舘ひろしと柴田恭兵がバディを組み、“タカ”と“ユージ”の愛称で親しまれてきた伝説的刑事ドラマシリーズ「あぶない刑事」。その完結編となる劇場版『さらば あぶない刑事』の公開を記念して、1月21日(木)にナニワの街の象徴、道頓堀にて、公開直前プレミアイベントを実施。主演を務める舘さん、柴田さんが船に乗って4,000人を超えるファンの前に登場した。女性に優しく悪を許さぬタカことダンディー鷹山、弱いものを見れば放っておけない正義漢ユージことセクシー大下が横浜を舞台に、犯罪を追い、暴れまくり、軽妙なトークと激しいアクションで繰り広げる伝説のシリーズ「あぶデカ」。今回10年ぶりの来阪となった舘さんと柴田さん。“あぶ刑事”仕様に装飾された全長18mのスタイリッシュな船に乗りファンの前に登場すると割れんばかりの歓声が沸き起こり、「こんにちは!大阪イェーイ!」と舘さんが叫ぶと柴田さんも「ダンディー鷹山イェーイ!」と叫び、それに続くように「セクシー大下イェーイ!」(舘さん)、「あぶ刑事ベイビー!イェーイ!」「10年ぶりだぜイェーイ!」(柴田さん)と寒さを吹き飛ばすかのようなハイテンションでスタート。“あぶない刑事”さながらにサングラスをかけた4,000人ファンたちを前に「本当に異様ですね」と圧倒された舘さんだったが「30年やってきて、もっとやりたい事もあったけど、本当にやり切った感じがしています!」とスッキリとした表情で心情を明かすと、柴田さんも「素晴らしい映画が出来ました。是非、観て下さい」と想いを語った。定年の設定とは言え、劇中では舘さんのバイクアクションから柴田さんの全力疾走など様々なアクションが登場するが、難しい所、気合を入れた所はと問われると、舘さんは「あんまり無いです。普通です」とバッサリ。「10年ぶりに(バイク)乗ったんですけど、5、6回で(感覚が)戻ってきました」と言ったのに対し、柴田さんは「実は(舘さんのバイク)補助輪が付いてるんですよ。CGで消してるんです(笑)」と暴露!?仕返しと言わんばかりに舘さんは「今日は恭サマが道頓堀の水の上を走ります!(笑)」と言うと、柴田さんが走るフリを見せ、ファンを沸かせた。最後にメッセージを求められた舘さんは「メッセージはありません(笑)。とにかく観て下さい!」と語り、柴田さんも「1度観るよりも、2度観た方が面白い」と話し声援止まぬ中、会場を後にした。『さらばあぶない刑事』は1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月21日1月30日公開の映画『さらば あぶない刑事』のレッドカーペット&完成披露舞台挨拶が12日、東京・新宿の歌舞伎町で行われ、舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、ベンガル、伊藤洋三郎、長谷部香苗、菜々緒、夕輝壽太、吉沢亮、入江甚儀、村川透監督が出席した。本作は、1986年のテレビドラマ放映開始から30年、2005年の劇場版から11年、長年愛され続けてきた『あぶない刑事』のシリーズ最後となる作品。1月30日の公開を前に、総勢12人の『あぶ刑事』ファミリーが新宿・歌舞伎町に勢揃いし、歌舞伎町のど真ん中に敷かれたレッドカーペットを練り歩いた。レッドカーペットインベント後には舞台あいさつが行われ、本作の脚本作りにも携わったという舘ひろしは「長谷部安春監督が作った最初の『あぶデカ』に原点回帰したいと思い、今回は映画を作る前にミーティングをしました。僕としては原点に戻った出来という気もしましたが、温子が(ストーリー展開と関係なく)どわっと入ってきて私としては予想外でしたね」と笑わせると、名指しされた浅野は「私なりに演技を一生懸命真面目にやっていたらブルドーザーみたいなこと言われて失礼だと思うわ!」とお冠だったが、「きっと皆さんに楽しんでいただけるものになっていると思います」と作品の出来には自信。舘とこれまでタッグを組んできた柴田も「70過ぎたら言い訳もできたり舘さんが台詞を覚えられなくてもしょうがないと思いますけど、この歳でやれました。舘さんも台詞を喋れたし、僕も走れたし、すごく楽しかったです。本当にいい作品だと思っています」と胸を張った。本作で『あぶデカ』シリーズは最後を迎えるが、仲村が「皆さんが応援していただけると奇跡が起きるのかなと思っています」と期待感を漂わせば、菜々緒も「私自身も終わって欲しくないという気持ちですし、皆さんのお力添えがあれば終わらない気がします」と観客にアピール。最後に舘が「本当に手前味噌ですが、いい作品が出来たと思っております。これに携わってくれた俳優さん、そしてスタッフの皆さん、ここにいる皆さんに心から感謝したいと思います」と感謝の言葉を口にし、観客から花束を渡されて笑顔で会場を後にした。映画『さらば あぶない刑事』は、1月30日より全国公開。
2016年01月13日『さらば あぶない刑事』完成披露試写会が1月12日(火)に開催され、歌舞伎町でのレッドカーペットに続き、舘ひろしに柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、ベンガル、伊藤洋三郎、長谷部香苗、菜々緒、夕輝壽太、吉沢亮、入江甚儀に村川透監督が舞台挨拶に登壇した。1986年のTVシリーズ誕生から30年を数え、6本目の劇場版にして完結編となる本作。鷹とユージの横浜港署の破天荒コンビがついに定年退職を迎えるまでの最後の5日間を描く。大歓声に迎えられ、舘さんも柴田さんも感激の面持ち。柴田さんは「みなさんのいっぱいの思いで、この映画を作ることができました」とファンへの感謝を口にする。さらに「本当は70歳を超えてからやろうと思ってたんです。それなら舘さんがセリフを覚えてなくても言い訳できるから(笑)。でもこの歳でやれて、舘さんもセリフ言えたし、僕もなんとか走れて、本当に楽しかったです」と笑顔で振り返った。舘さんも「寒い中、お越しくださってありがとうございます」と詰めかけたファンに優しく微笑む。完成した映画について「10年ぶりの映画ということで、原点回帰しようと、脚本段階から携わらせていただきました。港署のみんなが集まるとすごいエネルギーがありました」と振り返るが、一方で「オンコ(=浅野さん)だけは、(物語の流れと関係なく)ドワッと入ってきて(笑)、予想外でした」と述懐!これを受けて浅野さんは「原点って何?私なりに真面目にやってたのに、私だけブルドーザーのように全部なぎ倒して帰ったように言われて、失礼しちゃうわ!」とおかんむり。変わらぬやり取りに会場からは温かい笑いが起きる。続いてコメントを求められた仲村さんは「最近、この順番でコメントを求められて話しづらい!」と肩をすくめつつ、自身の前に課長のイスに座っていた故・中条静夫さんについて言及。「撮影中は意識しなかったけど、完成した映画を見て、(自身が演じた)町田透から中条さんのニオイを感じた」としみじみ。と、ここでもいい話で終わるかと思いきや“先輩”柴田さんから「おれは感じなかったけど!」と厳しいツッコミが入り、「あ、自分に甘すぎですか…?」と苦笑い。それでもファンに向けて「中条さんもちゃんといらっしゃいます!」と予告。自身、TVシリーズ開始時は20歳だったが「30年後に同じ役を演じている可能性は考えてなかったです。これまでも“ラスト”と言われるのは何度かあったけど(笑)、今度こそ、最後ということで寂しく、切ないです。みなさんの応援で、もしかして奇跡が起こったりするのではないかと期待しています」とさらなる続編への期待と意欲を口にし、会場は熱い拍手に包まれた。長谷部さんは、感激のあまり声を詰まらせながら「30年間、最高のスタッフとキャストと一緒に仕事ができました」と語る。長谷部さんの父は、TVシリーズおよび、劇場版1作目のメガホンを握った故・長谷部安春監督だが「父もちょっと悔しがりながら喜んでるんじゃないかと思います」と語った。最後の挨拶で、柴田さんは「絶対にヒットする自信があります!」と大見得を切りつつ「でも、万が一があるので(笑)」とユージそのままの口調で口コミでの映画のアピールを呼びかけ、最後まで笑いを誘う。退場間際には観客のひとりが大きな花束を持って舞台に駆け寄ると、舘さんは「ありがとう」と笑顔で受け取った。『さらば あぶない刑事』は1月30日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月12日約10年ぶりとなるシリーズ最新作『さらば あぶない刑事』の完成披露イベントが1月12日に、東京・新宿の“日本一あぶない街!?”歌舞伎町で行われ、舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオルらおなじみの『あぶデカ』メンバーが勢ぞろい。約50メートルのレッドカーペットが敷かれた歌舞伎町セントラルロードには、当選倍率20倍を勝ち抜いた幸運なファン1000人が駆けつけ、寒さを吹き飛ばす声援を送っていた。『さらば あぶない刑事』完成披露イベントその他の写真1986年のドラマ放送以来、根強い人気を誇る『あぶない刑事』の劇場版第7作にして、完結編。定年退職まであと5日と迫った横浜港署捜査課刑事のタカこと鷹山敏樹(舘)&ユージこと大下勇次(柴田)が、凶悪な中南米マフィアとの戦いに立ち向かう。大声援を浴びた舘は「寒いなか、皆さんの暖かい気持ちが胸にしみます。どうも、ありがとう」と感謝の意。「今回の映画は、すごく面白いです。『原点に戻った作品をつくりたい』という気持ちがうまく映像化できた。ぜひ楽しんで」と自信をこめてアピールした。“相方”の柴田も「胸を張れる映画になった。1度より2度、2度より3度楽しめるので、何度でも映画館に足を運んでもらえれば」と誇らしげ。名コンビを見守り続けた浅野は「ぜひ、ロングランになるよう、お力を貸してください」とファンに呼びかけた。また、仲村は「一緒にカラオケに行った先輩がなかなかマイクを話さず、僕は30年間、横でタンバリンを鳴らしていた。今回も一生懸命鳴らしています(笑)。『あぶデカ』ファンとしては、さみしい気持ちもあります」とシリーズ完結に感慨しきりだった。この日のイベントにはベンガル、伊藤洋三郎、長谷部香苗、菜々緒、夕輝壽太、吉沢亮、入江甚儀、村川透監督が出席した。『さらば あぶない刑事』1月30日(土)から全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年01月12日伝説的刑事ドラマシリーズの完結編となる『さらば あぶない刑事』の完成披露試写会が1月12日(火)に開催。主演の舘ひろし、柴田恭兵におなじみの浅野温子、仲村トオルらキャスト陣が新宿・歌舞伎町に敷かれたレッドカーペットを歩き、千人のファンの歓声を浴びた。