米BOX OFFICE MOJOは9月15日~9月17日の全米週末興業成績を発表した。前週に続いて『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』が首位を堅守。累計興行収入も2億1,871万619ドルと、公開から2週間で早くも2億ドルの大台を突破した。2位は初登場の『American Assassin(原題)』。ヴィンス・フリン著のベストセラー小説『アメリカン・アサシン』を映画化した作品で、監督をテレビドラマ『HOMELAND』のマイケル・クエスタ、『メイズ・ランナー』シリーズのディラン・オブライエンが主演を務め、テロリストを追い詰めるCIA捜査官の奮闘を描く。3位『レスラー』『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督の最新作『マザー!』も今週初登場。ジェニファー・ローレンスとハビエル・バルデム演じる夫婦のもとを訪ねてきた不審な訪問者たちにより、それまでの穏やかな夫婦生活が崩壊していくサイコ・ミステリーだ。前週2位の『Home Again(原題)』は4位に。5位『The Hitman’s Bodyguard(原題)』、6位『アナベル 死霊人形の誕生』、7位『Wind River(原題)』など以下のラインナップはそれぞれ2ランクずつ順位を下げた。
2017年09月18日先週末、スティーヴン・キングの著書「IT」を原作とした映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』が公開され、北米でモンスター級のオープニング週末興収を記録した。「ETonline」によると、興収は約128憶円(1億1,700万ドル)。その数字は、9月に公開された映画の中で歴代トップを飾ったのはもちろん、過去にトップをキープしていた『モンスター・ホテル2』の興収約53憶円(4,850万ドル)の2倍以上という快挙!今年公開された映画としては、『美女と野獣』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』に次ぐ記録で、『スパイダーマン:ホームカミング』と同順位とのことだ。海外と合わせると、約195憶円(1憶7,900万ドル)に達した同作のオープニング週末興収。製作費が約38憶円(3,500万ドル)であることを考えても、公開直後にしてすでに大成功を収めたと言っても過言ではない。スティーヴン・キング史上“最恐”小説として名高い「IT」のリメイク版映画のメガホンをとったのは、ホラー映画『MAMA』のアンディ・ムスキエッティ監督。イケメン俳優ビル・スカルスガルドが神出鬼没の恐ろしいピエロ役を演じ、プレミアには兄のアレクサンダー・スカルスガルドも弟の応援に駆け付けた。日本では11月3日(金・祝)から公開される。(Hiromi Kaku)
2017年09月11日米BOX OFFICE MOJOは9月1日~9月3日の全米週末興業成績を発表した。『ボディガード』をライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソン主演でパロディ化した『ヒットマンズ・ボディガード』が3週連続でトップを堅守。2位『アナベル 死霊人形の誕生』も3週連続順位を維持した。前週4位の『Wind River(原題)』が今週も順位を上げて3位に上昇。公開5週目にしてトップ3入りをついに果たした。前週3位に初登場した『フェリシーと夢のトウシューズ』はワンランクダウンの4位。5位『Logan Lucky(原題)』、6位『ダンケルク』、7位『スパイダーマン:ホームカミング』は前週と変わらずランクを守った。徐々に順位を下げていた公開6週目の『The Emoji Movie(原題)』が前週10位から8位に再浮上。前週13位の『怪盗グルーのミニオン大脱走』も9位、同11位の『Girls Trip(原題)』も10位へと、それぞれ4週間ぶり、1週間ぶりにトップ10圏内に返り咲くなど、初登場がなかった代わりに復活を遂げた作品が相次いだ。
2017年09月04日ついに日本でも公開された『ワンダーウーマン』。なんと公開初日3日間で、動員25万7,266人、興収3億7,024万5,700円の大ヒットスタートを記録。しかも、DCを代表する最強女性ヒーローの満を持しての初映画化作品は、これまでのヒーローデビュー作としてはぶっちぎりの大ヒットとなっている。アメリカでは、『アナと雪の女王』や『ハリー・ポッター』シリーズ超えの興行成績を樹立し、パティ・ジェンキンス監督が女性監督興行成績歴代1位を獲得するなど、一大ムーブメントとなっている本作。注目すべきは、本作がいわゆるアメコミ映画の“単独ヒーロー映画のデビュー戦”としても、ぶっちぎりの好成績を残していることだ。興収4億ドルを優に突破したアメリカでは、トビー・マグワイア主演『スパイダーマン』を超えて歴代第1位に。日本でも、マーベルの『アイアンマン』(2008年9月27日公開)の週末3日間興収2億1,148万5,800円に対し『ワンダーウーマン』はこの175%を記録!クリストファー・ノーランによるバットマン作品の2作目『ダークナイト』(2008年8月9日公開)の先行公開2日間+土日の合計4日間の興収3億3,366万1,800円に対しても、110%と上回っている。ちなみに、女性主人公の映画で比較すると、アン・ハサウェイ主演『マイ・インターン』(最終興収17.8億円)の初週土日+月曜祝日の合計3日間で2億6,860万7,200円をも大きく上回り、『ワンダーウーマン』は20億円突破も射程圏内となっている。世界的に見ても、これだけの大ヒットとなっているのは、これまでアメコミを見てこなかった層が気負いすることなく楽しむことができる作品に仕上がっていることが大きい。女性だけの島で育ち、男性を見たことすらなかった好奇心豊かな“プリンセス”ダイアナ(ガル・ガドット)が、外の世界を知り、人々の争いを止めるため“最強の美女戦士”ワンダーウーマンとして立ち上がる“成長物語”は、アメコミ映画を観たことのない層からも支持された。また、初めてのアイスクリームに大感激したり、当時のロンドン女性のファッションに驚いたり、時折見せる純粋でチャーミングな姿やそのプリンセス・ストーリーなどに、もはやアメコミというジャンルを超え、幅広い層からの共感を得てのヒットに繋がったと言えるだろう。つまり、この大ヒットを支えているのは、新しいファン層。これまでのアクション映画、スーパーヒーロー映画では考えられない客層で、アメリカでは通常スーパーヒーロー映画は60%以上が男性客だが、本作では女性の観客が半数以上を占め、客層は大人のみならず、子どもたちにまで広がり、社会現象化した。日本での客層も、20代~60代と幅広く、カップルや夫婦など2人組も多くみられ、男女比は6:4。いままでのアメコミ映画の男女比が7:3というから、やはり女性の割合が高いと言える。劇場によっては女性客のほうが上回る箇所もあり、アメコミファンと女性層の両方から支持を集め、全米と同じ傾向となっている。さらに、すでに2回、3回と鑑賞するリピーターも多く、作品に対する評価の高さも伺える。SNS上でも、「なんかすげー泣いちまった」「愛に溢れた映画」「感動して泣きながら見ました」「いままでで一番感動した」「アメコミ初めてでもすごい楽しめた!」「想像以上の迫力と内容。泣けるシーンが多くて最高だった」「自分の中のヒーロー像がアップグレードされたし、なにか人生における意識自体さえ変わった気がします」「もぅ、ねぇさんかっこよすぎ! 勇ましさと美しさ備えた女性って本当最強」「ダイアナの気高さにむせび泣いた。映画でこんな泣き方したことない。やはり彼女は俺の人生最初にして最高のヒーローだった」と、いままでのアメコミ映画とはひと味違う感想が飛び交い、アクションのみならず、新たなヒーロー像としてワンダーウーマンの人生、決断に涙を流す声も多く寄せられた。加えて、ワンダーウーマンの運命を大きく動かしたスティーブ・トレバー(クリス・パイン)に対しての絶賛の声も目立つ。「2人の掛け合いが面白い」「彼こそが新しい男性像」「ワンダーウーマンとスティーブのロマンスに涙」「最後のセリフが最高過ぎる。もう一度見たい」「クリパ史上、最高のクリパ」と、クリスの好演とスティーブとのお互いを成長させるラブストーリーも評価されている。「価値観までも変えられた」という声までも飛び交う『ワンダーウーマン』。感動の声はさらに口コミで広がり、より幅広い客層にサポートされながら、アメリカ同様にロングランヒットとなる可能性は高い。『ワンダーウーマン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 2017年8月25日より全国にて公開(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC
