俳優の桐谷健太が、16日に3年3カ月ぶりの新曲「遣らずの雨と、光」をリリースすることがわかった。同曲は、沖縄・コザを舞台にした主演映画『ミラクルシティコザ』(4日公開)で、桐谷演じるロックスター・ハルが、恋人に向けてギターの弾き語りで歌う「マーミーの歌」を原曲にしたインスパイアソング。劇中では1番だけだったものをフルサイズで新たにレコーディングし、サウンドプロデュースには元THE BOOMの宮沢和史を迎え、ドラマティックなサウンドに再構築した。映画の映像を使用した「遣らずの雨と、光」~映画『ミラクルシティコザ』Ver.が、YouTubeで公開中だ。コメントは以下の通り。■桐谷健太遣らずの雨(やらずのあめ=帰ろうとする人をひきとめるかのように降ってくる雨)は、愛する人との空間にいつも透き通った装いで降っている。映画の劇中でハルという男が歌った唄であり、新たな自分に触れたように感じた唄でもあります。誰かの夜に染み入るよう祈っています。■宮沢和史人は心の底から伝えたいことがあるとき叫ぼうとしますそれができないとき沈黙か泣くことを選びます。この歌の中に桐谷さんの中に棲む役者でも歌手でもない、ひとりの人間の心の声が記録できた気がしました。それは叫びでも、沈黙でも、涙でもない、静かな静かな独白でした。
2022年02月04日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「進め!そっちだ!」編のメイキングと、松田翔太、濱田岳、桐谷健太のインタビュー動画が4日、au公式YouTubeチャンネルにて公開された。1日より放送されている新CMは、実写とCGが融合したRPGゲームの世界に入り込んで旅をする桃太郎(松田)、金太郎(濱田)、浦島太郎(桐谷)、桃姫(村山輝星)の四人が、かぐや姫(有村架純)、織姫(川栄李奈)、乙姫(菜々緒)、鬼ちゃん(菅田将暉)、親指姫(池田エライザ)からの応援を受けて、ボスの鬼に挑むストーリー。ゲームの中の設定ということで、ゲームのキャラクターらしいオーバーな動作の指導が入念に行われた。そんな中、桐谷は一度指導を受けただけで難しい動作をすぐにものにし、指導スタッフも「完璧です」と絶賛。「これだけと、こういう感じと、どっちが好き?」と体と手を大きく振りながらノリノリで試行錯誤し、何度も独特な動きを繰り返す桐谷に現場では笑いが起こっていた。○■松田翔太、濱田岳、桐谷健太インタビュー――今年のメッセージは「進め!そっちだ!」ということで、撮影を終えていかがでしたか?桐谷:今回は、ちょっと新しい手法でしたからね。ゲームの世界観に合わせた動きをみんなでやるっていうのは新しい試みだなと思いましたけどね。松田:非常に難しかったですね。桐谷:はい。(どんな感じだったかは)CMを見ていただいてっていうことになりますけども。何回も合わせながらやりましたね。――今回のCMはゲームの世界という設定でしたが、ゲーム特有の独特な動きなどチャレンジしてみていかがでしたか。桐谷:ゲームでよくある、壁に向かってでもずっと動き続けてたりだとか、止まってるときもちょっと揺れてるだったりとか。そういうのをしました。濱田:走り方とかね、独特だから難しかったですよね。桐谷:それぞれの個性があってね。松田:そう。ちょっと侍っぽい感じで走ってみたり。濱田:(まさかりを持っていたので)ちょっと重たい感じで走ったりとか。桐谷:質感とかも変えてくるのか、どんな感じになるのか(完成をまだ見てないので)わかってないですし。濱田:敵もどんな風になってるのかわかんないですしね。楽しみ。――みなさんの2022年の目標や抱負をお願いいたします。濱田:別に毎年何か目標を立てて進むタイプではないので、だから今年も徒然なるままに楽しく過ごせたらなと、毎年すごく思います。桐谷:僕も毎回同じこと言ってるんですけど、一日一日を楽しく面白く過ごしたいなと思ってます。松田:愛情にあふれた1年になったらいいかな。人に愛をあげたりもらったり、幸せな1年になったらいいなと。
2022年01月04日俳優の草なぎ剛が7日、都内で行われた「CAMPFIREクラウドファンディングアワード2021」グランプリ発表会に出席。フリーアナウンサーの竹内由恵との再会に笑顔を見せた。同アワードは、国内最大のクラウドファンディング「CAMPFIRE」の数多くのプロジェクトの中からその年の特に優れた挑戦を称えるもの。2017年にスタートし、今年で5年目を迎えた。今回、実施された約1万5,000件のプロジェクトのうち、100件を選出。ツイッターを通じて印象に残ったプロジェクトに対して一般投票を募り、グランプリをはじめ各賞が決定した。発表会には、CAMPFIREアンバサダーの草なぎ剛、東京2020パラリンピック金メダリストの佐藤友祈選手がゲスト出演。フリーアナウンサーの竹内由恵がMCを務めた。草なぎは「みなさんこんにちは。短い時間ですが精一杯、アンバタサー、アンバダサー、アンバサダー、すみませんカミカミで。よろしくお願いします」とあいさつ。CAMPFIREでさまざまなチャレンジをした人を表彰するこの取り組みについて感想を聞かれると、「アンバサダー、言えました」とリベンジしてから、「新しいチャレンジは自分の人生にとってとても大きなことなので、クラウドファンディングを活用して自分の殻を破って挑戦するっていうのは、人生の楽しみでもあるんじゃないかなと思います。個人の力は無限大の可能性を秘めていると思うので、僕自身も何か力になれたらなと思っています」と語った。ゲストが今年チャレンジしたことを語る場面では、まずMCの竹内が「僭越ながら私も2021年に入って子供を出産しまして、子育てとの両立という意味で新しいチャレンジが始まった年でした」と自身についての述べ、草なぎが「おめでとうございます」と祝福すると、「ありがとうございます」と感謝した。竹内は、サブMCを務めていた『ミュージックステーション』(テレビ朝日)などで草なぎとも共演経験があり、「草なぎさんとも昔『ミュージックステーション』などで……」と懐かしそうに話すと、草なぎも「ここで会うとは。お母さんになって」とにっこり。竹内は「お母さんになりました」と返した。
2021年12月07日16人組ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの神谷健太にインタビュー。ニューシングル「LIVING IN THE DREAM」(発売中)の魅力や制作の裏話、自身の夢などについて話を聞いた。「LIVING IN THE DREAM」は、“未来の夢”に向かってがむしゃらに生き抜こうとする張り詰めた気持ちを優しくほぐし、そっと背中を押してくれるようなポジティブなメッセージを込めた楽曲。振り付けはメンバーの与那嶺瑠唯が担当し、“夢の中を自由に羽ばたき生きている”イメージで作成したというサビの振りは、“フラッターダンス"と名付けられている(フラッター=羽ばたくという意味)。――「LIVING IN THE DREAM」の魅力をどう感じていますか?THE RAMPAGEは激しい曲が多く、肩の力を抜いてリラックスして聴いていただける曲は今までなかったのでその点が魅力だと思います。――ダンスのポイントを教えてください。肩の力を抜いたゆるいダンスで、リラックスして見てもらえると思います。すぐ真似できるダンスなので、皆さんにも真似していただいて、リラックスした中でメッセージを受け取ってほしいです。――MVの魅力や撮影で印象に残っていることは?4組に分かれての撮影で、僕たちのグループはもともとボーカルがいなかったのですが、急遽、前の組で撮影していてまだ現場にいたRIKUさんを入れようと監督さんから提案があり、その場で作っていきました!――最近の活動で特に印象に残っていることを教えてください。久しぶりに演技のお仕事をしました(笑)――2021年はご自身にとってどんな年になっていますか?なかなか飛躍がない年です。停滞しているというか、自分では成長が感じられないような年ですね。――最近ハマっていることなど、Myニュースを教えてください。ゲーム!! 子供の頃も関心がなく、やったことなかったんですけど、最近26歳にしてゲームを始めました。メンバーの川村壱馬から誕生日プレゼントでゲームが届きまして、やり始めたら見事にハマってしまいました。――グループ内のニュースは?ゲームというものにハマってしまったのですが、メンバーがめちゃくちゃ強くてびっくりしました! 大会で優勝してました(笑)――楽曲テーマ「夢」にちなみ、ご自身の夢をお聞かせください。1人でもグループを代表できるようになっていきたいです! 皆さんの前で歌うことが夢です!――年内に叶えたい夢は?敵を倒すゲームをやっているんですけど、最高2、3人くらいしか倒せなくて、(川村)壱馬とか(後藤)拓磨とか山彰(山本彰吾)とかは何十人も倒しているので、僕もそこのラインまでいきたいなと。それが今年の夢ですね。1ゲームの中で10人倒したい!■神谷健太THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのパフォーマー。2014年に開催された「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」にて候補メンバーとして選出。同年9月に開催された武者修行ファイナルで、正式メンバーとなる。2017年1月25日、1stシングル「Lightning」でメジャーデビュー。2021年放送のABCテレビ『3Bの恋人』で初のドラマ出演を果たし、演技にも挑戦。グループ派生ユニット・MA55IVE THE RAMPAGEとしても活動している。
