堂本光一と井上芳雄、両“プリンス”が初共演を果たす話題のミュージカル『ナイツ・テイル-騎士物語-』の製作発表会見が5月31日、都内にて開催された。脚本・演出は『レ・ミゼラブル』のオリジナル版の演出も手掛けたジョン・ケアード。ふたりの人気スターの初共演というだけでなく、シェイクスピア最後の作品として知られる『二人の貴公子』を原作に、英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクターでもあるジョンが手掛ける世界初演ミュージカルということでも注目されている、この夏一番の話題作だ。【チケット情報はこちら】同じ年生まれであり、堂本が『MILLENIUM SHOCK』で初めて帝国劇場で主演した2000年、井上も同じくミュージカル『エリザベート』ルドルフ役で帝国劇場デビューを果たすなど、共通項がいくつもある彼ら。今の日本の演劇界を牽引するトップランナーふたりは、いつからか「お互いこれまでやってきたことは違うかもしれないけれど、何かふたりが一緒にやったら面白いんじゃないかと、まわりの方も、僕らも、自然に感じていった」(堂本)という。「少しずつそれが現実となり、ジョンがそれを受け止めてくださって、ひとつずつ形になっていきました。正直、これは本当に大変なこと。出来れば客席で観たい。嬉しいと同時に恐れ多く、怖いとも感じています」と堂本。その話を受け井上は「光一君は『SHOCK』で素晴らしい成果を収め、いまの活動を続けていっても問題ない方。その人がが、新しいところに踏み出してみようと思ったといことがすごいことだし、尊敬します。光一君のことは小さい頃からテレビで拝見していましたし、『SHOCK』が始まったときはそれこそ「ヤバイな」と思っていました。ジャニーズの方があそこまで歌って踊ってお芝居してたら、このままでいくと僕たちミュージカル俳優はいらなくなるんじゃないかって(笑)。でも敵じゃなく、一緒に(舞台芸術を)やれる味方になったらいいなと思っていた。実現するなんて、夢のよう」と話す。ふたりについて、演出のジョンは次のように語る。「芳雄さんは(自分が演出をした)『キャンディード』『ダディ・ロング・レッグズ』でも主役を演じてもらって、よく知っています。光一さんは『SHOCK』を観にいってその才能に驚きました。3時間くらいずっと踊ってらっしゃる。止まらない。それを1日2回公演する、彼がいま生きていることが信じられない(笑)。ふたりに共通するのは、舞台を引っ張るカリスマ性。それは、ふたりの騎士が自分のプライドをかけていくこの話にとても活きてくると思います」。共演は音月桂、上白石萌音、岸祐二、大澄賢也、島田歌穂ら。7月25日(水)にプレビュー公演が開幕し、本公演は7月27日(金)から8月29日(水)まで東京・帝国劇場、9月18日(火)から10月15日(月)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットは東京公演が6月23日(土)、大阪公演が7月21日(土)に一般発売を開始する。
2018年06月06日女優の剛力彩芽が30日、都内で行われた宇宙ビジネスアイディアコンテスト「S-Booster2017」最終選考会に出席した。同コンテストは、宇宙アセット(各種人工衛星(通信・地球観測・測位など)、有人宇宙活動、宇宙輸送などの宇宙技術やそこで取得した衛星データや運用ノウハウなど、すべてが対象)を利用したビジネスアイディアであれば、どのような提案でも応募可能で、事業化の可能性があるアイディアについては支援される。そして、2017年3月に芸能界初となる宇宙戦略プロジェクト・宇宙事業開発本部を発足した芸能事務所・オスカープロモーションは、同コンテストを全面協力する。宇宙に関する有識者らとともにトークショーに参加した剛力は、宇宙に行ってみたいか尋ねられると、「人生で1回は宇宙を見てみたいと思います。気軽に家族旅行みたいな感じで行けるようになればいいですね」と目を輝かせ、宇宙でどんなことをしたいか質問されると「写真を撮ってみたいです。洋服も決められているイメージがあるので、いつかオシャレして行けるのかなって気になります」と女心を吐露。これにJAXA宇宙飛行士の若田光一氏は「スペースシャトルは1日1組新しい服をくれるんですけど、宇宙ステーションの場合は、下着は3日に1回くらいで、ズボンは1カ月に1本なんです」と実状を明かし、「自分の着たい服を着たり、食べたいものを食べてみたいとか、観光になるとその辺は大きく状況が変わってくるんじゃないかと思います」と語った。また、同イベントに参加した感想を求められると「第1回という貴重な会に参加させていただいたなと思いますし、せっかく私がここに立たせていただいたからには、もっともっといろんな方に広めて行けたらいいなと感じました」と意気込み、「チャレンジしてみるということは大切なのかなと感じたので、少しでも宇宙や衛星などに興味があれば、勇気を持って応募しようと思っていただけたら嬉しいなと思います」と応募を呼び掛けた。
2017年10月31日KinKi Kidsの堂本剛(38)が左耳の突発性難聴のため入院していることが分かった。堂本光一(38)が28日、テレビ東京系『テレ東音楽祭2017』に生出演し報告した。 この日、ひとりで出演した光一は、番組の序盤で「剛くんが突発性難聴で大事を取って1週間入院することになりました。(デビュー)20周年もあって、番組としても盛り上がろうとしてくださっているなか、本当に申し訳ないのですが……」と報告。剛の病状について「元気なのは元気なのですが、歌うのもままならなくて」と説明した。 Twitterでは「突発性難聴」がトレンドに入り、ファンからは「お大事にしてください」「剛くん大丈夫かな……」と心配の声が上がっている。
2017年06月28日12日深夜に放送された日本テレビ系バラエティ番組『ナカイの窓』(毎週水曜23:59~24:54)で、KinKi Kidsの堂本剛は"原宿系"、堂本光一は"渋谷系"という分類がなされ、ツイッター上で笑いやツッコミが起こった。今回、「渋谷VS原宿」をテーマにそれぞれの街を愛するゲストが集まり、どちらの街がいいか大論争。渋谷系として"みちょぱ"こと池田美優、アディ男、ポテちゃん、原宿系としてりゅうちぇる、ぺえ、古関れんが出演した。6人は、ファッション対決や聖地対決、SNSの写真対決などを繰り広げ、それぞれの魅力をアピール。"どこからが渋谷でどこからが原宿か"という議論では、代々木第一体育館の奪い合いに。渋谷系は「あゆがコンサートしてるから」と主張し、原宿系も「こっちだってきゃりーちゃんやってる!」と反論した。すると中居が、さまざまなアーティストの名前を挙げ、渋谷系か原宿系か質問。三代目 J Soul Brothersは渋谷系、大塚愛は原宿系になり、そして、「KinKi Kidsは?」と聞くと、「どっちかが渋谷でどちらかが原宿」「シェアしてる」という意見が。最終的にりゅうちぇるが「剛さんは原宿、光一さんは渋谷」とまとめた。ツイッター上では、KinKi Kidsの分類に「めっちゃ笑った」「今日1笑った」と笑いが起こり、「光一はどっちでもないね」「キンキはどっちも違うと思う。特に光一」「光一さんは渋谷・・はウソだろ」「光一さんも剛さんも渋谷でも原宿でもないかと」「絶対どっちもちがう」「正確には剛さん奈良の光一さん兵庫です(笑)」とツッコミが続出した。また、「それがどうかはともかく中居しゃんがKinKi Kids出してきてくれてうれしす」「中居くんがKinKi Kidsって言ってくれて嬉しかった」「中居くん、キンキ大好きなんだなぁ~~ほんと後輩思い!!」と、中居がKinKi Kidsの名前を出したことを喜ぶコメントも多く見られた。