2017年09月02日米BOX OFFICE MOJOは8月25日~8月27日の全米週末興業成績を発表した。1992年公開の大ヒット作『ボディーガード』をライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソン主演でパロディ化した『The Hitman’s Bodyguard(原題)』が2週連続1位。2位『アナベル 死霊人形の誕生』は前週と変わらず。3位はフランス/カナダ合作のアニメ映画『フェリシーと夢のトウシューズ』が初登場。18世紀のフランスを舞台に、バレリーナを夢見る少女を描いた作品で、主人公の声を『SUPER8/スーパーエイト』などのエル・ファニングが務め、パリ・オペラ座バレエ団芸術監督のオレリー・デュポンらが振付を担当している。4位は『Wind River(原題)』。公開3週目にして初のトップ10入りを果たした前週10位からさらに順位を上げた。前週3位の『Logan Lucky(原題)』は5位。6位の『ダンケルク』も前週4位からランクダウンし、7位『スパイダーマン:ホームカミング』は順位を維持した。その他初登場は8位の『Birth of the Dragon(原題)』。『アジャストメント』のジョージ・ノルフィ監督が、スターとなる前のブルース・リーとウォン・ジャックマンとの伝説のカンフー対決を描いた伝記映画で、ブルース・リー役を『ネイキッド・ソルジャー亜州(アジア)大捜査線』のフィリップ・ンが演じている。
2017年08月28日全米興収100億円突破のメガトンヒットを飛ばしたドウェイン・ジョンソンの主演最新作『セントラル・インテリジェンス』(原題:CENTRAL INTELLIGENCE)の日本公開が、11月3日(金・祝)に決定。“世界イチ稼ぐ”俳優ドウェインと、“世界イチ稼ぐ”コメディアンのケヴィン・ハートが最強バディを結成する。高校時代はスーパースターだったが、いまではしがない中年会計士のカルヴィン(ケヴィン・ハート)。そんな彼に突如、当時はおデブでいじめられっ子だったボブ(ドウェイン・ジョンソン)から20年ぶりに会いたいとの連絡が。しぶしぶ会いに行くと、彼の前に現れたのはマッチョな肉体へと変貌を遂げていたボブ!しかも実はCIAのエージェントで、濡れ衣を着せられ組織から追われる身のため、どうしてもカルヴィンに助けてほしい、と言う。なぜか、彼と一緒に逃げるはめになったカルヴィン。果たして、彼を信じていいのか?いったいボブは何者なのか!?本作は昨年、全米で3,500館以上で拡大公開され、興行収入1億2千万ドルを突破するメガトン級のヒットを記録したバディ・アクションコメディ。主演を務めるドウェインといえば、米「Forbes」誌が発表した「世界で最も稼いだ俳優2016」で堂々の第1位(推定収入6,450ドル)となったアクションスター。『ワイルド・スピード』シリーズやディズニー・アニメーション『モアナと伝説の海』はもちろんのこと、今後も超大作への出演が目白押しで、先日はアメリカ大統領選への出馬についても言及するなど、いまやハリウッドを代表する人気者だ。そして、彼とコンビを組むのは、これまた米「Forbes」誌が発表した「世界で最も稼いだコメディアン2016」で第1位(推定収入8,750万ドル)に輝いたケヴィン。アメリカではお馴染みの顔で、日本での大ヒットも記憶に新しい『最強のふたり』のハリウッドリメイク版で主演を務めており、『ジュマンジ』(’95)の続編となる最新作でもドウェインとタッグを組んでいる。ハリウッドの十八番といえる“バディムービー”でありながら、高校時代はスーパースターだったのに、いまや冴えない中年のケヴィンが、当時は気弱なおデブでいじめられっ子だったドウェインと20年後に再会してみると、なんと筋肉ムキムキのCIAエージェントになっており、予測不能な陰謀に巻き込まれていくという“立場逆転”のジェットコースタームービーでもある本作。本作の公開を日本で待ちわびていたファンも多く、つい先日には「第10回したまちコメディ映画祭」(9月15日~18日)でのジャパンプレミアも発表されている。『セントラル・インテリジェンス』は11月3日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月03日音無美紀子さん(67・以下音無)「私が乳がんを経験したのも(小林)麻央さんと同じ30代で、娘は6歳、2歳の息子はまだおっぱいにかじりついていました。病気について誰にも話せずにいましたが、麻央さんはブログですべてをさらけだされていて、心の強い人だなと衝撃を受けました」 樋野興夫さん(63・以下樋野)「彼女のブログからは、空から俯瞰でものを見て、自身の生き方を問い直す哲学的な面と、闘病の苦悩を乗り越えようとする覚悟ある胆力を感じました。そして自分を励ますだけじゃなく多くの人に感銘を与え慰める、まさに『利他の心』。その存在そのものがご家族はじめ多くの人への“プレゼント”になったのでは」 乳がんを経験し、講演などの活動を行う女優の音無美紀子さんと「がん哲学外来」理事長で、がん患者やその家族と対話し、生きる希望を与えている順天堂大学医学部の樋野興夫教授。2人に1人が罹患する時代に、がんやがん患者とともに生きてきたお2人が、病いにどう向き合えばいいかを語り合った。 音無さんは’88年に乳がんが見つかり、当時標準治療だった全摘手術を受けた。 音無「子育てが一段落したら女優として“もうひと花”と思っていた私にとって、それは大きな挫折で、誰にも知られたくなくてコソコソ“がんの陰に隠れて”ました。まだ乳房の温存手術も確立されてなくて、メスで切り取られるのも想像がつかない。でも主人(俳優の村井國夫さん)が『(片胸を摘出し)それで女優じゃなくなっても、生きててくれなきゃ困るんです』と、医師に泣いて訴えたんです」 樋野「すばらしいご主人ですね。患者さんの抱える悩みの3分の1が治療法など医療に関するもの。3分の2が家族や職場、医師らとの人間関係の悩みです。日本の患者さんは夫婦間の悩みも多いんです」 音無「そうですか。術後、抗がん剤治療をすすめられたとき、医師の『この治療で皆さん15年も生きている』……この『も』の一言が引っかかり、先生に悪気はなくても、“がんは生きられないもの”という“現実”を突き付けられた気がしてつらかった」 手術後、音無さんはうつになり「死にたい」と苦しむように。だが、小さな一歩でもいいから前に踏み出すと、世界は変わっていったという。 樋野「がんと向き合うとき、私は、『誰とも会わず一人で深刻に集中して1時間悩みきろう』と伝えたい。すると自然と外に出たくなるものです。それと『自分より困っている人を探しに行きなさい』と言いますね。その人のために何かしてあげられるのではないか、といたわり合う心と役割意識が生まれ、気持ちをプラスへと持っていけるのです」 音無「(うなずいて)すごくわかります!『がんの陰に隠れない』という麻央さんのブログもそうですが、自分のことよりも人を思う利他の気持ち、またコメントに寄せられた『私も大変ですが麻央さんはもっとがんばっている』と勇気づけられた人の思い。自分もがんばらなければと、勇気づけられました」 樋野「がんになって最期を迎えることも天寿を全うすることなのです。人間には一人ひとり、最期まで与えられた役割や使命があります。それを忘れずに生きてほしい。いい人生だったかどうかは最後の5年間で決まりますから」 音無「先生の言葉が心にス~ッと入ってラクになりました。私も自分が経験したことを伝えながらも、患者さんの声に耳を傾けていきたいです」