2021年12月05日俳優の草なぎ剛が13日、KAAT神奈川芸術劇場で行われた主演舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』の公開ゲネプロに参加した。2020年1月の上演以来の再演となる本作は、ヒトラーが独裁者として上り詰めていく過程をシカゴのギャングの世界に置き換えた問題作にファンクミュージックを散りばめた、演出家・白井晃氏の意欲作。ギャング団のボスである主人公アルトゥロ・ウイを引き続き草なぎが演じる。共演には、神保悟志、渡部豪太、松尾諭、小林勝也などが続投。さらに榎木孝明、七瀬なつみが、新たに座組に加わった。シカゴギャング団のボス、アルトゥロ・ウイは、政治家ドッグズバローと野菜トラストの不正取り引きに関する情報をつかむ。それにつけ込み強請るウイは、その事件をきっかけに勢力を拡大し、やがて人々が恐れる存在へとのし上がっていく。見る見るうちに勢いを増していくウイの野望を、果たして抑えることができるのか……。公開ゲネプロで草なぎは、ウイを熱演。迫力のある歌とキレのあるダンスを交えてウイがのし上がっていく姿を表現した。シャウトする場面もあり、狂気を感じさせる迫真の演技で魅了した。草なぎは「シカゴギャング団のボス、アルトゥロ・ウイはとにかく野心にあふれた人物。ウイの気持ちを受け止めて演じること、そして歌に踊りに、心身ともに大変な舞台ですが、自分の積み上げてきた全てを出せる集大成となる舞台だと思っています。今回は横浜・京都・東京と3都市で上演できることも楽しみにしています。コロナ感染対策も十分行って、ご覧になられた方たちに、舞台からエネルギーを伝えられるよう、2022年まで、カンパニー全員で突っ走ります!!」とコメントを寄せた。舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』は、11月14日~12月3日にKAAT神奈川芸術劇場、12月18日~12月26日にロームシアター京都、2022年1月9日~1月16日に豊洲PITで上演。
2021年11月13日主演に桐谷健太を迎え、日本復帰前の70年代と現代の沖縄を描いたタイムスリップ・ロックンロール・エンターテインメント『ミラクルシティコザ』より、メインビジュアルと60秒の予告編が解禁された。第3回未完成映画予告編大賞グランプリならびに堤幸彦賞を受賞し、桐谷健太を主演に迎えて映画化された本作は、沖縄・コザを舞台に70年代と現代が交錯するタイムスリップ・ロックンロール・エンターテインメント。1970年日本復帰前の沖縄にて結成された伝説のロックバンド「紫」のメンバーがストーリーに共感し、代表曲を提供しており、1970年当時の「紫」が体験した破天荒なエピソードも脚本に盛り込まれている。この度解禁された予告編は、桐谷さん演じる翔太の魂が1970年の沖縄コザへとタイムスリップし、行く先々で波乱を巻き起こすコミカルなシーンが続く。しかし後半では一転、抗えない歴史や仲間との衝突に心を傷めた翔太が「未来の俺が頑張れないと、今の俺が頑張れない」と一念発起する感動的な場面がおさめられている。また、本作の主題歌が沖縄県出身のバンド「ORANGE RANGE」の「エバーグリーン」に決定。結成20周年を迎えた彼らの楽曲が、沖縄返還50年目に公開される『ミラクルシティコザ』のエンディングをエモーショナルに盛り上げる。「エバーグリーン」の一部音源は、本予告編がweb初解禁となる。『ミラクルシティコザ』は2022年1月21日(金)よりシネマQ・シネマライカムほか沖縄の一部劇場にて先行公開。2月4日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラクルシティコザ 2022年2⽉4⽇より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2021 Office Crescendo
2021年11月10日稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による「新しい地図」のカレンダー「2022 CHIZU CALENDAR」が10月25日より発売されることが決定した。今回は、“軽快さと妖艶の二面性ある魅惑的な男たち”をテーマに撮影。様々な表情が見られる作品に仕上がっている。さらに今年より、特別付録としてカレンダーの写真がプチシールとなって同封。卓上カレンダーだけでなく、自分の好きなところにシールを貼って楽しめる仕様になっている。また、「NAKAMA会員」にはカード型カレンダーをプレゼント。カード型カレンダーは、カレンダー1冊購入につき1枚同封される。なお、カレンダーは「CHIZU SHOP」にて販売。販売期間は10月25日18時~12月5日23時59分で、12月中旬より順次発送予定。
2021年10月25日俳優の桐谷健太が17日、京都・よしもと祇園花月で行われた「京都国際映画祭2021」授賞式に登壇。「三船敏郎賞」を受賞し、喜びを語った。桐谷は今年、舞台『醉いどれ天使』で主演。名匠・黒澤明監督と俳優の三船敏郎さんが初めてタッグを組み、戦後の混沌とした時代に生きる人々の葛藤を生き生きと描いた映画『醉いどれ天使』(1948)を舞台化した本作で、三船さんが演じた戦争帰りの余命わずかな若いやくざ・松永を演じた。その演技が評価されて「三船敏郎賞」に選出された桐谷は、「すごくすごく、本当にすごくうれしいです」と喜び、「このような素晴らしい賞をいただけることに心からありがとうございます」と感謝した。そして、「僕は5歳の頃からこの世界に強い憧れを抱いていまして、でもどうやったらこの世界に入れるかわからなくて、強い思いだけがどんどん拡大して表情に出たんでしょうね、『すごい眼力だね』ってたくさんの人に言われ、何人かの人に『お前の眼光は往年の三船敏郎みたいだな』と10代の頃に言われたので、一方的に三船さんに親近感を抱いていました」と告白。舞台『醉いどれ天使』にも触れ、「この不思議な縁に、僕は勝手ですけど強いつながりを一方的に感じています」と打ち明けた。同賞は、国際的な活躍が期待される俳優を表彰する賞、桐谷は「この賞をいただいたので、これから日本でも世界でも活躍して、人の心を震わせて感動を与えられるような役者に、俺はなる」と決意を新たにした。同映画祭は、「京都映画祭」の伝統と志を引き継ぎ、2014年より開催している。テーマは「映画もアートもその他もぜんぶ」。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により初めてオンラインの映画祭として開催したが、8年目の今年は、オンライン映画祭とリアルの長所を併せもつハイブリッド映画祭として開催した。
