武蔵野美術大学は15日~24日、東京都小平市との連携で行っているアートプロジェクト「小平アートサイト2014 GATE-アートとつながる-」を開催する。○美術を身近に感じていない人に美術を体感してもらうプロジェクト同プロジェクトは、同学の彫刻学科研究室と学生生活課が主体となり、美術を身近に感じていない人に美術を体感してもらいながら、地域の交流を深めていくことを目的として、毎年開催されている催し。今年で28回目の開催となる同プロジェクトのテーマは、「GATE-アートとつながる-」。学生のために、大学の門をくぐり抜け外へ発信できる場をつくり、自分自身を向上させる制作をしてもらいたいという思いと、普段美術と関わりのない地域の人が、美術に興味を持つきっかけとなる入り口として来場してもらいたいという思いを込めて、同学の学生が考えたテーマだという。東京都小平市内の公園や地域センター、公民館など市民の生活の場で作品を展示し、さらにパフォーマンス・イベントやスタンプラリーなど、地域住民と積極的に交流するためにさまざまなイベントを開催する。また、今回初の試みとして、大道芸人を招いて学生の彫刻作品の中に紛れるパフォーマンスを行う。会期は15日~24日、9時~17時。会場は東京都小平市・小平市立中央公園、鷹の台公園、上水公園、美大前緑地、玉川上水緑道(会期中無休)。屋内会場は小川1丁目地域センター(休館第1、3火曜日)、コンカフェ くるみの木(火曜日定休日)。オープニングパーティーは15日17時より小平市立中央公園で開催。小平市在中のジロー今村さんを中心としたパフォーマンス・イベントは15日、16日、22日、23日、24日に小平市立中央公園で開催。また、出品者によるパフォーマンスイベントも開催する。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科3年・市岡一恵さんの作品「プレゼント」は、立体作品展示、および立体作品を舞台装置とした親子向け朗読劇。開催日時は15日、16日、22日、23日の13時~、15時~に開催(1回約15分)。場所は小平市中央公園・地下通路出て右手の林。武蔵野美術大学デザイン情報学科3年・福田恵理さんと、日本大学芸術学部演劇学科3年・櫻井美穂さんの作品「落下」は、フェミニズムと姉弟の関係に関する、劇場外の演劇。開催日時は15日、16日の15時30分~、16時30分~(1回約30分)。場所は小平市中央公園・噴水横広場。
2014年11月13日今回ご紹介する絵本は、『はらぺこあおむし』で有名な、エリック・カールさんの絵本“From Head to Toe”です。 ▲“From Head to Toe”/Eric Carle(著)エリック・カールさん独特のイラストと、ページをめくるごとに現れる動物の楽しい動き。子どもたちは動物たちの動作をまねながら、自然に英語絵本の世界にはまっていきます。各ページに、“Can you do it?” “I can do it!”のやり取りが含まれていますので、そのフレーズを覚えておくと、読み聞かせの時だけでなく、日常の育児時間の中にも“Can you do it?” “I can do it!”のやり取りを自然に含めていくことができます。動物たちの動作を表現する単語には、聞き慣れないものも多いかもしれませんが、読み聞かせの過程では何の問題もありません。次々と登場する動物と、彼らが得意とする楽しい動きをまねることで、読み聞かせの後も親子で楽しむことができる絵本です。■ワンポイントアドバイス ~歌やダンスと一緒に楽しもう~この絵本は、『できるかな?』という邦題で日本語訳も出版され、親しまれています。絵本としてだけでなく、メロディをつけたCDも発売されており、幼稚園や保育園での体操に使われることでも有名です。残念ながら、CDに入っている“From Head to Toe”の曲は日本語で訳された歌詞になっており、英語ではないのですが、カラオケ用に入っている曲を利用して英語の歌詞で歌ってみる、という方法も楽しめます。我が家では、曲をかけて、とにかく歌詞と同じ動作をしながら、サビの部分で“Can you do it?” “I can do it!”と合いの手を入れて楽しんでいます。ちょっとした運動にもなりますし、体を動かしながらリズムよく英語のフレーズも練習できるのでおすすめです。同じCDにはエリック・カールさんのほかの著書の歌も入っており、『はらぺこあおむし』の曲や“Today is Monday”という英語の歌詞で楽しめる曲も収録されています。絵本と一緒に購入するのがおすすめですよ。皆さんぜひ、読書の秋を楽しんでくださいね。
2014年11月01日バンダイ公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」は10月22日、絵本シリーズ「くまのがっこう」の最新作「ジャッキーのしんゆう」アートを使用したトートバッグなど、全4種の予約受付を開始した。○寒い季節に最適な"もこもこ"アイテムを発売今回発売となるのは、2014年9月に銀座三越で期間限定オープンしたスペシャルショップ「ジャッキーのおしゃまRoom」にて先行発売された大人向けアパレル商品。これまでに3,000種類を超える「くまのがっこう」関連商品が発売されているが、今回はくまの女の子、ジャッキーのぬいぐるみと同じ"もこもこ生地"を使用した一味違ったシリーズになっている。「くまのがっこう もこもこリュック」は、月のチャームポイントがついたA4サイズも入る機能性の高いリュックサック。サイズは、高さ45cm、横33cm、マチ12cm。価格は、8,424円(税込、送料・手数料別途、以下同じ)。「くまのがっこう もこもこトートバッグ」は、500mlのペットボトルやiPadも収納できる深めのサイズとした。高さ28cm、横29cm、マチ12cm、持ち手高さ17.5cm。価格は5,184円。「くまのがっこう もこもこポーチ」は、ポーチ全体がジャッキーの顔になっており、深めの仕様で使い勝手の良いポーチ。高さ15cm、横21cm、マチ6cm、耳部分4cmで、価格は3,456円。ほかに、「くまのがっこう おしゃまトートバッグ」も用意した。サイズは高さ32cm、横45cm、マチ6.5cm、持ち手高さ22cm。価格は3,240円。さらに、それぞれの商品のタグにはくまのがっこう絵本の最新作「ジャッキーのしんゆう」アートの限定タグを使用。肌触りが良く温かみのある「もこもこ」グッズは、寒い季節に最適なアイテムとなっている。対象年齢は15歳以上。予約期間は10月22日11時~で、準備数に達し次第終了。商品配送は12月を予定している。(C) BANDAI
2014年10月24日絵本の読み聞かせは赤ちゃんの頃から始められる、ママと子どもとの大切なコミュニケーションツールのひとつです。子どもの心を育て、発達を促すことができるので、忙しいママにもぜひ取り入れてもらいたいところ。寝る前の絵本の読み聞かせは情緒の安定にも繋がるので、安心してぐっすりと眠ってくれるかもしれませんね。今回は、絵本の読み聞かせをすることで得られるメリットと、どんな絵本を選べばよいのかをピックアップしてみました!■絵本選びで大切なポイントとはあらゆるジャンルの絵本があり、「どれを選んだらよいか分からない」というママも少なくないと思います。絵本選びで迷ったときには、ぜひ、長年に渡って愛され続けている絵本を選んでみてください。ロングセラーの絵本を選んでみるのは、日本のものでも、海外の絵本でも同じことです。ロングセラーになっているのには、何らかの理由があるということ。内容が子どもにマッチしている、挿絵が美しい、ストーリーが広がっていくなど、それぞれの本によって魅力は異なりますが、読んでみると、きっとロングセラーの理由が分かるはずです。時々、大人からすると「何が面白いんだろう?」と疑問に感じるような内容の絵本もありますが、そういった絵本も案外子どもウケの良い絵本だったりします。子どもはその絵本からいろいろなことをイメージし、想像力を働かせてどんどん新しいものを発見していきます。それ以外でも、ママが「面白い」と思って選んだものなら、きっと子どもも満足してくれますよ。ママが心を込めて呼んでくれる絵本なので、必ず子どもにもその気持ちが通じるのです。月齢の低い子なら、仕掛け絵本や音が鳴る絵本なども良いので、ぴったりな1冊を探してみてくださいね。■絵本の読み聞かせにはメリットがたくさん!絵本の読み聞かせをすることで得られるメリットは、子どもの心の発達や情緒の安定だけではありません。読み聞かせをしている時は、ママと子どもが2人だけでゆっくりと過ごしている時間。子どもはママからの愛情を感じ、心地よさを覚えるようです。また、ママが絵本を読んでくれる言葉を脳で理解しようとするので、言葉を覚えるきっかけにも繋がりますよ。将来、本が好きな人に成長する、いろいろな物語に触れることによって感受性が高まるなど、たくさんのメリットを感じられるでしょう。そして、子どもに絵本を読むメリットは子どもだけでなくママの側にもあります。絵本を読んでいると、ママも子どもの頃に返っているようなイメージを抱くことができるはず。昔の思い出がよみがえり、「自分もこうして絵本を読んでもらっていたな」と母からの愛情を感じるきっかけにもなるかもしれませんね。普段の生活でストレスを感じていても、絵本を読んでいる時間だけは、嫌なことを忘れてゆっくりと過ごせるリラックスタイムになることでしょう。子育て中のママも、お腹に赤ちゃんのいるプレママも、可愛い我が子の成長のために、どんどん読み聞かせをしてあげてくださいね!
