セゾン投信は19日、顧客口座数が9万口座を突破(9万80口座)したと発表した。2007年3月15日に営業を開始してから8年3ヶ月、顧客口座数9万口座、運用資産総額1269億円になったという。2015年2月に顧客口座数が8万口座を突破してからわずか4ヶ月の後に、新たに1万人の顧客がセゾン投信で取引することとなったという。今後とも長期投資家の人々、並びに取引関係者に支持してもらえるよう、運用成績の向上と誠実なサービスの提供に努めていくとしている。
2015年06月25日楽天証券はこのたび、7月4日(予定)から、投資信託(投信)のサイトにて、楽天証券独自の投信評価スコア(ファンドスコア)を導入すると発表した。ファンドスコアとは、各投信銘柄をカテゴリー別に分類し、運用の実績や安定性などの評価項目ごとに点数やレーティングを算出して相対的な位置付けを表したもの。投資家が個々の投資スタイル・目的に合ったファンドを選ぶ際の判断材料になるという。従来のファンドスコアは海外の評価基準を元に作成されているものが多く、日本特有の投信属性などが考慮されていない面があり、そのため「関心のある投信を探せない」といった、カテゴリー分類が必ずしも適切とは言えない状況になっていたという。また、評価項目が複数あることによって、個人投資家が総合的な評価をしづらくなり、その結果として「どのファンドを選べば良いのか分からない」といった課題があったとしている。こうした課題に対し、楽天証券独自のファンドスコアでは、カテゴリー分類を通貨選択型や投資地域、国内外のREITなど、国内投信の属性を反映しつつ、個人投資家の関心が高い分類区分に見直すことで、顧客のニーズにあった銘柄を検索しやすくなったという。また、評価項目を運用実績に絞り、かつ厳しい定量的な評価スコアを付与することで、銘柄同士の比較が容易になり、より好パフォーマンスな投信銘柄を選ぶことが可能になったとしている。また、同ファンドスコアの導入にあたり、有識者による諮問委員会を設置。楽天証券社外からのモニタリングを通じ、同ファンドスコアの評価プロセスと運用に対する透明性や客観性の確保と、個人投資家向け情報提供の向上を図っていくとしている。その他、同ファンドスコアの導入に併せて、投信サイト自体も大幅にリニューアルするという。具体的には、投資信託銘柄の詳細画面で、基準価額や純資産額などのファンドの基本情報をはじめ、取引手数料や運用管理費用などのコストをシンプルに集約し、分かりやすく表示させるほか、ファンドスコアのみならず、表示設定の自由度を高めたチャート機能など、「お客様の投信銘柄に対する理解と選択を徹底的にサポートする」ことに主眼においた改修を行うとしている。楽天証券は引続き、顧客のニーズに即したサービスや商品を提供することで、さらなる顧客基盤の拡大を図っていくとしている。○楽天証券独自のファンドスコアについて「より効率的な運用実績を残してきた投資信託」を厳選するための定量的指標投資信託を選ぶ際の観点としては、運用実績、運用コスト、純資産の規模や資金流出入、運用プロセスや運用体制といった定性面など、様々な要因があるが、これらの要因は全て中長期的な運用実績に現れるという。このことから、楽天証券では運用実績にフォーカスした評価を行うとしている。楽天証券ファンドスコアは、「同じ分類に属するファンドと比較して、より効率の高い運用を行ってきたファンド」を絞り込むための指標だという。楽天証券ファンドスコアは、「分類平均に対する超過収益率」と「分類平均に対する下方偏差」をもとに「楽天証券ファンドスコア値」を算出し、この数値を5段階(☆☆☆☆☆~☆)で定量的に相対評価した。楽天証券ファンドスコアの付与楽天証券ファンドスコアの付与にあたっては、同一分類に属するファンドの楽天証券ファンドスコア値を上位から並べ、その順位を下表の範囲に応じて5段階で相対評価。WEBサイト上では、計算期間1年、3年、5年、10年の推移を公表している。○リニューアル後の投資信託のファンド詳細画面特徴投資信託の主要情報を上部に分かりやすく表示/「楽天証券分類」、「基準価額」、「純資産額」に加え、毎月分配金ファンドなどの検索時に便利な直近分配金実績も表示する。また、買付手数料や実質運用管理費用を表示。取引にかかるコストを確認できる大きく、多機能になったチャート/基準価額チャートにカーソルをあわせると、時系列での価額情報が表示される。また、最下段の「D」にカーソルをあわせると、分配金情報が表示される
2015年06月24日投資信託協会は11日、2015年5月の投資信託概況を発表した。それによると、5月末の国内公募投信全体の純資産総額は前月末比3兆2,938億円増の102兆4,574億円となり、初めて100兆円を突破した。また、12カ月連続で過去最高を更新した。設定額は9兆4,222億円、解約額は7兆5,572億円、償還額は226億円で、差引き1兆8,424億円の資金純増。流入超は23カ月連続となる。株式投信の純資産総額は同2兆6,348億円増の84兆4,784億円と、11カ月連続で過去最高を更新。設定額は3兆8,638億円、解約額は2兆6,578億円、解約率は3.2%、償還額は226億円で、差引き1兆1,834億円の資金純増となった。流入超は6カ月連続。公社債投信の純資産総額は同6,590億円増加の17兆9,790億円と、4カ月連続の増加。設定額は5兆5,583億円、解約額は4兆8,994億円、償還額は0円で、差引き6,590億円の資金純増となった。流入超は4カ月連続。内訳は、中期国債ファンドが271億円の純増、長期公社債投信が61億円の純減、フリーファイナンシャルファンドが1,074億円の純増、キャッシュリザーブファンドが583億円の純増、MRFが4,968億円の純増、MMFが245億円の純減となった。
2015年06月11日ピクテ投信投資顧問は22日、ピクテの芸術・文化に関わる活動を紹介する「Art and Culture」をウェブサイト上で公開した。スイス・ジュネーブに本社を置くピクテ・グループは、長きにわたり文化・芸術に携わる多くの活動をグローバルに展開し続けている。日本においても、そうした活動を通して出会ったすぐれた人物やプロジェクトを積極的に紹介し、ピクテ投信投資顧問のウェブサイトを訪問するすべての人に、その活動の幅の広さと質の高さを感じてもらいたいという考えのもと「Art and Culture」を公開したとしている。○コンテンツ紹介■ Patronage -パトロネージュ-世界を舞台に活躍を目指すアーティストを支援する、ピクテの様々な取り組みを紹介■ Pioneer -パイオニア-幅広いジャンルの「パイオニア」の人たちから、業界を超えて多くを学ぶインタビュー集■ Voice -ヴォイス-ピクテのグローバルな人材が登場し、ビジネスから芸術活動に至るまで、さまざまな情報やメッセージを「ピクテの声」として提供■ Prix Pictet -プリ・ピクテ-サステーナビリティーをテーマに、社会・環境問題に迫る優れた写真・写真家の発掘・支援を行う、グローバルでの認知度が急上昇しているアワード。その活動と作品等を紹介「Art and Culture」は今後さらにコンテンツを拡充し、幅広い分野の人々との様々な形での関わりを紹介していく予定という。同社は、ウェブサイトを訪問する人々の毎日が、資産運用の面からもまた芸術・文化の面からも豊かで感動のあるものとなることを願い、良質なコンテンツの提供を目指すとしている。○各種リンクピクテ投信投資顧問ウェブサイトYouTubeチャンネル公式サイトTwitter公式アカウントFacebook公式