2021年10月17日俳優の草なぎ剛が14日、都内で行われたウォルト・ディズニー・カンパニー「APACコンテンツ・ショーケース」に出席した。同イベントでは、ディズニーが展開する動画配信サービス「Disney+」(ディズニープラス)で配信されるラインアップを発表。APEC(アジア太平洋地域)で制作される18のオリジナル作品を含む20作以上の新しいコンテンツがお披露目された。その一つが、ドラマ『拾われた男 Lost Man Found』(全10話)。同作は、松尾諭が自らの波乱万丈の俳優道を描いたエッセイ『拾われた男』を原作とするヒューマン・コメディで、一枚の航空券を拾ったことから始まる予測不可能な俳優としての道のり、運命的な恋人との出会い、そして兄を救うためのアメリカへの救出劇などが描かれる。この日のイベントには、原作者の松尾諭、主演の仲野太賀、共演の草なぎ剛、伊藤沙莉が出席。主人公の兄を演じる草なぎは「松尾先生から役をいただきまして、ありがたい限りです。本を読ませてもらったんですけど、グッとくるところがあるので、松尾先生に怒られないように頑張りたいと思います」とあいさつした。また、タイトルにちなみ、人生で拾われたと思った経験を聞かれると、「何にしましょうか。たくさん拾われているので」と少し考え、「作品や役に拾われているなと思う。タイミングタイミング、自分の人生のターニングポイントになるような気がしていて、今回もお兄ちゃんの役に拾われているのかなと思ったりもします」と語った。ここからガラリと話を変え、「愛犬のクルミちゃんがいるんですけど、散歩していて思ったことが……」と切り出すと会場から笑いが。草なぎは「いつも僕の前を歩いていて、どっちがリーダーなのかなと思っていて、うちの愛犬の瞳を見つめ、まっすぐな目で見つめられると心を見透かされているような気がして、僕は飼い主で(クルミを)迎え入れたんだけど、逆に僕がクルミちゃんに拾われたのかな、真面目に生きないとなと思ったりもします」と話した。
2021年10月14日桐谷健太を主演に迎え、日本復帰前の70年代と現代の沖縄を描いたタイムスリップ・ロックンロール・エンターテイメント『ミラクルシティコザ』が、沖縄日本復帰50周年の節目となる来年2022年1月21日(金)より沖縄にて先行公開、桐谷さんの誕生日でもある2月4日(金)より順次公開決定。特報映像とポスタービジュアルが解禁となった。第3回未完成映画予告編大賞グランプリならびに堤幸彦賞を受賞し、桐谷さんを主演に迎えて映画化された本作。沖縄・コザで暮らす翔太の前に、交通事故で亡くなったはずの祖父ハルが現れる。祖父はかつて、ベトナム戦争に向かう米兵たちを熱狂させた伝説のロックンローラーだった。ハルが「やり残したことがある」と翔太の体をのっとると、翔太の魂は1970年へとタイムスリップしてしまう。翔太はそこで驚きの真実を知り、あるサプライズを思いつく。桐谷さんは、魂が体に入ってしまった70年代のハルを熱演。また、1970年代に沖縄で活躍した伝説のハードロックバンド「紫」のジョージ紫を筆頭とするメンバーが、ストーリーに共感し代表曲を提供。劇中で登場するバンドのライブ音源を新たにレコーディングしたほか、当時のライバルバンド「コンディション・グリーン」の楽曲も採用されている。ポスタービジュアルは、ハル率いるバンドが表紙を飾る70年代音楽雑誌ふうのサイケデリックなデザイン。昔からずっと貼ってあったようなレトロ風加工(エイジング加工)など、70年代の空気感が凝縮した1枚に。ポスターの撮影、アートディレクションを手掛けたのは、「BOØWY」などのアーティストの撮影やレコードジャケット制作で活躍してきた加藤正憲。エグゼクティブプロデューサーの神 康幸が、かつて副編集長として創刊した音楽雑誌「PATi・PATi(パチパチ)」でロックビジュアルの金字塔を創り上げた加藤氏に声をかけ快諾を得た。加藤氏は、今回の撮影現場で平一紘監督をはじめ若いクリエイターたちの熱気と、桐谷さんら役者たちの真剣な姿に刺激を受け写真撮影に臨んだという。主演・桐谷健太「沖縄にいた人たちの強いエネルギーがあります」僕の大好きな沖縄。色んな想いや感情を抱えた沖縄。たくさんの知らなかった沖縄。この映画は(基本的に)コメディー映画です。ファンタジーの要素や音楽、ばかばかしさも含んでいます。そしてその根っこには沖縄の人たちと、沖縄にいた人たちの強いエネルギーがあります。決して小難しい映画ではありません。だけど輝く何かがある。と信じています。追伸 この映画で沖縄の海が出てくる場面はワンシーンだけです。あしからず。監督・平 一紘「三線や青い海、優しいオバァは出てきません」1970年。本土に渡るにはパスポート、買い物はドル。ベトナム戦争特需の超好景気。金と音楽、そして様々な問題に溢れた沖縄を、コザで生まれ育った僕なりにコメディ映画にしました。本土復帰50周年となる年に公開されるこの映画に三線や青い海、優しいオバァは出てきません。ただ、この超ローテンションになってしまいそうな時代にインパクトを与える南の島からの観るエナジードリンク! そんな映画を作ったつもりです! ご期待ください!『ミラクルシティコザ』は2022年1月21日(金)よりシネマQ・シネマライカムほか沖縄先行公開。2月4日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミラクルシティコザ 2022年2⽉4⽇より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2021 Office Crescendo
2021年07月29日「大河ドラマで改めて演技力の高さを示したことで、草なぎさんのもとには民放から水面下でオファーが届いているそうです」(映像制作関係者)NHK大河ドラマ『青天を衝け』で徳川慶喜役を好演している草なぎ剛(46)。民放の連ドラは’17年の『嘘の戦争』(関西テレビ制作・フジテレビ系)以来、出演していないが、ここにきて争奪戦が繰り広げられているという。「一歩リードしているのは関西テレビです。草なぎさんとしても連ドラ初主演作は関西テレビ制作の『いいひと。』(フジテレビ系)なので思い入れがあります。関西テレビ側としては『銭の戦争』『嘘の戦争』と続いた復讐シリーズの完結編である第3弾を進めたいと考えているそうです。今年1月に香取慎吾さん(44)主演のドラマ『アノニマス』を放送したテレビ東京も、大河が終わる来年以降のタイミングでの主演作を検討していると聞いています」(前出・映像制作関係者)大河の高評価により、いよいよ民放ドラマ復帰目前の草なぎ。その裏には、昨年12月30日に電撃入籍した妻・A子さんの献身があるようだ。「A子さんは草なぎさんにとって仕事の優先順位が最も高いことを理解しています。なので、草なぎさんが演技に集中できる環境をつくるのが彼女の役目だと考えているとか……。草なぎさんが新居で役づくりに集中するときなどは、別室で愛犬の相手をしています。草なぎさんは以前、お酒で失敗をしていますから、お酒が進みそうになると止める役割も担っているそうです」(舞台関係者)■外食も必ず個室、結婚指輪もつけない…今年1月1日に『7.2新しい別の窓元日スペシャル』(ABEMA)に出演した際、結婚発表直後であったにもかかわらず、「ほんとありがとう。サンキューベリーマッチョ!」としか言わず、詳細を語らなかった草なぎ。結婚生活を明らかにしない彼のためか、A子さんは本誌取材だけでなく他メディアにもキャッチされたことはないのだ。「“草なぎ剛”のイメージを保ち続けるために、A子さんが配慮しているみたいです。結婚前はいわずもがな、今でも基本的に一緒に出歩くことはないそうです。外食も必ず個室で、店に入るときも出るときもバラバラだとか。他人の前では結婚指輪もつけないようにしているようです。またA子さんは草なぎさんの仕事関係者の舞台を観に行く際、劇場に同行することはあっても、一緒に客席で観ることはありません。彼が観終わるまで楽屋で待っているんです。まさにレーダーでもキャッチできない“ステルス妻”ですよ(笑)」(前出・舞台関係者)本誌も感服するA子さんの献身的なフォローで、草なぎの躍進が止まることはなさそうだーー。
2021年07月08日俳優の桐谷健太とタレントの小島瑠璃子が25日、都内で行われた新「のどごし〈生〉」磨き抜かれたうまさ完成披露会に出席。桐谷は、小島のフォローに感激した様子を見せた。ビール界のソムリエ資格「ジャパンビアソムリエ」を取得したという桐谷。複数のビールの注ぎ方を解説し、缶からジョッキへビールを注ぐも、ジョッキから泡があふれそうに。「ちょっと多かったですか……?」と苦笑いする桐谷を尻目に、小島は桐谷より綺麗に注いで見せた。また、『のどごし〈生〉』のキャッチコピー「ゴクゴクうまい」にちなんで、59.59秒にわたってうまさを演説でアピール。結果、目標より5秒長くなってしまうも、小島が「ほぼ……59秒59でした! 熱い思いが伝わってきて、すごい飲みたくなりました」とフォロー。桐谷は「むちゃくちゃいい子やね……」と感激した。イベント中、合計3回ビールを注いだ桐谷について小島は「3回注がれて……どんどん上手になりました」とニッコリ。それを聞いて桐谷は「泡が元気だったぁ! 爽快なのど越しなので、僕が思っている以上に、泡も皆さんの前でテンション上がっていた」と弁解した。小島のほうが上手に注いでいたのでは、と報道陣から指摘されて桐谷は大笑い。小島が「隣のお兄さんが、確実に泡多すぎたので、『私は失敗できない』と思ってそこは緊張しました」とほほ笑むと、桐谷は「すばらしい!」と場の空気を読んだ小島を褒め称えた。