2014年10月19日ベルリンのアートシーンが最も盛り上がる季節がある。それは「ベルリン・アートウィーク」が開催される秋。期間中には街の至る所で展示が行われ、アートに多くの注目が集まる1週間となる。今年で3回目となる本イベントは9月16日から21日まで開かれ、ベルリンの街はアート一色に染まった。ベルリン・アートウィークの枠組みでは、時期を合わせてアートに関連する様々なイベントが開かれる。開催されるのは美術館での展覧会や、美術作品の販売を行うアートフェアなど。開催時期が重なり、短期間で多くの展示を見ることが出来るため、今ではベルリンの秋の恒例イベントになっている。国際的に重要な美術館が参加しており、多くの素晴らしい展示を見ることができる。例えば、市内中心部にある美術館「アカデミー・デア・クンスト(Akademie der Kunste)」での展覧会。本イベントの開幕を祝う式典が行われた美術館では、インスタレーションや映像、そしてパファーマンスなど様々な作品を見せる展示「Schwindel der Wirklichkeit (リアリティのめまい)」が開催された。会場にはオラファー・エリアソン(Olafur Eliasson)の鏡を使った作品やトマス・デマンド(Thomas Demand)の写真作品などが並ぶ。その一方で変わった作品も展示されている。それは会場の監視員が来場者に展覧会の意義を尋ねるティノ・セガール(Tino Sehgal)のパフォーマンス作品。観客は作品を眺めるだけでなく、美術作品にかかわり、それについて考えを巡らすことにもなる。このように普通の展示には見られないような作品もあり、訪れる人々を驚かせていた。ベルリン・アートウィークの中心となっているのは「abc」と呼ばれる個性的なアートフェア。一般的には作品の販売が重視され、参加ギャラリーは売りやすい小作品を見せることが多い。だがabcではアーティストの紹介に力を入れており、ギャラリーは一区画に1人のアーティストを紹介する決まりだ。そのため展示の質は保たれ、素晴らしい作品を見ることが出来るのだ。abcで特に驚かされたのは、ベルリンのギャラリー「スプルゥース・マーガース(Spruth Magers Berlin London)」が見せた作品。特徴的なパフォーマンスで知られるヨーン・ボック(John Bock)が会場に屋台を用意して、来場者に手作りのトーストを提供していた。また、それを載せる紙皿には彼のドローイングが描かれており、来場者は作品も無料で入手できる。アートフェアは作品を売り買いする場だが、ここでは来場者がアートを楽しめる場所にもなっていた。このように美術館での素晴らしい展示や、個性的なアートフェアが人々を魅了するが、それらばかりがイベントを盛り上げるわけではない。公式には参加していないギャラリーも、多くの来場者を目当てに時期を合わせて展示を行う。こうしてベルリンの至る所では無数のアートに関連したイベントが開催され、世界中からコレクターや美術関係者が集まるのだ。まさに芸術の秋。もしベルリンのアートを楽しむのであれば、最も盛り上がる秋を逃す手はないだろう。
2014年10月10日青山通りと表参道をつなぐ約300mの通称“青参道”で、今年もエリア型アートフェア「青参道アートフェア」が、東京がアートやデザインのイベントで賑わうデザインウィーク中の10月23日(木)~10月26日(日)の日程で開催となる。原宿・表参道・青山のショップを巡るこのアートフェアは、アートで通りが賑わうこと、そして若手現代アーティストの作品を「購入する」楽しみを知ってもらうことを目的としており、敷居は低く、クオリティは高く、毎回注目の若手アーティストが多数登場する。今年は、約30店舗が参加し、40組以上のアーティスが出展する。今日多くの人の生活に欠かせない「写真」にフォーカスして開催される。MAPを見ながら散歩がてらに、お気に入りのフォトアートを手に入れてみてはいかが?(text:Miwa Ogata)
2014年10月07日ハロウィンの季節が来ると、必ず読みたくなるのがこの絵本、「What's in the Witch's Kitchen?」/Nick Sharratt(著)です。 © chihana - fotolia.com絵本を開く前からわくわくする表紙です。子どもたちはちょっと恐いものに興味を持ちますよね。魔女も、恐いけどとっても気になる存在。この絵本では、そんな魔女のキッチンに忍び込めます。各ページめくれる仕掛け絵本になっているのですが、この絵本のすごいところは、ただめくるだけでなく、上下または左右の両方にめくれ、めくった方向によりイラストが変わるところです。そして必ず、片方には子どもたちの大好きなものが、もう片方には嫌がるものが隠されています。たとえば、冷蔵庫を開けるページでは、左にめくると「おいしそうなチーズ」が出てきますが、右にめくると「黒いコウモリ」が現れます! 子どもたちは、嫌なほうを選ばないようにドキドキしながら、どっちにめくるか考えます。めくった後に、子どもと一緒に喜んだり、がっかりしたり、再挑戦してみたり、親子で楽しく読める絵本です。普段の生活でも、左右を選ぶ機会は多いと思いますので、そんな時はこの絵本を思い出して「Left or right?」と聞いてみてはいかがですか? ■英語で絵本読み聞かせのワンポイントアドバイス通常の読み聞かせのほかに、「What's in the Witch's Kitchen?」を使った、子どもと英語でやりとりできる楽しみ方をご紹介します。本のタイトルである「What's in the Witch's Kitchen?」を応用して、「What's in the ~?」を使ってみましょう。はじめに、好きなページを開きます。そして、親子で以下のようなやり取りをしてみましょう。ママ:「What's in the Witch's Kitchen?」(魔女のキッチンにあるのはなぁに?)子ども:「It's a fridge!」(冷蔵庫!)※下線部を選んだページごとに置き換えますママ:「What's in the fridge?」(冷蔵庫の中には何があるかな?)「Open it left or open it right?」(右に開ける? 左に開ける?)子ども:「Right!」(右!)子どもに左右や上下を選ばせて、好きなものが出てきたら「I like it!」(大好き!)や、「I did it!」(やった!)といった喜びの表現を、嫌いなものが出てきたら「Yuck!」(ゲーッ!/オエッ!/ウヘーッ!など、嫌悪を表す)などの嫌がる表現を使ってみましょう。絵本の世界を通じて、親子で楽しいハロウィンをお過ごしくださいね。Happy Halloween!!
