6月23日(日) 天王洲アイルKIWAにて、ミュージカルを中心に活躍する笠松はるとオペラを中心に活躍する大山大輔による初めてのデュオライブ『TWINS』が開催されることが決定した。ふたりは東京藝術大学から大学院と同期で過ごし、劇団四季の『オペラ座の怪人』ではクリスティーヌと怪人として競演。それぞれの世界で走り続けるふたりは、実は全く同じ誕生日、血液型も同じのというまさに双子のような存在。19歳で出会い、各々の世界を駆け抜けてきたふたりが、息のあった数々の歌を披露する。演奏には同じく東京藝術大学出身である安田結衣子(ピアノ)と渡邊一毅(クラリネット)のふたりが参加する。<公演情報>First Duo Live『TWINS』First Duo Live『TWINS』ビジュアル6月23日(日) 東京・天王洲アイルKIWA昼:12:00 Open / 12:30 START夜:15:30 Open / 16:00 START■出演笠松はる大山大輔■演奏安田結衣子(ピアノ)渡邊一毅(クラリネット)■チケット料金(税込)前売:6,500円(別途ドリンク代)全席指定一般発売:5月12日(日) 12:00
2024年05月08日俳優の笠松将が12日、東京・表参道ヒルズで行われた「“Gingerbread Land(ジンジャーブレッド ランド)” ポップアップイベント」フォトコールに登場した。英国発フレグランス ライフスタイル ブランド「ジョー マローン ロンドン」は、12月14日~25日の期間限定で「“Gingerbread Land(ジンジャーブレッド ランド)” ポップアップイベント」を表参道ヒルズ B3F スペース オーにて開催。英国で愛される伝統菓子、ジンジャーブレッドからインスパイアされた2023年クリスマスの限定コレクションの世界観を体現した空間が広がる。開催に先立ち行われたフォトコールでは、お菓子の国のような装飾が施された会場に豪華ゲストがホリデーらしい衣装を身にまとって登場。笠松は、あまりにもかわいらしい会場に「え! 俺、合ってます!?」と若干戸惑いつつ、笑顔を見せながら撮影に応じ、ポーズをリクエストされると人形の隣に並んで同じポーズを披露していた。
2023年12月12日一息も尽かせぬ緊迫感で放つ戦慄のヴィレッジ・サイコスリラー超大作「ガンニバル」。この度、笠松将、吉岡里帆、倍賞美津子、中村梅雀らが本作に出演していることが分かった。都会から遠く離れた山間にある供花村(くげむら)を舞台に、そこに駐在として左遷された柳楽さん演じる警察官・阿川大悟が、狂気の世界へと誘われていく物語。今回出演が明らかになった俳優陣が演じるのは、大悟の家族と供花村を支配する後藤家の面々。後藤家を守るためには何をするかわからない危うさを持つ、後藤家の次期当主・恵介を笠松さん、恵介の父で供花村の村長・清を六角精児、恵介の弟・洋介を杉田雷麟、森で謎の歯型を付けた状態で死んでいるのが発見される、生前は後藤家の当主だった恵介の祖母・銀を倍賞さん。大悟の優しい妻であり、子を持つ母親でもあると同時に気が強く、家族にとって頼りがいのある存在、有希を吉岡さん、ある事件をきっかけにしゃべることができなくなり、笑うこともなくなってしまった娘・ましろを志水心音。笠松さんは「『後藤恵介』というキャラクターの葛藤が、撮影中の自分自身の葛藤ともリンクして、迷いながらも少しずつ答えを出していったように思います。いや、答えを出すしか無かったという方が適切かもしれません。そうやって追い込まれたことを、自分でも自然と受け入れて、僕を更に高みに引き上げてくれる『後藤恵介』を演じられたことが、30歳を迎える僕にとっていい出会いでした」と撮影をふり返り、吉岡さんは「サスペンスとしての構造と、バイオレンス描写のオリジナリティ、登場人物達の心の揺れ方はきっと原作ファンの方にも初めて作品に触れる方にも前のめりになりながら見て頂けるのではないかと思っております」とコメントしている。また、村人のリーダー的存在として、後藤家から大悟たちを守ろうと暖かく村へ迎え入れるさぶを梅雀さん。大悟たちが赴任する前、謎の失踪を遂げた前任駐在の娘・狩野すみれを北香那が演じる。そのほか、恵介の同級生・後藤岩男役で吉原光夫、恵介の幼なじみ後藤龍二役で中村祐太郎、後藤家の中で特に凶暴な性格の後藤睦夫役で酒向芳が出演する。「ガンニバル」は12月28日(水)ディズニープラススターにて独占配信。(cinemacafe.net)
2022年10月19日神木隆之介が主演し、ヒロインを浜辺美波が務める連続テレビ小説「らんまん」。この度、本作の新たな出演者として、志尊淳、佐久間由衣、笠松将、中村里帆、島崎和歌子、寺脇康文、広末涼子、松坂慶子の8名が発表された。本作は、激動の時代の渦中でひたすらに愛する草花と向き合い続けた、ある植物学者の波乱万丈の物語。のちに“日本の植物学の父”と称されるようになる槙野万太郎を神木さん、万太郎と運命的な出会いを果たし、のちに結婚する槙野寿恵子を浜辺さんが演じる。今回新たに発表されたのは、万太郎のふるさとの家族をはじめ、彼の人生に大きな影響を与える<高知編>のキャスト。志尊淳が、万太郎の生家である酒蔵「峰屋」の番頭の息子で、万太郎に振り回されつつも、一番の理解者として支え続ける竹雄。広末涼子が、万太郎の母・ヒサ。松坂慶子が、「峰屋」を女手一つで切り盛りしている万太郎の祖母・タキを演じる。「半分、青い。」ぶりの朝ドラ出演となる志尊さんは「とてもワクワクしています」と心境を明かし、「今回の舞台は高知県ということで、方言のみならず、様々なことが初めてですが、新たに色々な事に触れ、知ることができることを心待ちにしてます。主演の神木隆之介くんとは公私ともに仲良くさせてもらっていて、また一緒に作品を作りたいねとずっと話していたので、念願が叶ってとても嬉しいです。尊敬する大好きな友人の力になりたい。その思いを胸に、切磋琢磨して作品作りをしていきたいと思っています」と意気込む。志尊淳朝ドラ初出演となる広末さんは「万太郎にとって何より大切なものを支え、励まし続ける“母の面影”はとても大事な役どころ。丁寧に演じきりたいです。牧野植物園には小さい頃、何度も足を運びました。舞台が自分の生まれ育った高知県という部分でも楽しみにしています」とコメント。松坂さんは「神木隆之介さんとは大河ドラマ『義経』で、源氏の牛若丸と平家の時子で共演いたしました。『らんまん』では、仲良し家族になれて嬉しいです」と話す。松坂慶子また、万太郎の姉・綾役の佐久間由衣は「自分自身も『らんまん』という作品に感化されながら、槙野綾として、今自分が持っている全てを詰め込みたいと思っています」と力強く語り、「峰屋」に出入りする蔵人・幸吉役の笠松将は「物語に幸が、皆様の今日が吉となるよう、天真爛漫に、一生懸命演じたいと思います」と朝ドラ初出演への意気込みを語る。笠松将同じく、朝ドラ初出演の中村里帆は、「峰屋」に奉公している働き者の女中・たま役、島崎和歌子は自由民権運動を支援する“民権ばあさん”こと楠野喜江役、寺脇康文が学問所「名教館」の学頭・池田蘭光役で出演。「ずっとずっと夢見ていた朝ドラへの出演が決まり、しかもそれが地元の高知が舞台であること。これまで生きてきた中で一番と言っても過言ではないくらい嬉しい出来事です!」(中村さん)、「ふるさと高知の登場人物を演じられる事を光栄に思います。高知の女性はとても強くて自立しているので地でいけそうです(笑)」(島崎さん)、「子供たちから、たくさんのパワーを受け取りながら、撮影に臨みたいと思っています」(寺脇さん)とそれぞれコメントしている。今回の出演者発表にあたって、神木さんは「素敵な、そして心強いキャストの皆様、本当に嬉しいです。一緒にこれから同じ時間を過ごしていけると思うとワクワクしています!」と喜び、浜辺さんも「爛漫な現場を過ごせることを祈っております」と話している。連続テレビ小説「らんまん」は2023年春、NHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年08月26日井上真央主演、石田えり共演、杉田真一監督作となる『わたしのお母さん』から共演の阿部純子、笠松将、宇野祥平らもとらえた場面写真が解禁。併せて、本作のメインテーマがピアニスト“mayo”(岡本真夜)書き下ろしによる「memories」に決定した。母との関係が苦しい娘・夕子を井上さんが、悪気なく娘を追い込んでしまう母・寛子を石田さんが演じ、娘と母の間に流れる複雑で繊細な感情を綴った本作。三人姉弟の長女で、いまは夫との2人暮らしの夕子は、急な事情で母の寛子と一時的に同居することになる。明るくて社交的な寛子だったが、夕子はそんな母のことがずっと苦手だった。不安を抱えたまま同居生活がスタートするが、昔と変わらない母の言動に、もやもやした気持ちを抑えきれない夕子。そんなある日、ふたりの関係を揺るがす出来事が起きる。解禁となった場面写真では、妹の晶子(阿部純子)との親子旅行の最中も、仲良く腕を組んで歩く2人の後ろで、ポツンと歩く夕子。妹と弟の勝(笠松将)と一緒にいる時のリラックスした表情のほか、母と2人きりで向き合った時の居心地の悪そうな佇まいを捉えている。