2017年07月22日最終興収52億円を記録した『ミニオンズ』、今年51億円を超える大ヒットを記録している『SING/シング』を生み出した、イルミネーション・エンターテインメントのシリーズ最新作『怪盗グルーのミニオン大脱走』。全国公開を目前に控えた7月16日(日)、本シリーズで日本語吹替え版キャストを務める笑福亭鶴瓶をはじめ、松山ケンイチ、中島美嘉、芦田愛菜、いとうあさこ、生瀬勝久という超豪華な顔ぶれが、伊豆諸島の式根島を訪れ特別試写会に参加した。あのグルーたちが、約4年ぶりにスクリーンに帰ってくる本作。7年前、シリーズ1作目『怪盗グルーの月泥棒3D』が公開される際、映画館がない式根島の島民約500名のために、当時、国内初となる“離島での3D試写会”を実施。グルーの声を務めた鶴瓶さんにとって、今回は豪華な“グルーファミリー”を引き連れた凱旋試写会となった。この日、会場には子どもからお年寄りまで100名以上もの島民が集結。本編の上映終了後、会場の興奮も冷めやらぬ中、グルー役の鶴瓶さん、ルーシー役の中島さん、アグネス役の芦田さんに、今回のグルーの宿敵・バルタザール役の松山さん、反悪党同盟の新リーダー・ヴァレリー役のいとうさん、グルーにそっくりの双子の兄弟・ドルー役の生瀬さんが大歓迎を受けながら登壇した。キャストたちと共に式根島までヘリコプターで駆け付けたという鶴瓶さんは、「25年ぶりにヘリコプターに乗ってきました。久しぶりに乗ったら全然に話せへんくなって、人見知りみたいになってしまったんやけど…松山はずっとメロンパン食べてるし、生瀬は携帯で写真撮ったりしてましたよ(笑)」と、早速、会場を沸かせる挨拶。続けて、前作公開から約4年が経ち、すっかりアグネスの見た目を追い越してお姉さんになった芦田さんは、「久しぶりの収録はとても大変で、アグネスの無邪気さを出すのは難しかったですね」と、収録時をふり返ってコメント。また、シリーズ2作目から出演し、怪盗グルーの妻ルーシーを演じた中島さんは、「やっぱり吹き替えは難しかったですね。映画の音声を聞きながら日本語を合わせるのは大変でした」と語った。そして、今回が『怪盗グルーc』シリーズ初出演となった松山さんは、「僕はずっとこのシリーズのファンで、みなさんが演じてきているのも観ていたのですが、全員が楽しそうに演じているイメージが強かったので、僕も難しく感じないで楽しむことだけを考えて頑張りました!」と明かし、いとうさんは「(鶴瓶)師匠を“クビにする”という少しのシーンしかない役でしたが、そんな機会はなかなかないので遊びながら演じさせていただきました!」と喜々として告白。生瀬さんは、「鶴瓶さんとは、朝の連続ドラマ『純ちゃんの応援歌』で兄弟を演じたのですが、まさかここでまた演じることができるとは驚きですね」と、それぞれがアフレコ時の思いをふり返った。続いて、島民のみなさんからキャスト陣へ向けての質問タイムがスタート!キャラクターになりきるためにどのような役作りをされているか、との質問に、鶴瓶さんは「役作りは全然してないけど」と言いながら、「前作で演じたことをいつも忘れるので、前作で録ったグルーの声を収録前にもっぺん聞き直しました(笑)」と明かす。一番難しかったシーンを聞かれた松山さんは、「劇中でマイケル・ジャクソンを歌うシーンがあったんですが、まさか自分がマイケル・ジャクソンのものまねをする日がくるとは思わなくて…。歌の先生にアドバイスもらいながら頑張りましたね」と明かしてくれた。また、生瀬さんは「グルーとドルーが入れ替わるシーン」が大変だったそうで、「鶴瓶さんは関西弁をお話になれるんですけど、特に下品な関西弁を話すので、マネするのが難しかったですね(笑)」と話すと、「お前も関西人やないかい!」と、すかさず鶴瓶さんからツッコミが!その後、7年前に式根島を訪問した際のダイジェスト映像が流れると、会場は和やかなムードへ。そこへ、当時の離島上映会に参加していた当時小学生で現在は女子高生へと成長した3人の女の子がサプライズ登場!その中の1人、土肥さんは、ダイジェスト映像で鶴瓶さんへの花束贈呈と手紙の朗読という大役を務めた本人。今回もキャストへ向けて御礼の手紙を改めて読み上げると、鶴瓶さんは「ありがとう。ほんまに立派になったなぁ」と感極まった様子だった。さらに島民を代表して、式根島小学校の児童たちから、新島かイタリアのシチリア島でしか採れないという貴重な砂・抗火石で作られたグリーンガラスの一輪挿しが、鶴瓶さんをはじめとするキャスト陣に贈呈。お返しの品として鶴瓶さんたちからは、世界に20体しかない超レアなミニオンの等身大フィギュアをプレゼント!ミニオンが大好きな子どもたちをはじめ、会場から大きな拍手と大歓声が巻き起こっていた。最後に、式根島島民の皆さんに向け、芦田さんが「次に4作目ができたら、そのときはまた一番に式根島の皆さんに観てもらいたいと思います!」とコメントを贈り、中島さんも「わたしは鹿児島出身で(島の)この雰囲気を懐かしいなと思いながら訪れることができました」、松山さんも「ぜひ次は家族で遊びにきたいと思います」と感激の面持ち。鶴瓶さんも「7年前に来て、あの子や!って思い出せる子たちに会えることはほんまに嬉しいことやと思う。次はまた是非孫を連れて来たいな」と、思い描いていた凱旋が叶い、胸いっぱいの様子。それぞれ式根島への再訪を誓いながら、島民にとっても心温まる思い出となった本イベントは大盛況のなか幕を閉じた。『怪盗グルーのミニオン大脱走』は7月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:怪盗グルーのミニオン大脱走 2017年7月21日より全国にて公開(C) 2017 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2017年07月17日全世界シリーズ累計興収1兆円を突破した『アベンジャーズ』シリーズのマーベル・スタジオが贈る、5月12日より日本公開された『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のMovieNEXが、9月6日(水)より発売されることが決定。さらに、MovieNEXプレミアムBOXも数量限定で登場するほか、これに先駆け、8月23日(水)には先行デジタル配信が開始されることが分かった。たまたま出会ったノリで結成された銀河一の“落ちこぼれ”チーム、<ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>。小遣い稼ぎに請けた仕事をきっかけに、“黄金の惑星”の艦隊から総攻撃を受けることに。間一髪、彼らを救ったのは“ピーターの父親”と名乗る謎の男エゴと、触れただけで感情を読み取れるマンティスだった。ピーターの出生に隠された衝撃の真実とは?さらに銀河全体を脅かす恐るべき陰謀が交錯していき、彼らがなぜか銀河滅亡を阻止する最後の希望に…。その運命の鍵を握るのは、小さくてキュートな最終兵“木”グルートだった…。そんな本作には、チームを引っ張るピーター・クイル役のクリス・プラットを始め、新たな“萌えキャラ”のベビー・グルート役をヴィン・ディーゼル、ロケット役をブラッドリー・クーパーが演じ、そして主要なキャストのほかにも、シルベスター・スタローンやカート・ラッセルなど実力派俳優が出演したことで話題沸騰。さらに2018年公開予定の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(原題)に彼ら“ガーディアンズ“たちの参戦も決定している。今回、このMovieNEXの発売を記念し、ガモーラ役のゾーイ・サルダナと、ドラックス役のデイヴ・バウティスタのインタビュー映像が到着。『アバター』のヒロイン役で一躍脚光を浴びた注目の女優ゾーイ。「冒頭のシーン」がお気に入りだという彼女は、「1作目から何年も経ち、2作目にも戻ってこれて、そして映画が始まった瞬間にみんな一緒に登場しているの。これってすばらしい。冗談を言い合ったりしてて笑えるの」と理由を語る。その冒頭のシーンとは、ガーディアンズたちが命がけでモンスターと戦う中、ベビー・グルートだけが「我関せず」とゴキゲンな音楽を聴いて踊ったり遊んだりする、真剣さとユーモアが織り交ぜられた本作ならではの魅力的なシーンで、予告編の冒頭でも見ることができる。一方、元WWEチャンピオンというプロレスラー界のスーパースター、デイヴは、撮影現場の雰囲気について「全体が1つの笑い話だ」と言うと、ゾーイもそれに同調。「毎日笑いっぱなしだったから面白いエピソードだらけだ」とふり返り、ピーターを演じたクリスについて「何を言い出すかわからないからね。彼はよく騒ぎ出すんだ」と明かした。さらに、ほかの現場と比べて全く違ったそうで、「みんなで笑って楽しんで仲間意識があった」とデイヴが言うと、「変な緊張感も全くなかった」とゾーイ。加えて「みんながお互いを完全に理解し合っていて、協力し合って支え合っていた」と語り、そんなキャストたちのチームワークの良さが作品を見る人にも伝わり、その点が本作の魅力として共感してもらえるのだと分析している。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス MovieNEX」は9月6日(水)より発売。※8月23日(水)より先行デジタル配信開始(cinemacafe.net)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 2017年5月12日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2017Marvel-japan.jp/GOG-Remix