2021年05月25日元SMAPで俳優の草なぎ剛が2日、公式YouTubeチャンネル『ユーチューバー 草なぎチャンネル』で、香取慎吾との思い出話を披露した。この日、動画「中学の頃慎吾とハチ公前で踊っていた!? エヴァが大好き!? 草なぎ剛の噂を検証してみた!」を公開した草なぎ。そのなかで、「中学生のころ、香取慎吾と渋谷のハチ公前で踊ったことがある」というウワサについて、「あるんじゃないかな」と肯定。「慎吾ちゃんと、とにかくダンスに明け暮れてて。ラジカセをお互いに持ったりして。そういう時代でもあったんですよ」と懐かしそうに語った。また、マイケル・ジャクソンのミュージックビデオに影響を受け、「ニューヨークのスラム街じゃないけど、音楽がかかったらアドリブで踊っちゃうみたいな。そういうのを普通に、千代田線とかで踊ったりしてて」「今じゃ考えられないけど、電車の中とかでも踊ってたからね。地下鉄のサブウェイキッズって感じだよね」と、香取との思い出を明かしつつ、「でも、日本でそんなさまになんないじゃん」と苦笑い。続けて、「竹下通りに洋服を買いに行くのが、すごい楽しくて。ヒップホップの洋服とかが流行ってて。当時、キャロルIIっていう店があって。2人とも大きめの服を買って、それを着て踊るの」というエピソードも。ダボダボの服を着て、ハチ公前や電車の中で踊っていたという草なぎと香取だが、「当時はテレビとか出てたけど、あんまり誰も気づかなかったというか」「でも楽しかったな。だから、そのウワサは本当」と、青春時代を振り返っていた。
2021年05月06日元SMAPでタレントの草なぎ剛が23日、YouTube公式チャンネル『ユーチューバー 草なぎチャンネル』で、女優・小西真奈美への思いを語った。この日公開された動画「大河があるのにやっちゃいます!舞台『家族のはなし PART1』が2年ぶりに再演決定しました!」で、主演舞台『家族のはなし PART1』の再演を喜んだ草なぎ。同作では、20代の頃に、つかこうへいの舞台『蒲田行進曲』で共演した小西が出演しており、「真奈美ちゃんとは同志ですね」「何十年かぶりの共演だったんだけど、もうずーっと心の中に、小西真奈美ちゃんっていうのがあって」と、秘めた思いを明かした。「本当に今の僕があるのは、『蒲田行進曲』のおかげ」だという草なぎは、「1日10時間くらい口立てで、真奈美ちゃんと叫んで泣いて。僕自身も、つかこうへいさんにお芝居の扉を開いてもらったんですよ。真奈美ちゃんも、そのとき初舞台だったの」「とても熱い毎日を。だって、1日10時間くらいずーっと叫んで稽古してるってさ。今はもうできないもんね。多分寝ちゃうと思うよ(笑)。1日2回くらい通ししてたから、すごかったよね」と、当時を懐かしそうに振り返った。一方、再演する『家族のはなし PART1』は、「日常を切り取ってるところが多くて、劇的なことは起こらない。ゆえに、芝居をするパートナーの方が重要」だと話した草なぎ。それゆえ、「だから真奈美ちゃんじゃないと、この『家族のはなし』はできないなと思ってて。それはやっぱり『蒲田行進曲』で、あの苦楽を共にした真奈美ちゃんなんだよって感じなんだよね」「真奈美ちゃんとは、あうんの呼吸というか。そういうのがあると思う」と、感慨深げに話していた。
2021年04月30日元SMAPで俳優の草なぎ剛が16日、YouTube公式チャンネル『ユーチューバー 草なぎチャンネル』の動画「日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞&最優秀作品賞を受賞しました!本当にありがとうございます!【ミッドナイトスワン】」に出演。先月19日の第44回日本アカデミー賞授賞式を振り返り、俳優・吉沢亮について語った。『ミッドナイトスワン』が最優秀作品賞に輝き、自身も最優秀主演男優賞を受賞したことを受け、「本当にみなさん、ありがとうございます」と感謝した草なぎ。授賞式に緊張しつつも、「こういうYouTubeの部屋とは違って刺激的な空気を吸うのはすごく大事」と実感したという。また、大河ドラマ『青天を衝け』で共演中の吉沢亮もプレゼンターとして参加していたことから、「会場に吉沢亮くんもいてくれて。すごい安心したの。最近会って、知ってる人がいてくれると思って」「亮くんにも感謝」と心の拠り所となった様子。「亮くんともこれからすごくシーンが増えて来て。今、NHKで撮影していて。合間とかでめちゃくちゃ話すわけではないんですけど、すごいセリフがお互いにどんどんあったりするので、空気がすごく良くできあがってきていると思う」と関係性は作品にも反映されているようで、「お芝居をしていて亮くんからすごく伝わって来るものがある」と称賛の言葉を送っていた。
2021年04月18日元SMAPで俳優の草なぎ剛が16日、YouTube公式チャンネル『ユーチューバー 草なぎチャンネル』の動画「日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞&最優秀作品賞を受賞しました!本当にありがとうございます!【ミッドナイトスワン】」に出演。先月19日の第44回日本アカデミー賞授賞式を振り返り、嵐・二宮和也について語った。『ミッドナイトスワン』が最優秀作品賞に輝き、自身も最優秀主演男優賞を受賞したことを受け、「本当にみなさん、ありがとうございます」と感謝した草なぎ。「ちょっと前になるんですけどようやく実感してきたというか」と心境を伝え、「(授賞式の)あの空気はすごく緊張しましたし、周りを見渡すと『あの映画で見た人だ!』と。すごく緊張したんですけど、めちゃくちゃ良い思い出になりました」と回顧した。「あの場にいれるだけで幸せで満足だった」と今でも余韻に浸っているようで、「『ミッドナイトスワン』を応援してくれているファンのみなさんもそうですし、この映画に携わったすべてのスタッフの方にご褒美というか」としみじみ。また、授賞式で同席した俳優陣にも触れ、「ニノ(二宮和也)ちゃんとかもね、嵐の時からよく知ってるんですけど、久しぶりに会えて。本当に僕のことを慕ってくれていて、良き後輩。後輩というか、ニノちゃんも本当に立派になって。また、チャンスがあったら一緒になりたいなと思います」と今後の共演機会を熱望する。二宮のほか、菅田将暉、小栗旬、佐藤浩市についても話し、「みなさんが思っているより、僕はみなさんのことを意識していますし、すごい尊敬しています」と告白も。「だから、小栗くんの作品とかもすごい観てるし、ニノちゃんの作品もすごい観てるし」と打ち明け、「普段言う機会がないだけであって、すごく意識している方たちだったのでうれしかったですね」と笑顔を見せていた。
2021年04月17日元SMAPでタレントの草なぎ剛が3日、YouTube公式チャンネル『ユーチューバー 草なぎチャンネル』で、「ネットに出回っている噂を草なぎ剛に直接聞いてみた!!」を公開。草なぎ家で“伝説”となっている幼少期の出来事を明かした。生まれてから最初の記憶が、2歳のときにアパートの階段から転落した出来事だという草なぎ。夢だと思っていたが、父親がそのシーンを見ていたそうで、「草なぎ家の伝説になってて。歩き始めて間もないころだったの。歩き始めってフラフラしてるじゃないですか。バランスがまだ取れない感じで、歩くのがままならないときに落っこってしまったの」と話し、「幼いながら、僕は死ぬなと。頭を打ったら僕は死んでしまうと思って。本当にバンッて当たって、パンって火花が飛んだわけ。僕は死んでしまったんだなって」と、リアルな記憶を語った。気が付くと、アパートの部屋で寝ていたそうで、「父ちゃんか母ちゃんが、大丈夫か? 大丈夫か? って。そんな記憶があって」「すごい腫れたって言ってたから」と、心配する両親を覚えているとも。20段もの階段で頭から転落したため、大ケガが予想されたが、「そこまでの感じじゃなかったらしいのよ。奇跡的に打ちどころがいいときってあるんじゃないかなって。草なぎ家の美談として」と大事には至らなかったと言いつつ、「でもそこから、剛は一本ネジが狂ったって言われてる」と、苦笑しながら打ち明けていた。
