米BOX OFFICE MOJOは6月23日~6月25日の全米週末興業成績を発表した。実写版シリーズ5作目となる『トランスフォーマー/最後の騎士王』 が初登場首位にランクイン。1作目から監督を続けるマイケル・ベイが引き続きメガホンを取り、人類滅亡の破壊者に変貌し地球に帰還したオプティマスプライムと新チームとの新たな戦いを描く。前作に続きマーク・ウォールバーグが主演を務める他、1~3作目のレギュラーキャストであるジョシュ・デュアメル、ジョン・タトゥーロの復帰やアンソニー・ホプキンスの出演も注目を集める。前週1位の『カーズ/クロスロード』は2位に転落。累計興行収入は9,988万2,893ドルと1億ドルの大台に迫る。『ワンダーウーマン』も前週からワンランクの3位。順位を下げたものの、累計興収は3億ドルを突破した。4位から10位のラインナップも前週と変わらず。各タイトルが1~2ランクずつ順位を下げた中、前週5位に初登場した『海底47m』は4位にランクアップしている。
2017年06月26日米BOX OFFICE MOJOは6月9日~6月11日の全米週末興業成績を発表した。前週に続いて『ワンダーウーマン』が首位をキープ。公開後3日間で早くも1億ドルを突破した前週からさらに興収を稼ぎ、累計興行収入2億500万2,503ドルと2億ドルの大台を早くも超えるヒットを続けている。2位は初登場の『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』。1932年公開の『ミイラ再生』をトム・クルーズ主演でリブートした作品で、砂漠とロンドンの地下の迷宮を舞台に繰り広げられるアクションアドベンチャーだ。『トランスフォーマー』。『スター・トレックイントゥ・ダークネス』、『アメイジング・スパイダーマン2』など数々のヒット作でプロデュース・監督・脚本などを務めたアレックス・カーツマンが監督を務める他、『スター・トレックBEYOND』のソフィア・ブテラや『ナイスガイズ!』のラッセル・クロウらが共演している。前週2位に初登場したCaptain Underpants: The First Epic Movie(原題)』は3位にランクダウン。4位『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』、5位『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』もワンランクずつ順位を下げている。6位は初登場の『It Comes At Night(原題)』。恐怖をもたらす謎の存在から家族を守ろうとする男を描いたホラー映画で、2015年の『ザ・ギフト』で長編映画監督デビューも果たしたジョエル・エドガートンが主役を務めている。その他『ファンタスティック・フォー』のケイト・マーラ主演の『Megan Leavey(原題)』が8位に初登場。イラク戦争で女性兵士と共に活躍した軍用犬との交流を描く実話をもとにした伝記映画だ。
2017年06月12日前評判も高かったパティ・ジェンキンス監督の『ワンダーウーマン』が、北米で2日(現地時間)に公開を迎え、4,165館の劇場でファンを熱狂させた。「Box Office Mojo」によると、初週末における興収は1億50万ドル(約111億円)を記録し、女性監督が手掛けた作品としては歴代で1位という結果に。『ワンダーウーマン』以前のトップは、2015年2月に公開されたサム・テイラー=ジョンソン監督の『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で8,517万ドル(約94億円)だった。『ワンダーウーマン』は、女性が主役のコミックを原作とした実写映画という点でも、ずば抜けてトップだという。この映画の登場までは、今年3月に公開されたスカーレット・ヨハンソン主演の『ゴースト・イン・ザ・シェル』が首位に立っており、初週末興収は1868万ドル(約21億円)だった。『ワンダーウーマン』の売り上げと比較するとその差は歴然である。そのほか、『ワンダーウーマン』はコミックが原作の実写映画のオープニング興収歴代16位、6月公開の映画のオープニング興収歴代6位など栄えある記録を手にした。「CinemaScore」の調べによると、観客層は52パーセントが女性、48パーセントが男性で、18歳未満が14パーセント、35歳以上が47パーセントだったとのことだ。また、女性初のスーパーヒーロー映画のこの快挙にアカデミー賞受賞女優をはじめ、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』ジョス・ウェドン監督、『ワイルド・スピード SKY MISSION』のジェームズ・ワン監督などの映画監督らも自身のSNSに絶賛の声を上げている。『それでも夜は明ける』のルピタ・ニョンゴは「ワンダーウーマンはまさに神様からの贈り物!いままで観たことのないようなスーパーヒーロー映画。楽しいし、心をぐっと掴まれた。スタイル的にも魅力的。ウイットに富んでいて、賢い。尺も完璧。強い。センシュアル。ただすばらしい。ガル・ガドットが登場すると観客のみんなはスクリーンにくぎ付けになるし、同時に真っ先に近くのコスチュームショップに走ってワンダーウーマンになりたくなる!」とコメント。それを受け、ジェシカ・チャスティンは、ワンダーウーマンのポーズをしながら、ワンダーウーマンのTシャツを手にしたスチールを投稿しつつ、「女子のみなさん、このポーズで決めましょ。この作品にはいま、私が求めているものが全部凝縮されている。ルピタのインスタを読んで是非観に行って!!!!」と投稿し、「ジェシカの言うとおり!今週末ガル・ガドット、パティ・ジェンキンス、ワンダーウーマンのために映画を観に行こう。そしてハリウッドのみんなが自信もって,女性中心の映画作ってもいいんだって思ってもらいたいわ!」とアン・ハサウェイがコメントした。女性層の獲得、高い作品評価と、今後もまだまだ数字が伸びそうな勢いとなっている。『ワンダーウーマン』は8月25日(金)より全国にて公開される。(Hiromi Kaku)■関連作品:ワンダーウーマン 2017年8月25日より全国にて公開(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC
2017年06月05日米BOX OFFICE MOJOは6月2日~6月4日の全米週末興業成績を発表した。週末興収1億50万5,000ドルを稼ぎ、『ワンダーウーマン』が初登場1位。DCコミックスの同名コミックを『モンスター』のパティ・ジェンキンス監督が映画化した作品で、第一次世界大戦当時を舞台に、女性戦士"ワンダーウーマン"の活躍を描く。主役のワンダーウーマン役を『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の劇中でも同役を演じたガル・ガドットが務める他、"スター・トレック"シリーズのクリス・パインがアメリカ陸軍航空部の隊長役で出演している。2位『Captain Underpants: The First Epic Movie(原題)』も初登場。アメリカの同名児童書を原作とする、ドリームワークスの新作映画で、スーパーヒーロー"パンツマン"の活躍を描く。前週トップの『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』は3位に転落。累計興行収入は1億1,462万1,771ドルと公開2週目で1億ドルに到達した。4位『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』も2位から順位を落とした他、前週3位の『Baywatch(原題)』が5位、同4位の『エイリアン:コヴェナント』が6位となるなど、以下のラインナップも1~3ランクダウンした。北米週末興行成績TOP 10(6月2日~6月4日)
