藤原ヒロシのフラグメント(fragment design)とスターバックス(Starbucks)のコラボレーションによる「ステンレスボトルフラグメント 500ml」と「フラグメント/スターバックス ヴィア コーヒーエッセンス コロンビア & カップ」のセットが、全国のスターバックス店舗で発売される。販売にあたっては事前エントリー期間が設けられており、抽選に当選した場合のみ、指定のスターバックス店舗で本商品を購入することが可能となる。藤原ヒロシ フラグメント+スターバックスのカップ付きステンレスボトル2012年にスタートし、様々なアイテムをリリースしているフラグメントとスターバックスのコラボレーション企画。今回新たに製作されたのは、両者にとって初となるカップ付きのステンレスボトルだ。フラグメントとスターバックスのロゴのアートワークを配したマットブラックのボディは、藤原ヒロシらしい飽きの来ないシンプルでストイックなデザイン。真空断熱構造のため保冷性と保温性、また耐久性にも優れたアイテムで、容量サイズはスターバックスのグランデサイズに相当する。気軽にスターバックスの味が楽しめる「スターバックス ヴィア」がセットにこのステンレスボトルに付属する「フラグメント/スターバックス ヴィア コーヒーエッ センス コロンビア & カップ」は、お湯を注ぐだけで気軽にスターバックスのコーヒーが楽しめる「スターバックス ヴィア コロンビア(3本)」と、オリジナルのペーパーカップ(3個)がセットになったもの。こちらもステンレスボトルと同様に、フラグメントによるブラック基調のデザインが施されている。商品情報fragment design+Starbucks(ステンレスボトルフラグメント 500mL+フラグメント/スターバックス ヴィア コーヒーエッセンス コロンビア & カップ)エントリー期間:2019年11月5日(火)〜11月20日(水)23:59販売期間:2019年12月18日(水)〜12月25日(水)価格:計6,590円(税込)※取扱店舗等の詳細はエントリー受付ページ(より。※どちらか単体での購入は不可。<セット内容>・「ステンレスボトルフラグメント 500mL」サイズ(幅x奥行きx高さ):7cm×7cm×22.5cm実容量:500ml保温効力:6時間 76°C以上※保温効力とは、室温20度において製品に熱湯をせんユニット下端まで満たし、湯温が95度の時からせんユニットを付け、6時間放置した場合におけるその湯の温度。保冷効力:6時間 8°C以下※保冷効力とは、室温20度において製品に4度以下の水をせんユニット下端まで満たし、水温が4度の時からせんユニットを付け、6時間放置した場合におけるその水の温度。・「フラグメント/スターバックス ヴィア コーヒーエッセンス コロンビア & カップ」(スターバックス ヴィア コロンビア 3本+オリジナルペーパーカップ3個)【問い合わせ先】TEL:0120-336-388(9:00〜19:00 年中無休)
2019年11月08日スターバックス(Starbucks)は、藤原ヒロシ主宰「フラグメント デザイン(fragment design)」とのコラボレーションデザインによる「スターバックス ヴィア コーヒーエッセンス+ペーパーカップ+キャニスターのセット」全国のスターバックス店舗およびオンラインストアにて2019年10月23日(水)より販売する。2012年より始まった「フラグメント デザイン」とスターバックスのコラボレーション企画。新作では、ミルクや水を注ぐだけで、いつでもどこでもスターバックスの味が楽しめる「スターバックス ヴィア」とペーパー カップ、それらを収められるキャニスターをセットにした。セットとなるキャニスターは、コーヒー豆のストックにも使える優れもの。グレーとネイビーのミニマルなカラーで展開される。ペーパー カップは、6個セットとなり、フラグメントデザインを象徴する稲妻モチーフをあしらった。なお、今回は「スターバックス ヴィア」とペーパー カップのみのセットも販売する。【詳細】スターバックス×藤原ヒロシ主宰「フラグメント デザイン」新商品販売期間:2019年10月23日(水)~取扱店舗:全国のスターバックス店舗(一部店舗を除く)およびスターバックス オンライン ストア・フラグメント/スターバックス ヴィア コーヒーエッセンス イタリアン ロースト & キャニスタースターバックス ヴィア コーヒーエッセンス イタリアン ロースト×6本、ペーパー カップ 6個・フラグメント/スターバックス ヴィア コーヒーエッセンス パイクプレイス ロースト & キャニスター・スターバックス ヴィア コーヒーエッセンス パイクプレイス ロースト× 6 本、 ペーパー カップ 6個価格:各3,500円+税・フラグメント/スターバックス ヴィア コーヒーエッセンス イタリアン ロースト カップセット・スターバックス ヴィア コーヒーエッセンス イタリアン ロースト× 12本、 ペーパー カップ 12個・フラグメント/スターバックス ヴィア コーヒーエッセンス パイクプレイス ロースト カップセットスターバックス ヴィア コーヒーエッセンス パイクプレイス ロースト× 12 本、 ペーパー カップ 12個価格:各2,000円+税
2019年10月21日デビューから60周年を迎えた、株式会社おやつカンパニーのロングセラー商品「ベビースター」に、藤原ヒロシがディレクションする銀座のセレクトショップ「THE CONVENI(GINZA SONY PARK)」エディションが登場。8月7日に、THE CONVENI(GINZA SONY PARK)で発売される。「BABY STAR THE CONVENI EDITION(スパイシーチキン味)」(450円)今回登場する「BABY STAR THE CONVENI EDITION(スパイシーチキン味)」(450円)は、スパイシーチキン味の超細麺を使用したピーナッツ抜きのベビースター。このやみつきになる大人な味わいはTHE CONVENIのオリジナルだ。フラグメントマークがデザインされたパッケージ1袋につき、個装6パックが入っている。さらに1袋につきオリジナルステッカーが、全8種ある内アソートで2枚付いてくる。
2019年08月05日スターバックス(Starbucks)は、藤原ヒロシのプロデュースする「フラグメントデザイン(fragment design)」とのコラボレーショングッズを2019年8月7日(水)より発売する。2012年より始まった「フラグメントデザイン」とスターバックスのコラボレーション企画。新登場のラインナップには、「フラグメント/スターバックス ヴィア コーヒーエッセンス キャラメル & カップ」と「フラグメント/スターバックス ヴィア コーヒーエッセンス モカ & カップ」の2つを用意した。いずれも、ミルクや水を注ぐだけで、いつでも、どこでもスターバックスの味が楽しめる「スターバックス ヴィア」と、アイスビバレッジ専用カップ5個のセットとなる。デザインには、「フラグメントデザイン」を象徴する稲妻マークと、スターバックスを象徴するセイレーンを用いた。“キャラメル”のパッケージには、こっくりとしたグレー、“モカ”のパッケージには洗練されたネイビーを採用している。【詳細】「フラグメント/スターバックス ヴィア コーヒーエッセンス キャラメル & カップ」セット内容:スターバックス ヴィア コーヒーエッセンス キャラメル×5本、アイスビバレッジ専用カップShortサイズ5個「フラグメント/スターバックス ヴィア コーヒーエッセンス モカ & カップ」セット内容:スターバックス ヴィア コーヒーエッセンス モカ×5本、アイスビバレッジ専用カップShortサイズ5個発売日:2019年8月7日(水)取り扱い:全国のスターバックス店舗(一部店舗を除く)およびスターバックス オンライン ストア※なくなり次第終了※販売初日に限り、1商品につき1人1点まで購入可能。価格:1,300円+税
2019年08月04日藤原ヒロシがディレクションする東京・銀座のセレクトショップ「ザ コンビニ(THE CONVENI)」が、落合宏理がデザイナーを務めるファセッタズム(FACETASM)と、「コカ・コーラ(Coca-Cola)」とのトリプルコラボレーションによるエクスクルーシブなアイテムを、7月27日、「THE CONVENI」にて発売。“コンビニ”にちなんだPETボトル入りのTシャツ(9,000円)©2019 The Coca-Cola Company. All rights reserved.今回登場する特別なアイテムは、4型。“コンビニ”にちなんだPETボトル入りのTシャツとソックスをはじめ、ビニール傘、シャワーサンダルをラインアップする。“コンビニ”にちなんだPETボトル入りのTシャツ(9,000円)©2019 The Coca-Cola Company. All rights reserved.PETボトル入りソックス(3,300円)©2019 The Coca-Cola Company. All rights reserved.PETボトル入りソックスディテール©2019 The Coca-Cola Company. All rights reserved.PETボトル入りソックスディテール©2019 The Coca-Cola Company. All rights reserved.PETボトル入りソックスディテール©2019 The Coca-Cola Company. All rights reserved.ビニール傘(1,700円) ©2019 The Coca-Cola Company. All rights reserved.シャワーサンダル(4,000円) ©2019 The Coca-Cola Company. All rights reserved.夏のストリートやリゾートで取り入れたいキャッチーな限定コレクションは、どれもTHE CONVENIらしいユーモアを感じられるデザインがポイント。フルアイテムそろえてスタイリングを楽しむもよし、一点投入でコーディネートのポイントにするもよし。毎回、完売必至のTHE CONVENIの限定コレクション。お目当のアイテムがある人は、お早めに!
