アイドルグループ・V6の森田剛が10日、都内で行われた主演舞台『FORTUNE』の公開フォトコールに登場し、吉岡里帆、田畑智子、根岸季衣、鶴見辰吾とともに取材に応じた。同作は『ポルノグラフィー』『ハーパー・リーガン』『夜中に犬に起こった奇妙な事件』など、多くの戯曲を生み出した、イギリス演劇界を率引する劇作家・サイモン・スティーヴンスが、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの代表作『ファウスト』を大胆にも現代のロンドンを舞台に置き換えた意欲的な新作。全てを手に入れるために悪魔と契約を結び、闇へと堕ちていく二面性を持った主人公・フォーチュンを森田が演じる。世界初演となる同作に、「ドキドキしてますね、久しぶりに。この緊張感はなかなかないですよね」と心境を表した森田。ベテラン陣も「まだまだこれから直しがあると思う」(根岸)、「先ほどまで舞台稽古をやっていて、やっと最後まで全貌が見れた」(田畑)、「何しろ世界初公開ですからね」(鶴見)とそれぞれにプレッシャーを感じている様子。また舞台経験が少ない吉岡について、森田は「いやもう、すごいです。なんだろう、やっぱ見た目とは違って、芯があって、すごく男っぽいと言うか、強い女性だなという感覚」と語る。森田の言葉に頷いていた鶴見も「吉岡さんが、フォーチュンに引導を渡すシーンがあるんですけど、『吉岡さんってこうやって男性を振るのかな』って、見ててどきどきしましたね」と笑顔を見せ、吉岡は「恥ずかしいです」と照れていた。逆に吉岡から見た森田については「どんなときもとてもおおらかに受け止めてくださる。自分も初めてのことばかりで慣れない舞台ですし、きっとどんなアプローチをしても受け止めてくださるんじゃないかと思いながら、もっともっと新しいことを見つけなきゃなと。かっこいい座長だな、ついていきたいと思います」と絶賛。さらに吉岡が「座組のみんなでの食事会を開いてくださって、新年会みたいな感じで嬉しかったし、楽しかったです。おうちでお寿司やいろいろなお料理をいただきました」と明かすと、レポーターも「森田さんの家に呼んで!? お寿司!?」と驚く。田畑も「先輩方(鶴見・根岸)はいなかったんですけど、ほとんどのキャストでおじゃましてしまいました」と様子を語った。森田について、鶴見は「日に日にどんどん熟していって、いいキャラクターを形成しているなと。特にこの芝居はエネルギーが必要で、我々は100人分演じようと思って頑張ってるんですけど、森田さんは1,000人分演じています」と表現し、森田は「うれしいです。この言葉で、勇気をもらいました。がんばれそうです」と喜ぶ。V6のメンバーの観劇予定については「どうでしょうねえ。きて欲しいですけどね」と希望しつつ、25周年を迎える同グループの活動としても「もちろん、がんばります」と意気込んだ。東京公演は東京芸術劇場 プレイハウスにて2020年1月14日~2月2日(プレビュー公演1月13日)、 松本公演はまつもと市民芸術館 主ホールにて2月7日~9日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて2月15日~23日、 北九州公演は北九州芸術劇場 大ホールは2月27日~3月1日。
2020年01月13日俳優の草なぎ剛が10日、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場で主演舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』の公開舞台稽古に参加し、ギャング団のボス役を熱演した。本作は、ドイツ演劇の巨匠ベルトルト・ブレヒトの大作で、ヒトラーが独裁者として上り詰めていく過程をシカゴのギャングの世界に置き換えて描く音楽劇。生演奏のファンクミュージックに彩られ、シカゴのギャング団のボスである主人公アルトゥロ・ウイに扮した草なぎがエンターテイナーとしての魅力を最大限に発揮する。公開舞台稽古で草なぎは、ドラムロールが鳴り響くと、派手なマントを羽織って登場。そのマントを脱いで踊り、中央奥のステージに上がってジェームス・ブラウンの「Get Up Sex Machine」をシャウトしながら歌った。そして、ステージ上で踊り狂う場面もあり、力強い歌とダンスで魅了。また、相手を脅して激しい口論を繰り広げるシーンでは、ゾクッとするようなギャング団のボスらしさ全開の迫真の演技を見せた。『バリーターク』(2018年)以来、2度目のタッグとなる演出の白井晃氏とともに囲み取材にも応じた草なぎは、「先ほど全部つながったので、最後まで舞台がたどり着けるかどうか、途中止まるかなと。ちゃんとできたら褒めてください」と冗談交じりに話し、「すごくやることが多くて、稽古場で2回通したんですけど、実際に舞台上でいろいろな転換とか、そういうものを今日初めて。40分くらい前に『あ、こういう舞台なんだな』って初めてわかりまして」と笑いながら打ち明けた。そして、「明日から幕を開けます。膨大なセリフの量で正直まだセリフを覚えていないんですけど、明日まで時間があるのでなんとかなるんじゃないかなと」と不安も吐露しつつ、「白井さんとタッグを組んで今までにないような草なぎ剛が見えると思いますし、白井さんの演出も斬新でしびれる感じになっています」とアピールした。ギャング団のボスという役どころは自身とはかなりかけ離れているようで、「僕は怒ったりあんまりしない。正直お芝居って疲れますよね。怒りたくないのに怒ったり、泣きたくないのに泣いたり。そういう仕事なんでね。自分の気持ちを起こして起こして毎日努力しています」と告白。「言い聞かせている?」と聞かれると、「そうですね」と返し、「俺は今だけでも怖い人になる!」と自身を奮い立たせた。白井氏は「草なぎさんがギャング団のボスをやっていただけるというのがまず一つの大きな見どころ。ヒトラーがワーグナーの曲を人々の気持ちを盛り上げるために利用したように、今回はジェームス・ブラウンの楽曲を盛り込んでいるので、草なぎさんも一緒に歌い狂い踊る、その姿もまた見どころではないかなと思っています」と本作の魅力を説明。また、ヒトラーを模したギャング団のボスを草なぎが演じることに「独裁者は人を巻き込んでいく力が必要ですが、(草なぎは)人の気持ちを引き寄せるすごくチャーミングな面をお持ちなのでこの役どころにも合っていると思う」と太鼓判。「この剛さんが最後には恐ろしいギャング団のボスになっていくというのが僕としては一番見たかった部分。そこを体現していただいているのでうれしい。チャーミングなところから怖い剛さんを見ていただけるのが楽しみ」と話した。さらに、「世の中がちょっと危ない空気がある中で、この作品がとても時代を映す鏡として意味のある作品になっていると思います」と述べ、「それを草なぎさんという稀有な才能の方にやっていただけるということが非常にうれしいですし、たくさんの方に見ていただけるのがうれしい」と喜びを語った。
2020年01月11日俳優の草なぎ剛が10日、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場で主演舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』の公開舞台稽古を行い、演出の白井晃氏とともに囲み取材に出席。地上波バラエティ出演の話題になり、テレビへの意欲を聞かれると「仕事ください!」とアピールした。草なぎは、稲垣吾郎と香取慎吾とともに日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の年末特番などに出演し、大きな話題に。「今年はテレビにバンバン出ていきたい?」と聞かれると、「そうですね。声を掛けてもらえれば、もちろんそういう気持ちはありますので」と意欲を見せ、「仕事ください!」と笑いながら呼びかけた。本作は、ドイツ演劇の巨匠ベルトルト・ブレヒトの大作で、ヒトラーが独裁者として上り詰めていく過程をシカゴのギャングの世界に置き換えて描く音楽劇。生バンドによるファンクミュージックに彩られ、シカゴのギャング団のボスに扮した草なぎがエンターテイナーとしての魅力を最大限に発揮する。草なぎは「先ほど全部つながったので、最後まで舞台がたどり着けるかどうか、途中止まるかなと。ちゃんとできたら褒めてください」と冗談交じりに話し、「でも大丈夫です。白井さんが演出してくださっているので。見どころはすべてだと思います」とアピール。「すごくやることが多くて、稽古場で2回通したんですけど、実際に舞台上でいろいろな転換とか、そういうものを今日初めて。40分くらい前に『あ、こういう舞台なんだな』って初めてわかりまして」と打ち明け、「ちゃんとできたらすごくエンターテイメント性の高い、ものすごく良い作品になるんではないかと。あとは僕がちゃんとやればいいんだなと思っています」と語った。さらに、「明日から幕を開けます。膨大なセリフの量で正直まだセリフを覚えていないんですけど、明日まで時間があるのでなんとかなるんじゃないかなと」と不安も吐露しつつ、「白井さんとタッグを組んで今までにないような草なぎ剛が見えると思いますし、白井さんの演出も斬新でしびれる感じになっていますので、ぜひともよろしくお願いします」と呼びかけた。舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』は、1月11日~2月2日に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場にて上演。