1986年にTVシリーズがスタートした「あぶない刑事」の6本目の劇場版にして完結編。定年退職を5日後に控えた鷹とユージの最後の事件を描く。この日は、都内で初雪を観測するなど、この冬一番の冷え込みとなったが、TOHOシネマズ新宿前に敷かれたレッドカーペット脇には早朝から熱烈なファンが並び、最終的に1千人もの人々が詰めかけた。登壇陣は次々と車でレッドカーペットに乗り付ける。最初に姿を現したのは、劇場版ゲスト出演者の菜々緒、夕輝壽太、吉沢亮、入江甚儀。続いて、シリーズのレギュラー人であるベンガル、伊藤洋三郎、長谷部香苗、そしてTV版からメガホンを握ってきた村川透監督が登場し、会場は徐々にヒートアップしていく。最後に、白塗りのベンツから舘さん、柴田さん、浅野さん、仲村さんという“レジェンド”が降り立つと、会場の熱気は最高潮に達した。舘さんと柴田さんはサングラスにスーツでキメて、軽やかにレッドカーペット上を歩き回り、ファンの歓声に応える。会場のあちこちから「鷹さ~ん!」「ユージ!」といった歓声が飛び交う。壇上に上がった舘さんは「本当に今日は、寒い中ありがとうございます。みなさんの温かい気持ちが胸にしみました。どうもありがとう」と挨拶。柴田さんは「みんなに応えられる映画ができました」と完結編に自信をのぞかせる。浅野さんは、満面の笑みでカーペットを駆け回っていたが「朝早くからいらしてくださったという方もいると聞いて、嬉しくて歩きながら申し訳ないような気持ちでした」と感激を口にする。仲村さんは「これで『さらば』と言われると僕もファンとして寂しいけど、出演者としては、先輩とカラオケに行ったらずっと先輩がマイクを離さずに閉店を迎えたような気持ち(笑)。僕は30年間、ずっとタンバリンを叩いていたようなもので、今回の映画でも一生懸命、タンバリンを叩いてます!」と語り、会場は笑いと歓声に包まれた。『さらば あぶない刑事』は1月30日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月12日テレビドラマ放送開始から30年、そして2005年の劇場版最新作から10年。社会現象を起こし、ドラマと映画史上において“伝説”を作った舘ひろしと柴田恭兵主演で贈る「あぶデカ」。今月ついに『さらばあぶない刑事』として本当のラストを迎える本シリーズから、2016年最初の新年の挨拶映像が到着した。定年を目前にしたタカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)は、かつて2人が壊滅した銀星会の残党を追って、危険ドラッグ・覚せい剤・拳銃の取引がされるブラックマーケットを2人だけで襲撃したりとまだまだ暴れ放題。そんな2人の前に現れたのは、世界の闇市場を暴力で牛耳り縄張りを広げる中南米マフィア。このままでは横浜が犯罪都市にされてしまう。史上最強の敵を前に、命を賭けた戦いの火蓋が切って落とされる――。キャストには、定年退職を5日後に控えたタカとユージ役の舘さんと柴田さんのほかに、浅野温子、仲村トオルを始めとするレギュラー陣が総出演! さらにゲストとして、吉川晃司、菜々緒が参加し、スクリーンを華々しく彩る。今回解禁された映像では、ポスターをバックに、ダンディー鷹山こと舘さんとセクシー大下こと柴田さんが新年のご挨拶。公開を迎える新年を祝うと共に、舘さんが「2016年、僕たちはついに“定年退職”を迎えます。」と話し、柴田さんが「今年で“ドンパチ”は卒業です」と宣言!さらには舘さんが「蛍の光」を熱唱し、ラストには柴田さんが「劇場で観ないと俺たちに撃たれちまうぜ!」と言い放ち、まさに「あぶデカ」節満載の映像に仕上がっている。公開まであとわずかとなった本作。大スクリーンで2人を見ることができるのも今回がラスト!最後までこの2人から目が離せない。『さらばあぶない刑事』は1月30日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年01月01日舘鼻則孝の作品は、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館をはじめ、数々の美術館に永久収蔵されている。自然が描く光景が、時空を越えてなおそこにあるように、舘鼻の作品には凛とした佇まいがあり、どこまでも本質的な美を追求しているように思える。舘鼻の美意識はどのように構築されたのか。そして今年30歳を迎えた舘鼻が考える「人間が生きる目的」とは?ー東京藝術大学在学中は、日本美術を学ばれた舘鼻さんですが、なぜ、日本美術を選んだのでしょうか?高校生の頃、ファッションデザイナーになりたいと思い、ヨーロッパに留学してファッションを学ぼうと考えました。でもその時に、洋服はヨーロッパのものだなと感じたんです。というのも、ヨーロッパの学生達にとってファッションを学ぶことは、自国の文化を学んでいることになるんですよね。でも、僕にとっては異国の文化を学ぶことになる。そのような環境では、自分が彼らに勝てる訳がないと思い、自分にしか出来ない事は何かを徹底的に考えました。その時に、日本にも和装というファッションがあるじゃないか、と気がついたんです。そこで、和装文化や伝統技法を深く学べる東京藝術大学で、友禅などの伝統工芸や日本美術を学ぶことを選びました。ー自然が残る鎌倉・源氏山のふもとで育ったと伺いました。ご自身が育った環境は、クリエイションにどのように影響していますか?自然に近い環境で育ったことに影響を受けていると思います。ファッションは独学で、大学でも美術の勉強をしていたので、自然界の動物や植物から多くを学びました。芸術の世界では、自然界の中に綺麗な形があって、その本質を捉えることができるかが問われます。表面的な美しさではなく、物事の本質を捉えるということが重要です。つまり、客観的に物事を判断する能力が問われる。自然の中で暮らすということは、自然の中から“本質的な美”を自分で見つけていく力が養われるということ。自然に囲まれた環境で育ったことで、感覚的に物の善し悪しを推し量ることを教わりましたね。ー西洋美術と東洋美術では、空間の捉え方や自然との距離感がだいぶ異なりますね。洋服のパターンの立体感と、和装の持つ平面性にも相反するものがあるように感じますか?すごく簡単に言うとですが、西洋美術は空間的な物事の把握の仕方。一方、東洋美術は様式的に物事を捉えます。その違いは、環境に由来する点が大きいと考えています。例えば、ヨーロッパは空気が乾いていて、光が綺麗。だから、物に光があたった時に、しっかりとそのシルエットが見えます。でも、日本は湿気が多く、光が乱反射してしまうので、シルエットがじんわりしていますよね。東洋では、光と影のコントラストが強く見えることはないので、それが結果的に平面的に物事を捉えるということにつながり、様式化された美を創造したと言ってもおかしくないと思います。ーレディー・ガガが履いたことで一躍有名になったシューズも立体的なプロダクトですよね。東京藝大では、友禅など日本文化を学んでいた舘鼻さんが、そこから立体的な作品に飛躍していく時に、何があったのでしょうか?確かに藝大で勉強したのは、日本の古典的な様式ですが、それは要素として必要だっただけで、クリエイションにおいて、日本の古典的な表現をしたかった訳ではありませんでした。現代の日本人は和装ではなく洋装で暮らしていますし、自分は新しいことをしたかったので、作品を言葉にするならば現代的でなくてはいけなかった。作品になった時に、現代の日本の暮らしにあったカタチである必要があったわけです。ー古典的な技法を使いながらも、現代の美意識や暮らしにあった形を追求した作品だということですか?結局、古典的な日本と現代の日本がコラボレーションしているのが、僕の作品だと思っています。要するに、古典的な日本はそのままに、西洋文化が入ってきた文明開化以降の日本で育った文化と融合させる。言い換えれば、西洋と東洋のコラボレーションとも言えると思います。自分が海外で評価される理由は、作品の中に西洋と東洋が要素として共存しているからです。ー今日の撮影で用意して頂いた下駄とシューズもまさに西洋と東洋の対比、そして融合が表現されているということでしょうか?この(花魁が履くような高下駄を連想させる)下駄の作品は二次曲面だけで構成されています。一方、この(踵が地面につかない構築的な)ヒールレスシューズには二次曲面がなく、三次曲面しかありません。三次曲面で構築されたシューズは、下駄とは作品を作るにあたってイメージした時代が違います。下駄の作品が日本古来の文化が息づく江戸時代までであるならば、ヒールの作品は、西洋文化が入ってきて立体的な美しさが追求されてきた時代のものというイメージです。この二つの作品には、ギリシャ彫刻のように立体的な美を捉えたものと、日本的な様式化された平面的な美の違いが込められています。だから、この二つは両方作らないと作品として成立しないんです。ー今後やっていきたい活動はありますか?大学生の頃は「自分が一番になりたい」という気持ちもありました。でも、今はチームで動くことが好きで、みんなで共有していくことを大切にしています。僕はまだ若いかもしれないけど、技術や知恵、そして文化を伝承していく仕組み=プラットフォームを作っていきたいと思っています。ケーススタディをわかりやすいパッケージにして残していくことの方が、すごく大事なことだと思っています。伊勢神宮の式年遷宮も、まさに技術と文化の継承の仕組みですよね。ーデジタルテクノロジーが発展し、デジタル化が進むからこそ、チームの必要性を感じる時代だということでしょうか?カリスマ性を持ってブランドを導いていくデザイナーになる選択肢もあったかもしれない。でも、それは自分が死んだ後、終わってしまう気がして、僕のブランドでは、チームであることをアピールすることにしています。技術が高いとか、作品がかっこいいとかは当たり前で、そこのレベルはクリア上で仕事しているつもりです。だから、そういったことはもうどうでもよくて、もっとこれからどういう働き方をして、後世に繋げていくかということの方が大事な気がします。ー(舘鼻さんの)後世に繋げていくことが大事という思いは、なぜ強くなったのでしょうか?僕の靴を初めて履いてくれたのはレディー・ガガさんでしたが、はじめて靴を買ってくれたのは美術館でした。だから、キャリアのかなり早い段階で、自分の作品が美術館に収蔵されて後世まで残ることが決まっていた。自分が物を生み出すことに責任が生じるからこそ、どういう動き方をして、何を生みだすべきかを深く考えるようになりました。それまでのエゴイスティックな作品と決別し、技術や発想を共有すること、継いでいくことが大切だという思いが大きくなりましたね。美術館は人類の文化を保管する場所。戦争や武力抗争時でも、美術館や博物館は攻撃してはいけないと決まっている(※1)ように、人類共通の目的として、作り上げてきたものを共有するということは大切なことなんです。人間が生きる目的は共有することですから。※1武力紛争の際の文化財保護条約前編、テックとアルチザンが織りなす美は日本の職人技なしでは生まれない--アーティスト舘鼻則孝1/2に戻る。【舘鼻則孝プロフィール】85年、東京に生まれ、鎌倉で育つ。15歳より独学で洋服や靴の制作を開始。06年、東京藝術大学に入学し染織を専攻。10年、卒業と同時に自身のメゾン「NORITAKA TATEHANA」を設立しコレクションを発表。15秋冬のイリス・ヴァン・ペルヘンでは3Dプリンタを使ったシューズを担当。14年12月から15年1月にかけて、渋谷ヒカリエで初の個展「舘鼻則孝展」を行った。レディー・ガガやダフネ・ギネスが作品を愛用するなど、ファッション界からもアート界からも注目を集めている。