2015年05月26日投資信託協会は18日、2015年4月の投資信託概況を発表した。それによると、4月末の株式投信の純資産総額は前月末比1兆5,640億円増の81兆8,436億円となり、10カ月連続で過去最高を更新した。設定額は3兆7,747億円、解約額は2兆9,599億円、解約率は3.7%、償還額は477億円で、差引き7,672億円の資金純増。流入超は5カ月連続となる。国内公募投信全体の純資産総額は同2兆1,360億円増の99兆1,636億円と、11カ月連続で過去最高を更新。設定額は9兆6,677億円、解約額は8兆2,808億円、償還額は477億円で、差引き1兆3,393億円の資金純増となった。流入超は22カ月連続。公社債投信の純資産総額は同5,720億円増の17兆3,201億円と、3カ月連続の増加。設定額は5兆8,930億円、解約額は5兆3,209億円、償還額は0円で、差引き5,721億円の資金純増となった。流入超は3カ月連続。内訳は、中期国債ファンドが234億円の純減、長期公社債投信が84億円の純減、フリーファイナンシャルファンドが479億円の純増、キャッシュリザーブファンドが318億円の純増、MRFが5,453億円の純増、MMFが212億円の純減となった。
2015年05月18日投資信託協会は13日、2015年3月の投資信託概況を発表した。それによると、3月末の株式投信の純資産総額は前月末比1兆258億円増の80兆2,795億円となり、9カ月連続で過去最高を更新した。設定額は4兆5,699億円、解約額は2兆9,328億円、解約率は3.7%、償還額は481億円で、差引き1兆5,890億円の資金純増。流入超は4カ月連続となる。国内公募投信全体の純資産総額は前月末比1兆1,706億円増の97兆276億円と、10カ月連続で過去最高を更新。設定額は10兆6,461億円、解約額は8兆8,642億円、償還額は481億円で、差引き1兆7,337億円の資金純増となった。流入超は21カ月連続。公社債投信の純資産総額は前月末比1,447億円増の16兆7,481億円と、2カ月連続の増加。設定額は6兆761億円、解約額は5兆9,314億円、償還額は0円で、差引き1,447億円の資金純増となった。流入超は2カ月連続。内訳は、中期国債ファンドが239億円の純増、長期公社債投信が97億円の純減、フリーファイナンシャルファンドが1,395億円の純増、キャッシュリザーブファンドが995億円の純減、MRFが500億円の純増、MMFが421億円の純増となった。
2015年04月14日三井住友銀行は4月1日、「外貨自動積立サービス」の取扱いを開始した。○外貨自動積立サービスの特徴積立金額は500円から指定できる通貨は"18通貨"から選択可能特定の通貨における為替手数料は、通常の店頭での取引より割引している積立日は、毎日・毎週・毎月(日付指定もしくは月末指定)から選択できるドル・コスト平均法の効果で、リスクを抑えた運用が期待できる
2015年04月02日投資信託協会は14日、2014年10月の投資信託概況を発表した。それによると、10月末の株式投信の純資産総額は前月末比1兆4,858億円増の73兆2,304億円となり、4カ月連続で過去最高を更新した。設定額は3兆4,908億円、解約額は2兆3,858億円、解約率は3.3%、償還額は464億円で、差引き1兆586億円の資金純増。流入超は10カ月連続となる。国内公募投信全体の純資産総額は前月末比9,046億円増の88兆210億円と、5カ月連続で過去最高を更新。設定額は8兆520億円、解約額は7兆5,282億円、償還額は464億円で、差引き4,774億円の資金純増となった。流入超は16カ月連続。公社債投信の純資産総額は前月末比5,812億円減の14兆7,906億円と、2カ月ぶりの減少。設定額は4兆5,612億円、解約額は5兆1,424億円、償還額は0円で、差引き5,812億円の資金純減となった。流出超は2カ月ぶり。内訳は、中期国債ファンドが169億円の純減、長期公社債投信が69億円の純減、フリーファイナンシャルファンドが255億円の純減、キャッシュリザーブファンドが1,400億円の純増、MRFが6,455億円の純減、MMFが264億円の純減となった。
2014年11月14日カブドットコム証券は27日、三菱UFJ投信が運用するインデックスファンド・シリーズ「eMAXIS」を対象とした「NISAでeMAXIS 積立デビューキャンペーン」を開始した。キャンペーン対象期間中、eMAXIS シリーズのいずれかのファンドを新規積立設定(増額)し、積立投資を継続した顧客に最大現金1000円をプレゼントする。今後も、カブドットコム証券は顧客の資産形成ツールとして、広くNISA(少額投資非課税制度)を利用してもらえるようサービスおよび商品の拡充を図っていくとしている。○NISAでeMAXIS積立投資デビューキャンペーン概要エントリー期間:10月27日(月)~11月27日(木)対象:11月から2015年1月までNISA口座で対象投信を新規積立または増額積立を実施した顧客に最大1000円プレゼント。(新規・増額分)1万円⇒300円、(新規・増額分)3万円⇒500円、(新規・増額分)5万円⇒1000円。増額積立の場合、10月と11月以降の積立実績の比較によりキャンペーン対象および金額を判定。11月から2015年1月まで積立投資を継続する必要があるが、積立対象ファンドは変更可能対象インデックスファンド:インデックスファンド・シリーズeMAXIS全15ファンド
2014年10月28日日本郵便とクレディセゾンはこのたび、クレディセゾン100%子会社であるセゾン投信へ日本郵便が資本参加することに合意し、資本・業務提携を行うことになったと発表した。日本郵便が、セゾン投信の第三者割当増資の引受けにより株式の40%を取得した上で、日本郵便、クレディセゾン及びセゾン投信の三社間で資本・業務提携を行う。日本郵便は、全国約24,000局の郵便局ネットワークを通じ、郵便・貯金・保険のユニバーサルサービスの提供に加え、金融受託事業等を展開している。クレディセゾンは、「SAISONカード」「UCカード」を発行し、若年層をはじめ幅広い顧客からの支持を集め、3,500万人(グループ含む)のカード会員を有するノンバンクとして、多種多様な提携パートナーと幅広い事業を展開している。セゾン投信は、2006年に若年層の顧客を中心に資産形成をしていもらことを目的として、クレディセゾンが設立。世界最大級の投信会社であるバンガードと提携し、提供する商品はファンド・オブ・ファンズで、ノーロードかつ信託報酬は国内最低水準、地道な啓蒙活動を行うことで、若年層の顧客を中心に支持を集め、運用資産残高は現在950億円超を実現している。このたびの資本・業務提携は、日本郵便が持つ郵便局ネットワーク、クレディセゾンが持つ顧客基盤、ノウハウを活用して、セゾン投信の商品知名度の向上を図りつつ、投資信託の普及促進、投信市場の裾野拡大への貢献、日本郵便、クレディセゾン及びセゾン投信の企業価値向上に取り組むとしている。日本郵便、クレディセゾン及びセゾン投信が連携して、若年層の顧客を中心に投資信託の普及促進の取り組みとして、直販会社であるセゾン投信の投資信託の郵便局店頭等での広告宣伝(PR)活動、長期投資セミナーの郵便局等での開催を行うという。なお、セゾン投信の商品に関する問い合わせ、販売などについては、インターネットや電話により、顧客に直接、セゾン投信に申込手続等を行ってもらい、郵便局窓口などでは、セゾン投信に関する商品説明を含めた一切の勧誘行為、購入手続等の取扱いも行わないとしている。