2020年01月10日叫び、泣き、笑い、憎悪し、倒し、あの手この手で人を騙して……。激しい感情表現が要求される難役に草なぎ剛(45)が挑む。新作舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』(1月11日〜2月2日、KAAT神奈川芸術劇場にて上演)は、ヒトラーが独裁者として上り詰める過程をシカゴのギャングの世界に置き換えて描く。ファンクミュージックをちりばめた斬新な演出の意欲作だ。草なぎが演じるのはギャングのボス“ウイ”。「(演出の)白井晃さんとディスカッションしながら、汗を垂らしながら、楽しみながら稽古しています」という草なぎを、’19年12月中旬の某日、稽古場を訪ねた。この日の稽古は、草なぎ演じるボスが子分たちを説得していくという場面。互いの思惑と、それぞれの感情の動きを丁寧に表現する細やかな演出。指示を受けた草なぎは動きをつけながらセリフを復唱し、自分のものにしていく。低温の穏やかなトーンから、感情が高ぶり爆発するシーンを繰り返しながら、ウイという役を徐々につかみつつあるようだった。稽古が休憩に入ると、いつもの柔らかい表情に。差し入れの柿や焼き鳥でエネルギー補給しながら、本誌記者やカメラマンにも「みんなも食べてってね」と気さくに声をかけてくれる。「最近、悪役が多いけど、僕はいい人だからね(笑)」本作では、3時間出ずっぱりで、セリフ量も膨大。稽古を始めたばかりの草なぎは、「よくぞここまでしゃべるなって。でも何言ってるのか、意味わかんないんだよね」「ずっとステージ上にいるから、いつ水分補給するんだろって心配で」と記者を笑わせながらも、「今回は音楽劇なので、音楽によって眠っているウイの魂が呼び覚まされるような……。それができたらお客さんに新しい感動を届けられるんじゃないかな。また知らない扉を開けてくれるような気がしてる。舞台って、わからなければわからないほど未知の自分に出会えるから」と役者の顔を見せる。「最後まで分からずじまいかもしれないけど(笑)」。新しい地図として2年。これまでと違った役の舞台や映画、初のファンミーティング、8年続けてきたギターによるライブなど挑戦を続けている。「新しいことを毎年更新できてる。共演者の方々、舞台『道 La Strada』の演出家デヴィッド・ルヴォーさんとか、最近だと映画『ミッドナイトスワン』(公開日未定)の内田英治監督とか、『ギターはっぴょう会』では斉藤和義さん、奥田民生さん、和田唱さん、田島貴男さん……。いろんな出会いがあって。そのひとつひとつがつながっての道のり。どこに向かっているかはわからないけど、行く先々に皆さんが待っていてくれて、そこに笑顔が絶えなくて。そういう楽しかったものが、この先またいい形で開花できたらなと思います」’20年は元日から『7.2新しい別の窓(ななにー)』(AbemaTV)で幕開け。昨年末には、ユースケ・サンタマリアとタッグを組む『なぎスケ!』(Amazon Prime Video)の配信もスタートしている。加えてファンを喜ばせたのが、年末年始の人気番組『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』への出演。テレビに草なぎ剛が帰ってきた!「久々の地上波、あがりましたよ。リアルガチで、ヤバイよヤバイよ〜(笑)。出川さんは『「ぷっ」すま』とかでもお世話になってたからリラックスできましたけどね。呼んでいただけるのはうれしいです。ネットの世界に新たに進出しているけど、テレビも好きだし、声をかけていただけるなら今年はお茶の間にもお邪魔できたらなと思います」勢いに乗って迎えた今年。実は最近本誌の占い企画で、“剛”という名前の付く人が’20年に注目を集めるという結果が出たことをつたえると、「そうなの!?よかった!やった!頑張るよ!!」と、さらにテンションアップ。ただし、“いい意味でも悪い意味でも注目される”と告げると、「それはちょっと気をつけないとだね。引き締めないと。ハハハハ〜」と笑う。屈託のない人柄のよさに、調子にのってもう一歩、“電撃発表とかあったりします?”とプライベートなことに踏み込むと……。「それはちょっとわからないよね、この年だから。そのときそのとき、自分に素直に生きていきたいですね」「女性自身」2020年1月21日号 掲載
2020年01月10日草なぎ剛とKAAT 神奈川芸術劇場芸術監督の白井晃が、2018年に好評を博した『バリーターク』以来、早くも2度目のタッグを組む。作品は、『三文オペラ』などで近代演劇に多大な影響を与えたベルトレト・ブレヒトの戯曲『アルトゥロ・ウイの興隆』。ナチスに追われて1933年から15年に及ぶ亡命の旅に出たブレヒトが書いた作品だ。ヒトラーが独裁者としてのしあがっていく姿をシカゴのギャングに置き換えて描いた物語で、今回はファンクミュージックをちりばめて再構築する白井版。その初日がいよいよ1月11日(土)に幕を開ける。シカゴギャングたちが英雄として描かれる映画が人気だった時代。ギャング団のボス・アルトゥロ・ウイは、政治家のドッグズバローの不正取引について情報をつかむ。さっそくドッグズバローをゆすり、それを足がかりに勢力を拡大してゆくウイ。人々が彼を“英雄”のひとりとして見ているうちに、独裁者への階段を駆け上っていたウイを、はたして誰が抑えられるのか……。ブレヒトは亡命先のアメリカでギャングの存在に興味をもち、禁酒法時代の伝説のギャング、アル・カポネにヒトラーとの共通点を見つけ本作を執筆。1941年に執筆を開始するも、その初演はブレヒトがこの世を去った2年後、1958年のドイツ・ヴュルテンブルグ州立劇場だったという。第2次世界大戦後13年でようやく上演されたという事実は、ヒトラーの残した傷跡がいかに根深いものだったかを証明しているだろう。それからさらに62年。今の世界状況はブレヒトが冷ややかに見つめていた当時と、少しずつ輪郭を同じくしていると言われる。ヒトラーの絶妙な演説が大衆を心地よく酔わせ、“浮動票”といわれる層を掌握することによって独裁者となったことは有名だ。そのブレヒトの視点は保ちつつ、白井は今回、劇中の音楽をキング・オブ・ソウルと呼ばれるジェームス・ブラウンの楽曲を中心に構成。「68〜72年のFUNKサウンドを現代に蘇らせる」をコンセプトに30年近く活動しているオーサカ=モノレールの生演奏で贈る。宣伝ビジュアルでは、ナチスの軍服を思わせる赤と黒の衣裳を着込んだ草なぎの不敵な姿が印象的だ。社会状況と地続きの芸術といわれる演劇。その生の舞台で、役者・草なぎ剛のまた新たな表情が見られるに違いない。KAAT 神奈川芸術劇場 ホールにて2月2日(日)まで上演。文:佐藤さくら
2020年01月10日元SMAPの草なぎ剛が1日、アメーバにてオフィシャルブログを開設。愛犬クルミのイラストを公開し、画伯ぶりが話題を呼んでいる。この日、稲垣吾郎、草なぎ、香取慎吾によるAbemaTVのレギュラー番組『7.2新しい別の窓』の元日スペシャル(15:00~22:15)が生配信され、昨年に引き続き3人による“SNSシャッフル”を発表。稲垣はインスタグラム、草なぎはブログ、香取はYouTubeをそれぞれ始める。番組終了後、「12月30日 クルミちゃん3歳の誕生日」と題して初めてブログを更新した草なぎ。「真っすぐ見つめる瞳は、かがやく黒いダイヤモンドだ。僕の心を正してくれる、クルの神(しん)である。」と12月30日で3歳の誕生日を迎えた愛犬“クルミ”について触れ、「これからもクルミちゃんヨロシクネ!たくさん遊んで、楽しい思い出作りましょう。僕の所に来てくれて、ありがとう!」と“クルミ”へメッセージを送った。ブログでは、「3」や「クルミ」の文字も入った手書き“クルミ”の絵も公開。この投稿にファンからは、「クルミちゃんの絵にインパクト大」「なかなか衝撃的なクルミちゃん」「草彅画伯 降臨だあ」「つよぽん画伯最高!」「クルちゃん愛が伝わる絵」「画伯の絵!」「相変わらず画伯~笑笑」「くるみちゃんの絵、愛を感じます」「すごいです…なんか…」「ちょっと笑っちゃうwww」「可愛らしい絵」「愛情たっぷり」「クルミちゃんへの愛ある絵と文章素敵」「さすが画伯」「草彅画伯の腕は落ちてませんね」などのコメントが殺到している。
2020年01月02日12月27日放送のNHK「あさイチ」に、“新しい地図”の草なぎ剛がゲスト出演。久々の地上波生放送出演に緊張の面持ちながら、故・大杉漣さん、高倉健さん、つかこうへいさんとの思い出を語った。その姿に視聴者から感動の声が集まっている。久々の地上波出演、しかも生放送ということもあり緊張の面持ちでトークに臨んだ草なぎさん。番組では今年2月に行われたファンミーティングの模様や、YouTuberとしても活動している草なぎさんの撮影の裏側も紹介。「『ぷっ』すま」で長きにわたり共演し、Amazonプライムビデオで配信中の「なぎスケ!」で再び共演中のユースケ・サンタマリアがVTR出演し、久々の生放送トークで緊張気味の草なぎさんにエールを送る。そんな草なぎさんの姿に「一つ一つの言葉、仕草、じっと見つめる姿だけで息を呑む」「久しぶりに剛くんの笑顔を見てホッとした」「一年のご褒美をもらった気がする」といった声が続々届く。その後話題は草なぎさんにとってかけがえのない人として大杉漣さん、高倉健さん、つかこうへいさんという3人の俳優、演出家との思い出やエピソードトークへ。7年ほど前からギターをはじめたという草なぎさんだが、そのきっかけとなったのが、舞台で共演した大杉さんが楽屋でギターを弾いているのを目にしたことだったという。それからは共演の際には楽屋でコードを教えてもらうようになったという。また高倉さんとの交流のきっかけは草なぎさんが一時活動を休止した時期に、高倉さんから手紙をもらったことがはじまりで、高倉さんは事務所に直接手紙を持ってきたといい、その手紙が落ち込んでいた時の励みになったと振り返り、そこから手紙のやりとりをするようになったことが、映画『あなたへ』での共演につながったと当時を回想。そしてつかさんとは舞台「蒲田行進曲」に出演した際、口立てで演出をつけてもらった時のことを振り返り、いつもつかさんが頭のどこかにいて、舞台のなかで“手を抜ける”タイミングでも「それをやったら終わるぞ」と自分を叱咤激励してくれると、懐かしむような表情で語っていた。視聴者からは「大杉漣さん、つかこうへいさんのことも。ジーンときた」「御三方それぞれへの思いを、素敵なエピソードとともに剛の口から聞けるなんて…」など、感動のコメントが多数。密度の濃いトークに「長年培ったバラスキルで盛り上げるつよぽん、さすが!」「ファンも納得の完璧な内容だった」と、視聴者からも絶賛の声が寄せられている。(笠緒)
