フードアーティスト諏訪綾子が主宰する「フードクリエイション」は、伊勢丹新宿店にてフードパフォーマンス「ゲリラレストラン」を3月7日の一日限定で開催した。同店3階ウエストパークに用意された特別スペースには、同店が今季ファッションディレクションテーマとして掲げる「ハイインパクト・ピンク」を踏まえ、黒とピンクで統一された装飾が施された。店頭にはダイニングテーブルが設置され、当選した10名の顧客が順次来店。定刻になると突如ドラムロールが店内に鳴り響き、行き交う顧客が思わず足を止める中、トランペット奏者と共に主宰諏訪綾子が登場しイベントの幕開けとなった。今回用意された「感覚で味わう 感情のテイスト」のフルコースは全6品。様々な感情のタイトルが付いた一口サイズの料理が振る舞われた。「驚きの効いた楽しさと 隠しきれない嬉しさのテイスト」は、ホワイトチョコレートに紫菊の花びらやパチパチキャンディーを纏わせた料理。白い綿菓子に白胡椒と鯛でんぶを振りかけた「失意のテイスト」、香水瓶の噴霧器でエモーショナルエッセンスを口の中に一拭きする「一瞬にして沸きおこる怒りのテイスト」、紫色の粉の上に乗った艶のあるキャラメル状の「おさえきれない嫉妬のテイスト」、カシューナッツとブラックオリーブを合わせた「痛快さのテイスト」などが振る舞われた。ゲリラレストランでは、同氏の「どうぞお召し上がりください」の合図で手に取り一口で食べる事、そして五感で味わう事がルール。いずれの料理も見た目からはどんな味なのか全く想像ができないが、口にしてから時間が経つごとに味わいと食感が変化する仕掛けになっているようで、参加者は一口味わうごとに隣の人と顔を見合わせたり、驚きの表情を見せた。まさに五感を刺激する食が提供されたようだ。個性的なコスチュームを纏ったモデルたちが料理をサーブしたが、この衣裳には「アンリアレイジ(ANREALAGE)」や「タロウホリウチ(TARO HORIUCHI)」などが協力している。今回、諏訪綾子は同店リモデル1周年を記念して「ハイインパクト・ピンク」をテーマにした作品を制作。「セント オブ ウーマン(Scent of woman)」と名付けられた作品シリーズ6種の写真作品が展示され、同作品がプリントされたスカーフも限定販売している。諏訪綾子は、美食でもグルメでもない、栄養源でもエネルギー源でもない、食の新しい価値を伝える事をテーマに活動するフードアーティスト。金沢美術工芸大学を卒業後、2006年より「フードクリエイション」を主宰。2008年には金沢21世紀美術館で「食欲のデザイン」と銘打った初個展を開催。「ゲリラレストラン」は、これまでにパリ、ベルリン、シンガポール、香港、福岡、東京などで開催されており、2010年10月の開催以来、東京では3年ぶりの開催となった。
2014年03月12日多摩の魅力発信プロジェクトは3月2日、東京都・恵比寿ガーデンプレイスで開催される「YEBISU Marche」に、「たま発!マルシェ」を出店する。○多摩の豊かな自然とこだわりの職人が生んだ特産品が集結東京都は、多摩地域が神奈川県から東京府に移管されて120周年という節目の年にあたる平成25年度、多摩地域の様々な魅力を住民が再発見し、発信していく取組「多摩の魅力発信プロジェクト(たま発!)」を展開。週末に23区内で実施されている「マルシェ」や「マーケット」に「たま発!マルシェ」として出店し、多摩地域の特産品などを全国にPRしている。今回は、「YEBISU Marche」への出店となる。会場には、多摩産材の天然桜チップを使用して手作りした「くんせいチーズ」、化学肥料や農薬を使わない人にも環境にも優しい「新鮮野菜」、多摩の地卵をふんだんに使用した濃厚な「プリン」、国産素材にこだわった鮮度の良い「かつお節」、農薬を使わない天然果物を使用した「手作りアイス」、本場ドイツの品評会で数々の受賞歴を誇る「ソーセージ」などの多摩地域の特産品が並ぶ。開催日時は、3月2日 11時~17時。会場は、YEBISU Marche(東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイス「時計広場」)。入場無料。その他、詳細は同プロジェクトWebページで確認できる。
2014年02月28日いよいよ2014年! 初詣でにはもう行きましたか? 今回は、年始の参拝にはもちろん、お正月休みのちょっとしたお出かけにもぴったりの、特別な神社をご紹介します。2013年6月に、富士山が世界文化遺産に登録されたのは記憶に新しいところ。その富士山と関係が深く、晴れた日には近くから富士山も望むことができるありがた~い神社が、静岡県・富士山本宮浅間神社。JR富士宮駅から徒歩約10分とアクセスしやすく、都内近郊から日帰りでも行けるおすすめのパワースポットです。富士山の噴火をおさめるためにつくられたこの神社は、全国に1300ある浅間神社の総本宮としてたたえられています。ご神体の木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)は、家庭円満などの守護神で、愛情運や豊かさ、縁結びにあやかれると参拝客が増えている神社なのです。ここで必ず訪れてほしいのが、富士山の雪解け水が湧き出ている「湧玉池」。おもわず声を上げてしまうほど美しく透きとおった水は10~30年前の富士山の水。その昔、富士登山をする際の禊ぎの場所でもあったとか。風水的にもとてもパワーの強い場所という説もあり、ぜひ立ち寄って水に触れてみたいポイントです。お水取りもできるので、ペットボトルを持参するのも◎。お参りの後もお楽しみがたくさん。浅間大社から歩いて約5分の場所にある「富士宮やきそば学会アンテナショップ」では、今や全国的に有名になったB級グルメ、富士宮やきそばのお店がズラリと並びます。モチモチの麺とたっぷりかかった“だし粉”(イワシの削り節)が特徴のご当地フードはマストでいただきたいですね。冬の参拝で体が冷えたら、やっぱり行きたいのが温泉。人気の立ち寄り湯「富嶽温泉 花の湯」には炭酸泉や死海の海風呂、薬湯風呂を始めとした充実のお風呂が楽しめます。サウナやバリ式エステもあるので、おもいっきりリフレッシュしたい方におすすめです。せっかくだから富士山エリアで1泊したい、という方におすすめなのが「湖山亭うぶや」。すべての客室から富士山と河口湖が見えるというすばらしいお宿です。河口湖温泉のお湯を使った館内のお風呂からも富士山を眺めることができ、まさに新年の旅にぴったり。富士山はなんといっても、冬に見るのが1番綺麗といわれています。ピリっとした空気のなか、澄み切った冬の空に映える富士山を眺めれば新しい年がきっといい年になるような気がしませんか? さらにおいしいご当地フードでお腹も満たし、ゆったり温泉につかれば新年のパワーチャージは100点満点です! ・富士山本宮浅間大社 公式サイト ・富嶽温泉 花の湯 公式サイト ・湖山亭うぶや 公式サイト 「旅で元気になる」をコンセプトにしたガイドブックシリーズ、 『地球の歩き方Cheers!』 。 一冊まるごと全国のパワースポットを特集した『地球の歩き方Cheers! 週末聖地トリップ』では富士山本宮浅間大社を始め、昨年遷宮を迎えた伊勢神宮・出雲大社などの聖地を多数紹介。詳しい情報は 『地球の歩き方Cheers! 週末聖地トリップ』 をチェック! (地球の歩き方Cheers! 編集部)