2014年09月30日住友金属鉱山と田中貴金属工業は27日、2014年11月1日付で住友金属鉱山の純金積立事業を会社分割(吸収分割)により田中貴金属に移管することを決定したと発表した。事業移管の目的として住友金属鉱山は、事業の選択と集中を進める中、個人向け金リテール事業からの撤退を決定し、純金積立事業を田中貴金属に移管することとしたと説明。「田中貴金属は、国内における純金積立のパイオニアであり、最多の契約件数を有する貴金属業界の大手であることから、移管先として最適と判断した」としている。一方、田中貴金属では、貴金属の資産向けビジネスに注力する企業として、「今後とも金、プラチナ、銀の貴金属リテール事業の拡大・強化をめざしており、その一環として今回の事業移管に合意した」としている。事業移管日(分割効力発生日)は2014年11月1日。分割の方式は、住友金属鉱山を分割会社、田中貴金属を承継会社とする吸収分割の方式によって行う。承継会社が承継する権利義務については、住友金属鉱山が純金積立事業に関して有する資産および負債を田中貴金属が承継するとしている。
2014年01月27日貯金の基本といえば積立。決まった額を自動引き落としで積み立てられる銀行の「自動積立」など、知らず知らずのうちに貯まる仕組みを作ってくれます。でも、これは何も積立預金に限った話ではありません。毎月一定額を積み立てて、期間満了後にサービス額がプラスされて返ってくる、旅行や買い物にお得なサービスがあるんです。 ■お得に買い物&割引サービスも!「デパート積立」デパートでの買い物が多い人におすすめなのが「デパート積立」。「友の会」ともいわれ、毎月一定額の積み立てで、1年後の満期に1ヵ月分の金額が上乗せされた商品券やプリペイドカードとして返ってくるもの。例えば、月々の積立額が1万円なら、12万円の積立が13万円分になって返ってくるということ。デパートをよく利用する人にとっては、かなりお得なサービスといえます。受け取った商品券はセール品やブランド品(一部除外あり)でも使用OK。ただし、そのデパートでしか使用できないので、普段よく利用するデパートを選ぶようにしましょう。また、デパート積立には、多くの場合、レストランやホテルの割引や会員限定セールなど、プラスアルファの優待サービスがついています。お気に入りのデパートがいくつもあって迷ったら、積立以外のメリットを比べてみては。手軽に試せる半年積立コースを用意しているデパートもありますよ。■旅行好きにおすすめの「旅行積立」旅好きさんの中には、旅行資金のために毎月コツコツ貯金している人もいるかもしれませんね。貯金の使い道が旅行と決まっているなら、お得なのが、航空会社や旅行会社が取り扱っている「旅行積立」です。これは、期間を決めて毎月一定額を積み立てて、満期になるとサービス額がプラスされた分が旅行券などで受け取れる、というもの。頻繁に旅行をする人や大きな旅行を計画中の人におすすめのサービスです。ただし、デパート積立と同様に、旅行券などが使えるのは原則として積立をした会社のみ。ツアーや海外航空券を扱う旅行会社で積み立てるか、それとも国内外の航空券を買うことができる航空会社で積み立てるか、旅行計画に合わせて選ぶようにしましょう。中には、ホテルの宿泊や飲食代、買い物やレンタカー代金にあてられるものも。5年、10年など、旅行券の有効期限が決まっている場合もあるので、各社の条件をしっかりチェックしてくださいね。その他、ユニークなものでは、毎月一定額を積み立てると、満期にサービス額がプラスされて楽器購入などの費用としてあてることができる「楽器積立」があります。ピアノなど、高額な楽器を購入予定の人におすすめかもしれませんね。これらの積立の魅力は、なんといってもその利回りの良さ。旅行や買い物など、利用目的が決まっているのであれば、お得に貯まる積立を検討してみてはいかがでしょうか。
2013年11月06日掛け捨て保険に切り替えて、毎月の保険料を約1万円節約したAさん。定期預金で積み立てようと銀行に行くと、「適用金利は0.03%になります」と言われたそうです。あまりの金利の低さにがっかりして契約をしてこなかったAさんですが、あなたならどんな選択をしますか?1. 年利0.03%なら10年間の利息はわずか1,430円保険を見直して節約した月1万円を年利0.03%で積み立てた場合、10年間で貯まるお金(複利)は1,201,787円。税金を差し引いた手取り利息はわずか1,430円ほどです。1年満期のスーパー定期(300万円未満※2013年7月16日現在)の平均金利が0.034%ですから、現状の金利水準の自動積立定期預金に10年預けても、ランチ1食分程度の利息しか得られない現状となっています。自動積立定期預金は、積立の都度、自動継続扱いのスーパー定期(1年等)や期日指定定期預金として、普通預金等から自動振替される仕組みになっています。将来的に預金金利が上がれば、先の試算以上の利息を手にする可能性もあります。しかし、10年以上使う予定のないお金ならば、安全第一で運用するのはもったいないですね。価額変動リスクはありますが、積立投資で運用するのを検討してみてはいかがでしょうか。2. 「ドルコスト平均法」で時間分散をはかる積立投資には、特定の投資信託(外貨MMF含む)で積み立てる「積立投信」と、特定の銘柄に積み立てる「株式るいとう(株式累積投資)」の2つがあります。いずれも毎月決まった日に、決まった金額で、そのとき買えるだけの口数(株数)を自動的に買い付けていくものです。例えば、毎月1万円の積立投信を4月10日から買い付け始めたとします。投資信託の基準価額(10,000口あたりの時価)は毎日変動します。4月10日の基準価額…10,000円(購入口数=10,000口)5月10日の基準価額…10,500円(購入口数=9,524口)6月10日の基準価額…9,500円(購入口数=10,527口)7月10日の基準価額…8,000円(購入口数=12,500口)8月10日の基準価額…9,600円(購入口数=10,417口)5ヵ月間の合計投資額=50,000円5ヵ月間の合計購入口数=52,968口8月10日に売却した場合の時価=50,849円一度に購入せず、時間をずらして均等額ずつ購入する方法を「ドルコスト平均法」といいます。値が下がっているときは多く、値が上がっているときは少なく購入することで、長期投資の価額変動リスクを抑制し、安定した収益を得たい場合に使われる手法です。積立投信を始めて以来一貫して値を下げていたとしても、上げ相場に転じてしばらく経ったタイミングで売却すれば、積立当初の基準価額まで戻っていなくても利益が出ることは珍しくありません(以下表)。値を下げているときに自動的にたくさんの口数を買い付けられているので、下げている期間が長ければ長いほど、値が戻ったときの影響を大きく受けることができるのです。<表:当初積立額に1度も戻らなくても利益が出ることもある>とはいえ、ドルコスト平均法には欠点があります。例えば、右肩上がりの相場ではドルコスト平均法を使うと平均購入単価がかえって高くなります。最初にまとめて買っておいたほうが有利です。逆に、一貫して値を下げている相場で、下げが続いている状態で売却した場合は損をします。基準価額(または株価)が上昇したり、下降したりジグザグしながら動くときに有利な投資法なのです。3. 最大のメリットは「感情を排除できること」投資の基本は「安いところで買って、高いところで売る」ですが、これを実践するのは、なかなか難しいです。卵1パックの値段が高いか安いかを見分けるのは簡単ですが、投資信託の基準価額や企業の株価の割安、割高を見極めるのは相応の知識が必要だからです。また、十分な知識や経験があったとしても、感情が邪魔をすることがあります。優秀なファンドマネジャーであっても、将来の株価等の動きを百発百中で当てることはできません。人間は感情に左右されやすい生き物です。値上がりしていると、もっと儲けようと高値で買い増ししてしまったり、値下がりファンド(株)の損を確定したくなくて塩漬け(売らずに放置している)にしていることで、他の割安な株や投資信託を購入できずにチャンスを棒に振ったりする人はたくさんいます。