2019年12月27日「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」新春3時間SPに、稲垣吾郎&草なぎ剛&香取慎吾がゲストライダーとして登場することが分かった。3人がテレビ東京で“単独ロケ”をするのは、「愛ラブSMAP!」以来23年ぶり。出川哲朗と3人はこれまで何度もバラエティ番組で共演しており、2016年には「SMAP×SMAP」のBISTRO SMAPのコーナーで出川さんが大好きだという「ヤバい!カレー」のオーダーを叶え喜ばせ、香取さんとは「香取慎吾の天声慎吾」や「おじゃMAP!!」で、草なぎさんとは「ぷっすま」で何度も共演した。さらに、昨年のAbemaTV「7.2 新しい別の窓」では出川さんがYouTuber草なぎさんと本気の「七番勝負」を繰り広げ、これを見た香取さんがTwitterで絶賛していた。まさに相思相愛で今回番組共演が実現!番組プロデューサーも今回の実現について「あれはそう…澤穂希さんとのロケが終わった後、帰り際出川さんと相模湖にある中華屋さん台湾料理幸楽園で豚肉とキクラゲの卵炒めを食べていたとき、ふと出川さんが『3人に出てもらえたら…オモシロイよね』といった一言からだった」ときっかけを明かし、「まさか本当に実現するとは。しかも、吾郎さん、剛さん、慎吾さん三人揃っての出演なんて」とコメントした。「出川哲朗の充電させてもらえませんか?行くぞ!令和最初のお正月は超パワスポ“伊勢神宮”!関宿から松阪、鳥羽、志摩おめでたスポット巡る15キロ!ですがひぇ~吾郎ちゃんにつよぽんも慎吾ちゃんもハチャメチャすぎてヤバイよヤバイよ!新春3時間SP」は2020年1月2日(木)17時55分~テレビ東京系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年12月10日Amazonプライム会員向けの動画配信サービス「Amazon Prime Video」にて独占配信される、草なぎ剛&ユースケ・サンタマリアが出演する新番組「なぎスケ!」から60秒の番組予告と1話の場面写真が解禁された。本番組は草なぎさん、ユースケさんの2人が大人の趣味を増やしていくべく、毎回いろんな企画にチャレンジしていくリアル型バラエティ番組。毎回豪華なゲストを招き、ゲストのハマっている趣味や興味があることを一緒に挑戦しながら、“夢中になれる何か”を求めていくという。記念すべき第1話は懐かしのBarで再会!なぎスケ合作のオープニング曲も完成この度配信に先駆けて番組60秒予告が完成。第1話はファンにはどこか見覚えのあるBarでの再会からスタート。お客さんに扮した草なぎさんがバーを訪れるが、バーテンダーに扮したユースケさんからお酒らしきものを提供されるとなぜか大爆笑!2人のリラックスした表情からは、1年9か月ぶりの再会とは思えない変わらない空気感が感じ取れる。また、ユースケさんが「あれからコレはどーなってるんだ?」と草なぎさんの恋バナ(?)に探りを入れるシーンや、「イカ釣り絶対やんねー!」とユースケさんがまさかの猛烈批判を繰り広げるシーンなど、グダグダトークを目にすることができる。さらに「なぎスケ!」をイメージしたフレーズをふとギターを手にした草なぎさんが弾き始めると、それに合わせてユースケさんがリズミカルに体を揺らして歌詞を書き起こしていく。陽気に口ずさむユースケさんに対し、大爆笑する草なぎさんの姿で締めくくられており、本編が楽しみになる映像だ。草なぎさんは、「『ぷっ』すま」第1話も「そんな感じだったのを思い出しました」とコメント。番組オープニング曲については「なんか不思議なもので、二人でやっていると一応は形になるようなところがあるので。それはずっと番組を一緒にやってきた二人の向かう方向性というか、化学反応が起きるような感じがする」と明かす。一方、ユースケさんは「ツヨシはコード2つくらいしか弾かないし、あのやり方でやらないと早く終わらないですよ。俺が勢いで作りましたけど大丈夫でしたか?」と言いながらも、「ゆるさもあるし、キャッチーさもちょっとあるし、勢いで作ったものにしかない何か良さがあるんですよ。その良さが出ていたな」とふり返っている。「なぎスケ!」は12月19日(木)より毎週木曜、Amazon Prime Video にて独占配信開始。※全52話配信予定/初回は5話一挙配信(text:cinemacafe.net)
2019年12月03日元SMAPの草なぎ剛が27日・28日、東京・昭和女子大学人見記念講堂で自身初のソロライブ「草なぎ剛のはっぴょう会」を開催。終了後に報道陣の囲み取材に応じ、ライブの感想などを語った。これまで草なぎが書きためてきた楽曲の初の「はっぴょう会」。初日の27日は奥田民生と和田唱(TRICERATOPS)、2日目の28日は斉藤和義と田島貴男(ORIGINAL LOVE)がゲスト出演し、草なぎとのセッションも披露した。ライブ終盤、草なぎは「日本一幸せな環境でギターを弾けています。昨日から夢の中にいる感じ。レジェンド方に挟まれて…。本当にありがとうございます」と喜びを語り、「これからも練習して、少しでもいい音楽を届けられるように頑張りますのでよろしくお願いします」と成長を誓った。囲み取材では「今までも音楽に触れてきてコンサートをやってきたんですけど、新しい音楽の世界に飛び込んだかなという気持ちです」と心境を告白。アイドルとして数々のステージを経験してきた草なぎだが、弾き語りライブは初めて。「自分でリズムを作るというのはまったく新しい感覚。今まで歌もやってきたけどまた違う自分の感情が出てくる感じがあるので楽しい」とうれしそうに話した。「はっぴょうかいのテーマ」、「いま・新しい地図」、「クルミちゃんの唄」など、自身作詞作曲の歌を届けた草なぎ。どういうときにひらめくのか聞かれると、「なんか好きなんですよね。言葉遊びとか。ちょっと向いているんじゃないかなと思っているところがあって。うまくはまりやすい言葉だったり、適当に浮かんでくるので、遊びながら作っている」と明かした。ステージのセットは、草なぎが大切にしているジーパンやバイクなど私物がずらり。総額どれくらいか聞かれると「総額は2億。買った時の値段はそれくらいです。本物のビンテージしか置いてないので」と答え、「僕の人生が詰まっている」とコメント。「搬入のときに立ち会わないといけない」と大変さも打ち明けるが、「毎回続けたい」と話した。そして、「細部にわたって作りものがなく全部本物。ずっと見てられる。1つだけ偽物は、俺の歌とギターテクニック(笑)。俺もいつか本物のギター弾けるようになりたいなと思った」と私物セットを見て奮い立ったそう。「本物のギターの弾き語りの方はこういうことなんだって感じられて、それが血となり肉となり、みなさんに届けられるように生まれ変われたらと思います」と豪華ゲストからも刺激をもらったようだ。
2019年11月29日稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナで開催された「ParaFes 2019~UNLOCK YOURSELF~」に出演。イベント後に囲み取材に応じ、それぞれ今年を振り返った。稲垣は「2017年に新しい地図として始めさせていただいてがむしゃらにやってきているんですけど、今年はもう少し地に足をつけて、落ち着いて、焦らず、一つ一つ仕事と向き合って充実した良い一年を過ごすことができた。個人個人としてもそれぞれお芝居とか、僕はレストランのディレクションをやらせてもらったり、初めての挑戦も多かったですし、それにファンの方がついきてくださって、一緒に夢を叶えているなという幸せを感じました」としみじみ。「来年も良い一年にしていきたい。年明けにはファンミーティングもありますので、そこでファンのみなさんに会えるのを楽しみにしていますし、夏にはいよいよパラリンピック。一日一日その期間を大切にして、近くで参加させていただきたいなと思います」と来年を見据えた。草なぎは「初めてファンミーティングをここでやったり、新しい挑戦がたくさんできた年だった」と振り返り、「今年学んだこと、ファンの方にいただいた気持ちだとか、一緒に過ごした時間だとか、そういうものを自分の中で原動力というか進む力に変えて、来年も楽しいことができたらと思っています」とファンへの感謝を込めてコメント。香取は「今年は絵で日本初個展をさせていただいたり、自分の新しい初めてのことを経験させていただき、さらに今、CDのアルバムのためにレコーディングを…もう終わったんですけど、2020年1月にCDを発売します!」とアルバムに触れ、「パラリンピックの2020年に乗っかって、『20200101』(ニワニワワイワイ)。こんなお祭りの年はないじゃないですか。そのはじまりの1月1日にソロアルバムを発売します! ぜひCD買ってください!」とアピールした。同イベントは、パラアスリートとアーティストたちが出演するライブエンターテインメント。昨年に引き続き、日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)のスペシャルサポーターの稲垣、草なぎ、香取がナビゲーターを担当し、パラスポーツ応援チャリティーソング「雨あがりのステップ」も披露した。