2019年07月26日写真家であり、映画監督である蜷川実花がメガホンを取り、藤原竜也が主演している『Diner ダイナー 』。藤原演じる天才シェフ・ボンベロが支配する食堂に、ひょんなことから玉城ティナ演じる若い平凡な女性が紛れ込んでしまう。ボンベロは元殺し屋であり、彼の作る極上の料理を求めて、日々この食堂にはクセモノの殺し屋たちがやってくる。『さくらん』『ヘルタースケルター』と、これまでに女性を主人公とした作品を手がけてきた蜷川監督。今作では初めて男性を主人公とし、そのポジションを藤原が担うこととなった。藤原といえば、蜷川の父である、故・蜷川幸雄に俳優として見出された存在だ。今回実現したタッグに期待をかけている方も多いことだろう。そんなタッグの元に集った俳優陣も実に豪華だ。ヒロインの玉城のほか、窪田正孝、本郷奏多、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二らが、クレイジーな殺し屋たちを振り切れたテンションで演じている。極彩色な世界観が魅力の“蜷川ワールド”に、彼らがどのように影響を及ぼしているのか注目だ。先述したように、蜷川が男性主人公の作品を手がけるのは今回が初。それだけでなく、アクションシーンやサスペンスにも、今回は挑んでいる。そんな本作を率いる主人公・ボンベロは、やはり藤原にしか演じられなかったものだと感じたと蜷川は言うが、とうの藤原も本作への想いは特別なようだ。「今ある自分を疑え」とかつて蜷川幸雄に言われた言葉を、今回改めて痛感したのだという。「役者としてもっとステップアップしたいと思わせてくれる特別な作品」だと藤原が語る『Diner ダイナー 』。今秋公開の『人間失格 太宰治と3人の女たち』にも期待が集まる蜷川作品で、どんな新しい姿を見せてくれるのか。そして、クセモノの殺し屋たちに扮する俳優陣は、どんな“狂宴”を繰り広げているのだろうか。あなたの目で、確かめて欲しい。『Diner ダイナー 』公開中
2019年07月05日映像化不可能と言われた原作小説「ダイナー」を、主演・藤原竜也、監督・蜷川実花で映画化した『Diner ダイナー』。本作で、元・殺し屋の“ボンベロ”を演じる藤原さんと、殺し屋“スキン”を演じる窪田正孝が対峙するシーンの場面写真が届いた。殺し屋たちが通い詰める会員制ダイナー<食堂>を舞台に繰り広げられる、極限のバトルを描いた本作。藤原さんに加え、ヒロインに玉城ティナ、そして窪田さんほか、本郷奏多、武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二が殺し屋として登場し、さらに木村佳乃、川栄李奈、コムアイ、SHIHO、MEGUMI、宮脇咲良も出演するという豪華キャストで話題となっている。■“神”から“殺し屋”へ。演技派の2人が激突する!そんな本作で注目なのは、藤原さんと窪田さんの共演だ。この2人、「週刊少年ジャンプ」で人気を博した「DEATH NOTE」の実写化作品で、ともに主人公の“夜神月”を演じている。藤原さんは2006年公開の劇場版『デスノート』『デスノート the Last name』、窪田さんは2015年に日本テレビ系で放送されたテレビドラマ「デスノート」に主演しており、それぞれ自身の代表作の一つになっている。約10年の月日を隔て、ともに自身を“神”だと信じる強烈なキャラクターを演じきった2人。その後の活躍は言うまでもなく、さらにパワーアップして今回は一癖も二癖もある“殺し屋”として対峙することになった。公開された場面写真には、白いコック服に長い髪を束ねた藤原さん演じるボンベロの姿と、全身黒の服をまとい、伸びた髪で表情が見えない窪田さん演じるスキンの姿が。衣装の色だけでなく、その雰囲気に至るまで全てが対照的となっている。この2人がどんなバトルを見せるのか、ボンベロとスキンの死闘だけでなく、藤原さんと窪田さんの演技対決にも注目したい。『Diner ダイナー』は7月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Diner ダイナー 2019年7月5日より全国にて公開©2019 「Dinerダイナー」製作委員会
2019年06月21日モダンスイマーズの蓬莱竜太が作演出を担い、藤原竜也と鈴木亮平がダブル主演を務める新作舞台『渦が森団地の眠れない子たち』。そこでビジュアル撮影中の藤原と鈴木を直撃、現在の心境を聞いた。【チケット情報はこちら】骨太な人間ドラマを、笑いとリアリティのある会話で紡ぎ出してきた蓬莱。その魅力について、「お客さんに対していろいろな変化球を投げてくるんですけど、訴えかけてくるメッセージはとても強い。物語のつくり方が非常に優れている作家さんだと思います」と藤原。また鈴木は、「セリフがとにかくうまいですよね。伝えたいことをはっきり見せるのではなく、その一歩手前、想像の余地は残しつつもしっかりと伝わる。そのバランス感覚が素晴らしいと思います」と絶賛する。藤原は2013年に蓬莱が書き下ろした『木の上の軍隊』に出演。それを機に親交を深め、今回の企画が実現したという。今回蓬莱から提案されたのは、“団地の王座を争う少年ふたりの物語”。小学生役だと聞かされたふたりは…。「特に違和感はありませんでしたね。皆さんは僕の体の大きさや顔の老け方が気になるでしょうけど、僕からは見えませんから(笑)」と鈴木。そんな鈴木を見つつ、「こんな小学生いたよね」と笑う藤原。だが「たぶん蓬莱さんは、竜也くんを見てこの設定を思いついたんだと思いますよ。だってここまで童心を持ち続けている人ってなかなかいないですから」と鈴木も笑う。内容としては、蓬莱いわく「団地の子供たちのスペクタクルものになる」と。そんな本作の主軸となる子供たちについて、藤原は蓬莱にこんなことを言われたと明かす。「“すごく力のある俳優に直接声をかけて集めるから。きっと彼らにとってもビッグチャンスになるだろうし、いい芝居をしてのし上がるための土台を僕はつくるんだ”って。それって企画として本当に面白いと思いますし、僕らにもいい化学反応が起きると思います」。さらに10年ぶりの共演となる藤原と鈴木が、いかなる化学反応を見せてくれるかも楽しみのひとつだ。「僕と藤原くんはキャリアが全然違いますから。こうしてふたりで並んでやらせてもらえるということで、自分の成長を見せられたらなと。そして竜也くんを受け止める、キャッチャー的な存在でいい仕事ができればと思っています」と鈴木。藤原も「10年ぶりの共演でがっちり組ませてもらえるということで、亮平の存在は本当に頼もしいです」と久々の顔合わせに期待を寄せていた。取材・文:野上瑠美子
2019年06月21日●脚本を読んで「自分との共通点」を探す理由2006年のデビュー以来、「鱗(うろこ)」「アイ」など数々の名曲を世に送り出してきたシンガーソングライター・秦基博。2014年にはアニメ映画『STAND BY ME ドラえもん』(14)の主題歌として書き下ろした「ひまわりの約束」が大ヒットを記録し、その後も『あん』(15)、『天空の蜂』(15)、『聖の青春』(16)など多数の映画主題歌を担当。また、アーティストへの楽曲提供のほか、近年では作詞・作曲・アレンジまですべてをプロデュースした作品も増えている。そんな秦が、新境地に挑んだ。小松菜奈と門脇麦のダブル主演映画『さよならくちびる』(5月31日公開)で、2人の劇中デュオ・ハルレオが歌う主題歌「さよならくちびる」を作詞・作曲・プロデュースした。「『ハルレオが作った作品として歌われる楽曲』の提供」は、どのような流れで進められたのか。そして、プロデュースという作業は、秦の音楽活動においてどのような意味を持つのか。○■アーティストへの楽曲提供との違い――完成披露試写会に出席されていかがでしたか?普段なかなかない立ち位置での参加で、不思議な感覚でした(笑)。自分が主題歌を担当した作品の完成披露試写会に登壇したことはありましたが、今回は提供曲で、しかもそこにサプライズゲストとして登場するという……。みなさん、喜んでくださっていたらいいのですが(笑)。――完成した映画を観ても、そのような“不思議”な気持ちに?普段の提供曲であれば「秦基博が作る曲」でいいのですが、今回は「ハルレオが作る曲」「ハルレオが歌う曲」。自分から出てくる言葉というよりは、劇中で曲を書く役割のハルから出てくる言葉やメロディーを意識する必要がありました。もちろん、自分の「音楽的な感覚」も入ってしまうのですが、聴いてくださる方が「ハルから生まれた」と感じられるような曲作りができたらいいなと思いました。――主題歌の制作やアーティストへの楽曲提供と比較して、今回のようなプロデュースにはどのような違いがあるのでしょうか。「“ハルレオが作った曲”を作る」という出発点がまず違いますね。僕がプロデュースさせていただいたのは、エンドロールに流れる「さよならくちびる」。様々なことを経た上で流れる曲でもあるので、映画の最後に流れる時にはどういうアレンジがいいのか、どういう歌が相応しいのか、そんなことをイメージしながら臨みました。――なるほど。主題歌を担当する場合は、やっぱり脚本を読むことから始めるんですか?そうですね。それで映画が伝えようとしているメッセージと、自分との共通点を探します。自分だったら、それをどういう風に表現するのかなとか。そうすると、個人的な感覚が入っていることもあって、同じテーマでも映画が伝えようとしていることと少し違うものになるんですよね。でも、それが「広がり」になると思うんです。自分が歌う曲の時はそうやって「自分」というフィルターを通しますが、今回は映画の中のハルとレオが世の中をどのように見ていて、そこから何を切り取って歌にするのかという「想像」が必要でした。――しかも、普段から歌っている方々ではないので、「想像」も難しそうですね。歌声のイメージは、サンプルとなる歌唱映像を早い段階でいただいていたので、それをもとに構築していきました。あとはハルレオのキャラクターを想像しながら歌詞を書きましたね。曲の方は、お二人が映画に向けてギターを始められるということだったので、なるべく難しくない、シンプルなコードになるようにということも意識しながら作りました。――YouTubeでMVが公開されましたが、コメント欄はご覧になりましたか?いえ、まだです。――歌声を褒める声以外にも、「秦さんありがとう」という感謝のメッセージも書き込まれていました。ははは(笑)。――レコーディングを終えた2人の歌声は、先程の「想像」を超えたり、「広がり」に繋がったりはしましたか?もちろん、イメージ以上の歌だったと思いますし、初めて実際に2人が歌った「さよならくちびる」を聴いた時に、「これでやっと曲が完成したな」と思いました。