2015年12月17日3Dプリントを採用した舘鼻のヒールレスシューズが、寒空に突き刺さる氷河のようランウェイのモデルの足元を彩る。15秋冬パリコレクションで、最先端テクノロジーをファッションに昇華させるデザイナー、イリス・ヴァン・ヘルペンが選んだのが舘鼻則孝のヒールレスシューズだ。舘鼻が語る、日本の職人技と最先端テクノロジーの融合とは?ー15秋冬のパリコレクションではイリス・ヴァン・へルペンのランウェイシューズを担当されました。3Dプリンティングを採用した構築的なデザインは、現代から、未来を感じる要素を組み込んだ作品でした。あれは日本で作られたものですか?僕が担当したイリスの靴は、3Dプリントだけは今回のスポンサーであるカリフォルニアの3Dシステム社で行ったのですが、他はすべて日本で制作しました。きっと、あのシューズは日本でなくては作れなかったと思います。日本人には手仕事が得意な職人的な文化がある。まだまだ発展途中の技術を使いながらも、いいものを作れるというのは、日本の職人の技があってのことだと制作を通じて感じました。ー3Dプリンティングを使った作品作りはどうでしたか?イリスとのコラボ以前から、いつも同じチームで3Dプリントを採用した作品を製作してきました。最初は3Dプリントで作品を作るのは、データを入稿したら出来上がってくるみたいに、簡単だというイメージでした。でも、実際やりはじめたら、モデリングでも、プリント工程でも問題が山積みで…。例えば、3Dプリンタの性能まだ低いので、積層の線が出てしまって、その線を職人さんが磨くには高度な技術が必要だったり。だから、3Dプリントにはコンビニエンスなイメージがありますが、実はものすごく手間と労力がかかっているんです。ーそれでも3Dプリントを使った作品づくりを続けるのは、どんな理由からでしょうか?今の3Dプリントは、コストも高いのですが、作れないカタチを生み出したりとか、制作時間を短縮したりという工業化だと考えています。工業化されたものを芸術に使うという矛盾はありますが、3Dプリントを芸術の域に昇華させるためには3Dプリンタのマシンがあればいい訳ではなくて、プリントするデータをモデリングする職人や、コンピューターというツールを使いこなせることが必要だということに気づいたからです。それは、昔の人が漆を塗る刷毛を使いこなすのと全く同じことだと思います。ーだからこそ、日本で制作する意味があるということでしょうか?そうですね。日本にいろんな分野の技術者がいるということが、上手くいく秘訣だと思います。日本というのは、古くから各地のお殿様がパトロンになって技術を発展させてきた職人の国。手仕事で色んな物が作れる国なんです。昔は、そのツールが刷毛であったり、絵の具の筆だったりしたけれど、それが時代を経てコンピューターやソフトウエアに変わった。だけど、日本人が得意とする手仕事は今も残っていて、それを活かせたからこそ、僕たちの作品が作れた訳です。だから、これを海外の人がやるのは難しいと思います。ーなんだか逆説的で面白いですね。新しいテクノロジーを取り入れたからこそ、モデリングをする新しい職人と、磨きを極めた昔ながらの職人の技、その両方が必要になってくるんですね。スタジオに置いてあった一面に文様が切り抜かれたステンレス素材の大きなパネルは、何に使うんでしょうか?あれはエンボスの型押しに使います。文様部分は、富山の工房がレーザーカットで切っています。富山県高岡市は、小学校にある二宮金次郎像がベストセラーというくらい、金属の加工が優れた鋳物の街です。こういったツールを持っているのは、型押しのパートを外注せず、僕らが手仕事で作品を作っているからなんですよね。板金を加工してもらった後は、自分達の工房で手作業でレザーに型押ししていく。だから、僕らは通常の型押しには使用しないような独自の型を発注しているんです。ー高岡の鋳物のような伝統的な技術と、舘鼻さんチームのクリエイティビティ、さらにはレーザーカッターのようなテクノロジーがあって成立する作品ということでしょうか?これまで色んな作品を作ってきましたが、最終的には人の手でフィニッシュするというのが面白いですよね。靴だったら、僕が最後の仕上げをしますし、金属の作品でも最後は職人が手仕事で磨いていきます。そういう磨きという作業は、抑揚がある工程なのでなかなか数値化できない。だから、数値をベースに機械に任せることが難しい。だから、人の手は絶対必要で、人の手がものづくりにおいて、なくなることはないだろうと思います。ー取材で様々な土地を訪ねるのですが、高齢の方も多く、この素晴らしい技術の未来を考える時があります。舘鼻さんは、日本の文化や技術の行く先を考えることはありますか。職人さんは、技術者なんですよね。つまり、技術者は僕らみたいな発信者ではないということなんです。それは、問題ではなくて、根本的な事実。職人はこれまで、自分たちがどのブランドのどのアイテムのパーツを作っているのかを知らずに働いている時代がありました。問屋が間に入っていたから、職人は受注を受けたパーツを納品することが仕事だったんです。ただ、そのままでは自分達は発信者でなく、注文をこなしているだけという思いになってしまう。さらには、誰かが仕事を持ってきてくれない限り、仕事にありつけなくなってしまうんです。僕はそういった職人さんたちも自分のチームに引き込んで、彼らのことも発信したいと考えています。彼らにアーティストになれということではなくて、お客さんや鑑賞者にそういう仕事があるということを知ってもらうだけでも違うと思います。作品にそれだけの人が関わっているということを知ってもらいたいし、その技術がどういった地域で行われているか伝えたいと思っています。どういう環境で、どうしてその場所でなくてはいけないのかという必然性を知ってもらいたい。例えば、鋳物の街・富山は、立山連峰の積雪による水源が豊富で水がきれいな土地です。そういう理由が技術にはあって、そういうところに日本らしさが隠れている気がするんです。ー日本の職人たちは与えられた環境の中で、ベストな解答を出すのが得意だと?地の利を活かしたクリエイションが得意だと思います。未来がどうなるかは正直分からないんですけど、僕の作品を作ってくれているおじいちゃんも70歳を超えていて、跡継ぎがいなくて。もし、このおじいちゃんがいなくなったら、この作品は作れないな…と思う時もあります。後編、昔はエゴイスティックだった。でも今は、文化を継承するプラットフォームを作りたい--アーティスト舘鼻則孝2/2に続く。
2015年12月17日9日、都内にある旧細川伯爵邸和敬塾でアーティスト舘鼻則孝による1日限りの展覧会「舘鼻則孝:面目と続行」が開催された。会場では新作であり、舘鼻が着想から3年の時を経て創作した座禅を組む黄金色の骸骨『Trace of Continuing History』(2015)をはじめ、新作、未発表作を含む約30作品が来場者を迎えた。今回、初披露となる強烈な存在感を備えた座禅する骸骨は、舘鼻自身の骨格をCTスキャンするところからはじまり、そのデータを3Dでモデリング。さらに、3Dプリントした樹脂の型を原型に、真鍮で鋳造したもの。舘鼻は「この作品は、2011年の東日本大震災で感じた死への恐怖を拭い去るための装置ともいえる。自分の死の姿を見いだすための想像は、翻って生む行為に近かった」と作品を前に語った。東京藝術大学に在籍中、花魁文化を学んでいた舘鼻。これまで彼が手掛けた作品には、花魁の高下駄を想起させるヒールレスシューズ、2メートル以上ある彫刻作品になった花魁のかんざしなどがある。同展覧会で初披露された『Theory of the Elements,(2015)』には、電子タバコ「プルーム」が納められている。同アイテムを目にした舘鼻は「これは、現代における花魁の煙管(きせる)のようだ」と感じたという。高下駄、かんざしに続き、「花魁のアイコニックなアイテムの最後のピースを埋めるような作業だった」と語る本作品では、現代の技術に触発されて古から伝わる技術を新たな視座から構築する。舘鼻が本展覧会で披露した作品は、どれも時空間を越えていくような生命力を備えているようだ。過去から現代、そして未来へと時が流れているとしたとしても、彼の作品の前にすると、そのどれもが一時に束ねられたような不思議な感覚になる。「見えるもの以上に大切なものは何かを問い、目に見えないものを信じる力を表現した」という舘鼻の言葉を反芻し、深く納得した展覧会であった。