2014年01月03日神社は神様を、お寺は仏様を祀っていることを知らない人は意外と多いと思います。また、それぞれお参りの仕方やマナーがあり、筋道を通して初めて神様仏様にその願いが届き、叶えて下さるもの。もちろん、お参りすることが大事で、窮屈に思わないほうがいいのですが、今回は初詣に訪れるのが楽しくなる、よりご利益を頂けるお参りのコツを教えますね。■1. 御札やお守りは頂いたところへお返しする大掃除をしているとお札やお守り、破魔矢がでてくると思いますが、みなさんはどうしていますか? これらの期限は頂いてから1年です。初詣でお返しする人が多いと思いますが、本来は年内に頂いた神社仏閣へ納めるのがよいです。でも実際は仕事が忙しかったり、頂いたところが遠方だったりと、無理なことも多いですよね? そんな時は頂いた先へ郵送して納めることができます。その際はお焚きあげをお願いしますとメッセージを添えて、御礼に切手を同封するとよいです。お気持ちですからいくらでもOKですが、だいたい500円から1000円程度が妥当かと思います。それもままならぬ場合は、初詣の際にお参りした神社仏閣へ納めてくださいね、その際も御礼をお忘れなく。■2. お参りモードとお浄めは必須神社仏閣へは本来、身を浄めてから行きたいところ。初詣ならなおのこと、清潔な服装で出かけ、鳥居や三門の前では一度身なりを整えてから軽く一礼し、「お参りさせていただきます」と御挨拶してから進んで下さい。参道の真ん中は神様や仏様が通る道なので避けて端を歩きましょう。手水舎があるところでは必ず、手と口を浄めます。難しく考えずに右手で柄杓を取り、左手を水で浄め、持ち替えて右手を浄め、最後にまた右手で持ち、左手に水を貯めて口をすすぐ一連の流れを覚えるとよいですよ。パワーストーンなどをしている方はお水をかけてお浄めすると浄化されます。後でバックをごそごそするより、予めハンカチを用意してお浄めをすると次の方を待たせることなく、スムーズですね。■3. お寺では献灯、献香をするとこもあるお寺によってはろうそくやお線香を焚くところがあるので、その場合はろうそくとお線香を買い、あげてください。作法についてはお寺に聞くのが一番良いです。くれぐれも他人の献灯を拝借してお線香をつけないように、それでは願いを叶えてもらえません。■4. お賽銭は投げ入れない! いよいよ本殿、参拝場所へ進み、一礼をしてお賽銭箱にお賽銭を入れ、お賽銭を勢いよく投げ入れる人がいますがこれはダメです。自分の番を待ち、賽銭箱へそっと入れてください。お賽銭の金額は人それぞれですが、働いているのですから小学生と同じ、5円、10円ではなく、せめてコーヒー1杯分ぐらいは入れたいものですね。■5. お参りのコツ、ここが大事鈴があれば鳴らし、神社では二礼、二拍手してから、お寺では胸の前で合掌してからお参りをします。日頃のご加護を感謝し、自分の住所氏名、年齢を伝えます。昨年お願いごとをしていたらまずはその結果を伝えます。叶ったら御礼、叶わなかったら自分の力不足を顧み、もう一度頑張りますのでお守りくださいとお願いします。新しいお願い事をしてもかまいません。お願いごとは声に出して伝えてください。大声ではなく、つぶやき程度です。最後は神社仏閣共に一礼をしてお参りを終えます。年末年始は混んでいますから後の人への気遣いも忘れずに、長々とお参りすることなく、あらかじめお願い事を考えてから臨むとよいです。また、今年遷宮された伊勢神宮へ行く人もいると思いますが、伊勢神宮は神社の最高峰です。正宮では個人レベルのお願いというより、無病息災の感謝や人類の平和などをお祈りしてくるとよいでしょう。■6. お守りや御札の扱い方御札は家内を守り頂くもので、お守りはそのご加護を携帯すると考えるとわかりやすいと思います。御札は南、東に向けてお祀りするものですが、一人暮らしや洋風住宅では神棚や床の間がない家も多いはず。その際はチェストや戸棚の上など、御札を明るく清潔で高い所へ粗末にならないよう立てかけてお祀りしてください。両面テープで壁に貼るのはやめましょう。また、御札に白いセロファン紙がかかっていたら、剥がしてお祀りください。御札やお守りはお願いごとに合ったものを購入すると思いますが、その際にどんなお願いをしたのかメモしておいてください。時々それが叶ったか、まだ精進が足りないか、振り返ってみるのもよいことです。何のお願いだったか忘れてしまっては叶うわけがありませんね。メモは頂いた先へお願いごとの結果報告をするのに便利だし、自分でも願いごとに向かい精進するよう努力するようになります。お願いごとをして、あとは何もせずに叶うと思っては大きな間違いですよ、人はそれに向かい努力するからこそ、神仏は力をお貸しくださるのです。マナーさえ心得ればあとはお願いをするのみですね、戸惑うことなく落ち着いてお参りでます。これであなたもお参り通、自信持って積極的に参拝し、パワーを、幸運を頂いてきてください。冬花のインスピレーションフラワーは南天です。赤い小さな実は縁起物であるしお、厄を払います。お金をかけず、身近な和食器を花器に見立てて飾るのも素敵ですね。年末年始、お部屋にプチ和空間を演出して楽しんで。
2013年12月29日東京都府中市の大國魂神社は31日、「大祓式・除夜祭」を開催する。○新しい年を迎えるための禊祓いのお祭り「大祓式」は、「年越しの祓い」とも呼ばれる、身に触れた「罪穢(つみけがれ)」を禊(みそぎ)によって祓い清め、新しい年を迎えるために物忌むための禊祓いのお祭り。12月31日の17時よりの開催となる。「大祓式」に続き、1年を締めくくる「除夜祭」が行われる。また同日の10時頃~18時頃には、「晦日市(みそかいち)」も開催。この市は、江戸初期に始まったと伝えられており、以前は旧甲州街道及び欅並木にて行っていたが、交通事情により現在は大鳥居から内側で行っている。鍬・籠・杵・臼・注連縄など、様々な生活用品を露天商が販売し、多くの人々でにぎわいを見せるという。会場は、大國魂神社(東京都府中市宮町3-1)。その他、詳細は同神社Webサイトで確認できる。
2013年12月27日21日、「アッシュ・ぺー・フランス(H.P.FRANCE)」は、メンズセレクトショップ「デコデボネア(DECOdeBONAIR)」を青山の骨董通りにオープンした。住所は東京都港区南青山5-7-17小笠原流会館地下1階。「或る男の日常の美意識」をコンセプトに、デコ・ファッション・アート・ビューティーの観点から、大人の男性へ向けた“生活様式”を提案する。ターゲットは35から50代の洗練されたグラマラスな男性。「1人でもパートナーと一緒でも訪れることの出来る、今までにない男性のためのお店が作りたかった」と、バイヤー兼ディレクターの上尾智昭氏は語る。彼はHPH GINZAのバイヤーを務めた後、一時京都で和服を着て隠遁していたという。「洋服は十分という気分だった。それ以外のビューティーや雑貨など、生活を彩るものも重要。弊社の社長に呼び戻されて、この店をやりたいと相談された時、ヨーロッパのデコラティブなものとニューヨークの洗練されたものに、日本の美しさ、中東のエキゾチックなムード、そして僕のような着流し姿がすべて合うような店を提案した」そして実現した店内は、あえて内装の仕上げをせず、壁面・天井ともにむき出しの空間。ショップとエキシビションスペースに分けられている。ショップスペースに什器のように置かれたソファやテーブル、絵画などはすべて売り物で、全体の価格帯は3,000から300万円までと幅広いラインアップ。ウエアは、「ドレスキャンプ(DRESSCAMP)」を始めとした買い付け商品とオリジナルアイテムを展開。オリジナルは、身幅は大きめだが、すっきり見えるシルエットでデザインされている。アッシュ・ぺー・フランスならではのアクセサリー類が充実する他、ドイツでデザイン賞を受賞した日本の茶器ブランドやアスティエ・ド・ヴィラットの食器類といったこだわりのアイテムが並ぶ。エキシビションスペースは約3週間ごとに展示内容が入れ替わり、オープニングを飾っているのは植物学者をコンセプトに活動するユニット「ボタニスト(BOTANIST)」によるエキシビション。太陽光の届かない空間でも数ヶ月に1度の水分で育つ水草を試薬瓶に封じ込めた「ボトル(BOTTLE)」が展示・販売される。9月10日からは、ドレスキャンプの岩谷俊和がパリに挑戦していた頃のオートクチュールドレスを展示する。その次はクリストフ・コパンの展覧会を予定している。「“知的刺激”をキーワードとした新感覚ショップ。ミックス空間で旅をしているような感覚を味わってほしい」と上尾氏。営業時間は12時から19時半。日・月曜日定休。