「もっと儲けたい」「損をしたくない」という欲や恐怖心が、判断を狂わせ、投資の基本である「安いところで買い、高いところで売る」ことをできなくしているのです。積立投資はそういった人間の感情を排除して、毎月自動的に買い付けてくれるところに投資の妙があります。積立投資の仕組みを作っておけば、こちらが積立を中止すると指示を出さないかぎり、指定の銀行口座から毎月決まった日に振り替えて指定した株やファンドを買い付けてくれます。「今が買いかな?」「今は売りかな?」という判断は不要です。積立投資家の私たちは積み立てていることを忘れて長期投資を続けていけばいいのです。感情くらいと侮るなかれ。ファイナンシャルプランナーになって17年目になりますが、私のお客さまで5,000万円以上の金融資産を一代で築いた方の大半は積立投資を利用されています。そして、大半の方が普通の会社員です。保険の見直しが終わり、保険料が安くなったら、積立投資を検討しましょう。どんな基準でファンドや銘柄を選べばいいのかは、次回のコラムで紹介しますね。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2013年08月01日静岡銀行は13日、計画的に頭金を準備したい人向けの定期積金「住宅購入Before 積立」と、住宅ローンを完済した人専用の定期積金「住宅ローンAfter 積立」の取扱いを開始した。顧客のさまざまなライフイベントに寄り添った商品を提案することを目的に、顧客にとって最も大きなライフイベントの一つである「住宅購入」に関する金融ニーズに応える商品として取扱いを開始するもの。なお同商品は、個人の顧客に対するマーケティングアプローチ強化のため、昨年10月に組成した「女性マーケティングチーム『PRIMULAプリムラ』」による企画商品。静岡銀行では、個人向けローンの主力商品である「住宅ローン」を軸に商品ラインナップを充実させることで、顧客との取引拡大を図るとともに、顧客の満足度の向上につなげるとしている。「住宅購入Before 積立」住宅購入までに、計画的に頭金を準備したい顧客向けの定期積金通常の定期積金に0.2%金利を上乗せするとともに、将来、静岡銀行で住宅ローンを借り入れる場合には、通常の住宅ローンの金利から0.1%割引する年2回、住宅関連情報誌を送る「住宅ローンAfter 積立」静岡銀行で住宅ローンを利用した顧客で、完済した人専用の定期積金住宅ローン完済を機に、将来の生活設計を見直される顧客をサポートするため、通常の定期積金に0.2%金利を上乗せする【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月14日2007年3月にセゾン投信は2つのファンドの募集を開始しました。設定前に9億円の資金が集まり、3月15日に長距離列車「セゾン号」は華々しく長期投資の旅に出発いたしました。華々しくと言うのは、実は日本経済新聞が事前に取材され、当社とバンガードが提携し「手数料半分の投信」というタイトルで大きな記事を書いてくれたお蔭で、当社で情報発信する前から「日経を見た!」と問い合わせがたくさん入って、「新聞で知ったので」と早速口座開設して下さるお客様がひきも切らず、それからマネー誌はじめ他のメディアからの取材もどんどんといただくようになりました。そしてセゾン投信はさわかみ投信・ありがとう投信に続く日本で3番目の独立系直販投信会社として、明快な立ち位置をメディアが定めてくれるカタチで、報道のチカラをまざまざと恩恵として浴しながら、ご機嫌なスタートが切れたのです。私のセゾン投信代表者としてのセミナーデビューは、ファンド設定後まもなく、大阪からでした。さすがに緊張で何を話したか覚えてませんが(笑)、「直販クラブ勉強会」と銘打って、さわかみ投信の澤上社長、ありがとう投信の村山社長(当時)と共に1年間以上、直販投信3社が揃って全国各地を同じように廻って、長期投資のことを知ってもらうべく懸命に自らの思いをお伝えしました。この当時は市場環境も強い追い風でした。運用も順調で、基準価額は想定通り毎月しっかりと切り上がって行きました。設定から約半年で純資産総額は100億円を突破。そして年末には日本経済新聞が毎年お正月に紙面で発表している製品・サービスの表彰に「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」がノミネートされ、審査会では著名な審査員の方々にセゾン投信の目標や事業コンセプトを熱く説明して歩き、とうとう金融サービス部門の最優秀賞という最高の栄誉までいただきました。表彰式ではトヨタのレクサスハイブリッドやJR東海のN700系などと並んでセゾン投信が表彰台に立ったわけで、それは私にとって人生最高の晴れ舞台の瞬間でもありました。順風満帆で進んだ開業初年度でしたが、そうした緩んだ頬を殴打されるが如く、翌2008年9月にリーマン・ショックが起きました。このあとから半年間の世界金融危機は、まさに大嵐の暴風雨の中を彷徨う本当に苦しく不安な日々の連続でした。セミナーを開催しても全然人が集まらず、ファンドの基準価額が下落を続ける中で列車から飛び降りるが如く、動揺した解約が次々と発生し、それまで順調に入っていたスポット買い付けがパタリと止まりました。もちろん世間のほとんどのファンドでは怒涛の解約換金のラッシュです。あのどん底の時期は、確かに世界経済から一切の需要が消え失せ、銀行間市場では取引が成立しないという、誰も想像したことのない恐怖の現実が起こっていました。私自身も正直、資産運用業界はすべて壊滅してしまうかもしれない、セゾン投信も…と弱気の虫が心の中で泣き続けていました。そんな真っ只中の時、福岡の大学生から手紙が届いたのです。「どんな嵐の中であろうと、私たちは長期投資の列車に乗っているので全然不安じゃありません、大丈夫です。これからも頑張って行きましょう。」と書いてありました。後頭部を打ち砕かれ目が覚める思いでした。どんな時でも泰然自若と冷静に世の中を俯瞰するべき立場の自分が、若いお客様たちに励まされている。我に返りました。するとそれからいくつものお手紙やメイルが続々と会社に届くようになったのです。いずれもお客様からの激励の言葉ばかり。そして間もなく解約は止まりました。結局月次の資金流入超を維持したまま「セゾン号」は金融危機を見事耐え抜き、その間頑張って投入下さったお客様の資金をフルに、どん底の相場の中で買い進むことが出来ました。お客様の強い意志と忍耐が最高の仕込みを実践させてくれたのです。リーマン・ショックから金融危機の試練を乗り越えて、「セゾン号」はすごく筋肉質のファンドになりました。100年に1度の大暴落相場でも決して資金流入が絶えることのないファンド、つまり設定から1年半にして最高の長期投資ファンドであることが実証されたのでした。この体験を経て、私は絶大なる自信を得ることが出来ました。どんな大嵐が訪れようと揺るぎない本格的長期投資ファンドに間違いなく育って行くに違いない! それほど投資家たるお客様の資金フローが長期投資の継続には絶対的に重要な要素だからです。どん底相場の只中でも資金が入り続ければ、必ずどん底で相場に買い向かうことが出来るのです。これは長期的運用成果に最大の効用を発揮します。逆に下げ相場のたびに資金流出に見舞われるファンドは、安値でポートフォリオを取り崩すことになり、決して良い運用成績につながりません。長期投資は運用する側の能力だけでは決して果実を育てることは出来ない。運用者と投資家(お客様)の意志と目標が合致して、初めて良質な長期投資ファンドとして成立し得るのです。販売会社との関係を敢えて絶ち、直販でお客様とダイレクトにつながるスタイルだからこそ実現可能ないわゆる逆張り運用は、その後のいくつもの危機でもまったく揺らぐことなく堅持されています。