そしてどこか遠くを見つめる、寂しさと切なさを湛えた横顔も…。目の表情だけで、娘と母の間に横たわる深い溝、長年の間に積み重なった様々な感情を表現する、井上さんの圧倒的な演技が垣間見えるものとなっている。メインテーマを担当したのはmayo(岡本真夜)「いろんな想いに寄り添い、包み込むことができたなら」メインテーマを担当したのは、2016年に念願のピアニストデビューを果たし、現在は「シンガーソングライター岡本真夜」と「ピアニストmayo」として、多彩な活動を展開するmayoさん。本作『わたしのお母さん』に感銘を受けて書き下ろしたというメインテーマ「memories」は、すれ違う母娘の心を情感豊かに表現するピアノの音色と、大きな愛で包み込むようなチェロの響きが印象的なものに。杉田監督は、この曲を初めて聴いた時の印象を「映画は終わっても歩み続けていく夕子に、優しく寄り添ってくれているようでとても嬉しかった」と語る。そしてmayoさんからも、この映画にかけた思いを語ったコメントが到着した。「世の中には、仲のいい親子関係の人たちもいれば、寛子と夕子のように複雑な関係の親子も、もしかしたら多いのかもしれません。育つ環境によって人は成り立ち、大人になっても小さい頃の寂しさを拭えないまま闘いながら生活している人もいるんではないかと思います。大きさや深さは違えど、誰しも心の奥底にある寂しさを重ねながら自分を見つめ直せる映画だと感じました。心の言葉を素直に声にできない夕子のもどかしさ、切なさ、苦しさ、そしてラストシーンから繋がるエンディングの世界をどうメロディーで紡いでいこうかと悩みました。夕子のいろんな想いに寄り添い、包み込むことができたなら嬉しいです」。『わたしのお母さん』は今秋、ユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:わたしのお母さん 2022年秋、ユーロスペースほか全国にて順次公開予定©2022「わたしのお母さん」製作委員会
2022年07月20日俳優の笠松将が9日、都内で行われた映画『エルヴィス』(7月1日公開)のジャパンプレミアに歌手のCrystal Kayと共に登壇。笠松は作品に魅了されたことを熱弁すると、恋愛観が大きく変わったことを明かしていた。本作は、『ムーラン・ルージュ』『華麗なるギャツビー』などのバズ・ラーマン監督が、伝説のロックスター、エルヴィス・プレスリーの真実の物語を、彼の代表曲に乗せで描いた物語。第75回カンヌ国際映画祭アウトオブコンペ部門において公式上映された際には、12分に渡るスタンディングオベーションが起こるなど大きな反響を得ている。冒頭、Crystal Kayの「監獄ロック」の生歌から始まったイベント。ステージ袖で歌声を聴いていたという笠松は「もう白目剥いて昇天してしまいました」と興奮気味に語ると、エルヴィスさながらのピンクのジャケットに「ジャパンプレミアの場に、こういう衣装で参加できるのがとても光栄です」と笑顔を見せた。劇中では、エルヴィスがどのようにロックスターになっていくかが描かれる。笠松はエルヴィスを演じたオースティン・バトラーに対して「実在する偉大な人物でファンも非常に多い。やり方として歌わないという方法もあったと思うけれど、オースティンは一切逃げずに、全部ご本人がやられている。それだけですごい」と俳優として敬意を表すると「すごくうまかったしカッコよかった」とオースティンの演技を絶賛。さらに笠松はエルヴィスの強欲マネージャーであるトム・パーカーを演じたトム・ハンクスの演技についても「エグイぐらいすごい」と衝撃を受けたことを明かしていた。また笠松は「1人の男の子の成功物語」と作品の骨子を述べると「そのなかに恋の話も描かれる。僕はずっと女の子をたぶらかしてモテるのが尖っていてカッコいいと思っていたのですが、1人の女性を愛する姿こそ尖っていてカッコいいんだなと感じました。めちゃくちゃ価値観が変わったんです」と作品から大きな刺激を受けたことを明かしていた。「挑戦している、壁に向かって立ち向かっている人に観て欲しい」と作品をアピールした笠松。「この作品を観ることができて良かった。こうした形で宣伝に参加できてうれしかった」と満面の笑みを浮かべていた。
2022年06月09日竹内涼真主演の極限のゾンビサバイバルドラマ「君と世界が終わる日に」Season3の第4話が先日配信スタート。この度、笠松将と飯豊まりえが演じる、もうひとつのラブストーリーを繰り広げる、等々力と佳奈恵の急接近ビジュアルとスペシャル映像が公開された。響(竹内涼真)が、感染し姿を消した恋人の来美(中条あやみ)を探して旅を続ける中でたどり着いた、謎の宗教団体で物語が繰り広げられる今シーズン。教団の聖地=サリートで、ゴーレムウイルスに噛まれても感染しないという奇跡の技を持つ教祖・ワンティーティ(玉山鉄二)の姿を目の当たりにした響は、一筋の光を見出すが、偶然再会を果たした等々力と佳奈恵からは、猛反発されてしまう。物語の大きなテーマ、響と来美のすれ違いラブストーリーとあわせて、視聴者が幸せを願って止まない、もうひとつのラブストーリー、終末世界で行動を共にするうちに、互いを大切に想い合うようになった等々力と佳奈恵の物語も展開されている本作。なかなか素直になれない2人にもどかしさを覚えつつ、垣間見える2人のラブシーンはキュン必至。このほど到着した映像は、まだぎこちないSeason1の2人から、Season3の初お披露目映像、さらに、飯豊さんが「等々力の『一緒に逃げるぞ、2人で』という言葉で、佳奈恵に初めて生きる意味みたいなものが芽生えた」と好きなシーンを語るコメントも収録されている。「君と世界が終わる日に」Season3は第4話までHuluにて独占配信中(毎週金曜日20時新エピソード配信)。(cinemacafe.net)
2022年03月19日笠松将の活躍が目覚ましい。作品においてスパイスとなるような人物でも、裏がありそうなあやしい人物でも、クールにたたずむ人物でも、それがどんなキャラクターであろうと、笠松さんはすべて生き生きと、どんなものだとやり切る。こちらが思わず見惚れてしまうほどに。近々の出演作「ムチャブリ!わたしが社長になるなんて」、「岸辺露伴は動かない」、「青天を衝け」、「君と世界が終わる日に」、「FOLLOWERS」などざっと振り返ると、どこでミートしたかにより、彼の印象は大きく変わりそうだ。事実、「ムチャブリ!」の颯爽とした雰囲気の御曹子・野上豪からは、到底「岸辺露伴」の肉体改造に憑りつかれた橋本陽馬の姿は想像もできない。そのふり幅は大きな武器と言えるし、研鑽を積んだ演技力のたまもののはずだ。「そんな風に言ってくださることは、すごく嬉しいです。 “よかったよ”“おもしろかった”という声をかけられることもありがたいんですけど、実は…自分ではよくわからないことも多くて。でも“笠松くんってこういう感じだよね、こういう芝居だよね”と思われると、真逆にしたくなる気持ちが湧いてくるんですよね」。その言葉は、まだまだ可能性を秘めている自身の伸びしろ、自分のできることを探っていきたいという笠松さんの俳優としての渇望や挑戦心のあらわれと取れる。まだ見ぬ運命的な作品との出会い、毎回訪れる刺激的な人たちとの出会いへの期待。だからこそ、出演作については毎度担当マネージャーさんと「むちゃくちゃ話し合う」そうだ。「時間は有限ですし、身体もひとつなので、どの作品をやるのかは本当に、もう…すごく迷います!たっくさん面白そうな作品があるから、マネージャーと毎回むちゃくちゃ話し合って決めます。結果、自分がやりたい作品が選ばれることもあれば、今の自分に足りないから選ぶ作品、というのもある。いろいろなパターンがありますね」。ひとつひとつ真剣に選び向き合った作品の積み重ねで、キャリアが形成されてきた。「何人もの俳優がいて、ピンポイントで僕にこの役が合うと信じてくださる、それってすごいことだなと思うんです」と語る生き生きとした表情が、何よりも充実の今を物語っていた。「共演者の皆さんや監督、いろんなスタッフの顔を見たら、何でもできる気になる」そんな笠松さんが主演する映画『リング・ワンダリング』が、2月19日より全国にて公開中。漫画家を目指す主人公・草介(笠松さん)が、アルバイト先の工事現場で発見した遺物をきっかけに、同じ土地でかつて生きていた人たちの世界へ迷い込み、命の重さを知るという幻想的な物語。現実と過去、漫画という3つの世界が交錯し、静かに熱を帯びる展開に心が奪われる。笠松さんの丁寧で繊細な表情、演技も光った。「僕が言うのもおこがましいんですけど、金子監督の魅力がつまった、本当に面白くて、いい作品だと感じています。完成作を観たとき、自分の過去も回想して、いろいろなことを考えたんです。メッセージを押しつけるわけではなく重くならずに、これからの自分の在り方を考えられるようなきっかけになる1本になっていて。観た方が、それぞれ違った感じ方ができる作品になったんじゃないかな、って」。撮影したのは2020年の冬とおよそ2年前。撮影中は金子監督とコミュニケーションをよく取っていた。