2013年08月23日大阪府と奈良県の県境にある生駒(いこま)山。この山の大阪側山裾に位置する石切劔箭(いしきりつるぎや)神社は、デキモノ・腫れ物の神様として、石切神社または石切さんと呼ばれ親しまれている。そして、その参道に広がる石切参道商店街には、立ち止まらずにいられない「ツッコミ待ち」な雰囲気が漂っているのだ。その神社から山の中腹近くまでのびる参道には、婦人衣料品や薬局、和菓子店やつくだ煮店などが多く建ち並び、「東の巣鴨、西の石切」という言葉もあるように、巣鴨地蔵通り商店街に似た雰囲気となっている。だが、何屋さんなのかよく分からない店の“雑多”具合や、珍スポットの多さでは石切参道商店街の方が上かもしれない。今回その参道を訪ね、気になるモノを集めてみた。山の中腹側から参道を歩いていくと、まず気づくのが「豊八」という屋号の多さ。衣料品、占い、カラオケ、はては猫カフェなどなど、とにかく参道の至るところで“豊八”の名が入った看板やテントが目に付く。手広く商売を展開しているようだが、そもそも本業は何なのだろう?特にインパクト大なのが、「豊八大黒殿」と「占いはん豊八占いの館村七福神」。どちらも占いや悩み相談を受け付けているところのようだが、「豊八大黒殿」では2体の狛犬に守られる形で大黒様の石像が鎮座しており、その足元には「賽銭箱」も設けられている。「占いの館村七福神」は何名かの占い師のブースがあり、更に館内奥に入ると、やはり七福神の石像がある。石像だけでなく、木像の七福神や、鶴、亀、二宮尊徳、福助、ガマ、招き猫の石像がぎっしりと並べられている。加えて、鳥居やたくさんの鉢植えの植物も置かれているなど、ちょっとカオスな空間が広がっているのだ。石切神社参道の中間地点辺りまで行くと、そこにそびえているのが「石切大仏」。脇に掲げられている説明書きによると、日本で3番目に大きな大仏とのことで、高岡大仏や岐阜大仏などと同様に、ここも「日本三大仏」を名乗っている大仏のひとつのようだ。その説明書きの末尾には、「管長阪本昌胤」という文字がある。この阪本昌胤という名前も、石切神社周辺のそこら中で随所に目にする名前だ。神社の向かいには「阪本昌胤記念館」なる施設があり、また先の大仏の脇には「約壹億圓東大阪市へ個人寄付阪本昌胤」と刻まれた記念碑が。そして神社の鳥居や手水舎の柱にも「勲五等四世阪本昌胤」と記されている。実はこの阪本昌胤という人物、精力ドリンク・赤まむしなどを製造・販売しているサカンポー(元阪本漢方製薬)の四代目当主。この製薬会社の起こりが東大阪市石切町であり、四代目の阪本昌胤氏は創業地であるこの地に大仏を建立し、これを宗教法人にして自らその管長に就任。また、石切神社を始め、東大阪市や石切町に多くの寄付もされているようなのだ。先述の豊八に限らず、この参道はとにかく占いの類が多いことでも有名。占い専門のお店だけでなく、衣料品店や飲食店でも店先に「手相見ます」や「結婚相談」と謳(うた)っているところがある。また、「陰陽師占い」といった珍しい占いまである。さて、肝心の石切神社だが、この神社は伊勢神宮を本宗とする神社本庁には入らず、神道石切教という独自の宗教を開いている。参道からずっと山側へ上がった、石切神社上之宮のすぐそばに「石切夢観音堂」という施設があるのだが、これはその神道石切教のものだ。堂前の両脇にそびえるのは、なぜかギリシア神話の伝説の天馬・ペガサス。神武天皇の時代に創建された古式ゆかしき神社に関連する建造物とはとても思えない。衝撃的なのは、ここに祀られている本尊・石切夢観音様の造形。見た目は神々しいのだが、ちょっとゆるキャラ調である。館内には「純粋無垢な幼児が、自分の名前をやっと書くことができた喜びで、初めて拝んだ千手観音を思い出し、さっと描いた絵に夢を託して夢観音と名付けました」と説明がある。この造形はそういうコンセプトからきているようだ。このように町全体が珍スポットとも言える石切神社周辺。しかし、神社や参道のお店には、平日でも訪れる人が見受けられる。ちょっと異世界なこの参道をのんびり散歩してみるのも、意外な発見があって面白いかもしれない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年06月28日大阪府と奈良県の県境にある生駒(いこま)山。この山の大阪側山裾に位置する石切劔箭(いしきりつるぎや)神社は、デキモノ・腫れ物の神様として、石切神社または石切さんと呼ばれ親しまれている。そして、その参道に広がる石切参道商店街には、立ち止まらずにいられない「ツッコミ待ち」な雰囲気が漂っているのだ。その神社から山の中腹近くまでのびる参道には、婦人衣料品や薬局、和菓子店やつくだ煮店などが多く建ち並び、「東の巣鴨、西の石切」という言葉もあるように、巣鴨地蔵通り商店街に似た雰囲気となっている。だが、何屋さんなのかよく分からない店の“雑多”具合や、珍スポットの多さでは石切参道商店街の方が上かもしれない。今回その参道を訪ね、気になるモノを集めてみた。○参道の至るところに豊八という屋号山の中腹側から参道を歩いていくと、まず気づくのが「豊八」という屋号の多さ。衣料品、占い、カラオケ、はては猫カフェなどなど、とにかく参道の至るところで“豊八”の名が入った看板やテントが目に付く。手広く商売を展開しているようだが、そもそも本業は何なのだろう?特にインパクト大なのが、「豊八大黒殿」と「占いはん豊八占いの館村七福神」。どちらも占いや悩み相談を受け付けているところのようだが、「豊八大黒殿」では2体の狛犬に守られる形で大黒様の石像が鎮座しており、その足元には「賽銭箱」も設けられている。「占いの館村七福神」は何名かの占い師のブースがあり、更に館内奥に入ると、やはり七福神の石像がある。石像だけでなく、木像の七福神や、鶴、亀、二宮尊徳、福助、ガマ、招き猫の石像がぎっしりと並べられている。加えて、鳥居やたくさんの鉢植えの植物も置かれているなど、ちょっとカオスな空間が広がっているのだ。○石切大仏と阪本昌胤という人物石切神社参道の中間地点辺りまで行くと、そこにそびえているのが「石切大仏」。脇に掲げられている説明書きによると、日本で3番目に大きな大仏とのことで、高岡大仏や岐阜大仏などと同様に、ここも「日本三大仏」を名乗っている大仏のひとつのようだ。その説明書きの末尾には、「管長阪本昌胤」という文字がある。この阪本昌胤という名前も、石切神社周辺のそこら中で随所に目にする名前だ。神社の向かいには「阪本昌胤記念館」なる施設があり、また先の大仏の脇には「約壹億圓東大阪市へ個人寄付阪本昌胤」と刻まれた記念碑が。そして神社の鳥居や手水舎の柱にも「勲五等四世阪本昌胤」と記されている。実はこの阪本昌胤という人物、精力ドリンク・赤まむしなどを製造・販売しているサカンポー(元阪本漢方製薬)の四代目当主。この製薬会社の起こりが東大阪市石切町であり、四代目の阪本昌胤氏は創業地であるこの地に大仏を建立し、これを宗教法人にして自らその管長に就任。また、石切神社を始め、東大阪市や石切町に多くの寄付もされているようなのだ。○占い・厄ばらいのメッカ先述の豊八に限らず、この参道はとにかく占いの類が多いことでも有名。占い専門のお店だけでなく、衣料品店や飲食店でも店先に「手相見ます」や「結婚相談」と謳(うた)っているところがある。また、「陰陽師占い」といった珍しい占いまである。○本尊がゆるキャラ風な石切神社さて、肝心の石切神社だが、この神社は伊勢神宮を本宗とする神社本庁には入らず、神道石切教という独自の宗教を開いている。参道からずっと山側へ上がった、石切神社上之宮のすぐそばに「石切夢観音堂」という施設があるのだが、これはその神道石切教のものだ。堂前の両脇にそびえるのは、なぜかギリシア神話の伝説の天馬・ペガサス。神武天皇の時代に創建された古式ゆかしき神社に関連する建造物とはとても思えない。衝撃的なのは、ここに祀られている本尊・石切夢観音様の造形。見た目は神々しいのだが、ちょっとゆるキャラ調である。館内には「純粋無垢な幼児が、自分の名前をやっと書くことができた喜びで、初めて拝んだ千手観音を思い出し、さっと描いた絵に夢を託して夢観音と名付けました」と説明がある。この造形はそういうコンセプトからきているようだ。このように町全体が珍スポットとも言える石切神社周辺。しかし、神社や参道のお店には、平日でも訪れる人が見受けられる。ちょっと異世界なこの参道をのんびり散歩してみるのも、意外な発見があって面白いかもしれない。