セゾン投信の2つのファンドは現在に至るまで、設定来69カ月連続資金流入超を続ける、最高品質の資金を有する本格的長期保有型ファンドとして、間違いなく育っています。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月12日ゆうちょ銀行はこのたび、会員制インターネット投資信託サービス「ゆうちょ投信WEBプレミア」で利用できる「口座開設キャンペーン」「ご利用キャンペーン」を開始した。期間は2013年3月29日まで。「口座開設キャンペーン」は、期間中「ゆうちょ投信WEBプレミア」に入会した有料会員の人や、一定の条件を満たした無料会員の人に、500マイルまたは現金500円をプレゼントするというもの。同時に実施する「ご利用キャンペーン」は、「ゆうちょ投信WEBプレミア」で投資信託を購入した顧客に、購入合計金額によって合計3万マイル以上になるマイル、または最大6000円の現金をプレゼントするキャンペーンとなっている。「ゆうちょ投信WEBプレミア」とは、ゆうちょ銀行の提供する会員制のインターネット取引専用サービス。同サービスに入会すると、インターネットを通じて、これまでゆうちょ銀行で取り扱いしている商品に加え、新たに「ゆうちょ投信WEBプレミア」でしか購入できない専用商品が購入できる。また、「マーケット情報の取得」や「ポートフォリオ分析」といった各種サービスを利用できるほか、有料会員限定の特典として保有残高に応じたキャッシュバックのサービスもある。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日関西アーバン銀行は21日、多様化する顧客の資産運用ニーズにきめ細かく応えるため、インターネット経由で投資信託を取引できる「関西アーバン インターネット投信」を26日から開始すると発表した。従来、投資信託の取引は店頭窓口のみで利用できたが、インターネットを通じて、自宅のパソコンなどから利用することが可能となる。同サービスを利用するには、店頭窓口にて書面での利用申込みが必要。投資信託申込み(購入申込み、解約申込み)取引き状況の照会…購入や解約などの申込みのほか、取引明細など各種照会が利用可能電子交付サービス…取引時に作成される「取引報告書」などの各書類を確認できる同行は、これからも顧客の様々なニーズに応えることができるよう、一層の商品サービスの充実に努めていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日セゾン投信はスタート当初から2本のファンド、つまり2つの運用メニューを揃えました。一つは米国バンガード社とのコラボレーションにより、同社が誇るインデックスファンドを複数組み合わせたファンドオブファンズです。バンガード日本法人の加藤代表以下、スタッフの方々とは、1年近くセゾン投信が提供するファンドの商品企画について喧々諤々(けんけんがくがく)まさに口角泡を飛ばす議論を重ねてきました。まず、ファンドの存在目的はこれから21世紀成熟社会日本で頑張って生きていく生活者が、誰でも将来の資産形成に向いた長期投資に参加できるものであること。そのためには、投資とは埒外にいる圧倒的多数の人たちが、セゾン投信だけで十分に事足りる資産配分が為されていて、且つ「投資初めてさん」でも容易に納得できる内容である必要がある等の前提を定めて、運用コンセプトの骨格を積み上げていきました。バンガード社が一貫して掲げている長期・分散・低コストの3要素をしっかりと体現し、リスク(値動きのブレ)を相応に抑えながら、10年、20年、30年、、、という時間軸でじっくりとお金を育てていける日本にはまだ根付いていない本格的長期保有型ファンドでお金を展望しました。その結果構築された運用理念は、世界経済の安定した成長軌道に自然体でお金を乗せて熟成させていく国際分散投資、つまり地球まるごとに投資できるファンドとして、米・欧・日などの先進国に加え伸長著しい新興国の株式市場もインデックスで組合せ、且つ経済活動を支えるお金として2大資産クラスである株式と債券を半分ずつミックスさせたバランス型ポートフォリオでの設計図が出来上がりました。さらに地域別資産配分はいつも地球経済全体の流れに乗っていけるイメージで各地域の株式・債券それぞれの市場規模に合わせて配分調整(リ・バランス)していく仕組みとしてルール化し、運用者の相場観を一切排除した運用を行うことにしました。これこそが、以前お話したバンガード哲学のバックボーンともいえるチャールズ・エリスの「敗者のゲーム」で提唱されている運用理念の具現化モデルです。プロの運用者として自らの恣意性をあえて入れないポートフォリオは、ある意味で自己否定ともいえるコンセプトですが、それによって常に自然体でニュートラルに経済成長に乗っていけるという、投資に拒否反応がある多くの生活者が納得して受入れ易い商品をどうしても作りたかったのです。また、長期投資での財産づくりにとって最も重要な要素であるコスト(信託報酬)、これもセゾン投信の事業継続上ギリギリの水準まで低くしました。たとえば年間1%のコスト差は30年運用すれば30%以上の運用成績の違いとなるからで、できる限り身を削って投資家本位を貫きたかったのです。こうして出来上がったのが「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」、バンガード社の理念とセゾン投信の美学とがガッチリ融合された妥協のない理想のファンドが実現できました。そして、もう1本のファンドは運用会社としてのセゾン投信の運用哲学を表現するアクティブ(積極)運用型の商品を作りました。セゾン投信の運用ポリシーである国際分散投資でより高いリターンを目指していくもので、この運用の資産配分はセゾン投信が機動的にコントロールする、つまり運用者としての方向性を常に積極的に表現していくファンドオブファンズです。セゾン投信が運用者として自己主張をして行く為にどうしても必要なファンドとして「セゾン資産形成の達人ファンド」と名付けました。この2本のファンドに特化して本格的長期投資ファンドを育て上げ、短期志向に偏った日本の投資信託業界のアンチテーゼを打ち出したわけです。私が長期投資に目覚めてから10年来の夢が、ようやくまさに理想のカタチで叶いました。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日セゾン投信の金融庁への認可申請作業は粛々と続けられていました。新たな投信会社の運営に足るスタッフ集めも始めて、人づての紹介などを通じて徐々に人員体制も整って来ました。そんな折、突如自分の人事発令がありました。セゾン投信の準備を推進するインベストメント事業部長から本部付部長という何だかよくわからない肩書きへの異動、つまり推進のラインから外されてしまったのです。新しい役職はラインもなくチームもなく、完全な閑職にしか見えません。ここまでセゾン投信の立ち上げを進めてきて、再び認可直前の処で、またも転んでしまいました。さすがに凹みました。自分が陣頭指揮をとらなくとも、それまで一緒に汗をかいてきたスタッフたちが粛々と準備作業は続けてくれています。そして「自分たちでしっかり作業は進めるから」と私を力強く励ましてくれます仲間のありがたさを実感しました。それでも当局からの認可申請書提出を受諾される、いわゆる仮認可となった時、このままだとまた申請取り下げにもなりかねません。しかし、ひとたびラインから外れてしまうと、もう表だって自分が動くことは出来ません。だらだらと毎日が過ぎでいきます。焦りました。今度もやっぱり支えてくれたのは澤上さんでした。夜こっそりと何度も居酒屋で作戦会議を重ねました。「いいか、これは戦いだ! 絶対に負けるわけにはいかん。」と彼は必死に一緒になって思案してくださいました。そして「反対している取締役とランチのアポを入れてくれ!」