「監督はすごく静かで、僕みたいに口数の多いタイプではありません。現場で“監督、僕はこうしたいんですが、どうですか?”と提案しても、譲らないところは絶対譲ってくれませんでした。監督が“いや、これでいきます。これが面白いです。笠松さん、大丈夫ですよ”とずっと言ってくださっていて。しっかり取捨選択してくださった結果、完成した作品を観て“本当にそうだ!監督すごい!”と興奮しました」。演じた草介は、強いこだわりを持ち漫画家を目指している青年。草介のための役作り、行ったことはと聞くと、特別なことはしていない、という。草介に限らず、ほかのどの役でも笠松さんは「事前に意識して感情は作らないし、その役というものもまったく作らないんです」と説明した。「もちろん、その役に必要な特殊スキルは僕に足りないものだから習得する必要があるけれど、それは役作りでも何でもなく、セリフを覚えるのと同じだと思うんです。役については、何て言うか…脚本を読んだら勝手にその気持ちになるんです。少年漫画を読んだらワクワクするし、恋愛の映画を見たらちょっと恋したくなるじゃないですか?その感じに近くて。だから『リング・ワンダリング』の脚本を読んで、そのことばかりを考えて現場に行ったら、もうその気持ちなんです」「あとは、僕がどんなに作っていったとしても、一朝一夕で作ったキャラクターなんて、お客さんに絶対バレるし、監督にも見透かされる。だったら、そこにいてくれる共演者の皆さんや監督、いろんなスタッフの顔を見たら、そういうモードになるんです。きれいごとっぽいですけど、本当にそう。その人たちの顔を見たら、何でもできる気になるから」。おしなべて、どの作品においても、その人物になり切っている印象を受ける笠松さん。彼の演技のヒントが、その姿勢から少し見えたような気がした。謎めいた私生活、最近の笠松さんの“喜怒哀楽”とは…?本稿では俳優・笠松将について、自身の語るいくつかの言葉で、ほんの一部を覗かせてもらった。饒舌に話し続けてくれた笠松さんだが、スクリーンを離れたところの素顔はと言うと、意外に知られていない。素の笠松さんに迫るべく、最近の“喜怒哀楽”を尋ねると、「表で言える用ですよね(笑)?」と楽しそうな表情を浮かべ、次々に答えてくれた。最後にお届けしたい。【喜】ネコを2匹飼っているんです。白い男の子がサメ、女の子がウニ。朝起きたとき、両隣りに美男美女がいてくれたときは、“俺、めちゃくちゃ幸せだな~~”と思います!【怒】サメはお腹がちょっと弱いので、毎日薬を飲ませなきゃいけないんです。毎日サメくんと「ちょっと頑張ろうか」と話し合っています。頑張って錠剤を飲んだらどういうメリットがあるのか、飲まないと今後どうなるか、全部話してから飲ませるんです。…でも、口に入れたものを吐くのが、むっちゃうまいんですよ(笑)。そうしたら抱きかかえて、1回怒ります。毎朝やっていますから、大変です…。【哀】そのサメくんが、うんちをするときに、お腹が弱いから苦しそうなんです。僕も近寄っていって、サメをさすりながら「頑張ろうねー」と言っています。本当に大変そうだから、「頑張って薬をあげよう、病院に連れて行こう」と思うので、ちょっと哀しくなるかな。【楽】へったくそなんですけど、趣味でギターを今弾いています。ネコって、ギターの音や動きがめっちゃ好きみたいで、僕が弾いていると隣で2匹が「ニャー、ニャー」と歌ってるんですよ、まじで!やめると、「もっとやってー」という感じで言ってくるから、そのときはやっぱり嬉しいですね。全部猫でまとめた軽妙なトーク。オンとオフのギャップも魅力の笠松さんから、今後も目が離せない。(text:赤山恭子/photo:Maho Korogi)■関連作品:リング・ワンダリング 2022年2月19日より渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国にて公開Ⓒ2021 リング・ワンダリング製作委員会
2022年02月26日今回、ご紹介するのは、映画『リング・ワンダリング』。東京を舞台に、過去と現在が織り交ざる、幻想的な物語です。本作で、漫画家を目指す主人公・草介を演じた、笠松将さんにお話をうかがいました。「観る方を守ってくれるような優しい作品です」【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 100本作のメガホンを取ったのは、初長編監督作『アルビノの木』が海外映画祭で20冠を獲得した、金子雅和監督。自然と人間の関係性を描くことに秀でた金子監督が、本作でははじめて東京を舞台に、町や人々の記憶と対峙。忘れられた人々の想いがよみがえる、幻想的な物語を紡いでいます。主人公は、漫画家を目指す草介。絶滅したニホンオオカミを題材にした漫画を描いているものの、肝心のオオカミをうまく描けず悩んでいました。そんなある日、バイト先の工事現場で、逃げ出した犬を探す不思議な娘・ミドリと遭遇。転倒しケガをしたミドリを、彼女の家族が営む写真館まで送り届けた草介は、いつの間にか過去の東京へと迷い込みます。草介はミドリとその家族との交流を通じて、命の重みを知ることとなります。草介を演じた笠松将さんは、テレビドラマ『君と世界が終わる日に』や『全裸監督』シーズン2、アカデミー賞監督マイケル・マンが全話のエグゼクティブ・プロデューサーとして参加した大作ドラマ『TOKYO VICE』といった話題作で重要な役に起用され、脚光を浴びている実力派俳優。『リング・ワンダリング』では漠然とした不安を抱える現代の若者のリアルを体現しています。ーーオファーをいただいたときのお気持ちを教えてください。笠松さんオファーをいただくこと自体、ありがたいことなのですが、主役というのは特別なものですから、率直に嬉しかったです。ーー以前、バラエティ番組で、“これまで人を殺すか、殺される役しかなかった”と、ユーモアを交えてコメントされていました。本作ではこのどちらでもない役ですが、どのように役作りをされましたか?笠松さん役に対してというよりも作品の方向性について、金子監督とたくさん話し合いました。どれくらいの熱量にするのか、どれくらいわかりやすくするのか、撮り終わっても話し合いを続けていました。ーーご自身と草介が似ているところは?笠松さん夢を持っているけれど、うまくいかないところは大きな共通点です。逆に、共感できなかったのは、好意を素直に表せないところ。“うじうじするな!”と、じれったく思いました(笑)。でも、そこが草介の魅力だと思っています。ーーいま、もっとも旬な俳優のひとりとなっている笠松さんでも、うまくいかない時期がありましたか?笠松さんまさに、この作品を撮っているとき、俳優業を辞めようと思っていました。目の前に次々と立ちはだかる壁を頑張って超えていたのですが、そのことに疲れてしまって。でもあるとき、“この瞬間だけ、頑張ろう”と思うことにしたら、気持ちが楽になりました。いろんなものを背負ったり、成功を追い求めたりする必要はないんだって。ーー共演者の演技に刺激を受けたところを教えてください。笠松さん僕は自分の意見を通したいタイプなんですが、ミドリを演じた阿部純子さんは、監督が言ったことをすべて吸収して体現しようとする方なんです。ミドリの父親を演じた安田顕さんは、監督に言われたことに対応しながら、自分の意見も言える方。しかも、ひとつひとつ丁寧に確認しながら演じていく。大人の余裕を感じました。おふたりからたくさん勉強させていただきました。ーー『君と世界が終わる日に』では、竹内涼真さんと共演されていましたね。笠松さん竹内涼真くんは、撮影現場で僕にすぐ心を開いてくれて。とても優しい方だなと思いました。ーー最後に、本作の見どころを教えてください。笠松さんみんな一生懸命、頑張って日々を過ごしています。この作品は、“もっと頑張れ”や“頑張らなくていいよ”ではなく、“いま頑張っていることが正しい”ということを教えてくれるんです。過去を知ることによって、いまの頑張りと未来の自分を肯定できる。観る方を守ってくれるような優しい作品ですから、日々疲れている方にこそ、観て楽しんでいただきたいですね。インタビューのこぼれ話話題作への出演が目白押しの笠松さん。「昨年末に放送された、『岸辺露伴は動かない』では、お芝居だけではない、キャラクター作りも観ていただきたいと思い、肉体改造に挑みました。いろいろな作品で僕を見かけて、少しでも気になっていただけたら、ぜひ主演作『リング・ワンダリング』を観ていただきたいです」(笠松さん)。Information『リング・ワンダリング』2月19日(土)より、渋谷シアター・イメージフォーラムほかにて、全国順次公開出演:笠松将、阿部純子、片岡礼子、品川徹、田中要次、安田顕、長谷川初範監督:金子雅和配給:ムービー・アクト・プロジェクト©2021 リング・ワンダリング製作委員会衣装協力:ザ ヴィリディアン(ザ ヴィリディアン03-5447-2100)写真・山本嵩文・田嶋真理 スタイリスト・徳永貴士ヘアメイク・Ryo Matsuda(Y’s C Inc.)写真・山本嵩 文・田嶋真理 スタイリスト・徳永貴士 ヘアメイク・Ryo Matsuda(Y’s C Inc.)