2017年06月05日不朽のディズニー・アニメーションをディズニー自身が完全実写化した『美女と野獣』。4月の公開時から『アナと雪の女王』を越える大ヒットスタートをきった本作が、6月1日(木)時点で興行成績100億円を突破!ディズニー史上2番目に早いスピードで100億突破の快挙を達成。主演のエマ・ワトソンからも祝福コメントが届いた。魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子。呪いを解く鍵は、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、そして愛されること――。だが、野獣の姿になった彼を愛する者などいるはずがなく、独り心を閉ざして暮らしていた。そんな絶望の日々に変化をもたらしたのは、聡明で美しい女性、ベル。自分らしく生きながらも、周囲から「変わり者」と呼ばれ心に孤独を抱えていた彼女は、外見に囚われ本当の自分を見失っていた王子を少しずつ変えていくが…。4月21日(金)に公開され、週末3日間で興行収入13億7,876万5,600円、動員95万1,214人を記録した本作。そこから42日目にして、興行成績100億770万9,200円、動員719万4,465人に達し、『アナと雪の女王』『アリス・イン・ワンダーランド』の37日間に次ぐ、ディズニー史上2番目に早いスピードで、興収100億円突破の快挙を成し遂げた。6月1日現在で、375劇場743スクリーンで上映されており、6月3日(土)以降も720スクリーン以上で続映。動員の構成比は、字幕版と吹替版が50%ずつと、実力派豪華キャストが揃う“プレミアム吹き替え版”も評判が高い。このプレミアム吹き替え版の成功をベル役のエマ・ワトソンも「夏美さんと育三郎さんロンドンで会えてよかったわ。“日本語吹き替え版の成功おめでとう”」と祝福コメントを寄せた。ベル役を務めた昆夏美は、「興行収入100億突破…!本当にたくさんの方にご覧いただいていることに嬉しさと感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。この『愛の物語』を通して皆さんの心が温かくなって頂けていたら幸せです」と喜びをコメント。また、野獣を演じた山崎育三郎も、「プレミアム吹き替え版の野獣役として、この作品に携われたことを光栄に思います。これだけ多くの方に映画『美女と野獣』を観て頂けたことを心から嬉しく思います。作品を愛し、劇場に足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします」と思いを語った。興行収入はどこまで伸びるのか!?まだまだ続きそうな『美女と野獣』現象に注目だ。『美女と野獣』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年06月02日米BOX OFFICE MOJOは5月26日~5月28日の全米週末興業成績を発表した。ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウを主人公とするディズニーの海賊冒険ファンタジーシリーズ最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』が初登場首位にランクイン。5作目となる新作では、前作のロブ・マーシャル監督は降板し、2012年の作品『コン・ティキ』でアカデミー賞やゴールデングローブ賞の外国映画賞でノルウェー代表としてノミネートされたノルウェー人監督のヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドリムが監督を引き継ぐ。新キャストに『ノーカントリー』『BIUTIFUL ビューティフル』のハビエル・バルデムや、『メイズ・ランナー』で注目を集めたカヤ・スコデラリオらが加わった他、オーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイが3作目以来の出演。復讐に燃える強敵・サラザールとの対決を軸に、伝説の矛を手に入れるために新たな大冒険を繰り広げるジャック一団を描く。前週トップの『エイリアン:コヴェナント』は4位に転落。2位は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』は前週と変わらず順位を維持した。3位は『Baywatch(原題)』が初登場。1989年から2001年にかけてアメリカで放送されたライフガードを主役にしたテレビドラマシリーズ『ベイウォッチ』の劇場版。ドラマ版とはキャストを一新し、『スコーピオン・キング』『ウィッチマウンテン/地図から消された山』で主役を演じたドウェイン・ジョンソンと『ハイスクール・ミュージカル』シリーズのザック・エフロンの共演が話題となっている。5位『Everything, Everything(原題)』をはじめ、以下は前週と同じラインナップ。公開11週目となる『美女と野獣 (2017) 』は累計興行収入5億56万3,435ドルと5億ドルの大台を突破した。
2017年05月29日米BOX OFFICE MOJOは5月19日~5月21日の全米週末興業成績を発表した。『エイリアン:コヴェナント』が初登場首位にランクイン。『エイリアン』(1979年)の前日譚シリーズの2作目で、2012年の『プロメテウス』の続編となる。前作同様、巨匠リドリー・スコット監督が指揮を執り、"エイリアン誕生"の謎が解き明かされるSFホラー。前作から続投となるマイケル・ファスベンダーがアンドロイドを演じる他、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のキャサリン・ウォーターストンがヒロイン役を務める。その他、新キャストとしてジェームズ・フランコが加わった。2位の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』は公開3週目にしてランクダウン。後退したものの、前週2億ドルを突破した累計興行収入は3億179万9,474ドルとなりわずか1週間でさらに業績を伸ばしている。3位は初登場の『Everything, Everything(原題)』。ニコラ・ヨーンが2015年に発表した同名大ヒットベストセラー小説(邦題『Everything, Everything: わたしと世界のあいだに』)を映画化した作品で、重度のアレルギーで外出できない少女と隣家に引っ越してきた少年との恋物語。『ハンガー・ゲーム』のアマンドラ・ステンバーグと『ジュラシック・ワールド』のニック・ロビンソンが主役の少年少女を演じる。5位『Diary of a Wimpy Kid: The Long Haul(原題)』も初登場。ジェフ・キニーの『グレッグのダメ日記シリーズ』の映画化作品で、シリーズ4作目となる。前週2位の『Snatched(原題)』は4位、『キング・アーサー』が3位から6位となるなど以下のラインナップはそれぞれ順位を下げている。