●ソロの原動力は「自分のやりたいこと」――レコーディングは別々だったそうですね。そうですね。門脇さんは以前から歌われていたということもあると思いますが、ご自身のペースで歌われていて、特別何かを導く必要がなかったので、自然とのびのび歌ってもらえればいいかなと。あとは、歌い方の細かいニュアンスを伝えたぐらいで、すごく自然体なレコーディングだった印象です。小松さんはすごく緊張されていました。初めて出演作で歌うということで、そのレコーディングに楽曲を作った人間がいるのも嫌だろうなと思いましたが(笑)。でも、すごく真摯にというか、歌に対して真っ直ぐに向き合っていらっしゃったので、レオとしての良い表現と声が録れればいいなと思って、できるだけリラックスして歌ってもらえるように努めました。やっぱり、歌はメンタルがすごく表れてしまうので。落ち込んでいると、落ち込んだ歌になってしまう。だからこそ、小松さんには豊かな情感の中で歌ってほしいなと思っていました。――秦さんご自身の経験則ですか?そうですね。「さよならくちびる」は、切ない曲ですが、歌うことに対して前向きであるかどうかは大切な気がしたので。それでも緊張はされてましたが、こちらの要求に対して素直に反応して返してくれていましたし、とにかく一生懸命、何度も歌ってくださいました。――初プロデュースは、2017年に上白石萌音さんがリリースした「告白」。他のアーティストの楽曲プロデュースも数々手掛けられていますが、そこからの経験が今回にも活かされていますか?どうですかね。それ以前からもずっと自分をプロデュースしていたんだと思うんですよね。「自分がどういう歌を歌いたいか」「何を作りたいか」というところから始まって、「どういう歌を歌うべきか」「どのように聴いてほしいか」「どういうふうに表現するのか」、詞と曲を作ったら、それを「どう歌うのか」。そういうことを自分自身でやってきたことがプロデュースにつながっているんだと思います。――対象が自分でも、第三者でも根本は同じだと。そうですね。自分が作った詞と曲に対して歌い手からどういう反応が起こるのか。自分が歌う時はそれを自分の中でやるわけですが、他の方が歌う時は、作り手である自分の中にあるイメージと歌い手の方が持っているイメージを擦り合わせながら着地点を探していくイメージです。――2006年にメジャーデビューされて、それはどのあたりで確立されたんですか?デビューして5年ぐらいですかね。アルバムを3枚作ったあたりで、自分のセルフプロデュース観がしっくりくるようになりました。それまでは、自分のスタイルとやりたいことをどうやって音に落とし込んでいくのか、トライアンドエラーを繰り返して。それから、たくさんのサウンドプロデューサーの方とお仕事させていただいたんですよね。ありがたいことにすごい方たちとばかりやらせてもらったので、知らず知らずのうちに一流の方々のプロデュースのやり方をすぐ近くで学ばせていただいていたんだと思います。○■バンドやユニットで「自分はどうなるんだろう」――アーティストブック『新しい歌』(09・USEN)には、デビューして間もなく、ソロの大変さを痛感したことが書かれていました。自由ではあるものの、楽曲には様々な立場の方が関わっているため、コミュニケーションで左右される不自由さがある。ハルレオが解散をゴールとしてライブツアーを組んだように、2人以上で音楽活動をすると引退の前に「解散」という1つの選択肢がありますが、例えば誰かと組もうと思ったことはないんですか?時々ふと思うことはありますよ(笑)。バンドを組んだらどうなるんだろうとか、ユニットだったら自分はどうなるんだろうとか。想像してみるんですけど、どう考えても無理だろうなと。やっぱり、自分のしたいようにしかできないんじゃないかなと思います。バンドをやっている人たちへの憧れはあるんです。一人でやっている限り、自分の中での正解がそのまま正解なんですよね。やりたいと思ったことをやればいい。それがメンバーの数だけある状態で形にしていくとなると、やっぱりそれは難しいだろうなと思っちゃうんですよね。でも、それができる状態にあるメンバーと巡り会えていることはすごく羨ましいなと思います。まぁ、ないものねだりかもしれませんが。――「自分のやりたいこと」がソロアーティストとしての原動力になっているとなると、「やりたいこと」は常にあるわけですか? 秦さんの曲を聴いている人の中には、やりたいことが見つからなかったり、迷いがあったりする方もいると思います。いつもあるわけではないと思います。曲を書くこと・作ることとライブ、その両輪で回っているような気がするんですよね。曲を作ればライブをしたくなるし、ライブをすればまた曲が作りたくなる。そうやって新たなやりたいことができてきて、それを繰り返している感じです。●「結局自分の音楽に還元される」――2017年にデビュー10周年を記念してベストアルバムをリリースし、自身初となる全国アリーナツアーを開催されました。節目を迎えてから2年半ほど経過しましたが、今はどのようなモチベーション、状態なんですか?自分が今何を歌いたいのか、どんな音楽を作りたいのかということを掘り下げていくのは結局変わらないんですけど、「仕事」になってから10年以上経って、でももともとはただ「楽しくて」始めたことでしかない。今もそれは変わらないんですけど、音楽の楽しさはたくさんあると思うので、自分の表現欲求と、音楽の楽しさをとことん楽しみたいと思いながらやっています。――ハルレオの楽曲プロデュースも、そうした楽しみの一環ですか?そうですね。例えばハルとレオという女の子がいて、「彼女たちが歌うとしたらどのような世界なんだろう」とか想像するのは、一人の世界でやっている普段の自分とは違う瞬間で。以前にもストレイテナーのみなさんとのコラボでホリエアツシさんと一緒に曲を作ったんですが(2017年ストレイテナー×秦基博「灯り」)、そういうこともその一環で、自分のやり方とは違うものから刺激を受けることが結局自分の音楽に還元されるような気がします。――アーティストの音楽性は、周囲の環境や出会いによって刺激を受け、変化していく。もちろんそれはあると思います。それは音楽だけではない気がしていて、単純に誰かと話すこととか、映画や小説とか。そういう身の回りで起きたことや感じたことによって変化した自分が作る音楽もおのずと変わっていくと思うので。――アナログレコード専門の自主レーベルとして2018年に立ち上げた「HOBBYLESS RECORDS」は、公式サイトによると「趣味らしい趣味を持たない秦が、“無趣味だけど、唯一、音楽だけは自分がのめり込めるもの”という意味」を込めて命名されたそうですね。音楽がもともと好きで趣味みたいなものだったんですが、仕事になっちゃったので、「趣味は音楽です」と言いづらくなっているだけで(笑)。基本的には、音楽が趣味なんですよ。好きなものだし、楽しいもの。――取材で「趣味は何ですか?」と聞かれると困ってしまうそうですが、さすがに最近は聞かれなくなりましたよね?(笑)。いや、めちゃくちゃ聞かれますよ(笑)。――引き続き困っているわけですね。そうですね。それで、質問した方をもっと困らせています(笑)。――(笑)。ちなみに、「音楽への還元」という話がありましたが、何か意識的にやっていることはありますか?うーん……先程の刺激を受けるものとも共通しますが、ごく自然に誰かと話したことだったり、音楽や映画、本に出会ったり。マンガも好きなので、マンガだったり。「音楽の種はどこにあるのか?」と自ら探すことはあまりないような気がします。いろんな曲を聴いたりもしますが、単純に音楽を聴いて楽しむという方が強いですかね。――アーティストブック『新しい歌』(09)には小学校、中学校時代のことも書いてありましたね。その頃から変わってない?その頃と比べると、より音楽の魅力を知ることができたと思います。デビューしてからなおさら、いろいろな音楽を聴きたいなとか、もちろん自分の好きな傾向はありますが、やっぱり歌が好きなんですよね。歌声が好きだなと思う音楽に惹かれます。――では、ハルレオの声はいかがでしたか?ハルレオの声はとても好きな声です。■プロフィール秦基博1980年10月11日に宮城県に生まれ、横浜で育つ。2006年、1stシングル「シンクロ」でデビューし、「鋼と硝子でできた声」と称される歌声で注目を集める。「鱗(うろこ)」「アイ」などのロングヒットを飛ばす一方、全国各地の様々な会場で多彩なライブ活動を展開。数々の映画主題歌のほか、TV番組のテーマ、CMソング等も多数手掛ける。2017年には初のオールタイム・ベストアルバム「All Time Best ハタモトヒロ」とデビュー10周年を記念して開催した横浜スタジアムでのライブ映像「LIVE AT YOKOHAMA STADIUM -10th Anniversary -」が共に自身初のウィークリーチャート1位を獲得。2019年10月20日には故郷・宮崎県日南市で野外ライブイベント「日南市合併10周年記念 “HATA EXPO” in 飫肥城下町」の開催が決定している。
2019年06月09日女優の藤原紀香が7日、オフィシャルブログを通じ、主演舞台『サザエさん』で共演予定だった俳優・原田龍二が降板したことについて、一部報道を「フェイクニュース」として完全否定した。原田は、5月30日発売の『週刊文春』で自家用4WD車内での不倫が報じられたことを受け、会見を開いて謝罪。『サザエさん』主催のフジテレビジョンと明治座は、原田に代わって葛山信吾がマスオ役を務めることを報告し、「主催者として作品と役柄の持つイメージにそぐわないと判断し、所属事務所と協議の上」で降板を決定したという。藤原は「お伝えしたいこと」と題した7日のブログで、「この度の一連のことで原田龍二さんが降板となってしまいしたが、ある報道で、私が原田さんとはもうお芝居をしたくないとか、そのことで降板させたというような、事実ではない内容のことが書かれており、とても悲しく、残念に思いました」と落胆。「フェイクニュースが溢れている世の中、普段は面白おかしく嘘を9割書かれていても、これまで自身は、あはは と受け流していましたが、今回の件は心無い憶測の記事で、人を傷つけることになりかねないと感じたので、私の気持ちをここで伝えさせていただきます」と記事投稿の真意を伝えた。その上で、「まことしやかに書かれた憶測でしかない私の言葉や行動を、原田さんやご家族、ファンの方が目にしたらどんなに不快な気持ちになるか…共演者の感情で、人の進退を左右することはあってはならないことだと思いますし、もし私が本人なら、少なからずこの状況のなかそうなんだ…と信じてしまうかもしれません」とし、「事実、原田さんとは初めての共演で、発表された時からお芝居を合わせることが楽しみでなりませんでした。一連のニュースを知り、このままマスオさんが続投できるのか、いったいどうなるのかと、日々不安で、心が騒いでいましたが、役者側は 決定を待つしかありません。主催者側から降板の連絡があった時、これまでマスオさんは原田さんだといろんなイメージもしていましたし、心に穴が空いたような感じでした…」と吐露する。「その数日後、葛山信吾さんがマスオさんに決定したと聞いて、以前の楽しかった夫婦役のことを思い出し、とてもご縁を感じましたし、また舞台に向けて、よし頑張ろう!!!と気持ちを新たにしました」と現在の心境を正直につづる藤原。「こんな次第なので、これ以上、無責任で心がない残念なニュースが流れることのないよう、よろしくお願いします」と呼びかけ、「原田さんとはまたご一緒できる機会があればと思っております」「人生いろいろです」「私もがんばります」と結んでいる。藤原がブログを開設しているアメブロには、記事内にハッシュタグを付けることができ、藤原は「#藤原紀香」「#サザエさん」「#マスオさん」「#秘密の奥さん」「#共演者」のほか、「#残念なニュース」「#フェイクニュース」と追記し、ここでも強い否定の意志を表明している。