と言われました。ひとりひとり、疑念を持つ役員さんたちに対して、セゾン投信が創ろうとしている価値がどれだけ世の中への社会的意義のあることか、さらにはさわかみファンドの伸長を裏付けとして、どれだけ世の中に長期投資のニーズが大きいか、ゆえにビジネスとしても必ず成功するはずであると、懸命に説得してくださったのです。澤上さんは意気消沈している私に、「いいか、俺はセゾンと仕事をするんじゃない、お前と仕事をするんだ!」と激励してくれました。人間と人間の繋がりで自分は支えられている。心から嬉しい、忘れられない言葉です。最後は林野社長に直接話をしに行ってくださり、私をセゾン投信のチームに戻すよう必死で頼んでもくださったのです。最終的には、否定的だったクレディセゾン取締役会で林野社長の強い意思表明があって、セゾン投信を蘇生させてくれました。「セゾン投信がやろうとしていることは、世の中にあって正しいアプローチである。しかし日本の金融業界は全く違う状況だ。だからいずれ必ず我が国の個人のお金の流れは正しい方向に変わってくるはずだ。但しそれが5年後なのか10年後なのかは自分にもわからない。それでも10年後に正しいお金の流れに変わった時、セゾンは10年前から正しいことをやっていたんだ! と世の中に言わせようじゃないか。だから今始めよう!」この言葉で、取締役会は改めてセゾン投信への出資を認めてくれたのです。2007年1月、セゾン投信は正式に金融庁から投資信託委託業の認可を受けました。そこからは大慌てで商品組成の準備に入りました。バンガード社とも最高品質の資産形成型ファンドを世に出そう! と議論を重ね、「セゾンバンガードグローバルバランスファンド」が設計されました。同時に運用会社としての自己主張として、アクティブ運用の「セゾン資産形成の達人ファンド」の2本立てで商品申請を行い、3月15日に長距離列車「セゾン号」は2つのファンドを設定、無事運用を開始出来たのでした。振り返れば、私が澤上さんから「お前もセゾンで長期投資の直販投信を作れ!」と背中を押されてから7年掛かりでの長期投資の旅への出発でした。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月06日個人向け投資助言会社のアブラハム・プライベートバンクは22日、海外積立投資支援サービス 「いつかは ゆかし」の提供を開始した。同社によると、「ゆとりある老後生活費」の平均額は1カ月当たり37.9万円(「生活保障に関する調査」生命保険文化センター、2010年調べ)で、夫婦2人で老後を過ごす期間を25年(60歳から85歳まで)と想定した場合、「37.9万円×12カ月×25年=1億1,370万円」の年金が必要となるという。今回開始した新サービスは、月5万円の海外積立投資で、将来の年金1億円の資産形成を目指すもの。「想定年利10%」(同社)という海外ファンドに月5万円から積み立てることができるとしている。中間マージンや販売手数料なしで、直接運用が可能という。金利は複利で、「早く始めるほど効果が早く表れる」(同社)。また、担当スタッフによる電話サポートを受けることもできる。積立期間は最長で30年。毎月の積立額は5万円から1万円刻みで自由に設定でき、上限はない。投資助言料は毎月の積立残高の0.945%/年。入会金は1万9,800円。同サービスの提供開始にあわせて、現在「スタート応援キャンペーン」を開催。期間中、入会を申し込み、アンケートに回答すると1万円がもらえるほか、友達に同サービスを紹介し、その友達が入会すると1人につき1万円がプレゼントされる。さらに月間最大10万円の優待クーポンも贈呈。なお、入会30日以内に退会する場合は入会金全額を返金するという。期間は12月25日まで。アブラハム・プライベートバンクは、海外投資を専門とする投資助言会社。監査法人トーマツ急成長企業ランキング「Fast50」を2年連続で受賞している。富裕層向けマーケティングを展開するアブラハム・グループの一員で、同グループは金融資産1億円以上の富裕層限定組織「ゆかし」を運営していることで知られている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月23日何はともあれ、セゾン投信という会社が発足しました。しかし、この段階では会社とはカタチばかり、投資信託委託業の認可申請にも至らず、金融庁に日参する一方で、新たなビジネスを営むに足るスタッフもクレディセゾンのインベストメント事業部で同社の設立に携わってくれた数人を除き、これから人探しです。当時、投資信託会社は認可事業として金融庁の厳しい審査基準をクリアする体裁を整えなければなりませんでした。その条件はどんなに小規模なブティックの会社であっても基本的な機能、つまり運用部門から投信計理部門、コンプライアンス部門に至るまで投信業務はすべて自前で賄うことが求められていました。おまけにセゾン投信の事業モデルは直接販売方式、すなわち通常の投信会社であれば、証券会社、銀行に担ってもらう最終顧客たる個人投資家への販売業務も自ら行う必要があるため、販売機能へのシステム投資と人材投入等で更に大きな経済的負担がかかります。これらをすべて賄い継続的に営業可能とするためには普通の会社を創業するよりもはるかに大きな資本が求められます。加えて投資信託委託業務を行うには常時、最低5千万円の純財産額を維持しておかなければならず、そのバッファーも資本として必要です。つまりこの先、セゾン投信が当局の認可を得て実際に営業を開始するためには、数億円から十数億円の規模の資本金が必要であり、クレディセゾンの本格的な出資なくして経営は成り立たないわけでした。バンガードの加藤社長も何度もクレディセゾンに足を運んでくださり、セゾン投信と見据える新しい投資信託の意義と可能性を関係の首脳陣に訴えて下さいましたが、一向にコンセンサスが得られず、しばらく膠着状態が続きました。こうなれば先に実績を作ってしまおうとセゾンカード会員向けに「資産形成セミナー」を開催していくことにしました。澤上さんに講師をお願いしたら、喜んでボランティアとして協力してくださり、会員宛カード利用明細書の中にセミナーのご案内を入れて発信したところ、あっという間に千人以上の応募がありました。これをカード会員向けのサービスという位置づけにして、東京を手始めに名古屋・大阪と回を積み重ね、澤上さんが訴えて下さる、長期で財産づくりをしていく必要性が、セゾンカード会員という必ずしも金融商品・資産運用という観点で結ばれているわけではない顧客マーケットにも十分共感を得られるという貴重なマーケティングになりました。そして澤上さんの講演の後、主催者からの後援という名目でセゾン投信という長期投資の投信会社を準備中であることをお客様に告げ、公にすることで、少しずつアリバイ作りのようなことをしていきました。もちろん、全く無名の私がいくら熱っぽく語ったところでどれだけ浸透するわけでもないのですが(笑)。ただセゾンカード会員向けセミナーを開催するたび、この事業への強い手応えを感じ、今度こそ何があろうと絶対に負けられないぞ!との勇気が湧きあがってきたのです。インベストメント事業部には少数ですが、私の想いに信頼して付いてきてくれる仲間もできたのだから尚更です。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月19日三井住友銀行は1日、電子メールを利用したサービスを拡充し「投信eメール」の提供を開始した。三井住友銀行は2004年8月以降に、「電子メールお知らせサービス」、「外国為替相場通知メール」、「定期預金満期案内メール」など、電子メールを活用したサービスを展開しているが、このたび投資信託の基準価額などを電子メールで配信する「投信eメール」を追加した。