2021年04月09日元SMAPメンバーで俳優の草なぎ剛が3日、YouTube公式チャンネル『ユーチューバー 草なぎチャンネル』で、動画「ネットに出回っている噂を草なぎ剛に直接聞いてみた!!」を公開。堀越高等学校時代に、3年間無遅刻無欠席だったことを明かし、そのワケを語った。多くの芸能人たちが通う堀越高等学校のトレイトコース(旧:芸能活動コース)に、地元・埼玉県春日部市から、約2時間かけて通学していたという草なぎ。「30年前だ。そりゃ、電車も変わるわな(笑)。すっごい時間かかったの。電車乗って、歩いてる時間も含めたら2時間以上かかったな」と当時を振り返り、「でも3年間、無遅刻無欠席で“堀越賞”もらったの」と、芸能人だったにも関わらず、優秀な生徒に贈られる“堀越賞”を受賞したことを告白した。一方で、SMAPとしてデビューしていたことから、「高校生活も忙しいけど、芸能活動も忙しくなって。今日は早引きさせていただきますとか、今日は仕事があるんで遅れちゃってとか、そういう夢を描いてた」というが、「個人的な仕事がなくて……。地元の高校に行けばよかったっていう話で」と苦笑い。「何ら普通の高校生と変わらない。芸能コースじゃなく、地元の高校に通ってればいいじゃないか」と思ったそうで、「地元の友達は終わったらすぐ帰ってこれて、色々時間があったり。僕は行き帰りで4時間くらい無駄なわけですよ。冗談ハンバーグの世界に入ってきたなと思って」と、ギャグを交えながら当時の心境を語った。往復4時間かけて通学していることに対し、「なんか爪痕残そうと思ったのかな? それを逆手にとって、行くことに生きがいを感じざるを得なかった。無駄なことをやってるすごさみたいな。そうじゃないと、自分の気持ちに収拾がつかなくて」と、話した草なぎ。その結果、3年間無遅刻無欠席を達成することができたと言い、「そこからだよね。僕の人生の始まりは」と、人生の転機になった様子。「しかも、“堀越賞”までもらったから、すげーなって。忍耐力もついたし、その達成感が謎の自信になって。何かあったときに、『これは大変だけど、俺は乗り越える力を持ってる』とか」と、自信につながったことを明かしていた。
2021年04月07日●『未来のカケラ』は「できること」を与えてくれた2011年3月11日に発生した未曾有の災害・東日本大震災から10年。マイナビニュースでは、この震災に様々な形で向き合ってきた人々や番組のキーパーソンにインタビューし、この10年、そしてこれからを考えていく。震災から5年後の2016年に制作されたショートフィルム『未来のカケラ / Pieces of the Future』(国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル&アジア制作)。政府広報室が実施した東北支援キャンペーン「東北を元気にする作文 短編映画化プロジェクト」の最優秀作品に選ばれた、岩手県在住・岩間壮太さん(当時小学5年生)の作文「震災から4年と半年(感謝を忘れない)」を原作に、施工依頼のあった「物置」と見習い大工が向き合う姿を描いている。この見習い大工・壮太を演じた須賀健太(26)は今年3月11日、Twitterに「震災から5年のタイミングで出演させて頂いた『未来のカケラ』そこからまた5年…あの時も岩手の皆さんは『忘れて欲しくない』と仰っていました。自分なんかが言うのはおこがましいけど、この先も忘れないように考え続けたいです。一緒に」と投稿した。これまでも度々同作を取り上げていたが、そこにはどのような思いがあったのか。本人を取材すると「僕は何もできなかった」と切り出し、当時から今でも抱え続けている葛藤、そして“未来のカケラ”について胸の内を明かしてくれた。○■あのとき何かできていれば――『未来のカケラ / Pieces of the Future』のオファーを受けて、率直にどう思われましたか?東日本大震災が発生した直後、僕は何もできなかった。そういうとちょっと大げさに聞こえるかもしれないんですけど、やったのはニュースを見ることぐらいで、ボランティアとかそういう具体的な行動に移すことはできませんでした。毎年3月11日が近づくと、「あのとき何かできていれば、今の自分はちょっと違っていたかもしれない」と後悔する日々。『未来のカケラ』はそんな自分にとって、「できること」を与えてくれた貴重な機会でした。覚悟は必要でしたが、お話を頂いてすぐに返事をさせていただきました。原作となった岩間壮太さんの作文を読ませて頂いて、「建築」に対する意味合いや印象が大きく変わりました。それまでの自分は、建物に対して何も考えていなかった。同じ国に住んで同じように過ごしているはずなのに、1つの経験によってここまで違いが出てしまうものなのかと。当時小学5年生で書かれていた作文ということもあって、ハッとさせられました。お芝居の上ではあるんですけど、そういうこともしっかりと届けないといけない。当時、そう思った記憶があります。――「建築」について改めて考えることは、日常の中でそこまでないですよね。岩間さんは改めて作品を観て、「物が壊れたとしても残り続ける『思い』の強さを感じました。ただ、記憶という物は時間と共に薄れていくものでもあり、それを止めておく『物』の大切さも同時に感じることができました。そのような面でも、長い間そこに有り続ける建築物は重要」と実感したそうです。身の回りにある多くの建物。そこに建っていることは、よくよく考えると「普通」ではないんです。東日本大震災から10年を迎え、壮太さんがおっしゃっているように、自分も建物に対する意識が変わったなと感じました。5年前、電車に乗って東京から撮影地の岩手県大槌町が近づくにつれて、地面に散らばったままの破片や木材とか、地震の影響と思われる痕跡がどんどん増えていって。更地になってきれいに整備された場所を見ても、「とてつもないことが起きたんだ」ということは、震災から5年経っても十分伝わりました。ニュースで取り上げられる現地の様子を見ても、どこか自分にとっては「映像の先のもの」だったことが分かったというか。『未来のカケラ』に出演させて頂くにあたって、大槌町のロケを通じてそこを肌で感じることができたのは大きかったです。●本当の意味での「忘れない」とは――須賀さんのTwitter投稿によると、現地の人は「忘れてほしくない」とおっしゃっていたそうですね。どのようなタイミングで聞いたか覚えていますか?撮影期間中、町を挙げて応援してくださっていて。空き時間は現地の方々とお話しする機会も多かったですし、夜はおいしい海鮮料理を用意してくださいました。本当に温かい方ばかりで、「来てくれてありがとう。作品を通して人々の目に触れることがうれしい」とおっしゃっていて、「忘れてほしくない」というのも交流の場で聞いた言葉だったと思います。人間、誰でも忘れていく。毎年、この時期になるとニュースでは特集が組まれているし、目に留まる機会は増えますが、「またこの時期が来たんだ」と感じることも、忘れているに等しいんじゃないかと身をもって感じます。だからといって、僕含めて何ができるんだといったら、それはまた難しい話でもあるんですけど……現在進行系でその土地で生活している人たちがいる。撮影から5年が経ちましたが、そういうことを強く感じます。本当の意味で、「忘れない」とはどういうことなのか。この作品を通して、自分も考え続けていきたい。今生まれた子たちは、当たり前ですけど震災を知らない世代です。そういう子たちにも届いたらいいなと、5年前は漠然とそんなことを思っていました。何もできずに悶々としていた自分にとっては、自己満足なのかもしれないですけど、震災に関わるお仕事を役者という自分のフィールドでできたことが何よりもありがたかった。伝えることが仕事で、演じることも仕事。でも、キャスターさんや記者さんとは違う伝え方です。なかなかそんな機会は頂けないと思いますので、僕を選んで頂いて……でもこれは僕の感覚での「良かった」でしかないので難しいんですけど……。僕としては、関わることができて良かったです。○■「当事者ではない僕」の向き合い方――俳優でしか関われない仕事ですね。現地に行って撮影していた時期、振り返ってみると町全体で盛り上げてくださって、「来てくれてありがとう」と感謝までしてもらえた。「芝居するの照れちゃうなぁ」とか言いながら(笑)、エキストラでも参加して頂き、朝から晩までの撮影にも協力してくださいました。そして、夜はみんなで宴会。あの時間はすごく……輝かしい時間だったというか。その時に、「強さ」をすごく感じたんです。実は……僕自身も現地に行くまでは、言い方が悪く聞こえてしまうかもしれませんが、まずは「気を使うこと」を意識していました。「震災のことで傷つけてしまうようなことを言わないように」とか、「どこまで聞いていいんだろう」とか考えながら行ったんですけど、現地の方々と交流すると、みなさんすごく強くてたくましくて前向きで。そして何より、僕たち以上にその作品が出来上がることを楽しみにしてくれて、そこの良い意味でのギャップが、僕はうれしかった。現地に行くことの大切さを改めて感じた瞬間でもありました。それからすごく覚えているのが、撮影の待ち時間があって現地の方が津波の映像を見せてくださったんです。