2019年06月07日劇団「地点」の演出家・三浦基が、来年、ロシア・サンクトペテルブルクの国立劇場「ボリショイ・ドラマ劇場」の依頼を受け、ドストエフスキー作『罪と罰』を演出することが発表された。先駆けて今月5月より、ロシアの劇作家チェーホフの紀行文と短編小説をコラージュした『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』と、チェーホフの人気戯曲『三人姉妹』の2本をKAAT 神奈川芸術劇場で上演、その会見が行われた。【チケット情報はこちら】5月27日(月)に初日を控える『シベリアへ!~』は、KAATが2011年の開館当初より地点と共同制作を続けてきた最新作にあたる。1890年にチェーホフが旅した、流刑地だったサハリン島までの道のり。未開の地だったシベリアを横断し、命の危険が伴うなか9か月にも及ぶ長旅を断行した。家族や友人達も驚いたチェーホフの意欲的な旅路について、三浦は「他者と出会うバイタリティが現代の閉塞感を打ち破るエネルギーになれば」と語った。三浦はこれまでチェーホフ戯曲を継続的に上演。本作の舞台化にあたっては、複数名のロシア文学専門家が創作に携わっている。三浦は「やっぱりチェーホフは良い」と改めて言葉にした。会見にはKAAT神奈川芸術劇場の館長・眞野純も登壇、「『罪と罰』の成功のために『シベリアへ!~』が良い布石となることを願っております。ロシアとの交流がうまれる環境をつくっていきたい」と述べた。上演は5月27日(月)から6月2日(日)・7月13日(土)から16日(火)まで。また、7月4日(木)に初日をむかえる『三人姉妹』は、2015年に上演し好評を博した公演の再演となる。そして、新たに発表された『罪と罰』の制作。ロシアの国立劇場が日本人演出家によるレパートリー作品を創作・プログラムするのは、2004年以来だ。キャスティングは今年6月に現地へ行き、オーディションワークショップを実施する。「日本ではなかなか起用できない人数」とのことで、大規模な作品となりそうだ。「(ロシアの俳優は)日本人の身体感覚と全然違う。基本はストレートプレイのリアリズム。それをぶちこわさないと」。上演は2020年6月に同劇場で行うが、先駆けて2~3月に原型となる地点版の公演を、横浜・京都で上演する。これまでロシア作家の作品上演に力を注いできた三浦。「チェーホフとドフトエフスキーの関係において、ドフトエフスキーを読むこと、眺めることはライフワークとしてきた」と述べ、今回の両作家作品に挑む意欲を見せた。「シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!」「三人姉妹」、両公演ともにチケット発売中。取材・文・撮影:河野桃子
2019年05月24日メンズ アーティスティック ディレクター、キム・ジョーンズ(Kim Jones)よる、ディオール(DIOR)のプレフォール 2019 コレクションから、空山基とのコラボレーション限定アイテムが発売される。東京のテレコムセンタービル内で行われたショーでお披露目となった、空山基とのコラボ。会場の中央ステージには、空山基の巨大なメタリックの女性型ロボットフィギュアが出現し、レーザービームが放たれるスペクタクルショーは、新たな伝説として刻まれた。キム・ジョーンズは、空山基にディオール ロゴの再解釈を依頼。Tシャツやスエットシャツ、ニットにデザインされている。ムッシュ ディオールと日本への愛にオマージュを捧げた桜の花びらは、様々なアイテムに散りばめられた。一方で空山のシグネチャーアイコンでもあるダイナソーロボットは、カードホルダーやポシェット、バンダナ、「B23」スニーカー、真鍮製のネックレスとしてプレフォール 2019 コレクションのキーアイテムとして存在感を放つ。
2019年04月25日女優の藤原紀香が23日、都内で行われたぐるなび「接待の手土産」セレクション2019 特選30 発表会に出席した。ぐるなびが運営するサイト「接待の手土産-秘書が選んだ至極の一品-」は、のべ1,000人以上の現役秘書の目利きにより厳選された手土産『こちら秘書室公認"接待の手土産"セレクション2019』の特選30品を発表。その表彰式がここ日行われ、特別ゲストの藤原紀香が登壇して秘書に紹介されたスイーツなどを食して舌鼓を打った。イベント中には実際にスマートフォンで同サイトを閲覧し、5月に引っ越しする友人の引越し祝いとして"ミガキイチゴ・ムスー"を選んだ藤原。「これイイですよね。彼女は苺も大好きだし、苺のスパークリングワインなんて初めてですよ。これは喜ぶと思います」と笑顔を見せ、「これってどんどん更新されるんですよね? 本当にこういうサイトを待っていました!」と感想を語った。さらに「色々と美味しいものをメモしたり切り抜いたりしていましたが限界もあったので、このサイトだと選択の幅が広がります。選べるカテゴリーがあるし、自分が探しているところにたどり着けるので、考えられているサイトだと思いましたね」と満足した様子だった。残り1週間となった平成の時代については、「最高ですよ。最高だし、昭和と平成を生きてきて、もうやり残したことはありません。昭和に生まれてきた人間ですが、半分以上平成にお世話になりました」としんみりと振り返り、「令和の時代は色んなことが起こるだろうし、そういったことを全て楽しみながら令和を生きていきたいと思います。良いことも悪いこともあるだろうし、それも人生だと思って受け入れたいですね」と語った。また、「令和に期待することは?」と報道陣に質問される「期待はしない! 本当に日々健康にそして笑顔で生きられればいいなと思います」と前向きだった。
2019年04月24日今から振り返ると、「あの頃が、自分の転換期だったなー」と思い出される時期があります。それは40歳の時。34歳で自分の事務所を立ち上げてからというもの、自分の限界に挑戦するのが楽しくなり、「まだ、できる」「これも、できる」と仕事の量や幅をドンドン増やしたり広げたりして、寝る暇も日曜もお正月もない生活をしていました。そのツケが38歳の時に一気にきました。身体が異常に硬くなって首は回らなくなるし、歪みもひどくて朝起きるのも大変に。「これではマズイ!」と、人に薦められたいろいろな治療法を試してみたけれど、どれも成果は今一つ。結局、‘もみほぐして柔らかくする’というシンプルな方法が私の身体に必要だとわかるまで、2年かかりました。この‘柔らかな身体’というテーマが決まった40歳の時が、自分の転換期だったと思っています。■ヨガやストレッチという“柔らかな身体作り”そして、週1回のペースでマッサージに通いだしてから2年後の、ある日。フッと、「このままではマイナスからゼロには戻るけど、プラスにはなっていかない」ということに気づきました。元々、子供の頃から硬くて歪みもあったのに、さらに身体を捻って曲げるというメイクの姿勢を一日中しているのですから、週1回の治療で追い付かないのは当然。そこで、やっと「自分でも毎日、ストレッチをしてメンテナンスすればいいんだ!」と気づいたわけです。とは言え、開脚をしてもクの字ぐらいにしか曲がらないし、何をしても痛い。それでも、その頃は寝る暇を惜しんで毎日、3時間ぐらいストレッチをしていました。それから、さらに2年ほど経った頃。今度は「なんか最近、身体が軽くなってきたなー。あれっ?気持ちも軽い……!」ということに気づきました。本などで「心と身体はつながっている」ということを知識としては知っていたけれど、その時に腑に落ちるように「こういうことかー!」って、身体と心で理解することができたんです。それ以来、もっと身体を解放して、もっと軽やかになりたい。どうせなら歪みだす前の自分に戻ってみたい。そうしたら、どんな気分を味わえるだろう。それを体験できるまでは死ぬに死ねない(笑)などと思うようになり、それが10数年経った今も、週に1度の整体や月に1度のスぺシャルな治療院通い、そして週4回のヨガやストレッチという“柔らかな身体作り”を続けられている原動力となっています。■柔らかな身体でいることは「美容の基本」それに硬さや歪みのあるところに贅肉はつくそう。血流やリンパの流れも悪くなって、浮腫んだり肌ツヤも悪くなったりするということも自分の身体を通して知ることができました。だから柔らかな身体でいることは心だけではなく、美容の基本でもあると確信しています。40代は身体にも思考にも余分なものが付き始めて、重い印象の大人なるかどうかの境い目。だからこそ、この年代には“身も心も軽やかに”を意識して欲しいと思うんです。そのためにも30代後半から40代のどこかで、美と健康のためにも、そして軽やかな心作りのためにも一度、身体をリセットしたほうがいいというのが、私からの提案です。あなたの美容の基本はなんですか?※本稿は2012年12月11日に公開された記事を2019年4月22日に再投稿したものです
