費を払っていけば、大学卒業までの教育費を賄うことができることがわかりました。ただし、上記の大学の費用は、私立大学の学校への納付金のみで算出しています。学校への納付金以外にも、大学生活に必要な費用は小さくありません。まだまだ先の話ではありますが、すべてを親御さんがご負担されるのか、お子さまがアルバイトや奨学金でいくらかご負担されるのか、大学進学前に話し合っておくことをおすすめします。鈴木さまは以前お仕事をされていたそうですが、今後のご予定はいかがですか?1カ月に5万円でも収入を得ることは、今後の生活の大きなゆとりとなります。「5万円くらい増えてもね……」と思われるかもしれませんが、1カ月に5万円ですと1年間で60万円、10年間で600万円になります。今からお子さまが高校を卒業されるまでの10年間で、600万円を増やすことができるのです。そうなれば将来、お子さまが留学などをしたいと思われた時の費用にもできますね。お子さまに使われない時は、退職後のお楽しみや生活費に充ててもいいですね。状況が許すならば、お仕事をされることを考えてもいいかもしれません。今後、お子さまの成長にともない、食費・通信費・お小遣い・旅行費用(子ども料金⇒大人料金)などが増えていくことと思いますが、現在のようにメリハリのある家計管理を続けて、ぜひ『年間100万円作戦』を成功させましょう。コラム執筆者プロフィール 中垣 香代子(なかがき かよこ)CFP(R)/2級ファイナンシャルプランニング技能士損害保険会社に約10年勤務後、子育てに専念。約20年間の専業主婦の後、ファイナンシャルプランナーとなる。「老後のお金サポーター」として、相談業務の他、40~50歳代女性にお金の知識をわかりやすく伝える活動をしている。また、自身の経験から、経済的理由で進学をあきらめるお子さんが一人でも減ることを願い、就学支援の情報発信にも力を入れている。老後のお金を一緒に考える事務所 所長。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2015年11月17日ポニーキャニオンの女性向けライトノベルシリーズ・ぽにきゅんBOOKSより、『ACTORS -私立天翔学園活動記録-』が3日(水)に発売開始。『ACTORS』はエグジットチューンズが展開する"人気男性声優×ボカロ曲"をコンセプトとする人気CDシリーズで、今回初のノベライズ刊行となっている。価格は650円+税。『ACTORS -私立天翔学園活動記録-』は、TVアニメが好評だった『美男高校地球防衛部LOVE!』のノベライズ『美男高校地球防衛部LOVE!NOVEL!』に続く、ぽにきゅんBOOKS第2弾。原作:電電太鼓、著者: 竹屋そうすけ、イラスト: めかといったファンにはお馴染みのメンバーを迎え、CDシリーズの世界観を損なうことなくノベライズされている。小説のストーリーはCD『EXIT TUNES PRESENTS ACTORS』をベースに、これまで描かれていなかった会話劇や登場人物たちの心情、物語の舞台である学園特区スライヴセントラルの設定などが細かく描写されており、『ACTORS』ワールドを補完するうえでも今回の小説は重要なアイテムのひとつとなる。もちろん、CD、小説どちらからそのワールドに触れても問題なく物語を楽しむことができるように構成されているという。<『ACTORS -私立天翔学園活動記録-』あらすじ>人口50万人のうち16万人もの学生がいる学園特区スライヴセントラル。この特区の中にある第七学区・私立天翔学園では、生徒たちが自主性をモットーに自由に青春を謳歌していた。そんな中、二年生の光司陽太と地理教師の臼杵鷲帆が、転入と赴任という形で新たに仲間入りする。普通の高校にはないような刺激に満ち溢れる学園生活。陽太は毎日が新鮮で楽しい日々を送っているが、一方で鷲帆はふとしたことで知った、学園特区に秘められた謎を追っていく……。キラキラの冒険が待ち受ける青春群像劇が、今幕を上げる――。なお、6月14日(東京・Zepp DiverCity)、6月20日(大阪・なんばHatch)、6月21日(名古屋・Zepp Nagoya)と3日間に渡り、「ACTORSスペシャルイベント~天翔学園修学旅行~」の開催も決定している。各日、昼の部、夜の部の二部公演で、蒼井翔太、木村昴、佐藤拓也、竹内良太、速水奨、保志総一朗、増田俊樹、浅沼晋太郎、豊永利行、小野友樹らが出演予定(出演者は各会場・昼夜で変更される予定もあり)。詳しくはこちらを参照してもらいたい。(C)2015 電電太鼓・竹屋そうすけ/ポニーキャニオン(C)EXIT TUNES
