LDHによるコミュニケーションサービス「CL(読み:シーエル)」が、年末年始15日連続で放送されるスペシャルラインナップ第1弾を発表した。「CL」はLDHファンに向けたエンタテインメントコンテンツと、サイバーエージェントが「ABEMA」などで培ってきた映像配信技術を融合することで生まれたFanTech(ファンテック)サービス。LDH所属アーティストが出演する「CL」オリジナル番組の生放送のほか、放送済みの番組アーカイブ、アーティストによるライブキャストなど、ここでしか見られないコンテンツを揃える。23日(金) はØMIがプロデュースするプロジェクト「CDL entertainment プロジェクト生配信」と三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのヴォーカル2人による生配信が連続して行われる。24日(土) は、デビュー10周年を迎えたGENERATIONSの「10周年スペシャル企画 亜嵐編」と「CL」内でも人気コンテンツの1つである「LDH女子会」を初のGirls²×iScream版でお届け。25日(日) は、EXILE「エグカム」京セラドーム大阪公演、GENERATIONS「10周年スペシャル企画 涼太編」、LIL LEAGUE「LIL LEAGUEのLIL Xmas」の豪華三本立てのラインナップとなっている。さらに12月26日(月) から12月31日(土) までの第2弾と、1月1日(日)~1月5日(木) の第3弾ラインナップでは、第1弾に登場していない所属アーティストも出演予定だ。<「CL」年末年始スペシャルラインナップ第1弾>※終了分は割愛■12月23日(金)ØMI「CDL entertainment プロジェクト生配信」■12月24日(土)GENERATIONS「10周年スペシャル企画 亜嵐編」■12月24日(土)Girls²×iScream「LDH女子会」■12月25日(日)EXILE「エグカム」京セラドーム大阪公演■12月25日(日)GENERATIONS「10周年スペシャル企画 涼太編」■12月25日(日)LIL LEAGUE「LIL LEAGUEのLIL Xmas」CLトップページ:
2022年12月23日「恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK」第5話が12月11日に配信。ヒグチアイの「ネオンライトに呼ばれて」から着想して書き下ろされたドラマ第3話のオーディションが行われた。今回のオーディションは、有名作品に出演している演劇映画学校の卒業生と演劇学校の講師も審査員として参加することになり、これまで以上に緊張感が高まる。「ネオンライトに呼ばれて」から着想を得て書き下ろされた今回のドラマは、彼氏を追って日本から来た矢先に、彼氏の浮気現場を目撃し、失恋してしまった女性が、ダイナーで繰り広げるラブストーリー。ラストには、失恋した心を包み込んでくれた男性店員と交わすキスシーンが待っている。クレア(トミコ・クレア)としょうだい(福山翔大)は、カウンターで寝てしまったしょうだいをクレアが覗き込み、ぐっと体を引き寄せてのキス。はるかとひろと(高橋大翔)は、ひろとがはるかの手を握り、引き寄せてキス。みゆ(吉本実憂)としょうへい(小野翔平)は、寝そべるしょうへいにみゆが優しく手を重ねてキス。最後のりりあ(小島梨里杏)とれいや(柾木玲弥)の、れいやがブルーベリーパイと言うところをブルーベリーパンケーキと言い間違えてしまうハプニングがあったものの、りりあがフォローし、最後はりりあからキスすると、気づいたれいやがりりあの頭を引き寄せて再びキス。それぞれが役を自分に落とし込んで演じ切ったオーディションとなったが、審査員7人中5人がみゆとしょうへいのペアを選び、今回の主演に決定。キスシーン本番。ダイナーの男性店員・しょうへいは、失恋してしまったみゆを励ますため、ブルーベリーパイとワインを提供。みゆと一緒にワインを飲み、楽しくなった2人は思わず飲みすぎてしまい、しょうへいはカウンターで寝てしまう。みゆはそんなしょうへいを愛おしそうに見つめ、カウンター越しに寝そべりながらそっと静かにキス。その後、2人は何度も濃厚なキスを繰り返し、激しくお互いを求め合う。カットがかかると、みゆはうっとりとした表情を見せ、しょうへいと見つめ合い、しょうへいは「ドキドキしちゃいけないんだけど…ドキドキしちゃった」と照れくさそうに話し、みゆも恥ずかしそうな表情に。撮影前とは明らかに違う雰囲気の2人に、視聴者からも「余韻がすごい…」「かわいすぎる」「この2人、いい!!」と感想が寄せられた。次回は、マルシィの新曲「幸せの花束を」からインスピレーションを得て書き下ろされたドラマの主演を懸けたオーディションを実施。ドラマ第1話の主演、れいやとりりあは、お互いが気になる存在になっているものの、関係性はゆっくり進展している状態。しかし第6話の予告映像では、共同生活を行っている寮の中庭で2人きりになると、れいやが「(ペアを)もう組みたくないです」とりりあに話し、りりあも不安そう。ついに折り返し地点となり、恋の矢印がまさかの方向へ。ここからますます目が離せなくなる。「恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK」は毎週日曜日22時~ABEMAにて配信中。(cinemacafe.net)
2022年12月18日山本舞香&瀧本美織W主演「Sister」の第8話が12月15日放送。姉・沙帆とそっくりな振る舞いをするようになる凪沙に視聴者から反応が相次いで寄せられている。本作は人気同名コミックを原作に、血のつながらない姉妹を巡る“秘密”と“裏切り”の連鎖を描くジェットコースターノンストップ・ラブサスペンス。陽佑との幸せな日々を手に入れたはずが、かつての先輩・桧山と不倫する三好凪沙を山本さんが、崖から転落して亡くなったと思われたが、再び陽佑の前に現れた三好沙帆を瀧本さんがそれぞれ演じる。沙帆が行方不明になった後、凪沙と結ばれた麻倉陽佑に溝端淳平。妻子がいることを隠して凪沙と不倫関係になった桧山亨に永井大。デザイン部に新しく入った契約スタッフで、凪沙に憧れている野口希恵に香音。娘のまどかと3人で暮らしている桧山の妻・恵美に黒川智花といった顔ぶれも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。凪沙は自宅マンションの前で妻・娘と仲良く過ごす桧山の姿を見つける。しかも目が合った桧山に知らないフリをされてしまい…そんな凪沙の様子を見ていた沙帆は、凪沙のことで話したいことがある、と陽佑を呼び出し、凪沙が浮気していることを伝える。凪沙の会社ではデザイナーのアシスタントとして希恵が入ってくる。凪沙に憧れていることと話し服装まで真似る希恵を見た社員たちは、入社したばかりの凪沙のようだと話す。凪沙に心を許した希恵は、以前は物欲の塊で、欲しいものを手に入れるためになりふり構わない人間だったと告白する。桧山に仕事の資料を渡しそびれてしまった凪沙は、再び桧山のマンションへ向かうが、そこで桧山の妻・恵美に声をかけられ、部屋に上がることに。恵美が2人目を身ごもっていると知った凪沙は、桧山が浮気していたと彼女に告げるのだった。さらに会社でも希恵がどんどん自分の居場所を奪っていく、と感じた凪沙は、陽佑が希恵と浮気してるのではないかと疑うだけでなく、かつて自分が昊汰(佐藤大樹)にされたのと同じように、希恵の過去を全社メールで送信。自宅で暴れたあげくに陽佑に「今すぐ私たちの子どもを作ろう」と言い出す…というのが今回の展開。「子どもができれば全部解決するよ。私たち、完璧な家族になれるんだから」と口にする凪沙に、陽佑は「あの時の沙帆と同じ顔してるぞ」と告げるのだが、視聴者からも「凪沙、檜山の家庭壊そうとするところがマジ紗帆じゃん」「凪沙狂ってる笑 完全に姉の血を感じる」「腹違いでもやっぱSisterなんだなって」「凪沙ちゃん、因果応報って言葉知ってる?」などの反応が続々と寄せられている。【最終回あらすじ】突然現れた沙帆から永遠に気が済む日は来ない、と告げられる凪沙。沙帆は桧山とのつながりを明かし「このままだと、あなたは絶対に幸せになれない」と言い放つ。自分の前から姉が消えてほしい…凪沙はそう考える。そんな中、陽佑は沙帆の【本当の思惑】を話し出す。そして凪沙は自分が怯えていたのは姉ではなく、自分自身であったことに気がつく…。「Sister」は毎週木曜23:59~読売テレビ・日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年12月16日第15回「小田島雄志・翻訳戯曲賞」の受賞者・団体が決定した。発表された受賞者・受賞団体は、『MUDLARKS』『THE PRICE』の翻訳を手掛けた髙田曜子、『The View Upstairs―君が見た、あの日―』の演出・翻訳・訳詞・振付を担当した市川洋二郎、『5月35日』を手掛けたPカンパニー、『月は夜をゆく子のために』を手掛けたトランスレーション・マターズ。『5月35日』写真:Pカンパニー提供本賞は、2017年までの10年間、小田島雄志個人が主催し、海外戯曲の優れた翻訳者に贈呈されてきた。第11回からは、名称と趣旨を引き継ぎ、実行委員会が主催して運営。翻訳者に加え、海外戯曲の優れた上演成果も対象に実行委員の合議で選考している。贈呈式は、2023年1月10日(火) 13時より東京都豊島区の「あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)」にて行われる。<第15回「小田島雄志・翻訳戯曲賞」受賞者・団体>■髙田曜子『MUDLARKS』作:ヴィッキー・ドノヒュー演出:川名幸宏翻訳:髙田曜子上演期間:2022年9月29日(木)~10月9日(日)会場:下北沢 ザ・スズナリ『THE PRICE』作:アーサー・ミラー演出:桐山知也翻訳:髙田曜子上演期間:2022年1月16日(日)~1月23日(日)会場:吉祥寺シアター■市川洋二郎『The View Upstairs―君が見た、あの日―』作・作詞・作曲:Max Vernon演出・翻訳・訳詞・振付:市川洋二郎上演期間:2022年2月1日(火)~2月13日(日)会場:日本青年館ホール■Pカンパニー『5月35日』作:莊梅岩翻訳:マギー・チャン/石原燃演出:松本祐子上演期間:2022年4月20日(水)~4月24日(日)会場:東京芸術劇場シアターウエスト■トランスレーション・マターズ『月は夜をゆく子のために』作:ユージーン・オニール翻訳・演出:木内宏昌上演期間:2022年10月8日(土)~10月19日(水)会場:すみだパークシアター倉