2013年06月28日多摩美術大学は3月2日・3日に、グラフィックデザイン学科の卒業制作作品展「NUDE」を、恵比寿ガーデンプレイスで開催する。グラフィックデザイン学科は、4年間を通しデザインの基盤である多様なビジュアルコミュニケーションを学ぶ学科。同展では4年間の集大成として、イラストレーションやタイポグラフィ、写真などのグラフィック・映像・立体作品、また、ブックデザインやブランディング、パッケージなどと多岐にわたる作品を展示する。同展は恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンホール/ルームで開催。3月2日は10時~19時、3月3日は10時~17時まで。入場料は無料。詳細は卒業制作作品展「NUDE」公式サイトで案内している。同サイト「プログラム」ページでは、映像作品のダイジェスト版を公開中。当日は会場1階のガーデンルームにて映像作品を鑑賞できる。また、Facebookページでも情報を発信している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月23日当代随一の人気と実力を誇る落語家・立川志の輔。中でも、東京・PARCO劇場で毎年のように行われている『志の輔らくご in PARCO』は毎回チケットが完売する人気公演だ。その舞台の2006年から2012年までに行われた11演目を収録したDVD&ブルーレイBOXが2月15日(金)に発売されることとなった。新作に古典にと才能を発揮し、落語界を牽引している志の輔にインタビューした。立川志の輔公演情報志の輔が初めてPARCO劇場で落語を行ったのは1996年。それから今年で18年目となった。「こんなに続くなんて全然思ってませんでしたよ。今でこそ『PARCOプロデュース』なんて言ってもらってるけど、最初は劇場が空いている日を3日間借りただけでしたから。私が富山から東京へ出てきて、最初に演劇というものを見たのが西武劇場、今のPARCO劇場だったんです。その時上演していたのは、山口果林・仲代達矢主演の安部公房作『友達』。東京のど真ん中の渋谷で、右も左もわからない田舎者は“ああ、こんな良いものを毎晩上演しているのが東京なのか”と、えらく感激してね」と当時を振り返る。今や、常に超満員の『志の輔らくご in PARCO』だが、その人気の理由を尋ねると「例えば、演劇だと何十人もの役者で演じられるのに対し、落語だと出ているのはひとりだけ。お客さまは自分の頭の中で、あれこれ想像しなければいけないわけですね。そこが演劇とは鑑賞のしかたが違うところなんです。私ひとりで何人分かの役者の仕事をやって、あとはお客さまに“お願いします”って頼っている状態。観に来たお客さまは、自分でお金払って、自分で仕事して帰っていくわけで、申し訳ないくらい(笑)。だけど観終わったあと、落語特有の脳の疲れ方があるんですよ。私の仕事は、それが快感になるように材料を作ること。PARCO劇場にいらした皆さんは、私がどうこうではなく、落語というものを究極のエンターテインメントだと感じていただけているんじゃないかと思う。ひとりしかいないのに“なんだかものすごいものを観た気がする”くらいの快感を、お客さまの頭の中に残すことができたら至上の喜びです」と語る。長年続けてきた公演が映像として形になることについては「一ヶ月公演を8年というのは振り返ってもすごいことですからねえ。ひとつ、まとまったものができたのは嬉しいです」と志の輔。「多くの素晴らしい演劇を生んできたPARCO劇場が、1年のスタートを落語にあててくれているというのは、落語にとっても非常に良いことでしょうし、ここで普通の落語会じゃないものを続けてきたことへのご褒美なのかなとは思っています」。なお、志の輔のインタビュー全容はチケットぴあ『今週のこの人』のコーナーにて掲載。取材:高橋彩子
2013年02月06日大江戸骨董市(こっとういち)実行委員会は2013年1月6日・20日に、東京国際フォーラム1階地上広場にて、「大江戸骨董市」を開催する。同イベントは、毎月第一・第三日曜日に開催している。骨董市なので、出店する店舗はほぼ全てが古物商許可証を持った骨董品店。和骨董の店が一番多いが、他の骨董市と比べると西洋骨董のお店が多い傾向がある。また、着物やおもちゃ、紙もの、古書、時計、アンティークジュエリー、洋画、版画、掛け軸、作家物、茶道具など、様々な店が出店している。1月は東京国際フォーラムで開催する。時間は9時~16時。雨天中止。イベントの詳細については、大江戸骨董市公式サイトで案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日子孫を残すためにも、性欲は大切な欲望のひとつ。それだけに、洋の東西を問わず、性に関する文化は様々存在する。そうした“世界の性資料”を約4万点も集めた神社が愛媛県宇和島市にあり、そこでは貴重な資料も多く見られるという。JR宇和島駅から徒歩10分ほどの里山の麓に立つ「多賀(たが)神社 凸凹(でこぼこ)神堂」。すぐ近くに地元で初詣のメッカとして知られる「和霊神社」があることも手伝ってか、鉄筋コンクリート3階建ての立派な建物であるにも拘わらず、ひっそりと佇(たたず)むように建っている。建物内は見学する順序が定められていて、通路は人がやっとひとり通れるぐらいの広さしかない。その他は性に関係する品が所狭しと置かれていて、初めて訪れた人は好奇心よりもまず、その物量に圧倒されること間違いない。展示されている物が作られた地は、日本をはじめ、韓国や南北アメリカ、ヨーロッパ、インド、新疆(しんきょう)ウイグル自治区、パプアニューギニアなどなど世界各国にわたる。その数は約4万点にものぼるという(展示されているのはその中の約3分の1)。そしてそのほとんどが、神社の宮司自ら世界中から収集してきたというから驚きだ。展示物の中には、伊東晴雨や高畠華宵(たかばたけかしょう)といった、“その道の大家”(ともに、淫びな世界観で知られる画家)の作品をはじめとした浮世絵や洋画などもある。ちなみにそれらをよく見ると、現在、アキバ系の漫画やアニメに登場する、実際にはあり得ないようなプロポーションの女性への憧れは、昔からあったのだということが分かる。こうした好奇心を駆り立てられる資料館もあるが、実は「多賀神社」自体は、イザナギノミコトが主神の神功(じんぐ)皇后が摂政18年(269)に開基したと伝わる地方最古の神社。昔から延命栄寿(えいじゅ)や治病、子授けなどのご利益がある、霊験あらたかな神社として信仰を集めてきた。そんな由緒ある神社に凸凹神堂を造った理由として、パンフレットには「性は宗教なり、哲学なり、性は道徳なり、科学なり、性は生命なり、人生なり(後略)」とある。つまり、生命の起源として崇高な精神で、前代の宮司が立てたということなのだろう。実は、四国の西端に位置していることもあってかあまり知られていないが、「多賀神社 凸凹神堂」がある宇和島市は、伊達政宗の長子秀宗以来9代にわたって伊達氏の居城だった「宇和島城」の天守閣が現存する城下町でもある。また、豊後(ぶんご)水道などにも近いことから、海産物の宝庫でもあるのだ。高知県にも近く、フジテレビで放映中のTVドラマ「遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~」の舞台となっている四万十(しまんと)市にも国道1本でつながっているので、車で訪れるのには最適。冬休みなどに、こちらの神社に詣でつつ、宇和島のおいしいものを食べたり、ドラマの舞台にも足を運んだりするプランを立ててはどうだろう?【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日東京都日野市にある多摩動物公園は、愛媛県立とべ動物園(愛媛県砥部町)から、繁殖を目的とした動物の貸借契約「ブリーディングローン」により、オスのアフリカゾウ「砥夢(トム)」が来園したと発表した。同園では現在、2頭のアフリカゾウ(メス)を飼育している。しかし、2006年8月にアフリカゾウ「タマオ」が急死して以来、オスは不在だった。南アフリカ共和国生まれの「アフ」(オス)と「リカ」(メス)を両親に持つ「砥夢(トム)」は、2009年3月17日にとべ動物園で誕生し、現在3歳になる。まだ子どものためすぐに繁殖はできないものの、同園では近い将来、繁殖に貢献してくれることを期待しているという。なお、現在「砥夢(トム)」は、乳母役のアフリカゾウ「チーキ」(メス)とともに、外の運動場に出る練習を開始。