2019年11月16日草なぎ剛とユースケ・サンタマリアによる新番組「なぎスケ!」が、12月19日(木)より「Amazon Prime Video」にて独占配信決定。独特の“ゆるさ”がウリの、あのコンビが帰ってくる。「なぎスケ!」は、草なぎさんとユースケさんが大人の趣味を増やしていくべく、毎回いろんな企画にチャレンジしていくリアル型バラエティ番組。毎回豪華なゲストを招き、ゲストのハマっている趣味や興味があることを一緒に挑戦しながら、“夢中になれる何か”を求めていく。今回、15秒の番組予告が解禁。1年9か月ぶりとなる2ショットを披露。リラックスした様子で楽しむ2人の様子から、早速“ゆるい”空気感が伝わってくる。また、キービジュアルでは、スーツ姿で大人の色気漂う表情を浮かべる2人。そんな草なぎさんが手にしているのはギター…ではなく“ほうき”!?そして、ユースケさんの左手には葉巻ではなく、子どもの頃によく遊んだ懐かしの“ピロピロ”おもちゃ?かれこれ20年以上の付き合いになる2人が繰り出す、相変わらず“超脱力系”な世界観を、地上波よりもさらにゆる~く!?お届けする。1年9か月ぶりの共演も「ツヨシとはもう出来上がっているから」さらに、2人からの意気込みの(?)コメントも到着。「応援してくれているファンの方に一番観てほしい」という草なぎさんが「変わっているようで変わっていないような、以前とは違う空気感で新たに始まるなという感じ」と語る一方、ユースケさんも「ツヨシとはもう出来上がっているから、久しぶりに会っても変わらないんですよ。あれが自然な俺たち」と変わらず息ピッタリ。また、番組スタートにあたっては「すごく楽しみにしていますし、この番組を通してなにか男としてちょっとでも成長していけたら」と草なぎさん。「ダラダラやっているつもりはないんだけど。無理に素になっているわけではなく、自然と素になっているんですね。それで脱力系って言われているんじゃない?あぁなるんですよ、ツヨシと一緒にやると!」というユースケさんは、「楽しみにしてくれている人、別にどうでもいい人、たくさんいると思いますが、俺たちはとにかくまた一緒に番組をやれることになって嬉しいので、その気持ちだけでこの番組をやっています」と喜びを込めている。「なぎスケ!」は12月19日(木)よりAmazon Prime Video にて独占配信。※毎週木曜日更新、初回は5話一挙配信。(text:cinemacafe.net)
2019年11月13日元SMAPの草なぎ剛と香取慎吾が1日、都内で行われた「2019 59th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」贈賞式に出席。フィルム部門 演技賞を受賞した喜びを語った。草なぎと香取は、アンファーの発毛剤「スカルプDメディカルミノキ5」のCM「アンファー・ミノキ兄弟2018/出会い篇他3篇」での演技が評価され受賞。同CMで2人は、“ミノキ兄弟”として兄弟役を演じた。草なぎは「名誉ある賞をいただき心より感謝し、本当にうれしく思っています」と喜び、「このCMでは香取くんと兄弟。香取くんとは30年近く一緒にいるんですけど、僕のほうが背が低かったりして香取くんのほうがお兄ちゃんと思われている方もたくさんいるんです。でもこのCMでは僕が兄。僕のほうがえらくなっている気がして気分がいい撮影なんです」とうれしそうにコメント。「30年近く一緒にいて兄弟役をやったことがなかったので、とても好きなCMで、新しい環境になってからいただいたお仕事でこのような形で評価していただいてうれしく思っています」と感慨深げに語った。香取も「素敵な賞をいただきうれしく思っています。演技を小学生の頃から30年以上やらせていただいているですけど、賞というものをもらったことがなく、この演技賞のためにここまでやてきたんだなと。演技で賞をもらえたのがこのアンファーの“ミノキ兄弟”っていうのが、一生僕の中に残ります」とややオーバーに話し、会場から笑いが。そして、「この賞をいただいたのは、子供の頃から自分の本当の兄のように慕ってきた草なぎさんのおかげだ。1人では乗り越えることはできなかったと思います。草なぎさんは俳優としてもとっても憧れの人で…」と草なぎを立てるコメントを続け、草なぎが「もう別に僕のことは…」とツッコミ。「すごくうれしいよ、兄さん!」(香取)、「弟よ!」(草なぎ)と“兄弟”のやりとりも披露して会場を盛り上げた。「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」は、テレビ、ラジオCMの質的向上を目的に、1961年より開催されてきた広告賞「ACC CM FESTIVAL」を前身とし、2017年よりその枠を大きく拡げ、あらゆる領域におけるクリエイティブを対象としたアワードにリニューアルした。フィルム部門 演技賞は、草なぎと香取のほか、寺田心、樹木希林さん、リリー・フランキーも受賞。贈賞式には、寺田、リリー、そして、樹木さんの代理として娘でエッセイリストの内田也哉子が登壇した。
2019年11月01日俳優の草なぎ剛と、Netflix『全裸監督』やテレビ東京『Iターン』の内田英治監督によるタッグが実演し、映画『ミッドナイトスワン』の製作が決定。草なぎは、トランスジェンダー役の主人公を演じる。本作は、『全裸監督』が世界190カ国で同時配信されるなり日本だけでなくアメリカ、アジア各国からも大反響を呼んでいるほか、『下衆の愛』(2016)などで各国の国際映画祭で高い評価を受けてきた内田監督による完全オリジナル脚本作品。草なぎ演じるトランスジェンダーの凪沙(なぎさ)を主人公に、一人生きてきた少女との出会い、自らの“性”の葛藤、実感したことのなかった“母性”の自覚を描く軌跡の物語だ。故郷の広島を離れ東京・新宿を舞台に生きている凪沙は、あるきっかけで育児放棄にあっていた親戚の娘・一果と暮らすことに。母から愛を注がれずに生きてきた一果の苦悩を正面から受け止めることにより、凪沙の中に今まで感じたことのなかった感情が生まれる。そして、一果への母性を純化させるために凪沙は尊い決断を下す。トランスジェンダー役を演じる草なぎは、「今までで一番大挑戦」と意気込みを見せると同時に「この作品は“人の愛、エネルギーにすごくあふれていて国境や性別を超える力があり、皆さんに楽しんでいただけると思います。難しい役ですが“変えられない運命”、“逃れられない運命“の悲しみ、切なさといったものは人が誰しも抱えていると思うので、それを作品のなかで表現できたら」とこの作品にかける思いを力強く語った。内田監督も「この難しい役を演じるのは、誰もが知っている方でないと意味がないと思っていたところ、草なぎさんが演じていただけるということで本当にうれしく思います。すでに撮影では草なぎさんの素晴らしい演技に心をうたれています」と草なぎの快諾を喜び、今回の作品は人間ドラマであると同時に普遍的なエンターテイメント作品であると語り、「多様化の時代における一つの愛の形として受け止めていただければ」と話している。なお、撮影は10月下旬より都内、関東近郊を中心に始まっている。■草なぎ剛コメント全文(台本を読んでの感想)この脚本が人の愛、エネルギーにすごくあふれていて国境や性別などを超える力があって、皆さんに楽しんでいただけると思います。台本を読んだ時、とても感動し涙がとまらなかった。その時の気持ちを作品としてみせられたら。今までで一番大挑戦の役なので、ここでまた新しい作品の力やお芝居の力に目覚めることができたらいいなと思います。(役への取り組み方について)難しい役なのですが、凪沙の気持ちというのは少なからず誰しも生きている人間ならばわかるもの、作品として訴えかける力があっていいなと思います。“変えられない運命”、“逃れられない運命“の悲しみ、切なさといったものを人は誰しも抱えていると思う。それを作品のなかで表現できたらと思いました。いろいろなキャラクターが登場する中、凪沙が作品をひっぱっていくキャラクターになるんじゃないかな。深刻な問題ではあるけれどそこにリアルに生きている人たちの悩みを見せられたらいいなと思います。想像もつかない作品になるんじゃないかと思います。監督を信頼してみんなで頑張ります。■内田英治監督コメント全文(企画意図から映画制作決定までの経緯、草なぎ剛起用理由)5年ぐらい前に少女とトランスジェンダーの疑似親子の物語をつくりたいと思いオリジナル脚本として書きましたが、題材の難しさもあり、この5年間なかなか表に出せなかった。内面的な演技が要求されるこの難しい役を演じるのは、誰もが知っている方でないと意味がないと思っていたところ、草なぎさんが演じていただけるということで本当にうれしく思います。草なぎさん演じる凪沙と一人の疎外された少女。多様化が進む現代社会の中で必死に愛を求める人たちを描いた物語です。(作品への思い)人間は愛のためにどこまで自己を犠牲にすることが出来るのか? 多様化が進むなか、普遍的な一つの愛の形としてトランスジェンダーと少女の関係を描いています。普通に存在する者たちの物語で、普通の娯楽映画として大いに楽しんでいただけたらと思います。