2022年12月13日積水ハウス株式会社は、11月29日発表の「第15回ペアレンティングアワード」において、男性の育児休業に関する取り組みが評価され、コト部門で受賞しました。「ペアレンティングアワード」は、育児雑誌メディアが中心となり、子育てにまつわるトレンド(ヒト・モノ・コト)を表彰し、信頼性が高くタイムリーな情報を提供するアワードです。今回、44社のノミネートの中から、コト部門で4社が受賞し、男性の育児休業取得が当たり前になる社会を目指す当社の取り組み「IKUKYU.PJT」が受賞しました。第15回ペアレンティングアワード<IKUKYU.PJT 概要>・2018年より「男性社員の1ヵ月以上の育児休業完全取得」を推進し、2019年2月以降、取得期限を迎えた男性1,479人全員が1カ月以上の育休を取得・男性の育児休業取得をよりよい社会づくりのきっかけとしたい、との思いから、9月19日を「育休を考える日」として記念日に制定。毎年9月に社外向けのフォーラムの開催や、企業で働く男性の育児休業取得の実態を探る「男性育休白書」を発行して、世の中の男性の育児休業取得推進に貢献・今年初の取り組みとして、男性の育児休業取得推進に賛同する81企業・団体の皆様と共に「育休を考える」プロジェクトを展開<受賞理由>今年の4月から「育児・介護休業法の改正」が施行され、この改正前の2018年から男性の育児休業取得推進をしてきていた積水ハウス。翌2019年には取得率100%を達成し、4年目の今年は賛同企業・団体が81に拡大中。今年の法改正によりこの活動が再度注目され、男性の育児参加・育休取得浸透の一助になった。積水ハウスは「男性の育児休業取得が当たり前になる社会の実現」を目指して活動を続け、世の中に先んじたダイバーシティを今後も推進し、ESG経営のリーディングカンパニーを目指します。▼「第15回ペアレンティングアワード」HP ▼特設サイト「IKUKYU.PJT」 ▼「男性育休白書2022」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月29日第1話から、どんな形であれ、強い絆で結ばれていることが伝わってきた、さんし船団丸の漁師たち。しかし、テレビドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)の第7話では、船の転覆事故をきっかけに仲間割れが勃発し、今までで一番のピンチを迎えてしまいます。和佳(奈緒)は、船を離れたほかの漁師たちを呼び戻しに行くことを提案するものの、片岡(堤真一)は「経験のある漁師を募集すればいい」といい出すのでした。『ファーストペンギン!』第8話あらすじ船の転覆事故をきっかけに漁師たちが去って行き、片岡洋と小森賢太郎(北川尚弥)ら数人だけが残されたさんし船団丸。岩崎和佳は皆を呼び戻しに行こうと提案するが、片岡は断固拒否。さらに片岡は、和佳が講演を行う水産フェアの会場で、新たに経験のある漁師を募集すればいい、と言い出す。こうして和佳は、全国から漁師たちが集う水産フェアの会場に、片岡も一緒に連れて行くことに。講演会終了後、和佳と片岡は、元官僚のビジネスコーディネーター・波佐間成志(小西遼生)を紹介される。見るからにやり手な波佐間から、「さんしと一緒にビジネスをしたい」と言われた和佳は目を輝かせるが、片岡はそんな2人の姿にモヤモヤし、帰り道に大喧嘩に!東京に置き去りにされる形となった片岡は、帰る手立てを失い、一人迷子になるが…。一方、汐ヶ崎に戻った和佳のもとに、銀行から「融資を切り上げたい」と唐突に連絡が入る!突如として『倒産危機』に直面した和佳に、挽回のチャンスは訪れるのか…!?『ファーストペンギン!』第8話は、2022年11月23日、放送です。[文・構成/grape編集部]
2022年11月22日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年10月スタートのテレビドラマ『アトムの童(こ)』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。ゲームの発売に向け、準備を進めていたアトム玩具だったが、なぜか配信サイトで審査が通らない問題が発生していた。そこに現れたのは大手ゲーム会社の社長・興津(オダギリジョー)。審査が通らなかったのは、「ゲームが大量に作られることは日本の質を落としかねない」と審査を厳しくしていたからだった。那由他(山﨑賢人)たちは、仕方なく配信サイトを諦め、自社サイトで配信を開始した。しかし、配信日を被せてきたり、有名ゲーム実況者に根回しをしていたり、興津の嫌がらせがとにかくすごい。『日曜劇場』あるあるだが、どう足掻いても敵わない大きな権力に立ち向かう姿は何度見ても応援したくなる。何をやってもSAGASには敵わない…視聴者も途方にくれるような絶望的状態でも諦めない主人公は魅力的だ。公哉の墓参りで、興津とばったり出会うシーン。鋭い目つきで興津を睨む山﨑賢人の目が忘れられない。彼の目の奥には絶対に負けないという闘志がメラメラと燃えていた。ここから潮目が一気に変わり、ゲームではなくノベルティとして作った『ゲッチャリロボ』がおもちゃメーカーならではと注目され、爆発的にダウンロード数は伸びた。『祝10万ダウンロード』からスタートした貼り紙が、テンポよく塗り代わり最後には『祝100万ダウンロード』にまで変わる部分にワクワクした人も多いはず。アトム玩具のメンバーがみんな笑っていて、楽しそうで、このまま順調にいってくれと願わんばかりだった。悪役顔に拍車がかかるオダギリジョー今回特に光っていたのは、紛れもなくオダギリジョーの演技だろう。アトム玩具を大きな権力でねじ伏せる、その余裕を見せた表情はお見事だった。オダギリジョーと言えば、近年は『時効警察』(テレビ朝日系)や『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)など、優しい雰囲気がありながらもどこか謎のある役が多かった印象である。しかし今作ではなかなかダークに染まっている。感情ではなく論理的に発言する様子や冷酷な目つきは、まさに黒幕の貫禄だ。目に闇をまとい、言葉はオブラートに包まれていても冷酷で高圧的に感じる雰囲気は並の俳優では出せないだろう。話題となったのは最後のシーン。銀行との結託により、那由他たちの知らない間にアトム玩具はSAGASに買収されてしまっていた。アトム玩具にも差し押さえの役員たちが押しかけ、すべてのものを奪われ、追い出されることに那由他が怒りの感情をあらわにするところで終了した。そして最後に映し出されたのは、獣のように吠える、オダギリジョーだった。まるで虎が威嚇するように、「俺は強いんだぞ」と言わんばかりの威勢である。今回で痛感させられた、SAGASという壁の大きさ。吠え方といい、画面いっぱいに威嚇の表情を見せられ、映像が静止するという演出に降参だった。最後のワンショットは完全に脳に刻まれてしまった。改めて悪役をもこなすオダギリジョーという俳優の素晴らしさを実感した回であった。今まで一生懸命築いてきたものを一瞬にしてSAGASに奪われてしまった那由他たち。これからどのような再スタートを切るのか。次回はなんと、1年後。第二部は新しいキャストも交え、次回予告では山﨑努らが登場し、視聴者を沸かせた。何度倒れても立ち上がる、これでこそ日曜劇場!泥臭く、這い上がる主人公たちの姿に勇気をもらえるはずだ。私たちは那由他とアトム玩具のメンバーの巻き返しが楽しみである。『アトムの童(こ)』/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年11月18日積水ハウスは、都市の生物多様性保全の取り組みに関するフォーラムを2022年11月30日(水)に開催します。昨年開催されたCOP15(生物多様性条約第15回締約国会議)第1部に続いて、いよいよ12月7日にカナダでCOP15第2部が開催されます。第2部では、新たな世界目標(ポスト2020生物多様性枠組)が採択される見込みです。この国際会議の開催直前に、積水ハウスは、「都市の生物多様性フォーラム」を開催します。世界的に生物多様性保全に注目が集まるタイミングで、積水ハウスの生物多様性保全の取り組みの紹介や、国際自然保護連合日本委員会事務局長からのCOP15開催直前の情報のご紹介など、生物多様性保全推進に役立つ最新情報をお届けします。積水ハウスは、2001年から「5本の樹」計画を開始し、都市部を中心とした緑化活動で緑のネットワークをつくり、生物多様性保全を推進してきました。2019年から株式会社シンクネイチャー・琉球大学久保田研究室と共同検証を開始し、2021年には生物多様性保全効果の実効性について、世界で初めて都市の生物多様性の定量評価の仕組みを構築し、「ネイチャー・ポジティブ方法論」として公開しました。本フォーラムの基調講演では、「ネイチャー・ポジティブ方法論」のこの一年間の拡がりをご報告するとともに、今後の新たな展開をご紹介します。そしてパネルディスカッションでは、各分野の第1人者の方々にご登壇いただき、企業緑地や学校、公園など都市における「生物多様性保全緑地の拡大」が、都市にもたらす「価値」について、教育などのテーマを交えてご紹介します。都市の緑がもたらすネイチャー・ポジティブな未来への第一歩になるフォーラムを目指します。【11月30日開催】都市の生物多様性フォーラム【都市の生物多様性フォーラム~「5本の樹」で始めるネイチャー・ポジティブ~】■ 開催日時11月30日(水)14:00~15:30■ 登壇者・基調講演積水ハウス株式会社 代表取締役 社長執行役員 兼 CEO 仲井 嘉浩国際自然保護連合日本委員会 事務局長 道家 哲平 様(ビデオ登壇)・都市の生物多様性 活動報告公益財団法人都市緑化機構 企画調査部 主任研究員 菊池 佐智子 様琉球大学理学部教授・株式会社シンクネイチャー代表取締役 久保田 康裕 様・パネルディスカッション東京大学大学院農学生命科学研究科・准教授 曽我 昌史 様(ビデオ登壇)写真家 今森 光彦 様千葉大学非常勤講師 NPO法人生態教育センター 理事株式会社生態計画研究所 主席研究員 村松 亜希子 様立教大学 特任教授、不二製油グループ本社CEO補佐 河口 眞理子 様積水ハウス株式会社 ESG経営推進本部 環境推進部 スペシャリスト 八木 隆史■ 視聴URL ■ 特設サイト・ 積水ハウス「都市の生物多様性フォーラム」特設サイト ・ 積水ハウス 生物多様性の取り組み 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月14日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年10月スタートのテレビドラマ『アトムの童(こ)』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。二人の青年がゲームづくりに奮闘するドラマ、日曜劇場『アトムの童(こ)』(TBS系)。熱い友情と、ものづくりに対する想いに、視聴者は心の奥底にある熱い何かが揺さぶられる感覚を味わっているのではないだろうか。今回は隼人演じる松下洸平の繊細な演技にも注目する。那由他と隼人の大きな成長那由他(山﨑賢人)と隼人(松下洸平)が『アトム玩具』でゲーム作りを始めて10か月。アトム玩具に突如、倒産の危機が訪れる。日曜劇場お決まりの『融資問題』だ。やよい銀行の小山田(皆川猿時)から5千万円の融資を受けていたアトム玩具だったが、突然、融資金の即時返金を迫られる。期限は1か月。そんなの無理に決まってる…という無理ゲーからの打開。この枠、鉄板の展開を見せられているのだが、このピンチをどう乗り切るのかが見せ所だ。そんな視聴者をよそに資金を募るため駆け回る海(岸井ゆきの)たち。その姿を見た那由他と隼人は、二人のゲームのために必死になる海と亡くなった親友・公哉を重ねていた。自分たちのゲームのために、走り回ってくれた公哉。いまの海は彼と同じ顔をしている。そうだ、ここで動かなければ何も変わっていない。隼人の「奇遇だな」と共に二人の想いが同じだとわかった瞬間、胸がぎゅーっとなった。