2022年02月18日笠松将が主演、阿部純子がヒロインを務める映画『リング・ワンダリング』の公開を記念し、笠松さんと阿部さんのスペシャル対談が到着した。本作は、漫画家を目指す草介(笠松さん)が不思議な娘・ミドリ(阿部さん)と出会い「命の重み」を知る、過去と現在が織り交ざる、切なく幻想的な物語。まずお互いの印象を聞かれた笠松さんが、阿部さんについて「リスペクトしています」と宣言。「阿部さんは自分が用意したものプラス、監督からの要望をそこに吸収していくタイプの女優さん。その臨機応変さと吸収力に対して、もの凄く嫉妬しました。その器用さ、悔しい! ほしい! 羨ましい! とまで思ったほどです」と称賛すると、阿部さんは「周囲を朗らかにする空気感を無理なく作ってくれる。笠松さんがいれば大丈夫だ、という安心感を与えてくれました」と笠松さんを称え、役者としてお互いに尊敬し合う2人の関係性が垣間見える対談に。草介がミドリをおんぶするシーンの裏話や、2人が映画の主人公・草介のように追い求めたいものなど、盛りだくさんのスペシャル対談となった。――劇中で笠松さんが阿部さんをおんぶして歩くシーンは、お二人のプラトニックな関係性を象徴しているようです。阿部:重くはありませんでしたか?それがずっと気がかりでした(笑)笠松:重いなんて全然。僕もおんぶして歩くシーンは象徴的だなと思いました。おんぶをすると二人の間に同じBGMが流れるかのように感じるんです。僕が躓くと阿部さんも同じように揺れるわけで、その一心同体感が心地よくて。リズムがつかめる分、お芝居もしやすかったです。草介(笠松)はその後、ミドリ(阿部)の家で食卓を囲みます。これがおんぶでなく、並行して歩いて行ったのならば、きっと草介は食卓を囲むということはしなかったはず。おんぶにはプラトニックな親密感を生む効果があると感じました。阿部:笠松さんは私をおんぶして100段くらいある階段を10回くらい登りました。しかも休憩時間も私を降ろすことなく、ずっとおんぶ。深夜の撮影で寒く、かつスケジュール的にも日数を重ねて疲労も溜まっている時期です。それでも笠松さんは弱音を吐かず、逆に私たちを気遣ってもくれました。笠松:おんぶって一度降ろしてしまうと、次におんぶするときに結構大変に感じるんです。ならばずっとおんぶしておこうと。それに草介はミドリをおんぶして長い時間歩いているという設定だったので、体力的なリアリティも欲しかった。おんぶされている阿部さんも大変だろうなとは思いましたが、そこは付き合ってください!という気持ちでおんぶを続けていました。――そんなハードさの中にも嬉しいことがあったんですよね?笠松:阿部さんは撮影の合間に仮眠を取っている僕に対して、そっと栄養ドリンクを差し入れてくれました。その優しさに感謝です。阿部:笠松さんもその後に差し入れを倍返ししてくれましたよね?人が食べる量を遥かに超えたバナナを(笑)。笠松:それには理由があって。ロケ地が地方ということもあり、近くにコンビニもなかったんです。それで偶然見つけたお店が、果物の特売所でした。――映画の内容にちなんで…お二人が探し求めたいものを教えてください!笠松:カリスマ性を追い求めたいです。世の中がざわつくくらいのカリスマ性が欲しいです。そうなればたくさんの人が僕の映画をきっと見てくれるだろうし。阿部:私は何だろう?…何を探し求めたいのかを探す、それが私の課題かもしれません(笑)。――最後に観客の皆さんにメッセージをお願いします!阿部:見どころは、金子雅和監督ならではの世界観です。ミドリはこの世の目に見えないものを体現しているキャラクターです。目に見えないものが存在している、そしてそんな女性が登場人物の一人であるという特異性を楽しんでほしいです。笠松:『リング・ワンダリング』とは「人が方向感覚を失い、無意識のうちに円を描くように同一地点を彷徨い歩くこと」を指しています。奇しくも僕らはコロナ禍で“抜け出せない”という状況下を経験しました。まだ大変な状況は変わりませんが、出口を探し出すヒントがこの映画にはあるような気がします。僕は本作を通して「答えは未来ではなく過去にあるのではないか」ということを痛感しました。優しく温かい映画なのでぜひご覧ください!『リング・ワンダリング』は2月19日(土)より渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リング・ワンダリング 2022年2月19日より渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国にて公開Ⓒ2021 リング・ワンダリング製作委員会
2022年02月15日笠松将主演、東京の下町を舞台に、過去と現在が織り交ざる切なく幻想的な物語『リング・ワンダリング』。この度、一家団欒でどじょう鍋を囲む本編映像が公開された。今回公開された映像に映るのは、主人公の草介(笠松さん)が、出会った不思議な女性・ミドリ(阿部純子)の家で、家族団欒に混ざり、どじょう鍋をつつくシーン。一家団欒シーン『リング・ワンダリング』家族団欒の夕食に招かれ、鍋をご馳走になる草介。食べたことのないどじょうになかなか手を出せないでいたが、父・青一(安田顕)に「美味いぞ」と勧められ、意を決して口にすると、思いがけず「美味いです」と答える草介。それにすかさず青一は「だろ!?」と得意げな表情を見せるという、なんとも温かい気持ちになる場面となっている。映像と合わせて、場面写真も到着。レトロな写真館の前で家族が佇む姿や、どじょう鍋を喜び腕まくりをする、青一のはりきった姿も切り取られている。「撮影中は何か盗めるものはないかと、安田さんの立ち振る舞いを見ていました」と語る笠松さんは、「安田さんは監督とも話し合われて意図を汲み、すぐに自分の演技に取り込んでいたり、自分の中から生まれた感情をこれ以上ない形で表現されていたりと、勉強になることが多かったです」と安田さんの演技に魅了された様子。阿部さんは「たった一言のセリフだけでもそのキャラクターの物語が透けて見えてくるというか、立ち振る舞いやミドリに見せる背中から役柄の重みを感じました」とコメント。「青一には、重みと温かさを併せ持つ役者さんの存在が必須」だったという金子雅和監督も、「撮影後、安田さんは『この映画の脚本は、すべての台詞に意味がある』と仰いましたが、さり気ないお芝居ひとつひとつが、映画全体を根っこのように支えて下さったと感じています」とその存在感を絶賛している。『リング・ワンダリング』は2月19日(土)より渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:リング・ワンダリング 2022年2月19日より渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国にて公開Ⓒ2021 リング・ワンダリング製作委員会
2022年02月02日「君と世界が終わる日に」「岸辺露伴は動かない」、大河ドラマ「青天を衝け」などで注目を集める笠松将が主演、連続テレビ小説「おちょやん」や映画『燃えよ剣』の阿部純子がヒロインを演じる『リング・ワンダリング』より、新たな場面写真が解禁。本作を先に鑑賞した著名人からのコメントも到着した。本作は、東京の下町で漫画家を目指す主人公・草介(笠松さん)が、不思議な女性・ミドリ(阿部さん)との出会いを通して、東京という土地に眠る過去の記憶、そして命の重みを知っていく一夜の切ない幻想譚。今回新たに解禁されたのは、草介が黄金色に輝く草原で神妙な面持ちで佇むカットや、正面を見据えるミドリのカットといった、2人が織りなす物語に思いを馳せる写真。さらに草介が描く漫画の登場人物である銀三(長谷川初範)が巨大な滝を見上げる迫力のあるカットなども到着。現実と虚構が入り混じる唯一無二の作品世界がうかがえ、草介が何かをめくりながら涙する意味ありげなカットも。そして漫画家志望の主人公・草介に触れた、「水鏡綺譚」「高丘親王航海記」など幻想的な作品で知られる漫画家の近藤ようこからは、「この青年の将来がどうなるかはわからないが、描くという行為と自分の人生が、一生に一度でもリンクすることがあるならば、それは漫画を描く者として幸福だ」と称賛のコメントが到着。前東京国際映画祭ディレクターの矢田部吉彦は「1作に映画数本分の刺激が満ちている。ナチュラルで、スピリチュアルで、ドラマチック」と絶賛、金子雅和監督を映画美学校で指導した映画監督・瀬々敬久は「静かな語り口だが描かれるのは大きな物語だ」と述べ、「草介を演じる笠松将が秀逸」と語るのはヴィヴィアン佐藤(ドラァグクイーン/美術家)。「最終的に笠松の表情という痕跡は、彼の役者としての成長の徴として刻まれた」と語る。そのほか、暉峻創三(映画評論家/大阪アジアン映画祭プログラミング・ディレクター)、占部房子(俳優/『偶然と想像』)、ステファン・ラウディン(ワルシャワ国際映画祭 フェスティバルディレクター)、ダニエル・アギラル(日本映画史家/サン・セバスティアン国際映画祭)、ベンジャミン・イリォス(カンヌ国際映画祭 監督週間)ら国内外の映画祭関係者からも絶賛の声が相次いで寄せられている。『リング・ワンダリング』は2月19日(土)より渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リング・ワンダリング 2022年2月19日より渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国にて公開Ⓒ2021 リング・ワンダリング製作委員会