2019年10月31日草なぎ剛が主演し、Netflix「全裸監督」の内田英治が監督を務める映画『ミッドナイトスワン』の製作が決定。10月下旬より撮影がスタートしているが、公開日は“未定”となっている。内田監督による完全オリジナル脚本作品となる本作は、トランスジェンダーの凪沙(なぎさ)と、親から愛を注がれることなく生きてきた少女・一果(いちか)の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描く<ラブストーリー>。片隅に追いやられて生きてきた凪沙。彼女は今夜もメイクをほどこし、ステージ衣装に腕を通し、一人で生きていくしかない仲間たちと共にステージに立つ。そんな凪沙が、育児放棄にあっていた親戚の娘・一果を預かることに。凪沙が一果の苦悩を正面から受け止めることにより、凪沙の中にいままで感じたことのなかった感情が生まれ、そして一果への母性を純化させるために凪沙は尊い決断を下す――。一人生きてきた少女との出会い、自らの“性”の葛藤、実感したことのなかった“母性”の自覚を描く軌跡の物語だ。この凪沙を演じるのが、近年『まく子』『台風家族』が話題となった草なぎさん。「人の愛、エネルギーにすごくあふれていて国境や性別などを超える力があって」と脚本を読み、感動して涙したという草なぎさんは、「今までで一番大挑戦の役なので、ここでまた新しい作品の力やお芝居の力に目覚めることができたらいいなと思います」とコメント。また「難しい役なのですが、凪沙の気持ちというのは少なからず誰しも生きている人間ならばわかるもの、作品として訴えかける力があっていいなと思います。“変えられない運命”、“逃れられない運命“の悲しみ、切なさといったものを人は誰しも抱えていると思う。それを作品のなかで表現できたらと思いました」と役への取り組みを語り、「想像もつかない作品になるんじゃないかと思います。監督を信頼してみんなで頑張ります」と意気込んでいる。一方、内田監督は「5年ぐらい前に少女とトランスジェンダーの疑似親子の物語をつくりたいと思いオリジナル脚本として書きましたが、題材の難しさもあり、この5年間なかなか表に出せなかった」と明かし、「内面的な演技が要求されるこの難しい役を演じるのは、誰もが知っている方でないと意味がないと思っていたところ、草なぎさんが演じていただけるということで本当にうれしく思います」と草なぎさんの起用理由を述べた。『ミッドナイトスワン』は公開日未定。(cinemacafe.net)
2019年10月31日数字選択式宝くじ「ロト」「ナンバーズ」のイメージキャラクターを務める稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演する「ロト6」の新テレビCM「ロトロック」篇(30 秒・15 秒)が、25日より全国で放送される。「56(ゴロー)」「244(ツヨシ)」「405(シンゴ)」と、名前が全員数字でできている仲良し3人組の愉快なフリートークと、ほほ笑ましい掛け合いを通じて、数字選択式宝くじの楽しさを伝えるCM「ボクたち、ロトもだち」シリーズ。今回、「ロト6」をPRする「ロトロック」篇では、稲垣(ヴォーカル&ギター)、草なぎ(ギター)、香取(ベース)がバンドを結成。1970年代、世界中で大流行した「グラムロック」をモチーフに、きらびやかな衣装と妖艶かつ奇抜なヘアスタイルで、ド派手なライブパフォーマンスを披露する。メインヴォーカルの稲垣が口ずさむ歌詞には、「ボクたちロトもだち~♪」というおなじみのフレーズのほか、「はなさないよ(873714)」「愛してるよ(141064)」といった、数字に置き換えた語呂合わせの言葉も登場。ロック(=69)と数字を絶妙に融合させた、ロトシリーズならではの斬新なストーリーを通じて、数字を選んで最高6億円が当たる「ロト6」の魅力を印象的に表現した。さらに、「ロトロック」篇と同時期に放送する「ロト7」のCM「ロトヘブン」篇で「ヘヴィメタル」、「ロト7」のキャリーオーバー発生時に放送する「キャリーはオーバー」篇で「テクノポップ」という風に、ジャンルの異なる3つの音楽をテーマに展開。それぞれの世界観にマッチした3人の個性的な衣装、ヘアスタイルはもちろん、前者では香取、後者では草なぎがメインヴォーカルを担当するなど、三者三様のステージが楽しめるユニークな構成となっている。撮影は9月下旬、都内のスタジオで実施。「ロトロック」篇のメインヴォーカルを務める稲垣は、自身の憧れの存在であるスーパースター、デヴィッド・ボウイを彷彿とさせる妖艶なスタイルで、ライブハウスをイメージしたセットにさっそうと登場。ギター担当の草なぎ、ベース担当の香取、4人の外国人ダンサーを従えてスタンバイすると、観客役のエキストラから大歓声が湧き起こった。本番前の異常な盛り上がりに、思わず照れ笑いを浮かべた稲垣だったが、いざ音楽が鳴り始めると、表情が一変。両手でスタンドマイクを握りしめながら鮮やかな紫色の髪を振り乱して歌い、終始ノリノリで演奏するなど、激しいライブパフォーマンスで現場の視線をくぎ付けにしていた。荒野のセットで撮影した「ロトヘブン」篇では、スタッズ(びょう)を大量に打ち込んだレザーのヘヴィメタ・コスチュームに加えて、背中まで伸ばしたロングヘアー、あごひげ、目元や頬の汚しメイクなどを施して現場入りした3人。現場に入るやいなや、あまりの変身っぷりと圧倒的な存在感に、周りのスタッフからどよめきが起こった。特にインパクトが強かったのが、メインヴォーカルを担当した香取が、カメラをにらみつけるように歌う寄りのカット。わずか数センチの距離からレンズをのぞいていたカメラマンも「目ヂカラが半端ない!」と、迫力満点のパフォーマンスに驚愕のまなざしを向けていた。テクノポップがテーマの「キャリーはオーバー」篇では、今回の3タイトル中、唯一となるおそろいの衣装で臨んだ3人。エナメル素材を使用したオレンジ色の上下スーツに、同色のシャツ、ブラックのネクタイを合わせ、「LOTO7」の文字をかたどったオリジナルメガネを着用した。また、事前に3人の頭の形を型取ったオーダーメイドのウィッグを用意して、プラスチックのような質感が目を引く独特のヘアスタイルを強調。本番では、メインヴォーカルとギターを担当した草なぎ、シンセサイザーの稲垣、シンセベースの香取は、あえて演奏中の表情やアクションを極力抑えたステージを展開し、テクノポップならではの、オシャレで、シュールな世界観を演出した。
2019年10月24日俳優で動画クリエイターとしても活躍する草なぎ剛が19日、幕張イベントホールで行われた「U-FES.TOUR 2019 Variety in 東京」にサプライズゲストとして登場した。草なぎは、人気クリエイターのはじめしゃちょー、東海オンエア、水溜りボンドらと共演をし、会場を大いに盛り上げた。同イベントは、日本最大級の動画クリエイターの祭典。今年6月から2020年3月まで、「Music・Games・Girls・Kids・Variety」の5つのジャンルのイベントが10都市20公演開催される。今回開催された「Variety」は、トップクリエイター出演の初開催と言うこともあり、今年開催されたU-FESの中でも最大規模となっている。イベントには、はなお、はじめしゃちょーの畑、水溜りボンド、おるたなChannel、ゆきりぬ、プリッとChannel、恭一郎、東海オンエア、きょんくま、人気クリエイターが出演。試験と題した身体を張ったゲームを行い、草なぎは、「顔ダーツ」と呼ばれる種目に助っ人として参戦。大盛り上がりな会場を見渡しながら草なぎは「若い人の熱気がすごいですね。新しい時代の波が来てますよ」とハイテンション。特殊なフォームで会場を沸かせながら、見事にゲームをクリアすると、最後に行われた観客を巻き込んでの大玉転がしにも、他のクリエイターと大はしゃぎしながら積極的に参加した草なぎは、「楽しかったです。YouTubeでみんなで新しい時代を作っていきたいと思います。みなさんチャンネル登録よろしくね」と、大満足の様子で会場を後にしていた。
2019年10月19日元SMAPの草なぎ剛と香取慎吾が、「2019 59th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」フィルム部門 演技賞に選出されたことが16日、わかった。ユニークかつ秀逸な技術・技能を発揮した個人を対象としたクラフト賞の中で、最も優れた演技力を発揮した人に贈られる演技賞。草なぎと香取は、アンファーの発毛剤「スカルプDメディカルミノキ5」のCM「アンファー・ミノキ兄弟2018/出会い篇他3篇」での演技が評価された。草なぎと香取のほか、寺田心、樹木希林、リリー・フランキーも同賞に選出された。
