顔がよくスタイルもいい、いわゆる「イケメン」たちが活躍するストーリーは多くみかけますが、「ダサ男」がたった1つの恋に奮闘する物語って……最近あまり見かけなくなったような気がするのです。1月30日公開の『ボーイズ・オン・ザ・ラン』。こちらは、妄想ばかりの三十路目前ダメ男、田西敏行が一人の女性のために不器用ながらも奮闘する映画。主演は『銀杏BOYZ』の峯田和伸さん。その峯田さんが、コブス横丁読者達からの質問に答えてくれるということで、緊急アンケートを実施。集まった202人の読者たちの質問をひっさげ、コブスくんとともにみなさんの疑問をぶつけてきました!【質問1】・峯田さんは、モテるタイプなんでしょうか?(25歳/男性)・モテない男性はモテる男性と何が違うと思いますか(31歳以上/男性)――今回、なぜか上記のような「モテ」に関する質問が多くみられました。やはり、みんな峯田さんが「モテる男」だと思っているようですが……。実際にそこんとこどうなんですか?「いや、全然モテませんよ。むしろ、女性に何を話せばいいのかとか、どう対応していいのかさえよくわかんないですよ」(峯田さん)――またまた、ご謙遜を!「本当ですよ。会話が続かないんですもん。だから、モテる人って異性との共通言語を持っている人のことだと思うんですよね」――共通言語、つまり共通の話題ってことですか?「そうそう。モテようと思うなら、相手との会話が続く“話題"を用意しなくちゃいけないと思うので。そういうのが自然にできちゃう人が、本当のモテる人なんだと思います」【質問2】・峯田さんがモテるために努力していることはありますか?(25歳/男性)「いやー、何もしてないっすね。いろいろ考えるんですけど、結局のところ自分をどうすればいいのかわからないっていう(笑)。やっぱり、さっき言った『共通言語』みたいなのを考えなくちゃいけませんよね、モテようと思うと。逆に教えてほしいくらいですよ、男性は女性と何を話せばいいんですかね?」――わっ!逆質問ですか!(汗)。私もモテるタイプではないので、なんとも……。次の質問の方も、峯田さんにそういったことを聞きたいみたいですよ。【質問3】・僕には今本気で好きな女性がいます。しかし、勇気がなくて本気の思いが伝えられず、せっかく二人きりになれてもへらへら笑ってしまいます。一歩前に出る勇気がほしいのですが、こんなとき峯田さんはどうしますか?(21歳/男性)「21歳かぁ。僕はそのころ、ひたすらぼーっとしていたような気がするなぁ。でも、ぼーっとするのって、続けていると飽きちゃうんですよ。だから彼もいっそのこと、気持ちから『動け!』って命令が下るまで、あえて放置してていいかもね」――エンジンがかかるまで待ってみてはということですね。そういえば峯田さん、映画『ボーイズ・オン・ザ・ラン』で不器用ながら恋に一生懸命になる田西役を演じていました。演じている上で「田西と似てるかも!」って思ったところはありますか?タイトル:『ボーイズ・オン・ザ・ラン』公開表記:1/30(土)、テアトル新宿・シネセゾン渋谷ほか全国ロードショー配給:ファントム・フィルム(c)2010花沢健吾/「ボーイズ・オン・ザ・ラン」製作委員会「感情的に動いちゃうところとか、自分に似てるなぁって思いました。あの、好きな女の子と共通の話題を作ろうとして、アダルトビデオを貸しちゃうところ!僕もあぁいうのやっちゃうなぁって思いましたね(笑)」――私も映画を見ましたが、あのシーンは思わず吹き出しちゃいました!松田龍平さんとのケンカシーンは、見ているこちらも泣いたり笑ったりで大変でした(笑)。「僕もあのシーンは一番オススメ。なんか、あっさりしているようで実は一番燃えるシーンなんだと思う。田西は本当にダメな男ですが、ダメなりに共感できる男です。映画、ぜひ見てもらいたいですね」「コブスくんも、映画見てよね!」(峯田さん)――ありがとうございました!峯田さんが主演する映画『ボーイズ・オン・ザ・ラン』は、1月30日に公開!峯田さんをはじめ、松田龍平さんやリリー・フランキーさんなど豪華俳優陣もご出演されています。