2014年10月05日ハロウィンの季節、我が家で毎年登場するのがこの絵本、「Go Away, Big Green Monster!」/Ed Emberley(著)です。 ページを一枚一枚めくるごとにモンスターの顔ができあがっていくという仕掛け絵本。最初のページに現れる、“two big yellow eyes”から子ども達は絵本にくぎ付けになります。絵本の前半で、徐々にモンスターの顔が完成すると、後半はそのモンスター退治!「Go Away! (あっちへいけ!)」のかけ声とともに、今度はモンスターの各パーツを追い払います。日常でも使える「Go Away!」のフレーズを叫びながら、親子で一緒に読み聞かせを楽しめるはずです。具体的な方法を、次のページでご紹介しましょう。絵本の文中には難しい形容詞も出てきますが、イラストから意味が推測しやすいので、英語がわからなくても大丈夫。モンスターの顔を表現した“a big scary green face”のような<[数詞]+[形容詞] +[色]+[名詞]>という英語の語順のルールも、特に意識せず、読み聞かせの過程で自然と身についていくでしょう。読み聞かせると英語のルールが身につくとはいえ、そこはあくまでも読み聞かせ。英語を教える・覚えさせることに重きを置くのではなく、英語に自然に触れる・楽しむという視点を大切にして読み聞かせることをおすすめします。この絵本はまた、洋書独特の色使いや装丁も素敵なので、ハロウィンの時期にインテリアの一部として、本棚に表紙が見えるようにディスプレイするのもおすすめです。■英語で絵本読み聞かせのワンポイントアドバイス洋書絵本にはCD付きで販売されているものも多くあります。この「Go Away, Big Green Monster!」もCD付きバージョンが販売されています。CDには、ネイティブの発音で読み聞かせた音声のほか、メロディも収録されているので、さまざまな楽しみ方ができます。絵本をひと通り読み聞かせた後に、曲にのせて簡単な振り付けを考えて踊ってみても楽しいですよ。今年4歳になる私の息子も、昨年3歳のハロウィンの時点で、 「Go Away」の歌を振り付けありで教えたところ、言いやすいのか早速マスターしていました。しかも、今年もすでに、私が口ずさむ「Go Away」の歌に合わせて、とても元気に合いの手を打ってくれます。今回の絵本のメインとなっている「Go Away!」というフレーズそのものが、応用の効く言葉ですので、絵本をキッカケに、さまざまな場面での英語のアウトプットにつなげられると思います。子どもたちが好奇心を持って言葉を吸収し、しゃべったり歌ったりしている姿を見るのもまた楽しいものです。ハロウィンの時期、ご家庭で定番の1冊にしてみてください。
2014年10月03日今回、子どもに英語で読み聞かせするのにおすすめする絵本は、「Dear Zoo」/Rod Campbell(著)です。「どうぶつえんのおじさんへ」というタイトルの日本語訳も親しまれています。各ページがめくれる仕掛け絵本になっていて、1歳代からの子どもの好奇心をぐっとつかみます。・「Dear Zoo」/Rod Campbell(著) ストーリーは、主人公の少年が動物園のおじさん(園長さん?)にお手紙を送る形式で進んでいきます。ペットを飼いたくなった少年が、動物園のおじさんにおねだりするところから始まり、その後、さまざまな動物が少年のもとに送られてきます。でも、少年が飼うには大きすぎたり、恐すぎたりと、なかなかお気に入りの動物が見つかりません。果たして、少年が望む動物を動物園のおじさんはわかってくれるのでしょうか。各ページに現れる動物が何なのか、ちらっと見える姿が子どもの謎解き好奇心をくすぐります。イラストに描かれた、動物が梱包されているパッケージの注意書きに着目しても面白いですよ。読むフレーズは同じでも、声色を変えながら読んでいくと、子どもとわくわく楽しむことができます。クリスマスにおすすめの「Dear Santa」というシリーズ絵本も出ています。■ワンポイントアドバイス洋書絵本の楽しみ方のひとつとして、ストーリーとは別の部分を楽しむという読み方もあります。「Dear Zoo」の場合は、3つの楽しみ方があります。・各ページに登場する動物が何かを当てっこする・イラストの動物を輸送するパッケージに書かれた注意書きに注目する・too ~の後につづく形容詞に着目するたとえば、形容詞に着目した読み方をした場合、絵本の中に頻繁に出てくる「to ~ too ---(---すぎて~できない)」という構文に、読み聞かせを進めながら自然に親しめるという利点もあります。とはいえ、構文などにこだわり過ぎると、英語の絵本に苦手意識を持ってしまう可能性も。こまかいことはあまり気にせずに、洋書の持つ外国文化などに触れながら、居心地の良い読み聞かせ時間を設けてみてください。子ども自身が、読み聞かせ時間を楽しい物と認識することによって、より多くのことを吸収できるようになるはずです。一方的に読み聞かせて終了するのではなく、一通り読み終えたら、「どうだった?」「どこが一番好きだった?」など、感想を聞いてみるのもよいでしょう。
2014年09月22日英語の絵本紹介シリーズも5冊目になりました。今回は声に出して読むのにおススメの絵本“Brown bear, Brown bear, what do you see?” /Bill Martin (著), Eric Carle(イラスト)です。日本語でも「くまさん くまさん なにみてるの?」というタイトルで親しまれている絵本です。 ページをめくるたびに繰り返される“What do you see?”の問いかけを、リズムよく読むことができ、子どもたちもフレーズを何度か読み聞かせているうちに自然と覚えていきます。たくさんの生き物とたくさんの色が出てきますので、“What is this?”と何の動物か尋ねたり、“What color is this?”と色を聞いたりしてみるのもよいですね。イラストは「はらぺこあおむし」で有名なエリックカールさん。ヴィヴィットで斬新な色使いが子どもたちの五感を刺激します。こうした感性を磨けるのも、洋書絵本の魅力のひとつですね!■英語のシリーズ絵本紹介“Brown bear, Brown bear, what do you see?” には、ほかにもシリーズ絵本がいくつか出ていますのでご紹介します。“Polar Bear, Polar Bear, What Do You Hear?”/Bill Martin (著), Eric Carle (イラスト)は、“Brown bear, Brown bear, what do you see?”のシリーズ第2弾。こちらはWhat do you see?ではなくWhat do you hear?です。 絵本の構成、リズム感はBrown bearと同じですが、こちらは動物のいろんな鳴き声や鳴き方を表す動詞がいろいろ出てくるので、読み聞かせている大人にとっても勉強になります。発音さえ抑えておけば、リズムよく読むことができます。オーディオブックなども併用すると読み方の参考になりますよ。シリーズ第3弾の“Panda Bear, Panda Bear, What Do You See?”/Bill Martin (著), Eric Carle (イラスト) には、パンダが登場します。 こちらもBrown bearと同じようにリズムよく声に出して読めます。特徴としては、登場する動物が絶滅危惧種であるため、子どもたちに環境問題の話をしたい時に関連して選ばれることが多いようです。シリーズ第4弾の“Baby Bear, Baby Bear, What Do You See? ”/Bill Martin (著), Eric Carle (イラスト)には、赤ちゃんグマが登場します。同じくBrown bearのリズム感で読めます。 こちらには、北アメリカで暮らす動物たちが登場します。各動物の特徴的な動作を表す動詞も使われており、ちょっと難しいところもあるかもしれませんが、イラストをヒントに子どもに問いかけてみても面白いですよ。ぜひ、シリーズで英語の絵本の読み聞かせてみてください。