2017年05月22日『ミニオンズ』に続き『SING/シング』も興収50億円を突破したユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・エンターテインメントが贈る最新作『怪盗グルーのミニオン大脱走』。本作で、グルーの新たな敵となるバルタザール・ブラットの吹き替えを松山ケンイチが務めることが決定!松山さんは洋画アニメーション作品、そしてハリウッド映画の吹き替え声優を務めるのは今回が初めて。併せて、日本語吹き替え版の予告編もお披露目された。本作では、晴れて結婚したグルーとルーシーの前に、人類を脅かす新たな悪党バルタザール・ブラットが立ちはだかる。過去の栄光にすがって80年代のファッションに身を包む元子役スターは、グルーを窮地に追い込む。さまざまなガジェットを駆使して犯罪を繰り返す、彼の真の狙いとは?また、グルーも知らなかった、新たな家族が判明。なんとグルーには、ドルーという生き別れになっていた双子の兄弟がいた!フサフサの金髪、魅力的な笑顔、父親から養豚場と莫大な財産を相続したお金持ち…どこをとってもグルーの正反対。そんな非の打ちどころのない彼の夢は、父の志を継ぎ、天下の大悪党になることだった…。そしてミニオンたちはというと、悪の世界からは足を洗ったと告げるグルーと決別し、生きがいを求めて新たな最強最悪のボス探しの旅を始めるが、ある出来事をきっかけにとんでもないことに!?果たして、ミニオンたちの運命は…?グルーの声を笑福亭鶴瓶、その娘・アグネスの声を芦田愛菜、そして『怪盗グルーのミニオン危機一発』でもルーシーの声を務めた中島美嘉が、引き続き日本語吹き替えキャストを務める本作。松山さんが演じるブラットは、80年代のTVシリーズ「EVIL BRATT」で世界征服を企む子ども悪党を演じていた元天才子役。思春期を迎え、番組が打ち切りになってしまったことをきっかけにハリウッドから忘れられてしまうが、その後、復讐を決意。過去にしがみつき、いまでも80年代ファッション&ヘアスタイルで破壊的な武器「キーター(ギター+キーボード)」と「ルービックキューブ」などの武器で、史上最強の敵としてグルーの前に立ちはだかる!松山さんをキャスティングした理由として、本作の配給会社、東宝東和は「松山ケンイチさんは、幅広いさまざまな役柄をこなし、毎作品で違った顔を見せてくれる素晴らしい方です。子ども時代から大人まで、さらには変装して全くの別人にもなるバルタザール・ブラットという難しいキャラクターを演じ分けできるのは、松山ケンイチさんしかいないと思い、オファーしました」と、そのカメレオン俳優ぶりが決めてとなったことをコメント。劇中では、大人になったブラットだけでなく、人気子役スターだった子ども時代、思春期、さらにはブラットが変装した小太りのポンプーなど、幅広いキャラクターを演じ分けることになるという。併せて公開された日本語吹き替え版の予告映像でも、マイケル・ジャクソンの「BAD」など80年代の音楽に合わせ、軽快なステップでダイヤモンドを奪おうとするブラットをノリノリで務めていることが分かる。松山さんは、「(クリント・イーストウッドやルパン三世の声を務めてきた)山田康雄さんが吹き替えも俳優業の1つとおっしゃっている意味を痛感しながらも楽しんでやっています。楽しみにしていただきたいです」と、気合い十分のコメント。『聖の青春』(’16)で20kgも体重を増やして役作りをし、日本アカデミー賞優秀主演男優賞にも選ばれた松山さん。本作でさらなる新境地を目にすることができそうだ。『怪盗グルーのミニオン大脱走』は7月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:怪盗グルーのミニオン大脱走 2017年7月21日より全国にて公開(C) 2017 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2017年05月22日プロボクシング元世界3階級王者の亀田興毅氏(30)が16日、オフィシャルブログを更新し、俳優・市原隼人(30)との絆を明かした。亀田氏は「友」と題し、「隣にいてるだけで茹で上がるのではないかというぐらい熱くて最高の漢、その名は市原隼人…」と紹介。「今から約8年前、亀田家は逆境にあっていて決まった内藤戦。あの当時亀田を応援するものは悪く言われるというぐらいの少し変わった現象に陥っていたにも関わらず、この漢は堂々と応援に来てくれて、嬉しくてこっそりと涙したことを思い出す…」と赤裸々につづった。一般挑戦者と対戦するAbemaTV1周年企画『亀田興毅に勝ったら1000万円!』が話題になったばかりの亀田氏。「あれから年月は経ち二人とも30歳になって父親になった」と互いの変化を振り返りつつ、「今回俺は最初で最後のリングに上がると言うと間髪入れずに観に行くと。そしてドラマなどの撮影で連日多忙のスケジュールの中この漢は駆け付けてくれた。最高の漢で熱すぎる漢…」と市原の"男気"エピソードを明かす。ブログにはツーショット写真を掲載。「市原隼人…イッチーいつもありがとう」という感謝のメッセージで結んでいる。
2017年05月16日米BOX OFFICE MOJOは5月12日~5月14日の全米週末興業成績を発表した。前週に続いて『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』が2位以下を大きく引き離し、2週連続で首位にランクイン。累計興行収入2億4,616万4,419ドルと2億ドルの大台をクリアした。2位はゴールディ・ホーンとエイミー・シューマー演じる親子の南米での珍道中を描いたコメディ『Snatched(原題)』が初登場。『ウォーム・ボディ』のジョナサン・レヴィンが監督を務める他、『ゴーストバスターズ』『デンジャラス・バディ』のケイティ・ディポルドが脚本を担当している。3位も初登場の『キング・アーサー』。ガイ・リッチー監督の最新作で、中世英国の騎士道譚"アーサー王物語"を新たな解釈で映画化したアクションエンターテインメント。『パシフィック・リム』のチャーリー・ハナムが主演を務める他、ジュード・ロウが敵役を演じている。前週2位の『ワイルド・スピード ICE BREAK』は4位にランクダウン。続く5位『The Boss Baby(原題)』、6位『美女と野獣 (2017)』、7位『How to be a Latin Lover(原題)』もそれぞれ3位、5位、4位から順位を下げた。その他初登場は8位の『Lowriders』。東ロサンゼルスの"ローライダー"と呼ばれるカスタムカー社会を、2011年の『明日を継ぐために』でアカデミー主演男優賞候補となったメキシコ人俳優デミアン・ビチル主演で描いた作品だ。
2017年05月15日ディズニー実写映画『美女と野獣』の大ヒット記念イベントが5月10日(水)、都内で行われ、プレミアム吹き替え版でベルを演じる昆夏美、野獣役の山崎育三郎が出席。また、同日をもって国内興収70億円を突破したことが明らかになった。4月21日に全国で封切られ、あの『アナと雪の女王』(最終興収255億円)を超える驚異的なペースでGWのヒット街道を独走した本作。先日、「興収60億円突破」のニュースが飛び込んだばかりだが、早速その発表を更新した形だ。配給のウォルト・ディズニー・ジャパンによると依然、動員・興収ともに好調に推移しているといい、100億円突破は時間の問題となった。昆さんは自ら劇場に足を運んで、プレミアム吹き替え版を鑑賞したそうで「客席にいる誰よりも、私が泣いていたと思います。ストーリーが素晴らしいのはもちろん、この作品に携わることができたことを改めて感謝して…。もういろんな感情が押し寄せて、ウゲウゲ(笑)号泣でした」と大ヒットに感無量の面持ち。一方、山崎さんは「平日の午前中なのに、たくさんのお客様に来ていただいて…。皆さん、お仕事何されているんですか?」とジョーク交じりに感謝の挨拶。「自分の周りでも、『チケットが取れない。何とかしてくれ』という声をよく聞きます。僕でも取れないんですから(笑)。本当にありがたいですよね」とうれしい悲鳴をあげ、ファンに感謝を伝えていた。この日はプレミアム吹き替え版で、ガストンの子分であるル・フウを演じる藤井隆が進行役を務めたほか、ピン芸人の横澤夏子、お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二がそれぞれ、ベルと野獣の扮装で登場。