2016年10月13日アイドルデュオ・KinKi Kidsの堂本光一が、アイドルグループ・TOKIOの長瀬智也と近所に住んでいることを、19日放送のテレビ朝日系特別音楽番組『ミュージックステーション ウルトラFES 2016』内で明かした。放送では「ジャニーズウルトラヒットメドレー」として、TOKIO、V6、KinKi Kidsの3組がEX THEATER ROPPONGIに集結。MCのタモリが中継でグループを超えての交流について尋ねると、長瀬は「最近光一くんの家に、箸をいただきに行きました」とエピソードを披露した。長瀬が「今、ご近所なんですよ」と説明すると、会場に集まっていたファンからも驚きの声が。光一は「(長瀬が)『箸をちょうだい』って」と話し、「共同玄関のカメラあるじゃないですか。あいつ背が高いもんだから口しか映ってないんです」と状況を振り返った。そして長瀬は「なぜだか二膳くれた」と、光一からもらった箸について語った。また、TOKIO・国分太一は「どうしても(V6)森田剛が電話番号を教えてくれないんですよ」とクレーム。森田が「タモリさん、僕、(国分が)嫌いなんです」と冗談を言うと、国分が「なんだこのやろう!! 電話番号教えろっつんだよ!!」と森田に殴りかかり、乱闘騒ぎとなった。この騒ぎに、松岡昌宏が「やめろよお前! 城島(茂)が泣いてるじゃねえかよ」となだめると、TOKIOのリーダーである城島が白いハンカチで涙をぬぐう姿が映った。「泣いてる泣いてる!」(井ノ原快彦)、「なんで泣いてんだよ」(長野博)とツッコミが入る中、長瀬が「ケンカはやめえや!」と城島の心の声を代弁すると、何事もなかったかのように事態が収束。ベテラングループたちのコンビネーションに会場も大盛り上がりだった。
2016年09月20日KinKi Kidsの堂本光一が、29日深夜に放送された日本テレビ系音楽番組『バズリズム』(毎週金曜24:30~)で、写真嫌いになったきっかけを明かした。今回、KinKi Kidsの堂本光一と堂本剛がゲスト出演。「以心伝心バズテスト」と題して、25年連れ添った2人に共通の質問を出し、意思の疎通を検証した。「一番つらかった仕事は?」という質問に、光一は14歳のときの"都庁での撮影"と回答。「"関西人が東京来たぜ!"っていうベタな絵を撮りたかったんでしょうね」と振り返り、「それだけだったらまだいいですよ。みんなが出勤する通路に、子供用のプールを膨らませて水をためて、海パンでシュノーケリング、ゴーグルで写真を撮った」と明かした。その時の写真も公開され、光一は「こんな恥ずかしいことないですよ。たぶんこれがトラウマで写真撮影が嫌いになったんだと思います」と告白。今でも写真撮影は「大嫌い」だと言い、「命とられると思って」と話した。この都庁での撮影については、剛も「本当につらかった」と同調した。光一はまた、「ゆっくりこちらを向いてください」といった撮影現場でのカメラマンの要求がいまいちわからないそうで、実際にやると「んー」と微妙な反応をされると訴え。2ショット撮影で「ちょっとポーズ変えてください」とリクエストされても、光一はまったく動かず、剛だけポーズを変えるそうで、「どうしていいかわからない」と吐露した。
2016年07月30日今年12月には、宇宙ファンにとって注目すべきイベントが2つある。小惑星探査機「はやぶさ2」の地球スイングバイ(12月3日)と、金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入(12月7日)である。特に「あかつき」は5年前に一度失敗しており、今回がラストチャンスとなる。なんとか成功して欲しいところだ。ところで、報道などではどうしても宇宙航空研究開発機構(JAXA)ばかりに注目が集まってしまうのだが、宇宙開発を陰で支えているのがメーカーである。この両探査機の製造を担当したメーカーはNEC。同社は、日本初の人工衛星「おおすみ」以来、多くの衛星・探査機を手がけてきたメーカーだ。NEC側で、「はやぶさ2」と「あかつき」のプロジェクトマネージャを務めているのは、宇宙システム事業部プロジェクト推進部の大島武氏(49歳)。今回、大島氏に両探査機の状況や、プロジェクトマネージャの業務について、話を聞くことができた。あまり表に出てくることがない衛星メーカーの仕事というのは、どんなものだろうか。(※筆者の都合で掲載が遅くなりましたが、このインタビューは9月16日に行いました。発言は当時の状況にもとづいているので、2カ月ほどタイムスリップして読んでもらえれば幸いです。)○目指すのは「こんなこともあろうかと」が無い運用--両探査機のプロジェクトマネージャを兼務しています。2つのイベントが、たった4日しか離れていないのは大変そうですね。担当メンバーは一部重なっていますが、基本的に「はやぶさ2」の地球スイングバイは、事前に行う軌道決定と軌道の微調整が最も重要な運用で、スイングバイ前後は、地球に近づくチャンスを捉えた運用が主体となります。それに対して「あかつき」の運用は、当日の軌道制御運用が全てを決める最も重要な運用です。2つの探査機の運用は、イベントでの運用の性格がかなり異なるため、それぞれに適した人員で準備を行っています。「はやぶさ2」は地球スイングバイの後、小惑星とのランデブーに向け、イオンエンジンの運転率も上がりますので、その準備を入念に行います。一方、「あかつき」は今回のイベントが金星周回軌道への投入の唯一のチャンスであるため、このイベントに向けて集中的な準備をしています。--「あかつき」の軌道投入へ向け、現在はどんなことをやっているのでしょうか。金星到着までに軌道の微調整があり、これも非常に重要な運用です。ただ計画通りにいかないことがあったとしても、時間的には修正を行う余裕があります。やはりポイントとなるのは12月7日ですね。そのときにどういう運用をするのか、ということを検討しています。計画通りにいかない場合にどうやってリカバリするか、contingencyプラン(対応策)も考えています。様々なケースが考えられますので、作業量は正常ケースのみの検討に比べ、何倍にも増えていきます。--せっかく検討した様々なケースも、成功すればその努力は表には出てこないんですよね。日の目を見るのはトラブルが発生したときだけで。はい。ただこれは多かれ少なかれ、どのプロジェクトでも重要な運用に対しては必ずやっていることです。例えば衛星の場合は、打ち上げ直後の第一可視で何をやるか、いろいろなケースを想定して、それに対応したコマンド列を用意しておくとか。成功したら確かに表には出ませんが、それはむしろ望むところです。「備えをすればするほど、備えたことは何も起きない」とよく言われますし、そのような努力は、活用できる場面はあって欲しくないわけなので。--火星探査機「のぞみ」も「あかつき」も惑星周回軌道への投入に失敗。