2014年08月19日“Excuse Me!”Karen Katz作は、「こんなとき、なんて言うの?」の英語が詰まった絵本です。げっぷしちゃったとき、欲しい物があるとき、嫌いな物をすすめられたとき、兄弟喧嘩したとき…、子どもが遭遇するよくあるシチュエーションでいいたい一言を、カレンカッツさんのカラフルで親しみやすいイラストとともに英語で覚えられます。毎ページ、“What do you say?”と問いかけているので、ひとつの言い回しとしてリズムよく読んであげると良いですね。“What do you say?”のフレーズはそのまま日常生活でも使えるのでとっても便利! 問いかけの答えがフラップをめくった中に隠されている仕掛け絵本ですので、子ども達もワクワクしながらフラップをめくって答えを発します。楽しみの中で英語フレーズを身につけていくことができる絵本です。大きくなって自分で絵本を読めるようになってからも重宝しますよ。英語絵本読み聞かせには外せない一冊です。英語絵本読み聞かせワンポイントアドバイス「英語絵本の読み聞かせはいつから始めたら良いのですか?」英語絵本読み聞かせの会を定期的にやっていてよくいただく質問です。私の答えは、「何歳から、と決まった時期はありません」です。言って見れば、やりたくなったときが始め時。英語で絵本を読んであげようかしら、と思ったその日にスタートしたら良いのです。とはいえ、生後一ヶ月の間は読み聞かせというより、この世に生誕して赤ちゃんもママも大切な時期を過ごしていると思いますので、それが落ち着く生後2ヵ月目以降または妊娠期間中から胎教として開始が良いと思います。私の教室に来たお子さんの最小年齢は生後2ヶ月!もちろんママと一緒ですが、ママに読み聞かせのコツやおすすめ絵本、発音練習などを行ってもらい、ご家庭で楽しく読み聞かせをされているようです。実際にご家庭で絵本を読むのはお母様お父様です。絵本を読むときの雰囲気作り、大好きなお母様お父様とシェアする時間を大切にしていただきたいものです。さぁ、英語絵本読み聞かせ、今日から始めてみませんか?
2014年07月02日梅雨の時期になってくると、日中に外出できず家の中での過ごし方を持て余してしまうことも多くなりますね。そんなときこそ、英語で絵本読み聞かせに挑戦してみませんか? こちらのコラムでは、毎回1冊ずつはじめての読み聞かせに最適な英語絵本の紹介をしていきます。今回紹介するのは、 はじめての1冊に最適なこの絵本。■“Hug ” Jez Alborough作主人公はBOBOちゃんというチンパンジー。BOBOちゃんが森の中を歩きながら、たくさんの動物親子の“Hug”に遭遇していきます。ここに登場する英単語は“Hug(ぎゅっ)”がほとんどですが、動物達の温かいイラストと表情からいろいろな種類のHugを感じ取れます。 英語の意味がわからなくても、子ども達の感情に視覚で訴えてくる絵本。読み聞かせをしながら、子どもの心にわき起こる感情にあわせて、“Hug”という言葉を発信してみましょう。少し大げさに、Hの音を息をたくさん吐いて「ハァーッグッ」と発声するのもきれいな発音のコツです。特に親子で読み聞かせをするときはHugといいながらギュッと抱きしめてあげてもいいですね。BOBOちゃんのシリーズは日本語訳の絵本も大人気です。“Hug”は『ぎゅっ』というタイトルで書店や図書館に並んでいます。BOBOちゃんというお名前も、日本語の絵本になるとジョジョちゃんに変わっています。名作ですので、はじめての1冊におすすめです。<ワンポイントアドバイス>今回は、英語の絵本を購入する時の注意点についてです。絵本を店頭で購入するときは実物を手に取って見定められるのでいいのですが、欲しい本が決まっているときはインターネットでの購入も大変便利です。サイトによっては、定価より安く購入することも可能です。その際の注意点として、同じタイトルの絵本でも洋書の場合「ボードブック」「ペーパーバック」「ハードカバー」と3タイプに分かれます。その違いを説明します。「ボードブック」:全てのページが厚紙でできています。破れにくく、サイズも子ども向けなので赤ちゃんや紙を破いてしまう年齢の乳児さんにおすすめです。「ペーパーバック」:全ページ薄い紙でできています。ボードブックに比べ安価です。「ハードカバー」:表紙裏表紙が厚紙、中身は薄い紙でできています。日本の多くの絵本はハードカバーですね。お子様の月齢や、用途に合わせて最適な物を選んでみてください。
2014年06月24日絵本に出てくる食べ物を真似てお料理することは、よくあるかもしれませんが、絵本からハンドメイドの世界を広げるというのも、面白いですよ。私の大好きな絵本の1つに『かばんうりのガラゴ』(島田 ゆか:著/文溪堂)があります。これは、かばん屋さんのガラゴが、「いつでもお茶が飲めるかばん」などのユニークなリクエストに答えてかばんを売っていくお話です。何とも夢があるかばんがたくさん出てきます。そんな夢のある楽しいかばん作りをご紹介します。まず、絵本を読んでその世界観を楽しんでください。次に親御さんが「雨の日も楽しくなるかばん」など、子供に注文してみてください。リクエストされることで、お子様のモチベーションが上がり、集中して作ることができます。作り方は、簡単です。綿100%のバッグにデコレーションしていきます。ノベルティなどでもらったエコバッグなどを活用するのもいいでしょう。子供でも簡単にできるデコアイデアをご紹介しますね。■デコアイデア1.シールフェルト好きな形に切って貼ります。2.リボン、ボンボンリボンボンドで貼るだけでかわいいです。3.布描きクレヨン、ペン好きな絵を描きます。4.スタンプ押すだけで、オシャレ感がアップします。写真は、こどもたちの実際の作品です。誰かのために作る喜び、贈った相手が喜こんでくれた感動、これは手作りの醍醐味でもありますよね。これをきっかけに、誰かにプレゼントするバッグを作ってみるのもいいですよね。さらにグレードアップできるデコアイディアもご紹介します。■グレードアップしたデコアイデア1.デコパージュ専用の液を使って、ペーパーナプキンのかわいい柄を貼り付けます。2.刺繍、アップリケお裁縫に興味を持ち始めたら、親子でチクチクするのもオススメです。3.アイロンプリント専用用紙に好きなデザインをプリントして、アイロンではりつけます。ちょっとした工夫で、完成度もアップ! ぜひ、オリジナルバックを作ってみてくださいね。