2019年04月22日ブルガリ(BVLGARI)から、フラグメント(fragment design)率いるクリエイティブディレクター藤原ヒロシとコラボレーションしたアクセサリーコレクション「BVLGARI X FRGMT」が登場。阪急うめだ本店、阪急メンズ東京で開催される限定ストアで、2019年6月5日(水)より先行発売される。「セルペンティ」蛇のしなやかな曲線を再現したデザインが魅力の「セルペンティ」。デザイナーに藤原ヒロシを迎えた「BVLGARI X FRGMT」コレクションでは、「セルペンティ」にストリートファッションの代名詞“デニム生地”をブランドで初めて採用した。一方、蛇の頭を模したクロージャ―など、対称的な高級感のあるパーツを組み合わせることで、意外性を残したまま洗練されたアイテムに仕上げている。クロスボディバッグや、ダイヤモンド ブラストといったバッグには、「BVLGARI」の文字と、藤原ヒロシ手掛けるフラグメントのロゴ「FRGMT」を合わせた。また、蛇モチーフのクロージャーには、フラグメントの稲妻ロゴを配している。新たな素材、ロゴ、シェイプをプラスした遊び心溢れるアイテムは、バッグをはじめ、蛇やロゴなどがあしらわれたバンダナやスカーフ、ブレスレットといったアクセサリーをラインナップ。カラーは、ホワイトとブラックを基調に、ピンクとネイビーを組み合わせている。これらはメンズやユニセックスの他、藤原ヒロシ初のウィメンズアイテムとして展開される。「BBフラグメント」エッジを効かせたデザインと実用性を兼ね備えた「BBフラグメント」も登場する。アイテムには、「BVLGARI」と「FRGMT」の文字が円形に稲妻ロゴを取り囲むモチーフを配置。アイコニックな「ブルガリ・ブルガリ」コレクションを彷彿とさせる。展開されるアイテムは、レザー素材のトート バッグやウォレット、キーケースだ。横型のバッグは、無駄のないシンプルなフォルムと控えめなロゴによって、モダンな雰囲気に。いずれのアイテムもカラーは、ヌードクォーツとブラックを用意している。また、キーホルダーストラップ、キーリング、スカーフなど、円形ロゴを活かしたアイテムもラインナップされる。詳細ブルガリ×藤原ヒロシ「BVLGARI X FRGMT」コレクション発売日:2019年6月※6月5日(火)より、阪急うめだ本店、阪急メンズ東京の限定ストアで先行発売。※一部ブルガリ オンラインショップ限定品は、6月12日(水)より発売。<アイテム例>・「セルペンティ」バッグ (W18×H15×D9.5cm) 260,000~275,000円+税・「セルペンティ」バッグ (W19×H10cm) 105,000円+税・「セルペンティ」バンダナ 23,000円+税・「セルペンティ」シェリー 18,000円+税・「セルペンティ」ブレスレット39,500円+税・「BBフラグメント」トートバッグ (W35×H36×D11cm) 180,000円+税・「BBフラグメント」ポシェット 120,000円+税・「BBフラグメント」ウォレット 62,000円+税・「BBフラグメント」ビジネスカードホルダー 34,000円+税・「BBフラグメント」キーリング 32,000円+税※ブルガリ オンライン限定品【問い合わせ先】ブルガリ ジャパンTEL:03-6362-0100
2019年04月06日ブルガリ(BVLGARI)が、クリエイティブディレクター・藤原ヒロシとコラボレーションしたカプセルコレクションを販売する。メンズアイテムや、ユニセックスでも使用できそうなアイテムの他、藤原ヒロシが初めて手掛けるウィメンズアイテムも登場。今回のカプセルコレクションでは、藤原ヒロシが、同ブランドの不朽のアイコンである「セルペンティ(イタリア語で蛇の意)」をモチーフにデザインを手掛け、素材選びや、ロゴの配置、形といったさまざまな要素で、今までにないクリエイティブな領域へと昇華させたバッグを始め、バンダナ、ブレスレットといったアイテムを展開する。左から、「セルペンティ」バッグ(26万円)、「セルペンティ」バッグ(31万円)バッグは、クラシカルな「フォーエバー」、トップハンドル付きの「クロスボディバッグ」、そして「ダイヤモンド ブラスト」の3型がラインアップ。 ブラックとホワイトのカーフやナッパレザーに加え、同ブランド初となるデニム素材を採用。デニムにラグジュアリーなパーツという相対する組み合わせで、常識にとらわれずに挑戦し続けるブランドの姿勢を体現した。また、「セルペンティ」コレクションのトレードマークとも言える、蛇をモチーフにしたクロージャーには、藤原ヒロシ率いるフラグメント(FRAGMENT)のシグネチャーである稲妻ロゴが施されている。「セルペンティ」(25万円)「フォーエバー」と「ダイヤモンド ブラスト」には、フロントに「BVLGARI」の文字、バッグに「FRGMT」の文字を大胆に配置しており、遊び心溢れるデザインにも注目だ。左から、「トートバッグ」(16万5,000円)、「トートバッグ」(18万円)アイコニックな「ブルガリ・ブルガリ」 コレクションの円形モチーフを彷彿させるエンブレムが印象的な「BBフラグメント」も展開される。実用的でベーシックながらも、さりげなくエッジを効かせたデザインの「BBフラグメント」。ヌードクォーツとブラックの2色の柔らかなレザーを使用した、トートバッグや、スモールレザーグッズなどがラインアップする。取り扱いは、6月5日より阪急うめだ本店及び阪急メンズ東京のポップアップストアにて先行販売。一部のブルガリ オンラインショップ限定品は、6月12日からの販売となっている。
2019年04月03日藤原ヒロシ率いるフラグメント(FRAGMENT)とポケモン(Pokémon)による合同プロジェクト「サンダーボルト プロジェクト(THUNDERBOLT PROJECT)」が再び始動。ドーバー ストリート マーケット全店にて発売することが決まった。2019年4月6日(土)には、東京のドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)にて先行発売を行う。サンダーボルト プロジェクトとは?サンダーボルト プロジェクトは、2018年秋にスタートしたプロジェクトだ。ピカチュウのイラストを配したフーディトップスや「FRGMT」ロゴ入りのキャップなどのアイテムを展開。東京ではAmazon Fashion Week TOKYO期間中に渋谷ヒカリエで初展示され、その後、藤原ヒロシが手掛ける銀座ソニーパーク内のショップ「THE CONVENI」期間限定ショップなどで販売が行われた。サンダーボルト プロジェクト第2弾ラインナップそんな人気プロジェクトが再び始動。今回は、ドーバー ストリート マーケット全店で新商品を発売する。フーディフーディは、ブラックカラーに染まったピカチュウやコイルをモチーフにしたデザインがラインナップ。ボディのカラーは、ブラック・ホワイトの2色での展開だ。前回登場した「FRGMT」ロゴフーディは、全面はモノトーンカラーで、バックスタイルはイエローでアクセントカラーを加えたデザインで展開される。TシャツTシャツは、メンズモデル(大人用)の新デザインとしてイーブイが登場。第1弾ではキッズアイテムに起用されていたイーブイが、モノトーンカラーの大人っぽいデザインで提案される。もちろん、人気のピカチュウデザインも。「サンダーボルト プロジェクト」のロゴに起用されている、横を向いて走るピカチュウが、目や口などの表情が露わになった形で新モチーフとして使用されている。フーディ同様、Tシャツも各モデルブラック・ホワイトの2色がラインナップする。“あのピカチュウのぬいぐるみ”がマスコットにまた、前回の「サンダーボルト プロジェクト」で話題になったピカチュウのぬいぐるみ。ニューヨークで開催されたハイプフェストやTHE CONVENIの期間限定ショップで展示されたアイコニックなピースをモチーフにした「サンダーボルト プロジェクト」オリジナルのピカチュウマスコットを全世界で初めて販売する。そのほか、ドーバー ストリート マーケット限定アイテムのTシャツ、フーディが発売予定だ。ドーバー ストリート マーケット銀座店での店頭販売のほか、4月6日(土)11:00より、ドーバー ストリート マーケット ギンザ ホームページでも商品販売を行う予定だ。【詳細】サンダーボルト プロジェクト取り扱い店舗:ドーバー ストリート マーケット全店・フーディ 15,000円+税カラー:黒、白メンズサイズ:S、M、L、XL・Tシャツ 6,000円+税カラー:黒、白メンズサイズ:S、M、L、XL・マスコット 4,000円+税※ピカチュウのぬいぐるみは非売品。先行発売日:2019年4月6日(土) 11:00~20:00※ウェブ抽選発売。4月3日(水)18:00~抽選応募画面がドーバー ストリート マーケット ギンザホームページにて公開。HP:・ドーバー ストリート マーケット ギンザ住所:東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ西館※2019年4月6日(土)11:00~ドーバー ストリート マーケット ギンザホームページでも商品販売を行う予定。※ピカチュウマスコットは、ドーバー ストリート マーケット限定商品ではない。※Tシャツ、フーディの取り扱い商品は、ドーバー ストリート マーケット各店舗によって異なる。商品発売元:株式会社ジュン■「サンダーボルト プロジェクト」について藤原ヒロシ率いる「FRAGMENT」とポケモンの合同プロジェクトとして昨年10月に始動。国内外を問わず、様々なコンセプトでオリジナル商品を展開。「HYPEFEST」「AmazonFashionWeekTokyo」でのプレゼンテーション、その後銀座「THE CONVENI」で開催された国内初のPOP UPは業界でも大きな話題に。2019年も様々なサプライズを展開予定。インスタグラム:
2019年04月01日1月14日、京都市上京区の「冷泉家住宅」。年頭恒例の「歌会始」が厳かに幕を開けた。「歌聖」と謳われた公卿・藤原俊成と藤原定家父子から連なる歌道宗家・冷泉家。京都御所と同志社大学のキャンパスに挟まれた“陸の孤島”のようなその住まい、冷泉家住宅は、わが国で唯一、完全な形で現存する公家屋敷だ。この日、集まった約70人の門人に、歌会の段取りを説明していたのは冷泉貴実子さん(71)。和歌のお題を決めるなど、会全体を取り仕切る彼女こそが、平安の美を守り伝えてきた冷泉家の末裔。先代・為任さん(’86年没、享年72)の長女で、婿養子に入った貴実子さんの夫・為人さん(74)が現在の当主を務めている。いまでは美しい庭も「子ども時代は人手もお金も足りず荒れ放題、ジャングルみたいでしたわ」と貴実子さんは笑う。’47年、第二二代・為系さん(’46年没、享年65)の末娘だった母・布美子さん(’11年没・享年94)と父・為任さんの長女として貴実子さんは生まれた。「私が生まれた当時から、両親はずっと、税金との戦いに苦しめられてきたんです」父母の結婚から8カ月後。祖父・為系さんが65歳で他界。冷泉家は戦後の一時期導入されていた財産税、さらに固定資産税と、莫大な税金の納付に迫られた。伯爵だった冷泉家だが、華族制度も廃止され、戦前は毎年あった宮内省からの御下賜金もなくなり、市内で営んできた田畑も没収されていた。「母は死ぬまで言うてましたが、徴税官が土足で家に上がりこんできたそうです。そして『もう出てったらええやんか!』と怒鳴られて。『こんな大きい家にアホみたいにひと家族だけで住んで、何考えてんねや。ここにアパート建てたら、どんだけの人が住める思うてんねや!』って。稼ぎは会社員だった父の給与だけ。母は『もう税務署の前で首つらないかんかな、思うてた』と、そう言うてました」わずかに残っていた屋敷以外の土地を売り、和歌とは関係ない、お茶やお香の道具類や調度品を処分。なんとかしのいできたものの、やがて2度目の危機が。大黒柱・為任さんが定年を迎える年齢に差し掛かったのだ。そのころ、貴実子さんは32歳。「妹たち2人はすでに嫁いで家を出ていました。長女の私はそのころ、高校の教職について社会科を教えていたんです。それで、父が定年を迎えるにあたって、先々のことを考えておこう、と相続税を試算してみたんです。そうしたら……10億年単位のすごい額に。とてもじゃないけど払われへんと、途方に暮れましたよ」ちょうどそのころ、冷泉家の家、土地を「売ってほしい」という具体的な申し出があった。「それまで、きゅうきゅうとしながら家の存続のために働いてきた父も『さすがにもう無理や、売ったとしても、もうしょうがないのとちゃうか』と話していました」すると、この話を聞きつけた京都府が「待った」をかけてきた。「京都府の文化財保護課の担当者が訪ねてきて。『重要文化財に指定したいので、調査させてほしい』という申し出でした。もちろん、家のしきたりに反することで、抵抗はありましたが、『どうせ売るしかないんやから、いっぺん見さしたったらどうや?』いう話になったんです」当主以外の立ち入りを長年拒んできた冷泉家の御文庫に’80年春、学術調査の手が入った。両親が立ち会い、貴実子さんも初めて蔵の内部に入った。調査を担当したのは平安博物館(現・京都文化博物館)の館長や研究者たち。そこに、朝日新聞京都支局の記者も同行していた。それから数日後の4月4日。朝刊を手に取った貴実子さんは目が点になった。全国紙の一面トップにこんな大見出しが踊っていた。《秘蔵800年、冷泉家の蔵開く》さらに、別の面には《開かれた“文書の正倉院”》という見出しの関連記事や、学者の「国宝級……こんなに」という驚きの声も紹介されている。「初めは「名家が潰れかかっている」という単純明快な記事にするつもりだった」こう話すのは、その時、取材にあたった記者で、元朝日新聞編集委員の天野幸弘さん(73)。「事前に多くの学者から冷泉家のことを教えられていましたが、定家が直筆で書いた日記『明月記』など予想をはるかに上回る国宝級の文化遺産が数多く確認され、専門家も圧倒されていました。傷みが激しい屋敷にあって、蔵の中だけはとても奇麗だったのが印象的でしたね」この記事を境に、冷泉家を取り巻く状況は一変する。「もう、家の上をヘリコプターが飛ぶわ、突撃リポーターはやってくるわ、それは大変な騒ぎでした」すぐに国も動いた。文化庁の保護課長が自ら出向いてきて、冷泉家の財団法人化を提案してきた。「財団法人にすれば税金はなくなるというのは、前から聞いてはいました。だけど、4億円の基金を集めてください、と言われ、そんなん無理や、と思うてた。そうしたら、ある大企業のオーナーの方から『5,000万円寄付します』という電話が。もう涙が出ました。それを発端に、京都の財界の方々の多くが支援してくださったんです」翌’81年4月1日。異例のスピードで「公益法人冷泉家時雨亭文庫」は設立された。冷泉家の宝、いや日本の宝は、散逸を免れた。「あそこまで追い込まれていなければ、蔵を開くこともなかったと思います。そして、それしかほかにすべがなかったとはいえ、蔵を開く勇気を持てたことが、いまにつながっているんかな」財団の初代理事長には当主・為任さんが就任。34歳になっていた貴実子さんは、教職を辞め、財団の事務局長になった――。2度の破産危機を乗り越えて、貴実子さんは日本最古の公家屋敷で、藤原定家が築いた和歌を守り続ける。
2019年02月09日1月14日、京都市上京区の「冷泉家住宅」。年頭恒例の「歌会始」が厳かに幕を開けた。「歌聖」と謳われた公卿・藤原俊成と藤原定家父子から連なる歌道宗家・冷泉家。京都御所と同志社大学のキャンパスに挟まれた“陸の孤島”のようなその住まい、冷泉家住宅は、わが国で唯一、完全な形で現存する公家屋敷だ。この日、集まった約70人の門人に、歌会の段取りを説明していたのは冷泉貴実子さん(71)。和歌のお題を決めるなど、会全体を取り仕切る彼女こそが、平安の美を守り伝えてきた冷泉家の末裔。先代・為任さん(’86年没、享年72)の長女で、婿養子に入った貴実子さんの夫・為人さん(74)が現在の当主を務めている。「私が生まれる少し前まで、うちは伯爵家でしたから。一般社会とは、よそさんとはやっぱり没交渉の家だったと思いますね」’47年、第二二代・為系さん(’46年没、享年65)の末娘だった母・布美子さん(’11年没・享年94)と父・為任さんの長女として貴実子さんは生まれた。幼稚園は家のすぐ裏手の同志社幼稚園、小学校から高校までは地元の公立高校に通った。何やら特別な家に生まれたという認識は、幼いころからあった。「祖母の恭子(’70年没、享年82)はまだ健在で。その、おばあちゃんから年中、聞かされていました。『えらいえらい、怖い怖い俊成さん、定家さんっていう神さんがいはって、それは私らのご先祖さん。その神さんたちが書かはった大切なもんが蔵にはいっぱい詰まってんのやで。だから、蔵の前では手を合わせるんやで』って」貴実子さんは「ホンマの神さんやと思っていた」。だから、教科書に「藤原俊成」「藤原定家」の名を見つけたときは「ヒーッ、実在の人物やったん!?」と驚愕した。冷泉家には現在も5棟の蔵がある。なかでも、もっとも大切にされてきたのが、俊成、定家が遺した典籍や古文書が収められた「御文庫」。当主以外は立ち入ることが許されない“聖域”で、蔵の2階には偉大な先祖が祭られている。「うちの年始は御文庫の参拝から。俊成さん、定家さんは私たちにとってはやはり神さんで、それがうちの初詣で。正月以外も、いまも日に1度は蔵の前で手を合わせます」「けったいな家やな」と幼な心に思いつつも、成長するにつれ、平安時代から続く家の娘としての責任感も芽生えてきた。「自分は三姉妹の長女。誰かが家を継いでいくとしたら……」進学先の京都女子大学で日本史を専攻したのも、そんな気持ちの表れだった。「でもね、一方では『こんなうっとうしい家、たまらんわ』いう思いも強かったんです。高度経済成長まっただ中の日本は、古いもの、歴史のあるものなんて誰も見向きもしなかった。私は先日、亡くなった兼高かおるさんに憧れてましたし、家を飛び出して外の世界に行きたい、そんな夢もあったんです。だから大学に通いながら、フランス語も勉強してました」京都女子大の大学院に進んだ貴実子さんは勢い、春休みにフランスに旅行。そこで目の当たりにしたのは、古い都の景観を心から愛でる人たちの姿だった。「パリの街並み、シャンゼリゼなんて有名な通りだけじゃなくて、その裏街とかも素晴らしかった。だって、近代的なビル、あそこにはないじゃないですか。それだけでもびっくりしたわ。日本なんて新しいビルに建て替えることばかり一生懸命な時代だったから。京都でも、どんどん町家が壊されてましたよ。日本では古いものに一片の価値も見いだされてなかったのに、フランスでは歴史的なものを大切にすることが当たり前のように行われてた」子どものころ、祖母・恭子さんから言われた言葉が脳裏をかすめた。「あんたが守っていってや」。「フランスに行って初めて『冷泉家って価値があるんやないか』と思い至ったんですね。そして、帰国して、あちこち傷みの激しい家を改めて見て「なんとかせな、いかんな」と思いましたね」こうして、貴実子さんは800年の伝統を守り抜く覚悟を決めたのだった――。歌会始のこの日、大広間には、平安の世にタイムスリップしたかのような世界が広がっていた。「800年、先祖が守り抜いた日本の文化を、この先また800年、伝えていきたい、そう思うています」
2019年02月08日藤原竜也が主演する、蜷川実花監督の最新映画『Diner ダイナー』(7月5日公開)特報が5日、公開された。同作は平山夢明による冒険小説『ダイナー』を実写映画化。殺し屋専用のダイナーにウェイトレスとして売られる羽目になってしまったオオバカナコの前に現れたのは、元殺し屋で天才シェフの店主・ボンベロ(藤原)。極限状態の最高にブッとんだ世界が繰り広げられる。この度本編初解禁となる特報映像は、藤原演じるボンベロの「俺は、ここの"王"だ!」と歌うように叫ぶセリフから幕が開き、蜷川監督による色彩美溢れるダイナー(食堂)の一部が明らかになる。ナイフを手に不気味で圧倒的な存在感を放つボンベロと、今はまだ全貌が見えないキャラクターたち。ダイナーに集う強烈な"殺し屋"を演じるのは窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、さらに、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二ら日本映画界を代表する本格派の豪華俳優たちとなった。殺し屋たちの役柄、ビジュアル、そしてヒロインともいえる役柄の"オオバカナコ"に関してについては今後明らかになっていく。
2019年02月05日女優の藤原紀香が、9月から上演される舞台版『サザエさん』で、サザエ役を演じることが1日、明らかになった。これは、フジテレビ系で放送されているアニメ『サザエさん』が、今年10月に放送50周年を迎えることを記念して上演されるもの。舞台版は10年後を描くもので、マスオを原田龍二、フネを高橋恵子、波平を松平健が演じる。演出・脚本は、田村孝裕氏。東京公演は、明治座で9月3日~17日。福岡公演は、博多座で9月28日~10月13日に行われる。『サザエさん』アニメ50周年事業では、昨年12月26日から初期フィルム作品をデジタル化し、FODとAmazon Prime Videoで配信しているほか、番組公式ホームページをリニューアル。さらに、最新技術を使って世界観を体感できる『サザエさん展』(仮)も、東京を皮切りに夏以降全国各都市で開催される。(C)長谷川町子美術館