同園のアフリカゾウ舎で、10時から15時45分まで公開しているが、室内との出入りが自由になっているため見られない場合や、天候や動物の健康管理の都合で、早めに収容する場合もあるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月06日街コン倶楽部は12月8日、東京都・立川駅前にて、街コン「立川駅前コン」を開催する。同イベントは、街コンとイルミネーション鑑賞がコラボしたもの。第一部では立川駅前の飲食店にて街コンを行い、その後男女ペアになって昭和記念公園へ移動。第2部では、参加者同士で手をつないで「イチョウ並木の200mイルミネーションアーチ」を歩き、手を離さなかったペアには、カップル成立記念として景品を贈呈するイベントも行うという。街コンでは、同席した異性とのトランプゲームやクイズなど「カップル成立ゲーム」を実施。ペアになったカップルには地元商店街で使える商品券や、街コン参加店舗での飲食券、映画観賞券などをプレゼントするという。カップルにならなくともゲームを通じて交流を深めることができるとのこと。一般的な街コンではスタッフがマッチングを行わないが、同イベントでは積極的にマッチングの手助けを行い、参加者同士の交流を側面支援するという。気になる相手にスタッフ経由で告白カードを送ることも可能。開催日時は12月16日14時~17時。第2部のイルミネーション鑑賞は17時30分~。参加資格は20~35歳の男女。男性200名、女性200名の計400名の参加を予定している。参加費用は男性6,500円、女性3,500円。詳細は立川駅前コン公式サイトで案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日「川を流れてきた大きな桃を割ったら元気な男の子が出てきた」。桃太郎の話は誰もが知っているだろう。その“桃太郎”の名を冠した神社が、国内に何と5つもある。その中で唯一、桃太郎と家来の墓まで建っているのが「熊野権現桃太郎神社」だ。神社がある地域一帯の地名は「鬼無(きなし)」。かつて桃太郎が瀬戸内海を渡ってくる海賊を、鬼が島(女木島(めぎしま))で退治して“鬼がいなくなった”ことから、その名が付けられたと伝わっている。まさに桃太郎の舞台にふさわしい場所と言えよう。その昔、元讃岐国守だった菅原道真(みちざね)が、地元の漁師から「稚武彦命(わかたけひこのみこと。古代の皇族)が3人の勇士を従えて海賊退治を行った」という話を聞いた。それをおとぎ話にまとめたものが「桃太郎伝説」であり、その後、口移しに全国に広まったとされている。高松市の鬼無地区は、背後に芝が生えている里山があり、すぐ近くに「本津川(ほんづがわ)」が流れている。しかも沖合には大洞窟がある「女木島」が浮かんでいるといったように、おとぎ話に出てくる要素が全て整っていた。このことを理由に地元では、鬼無地区こそが桃太郎伝説の発祥の地だと主張している。境内に足を踏み入れると、桃太郎と3人の勇士はもちろん、老夫婦の墓や石碑もある。神社の歴史に詳しい鬼無さん(この地に多い名字だとか!)は「その昔、地元の小学校に勤めていた橋本先生という方が独自に研究していました。その結果、ここが桃太郎伝説の元になった稚武彦命と、3人の勇士がいた場所だということが判明したそうです」と語る。ちなみに、桃太郎が持っていた「きびだんご」は、イネ科の「黍(きび)」で作られた「黍団子」のことで地名の「吉備(きび)」ではないと鬼無さんは言う。鬼無では、毎年3月の最終日曜日に「鬼無桃太郎まつり」を開催している。まつりで行われる相撲や寸劇には多くの客が集まり、会場は活気にあふれるという。本家を主張してはいるが、全国にある他の桃太郎神社とも連携をとっており、「桃太郎サミット」なども開催している。「特に岡山は隣の県ですし、3人の勇士の中には岡山の犬島出身者もいたということから、岡山の桃太郎神社のお祭りに参加もしています」(鬼無さん)。近隣にあるJR予讃(よさん)線「鬼無駅」のホームには、人気ゲーム「桃太郎電鉄」の石造りのキャラクターを設置するなど、桃太郎をテーマにして町おこしも図られている。その他にも、近隣には“鬼が塚”など、鬼にまつわるスポットもたくさんある。また、桃太郎の墓の横にある、おじいさんとおばあさんが一緒に眠る墓も注目していただきたい。老夫婦が稚武彦命の見識に感じ入り、すぐに縁を結んで養子にしたからという言い伝えから、縁結びの神とされているのだ。良縁を願う人は、この墓めがけて香川を来訪するのもありかもしれない。●information熊野権現桃太郎神社香川県高松市鬼無町鬼無848番地【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月26日江戸コン実行委員会は12月15日、東京都立川市で街コン「江戸コンin立川」を開催する。「江戸コン」は、話したい人とたくさん話せるよう、立食スタイルの店舗を数多く準備する点が特徴。立食店舗でさまざまな人とあいさつを交わし、気があった相手と着席型の店舗でじっくり話を弾ませる、などの出会いができるという。同イベントは、前回の開催で定員300人を100人上回る参加者を集めた「江戸コンin立川」を、第2回として再び開催するもの。開催時間は、14時~17時。参加費用は男性5,900円、女性3,900円。女性のみ団体割引が設定され、4~5人の参加で1人3,580円に、6人以上の参加で1人2,980円になる。参加資格は20歳以上の男女。同性2人1組での参加が前提だが、3人1組での参加も受け付ける。詳細は「江戸コンin立川」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月19日サンリオエンターテイメントは、12月にテーマパーク「サンリオピューロランド(東京都多摩市)」と、「ハーモニーランド(大分県日出町)」に無料開放日を設けることを発表した。ピューロランドは12月6日・7日。ハーモニーランドは12月7日。両テーマパークが無料開放日を設けるのは2011年に続き2回目。無料開放日「2012 SANRIO THANKS PARTY!」では、両テーマパークの入場をはじめ、アトラクション・ショーも無料になる。また、11月9日よりサンリオショップのポイントサービス「サンリオフレンドシップクラブ」限定店を対象に、200ポイントでプレミムアムパーティチケットと交換するキャンペーンも実施する。実施店舗や詳しい内容は、無料開放日に関する公式サイトで案内している。屋内型テーマパークとなる東京都多摩市の同園では、知恵の木ステージにてさまざまなショーやイベントを開催。さらにたくさんのキャラクターが館内各所でグリーティング出演する。また、サンリオデザイナーによる「キャラクターイラスト会」を9時30分~19時30分に実施。1枚100円で販売し、売り上げの一部は国連人口基金等に寄付されるという。開園時間は、8時30分~21時(最終入場は19時30分)。各日午前7時30分より正面入り口前にて、当日分の入場整理券を配布する。同園は、大分県日出町の屋外型テーマパーク。握手や記念撮影が楽しめる人気キャラクターたちによる「サンクス★スペシャルグリーティング」、花火が上がるレーザーショー「イル★ミラクル~クリスマスナイトパーティー~」が行われる。また、子宮頸(けい)がん予防啓発プロジェクト「ハロースマイル」募金も実施。開園時間は10時~21時(最終入園20時)。ハーモニーランドチケット売り場にて受付する(予約不要)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日都立動物園である多摩動物公園は、10月10日にチーター3頭が誕生したと発表。そのうち2頭が、世界的に見ても珍しい「キングチーター」だと判明した。今回「キングチーター」だと判明したのは、9歳のキキョウを母親、3歳のカンガを父親に生まれた3頭(オス2頭とメス1頭)のうち、オス1頭とメス1頭。そのうち、メス1頭は10月11日に死亡。同園によると、死因は腎挫傷で、母親の下敷きになったものと思われるという。現在、母親は落ち着いて赤ちゃんの世話をしており、残りの2頭は順調に育っている。通常のチーターの体には独特の斑点模様があるが、「キングチーター」はその斑点がつながり、帯状となるのが特徴。