2014年06月20日全世界で15ヶ国語に翻訳され、30ヶ国以上で累計2億冊も売れるなど人気となっている英国生まれの絵本『Mr.Men Little Miss』。絵本の人気キャラクターをモチーフにした新商品シリーズが、21日より発売している。【画像】コチョコチョくんら、特に人気のキャラクターを紹介同キャラクターは、英国の児童文学作家ロジャー・ハーグリーブス氏が描く絵本に登場するキャラクターで、人間の持つさまざまな性格・個性を表現。個性溢れるキャラクターはミスター・ティックルやミスター・ハッピーなど80以上。そんなかわいらしいキャラクターたちが描かれた新商品シリーズは、初夏のお出かけに便利なバッグやポーチなどの小物、机まわりで活躍するメモやクリアファイルなど全18アイテムを展開する。お気に入りのグッズを見つけて、毎日にHAPPYをプラスしよう!【情報詳細】商品名:『Mr.Men Little Miss』シリーズ発売日:2014年5月21日価格:¥432~3024(税込)販売ルート:サンリオ直営店および百貨店サンリオコーナー、サンリオオンラインショップ
2014年05月22日東京ミッドタウンは、アート・デザインのコンペティション「Tokyo Midtown Award」の一部門として開催される「Tokyo Midtown Award 2014 アートコンペ」の募集受付を、5月15日より開始する。応募締め切りは6月5日必着。「Tokyo Midtown Award」は、東京ミッドタウンの街のコンセプトである"「JAPAN VALUE(新しい日本 の価値・感性・才能)」を創造・結集し、世界に発信し続ける街"を目指す施策の一環として、毎年開催している<アートコンペ>と<デザインコンペ>の2部門からなるアワード。今回作品を募集する「アートコンペ」は、その一部門として開催されるもので、才能あるデザイナーの発掘や応援を目的としている。グランプリ受賞者には100万円の賞金や海外アートプログラムへの招聘などの特典が贈られ、6人の受賞者すべてに賞金(準グランプリ(1点)50万円、優秀賞(4点)10万円)が用意される。また、7回目となる今年は特にテーマを設けず、「東京ミッドタウン」という都心の複合施設に展示するのにふさわしいサイトスペシフィックなアートを募集する。舞台となるのは、東京ミッドタウンを代表するパブリックスペースのひとつで、空間をつなぐ通路としての役割だけでなく、店舗に囲まれたコマーシャルスペースとしての役割を持つ「プラザB1F」だ。審査員は、フリーランス・キュレーターの児島やよい、東京ミッドタウンアートワークディレクターの清水敏男、彫刻家の土屋公雄、アーティストの中山ダイスケ、メディア・アーティストの八谷和彦の5名が務める。応募にあたっては、まず同アワードのWebページ上で応募者情報を登録し、発行された「登録番号」と必要事項を応募書類(同アワードのWebサイトよりダウンロード可能)に記載の上、6月5日必着で郵送する。その後、6月30日に作品案の書類審査による1次審査が、7月28日にはプレゼンテーションおよび模型審査による2次審査が行われ、6点の入選作品が決定する。そして10月6日(月)、入選者完成作品審査と各賞を決定する最終審査が行われる予定となっている。なお、グランプリ受賞者はハワイ大学のアートプログラムへ招聘されるほか、受賞者全員には作品発表の機会として、2015年初春に開催予定の東京ミッドタウンの作品展「ストリート ミュージアム」での展示が可能になるということだ。
2014年05月09日大阪生まれの人気絵本作家・長谷川義史氏の作品を一堂に集めた展覧会『ようおこし 長谷川義史 絵本原画の世界』が、4月26日(土)から京都・美術館「えき」KYOTOで始まる。どこか優しくてほっとするストーリーと個性ある登場人物が、独特のタッチで描かれる作品は、子供から大人までを虜にする不思議な魅力にあふれている。「ようおこし 長谷川義史 絵本原画の世界」チケット情報展覧会では、デビュー作『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』をはじめ、『いいからいいから』『オツベルと象』『大阪うまいもんのうた』『だじゃれ日本一周』『おかあちゃんがつくったる』『シバ犬のチャイ』など代表作の絵本原画を中心に、スケッチや演劇ポスターなどの作品も展示。長谷川義史氏の作品と魅力を堪能できる絶好の機会となる。また、実際に絵本を読むことのできるコーナーの設置や、オリジナルグッズの販売も行われるなどのお楽しみも!子どもや家族と一緒にユニークな長谷川義史ワールドを体感しに、お出かけしてみてはいかがだろうか。■プロフィール長谷川義史(はせがわよしふみ)1961年大阪府藤井寺市生まれ。グラフィックデザイナーとして活動の後、絵本作家として活躍。『おたまさんのおかいさん』(解放出版社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。精力的に絵本作品を発表し続けている。また、現在MBSの人気情報番組『ちちんぷいぷい』の「とびだせ!えほん」コーナー(木曜・不定期で放送)にも出演中。■『ようおこし 長谷川義史 絵本原画の世界』会期:4月26日(土)~5月25日(日)10:00~20:00※最終入館は閉館30分前まで。 <会期中無休>会場:美術館「えき」KYOTO料金:一般-600円 高・大学生-400円 小・中学生-200円※料金はチケットぴあでご購入いただいた場合の優待料金です。※小学生未満は無料。期間中1回有効。
2014年04月22日小さくて可愛い双子の野ねずみ「ぐりとぐら」を主人公にした絵本が誕生してから、今年でなんと50年! 福音館書店から、50周年記念企画の絵本がリリースされています。まずは『ぐりとぐらと一緒におでかけ絵本』。これは、手のひらサイズの7冊の絵本に、ミニトートバッグが付いた50周年限定セット。絵本はソフトカバーでとても軽く、トートには7冊がすっぽり入るので、子どもが持ち歩いて、お出かけ先で楽しむのにもぴったり。「あ」から「ん」まで、すべてのひらがなが出てきて、学ぶこともできる『ぐりとぐらのあいうえお』、ユニークな数え歌が楽しめる『ぐりとぐらの1・2・3』、1月から12月まで、それぞれの月を愉快なしりとり歌にした『ぐりとぐらのしりとりうた』、また“ちちんぷいの”ではじまる様々なおまじないを描いた『ぐりとぐらのおまじない』。『なぞなぞえほん 1のまき』『なぞなぞえほん 2のまき』『なぞなぞえほん 3のまき』は、なぞなぞの質問とイラストをヒントに、楽しみながら答えを導きだせる絵本。もちろん7冊とも、ぐりとぐらと仲間たちの可愛いイラストが満載です!そして、もう一冊は『ぐりとぐらの てづくりブック』。食べること、料理することが大好きな、ぐりとぐら。本書では絵本『ぐりとぐら』に出てくるフライパンで作るカステラ、『ぐりとぐらとくるりくら』のにんじんキッシュなど、実際にぐりとぐらの絵本に登場する料理のレシピを紹介。『ぐりとぐらのおきゃくさま』に登場するクリスマスケーキのレシピも紹介されているので、今年のクリスマス、子どもと一緒にてづくりに挑戦してみるのもおすすめ!さらに、ぐりとぐらの人形や折り紙のつくり方が写真とともにわかりやすく紹介されているほか、ぐりとぐらの絵本の世界を再現した「えほんのこばこ」のペーパークラフトキットが付いているのも嬉しいかぎり。“もりのさんぽ”と“ゆきのひ”、ふたつのシーンを組み立てて、ぐりとぐらの世界を立体的に楽しむことができます。ペーパクラフトにはミシン目が入っているので、子どもでも簡単に作ることができ、同じように切り取って使える動物や小物と劇遊びしたり、インテリアとして飾ったり……。お友達同士や親子で一緒に楽しめます。この季節は、クリスマスプレゼントとしても喜んでもらえるはず!また、2013年12月31日まで「ぐりとぐら」シリーズの絵本の表紙に付いているキャンペーン・シールを集めて応募すると、ぐりとぐらのすごろくやトートバッグが当たる「ぐりとぐら 50周年キャンペーン」も実施中。こちらもぜひチェックを!『ぐりとぐらと一緒におでかけ絵本』さく:中川李枝子 え:山脇百合子サイズ:13×13cm定価:3,150円発行: 福音館書店 『ぐりとぐらの てづくりブック』福音館書店編集部編サイズ:27×20cm定価:1,050円発行: 福音館書店 「ぐりとぐら」50周年キャンペーン 公式サイト 文章/田辺香