今回成功すれば日本初となりますが、やはり惑星探査は難しいですね。「はやぶさ2」のような小惑星ランデブー/タッチダウンと、惑星周回軌道への投入は、難しさの性質が大きく異なります。「はやぶさ2」のタッチダウンでは、何か問題があった場合でも、一度退避してやり直すことが可能ですが、多くのケースを想定した複雑な運用準備が必要となります。一方で、惑星周回軌道への投入は、時間的余裕が全く無いところで、確実に成功させなければならない。そこが難しいところです。--今の心境は。当日は緊張感があるでしょうが、今はまだ落ち着いて粛々と準備を進め、その日に備えたいと思っています。--ちなみに大島さんは前日には普通に寝られるタイプですか?寝られるタイプです。当日は寝たくても寝られないかも知れませんので。○メーカーのプロマネに求められる役割とは?--NECへの入社は1990年ですね。最初の仕事は何でしたか?JAXAの「宇宙実験・観測フリーフライヤ」(SFU)に搭載した「GDEF」(Gas Dynamics Experiment Facility)という装置の開発でした。ダイヤモンドは通常、高温高圧下で作られますが、微小重力下ではプラズマ低圧環境で薄膜ができます。実験は成功して、装置は、JAXAの若田光一宇宙飛行士により、スペースシャトルで回収されました。「GDEF」は、私が入社したときにはもう設計は大体終わっていました。私が設計から関わったのは、「のぞみ」や「LUNAR-A」(月探査機:2007年にプロジェクト中止)あたりですね。「のぞみ」では、観測装置などに組み込まれているCPUボード(SICPU)を開発しました。そのほかカメラ関係では、「のぞみ」の火星撮像カメラ(MIC)や「LUNAR-A」の月撮像カメラ(LIC)のデジタル系も担当しました。私は電子工学科出身で、会社ではデジタル系の部署にいたので、コンポーネント全体のまとめや、デジタル系の設計が主な仕事です。FPGAの中の回路設計も行っていました。地球周回中の「のぞみ」が、MICを使って地球と月の見事なツーショットを撮影した時には非常に感動しました。この写真は大きな話題になり、天文年鑑にも掲載されたのは良い記念になりました。ただ本当は火星を撮るためのカメラだったので、周回軌道に入って火星を撮れなかったことが残念です。--1996年には、「はやぶさ」初号機のシステムマネージャに就任していますね。入社してから6年間は機器担当でしたので、探査機システムについては分からないことも多くて大変でした。しかし、これはもともとやりたかった領域だったんです。いつかは探査機システム全体に関わりたいとずっと思っていました。--「あかつき」では最初システムマネージャで、2007年からはプロジェクトマネージャに。両マネージャの仕事の違いは?プロジェクトマネージャの仕事は、いわゆるQCD(品質、コスト、納期)の管理です。このQCDに密接に絡んでくるため仕様についても判断しますが、やはり大変なのはプロジェクトをうまく進めることですね。社内メンバーを動かしたり、JAXAと調整したり。技術的なところからは少し離れてしまうので、システムマネージャ的な仕事がしたくなる時もありますが、プロジェクトマネージャの方が自分の裁量でやれる範囲は広がります。--JAXAとメーカーの役割分担はどうなっているのでしょうか?実用衛星と科学衛星で違ったりもしますが、「はやぶさ」や「あかつき」のような場合では、JAXA宇宙科学研究所の先生方が、要求仕様を決めるだけでなく設計まで入り込んで、一緒に作り込んでいくスタイルで昔からやっています。JAXAが開発した技術でJAXAが知り尽くしているところ、逆にメーカーでないと分からないところなどが複雑に入り組んで存在しているので、密接にやりとりをしながら開発を進めていきます。「要求仕様を出したら後はメーカーで」というような、単純な進め方ではありません。ただ、最終的な「形」にするのはメーカー側なので、細部を詰めて設計製造するのはメーカーの仕事になります。--タフな交渉もありますか?かなり大胆な、意外性のある提案をされることもありますね。それとは逆に、こちらから提案することもあります。たとえば「あかつき」は、打ち上げ時、太陽電池パドルを横ではなく上に畳んでいますが、この方が固定しておく機構が少なくて軽量化できるため、我々の方から提案しました。--「はやぶさ2」と「あかつき」に加え、2015年4月からはジオスペース探査衛星「ERG」のプロジェクトマネージャも兼務。忙しいですね。「ERG」は開発の真っ最中なので、今のマネジメントの仕事としては、これが中心ですね。ただ、現在は「はやぶさ2」と「あかつき」も大きなイベントを控えているので、実運用の計画立案はシステム担当者に任せつつ、運用計画全体の確認を行っています。「ERG」は2機目の小型科学衛星で、1機目の惑星分光観測衛星「ひさき」とは、共通のバス機器を採用しています。ただ、「ひさき」が三軸姿勢制御であったのに対し、「ERG」はスピン安定制御であるなど、違いもあります。コンポーネントは同じでも、様々なカスタマイズが入っています。個人的に「ERG」はのぞみに似ているところがあると思っていて、たとえば観測センサーですね。もちろん観測対象が地球と火星という違いはあるんですが、搭載されているセンサーは似ていたりするんですよ。予定している2016年度の打ち上げに向け、「のぞみ」を今度こそ周回させるつもりで、しっかり仕上げたいと思います。
2015年11月30日8月19日に種子島宇宙センターからHII-Bロケット5号機により打ち上げられた宇宙ステーション(ISS)補給機「こうのとり」5号機(HTV5)は24日、ISSに到着し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の油井亀美也 宇宙飛行士が操作するISSのロボットアームによってキャプチャ(把持)された。ISSのロボットアームを操作して「こうのとり」をキャプチャしたのは、同宇宙飛行士が日本人としては初めてとなる。キャプチャに成功した油井宇宙飛行士は「宇宙開発の中では1つの小さな歯車だが、自分の仕事をしっかりできて、この瞬間だけは一等星並に輝けたかと思います。」とコメント。また、若田光一 宇宙飛行士がアメリカ航空宇宙局(NASA)のミッション管理センターでリード・キャプコムとして、油井宇宙飛行士をサポートした。「こうのとり」には食料や衣服、実験装置などの物資が搭載されており、物資を届けたあとはISSの不要品を積み込んでISSへ再突入する。