発見当初は別種とされていたが、遺伝的な研究によって両者は同種であると判明し、チーターの変異個体であることが明らかになった。世界では、野生個体と飼育個体を合わせて数十頭ほどしかいないという報告もあるという。なお、同園では昨年も、別の両親からキングチーターが誕生。現在日本国内でキングチーターを飼育しているの同園だけとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日お笑い芸人の今田耕司と落語家の立川談春が11月6日、初共演する舞台『The Name』の会見を行った。舞台『The Name』公演情報作品は放送作家の鈴木おさむが作・演出を手がける、今田の舞台主演シリーズ第4弾。これまで千原ジュニア・小木博明(おぎやはぎ)、堀内健(ネプチューン)、宮川大輔と共演してきたが、今回は平成の名人の呼び声も高い、立川談春を迎えての公演だ。舞台は、“名刺”をきっかけに巻き起こる憎しみを描く密室劇。今田がテレビ局のプロデューサー、そのプロデューサーを追い詰める謎の男を談春が演じる。共演するふたりはともに1966年生まれの同い年。舞台のポスター撮影で顔合わせはしたものの、まともに会話をするのはこの日が初めてということで、会見冒頭では、ぎこちなく“名刺交換”が行われた。今田は談春について「本当にすごい、本物の落語家と聞いているので、今から緊張してます」とコメント。一方、談春は「最初はむげに断ろうと思ったんですけど、仲間からぜひやるべきだ」とすすめられたそうで、「落語家は立つとダメで、そこは不安だが、鈴木おさむさんと今田耕司さんへの興味が勝った」とオファーを受けた経緯を語り、「なにより世の中で時代を作ったり、テレビで数字をとったりと、最前線で戦っている人たちと一緒の空気を吸えることが大きい」と舞台への期待を語った。公演は来年1月31日(木)から2月3日(日)まで、東京・本多劇場にて。チケットの一般発売は12月1日(土)午前10時より。
2012年11月07日三井アウトレットパーク多摩南大沢は、2012年11月3日(土)~12月25日(火)の期間中クリスマスイベントを実施。また、12周年を記念した「アウトレットサンクスフェア」を2012年11月4日(日)までの期間開催する。三井アウトレットパーク 多摩南大沢では、11月3日(土)~12月25日(火)の期間中に6メートルの生木を使ったクリスマスツリーを設置し、クリスマスシーズンのショッピングを盛り上げる。さらに、12月22日(土)と12月23日(日)には、観覧無料のクリスマス限定特別ライブを中央ステージにて開催。アーティストは、アルケミスト、navy&ivoryが出演決定している。また、12周年を記念して「アウトレットサンクスフェア」を2012年11月4日(日)までの期間開催しており、抽選会、キッズワークショップ、サンクスワゴン市などのその他イベントも充実している。三井アウトレットパークは、三井不動産が幅広く展開するアウトレットモールで、全国12施設(2012年5月現在)で展開しており、回遊しやすい導線にこだわった街(モール)歩きの楽しさを演出し、イベントや音楽ライブ、グルメなど、買い物以外の魅力も充実させている。【お問合せ先】三井アウトレットパーク 多摩南大沢TEL:042-670-5777元の記事を読む
2012年10月30日江戸時代にこれにかぶれると「身代が傾く」と言われた趣味は、骨董(こっとう)、園芸、釣りだそうです。骨董(こっとう)は入れ上げている人がたくさんいます。骨董(こっとう)の王様と言えばやはり「茶碗」。茶碗は茶道の世界と切り離せません。奥深い茶碗の世界について、茶道裏千家、準教授の坂井宗季さんにお話を伺いました。――茶わんが日本で珍重され出したのはいつぐらいのことなのでしょうか。坂井準教授お茶わんは元々中国から茶器として日本にもたらされたもので、時期としては奈良時代から平安時代にかけてのことと言われています。伝来した当初はやはり貴族の間などで珍重されていたのでしょう。――茶わんが茶道において重要なものになったのはいつぐらいでしょうか。坂井準教授「侘び茶」は、室町時代の後期から戦国期にかけての時代、村田珠光から武野紹鴎と続き、千利休によって完成されます。お茶わんは茶の湯の歴史と共に珍重されてきました。――その大事にされる茶わんですが、どのような種類に分けられるのでしょうか。坂井準教務まず作られた国による分類があります。唐物(中国)、高麗物(朝鮮)、和物です。唐物にもいろいろありますが、最も有名なのは天目茶わんですね。ほかに、青磁、白磁があります。高麗物ですと井戸茶わん(見立て)、御所丸茶わん(注文)でしょうか。和物ですと瀬戸茶わん(岐阜)、楽焼茶わん(京都)、美濃焼茶わん。ほかにもいろいろありますが。格付けでは「一楽、二萩、三唐津」なんて言われます。楽焼茶わん、萩茶わん、唐津茶わんのことですね。――人気があるのはどんな茶わんでしょうか。坂井準教授例えば天目茶わんは村田珠光が注目したことによって一挙に茶わんのトップになりました。15世紀の唐物への関心の後に名もない朝鮮産の茶わんに広がりました。つまりこれが高麗茶わんです。そして利休は、唐物や高麗物に縁遠い茶人のために和物茶わんの時代を切り開き、最初に誕生したのが楽茶わんです。それぞれに歴史があり、それぞれお好きな方がおられますのでそれを一概に言うのは難しいです。また好きでも入手できるかどうかは別問題ですし(笑)。――良い茶わんを入手するにはどうするのでしょうか。坂井準教授道具屋さんが開く展示即売会が開催されますので、そこで求めることができますね。また、ギャラリーで作陶作家さんが個展を開かれたりすると、そこで購入することもできますね。窯元さんを直接訪ねて購入する方もおられます。――即売会というのは一般の人も入れるのでしょうか。坂井準教授それは茶道の先生のところへ招待状が来たりしますので、一般の方は難しいです。――価格はどんなものなんでしょうか。坂井準教授それは本当にピンキリですね(笑)。裏にお値段が書かれた札があるのですが、ひっくり返してびっくりすることもあります。有名な作陶家が作られ、家元が箱書きをされているお茶わんなど大変にお高いですよ。――どのくらいのお値段ですか?坂井準教授マンションの頭金ぐらいのものも珍しくありませんね(笑)。――300万円とか、500万円とかでしょうか。坂井準教授……(笑)。――ちなみに坂井さんが「欲しいなあ」と思うお茶わんはどんな物ですか?坂井準教授私はあまり特別に欲しいものというのはないですが……(笑)。野々村仁清の作品は、お茶わんに限らず現代でも色あせることのない洗練されたデザインで魅了されています。――いくらぐらいするものでしょうか。坂井準教授それはもう(笑)! 美術館にあるような物ですからお値段はとんでもないですよ。――そういった貴重な茶わんは茶席で使用されるのでしょうか。坂井準教授珍重される高価なお茶わんは、一般的には観賞用として持ち出され、お茶をふるまわれることはほとんどありません。高価=古い=もろい ので、万が一壊してしまった場合、唯一無二の貴重な品物ですから、お金を積んで弁償できるものではないためです。お茶席で時計を含むアクセサリを外していただくのは、こうした事故を避けるための配慮でもあります。やはり現代においても、珍重されるお茶わんは大変に高価でそんな簡単に入手できたり、間近に見たりできるものではないようです。お茶の世界は深いですね。(高橋モータース@dcp)坂井宗季さんのサイト