2013年12月04日立命館大学は、同大学の文学部教授である北岡明佳のアート作品がレディー・ガガの最新アルバム『アートポップ』の盤面やトレイ下部分に採用されたと発表した。このたび採用された錯視の作品は、2008年に北岡教授が考案した「ガンガゼ」というもの。放射状に描かれたウニのトゲのような静止画で、錯視の効果で浮き出てくるようにガクガクと動いて見えるのが特徴だという。最新アルバム『アートポップ』への作品提供は、同アルバムのアートワークを担当したジェフ・クーンズらから依頼を受け、実現した。北岡教授は「錯視のデザインに注目してもらえて光栄に感じている。錯視はまだあまり知られていない分野。これを機に、錯視の面白さが世界中の多くの人に伝わると嬉しい」と喜びを語っている。
2013年11月07日化粧品の製造販売を行うネオナチュラルは、水田と稲を使いアートを表現する「田んぼアート田植え体験会」を開催する。開催場所は岐阜県郡山市の同社母袋(もたい)有機農場。日時は5月26日の10時10分から15時30分。なお、荒天の場合は6月2日に延期予定とのこと。同社では、農業経験がほとんどない都市部の人や子供たちに、田植えを経験することで食べ物がどのように生産されるのか、その大切さを楽しみながら学びつつ、農村のエコロジーな生活を体感してもらう目的で体験会を開催する。コシヒカリと古代米(ムラサキ米)を利用し、手植えや機械植えの田んぼアートを経験できるほか、田植機の操縦体験も可能。秋の稲刈りの際にも同様のイベントを行い、参加者には収穫した有機米を配布する予定とのこと。募集は4月15日から、同社のサイトにて行う。参加費は大人1,500円、中学生以下は無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月12日モバイルビジネス コンサルティング業などを行う「ネットイヤーモビー」は、知育を目的とした文字のないiPad専用絵本アプリ「さわって学ぼう!あそべる絵本」を発表。シリーズの第1弾となる「ももたろう」「さるかに合戦」「はなさかじいさん」の3タイトルをApp Store上で公開している。同シリーズは、指でさわってあそびながら物語を進めていく、文字のない絵本アプリ。文字を無くすことで、子どもたちがそれぞれ自由に想像でき、遊びながら「考える」ことで、発想力や感情を豊かにすることを目指している。第1弾では、誰もが知っている「日本の昔話」から3タイトルをリリース。指でサクラを咲かせたり、柿の木に水をやったり、鬼を退治したりと、昔話のなかの「名場面」を、子ども自身が指で疑似体験しながら物語を進めていく。また、文字が読めなくても遊べる内容になっているため、全世界の子どもたちを対象に、言語の壁を超えて提供されるという。同社では、指でさわったり動かしたりすることで、指のトレーニングにもなり、脳を活性化する効果もあるのではと期待しているとのこと。同アプリはいずれも本編途中まで無料。以降は課金制で、価格は350円となる。なお、同商品のリリースを記念して半額セールを実施中。詳細は、ネットイヤーグループのホームページで見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日PHP研究所は、同社の絵本「香川元太郎の迷路絵本シリーズ」の10作目『乗り物の迷路』(仮題、2013年7月発刊予定)に登場するアイデアを募集する「夢の乗り物コンテスト」を実施している。「香川元太郎の迷路絵本シリーズ」は、今までも「文明の迷路」「物語の迷路」など、様々な作品を発表。このほど10作品目の刊行にあたり、本に登場する「あったらいいな、こんな乗り物」のアイデアを募集。入選作品をもとに、作者の香川元太郎氏が絵を創作するという。応募はハガキにて受け付ける。1人何点でも応募できるが、ハガキ1枚につき作品は1点とする。締め切りは2013年2月末。入選者には、2013年刊行予定の「乗り物の迷路(仮)」サイン本1冊と香川元太郎氏オリジナル迷路をプレゼントする。詳細は同社公式サイトで案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月06日DIESEL ART GALLARY(ディーゼルアートギャラリー)は、ロンドンの「fabric(ファブリック)」から発表されたアートワークを展示する、世界初のエキシビジョンを開催する。ディーゼルアートギャラリーは、世界中から様々なジャンルのアーティストを招いて年4回のアート展を開催しており、今回は世界で最も影響力のあるクラブのひとつでもある、ロンドンの「fabric」のアート作品が今年最後のエキシビジョンとして登場する。fabricは、90年代にロンドンで主流となった商業的なクラブとは正反対を目指し、音楽のパフォーマンスとリリースに専念したクラブ。エキシビジョンでは、13年間に渡るナイトクラブの歴史を象徴するポスターやイメージを見ることが出来る、貴重な機会となっている。今回の取り組みは、fabricが初めてロンドンを飛び出して、その哲学や精神が視覚的に表現されたアートワークを展示。さらにオープニングに合わせてクリエイティブディレクションを務めるキース・ライリーが来日し、「今回DIESEL ART GALLERYで皆様に私たちのアートを紹介する機会を与えてもらったことに非常に感謝しています。日本という確かな審美眼をもった国で、私たちの最初のエキシビションができることに喜びを感じています。かねてより日本文化と、繊細な美を表現する能力に尊敬の念を持っていて、影響を受けているので、そういった経緯からある種の凱旋のように私は感じています。展示作品は、写真やモデルメイキング、純粋なデザインといった広範囲かつ集中的なプロセスの結晶です。それらを構成しているのは私たち自身の投影であり、作品は私たちの情熱や存在、そしてハートを写し出す鏡です。すなわち、作品は"私たち自身"なのです。この機会に皆さんが少しでも私たちの作品の中に美を見つけてくれたらと願っています。」とコメントしている。【US by fabric】アーティスト: キース・ライリー期間: 2012年11月16日 (金) ~ 2013年2月15日 (金)場所: DIESEL ART GALLERY東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F時間: 11:30~21:00DIESEL ART GALLERY公式サイト: 公式サイト(英):元の記事を読む