2015年06月02日4月26日に幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議2015」内で「私立恵比寿中学『超演奏してみた』ステージ!」が行われました。このライヴは、サークルKサンクスのスペシャルサポーターである私立恵比寿中学が、サークルKサンクスのリニューアルしたおにぎりのお披露目もかねて行ったもの。開演前から、ステージ前にはたくさんのファンが押し寄せていました。登場曲「ebiture」に合わせて、私立恵比寿中学がステージに登場。ひとりずつ個性いっぱいの自己紹介で、魅力をアピールしつつ、いよいよライヴスタートです。「えびぞりダイアモンド!!」、「ザ・ティッシュ~止まらない青春~」とエネルギッシュなパフォーマンスを見せる中、「ちちんぷいぷい」では、ファンに向かって何かを投げ始めるメンバー。なんとそれはサークルKサンクスのおにぎりクーポン付ストレスリリーサーでした。ファンは投げられたリリーサーの獲得に必死で、フロアはますます熱く盛り上がって行きます。そこで、サークルKサンクス「+K(ぷらすケー)」カードのマスコット「ぷらクマくん」がステージに登場。リニューアルされたというおにぎりを紹介することに。が、残念ながら言葉がしゃべれない「ぷらクマくん」。代わりにメンバーが通訳を務めることになりました。「ぷらクマくん」からこそこそ話を聞いた中山莉子さんの、「サークルKサンクスのおにぎりがすごく進化したそうです」とのコメントに続いて、星名美怜さんからは、「パッケージと具材にこだわって、すごいそうです」と伝えてくれました。さらに、「ご飯の塩分を抑えて甘みが出るようにした」という秘密も披露。おにぎりの告知の後は、在日米陸軍軍楽隊「サムライ・オブ・ロック」とのコラボステージを展開。その日のために、今日初披露となったオリジナルの迷彩柄の衣装もぴったりマッチ。もちろん「梅」「ハイタテキ!」といった楽曲も、生のブラスでゴージャスになり、ファンを熱狂させました。最後は、世界中で話題となったファレル・ウィリアムスの「HAPPY」で締めくくり、会場全体がひとつになったのを感じました。ステージを終えたメンバーは、それぞれお気に入りのおにぎりをアピールしてくれました。おいしさをカラダで表現してくださいという記者からの無茶ぶりにも、松野莉奈さんと小林歌穂さんがカラダを張って全力で応え、思わず爆笑に包まれるシーンも。また、どんなおにぎりがあったらいいと思うか? という質問には、星名美怜さんから「ラーメン!」という、なかなかハードルの高い回答なども出ましたが、同席していたサークルKサンクス関係者が開発を検討することを約束。私立恵比寿中学のメンバーによるコラボおにぎり発売も近い将来あるかも。さらにおいしくなったサークルKサンクスのおにぎりに注目ですね。・サークルKサンクス 公式サイト
2015年05月07日マイナビニュース会員の未就学児がいるパパ&ママ122名に私立小学校についてのアンケートを実施。「子どもを私立小学校に入学させたいと思いますか」と聞くと、「はい」という回答は9.8%にとどまった。それぞれ、理由を聞いていくと……??○「私立小学校に入学させたい」派の意見・「高学歴の方が将来の収入が増えると思うので」(23歳女性/その他/事務系専門職)・「一定のステータスが保証された子供が来るから」(29歳女性/医療・福祉/専門職)・「いい教育を受けさせてあげたいので」(28歳女性/建設・土木/事務系専門職)・「家庭環境が同じ人が多い」(33歳男性/金融・証券/事務系専門職)○「私立小学校に入学させたくない」派の意見・「お受験よりももっとさせたいことがあるから」(37歳男性/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「お金がかかるし、働いているので遠くの学校に行かせるのが心配」(33歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「公立小学校に行かせて世の中にはいろんな人間がいることを体感させたほうがいいと思うから」(37歳女性/その他)・「私立に行くなら、中学から検討したいので」(31歳男性/医薬品・化粧品/技術職)・「小学校は私立でなくてもいいなと思う。私自身は私立に通っていたせいで、近所に友達がいなかった」(33歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)入学させたい派はママが多く、教育のよさや将来の保証を考えている人が目立った。パパからは、「家庭環境が同じ人が多い」という意見も。しかしながら入学させたくない派からは「公立小学校に行かせて世の中にはいろんな人間がいることを体感させたほうがいいと思うから」という回答も寄せられており、メリットデメリットの感じ方は人それぞれのようだ。また、「私立小学校に入学させたくない」派の回答には、経済的な面を理由に挙げる人が多かった。※画像は本文と関係ありません調査時期: 2014年12月3日~2014年12月7日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性97名 女性103名(パパ&ママ限定)調査方法: インターネットログイン式アンケート