2012年10月26日神社の御神体(ごしんたい)には定められた形はなく、鏡や剣、玉、石、木など、各神社によって崇(あが)めるものは様々。鳥取県西伯郡大山町にある「木の根神社」では、境内にある老松「への子松」を御神体としているが、この松、ちょっと変わった形なのだとか……。こちらの神社の御神体である松は、なんとその根の形が男根そっくりなのだそう。自然の妙としか言えない偶然の産物。その形状から、性病や夫婦円満、子宝などにご利益があると言われていて、昔から多くの人が参拝に訪れてきた、知る人ぞ知る古社なのだ。神社の鳥居をくぐるとすぐに石段があり、その上には社殿だけなく小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の記念碑も立っていいる。その理由について大山町役場観光商工課では、「実は、小泉八雲が赴任先の松江に向かう途中に宿泊したのが、この大山町だったのです」と説明。実際に小泉八雲は、ここを訪れたことを自著の『日本海に沿うて』にも書き残している。さて、本題。社殿の中には、どう見ても男根を模(かたど)ったとしか思えない木が鎮座している。しかし、なぜこのような形の御神体を祀るようになったのか!?なんと、その理由は神話にあるのだとか。昔、松助という生まれつき病弱な若者がいたという。彼は身体が弱いために思うように仕事もできず、結婚後もなかなか子どもを授かれなかったことを母親は心配していた。そこで近くの八幡さん(神様)にお参りしたところ、老人が現れて「この山の中腹にある大きな松の根にあやかりなさい」とのお告げ。山の中に入ると、なんと本当に崖の上に大きな松の木があるではないか!早速見つけた木の根を持ち帰ったところ、息子は身体が丈夫になりよく働くようになったばかりでなく、子宝にも恵まれたという神話が残されている。そしてその後、身体の弱い人や子どもに恵まれない人などがたくさん参拝に訪れたところ、効能があったことから、今でも信仰を集めているそうだ。ちなみに、こちらの神社で夫婦円満や子宝などの祈願をして、それが成就したあかつきには、赤い腰巻きを奉納するというユニークな習わしがある。木の根神社の近隣には、戦国大名尼子(あまこ)氏が信仰したことで知られる「逢坂八幡神社」がある。この神社は貞観7年(863)、宇佐八幡宮(大分県宇佐市)の分霊を勧請(かんじょう)したのが始まりと伝えられている。また、小泉八雲が宿泊した「妙元寺」や「日御碕神社」、「なかやま温泉」など数多くの観光スポットが点在している。大山町役場観光商工課では、木の根神社を含む散策コース(総散策距離約12km)を設定してパンフレットなどで案内している。「この地区の名所や旧跡巡りを楽しみながら、コース内のどこからでも雄大な大山を一望することができます。せっかく木の根神社を訪れるなら、ぜひ散策を楽しんでみてください!」(大山町役場観光商工課)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月26日「多摩六都科学館」(東京都西東京市芝久保町5-10-64)のプラネタリウムが19日、「もっとも先進的なプラネタリウム」としてギネス世界記録に認定されたと発表した。今回世界一に認定されたのは、多摩六都科学館内のプラネタリウム「サイエンスエッグ」に導入された「CHIRON II(ケイロンII)」。23mを超える大型ドームでは世界初となる高輝度LED光源を採用し、18等級までの恒星、約1億4,000万個の投影を実現したという。同館ではこの世界一認定を記念し、20日~31日までの期間で「世界一認定記念企画」を開催。毎日先着30組60名に、次回来館時に使えるチケットが無料(通常料金500円)でプレゼントされるほか、オリジナルクリアファイル(315円)も販売する。開館時間は9時30分~17時(入場は16時まで)。詳細は「多摩六都科学館公式ページ」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月22日「スポーツ祭東京2013実行委員会」は、17日~31日までの期間限定で、東京都立川市に広報拠点「ゆりーとカフェ」を開設する。スポーツ祭東京2013は、平成25年に東京都で実施する「第68回国民体育大会」と「第13回全国障害者スポーツ大会」をひとつの祭典として開催するスポーツイベント。東京都における国民体育大会(国体)の開催は、昭和34年の第14回大会以来、54年ぶり3回目、全国障害者スポーツ大会は初めての開催となる。今回開設される「ゆりーとカフェ」は、スポーツ祭東京2013に関する情報発信の拠点となるほか、2020年オリンピック・パラリンピック招致に関する情報も発信する。店内装飾をはじめ、ドリンクコースターなどの店内アイテムも、マスコットキャラクターの「ゆりーと」をイメージしたデザインとなる。また「ゆりーとラテ」などのオリジナルメニューも登場。その他にも各種グッズの販売、スポーツ関連映像の放映などが行われる。開設日程は17日~31日。開館時間は10:00~22:00。場所は東京都立川市曙町の「アカリカフェ」。開設期間中はゆりーともカフェに来店予定だという。詳細は「スポーツ祭東京2013公式ページ」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月18日八千代銀行は16日、お客様感謝デーとして、東京都多摩市のサンリオピューロランドへ先着2500組、5000人を12月13日に招待すると発表した。当日は貸切りとなり、通常のショーやアトラクションのほか、同行オリジナルイベントやクリスマスイベントが催される。招待日12月13日、午前10時から午後5時会場サンリオピューロランド(東京都多摩市落合1-31)招待内容サンリオピューロランドの入館と各種アトラクションが利用できるチケットを、全店合計で先着2500組、5000人にプレゼントする申し込みできる人個人で次のいずれかに該当する人。9月30日現在で八千代銀行に預けている円預金(当座預金・決済用普通預金は除く)の残高が20万円以上ある人、または応募期間中に円預金(当座預金・決済用普通預金は除く)を20万円以上契約した人応募期間10月16日から11月16日。先着順のため定員になり次第、期間中であっても締め切る。チケットを渡す方法12月上旬までにチケット(2枚)を取引店より届ける【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月17日来年は二十年に一度行われる伊勢神宮の遷宮年で、いつも以上にお伊勢参りへ出かける人が多くなるのではないかと思います。その前に是非とも立ち寄って頂きたいのが三重県鈴鹿市に鎮座する伊勢国一宮、椿大神社。三重県は北を椿大神社、南を伊勢神宮で守られているのです。鈴鹿山系の中央にある高山、短山を社とし、古来より自然信仰があった「猿田彦大神」の御神霊を西暦紀元前3年に倭姫(ヤマトヒメ)の御神託により大神御陵前に造営された神社です。ちなみに倭姫とは、天照大神の御魂を現在の伊勢に導いた立役者。また猿田彦大神とは、天孫降臨の際に二二ギノ命の道案内をした神様で、後に天之鈿女命(アメノウズメノミコト)と夫婦の契を結ばれますが、今でいう結婚ですね。猿田彦大神はビジネス、縁結びを導き、厄を払いのけて下さる神様として祀られており、天之宇受女命は、芸事の神様として有名ですが、家族和合や夫婦円満など、「縁結びの神」としても信仰されています。また経営の父、松下幸之助はこの神社を厚く信仰したと言われ、多くの著名な財界人らも参拝しています。まずは正面の大きな鳥居をくぐり、突き当たりの神社本殿を目指して歩きますが、ずいぶん距離があるように感じます。途中、猿田彦大神の御魂を御祀りした場所、「御船磐座」や猿田彦大神の御陵といわれる「高山土公神陵」も点在します。どちらもパワースポットなので、ちゃんと足を止めて手を合わせて下さいね。また、社務所では様々なお守りが売られていますが、仕事で悩みごとがある、何とか道を切り開きたい人は、八角形のお守「みちひらき守り」と「清めの御塩」を購入するといいですよ。御塩は一軒家なら東北から「払いたまえ清めたまえ」と唱えながら時計回りにまいて下さい。マンション住まいなら、家の四隅に盛り塩しておいても良いですね。また、何となく体に厄がついている気がする人は、塩を一つまみ御風呂に入れて入浴すると厄を落とす効果があります。次は、天之宇受女命を祀る別宮、椿岸神社へ向かいましょう。ここでは恋愛祈願が効果的です。社殿脇の「かなえの滝」を写メして待ち受けにすれば、恋が成就するそうですが、確かにご利益あるようで、モテ期に入った! と報告をくれた方もいます。また神社の前に大きな丸い「招福の玉」が在ります。縁結びを祈願する人はこの玉を三回撫でながら「払いたまへ清めたまへ」を三度唱えて最後に「六根清浄」と言い、お祈りしてみてください。神社内には松下幸之助が寄贈した鈴松庵という御茶室があります。どなたでも利用できますからオリジナルの和菓子とお抹茶を楽しんではいかが? お菓子の小皿は各自に下さるので持ち帰り、おうちで使いましょう。