2019年10月16日元SMAPの草なぎ剛が出演するアサヒグループ食品の栄養調整食品「1本満足バー」の新テレビCM「Wつよしも満足編」が、12日より全国で放送される。今回は、草なぎに加え、新キャラクターに元サッカー日本代表の北澤豪氏を起用し、「1本満足バー プロテイン」のスポーツイメージを強化。「1本満足バー プロテイン」の商品特徴をしっかりと訴求しつつも、2人でおなじみの“満足ソング”を歌って踊って盛り上げるという展開になっている。草なぎと北澤氏は“Wつよし”を結成し、息の合ったトレーニングダンスを披露。ダンスシーンは10テイク以上撮影し、あまりに激しいダンスに北澤氏は「サーキットトレーニングのようだ」との感想も。撮影監督の「昭和風のダンス」などのリクエストに、その場でアドリブのダンスを繰り広げる草なぎ。途中、草なぎのアドリブのダンスに共演者がついていけない場面もあったが、終始笑顔があふれる撮影となった。
2019年10月11日草なぎ剛主演舞台「アルトゥロ・ウイの興隆」が、来年1月11日(土)より上演されることが決定。全キャストも発表された。シカゴギャング団のボス、アルトゥロ・ウイは、政治家ドッグズバローと野菜トラストとの不正取引に関する情報をつかんだ。それにつけこみ強請るウイ。それをきっかけに勢力を拡大し、次第に人々が恐れる存在へとのし上がる。見る見るうちに勢いを増していくウイを抑えることができるのだろうか…。ドイツ演劇の巨匠ベルトルト・ブレヒトの大作「アルトゥロ・ウイの興隆」。本作は、ヒトラーが独裁者として上り詰めていく過程を“シカゴのギャングの世界”に置き換えて描いたこの問題作に、ファンクミュージックを散りばめた斬新な演出で挑む白井晃の意欲作だ。舞台「バリーターク」でも白井さんとタッグを組んだ主演の草なぎさんが演じるのは、シカゴのギャング。エンターテイナーとしての魅力を最大限に発揮する!そして共演には、「バリーターク」で共演した松尾諭や小林勝也をはじめ、「プロポーズ大作戦」や大河ドラマ「西郷どん」の渡部豪太、「深夜食堂」シリーズの中山祐一朗、俳優だけでなくナレーターとしても活動する細見大輔。そのほか、粟野史浩、関秀人、有川マコト、深沢敦、那須佐代子、春海四方、小川ゲン、古木将也、小椋毅、チョウヨンホ、林浩太郎、神保悟志、そして古谷一行が参加する。また劇中の音楽は、キング・オブ・ソウルと呼ばれるジェームス・ブラウンの楽曲を中心に構成。海外でも活躍する「オーサカ=モノレール」による生演奏というのも大きな見どころのひとつとなっている。KAAT 神奈川芸術劇場プロデュース「アルトゥロ・ウイの興隆」は2020年1月11日(土)~2月2日(日)KAAT 神奈川芸術劇場<ホール>にて上演。(cinemacafe.net)
2019年10月01日元SMAPの草なぎ剛が、2020年1月11日から2月2日に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場で上演される舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』で主演を務めることが1日、明らかになった。舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』で主演を務める草なぎ剛KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督を務める白井晃氏演出の新作舞台公演として、ドイツ演劇の巨匠ベルトルト・ブレヒトの大作『アルトゥロ・ウイの興隆』を上演。ヒトラーが独裁者として上り詰めていく過程をシカゴのギャングの世界に置き換えて描いた問題作に、ファンクミュージックを散りばめた斬新な演出で挑む白井の意欲作だ。主演を務めるのは、白井と初めてタッグを組んだ舞台『バリーターク』(2018年)以来、KAATで2度目の主演となる草なぎ剛。今回、シカゴのギャングに扮し、エンターテイナーとしての魅力を最大限に発揮する。共演には、古谷一行、神保悟志らベテラン陣のほか、渡部豪太といった若手キャストに加え、『バリーターク』でも草なぎと共演した松尾諭、小林勝也など、個性豊かなキャストがそろった。劇中の音楽は、キング・オブ・ソウルと呼ばれるジェームス・ブラウンの楽曲を中心に構成され、オーサカ=モノレールによる生演奏というのも大きな見どころのひとつ。ファンクミュージックに彩られた、刺激的で斬新な音楽劇が誕生する。
2019年10月01日草なぎ剛(45)が9月28日、「逆転人生」(NHK総合)に出演すると発表された。Twitterでは番組のMCを務める南海キャンディーズ・山里亮太(42)からの言及もあり、ネットが沸いている。「新しい地図」のホームページによると草なぎが出演するのは10月21日の放送回。「中国のカリスマ日本語教師 教え子たちと起こした奇跡の逆転劇」というタイトルで日本語教師・笈川幸司さんをテーマにした回だという。同日、草なぎも自身のTwitterアカウントでゲスト出演を報告。新しい地図の宣伝ツイートを引用し、《宜しくお願いします》と手のひらの絵文字とともにつづったところ2日ほどで2.3万回以上の“いいね”を記録した。続けて草なぎは山里を筆頭に出演者との集合写真をアップし、《凄く宜しく番組です!久々、山ちゃん!MCの腕上がってました!》(原文ママ)と笑顔や“祝”と書かれた絵文字とともにツイート。さらに1枚目の写真で笈川さんが目をつぶっていたために《お目目つぶってたので、もう一枚!すみません!》と投稿し、別の集合写真をアップ。それぞれ2.6万件と2.4万件以上の“いいね”を記録している。また山里も同日、Twitterで草なぎのツイートを引用し《剛さん!!!いいとも金曜日の頃からずっと優しい!!》と投稿。こちらも2万件近い“いいね”を記録している。山里のいうように「笑っていいとも!」(フジテレビ系)のレギュラーメンバーとして共演していた2人。久々のタッグにTwitterでは喜ぶ声が上がっている。《いいとも金曜日時代、懐かしいです。腕を上げた山ちゃんと剛くんとのやり取り、楽しみにしています》《山ちゃんが隣にいるとなんだか安心する 楽しみです》《これからもずっと優しいつよぽんをずっとずっとよろしくお願いします 逆転人生楽しみにしています!!》二人の再会、見逃せない!
2019年09月30日元SMAPの草なぎ剛が14日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた主演映画『台風家族』(公開中)の全国89館生中継舞台挨拶付上映イベントに、共演のMEGUMI、甲田まひる、藤竜也、市井昌秀監督とともに登壇した。「サンキューベリーマッチョ!」「I LOVE 剛、I LOVE 台風家族」「まんまん満足」と最初からハイテンションの草なぎは、「最初から空回り」と自分でツッコミ。そして、「ここ六本木も満員御礼で僕満足なんですけど、88館の地方のみなさんも足を運んでくれてありがとうございます」「公開も危ぶまれていて、こんなにたくさんの方が毎日来ていただいて、本当にうれしく思っています」と感謝の思いを語った。市井監督も「紆余曲折ありましたが公開され、たくさんの方に見ていただいて2週目を迎えられることをうれしく思っています。本当にありがとうございます」と観客に感謝し、「草なぎさんがいてこそシナリオが進んだ。小鉄という台風のような人物が草なぎさんで本当によかった。まだまだキャンペーンは続くし、また草なぎさんと全国を回れることをうれしく思います。ありがとうございます」と草なぎにも感謝の思いを伝え、2人でガッチリ握手を交わすと会場から拍手が。なお、全国で舞台挨拶を行っており、「先行上映から数えて今日で25回。草なぎさんとも23回」と明かした。草なぎにとっても特別な作品になったようで「僕自身も素敵な作品に出会えたのが本当に幸せなことで、これを機に頑張っていこうと思います」としみじみ。そして、「本当にたくさんの人に支えられて僕は作品に出演しています。今日も全国各地の劇場から応援してていただいて、みんなの力を借りて頑張っていくしかないので、これからも手を取り合っていい作品を。そして、台風家族あと13日間、最後まで手を抜かず、1人でも多くの方に幸せを感じていただけたら」と感謝の思いを込めながら語った。草なぎは去り際まで映画をPR。「サンキューベリーマッチョ!」「#台風家族あと13日」などとハイテンショントークで盛り上げた。本作は、主要キャストの新井浩文被告が逮捕・起訴され公開延期となっていたが、本編の再編集は行わず、9月6日より3週間限定で公開中。世界一“クズ”な一家だけどなぜか憎めない、愛すべき鈴木家の“台風”のようなめまぐるしい夏の一日を描いた物語で、鈴木家の長男・小鉄を草なぎ、次男・京介役を新井、長女・麗奈役をMEGUMI、三男・千尋役を中村倫也、小鉄の妻・美代子役を尾野真千子、娘・ユズキ役を甲田が演じた。
2019年09月14日元SMAPの草なぎ剛が14日、都内で行われた主演映画『台風家族』(公開中)の全国89館生中継舞台挨拶付上映イベントに、共演のMEGUMI、甲田まひる、藤竜也、市井昌秀監督とともに登壇。台風15号により被害を受けた千葉県の被災者に向けて、「心を強く持ってもらいたい」とメッセージを送った。草なぎは「『台風家族』ということで、先にお話したいんですけど」と切り出し、「千葉のほうがすごく大変なことになっていまして、今もなお大変な生活をされている方がたくさんいらっしゃると思うんですけど、心を強く持ってもらいたいと思っています」とエール。「『台風家族』のスタッフ・キャスト一同、心からお見舞い申し上げます」と伝え、登壇者全員で頭を下げた。本作は、主要キャストの新井浩文被告が逮捕・起訴され公開延期となっていたが、本編の再編集は行わず、9月6日より3週間限定で公開中。世界一“クズ”な一家だけどなぜか憎めない、愛すべき鈴木家の“台風”のようなめまぐるしい夏の一日を描いた物語で、鈴木家の長男・小鉄を草なぎ、次男・京介役を新井、長女・麗奈役をMEGUMI、三男・千尋役を中村倫也、小鉄の妻・美代子役を尾野真千子、娘・ユズキ役を甲田が演じた。草なぎは、「ここ六本木も満員御礼で僕満足なんですけど、88館の地方のみなさんも足を運んでくれてありがとうございます」と感謝し、「公開も危ぶまれていて、こんなにたくさんの方が毎日来ていただいて、本当にうれしく思っています」と喜びを語った。