2017年07月12日米BOX OFFICE MOJOは7月7日~7月9日の全米週末興業成績を発表した。マーベル・コミックのアメコミ『スパイダーマン』の実写映画『スパイダーマン:ホームカミング』が初登場1位にランクイン。サム・ライミ監督&トビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』、マーク・ウェブ監督&アンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン』に続いて3度目のリブートで、シリーズ16作目となる。監督は『COP CAR/コップ・カー』のジョン・ワッツが務め、主演のピーター・パーカー/スパイダーマン役は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で同役を務めたトム・ホランドが演じる他、『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のマイケル・キートンが悪役バルチャー役で出演する。前週トップの『怪盗グルーのミニオン大脱走』は2位に降下。累計興収1億4,918万9,535ドルと1億ドルを突破した。3位『ベイビー・ドライバー』も前週2位からワンランクダウン。4位の『ワンダーウーマン』は順位をキープし、『トランスフォーマー/最後の騎士王』が前週3位から5位に転落した。その他以下のラインナップも1~2位順位を落とす中、8位の『The Big Sick(原題)』は前週12位からのランクアップで公開4週目にして初のトップ10入り。『ルビー・スパークス』のゾーイ・カザンがヒロインを務めるラブコメ作品だ。
2017年07月10日エマ・ワトソンがベル役を好演する、現在絶賛公開中の映画『美女と野獣』。4月の公開より『アナと雪の女王』を越える大ヒットスタートを切った本作が、公開69日目を迎えた6月28日(水)時点で、興行収入119億1,670万円、動員859万1,200人に到達。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の116億円を抜き、ウォルト・ディズニー・ジャパン歴代興行収入歴代3位に浮上したことが分かった。魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子。呪いを解く鍵は、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、そして愛されること――。だが、野獣の姿になった彼を愛する者などいるはずがなく、独り心を閉ざして暮らしていた。そんな絶望の日々に変化をもたらしたのは、聡明で美しい女性、ベル。自分らしく生きながらも、周囲から「変わり者」と呼ばれ心に孤独を抱えていた彼女は、外見に囚われ本当の自分を見失っていた王子を少しずつ変えていくが…。『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役でお馴染みのエマがベル役を演じているほか、野獣役をダン・スティーヴンス、野獣の宿敵・ガストン役をルーク・エヴァンス、ルミエール役をユアン・マクレガー、ポット夫人役をエマ・トンプソンが扮しているなど、絢爛豪華な実力派スターが結集しているのも注目どころ。また、昆夏美(ベル役)や山崎育三郎(野獣役)など、実力派豪華キャストが揃う“プレミアム吹き替え版”も好評を得ている。今回、興収119億円突破、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の記録も超え、日本での『美女と野獣』大ヒットの祝福ムードにぴったりの本編映像が到着。映像は、野獣の城で囚われの身となったベルを、お城の住人たちが心を込めてもてなす「Be Our Guest(ひとりぼっちの晩餐会)」のシーン。アカデミー賞8回受賞を誇るディズニー音楽の巨匠、アラン・メンケンが手掛けた名曲を、ユアンが歌いあげる華やかな一幕だ。また、ネット上ではユアンの美声に歓喜する一方で、プレミアム吹き替え版で同じくルミエールを演じる成河について、「声に惚れた」「演技も歌も最高」「ユアンに全然負けてない成河さんのルミエール素敵」と絶賛の声が相次いでいる。映像ではそんな声に応えて、ユアンが歌う字幕版と併せ、成河さんのプレミアム吹き替え版バージョンも解禁。2人の声を一気に堪能できる、贅沢クリップとなっている。そして実はこのシーン、完成までに1年が費やされ、映画1本つくることができるくらいの費用がかけられたという驚異の場面!ビル・コンドン監督は、“観客にはエマ・ワトソンと同じ場所に座っている気持ちになり、目の前でステージの幕が開き、すばらしい舞台を見るという疑似体験をして欲しい”という考えのもと、最高のスタッフ陣と制作に取り組んだそう。実際に映画を観た人からは、「ディズニーランドに来たみたいに、楽しい気持ちなる!」という声が上がっており、ぜひ劇場の大スクリーンで体感して欲しい注目シーンともなっている。『美女と野獣』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年06月30日米BOX OFFICE MOJOは6月23日~6月25日の全米週末興業成績を発表した。実写版シリーズ5作目となる『トランスフォーマー/最後の騎士王』 が初登場首位にランクイン。1作目から監督を続けるマイケル・ベイが引き続きメガホンを取り、人類滅亡の破壊者に変貌し地球に帰還したオプティマスプライムと新チームとの新たな戦いを描く。前作に続きマーク・ウォールバーグが主演を務める他、1~3作目のレギュラーキャストであるジョシュ・デュアメル、ジョン・タトゥーロの復帰やアンソニー・ホプキンスの出演も注目を集める。前週1位の『カーズ/クロスロード』は2位に転落。累計興行収入は9,988万2,893ドルと1億ドルの大台に迫る。『ワンダーウーマン』も前週からワンランクの3位。順位を下げたものの、累計興収は3億ドルを突破した。4位から10位のラインナップも前週と変わらず。各タイトルが1~2ランクずつ順位を下げた中、前週5位に初登場した『海底47m』は4位にランクアップしている。
2017年06月26日米BOX OFFICE MOJOは6月9日~6月11日の全米週末興業成績を発表した。前週に続いて『ワンダーウーマン』が首位をキープ。公開後3日間で早くも1億ドルを突破した前週からさらに興収を稼ぎ、累計興行収入2億500万2,503ドルと2億ドルの大台を早くも超えるヒットを続けている。2位は初登場の『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』。1932年公開の『ミイラ再生』をトム・クルーズ主演でリブートした作品で、砂漠とロンドンの地下の迷宮を舞台に繰り広げられるアクションアドベンチャーだ。『トランスフォーマー』。『スター・トレックイントゥ・ダークネス』、『アメイジング・スパイダーマン2』など数々のヒット作でプロデュース・監督・脚本などを務めたアレックス・カーツマンが監督を務める他、『スター・トレックBEYOND』のソフィア・ブテラや『ナイスガイズ!』のラッセル・クロウらが共演している。前週2位に初登場したCaptain Underpants: The First Epic Movie(原題)』は3位にランクダウン。4位『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』、5位『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』もワンランクずつ順位を下げている。6位は初登場の『It Comes At Night(原題)』。恐怖をもたらす謎の存在から家族を守ろうとする男を描いたホラー映画で、2015年の『ザ・ギフト』で長編映画監督デビューも果たしたジョエル・エドガートンが主役を務めている。その他『ファンタスティック・フォー』のケイト・マーラ主演の『Megan Leavey(原題)』が8位に初登場。イラク戦争で女性兵士と共に活躍した軍用犬との交流を描く実話をもとにした伝記映画だ。