同じ過ちを繰り返さないために彼らは自らも資金繰りに協力することにした。那由他と隼人はゲームづくりをただ再開したわけじゃない。確実に成長している。きっと二人の姿を見て、天国の公哉も微笑んでいることだろうと思った。二人の大きな成長を見ることができて、とても誇らしい気持ちになれた前半戦である。松下洸平の繊細な演技に注目ゲームの資金を募るため、投資家とゲームクリエイターをつなぐ大規模プレゼン大会に参加することになったアトム玩具。しかしそこで、憎き敵『SAGAS』の興津(オダギリジョー)がまた小根の腐った質問を投げかける。才能のある『ジョン・ドゥ』の二人がどうしてアトム玩具でゲームを作るのかという質問。かつて公哉が興津にゲームのプレゼンをした時の情熱。それはジョン・ドゥのゲームのファンだからこその熱い想いからきたものだ。那由他の答えはそれと同じだった。「アトム玩具のファンだから、アトム玩具でゲームを作りたい」。我々も、この人のファンだから、この作品のファンだから、とここまで情熱を捧げるものはあるだろうか。人の好きだという気持ちは原動力になる。そしてその力は他人を感動させる。那由他の想いを目の当たりにした隼人の頬には一筋の涙が見えた。また、このシーンでは松下洸平の繊細な演技が非常に光っていたように思う。『#リモラブ 〜普通の恋は邪道〜』(日本テレビ系)のような可愛らしい役ももちろん魅力的なのだが、『スカーレット』(NHK)や『最愛』(TBS系)のように口数は少なく表情で語らなければならない役の方が本領発揮しているように感じる。今作ではエリートタイプを演じているが、那由他といる時は目が生き生きとしているのがわかるだろう。そして、彼の存在の安心感も凄い。那由他だけでは少し不安があったとしても、隼人が隣にいるときの安心感は絶大だ。きっとそれは那由他がもっとも感じているはずである。プレゼン中、熱く語る那由他の奥で、那由他への共感・信頼・尊敬といった様々な感情の入り混じる複雑な表情を魅せていた松下洸平。繊細でとても美しい、そう思えた瞬間であった。彼の見応えある演技にこれからも注目したい。結局、大会で資金は得られなかったが、突如舞い込むラストチャンス!まだまだチーム・アトム玩具の旅は始まったばかりだ。これからの展開に期待である。『アトムの童(こ)』/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年11月05日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年10月スタートのテレビドラマ『アトムの童』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。ゲーム作りをテーマとした日曜劇場、山﨑賢人主演の『アトムの童』。過去に天才ゲームクリエイターだった主人公が、アトム玩具の一人娘・富永海と出会い、ゲーム作りを再開することになるストーリーだ。そして初回より増してぐんっと面白くなった第2話。その理由は、主人公、安積那由他(あづみ・なゆた)がゲームクリエイター『ジョン・ドゥ』としてタッグを組んでいた隼人(松下洸平)との過去が明らかとなったからだ。共になってゲームに全力を注いだ青春。信頼できる相棒と夢中にゲームを作るのが楽しかったあの頃。そんな甘酸っぱさと、好きなものに夢中になる熱い気持ちが入り混じった展開。これほど胸がアツくなるのは久しぶりである。今回はドラマオタクの筆者が選ぶ、めちゃくちゃに心が震えたアツいシーン3選を紹介したい!シーン1:隼人がSAGASに入社した理由を知り、那由他が気持ちをぶちまけるシーン那由他と隼人の壮絶な過去。それは二人が作ったゲームをSAGASに奪われてしまい、その原因となった友人・公哉(栁俊太郎)が自殺してしまったのだ。そんなSAGASに入社した隼人がどうしても理解できなかった那由他。しかし、その理由は、二人で作ったゲーム『スマッシュスライド』を取り返すためだった。長年の時を経て、ようやくその真実を知った那由他は全力疾走で隼人の元へ。そして6年越しに想いを打ち明けるこの二人のやりとりがたまらない。「馬鹿だなお前!俺がここにいるだろ!また一緒に作ればいい。癪(しゃく)だけどさ、俺、お前と一緒に作ってる時間が一番楽しいんだよ。」「俺はもう一回、隼人と一緒に作りたい。お前じゃなきゃダメなんだよ!」まるで恋人がヨリを戻すときかのようなグッとくる台詞…。絶縁状態からのこの流れは誰しもが胸がアツくなったことだろう。シーン2:プレイの仕方で隼人だとわかるシーンゲームをする人は、より共感できたかもしれないのがこのシーン。二人が夢中でプレイしていたのは90年代前半にゲームセンターなどに置かれ爆発的ヒットをした格闘ゲームの『ストリートファイター2』。ゲームを操作する山﨑賢人と松下洸平の華麗な手捌きもキュンとさせられるポイントなのだが、何より向かい合わせのゲーム機でプレイ相手が誰かわからない状態でしていたにも関わらず、プレイの傾向で隼人だと確信した那由他。これまで何度も、何時間もゲームを対戦した相手でないとわからないであろうこと。顔も見なくてもわかる、話をしなくてもわかる、二人の友情を強く感じたワンシーンだった。シーン3:隼人がアトム玩具への入社を決意したシーン那由他にゲームを作ってほしかったという思いはきっと隼人にもずっとあったはずだ。那由他が大好きな会社で大好きなゲーム作りをしていると知ったとき、悔しさの反面、嬉しそうな表情も見せていた。SAGASのゲームに対する熱量の差や、那由他の想いを知っていくにつれ、徐々に心が動いていく隼人の様子が描かれている。そしてついにアトム玩具への隼人の入社が決定。一人仲間が増えた。新しい門出にめでたい気持ちになる部分と、頼もしい相棒が隣にいる安心感。すべてを踏まえてアトム玩具の未来にワクワクとした最高のラストシーンだった。隼人と亡くなってしまった公哉の想いを果たすべく、最強のタッグが動き出す。初回では謎に包まれていた過去だったが、第2話でここまで見せてくれたか、という想いでいっぱいである。展開のスピードもお見事だ。どうかコラムを読みながら、第2話を見直してもらえると嬉しい。最強のタッグが蘇った今後の展開がさらに楽しみである。『アトムの童』/TBS系で毎週日曜・夜9時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年10月30日中島裕翔&吉川愛が共演する「純愛ディソナンス」第10話が9月15日オンエア。藤原大祐演じる晴翔の“秘密”に衝撃を受ける視聴者が続出。SNSには「本当に来週終わるの?」といった感想も投稿されている。「Hey! Say! JUMP」中島さんと吉川さんが初共演、中島さんが教師役に初挑戦した完全オリジナル純愛×ドロドロエンターテインメントとなる本作。行き場を失い「モノリスエステート」に戻ることになった新田正樹を中島さんが演じ、高校時代に恋した正樹に再会し、今度は想いが通じ合った和泉冴には吉川さん。朝比慎太郎に高橋優斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)。碓井愛菜美に比嘉愛未。路加雄介に佐藤隆太。冴の母・静に富田靖子。冴と慎太郎が暮らすシェアハウスの住人・村上晴翔に藤原さん。園田莉子に畑芽育。正樹の兄の恋人・由希乃を殺したとして服役中の加賀美理に眞島秀和。碓井賢治に光石研といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。路加は「セカプリ」の顧客情報流出の責任をとり、代表の座を退くと発表。路加の会社はモノリスエステートの傘下となり、北都(和田正人)から担当を引き継いだ正樹は、自分と冴の関係を邪魔してきた存在が身近にいることを知る。その存在は晴翔だった…。加賀美に面会し、晴翔を使って自分に復讐しようとしてたのかと問う正樹。だが加賀美は「やっぱり晴翔が何か…!」と驚きと焦りが入り混じった表情を見せる。加賀美が正樹に手紙を送った真意は、晴翔の暴走を止めさせるためだった。「ずっとあいつとは会わないようにしてきた」と語り出す加賀美は、親子の縁を切ったつもりだった晴翔が最近になって面会に現れ、母が自殺したことを伝え「母さんはあんたが殺したようなもんだ。あんたと新田正樹で」と告げたという。その後晴翔は冴を桐谷高校の屋上に連れて来て、同時に正樹に自分たちの居場所を伝える。冴から「どうしてここに来たかったの?」と問われた晴翔は、それまでの優しげな態度を豹変させ、冴に対し正樹との関係が不倫にも関わらず自分は不倫じゃないみたいな顔してる、冴のせいでまわりはさんざん苦しんできた。その苦しみを一番背負うのは家族。悲劇のヒロインぶってる…などと厳しい言葉を浴びせたうえで、由希乃(筧美和子)を殺したのが自分だと明かす…。この展開に「小坂先生の殺人事件が殺害場面も死体遺棄の映像もなくて殺害方法も謎のままで、ビデオに写ってる場面以降を出さなかったのはこのためだった!だから出さなかったのね!!」「小坂先生の事件、やっぱり自殺じゃなく不倫相手のあいつでもなく真犯人いたんだ」「息子だとは思ってたけど、まさか小坂先生まで殺していたとは……」「晴翔が加賀美先生の息子説はずっと流れてたからアレだけど、まさか小坂先生を殺したのが晴翔だとは思わなんだ」など、衝撃を受ける視聴者が続出。まさかの展開に最終回の予告が流れる後も視聴者からは「本当に来週終わるの?終われるの?」「ほんとに来週で終わりますか???」「あの予告からして、1時間に収まりきる内容じゃなくない?」「今のところ全然終われる気がしません、あと3話ほど追加ください」といった声が殺到中だ。【最終回あらすじ】晴翔から呼び出された正樹は、かつて教師をしていた桐谷高校へと走る。冴は晴翔とともに高校の屋上にいた。自分の家庭を壊し、母親を死に追いやった小坂と、小坂のことで加賀美を追及した正樹を憎む晴翔は「俺は決めたんだ。新田をじわじわと追い詰めてやるって。ここから一緒に飛び降りたらあいつなんて言うかな」と笑いながら冴に近づいていく…。「純愛ディソナンス」は毎週木曜22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年09月16日「六本木クラス」第11話が9月15日放送。平手友梨奈演じる葵が優香に対し放った“言葉”に「的確にグサグサ刺すね容赦ない」「果てしなくかっこいい」などの声が続々と寄せられている。日本でも大ブームとなった韓国ドラマ「梨泰院クラス」を日韓合同プロジェクトとしてリメイクする本作。父を奪った長屋龍河とその父・長屋茂に復讐するため「二代目みやべ」をオープン、仲間たちの力を借りて急成長させてきた宮部新役で竹内涼真が主演する。新のことが好きになるが、新からは「俺にとっての妹」と言われてしまった麻宮葵に平手友梨奈。「二代目みやべ」で働く内山亮太に中尾明慶。知られたくない秘密を龍二に明るみにされた綾瀬りくにさとうほなみ。新が想い続けている楠木優香に新木優子。茂に見限られ刑務所に入った長屋龍河に早乙女太一。葵の言葉を信じ「二代目みやべ」を辞め長屋に入社した長屋龍二に鈴鹿央士。新の父をクビにし龍河をかばった長屋ホールディングス会長の長屋茂に香川照之といったキャストが共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。トランスジェンダーであることをニュースにされたものの、りくは逃げずに料理対決の決勝に臨むことを決意。結果対決で優勝する。