それは町が飲み込まれていく瞬間を撮った、編集されていない映像でした。うまく表現できないんですけど……あの映像は忘れられません。でも、ここから目をそらしちゃダメだなとその時すごく思って。それをみんなに見てほしいというわけではなくて、それを見た「当事者ではない僕」の、作品を通して伝えられることの質が変わったと思います。それも貴重な体験でした。――当時の須賀さんは21歳頃ですよね。俳優としてどのような時期だったんですか?役者として、今後の自分はどうなっていくのかなという不安を抱えた時期だったような気がします。その頃は頻繁に舞台に出させてもらっていて、仕事の幅を広げていきたいと思っていた時期でもあったので、何よりも映像の仕事を頂けたことがうれしかったです。――2016年2月22日に投稿されたブログでは、「大槌お宝マップ」の文面を紹介し、「この想いこそが未来のカケラだろうと僕は思い、演じさせて頂きました」と書かれていました。須賀さんにとっての“未来のカケラ”とは?「本当の意味で忘れないでいること」が、僕たちができる“未来のカケラ”なのかなと思っています。冷たく聞こえてしまうかもしれないんですけど、僕は「当事者」ではないし、そこを変えることはできない。100%理解することはできないと思うんです。でも、そこに寄り添って考え続けることはできる。僕の世代は、震災発生当時に「何もできなかった」と実感した人も多かったと思います。そんな僕ら世代が忘れないでいることが、次の世代に対して繋げていけること。そういう意味でも、すごく大事な世代だと思います。実は、現地のコーディネーターさんと個人的に今でも連絡を取り合っていて。舞台も観に来てくださって、海鮮を送ってくださったこともありました。僕は本当に良い思いしかさせてもらってないんですけど、その繋がりも大切というか。僕がこの作品に出ていなかったら、その方とも繋がれていなかった。人対人として連絡を取り合っている瞬間が、僕はすごく好きです。頻繁に連絡を取っているわけでもないんですけど、年に数回のそういう瞬間は人と人との繋がりを感じることができるので、僕にとってはこれも、大切な“未来のカケラ”なのかなと思います。東日本大震災から5年というタイミングでこの作品と出会って、今年は震災から10年という節目。震災に触れてもらえる機会の1つであり続けるように、僕はこの先もずっとこの作品を話題にして、考え続けていきたいと思います。■プロフィール須賀健太1994年10月19日生まれ。東京都出身。ドラマ『人にやさしく』(02)で注目を浴び、2006年には映画初主演作『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』で第30回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な出演作に、『ALWAYS 三丁目の夕日』全シリーズ(05~12)、『スイートプールサイド』(14)、『学校のカイダン』(15)、『獣道』(17)、『江戸前の旬』(18)(19)、『凛-りん-』(19)、『遮那王 -お江戸のキャンディー3-』(19)。2021年1月期のドラマ『青のSP ―学校内警察・嶋田隆平―』(カンテレ・フジテレビ系)に出演した。
2021年03月26日須賀健太主演『朗読劇#ある朝殺人犯になっていた』が、オンライン型劇場“THEATRE for ALL”にてアーカイブ配信中だ。2月4日から7日に渡って上演された『朗読劇#ある朝殺人犯になっていた』。原作はインターネットが一般化した現代社会の闇を、ユーモラスにミステリー仕立てに描いた藤井清美氏の小説だ。同氏の演出で上演された本作は、炎上に翻弄されながらも真犯人を突き止めていく臨場感たっぷりの新感覚朗読劇である。キャストには実力派俳優たちが集結。主人公の浮気淳弥を須賀健太、淳弥の漫才コンビの相方役に山崎大輝・赤澤遼太郎(ダブルキャスト)、佐緒里役ほかを美山加恋・宮澤佐江(ダブルキャスト)が務める。そして真凛、馬渕英里何、山崎裕太、松本利夫(EXILE)らがネットの声や淳弥をとりまく様々なキャラクターを演じ分けていく。生演奏と映像を使用した贅沢な仕掛けも見どころのひとつだ。また本作はコロナ禍で外出困難となった人たち、そして障がいや疾患、育児や介護などを理由に劇場や展示鑑賞が困難な人たちに対しても開かれた、バリアフリー型オンライン鑑賞の実現を目指す「THEATRE for ALL」事業に参画。実際に劇場でも、視覚障害や聴覚障害を持つ方も楽しめる、手話同時通訳と生音声を組み込んだコンテンツとして上演した。それに伴い、アーカイブも「手話パフォーマンス+字幕ver」、「音声ガイドver」で観劇可能となっている。■公演情報『朗読劇#ある朝殺人犯になっていた』3月24日(水)~4月6日(火)まで各回1,500円(税込)公式サイト: 公式Twitter:
2021年03月25日俳優の草なぎ剛が出演するメルカリの新テレビCM「メゾンメルカリ・新しい住人」篇が、6日より全国(一部地域を除く)で放送される。新CMは、草なぎを“メゾンメルカリ”の新住人に迎え、新たな生活のスタートを描いた内容。メゾンメルカリ住人の伊藤沙莉と高橋メアリージュンは新住人が気になり、そわそわしながら部屋の中の様子を伺う。草なぎが何もない部屋の真ん中で、お気に入りの大きなうさぎのぬいぐるみと背中合わせで座りながら部屋を見渡し、「な~んにもないって気持ちいいなあ」とくつろいでいると、「いやいや、(モノが)なさすぎやん!」と我慢しきれずおせっかいな伊藤と高橋が部屋に押し入る。草なぎが「いろいろ揃えるとお金がかかるし」と悩みを打ち明けると、伊藤は「だったらメルカリは?」と提案。お節介な住人のおかげで部屋の中が充実した草なぎは、笑顔で満足気に部屋を見渡す。その後、庭にいるタモリ演じる管理人に気が付き「あっ、管理人さん」とつぶやくと、タモリも何かに気がついた様子で「メルカリ」とつぶやき、今後2人が出会うことがあるのか展開が気になるラストになっている。約2年ぶりのメルカリCM出演となった草なぎは「家でもメルカリのCMを見ていました。今回、メゾンメルカリの住人になることができて、とても嬉しいです」と喜び、「すごく緊張をしていたのですが、伊藤さんと高橋さんが温かく迎え入れてくれたおかげで緊張がほぐれて、いい感じに仕上がったと思っています」と撮影を振り返った。さらに、2006年にフジテレビで放送されたドラマ『僕の歩く道』以来約20年ぶりの共演となった伊藤について「個人的に伊藤さんの声が好きだったのですが、変わらずチャーミングで素敵だなと思いました」と語り、久しぶりの共演を喜んでいた。また、撮影終了後のインタビューでは、草なぎお気に入りのヴィンテージギターの話に。持参したギターのお気に入りポイントを熱弁し、「5秒で考えました」という「メルカリソング2021」を弾き語りで披露した。
2021年03月05日東京都内の超高級住宅街の一角に止まったワンボックスカー。車から降りてきたのは、仕事帰りらしき草なぎ剛(46)だった。現在、草なぎはこの地に20億円とも報じられている新居を建築中だ。すでに外装は完成しているが、2月中旬のこの夜は、内装工事の進捗状況を視察するために立ち寄ったのだろう。《皆さん大河ドラマ見てくださりありがとう!これからの展開に期待して下さいね》草なぎは2月15日、そんな感謝のツイートを投稿。NHK大河ドラマ『青天を衝け』初回では吉沢亮(27)演じる渋沢栄一が、馬上の徳川慶喜(草なぎ剛)に進言をするシーンも話題になっている。草なぎにとって『青天を衝け』は、SMAP解散以降初の地上波ドラマだ。徳川慶喜役について『NHK大河ドラマ・ガイド青天を衝け前編』(NHK出版)のインタビューでこう語っている。《「新選組!」で主演を務めた香取慎吾君から大河ドラマの撮影は大変だと聞いていました。(中略)でも、その大変さに向き合うほど徳川慶喜として生きている感覚があって。ずっと演じていたいぐらい楽しいんです》俳優として新たなステージに向き合っている彼は、私生活でも新たなステージを迎えている。「昨年末の突然の入籍発表は世間を驚かせました。報道によれば、お相手は31歳の女性・A子さんで、’16年ごろから交際がスタートしたそうです」(芸能関係者)現在、豪邸を建築している土地を草なぎが購入したのは、’13年9月。約200坪で、土地代だけでも12億円ほどするという。何年も手つかずのままで放置されていたが、建築計画をスタートしたのは’19年5月ごろ。おそらくその少し前から、A子さんとの入籍と新生活を具体的に考え始めたのだろう。ある写真週刊誌は、巨大なコンクリート打ちっぱなしの外観から、新居を“要塞”とも表現している。