横澤さんが「主演のエマ・ワトソンさんと同じ26歳です」と自己紹介すると、客席はザワついていた(ちなみにエマは先月誕生日を迎えて、現在は27歳)。『美女と野獣』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年05月10日全米最大級の映画とTVの祭典「MTV Movie&TV Awards」にて、作品賞(映画部門)に選ばれ、主演のエマ・ワトソンが “俳優賞”に輝いた『美女と野獣』。ここ日本でも、5月7日(日)までに473万1,206人、興行収入66億9,567万9,400円を記録し、3週連続動員ランキングNO.1を獲得、さらに『アナと雪の女王』を凌ぐ早さで興収60億を突破したことが分かった。自分らしく生きることに誇りを持つベルを演じたエマが、男女の区別をなくした初めての“最優秀俳優賞”に選ばれたことを「とても意義深い」と語っていた本作。公開直後の週末3日間で興行収入13億7,876万5,600円、動員95万1,214人を記録し、あの『アナと雪の女王』を越える大ヒットスタートを切ったが、大作ひしめくゴールデンウィーク中でも、その勢いは衰えなかった。公開から16日間で興収60億円超えを突破。これは、『アナと雪の女王』の20日間、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の17日間を凌ぎ、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』と並ぶ驚異的なスピードでの記録達成となっている。全米でも公開後、『ハリー・ポッター』シリーズ作品を超える成績で2017年公開作のトップを走り続けているが、この日本での大ヒットを受け、全世界興収は11億8,569万4,615ドル=1,335億5,400万円(1ドル=112円/数字はすべてBOX OFFICE MOJO調べ。5月8日現在)に上り、歴代第11位に。全世界興収のトップ10入りも目前まで迫っている。ゴールデンウィーク中の賑わいは予想以上となり、カップルや女子高生らに加え主婦層や、連休を待ち望んでいた家族連れが訪れ、連日満席の劇場も多くみられた。満席が続き「『美女と野獣』を観たくても観られない!」と嘆く声もTwitterなどで多くみられることから、この勢いはまだまだ続きそう。100億円突破がいつになるのかも、注目を集めている。『美女と野獣』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年05月09日米BOX OFFICE MOJOは4月28日~4月30日の全米週末興業成績を発表した。1位の『ワイルド・スピード ICE BREAK』は3週連続でトップを堅守。累計興行収入も1億9,272万1,355ドルとさらに稼ぎ、2億ドルの大台が目前となった。2位は今週初登場の『How to be a Latin Lover(原題)』。二倍以上年上の金持ちの女性と結婚したものの、25年後に捨てられて、妹とその息子の小さなアパートに元に身を寄せることになった中年のジゴロ男が新たなお相手探しに奮闘するコメディ。3位も初登場の『Baahubali 2: The Conclusion(原題)』。2015年公開のインドの大作映画『バーフバリ 伝説誕生』の続編で、数奇な運命に導かれた戦士・バーフバリを描いたアクションエンターテイメント作品。日本では1作目が公開中だが、『マッキー』などのS・S・ラージャマウリ監督が続投し、プラバースがバーフバリを演じている。4位『The Circle (2017) (原題)』も初登場。デイヴ・エガーズの同名ベストセラー小説を『人生はローリングストーン』のジェームズ・ポンソルト監督が映画化したスリラー。ソーシャルメディアにより人々が“繋がりすぎた”世界を舞台に、監視社会となった現代のディストピアを描く。主演のエマ・ワトソンとトム・ハンクスの共演も話題を集めている。前週2位の『The Boss Baby(原題)』は5位にランクダウン。累計興行収入5億ドル到達間近の『美女と野獣 (2017) 』も3位から6位に転落するなど、以下のラインナップは前週から揃って順位を落としている。
2017年05月01日米BOX OFFICE MOJOは3月24日~3月26日の全米週末興業成績を発表した。前週週末興収1億7,000万ドルを稼いで初登場堂々首位の『美女と野獣 (2017)』が2週連続でトップ。累計興行収入は3億1,695万2,887ドルと公開から1週間あまりで早くも3億ドルを超える驚異のヒット作となった。2位は初登場の『パワーレンジャー』。日本の特撮作品"スーパー戦隊シリーズ"の英語ローカライズ版として制作されたテレビドラマ『パワーレンジャー』シリーズの第1作を原作に、キャストを一新して20年ぶりに制作された。『プロジェクト・アルマナック』のディーン・イズラライトが監督、『ドラキュラZERO』のバーク・シャープレスとマット・サザマが脚本を担当している。前週2位の『キングコング: 髑髏島の巨神』は3位にランクダウン。『LOGAN/ローガン』も前週3位から5位へと順位を下げた。4位の『ライフ (2017) 』も初登場。ジェイク・ギレンホール主演のSF映画で、『デンジャラス・ラン』、『チャイルド44 森に消えた子供たち』のダニエル・エスピノーサ監督がメガホンを取る。火星で採取したサンプルが"地球外生命体"の細胞であったことがわかり、歓喜に沸く宇宙飛行士たち。しかし、細胞は知性を持つまでに急成長、宇宙ステーションの中で地球人を襲い始める。その他今週初登場作品は7位の『CHiPs(原題)』。日本でも放送された70~80年代の人気米ドラマ・シリーズ『白バイ野郎ジョン&パンチ』を映画化したアクション・コメディだ。
2017年03月27日米BOX OFFICE MOJOは3月17日~3月19日の全米週末興業成績を発表した。オープニング週末興収1億7,000万ドルを稼ぎ、『美女と野獣 (2017)』が堂々初登場首位にランクイン。1991年に製作され、アニメーション映画史上初のアカデミー作品賞ノミネートをはじめ、作曲賞と歌曲賞を受賞した名作を実写版でリメイク。主人公・ベルを"ハリー・ポッター"シリーズのハーマイオニー役で一躍有名になったエマ・ワトソン、野獣・王子役をテレビドラマ『ダウントン・アビー』でブレイクしたダン・スティーヴンス、野獣の恋敵・ガストン役を『ワイルド・スピード』や『ホビット』の出演で知られるルーク・エヴァンスが演じている。『ドリームガールズ』や『シカゴ』、『トワイライト』シリーズなどで数々の映画賞の受賞歴を持つビル・コンドン監督がメガホンを取り、脇役陣にもユアン・マクレガーやイアン・マッケラン、エマ・トンプソンら豪華俳優が名を連ねる。前週1位の『キングコング: 髑髏島の巨神』は2位。公開2週目で首位陥落となったものの、累計興収1億1,012万5,294ドルと1億ドルを突破した。3位『LOGAN/ローガン』も前週2位からワンランクダウン。以下のラインナップも、4位『Get Out(原題)』、5位『The Shack(原題)』、6位『レゴバットマン ザ・ムービー』とそれぞれ1位ずつ順位を下げた。その他今週初登場は7位の『The Belko Experiment(原題)』。『マンイーター』のグレッグ・マクリーンが監督、ガーディアン・オブ・ギャラクシー』で監督・脚本を務めたジェームズ・ガンが脚本を担当し、コロンビアの首都ボガタにある企業に務める80人のアメリカ人が殺し合いの実験を会社から命じられる様子を描いたバイオレンススリラーだ。