勝利を逃した龍二だったが、優香から龍二が会長に似ているという言葉を聞いた茂は、彼を後継者として幹部に紹介する。一方、田辺弘子(倍賞美津子)からの投資で「二代目みやべ」の経営は安定、全国展開も現実となり始める。すると新は世界に進出すると壮大な野望を葵と桐野雄大(矢本悠馬)に伝える。そして4年の時が経つ。茂が倒れ、龍二は医師から茂がガンで余命半年と告げられる。その頃龍河も刑務所を出所、入院している茂のもとに向かう。茂から会長の座を奪おうとしている龍二を見た龍河は、「父さんの大事な長屋は僕が守ってあげるよ」と言い残し、病院を後にする…。「切り捨てられても父を愛する龍河と、病床の父を自分のために利用しようとする龍二……」「父さんの大事な長屋は、僕が守ってあげるよ」龍河さん… 嫌な予感しかしない」「間違ったことをしでかしそうなダーク感好きすぎ…」「龍河何しようとしてるんだ…」など、龍河の今後の同行に不安感を感じる視聴者が続出。また4年を経て急成長を遂げた長屋で辣腕を振るう葵の変化にも多くの反応が。「スーツ姿の葵かっけぇな」「ロングのてちの威力もすんごい…」などの投稿が続々とタイムラインに上がるなか、久々に優香と“対決”した葵は、彼女の新に対する姿勢に「自分の都合しか考えてない」「何もしないでお願いばっかり」と厳しい言葉を浴びせる。そんな葵に「葵ちゃん正論すぎて優香と戦いになってない」「的確にグサグサ刺すね容赦ないw」「お金なら私が稼ぐし、長屋は私が潰す」と言い切る葵が果てしなくかっこいい」といった多くの感想が寄せられている。【第12話あらすじ】長屋ホールディングスの臨時株主総会当日。葵が体調を崩し倒れてしまう。葵不在で長屋へ向かった新は変わり果てた茂と再会。茂は新がやろうとしていることに礼を述べてきて、新は不気味さを感じる。そして迎えた開票の時、新はその結果に衝撃を受けることに。新が病室にいる葵たちに結果を伝えると、葵はすぐに起き上がろうとするが…。「六本木クラス」は毎週木曜21:00~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2022年09月15日「僕の姉ちゃん」第8話が9月15日深夜オンエア。「誰に尽くさなくても 世界から求められて生まれてきた」、品格は「優しさ」…などちはるの名言に、SNS上には「今の私に沁みる」「肝に命じておかなければ」など視聴者からの反応が届けられている。女性を中心に幅広い支持を得ている益田ミリによる同名漫画をドラマ化し、「Amazon Prime Video」で配信された後、この夏クールにテレビ東京で地上波放送。まっすぐに育ってきた社会人1年目の弟と、心に響く“名言”が視聴者に支持される姉のユーモラスな会話劇が評判を呼んでいる本作。輸入家電の会社に勤める30歳の白井ちはる役に黒木華。素朴でまっすぐに育ってきた社会人1年目の弟・白井順平役に杉野遥亮。順平に対し色々と口うるさいが、その成長をしっかり見守っている上司の東海林明日美役に平岩紙といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ちはるは気になる男子をデートに誘ったものの返事が来ないという。順平が「女の子からの誘いを無視するってどんなヤツなの」と尋ねると、ちはるは「モテるやつに決まってる」と即答したうえで、「返信がないのは私のせいじゃない。誘った勇気までが私のもので、返信の有無までは知らない」と言い切る。その後、髪を切って帰宅したちはるに、順平は「あ、髪切った?って女子はすぐ気付いてくれる男がいいんだろ。俺そういうのちゃんと女の子に言うタイプだし」と発言、するとちはるは「世の中のモテる男は髪切ったとは言わない」と返し「女はこの一言が欲しくて髪を切るのだよ…“可愛い”」と続ける。ある夜、ちはると順平は縁側でワインを飲みながら話す。「姉ちゃんって彼氏に尽くす女ではねえよな」と話題をふる順平に「そうだわねえ…うん 尽くさない」と返したちはるは、自分も順平も「誰に尽くさなくても 世界から求められて生まれてきた」と、誰かに尽くす必要がないと答える…というのが8話の展開。エンディングで縁側に寝そべりながら「よく出るキーワードだけど、“品格”ってなんだと思う?」と順平は姉に問いかける。すると1年ぶりに帰国した先輩社員からもらったハードロックカフェのTシャツにサングラス姿のちはるは、「優しさ」と即答する…。今回もSNSには「誰に尽くさなくても世界から求められて生まれてきたのであーる むっちゃ今の私に沁みる」「"品格は優しさ"まさにそうなのかもしれません。肝に命じておかなければ」「"品格は優しさ"今回も名言で終わり(´∀`*)ありがとうございました~」など、ちはるの“名言”に触れたコメント多数。「縁側 作りたかったなぁ…」「縁側まじでいいな、、本読んだり乾杯したり」「縁側で、キャンドル灯して、ワインとナッツ オシャレ~いいな~」など白井家の縁側に憧れる視聴者からの反応も寄せられている。【第9話あらすじ】珍しくちはるが泥酔して帰宅。順平は何か仕事でとてつもなく嫌なことがあったのだと察し、優しく介抱する。 翌日順平は自宅近くの映画館の前で偶然幼馴染の野沢メイ(湯川ひな)と再会。ちはるにも会いたいというメイを自宅へ招くがあいにく不在。順平はメイを駅に送った別れ際に「ちはるさんは私のあこがれ」だと聞かされる…。「僕の姉ちゃん」は毎週水曜深夜1:00~テレビ東京にて放送中。Amazon Prime Videoにて独占配信中。(笠緒)
2022年09月15日物語のカギをにぎる、淡野リサ(満島ひかり)が登場し、物語が大きく動いたテレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)第6話。第7話では、物語を通して描かれる悠日(仲野太賀)の兄・朝陽の殉職の謎に加え、悠日、鈴之介(林遣都)、星砂(松岡茉優)、琉夏(柄本佑)の関係性が変化します。『初恋の悪魔』第7話あらすじ雪松(伊藤英明)を殴ったことで自宅謹慎の身となった悠日。鈴之介の家で星砂(松岡茉優)と再会するも、自分に対して警戒心をあらわにする星砂にショックを受けてしまいます。そんな中、森園(安田顕)が弁護士だった時代に裁判を担当した5年前の事件と、朝陽がリサ(満島ひかり)を逮捕した3年前の事件とそっくりな殺人事件が発生。森園は、今回の事件が5年前、3年前の事件に続く連続殺人の『第3の事件』だと鈴之介に詰め寄り、星砂もまた、ここで真犯人を見つければリサの無実が証明できると意気込むのでした。雪松(伊藤英明)を殴ったことで自宅謹慎の身となった悠日は、鈴之介宅で星砂(松岡茉優)と再会した。星砂は、悠日に警戒心をあらわにする。ショックを受ける悠日は琉夏(柄本佑)に励まされる。そんな中、殺人事件が発生。被害者は二十歳の大学生・望月蓮。森園(安田顕)は、殺害の手口から5年前、そして3年前の事件との共通点を見つけ、この事件が『第3の連続殺人事件』だと鈴之介に詰め寄る。星砂も、真犯人を見つければリサ(満島ひかり)の無実が証明できると意気込む。鈴之介は森園と星砂の勢いに押され、3人で捜査をすることに。やがて望月の恋人・桐生菜々美が容疑者として浮上。警察も菜々美をマーク、そして彼女の逮捕が決定的となるが…。『初恋の悪魔』第7話は、2022年9月3日、放送です。[文・構成/grape編集部]
2022年09月01日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年6月スタートのテレビドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。第8話は、アスリートとそれを支えるコーチの関係、また、お互いを高め合う夫婦について描かれていた。今回担当するバレーボール選手・古川舞(田辺桃子)は、イタリアの強豪『トリエステ』からの移籍の話を断ろうとしていた。舞の想いを尊重したいものの、ビクトリーのためにも何としてでも移籍を進めたい高柳社長との間で板挟みになる塔子は頭を抱えていた。不安な要素を取り除く!塔子&新町のやり方舞が移籍を断る理由は、チームに迷惑をかけたくない想いとアシスタントコーチの宮野紘也(大谷亮平)への恋愛感情だった。しかし、宮野は舞にトリエステへ行くよう勧める。プロならより強いチームで競技できることが良いに決まっているからだ。宮野は舞をサポートするために現役をやめてコーチとなった過去があった。それほど応援しているからこその移籍の勧めだったのだと思う。塔子と新町は二人で話し合ってもらおうと、二人を体育館に呼び寄せる。そして、ずっと舞を支えたいという想いから、宮野自らもイタリアへ行くことを決断し、舞のトリエステへ移籍が決まった。少しお節介すぎるかと思ったが、ただ「移籍しなさい」と頑なに説得するよりも、ずっといいのかもしれない。問題点は何か、解決策は何か、私たちにできることは何か…悩みがいくつもあるなら一つずつ解決していけばいい。不安な要素を一つずつ取り除いていけばいい。非効率かもしれないが、塔子と新町の行動は結果的に舞の決断を自主的に変えることに成功した。強引に丸め込むのではなく、問題を取り除くことで前進させることができたのは、「すべてのアスリートにリスペクトを」というビクトリーの企業理念にも基づいている。今回このような解決ができたのは、これまでのビクトリーの仲間たちの軌跡のおかげだ。新町のアスリートへ対する想いから伝線して、城(中川大志)や梅屋敷(増田貴久)もこれまでアスリートのために行動してきた。それがあったからこそ、高柳社長に反抗するという塔子の成長は素晴らしく、今回の見ものだったといえる。順調すぎて怖い!?『オールドルーキー』の今後の展開新町がビクトリーに入社してからこれまで、ほとんどと言っていいほどアスリート関連の交渉が上手く行っているのも事実だ。また、新町の妻である果奈子(榮倉奈々)も、新町が引退してからSNSで手作りお弁当の発信に注力し、書籍出版にまでたどり着いている。今や、家庭を支える元アナウンサー妻のセカンドキャリアとして世から注目を集めているのである。彼らは一度は壁にぶつかるが、考えて、行動して、その壁を確実に突破してきている。しかし、現実で考えると、ここまで順調なのもなんだか不穏である。物事の全てが上手く行くとは限らない。今回、高柳社長が懸念していたのが新町の独立。行動力のある人間は、アスリートを引き連れて、会社から独立することがあるのだという。そうは言ってもまだ入社して間もない新町にそんな考えがあるのだろうか?ここまで果奈子のお弁当の話題がドラマでピックアップされているのも少し気になる。自分の力で地位を築いて行っている果奈子に新町も影響される日が来るのだろうか?また、社長の懸念することもわからなくはない。腰が低く、影響力があり、チームワークを大切にする新町は人望も厚い。もしかしたら、ビクトリーの仲間を引き連れて独立という可能性も捨てきれないのである。そんな不穏な空気が流れた瞬間だった。ドラマ自体、新町の引退という最初の挫折からどんどん物事が上手く行っているので、クライマックスでどんな展開が待っているのか楽しみである。次回はドーピング問題。果たして新町は次の困難をどう解決するのか?高柳社長とのバトルが見られるのか?是非皆で『オールドルーキー』のラストスパートを見届けよう。[文・構成/grape編集部]