2015年08月24日電通、東京大学先端科学技術研究センター、ロボ・ガレージ、トヨタ自動車(トヨタ)の4者が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と協力して進めているロボット宇宙飛行士「KIROBO」が「地上から一番高い場所で対話をしたロボット」と「初めて宇宙に行った寄り添いロボット」として、2つのギネス世界記録に認定され、3月27日に日本科学未来館で開催された同ロボットの帰国報告会で認定証が授与された。KIROBOは2013年8月に国際宇宙ステーション(ISS)補給船「こうのとり」4号機に搭載され、種子島からHIIBロケットにて打ち上げられた後、ISSで若田光一宇宙飛行士と共に「宇宙での人とロボットとの対話実験」に成功するなど、人とロボットが共に暮らす未来に向けた研究を実施した。2015年2月11日、スペースXの無人補給船「ドラゴン」5号機で無事地球に帰還し、3月12日に日本に帰国。帰国したKIROBO第一声は「地球はまるで青色LEDみたいだった。輝いていたよ」だった。KIROBOのサイズは、身長約34cm、全幅約18cm、奥行き約15cmで、重量は約1000g。主要機能として、音声認識、自然言語処理、音声(発話)合成、情報通信機能、コミュニケーション動作、顔認識カメラ、記録用カメラなどを搭載している。
2015年03月30日(前編はコチラ)前回は、ミジンコは女性上位、カメやワニは温度で性が決まるという、生き物の「性」にまつわるお話しを紹介しました。今回は、環境変化を敏感に感じる生き物たちや、その「サバイバル術」のお話です。○6. 「敵の匂い」がしたら「とげ」や「ヘルメット」を作って変身!現代は激動社会。人間も食うか食われるか、生き残りをかけた戦いの毎日です。では生き物たちは「弱肉強食」の原野をどう生き抜いているのでしょうか? わずか数mm足らずの小さな生き物「ミジンコ」も天敵に対して、驚くような防御術を持っているそうです。「ミジンコの場合、天敵の匂いがすると形を変えたミジンコが産まれてきます。その形は防御形態と呼ばれ、ミジンコの種類や天敵によって異なりますが、頭をまるで『へルメット』のようにとんがった形にしたり、後頭部に『とげ』を作ったりして、敵に食べられにくい形を作ります」と井口研究室のミジンコ博士こと宮川一志さんが教えてくれます。実際に、宮川さんにとげをつくるミジンコの動画を見せて頂きました。天敵であるフサカの幼虫はミジンコをいったん飲み込んだかに見えましたが、とげがひっかかって、はき出してしまいます。とげの本数が多いほど飲み込まれにくくなることが実験からわかったそうです。天敵のにおいとはどんな匂いなのか気になるところですが、宮川さんによると、「特定の構造をもつ化学物質だとわかったものの、どんな匂いかは正確にはまだわかりません」とのこと。どうやってとげが作られるのか、そのメカニズムを解明しようとしています。○7. ミジンコが教えてくれる水、化学物質の安全性ミジンコは、私たちの安全を守ってくれる、大切な存在でもあります。水の安全性や化学物質の安全性試験にミジンコは世界的に活躍しているのです。具体的な方法はこうです。産まれたばかりのミジンコを化学物質を入れた50ccのビーカーに1匹入れて3週間育てます。何匹子どもを産んだか数を数え、その数によって化学物質の安全性評価に用いるのです。極めてアナログな方法ですが、実は「OECD(経済協力開発機構)」が定めた世界ルールです。日本もOECDのルールに従ってミジンコを使った実験が行われています。「水の安全性を守るためには一番簡便な方法です。ミジンコがいくつ卵を産むか。たとえば、ミジンコが3日間で泳がなくなり死んでしまえば毒性が非常に強いと言えます。ただし、物質の量にもよりますね。この化学物質はこの量以上なら悪影響を与えるが、この量以下なら使えますなど、実験方法とデータをつけておけば、例えばある製品を輸出するときにOECD加盟国では新たな試験をしなくても共有できるのです」(井口教授)ミジンコが元気に泳ぎ、卵を産む水や田んぼは世界標準で安全、ということなのです。○8.NASA宇宙センター隣のワニは健康か? ワニを釣って調査!環境と生物の関係を長く研究されてきた井口教授。なんと、NASAから依頼を受けてロケット発射基地である、ケネディ宇宙センターに隣接する野生保護地域のワニの調査をしたことがあるといいます「フロリダ大学の客員教授をやっていたとき、環境ホルモンの影響を調べるためにフロリダのワニ(アリゲーター)を捕って研究していました。その研究仲間から『NASAの研究もやってくれない?』と話がきたんです。10年ぐらい前ですね。」筆者は打ち上げ取材でたびたびNASAケネディ宇宙センターを訪れ、確かに野生保護区が隣接し、ガイドツアーで大きなワニが横たわっているのを見てますが、あのワニ?「実はロケット発射後に、野生保護区の水のpHを調べると酸性度が非常に強いことがわかり、PCBやダイオキシン、鉛の影響もあるのではないかと言われていました。発射場で働く人たちは自分の身体への影響も心配だったんでしょうね。まず野生生物への影響を調べて欲しいと話が来ました。私も含めて研究者はみんな『面白い! やりましょう』と毎月、発射場のあるケープカナベラルに行って、ワニから血液を採っていました」とても簡単に仰る井口先生だが、ワニは大きいもので4メートルもあるという。しかも保護区だから殺せない。いったいワニからどうやって血液を採るのですか?「色々なやり方がありますが、昼間に行くときは釣ります(笑)。釣り竿で。」ワニを釣る!?「リールを使って針のところに三椏になったフックをつけます。そしてワニが浮かんでいるところの向こう側に投げて、ひっぱるとワニの皮膚に食い込みます。それを船に寄せます。気を付けないといけないのはワニの口です。噛む力は何百Kgもあります。でも開ける力は弱いんです。そこで結束バンドの大きなものを用意してワニの口からかけて締める。口をあけられなくなれば、安全です。目を覆えば暴れないのでテープをはって、3人ぐらいで引っ張り上げます。200~300kgぐらいかな。数をこなせば慣れますよ(笑)」なんと、井口教授は「ワニ釣り」のプロでもあったのです。生物学者はタフでないと。しかし意外にも、アリゲーターはもの凄く恐がりで自分から襲ってはこないそうです。危ないのはクロコダイルだとか。それで、ワニにはロケット燃料の影響はあったのでしょうか?「血液からは重金属や鉛が非常に高く検出されました。PCBも高いです。しかしそれがどう影響するかはまだよくわかりません。卵を研究室に持ち帰り、何匹孵化するか、これから研究に取り組んでいきます。他の場所との比較も必要ですし何年も継続していかないと」環境の影響は、簡単には結論が出せません。ワニとの格闘はまだまだ続きそうです。○9. ネムリユリスカ…生と死の境を行き来する動物の驚きの能力、特にサバイバル術という点で、井口教授が例にあげたのが「ネムリユスリカ」です。ネムリユリスカはアフリカに生息する昆虫で、その幼虫はカラカラに乾燥すると無代謝状態になり、100度近い高温にも、マイナス270度の極低温にも、ヒトが絶えられる量の1000倍近い放射線にも耐えられる。17年以上たっても水を与えれば生き返るという「不死身」の生物です。若田光一飛行士が国際宇宙ステーションで行った宇宙実験でも、乾燥状態のネムリユスリカの幼虫100匹のほとんどが、水を与えると宇宙で活動を始め、2週間後には一部がさなぎや成虫になったとのこと。「サバイバルというよりも、『どうやったら死ぬの?』という話になりますよね。乾燥しても水が入ればまた生き返る。生きている状態と死んでいる状態はどこで分けるのか、すごく不思議ですね」ネムリユスリカのような無代謝状態は、人間でも可能なのでしょうか? 火星以遠の木星や土星飛行には、数十年もの飛行期間がかかるため、太陽系大航海には人間の冬眠技術が必要になると川口淳一郎JAXA教授も言われていました。