2017年03月21日2015年、全世界興収5億6千万ドル以上という大ヒットを記録した『フィフティ・シェイズ・ダーカー』。このほど、身体だけでなく心も深く結ばれるようになったアナとグレイを新たに襲う者たちの本予告が解禁となった。恋愛未経験の純粋な女子大生・アナと、巨大企業の若き起業家にしてCEOである大富豪・グレイ。2人は強く惹かれ合い、そして求め合うが、グレイの歪んだ愛の形をアナは受け入れきれず、彼の元を去る。やがて大学を卒業し、出版社に就職し新生活を始めるアナ。一方、グレイは、これまでの女性には持つことのなかったアナへの愛情に気づき、アナと関係を戻したいとアプローチする。秘かにグレイを思い続けていたアナは喜びを感じながらも、今度はアナから“新たな条件”を要求する…。E L ジェイムズによる世界的ベストセラーを映画化する第2弾となる本作。前作同様、公開前から大きな期待を集め、本国での予告編は、あの『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を抜き、24時間で1億1400万回という驚異の再生回数を記録。さらに、2月10日より世界各国で公開されると、51か国で興行収入第1位スタートを記録した。このほど解禁された映像では、前作の別れから再び互いの心を開き、真の恋人として愛を育もうとするアナ(ダコタ・ジョンソン)とグレイ(ジェイミー・ドーナン)の前に、グレイの過去を知る謎の女性や、アナに迫る職場の上司、正体不明のストーカーが登場する!「君の望みは?」「ルールも秘密もナシよ」という2人に、新たな“刺激的な生活”と“幸福”が訪れるかに見えた矢先、アナの前に現れたのは、かつてグレイを“特異な世界”へと導いた年上の女性ビジネスパートナー、エレナ(キム・ベイシンガー)、そして亡霊のような女性ストーカー…。また、出版社の上司ジャック(エリック・ジョンソン)もアナに執拗に迫りまくり、予期せぬ危機がアナを襲う。次第に見えてきたグレイの過去が、2人の未来を壊すかのようにつきまとい…。グレイに隠された過去の秘密とはいったい…?アナが下す、人生で最も重要な決断とは?さまざまな遮られる2人の未来はどうなってしまうのか…?心までも深く結ばれた2人の、よりエロティックな愛の描写、そしてドラマティックな物語の行方に期待値が高まる仕上がりとなっている。『フィフティ・シェイズ・ダーカー』は6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フィフティ・シェイズ・ダーカー 2017年6月、全国にて公開(C) 2017 UNIVERSAL STUDIOS
2017年03月15日世界中で空前の社会現象を巻き起こし、全世界興収5億6千万ドル超えという記録を打ち立てた『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。その続編にして第2章となる『フィフティ・シェイズ・ダーカー』の日本公開が、6月に決定した。恋愛未経験の純粋な女性・アナと、大企業のCEOである大富豪・グレイ。2人は強く惹かれあい、求めあいながらも、グレイの歪んだ愛の形をアナは受け入れきれず、彼の元を去る。やがて大学を卒業し、出版社に就職して新生活を始めるアナ。一方、グレイは、これまでの女性には持つことのなかったアナへの愛情に気づき、アナに「戻ってきて欲しい」とアプローチする。秘かにグレイを思い続けていたアナは喜びを感じながらも、今度はアナの方から“新たな条件”を要求する。2人の未来に、新たな“刺激的な生活”と“幸福”が広がるかに見えた矢先、突如現れたのは、グレイを特異な世界へと導いた年上の女性ビジネスパートナー、そして亡霊のような女性ストーカー。また、執拗にアナに迫る出版社の上司など、予期せぬ危機がアナを襲う。さらに、グレイの驚愕の過去も、2人の未来を壊すかのように付きまとう。アナは2人の愛にどんな決断を下すのか?2人に待ち受ける衝撃の結末とは…?巨大企業の若き起業家にしてCEO、女性ならば誰もが憧れずにはいられない超絶イケメンのグレイ氏と、それまで恋の経験がなかった女子大生アナの、過激で特別な恋愛模様を描き、世界中の女性を虜にしたELジェイムズのデビュー小説を映画化した前作。全世界の熱狂が日本にも伝播し、衝撃を与えた官能ラブストーリーの禁断の第2章が、いよいよ日本にも上陸する。前作同様に公開前からその熱狂ぶりは凄まじく、本作の予告編視聴回数は、あの『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を抜いて、24時間で1億1,400万回を記録を打ち出したほど。また、2月10日から世界各国で公開されると、なんと世界51か国で興行収入第1位スタートを記録!2017年公開作品の中で、最高のオープニング記録を樹立している(インターナショナルオープニング興収記録)。前作に引き続き、アナことアナスタシア・スティール役を演じるのはダコタ・ジョンソン、クリスチャン・グレイ役を演じるのはジェイミー・ドーナン、新キャストとして、グレイをSMの世界にひき込み“育てた”女主人・エレナ役を、『LA.コンフィデンシャル』(’97)の妖艶な演技も話題を呼び、『ナイズガイズ!』などにも出演するキム・ベイシンガーが務め、『ネオン・デーモン』のベラ・ヒースコート、歴史医療ドラマ「The Knick/ザ・ニック」のエリック・ジョンソンも参戦。監督は、前作のサム・テイラー=ジョンソンから代わり、『パーフェクト・ストレンジャー』(’07)や人気海外ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」シーズン1~2での評価も高いジェームズ・フォーリ-が務める。前作では、ビヨンセを始め、Sia、「ザ・ローリング・ストーンズ」など、超豪華アーティストによる楽曲提供も話題となったが、本作でも、テイラー・スウィフト、元「ワン・ダイレクション」のゼイン・マリク、ホセ・ジェイムズなど世界的ミュージシャンが集結。よりエロティックに、よりドラマティックになった本作を彩っている。『フィフティ・シェイズ・ダーカー』は6月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フィフティ・シェイズ・ダーカー 2017年6月、全国にて公開(C) 2017 UNIVERSAL STUDIOS
2017年02月17日米BOX OFFICE MOJOは2月10日~2月12日の全米週末興業成績を発表した。『レゴバットマン ザ・ムービー』が初登場1位。ブロック玩具「レゴ」を題材にした3Dアニメ『LEGO ムービー』に次ぐ第2弾で、さびしがり屋だが強がりのヒーロー"バットマン"が主人公。キングコングやヴォルデモートら悪党によってピンチに陥った世界を救うため、相棒ロビンとともに立ち上がる。前作同様、バットマン役のウィル・アーネット、ロビン役のマイケル・セラらが声を担当する他、前作でアニメーション共同監督を務めたクリス・マッケイがメガホンを取る。2位『Fifty Shades Darker(原題)』も初登場。50カ国以上で翻訳され世界的ベストセラーとなった同名小説を映画化し大ヒットした『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の続編で、前作同様ダコタ・ジョンソンがアナスタシア・スティール、ジェイミー・ドーナンがクリスチャン・グレイを演じている。前作のラストで破局した2人が、その後アナスタシアが大学を卒業し就職して復縁することから物語が始まる。続く3位『John Wick: Chapter Two(原題)』も今週初登場。2014年公開のキアヌ・リーブス主演映画『ジョン・ウィック』の続編で、引退した伝説の殺し屋がローマを舞台に、世界で最も危険な殺し屋たちとの復讐に挑む。前週まで3週連続トップに立ったM・ナイト・シャマラン監督の『スプリット』は、初登場3作品に押されて、4週目にして4位に転落。累計興行収入は1億1,229万3,380ドルと1億ドルの大台を突破した。その他前週2位のハリウッド版"リング"最新作の『Rings(原題)』は7位に。5位『Hidden Figures(原題)』、6位『A Dog’s Purpose(原題)』など以下のラインナップも順位を下げる中、公開から11週目にして初のトップ10入りとなる10位に先週ランクインした『LION/ライオン ~25年目のただいま~』が9位へとワンランク順位を上げている。