2022年08月27日現在放送中の坂元裕二脚本ドラマ「初恋の悪魔」に、第二章へと突入する第6話(8月20日放送)から満島ひかりが出演することが分かった。本作は、ワケありの警察署勤務の4人、刑事・鹿浜鈴之介(林遣都)、総務課職員・馬淵悠日(仲野太賀)、生活安全課の刑事・摘木星砂(松岡茉優)、会計課職員・小鳥琉夏(柄本佑)を中心に、テンポよく、繊細、軽妙かつ重厚で、思わず引きこまれてしまうセリフの掛け合いが展開されていくミステリアスコメディ作品。鈴之介が東京でもうひとつの人格となった星砂(松岡茉優)と出会った第5話。星砂は自分の過去を語り始め、16歳で家出し東京に出たこと、そこで出会った淡野リサという女性に救われたこと、リサが悠日の兄・朝陽(毎熊克哉)が殉職したとされる事件に深く関わっていたことが分かった。その淡野リサを演じるのが、「カルテット」『北のカナリアたち』『愚行録』などに出演、春ドラマ「未来への10カウント」のヒロイン役も話題となった満島さん。物語の最大の謎の解明に向かって、重要な鍵を握る人物であることは間違いないリサ。ますます深まっていく謎が解き明かされる第6話では、そんなリサに要注目だ。「初恋の悪魔」は毎週土曜日22時~日本テレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2022年08月18日Amazon Studiosが制作する待望のドラマシリーズ『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』の各話配信時間が発表となった。9月2日(金)10時より第1話と第2話、その後は毎週金曜日の13時に続く各エピソードが配信となる。さらに現地時間8月15日にLAで行われたワールドプレミアのレポートも到着した。Prime Videoで240を超える国と地域でプライム会員向けに独占配信される本作は、J.R.R.トールキンの伝説的な『中つ国』第二紀を壮大かつ意欲的に描いた作品。同著者の『ホビット』や『ロード・オブ・ザ・リング』の遥か数千年前を舞台にした壮大な物語だ。偉大な力の創造、王国の栄枯、ヒーローたちの試練、そして全世界を闇で覆う、トールキンが生み出した最強のヴィラン、これらすべてが観るものを第二紀の世界に誘う。平和な時代から物語は始まり、お馴染みのキャラクターたちと新たなキャラクターたちが次第に、長い間恐れられていた中つ国の悪の再来に立ち向かっていく姿に注目だ。霧ふり山脈の暗闇の奥地からエルフの首都リンドンの雄大な森を抜け、息を飲むような広大な島国のヌーメノール王国を通って、最果ての地に及ぶまで、この旅で出会う王国や人々は、長く伝説として語り継がれていく。ワールドプレミアはカリフォルニア州ロサンゼルスにて、突如出現した「中つ国」の世界で開催された。2週間強に迫った配信開始に向け多くのメディアが集まり、集結したスタッフ、キャストも興奮した面持ちで登場。シリーズのファンであり、『ウィズアウト・リモース』や『ブラックパンサー』や『クリード』シリーズでも有名なマイケル・B・ジョーダンがゲストとして参加し、最後には作品の世界感を描くドローンショーも。ロサンゼルスの夜空まで「中つ国」に彩られた。■配信情報『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』(原題:THE LORD OF THE RINGS: THE RINGS OF POWER)9月2日(金)よりPrime Videoにて独占配信予定作品ページ:
2022年08月17日佐藤勝利主演「赤いナースコール」第6話が8月15日放送。病院を調べるためにナースに変装した加藤刑事。彼女に起きた悲劇に「本当に怖くてトラウマすぎて寝れない」「あんな攻めたホラー令和になってから見たことない」などの声が上がっている。トラックと衝突事故を起こしたカップルがとある病院に入院。しかしその病院では患者がどんどん亡くなっていき、さらに病院の外では連続殺人事件も起きていた…という展開の本作。同じ病室の患者が連続で殺されていく脚本家の春野翔太朗を佐藤さんが演じるほか、事故で顔に傷を負ったはずが実は無傷で、謎の老婆から病院を脱出するよう言われる三森アリサに福本莉子。翔太朗と同じ313号室に入院中の津田八郎に山本浩司。後藤田健斗に森田甘路。翔太朗のベッドの下で遺体となって発見された滝中良一に橋本淳。院内のトイレで死亡した大水洋介(ラバーガール)。突如退院しその後自宅で殺された松井時雄に木村了。翔太朗の身代わりになり感電死したテレビ東洋プロデューサーの山之内優馬に小堀裕之。患者に対し冷たい態度を取る看護師の山根ミクにベッキー。実は院長のスパイだという西垣小百合に浅田美代子。連続殺人事件について調べる刑事の工藤文世に池田鉄洋。工藤のバディの加藤桜に堀口紗奈。アリサの主治医・石原祐二に板尾創路。翔太朗たちが入院する榎木田病院院長の榎木田誠に鹿賀丈史といった顔ぶれが共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。深夜、アリサの病室にやってきた謎の老婆は彼女に病院から逃げるよう促す。一緒に逃げようと話すアリサに対し老婆は「私は事情を知りすぎている」と返答…その直後、病院長の榎木田誠が現れる。すると老婆は狂気じみたふるまいを始め、アリサは老婆が認知症を演じているのだと理解する。ところが野田千鶴子(上地春奈)から許しを得たアリサが翔太朗に会いに行った朝。2人の前に老婆が現れ何かを告げようとする。その直後、老婆は突然トラックに轢かれ…というのが6話の展開。翔太朗は老婆を轢いたトラックに描かれた会社のロゴを見て、自分が事故に遭った相手のトラックと同じものだと思い出す。視聴者からは「どうしてあのトラックなの。あのトラックは何者?」「えっ?!このトラック…またこのトラック…?」「このトラック、最初の事故のトラック!」など驚きの声が上がるなか、そのことを警察に話さなかった翔太朗に「一話のトラックと今回のトラック一緒なのに気付いていたのに、あえて言わなかったのは?」と疑問を抱く声も。その後、病院を調べようと加藤はナースに変装し、深夜の院内に潜入する。アリサの病室を出た直後、何者かが加藤を眠らせる…気づくと加藤は狭い箱に閉じ込められ、そのまま炎に包まれる…衝撃的なラストに「こんな時間に赤いナースコール見てはいけなかった…ショッキングすぎる」「今日の赤いナースコール見たら本当に怖くてトラウマすぎて寝れない…」「6話の終盤、ホラー耐性ある私でも鳥肌たつほどゾッとしたよ…」「あんな攻めたホラー令和になってから見たことない」等々、SNSは恐怖に震える視聴者からの投稿で溢れる状態になっている。【第7話あらすじ】「犯人はすぐ近くにいて、そのスリルを楽しんでるのかもしれない」明かされていく犯人像…犠牲者が残したメッセージ。そして物語は新たな局面へ…。「赤いナースコール」は毎週月曜23:06~テレビ東京にて放送中。(笠緒)
2022年08月16日俳優の仲野太賀さん、林遣都さんが主演を務めるテレビドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系)の第4話が、2022年8月6日に放送されます。『初恋の悪魔』第4話あらすじ鈴之介(林遣都)の家を訪れた森園(安田顕)が見せた、「この部屋には監視カメラがあります」「この世界にはもう秘密などないということでしょう」と書かれたメモが、視聴者の反響を呼んだ第3話。第4話では、そんな森園がサスペンス小説家であることが明かされるも、森園家には妻と呼ばれる女性以外に、怪しげな女性が複数出入りしており、鈴之介は混乱するばかり。一方、悠日(仲野太賀)と琉夏(柄本佑)は、世界英雄協会を名乗る男を追うべく、奮闘していました。社会のマナーやルールを守らない者が矢で射られる事件が次々と発生。世界英雄協会を名乗る男が犯行声明を出す。刑事課の捜査会議で渚(佐久間由衣)が世界英雄協会の危険性を主張するも、他の刑事たちは取り合おうとしない。その後、世界英雄協会による犯行は続き、いつしか愉快犯となり、犯行声明とともにクイズを出題するように。大量の数字が並んだ暗号を示し、自らのアジトを示唆するのだった。琉夏(柄本佑)は渚に頼まれて、数字クイズ解読に取り組む。渚までが犠牲者となる。悠日と琉夏(柄本佑)は、鈴之介に助けを求めるが…?毎回、視聴者に少しの謎を残して話が終わる『初恋の悪魔』。第4話ではより物語の核を握る謎に近付くのでしょうか…。[文・構成/grape編集部]
2022年08月05日Twitterで人気ドラマの感想をつづり注目を集める、まっち棒(@ma_dr__817125)さんのドラマコラム。2022年7月スタートのテレビドラマ『石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。ガチャをする時、なんとも言えないドキドキとワクワク感を味わえるだろう。欲しいもののためについ何度も回してしまうものだ。だが近頃は、『親ガチャ』という、人生で一度しか回せないガチャの名前をよく聞くようになった。第二話ではその『親ガチャ』という言葉が大きなテーマとなっていく。『石子と羽男』第2話のテーマは『親ガチャ』「息子が無断でゲームに課金してしまったんです!」パラリーガル・石子(有村架純)と弁護士・羽男(中村倫也)、バイトとして新しく仲間に加わった大庭(赤楚衛二)が務める潮法律事務所の法律相談会に訪れたのは、母・相田瑛子(木村佳乃)と、息子・孝多(小林優仁)の親子。塾へ通うための連絡手段用のスマホでゲームに無断で高額課金してしまい、返金請求するも、親会社がそれに応じてくれない…という相談だった。小学生であっても自分用のスマートフォンを持つのが当たり前になってきた時代、こうした未成年者による無断の課金が増えており、身近な事案だろう。早速この案件を請け負うことにした羽男達は、ゲーム運営会社の顧問弁護士を訪ね、強気な姿勢で『未成年者取消権』を主張する。しかしその担当弁護士は羽男の元同僚・丹澤文彦(宮野真守)だった。いかにも曲者全開の丹澤は、成人だと自ら偽ったことに落ち度があると主張。二人を圧倒し、またも羽男は何も言い返すことができなかった。そして石子達は顧問弁護士との話し合いの結果を伝えに相田家を訪れる。説明の間、瑛子の隣でただ黙っていた孝多だったが、突然、受験が嫌で課金をしたと言い出す。「そんなこと嘘でしょ!」と瑛子に強く問い詰められ、顔を背ける孝多。家中、受験に向けた張り紙で溢れている。孝多が「良い学校に入って楽をさせたい」と言ったと瑛子は話していたが、もしかしたら自分の願望を押し付ける『お受験ママ』の毒親なのではないかと疑ってしまう。その後二人は塾を訪れ、孝多から「受験が嫌だと主張するために課金をしたというのは本当だ」と聞く。中学受験を経験していた羽男は、受けたくなくても、親のために受験する子どもの気持ちが痛いほどわかっていた。塾に通う生徒達の中にも自分の意志には反し、親からのプレッシャーをかけられている子ども達が多いだろう。『親ガチャ』という言葉を小学生が軽く使っているのには驚くのだが、気軽に使われるようになった今だからこそ、子どもでも自分の生まれた落ちた環境に憂うのだ。高額請求を仕組んだ真犯人とは返金のため調査を続けていた石子達だったが、事態は思わぬ方向に進む。事務所に突然駆け込んできた相田親子から告げられたのは、ゲームアカウントの乗っ取りと25万円の高額請求の発覚だった。直ぐに警察の協力を要請したが、情報開示を待つ傍ら、石子は調査を続ける。気になるのは母・瑛子の生活だが、石子が見たのは、ダブルワークで夜まで懸命に働く瑛子の姿だった。