2017年06月12日前評判も高かったパティ・ジェンキンス監督の『ワンダーウーマン』が、北米で2日(現地時間)に公開を迎え、4,165館の劇場でファンを熱狂させた。「Box Office Mojo」によると、初週末における興収は1億50万ドル(約111億円)を記録し、女性監督が手掛けた作品としては歴代で1位という結果に。『ワンダーウーマン』以前のトップは、2015年2月に公開されたサム・テイラー=ジョンソン監督の『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で8,517万ドル(約94億円)だった。『ワンダーウーマン』は、女性が主役のコミックを原作とした実写映画という点でも、ずば抜けてトップだという。この映画の登場までは、今年3月に公開されたスカーレット・ヨハンソン主演の『ゴースト・イン・ザ・シェル』が首位に立っており、初週末興収は1868万ドル(約21億円)だった。『ワンダーウーマン』の売り上げと比較するとその差は歴然である。そのほか、『ワンダーウーマン』はコミックが原作の実写映画のオープニング興収歴代16位、6月公開の映画のオープニング興収歴代6位など栄えある記録を手にした。「CinemaScore」の調べによると、観客層は52パーセントが女性、48パーセントが男性で、18歳未満が14パーセント、35歳以上が47パーセントだったとのことだ。また、女性初のスーパーヒーロー映画のこの快挙にアカデミー賞受賞女優をはじめ、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』ジョス・ウェドン監督、『ワイルド・スピード SKY MISSION』のジェームズ・ワン監督などの映画監督らも自身のSNSに絶賛の声を上げている。『それでも夜は明ける』のルピタ・ニョンゴは「ワンダーウーマンはまさに神様からの贈り物!いままで観たことのないようなスーパーヒーロー映画。楽しいし、心をぐっと掴まれた。スタイル的にも魅力的。ウイットに富んでいて、賢い。尺も完璧。強い。センシュアル。ただすばらしい。ガル・ガドットが登場すると観客のみんなはスクリーンにくぎ付けになるし、同時に真っ先に近くのコスチュームショップに走ってワンダーウーマンになりたくなる!」とコメント。それを受け、ジェシカ・チャスティンは、ワンダーウーマンのポーズをしながら、ワンダーウーマンのTシャツを手にしたスチールを投稿しつつ、「女子のみなさん、このポーズで決めましょ。この作品にはいま、私が求めているものが全部凝縮されている。ルピタのインスタを読んで是非観に行って!!!!」と投稿し、「ジェシカの言うとおり!今週末ガル・ガドット、パティ・ジェンキンス、ワンダーウーマンのために映画を観に行こう。そしてハリウッドのみんなが自信もって,女性中心の映画作ってもいいんだって思ってもらいたいわ!」とアン・ハサウェイがコメントした。女性層の獲得、高い作品評価と、今後もまだまだ数字が伸びそうな勢いとなっている。『ワンダーウーマン』は8月25日(金)より全国にて公開される。(Hiromi Kaku)■関連作品:ワンダーウーマン 2017年8月25日より全国にて公開(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC
2017年06月05日米BOX OFFICE MOJOは6月2日~6月4日の全米週末興業成績を発表した。週末興収1億50万5,000ドルを稼ぎ、『ワンダーウーマン』が初登場1位。DCコミックスの同名コミックを『モンスター』のパティ・ジェンキンス監督が映画化した作品で、第一次世界大戦当時を舞台に、女性戦士"ワンダーウーマン"の活躍を描く。主役のワンダーウーマン役を『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の劇中でも同役を演じたガル・ガドットが務める他、"スター・トレック"シリーズのクリス・パインがアメリカ陸軍航空部の隊長役で出演している。2位『Captain Underpants: The First Epic Movie(原題)』も初登場。アメリカの同名児童書を原作とする、ドリームワークスの新作映画で、スーパーヒーロー"パンツマン"の活躍を描く。前週トップの『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』は3位に転落。累計興行収入は1億1,462万1,771ドルと公開2週目で1億ドルに到達した。4位『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』も2位から順位を落とした他、前週3位の『Baywatch(原題)』が5位、同4位の『エイリアン:コヴェナント』が6位となるなど、以下のラインナップも1~3ランクダウンした。北米週末興行成績TOP 10(6月2日~6月4日)
2017年06月05日不朽のディズニー・アニメーションをディズニー自身が完全実写化した『美女と野獣』。4月の公開時から『アナと雪の女王』を越える大ヒットスタートをきった本作が、6月1日(木)時点で興行成績100億円を突破!ディズニー史上2番目に早いスピードで100億突破の快挙を達成。主演のエマ・ワトソンからも祝福コメントが届いた。魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子。呪いを解く鍵は、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、そして愛されること――。だが、野獣の姿になった彼を愛する者などいるはずがなく、独り心を閉ざして暮らしていた。そんな絶望の日々に変化をもたらしたのは、聡明で美しい女性、ベル。自分らしく生きながらも、周囲から「変わり者」と呼ばれ心に孤独を抱えていた彼女は、外見に囚われ本当の自分を見失っていた王子を少しずつ変えていくが…。4月21日(金)に公開され、週末3日間で興行収入13億7,876万5,600円、動員95万1,214人を記録した本作。そこから42日目にして、興行成績100億770万9,200円、動員719万4,465人に達し、『アナと雪の女王』『アリス・イン・ワンダーランド』の37日間に次ぐ、ディズニー史上2番目に早いスピードで、興収100億円突破の快挙を成し遂げた。6月1日現在で、375劇場743スクリーンで上映されており、6月3日(土)以降も720スクリーン以上で続映。動員の構成比は、字幕版と吹替版が50%ずつと、実力派豪華キャストが揃う“プレミアム吹き替え版”も評判が高い。このプレミアム吹き替え版の成功をベル役のエマ・ワトソンも「夏美さんと育三郎さんロンドンで会えてよかったわ。“日本語吹き替え版の成功おめでとう”」と祝福コメントを寄せた。ベル役を務めた昆夏美は、「興行収入100億突破…!本当にたくさんの方にご覧いただいていることに嬉しさと感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。この『愛の物語』を通して皆さんの心が温かくなって頂けていたら幸せです」と喜びをコメント。また、野獣を演じた山崎育三郎も、「プレミアム吹き替え版の野獣役として、この作品に携われたことを光栄に思います。これだけ多くの方に映画『美女と野獣』を観て頂けたことを心から嬉しく思います。作品を愛し、劇場に足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします」と思いを語った。興行収入はどこまで伸びるのか!?まだまだ続きそうな『美女と野獣』現象に注目だ。『美女と野獣』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年06月02日米BOX OFFICE MOJOは5月26日~5月28日の全米週末興業成績を発表した。ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウを主人公とするディズニーの海賊冒険ファンタジーシリーズ最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』が初登場首位にランクイン。5作目となる新作では、前作のロブ・マーシャル監督は降板し、2012年の作品『コン・ティキ』でアカデミー賞やゴールデングローブ賞の外国映画賞でノルウェー代表としてノミネートされたノルウェー人監督のヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドリムが監督を引き継ぐ。新キャストに『ノーカントリー』『BIUTIFUL ビューティフル』のハビエル・バルデムや、『メイズ・ランナー』で注目を集めたカヤ・スコデラリオらが加わった他、オーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイが3作目以来の出演。復讐に燃える強敵・サラザールとの対決を軸に、伝説の矛を手に入れるために新たな大冒険を繰り広げるジャック一団を描く。前週トップの『エイリアン:コヴェナント』は4位に転落。2位は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』は前週と変わらず順位を維持した。3位は『Baywatch(原題)』が初登場。1989年から2001年にかけてアメリカで放送されたライフガードを主役にしたテレビドラマシリーズ『ベイウォッチ』の劇場版。ドラマ版とはキャストを一新し、『スコーピオン・キング』『ウィッチマウンテン/地図から消された山』で主役を演じたドウェイン・ジョンソンと『ハイスクール・ミュージカル』シリーズのザック・エフロンの共演が話題となっている。5位『Everything, Everything(原題)』をはじめ、以下は前週と同じラインナップ。公開11週目となる『美女と野獣 (2017) 』は累計興行収入5億56万3,435ドルと5億ドルの大台を突破した。