2017年02月13日米BOX OFFICE MOJOは1月27日~1月29日の全米週末興業成績を発表した。前週に引き続き、M・ナイト・シャマラン監督、ジェームズ・マカヴォイ主演のサイコスリラー『スプリット』が2週連続1位を獲得。累計興行収入は7,799万8,775ドルに到達した。2位は初登場の『A Dog’s Purpose(原題)』。W・ブルース・キャメロン原作の『野良犬トビーの愛すべき転生』を『HACHI 約束の犬』のラッセ・ハルストレム監督が映画化した作品で、人間と犬の運命と絆を描く。主人公をデニス・クエイドが演じている他、『アナと雪の女王』でオラフの声を担当したジョシュ・ギャッドが犬の声でキャストしている。4位の『バイオハザード:ザ・ファイナル』も初登場。日本では2016年12月23日に先行公開されているが、全米公開は今週初。テレビゲーム"バイオハザード"シリーズを原作とした実写版映画の6作目となる。最終作となる本作でもポール・W・S・アンダーソンが監督、ミラ・ジョヴォヴィッチが主演を務め、人類を守るためアンブレラ社との最後の戦いに臨むアリスを描く。その他マシューマコノヒー主演で、金鉱を探し求めインドネシアのジャングルへ冒険に立ったビジネスマンの実話を映画化した『Gold(原題)』が10位に初登場している。
2017年01月30日大ヒット作『ハリーポッター』の新シリーズとして公開されている『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。この度、本作が興行収入68億6,592万8,300円、動員490万5,942人を記録し、公開49日となる1月10日、ついに『ハリーポッターと死の秘宝 PART1』の68.6億の記録を超えたことが分かった。おっちょこちょいで人見知りの魔法使いニュート・スキャマンダーは、動物といる方が気が楽な魔法動物学者。ある日、彼の不思議なトランクから、魔法動物たちが逃げ出した!街中が前代未聞のパニックに。ニュートは人間界と魔法界、2つの世界の危機を救えるのか?世界に新たな魔法がかかる――。新たな仲間、新たな敵。世紀の大事件が動き出す!本作は、「ハリポタ」シリーズの原作者J.K.ローリングが、映画の脚本を書くために特別にペンを取った渾身の一作。シリーズ4作の監督、デイビッド・イェーツとのタッグとあって、これまでの「ハリポタ」の世界観を正当に受け継いだ新シリーズとなっている。全国966スクリーンで公開して以来、年が明けても人気を維持し続けている本作は、鑑賞した観客から「ファンタビいま観たけど、すぐにもう1回観たい!一日中ループで観れるかも」「ファンタビ見納めしたいけど、止まらない」などとリピート鑑賞への声も多く、さらに次回作の舞台はパリで、新しいビーストが登場することも明かされており、「ファンタビは全シリーズ絶対に映画館に観に行く」「シリーズ化してくれるの嬉しすぎる」という次回作への期待の声もSNSや映画サイトのレビューページなどを騒がせている。今回の興行収入68億6,593万は、昨年の公開作品で第4位にランクインしていた『ファインディング・ドリー』の成績を塗り替え、第3位『ズートピア』を超えるペースで記録を更新。いよいよベスト3が射程圏内となってきた。そして、英国アカデミー賞でも「英国作品賞」「美術デザイン賞」「衣装デザイン賞」「音響賞」「視覚効果賞」の5部門にノミネートされており、今後もまだまだ新たなファンやリピーターを生み出すこと間違いなしだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2017年01月11日『ハリー・ポッター』シリーズと同じ魔法世界を舞台に、原作者J.K.ローリングが自ら脚本を書き下ろした『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。2016年11月23日に全国966スクリーンで公開して以来、同年公開の実写作品としてはNo.1の超ハイペースで記録を塗りかえている中、公開44日となる1月5日に興行収入65億を突破!『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』の68.5億超えも見えてきた。アカデミー賞俳優のエディ・レッドメインを新たな主人公に迎えた本作。初日から満席となる劇場が続出していたが、公開から40日以上経ってもなお、家族連れや友人同士、カップルなど年齢・性別問わず、幅広い客層が来場。SNSや映画サイトのレビューページには「これからファンタスティックビースト 同じ映画2回観るなんて初めて」「今日は6、7年ぶりに映画館で映画見てきた。ファンタスティックビーストおもしろかった!」といった声が挙がり、映画ファンのみならず、『ハリポタ』の世界に初めて触れる人たちにも支持されていることがヒットの一因のようだ。一方で、「ファンタビ今日で10回目」という強者もおり、根強いファンをも魅了し続けている。そんな本作は、2016年公開の実写映画最速記録を『シン・ゴジラ』を上回るペースで更新し、1月5日には興収65億4,752万7,900円、動員466万6,725人を記録。また、全世界の累計興行収入は、1月4日時点で早くも900億円を突破し(902億7,716万1,820円※BOXOFFICEMOJO調べ7億7,825万1,395を1ドル=116円で換算)、『ファンタビ』の快進撃は全世界で止まらない。『ハリー・ポッター』全作と本作のプロデューサーで、いわばシリーズ“育ての親”ともいうべきデイビッド・ヘイマンは、「本作の主人公のニュート・スキャマンダーは、ニューヨークというコミュニティに新たにやってきた新参者であり、アウトサイダー。誰でもある意味アウトサイダーで、私だってそうだ。だからこそ、この映画には“誰でも”共感できる要素がある。心動かされるできごとは人種や国によって異なるわけじゃない」と明かしており、世界中を魅了するストーリーに言及している。日本をはじめ世界的なヒットにより、この新シリーズ第1弾が『ハリー・ポッター』を上回ることになる可能性も出てきている。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年01月06日のんが主演を務め、細谷佳正、小野大輔、潘めぐみら豪華声優陣たちも脇を固める映画『この世界の片隅に』。この度、本作が1月4日付で観客動員数75万人、興行収入は10億円を突破したことが分かった。すずは、広島市江波で生まれた絵が得意な少女。昭和19年、20km離れた町・呉に嫁ぎ18歳で一家の主婦となったすずは、あらゆるものが欠乏していく中で、日々の食卓を作り出すために工夫を凝らす。だが、戦争は進み日本海軍の根拠地だった呉は、何度もの空襲に襲われる。庭先から毎日眺めていた軍艦たちが炎を上げ、市街が灰燼に帰してゆく。すずが大事に思っていた身近なものが奪われてゆく。それでもなお、毎日を築くすずの営みは終わらない。そして、昭和20年の夏がやってきた――。公開8週目の昨年12月31日と今年1月1日(日)の週末興行成績は約3,700万円、動員数は約3万人を記録した本作。公開館数は初週より53館プラスし116館で上映され、全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)では、先週の10位からワンランクアップの9位に浮上と、今年も勢いが止まらない。さらに、今週7日(土)からは上映劇場が一気に58館増え、今後順次公開で累計200館を超える予定となっている。監督の片渕須直は、多くファンの気持ちに応えようと精力的に活動を続け、「大ヒット御礼全国舞台挨拶行脚」で都内のほかにも日本各地を訪問。そして今後も京都にて「片渕須直監督特集ナイト」などの関連イベントも開催される予定だ。 また本作は、アメリカを始めフランス、イギリス、ドイツ、メキシコ、台湾、香港、タイなど全世界で18か国でも上映が決定。日本のみならず、世界中で注目を集める今後にも注目したい。『この世界の片隅に』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:この世界の片隅に 2016年11月12日より全国にて公開(C) こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
