日本損害保険協会では、3月1日~3月31日までの1カ月間を中心として、女優の波瑠(はる)さんを広報キャラクターに起用した「2012年度自賠責保険広報活動」を実施する。同広報活動は、自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)制度の認知・理解促進を目的として、1966年から実施している。「加入が義務付けられていること」、および「被害者保護を目的としていること」の2点を重点訴求ポイントとし、補足的に「期限切れに対する注意喚起」などについて、自賠責保険の認知度が特に低い若年層を中心に、「わすれないでね、自賠責保険。」のメッセージを通じて波瑠さんが呼びかける。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月20日日本損害保険協会は3月1日より、女優の剛力彩芽さんをキャンペーンキャラクターに起用した「2011年度自賠責保険広報キャンペーン」を開始する。期間は3月31日まで。同キャンペーンは、自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)の認知・理解促進を図るために、1966年から毎年実施しているもの。今回は、より幅広い年代の男女(原付・二輪車を含めたすべての車両の所有者およびその家族)を対象とし、特に自賠責保険の認知度が低い若年層に向けて訴求するとしている。PRポイントとして、自賠責保険は「加入が義務付けられていること」、および「被害者の保護を目的としていること」の2点を中心に置くほか、「期限切れに対する注意喚起」「自賠責保険標章(ステッカー)改定の周知」を実施。新聞や雑誌、インターネットなど、様々な媒体にてプロモーションを展開する。あわせて、期間中に「自賠責保険クイズ」キャンペーンを開催。自賠責保険に関するクイズに回答すると、抽選で5名に「旅行券5万円分」を、100名に剛力彩芽さん「オリジナルQUOカード1,000円分」をプレゼントする。応募サイトの開設は3月1日。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月29日ステッカーの色で識別今年の4月1日から、自動車損害賠償保険のステッカー(保険標章)が多色化され7色になる。有効期間の最終年月を示す数字だけが変更される現行のステッカーは、青にステッカー地のアルミニウム色だった。4月からは有効年ごとにステッカーの色が変更されるため、自賠責に加入していない無保険車を識別しやすくなるのである。保険の有効期限切れ防止策2012年から1年ごとに青、橙、紫、黄緑、赤、黄、緑と7色のステッカーの交付を行い、以後7年間で同じ順番で繰り返し交付する。自賠責保険は原動機付自転車(125cc以下)などで最長5年である。ステッカーの色を7年間で変えることにより、2019年以降は色を見るだけで有効期限年がわかるようになる。自賠責保険は、一般的に強制保険とも呼ばれ、四輪車やオートバイは必ず加入しなければならない。車検(車両検査)がない250cc以下のオートバイや原付バイクなどはステッカーを貼る必要がある。しかし、車検がないため自賠責保険の継続が切れた状態で乗っている所有者が多いのが現状だ。ステッカーの多色化により、無保険車に有効な対策になると期待されている。
2011年02月02日引き上げ幅は月内に決定1月14日、自動車やバイク保有者に加入が義務付けられている自賠責(自動車損害賠償責任)保険の保険料見直しを検討する自賠責保険審議会(金融庁長官の諮問機関)は、11年度と13年度の2段階に分けて保険料を引き上げることに合意した。保険料の具体的な引き上げ幅は、20日に開く第2回の審議会で審議し、政府が月内にも最終決定する見通しだ。※画像はイメージ激変を避ける緩和策背景には交通事故被害者への保険金の支払い増加により、想定以上に収支が悪化していることがあげられる。計画していた13年度の引き上げが大幅負担増となり、激変をさけるために緩和策がとられた。値上げは07年度以来の4年ぶりである。加入が任意の自動車保険の保険料についても、大手の損害保険各社が4月以降、高齢者を中心に順次引き上げる予定である。高齢者ドライバーにとっては厳しい値上げになりそうだ。
2011年01月20日自動車損害賠償責任(自賠責)保険は、原付や自動二輪を含む全ての自動車ユーザーに加入が義務付けられ、その保険料は交通事故被害者への保険金の支払いや支援を主とする救済対策のために役立てられている。ところが、この保険金支払いが増加傾向にあり、08年度以降の収支では毎年2,300~2,500億円の赤字となっていて、来年はさらに採算が悪化するとの試算を、損害保険料算出機構が17日の理事会で提示したことによる。これは日本経済新聞などが報じている。事故被害者への支払いが増え、引き上げ必要にもともと、これまで積み立ててた資金の運用益が1兆円ほどになり、08年度から保険料を大幅引き下げし契約者に還元を図ったところ、事故被害者への支払いが増えたことから、予定の13年度までに底をつく可能性が高くなったというのだ。来年4月に大幅値上げする案や、数年かけて段階的に引き上げる案もあるというが、早期の引き上げは避けられそうもない。来年値上げとなれば07年度以来4年ぶりとなるが、来年1月に開かれる自賠責保険審議会(金融庁長官の諮問機関)で決定することになる。