また、主題歌でもある「銀杏BOYZ」の同名曲「ボーイズ・オン・ザ・ラン」も絶賛発売中。見終わったあと、なんだかスッキリした気持ちになれますよ!(吉住夏樹/プレスラボ)※峯田さん、映画の宣伝のためとは言え、我がコブス横丁にご出演いただきありがとうございます。巷のニュースサイトは芸能人インタビューで溢れているけど、我がコブス横丁に芸能人が出ると、ものすごい人が出てきてくれている気がしますね。(編集部:梅田)【おすすめリンク】【Q&A】女性との付き合い方が分かりませんコブタメ★映画インフォ&ニュースコブタメ★音楽トピックス
2010年01月19日花沢健吾による漫画原作を人気バンド「銀杏BOYZ」の峯田和伸を主演に迎えて映画化した『ボーイズ・オン・ザ・ラン』の完成披露試写会がこのほど都内で開催され、キャスト・監督による舞台挨拶が行われた。峯田さんを始め、共演の松田龍平、黒川芽以、小林薫、リリー・フランキー、三浦大輔監督、そして原作者の花沢さんも来場し、会場は大きな盛り上がりを見せた。人気の演劇ユニット「ポツドール」を率いて活躍し、本作で映画界への進出を果たした三浦監督は、主演の峯田さんについて「選んで間違いなかった」と断言。「初めは、互いに人見知りなので全く話せずにお見合いみたいだったんですが…」と照れくさそうに付け加えた。峯田さんは以前から原作の大ファンだったということで主演のオファーが来たときの気持ちを「言葉にならなかったです。実は、心のどこかで映画化してほしくないという気持ちもあり、『これは困ったな』と思いました」とふり返った。松田さんが“悪役”に扮しているというのも見どころのひとつ。峯田さんとは劇中、ケンカのシーンもあるが、松田さんは「僕は殴ってる方でしたので…峯田さんは大変だったんじゃないでしょうか(笑)?」と語ると、峯田さんは「実はあのとき、みぞおちに龍平さんの蹴りが入ってすごく痛かった」と苦笑交じりに告白。さらに「あのシーンは撮影も終わりの方で、いろんな張りつめていたものがきれてしまったというか…気がついたら泣いてました」と強い思い入れを感じさせるエピソードを明かしてくれた。ヒロインのちはる役の黒川さんは、峯田さんの印象について「初めてお会いしたときは『田西がいる!』って思いました。私は人見知りの人をいじるのが好きなので、すごく話しかけたんですが、峯田さんには迷惑だったかも」といたずらっぽく笑った。ベテランの小林さんは、若い俳優、スタッフとの仕事を楽しんだようで「ポツドールの芝居は見てたので、三浦さんが撮ると聞いて何でもいいから出ると言ったんです。龍平くんを見たときは、父親(故・松田優作)を知ってるから感慨深かった。峯田くんは…うまく言えないんですが、尊敬してます。『参ったな』という感じです」と賛辞を贈った。そして、リリーさんは本作では“社長”役。「俺ももう、社長なんかをやる年齢になったんだな」と言いつつ「青春ってのは年齢じゃない。この映画のコピーになっていますが、真剣になったときが青春だというのは本当です。(峯田さん扮する)田西を見てると、自分の青春は始まったのか?それともいままでなかったのか?と考えさせられます」とまだまだ“青春時代”。花沢さんは「キャストが決まって、撮影が始まってもなかなか実感が沸かなかったです」と語るように、自身の作品の映画化が信じられなかったという。ちなみに本作に出演もされているので、ファンは要チェック!三浦監督が「不器用な映画だけど、必死さは伝わると思う」と語る『ボーイズ・オン・ザ・ラン』は2010年1月30日(土)よりテアトル新宿、シネセゾン渋谷ほか全国にて公開。■関連作品:ボーイズ・オン・ザ・ラン 2010年1月30日よりテアトル新宿、シネセゾン渋谷ほか全国にて公開© 2009花沢健吾/「ボーイズ・オン・ザ・ラン」製作委員会■関連記事:キャスト、監督舞台挨拶付き『ボーイズ・オン・ザ・ラン』試写会に25組50名様ご招待“ダメ男”峯田和伸VS“ヤリ手”松田龍平美女めぐり熾烈なバトル勃発!