2019年09月14日草なぎ剛主演×市井昌秀監督による映画『台風家族』(公開中)の新たな場面写真が12日、公開された。主要キャストの新井浩文被告が逮捕・起訴され公開延期となっていたが、本編の再編集は行わず、3週間限定で公開されることが決定した同作は、世界一“クズ”な一家だけどなぜか憎めない、愛すべき鈴木家のめまぐるしい夏の一日を描いた物語。鈴木家の長男・小鉄を草なぎ、次男・京介役を新井、長女・麗奈役をMEGUMI、三男・千尋役を中村倫也、小鉄の妻・美代子役を尾野真千子、娘・ユズキ役を甲田が演じた。草なぎが今までの配役で“一番クズ”な役と称する鈴木小鉄の知られざるバックボーン・・・それは、稼業である葬儀屋は継がず、大好きな映画の世界に飛び込むべく、役者になるため家出をしたという過去。そんな小鉄が、売れない役者として多種多様な役柄に挑戦していた若手時代の写真がこのたび公開された。公開された場面写真で小鉄が演じているのは、カフェ店員の役(台詞は「お待たせしました。Bモーニングです」)、暴力団事務所前で掃除中の新人ヤクザ役、社長の逮捕を知って刑事に詰め寄る建設会社社員B役、ゾンビ役とさまざまだ。本作が公開して早くも1週間。公開4日目には、プロデューサー書き下ろしの制作の裏側などを赤裸々に語られたパンフレット1万部が完売の劇場が続出、さらなる販売を希望する声が配給会社に多く届き、1万部増刷を決定した。そして、公開6日目となった昨日の水曜日には、興行収入1億円を突破し、快晴ヒットスタートを切った。公開2週目となる今週末14日には、全国89館・生中継舞台挨拶付き上映を実施予定。「数回観ても常に新しい発見がある」と評判の市井監督の綿密に練られた脚本によって、“台風家族の謎”をさらに解き明かしたい全国の観客の質問を受け付ける“参加型イベント”として行われる。(C)2019「台風家族」フィルムパートナーズ
2019年09月12日思いがけない事情で公開が危ぶまれていた草なぎ剛主演の映画『台風家族』が、この作品を観たいと訴えるファンの後押しもあって、9月6日に公開を迎えた。『箱入り息子の恋』(13)、『ハルチカ』(17)などの市井昌秀監督が12年間温めていたオリジナル・シナリオの映画化した本作は、銀行強盗をして行方をくらました両親の“見せかけ”の葬儀に集まった4兄弟とその家族が遺産分与をめぐって醜くも激しい争いを繰り広げる姿を炙り出すもの。兄弟だからこそ容赦なく炸裂するその剥き出しの感情は傍から見たら滑稽だが、当事者たちにとっては真剣そのもので、昨年7月11日に栃木市藤岡町の撮影現場に潜入したときも、一家の長男・小鉄を演じた草なぎ剛がいままでに見たことのないダメでクズな中年男を生々しい形相で演じている姿を目撃することができた(以下、一部ネタバレを含みます)。この日の撮影は、10年ぶりに実家に戻ってきた兄弟の骨肉の遺産争いを中村倫也の演じた三男の千尋が盗撮し、全世界に配信していたことが分かる面白いシーン。少し前まで実際におばあさんが住んでいたロケセットの日本家屋もぴったりの雰囲気だったが、気温が40度近くて、カメラが回る本番は扇風機も止めるため、現場はサウナ状態に。全員が汗だくなのが離れたところからでも分かったが、その極悪に環境が草なぎを始め、長女の麗奈を演じたMEGUMI、小鉄の妻に扮した尾野真千子ら出演者のイライラを募らせて、映画的にはいい効果になっていた。しかも、市井監督は長回しが多く、俳優陣から生の芝居が出てくるまで何度でもテイクを重ねるため、現場はどんどんヒートアップ。千尋の告白を聞いて「オマエ、盗撮していたのか?」と声を荒げる草なぎの声もどんどん迫力が増していったが、何度テイクを重ねても、当然のことながら誰も不平を言うものはない。それこそ草なぎは、撮影の合間には共演者たちに声をかけて現場の空気をやわらげたり、考え込んでしまう監督をほどよくイジッて緊張をほぐしたりして、座長として現場をさりげなくサポート。だが、カメラが回ると豹変したように汚い言葉で毒つき、千尋の配信が儲かると分かった瞬間に「いいじゃないか、配信続けよう」と絶妙な変わり身の早さを見せ、劇中の人物だけでなく取材陣も驚かせた。それにしても、この日の草なぎは舌好調で、囲みの取材の場では「このお茶、誰のか分からないけれど、栓が開いてないから飲んじゃおう、僕、このお茶のCMをやっていたから」と言って笑わせたり、市井監督に「草なぎさんと初めてお仕事をされていかがですか?」「小鉄役は僕をあてがきしたんですか?」と自ら質問したりして大暴走!完成した映画では、その充実ぶりが形になって全開しているのは言うまでもない。(C)2019「台風家族」フィルムパートナーズ
2019年09月09日俳優の草なぎ剛が、映画『台風家族』(公開中)で、世界一“クズ”な一家の長男・小鉄役を熱演している。長男なのに自分のことしか考えていないクズっぷりが炸裂しており、長女役のMEGUMIや三男役の中村倫也らとの兄弟の掛け合いがたまらなく面白く、それでいて心が温かくなる場面も。このたび草なぎに長男役を演じた感想を尋ね、「新しい地図」として共に活動している稲垣吾郎、香取慎吾との関係性について、兄弟に例えて語ってもらった。さらに、勢いに乗っている中村との共演の感想も聞いた。○■“弟”に抜かれる心境「慎吾のおかげで学べている」――今回、長男役でしたが、“長男”はしっくりきましたか? 「新しい地図」の3人を兄弟に例えるとどうかというのも伺いたいです。僕は実際長男なのでわかりますし、「新しい地図」の中では真ん中ですけど、企画やイベントになると慎吾が一番考えてくれているから、僕より少し上のような気がしています。香取慎吾には10代の頃からちょっと追い抜かれている節があって…実力ともにね(笑)。だから、次男に追い抜かれる心境は慎吾のおかげで学べているかな。自分よりしっかりしている弟って、プレッシャーかかるというか、焦る部分もあるんです。香取くんは身長も僕より低かったのに急に大きくなっちゃって、今回の役も新井(浩文)君のほうが大きいんです。身長って弟に抜かれると屈辱で、市井監督もそうだったらしいです。急に背も大きくなって、いろんなスキルも上がってくると困るんだぜ! みたいなプレッシャーは、いい意味で香取君のおかげで常に学ばせてもらっています。トークのスキルも高いし。――稲垣さんはいかがですか?吾郎さんは年齢的は長男ですけど、一番下のときもあったりするんです。吾郎さんすぐ“ヒステリックゴロチ”になるから(笑)。湿気があって髪の毛がなかなか決まらないと「あー!」ってなっちゃって、「どうしたの吾郎さん」みたいな感じで。面白い3人ですよね。その時々で次男とか長男が変わるのが3人の関係性かなと。3人で焼き肉を食べに行くと僕が長男になります。僕が焼くので、焼き肉長男、プルコギ長男!○■“三男”中村倫也のYouTuber設定に喜び――本作では、勢いに乗っている中村倫也さんが三男役でしたが、共演されていかがでしたか?2人でケンカするシーンもあったんですけど、めちゃくちゃすごい素敵でした! しかも倫也くんがYouTuber役で、やっぱ今きてる人っていうのはYouTubeなんだなと。僕がYouTubeを始めて頑張っているときだったのでうれしかったです。今をときめく倫也君のファンの方にも映画を見てもらって盛り上げてほしいですね。僕よりも若い世代の方にも見ていただけるチャンスですし、倫也くんのファンの方にも僕のYouTubeを見てもらえたらうれしいです。YouTuber役の倫也君が、僕がYouTubeやってることを話してくれたら、俺のチャンネル登録者数が上がらないかな、なんて(笑)――草なぎさんのYouTubeでの共演というのも、お二人のファンともに喜ばれそうです。それもいいですね! でもちょっとハードル高いかもしれないな(笑)■プロフィール草なぎ剛(くさなぎ・つよし)1974年7月9日生まれ、埼玉県春日部市出身。91年にCDデビュー以来、数々の名曲を世に送り出し、『NHK紅白歌合戦』に23回出場。主な出演映画は『黄泉がえり』(03)、『日本沈没』(06)、『あなたへ』(12)、『まく子』(19)など。『僕と彼女と彼女の生きる道』(04)、『任侠ヘルパー』(09)など数多くの話題のドラマや『バリーターク』(18)、『道』(18)などの舞台作品でも注目を集め、演技力にも定評がある。17年9月には稲垣吾郎、香取慎吾と「新しい地図」を立ち上げ、18年には自身が主演した『光へ、航る』を収めた映画『クソ野郎と美しき世界』が2週間の限定公開ながら28万人以上を動員する大ヒットを記録。YouTuberとしても活動している。