2017年05月29日米BOX OFFICE MOJOは5月19日~5月21日の全米週末興業成績を発表した。『エイリアン:コヴェナント』が初登場首位にランクイン。『エイリアン』(1979年)の前日譚シリーズの2作目で、2012年の『プロメテウス』の続編となる。前作同様、巨匠リドリー・スコット監督が指揮を執り、"エイリアン誕生"の謎が解き明かされるSFホラー。前作から続投となるマイケル・ファスベンダーがアンドロイドを演じる他、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のキャサリン・ウォーターストンがヒロイン役を務める。その他、新キャストとしてジェームズ・フランコが加わった。2位の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』は公開3週目にしてランクダウン。後退したものの、前週2億ドルを突破した累計興行収入は3億179万9,474ドルとなりわずか1週間でさらに業績を伸ばしている。3位は初登場の『Everything, Everything(原題)』。ニコラ・ヨーンが2015年に発表した同名大ヒットベストセラー小説(邦題『Everything, Everything: わたしと世界のあいだに』)を映画化した作品で、重度のアレルギーで外出できない少女と隣家に引っ越してきた少年との恋物語。『ハンガー・ゲーム』のアマンドラ・ステンバーグと『ジュラシック・ワールド』のニック・ロビンソンが主役の少年少女を演じる。5位『Diary of a Wimpy Kid: The Long Haul(原題)』も初登場。ジェフ・キニーの『グレッグのダメ日記シリーズ』の映画化作品で、シリーズ4作目となる。前週2位の『Snatched(原題)』は4位、『キング・アーサー』が3位から6位となるなど以下のラインナップはそれぞれ順位を下げている。
2017年05月22日『ミニオンズ』に続き『SING/シング』も興収50億円を突破したユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・エンターテインメントが贈る最新作『怪盗グルーのミニオン大脱走』。本作で、グルーの新たな敵となるバルタザール・ブラットの吹き替えを松山ケンイチが務めることが決定!松山さんは洋画アニメーション作品、そしてハリウッド映画の吹き替え声優を務めるのは今回が初めて。併せて、日本語吹き替え版の予告編もお披露目された。本作では、晴れて結婚したグルーとルーシーの前に、人類を脅かす新たな悪党バルタザール・ブラットが立ちはだかる。過去の栄光にすがって80年代のファッションに身を包む元子役スターは、グルーを窮地に追い込む。さまざまなガジェットを駆使して犯罪を繰り返す、彼の真の狙いとは?また、グルーも知らなかった、新たな家族が判明。なんとグルーには、ドルーという生き別れになっていた双子の兄弟がいた!フサフサの金髪、魅力的な笑顔、父親から養豚場と莫大な財産を相続したお金持ち…どこをとってもグルーの正反対。そんな非の打ちどころのない彼の夢は、父の志を継ぎ、天下の大悪党になることだった…。そしてミニオンたちはというと、悪の世界からは足を洗ったと告げるグルーと決別し、生きがいを求めて新たな最強最悪のボス探しの旅を始めるが、ある出来事をきっかけにとんでもないことに!?果たして、ミニオンたちの運命は…?グルーの声を笑福亭鶴瓶、その娘・アグネスの声を芦田愛菜、そして『怪盗グルーのミニオン危機一発』でもルーシーの声を務めた中島美嘉が、引き続き日本語吹き替えキャストを務める本作。松山さんが演じるブラットは、80年代のTVシリーズ「EVIL BRATT」で世界征服を企む子ども悪党を演じていた元天才子役。思春期を迎え、番組が打ち切りになってしまったことをきっかけにハリウッドから忘れられてしまうが、その後、復讐を決意。過去にしがみつき、いまでも80年代ファッション&ヘアスタイルで破壊的な武器「キーター(ギター+キーボード)」と「ルービックキューブ」などの武器で、史上最強の敵としてグルーの前に立ちはだかる!松山さんをキャスティングした理由として、本作の配給会社、東宝東和は「松山ケンイチさんは、幅広いさまざまな役柄をこなし、毎作品で違った顔を見せてくれる素晴らしい方です。子ども時代から大人まで、さらには変装して全くの別人にもなるバルタザール・ブラットという難しいキャラクターを演じ分けできるのは、松山ケンイチさんしかいないと思い、オファーしました」と、そのカメレオン俳優ぶりが決めてとなったことをコメント。劇中では、大人になったブラットだけでなく、人気子役スターだった子ども時代、思春期、さらにはブラットが変装した小太りのポンプーなど、幅広いキャラクターを演じ分けることになるという。併せて公開された日本語吹き替え版の予告映像でも、マイケル・ジャクソンの「BAD」など80年代の音楽に合わせ、軽快なステップでダイヤモンドを奪おうとするブラットをノリノリで務めていることが分かる。松山さんは、「(クリント・イーストウッドやルパン三世の声を務めてきた)山田康雄さんが吹き替えも俳優業の1つとおっしゃっている意味を痛感しながらも楽しんでやっています。楽しみにしていただきたいです」と、気合い十分のコメント。『聖の青春』(’16)で20kgも体重を増やして役作りをし、日本アカデミー賞優秀主演男優賞にも選ばれた松山さん。本作でさらなる新境地を目にすることができそうだ。『怪盗グルーのミニオン大脱走』は7月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:怪盗グルーのミニオン大脱走 2017年7月21日より全国にて公開(C) 2017 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2017年05月22日プロボクシング元世界3階級王者の亀田興毅氏(30)が16日、オフィシャルブログを更新し、俳優・市原隼人(30)との絆を明かした。亀田氏は「友」と題し、「隣にいてるだけで茹で上がるのではないかというぐらい熱くて最高の漢、その名は市原隼人…」と紹介。「今から約8年前、亀田家は逆境にあっていて決まった内藤戦。あの当時亀田を応援するものは悪く言われるというぐらいの少し変わった現象に陥っていたにも関わらず、この漢は堂々と応援に来てくれて、嬉しくてこっそりと涙したことを思い出す…」と赤裸々につづった。一般挑戦者と対戦するAbemaTV1周年企画『亀田興毅に勝ったら1000万円!』が話題になったばかりの亀田氏。「あれから年月は経ち二人とも30歳になって父親になった」と互いの変化を振り返りつつ、「今回俺は最初で最後のリングに上がると言うと間髪入れずに観に行くと。そしてドラマなどの撮影で連日多忙のスケジュールの中この漢は駆け付けてくれた。最高の漢で熱すぎる漢…」と市原の"男気"エピソードを明かす。ブログにはツーショット写真を掲載。「市原隼人…イッチーいつもありがとう」という感謝のメッセージで結んでいる。
2017年05月16日米BOX OFFICE MOJOは5月12日~5月14日の全米週末興業成績を発表した。前週に続いて『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』が2位以下を大きく引き離し、2週連続で首位にランクイン。累計興行収入2億4,616万4,419ドルと2億ドルの大台をクリアした。2位はゴールディ・ホーンとエイミー・シューマー演じる親子の南米での珍道中を描いたコメディ『Snatched(原題)』が初登場。『ウォーム・ボディ』のジョナサン・レヴィンが監督を務める他、『ゴーストバスターズ』『デンジャラス・バディ』のケイティ・ディポルドが脚本を担当している。3位も初登場の『キング・アーサー』。ガイ・リッチー監督の最新作で、中世英国の騎士道譚"アーサー王物語"を新たな解釈で映画化したアクションエンターテインメント。『パシフィック・リム』のチャーリー・ハナムが主演を務める他、ジュード・ロウが敵役を演じている。前週2位の『ワイルド・スピード ICE BREAK』は4位にランクダウン。続く5位『The Boss Baby(原題)』、6位『美女と野獣 (2017)』、7位『How to be a Latin Lover(原題)』もそれぞれ3位、5位、4位から順位を下げた。その他初登場は8位の『Lowriders』。東ロサンゼルスの"ローライダー"と呼ばれるカスタムカー社会を、2011年の『明日を継ぐために』でアカデミー主演男優賞候補となったメキシコ人俳優デミアン・ビチル主演で描いた作品だ。