2022年01月12日高橋一生主演「岸辺露伴は動かない」の4話が12月27日放送。視聴者からは露伴のトレーニングウェアへのツッコミと、橋本陽馬を演じた笠松将の肉体への賛辞の声が続出。櫻井孝宏とファイルーズあいの出演にも多くの反応が寄せられている。1986年から連載がはじまりアニメ化のほか、2017年には実写映画も公開された超人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」。同作に登場するキャラクター・岸辺露伴を主人公に、昨年3話がドラマ化されたのに続き、再びこの年末に3話が放送される本作。相手を「本」にしてその生い立ちや秘密を知り、更に書き込みを行って指示を与える特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を持つ岸辺露伴を、自らも露伴のファンだという高橋さんが演じるほか、大手出版社“集明社”に勤務し、露伴の担当編集となった泉京香に飯豊まりえ。2人のほか4話では、走る体をデザインするためスポーツジムに通う駆け出しのモデル・橋本陽馬役で笠松将が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。打ち合わせに現れた京香に露伴は前借りを頼む。驚く京香に「つい最近破産した」と話す露伴。「はい!?」と驚く彼女に借金はしていないが「家も売ってしまった」と続ける。呆然とした顔で「なんで破産するんですか」と問う京香に「当然ネタのためだよ」と返す露伴。露伴は古い妖怪伝説が残る山を取材するために全財産をはたいて買ったという。「不思議なことはあるかもしれませんけど、さすがに妖怪は…」と妖怪伝説に半信半疑な京香に、露伴は他人の話だとして、自分の体験を話し始める…。露伴が会員制のスポーツジムで出会った橋本陽馬という若い男。彼は駆け出しモデルで、事務所の社長から「体を作れ」と指示されてジムに通っていたのだが、陽馬はランニングにのめり込むようになり、走りに対する執着が次第に常軌を逸するように。何かにとりつかれたようになった陽馬は露伴にランニングマシンで勝負を挑むが、その勝負は露伴の“不正”で陽馬の敗北に終わる。その後走るために“邪魔”なものを殺めるなど陽馬の走りへの執着は加速し…というのが今回の物語。1年ぶりの高橋さん演じる露伴の姿に視聴者からは「雰囲気もなんだけど喋り方の抑揚のイメージがすごく合ってるんだよな高橋一生の岸辺露伴」「ただ立ってるだけで岸辺露伴になってるのが本当に凄いのよ」「いちいち一生の顔の角度がめっちゃ露伴ちゃんなのよ」などの声が上がるとともに、露伴のトレーニングウェアにも大きな注目が。「岸辺露伴、そんなかっこでトレーニングするのかw」「露伴ちゃんのトレーニングウェアどうなっとるんやなんやそれは」「岸辺露伴のトレーニングウェアすごい岸辺露伴っぽくないですか」などの反応が続々とSNSに投稿される。また陽馬を演じた笠松さんの鍛え上げられた肉体にも「橋本陽馬の笠松将さんの鍛えられたお体も正直驚愕レベルでグレート」「「ザ・ラン」をここまで再現して下さったことに敬意を表します!」「これは完全に実写の勝利!筋肉に取り憑かれた男の異常さを見事に表現」等々、絶賛の声が殺到。さらにエンドクレジットに櫻井孝宏とファイルーズあいの名前を見つけた視聴者からの「櫻井さんとファイルーズあいさんが声で出演していたのか!!」「櫻井さんあの声か!!!一瞬 ん?とは思ったけどストーリーに惹き込まれてそこまで考えなかったのが悔しい」「6部アニメで徐倫役のファイルーズあいも出てた事知ってビビった」などの反応も多数寄せられている。※「岸辺露伴は動かない」は放送から7日間はNHKプラスで視聴可能(笠緒)
2021年12月28日竹内涼真が主演する極限のゾンビサバイバル「君と世界が終わる日に」。そのSeason3に中条あやみ、笠松将、飯豊まりえらレギュラー陣の続投が決定。2022年2月25日(金)よりHuluにて独占配信されることになり、竹内さんからコメントが到着した。「君と世界が終わる日に」とは?2021年1月に日本テレビにて放送されたSeason1では、日本の地上波ゴールデン帯連続ドラマ初となる本格ゾンビ作品に注目が集まることに。ある日突然、生きる屍=ゴーレムによって日常を奪われた人々の過酷なサバイバル、プロポーズ直前に引き裂かれてしまった響と来美のラブストーリー、ゴーレムウイルス開発者の謎を解くミステリーと、3つの軸が絡み合う“究極の人間ドラマ”が描かれた。続いて、Huluで独占配信されたSeason2では、来美がゴーレムウイルスに感染していたという衝撃の展開から幕を開け、新たなコミュニティであるシェルター「希望の家」を舞台にした生存者同士の闘い、ゴーレム化が進む来美の記憶障害、愛する人が続々と倒れていく極限のサバイバル、謎の集団Xの存在など、ゴーレム惨禍の中、数々の死闘が繰り広げられた。ゴーレムとの壮絶なアクションシーン、すれ違い続ける響と来美の切ないラブストーリー、緊迫した状況下での人間ドラマが見どころとなり、Season2単独で「Hulu 2021年視聴人数No.1」を記録しており(※)、現時点で、今年Huluで配信された全ジャンルの中で最も多くの人に観られた作品となっている(※2021年1月~9月の配信作品において)。「君と世界が終わる日に」Season2より待望のSeason3は2021年10月下旬に撮影開始。Season1、2に続き主演を務める間宮響役の竹内さんは、Season3に向けて「前作を超えるくらい、絶対に面白い物を作るとスタッフの皆さんと共有しています」と力強くコメント。「今回のテーマである『信じる』とは何なのかということを僕自身が一番に背負って演じていきたい」と語り、気合いも充分。そして今回、Season1、2とサバイバル禍を生き抜いてきたレギュラーキャスト陣の続投も決定。Season3では、中条あやみ(来美役)、笠松将(等々力役)、飯豊まりえ(佳奈恵役)、玄理(ジアン役)、小久保寿人(坪井役)、横溝菜帆(結月役)らが再び、それぞれの想いを胸に闘いに身を投じていく。Season2のラストでは、ゴーレムウイルスに感染し、響との子どもを妊娠したまま姿を消した来美と、彼女を探す旅に出ることを決意した響。Season3ではその10か月後からが描かれる。ゴーレムに占拠された世界はいま、どうなっているのか?妊娠しながらゴーレム化が進んでいた来美は生きているのか?響と結月(横溝菜帆)がたどり着いた先に待ち受ける、さらなる過酷な運命。新たな謎、新たな敵、新たな世界に注目だ。【Season3出演者コメント】◆竹内涼真/間宮 響(まみや ひびき)役主人公。放浪グループのリーダー的存在として終末世界を生き抜き、離ればなれになっていた恋人の来美と再会。シェルター「希望の家」の惨事の後、再び姿を消してしまった来美を追って旅に出る。<コメント>Season3製作決定の話は、Season2の撮影の終盤に聞きました。率直にまたこのメンバーで集まれることはすごく嬉しいですし、日本のドラマで3シーズンに渡って続編を作るということはなかなかできることではないので、一つの挑戦でもあると思いました。Season3では、「前作を超えるくらい、絶対に面白い物を作る」ということをスタッフの皆さんと共有していますし、今回のテーマである「信じる」とは何なのかということを僕自身が一番に背負って演じていきたいなと思います。登場人物たちが1つの目的に向かってこの世界を必死に生き抜く姿や、人間の泥臭さみたいなものを1話1話しっかりと表現していければ、またSeason3のラストでステキな終わり方ができると思います。前作から期間が空いて、また以前の響に戻るという作業は難しい部分もありましたが、現在準備が整ってきています。配信まで楽しみにお待ちください。◆中条あやみ/小笠原 来美(おがさわら くるみ)役響の恋人で、ゴーレムウイルスのワクチン開発の実験台となっていた元研修医。ウイルスの感染によって記憶喪失になり、同じく感染が疑われる響との子どもと共に姿を消す。<コメント>みなさんがずっと楽しみに待って下さっていた「君と世界が終わる日に」Season3がついに始まります!!お腹の中の命と希望の家に残された命を守るため1人で出て行くことを決めた来美は、ゴーレム化が進む中、母親としてどう大切なものを守っていくのか、新しい場所でどうやって生き残っていくのか、また響と再び幸せな日々を送れるのか、来美もきみセカもパワーアップした新たなストーリーを楽しんでいただけると嬉しいです。これまで以上にゾクゾク!ハラハラ!する生き残りをかけた「人間」ドラマと感動をお届けできるように、新しいメンバーを含めたキャストの皆さまと共に力を合わせて撮影ができたらなと思います。◆笠松将/等々力比呂(とどろき ひろ)役響と来美の同級生で元警察官。生存者である佳奈恵と行動を共にする。<コメント>Season3!まずは引き続き参加させていただけることを光栄に思います。Season1、Season2を超えて、より面白く、ワクワクドキドキできる作品を、きみセカチームみんなで作ろうと思います。また等々力とサバイブするのが楽しみです。SNSでファンの皆様より、『いつ撮影はじまりますか? 等々力は生きてますか?』と沢山のメッセージを頂いておりました。やっと言えます、これから撮影頑張っていきます。◆飯豊まりえ/柊佳奈恵(ひいらぎ かなえ)役放浪グループとして響と終末世界を生き抜いてきた元女子大生。現在は等々力と行動を共にする。<コメント>去年は、男子陣を見習って現場とトレーニングジム通いの日々でした。これ以上何が起こるんだろうと、次々と壁が立ちはだかってくる現場なので足腰をとにかく鍛えて今回も臨みたいと思います。再び佳奈恵ちゃんを演じられることも嬉しいです。誰かと一緒に守り抜きたいと、彼女なりの生きたいという決意表明だったので、今回も彼女を信じてSeason3も突き進みたいと思います!きっと生き抜いてくれると信じています、楽しみに待っていてください!◆玄理/ユン・ジアン役ゴーレムウイルスのワクチン開発に携わった韓国人医師。<コメント>一人の人物をこんなに長く演じるのは私自身初めてかもしれません。Season1では唯一の肉親を失い、Season2では自分を想ってくれた人を失ったジアン。Season3では誰も死なせない覚悟で闘いたいです。再びあの大量のゾンビに追いかけられるのか...と思うと震えますが、スタッフ・キャストの皆に再会できるのを心から楽しみにしています!◆小久保寿人/坪井(つぼい)役仲間を皆殺しにした謎の組織Xを追う、“刀集団”の元ボス。<コメント>いよいよ始まりますね!あの世界に入って、もう一度皆と芝居が出来ると思うと今から楽しみで仕方ありません。まさか自分がここまで生き残るとは…奇跡です(笑)刀集団では一人ぼっちになってしまいましたが、Season3でも彼(坪井)らしくブレずに邁進していくと思うので、僕も負けじと気合いを入れて楽しみながらサバイブしていこうと思います!