「脳の手術をするとき、代謝を落とすために氷で冷やした状態にすることがありますね。しかし脳を丸ごと長期間にわたって休眠させられるかどうかは、わかりません。たとえば凍結保存にしても、私達はミジンコの凍結保存にチャレンジしているのですが、まだ実現していません。ミジンコでうまくいかないのですから、ヒトではなかなか難しいでしょうね」(井口教授)○10. 性ホルモンが正しく働くこと=種のサバイバルところで、生き物の研究はなぜ、大事なのでしょうか?野生生物は「環境の番人」と言われます。環境が悪化すると、野生生物に影響が出ます。そしてその影響は同じ環境に生きる人間にとって、決して無関係ではないのです。井口教授は「環境中にはさまざまな人工的な化学物質が放出されていますが、報告をたどると1950年頃にDDTという農薬が使われ、毒性が強いだけでなく女性ホルモン作用もありました(レイチェル・カーソンの著書「沈黙の春」がきっかけで先進国では使用禁止になったことで知られる)。その後もさまざまな化学物質が使われ女性ホルモン作用するものはありますが、男性ホルモン作用するものはありません。逆に男性ホルモンにくっついて邪魔する農薬はいっぱいある。男は弱いのです」自然界がメス化しているとも言われるように、性ホルモンが正しく働かなければ、オスとメスのバランスが崩れ、いずれ種の絶滅につながるという事態も起こりえます。環境と生物について調査や研究を継続し、どのような影響があるかを見極め、どう対処するかを冷静に考えていくことが重要です。まずは、身の回りの生き物に関心をもち、その生態に学ぶことが、その第一歩かもしれません。○おわりに - 「不思議な生き物=研究者」集団、基礎生物学研究所取材に訪れた愛知県岡崎市の基礎生物学研究所は基礎生物学の特化した国内唯一の研究所です。井口教授が生息(!)するラボには、井口教授自らオークションなどで収集したワニやカメの剥製が、机の下から次々出てきます。ふと棚を見ればワニの卵(本物)がさりげなくおかれ、生き物好きにとっては「天国」のような場所かもしれません。ちなみに、この研究所で生き物三昧の研究生活を送るにはどうしたらいいのでしょうか?基礎生物学研究所の広報担当者によれば、大学卒業後に総合研究大学院大学(総研大)の生命科学研究科・基礎生物学専攻に入学するのが王道とのこと。ちなみにこの3月にミジンコの研究で博士号を取得予定の豊田賢治さんは愛媛県の工業高等専門学校出身。生物工学コースで柿の研究をしているときにオオミジンコを見て、「でけぇ!」とその虜になったそうです。高専から専攻科に進み大卒資格を取得した後、総研大に進学し、晴れて博士号取得となりました。ラボではミジンコ博士の宮川さんや豊田さんが現場を仕切り、井口教授が実験しようとすると「あれ、どこにある?」と聞くので「大名実験と嫌がられます」(井口教授)。ミジンコ大名はニコニコしながら博士達の活躍を見守っている。そんな楽しいミジンコ・ラボでした。井口教授も登壇する生き物の驚きの能力に関するシンポジウム「第18回 自然科学研究機構シンポジウム -生き物たちの驚きの能力に迫る-」が3月22日(日)に東京・一ツ橋の学術総合センターにて開催されます。今回の話を読んで、生き物に興味を持った方は、ぜひ参加してみてください。きっと、これまで知らなかった、生き物たちの神秘の世界を見ることができるはずです。○「第18回 自然科学研究機構シンポジウム」テーマ:「生き物たちの驚きの能力に迫る」日 時:2015年3月22日 10:00~17:00会 場:学術総合センター(一橋講堂)東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター2階参加費:無料申込方法:専用の申込みフォームにアクセスし、必要事項を記入○井口泰泉 教授のプロフィール自然科学研究機構 基礎生物学研究所 教授・理学博士専門は内分泌学、環境生物学2011年 日本動物学会賞受賞2013年 環境保全功労者表彰著書に「内分泌と生命現象(培風館)」などがある
2015年03月16日電通、東京大学先端科学技術研究センター、ロボ・ガレージ、トヨタ自動車は2月10日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力の下、国際宇宙ステーションに滞在していたロボット宇宙飛行士「KIROBO(キロボ)」が地球に帰還することを発表した。アメリカ航空宇宙局(NASA)によると、KIROBOはグリニッジ標準時間の2015年2月10日の午後7時09分(日本時間2月11日午前4時09分)に、スペースX社のドラゴン補給船運用5号機に搭乗してISSから離脱し、グリニッジ標準時間の2月11日午前0時44分(日本時間同日午前9時44分)に、太平洋上に着水する予定。4者による共同プロジェクト「KIBO ROBOT PROJECT」は2012年に発表され、2013年8月に、KIROBOはISS補給船「こうのとり」4号機に搭載され、種子島からHⅡBロケットにて打ち上げられた。その後、KIROBOは若田光一宇宙飛行士と共に「宇宙での人とロボットとの対話実験」に成功するなど、人とロボットが共に暮らす未来に向けた研究を行ってきた。KIROBOのサイズは、身長約34cm、全幅約18cm、奥行き約15cmで、重量は約1000g。主要機能として、音声認識、自然言語処理、音声(発話)合成、情報通信機能、コミュニケーション動作、顔認識カメラ、記録用カメラなどを搭載している。
2015年02月12日○近大マグロが量産開始 - 世界進出への準備進む寿司の定番といえばマグロ。現在、乱獲によってその数を減らしており、漁獲制限が設けられるなど保護の対象となっており、このままでは食べることができなくなってしまうのではないかと危惧されている。こうした状況の中、2002年に世界で初めてクロマグロの完全養殖に成功した近畿大学(近大)が今年7月、豊田通商と連携してクロマグロ稚魚の生産事業や海外での事業化に本格的に進出すると発表した。同大学のクロマグロ稚魚の年間生産量は現在約40万匹で、2020年に合計70万~80万匹までに拡大する計画だという。これはクロマグロの国内消費量の1割に相当する。豊田通商は近大と2010年からクロマグロ中間育成事業の業務提携を進めており、引き続き近大が研究・技術開発を、豊田通商が量産化の役割を担う。豊田通商が養成したクロマグロは11月、近畿大学によって「近大マグロ」として認定を受けたことによって、近大以外の施設でも養殖できることが示されたほか、年間供給量は現在の80t(2000尾)から1.5倍の120t(3000尾)となり、2020年には240t(6000尾)まで引き上げることが可能となった。「近大マグロ」の品質は高い評価を得ており、「近畿大学水産研究所」銀座店は12月に開店一周年を迎え、海外展開に向けた取り組みも進められるなど順調な展開を見せている。○若田光一氏が日本人で初めてISSの船長に就任!宇宙関連では「はやぶさ2」の打ち上げのほか、若田光一宇宙飛行士が日本人として初めて国際宇宙ステーション(ISS)の船長を務めたことも話題となった。若田氏は昨年11月にソユーズでISSに出発し、今年3月から2カ月間、ISSの第39代船長を務めた。