2017年05月15日ディズニー実写映画『美女と野獣』の大ヒット記念イベントが5月10日(水)、都内で行われ、プレミアム吹き替え版でベルを演じる昆夏美、野獣役の山崎育三郎が出席。また、同日をもって国内興収70億円を突破したことが明らかになった。4月21日に全国で封切られ、あの『アナと雪の女王』(最終興収255億円)を超える驚異的なペースでGWのヒット街道を独走した本作。先日、「興収60億円突破」のニュースが飛び込んだばかりだが、早速その発表を更新した形だ。配給のウォルト・ディズニー・ジャパンによると依然、動員・興収ともに好調に推移しているといい、100億円突破は時間の問題となった。昆さんは自ら劇場に足を運んで、プレミアム吹き替え版を鑑賞したそうで「客席にいる誰よりも、私が泣いていたと思います。ストーリーが素晴らしいのはもちろん、この作品に携わることができたことを改めて感謝して…。もういろんな感情が押し寄せて、ウゲウゲ(笑)号泣でした」と大ヒットに感無量の面持ち。一方、山崎さんは「平日の午前中なのに、たくさんのお客様に来ていただいて…。皆さん、お仕事何されているんですか?」とジョーク交じりに感謝の挨拶。「自分の周りでも、『チケットが取れない。何とかしてくれ』という声をよく聞きます。僕でも取れないんですから(笑)。本当にありがたいですよね」とうれしい悲鳴をあげ、ファンに感謝を伝えていた。この日はプレミアム吹き替え版で、ガストンの子分であるル・フウを演じる藤井隆が進行役を務めたほか、ピン芸人の横澤夏子、お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二がそれぞれ、ベルと野獣の扮装で登場。横澤さんが「主演のエマ・ワトソンさんと同じ26歳です」と自己紹介すると、客席はザワついていた(ちなみにエマは先月誕生日を迎えて、現在は27歳)。『美女と野獣』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年05月10日全米最大級の映画とTVの祭典「MTV Movie&TV Awards」にて、作品賞(映画部門)に選ばれ、主演のエマ・ワトソンが “俳優賞”に輝いた『美女と野獣』。ここ日本でも、5月7日(日)までに473万1,206人、興行収入66億9,567万9,400円を記録し、3週連続動員ランキングNO.1を獲得、さらに『アナと雪の女王』を凌ぐ早さで興収60億を突破したことが分かった。自分らしく生きることに誇りを持つベルを演じたエマが、男女の区別をなくした初めての“最優秀俳優賞”に選ばれたことを「とても意義深い」と語っていた本作。公開直後の週末3日間で興行収入13億7,876万5,600円、動員95万1,214人を記録し、あの『アナと雪の女王』を越える大ヒットスタートを切ったが、大作ひしめくゴールデンウィーク中でも、その勢いは衰えなかった。公開から16日間で興収60億円超えを突破。これは、『アナと雪の女王』の20日間、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の17日間を凌ぎ、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』と並ぶ驚異的なスピードでの記録達成となっている。全米でも公開後、『ハリー・ポッター』シリーズ作品を超える成績で2017年公開作のトップを走り続けているが、この日本での大ヒットを受け、全世界興収は11億8,569万4,615ドル=1,335億5,400万円(1ドル=112円/数字はすべてBOX OFFICE MOJO調べ。5月8日現在)に上り、歴代第11位に。全世界興収のトップ10入りも目前まで迫っている。ゴールデンウィーク中の賑わいは予想以上となり、カップルや女子高生らに加え主婦層や、連休を待ち望んでいた家族連れが訪れ、連日満席の劇場も多くみられた。満席が続き「『美女と野獣』を観たくても観られない!」と嘆く声もTwitterなどで多くみられることから、この勢いはまだまだ続きそう。100億円突破がいつになるのかも、注目を集めている。『美女と野獣』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年05月09日米BOX OFFICE MOJOは4月28日~4月30日の全米週末興業成績を発表した。1位の『ワイルド・スピード ICE BREAK』は3週連続でトップを堅守。累計興行収入も1億9,272万1,355ドルとさらに稼ぎ、2億ドルの大台が目前となった。2位は今週初登場の『How to be a Latin Lover(原題)』。二倍以上年上の金持ちの女性と結婚したものの、25年後に捨てられて、妹とその息子の小さなアパートに元に身を寄せることになった中年のジゴロ男が新たなお相手探しに奮闘するコメディ。3位も初登場の『Baahubali 2: The Conclusion(原題)』。2015年公開のインドの大作映画『バーフバリ 伝説誕生』の続編で、数奇な運命に導かれた戦士・バーフバリを描いたアクションエンターテイメント作品。日本では1作目が公開中だが、『マッキー』などのS・S・ラージャマウリ監督が続投し、プラバースがバーフバリを演じている。4位『The Circle (2017) (原題)』も初登場。デイヴ・エガーズの同名ベストセラー小説を『人生はローリングストーン』のジェームズ・ポンソルト監督が映画化したスリラー。ソーシャルメディアにより人々が“繋がりすぎた”世界を舞台に、監視社会となった現代のディストピアを描く。主演のエマ・ワトソンとトム・ハンクスの共演も話題を集めている。前週2位の『The Boss Baby(原題)』は5位にランクダウン。累計興行収入5億ドル到達間近の『美女と野獣 (2017) 』も3位から6位に転落するなど、以下のラインナップは前週から揃って順位を落としている。
2017年05月01日米BOX OFFICE MOJOは4月21日~4月23日の全米週末興業成績を発表した。2週連続でトップは『ワイルド・スピード ICE BREAK』。公開3日間で1億ドルに到達した累計興行収入は、その後1週間で1億6,357万8,315ドルへとさらに伸びた。前週同様2位は『The Boss Baby(原題)』。続く3位は累計興行収入4億7,109万7,384ドルと5億ドルに迫る『美女と野獣 (2017) 』が順位をキープした。4位は初登場の『Born in China(原題)』。中国の野生動物にスポットを当てたディズニー製作のドキュメンタリー映画で、『ミッシング・ガン』『ココシリ』などを手掛けた中国人映画監督ルー・チューアンが監督を務める。7位『Unforgettable (2017) (原題)』も初登場。元夫の再婚相手に一方的に怨みを抱いた女の狂気と恐怖を描いた官能スリラーで、『シザーハンズ』など多数の作品画でプロデューサーとして活躍してきたデニース・ディ・ノービによる初監督作品。『グレイズ・アナトミー』のキャサリン・ハイグルが嫉妬に駆られる元妻を、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のロザリオ・ドーソンが新妻を演じる。9位に初登場の『The Promise (2017) (原題)』は、『ホテル・ルワンダ』のテリー・ジョージ監督最新作で、1914年のアルメニア人虐殺と男女の三角関係を描いた作品で、主演のクリスチャン・ベールをはじめ、オスカー・アイザックら実力派俳優の共演でも話題を集めている。その他前週28位から10位に急浮上の『The Lost City of Z(原題)』は、デヴィッド・グランのノンフィクション小説『ロスト・シティZ 探検史上、最大の謎を追え』を映画化した作品。『リトル・オデッサ』のジェームズ・グレイが監督を務める。20世紀初頭、アマゾンの奥地で伝説の古代都市を探して消息不明となったイギリス人探検家の謎を描く。