2012年11月01日絵本の企画制作・出版を手がけるえびばで号は、結婚式で両親に感謝の気持ちを伝える「ブライダル絵本」の制作サービスを開始した。「ブライダル絵本」は、結婚式で両親に贈るプレゼントとして、世界にひとつだけのオリジナル絵本を絵本作家が製作するサービス。写真や画などのビジュアル素材とインタビュー内容を基に、編集スタッフと絵本作家がゼロから構成を考え、オリジナルイラストを加えて絵本化する。一生想い出に残るプレゼントになるほか、結婚式の定番イベントである手紙の朗読の代わりに絵本を朗読し、読み上げられた絵本が実物となって両親の手元へ届く、などの演出も可能だ。78,000円のライトプランでは、フルカラー上製本(ハードカバー)16ページの絵本を3冊とオリジナルイラスト1点を制作。128,000円のベーシックプランでは、ページ数が2倍の32ページになる。取材・企画・編集・デザイン・電子化などの費用はプラン価格に含まれる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日ドッグフード、キャットフード販売の日本ヒルズ・コルゲートは、WEBにて絵本「7歳は『カラダ』と『食事』のチェックポイント。」を公開している。絵本では、シニア期に差し掛かった愛犬・愛猫の食事を見直すチェックポイントとして 「7歳」を掲げ、「DOG」編と「CAT」編にて、犬と猫それぞれの体調と食事の注意すべき点を、優しいタッチのイラストとリリカルな音楽に乗せて紹介している。今はまだまだ元気に見える愛犬・愛猫も、7歳を過ぎるといろいろな病気の心配が出てくる。特に症状がなくても、早めに健康チェックを受けることが必要であり、定期的な診断がシニア期の病気の早期発見・早期治療のためにも大切という。また絵本の公開と並行して、同社の「プリスクリプション・ダイエット」「サイエンス・ダイエット<プロ>」を動物病院にて購入したペットオーナー限定の、「CHECK 7 キャンペーン」も実施中。初回購入で当たる「トライアル・チャンス」、2回購入で当たる「リピート・チャンス」など、適切な食事を実現しながら、賞品が当たるキャンペーンとなっている。賞品は、「トライアル・チャンス」が「JTB旅行券10,000円分」を抽選で150名、「リピート・チャンス」が、「ダイソン ハンディクリーナーDC34」を抽選で100名となっている。応募締め切りは、「トライアル・チャンス」が9月15日まで。「リピート・チャンス」は10月31日まで。応募方法は、WEBのキャンペーンページにて確認のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月09日プラス株式会社の社内カンパニーであるジョインテックスは、株式会社絵本ナビと提携し、2012年3月21日より全国の幼稚園・保育園向けに絵本セットの販売を開始する。株式会社絵本ナビは、ユーザー参加型の絵本情報サイト「絵本ナビ」を運営。同サイトの月間利用者数は約57万人。紹介絵本約39,000タイトルから一般読者が評価、ランキング付けをしており、約22万件以上の絵本に関するレビューが蓄積されている。そのレビューを元に中立的な立場から人気の高い作品を選び、セットにして全国の幼稚園・保育園向けに販売されるという。絵本は6歳までの年齢別で、子供たちの成長段階にあわせた、「0~1歳用・はじめて出会う絵本セット」「1~2歳用・好奇心を育む絵本セット」などロングセラーを中心とした各2セットと、0~3歳・4~6歳の各年齢におすすめの新作絵本をセレクトした「2011年度新刊絵本」セットの2タイプ。すべて絵本ナビ編集部によるオリジナルのセレクトで計14種類。販売は、ジョインテックスが全国の教材扱い店や文具事務用品店頭を通じて展開するカタログ通販「スマートスクール」を通して行なわれる。午後5時までの注文で、2営業日後から4営業日に幼稚園や保育園へ直接配送されるという。教材や文具事務用品・日用雑貨品等も合わせて購入可能とのこと。セット内容が記載されている小冊子を全国の幼稚園・保育園約2万5千園に配布し、FAXで注文を受け付ける。2012年3月21日より販売開始。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月19日六本木の街を舞台とした一夜限りのアートの饗宴「六本木アートナイト2012」が、3月24日(土)10時から、3月25日(日)18時まで開催される。© 2010 六本木アートナイト実行委員会今年の「六本木アートナイト2012」のテーマは、「アートでつくろう、日本の元気」。このテーマのもとに、国内外様々なアーティストがメッセージ性の強い作品や、元気を与えるような作品を多数展開予定。Yayoi-chan, Ring-Ring © YAYOI KUSAMA 新作イメージ画像水玉をモチーフにした作品が印象的な前衛芸術家の草間彌生さんの参加が決定し、新作プロジェクト<愛はとこしえ、未来は私のもの!>を発表する。草間彌生さんは、バルーンを用いた全長10mの新作<ヤヨイちゃん~リンリン>を披露する他、ドットに彩られた「水玉カフェ」も登場し、六本木が草間ワールドに彩られる。©YAYOI KUSAMA他にも、京都を拠点に活動する気鋭のアーティスト「Antenna」は、ユニークなキャラクター「ジャッピー」をモチーフにした御輿や、お堂など祭りに関わる日本の伝統文化を表現する。Antenna《六本木伝承2012》 2012年また、美術館をはじめとする文化施設のオールナイト開館を含む開館時間延長、屋外でのインスタレーション、作品展示など、このオールナイトのアートの饗宴を安心して楽しめるよう、飲食店の営業時間延長や無料のバス運行なども行う予定。「六本木アートナイト2012」で、新しいアート・新しい六本木を感じ、特別な一夜を楽しんで。お問い合わせ: 六本木アートナイト2012公式サイト
2012年03月12日「支援・エコ」で昨年ご紹介した絵本『ねこよみ』を3名様にプレゼント! この『ねこよみ』に携わった、イラストレーターで作家の砂山恵美子さん、企画・ディレクションを担当された一般社団法人Think the Earthの鳥谷美幸さんのインタビューや『ねこよみ』についての記事は こちら>> 『ねこよみ』価格:¥1,470(税込)サイズ:横215×縦155mm(A5横開き・上製本)絵と文:砂山恵美子編集:Think the Earth発行:ソル・メディア アマゾンで購入する>> 【プレゼント応募は終了しました】【応募方法】1、おうちスタイルのTwitterアカウント@ouchistyleをフォローしてください。 ★フォローする★ ※当選された際にDMをお送りするために必要となります。フォロー頂かないとキャンペーン応募は無効となりますので、ご注意ください。※Twitterアカウントをお持ちでない方は、 新規登録 を行ってください。2、あなたの好きな「猫のしぐさ」をつぶやいてください。【例】「たまに舌を出しっぱなしにしてるところ」「丸まってる寝姿」・・・などあなたの“好きな猫のしぐさ”をつぶやいてください。*ハッシュタグ #ouchi_nekoyomi をつけて応募してください。 ★今すぐつぶやく★ ※1人何回つぶやいてもOKです。※応募締め切りは2012年1月24日(火)※応募にかかわる通信料は、ご利用者様のご負担となりますのでご了承ください。※当選者には応募締切後にTwitterのダイレクトメッセージで詳細をご連絡いたします。送信後48時間以内にご返信がない場合やご連絡前にTwitterのフォローを外された場合は当選が無効になります。※下記、応募要項をご確認の上、ご応募くださいますようお願い致します。【応募要項】・ご応募に際しお客様に入力いただいた情報は、ご希望いただきましたエキサイトの各種サービスのお知らせメールの送付のために、利用させていただくほかは、抽選・当選者へのプレゼント発送にのみエキサイト(株)にて使用いたします。・正確な情報をご入力いただけない場合およびご登録の内容によって任意項目が空欄である場合、サービスの全て又は一部の提供ができない場合がありますのでご了承下さい。・当選に関する個別のお問合せへの回答はいたしかねますので、ご了承ください。・当選の権利を譲渡することはできません。・プレゼント発送に際しては、ご連絡いただいた氏名・住所等をエキサイト(株)と契約している発送業者、または賞品手配を委託している賞品提供会社にて使用させていただきます。・ご連絡いただいた内容について、開示・訂正・追加・削除・利用停止・消去・第三者提供停止またはお問い合わせを希望される場合は、下記までご連絡ください。エキサイト株式会社 ヘルプセンター エキサイト株式会社個人情報保護管理者