188日間の宇宙滞在は1回の飛行で日本人最長、通算の滞在日数も348日間にのぼり、日本人最長となった。帰国後の記者会見で「有人宇宙開発活動における日本への信頼感が高まったこと」が船長を任された一因だったと語った同氏。今後は、次の日本人船長の実現と、有人飛行へのさらなる日本技術の活用をサポートしていくという。現在、油井亀美也氏、大西卓哉氏、金井宣茂氏が宇宙に出発するための準備・訓練を続けており、その中でも油井氏は第44/45次長期滞在クルーとして2015年5月にソユーズでISSへ出発することとなる。○エボラ出血熱が急速に拡大 - 富士フイルムのアビガンが効果示す今年の6月頃から西アフリカで急速な広がりを見せたエボラ出血熱。世界各国から援助が提供されたが、感染の拡大をとめることはできず、世界保健機関によれば12月時点で7千人以上の死者を出している。効果的な治療薬がみつからない中、9月、富士フイルムは、同社グループ会社である富山化学工業が開発した抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠」がエボラ出血熱に罹患したフランス人女性看護師に投与され効果を示したと発表し、世界中で話題となった。その後、「アビガン錠」はノロウイルスに対しても効果を発揮するということが英ケンブリッジ大学の研究によって明らかとなり、ウイルスの増殖を抑制するという作用機序によって治療だけでなく感染予防にも効果的である可能性が示唆された。○今年も各地で異常気象が多発2月には都心に26年ぶりとなる大雪が降り、6月には東京都三鷹市などで直径約2cmのひょうが降り積るなど、2014年も年間を通じて異常気象が発生した。広島市北部では8月に発生した記録的豪雨が大規模な土砂災害を引き起こし甚大な被害をもたらしたほか、12月には徳島で大雪が発生し人命が失われた。従来の想定を超える異常気象が立て続けに発生する状況の中、今年、日本は陸域観測技術衛星「だいち2号」を5月に、静止気象衛星「ひまわり8号」を10月に打ち上げた。「だいち2号」は打ち上げ後の検証期間中に発生した広島での土砂災害や、9月に発生した御嶽山の噴火後の状況把握に利用されるなど活躍している。「ひまわり8号」は「ひまわり7号」とくらべて観測時間が3分の1、解像度が2倍に向上するなど観測能力が大幅に向上しており、天気予報だけでなく異常気象の監視・予測にも利用される予定となっている。その観測データはアジア・太平洋30カ国に提供され、各国の災害対策に活用されるという。○IoTの活用が本格化 - ゲノム医療やPepperの開発など具体的な取り組みが始まるスマートメーターやウェアラブル器機などのIoTデバイスによって身の回りのものがインターネットへつながるようになり、多くの企業がそこから得られるビッグデータを新しいサービスの開発や顧客管理に利用している。また、企業だけでなく国立がん研究センターなどの高度医療研究機関も、医療情報の収集・解析による次世代のゲノム医療の構築を目指す取り組みを開始しており、産業界以外でもIoT/ICTを活用した事業モデルの構築が本格化している。ビッグデータの収集・分析が焦点となる中で、IBMの「Watsonコグニティブ・システム」を利用したさまざまな取り組みが注目を浴びている。コグニティブ・テクノロジーは、膨大なデータを分析して、課題に応じた支援を即座に提供するというもの。今年3月には米The New York Genome Centerが同システムを利用したゲノム医療を促進する取り組みの開始を発表したほか、ソフトバンクのパーソナルロボットPepperの人工知能の開発にも利用されている。このように、IoTデバイスによってより効率的に収集したデータをWatsonのような高度なシステムを用いて解析し、その結果を新しいサービスの創出などに利用することは、将来的にヒトとモノの交流を深め、私たちのライフスタイルに大きな影響を与える可能がある。今後、IoT社会に向かっていく中で、企業や団体はその活用方法をより具体的に問われることとなるだろう。
2014年12月30日2015年2月3日(火)より東京・帝国劇場で上演される、堂本光一主演のミュージカル『Endless SHOCK』の製作発表会見が12月8日に都内で行われた。同作は2000年に初演され、来年で15年目。今年10月の公演で通算上演回数1214回を数え、日本のミュージカルにおいて、単独主演回数1位を記録。この日の制作発表には、これまで応援してくれたことに感謝を込めて、ファン1722人を招待。堂本は「15年やってきたけど、そんなに長くやっている感覚はないですね。多くのファンの方に支えられたからこそこうやって続けてこれた」と感謝の念を述べた。また、ステージに飾られた15年分のポスターを見て、「気持ち悪いところからイケメンになっていく様を見ていただければ・・・(客席から拍手)拍手しているって事は同意してるってこと?(笑)。まあそれを経て一番カッコいいのが今ここにいる。(大きな拍手)あまりふざけるとこういう所ばかりニュースに使われるからやめましょう(笑)」と笑いを交えて話した。来年の同作の内容については「出演者もちょいちょい変えるし、内容もあのナンバーを変えようかなと思ったりしていますが、いつも通りお約束はしません。前のほうが良かったら戻すし。でもそうしているとジャニーさんに「YOU、いつまで同じ事やっているの!?」って怒られたりもするんですけど(笑)。この作品は自分だけのものではなく、愛してくれる皆さんの作品でもあると思っています。これからも見続けたいって思ってもらえるような作品にするべくやっていきたい」と意欲を語った。また、派手なフライングや階段落ちなども同作のみどころのひとつであるが、何歳ぐらいまでやっていきたいかという質問に「確かに今の内容では長くはできないって自分でも思ってます。ただこの作品は形を変えながらやってきたものなので、年齢とともに大きく変わる時が来るのかもしれない。それは僕にも分からない。内容を変えないまま、フライングも背筋の伸びないままやったり、階段落ちもできないから、坂にしてもらったりとかでも良いかもしれない(笑)。それは僕も見てみたいですね、「それがショックやわ!」って言いたい(笑)。まあ、あと何年とかは考えず、皆さんが求めてくださる限りは自分も応えていきたい」とコメント。この日は、報道陣による質疑応答のほかに、サプライズとして来場したファンからの質疑応答も行なった。堂本は「くだらない質問だったら却下!(笑)」と言いながら、客席に降り自分でマイクを向けた。ファンからは「キャストは光一さんの意見なのでしょうか?」という質問が投げかけられ、「そういう所に疑問を持つんだ!」と驚きながら、「報告を受けたり、ジャニーズJr.はオーディションをして、そのVTRを見て、何番目の子が良いよね、という事は言います」と丁寧に答えていた。ミュージカル『Endless SHOCK』は東京・帝国劇場で2015年2月3日(火)から3月31日(火)まで上演。