2015年12月14日シリーズ最終作『さらば あぶない刑事』の公開を控える舘ひろしのブルーノート東京でのライブに、サプライズゲストとして浅野温子が出演。館さんの歌手デビュー40周年を祝福した。1986年のテレビドラマ放映開始から30年、2005年の劇場版最新作から10年を経て、本作で復活を遂げるとともにラストを迎える「あぶデカ」シリーズ。舘さん&柴田恭兵のコンビをはじめ、浅野さんや仲村トオルといったレギュラー陣が総出演し、ゲストに吉川晃司や菜々緒が参加し、シリーズ最終作を彩る。「あぶデカ」シリーズでタカこと鷹山敏樹を務めてきた舘さんは、今年で歌手デビュー40周年のアニバーサリーイヤーを迎え、全レーベルの垣根を越えた自身初のオールタイムベストアルバム「ANTHOLOGY ~40th ANNIVERSARY BEST ALBUM~」を先日リリース。その発売を記念し、JAZZの殿堂・ブルーノート東京にて、「舘ひろし "JUST ONE NIGHT"-デビュー40 周年記念スペシャルライブ- 」と題した1夜限りのスペシャル・ライブが実施された。超満員となった2回の公演では、観客から「舘さ~ん」「かっこいい」「タカー」と呼び声が上がるほどの盛り上がりをみせた。そしてサプライズゲストとして浅野さんが登場すると、会場はさらにヒートアップ。「オンコー」「カオルー」と呼び声が上がり、舘さんは『さらば あぶない刑事』のエンディングテーマ「冷たい太陽」を浅野さんの前で熱唱した。ライブMCでは、浅野さんは「たっちゃんにいつも『うるさい』『いい女をやれ』『いい女の服を着ろ』と言われ、今日は声のトーンを低くして、こんなセクシーなドレスにしてみました。 たっちゃんが、ちゃんと歌詞を間違えないで、格好良くできるのかなと思ったけど、格好良かったね。いつも言いますが、無駄にスタイルいいでしょ。でも本当無駄なんです。いろんな意味で、現役感バリバリで(笑) 」と、「あぶデカ」でのタカと浅野さん演じるカオルさながらの“あぶない”トークが披露されたライブを終えて館さんは「ファンの皆さんの温かさを感じたステージで、幸せ者だなって思いました。もう65歳だし、曲によっては体力的に辛かったけれども楽しかったです。オンコが来てくれると、力強いし心強いね。どんなときでも。オンコは素敵だよ。何十年もやってますけど、恭さまとトオルとオンコと俺の4人が並ぶととすごいパワーを感じるんですよ」と、改めて浅野さんをはじめ「あぶデカ」への愛を述べた。最後に館さんは、「面白いです。手応えを感じてます。後悔はさせません!!」と本作をアピールした。『さらばあぶない刑事』は、2016年1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月14日累計発行部数1,400万部を突破し、熱狂的人気を誇る漫画を『悪の教典』『極道大戦争』の鬼才・三池崇史監督が、伊藤英明、武井咲らを迎えて実写化する『テラフォーマーズ』。この度、11月19日(木)の「テラフォーマーズ」15巻発売を記念して、映画『テラフォーマーズ』とコラボした漫画イラストと実写キャストのチェンジングビジュアルが公開されることが分かった。2599年、人口増加により貧富の差が激しくなっている日本。次の移住先を探すため、火星地球化<テラフォーミング>計画が始まっていた。気温を上げるためにコケと“ある生物”が送り込まれた。そして異常進化してしまった“ある生物”を駆除するため、何も知らない貧乏な15人の日本人が送り込まれる――。約1億円の費用と3か月の製作期間を費やし、原作の世界観を忠実に再現した宇宙船・バグス2号のセットなど壮大なスケールで撮影が行われている本作。火星で壮絶な戦いを繰り広げる主人公・小町小吉には伊藤英明を迎え、さらに武井咲、山下智久、山田孝之、小栗旬を始め、ケイン・コスギ、菊地凛子、加藤雅也、小池栄子、篠田麻里子、滝藤賢一という豪華キャストが集結している。今回発表された原作と実写のチェンジングビジュアルは、東京メトロ丸ノ内線新宿駅メトロプロムナード、東急・東京メトロ渋谷駅の東横線・副都心線と田園都市線・半蔵門線連絡通路壁面にて11月16日(月)より掲出される。このビジュアルは画を担当する橘賢一が実写キャストのポージングに寄せた漫画キャラクターたちを描き下ろし!主演の伊藤さんを始め、武井さん、山下さん、山田さん、小栗さんと、それぞれが演じたキャラクターたちが駅に登場するという。さらに新宿には、第一話試し読み小冊子が設置される予定。映画の公開に先駆け、一足先に“テラフォーマーズワールド”を体感してみて。『テラフォーマーズ』は2016年4月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月13日累計発行部数1,300万部を突破する大ヒット漫画を、『クローズZERO』『悪の教典』の鬼才、三池崇史監督のもと、伊藤英明、武井咲、山下智久、山田孝之、小栗旬といった豪華キャストで描く『テラフォーマーズ』。このほど、待望のWEB版特報映像が解禁、ついに“ヤツら”=テラフォーマーが姿を現していることが分かった。まず、映像で映し出されるのは、舞台となる2599年の日本。そのころの日本は、人口爆発により貧富の差が激しくなってしまっている。そして、パトカーや大勢の警察官に追われる伊藤さん演じる小町小吉と武井さんが演じる秋田菜々緒が登場する。人類を休載するためのテラフォーミング計画(火星地球化計画)の説明とともに、青々とコケで地表を覆われた火星の映像が流れる。移住先の候補として選ばれた火星を地球化は重畳のように思われたが、小町を始めとする15人の日本人は、かつてコケとともに送り込まれた<ある生物>を駆除するために、火星へと向かうのだ。予測不可能な非常事態が起きていることなど、何も知らされずに…。続いて登場するのは、火星にて宇宙一大掛かりな<ある生物>の駆除の任務を担うバグス2号の乗組員らの姿。伊藤さん、武井さん、山田さんのほか、ケイン・コスギ、菊池凛子、加藤雅也、小池栄子、篠田麻里子、滝藤賢一、そして小栗さんの映像。小池さんが演じる大張美奈の「“テラフォーマー”が接近してきます」という緊迫感に満ちたシーンはまさに原作の世界観そのもの。そして、「俺たちは、必ず生きて帰る!」の言葉とともに、伊藤さん演じる小町が駆け出すと、映像のラストには、ついに最悪の“ヤツら”の姿が! “テラフォーマー”に遭遇した菜々緒は思わず「火星人?」と素朴な疑問を放ち、小町もつい「ハ、ハロー!」と爽やかな笑顔で声をかけるが、その直後に彼らは…。「生き残るのは、オレたちだ!」とは言うものの、人間たちは自ら生み出してしまった想定外のヤツらに打ち勝ち、生きて地球へ帰ることができるのか、今後も目が離せない本作の初映像をチェックしてみて。『テラフォーマーズ』は2016年4月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月06日伊藤英明を主演に武井咲、山下智久、山田孝之、小栗旬を始め、ケイン・コスギ、菊地凛子、加藤雅也、小池栄子、篠田麻里子と、あり得ないほどの超豪華キャストで贈る三池崇史監督の最新作『テラフォーマーズ』。その公開が2016年4月29日(金)に決定、併せて、新たなWEB版ポスタービジュアルが解禁となった。2599年、人口増加により貧富の差が激しくなった日本。次の移住先を探すため、火星地球化<テラフォーミング>計画が始まっていた。火星の大気温を上げるため、コケと<ある生物>が送り込まれるが、やがてその生物が異常進化。それを駆除するため、何も知らない貧乏な15人の日本人が送り込まれることに――。このほど、お披露目となったポスタービジュアルには、テラフォーミング計画によって、青々とコケの生えた火星に降り立つ、伊藤さん演じる主人公の小町小吉、武井さん演じる秋田菜々緒、山田さん演じる蛭間一郎、そして小栗さん演じる本田晃のメインキャスト4人の姿が!伊藤さんたちの宇宙服姿は今回が初お披露目となり、「生き残るのは、オレたちだ。」との力強いコピーが添えられている。また、小栗さんが演じる本田博士はその火星の地にホログラムで浮かびあがっているが…。本作で描かれるテラフォーミング計画とは、人口増加により地球滅亡を予測した人類たちが移住候補地・火星を“地球化”する計画のこと。火星を人間が住める環境にするには、まず、大気温をあげることが必須。そこで、太陽光を吸収させるために、火星の地表を黒く染め上げ、大地を温め上げるために、コケと火星の過酷な環境でも生きられる、<ある生物>が送り込まれたのだ。だが、テラフォーミング計画が遂行されてから500年後、伊藤さん演じる小町ら選ばれし15人の日本人はその<ある生物>を駆除するために、火星へと向かう。そこで彼らが遭遇するのが、ポスター前方に見切れている巨大なヤツら!地球でも約3億年間、姿を変えなかった<ある生物>は人間型に異常進化し、テラフォーマーと呼ばれる巨大な敵に!?その15人は、テラフォーミング計画の重要人物、小栗さんが演じる本田博士により特殊能力”が与えられているというが、その力とはいったい…。また、彼らはなぜ何も知らされぬまま、テラフォーマーが潜む非常事態の火星へと向かうことになってしまったのか?ますます今後の続報が待ちきれなくなりそうだ。『テラフォーマーズ』は2016年4月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月02日舘ひろしと柴田恭兵を主演に迎え、ドラマや映画史上において“伝説”を作り、社会現象をも巻き起こした「あぶデカ」。来年1月、ついに本当のラストを迎える『さらばあぶない刑事』の前売り券の発売を記念して、主演2人が演じるタカとユージのスペシャルコメントが解禁された。本作は、1986年のテレビドラマ放送開始から30年、2005年の劇場版最新作から10年。社会現象をも巻き起こし、日本中から愛され続けてきた「あぶない刑事」シリーズの完結編。定年を目前にしたタカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)は、かつて2人が壊滅した銀星会の残党を追って、危険ドラッグ・覚せい剤・拳銃の取引がされるブラックマーケットを2人だけで襲撃したりとまだまだ暴れ放題。そんな2人の前に現れたのは、世界の闇市場を暴力で牛耳り縄張りを広げる中南米マフィア。このままでは横浜が犯罪都市にされてしまう。史上最強の敵を前に、命を賭けた戦いの火蓋が切って落とされる――。また今回、舘さん、柴田さん、浅野温子、仲村トオルを始めとするシリーズレギュラー陣総出演という奇跡をも観ることができる本作。さらに、ゲストとして、吉川晃司、菜々緒らも参加し、これまでの「あぶデカ」に加え、華々しくスクリーンを彩るキャスト陣が集結している。今回解禁された映像は、主演の舘さんと柴田さんが演じるタカとユージのコメント映像。シリーズを見ていた人なら思わず懐かしいと思ってしまう“歴代劇場版復刻チラシ”が映る映像から始まる。復刻チラシを見て舘さんは「懐かしい」柴田さんは「どの映画も全部同じような感じ」と笑ってコメント。印象に残っているチラシを聞かれると舘さんは『もっともあぶない刑事』を指し「おねがい。タイホして。あのコピーがすきだったなあ」と語る一方、柴田さんは「全部同じだと思ってます。全部楽しかったです」と歴代のビジュアルについてコメント。また、思い出に残っているシーンを問われると、「どの作品も舘さんのハーレーだけです。使い回しで良かったんじゃないかな」とシリーズを振り返り、思わず笑いを誘ってしまう劇中さながらのやり取りが垣間見えるそんな映像となっている。タカとユージのコンビを見ることができるのも本作が最後。ぜひ大スクリーンで2人の“最後の5日間”を目撃してみて。そして、10月31日(土)より本作の前売り券が発売開始となる。今回の前売り特典には、「さらばクリアファイル」に加え、「歴代劇場版復刻チラシ」もついており、シリーズ最後にふさわしい垂涎の豪華特典となっている。