2019年01月01日俳優・藤原竜也のドキュメントバラエティー「藤原竜也の二回道」。この度、放送を間近に控えた本作の予告編と大迫力のポスタービジュアルが到着した。2014年10月、藤原さん初の冠バラエティー番組「藤原竜也の一回道」では、これまでのイメージを打ち破り、素の姿をさらけ出した藤原さん。この放送から4年の歳月を経て、再び冠番組が始動する。そして今回、ついに番組予告映像が公開!冒頭から「テンション上がるね」と笑顔の藤原さん。さらに、なぜか謝罪したり、「無理だって」と駄々をこねてみたり。何が起こるのか、予告編からも予想できない…。また、オープニング映像に伝説のロックバンド「BLANKEY JET CITY」のドラマーとして活動していた中村達也の出演が決定。どんな経緯でオファーに至ったのか?その模様は本編で明らかになるという。<#1あらすじ>自身の名を冠にする番組にふさわしく、藤原自ら様々な企画に挑むドキュメントバラエティー。番組の放送が迫る中、事前打ち合わせを一切せずに撮影を始めることになったスタッフは、超多忙の藤原が京都でイベントを行うという情報を入手する。さっそく現地へ向かい駅で藤原一行をバンに乗せ、撮影を開始する――。「藤原竜也の二回道」は10月18日より毎週木曜日深夜1時~テレビ東京にて、10月23日より毎週火曜日深夜0時~BSテレ東にて放送。(cinemacafe.net)
2018年10月16日映画、舞台と様々な分野にて、いまも最前線で活躍する藤原竜也の素顔に迫るドキュメントバラエティー「藤原竜也の二回道(セカンドウ)」の放送が決定した。■藤原竜也の素顔に迫るドキュメント番組、4年ぶりに再始動!2014年10月には初の冠バラエティー番組「藤原竜也の一回道」がテレビ東京深夜で放送されると、これまでの“ストイックでクール、好青年”というイメージを打ち破り、素の姿をさらけ出した藤原さん。あのドキュメント番組が、4年ぶりに再始動する。前回の放送から、本人が再び冠番組を熱望しているという情報を基にスタッフが藤原さんを訪ね、テレビ東京での冠番組への挑戦が再び動き出した。映画やドラマでは決して見られない藤原さんの素顔に迫り、多忙なスケジュールの合間を縫って自身の冠番組にふさわしく様々な企画にチャレンジする姿はバラエティーでありながら、まるで藤原竜也の生き方のドキュメントそのもの。■本人も驚きの第2弾「僕の“素”の部分だけで出来ている番組」藤原さんは今回の番組に対し、「以前放送した『一回道』がまさかもう一度できるとは思いませんでした。逆に誰が観たいと言っているんでしょうか?笑」と笑いながらも驚きを隠せない様子。撮影に関しては「今回もドラマや舞台、そして映画の合間で撮影しているので、僕も何をされるのか分かっていません。ですが、私も36歳。バカな事はやらないよとスタッフに言い聞かせています。笑」とコメント。今回のタイトルが「二回道(セカンドウ)」に決まった経緯ついても「色々ありまして、番組でそこも紹介するはずです。相変わらず僕の“素”の部分だけで出来ている番組なので若干不安ですが、何も考えず気楽に観てもらえたら嬉しいです」と視聴者にメッセージを送った。本日9月7日公開の『泣き虫しょったんの奇跡』に、『億男』『Diner ダイナー』と出演する映画が公開を控える藤原さん。本番組では、そんな藤原さんの貴重な素顔をお届けする。「藤原竜也の二回道」は10月18日(木)放送スタート、毎週木曜深夜1時より放送。(text:cinemacafe.net)
2018年09月07日スターバックス(Starbucks)と藤原ヒロシが手掛けるフラグメントデザイン(Fragment Design)による新たなコラボレーションプロダクトとして、ファイヤーキング(Fire-King)のグラスマグカップが登場。2018年8月21日(火)より、全国のスターバックス店舗とオンラインストアにて発売される。スターバックス×藤原ヒロシ×ファイヤーキングのトリプルコラボ6月にリリースされたスタンレー(STANLEY)のステンレスボトルに続く、2018年のコラボレーション企画第2弾。今回のコラボレーションでは、アメリカのガラス製食器ブランド、ファイヤーキングのグラスマグがスターバックスとしては初めて採用された。グレーとネイビーに塗装したグラスマグ1942年にアメリカのガラス食器メーカー「アンカーホッキング」によってつくられたファイヤーキングは、その優しい色味と丸みを帯びたフォルムに“古き良きアメリカ”が感じられるアイテムとして、今なお多くのコレクターやファンに愛されるブランドだ。そんなファイヤーキングのグラスマグカップに、別注カラーとしてグレーとネイビーの塗装を施し、中央にスターバックスとフラグメントデザインのブランドロゴをあしらったのが今回の一品。レトロな雰囲気は残しつつも、フラグメントデザインらしいエッジとモダンなスパイスの効いた、ファイヤーキングの新たな一面を引き出したアイテムとなっている。商品情報スターバックス×フラグメントデザイン×ファイヤーキング発売日:2018年8月21日(火)価格:5,000円+税カラー:グレー、ネイビー取扱店舗:全国のスターバックス店舗(一部店舗を除く)、スターバックス オンラインストア※なくなり次第終了。※購入は一人につき各色一点まで。
2018年08月09日スターバックス(STARBUCKS®)が、藤原ヒロシ主宰のデザインプロジェクト・フラグメントデザイン(Fragment Design)とスタンレー(STANLEY)とのトリプルコラボレーションを発表。2012年にスタートし、今年で6年目となるスターバックスとフラグメントデザインによるコラボ。今回は、スターバックスで初めて採用したアメリカの老舗サーマルウェアブランド・スタンレー製のステンレスボトルが新発売される。ボトルは、都会的な印象を漂わせるマット塗装を表面に施し、3社のロゴをシンプルに配置した藤原ヒロシらしいミニマルなデザイン。持ち運びにも便利なスターバックスのショートサイズ相当でありながら、真空断熱構造のため保冷性と保温性が高く耐久性にも長けており、自宅やワークスペースでの日常使いはもちろん、アウトドアシーンにも大活躍するだろう。カラーは、ネイビーとグレーの2種類で、価格はそれぞれ4,000円。一部店舗を除く全国のスターバックス店舗とスターバックス オンライン ストアで6月27日より販売を開始する。購入は一人につき各色一点までで、なくなり次第終了。
2018年06月13日藤原美智子がオススメする日やけ止めクリーム2018年5月26日、ヘア・メイクアップアーティストの藤原美智子はInstagramの中で、オススメのボディ用日やけ止めクリームを紹介。「こんな商品があると便利かも」という目線で3つのアイテムをピックアップしている。1つ目は、チャントアチャームの「UVフェイス&ボディプロテクター」。石鹸でも落とすことができ、赤ちゃんとママが一緒に使うことができる。やさしい感触が特長。販売価格は2,800円(税抜き)。2つ目は、HACCIの「ボディクリーム Leg UV」。塗るだけで、むくみ防止効果があり、すっきりしたレッグラインへと導く。パールとラメが光を操り、引き締まった印象に。販売価格は6,804円(税込み)。3つ目は、米肌の「澄肌日やけ止めジェル」。みずみずしい使用感で、体全体に塗りやすい。洗顔料でも落とすことができる。販売価格は2,800円(税抜き)。藤原美智子のプロフィール藤原美智子は、ヘア・メイクアップアーティスト、ライフスタイルデザイナー、MICHIKO.LIFEプロデューサーなど様々な肩書きをもつ。美容だけでなく、ライフスタイルも注目を集め、雑誌や講演、テレビなど幅広い分野で活躍。Instagramのフォロワー数は3万人を超える。(画像は藤原美智子 Instagramより)【参考】※藤原美智子 Instagram※ラドンナ※チャントアチャーム※HACCI※米肌
2018年06月04日主演・藤原竜也×監督・蜷川実花が初タッグを組むサスペンスエンターテインメント大作『Diner ダイナー』が、2019年に公開されることが決定。本作で藤原さんは、天才シェフであり元殺し屋役に扮する。“映像化不可能”と言われた作品に蜷川実花が挑む!一人ぼっちで人生どん底…ほんの出来心で怪しいサイトのバイトに手を出したばかりに、一瞬で普通の生活から転落したオオバカナコは、とあるダイナーにウェイトレスとして売られる羽目になってしまった。そこは、要塞のような分厚い鉄扉の奥に広がる、カラフルで強烈な色彩美を放つ店内。店主と名乗る男は、元殺し屋で天才シェフのボンベロ。「ここは、殺し屋専用のダイナーだ。皿の置き方一つで消されることもある」次々と現れる一筋縄ではいかない凶悪な殺し屋たち。毎日が極限状態の最高にブッとんでいる世界に放り込まれたカナコ。物語は、一瞬たりとも目が離せない展開へと加速していく…。原作は第28回日本冒険小説協会大賞、第13回大藪春彦賞を受賞し、“映像化不可能”と言われた平山夢明による「ダイナー」。すでに小説からコミック化もされている本作を、今回写真家・映画監督の蜷川氏が満を持して映画化。『さくらん』『ヘルタースケルター』に続き3本目の監督作品となった蜷川監督は、「初めての男性主演、藤原竜也くんと一緒に出来るなんて運命を感じます。いつか竜也と一緒に仕事をするなら、大きな作品で魂をかけた仕事をしたいと思っていました。この作品のお話をいただいた時これだと確信しました」と明かし、「竜也はさすがです。圧倒的な安心感と新しい驚きを同時に与えてくれます。まだ誰も見たことがない、新しいエンターテイメント作品が出来ると日々実感しています」とすでに手ごたえを感じている様子だ。藤原竜也、「僕の中でも異質な映画」主演を務めるのは、『デスノート』『カイジ』シリーズや『22年目の告白―私が殺人犯です―』などに出演、数々の超個性的なキャラクターを怪演し、唯一無二の演技派俳優として知られる藤原さん。蜷川監督と初タッグとなる今回、藤原さんは「実花さんは不思議な魅力をもっている監督さんです。全てをさらけ出し監督と対峙して1カット1 カット作り上げております。僕の中でも異質な映画であり、キャラクターも独特なので、模索しながら、役に向き合っています」と現在進行中だという撮影についてコメント。また、今回は元殺し屋で天才シェフのボンベロ役ということで、「料理については、中々難しいですが、上手く監督が撮ってくれれば嬉しいです笑。代表作の1本になるよう、スタッフと一緒に乗り切りたいと思います」と意気込みを語っている。原作者・平山夢明、「未だに信じられない」「まったく人生、何が起きるか油断がならない。まさか自分の小説を原作に蜷川実花さんが監督をし、藤原竜也さんが主演してくださるとは未だに信じられない」と驚きを隠せない様子の原作者・平山氏。原作原理主義者ではないという平山氏は、「それぞれがそれぞれの舞台で最高のものを提供することが使命と考え、その為の改変は大いに望むところだ。蜷川版『ダイナー』が、どんな心の料理を出してくれるのか、今から待ちきれずにいる」と期待を寄せている。また今回、藤原さんと蜷川監督を写したメイキング写真も到着。