2014年12月12日「私立を目指す家庭の教育資金特集」の最終回である今回は、受験・教育費のよくある質問に、竹下さんから回答を頂いた。「その質問、実は我が家も同じ!」が見つかるかも!?■質問1 年収がどれくらいあれば私立に行っても大丈夫?私立中学受験を目指す家庭なら、子どもひとりで年収600万円がボーダーラインと言えるでしょう。もちろん、私立の学費は学校により差があるので一概には言えません。ただし、私立は一般的な御家庭よりも年収の高い御子息が通うことが多いので、子どもや親の服装、こづかい、旅行などのレジャー費、寄付金、スポーツの強い学校の場合の応援費等、入学してみないとわからない負担もあります。 貯蓄0円から私立を目指すための3ステップ でも書いた通り、家計に占める教育費の割合は年収の15%以下が理想です。年収の15%は、年収800万円で年120万円、600万円で90万円、500万円で75万円です。■質問2 塾にかかる費用の相場を教えて下さい塾の費用は、1週間に何回通わせるのか、補習塾なのか進学塾なのかによってもマチマチです。中学受験の有名進学塾の例では、4年生で年50万円、5年生で80万円、6年生で120万円というところもあります。とりあえず4年生から通って、「これくらいの授業料ならなんとかなる」と思っていると、年々負担が重くなって家計が回らなくなるので、6年生までの総額をしっかり把握し、前もってお金の算段をつけておくことが大事です。以下は有名進学塾の費用の内訳です。具体的な費用の内訳(ある有名進学塾の例)4年生:月々4万円弱。この他に夏期講習と冬期講習で12万円5年生:月々5万円弱。この他に夏期講習と冬期講習で12万円6年生:月々5万円強。この他に夏期講習が18万円、冬期講習3万円この他にゴールデンウィーク特訓、志望校別特訓などで約20万円(「“私立”を目指す家庭の教育資金の育てかた」より抜粋)「夏期講習や特訓などは行かなくてもいいのでは?」と思われるかもしれませんが、「この講習を受けないと、講習明けから他の子の進度についていけなくなる」といったロジックで参加しないわけにはいかなくなっています。基本的には全部の講習に参加する想定で準備をしておいたほうが無難です。■質問3 教育費の準備は、いつ頃から始めたらいい? 早ければ早いほど吉です。理由は二つあります。一つ目の理由は、積立期間を長くとれればとれるほど時間を味方にできるので、1回の積立額は少なくて済むからです。たとえば100万円を、積立期間6年で貯める場合、月額の積立額はおよそ1万4千円。これが積立期間4年になると、月額の積立額は2万円以上となります。(金利0%で計算した場合)。時間を長くかけて積立をすることで、こんなにも毎月の負担は減らすことができるのです。二つ目の理由は、私立受験の場合、教育費を貯められる期間はとても短いからです。小学校受験なら年中の11月からお受験対策の幼児教室の費用が本格的にかかってきます。中学受験の場合は、10歳になるまでにどれだけ貯められるかが勝負です。10歳を過ぎると、進学塾の費用がかさみ、6年生になると私立中学の学費並の月謝を払っているご家庭が大半となります。 教育費は「待ったなし」にかかってくるものです。早め早めに用意したいものですね。■質問4 家を買うか、子どもを私立にやるかで夫と揉めています限られた収入の中、どちらも大きな出費なので、頭を抱えるのも当然です。そんな時はまず、家を何のために買うのか、その理由を整理してみましょう。子どもに個室を与えるためといった理由であれば、その子供があと何年で独立するのか計算するのがオススメです。中学受験のタイミングで悩んでいるのだとしたら、子どもは最短で6年(中学3年+高校3年で家を出るケースもありえます。あるいは、何のために私立に行かせるのか、子どもも含めて家族で話し合ってみることが、結局は一番の早道であることも少なくありません。私立でなければダメな理由が見つかれば、その重要性を冷静に判断することで優先順位も明らかになります。一番避けたいのは、家を買った後で、公立に進学する予定だった子どもが想定外に私立に行くことです。住宅購入時には、まとまった貯蓄を取り崩すので家計はピンチになる危険性も。家を買う決断を優先する際は、子どもの進路が確定してからの購入が無難です。