2010年12月20日(株)サークルKサンクスは、あいおいニッセイ同和損害保険(株)が展開するバイク自賠責保険(原動機付自転車、軽二輪)への加入申込み受付サービスを、マルチメディア端末機「カルワザステーション」設置のサークルKとサンクス約6,000店舗で、11月25日から開始する。自賠責保険加入申込みは、これまでインターネットから申込みを行い、クレジット決済のみに対応していたものだが、今回のサービス拡充で、店舗レジでの代金支払い(現金のみ)も可能となった。カルワザステーション活用し、バイク自賠責保険申込みまた、「カルワザステーション」と「マルチコピー機」を利用することでスムーズに自賠責保険証明書、ステッカーなど必要な証書をその場で受け取ることができる(この手順は以下)。(1)受付票発行(2)代金を支払い(3)証明書印刷<「バイク自賠責証明書」作成手順>(1)カルワザステーションを操作し、必要項目を入力して受付票を発行。事前にインターネットで必要項目を入力しておけば店内では入力不要。(2)受付票にてレジで代金支払い。「ステッカー」と「しおり」、「案内文」を受け取る。(3)案内文に記載されている番号をマルチコピー機に入力し、「バイク自賠責証明書」を印刷。
2010年11月24日6月度は約30億円の支払い超過損害保険料率算出機構は、2010年6月分の「自賠責保険・共済月次統計」を発表した。同機構によれば、6月の契約台数は約369万台で契約保険料は約767億円。対して支払いは約11万3,000件で、およそ801億円の支出となっている。※画像はイメージ契約数の上位は?詳しい内訳を見ると、契約台数が1番多かったのは東京海上日動で82万7,270台。保険料収入は176億6,065万3,000円となった。前年同月比で2.7%増加。支払いは2万6,547件で、保険金は185億2,726万3,000円。前年同月比で0.3%増。この結果、収入よりも支払いのほうが8億6千万円ほど上回る結果となった。契約台数2位は損保ジャパンで72万8,009台。保険料収入は約153億8千万円となった。対して支払いは2万2,184件の約155億円。支払いは前年比で2.2%減少したものの、やはり収入を上回った。共済では、1位のJA共済が契約台数27万9,793件で、収入が約51億2千万円。支払いは5,752件で約41億8千万円。こちらは契約が前年同月比4.4%減、支払いが10.2%増となったものの、依然収入が支出を10億円近く上回る結果となった。累計では大幅に収入が上回る当年度の累計で見ると、東京海上日動は収入が約642億円で支払いが約492億円。損保ジャパンも約573億円の収入に対し、支出は約433億円となっている。全社・全共済の当年度累計でも、保険料収入が約2,850億円(前年比2.5%増)なのに対し、支出は約2,100億円(0.1%増)という結果となった。
2010年10月18日任意保険、ほぼ全員が「入るべき」アメリカンホーム保険会社が21日に発表した、ドライバーのマナーに関する意識調査によると、最もマナーが悪いと思う行動は「車からゴミや吸い殻を捨てる」で46.9%。また、任意保険について、「入るべき」と答えたのは98.6%だった。1067名が回答、マナーに関する意識調査アメリカンホーム保険会社は、9月6日に株式会社アイシェアと共同で「ドライバーのマナーに関する意識調査」を実施。20代から50代のネットユーザー男女で、運転歴1年以上、週1日以上運転する自由に使える車の所有者1067名の回答を集計した。自動車保険に関する質問では、マナーとして任意の自動車保険に「絶対入るべき」と答えたのが88.9%、「どちらかというと入るべき」が9.7%で、全員に近い98.6%が「入るべき」だと回答している。自賠責では限度が低く範囲も狭いなお、任意保険に入るべきとする理由は、「自賠責では補償限度が低く保障範囲も狭いから」との回答が52.2%、「気を付けていても事故は起こり得るから」が36.1%という結果だった。調査の結果からも、任意の自動車保険はドライバーに重要視されていると言えそうだ。
2010年09月24日早期返済を要望活動開始自賠責保険の保険料で積み立てた資金の大部分が国に貸与され、5893億円が返済されないままとなっている問題で、自動車ユーザーや事故被害者らが政府と与野党に早期返済を求める要望活動を開始する。期限通りに返済を15日、早期返済の要望活動として自動車損害賠償保障制度を考える会が国に対して要望書を提出する。要望書では、自賠責保険は自動車ユーザーが支払った保険料により交通事故被害者を支える共助の仕組みであることを強調している。積立金は一般会計に貸し出されたまま、6000億円近くが返済されずに期限である11年を迎えようとしているため、期限通りの返済を求める。
2010年09月18日自賠責の販売拡大自動車損害賠償責任(自賠責)保険の販売が急拡大している。エコカー補助金の終了に伴う駆け込み需要による新車販売増加の恩恵を受けたものとみられる。自賠責保険、自動車保険が好調8月の自賠責保険の保険料収入は、大手損害保険会社6社合計で前年同月比8.6%の伸び。東京海上日動火災保険と三井住友海上火災保険では9カ月ぶりの2桁増収だ。自賠責保険は合計で535億円で8.6%の伸び、自動車保険も合計で2205億円となり1.2%の増収となった。その他の種目では、輸出入の回復で船舶などの損害を補償する海上保険が7.7%伸びた一方で、火災保険が2.3%の減収となっている。
2010年09月10日