2017年04月24日米BOX OFFICE MOJOは4月7日~4月9日の全米週末興業成績を発表した。前週に引き続きトップはドリームワークスの新作3Dアニメ『The Boss Baby(原題)』。2位も前週同様『美女と野獣 (2017) 』が順位を維持し、累計興行収入4億3,231万6,034ドルとついに4億ドルの大台を突破した。3位は『Smurfs: The Lost Village(原題)』が初登場。小さな青い妖精"スマーフ"たちの世界を描いた3Dアニメで、2011年の『スマーフ』、2013年の『スマーフ2 アイドル救出大作戦!』に次ぐ続編となる。アニメ『シュレック2』のケリー・アズベリー監督が指揮し、パパ・スマーフやスマーフェットなど主要キャストの声優陣が一新されている他、ジュリア・ロバーツ、ミシェル・ロドリゲスといった大物俳優が参加している。4位も初登場の『Going in Style (2017) (原題)』。1979年公開の同名作品(邦題『お達者コメディ/シルバー・ギャング』)のリメイクにあたり、俳優兼監督の『終わりで始まりの4日間』『WISH I WAS HERE 僕らのいる場所』のザック・ブラフが監督を務める。モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンのアカデミースターの名優3人が年金を取り返すべく銀行強盗に扮するコメディだ。前週3位の『ゴースト・イン・ザ・シェル』は5位にランクダウン。6位『パワーレンジャー』など以下の作品も初登場2作品に押され、それぞれ2位ずつ順位を下げた。10位『The Case for Christ(原題)』も今週初登場。1998年にジャーナリストのリー・ストロベルによって書かれた同名書籍を原案に描かれたキリスト教ドラマ映画だ。
2017年04月10日4月28日(金)に公開される人気アクション超大作『ワイルド・スピード』シリーズ最新作『ワイルド・スピード ICE BREAK』。この度、本作公開当日に、前作でシリーズ最高傑作との呼び声も高い第7作『ワイルド・スピード SKY MISSION』が金曜ロードSHOWにて地上波初放送されることが分かった。2000年に第1作目が公開された『ワイルド・スピード』シリーズ。以降、そのド派手なカーアクションと魅力的な登場人物で人気を博し、日本含め世界で大ヒットとなっている。そして今月公開となる最新作は、タイトル通りこれまでのシリーズを“打ち壊す(BREAK)”新展開やサプライズが待ち受けているという。今回地上波初放送となる『ワイルド・スピード SKY MISSION』は、シリーズNo.1の興行収入を記録した大ヒット作。社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』を超える全世界6位の興収を記録している。そんな本作魅力は、何と言っても想像をはるかに超える規格外、桁外れのカーアクション!車がビルとビルの間を飛び移ったり、空から車が降ってきたりと、いままで見たことがないような衝撃的なアクションが次々と繰り広げられる。もちろん、アクション俳優たちの体を張った肉弾戦にも要注目。『トランスポーター』『エクスペンダブルズ』シリーズのジェイソン・ステイサム、『トリプルX』シリーズのヴィン・ディーゼル、『ヘラクレス』のドウェイン・ジョンソンなど、世界的に有名なアクション俳優たちが集結し繰り広げる、熱い戦闘シーンは見逃せない!ぜひ、最新作と併せて本作もご覧あれ。金曜ロードSHOW!『ワイルド・スピード スカイミッション』は4月28日(金)21時~日本テレビにて放送。『ワイルド・スピード ICE BREAK』は4月28日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ワイルド・スピードSKY MISSION 2015年4月17日より全国にて公開(C) 2014 Universal Picturesワイルド・スピード ICE BREAK 2017年4月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) Universal Pictures
2017年04月07日米BOX OFFICE MOJOは3月31日~4月2日の全米週末興業成績を発表した。2週連続1位の『美女と野獣 (2017)』を2位に下し、ドリームワークスの新作3Dアニメ『The Boss Baby(原題)』が初登場首位。『マダガスカル』の3部作や『メガマインド」』を指揮したトム・マクグラスが監督を務め、ビジネスマンスタイルの不思議な赤ちゃんと7歳の兄弟がある企業のCEOが企てる世界秩序を乱す陰謀を阻止する物語を描く。声優陣には、アレック・ボールドウィン、トビー・マグワイヤ、スティーブ・ブシェミらの豪華キャストが名を連ねる。3位は『ゴースト・イン・ザ・シェル』が初登場。士郎正宗のコミックを押井守監督が映画化したSFアニメの金字塔『GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊』をハリウッドで実写映画化。『スノーホワイト』のルパート・サンダースが監督、オリジナル作品の草薙素子に相当する主人公の少佐役はスカーレット・ヨハンソンが演じている。その他、『LUCY/ルーシー』でヨハンソンと共演したピルー・アスベックが主人公の片腕バトー役、公安9課のボス荒巻大輔にビートたけし。その他ジュリエット・ビノシュ、マイケル・ピットらが出演している。トップの座を奪われた『美女と野獣 (2017)』は累計興行収入3億9,545万9,842ドルに到達。次週にも4億ドルの大台突破は必至だ。以下は『パワーレンジャー』が2位から4位へ、『キングコング: 髑髏島の巨神』が3位から5位へと転落するなど、9位までは前週と変わらぬラインナップとなった。その他10位『The Zookeeper’s Wife(原題)』が初登場。詩人のダイアン・アッカーマンによる2007年のノンフィクション小説『ユダヤ人を救った動物園 ヤンとアントニーナの物語』が原作で、第二次大戦中にナチスに追われたユダヤ人を動物園の檻に匿い、動物の命とともに救った飼育員夫婦を描いた作品だ。
2017年04月03日米BOX OFFICE MOJOは3月24日~3月26日の全米週末興業成績を発表した。前週週末興収1億7,000万ドルを稼いで初登場堂々首位の『美女と野獣 (2017)』が2週連続でトップ。累計興行収入は3億1,695万2,887ドルと公開から1週間あまりで早くも3億ドルを超える驚異のヒット作となった。2位は初登場の『パワーレンジャー』。日本の特撮作品"スーパー戦隊シリーズ"の英語ローカライズ版として制作されたテレビドラマ『パワーレンジャー』シリーズの第1作を原作に、キャストを一新して20年ぶりに制作された。『プロジェクト・アルマナック』のディーン・イズラライトが監督、『ドラキュラZERO』のバーク・シャープレスとマット・サザマが脚本を担当している。前週2位の『キングコング: 髑髏島の巨神』は3位にランクダウン。『LOGAN/ローガン』も前週3位から5位へと順位を下げた。4位の『ライフ (2017) 』も初登場。ジェイク・ギレンホール主演のSF映画で、『デンジャラス・ラン』、『チャイルド44 森に消えた子供たち』のダニエル・エスピノーサ監督がメガホンを取る。火星で採取したサンプルが"地球外生命体"の細胞であったことがわかり、歓喜に沸く宇宙飛行士たち。しかし、細胞は知性を持つまでに急成長、宇宙ステーションの中で地球人を襲い始める。その他今週初登場作品は7位の『CHiPs(原題)』。日本でも放送された70~80年代の人気米ドラマ・シリーズ『白バイ野郎ジョン&パンチ』を映画化したアクション・コメディだ。
2017年03月27日米BOX OFFICE MOJOは3月17日~3月19日の全米週末興業成績を発表した。オープニング週末興収1億7,000万ドルを稼ぎ、『美女と野獣 (2017)』が堂々初登場首位にランクイン。1991年に製作され、アニメーション映画史上初のアカデミー作品賞ノミネートをはじめ、作曲賞と歌曲賞を受賞した名作を実写版でリメイク。主人公・ベルを"ハリー・ポッター"シリーズのハーマイオニー役で一躍有名になったエマ・ワトソン、野獣・王子役をテレビドラマ『ダウントン・アビー』でブレイクしたダン・スティーヴンス、野獣の恋敵・ガストン役を『ワイルド・スピード』や『ホビット』の出演で知られるルーク・エヴァンスが演じている。『ドリームガールズ』や『シカゴ』、『トワイライト』シリーズなどで数々の映画賞の受賞歴を持つビル・コンドン監督がメガホンを取り、脇役陣にもユアン・マクレガーやイアン・マッケラン、エマ・トンプソンら豪華俳優が名を連ねる。前週1位の『キングコング: 髑髏島の巨神』は2位。公開2週目で首位陥落となったものの、累計興収1億1,012万5,294ドルと1億ドルを突破した。3位『LOGAN/ローガン』も前週2位からワンランクダウン。以下のラインナップも、4位『Get Out(原題)』、5位『The Shack(原題)』、6位『レゴバットマン ザ・ムービー』とそれぞれ1位ずつ順位を下げた。その他今週初登場は7位の『The Belko Experiment(原題)』。『マンイーター』のグレッグ・マクリーンが監督、ガーディアン・オブ・ギャラクシー』で監督・脚本を務めたジェームズ・ガンが脚本を担当し、コロンビアの首都ボガタにある企業に務める80人のアメリカ人が殺し合いの実験を会社から命じられる様子を描いたバイオレンススリラーだ。
2017年03月21日