だが、その内部は極上の癒し空間になっているようだ。■シンプル志向だった草なぎを変えた新妻この新居について、不動産コンサルティング関係者が解説してくれた。「この家の大きなポイントは3つあると思います。まず1つ目は外壁がとても高いこと、そして2つ目はパーゴラがふんだんに使われているということです」パーゴラとは、住宅の軒先や庭に設ける、つる性の植物を絡ませる木材などで組んだ棚のことだ。「つる性のバラを、棚にからませて立体的に楽しむこともできます。また夏になっても植物の葉が日陰を作ってくれて、その下でゆったりとした時間を過ごすこともできるでしょう」緑がいっぱいの庭園を造りたいというのが、草なぎ夫妻の願いのようだ。また引越し業者によって大量の観葉植物が邸内に運び込まれている様子も目撃されている。草なぎはかつて月刊誌のインタビューで、インテリアについてこう語っていた。《基本的に、僕はシンプルで何もない部屋が好き。草なぎ剛のアットホームなイメージとはちょっと違うでしょ。でも、ほんとに無機質で生活感がないくらいのほうが落ち着くんだ》(『MORE』’04年6月号)シンプル志向だった草なぎを変えたのは、新妻・A子さんなのだろうか。ちなみに草なぎが演じている“最後の将軍”徳川慶喜も屋敷の草木にはこだわったようだ。全国紙の文化部記者はこう語る。「明治維新後、静岡で隠居生活を送っていた慶喜公は1897年に東京・巣鴨に移り住みました。巣鴨の屋敷には故郷の水戸から梅が移植されて、近所の人たちからは“ケイキさんの梅屋敷”と呼ばれて親しまれたのです。“ケイキ”は“慶喜”を音読みにしたものですね。慶喜公は巣鴨で4年暮らした後は、現在の文京区春日に移ります。“質素な平屋の日本家屋”と伝えられていますが、敷地は3千坪で部屋数は40以上もあり、庭も四季折々の自然が豊かだったそうです」“緑いっぱいの豪邸”以外にも、慶喜と草なぎの共通点がある。ジーンズ収集、音楽、そしてバイク好きと多趣味な草なぎだが、慶喜も趣味が多かった。「写真撮影、油絵、釣り、狩猟などが好きでした。新しもの好きで、当時はとても珍しかった自転車も乗り回していたそうです」(前出・文化部記者)もちろん新・草なぎ邸にも趣味が反映されている。前出の不動産コンサルティング関係者は、「ポイントの3つ目が広いガレージです。これだけの都心で40平方メートル以上もとっているというのはかなり珍しいと思います」現在、草なぎは3台の高級輸入車と高級大型バイクのハーレーダビッドソンを所有している。「草なぎさんはハーレーのメンテナンスにも非常に気を使っており、広いスペースが必要なのです。実は新居のガレージには窓があり、室内から見ることができる設計になっています。それは草なぎさんが愛車を眺めるだけではなく、メンテナンスをしている草なぎさんのことを奥さんが見ることができるようにしたかったからなのでしょう」(草なぎの知人)豪華庭園に特注ガレージ……、“お殿様・草なぎ”の新居は、いたるところに愛妻のための工夫がこらされているのだ。「女性自身」2021年3月9日号 掲載
2021年02月25日草なぎ剛(46)が2月15日に放送された大河ドラマ「青天を衝け」(NHK総合)に登場した。ドラマで徳川慶喜を演じる草なぎ。主人公の渋沢栄一を演じる吉沢亮(27)とのやり取りで威厳を見せるシーンもあり、ネットでは《草なぎくんの慶喜感がすごい》《将軍の気品と近寄りがたさが出ていて、短い場面なのに息を呑んだ》《草なぎ慶喜、迫力あったな。ドラマもすぐ引き込まれた》と讃える声が。3分ほどの出演だったが、すでに話題沸騰中だ。稲垣吾郎(47)や香取慎吾(44)とともに「新しい地図」として活動を開始したのは、17年9月。以降の草なぎはテレビではなく、ネットを中心に活動してきた。「『新しい地図』を始めてからすぐにYouTubeチャンネルを開設。TwitterやInstagram、アメーバブログといったSNSもスタートしました。草なぎさんは当初、戸惑いもあったそうです。しかし次第に、新たな活躍場所を楽しむようになったといいます。役者業にも精を出していました。18年の『クソ野郎と美しき世界』や19年の『まく子』『台風家族』、20年の『ミッドナイトスワン』といった映画だけでなく舞台出演にも積極的。20年1月の『音楽劇 アルトゥロ・ウイの興隆』では、“役者・草なぎ剛”にうなる評論家も数多くいました」(テレビ局関係者)■SMAP時代、そして「新しい地図」での“2度目の下積み”草なぎ自身も、「新しい地図」での活動に手ごたえがあるようだ。20年1月、彼は本誌で「新しいことを毎年更新できてる」とコメント。さらにこう語っている。「いろんな出会いがあって。そのひとつひとつがつながっての道のり。どこに向かっているかはわからないけど、行く先々に皆さんが待っていてくれて、そこに笑顔が絶えなくて。そういう楽しかったものが、この先またいい形で開花できたらなと思います」「ネットの世界に新たに進出しているけど、テレビも好きだし、声をかけていただけるなら今年はお茶の間にもお邪魔できたらなと思います」さらにその翌月にも本誌に登場した草なぎ。「新しい地図」としての活動について「地道にやってきた」と回想している。「SMAPはジャニーズアイドルで初めて、『デビュー曲でオリコン1位』を達成することができませんでした。そうした苦い思いもあり、過去のアイドルとは違ってコントやスポーツにも挑戦するように。結果、国民的グループにまで成長することができたのです。『新しい地図』を始めてからの3年半は草なぎさんにとって、いわば“2度目の下積み”。活動の幅を広げることに精進し、ついに大河に出演することになりました。本人も大喜びのようで、《大河ドラマ。なかなか大変だけどね。楽しくやってます!》と12月にツイートしていました」(前出・テレビ局関係者)今回の大河出演に、ファンの喜びもひとしお。ネットでは《大好きな大河で大好きなつよぽんを見れるって本当に嬉しい》《大河につよぽん出てきた時、泣きそうになったよね》《つよぽんが完全に慶喜ですごい》との声が上がっている。ファンの歓声を背に、草なぎの快進撃はまだまだ続きそうだ。
2021年02月15日同名小説を原作にした『朗読劇 #ある朝殺人犯になっていた』が1月29日(金)に開幕する。主演を務める須賀健太に話を聞いた。本作は、ネット化した現代の闇をユーモラスにミステリー仕立てに描いた藤井清美の小説を、藤井自身が戯曲化し演出する朗読劇。小説を読んだ須賀は「すごくスピード感のある作品で、一気に読みました。“SNS”という身近なものが題材なのもひとつの要因だと思いますが、共感できて、想像しやすくて、だからこそ引き込まれて。この感覚は舞台でも大切にできたらなと思っています」。ある朝目覚めてみると、自分が“ひき逃げ犯”だという噂がSNSに広がっていて――という事件に巻き込まれる主人公・浮気(うき)を演じる須賀は「他人事とは思えない。きっとどんな人でもどこかに共感できると思う」とこぼす。もし、浮気と同じ状況になったら「めちゃくちゃ怖いです。どうしようもないですよね。なにをしても火に油になりそうで……。僕はなにも言えなくなっちゃうと思います。そういう意味では浮気くんはすごい。状況を打破しようとしますから」。そんな、SNSで広まっていく噂と格闘する浮気の姿はひとつの見どころになりそうだが、本作は朗読劇なので、もちろんそれは主に声で表現される。全身を使った表現が印象的な須賀にとっては真逆のことにも思えるが、須賀自身も「僕は動きと感情をセットにして演じることが多いので、朗読劇には毎回“苦手なものに挑戦する”という感覚があります」と明かす。それでも挑み続けるのは、「そのぶん、新しい感覚をもらえるから。ページをめくりながら世界に入っていく感覚だったり、台本の文字と自分たちの声だけで世界と一体化していくような感覚は気持ちがいいんです。それと今作に関しては、映像を使ったり、動きのある演出もつくらしいので、そのあたりも面白くなりそうです」。楽しみにしているシーンのひとつは、芸人である浮気が相方と共に披露する「漫才」。「特に最初の『どうも~!〇〇です』のところは楽しみです!」と、すでに楽しそうに話してくれた。さらにもうひとつ語ったのは、「後半で気持ちを吐露するシーン」。「原作を読んでいて僕は、これを伝えたいがための作品なのではないかと思ったんです。その台詞は大切にしたいです」。公演は1月29日(金)から2月7日(日)まで東京・こくみん共済 coop ホール(全労済ホール)/スペース・ゼロにて上演。視覚障害や聴覚障害のある方を対象とした“手話同時通訳”“生音声”を組み込んだ生配信(2月6日13:00/18:00)も行われる。文:中川實穗