◆横溝菜帆/三原結月(みはら ゆづき)役放浪グループとして響と行動を共にした後、避難したシェルター「希望の家」での惨事を目の当たりにし、再び響と旅に出る決意をする。<コメント>前作に引き続き、きみセカチームに参加できること、とても嬉しく感激しています!響くんやお母さん達に守られてばかりで、弱かった結月ですが、これからどう成長していくのか、私自身もすごくワクワクしています。しかし、台本が手に届くまで、誰が生き残っているのかわからないので、ドキドキする日々もまた始まります。響くん達と一緒にゴーレムを倒せるように、私も体力作りをして、アクションも頑張りたいです!「君と世界が終わる日に」Season3は2022年2月25日(金)よりHuluにて独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2021年10月19日横浜流星、石橋静河、小野翔平、窪塚洋介、笠松将が、映画『DIVOC-12』内の藤井道人監督チームに参加することが分かった。これでついに、12作品全てのタイトルと主演キャストが決定したことになる。12人の監督が描く、12の物語からなる映画『DIVOC-12』。藤井道人監督、上田慎一郎監督、三島有紀子監督が、本プロジェクトの中核となって映画製作を牽引し、そこに一般公募より選ばれた新人監督含めた9人が集い、共に映画製作を行っていく。今回キャストが発表された藤井監督チームのテーマは、“成長への気づき”。まず、チームを導く藤井監督作品のタイトルは『名もなき一篇・アンナ』。主演は、「あなたの番です」や「着飾る恋には理由があって」などで話題となり、最新作『嘘喰い』の公開も先日発表されたばかりの横浜流星が務める。横浜さんは「僕のことを応援してくださっている方々は藤井さんの作品が大好きな方も多いと思うので、そんな方々にもこの作品を届けられるのは嬉しいですし、1人でも多くの方にこの作品が届けばいいなと思っています」とコメントしている。また、志自岐希生監督の『流民』には、連続テレビ小説「半分、青い。」や「この恋あたためますか」、「大豆田とわ子と三人の元夫」などに出演する石橋静河が主演。林田浩川監督の『タイクーン』では、モデル・小野翔平がオーディションにて主演を掴み取り、窪塚洋介が彼を支える。そして、『花と雨』「全裸監督2」の笠松将が、一般公募により選ばれた廣賢一郎監督の『ココ』に主演する。▼キャストコメント・横浜流星息苦しい世の中だからこそ、今回の企画に対して、強い想いをもって参加することが出来ました。その中で藤井さんに撮ってもらえたことが本当に幸せです。僕のことを応援してくださっている方々は藤井さんの作品が大好きな方も多いと思うので、そんな方々にもこの作品を届けられるのは嬉しいですし、1人でも多くの方にこの作品が届けばいいなと思っています。・石橋静河志自岐監督に初めてお会いした時、アメリカと日本という二つの文化の狭間で揺れ動いているような姿が印象に残りました。分断ではなく、文化・価値観の違いを越えた世界を見たい、という監督の叫びは極めて私的なものであり、だからこそ、この作品は多くの人の心に届く力を持っていると強く感じています。・小野翔平林田組に参加させて頂きました小野翔平です。この映画が自分にとって初めての映画出演になれたことをとても嬉しく思います。藤井監督チームのテーマは"成長への気づき"。この作品を見終えたみなさんを少しでも勇気づけることができるよう、撮影に挑みました。グローバルな視点を持つ林田監督がこの作品で伝えたいことが少しでも多くの方に伝わればいいなと思います。ぜひ楽しみにしてください!!・窪塚洋介改めて短編映画の面白さや可能性を感じました。今回ボクが出演することで、才能のある監督たちが大きな夢に向かう、その大事なスタートラインのひとつになるよう盛り上げられたら嬉しいです。・笠松将自分の未熟さを再確認させられた作品でした。期待してもらえる立場になった今、改めて初心に戻る事を教えてもらった気がします。「この悔しさをバネに、今後も精一杯やれ」と。この作品に刻まれた想いは忘れる事は無いと思います。見てくださる方にも、なにか伝われば嬉しいです。『DIVOC-12』は秋、公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:DIVOC-12 2021年秋、公開予定
2021年07月14日笠松将主演、ヒロインに阿部純子を迎えた映画『リング・ワンダリング』の公開が決定した。舞台は東京の下町。草介がミドリを図らずも怪我させたことから、彼女の家族が営む写真館まで送り届けることに。その家族との出会いを通じて、東京という土地に眠る過去の記憶を知ることとなる――。本作は、『アルビノの木』で北京国際映画祭など世界各国の映画祭でノミネート上映され、グランプリ含む20の賞を受賞した金子雅和監督のオリジナル新作長編映画。人間の生や死に実感を持てない若者が、運命的な出会いを通して命の重みを知る、幻想的で切ない物語を創り上げた。『花と雨』「君と世界が終わる日に」の笠松将が演じるのは、漫画家を目指す草介。幻のニホンオオカミを題材にした漫画を構想するものの、上手く描けず悩む青年だ。本作については「不思議な世界のお話です。ただ、もしかしたら僕たちもこの主人公のような体験を知らず知らずの内にしているのかもしれない」と語り、「とても繊細で、優しい、ヒューマンドラマです。思い悩むこの時代の全ての人が、優しくなれる作品です」とアピール。また、草介が出会う不思議な娘・ミドリ役、草介が描く漫画のヒロイン・梢役と、2役を演じるのは、『孤狼の血』『Daughters』の阿部純子。「初めてロケ現場に足を踏み入れた時、一切の妥協を許さない監督の作品に対する姿勢に圧倒されたことを覚えています」と撮影時をふり返った阿部さんは、「『リング・ワンダリング』とは、『人が方向感覚を失い、無意識のうちに円を描くように同一地点を彷徨い歩くこと』を指す、とのこと。この映画で、ぜひそんな感覚を疑似体験してみてください」と呼びかけている。そして金子監督は2人について「主人公を演じる笠松将さんの野生的な佇まいと眼差し、ヒロインの阿部純子さんが持つ神秘性。この二人以外はなかった、と確信する彼らの魅力が、一夜の儚い夢のような物語を実現させてくれました。ぜひ劇場でご体験下さい」とコメントを寄せた。『リング・ワンダリング』は2022年2月、渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2021年06月15日竹内涼真主演の極限のサバイバルラブストーリー「君と世界が終わる日に」のメインキャストとして、笠松将と飯豊まりえが出演することが分かった。トンネルの崩落事故で閉じ込められた響は、命からがらに脱出するも、広がっていたのは“終末世界”。誰もいない街、届かない電波、大破した交通網、そして恋人・来美も失踪…。一体、この街を何が襲ったのか?サバイバル×ラブストーリー×ミステリーと3つの軸が絡み合う極限の人間ドラマが展開される。2人が演じるのは、街に残された生き残りで、竹内さんと共に死と隣り合わせの“終末世界”を生き抜こうとするサバイバー。『花と雨』「いとしのニーナ」などに出演する笠松さんは、響(竹内さん)と来美(中条あやみ)の同級生で、冷徹なところがある警察官・等々力比呂を、人気漫画のドラマ化「岸辺露伴は動かない」への出演が最近発表された飯豊さんは、どこか冷めたところのある女子大生・柊木佳奈恵を演じる。笠松さんは最初の印象として「すごく壮絶な世界観の作品に僕が参加するということで、ちょっと怖いなという気持ちはありました」と話すも、「台本をいただいたらこれが本当に面白くて。毎回台本をもらってすぐみんなで読んで、『次どうなるんだろう』『次誰がいなくなるかな』とワクワクしながら撮影しています」とコメント。役柄については「等々力は必要であれば誰かを切り捨てることもできる、どこか冷徹な人間です」と表現し、「彼は主人公の響と対極にいるキャラクターなので、2人のライバル関係にも注目していただければと思います」とアピール。また、サバイバルものをやってみたいと思っていたという飯豊さんは「このような世界観のドラマを日本で制作することも、自分自身演じる役柄としても挑戦だなという気持ちになりました。私が演じる佳奈恵は、どこか冷めていて、人との距離を置いている女の子です。今まで演じたことがないような役なので、今から共演者のみなさんに冷たくセリフを発するのが楽しみでしょうがないです(笑)」とワクワクしている様子。そして「一人一人のキャラクターも人間味に溢れているので、いろんな方に感情移入していただけると思うし、みなさんそれぞれの『推し』になるキャラクターもいると思うんです。毎週ハラハラ、私たちの仲間に入った気持ちで観て、楽しんでいただけると嬉しいです」とメッセージを寄せている。「君と世界が終わる日に」Season1は2021年1月、毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送予定。Season2は3月、Huluにて配信予定。(cinemacafe.net)