2014年10月05日イマドキの“お受験”最新新常識5つ では、「中学まで公立」で迎える“高校受験の現状”を知った。その現状を知り、「中学受験をして私立という選択もあり!?」と考え始めた親御さんのために、「私立」と「公立」の教育費を比較してみよう。■小学校でかかる費用小学校を受験するケースは、少数派かもしれない。でも、ウーマンエキサイトママ世代は未就学児のママも多いので、一応、費用をチェックしておこう。私立小学校の学校教育費の内訳を見てみたところ授業料は45万円で、無料の公立小学校に比べてかなりの高額となる。また、寄付などを含めた学校納付金も20.4万円で1万円に満たない公立小学校とは大差がある。注目すべきは、学校外活動費。平均して1年あたり56万円と、公立小学校の2倍以上。これらの内訳は、学習塾費と芸術文化活動の額が大きい。私学の小学校に通わせる御家庭は、お稽古事に通わせたり、エスカレーター式に進める学校でも学習塾に通わせたりなど、“子どもにかけられるお金の基礎体力”が格段に違うようだ。「私学を甘くみない方がいい」という話は、実はこんな点なのかもしれない。■中学校でかかる費用私立中学校に進学させると、1年あたりの費用は約130万円で、公立中学校に進学するケースの3倍弱の負担となる。学校教育費100万円の内訳をみると、授業料は44万円で、無料の公立中学校に比べてかなり高額となっている。また、寄付などを含めた学校納付金も27万円で、1.4万円で済む公立中学校とは大差となっている。首都圏では、片道1時間かかる学校に通わせることも比較的ナチュラルなことのため、通学関係費も、公立中学校に比べて10万近く多い負担となっている。ただ、このデータからは読み取れないが学校外活動費のうち、「学習塾費」は私立129,954円に対して、公立は175,222円。公立中学校に進むと塾代がかさむようだ。■高校でかかる費用私立高校に進学させると、1年あたりの費用は約100万円で、公立高校に進学するケースの2倍強の負担となる。その主な理由は、公立に比べて、「学校教育費」の負担が大きいこと。学校外活動費は、公立高校より私立高校が9万円ほど多い。 前回 で、「私立にいれた方が結果的に安上がりになるケースもある」と書いたが、それは一部の私立と、公立コースを比較した結果。このデータの出典は「文部科学省平成24年度子供の学習費調査」であり、全国の平均なので、結果は必ずしも一致しない。そこに着目するよりも、公立中学の「学校外活動費」の28万円に比べ、公立高校は15万と13万円超えも少ないことに注目して欲しい。公立高校の方が「学校外活動費」が少ない理由は「学習塾費」が少ないから。それだけ、公立中学校の「学習塾費」の負担が大きいことの裏付けとなる。「公立中学だと塾代が大変。私立中学の受験もアリ!?」と思った人は次回は「貯蓄0円から私立を目指すための3ステップ」です。
2014年10月01日首都圏の有名私立小学校・幼稚園受験指導を中心に幼児教室を運営するジャック幼児教育研究所はこのほど、「2013年度 合格特集」を公開した。同サイトは、今秋実施された私立小学校入試の総括として解説されたWebページ。今年の受験の傾向を分析し、「なぜその問題が出題されたのか」「学校が子どもや家庭を見ているポイントは何か」を解説する。また学校別の入試概要、合格した保護者のインタビューなどさまざまな角度から、今年の私立小学校の受験傾向を分析するという。詳細は「2013年度合格特集合格するには理由がある―」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月29日東京都私学財団はこのほど、2013年4月入学分を対象とした「私立高等学校等入学支度金」の貸付事業を実施すると発表した。同事業は、2013年4月に都内の私立高等学校等に入学する生徒の保護者負担を軽減するため、学校が保護者に入学支度金を無利息で貸すというもの。貸付条件は、2013年4月に入学支度金制度のある都内の「私立高等学校」「私立中等教育学校後期課程」「私立特別支援学校の高等部」「私立高等専門学校」「私立専修学校高等課程(3年制)」のいずれかに入学すること、保護者が都内に居住していることとなる。入学金など入学時に学校に支払うすべての費用が対象となるが、その費用が20万円以上であることが求められる。貸付額は1人当たり一律20万円(無利息)。