2017年01月05日米BOX OFFICE MOJOは12月30日~1月1日の全米週末興業成績を発表した。3週連続で『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が首位を堅守。累計興行収入は前週の2億8,637万5,674ドルから4億2,491万7,705ドルとなり、一気に4億ドルを突破し、躍進を続けている。2位『SING/シング』も前週同様。ローグ・ワンの勢いには及ばないものの、2週目の週末も興収4,282万ドルを叩き出し、2週間での累計興行収入は1億6,642万1,490ドルと、2億ドル到達は必至のヒットとなっている。3位も前週初登場の『Passengers (2016)(原題) 』が順位をキープ。4位『モアナと伝説の海』が前週6位から再浮上した他、『アサシン クリード』が前週5位から8位に転落した一方で、6位『Fences(原題)』、7位『ラ・ラ・ランド』がそれぞれワンランクずつ順位を上げている。マット・デイモン製作、ケイシー・アフレック主演の人間ドラマ『マンチェスター・バイ・ザ・シー』も前週13位から9位に12月第3週以来の返り咲き。「第74回ゴールデングローブ賞」に5部門ノミネートされるなど賞レースを賑わす注目作が11月18日の公開以来、ロングランを続けている。
2017年01月03日米BOX OFFICE MOJOは12月23日~12月25日の全米週末興業成績を発表した。前週同様トップは『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』。公開2週間での累計興行収入は2億8,637万5,674ドルと、早くも3億ドルの大台に迫る勢い。2位は『ミニオンズ』『ペット』などのヒット作を手がけてきたイルミネーション・スタジオによる長編アニメーション映画『SING/シング』が初登場。動物だけが暮らす世界で、取り壊し寸前の劇場の再起をかけてオーディションが行われる。そこに集まる個性豊かなキャラクターたちをミュージカル仕立てで描く。マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、セス・マクファーレン、スカーレット・ヨハンソンなどの豪華ハリウッドスターたちがボイスアクターとして共演している。SF大作『Passengers (2016)(原題)』も3位に初登場。舞台は新たなる居住地を目指し、5千人もの人類を乗せて地球を出発した宇宙船内。120年後までコールドスリープ状態にあるはずだった乗客のうち、ジム・プレストン(クリス・プラット)が90年早く目覚めてしまう。その1年後にはオーロラ・レイン(ジェニファー・ローレンス)も覚醒し、2人きりのサバイバル生活が幕を開ける。その他、『ブレイキング・バッド』のブライアン・クランストンとジェームズ・フランコ共演の恋愛コメディ『Why Him?(原題)』が4位に、人気の同名ゲームシリーズをマイケル・ファスベンダー主演で映画化したSFアクション『アサシン クリード』が5位に初登場。ブロードウェイでも数々の受賞歴を持つ作家オーガスト・ウィルソンの戯曲を映画化した、デンゼル・ワシントン監督・主演の『Fences(原題)』が前週25位から7位に急浮上し、初のトップ10入りを果たしている。
2016年12月27日12月2日より中国にて公開された『君の名は。』が、この度興行収入5.34億元(約90億円)を記録し、同国で公開された日本映画として歴代興収の新記録を樹立したことが分かった。この結果は、『STAND BY MEドラえもん』の持っていた5.3億元を上回る記録となった。スペインで行われた「第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭」では、Anima’t部門(アニメーション作品の部門)の最優秀長編作品賞、韓国の「第18回プチョン(富川)国際アニメーション映画祭」の長編コンペティション部門での優秀賞と観客賞をW受賞する快挙に続き、アニメのアカデミー賞と言われている「アニー賞」や、世界各国のプレスが選ぶ映画賞の「サテライト賞」でも各賞にノミネート。さらに、「第42回ロサンゼルス映画批評家協会賞」にて、アニメ映画賞(BEST ANIMATION)を受賞するなど、世界中で広がり続けている本作。また中国だけでなく、11月10日より公開されているタイでも4412.2万バーツ(約1.4億円)を記録し、同じく『STAND BY MEドラえもん』(39,560,890バーツ=約1.3億円)を抑えトップとなった。なお本作は、すでに世界92の国と地域で海外配給が決定しており、今後も12月28日のフランス、そして来年1月4日の韓国と各国で順次公開予定。日本では12月18日(日)までの115日間の興行成績は、動員16,079,937人、興収20,897,904,500円となっており、まだまだ世界中で『君の名は。』ブームは続きそうだ。『君の名は。』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年12月19日現在公開中の「ハリー・ポッター」の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。この度、11月23日(水・祝)の公開から19日間で興行収入は41億9038万900円、動員289万2812人を記録。公開3週目となった12月10日(土)と11日(日)の興行収入も他作品の追撃を許さず見事1位をキープ、『シン・ゴジラ』を超えて今年公開した映画でNo.1となる最速で累計興行収入40億円を突破したこととなる。原作者J.K.ローリングが脚本を書き下ろした本作は、11月23日(水・祝)に全国966スクリーンで公開して以来、待望の新シリーズとあって、12月に入ってもその大躍進はとどまるところを知らない。初日から満席となる劇場が続出し、家族連れや友人同士、カップルなど幅広い客層が来場。異例ともいえる超ハイペースで、40億円を突破。また全世界の累計興行収入は、早くも12月12日時点で800億円の到達目前に迫る勢いだ(782億125万3845円※BOXOFFICEMOJO調べ)。3週目に突入した日本では、2D字幕版だけでなく、人気声優・宮野真守がニュートの声を担当する吹き替え版も好評となっているほか、IMAX版や、4DX版も話題となっており、すでに5回以上観たというファンの書き込みも見受けられる。またエディ・レッドメインが演じる主人公・ニュートだけでなく、ヒロインの魔法使いティナの最後のシーンがかわいい、ティナの妹で心が読める魔法使いのクイニ―について「お洋服がとってもお洒落でかわいい!」など周りの登場人物も人気急上昇中だ。さらに、妖艶な魅力で日本の女性からの人気の高い俳優エズラ・ミラーが演じる、謎の青年クリーデンスにも注目を集めており、ファンの間ではマンガによるファンアートなどがSNS上で拡散し話題になっている。