これまでも投資信託の基準価額や分配金などの情報は、ホームページや店頭窓口などで提供していたが、1日からSMBCダイレクト(※1)を契約している顧客を対象に、顧客が選択する投資信託の基準価額情報などを顧客が知りたいタイミングで電子メールにて知らせるサービスを開始した。利用できる顧客SMBCダイレクトの契約があり、連絡用電子メールアドレスを登録している顧客申込方法SMBCダイレクト(インターネット・モバイル)から申し込み可能。同サービスの利用料は不要配信内容同行にて取扱いをしている投資信託の中から10ファンドを上限として選択し、選択した投資信託の基準価額、分配金(1万口あたり)、および外国為替相場などのマーケット指数を、毎日/毎週/毎月のいずれかのタイミングで配信する。また、選択した投資信託の基準価額について、顧客が任意に上値、下値を設定すると、基準価額がその上値、下値に到達した場合に電子メールで知らせる機能も利用できる同行では、今後とも顧客の多様なニーズに応え、きめ細やかなサービスを提供していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月05日日興アセットマネジメントは、資金運用体感ゲーム『世界の投信王』の特別レース「2012 日中学生 団体対抗戦」の決勝戦を9月27日に開催し、優勝チームを決定した。審査の結果、明治大学の「ohara japan2」が日中総合優勝チームに選ばれた。「2012 日中学生 団体対抗戦」は、3人1組で構成される日本と中国の学生チームが、グローバル投資で日中学生No.1の座を賭けて競い合う『世界の投信王』の学生向けレース。同レースは、日本から27チーム(81名)、中国から19チーム(57名)の合計46チーム(138名)が参加し、7月に開始。各チームは8月末までの2カ月間、仮想資金10億円(中国チームは1億人民元)を使用して、世界35カ国の株式と連動する架空のインデックスファンドへ投資した。8月末の運用期間終了後、同社は2カ月間の運用成績と各チームが提出した報告書を審査し、当初設定した運用目標の実現度を踏まえ、決勝戦に進出する6チーム(日本・中国各3チーム)を選出した。9月27日に開催された決勝戦では、各チームによる最終プレゼンテーションを実施。審査員は、日興アセットマネジメントグループの日本・中国・香港オフィスにおける運用のプロフェッショナル6名が担当した。各チームは、投資コンセプトや運用内容、分析結果を発表したほか、審査員からの質問にも対応。審査の結果、運用能力、分析能力、報告能力の観点から、まず「ohara japan2」と同済大学(上海)の「驰骋冰雪」の2チームが両国の最優秀チームに選出され、その後「ohara japan2」が日中総合優勝チームに選ばれた。「ohara japan2」は、投資哲学が一貫しているなど、その優れた再現性と継続性が評価された。同チームは「投資にチャレンジするのは初めてでしたが、このように決勝に残ることができて、そしてさらに日中総合優勝できて本当にうれしいです。今回を機に、これからいろいろ世界情勢について調べていこうと思いました」とコメントしている。一方、「驰骋冰雪」は、レース開始以降、着実に世界経済や株式市場に関する知識を吸収し、それらを投資行動に反映させ、最終的に全46チーム中運用成績1位という運用結果を残すまでに成長した点が評価された。同済大学で日本語を学んでいるという「驰骋冰雪」は、「レースを始める前は、経済について何も知りませんでしたが、この3カ月で、経済や投資に関する知識をつけることができました。一生忘れられない思い出になりました」と話しているという。「ohara japan2」には、1人3万円程度の商品券および賞状を贈呈。また、「ohara japan2」ならびに「驰骋冰雪」には、副賞として日興アセットマネジメントグループの相手国のオフィスを訪問するツアーが贈られたほか、決勝参加チームには、1人1万円/1,000元程度の商品券がプレゼントされた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月01日日興アセットマネジメント(以下、日興アセット)が運営する資金運用体感ゲーム『世界の投信王』のオフィシャル・サポーターにスルガ銀行が就任したと発表した。『世界の投信王』は、仮想の運用資金10億円を使って、世界35の国・地域の株式市場と連動している架空のインデックスファンドに投資し、その運用成果を競うオンラインゲーム。運用開始は2010年、主な対象は投資初心者で、遊びながら投資や投資信託の知識を身につけてもらうことを目指している。現在は日本、中国、アメリカの3カ国において、国際分散投資を体感するためのツールとして展開しており、これまでの参加者は1万3,000人以上(2012年9月11日現在)に上る。今回、スルガ銀行は『世界の投信王』のコンセプトに共感し、オフィシャル・サポーターに就任。10月1日から開催される『世界の投信王』の四半期レース「秋の陣(日本)」(日本居住者対象)の成績上位者10名には、オフィシャル・サポーター特別賞「スルガドリーム賞」が授与されるほか、入賞者には賞品としてクオカード5,000円分が同行よりプレゼントされるという。「秋の陣(日本)」のレース期間は10月~12月で、参加募集締め切りは9月27日15:00まで。締め切り時間までに「世界の投信王」に登録してポートフォリオを完成すると、レースに参加可能となる。登録は無料。日興アセットは、「インターネットバンキング大手のスルガ銀行がオフィシャル・サポーターとなっていただいたことにより、より多くのみなさまに『世界の投信王』に参加していただき、投資信託をより深く知っていただく機会になればと考えている」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月21日日興アセットマネジメントは13日、同社が提供している資金運用体感ゲーム『世界の投信王』の学生向けレース「2012 日中学生団体対抗戦」において、決勝戦進出チームが決定したと発表した。「2012 日中学生団体対抗戦」は、3人1組で構成される日本と中国の学生チームが、日中学生No.1の座を賭けて競う、『世界の投信王』の特別レース。同レースには、日本から27チーム(81名)、中国から19チーム(57名)の合計46チーム(138名)が参加し、7月と8月の2カ月間、仮想の10億円/1億人民元を使用して、世界35カ国の株式と連動する架空のインデックスファンドに投資した。運用期間終了後、結果をまとめた報告書を基に、当初設定した運用目標の実現度を踏まえ、運用成績・分析能力・報告能力を審査し、決勝戦に進出する6チームを選出した。6チームの内訳は、日本・中国の代表各3チーム。日本からは、武蔵大学(東京)の「freefall」(運用成績9.8%、総合順位2位)、明治大学(東京)の「ohara japan2」(同8.0%、同5位)、早稲田大学(東京)の「wasenavi」(同3.7%、同27位)の3チーム、中国からは、同済大学(上海)の「驰骋冰雪」(同11.9%、同1位)、上海対外貿易学院(上海)の「sift boys」(同6.7%、同8位)、吉林大学珠海分校(広東省)の「sunmonek」(同6.6%、同10位)の3チームが選ばれた。決勝戦に進出した6チームは、9月27日に同社の東京オフィスと香港オフィスで開催される決勝戦において、最終プレゼンを実施。決勝戦では、同グループの日本・中国・香港オフィスのプロフェッショナル6名が、運用成績や分析能力、報告能力を総合審査し、優勝チームを決定する。東京・香港の両会場は、テレビ会議システムをつないで両国チームを審査。日本・中国の学生同士の交流や、プロフェッショナルとの意見交換を行うことで、日本と中国の投資志向やビジネス文化などの差異を実感してもらうことも決勝戦の目的だとしている。