申込は、合格決定後、入学時に必要な費用を支払う前に入学する学校に直接行う。貸付金は、在学期間中に月賦あるいは半年賦など、学校が指定する方法にて返還する。問い合わせは、入学希望の学校、同財団または東京都生活文化局私学部私学振興課まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日帝国データバンクは19日、全国の私立大学482校に関する経営実態調査の結果を発表した。同調査は、全国の私立大学605校のうち、同社企業概要データベース「COSMOS2」から抽出された学校法人の私立大学482校(短期大学を除く)について分析したもの。それによると、2011年度の収入高(452校)について規模別に見た場合、「10億~50億未満」が最も多く207校(45.8%)。次いで、「50億~100億円未満」が106校(23.5%)、「100億~500億円未満」が95校(21.0%校)、「500~1,000億円未満」が19校(4.2%)となった。また、「1,000億円」を超えたのは6校(1.3%)で、内訳は創立「50~100年未満」が3校、「100年以上」が3校だった。創立別に見ると、創立「100年以上」は141校(31.2%)で3割以上。一方、「10年未満」の大学は6校(1.3%)にとどまった。また、創立10年未満で収入高「10億~50億円未満」の大学が1校存在したのに対し、創立100年以上で「10億円未満」となった大学も2校あった。2009年度~2011年度の増収・減収を比較したところ、「2009年度~2010年度」には減収の大学が215校(47.6%)だったのに対し、「2010年度~2011年度」には227校(50.2%)に増加。半数の大学が減収となったことが分かった。損益が判明している359校について見ると、2011年度の黒字大学は213校(59.3%)、赤字大学は146校(40.7%)となった。2009年度~2011年度の3期間に関しては、赤字大学146校のうち、「3期連続赤字」は6割弱の86校(58.9%)、「2期連続赤字」は15校(10.3%)、2011年度に「赤字転落」となったのは45校(12.5%)だった。また、「創立100年以上」の大学でも17校が「3期連続赤字」を計上したことが判明した。地域別の大学数について調べたところ、最も多かったのは「関東」で187校(38.8%)。以下、「近畿」が97校(20.1%)、「中部」が61校(12.7%)、「九州」が45校(9.3%)、「東北」が25校(5.2%)、「中国」が23校(4.8%)、「北陸」が20校(4.1%)、「北海道」が18校(3.7%)、「四国」が6校(1.2%)と続いた。この結果から、関東、近畿、中部地域の大学が345校(71.6%)となり、全体の7割強を占めること分かった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日ベネッセコーポレーションの通信講座「進研ゼミ」では、私立中学受験を志望する小学生とその保護者を対象に、5月27日(日)に東京国際フォーラムB2F展示ホールにて進学フェア「Benesse進学フェア」を実施する。開場時間は10:00~16:30、参加はベネッセ進学フェアサイトより申し込みが必要。当日会場受付あり、講演会の予約申し込みの締め切りは4月25日(水)。「パンフレットなど学校の情報を一気に多数入手できる」、「時期が早い」、「学校別ブースで各校関係者から生の情報を聞ける」という魅力から、例年多くの集客がある。当日は私立中高一貫校160校関係者と、小学生&保護者1万名が一堂に集結する見込みだ。リーマンショック以降の私立中学志願者減の傾向に加え、午前・午後入試により受験生は学校を選びやすい環境になりつつある。加えて昨年の震災の影響で、偏差値以外に自宅から通いやすい近場であることが重視されることも増えた。「無理なく、かつ行きたい学校」という視点での受験校選びの傾向となり、こうした多数の私立中学校が集まる進学フェアへの関心がさらに高まると予測される。なお、会場では先着3,000組に来場者無料プレゼントが贈呈される。内容は2012年度版私立中学校・高等学校「受験年鑑東京圏版」、在校生の本音満載「“学校自慢”冊子」、学校見学での携帯用「学校選び手帳2012」。また、今年度の進学フェアの試みとして元宇宙飛行士の山崎直子氏など、大人たちの進路職業選択の体験談なども提供。子どもの学びのモチベーションを刺激するプログラムが用意されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日