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年12月12日「ハリー・ポッター」新シリーズの幕開けを飾る『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の大ヒット御礼イベントが12月11日(日)、東京・新宿ピカデリーで行われ、タレントのSHELLYと岡田結実が、主人公ニュート・スキャマンダー風の衣装で登場した。先月23日に全国966スクリーンで封切られた本作。配給のワーナー・ブラザース映画によると、12月10日(土)時点で国内興収は38億8,459万5,200円を記録しており、興収40億円突破は時間の問題。動員も268万7,790人と快進撃を続けている。以前から「ハリポタ」の大ファンだというSHELLYさんは、「本当に面白い!観終わった後、すぐにもう1回観たくなった」とファン目線で太鼓判。同時に「ハリー・ポッターとはまったく別のストーリーなので、新鮮な気持ちで楽しめるし、原作を知らないからといって、心配している人にもオススメできる」と猛アピールしていた。今年1月には第1子となる女の子のママとなり、「今後シリーズが続いていくので、娘と映画館で(新たな続編を)観るのが、いまから楽しみ」と目を細めていた。一方、今年大ブレイクした岡田さんは「魔法動物が可愛すぎる。たとえ逃げ出してしまっても、憎めなくて許しちゃう」とキラキラ好きなニフラー、主人公の相棒ボウトラックルなど、映画を彩る魔法動物たちにメロメロ。また、「ハリポタとは違って、(魔法使いではない)普通の人間も一緒に冒険するから、親近感がある」と魅力を語った。イベントではSHELLYさんと岡田さん、そして駆けつけた約500人の観客が、海外のSNSで大流行中している「マネキンチャレンジ」(マネキンのように静止した状態を動画で撮影する)に挑戦。SHELLYさんが「ペトリフィカス・トタルス!(石になれ!)」との魔法を唱えると、一斉に会場全体が静止した。ホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」の編纂者でもある魔法動物学者のニュート・スキャマンダーが、滞在先のニューヨークで、魔法のトランクに詰め込んでいた魔法動物たちをうっかり逃がしてしまい、大騒動を巻き起こす。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月11日米BOX OFFICE MOJOは12月2日~12月4日の全米週末興業成績を発表した。前週に続いて、ディズニーアニメの『モアナと伝説の海』が1位。公開から2週間での累計興行収入は1億1,988万8,330ドルに達した。2位のハリー・ポッターのスピンオフ新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』も前週と同様。前週1億ドルを突破した累計興行収入は1億8,350万7,403ドルと2億ドルも視野に捉えた。前週3位の『ドクター・ストレンジ』と、同5位の『メッセージ』は順位が入れ替わり。前週公開された、ロバート・ゼメキス監督、ブラッド・ピット主演作『マリアンヌ』は順位は変わらず、4位に留まった。今週唯一の初登場作品となったのは、9位の『Incarnate(原題)』。『カリフォルニア・ダウン』のブラッド・ペイトン監督最新作ホラーで、悪魔に憑依された少年を潜在意識に潜入できる能力のある科学者が救う物語。『ダークナイト』や『アイ・フランケンシュタイン』で知られるアーロン・エッカートが出演している。
2016年12月05日『ハリー・ポッター』の新シリーズで、原作者J.K.ローリングが脚本を書き下ろした映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』がきょう23日に全国966スクリーンで公開となり、大ヒットを遂げた『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011)の初日の興行収入4.6億円を大きく上回る見込みであることがわかった。公開を待ちきれないポッタリアンとファンタビストたちが全国の劇場に詰めかけたほか、20~30代の女性客を中心に老若男女幅広い層が来場。水曜のレディーズデーに祝日が重なったこともあり、満席・完売となる劇場が続出するなど、絶好のスタートを切った。そして、正式な数字は集計中だが、少なくとも、興行収入95億円を記録した『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』の初日の興行収入4.6億円を大きく上回る見込みで、興行収入100億円超えも十分に狙えるスタートダッシュとなった。3日間にわたって実施された来日キャンペーンも大盛況だった。主人公ニュート役のエディ・レッドメインをはじめ、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、そして、デイビッド・イェーツ監督、デイビッド・ヘイマンプロデューサーが19日に来日し、21日より連日イベントに参加。日本のファンたちの愛を受け取ったエディは、「すごい体験をしました。一生忘れることはありません」と感激していた。なお、ひと足早く18日より公開した『ハリー・ポッター』のお膝元で、J.K.ローリングの母国でもあるイギリスでは、今年公開したすべての映画で1位となる大ヒットスタートとなっているほか、フランス、ポーランド、デンマーク、スロベニア、ハンガリー、チェコ、スロバキアでも今年最高のオープニングを記録。また、ロシア、ブラジル、韓国、インドネシア、UAE、台湾などの国で『ハリー・ポッター』シリーズすべての記録を塗り替えている。(C) 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.
2016年11月23日米BOX OFFICE MOJOは11月18日~11月20日の全米週末興業成績を発表した。『ハリー・ポッター』のJ・K・ローリング自ら脚本を手掛ける新シリーズの1作目『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が首位に初登場。ホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書『幻の動物とその生息地』の編纂者である魔法動物学者ニュート・スキャマンダーの大冒険を描いた作品で、『博士と彼女のセオリー』のエディ・レッドメインが主人公を演じる他、ヒロイン役の『インヒアレント・ヴァイス』のキャサリン・ウォーターストン、コリン・ファレル、ジョン・ボイトら豪華キャストが名を連ねる。『ハリー・ポッター』シリーズ5作目から監督を務めたデヴィッド・イェーツが再びメガホンを取る。『ドクター・ストレンジ』は3週目にして2位に転落。失速はしつつも、累計興行収入は1億8,154万2,877ドルと2億ドルの大台が目前に迫った。7位『The Edge of Seventeen(原題)』も今週初登場。親友と兄が付き合い始めたことから2人との関係が悪化してしまい、悩める17歳の少女をヘイリー・スタインフェルドが演じる青春映画。スタインフェルドは、映画デビュー作となったコーエン兄弟の『トゥルー・グリッド』(2010)のマティ役で数々の映画賞を総なめにした19歳の若手女優だ。その他、事故で首の骨を折り再起不能と言われながらもボクシング2階級制覇した不屈のボクサー・ビニー・パジェンサを描いた『Bleed for This(原題)』が8位に初登場。『セッション』『ダイバージェント』のマイルズ・テラーが主人公を演じている。
2016年11月21日