2014年12月11日堂本光一主演の人気ミュージカル『Endless SHOCK』が10月31日、福岡・博多座公演の千秋楽を迎え、2000年の東京・帝国劇場での初演から数え通算上演回数1214回に。単独主演記録で松本幸四郎主演『ラ・マンチャの男」の1207回を上回り、日本のミュージカルで1位に輝いた。千秋楽の特別カーテンコールでは「博多座は立見もあると聞いて驚いた。立見でも観たいと思ってくれるのが本当に嬉しい。スタッフ、キャスト含め最強のカンパニーだし、お客様も最強。お客様あっての舞台なので、また上演できるように応援してください」と笑顔で挨拶。今年の公演でオーナー役を演じた森公美子は時折涙を見せながら「まさか自分が(「SHOCK」に)出られるとは思っていなかった。本当に楽しい時間だった」と語り、他の共演者も口々に「素晴らしいカンパニーだった」と別れを惜しんでいた。その後は内博貴ら共演者が駆け寄り、突然の胴上げで祝福。前日10月30日に日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークスの秋山幸二監督が10回胴上げされたことを意識してか、なんと16回も胴上げ。「張り合わんでええわ!申し訳ない気持ちです」と照れ笑いを浮かべる一幕も。大変な記録樹立ではあるが、「回数は特に数えてなかったですね。とにかく一公演一公演、常にベストであるようにと心がけてきたのみ。体調が悪かろうが何だろうが、そこだけは絶対にちゃんとしないといけない、というのをサボらずやれたと思います」と淡々と語る。ここまでハードな舞台に挑み続ける原動力は「お客様に喜んで頂くことが、まず第一。そして自分との勝負もあるかな」と晴れやか。大仕事をやり遂げ、今一番したいことは「お風呂に入って、氷水につかりたい!(笑)」
2014年11月04日NHKは26、27日の2日間、神奈川県横浜市にて、「宇宙ワンダーランド@横浜赤レンガ倉庫」を開催する。○NHKの番組で製作された「キュリオシティ」実物大モデルなどを展示同イベントは、19日~9月23日の会期にて千葉県千葉市の幕張メッセで開催中の「宇宙博2014」関連イベント。会場には「宇宙博2014」の公式キャラクターである「キュリオくん」の3mを超えるビッグオブジェが登場。JAXA所有の宇宙服やHII-Aロケットのスケールモデル、現在も火星で探査を続ける「キュリオシティ」の実物大モデル機(NHK番組制作モデル)などを展示するほか、宇宙に関連する展示やワークショップなどを通して、宇宙の魅力を体感できる。会場屋外広場に設置された320インチの大型ビジョンでは、ロケットの打ち上げ映像や、日本人初のISS船長を務めた若田光一宇宙飛行士から「宇宙博2014」へおくられた応援メッセージなどを上映。また「横浜星空教室(ミニプラネタリウム)を設置し、直径5.5mの大型エアドーム全天に、迫力あるCGプラネタリウム映像を投影する15分程度の解説員つきプログラムを実施する。さらに、NHKBSプレミアム「宇宙遺産100」(8月30日21時より放送予定)から、番組の収録スタジオで実際に使用した宇宙の絶景写真パネル100枚の中から、厳選した約10枚を展示する。「めざせ宇宙飛行士!訓練体験ワークショップ」では、宇宙飛行士の訓練インストラクターやISSの地上管制官など、宇宙開発の最前線で活躍するスタッフが登場。宇宙の仕事の裏側を聞いたり、宇宙飛行士の選抜テストにチャレンジしたりと、宇宙飛行士候補生になったような気分を味わえる。また、お笑い芸人ネゴシックスがアーティストNEGO6として登場する「NEGO6の"バキバキ宇宙"お絵かきワークショップ」では、参加者が描いた宇宙人のイラストに、ネゴシックスが激しくツッコミを入れながら、ネゴシックスが描く宇宙をテーマにしたオリジナルイラストに好きな色をぬって自由に楽しむぬりえコーナーも登場。描いた作品といっしょにネゴシックスと記念撮影もできる。開催日時は26日、27日。各日11時~18時30分。会場は神奈川県横浜市中区新港一丁目1番横浜赤レンガ倉庫。入場自由、料金は無料。会場内が混雑した際は入場を制限する場合あり。
2014年07月25日上空という非日常の空間で、刻々と変わりゆく状況に対応しながら乗客を安全に目的地へ届ける。パイロットという特殊な仕事をしていると、日常でも反応してしまう"職業病"なるものもあるのかもしれない。そこで、ANA・ボーイング767機長の道廣直幹さん(入社歴22年)に、日常で気をつけていることや"職業病"についてうかがった。○体調管理を徹底! スポーツもライフワークパイロットはその月によって業務スケジュールが変動し、担当路線が国内線か国際線かでフライト数も変わる。しかし、月休10日は確保されており、休日に「すぐ飛んでくれ」などと急きょ呼ばれることはない。「CAも含めて、乗務員は積極的に休養をとることも大切なんです。私は週に2,3回程度、10km以上のランニングをしていますが、日常的にスポーツをすることで健康管理に気を配っています。特に海外だと自分の代わりはいないですし、何よりも万全な体調で乗務に臨み、安全に乗客を送り届ける責任があります」。ANAのパイロットは、国と会社とで定めている身体検査を年に2回受けなければならず、内容は一般の会社員が受診するものよりもはるかに項目が多い上に、水準も厳しい。また、もし体調不良などでパイロットやCAが乗務できなくなった場合、待機している別のスタッフが現場に駆けつける。待機する場所はオフィスのほか自宅のこともあるが、自宅待機でも出勤扱いなので、いつでも乗務できるように備えていなければならない。上空で耳が痛くなる人もいるだろうが、それは風邪などの体調不良が原因ということが多い。こうしたことひとつをとっても体調不良は業務に支障を来すため、日常的に健康管理を徹底しなければならないが、それ以外については特に制約はないという。例えば、フライトの前日は飲酒を控えるが、休日が続く場合はお酒を楽しむこともあり、登山やマリンスポーツを趣味としているパイロットも多いそうだ。○陸海空を制覇!1点、気になったことがある。パイロットを志したのであれば、同じく機体を操縦する仕事にも関心があるのだろうか。まず、宇宙飛行士に関して訪ねたところ、そもそも道廣機長はSFが好きだったため、宇宙への関心もあるそうだが、関心はあくまでも一般的なレベルという。「純粋に宇宙という極限空間で宇宙船を操縦することへの興味はあります。また、(日本人として初めて国際宇宙ステーションの船長を務めた)宇宙飛行士の若田光一さんに対しては、やはり機長という仕事柄学ぶことも多いです」とのこと。ちなみに、道廣機長はクルマの免許のほか、副操縦士の時に船舶免許を取得している。「これで陸海空、制覇ですね(笑)。パイロットの中には船舶免許をもっているほか、船を所有している人もいます」と言う。その一方、鉄道に関してはレールがあるため、飛行機よりも自由度が低いかもしれない、と道廣機長は感じているそうだ。○エコドライブをさせたら右に出るものなしまた、クルマを運転している時、ちょっとした"職業病"を実感するという。「誰も乗せていなくても運転は丁寧にします。飛行機の燃料は高騰していますから、燃料をできるだけ使わずに操縦することは重要です。クルマを運転している時も自然とエコドライブになります。ほかにも、横柄な運転をしているクルマがいると気になってしまいますね」。"職業病"としてはもうひとつ、仕事と関わらず天気が気になるという。それも「明日、雨が降りそう」とかではなく、「この雨だと着陸が大変だろうな」や、「あの雲だと機体が揺れそうだな」というような類いらしい。加えて、パイロットは管理された時間の中で業務をしているため、定刻に着くように計画を立てることが自然と習慣化されており、プライベートな旅行でも、つい時間管理をしてしまうそうだ。仕事という場を離れても、日常的に気にしなければいけない、また、知らず知らすの内に気にしていることも多いのがパイロットだが、空の美しさを人一倍知っているのもパイロットである。例えば、上空1万mでは空気が薄いため、コックピットから見える星は瞬かずに強い輝きをともし続ける。さらに、何本もの流れ星や巨大なオーロラを目にすることもあり、人工衛星がゆっくりを燃え尽きる様子を肉眼で見ることもあると言う。そんな話を聞いてしまうと、一層、パイロットへの憧れが増してしまいそうだ。