『さらばあぶない刑事』は2016年1月30日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年10月30日来年1月30日(土)に公開を控える、“刑事=バディ”物の原点にして頂点となるシリーズの完結編『さらば あぶない刑事』。本作で主演を務める舘ひろしが、デビュー40周年となる今年、レーベルの垣根を越えた初のオールタイム・ベストアルバムを発売することが決定。さらに、本作の公開に併せて「冷たい太陽 Final Version」を新たに収録、あの伝説的エンディングテーマがスクリーンに蘇ることも分かった。連続ドラマの放送開始より30年、劇場版としては2005年以来、10年ぶりにタカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)の名コンビがスクリーンに還ってくる本作。定年を間近に控えるタカとユージは、このまま退職か? それとも殉職か? 刑事生活最後の5日間をめぐるドラマが、迫力のアクションと共に繰り広げられる。仲村トオル、浅野温子らおなじみのメンバーに加え、吉川晃司、菜々緒といったゲストも華やかに登場、子どもから大人まで幅広いファン層を持った「あぶデカ」シリーズがついに完結を迎える。さらに、デビュー40周年のアニバーサリーイヤーを迎えた舘さんは、歌手としての足跡を辿る歴史的集大成ベスト・アルバム「ANTHOLOGY ~40th ANNIVERSARY BEST ALBUM~」が12月9日(水)に発売されることになった。1975年のロックバンド「クールス」時代のデビュー曲「紫のハイウェー」からソロ作品「朝まで踊ろう」、初CD化となるシングル「ベイビー・ドール」など、当時の楽曲から厳選なる選曲を舘さん自らが行い、大ヒット曲「泣かないで」、石原裕次郎の没後25年を記念したカバーしたアルバム「HIROSHI TACHI sings YUJIRO」から「嵐を呼ぶ男」など、全35曲を収録。そして、「あぶデカ」シリーズには欠かすことのできない、舘さんの歌うエンディングテーマ「冷たい太陽」が新たに「Final Version」として収められ、これで見納めとなる“タカ”&“ユージ”の名コンビとともにスクリーンでも復活する。また、“TVあぶない刑事オープニングテーマ用”「She’s So Good」のDemo Versionも新たに見つかり、ボーナストラックとして収録される。今回、ジャケット写真も発表されたが、約40年前にソロ第一弾として発表したシングル「朝まで踊ろう」のジャケットと同じポージングで新たに撮りおろし。当時の舘さんがまるでタイムスリップしたかのようでもあり、スタイリッシュで大人の色気が漂う写真となっている。なお、アルバム発売を記念して12月13日(日)には「舘ひろし"JUST ONE NIGHT"-デビュー40周年記念スペシャルライブ-」と題した一夜限りのライブも決定。「さらばあぶない刑事」サウンド・トラックも12月9日(水)より発売される。<舘ひろしコメント>気がつけば私もデビューして40年という歳月が過ぎたそうです。私自身はあまりピンとこないのですが…。その節目に今までの音楽活動をアルバムにまとめてみないかとお話を頂戴し、私が所属した数社に跨るレコード会社の垣根を乗り越えた初のアルバムをリリースすることになりました。自分で懐かしい音を聴きながらの選曲です。自ら選曲しその時代時代の自分の曲を聴き返しますと、その時代その時代で支えてくださった多くの方々がいらしたのを実感します。もちろん今このアルバムを手にとってくださった皆様もそのお一人です。心より感謝します。『さらば あぶない刑事』は2016年1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月12日フジテレビの10月期新ドラマ「無痛~診える眼~」の制作発表会見が10月1日(木)に行われ、主演の西島秀俊をはじめ、伊藤英明、伊藤淳史、石橋杏奈、中村蒼、浜辺美波、浅田美代子が出席した。久坂部羊の人気小説を原作に医療と犯罪をテーマにした1話完結のドラマ。患者をひと目見ただけでその人の健康状態から病気の進行具合、さらには犯罪者となりうる兆候まで読み取れる特殊な“眼”を持つ医者がその能力ゆえに様々な事件に巻き込まれていく。本作のメガホンを握るのは佐藤祐市監督。西島さんにとっては『ストロベリーナイト』シリーズや映画『脳内ポイズンベリー』でもタッグを組んできたよく知る監督だが、今回の主人公の為瀬英介を演じるにあたっては「佐藤監督から『いつもと違う西島くんを出したい。普段のボンヤリして笑っているキミを出したい』と言われまして、素に近い自分が出ているんじゃないかと思います」と明かす。共演陣に関しては「一緒に仕事がしたい、またやりたいと思っていた俳優さんたち」と共演の喜びを語り「誰一人、台本を持って現場にいない」と現場の士気の高さについて明かす。特にライバル関係にある病院長・白神を演じる伊藤(英)さんについて「12ページほどあった長いシーンでも英明くんはテストの段階から全部入ってた。圧倒されました」と称賛を送る。浅田さんは西島さん演じる為瀬の亡き妻の姉を演じているが、あるシーンでケガをして為瀬に抱きかかえられるという場面があったが、指摘されると「なかったですよ」と語り「がっかりしてます」と落胆。実は、ちゃんと西島さんに抱きかかえられていたのに、ケガをしているという緊迫シーンで浅田さんは目をつぶっていたため気づかなかったそうで、西島さんがあわてて「抱きかかえましたよ!」と訂正。浅田さんは「西島さんに抱きかかえられたら忘れるはずないのに…」と首をかしげるも西島さんからは「忘れてるじゃないですか(笑)!」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。また以前から本作で演じる先天性無痛症と無毛症の役作りのため、人生初のスキンヘッドにしたことが話題の中村さんは、この日も衣裳のニット帽をかぶって出席。スキンヘッドにしてからの周囲の反応について尋ねると「なかったです、特に…(苦笑)。唯一、母親から『びっくりしたけど頑張ってください』とメールがありましたが(笑)」と少し寂しそう?頭を剃るのもすでに慣れたようで「ひげを剃る延長で頭を剃る感じです。終わってから無事に生えてくれれば…」と落ち着いた口調で語っていたが、伊藤(英)さんは中村さんを絶賛!「中村くんの役者魂にびっくりです。自分なら絶対に断ると思いました。高校のとき、剃りこみを自分で入れていて、そこだけ生えてこなかったヤツも見てるので…(笑)。原作は続編があるので『また見たい』と言っていただけるような作品になれば中村くんも報われるんじゃないかと思います」とユーモアたっぷりに語っていた。「無痛~診える眼~」は10月7日(水)は22時よりフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年10月01日ドラマ放映から30年、さらに最後の映画から10年となる舘ひろし&柴田恭兵主演の“刑事=バディ”物の原点にして頂点「あぶない刑事」シリーズの劇場版最新作『さらば あぶない刑事 』。このたび本作のポスタービジュアルが解禁になると共に、公開日が2016年1月30日(土)に決定したことが明らかとなった。減らず口をたたきながら、クールに洒落たコートの襟を立てる二人。横浜の街は多少姿を変えたが、港署のタカとユージは今も犯罪者にとって最悪の刑事だ。 タカとユージにとって最後の事件は暴力団銀星会の残党を叩いたのが発端。背後に最強の敵の影が。二人の命を賭けた戦いの火蓋が切って落とされる――。舘さんと柴田さん、仲村トオル、浅野温子らレギュラー共演陣に加え、舘さん演じるタカの恋人役で菜々緒の出演も決定した本作。そしてこの度、モノクロ写真が印象的なクールなポスタービジュアルが解禁となった。本ポスターのアートディレクターにはトヨタ「ReBORN」、サントリー「GREEN DA・KA・RA」シリーズを手がけた佐野研二郎、カメラマンに雑誌「SWITCH」5月号の“ジャズタモリ”特集を撮影した巨匠・操上和美、コピーライターに『STAND BY ME ドラえもん』の「いっしょに、ドラ泣きしません?」、「アースミュージック&エコロジー(earth music&ecology)」の「あした、なに着て生きていく?」などの名コピーを手がけてきた児島令子という一流のアーティストが集結!クランクアップ直後となる5月28日に撮影が行われ、現場の熱気そのままにタカとユージがスタジオに登場。操上さんの切るシャッター音に呼応するかのように2人のテンションもあがり、モニターに写真が上がってくるたび、現場スタッフからは「カッコイイ…」と声が漏れるほど。キャストもスタッフもノリに乗ったセッションで完成したのはアップと全身の2種ポスターは、今週末から劇場に掲出されるという。来年の1月は熱すぎる冬を迎えることになりそうだ。『さらば あぶない刑事』は2016年1月30日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月16日銀座三越では、5月13日、フランスのスイーツやグルメを中心に紹介するイベント「食のフランスフェア」がスタートした。会期は18日まで。今回のテーマは「アルチザン(職人)の技」。会場にはフランス菓子のパティシエやフレンチのシェフら合計8名が来場、その技術と経験から生み出された自らの商品を紹介する。M.O.F(Meilleur Ouvrier de France/フランス国家最優秀職人)グラシエ部門で外国人として初めてファイナリストに選ばれたパティシエの「浅見欣則(ヨシノリ・アサミ)」は、美しい断面でオレンジ味のケーク ショコラ オランジェ(2,000円)、2種類のショコラを楽しめるサブレプレッツェル(1,700円)、ヨーグルト風味のソフトクリーム(450円)などを販売する。東京ミシュランで二ツ星を獲得したフレンチ「エスキス(ESqUISSE)」のシェフ・パティシエである成田一世は、クレームブリュレ(2,316円)やバニラとラム酒の風味が香るカヌレ(279円)を展開。2009年に「パティシエ・シマ(PATISSIER SHIMA)」のエグゼクティブシェフに就任した島田徹も来場、クロワッサンを中心としたパンを紹介。クロワッサン・イズニー(300円)、パンオショコラ(250円)、パンオレザン(250円)など。2014年、東京・都立大学駅近郊に自身の店「アディクト オ シュクル(Addict au Sucre)」をオープンした石井英美は、銀座三越初登場。パリブレストをアレンジしたパリ ブレスト ノワゼット オランジュ(521円)や、フランボワーズジャムが入った苺のケーキ(521円)を販売する。「マ・プリエール(Ma Priere)」を手掛けるショコラティエの猿舘英明は、2014年版C.C.C.セレクション・ジャポンで5タブレット(5ツ星)を獲得。カカオを使用したショコラクリームが中に入った、シューペパデオーロ(521円)、ハート型のショコラプリン(521円)を展開する。このほか、来場するのは、フランス菓子研究家の大森由紀子、「セ・モア(C’est Moi!)」の野本孝司シェフ、「レザンファン ギャテ(Les enfants gates)」の伊藤克也シェフら。また、会場では2002年度、全日本最優秀ソムリエ、阿部誠がオーナーソムリエを務めるシャンパーニュ専門サロン「サロン・ド・シャンパーニュ ヴィオニス(Salon de Champagne Vionys)」の特設コーナーが設置され、日替わりで同氏厳選のシャンパーニュが紹介される。