優勝チームには、商品券および賞状、同グループの相手国のオフィスを訪問するツアーを贈呈する。なお、同レースは、日中両国国民の交流拡大ならびに相互理解の増進を目的に実施される友好行事として、外務省および2012「日中国民交流友好年」実行委員会より、「2012年日中国交正常化40周年記念事業」の認定行事に選ばれている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月14日京葉銀行はこのほど、日興アセットマネジメントが提供している資金運用体感ゲーム「世界の投信王」のオフィシャル・サポーターに就任したと発表した。これに伴い、千葉県在住者を対象とした都道府県レース「70周年のαバンク京葉銀行賞」を10月1日より開催する。「世界の投信王」は、世界35の国・地域の株式市場に連動する架空のインデックスファンドを組み入れて、仮想の運用資金10億円を投資するオンラインゲーム。主な対象は株式初心者で、国際分散投資が体験できるツールとして日本、中国、アメリカの3カ国にて展開している。これまでの参加者は1万2,000人以上に上る(2012年9月3日現在)。京葉銀行は今回、遊びながらさまざまな国の経済知識を身に付ける「世界の投信王」のコンセプトに共感し、オフィシャル・サポーターに就任。同行によると、「世界の投信王」が銀行から協賛を得るのは初となるという。「70周年のαバンク京葉銀行賞」は、千葉県在住者を対象に開催されるレースに対して提供するもの。同行創立70周年を記念し、10月~12月の期間に行われる「秋の陣」より実施する。「世界の投信王」はこれまで、常設レースとして、日中米の参加者を対象とした12カ月にわたる年間レースと、3カ月ごとの四半期レースを行っているが、都道府県別のレースは今回が初開催となるとのこと。レース上位5名には、賞品として「VJA商品券1万円分」を進呈。ただし、賞品送付時に受賞者が千葉県以外の送付先を入力した場合、受賞権利が無効となる。参加者の締め切りは9月27日15:00。なお、既に「世界の投信王」に登録している参加者の中で、居住地を千葉県と登録している人は自動的に同レースに参加することになるため、再登録の必要はない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月05日カブドットコム証券は9月3日から、投資信託の積立促進として、三菱UFJ投信が運用するeMAXISシリーズ12ファンドを対象とする「eMAXISシリーズ投信積立キャンペーン」を実施している。キャンペーン対象のeMAXISシリーズは全てノーロードで、”幅広い品揃え”と”低く設定された信託報酬”が特徴のインデックスファンド。シンプルで分かりやすいインデックスファンド10本と、それらを組み合わせたバランスファンド2本の計12本のシリーズとなっている。キャンペーンの内容は、eMAXISシリーズを期間中に5万円以上、新規積立または積立金額の増額をした顧客に設定金額に応じて最大1000円プレゼントするというもの。期間9月3日から9月28日まで内容期間中にキャンペーン対象eMAXISシリーズの新規積立または積立金額の増額を設定し、約定した顧客を対象に1人あたり最大1000円プレゼントプレゼント金額5000~9999円⇒100円、1万~2万9999円⇒300円、3万~4万9999円⇒500円、5万円以上⇒1000円顧客の口座毎における8月と9月のeMAXISシリーズのワンコイン積立(R)合計金額を比較して増額分(新規も含む)をキャンペーン対象とする。期間の判定は約定日ベースにて行い、10月下旬までに顧客の証券口座へ入金する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日北海道銀行は3日、「インターネット投信お申込手数料30%割引キャンペーン」を開始した。キャンペーン期間中にインターネットで投資信託購入の申し込みをした顧客には、申込手数料の割引をするというもの。対象期間9月3日~12月28日対象「道銀ダイレクトサービス」「インターネット投信」を契約している顧客で、キャンペーン期間中にインターネット投信で投資信託を購入した個人の顧客内容「インターネット投信」で購入した投資信託の申込手数料を30%(消費税除く)割引キャンペーンの対象は、12月28日の14時までに申し込み、取引が成立したものに限る。「インターネット投信」は満20歳以上の個人の顧客が利用でき、利用にあたっては、あらかじめ窓口で「ダイレクトサービス」の契約、「投資信託口座」の開設が必要。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日南都銀行は9月3日から10月31日まで、「投信&純金積立わくわくキャンペーン」を実施する。同キャンペーンは、期間中に「投信積立サービス」(毎月1万円以上)または「純金積立プラン」(毎月5000円以上)を窓口にて新規で申し込んだ個人の顧客のうち、先着1000人に全国のマクドナルド店舗(一部店舗では利用不可)で利用できる商品券『マックカード(500円分)』を進呈するというもの。同キャンペーンの対象商品である「投信積立サービス」は、株式や債券などで運用する投資信託を自動積立で毎月購入するもの。毎月一定の金額で投資信託を購入するため、ファンドの基準価額が低いときは購入口数が多くなり、高いときは購入口数が少なくなることにより、平均購入単価を低く抑える効果が期待できるという。ファンドは国内外の投資商品を組み合わせた13ファンドから選択可能。「純金積立プラン」は、月々の購入代金を日割りにして、毎日一定の金額で純金を購入し積み立てるもの。金価格が安い日には多く、高い日には少なく購入することになるため、投信積立サービスと同様に、平均購入単価を低く抑える効果が期待できるという。また、積み立てた『金』は、売却して現金で受け取るほか、金地金(現物)での引き出しや金貨・ジュエリーとの等価交換も可能。同行では、今後も新商品・サービスやキャンペーンの取扱いにより、顧客のサービス向上に努めていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月31日日興アセットマネジメント(以下、「日興アセット」)が提供している「世界の投信王」の学生向けレース『2012 日中学生団体対抗戦』が、7月2日スタートした。同レースには、日本から28チーム(84人)、中国から19チーム(57人)の合計47チーム(141人)が参加し、日中学生No.1の座を賭けてファンドの運用成績や分析能力、報告能力を競い合う。また今回、「2012 日中学生団体対抗戦」は「2012 年日中国交正常化40周年記念事業」の認定行事となった。これは日中両国国民の交流拡大および相互理解の増進を目的に実施される友好行事に対して、外務省および2012「日中国民交流友好年」実行委員会が認定するもの。「2012 年日中国交正常化40周年記念事業」は、幅広い国民交流を通じて相互理解を促進し、相互信頼関係の増進を図ることを目的にしている。「2012 日中学生団体対抗戦」は、3人一組で構成される日本と中国の学生チームが参加する「世界の投信王」の特別レース。参加チームは7月2日から8月31日の2カ月間、仮想の10億円/1億人民元を使って、世界35カ国の株式と連動する架空のインデックスファンドに投資し、その運用成績や分析能力、報告能力を競い合う。その後、審査で日中各3組(計6組)の代表チームを選出し、9月27日に日本と中国で同時開催する決勝戦で、日中学生No.1のチームを決定する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月12日