お皿も鈴松庵のために焼かれた地元産、良いエネルギーがいっぱい詰まっていますよ。神社外には椿会館という御食事やお土産を買える施設があります。こちらの鶏そぼろご飯が絶品! ランチにお勧めです。朝に締めた鶏を使っているから新鮮そのもの。大事な命をありがたく頂きましょう。椿大神社を満喫した後にお伊勢参りへ出かけるコースをアンリはお勧めします。鈴鹿から伊勢までの道のりには、「倭姫」や伊勢神宮を支えた皇女斎王たちゆかりの地が跡を絶たず、ヤマトタケルの墓所とされる地も数多く点在しています。椿大神社より伊勢神宮へ向かう道そのものが聖者の道、パワースポット であることは間違いなさそうですね。椿大神社へ行くには、車が便利かと思います。鈴鹿インターを降りて10分でつきます。電車であれば、名古屋駅から近鉄で四日市駅まで行き、そこからタクシーを使い30分ほどですが、交通バス「椿大社行」でも50分くらいで行けます。近くに鈴鹿サーキットがあるので、レースがある日は大変込み合います。れぐれも注意してくださいね。広大に広がる伊勢茶の茶畑、鈴鹿の山々。見ているだけで心洗われ、すがすがしい思いになります。パワスポ巡りは道中も楽しみながら、周囲のエネルギーも最大限に吸収して一挙両得の旅とすればよいですね。
2012年10月04日東京都立川市に本社を置く立川バスは15日、リラックマバス4号車のデビュー記念イベントを東京都武蔵村山市のイオンモールむさし村山にて実施する。2007年より運行されている「リラックマバス」は、人気キャラクター「リラックマ」のモチーフを外装・内装にふんだんに取り入れたデザインで大人気。これまでに、それぞれデザインの異なる3台が都内を走行し、今年7月末に4号車が導入された。イベントでは、扉を開放して「リラックマバス」の車内を公開。停車中のバスの内外装をじっくり見学できる。行先表示のLEDも時間により点灯させるという。「リラックマバス」1~3号車の活躍ぶりを収めた写真の展示を行うほか、初登場となる「リラックマバス」の「バス缶」や、その他の立川バスオリジナルグッズの販売も行う。なお、イベント当日に限り、「リラックマバス」の2号車と3号車がイオンモールむさし村山に乗り入れる路線にて運行される予定。運行時刻は後日公表される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月05日価格を気にせずファッションを”自由”に楽しめるファーストリテイリンググループのブランド「ジーユー」は9月22日、「ジーユー クロスガーデン多摩店」をオープンする。「ジーユー」は「驚きの低価格」「安心の品質」「旬のデザイン」を実現した”価格を気にせず、あらゆるシーンで、「自由」にファッションを楽しめる”ブランド。2013年8月期で売上高500億円をめざし展開してきたが、1年前倒しの2012年8月期に売上目標を達成した。そしてこの秋、「ジーユー」はさらに出店を加速していく。その一環として、9月に日本最大級の大きさとなる「ジーユー クロスガーデン多摩店」をオープン。同店では、通常の2倍の品ぞろえのキッズコレクション、通常店舗の10倍のマネキン数とコーディネート提案、幅広い通路とフィッティングルーム、「ジーユー」全商品ラインアップを用意している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日知多半島と渥美半島に挟まれ、三河湾に面した愛知県西尾市一色町の諏訪神社で8月26日・27日、「三河一色大提灯まつり(みかわいっしきおおぢょうちんまつり)」が開催される。「三河一色大提灯まつり」は、約450年もの長い歴史を持つ由緒ある祭りだ。会場となる諏訪神社は、愛知県指定民俗資料(有形民俗)文化財である。永禄(えいろく)年間(1558~69年)に、長野県の諏訪大社から御分霊を勧請(かんじょう)し、一色の諏訪大明神として祭ったことが起源と伝えられている。当時、毎年夏から秋にかけて海魔(かいま)が現れ、田畑を荒らし、人畜に危害を加えていた。そこで村人たちは神前に魔鎮(ましずめ)の剣を供え、大篝火(かがりび)をたき、海魔退散の祈祷大祭を行い、それ以降被害がなくなった。これが大提灯まつりの起源だ。この神事は100年ほど続いたが、江戸時代初期の寛文年間(1661~72年)に、篝火をたくことが不便だということで、提灯を献灯するようになった。当初は普通の提灯を立てていたが、やがて各組がその大きさを競うようになった。現在「三河一色大提灯まつり」で使われる大提灯は、一番大きいもので長さ約10メートル、直径5、6メートル、ローソクの長さは1.2メートル、重さ80キログラムにも及ぶビッグサイズだ。ひとつ一つの大提灯には神話や歴史の場面が描かれている。こうした大提灯6組12張りが諏訪神社境内に掲げられる。26日、8時から各組の提灯が順次つり上げられていくことから祭りは始まる。そして、19時、いよいよ祭りのクライマックスである献灯祭だ。拝殿にて神火を頂き、大提灯に火をともす。大提灯に灯がともった後の神社の境内は、淡いオレンジ色に包まれ、幻想的な雰囲気となる。夜通し献灯され、翌日午後5時のあげ神楽終了後に降納され、2日間の神事は終わる。なお、26日には神楽や太鼓の奉納、27日には相撲や弓道の奉納などの神賑行事もある。会場までの行き方は、車の場合、知多半島道路半田ICを降りて約30分、衣浦海底(きぬうらかいてい)トンネルを利用し、国道247号を一色方面へ行くと諏訪神社がある。当日は、周辺道路に交通規制がかかるため、案内表示に従い、臨時駐車場に駐車を。電車の場合は、名鉄名古屋駅より吉良吉田行き急行で西尾駅まで約50分、西尾駅バス停から名鉄東部交通バスに乗車し、三河一色のバス停からすぐ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日知多半島と渥美半島に挟まれ、三河湾に面した愛知県西尾市一色町の諏訪神社で8月26日・27日、「三河一色大提灯まつり(みかわいっしきおおぢょうちんまつり)」が開催される。「三河一色大提灯まつり」は、約450年もの長い歴史を持つ由緒ある祭りだ。会場となる諏訪神社は、愛知県指定民俗資料(有形民俗)文化財である。永禄(えいろく)年間(1558~69年)に、長野県の諏訪大社から御分霊を勧請(かんじょう)し、一色の諏訪大明神として祭ったことが起源と伝えられている。当時、毎年夏から秋にかけて海魔(かいま)が現れ、田畑を荒らし、人畜に危害を加えていた。そこで村人たちは神前に魔鎮(ましずめ)の剣を供え、大篝火(かがりび)をたき、海魔退散の祈祷大祭を行い、それ以降被害がなくなった。これが大提灯まつりの起源だ。この神事は100年ほど続いたが、江戸時代初期の寛文年間(1661~72年)に、篝火をたくことが不便だということで、提灯を献灯するようになった。当初は普通の提灯を立てていたが、やがて各組がその大きさを競うようになった。現在「三河一色大提灯まつり」で使われる大提灯は、一番大きいもので長さ約10メートル、直径5、6メートル、ローソクの長さは1.2メートル、重さ80キログラムにも及ぶビッグサイズだ。ひとつ一つの大提灯には神話や歴史の場面が描かれている。こうした大提灯6組12張りが諏訪神社境内に掲げられる。26日、8時から各組の提灯が順次つり上げられていくことから祭りは始まる。そして、19時、いよいよ祭りのクライマックスである献灯祭だ。拝殿にて神火を頂き、大提灯に火をともす。大提灯に灯がともった後の神社の境内は、淡いオレンジ色に包まれ、幻想的な雰囲気となる。夜通し献灯され、翌日午後5時のあげ神楽終了後に降納され、2日間の神事は終わる。なお、26日には神楽や太鼓の奉納、27日には相撲や弓道の奉納などの神賑行事もある。会場までの行き方は、車の場合、知多半島道路半田ICを降りて約30分、衣浦海底(きぬうらかいてい)トンネルを利用し、国道247号を一色方面へ行くと諏訪神社がある。当日は、周辺道路に交通規制がかかるため、案内表示に従い、臨時駐車場に駐車を。電車の場合は、名鉄名古屋駅より吉良吉田行き急行で西尾駅まで約50分、西尾駅バス停から名鉄東部交通バスに乗車し、三河一色のバス停からすぐ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日