2021年01月22日俳優・猪塚健太の2021年版カレンダー『猪塚健太2021.04-2022.03 Calendar』(アミューズ 2,700円)が、3月に発売されることが決定した。予約は8日にオンラインショップ「A! SMART(アスマート)」で開始し、24日までの対象期間内に注文した全てが本人の直筆サイン入りとなる。舞台・映画『娼年』や、A New Musical『FACTORY GIRLS~私が描く物語~』、ドラマ・映画『今日から俺は!!』など様々な作品に出演し、2月には、ダブル主演を務めたFOD連続ドラマ『ポルノグラファー』の劇場版『劇場版ポルノグラファー~プレイバック~』の公開を控える猪塚。エンターテイメント業界にとって厳しい年になった2020年を経て「2021年はその分もみなさんの期待に応えたい! 楽しんでいただきたい!」という本人の思いから、カレンダーのテーマは”13人の猪塚健太”に決定。等身大を切り取った表紙から始まり、12カ月分それぞれのシチュエーションに応じてすべて違う役になりきる。幅広い役を演じることから実力派俳優と評判も高い猪塚の魅力を活かし、写真の先にあるストーリーを想像しながら楽しめるものとなっている。甘い顔立ちを活かしたあどけない表情からセクシーな表情まで、「こんな猪塚を見たかった」という期待に応えるバリエーション豊かなカレンダーが完成した。猪塚のお気に入り写真は、頬や首元にキスマークがついた色気たっぷりなカット。「少し大人な仕上がりになっていますが、みなさんが十分に妄想を膨らましていただけるような1枚」と手応えを見せる。さらにファンへ向けて「今回も最強のスタッフチームと最高のカレンダーを作ることができたので、13人の僕を、いや、26人分、39人分の僕を1年間側に置いていただけると幸いです」とアピールした。
2021年01月08日12月30日、草なぎ剛(46)が一般女性との結婚を発表した。各メディアによると、草なぎは所属事務所を通じて「これからも、今までと変わらぬスタンスで仕事を続けていきたいと思っておりますので、皆様にも応援していただけるよう、日々精進してまいります」と報告。続けて、「このような状況下での報告になりましたが、新型コロナウイルス感染拡大の一日も早い終息を願っています」とコメントしたという。19年には一部週刊誌で、都内にある約200坪の土地に住宅を建てることも報じられた草なぎ。舞台や映画出演など多忙を極めていたものの、しっかり愛を育んできたようだ。年末の“駆け込み婚”となったが、同日は愛犬・クルミちゃんの誕生日でもあるという。草なぎにとって、いっそう大切なアニバーサリーになりそうだ。「17年3月に飼い始めたクルミちゃんは、何度かテレビ出演したこともあるんです。日頃から草なぎさんの行動をよく観察しているそうで、台本を読んでいるときなどは大人しくしているとか。クルミちゃんは今年3月に、3匹の子犬を出産。最近はクルミちゃんとレオンくん親子でYouTubeに登場し、ファンを和ませています。草なぎさんは理想の女性に『クルミを好きでいてくれる人』と言うほど、愛犬たちはかけがえのない家族なのです」(芸能関係者)今年9月に公開された映画『ミッドナイトスワン』では、“母”になりたかった主人公としてトランスジェンダー役にも挑んだ草なぎ。同月には本誌に登場し、役づくりについて「クルミちゃんが子どもを授かって育てられたことが僕にとって大きくて」と語っていた。新型コロナウィルスの不安が広がるなか、「家族のつながりが心の支えになっていた」という草なぎは“結婚願望”についてもこう話してくれた。「いい年なんでね、誰か一緒にいてくれたほうが安心するし、両親も心配してると思うから、そろそろ落ち着かなきゃなって思うんだけど。周りの友達を見ても、父になるってステキなことだなとうらやましいし。子どものことを考えたら早く結婚しなきゃ、『運動会で走れるかな?』とか考えるよね(笑)。機会があって、いい家族が持てればなと思います」21年にはNHK大河ドラマ『青天を衝け』の出演や、主演ドラマ『ペペロンチーノ』(NHK BS)の放送も決定している草なぎ。公私ともに順風満帆な彼に、祝福が寄せられている。《つよぽーーーん!結婚おめでとう!!くるみちゃんの誕生日がさらにハッピーな記念日になったのね。 今年一番嬉しいニュースでした》《つよぽん!ご結婚おめでとうございますこんな日が来るなんてビックリだけど、クルちゃんのお誕生日に入籍だなんて、ほんわかしました》《剛くんビックリしたけど おめでとう!クルミちゃんの誕生日に結婚なんて素敵すぎるよ。 末永く幸せになってね》
2020年12月30日お笑いコンビ・キャイ~ンの天野ひろゆきが30日、一般女性との結婚を発表した草なぎ剛をツイッターで祝福した。草なぎはこの日、婚姻届を提出。所属事務所を通じ、「これからも、今までと変わらぬスタンスで仕事を続けていきたいと思っておりますので、皆様にも応援していただけるよう、日々精進してまいります」とコメントを発表した。天野は相方・ウド鈴木と共に撮った思い出のスリーショットをアップし、「うぉー、今つよぽん結婚!」と興奮。「こんな嬉しいサプライズは、なんぼあってもいいですからね」と喜び、「本当におめでとう」とメッセージを送った。天野が投稿した写真は、昨年11月に草なぎが行ったライブイベント「草なぎ剛のはっぴょう会」後の一枚。当時のブログでは会場まで足を運んだことを明かし、「歳をとると、失敗を恐れたり、なるべく恥をかきたくないという気持ちが強くなり、次第に自分で挑戦を諦めたり、限界を決めたりしてしまうものだ」「しかし、つよぽんにはそれがない」「その姿を見ていたら人生を楽しんで生きてるかい?とお尻を叩かれたような気持ちになったりした」と感想をつづっていた。
2020年12月30日元SMAPの草なぎ剛が30日、一般女性と結婚したことを、所属事務所を通じて発表。新しい地図としてともに活動している稲垣吾郎と香取慎吾も祝福のコメントを寄せた。稲垣は「これからも良き仲間として、ファンの皆さまと共に、夢を叶えていきましょう」、香取は「つよポン、おめでとう! びっくりぽん! まだまだこれから、一笑懸命がんばりましょう!」と祝福した。なお、草なぎは「これからも、今までと変わらぬスタンスで仕事を続けていきたいと思っておりますので、皆様にも応援していただけるよう、日々精進してまいります。このような状況下での報告になりましたが、新型コロナウイルス感染拡大の一日も早い終息を願っています」とコメントした。
2020年12月30日元SMAPの草なぎ剛が30日、一般女性と結婚した。同日、所属事務所を通じて発表した。事務所は「新型コロナウイルス感染拡大で、世界中が困難な状況の中でございますが、本日12月30日 草彅剛が入籍の届け出をさせていただきましたことをご報告させていただきます。なお、お相手は一般の方になりますので、取材等につきましてはお控えくださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」と報告した。草なぎもコメントを寄せ、「これからも、今までと変わらぬスタンスで仕事を続けていきたいと思っておりますので、皆様にも応援していただけるよう、日々精進してまいります」と決意を新たにし、「このような状況下での報告になりましたが、新型コロナウイルス感染拡大の一日も早い終息を願っています」と記した。
2020年12月30日俳優の桐谷健太が、15日から放送される小学館「児童学習誌『小学一年生』」の新CM「ピッカピカの一年生」のCMソングを歌う。“ピッカピカの 一年生♪”というおなじみのフレーズ。昨年、このフレーズが使われたCMが約25年の時を経て復活すると、Twitterで960万回以上、YouTubeで360万回以上再生されるなど大反響を呼んだ。今回は、来年春に小学一年生となる子どもたちをカメラに収めた2021年度版を公開。CMだけでなく、YouTubeやTwitter、Instagramの「小学一年生 編集部公式アカウント」からも見ることができる。このメロディを歌うのは、来年春に子どもが小学一年生になる桐谷。「僕もこのCMは子どもの頃から見ていたので、まさか自分がこうやってCMソングを歌わせていただくことになるとは夢にも思いませんでした」と驚きつつも、「とっても嬉しいです」と喜びをあらわに。さらに今年を振り返り「2020年は大変なことがたくさんありましたが、そんな時でも変わらずピッカピカに輝く小学一年生たち。お父さんやお母さんだけでなく、日本中もきっと彼らの輝きで元気になってくれるはずです。ピッカピカの一年生がいる限り、未来は絶対に明るいと思います」と、力強いコメントを寄せた。
2020年12月15日