一方の羽男は、ドロパズで遊んでいると見せかけて、孝多のアカウントを乗っ取った人物とゲーム内でコンタクトを取ることに成功する。その人物は意外にも塾に通う孝多の友人だった。話を聞くと模試でカンニングをダシにされ、孝多のアカウントで課金し続けろと脅迫されていたという。このことから、カンニングとパスワードを知り得ることのできる人物に絞り込まれる。そしてお互いの得意を生かして、石子と羽男がお互いにヒントを見つけ、25万円の高額請求を仕組んだ真犯人を突き止めた。『石子と羽男』第2話で改めて気付く根幹のメッセージ事務室で友人が誤ってパスワードを口にしたのを耳にし、授業中預かっているスマホのロックを解除できた人物は一人だけ。その時スマホを管理していた塾の職員・深瀬(富田望生)だ。深瀬は以前、勤めていた塾で同じような問題を起こしていた。その動機は、自分は親から高校を出たら働けと育てられ大学にも行けなかったその腹いせだという。受験する子どもの足を引っ張っても、何も生まれないし、自分の過去は変えられるはずもない。だが、深瀬は自分のこの行いを正当化し、満足しているような態度でこう言い放った。「みんな親ガチャで当たり引き当てた勝ち組でしょ?」生まれ落ちたその瞬間から、他人と何かしら差がついているのは否定はできない。人は生まれながらにして経済力や容姿による様々な格差を感じずにはいられないのである。だからこそ誰しも『親ガチャ』を盾に、人生における失敗を『全て』生まれ落ちた環境のせいにしたくなってしまう。ひどい親が存在するのも事実、経済格差で学びの機会の幅に差があるのも事実。簡単に変えることのできない現実がそこにはある。だが石子の言う通り、生まれ落ちた環境を受け入れる必要はないし、家族であっても無理して家族でいなくて良い。だが、ガチャが当たりだ外れだと言い訳をしても何も生まれない。だったら、その前に自分だけの価値を見出せるよう行動を起こすことの方が、きっと自分の人生のためになる。たとえそれが誰かを頼る行動でも良いのだ。そのために石子や羽男という、暮らしを守ってくれる存在がいる。自分や誰かを恨む前に声を上げること。二話でも物語の根幹にあるメッセージを強く感じることができた。相手に抱く第一印象は、切り取られた1ページにすぎないそして返金の目処が立ったことを親子に報告しに行った石子達だったが、瑛子から返金は求めないと言われる。我が家のルールとして、お互いの罰と責任として受け止めることにしたのだ。母を幸せにするために決めた受験が、かえって負担になっているのではないかと孝多はずっと悩んでいた。そして、自然に塾をやめるため思いついた最善の方法が『受験ノイローゼ』だったのだ。取り返しのつかないことをしたのはもう変えられないと、受験を諦めると言う孝多に瑛子は、「孝多がしたいならやっていいんだよ」と笑顔で伝える。初め瑛子に感じた不穏は、切り取られた1ページにすぎなかった。仕事の合間を縫って一人でも寂しくないように動画を撮るなど、孝多のためを思い『母親』を頑張っていた。そして孝多もそれを受け取り、自分のため、そして親のために前向きに中学受験に取り組もうと頑張ってきた。石子はそんな親子を見て、一人で自分を育てくれた母親を重ねていた。石子は瑛子に母子家庭を支援する制度があることを紹介するのだった。今話も重いテーマとなったが、重くなりすぎず、後味良く終われるのは、『声を上げる』というメッセージがブレずにあるからなのだと思う。一番欲しいものであっても、簡単に手に入るくらい人生は上手くいくものではない。だが、だからこそ、土砂降りの雨が降っても傘を差し出してくれる存在と共に、『出会い』という素敵なガチャで、価値ある何かと出会う人生を送っていきたいと思わせてくれる第二話だった。『石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー』/TBS系で毎週金曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年07月28日Twitterで人気ドラマの感想をつづり注目を集める、まっち棒(@ma_dr__817125)さんのドラマコラム。2022年7月スタートのテレビドラマ『石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。日々の生活は、小さなトラブルで溢れている。その問題は、誰かに相談するまでもない小さなものばかりではあるが、普通の毎日を過ごすために解決しておきたいし、予期せぬところで訴えられるなんて御免である。とある青年・大庭蒼生(赤楚衛二)も「そんなコトで訴えます?」と、街の弁護士事務所『潮法律事務所』に駆け込んでいた。「カフェで充電していたら訴えられたんです!」そんな相談に向き合うのは、パラリーガル・石田硝子/石子(有村架純)と、ぎっくり腰になった硝子の父・潮綿郎(さだまさし)の弁護士代理でやって来た羽根岡佳男/羽男(中村倫也)。『真面目で石のように頭が固い』石子は自分のルールを堅く持っており、型破りな方法で切り込む羽男とはそりが合わない。話し合いにギリギリ到着する羽男に二度と会いたくないと思っていたところに、弁護士として本格採用されたのだ。だが、石子も負けてはいられない。石子はカリスマ的振る舞い方が書かれた羽男のメモを見つける。影に隠れタイミングを見て登場したことを見破られてしまった羽男。『クセつよ』な羽男の一強の関係かと思いつつ、堂々言い返す石子とのバランスの良さを既に感じる。型破りな天才弁護士を演じる『羽男』と弁護士になれない崖っぷちパラリーガルの『石子』の、真面目に生きる人々の暮らしを守る傘になる、リーガルストーリーが幕を開けた。有村架純と中村倫也の掛け合いが光る『石子と羽男』第1話依頼人のカーキャプテンの会社員・大庭の話を聞き、二人は早速カフェを訪れ、羽男は自信満々に余裕な表情を浮かべ店長(田中要次)と対面する。しかし引き下がらない店長を前にして、羽男は急に黙り込んでしまう。怒鳴る声、机を叩く音、羽男の中で全ての音が次第に小さくなっていく。羽男はこの案件を諦めると言い出した。一瞬見ただけで覚えられる『フォトグラフィックメモリー』という能力ゆえ、羽男は高卒ながら司法試験も一発合格。しかし、請け負う案件は失敗だらけだった。決められた予定が崩れる不測の事態への対応できず、途端にフリーズしてしまうのだ。そんな羽男の記憶力をヒントに、石子は店長が資金繰りに困っていることを一人で調べ上げていた。請求を考え直すならば、相談に乗るという提案を思いつく。石子がパラリーガルとしてできる最大限のことを尽くし、弁護士の羽男が膨大な知識量で提案を行う。互いの足りない部分を補い合って解決まで導く、二人の掛け合いの演出が光っていた。これで一件落着かと思ったが、羽男は大庭が務める整備工場の本社・カーキャプテンの支店が、カフェの目の前にあることに気がつく。「本当の狙いは、別にあるんじゃないですか?」羽男はこう切り出し、大庭は初めの訴えの奥に隠された問題を二人に話す。大庭は元々は本社で働いていたが、支店長(丸山智己)によるパワハラを超えた、職場いじめが行われていた。大庭は仕事を押し付けられ、連日の叱責や物理的被害も受けていた。そして同僚の沢村(小関裕太)が業務を助けたことをきっかけに、その標的は沢村に向かった。いじめを目撃した大庭が会社に告発するも、いじめと判断されずに大庭はそのまま左遷されてしまったのだ。未だに会社でのいじめが指導の一環やただのパワハラだとされ、いじめと認められず根本的な解決がなされないことも多い。しかし、侮辱罪、名誉毀損、強要罪、暴行罪…いじめはれっきとした犯罪である。「いじめは法律で裁かれるべきです」ここでまたはっきりと名言してくれたことに、大きな意味を感じた。二転三転とする展開に引き込まれる調査を進めていた石子達だったが、社員からパワハラをしていたのは大庭だと聞かされる。暴言を含めたプレッシャーを与えるパワハラメールの送信者は大庭で間違いないようだった。話が二転三転とする展開が視聴者を、様々な人の思惑に踊らされる石子達と同じような感覚にさせてくれる。しかし、この依頼が本当に復讐ならば、危険な橋を渡りたくない羽男にとってはやっかいな展開だった。だが、今救いを求める人を見捨てるわけにはいかない。羽男は大庭が撮影してきた動画を一人眺め、ついに解決の糸口を見つけ出した。羽男が大庭に真相を確認すると、沢村が支店長に脅され、退席した隙にパワハラメールを書き込んだようだった。そして大庭が本支店のヘルプに入る日に、計画性に長けた羽男は考えた作戦を実行する。沢村が録音していたボイスレコーダーを証拠として提出すれば上手く行く。そう思っていたが、沢村は様々な圧に負け、決断しかねていた。予想外。計画が崩れてしまった羽男はまたフリーズしてしまう。そしてバトンを貰って前へ出たのは石子だ。「なぜ、声を上げないんですか?」石子のこの言葉が重く響く。誰しも声を上げることが情けないと感じてしまう。自分よりも大きな存在を動かすことなど、自分にはできないし、誰かに頼ったところで現状が変わるとは考えられないのだ。弁護士に相談するのは最終手段でしかない。だが、石子はこう続け、私たちに大切な法律への向き合い方を教えてくれた。「声を上げていただかなければ、お手伝いできません。ぜひ法律を上手に活用し、幸せに暮らしていただければと存じます」まず声を上げなければ、自分の人生を守るために皆に平等にある法律が意味をなさない。人間関係を円滑にするためのルールを活用することは、何も間違っていないのだ。そして、沢村はその再生ボタンを押すのだ。いつも近くにある法律というセーフティーネット、そして近くにいる大切な仲間である大庭を信じて。夕日の裏で二人を映すカットに言葉はなかった。声を上げる大事さを描いた後だからこそ、言葉は必要ない確かな友情が形として際立っていたように思う。ただ『おもしろい』だけで終わらせない魅力がある『石子と羽男』『そんなコトで訴えます?』がサブタイトルの今作。だが、どんなに些細なトラブルでも、その裏にある大切な生活を、そして心を守るために声をあげても良いのだ。美味しいお酒を飲んで、夜風にあたる…なんていう、何気ない毎日の幸せを守るためにある法律を使うことへのハードルを下げてくれた初回。そして、羽男が支店長に対しても「あなたはあなたで声を上げればいいじゃないですか」と伝えていたのが、どんな人にも平等に、法に守られる権利があることを強調していたのがさらに素敵だった。お互いの足りない所を上手く補い合う『石羽コンビ』と大庭を新たに仲間に加えた『潮法律事務所』が、ついに動き出した。人々の小さな問題から始まり、様々な視点で現代社会の問題へ切り込んでいく物語に期待が高まるばかりだ。『石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー』/TBS系で毎週金曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年07月21日公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団 岡本太郎記念館・川崎市岡本太郎美術館は、第26回岡本太郎現代芸術賞への応募作品を7月15日から9月15日まで募集いたします。第26回岡本太郎現代芸術賞1954年、岡本太郎43歳のときに出版された『今日の芸術』。この本には、「時代を創造する者は誰か」というサブタイトルがつけられていました。