2020年11月12日『架空OL日記』サエちゃん役や『殺さない彼と死なない彼女』などで知られる佐藤玲と、「有村架純の撮休」『花と雨』の笠松将をW主演に迎えた長編映画『ドンテンタウン』が、7月17日(金)より全国順次公開が決定した。うまくいかない曲作りから逃れるかのように団地へと引っ越したシンガーソングライターのソラ。ある夜、新居の押入れから、前の住人が残した大量のカセットテープが見つかる。テープに吹き込まれていたのは、贋作画家として日銭を稼ぐ青年トキオの「心の声」だった。見ず知らずのトキオの想いに触れるにつれ、「記憶」と「現実」が交錯していくソラの日常。カセットテープとピアノとアロハシャツと2人分の朝ごはん――交わるはずのなかったソラとトキオのひと夏の物語が始まる。ソラ役を務めるのは、『泣くな赤鬼』『殺さない彼と死なない彼女』ほか、『架空OL日記』で知られる若手実力派・佐藤玲。トキオ役は、「いとしのニーナ」『花と雨』『転がるビー玉』など出演作が相次ぐ、いま注目の俳優・笠松将。また、『きみの鳥はうたえる』の山本亜依、『岬の兄妹』の松浦祐也ほか実力派が揃う。メガホンをとったのは、本作が初の長編映画となる新鋭・井上康平。古き良き日本の団地を舞台に、つかみどころのない不思議な青春譚を描き出し、音楽×映画の祭典「MOOSIC LAB 2019」長編部門にて準グランプリを受賞。ミュージシャンの菅原慎一が映画劇伴を担当する。浮遊感に満ちた映像表現と音楽がかけ合わさり、物語にさわやかな余韻を残す。佐藤玲(ソラ役)「“いつかの私”をそのまま真空パックしたような子」雲に覆われた空は、なにかを明るみに引きずり出そうともせず、かと言って涙をカモフラージュしてくれるわけでもなく、ただただ“いつかの私”をじっと思い出させてくれる。私にとってのソラちゃんは、その“いつかの私”をそのまま真空パックしたような子でした。なんとも言えないダサさです。スタッフ・キャスト、とにかく笑いながらも、その一瞬を絶対に逃すもんかという気合いを共有しながら、でも驚くほど穏やかに過ごしました。素晴らしい音楽を心の軸に、笠松さんやキャストの皆さまとのやりとりに素直に、そして監督と一緒にイメージを形作りながら、それはとても居心地のいい作品になりました。きっと多くの方の心に寄り添ってくれると思います。笠松将(トキオ役)「自分の振る舞いや考え方も、前とは少し違ってきている」劇場で映画を観てもらうという行為に、改めて色んなことを思います。自分の振る舞いや考え方も、前とは少し違ってきている様に思います。何はともあれ劇場公開。お時間あれば是非!井上康平監督「今の想いを映画に残したいという一心で撮りました」白黒だけじゃない、大人のグレーな部分を知ったとき、見上げた空が曇り空だった。そんなモヤのかかった「曇天しかない街」に住んでいる登場人物は空を見て何を思うのだろうか。超個人的な今の想いを映画に残したいという一心でこの作品を撮りました。ぼくの向こう見ずでがむしゃらな想いに応えてくれた佐藤さん、笠松さんをはじめとするキャスト、スタッフ、同じ視座で映画に音楽を産み落としてくれた菅原さん、先の見えない世の中でも公開に向けて動いてくれた全ての人たちに心から感謝しています。言葉だけじゃ伝わらない空気や温度、団地の匂いや、人々のやりきれない想い、その全てを眺めるようにこの映画に詰め込みました。今は曇りでも、次の晴れ間を信じる人に届くことを願って。ぜひ劇場にてご覧いただきたいです。よろしくお願いいたします。菅原慎一(音楽)「まるで自分の人生を肯定してくれるよう」僕が生まれ育った千葉の新浦安近辺は、埋立によって人工的に作られた。35年ほど前から開発がはじまり、マンションがちょこちょこ建ちはじめ、両親は第一世代としてこの街に入居した。最初の数年は、野良猫はおろかセミや虫たちもいない、静かなコンクリートだけの街だった。僕はこのどこか現実味のない不思議な場所で育ちながら、ゆっくりとアイデンティティを身につけていったが、自らの生み出す作品や表現が、他の誰かの創作や想いに繋がっていくとは思っていなかった。なので井上監督から「この映画には菅原さんしかいないという強い思いでメール差し上げました」という連絡をもらったとき、まるで自分の人生を肯定してくれるようで嬉しかった。監督は映画を撮り進めながらふと、「この作品はSFなんです」と言った。僕はこのSFの“F”はFictionではなくFantasyだと思っている。それは、偽りのない何よりもリアルなファンタジーだ。これまでずっと大事にしてきた想いを、ふたたび音楽に乗せてこの映画に託せることができて光栄だ。『ドンテンタウン』は7月17日(金)よりアップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年05月26日いくえみ綾の漫画を岡田健史主演でドラマ化する「いとしのニーナ」。この度、堀田真由、望月歩、笠松将ら若手俳優の出演が決定した。幼なじみが起こしたある拉致事件をきっかけに、憧れの美少女・ニーナのボディーガードをすることになった厚志の不器用だけど純粋でまっすぐなラブストーリー「いとしのニーナ」。岡田さん演じる厚志が恋心を抱くヒロイン、ニーナこと青田新名を演じるのは、「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」や現在放送中の話題のドラマ「恋はつづくよどこまでも」では新人看護師役で出演中の堀田さん。「初めてこの作品を手に取ったときには、拉致という言葉にどこか非現実さを感じました」という堀田さんだが、「しかし、読み進めていくうちに、日々人と人が生きていく中で形は違えど傷つけそして許し合う、そんなリアルさが本作と重なり合い人間の儚さと強さを痛感しました」と物語の印象を語る。また、以前からいくえみ作品を読んでいたそうで「青田新名という役を私に託してくださったことは恐れ多くも本当に贅沢な時間でした。キャスト、スタッフの皆様の手をお借りしながらも私なりに役へ息を吹き込ませていたのでぜひ、放送を楽しみにして頂けると嬉しいです!」と思いを明かした。さらに、通学時に見かけたニーナに一目惚れし、拉致事件を起こしてしまう厚志の親友・押川正行(マサ)役には、『五億円のじんせい』「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」の望月さん。厚志とマサの同級生で、ニーナ拉致をマサに指示する不良・牛島清貴役は、『デイアンドナイト』『花と雨』などに出演する個性派俳優の笠松さんが演じる。望月さんは「あっつのように真っ直ぐな岡田さん、共演数が多く心許せる堀田さん、現場の空気を温めてくださる笠松さんとそのほか多くの共演者、スタッフの方々、ほんとに現場が温かく幸せでした」と撮影をふり返り、「作品の中にこの温もりがつまってると思います。観てくださる皆さんには、純粋で真っ直ぐな想いと、僕たちなりのラブストーリーを楽しんでくれたら嬉しいです」と呼びかける。そして笠松さんは「卒業式に、母と“今日で最後の制服か”と話しながら玄関を出て、9年が経ちます。お母さん、まだ制服を着ています。不思議な恋愛青春群像劇になっていると思います。ぜひFODで」とコメントした。「いとしのニーナ」は春、FODにて配信予定(全8話)。(cinemacafe.net)
2020年02月23日まもなく主演映画『花と雨』が公開するほか、多数の作品で異彩を放つ、話題の俳優・笠松将さん。彼の素顔を探るように、フォトグラファーの前原哲也さんが撮影。建設途中の巨大マンションが林立していながらも、不思議な静寂に包まれている街を、思うままに歩いてもらった。笠松将さんと、撮影した前原哲也さんに東京についてお話をうかがいました。晴海×笠松将写真・前原哲也――今回が初対面のおふたり。笠松さんをどんなふうに撮りたいと思っていましたか?前原:笠松さんとは初めてお会いしますし、自分の職業とはまったく違う方だし、緊張もするし、どう撮ろうかなって昨日の夜考えていたんです。でもやっぱり僕はポートレートって自由な感じが好きなので、指示は「あそこに座ってほしい」とかそれぐらいで、あとは笠松さんの動きに任せました。笠松:僕は何も考えずにやらせてもらえて、“ありがとうございます!”って感じでした。実は僕、指示されるのが苦手で…。指示というより“指図”ですね。指示されるのは、むしろ好きなんですけど。なので、指図に関しては、素直に言うことを聞けないんです(苦笑)。前原:撮っていて思ったんですけど、笠松さん、おもしろいですね。――どういったところが?笠松:あんまり悪いこと言えないですよね、こんな時って。前原:まさにこういうところ(笑)。写り込まないように逃げているスタッフのほうに体を向けたり、電灯の柱に隠れてみたり。いたずらっぽいところが、おもしろいなって。それに実は映画の役柄の印象が強くて、厳しい方だったらどうしようと思っていたんです。でも、実際に会ってみたらそんなことなくて、それも嬉しかったです。笠松:嬉しいです、僕も。――ロケーションは、オリンピックに向けて選手村が建設されるなど、変化を遂げた晴海でした。前原:あんなに大きな建物がいっぱいあるのに、まだ誰も人が住んでいないという、すごく不思議な空間でしたね。笠松:僕の中で街や建物の新しさや、変わるものとか変わらないものってそんなに重要じゃないんです。たとえばそこに住んでいた人との大切な時間や記憶があれば思い入れもありますが、僕にはオリンピック選手の友達もいなければ、あの場所に何の縁もないですから。単なるモノには、あんまり価値を感じていないんです。前原:ちょうどこの間、そういうことを考えていて。映画や写真って、撮ったそばから古くなってしまうじゃないですか。でも、新しいものを撮ろうとしている。そういうある種、意味のないものに少し色をつけられるのが、写真であり、映画なのかな、と。笠松:それ、わかります。映画でもドラマでも、自分では納得がいっていなくても、前原さんが言ったような“何か”が乗っかった瞬間、一気に別物になる。たとえば、世に出た時に意外と評価されることもあれば、逆もある。人と自分の差異に折り合いをつけるのが、今の課題です。前原:自分の作品なのに、手元から離れると自分のものではなくなってしまう。僕はもう、自分を信じるしかない、と思っています。来るにぎわいを受け入れる湾岸に建設される新しい街。巨大な選手村の場所として、オリンピックイヤーを迎えスポットライトがあたっている晴海エリア。オリンピック後は、約44haともいわれる膨大な敷地一帯が新たな街となり、多くの人を受け入れる。レインボーブリッジを一望できる景観のよさも特徴。都心へのアクセスも整備が進行しており、その今後に注目が集まる。かさまつ・しょう1992年11月4日生まれ、愛知県出身。主演映画『花と雨』が1月17日に、出演する『転がるビー玉』が1月31日に先行公開。1月8日スタートのドラマ『僕はどこから』(テレビ東京ほか)に出演。フーディー¥13,000パンツ¥12,000シューズ¥20,000(以上NIKE/atmos 新宿店 TEL:03・6457・8755)シャツ¥26,000(カズユキ クマガイ/アタッチメント代官山店 TEL:03・3770・5090)まえはら・てつや2010年より腰塚光晃氏に師事。‘13年に渡英し、アシスタントをしながら写真を学び、‘17年帰国。