2012年01月11日“ねこ”と“こよみ”で『ねこよみ』。下町に住む猫たちの目線で描かれたユニークな物語を通して、季節の変化を楽しむ絵本が発売となった。猫と暦にはどんな関係が? ちょっと聞いただけでは想像がつかないこの絵本の魅力について、イラストレーターで作家の砂山恵美子さん、企画・ディレクションを担当された一般社団法人Think the Earthの鳥谷美幸さんにお話を聞いた。 「下町に住んでいる主人公の猫がライバルの猫とケンカをし、町を離れて旅に出るんです。季節は巡って、それぞれの猫が豊かな自然の恵みを受けて、今度はまた別の猫が旅に出る……というストーリーを猫の目線で語っています。春には桜の花や蝶々が出てきたり、秋には菊やコオロギが出てきたり、と、イラストの中で季節感を表現しています」と砂山さん。実は、登場する猫たちは、砂山さんご自身が東京の下町に住んでいた時に、家の周りにいたという実在の猫たち。それだけに、猫同士や猫と犬、猫と人間の関係までも、リアリティ一杯に描かれている。きっと猫好きなら、随所で「あるある!」と頷いてしまう場面に出会えるだろう。 ページをめくってみると、「あっし」「でやんす」といった寅さんのような言葉を使う猫の物語と共に、見開き1ページで「立春」「夏至」など二十四節気のひとつが記されている。そして、その下には、二十四節気をさらに3つの季節に分けた「七十二侯」の言葉も。例えば、「立春」のページは、「東風凍を解く(とうふう、こおりをとく)」「鶯鳴く(うぐいす、なく)」「魚氷に上がる(うお、こおりにあがる)」とある。面白いのは、その七十二侯の言葉一つひとつが、全てのページに絵解きで隠されていること。写真の立春のページには、風や鶯、魚が描かれているのが分かるだろう。このページは比較的易しい方だが、ページによっては、驚いてしまうような隠し絵もある。ストーリーとともに、この絵解きを探しながら読み進めるのが、『ねこよみ』の面白さだ。また、季節や猫に関するまめ知識を記した「ねこらむ」や、二十四節気ごとの猫の変化についての解説なども登場し、様々な視点から読者を楽しませてくれる。「2006年からThink the Earthでは毎年、『えこよみ』という絵本を発売していますが、「n」をつけたら「ねこよみ」になる、と気付いたことから、“猫と季節に感謝する”この企画が始まりました。私は、普段暮らしの中で猫から豊かなものをもらっているので、恩返しができたらな、と思ったんです」と鳥谷さん。元々猫が好きで家でも飼っている鳥谷さんは、震災を機に猫の問題を身近に感じ、猫のシェルターでボランティア活動を始めたそうだ。さらに、動物実験や殺処分など、猫にまつわる様々な問題に対しても、「何かできることがないか」と考えていたという鳥谷さん。この思いから、絵本の売上の一部は、猫の福祉・愛護活動を行う団体に寄付することとなった。今後、一般社団法人Think the Earthでは「猫を想うことは、地球を想うこととつながっている」と考え、『ねこよみ』を皮切りに情報発信や勉強会、寄付につながるプロジェクトなどを立ち上げる予定だと言う。 イラストレーターの砂山恵美子さん(左)と、ディレクターの鳥谷美幸さん(右)猫の視点で自然や地球を見てみたら、ちょっと世界の見方も変わるかも? 猫好きの方はもちろん、和文化や自然に興味のある方や、親子でも楽しめる『ねこよみ』。年末年始の家族の団らんに、帰省の手みやげにも、一冊手に取ってみてはいかがだろう。『ねこよみ』価格:¥1,470(税込)サイズ:横215×縦155mm(A5横開き・上製本)絵と文:砂山恵美子編集:Think the Earth発行:ソル・メディア アマゾンで購入する>> 取材/池田美砂子
2011年12月28日主婦の友社から、本格的なポップアップ絵本が自分で作れる『ポップアップ じぶんでつくる とびだす絵本』が発売された。すべて簡単に取り外せるパーツがついており、切り取って、差し込んで、はるだけ!で、びっくりするような作品が出来上がる。見本にはロボットのポップアップ。作るのはドラゴン、お城、フランケンシュタイン、ジャングルなど。さらに簡単なポップアップカードの作り方も紹介されている。小学校高学年の子どもなら、作り方を見ながらどんどん作れるのではないだろうか。親子で楽しみながら作ることをおすすめしたい。小さなお子さんには、お父さんが手作りしてあげると「お父さん、すごい!」なんて言ってくれるかも?!『ポップアップ じぶんでつくる とびだす絵本』作:デザイン:ルース・ウィキングス絵:フランシス・キャッスルサイズ:256×256(特別サイズ) 12ページ価格:¥1,995プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年08月09日東日本大震災で被災した子どもたちの心を癒そうと、絵本を届けるプロジェクト「3.11 絵本プロジェクトいわて」(が立ち上がった。プロジェクトの代表者、末盛千枝子さん(70歳)は、絵本出版社の代表を40年以上務め、国際的に絵本の普及のための活動をしている。「『3.11 絵本プロジェクトいわて』では、被災地の子どもたちに絵本を届ける活動をしています。寄贈していただいた絵本は避難所、公民館、保育施設などへお届けし、読み聞かせ会なども行う予定です。子どもたちを笑顔にし、励まし、夢を与えるために、絵本寄贈・活動支援金のご協力をよろしくお願いいたします」と、末盛さんは言う。寄贈方法は、・手持ちの本でも可能・幼児(1才くらい)から小学校中学年(10才くらい)対象のもの・絵本以外に児童図書でも可能・下記の住所にまとめて郵送〒020-0013岩手県盛岡市愛宕町14 -1盛岡市中央公民館内3.11 絵本プロジェクトいわて事務局宛電話:019-654-5366となっている。また、寄付に関する問い合わせが多かったことを受け、寄付金も合わせて募集している。「寄付金は、絵本の購入、運搬費用などに使用させていただきます」とのこと。ほかにも、集積作業や配達、読み聞かせのボランティアも合わせて募集しているので、「寄付したい」、「参加したい」という方は、プロジェクトのWebサイト(を一度確認してみてはいかがだろうか。(COBS ONLINE編集部)【関連リンク】【コラム】夜空のおるすばん、不安な夜を和らげるハートフルな絵本【コラム】子どものころに読んだ衝撃的で印象深い絵本って?【ランキング女性編】子どものころに読んだ絵本ランキング
2011年04月03日