2015年05月13日伊藤英明が人気コミックを実写映画化する『テラフォーマーズ』で主人公の小町小吉役を演じることが明らかになった。伊藤は「この映画がどこまで世界に通用するか楽しみ」とコメント。原作者の貴家悠は、「間違いなく今世紀日本最高峰の筋肉映画となるでしょう…!!映画化………やれます!!」と期待を寄せている。その他の画像『テラフォーマーズ』(作・貴家悠、画・橘賢一)は、週刊ヤングジャンプで連載中のSFアクション・コミックス。火星を舞台にゴキブリが進化した生物=テラフォーマーと人類の戦いを描く。原作コミックスは、現在12巻まで刊行されており、累計発行部数は1100万部を突破。“このマンガがすごい!2013”オトコ編で1位を獲得している。伊藤は「最初は“火星に行く”という設定があまりにも壮大すぎて一度は断ろうと思ったのですが、監督が三池(崇史)さんだったことと、原作がとても面白かったこともありこれはぜひやりたいと思いお受けしました」と言い、「三池組は朝から夜まで寝ずに撮影し、妥協しないので、それがまた始まると思うと…正直嫌ですが(笑)、本当に楽しみです」とコメント。伊藤とは『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』『悪の教典』『喰女 -クイメ-』などでタッグを組んできた三池監督は、「逆境にこそ伊藤英明は光る。だから、史上『最凶の火星』に送り込もうと思っている。故に、この作品は世界で最高に輝く映画になる」と語り、原作者の橘賢一も「これほど人類を救うのが似合う男が他にいるでしょうか。屈強な肉体。優しくて力強いその眼差しはまさに小町小吉!スクリーンの中で暴れまわる日本原産オオスズメバチを今から楽しみにしています!!」とコメントを寄せている。本作の脚本は、劇団☆新感線の中島かずきが手がけ、ストーリー設定やキャストなどは順次発表される。撮影は5月中旬より開始され、アイスランドなどで撮影が行われる。『テラフォーマーズ』2016年公開
2015年05月01日俳優の伊藤英明が、三池崇史監督の映画『テラフォーマーズ』(2016年公開)で主演を務めることが1日、発表された。本作は累計発行部数1,100万部を突破した同名漫画を原作に、準備に約2年を費やしてようやく実写化が実現したSFアクション映画。未来の火星を舞台に、人型に進化したゴキブリとそれらを駆除するために特殊能力の手術を受けた人々との戦いを描いている。伊藤は、主人公・小町小吉役を演じる。「『火星に行く』という設定があまりにも壮大すぎて一度は断ろうと思った」という伊藤だが、三池監督であることや原作の魅力に引かれて出演を決意。「監督と、いつもの三池組の大の大人たちと真剣に遊べるのが今から楽しみです!」と期待に胸を膨らませ、「どこまで体力が持つか自分との戦いになりますが、とにかく全力で挑みます」と気合を見せている。三池監督とのタッグは、『スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ』(2007年)、『悪の教典』(2012年)の主演作のほか、市川海老蔵が主演を務めた『喰女 -クイメ-』(2014年)など。三池組の経験者であるからこそ、「三池組は朝から夜まで寝ずに撮影し、妥協しないので、それがまた始まると思うと…正直嫌ですが(笑)」と本音を漏らすが、それでも「本当に楽しみ」。「とにかく撮影中は健康維持! 食べ物に気をつけてちゃんと休める時は休んで、ジムに行って体力作りして何とか若返ってみせます(笑)」と準備に余念がないようだ。また、「これだけの予算と時間をかけて豪華なキャストで作る映画はめったにないので、期待と緊張で胸が高まります」と俳優としての喜びをかみしめながら、「原作ファンの多い作品なので、皆さまにどういった感想を持たれるかも気になります」という不安も。「とにかく今は『お祭り』がはじまるような気持ちでいっぱいです!」と撮影に向けての気持ちを表現し、三池監督作の主演2作が海外映画祭に出品されたことから、「この映画がどこまで世界に通用するのか楽しみです!」と世界規模での反響に大きな期待を寄せている。一方の三池監督は「逆境にこそ伊藤英明は光る」と断言しつつ、「だから、史上『最凶の火星』に送り込もうと思っている。ゆえに、この作品は世界で最高に輝く映画になる」と確信。原作者・貴家悠氏は「間違いなく今世紀日本最高峰の筋肉映画となるでしょう」、作画・橘賢一氏は「これほど人類を救うのが似合う男が他にいるでしょうか。屈強な肉体。優しくて力強いそのまなざしはまさに小町小吉!」と太鼓判を押している。
2015年05月01日第69回毎日映画コンクールのオープニングセレモニーが10日、神奈川・ミューザ川崎シンフォニーホールで行われ、各賞を受賞した綾野剛、伊藤英明、鈴木京香、三代目J Soul Brothers・登坂広臣らがグリーンカーペットに登場した。同賞は毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社などが主催している映画賞。表彰式を前に、受賞者はグリーンカーペットを歩き、詰めかけた約300人の観客からの声援に応えた。『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』で男優助演賞を受賞した伊藤は、「早く帰りたいなと。この賞をいただくのは本当に光栄なことなんですけども、なんとかトロフィーだけ家に郵送してもらいたいなという気分です」と冗談を交えて受賞の喜びを語り、司会者から「表彰式までまだまだ続きますが」と心配されると、「はい。楽しみます!」と笑顔で答えた。会場で最も黄色い声援を浴びたのが『ホットロード』でポニチグランプリ新人賞を受賞した登坂。「このような名誉ある賞をいただけたのも皆さんのおかげだと思っています」と感謝し、「これからも日々精進してがんばっていきます」と意気込みのコメント。一方、『そこのみにて光輝く』で男優助演賞を受賞した綾野は観客に一礼しながらグリーンカーペットを歩き、「素直にうれしいです」と笑顔。「監督の表情を見て、監督の言葉をよく聞いたのを覚えています」と撮影を振り返った。昨年は加賀まりこが受賞した田中絹代賞には鈴木京香。着物姿で登場し、「とてもとても大きな大きな賞を頂戴したので、正直申し上げますととても驚いています」と恐縮。「この名前に失礼のないようにこれからもっともっといろんな役を演じていきたいと思います。田中さんのような『日本の母親像』を私も目指して少しずつ前に進んでいけたらと思います」と女優としての抱負を語った。■受賞一覧<作品部門>日本映画大賞:『私の男』日本映画優秀賞:『そこのみにて光輝く』外国映画ベストワン賞:『6才のボクが、大人になるまで。』<監督賞・脚本賞>監督賞:呉美保『そこのみにて光輝く』脚本賞:安藤桃子『0.5ミリ』<俳優部門>男優主演賞:綾野剛『そこのみにて光輝く』女優主演賞:安藤サクラ『0.5ミリ』男優助演賞:伊藤英明『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』女優助演賞:池脇千鶴『そこのみにて光輝く』ポニチグランプリ新人賞:登坂広臣『ホットロード』ポニチグランプリ新人賞:小松菜奈『渇き。』田中絹代賞:鈴木京香<スタッフ部門>撮影賞:シグママコト『紙の月』美術賞:林田裕至、佐久嶋依里『喰女-クイメ-』音楽賞:周防義和『舞妓はレディ』録音賞:藤本賢一『永遠の0』<ドキュメンタリー部門>ドキュメンタリー映画賞:『SAYAMA みえない手錠をはずすまで』<アニメーション部門>アニメーション映画賞:『ジョバンニの島』大藤信郎賞:『澱みの騒ぎ』<TSUTAYA映画ファン賞>TSUTAYA映画ファン賞(日本映画部門):『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』TSUTAYA映画ファン賞(外国映画部門):『アナと雪の女王』<特別賞>特別賞:野上照代(元黒澤映画助手)
2015年02月10日舘ひろしと柴田恭兵の刑事コンビでおなじみの人気シリーズ『あぶない刑事』が、約10年ぶりに劇場公開作品『さらば あぶない刑事 ―long good-bye―』(2016年正月公開予定)として復活することが2日、都内で行われた「2015年東映ラインナップ発表会」で発表された。『あぶない刑事』は、1986年に日本テレビ系のテレビドラマとして誕生した刑事物語。横浜を舞台に、港警察署捜査課の"タカ"こと鷹山敏樹(舘ひろし)、"ユージ"こと大下勇次(柴田恭兵)の破天荒な活躍をコメディタッチで描いている。1987年に劇場版第1作となる『あぶない刑事』が公開された後、1988年に『またまたあぶない刑事』、1989年に『もっともあぶない刑事』、1996年に『あぶない刑事リターンズ』、1998年に『あぶない刑事フォーエヴァーTHE MOVIE』、2005年に『まだまだあぶない刑事』とこれまで6作の劇場版が公開された。シリーズを通して広域暴力団「銀星会」との抗争も描いてきたが、最新作ではタカとユージが最後の事件としてその銀星会の残党を叩いたことで、背後に"最強の敵"の影が浮かび上がる。果たして2人は、「夢見る優雅な年金生活」を無事に送ることができるのか。おなじみの仲村トオル演じる町田透、浅野温子演じる真山薫も登場。劇場版の3作目と4作目のコンビ、村川透監督と脚本・柏原寛司が再びタッグを組む。この日の発表に際し、主演の2人からコメントが寄せられた。舘は「タカ・ユージと共に時代を駆け抜け"オトナ"になった皆さんとスクリーンで再会できる日が今から楽しみです」と早くも公開が待ち遠しい様子。