1996年、岡本太郎没、享年84歳。その直後、岡本太郎記念現代芸術大賞(2006年 岡本太郎現代芸術賞に改称)、通称「TARO賞」が創設されました。彼の遺志を継ぎ、まさに「時代を創造する者は誰か」を問うための賞。今年は第26回をむかえます。「時代を創造する者は誰か」――この半世紀前の太郎の真摯な問いかけを胸に刻んで、創作活動に邁進する方々の、幅広い応募を呼びかけたいと思います。応募規程に沿う作品であれば、その形状、技法等はまったく自由。美術のジャンル意識を超え、審査員を驚かす「ベラボーな」(太郎がよく使った言葉です)作品の応募を期待しています。◆賞及び賞金◆・岡本太郎賞 200万円 1名・岡本敏子賞 100万円 1名(上記受賞者2名には岡本太郎記念館にて作品展示の機会が与えられます)・特別賞 総額50万円 若干名◆入選作品の公開◆入選並びに入賞作品は、様々な機会をとらえて公表するとともに、2023年2月中旬~4月中旬(予定)に川崎市岡本太郎美術館で開催予定の「第26回岡本太郎現代芸術賞展」に展示されます。なお会期中には、来館者による入選作品の人気投票も行います。上位の方には記念品を贈呈いたします。詳細は、川崎市岡本太郎美術館HPをご確認ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月16日Twitterで人気ドラマの感想をつづり注目を集める、まっち棒(@ma_dr__817125)さんのドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。「自分にとっての人生の優先順位って…?」『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』第8話は、独立をサポートにするにあたり、コンサルタントの安奈(瀧内公美)から人生の優先順位を聞かれ、杏花(上野樹里)は「今は仕事、独立が一番」ということを伝えるところから始まる。仕事、お金、恋愛、結婚…。『自分らしく』生きていくために、どれも大切だからと全てを取りにいけるような人生を歩むには難しい。何か一つ選べば、何かを諦めることになるのが今の厳しい世の中だ。第8話は、杏花と晴太(田中圭)が決めた持続可能な恋のためのルールが波乱を巻き起こしていく。晴太の元妻・安奈が抱える不安杏花は自分らしさが何かわからないままであるものの、仕事ファースト、晴太とはお互い無理なく付き合うことを心に決めていた。安奈は杏花の思いを汲み取り、仕事相手として独立へのプランを提案する。しかしその裏で、杏花と晴太が交際していることに気づいている安奈。恋を持続させるための、結婚しない交際。この無理のない付き合いが無意識に無理をさせているのではないかと心配していた。「再婚しても構わない、ちゃんと覚悟があるなら」安奈は結婚する気がない杏花を虹朗にむやみに会わせたくなかった。杏奈の願いは虹朗(鈴木楽)の母親になってくれること。恋愛も再婚も自由と言いながら、大阪での仕事で3年もこの場所を離れる決断を迫られている中、虹朗を残していくのが杏奈にとって、何より不安なのだ。林太郎に『お見合い』を申し込んだ明里の衝撃のひと言一方、林太郎(松重豊)は明里(井川遥)からお見合いを申し込まれる。真意が分からず混乱する林太郎だったが、明里は前回のデートで抱いた林太郎への感情が何か確かめたいのだった。林太郎は練習だと自分を納得させて臨んだお見合い当日、明里から予想外の言葉が返ってくる。「違います、練習じゃないです。私と交際していただけませんか?」腰痛持ちで歳が離れていて、介護が視野に入った自分に『恋』の感情を抱いているという明里に驚きを隠せない。杏花からも「お父さんと婚活するメリットある?」と言われたくらいだ。しかしそれでも明里は、林太郎を思う満たされない気持ちこそが恋と呼ぶべきものだと感じていた。恋=会いたい、そばにいたいと思う、満たされない気持ち。そして同時に『満たされた気持ちにもなる』のだ。明里はこの辞書以上の意味をどう伝えるべきなのか悩んでいた。林太郎はそれに「伝わりました」とだけ言い、一旦保留として立ち去ってしまい、お見合いは終了した。そんな中、フランスから帰国した颯(磯村勇斗)は杏花へお土産を渡しに沢田家に帰ってきていた。杏花がお土産を開けていると、突然、颯は杏花の左手を取り、跪く。その左手にはめられたのは…まさかのスマホリングだった。「これは婚約指輪でプロポーズの流れでしょ!?」と思いつつ、すぐスマホを無くす杏花のことを、颯は一番に考えて選んだのだ。杏花に思いは届かないままの颯だが、「杏花が一番」と何の迷いもなく真っ直ぐ伝えてくれるところについ惹かれてしまう。そんな颯は、「身寄りのない子供たちの学校を作ることが夢だ」と語る。幼い頃、杏花の家で笑いの絶えない日々を過ごしたことを思ってのことだ。颯は、杏花と出会ったことで、新しく世界が広がり、自分の夢を見つけることができたのである。キーワードとなるこの『新しい世界』。前回でも、晴太と杏花の出会いが二人の世界を広げていると強く感じたが、誰かと関わることで知らなかった自分を知ることになる。出会いは、自分らしさを知るきっかけにもなるのだ。しかし、自分らしさが何かを探し続けていると、やがて『自分』という檻を無意識に作ってしまい、その中でもがき、行く先を見失ってしまうこともあるのだ。MIKAKO(ゆりやんレトリィバァ)が言う「自分らしさなんて探してたら、不幸になる」の不幸とは、まさに行く果てだ。杏花も、仕事を優先させて、恋もする…自分らしく生きるのなら、結婚は難しいと考えたからこそ、「お互い二番で」という晴太とのルールを決めた。しかし、無理をしない日々の中には『無理』が隠されている。持続を追い求めるあまり、持続させるのに疲れるという矛盾が起きている。二人はどうでもいい話題でも沢山笑い合っていたが、いつしか仕事の邪魔か、虹朗の世話で大変か…と考え、気軽に話せなくなっていた。2人で決めたルールが破られた出来事ある日、独立へ向けた話し合いをしていた杏花のもとに晴太から電話がかかる。「熱を出した虹朗を仕事で遠い場所にいる自分に代わって迎えに行ってほしい」ということだった。仕事ファーストの杏花に、お迎えを頼むことは二人が決めたルールに反していた。そして晴太も、虹朗を一番に考えたいと思いつつも、生活を守るための仕事は結局外すことはできなかった。杏花は迎えに行くと返事をする。しかし仕事相手からは「成功したいなら優先順位を考えろ」と言われ、一度は颯に頼んだものの、どうしても気になって杏花は仕事を抜けて晴太宅に向かった。人の事情も知らずに、優先順位を勝手に決めるなと思うところだが、問題の背景にある原因や何に悩んでいるのかは、他人には知る由もない。何を優先させるのか、全ては自分次第だ。初めてそろって顔を合わせた晴太、杏花、安奈そして同じ頃、晴太達のもとに安奈も駆けつけ、初めて三人が顔を合わせる。「母親になる気がないなら、中途半端に虹朗にかかわらないでほしい」安奈は、二人の結婚を前提にせぬまま、家庭にどんどん介入してしまえば、まだ幼い虹朗も、杏花もお互いを切り離せなくなることを懸念していた。今以上に無理することを頑張らなきゃならなくなる。全部任せっきりだった晴太に代わり、安奈は家庭の全てを背負い、無理をして、限界を迎えたのだ。「全部選んで進むのは、相当覚悟がないと。私には…できなかったから」自分ができなかったからと生き方を押し付けることこそ間違っていることではあるが、ここで杏花を縛り付けることになる。自分らしくいるためにお互い無理をしないというルールは、相手を無理させないように気遣わせるだけの足枷にしかならなかった。「無理することを頑張る」なんていう、言葉がおかしいと笑えるような社会には、まだ遠いのだ。その夜、杏花は電気もつけない部屋の中で晴太のことを考え、一人、涙を流していた。「私が本当に見つけたい新たな自分って、何なんだろうって」杏花は「晴太との恋を祝福してほしい、林太郎のことも祝福するから」と伝える。林太郎は「どんな人との将来でも、新しい世界が広がるから祝福したい」と言ってくれていたからだ。林太郎は「ああ」と言うだけだった。電気もつけず、ただ一人で泣く杏花を見て、父として心から祝福はできなかった。次回、沢田夫婦の秘密が明かされる?そして杏花と晴太、林太郎と明里はそれぞれの関係がまた動き出す。「結婚を前提にお付き合いしてくれませんか」と告白した杏花だったが、晴太からは「もう終わりにしましょう」と別れを告げられ、林太郎は明里からの交際の申し込みを断ってしまう。父娘揃って失恋してしまった二人。そして沢田夫婦が抱えていた秘密とは…?それぞれの決断、恋もクライマックスへ加速していく。持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜/TBS系で毎週火曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年06月13日今回から20話に渡り、アラサーオタクちけさんの結婚に至るまでの実体験をご紹介します。アラサーオタクのスピード婚活とは...?■第1話(1)
2022年05月30日Twitterで人気ドラマの感想をつづり注目を集める、まっち棒(@ma_dr__817125)さんのドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。過去を乗り越えるためにも、何かを成し遂げるためにも、前を向くことは大切なことだ。だが同時に自分の本当の気持ちに蓋をしていることに気づきにくくなる。第5話ではそんな『前を向くこと』や『会いたい』という気持ちに寄り添っていく。セミナー最終日、杏花(上野樹里)への想いが募り、杏花を抱きしめた晴太(田中圭)だったが、そんな二人を颯(磯村勇斗)が目撃してしまう。晴太は颯に気づき、ふと我に帰ってお別れのハグと誤魔化すだけ。セミナーも終わり、会う理由がなくなってしまった二人であるが、心の中では『会いたい』という気持ちを募らせていた。林太郎がお見合いを続ける理由独立に向けて全力を尽くすことを決めている杏花だったが、林太郎(松重豊)は本当にそれで幸せなのかと疑問に思っていた。亡き妻・陽子(八木亜希子)の手紙の言葉を受け、親子で始めた婚活。知り合った明里(井川遥)のことは気になりながらも、幸せとは何なのか考え始めた林太郎は、ふと陽子との生活を思い出していた。そこにあるだけのものや言葉が、初めて意味を持った日、隣にはいつも陽子がいた。『上の空』の語釈を考えるだけだった林太郎をスカイダイビングに連れ出すなど、陽子はリアルを体感させてくれた存在だった。林太郎が現在もよく街へ出かけ、写真を撮ったり、人々の会話から新しい言葉を探していたりするのも、陽子の影響なのだろう。辞書や誰かが決めた言葉の解釈だけではない世界を教えてくれた陽子は、もういない。結婚条件は『僕より長生きしてくれる人』。しつこく、杏花の結婚や普通の幸せにこだわっていたのは、自分がそうではなかったからだ。幸せだったけど、その幸せは長くは続かないことを知っている。だからこそもう杏花に負担はかけられないと、林太郎も焦ってお見合いを続けているのだ。そんな中、オーナーのヴァネッサ(柚希礼音)から『TAMAGAWAサステナブルフェス』の仕切りを任された杏花。それを聞いた林太郎は陽子の服をフェスのバザーに出品することを決心する。杏花も、偶然知り合った明里から最近の林太郎の様子を聞き、前を向き始めたことを嬉しく思っていた。