広告や、『ELLE JAPON』『Numero TOKYO』などで、ファッション、ビューティ分野を中心に活躍中。※『anan』2020年1月15日号より。スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・松田凌(Y’s C)インタビュー、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2020年01月14日「精霊の守り人」シリーズの作家・上橋菜穂子による、2015年本屋大賞受賞小説『鹿の王』がアニメ映画化。『君の名は。』の作画監督を務めた安藤雅司が初監督、「ハイキュー!!」シリーズでも知られる岸本卓が脚本を務め、映画『鹿の王 ユナと約束の旅』が2021年9月10日(金)に全国公開となる。2015年本屋大賞受賞作、ファンタジー小説「鹿の王」がアニメ映画化「小さなノーベル賞」と言われる「国際アンデルセン賞<作家賞>」を2014年に受賞した「精霊の守り人」シリーズをはじめ、数多くの作品を手掛けてきた作家、上橋菜穂子。そんな彼女の新たな代表作であり、2015年の本屋大賞に輝いた作品が、今回映画化される小説「鹿の王」だ。同作は、シリーズ累計190万部を突破した人気作で映像化が望まれていながら、壮大かつ複雑な世界観がゆえに映像化は不可能とも言われていた。「鹿の王」では、強大な帝国が支配する世界を舞台に、謎の病から生き延び、過酷な運命に立ち向かいながら旅を続ける血の繋がらない父と娘、そしてその病から多くの命を救おうとする医術師の“絆”と“出会い”の物語が描かれる。緻密な医療サスペンスと感動のストーリーを組み込んだ、唯一無二の冒険ファンタジーは、これまでも多くの人の心を掴んできた。Production I.G制作、日本を代表する3人のアニメーターが集結この壮大な世界をアニメ映画[『鹿の王 ユナと約束の旅』で実現するため、立ち上がったのは「PSYCHO-PASS サイコパス」や「黒子のバスケ」、「ハイキュー!!」といった人気テレビアニメ、『蒼穹のファフナー THE BEYOND』などの人気アニメ映画を世に送り出してきた制作スタジオ「Production I.G」。原作者である上橋も「Production I.Gさんが制作なさると聞いて安堵しました。I.Gさんなら原作に囚われ過ぎず、アニメとして面白い映画を創ってくださるでしょう。」と期待のコメントを寄せている。また、安藤雅司をはじめ日本を代表する3人のアニメーターが、今回の映画化に向けて動き出した。『もののけ姫』『君の名は。』の作画監督、安藤雅司が初監督監督を務める安藤雅司は、25歳の若さでスタジオジブリ制作の映画『もののけ姫』で作画監督を担当し、その後『千と千尋の神隠し』、新海誠監督作品『君の名は。』でも作画監督を務めた。邦画の歴代興行収入上位4作品のうち3作が、安藤の携わった作品だ。映画『鹿の王 ユナと約束の旅』は、初監督を務めるだけでなく、キャラクターデザイン、作画監督も同時に担当する。「ハイキュー!!」シリーズの岸本卓が脚本共同監督として共に映画を作り上げていくのは、『千と千尋の神隠し』では監督助手を、『伏 鉄砲娘の捕物帳』で映画初監督を務めた宮地昌幸。脚本は「ハイキュー!!」シリーズや「僕だけがいない街」など、話題作を数多く手がける脚本家・岸本卓が担当する。声優キャストに堤真一、竹内涼真、杏また、声優として豪華キャストが集結。物語の主人公・生き残った孤独な戦士ヴァンは、意外にも声優初挑戦となる堤真一が演じる。もう1人の主人公・謎の病の治療法を探す天才医師ホッサルには、竹内涼真。竹内涼真もアニメーションの声優は初となる。さらにヴァンを追う謎の女戦士サエは、杏が声を担当する。〈登場人物〉ヴァン(堤真一):物語の主人公。かつて<独角(どっかく)>の頭として、巨大帝国・東乎瑠(ツオル)を相手に戦ったが敗れ、岩塩鉱で奴隷となっている。山犬が岩塩鉱を襲撃した時に生き残り脱走した。ホッサル(竹内涼真):物語のもう一人の主人公。東乎瑠(ツオル)帝国の支配階層に名を轟かせる天才的な医術師。謎の病・黒狼熱(ミツツァル)の治療法を探す。サエ(杏):<跡追い(あとおい)>と呼ばれる狩人の中でも凄腕の女性。ヴァンの行方を追う。ストーリー飛鹿(ピュイカ)に跨り戦った最強の戦士団<独角(どっかく)>。その最後の頭であったヴァンは、強大な帝国・東乎瑠(ツオル)を相手に戦ったが敗れ、奴隷となり岩塩鉱に囚われていた。ある夜、ひと群れの不思議な山犬たちが岩塩鉱を襲い、死に至る謎の病<黒狼熱(ミツツァル)>が発生する。山犬に噛まれながらも生き残ったヴァンは、一人の幼い少女ユナを拾う。伝染する死に至る病―。東乎瑠(ツオル)の民だけが病にかかると噂が広がる王幡領では、天才医師ホッサルが、懸命にその治療法を探していた。孤高の戦士と抗体を求める天才医師、出会うはずのなかった二人は旅に出る。誰のために生きるのか。何のために生きるのか―。しかし、世界に広がる謎の病の背後には、想像を絶する思惑と、過酷で雄大な自然、そして巨大な陰謀が渦巻いていた―。【詳細】鹿の王 ユナと約束の旅公開日:2021年9月10日(金) 全国公開制作スタジオ:Production I.G監督:安藤雅司、宮地昌幸脚本:岸本卓キャラクターデザイン・作画監督:安藤雅司原作:上橋菜穂子『鹿の王』(角川文庫・角川つばさ文庫/KADOKAWA刊)出演:堤真一、竹内涼真、杏配給:東宝製作:「鹿の王」製作委員会
2019年12月13日笠松将主演、SEEDAのアルバムを原案とした映画『花と雨』から、本作の世界観が覗ける場面写真と特別映像が到着した。本作は、2000年代から今日に至るまで、独自の感性でその最先端を走り続けてきたアーティスト・SEEDAが、2006年に発表し多くのアーティストに影響を与えた伝説的アルバム「花と雨」が原案。彼の自伝的なエピソードも交え、“何者かになりたい”一人の青年が、葛藤しながら成長する姿を描いている。今回到着した特別映像では、笠松さん演じる主人公・吉田が机でリリックを書いている様子や、くしゃくしゃになった紙を見ながら、姉・麻里が「いいじゃんこれ、あんたっぽいよ」と言い放つ場面といった初出し映像が多数収録されている。さらに、孤独な吉田がHipHopにのめり込んでいく姿や姉・麻里へ見せる笑顔、そしてラップバトルに挑戦するシーンなどを収めた場面写真も併せて公開された。『花と雨』は2020年1月17日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:花と雨 2020年1月17日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開©2019「花と雨」製作委員会
2019年11月15日3.11以降、原発問題で電力が足りないと大騒ぎになっています。今年も夏に向かって「節電」が叫ばれることでしょう。来る暑い夏を快適に乗りきるためのお薦めのクールグッズを紹介します!東急ハンズ池袋店・3F売り場、クールグッズ担当の笠松菜穂子さんにお話を伺いました。――今年もまた「節電の夏」がやってきますが、今年のクールグッズの動きはどうでしょうか?笠松さん昨年よりはゆっくりの立ち上がりです。――昨年は動きが急だったんですか?笠松さん昨年は早い時期から「電気が止まってエアコンが使えなくなる」という話が流れていましたんので、商品が動き出すのも早かったんですね。――なるほど。今年は今ごろやっと「電気は大丈夫か」と言ってますね。笠松さん今年は昨年と比べると立ち上がりはゆっくりしています。当店では5月の中旬以降から大きく展開します。――クールグッズを購入される方ですが、男性と女性はどちらが多いですか?笠松さんそうですね、スプレーなどのタイプだと男性が多いです。やはり背広を着て外回りに行かないといけないとか、そういうご苦労をされますので。――外回りのかわいそうな男性陣にお薦めの商品があったら教えてください。笠松さん『ひんやりシャツシャワー』(1,260円/ときわ商会)はお薦めです。シャツの上からスプレーするだけでひんやりと熱い体をさましてくれます。消臭成分も入っていますし、内容量が500mlと多いので、ほかの小型の製品みたいにすぐになくなるといったこともありませんよ。――なるほど。これは営業マンなんかにはいいかもしれませんね。笠松さん会社に置いておくといいかもしれませんね(笑)。――今年は昨年と比べてクールグッズは増えているのでしょうか?笠松さん昨年の3倍くらいでしょうか。参入するメーカーさんも増えましたし。従来製品でも、機能は同じですがデザインのバリエーションを増やす、あるいは詰め替え用の製品を出すといった例もありますので。ひんやりシャツシャワーにも詰め替え用の製品が出ています。――ほかにお薦めの製品があったら教えてください。笠松さん『マジックソープ』(3,990円/アメリカ産)はどうでしょうか。ボディーソープなんですが、ミントが入っているので体を洗うだけでその後すごくひんやりするという商品です。――効果はどんなものでしょうか?笠松さん寒くなるぐらいですよ(笑)。――そんなに利くんですか!笠松さん同じような製品になりますが『かき氷ひんやりローション』(892円)もいいですね。塗って洗い流すととひんやりしていい気持ちになりますよ(笑)。寝苦しい時とかにお薦めです。――売れていますか?笠松さん去年は品薄になった人気商品ですよ。最盛期には品切れでなかったりして。ほかには……これもいいですよ。今年の冬に人気のあった『やわらか湯たんぽ』。あれの水まくら版がありまして。――湯たんぽが昨冬売れたのは知ってましたが。笠松さん今まで水まくらっていうと、病気に時などにしか使わなかったんですが、昨年から暑い時に使われる方が増えてきていますね。この『ひんやり枕』(5,900円/ヘルメット潜水)は本当にいいですよ。冷蔵庫で冷やしておいて使います。素材はウエットスーツで使われているもので、手触りがとてもいいんです。中に入っている保冷材のおかげでひんやりが10時間以上続きます。今年もまた節電の夏が来ます。みなさんもこういった最新クールグッズでより涼しい夏を過ごしてください!(谷門太@dcp)東急ハンズ池袋店
2012年06月02日