「私、恭様、そしてオンコとトオル、4人のあぶない顔ぶれがお茶目に軽やかに大奮闘する最後のあぶない刑事を是非ご高覧ください」と呼びかけ、「足腰は多少パワーダウンしましたが…いまでも特技はバイクアクション!」とアピールした。一方の柴田は「『さらば』です。ファイナルです。大下勇次を演じるのはこれで本当に最後です」と断言し、「これまで30年応援してくださった方々に、感謝の気持ちを込めて、愛を込めて『さらば あぶない刑事』を贈ります」とシリーズを支えたファンにメッセージ。「いつもどおりジョークも添えてスクリーンで派手なお別れパーティーを開きたいと思います。ご参加ください。参加料は劇場窓口でお支払いください。お待ちしています」と冗談を交えて劇場への来場を呼びかけた。そのほか、出演者や主題歌についてなどの詳しい情報は明かされなかったが、当日配られた資料にはタカとユージのこんなやりとりが掲載されていた。大下「俺たちがバケーションを楽しんでる間に港署も変わっちまったらしいな」 鷹山「薫は?」 大下「結婚するみたいよ」 鷹山「え!? 相手はもしかして愚かな動物か?」 大下「トオルのこと? あいつは県警本部にゴマすって出世一筋」 鷹山「ハマもまた悪党どもがのさばってるってよ」 大下「最高だぜ、復帰のタイミングとしちゃ」 鷹山「休み明けのデカの恐ろしさを見せてやるか、たっぷりとな」「東映ラインナップ発表会」は、東映がその年に配給する作品を発表する目的で、毎年この時期に行われている。今年は『悼む人』『ドラゴンボールZ 復活の「F」』『王妃の館』『海難1890』『幕が上がる』など20作品。多田憲之社長は冒頭のあいさつで、今年のテーマを「娯楽度1000%」と掲げた上で、『さらば あぶない刑事 ―long good-bye―』について「大変な大人なエンターテイメントになるのでは」と期待を寄せていた。■2015年の東映配給作品(公開予定順)1.『悼む人』2月14日公開2.『花とアリス殺人事件』2月20日公開(※)3.『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』2月28日公開4.『幕が上がる』2月28日公開(※)5.『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』3月14日公開6.『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』3月21日公開7.『ドラゴンボールZ 復活の「F」』4月18日公開8.『王妃の館』4月25日公開9.『ズタボロ』5月9日公開10.『天才バカヴォン~蘇るフランダースの犬~』5月23日公開11.『おかあさんの木』6月6日公開12.『白魔女学園 オワリトハジマリ』6月13日公開(※)13.『アリのままでいたい』夏公開予定14.『劇場版 仮面ライダードライブ(仮)』『手裏剣戦隊ニンニンジャーTHE MOVIE(仮)』夏公開予定15.『ガールズ・ステップ』秋公開予定16.『映画Go!プリンセスプリキュア(仮)』秋公開予定17.『起終点駅 ターミナル』秋公開予定18.『海難1890』12月公開予定19.『仮面ライダー×仮面ライダーMOVIE大戦2016(仮)』冬公開予定20.『さらば あぶない刑事―long good-bye―』2016年正月公開予定※配給協力作品およびODS作品
2015年02月03日舘ひろし&柴田恭兵主演の人気刑事ドラマ「あぶない刑事」シリーズの10年ぶりとなる新作にして、完結編となる『さらば あぶない刑事 -long good-bye-』の製作が2月2日(月)に開催された東映のラインナップ発表会で明らかになった。「あぶない刑事」は1986年にTVシリーズがスタートし、その後も「もっとあぶない刑事」(’88~’89)が放送されているのに加え、1998年にはスペシャルドラマとして「あぶない刑事フォーエヴァー」も放送。劇場版もTV放送直後の1987年の第1作から計6作が製作されており、もっとも最近では2005年に『まだまだあぶない刑事』が公開されている。横浜を舞台に港署の“タカ”こと鷹山敏樹と“ユージ”こと大下勇次の破天荒な刑事コンビが暴れ回る姿を描き高い支持を集め、舘さんと柴田さんに加え、仲村トオル、浅野温子らレギュラー共演陣も人気を誇った。今回の最新作は誕生から30年目の2016年公開予定で、実に10年ぶりの新作となる。現時点で、配布された資料により明らかになっているのは、2人にとって最後の事件となるのは、暴力団「銀星会」の残党を叩いたことに端を発し、タカとユージは「銀星会」の裏にいる最強の敵との対決を余儀なくされるということ。第1シーズンから演出陣に名を連ねており、劇場版3作目『もっともあぶない刑事』、4作目『あぶない刑事リターンズ』でもメガホンを握った村川透が監督を務め、同じく第1シーズンから劇場版に至るまでずっと、本シリーズの脚本を担ってきた柏原寛司が本作でも脚本を執筆している。撮影はこれからだが、今回の発表に際し、舘さんと柴田さんからコメントも到着。<以下、コメント全文>■舘ひろし「タカ・ユージと共に時代を駆け抜け“オトナ”になった皆さんとスクリーンで再会できる日が今から楽しみです。私、恭様、そしてオンコとトオル、4人のあぶない顔ぶれがお茶目に軽やかに大興奮する最後のあぶない刑事を是非ご高覧下さい。足腰は多少パワーダウンしましたが…いまでも特技はバイクアクション!」■柴田恭兵「『さらば』です。ファイナルです。大下勇次を演じるのはこれで本当に最後です。これまで30年応援してくださった方々に、感謝の気持ちを込めて、愛を込めて『さらば あぶない刑事』を贈ります。いつもどおりジョークを添えてスクリーンで派手なお別れパーティを開きたいと思います。ご参加ください。参加料は劇場窓口でお支払いください。お待ちしています」舘さんは今年の3月の誕生日で65歳、柴田さんは8月で64歳を迎える。2人合わせて130歳に届こうかという2人が最後の「あぶ刑事」でどんな走りとアクションを見せてくれるのか?期待が高まる。『さらば あぶない刑事 -long good-bye-』は2016年正月、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年02月03日『海猿』シリーズでもお馴染み、日本で最も海が似合う俳優(!?)・伊藤英明が、南太平洋の海でザトウクジラの親子に迫るドキュメンタリー「伊藤英明が大接近!奇跡の海のザトウクジラ ~いのちの星の親子たち~」が、1月24日(土)に放送される。このほど本作から、伊藤さんが実際に潜り、ザトウクジラと大接近した様子を捉えた特別映像がシネマカフェに到着。親子愛にあふれるクジラの子育てを見守った伊藤さんから、興奮のコメントが到着した。地球上で起こる奇跡の光景をカメラに収めることにチャレンジする海外ドキュメンタリー紀行(CBCテレビ制作)の最新作として、伊藤さんがナビゲーターを務める本作。今回、伊藤さんは、世界でも数えるほどしかないザトウクジラと泳げる海で、夏場、出産から子育てをするザトウクジラの姿を追う。大ブレイクした役柄さながらに自らもダイビング・ライセンスを持ち、世界の海に潜っている伊藤さんは、いまだ多くの謎に包まれているクジラの子育てに迫るため、南太平洋に浮かぶ島・トンガ王国へ。トンガは、世界で最もクジラに近づくことができる場所とされ、伊藤さんにとって“トンガでザトウクジラに遭遇すること”は“死ぬまでにやることリスト”に入っているほど、関心あることだったという。毎年7~10月の間、南極海から北上してきたザトウクジラが、出産、子育て、交尾をする“クジラの海”、トンガ。ホエールスイム(鯨と泳ぐこと)が許されている、世界でも数少ない海域としても知られている。伊藤さんは、毎年クジラの撮影をしているプロカメラマン越智隆治氏とタッグを組み、クジラの“子育ての海”で世界的にも貴重といわれる授乳シーンを狙い、10組以上の親子クジラを撮影。その中でも、心を許してくれたザトウクジラの親子を間近で撮影することに成功した。トンガの海で生まれた子クジラが、どのように母乳を飲み、成長し、冷たい南極の海に耐えられる体に成長するのか。大迫力の映像から、海に生きる巨大なほ乳類の子育ての謎親子クジラの姿を追いながら、親子の絆やつながりに想いを馳せてみて。■伊藤英明コメント「地球上でも貴重な、クジラと泳げる国トンガ。今回この海で、実際クジラと泳ぎ、そして間近に迫るクジラと同じ時間をともにしたことは、そうそう経験できることではないですし、まだこんな場所があったのか と感動しました」。「子育ての姿を間近に見て、同じほ乳類として、親子の愛、絆を感じました。 自分よりも何倍も何倍も大きな生物と同じ時間を共有することはすごく貴重な経験でもあり、さまざまなことを考えさせられる時間になりました。まだいませんが、もし自分にも子どもがいたら、見せてあげられればと思いました」。「伊藤英明が大接近!奇跡の海のザトウクジラ ~いのちの星の親子たち~」は1月24日(土)14時~15時24分、TBS系全国28局ネットにて放送予定(一部地域を除く)。(text:cinemacafe.net)
2015年01月19日徳永英明が6月6日(土)埼玉・川口総合文化センターリリアメインホールより全国ツアーを開催する。【チケット情報はこちら】同ツアーは1月21日(水)にリリースされるカバーアルバム『VOCALIST 6』を引っ提げて開催。11月24日(火)の大阪・オリックス劇場まで43公演行なわれる。チケットぴあでは、1月19日(月)午前11時までプレイガイド最速となるいち早プレリザーブを受付中。対象は6月13日(土)千葉公演、20日(土)・21日(日)東京公演、7月11日(土)・12日(日)神奈川公演、10月31日(土)・11月1日(日)埼玉公演、11月14日(土)・15日(日)東京公演。■徳永英明コンサートツアー 20156月6日(土)・7日(日)川口総合文化センターリリアメインホール(埼玉県)6月13日(土)市川市文化会館(千葉県)6月14日(日)新潟県民会館(千葉県)6月20日(土)・21日(日)東京国際フォーラム ホールA(東京都)6月27日(土)・28日(日)秋田県民会館(秋田県)7月4日(土)・5日(日)神戸国際会館 こくさいホール(兵庫県)7月11日(土)・12日(日)神奈川県民ホール(神奈川県)7月19日(日)オーバード・ホール(富山県)7月20日(月・祝)フェニックス・プラザ(福井県)8月22日(土)・23日(日)名古屋国際会議場センチュリーホール(愛知県)8月29日(土)・30日(日)仙台サンプラザホール(宮城県)9月5日(土)アルファあなぶきホール(香川県)9月6日(日)松山市民会館(愛媛県)9月12日(土)広島文化学園HBGホール(広島県)9月13日(日)倉敷市民会館(岡山県)9月19日(土)・20日(日)名古屋国際会議場センチュリーホール(愛知県)9月26日(土)・27日(日)福岡サンパレス(福岡県)10月3日(土)・4日(日)フェスティバルホール(大阪府)10月10日(土)まつもと市民芸術館(長野県)10月12日(月・祝)金沢歌劇座(石川県)10月17日(土)・18日(日)ニトリ文化ホール(北海道)10月24日(土)青森市文化会館 リンクステーションホール青森(青森県)10月25日(日)岩手県民会館 大ホール(岩手県)10月31日(土)・11月1日(日)大宮ソニックシティ(埼玉県)11月7日(土)宗像ユリックス(福岡県)11月8日(日)熊本市民会館崇城大学市民ホール(熊本県)11月14日(土)・15日(日)東京国際フォーラム ホールA(東京都)11月21日(土)・22日(日)・24日(火)オリックス劇場(大阪府)