フェス当日、お見合い終わりに林太郎はフェスに顔を出すが、バザーに出す予定のなかった陽子の『オレンジのストール』が手違いで出品されてしまったことを知り、ショックを受ける。このオレンジのストールには陽子とのある思い出が詰まっていた。オレンジのストールをきっかけに変わる2人の関係辞書の編集委員に選出されず、公園で途方に暮れていた林太郎に陽子はそっと寄り添った。溢れ出した悔し涙を隠すように、陽子は頭にそのオレンジのストールをかけてあげたのだった。これは第3話でお見合いが上手くいかず涙する明里に林太郎がしてあげたことだった。大切な人の涙を誰にも見せないというこの行動は、陽子が自分にしてくれた思い出からきていたのだ。そんな思い出を聞いた明里は、あの時心を軽くしてくれたのは林太郎と陽子だったと気づく。陽子のストールは林太郎にとって特別なものでもあり、明里にとっても大切なものなのだ。明里は諦めかけた林太郎の背中を押し、二人は無事にストールを探し出すことができた。「会いたいと思える人と、会える今を大切にしたい」林太郎は、もう手放しても平気だと思っていた。しかし、後ろも向かず、前だけ見て歩くということは、言い換えれば自分の忘れたくない過去や今の辛い気持ちを無理やり忘れるということなのだ。林太郎は陽子との思い出にも蓋をしようとしていた。そうではないと、先に進めないと思っていたからだ。情けなさそうに想いを話す林太郎に、明里はこう声をかける。「歳をとった分色んな思い出があるけど、そういうの皆んな引きずって…でも時々振り返りながら歩いていけたら、それで十分じゃないですか?」人は、沢山の重りを引き連れ、擦り減った靴でこれからの人生を歩いていかなくてはならないのだ。大切な人を亡くした経験も、嫌な記憶もそう簡単にはなくならない。だが、擦り減った分、同じように忘れたくない大切な記憶があるはずだ。「今の自分たちを見たらどう思うのかな?」と、時々立ち止まって思い返しながら進んでいければいい。「会いたいと思える人と、会える今を大切にしたいと思いまして」林太郎は思い出を引き連れながら、今一番会いたいと思える明里との第二の人生を考えることに決めた。晴太らしい返答にグッとくるそして晴太と杏花も会いたい人がいた。もう会う理由はないけど、どうしようもなく会いたい人が。林太郎の決心を聞いた晴太と杏花は考えることは同じだった。二人は思い出の丘で出会う。晴太から林太郎が元気そうだと聞いた杏花は、陽子が亡くなった頃の辛そうな林太郎のことを思い出していた。そして、自分のことも。杏花は父を生き返らせ、生活を守らなくてはならない、そんな使命だけで必死に生きていた。強がる杏花に晴太は言う。「でも、杏花さんだって辛かったでしょ?」愛していた父の方が悲しんでいるはずだからと、娘としての辛い気持ちに蓋をしてきた。杏花は今まで誰にも弱音を吐くことはなかったのだ。晴太の言葉を聞いて、長く堪えてきた涙が杏花の頬をつたう。「もう一度でいいから、会いたい」晴太は杏花の背中をさする。そんな自分に寄り添ってくれる大切な晴太と向き合いたいという思いが杏花の中で込み上がっていた。「会いたい、これからも会いたいです」「このままだと愚痴ばかりのおばあちゃんになっちゃう」というのは、「会いたい」と伝えなかったことを後悔したくないという気持ちなのだろう。会いたいに理由なんか必要ないのだ。そして、泣き顔は見られたくないと言う杏花に晴太はこう返す。「その顔を見る権利、僕にはある気がするんですけど」見つめあった二人は夕暮れの中、キスをする。「僕にはある」じゃなく「気がするんですけど…」といまいち締まらない弱気な感じも、なんとも晴太らしい。だが、杏花の言葉を会いたいという言葉を聞き、どんな杏花も受け止めたいという真っ直ぐな気持ちが伝わってきた。そんな二人の関係はこのキスをきっかけに進むのか?そして林太郎の第二の人生も動き出す次回が待ち遠しい。持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜/TBS系で毎週火曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年05月24日「私の家に入らないで」第15話。パパに相談して、途中で言い合いになったものの、最終的には通じ合えたと思っていたママ。パパが義母へ断りの連絡をすると約束してくれたはずなのに、まさかしていないなんて……裏切られたショックで「信じられない」と呟くママ。心配して声をかけてくる義母へ「……るせぇな」と言ってしまい、即座に謝罪しました。すると、「育児疲れで八つ当たりしちゃっただけよね?」と義母に言われ…… 私の家に入らないで 第15話 「ごめんなさい、今日はもう帰って下さい」我慢の限界が来たママは、義母へ力強く断りました。 「さっきのことなら気にしないから……なんかお話ししましょ。そしたら育児疲れも紛れるわ」懲りずに居座って、おしゃべりをしようと言う義母。 「私、話したくないです。早く昼寝がしたい。1人になりたいんです」「今日は帰って……明日からしばらく来ないで下さい」 ママがしっかり断ると義母は少し考えて、「今日は帰る」と言いながら……。 「きっと今日の夜、後悔するわ。私に申し訳ないことしたって」「でも気にしないで、私はあなたのこと大好きよ。じゃあ、また明日ね」ママの“明日からしばらく来ないで”という言葉を無視し、気がかりな言葉を最後に残して義母が帰って行きました……。 次回、「あなたのせいで今日もお義母さん来たんだよ!」。帰宅した夫を責めると……。 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ息子とパパと家族3人で暮らしているお絵かきママ。インスタグラム、ブログ【ツムママは静かに暮らしたい】で漫画を投稿しています。
2022年04月16日《text:キャサリン/Catherine》好評な滑り出しだった第1話以上にオスカー・アイザックの魅力が炸裂しまくる第2話。明かされる謎とより深まる謎に来週の第3話まで待ちきれない展開になっている。第1話終了間際に登場したもう一人の自分がいったい誰なのかという謎に迫る第2話。博物館で、映画『ナイトミュージアム』を彷彿させるレベルで大暴れしてクビになってしまった主人公スティーヴンが、もう一人の自分マークと対峙するシーンの数々が、コメディありサスペンスありで全く新しい展開へと進んでいく面白さに今回も釘付け!ストーリーはあくまでスティーヴン視点で進行するからこそ、視聴者も感情移入しやすい構成になっていることも面白い。何も知らずに、ただただ巻き込まれてしまうスティーヴンが感じる謎は、視聴者も感じる謎として描かれる。月の神コンスおよびマークの目的、なぜか周りの人には見えていない怪物、2話目でもやっぱり思想がヤバイ奴だったイーサン・ホーク演じるヴィラン、いきなり出てきた妻だと名乗るレイラと言う女性…残り4話でどう展開するのか楽しみだ。スティーヴン視点だと、ちょっとドタバタコメディ感があり、マーク視点だとホラーサスペンス感があり、その緩急つけたストーリー展開であっという間に進んでしまうのも、この作品の特徴かもしれない。オスカー・アイザックが一人二役で演じるスティーブンとマークの関係は、ボケとツッコミのようでもあり新たなブロマンスが誕生しそうな勢いだ。なかでも今回のハイライトはやはりスティーヴンが“スーツ”を着て「Mr.ナイト」になるシーン!お決まりのヒーローっぽい着地をしつつもずっこけてしまうし、(現段階では)見た目のオシャレさ以外は特に何もなさそうなヘッポコヒーロー感があるのがなんともキュート。マークに身体を奪われたスティーヴンは次回どうなってしまうのか、エジプトの風景がラストカットだったが果たして現実なのか夢なのか…今から来週が待ちきれない。(キャサリン/Catherine)
2022年04月08日【看護学校の友人に彼氏とられた話 第15話】同じ看護学校に通うクラスのキラキラ女子・トシエからイヤミを言われる日々を送るアオイ。トシエとも仲良くしていた男子・マサくんから告白されて付き合うことになりました。マサくんから、幼なじみであるタクヤとの関係を疑われますが、それはトシエが吹き込んだウソ。「アオイの言葉だけ信じる」そう2人の絆が深まった、次の日、アオイはトシエがマサくんにベッタリくっついている様子を目撃してしまい――!? 看護学校の友人に彼氏とられた話 第15話 タクヤと付き合っているにもかかわらず、マサくんにベッタリなトシエ。衝撃の光景を目にしたアオイは、「今、マサくんと付き合ってるから!」とトシエにクギを刺しました。トシエは気にしてない素振りを見せつつも、アオイがマサくんと付き合っていることが気に入らない様子で……。 そんなとき、アオイはタクヤから相談をされますが……このことが大きな事件に発展する……!? イルカさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター イルカウミ君(1歳)のママで、ライブドアブログ公式ブロガーとして育児マンガや体験談マンガを連載中!
2022年04月03日「#息子が公園に忘れられた10分間」第15話。園長先生が息子・チビノブくんを公園へ置き去りにしてしまった、考えられる1つ目の原因を説明し……園児全体の人数確認のみで顔のチェックをしていなかったこと、代表の保育士2人だけが学年ごとに異なる帽子の色で人数チェックをおこなっていただけ。これからは顔と名前を見てチェックする、と説明し…… 息子が公園に忘れられた10分間第15話 息子・チビノブくんを公園へ置き去りにしてしまった、2つ目の原因を園長先生が説明。 保育園で決められていた、遊びが終わって集合したとき、保育園へ到着したときの2回しか人数確認をおこなっていないことが置き去りの原因だと言う園長先生。 これからは出発前にも人数確認することを園全体の決まりにし、その他にも具体的な対策をいろいろと説明されたのですが…… 次回、「質問はありますか?」保育士さんには本当に感謝しているけど…… 著者:マンガ家・イラストレーター グッチ
2022年04月01日「5歳で熱性けいれんになった話」第15話、最終話。「熱性けいれん」と診断されたものの、あーちゃんの様子がおかしいため、入院して様子を見ることに。夜間に40度を超える高熱が出たものの、お薬を飲むと熱が下がり、翌朝ようやく平熱に!退院することになったあーちゃんが発した、驚きのひと言とは?! 「5歳で熱性けいれんになった話」第15話 「ところで、あーちゃんなんで病院にいるの?」 えーーー!!! よく聞くと、高熱が出ていた間の記憶が途切れていて、救急車に乗ったことも覚えていなかったそう。 5歳を超えてからの熱性けいれんは珍しいとのことですが、起きないわけではありません。あーちゃんが無事に退院できてよかったですね。 3カ月の間に2回も救急車を要請することになってしまった、かとさん。もう救急要請する事態が起こらないことを願っています! 前回の話:「絶対いや!やめて!」40度超えの高熱のなか、5歳の娘が無言で必死に訴えたこととは? #14監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター かと幼稚園児の姉弟のママ、かとさん。Instagram(@kato_usausako)では、育児や実体験した怖い話などをマンガ化し、フォロワー10万人超と人気。ベビーカレンダーでは、実体験マンガやフォロワーさんの体験談マンガなどをご紹介しています。
2022年03月27日