2009年12月17日29歳、素人童貞、弱小企業で働くダメ男に遅ればせながら到来した“青春”を描き、圧倒的支持を集める花沢健吾の傑作漫画「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(ビックスピリッツコミックス刊)が映画化、来年公開される。すでに、主人公・田西役に「銀杏BOYS」のボーカルとしてカリスマ的人気を誇り、『少年メリケンサック』や『色即ぜねれいしょん』など俳優としても活躍する峯田和伸、田西の憧れのヒロインのちはる役に黒川芽以というキャスティングが発表されていたが、このたび、田西の敵役となるヤリ手営業マン・青山を、松田龍平が演じることが明らかとなった。峯田さんが扮する田西は、営業先ではバカにされ、実家暮らしでエロビデオ三昧の毎日。憧れの同僚・ちはるを想う悶々とする日々の中、エリート営業マン・青山の手ほどきで、何とその恋に実りの予感が!だが、その裏には青山の影が…。事態が最悪な方向に転がっていく中で、遂に男・田西の恋心に火がつく!松田さん演じる青山は、表の顔は爽やかでデキる男。だが、裏では、ちはるをお遊びで横取りしようと企む、冷酷非道なヤツ。松田さんの豹変ぶり、さらに新鮮な組み合わせとなる峯田さんとの対決に注目が集まる。本作で初メガホンに挑んだのは、一見低俗で下品な中に人間の本質をえぐり出す表現で、2006年には「愛の渦」が岸田國士戯曲賞を受賞した、劇団「ポツドール」主の宰・脚本・演出の三浦大輔。さらに、田西を応援するソープ嬢にYOU、弱小企業の社長役にリリー・フランキー、飲んだ暮れのダメ中年・鈴木さん役に小林薫と、個性的な面々も集結し、笑いと共感を呼び起こす。映画『ボーイズ・オン・ザ・ラン』は2010年新春、シネセゾン渋谷、テアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:ボーイズ・オン・ザ・ラン 2010年新春、シネセゾン渋谷、テアトル新宿ほか全国にて公開© 2009花沢健吾/「ボーイズ・オン・ザ・ラン」製作委員会
2009年09月15日いま最も勢いに乗る、若手注目俳優、松田翔太と高良健吾が、血よりも濃い絆で繋がった“兄弟”役で競演!初監督作品『ゲルマニウムの夜』(’05)が第59回ロカルノ国際映画祭のコンペ部門に出品され、鮮烈なデビューを飾った大森立嗣の最新作『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』が2010年に公開される。現代日本社会を生きる等身大の若者役に挑戦するふたりのタッグに注目が集まる。松田さんが演じるのは、孤児院で育ち解体現場で働きながらも、安い賃金や過酷な労働に行き場のない苛立ちを抱えている青年、ケンタ。また、ケンタと兄弟のように育ったジュンを、『蛇にピアス』や『南極料理人』、『ソラニン』など出演作が相次ぐ注目俳優の高良さんが熱演。好転の兆しの見えない生活に耐えかねたケンタとジュンはある日、一つの決断をするに至る。かすかな希望を携えて、ふたりの旅が始まる――。松田さんは、「自分を意識せずに作品の中に生きられたことをスタッフに感謝してます。俳優になる前からずっと、このスタッフと仕事がしたかったので、夢が叶って嬉しいです。有言実行のスタッフだったので、僕も勝負が必要でした」とコメント。ほかにも、カヨちゃん役に、奥田瑛二の次女で資生堂「TSUBAKI」のCM出演や『愛のむきだし』など多くの個性的な作品に出演して注目を集める新人・安藤サクラが演じるほか、柄本明、小林薫などベテラン俳優陣が脇を固める。本作は、大森監督のオリジナル脚本によって誕生した、本格派青春映画。11月21日(土)より開催される第10回東京フィルメックスにて特別招待作品で上映されたのち、2010年初夏、新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開される。■関連作品:ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年初春、新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会
2009年09月14日