2015年01月16日東京都・渋谷の8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryでは、レディー・ガガの専属シューメイカーとして知られる舘鼻則孝の個展を開催する。開催期間は12月17日~2015年1月12日まで、開場時間は11:00~20:00。入場無料。同展は、舘鼻則孝のアーティストとしてのさまざまな側面をみせるべく、いくつかの美術館に収蔵され、彼のアイコンとも言えるヒールレスシューズのほか、かんざしをモチーフとしたオブジェなど、十数点を展示する。今回の個展に際して舘鼻は、「『ヒールレスシューズ』と称される私の大学卒業制作は、海外のファッション業界で注目されたところから始まりました。しかし、それは花魁の履く高下駄から着想を得たものなんです。日本の伝統的な染色技法である友禅染を学んだ大学時代には、古典に倣って着物や下駄の制作をしました。日本的な様式化された平面的な芸術と、西洋的な身体研究に基づく空間的な芸術は、相対する価値観のように感じられますが、それらが共存しているのが現代の日本でもあります。戦後の日本、西洋文化が流入してきた現代だからこそ共有できる価値観が、日本の文化価値を再構築する可能性を秘めているのではないでしょうか」と語っている。なお、舘鼻則孝は1985年生まれのアーティスト。2006年に東京藝術大学美術学部工芸科に入学、染織を専攻。2010年、大学卒業時に制作した底の厚い靴(ヒールレスシューズ)がレディー・ガガのスタイリストの目に留まり、専属シューメイカーとなったことで脚光を浴びる。近年は、「Future Beauty」(2012年、東京都現代美術館ほか)、「イメージメーカー展」(2014年、21_21 DESIGN SIGHT)などの展覧会に参加するなど、積極的にアートの領域に踏み込みながら、作品の発表を行なっている。
2014年12月01日渋谷ヒカリエ8階のアートギャラリーで、アーティスト舘鼻則孝の個展が開催される。期間は12月17日から1月12日まで。舘鼻則孝は東京藝術大学を卒業するとともに、レディー・ガガの専属シューメイカーとなったことで一躍注目を集めたデザイナー。花魁の高下駄にインスピレーションを得たという厚底靴は、後に“ヒールレスシューズ”と呼ばれ、ブランド「NORITAKA TATEHANA」を代表する作品となった。最近ではアーティスティックな作品を数多く発表しており、14年には世界で活躍するクリエイターによる幻想的で斬新な作品を集めた展覧会「イメージメーカー展」にも参加している。今回の展覧会にはヴァレリー・スティールが館長を務めるニューヨーク州立ファッション工科大学美術館、メトロポリタン美術館、ヴィクトリア&アルバート博物館、京都服飾文化研究財団といった各地の美術館に収蔵された舘鼻則孝の作品が集結。ヒールレスシューズをはじめ、かんざしをモチーフとするオブジェなど、舘鼻の作品が十数点展示される。【イベント情報】舘鼻則孝 展会場:8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1会期:12月17日から1月12日時間:11:00から20:00料金:無料
2014年11月26日WOWOWの連続ドラマWが放つ法廷サスペンス「罪人の嘘」が放送スタートになる。悪名高い高級弁護士・笠原役で主演を務める伊藤英明と、対照的な人情派弁護士・楠之瀬を演じる滝藤賢一。同世代にして全く異なる俳優道を歩んできたふたりが、互いの印象や作品の魅力を語った。その他の写真「笠原と楠之瀬が人としてぶつかり合いながら心を通わせていくことが、このドラマのおもしろさ。前半は法廷劇の要素が強いけど、後半になるにつれて、人間ドラマ色が濃くなっていく。善悪に行き着くのは結局、自分自身。そうした先に、何があるかということまで含まれているドラマだと思う」と伊藤。そして「滝藤さんと一緒にやれたことで役に厚みが増していった。僕、これまで現場を重ねていくことで覚えていったことが多くて、自分で勉強はしてきてないんだよね。滝藤さんにはベースがあって、舞台で一気にみんなの目線を引きつける力みたいなものがある。セリフの覚え方ひとつにしてもすごく勉強になりました」と刺激を受けた様子。一方の滝藤も「僕のほうこそ伊藤さんから得たものは本当に大きい。作品の向き合い方、現場での居方から全部ですね。実は今回、撮影時にほかの作品も一緒に抱えていて、いっぱいいっぱいで、もうダメかもしれないって思う瞬間もあったんだけど、これを乗り越えられる人が、伊藤さんたちが立っているような世界に近づけるんだって思いました」と応じた。最終話には、他の役者のセリフへのリアクションから何からすべてを、1カメで伊藤の表情のみを押さえることによって通す約7分にわたるワンシーンがあり、滝藤が「あそこの伊藤さんの芝居は、すごかった」と絶賛。伊藤渾身の場面に注目だ。また本作には滝藤がかつて所属していた「無名塾」主宰の仲代達矢もキーマンとして出演。「仲代さんと滝藤さんのシーン、ホントかっこよかった」と伊藤が話すと、滝藤は「緊張で段取りの時点からすごい汗かいちゃって、Tシャツ変えてたよ」と漏らしていた。連続ドラマW「罪人の嘘」8月31日(日)スタート毎週日曜夜10時(全5話)※第1話無料放送取材・文・写真:望月ふみ
2014年08月29日伊藤英明が主演するWOWOWの連続ドラマW「罪人の嘘」と、大ヒット海外ドラマ「SUITS/スーツ3」のコラボ企画が決定。伊藤さんが、「SUITS/スーツ3」第11話に登場する水泳選手マイケル・フェルプスの日本語版吹き替え声優としてアフレコに挑戦したのだ。連続ドラマW「罪人の嘘」は、躍進し続ける悪名高い高級弁護士の栄光と闇を描いたリーガルサスペンス。主演の伊藤さんのほか、滝藤賢一や木村佳乃、中村蒼、松重豊、筒井道隆、仲代達矢など豪華キャストが脇を固める本格社会派ドラマだ。一方の人気海外ドラマ・シーズン「SUITS/スーツ」は、ニューヨークの大手法律事務所を舞台に、ハーバード・ロー・スクール卒で自信家のカリスマ弁護士ハーヴィー・スペクターと、そのアソシエイト(助手)になった驚異的な記憶力を持つ青年・マイクのコンビが、困難な訴訟に挑んでいくスタイリッシュ・サクセスストーリー。全米USA局で昨年より放送された第3シーズンをWOWOWが日本初放送する。“法律”というテーマを描いた、この日米の2作品。「罪人の嘘」で悪名高き高級弁護士を演じる伊藤さんが、法律事務所を舞台にした海外ドラマ「SUITS/スーツ」の大ファンということから実現した今回のコラボ企画。伊藤さんは、「SUITS/スーツ3」第11話(8月25日放送)に登場することで話題の水泳選手マイケル・フェルプス役(本人役の出演)の日本語吹き替え声優として特別ゲスト出演する。すでに、カリスマ弁護士ハーヴィー(声:桐本琢也)と同僚のデーナ・スコット(声:甲斐田裕子)、マイケル・フェルプス(声:伊藤英明)が一堂に会するシーンのアフレコも収録済みだとそう。また、本企画と連動したスペシャルWEBページも本日からオープンし、番宣映像も7月20日(日)から放送予定とのこと。連続ドラマW「罪人の嘘」は8月31日(日)スタート/毎週日曜22:00~(全5話)※第1話無料放送海外ドラマ「SUITS/スーツ3」は毎週月曜23:00~(吹替)/毎週火曜0:00(字幕)※伊藤さんが出演する第11話「父への思い」は、8月25日(月)放送予定。(text:cinemacafe.net)
2014年07月17日鬼才・三池崇史がジャパニーズホラーの原点「四谷怪談」をモチーフに描いた『喰女-クイメ-』。主演の市川海老蔵自らが企画に参加し、柴咲コウ、伊藤英明ら人気と実力を揃えた俳優陣が集結している。先日、柴咲さん演じるお岩の“最恐”ビジュアルが公開され、話題を呼んだ本作だが、この度、劇中の舞台上で盲目の役を演じる伊藤さんの坊主頭のビジュアルが初お披露目された。舞台「真四谷怪談」の伊右衛門役に抜擢された俳優・長谷川浩介(市川海老蔵)。浩介の恋人役で舞台「真四谷怪談」のお岩役を演じるスター女優・後藤美雪(柴咲コウ)。舞台に出演する男と女は、日常の繰り返しがいつしか愛と欲にまみれ、“芝居”と“現実”の絡み合いはやがて狂気となり恐怖のどん底へ。彼らを待ち受けるのは、愛の成就か、それとも残酷な闇か…。伊藤さんは、盲目の按摩で、武士である伊右衛門にコンプレックスを抱く宅悦を怪演する俳優・鈴木順役を演じている。『海猿』シリーズでは海上保安官役を、『悪の経典』ではサイコ教師役を、先日公開した『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』では林業の天才役を演じてきたが、本作では、初めて坊主頭のメイクを施し、盲目の宅悦役に挑戦!何度も三池組に参加している伊藤さんは、「今回はほかの組では絶対呼ばれないような役で呼んでもらい、大変光栄でした。初めての坊主役にも挑戦することができて現場では楽しんで演じることができました」と語り、「人間はどんな人でも大なり小なり人に対する嫉妬やコンプレックスが絶対にあると思うので、自分の中にあるそういうものを増幅して宅悦を演じました。三池監督の描き出す世界観にうまくあわせられていればいいなと思っています」と現場での役作りに励んだようだ。“現実世界”と“舞台上の世界”がオーバーラップする世界を描く本作では、様々なキャラクターを巧みに演じてきた伊藤さんの新たな一面が見れそうだ。『喰女-クイメ-』は8月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:喰女-クイメ- 2014年8月23日より全国にて公開(C) 2014「喰女-クイメ-」製作委員会
2014年07月12日