2019年09月08日俳優の草なぎ剛が、映画『台風家族』(9月6日公開)で、世界一“クズ”な一家の長男役を熱演している。本作は、主要キャストの新井浩文被告が逮捕・起訴され公開延期となっていたが、本編の再編集は行わず、3週間限定で公開されることが決定。草なぎにインタビューし、公開決定の思いとともに、この作品によって引き出された新たな自分や、自身のクズな一面について話を聞いた。市井昌秀監督が構想から12年間あたためてきた“両親への想い”を形にした、世界一“クズ”な一家だけどなぜか憎めない、愛すべき鈴木家の“台風”のようなめまぐるしい夏の一日を描いた本作。鈴木家の長男・小鉄を草なぎ、次男・京介役を新井、長女・麗奈役をMEGUMI、三男・千尋役を中村倫也、小鉄の妻・美代子役を尾野真千子、娘・ユズキ役を甲田まひるが演じた。――上映を望む声が多く寄せられ、公開決定に至ったということですが、改めて心境をお聞かせください。みなさん心配してくださって、配給会社にお便りを送ってくれたり、SNSを通して声を上げてくれたり、そういう作品を期待してくださるファンの方がいなかったら公開は絶対無理だったので本当に感謝しています。ありがとうございます。――本作で、自分も知らない一面を市井監督から引き出してもらえるのではないかと話されていましたが、実際に引き出されたなと思う一面はありましたか?市井監督とは、“水と油”みたいな感じで最後まで分かり合えずに終わってしまったんですけど、それがよかったなと。――分かり合えず!?監督はすごい真面目で、すべてに真剣に向き合うタイプなんです。僕はいい意味でラフ、悪い言葉で言うと不真面目(笑)。適当にやるくらいのほうがお芝居もうまくいくタイプだったので、最初は監督のことが嫌で(笑)、でも仕事って面白いもので、「監督大丈夫かな?」みたいなほうが、完成したときに自分自身も見たことない表情に出会えたり、そういった面で監督と分かり合えなくてよかったなと。僕はいつも台本を読まないで現場に行くような感じなんですけど、今回は真面目にやるのもいいなと思って、台本を読んでいた時期もありました。『台風家族』のお仕事を決めるときも、尾野真千子ちゃんが出るって聞いただけでやるって決めて、本も読んでいるふりをしていたんですけど、尾野真千子ちゃんがOKするってことはいい本なんだろうと思って。でも、いろんな意味で監督には引き出されました。だんだん監督の熱意や真面目っていうのが僕の中に浸透してきて、すごいなこの人って尊敬するようになって。みんなを巻き込んでいて、それこそ監督は“台風の目”でしたね。うまいですね、今のコメント(笑)。――うまいです(笑)完成したものを見たときも、新たな自分と出会えましたか?そうです。この映画は、「新しい地図」という新しい環境になって初めての(単独)主演の映画でしたし、無意識の中で頑張ろうという自分もあったせいか、空回りしたり力が入りすぎるところもあるのかなと思ったんですけど、うまく監督が僕をコントロールしてくれて。僕の役はクズだけど最後はほろっとさせるあたりとか、新たな僕の表情がスクリーンに出ていると思います。初めて市井監督の世界に触れて戸惑うこともあったんですけど、それも結果的にめちゃくちゃいい方向に転び、監督に感謝しています。――クズでありながら憎めない小鉄との共通点はありますか? また、ご自身のクズだなと思う点を教えてください。基本的にクズです。すぐ帰りたいと思っているし(笑)。家に愛犬のクルミちゃんがいるからすぐ帰りたくて、それを言うと最近ファンの子が怒るんですよね。「剛くん仕事中なのにクルミちゃんのことばっかり考えている」って。申し訳ないと思いますが、やるときはちゃんとやるんで! でもそこがまずクズですよね、早く帰るために真面目を演じているわけですよ。真面目に監督の意見を聞いてその通りにやると早く帰れるので。僕は1秒でも早く帰りたいから話を聞いているだけなので、クズですよね。根っからのやばいヤツというか(笑)――クルミちゃんと生活するようになって早く帰りたいと思うように?でも、その予兆は昔からあったと思います。だいたい冷房効いているところが嫌いで、冷房を消すんですけど、そうするとみんなまたつけるんです。うちの(香取)慎吾ちゃんとかすごい冷房好きで、俺が消してもすぐつける。でも僕もつけないと嫌なときもあって、つける瞬間を見られると「あいつ冷房嫌いなのに」って思われる。そう思われるのが嫌で、見られるとめちゃくちゃ帰りたくなるんです。こんなこと言いつつ仕事は好きなので、皆さんお仕事ください(笑)――市井監督に引き出された“真面目な自分”はいかがでしたか?お芝居などは答えがないものだなって再確認できました。監督と離れると真面目ではない元の自分に戻ってしまうんですけど、つかんだつもりなのに一晩寝たら消えてしまうっていうのが人間なんじゃないかなと。真面目な自分も抱きしめておこうぜって思うけど、忘れていなくなっちゃったらまた探せばいいじゃんって。だから、正解とか答えってなくていいんだと、監督に教わりました。その現場現場で対応していくのが大事なんだって。だからこれからも不真面目に生きていこうかなと思います(笑)――より柔軟になったということですね?そうですね、より柔軟に! 私、ユーチューバ―ですから!■プロフィール草なぎ剛(くさなぎ・つよし)1974年7月9日生まれ、埼玉県春日部市出身。91年にCDデビュー以来、数々の名曲を世に送り出し、『NHK紅白歌合戦』に23回出場。主な出演映画は『黄泉がえり』(03)、『日本沈没』(06)、『あなたへ』(12)、『まく子』(19)など。『僕と彼女と彼女の生きる道』(04)、『任侠ヘルパー』(09)など数多くの話題のドラマや『バリーターク』(18)、『道』(18)などの舞台作品でも注目を集め、演技力にも定評がある。17年9月には稲垣吾郎、香取慎吾と「新しい地図」を立ち上げ、18年には自身が主演した『光へ、航る』を収めた映画『クソ野郎と美しき世界』が2週間の限定公開ながら28万人以上を動員する大ヒットを記録。YouTuberとしても活動している。
2019年09月07日元SMAPの草なぎ剛が6日、都内で行われた主演映画『台風家族』の初日舞台挨拶に、共演のMEGUMI、中村倫也、尾野真千子、甲田まひる、若葉竜也、長内映里香、榊原るみ、藤竜也、市井昌秀監督とともに登壇した。主要キャストの新井浩文被告が逮捕・起訴され公開延期となっていたが、本編の再編集は行わず、3週間限定で公開されることが決定した本作。草なぎは「いろいろなことがあって、公開にたどり着けることができるのは、みなさんの応援の声が大きく届いたおかげ。『初日公開おめでとう』という言葉がこんなにグッとくる日は初めてです」と心境を明かし、「この作品がみなさまのところに届けられるこの日を感謝しています」とあいさつした。市井監督も「公開を迎えられたこと本当にありがたく思っています。応援してくださったみなさんの声が後押しになって、こういった決断をしていただけたと思っています。本当にありがとうございます」と感謝。「スタッフ、キャストの力があって映画が完成したと思っていましたが、応援してくださるみなさんの力があって公開できたと思っています」と目を潤ませながら語った。監督の強い思いを聞き、草なぎは「本当に監督が台風の目になって僕らを引っ張ってくれて、最後は監督のためにこの役を演じようと思ったくらい。監督がうれしい顔をしているのを見ると僕らもすごくうれしいです」と優しい表情でコメント。そして、「ね! みんなよかったよね、できて。やったよね!」と突然、陽気なテンションに変えて笑いを誘った。また、草なぎは「倫也くん話してよ! 監督どうでした?」などと共演者に話を振り出し、中村は爆笑した後、「現場でも熱い思いを感じていました。多くの方に今日から見ていただけるというのは僕たちもうれしいですけど、何より監督良かったねっていう気持ちです」と心境を告白。そして、「今日は進行してくださる感じで?」と草なぎにツッコミを入れ、再び会場から笑いが起こった。本作は、世界一“クズ”な一家だけどなぜか憎めない、愛すべき鈴木家の“台風”のようなめまぐるしい夏の一日を描いた物語。鈴木家の長男・小鉄を草なぎ、次男・京介役を新井、長女・麗奈役をMEGUMI、三男・千尋役を中村倫也、小鉄の妻・美代子役を尾野真千子、娘・ユズキ役を甲田が演じた。
2019年09月06日映画『台風家族』(9月6日公開)で兄弟役で共演した草なぎ剛(45)と中村倫也(32)。昨夏の撮影時にはゆっくり話すことができなかったという2人が、本取材で1年ぶりに再会。初めてじっくり話してもらいました。草なぎ「お久しぶりです。元気?ドラマやってるから忙しいよね。CMのかわいい倫也くんも見てるよ。『孤狼の血』も見た」中村「(照れながら)ありがとうございます。僕、これまでけっこう草なぎさんの舞台見させていただいています。『屋上の狂人』(’06年)や『K2』(’10年)とか。ドラマや映画も。草なぎさんの、ある種の狂気を感じさせる演技が好きなんです」草なぎ「そういうこと言ってくれる人がいないからうれしすぎる。KAT-TUNの上田くんと出ていたドラマも見たよ」中村「『新宿セブン』(’17年)ですね」草なぎ「『あ、このコすごいな』って気になってたの。今回、共演して、やっぱり何か持ってるものがあるなって思った。今や飛ぶ鳥を落とす勢いの倫也くんの人気にあやかって、ファンのコに『草なぎさんもいいんじゃない』って思ってもらえたらしめたもん、って思うのよ(笑)」中村「僕は目の前で草なぎさんの振り切ったお芝居が見られて楽しかったです。僕が包丁を持って暴れるシーンは、カメラが回っていない外まで出ていって、みんなで『わー』とか『ギャー』とかやってましたよね(笑)」草なぎ「面白かったね。現場が暑かったんだよね。冷房も効かない場所で、朦朧としながらセリフを言ってて。みんな癖のある役だったから、変なテンションだったのがちょうどよかった」中村「楽しいひと夏でしたね」
2019年09月06日