4月から撮影がスタートしている本作は、6月上旬にクランクアップ予定だ。『Diner ダイナー』は2019年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年05月15日バーバリー(BURBERRY)は、「ヘリテージ トレンチコート」を60年代のヴィンテージを基にリモデル。全国のバーバリー店舗および公式オンラインにて発売される。アイコニックなトレンチコートの始まり1879年にトーマス・バーバリーによって考案された"ギャバジン"は、防水処理が施されたコットン生地で、従来のレインウェアに革命をもたらした。その後第一次世界大戦を迎えた際には、兵士を守るためのウェアとして、この特殊な生地を使用したオリジナルのバーバリー トレンチコートが誕生。やがて時代と共に、男女問わず愛される上質なファッションアイテムとして進化していった。60年代の要素を現代にアップデート今回そんなブランドの歴史深いアイコンウェアが、過去のアーカイブを基に3つのモダンなシルエットでリフレッシュ。3型の中で最もスリムでフィット感のある「チェルシー」、ボディラインに沿ったシルエットを描く、クラシカルな装いの「ケンジントン」、そしてリラックスフィットでレイヤードスタイルも楽しめる「ウエストミンスター」が展開される。コートの裏地には、60年代のアンティークイエローのヴィンテージチェックをセット。丈も長めに設定したことで、ヴィンテージに忠実なスタイルにアップデートした。カラーパレットは、定番色のハニー、ブラック、ネイビーのほかに、ダークミリタリーカーキとグレーが加わり、全5色を揃える。【詳細】バーバリー「ヘリテージ トレンチコート」販売店舗:全国のバーバリー店舗、公式オンライン価格例:チェルシー 270,000円、ケンジントン 270,000円、ウエストミンスター 291,600円カラー:ハニー、ブラック、ネイビー、ダークミリタリーカーキ、グレー【問い合わせ先】バーバリー・ジャパンTEL:0066-33-812819
2018年04月08日空山基のセクシーロボットがベアブリック(BE@RBRICK)とラブリック(R@BBRICK)になって登場。2017年12月16日(土)よりメディコム・トイ直営店舗およびオンラインストアにて発売される。セクシーロボットは、イラストレーター空山基の代表作だ。このセクシーロボットを元にしたベアブリックは、作品同様全身メタリックな質感。目元も作品と同様のデザインに仕上げている。一方、ウサギ型のラブリックは、セクシーなピンクの口元にほくろをつけ、より官能的な表現にアレンジされている。ベアブリックは、全高約70mmのベアブリック100%と280mmのベアブリック400%のセット。ラブリックは、全高約80mmのラブリック100%と320mmのラブリック400%がセットになっている。【詳細】■空山基×BE@RBRICK発売日:2017年12月16日(土)価格:14,040円(税込)内容:BE@RBRICK 100%、400%サイズ:全高約70mm/280mm取扱店舗:メディコムトイ直営店舗、オンラインストア(C) SORAYAMABE@RBRICK TM & (C) 2001-2017MEDICOM TOY CORPORATION. All rights reserved.■空山基 × R@BBRICK発売日:12月16日(土)価格:14,040円(税込)内容:R@RBRICK 100%、400%サイズ:全高約80mm/320mm取扱店舗:メディコムトイ直営店舗、オンラインストア(C) SORAYAMAR@BBRICK TM & (C) 2015-2017MEDICOM TOY CORPORATION. All rights reserved.
2017年12月18日藤原紀香が結婚後民放ドラマ初主演を務める、石田衣良原作ドラマ「眠れぬ真珠~まだ恋してもいいですか?~」。この度、本作の撮影がクランクアップし、主演の藤原さんと共演の「劇団EXILE」鈴木伸之からコメントが到着。あわせて、2人のベッドシーンを含めた場面写真が一挙公開された。本作は、石田氏の大人の恋愛小説「眠れぬ真珠」を原作に、更年期障害に悩む45歳の独身女性と17歳年下の恋愛模様に、狂気じみたストーカーが迫るというサスペンス要素を盛り込んだ極上のラブミステリー。藤原さんが、海辺の家にアトリエを構える銅版画を専門とする女性画家の内田咲世子を、咲世子が出会い恋に落ちていくウェイター・徳永素樹を鈴木さんが演じる。また、水沢エレナ、佐野ひなこ、朝加真由美、升毅らが脇を固め、TOCの主題歌「I’ll Light You」がさらにドラマを盛り上げる。今回撮影は10日間という短期間で、美しい情景が浮かんでくる原作のイメージに合わせ、千葉の館山、神奈川の三浦海岸、東京の表参道や世田谷などで行われた。藤原紀香、クランクアップを迎え充実感「咲世子と共に生きていました」タイトなスケジュールの中行われた撮影だったが、藤原さんは「その分、グッと集中し密度の濃い雰囲気の中でお芝居ができたので、クランクアップしたときは共演者、スタッフ、皆さんが、1つの連続ドラマを作ったようなそんな気がするね、とおっしゃっていたくらい、充実感がありました」と作品への手応えを感じている様子。また同年代の女性役ということで、演じてみて「自分の中でも等身大で演じられました」と言い、また「咲世子の選んだ選択や言葉はとても好き」と共感する部分もあったようで、「恋愛に関しても若い頃とは違い、考え方が変わってきている所もある。咲世子のひとつひとつのセリフだったり、鈴木さんが演じてくれた素樹の台詞などに心が震えたり。ああ、年齢を重ねても、心がキュンとするようなことって素敵な事だなと感じながら、撮影期間は咲世子と共に生きていました」とコメント。「素樹がリアルにそこに佇んでいる」と鈴木伸之を絶賛!ドラマでは17歳離れた男女の恋愛が描かれるが、「自分の年齢を意識しすぎて、踏み込みたくてもブレーキをかけてしまう…でもやっぱり好きという気持ちは抑えられない…そんな年上女性ならではの思いを、丁寧に表現できれば、と思っていました」と役への思い入れを明かす。また、初共演の鈴木さんについては、「現場では、素樹がリアルにそこに佇んでいると思えるくらいなりきられていて、優しくも色気のある素樹に温かい愛情をもらえたように感じています。とても素敵な俳優さんだと思いました。感じたままに直球でお芝居を投げかけくれますし、素樹そのものだったんじゃないかと。素樹の思いをそのままぶつけてくれたので、私も咲世子に入り込めました」と絶賛。今作には“濡れ場”も…純愛と不倫「どちらのシーンも丁寧に」また藤原さんは、結婚後初めての濡れ場にも挑戦。不倫の三宅とは欲望おもくまま、純愛の素樹とは美しく、咲世子と男性たちの関係が対比する形で描かれる本作。純愛と不倫のラブシーンについては、監督や共演者と相談しながら演じていったそうで、「素樹、三宅どちらのシーンも丁寧に作りました。素樹とのシーンは、自分の作品をリスペクトしてくれる画商の三宅とのときとは全く異なるものでした。ある意味三宅とは恋ではなく馴れ合いであったり、欲望を満たすためだったり。そして『欲望ではなく、恋によって結ばれた』素樹とのシーンは、純粋で切ないものになるよう監督とも心ゆくまで話し、ゆっくりと焦らず作りました」と話している。恋愛だけでなくサスペンス要素も本作は恋愛の要素だけでなく、ストーカーの恐怖を描いたサスペンス要素も見どころのひとつ。「台本以上に、監督が緻密にサスペンスの要素を丁寧に描いてくださっているので、恋愛とサスペンスがすごく良い具合に入り混じったラブミステリーになっていると思います」と語り、「咲世子は、父が遺してくれた逗子の一軒家で、独身で一人で住んでいるので、じっと家の中を覗かれたり張り紙されたりなんて本当に身の毛もよだち、そんなシーンでは、リアルに怖かったですね」とふり返る。大変だったシーンについては、「襲われるシーンでは、1時間に1本しか電車が通らない踏切での電車狙いの撮影がありました。踏切の警報音を利用したサスペンスなシーンへの監督の思いがあったので、『では早めに準備をしてリハをしましょう』という矢先に電車がきて、『え?うそでしょ!?』と思った瞬間、『よーいスタート!』と本番になり。いろんな意味で、怖くて超リアルなシーンなりました(笑)」と明かしている。印象に残っているシーンは!?特に思い入れがあるシーンや印象に残っているシーンについては、「真珠の女と、ダイヤモンドの女の定義が深くて共感するものがありました。そして、海辺のシーンで咲世子が、流れ着いた流木を拾い、思わず涙をしてしまうシーンがあります。そこがとても印象的でした。色々な経験をして打たれて打たれて、表面は削られても中身は変わらず、むしろ本質が浮き出て、それが内面の美しさとなる、その流木が自分の存在と重なり、年齢を重ねたことにより気づけたこと、その価値に涙してしまう咲世子の思いにとても共感できました」とあげており、こちらも本編でぜひチェックしたい場面だ。鈴木伸之、本格的ラブシーンに初挑戦! 「すごく緊張した」一方鈴木さんは、「タイトなスケジュールで毎日朝から晩までの撮影と凄く大変な現場だったのですが、それ以上に台本が素敵だったので、今年の年末にぴったりな作品が出来たんじゃないかなと思っています」と自信を覗かせ、「カメラマンとして苦悩を抱えている役だったのでそこを表現するのは苦労しました。咲世子と素樹のお芝居は藤原紀香さんとすごく良い距離感と関係性で演じさせて頂けたので、本当に有難かったです」とふり返る。また、本格的なラブシーンに初挑戦した今作。「すごく緊張した」と言う鈴木さんだが、「紀香さんが沢山アドバイスを下さったり、引っ張っていって下さったので、とても演じやすかったです」と感想を語る。そんな藤原さんについては、「本当に素敵な方で、こんなピュアな方がいらっしゃるのかというくらい純粋な方でした。またぜひご一緒させて頂きたいと思っています」とコメント。来週全編が放送となる本作。視聴者に向けて鈴木さんは「1夜をご覧頂いたら2夜も気になる作品だと思うので、ぜひ両方見て頂きたいです。色々な場面が沢山ある作品なので、どのシーンも楽しんで頂けると思います。年齢を問わず背中を押せる作品になっていますので、そういった所も見どころの1つです。ぜひ、今年の年末ドラマ最後の作品なので、沢山の方に見て頂きたいなと思います」とメッセージを寄せている。木曜ドラマF クリスマス・スペシャル「眠れぬ真珠~まだ恋してもいいですか?~」は12月21日(木)、28日(木)23時59分~読売テレビにて2週連続放送(前後編)。(cinemacafe.net)
2017年12月16日