2014年06月10日農業生物資源研究所(生物研)は4月15日、2014年2月19日に国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」にて若田宇宙飛行士によって実施されたネムリユスリカ蘇生実験の結果、微小重力下においても再水和後に蘇生し、さなぎや成虫に変態できることが確認されたと発表した。同成果は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)とロシア連邦宇宙局との水棲生物共同研究合意に基づき、JAXAとロシア科学アカデミー生物医学問題研究所(IBMP)の共同研究(研究プロジェクト名:Space Midge)として計画されたもので、IBMPに生物研が生物材料を供給し研究協力を行うことで実現したという。ネムリユスリカは、ユスリカの1種で、幼虫は、俗にアカムシと呼ばれ水の中の有機物などを食べて成長することが知られている。また、幼虫はカラカラに乾燥(含水量3%)しても、脱水時にトレハロース(糖)を爆発的に合成し、水の代わりにタンパク質などの生体成分や細胞膜を乾燥ストレスから保護することで、水が戻ってくると1時間以内で発育を再開できるといった昆虫の中で唯一、極限的な乾燥耐性を持つことも知られている。今回の実験は、宇宙環境でも乾燥に耐えるか、微小重力環境で遺伝子変化を起こさないかの調査を目的として実施された。具体的には、2月19日に乾燥幼虫100個体に対し注水(再水和)し、その3時間後にネムリユスリカ乾燥幼虫が蘇生する様子が確認されたという。ISS船内の平均気温は約23℃、幼虫の至適温度よりもやや低いものの、ほとんどの幼虫が再水和3時間後に微小重力下においても吸水を終え、活動を始めたとする。また、3月6日に100個体のうち7個体がさなぎ化し、その中の1個体が成虫に羽化したことも確認。研究グループでは、微小重力下において、乾燥状態から蘇生した昆虫の変態を確認したのは今回の実験が初めてだとする。なお、この結果を受けて研究グループは、今後は、微小重力下での幼虫の行動、例えば、営巣行動や餌の探索行動、成虫の交尾行動(飛翔行動)などの行動観察実験の実施が可能となるとするほか、将来的には、ISSで実施される、宇宙環境ストレスへの影響を解析するさまざまな実験の材料として利用されることが期待できるようになるとしている。
2014年04月16日ギャレットは12月より、同社が展開するアンダーウエアブランド「LATESHOW(レイトショー)」において、アーティスト松田光一氏とのコラボレーションアイテムを展開すると発表した。松田光一氏は、世界遺産をモチーフに独自の世界観を描き、世界中で活動の幅を広げているアーティスト。同商品は、氏が描く世界遺産モチーフの「WORLD HERITAGE ART」をボクサーパンツにした。独特なタッチで描かれた世界遺産アートは全8柄で、プレゼントにも向いているという。販売は、全国の百貨店、セレクトショップ、カジュアルショップほか。価格は2,800円(税別)から。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日KinKi Kidsの堂本光一が11月19日、都内で主演舞台『Endless SHOCK』の製作発表会見を行った。同舞台は2000年に初演、以来毎年公演を重ね、来年の2・3月公演で上演1000回を迎える。堂本は、今月10日に死去した森光子さんについてふれ、「森さんは、この作品を陰でささえてくださったひとり。森さんからいただいた、たくさんの言葉を胸に来年の1000回公演をしっかりとつとめたい」と決意表明。森さんが『放浪記』で達成した2017回という公演記録への挑戦について聞かれると、「僕にとっては全然わからない。また来年もやらせてもらえる、次もあるんだという思いでステージに立ったことはなく、今やっている舞台に全力で挑むことだけを考えてやってきたので。ただ、周りの方々からご期待いただけるなら、期待にはこたえていきたいです」と意気込みを語った。公演は来年2月4日(月)から3月31日(日)まで東京・帝国劇場にて。3月21日(木)に通算1000回公演を迎える。チケットの一般発売は1月19日(土)午前10時より。
2012年11月20日茨城県つくば市にある筑波宇宙センター(JAXA)では、10月13日(土)に、施設の特別公開を行う。宇宙に興味のある子どもから大人まで楽しく宇宙体験できる、秋の人気イベントだ。公開は10時00分から16時00分、入場は15時30分まで。入場無料。宇宙飛行士との交信やNASA等他国の宇宙機関との連絡を行っている「きぼう」運用管制室、宇宙ステーション補給機「HTV」の飛行を制御監視するHTV運用管制室、宇宙飛行士の訓練施設など、通常行われている一般公開では見ることのできない施設が特別公開される。当日は、さまざまなイベントが企画されている。例えば、天体の重力と運動エネルギーを利用して宇宙機の軌道や速度を変更する航法、惑星スウィングバイに模擬実験装置を使って挑戦できる「スウィングバイを体験」。準天頂衛星システム「みちびき」の電波を受信しながら進むお宝探しゲームや、コンピューターを使って、ITと宇宙のクイズに回答、ミッションをクリアして宇宙旅行に行くコーナー、筑波宇宙センター内にあるアニメ「宇宙兄弟」に登場する場所を巡ってクイズに答えるクイズラリーなどなど、楽しみながら宇宙を学習できる。そのほか、「赤外線で見る地球」、「宇宙医学生物学研究」、「マイナス196度の世界を知る~液体窒素おもしろ実験~」、「ミニロケット作り」などに加えて、JAXAの仕事について、職員・内定者が相談ブースでさまざまな疑問、質問に答えてくれるJAXA就職相談会も予定されている。また、今回の宇宙講演会では「若田光一宇宙飛行士と話そう!」「宇宙×ミエル化意見交換会」「宇宙ステーション補給機こうのとり(HTV)について」が行われる予定。最新情報は筑波宇宙センターツイッターで確認を。電車利用はJR常磐線「荒川沖駅」下車、タクシー(約15分)または関鉄バス「筑波大学中央」行き「物質研究所」下車徒歩1分。つくばエクスプレス線「つくば駅」下車、タクシー(約10分)または関鉄バス「荒川沖駅」行き「物質研究所」下車徒歩1分。車利用は常磐道桜土浦ICよりつくば方面へ7分。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日